税金決定のためのXML会計文書の製品カテゴリの使用
税金計算のためにソース文書の値にデフォルト設定するのではなく、XML会計文書から実際の製品カテゴリ税金決定要因値を記録して使用します。
ブラジルの今後の税制改革の一環として、選択税の新しい税分類コード(cClassTribIS)、および新しい税-IBS (Imposto sobre Bens eServiços)およびCBS (Contribuiçãosobre Bens eServiços)が、XML会計文書のタグ(cClassTrib)に追加されました。
この新しい25D更新では、ソース文書からの税金の値をデフォルト設定するかわりに、製品カテゴリ税金決定要因に、XMLに入力された両方の分類コードが格納され、会計文書処理で使用されます。 これにより、ユーザーはXMLの実際の税分類に基づいて税金設定をより正確に定義できるため、コンプライアンスと税金の正確性が向上します。
購買オーダーには、製品カテゴリの値が移入された2つの明細があります。
明細が1のFD XMLも、異なる製品カテゴリ値を持つインポートされ、前述の購買オーダーと同じXMLのソース文書に関連付けられます。
FDはXMLのProductカテゴリ値で永続化
- XML会計文書の実際の値を使用した、より正確な税金計算。
- ブラジルの新しい税務処理基準および税コードへの準拠を改善します。
- 適切な製品分類に基づく、より簡単で柔軟な税金設定。
- 手作業が少ないため、時間を節約し、ミスを減らすことができます。
- 監査と税務レビューのための明確で信頼できる記録。
- 税金文書の公的な値を使用して、将来の税金変更に対応できます。
有効化のステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントと考慮事項
- XML会計文書で想定される実際の値で製品カテゴリ税金決定要因が設定されていることを確認します。
- 値が無効な場合、会計文書は処理されません。 適切なエラー・メッセージが表示され、手動による介入が必要になります。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: 会計文書取得の使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Fusion Cloud SCM: ManufacturingおよびSupply Chain Management -Fiscal Document Captureの実装(Oracle Help Centerを参照)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 電子会計文書のロード(CMF_LOAD_XML_FISCAL_DOCUMENT_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。