CPQで購入者の代理で購入
以前はOracle Commerceエージェント・コンソールで使用可能だった「代理で買い物」(OBO)機能がOracle CPQに拡張されました。 25Dリリースでは、CPQの営業担当は、顧客のログイン資格証明を必要とせずに、バイヤーにかわってOracle Commerceセルフサービス・ストアフロントを起動できます。 これにより、営業チームは、ガイド付きの購入エクスペリエンスを提供し、顧客の問題を解決して、購入者にシームレスなエクスペリエンスを提供できます。
機能のハイライト
- 営業担当は、購入者のかわりにOracle CPQから直接ストアフロント・セッションを開始できます。
- セキュアなトークンベースの認証により、顧客の資格証明が不要
主なメリットは次のとおりです:
統合セールス・エージェント・エクスペリエンス: CPQにOBO機能を追加することで、営業担当は単一のシステムから見積とガイド付きストアフロントの両方のナビゲーションを管理できるようになりました。
顧客エンゲージメントの向上: 営業担当者は、ストアフロントを通じて購入者をガイドし、構成の確認、価格設定の検証、取引の遂行を支援します。
より迅速な問題解決: 担当者はストアフロントで顧客のシナリオを直接レプリケートしてトラブルシューティングできるため、やり取りが簡単になります。
業務効率: 複数のエージェント・ツールが不要になり、ワークフローがCPQに統合されます。
有効化のステップ
実装手順の詳細は、このドキュメントを参照してください。
ヒントと考慮事項
- この機能の実装には、OSCにSSEをデプロイし、CPQに新しいライブラリ関数およびアクションを追加します。
- OBOが成功するために、顧客レコード(Eメール・アドレス)がCPQとOCCの間で同期されていることを確認します。
- OBO機能をCPQで承認された営業ロールに制限します。
- 担当者が顧客支援後にOCCからCPQに簡単に戻れるように、適切なリダイレクトを構成します。
- 監査およびコンプライアンスのためにOBOアクティビティを監視および記録します。