セルフサービスAPIのキャッシュ・サポート

25Cリリース以降、Oracle Commerceでは、マーチャントがセルフサービスAPIのキャッシュ構成を管理できるようになりました。 マーチャントは次のことができます:

  • キャッシュの有効化または有効化
  • キャッシュするAPIの指定
  • 各APIのカスタム・キャッシュ・タイムアウト値の定義

キャッシュに適格な次のAPI: listQuotes, listOrders, listSubscriptions, listAssets, listInvoices, listCreditMemos

この機能により、マーチャントは次のことが可能になります:

  • ビジネス・ニーズに基づいてキャッシュ動作を柔軟に調整できます
  • 頻繁にアクセスされるセルフサービス・データのパフォーマンスと応答性を向上させます。

有効化のステップ

この機能はデフォルトでは有効になります。 マーチャントは、saveSelfServiceCacheConfiguration APIを使用してキャッシュ構成をチューニングできます。

API: PUT /ccadminui/v1/merchant/selfServiceCacheConfiguration

ペイロード:

{
  "cacheConfiguration": {
   "<API to be cached>": <cache timeout in minutes>"
  },
  "enabled": true
}




サンプル・ペイロード:

{
  "cacheConfiguration": {
    "^/ccstore/v1/selfservice/subscriptionProducts[?]orderBy=EndDate:asc&q=SalesProductType='SUBSCRIPTION' AND Status in [(]'ORA_ACTIVE'[)] AND [(]EndDate BETWEEN '\\d{4}\\-(0?[1-9]|1[012])\\-(0?[1-9]|[12][0-9]|3[01])' AND '\\d{4}\\-(0?[1-9]|1[012])\\-(0?[1-9]|[12][0-9]|3[01])'[)]&totalResults=true$": 5,
    "^/ccstore/v1/selfservice/quotes[?]limit=10&offset=0&totalResults=true&orderby=lastUpdatedDate_t:desc$": 15
  },
  "enabled": true
}

ヒントと考慮事項

  • デフォルトのキャッシュ設定を表示するには、getSelfServiceCacheConfiguration APIを使用して、レスポンスのdefaultCacheConfigurationオブジェクトを確認します。
  • カスタムcacheConfigurationが指定されている場合は、デフォルト・リストが上書きされます。 デフォルト値は無視されるため、必要なすべてのAPIを含めてください。
  • OSFは、構成されたキャッシュ・タイムアウトを使用して、キャッシュ無効化イベントを自動的にトリガーします。
  • マーチャントは最大80個のキャッシュ可能なAPI URLパターンを定義できます。