ステージ表の維持の自動化
HCMデータ・ローダー(HDL)を実行すると、「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除」ジョブのスケジュールがチェックされます。 存在しない場合は、期限切れのHDLデータ・セットを削除する日次スケジュールが作成されます。 このプロセスでは、HDLステージング表に格納されている期限切れのHSDLデータ・セットも削除されます。
この機能改善により、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)ステージング表をより効率的に保守するために、新しい構成パラメータおよび自動プロセスを使用できるようになりました。 HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を実行すると、「HCMスプレッドシート・データ・ローダー・ステージ表データの削除」プロセスのスケジュールが存在するかどうかがチェックされます。 存在しない場合は、新しいスケジュールが自動的に作成され、毎週実行されます。
このスケジュール済プロセスでは、「削除前にデータ・セットを保持する日数」 パラメータを使用して、指定した時間内に処理されていないデータ・セットをパージします。 このパラメータのデフォルト値は60日ですが、「データ交換」作業領域で使用可能な「HCMデータ・ローダーの構成」ページの「HCMスプレッドシート・データ・ローダー・パラメータ」タブでカスタマイズできます。
パラメータを削除する前にデータ・セットを保持する日数
この機能拡張により、HSDLステージング表の一貫した保守が保証され、必要に応じてパージ間隔を柔軟に調整できます。
有効化のステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントおよび考慮事項
- HSDLデータ・セットをHDLステージング表から削除すると、処理に使用できなくなります。 これは、有効期限を超えて保持される場合にレポート目的でのみ役立ちます。
- HSDLパージ・プロセスが5回以上連続して失敗した場合、「失敗したHCMデータ・ローダー・ステージ・データ・スケジュールの削除の取消」プロセスは「HCMスプレッドシート・データ・ローダー・ステージ表データの削除」スケジュールを取り消します。
主なリソース
HDLステージ表のメンテナンスの詳細は、WNを参照してください:「HDLステージ表の自動メンテナンス」.