重要な処理および考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

クラウド・サービスのセキュリティ、パフォーマンスおよび品質全体を向上させるために、ソリューションの機能および技術コンポーネントを削除または置換できます。これが発生すると、機能またはコンポーネントの非推奨が事前に発表されるため、変更の予測および拡張された交換機能/コンポーネントへの移行に十分な時間がかかります。非推奨が発表された後、非推奨の機能またはコンポーネントは、計画された削除日までソリューション内に残り、拡張や他の新機能との互換性はなくなります。

新しい非推奨/ 削除

以前に発表された非推奨

アプリケーション領域	削除される機能	削除予定	置換後の機能	置換時期	追加情報
Oracle Field Serviceシングル・サインオン・ログイン・ポリシー	Oracle Field Service SSOログイン・ポリシーの個人識別番号(PIN)	TBD	SSOログイン・ポリシーのデバイス・バイオ・メトリックによるオフライン・アプリケーションのロック解除	TBD	この機能は、最初に25Cで削除するように発表されました。ただし、削除は延期されています。この変更の新しいタイムラインは、今後の更新で通知されます。 Oracle Field Serviceは、オフラインで作業しているSSOログイン・ポリシーを介して認証されたユーザーに対して拡張セキュリティ対策を導入します。アイデンティティ・プロバイダ(IdP)で直接構成された再ログイン・タイムアウトなど、セキュリティ上の理由からアプリケーション・アクセスをリストアする必要があるシナリオでは、Oracle Field Serviceは、デバイスで構成されたデフォルトの認証メソッドを使用してアイデンティティを確認するようユーザーに求めることによって、アプリケーションへのアクセスをロック解除します。これには、指紋や顔認識スキャンなどの生体認証データの使用、またはセキュアなPINコードの入力が含まれます。ユーザーがこの移行に備えるため、新機能の追加詳細は、新しい更新バージョンが確認されるとすぐに「新機能」ドキュメントを通じて提供されます。新しい認証オプションを理解し、スムーズに移行するために、すべてのユーザーがこの情報を確認することをお勧めします。
割当アシスタント	「ディスパッチ・コンソールでの割当アシスタントの使用」設定	25D	割当アシスタント機能は、すべてのフィールド・サービス環境でアクティブになります。	-	この機能がまだ有効になっていない場合は、割当アシスタントのドキュメントを確認し、すぐに実装プロセスを開始することをお薦めします。アクティビティの割当または移動を許可されたすべてのディスパッチャおよびフィールド・リソースは、実装で検討し、今後の変更を通知する必要があります。また、アサイメント・アシスタントの実装の一部として移動事由を導入することをお薦めします。これにより、ディスパッチャが手作業を理解し、さらなる自動化の機会を特定するための貴重なインサイトを得ることができます。詳細は、移動事由の拡張ドキュメントを参照してください。
メッセージ・シナリオの配信チャネル	HTTP 1.0のサポート	25D	既存のすべてのデリバリ・チャネルは、25D更新で自動的にHTTP 1.1に遷移します。	-	この情報は、デリバリ・チャネル構成がこれらの顧客が使用できるレガシー機能であるOracle Field Service環境にのみ適用されます。セキュリティの強化、レイテンシの削減、およびパフォーマンスの最適化のための継続的な取り組みの一環として、24B更新でHTTP 1.0のサポートを非推奨にしています。 25D更新以降、アウトバウンド・デリバリ・チャネルはHTTP 1.1を排他的にサポートします。 Oracle Field Serviceとの統合を確認し、HTTP 1.1との互換性を確保するために調整の必要性を検証してください。本番環境に変更を適用する前に、テスト環境のデリバリ・チャネル設定(「構成」>「メッセージ・シナリオ」>「チャネル」)内のHTTPバージョンをHTTP 1.1に変更して、統合を完全に検証することを強くお薦めします。構成されたデリバリ・チャネルのHTTPバージョンがHTTP 1.1に設定されていない場合は、25D更新時にHTTP 1.1に自動的に切り替えられます。
作業ゾーン	移動エリア	26B	Oracle Field Serviceは、ルーティング・リクエストで自動アクティビティ割当てのために送信される一連の移動データを動的に決定します。	-	この機能は、最初に25Cで削除するように発表されましたが、現在は26Bで削除されます。移動エリアは、自動アクティビティ割当のためにルーティング・エンジンに送信される移動データをグループ化するために主に使用されます。ただし、移動エリアの手動構成では、多くの場合、サイズが最適でないエリアが発生するため、データ転送が非効率になります。 26B更新では、移動エリアはOracle Field Serviceから削除され、アクティビティ、バケットおよび過去データの作業ゾーンなどの要因に基づいて、各ルーティング要求に送信される移動関連データが動的に計算されます。これにより、プロセスが合理化され、効率が向上します。移動エリアの概念は、「構成」>「作業ゾーン」、「統計API」および「移動統計レポート」など、システムのすべての部分から削除されます。
Oracle Fusion Field Service - 構成セクション- ユーザー・タイプ	「ユーザー・タイプ」の「一般」タブ>「フィールド制限」> 「すべてのアクティビティの非表示」、「アクティビティ・フィールドの非表示」および「アクティビティ・フィールドの構成」は、この機能に依存しない顧客に対してのみ削除されます	25D	この機能に頼っていないお客様には代わりは必要ありません。エクスペリエンスは変わりません。	該当なし	「フィールド制限」> 「すべてのアクティビティの非表示」、「アクティビティ・フィールドの非表示」および「アクティビティ・フィールドの構成」を使用している顧客は、引き続きこれを行うことができます。このフィールドは完全にサポートされ、現時点では非推奨にする計画はありません。
Oracle Fusion Field Serviceアプリケーション構成	Oracle Fusion Service and Service Logisticsアプリケーション構成	26A	Fusion Field ServiceとFusion Service間の統合ワークフロー	25D	Oracle Fusion Field Serviceでは、Oracle Fusion Service作業オーダーとOracle Field Serviceアクティビティ間の即時利用可能な接続が提供されるようになりました。この接続には、追加の設定や構成は必要ありません。 Fusion Service - Field Serviceアクセラレータを引き続き使用する必要がある場合は、付属のガイドの指示に従って設定できます。https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/fusion-service/faefs/integrating-fusion-service-with-field-service.pdf Fusion Service Logistics - Field Service Acceleratorを使用するには、次の説明に従ってください。ガイド https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/service-logistics/25c/faisf/install-and-configure-the-recipe.html#u30248323 この変更は、Oracle Fusion Field Serviceのお客様にのみ適用されます。
Oracle Fusion Field Serviceアプリケーション構成	Oracle Analytics	26A	Oracle Autonomous Database	25D	Oracle Field ServiceからOracle Analyticsへの直接接続は、26Aからは使用できません。次の構成に基づいて、OACダッシュボードを引き続き利用するか、Oracle Field Serviceデータを使用してOACに新しいダッシュボードを作成できます。再構成を実施する手順は次のとおりです。「OACアプリケーション」→XML形式で構成を「エクスポート」をクリックします。「アプリケーション」ページからOACアプリケーションを削除します。接続の詳細を使用して、新しいOracle Autonomous Databaseアプリケーションを作成します。新しいOracle Autonomous Databaseアプリケーションをクリックし、XMLファイルを「インポート」します。 OACのお客様は、ADWデータベースから移行表が削除されないため、OACデータを保存するためのADWデータベース・システムをすでに構成しています。リアルタイム表のデータ・フローは想定どおりに動作します。日次表および日次とリアルタイムの両方をサポートする表の場合、次にスケジュールされた日次ジョブがターゲット・アプリケーションでデータを取得するまで待機します。