使用状況ダッシュボードのユーザビリティの拡張機能

使用状況イベント・ダッシュボード(UEDB)のユーザー・エクスペリエンス(UX)の改善。主な拡張機能は次のとおりです。

  • ダッシュボードのクリック可能な情報タイルでは、「エラーのあるバッチ」、「処理中のバッチ」、「処理されたバッチ」および「オープン・バッチ」のデータがセグメント化されます。 タイル・フィルタを選択して、表示されるデータを更新します。
  • デフォルトのランディング・タイルは「Batches with Errors(エラーのあるバッチ)」で、ビジュアル・コンテキストの「Batch by status(ステータス別バッチ)」円グラフが関連付けられています。
  • 検索パネルには、バッチ・ステータス・フィルタリング(タイルに応じて一部のフィールドが読取り専用)および日付ベースのフィルタリング(たとえば、「処理日< sysdate-30」)が用意されています。
  • 検索リージョンには、タイルおよびフィルタに応じて、バッチ番号、使用タイプ、スケジュール・タイプ、エラー、合計イベントなどの関連列が表示されます。
  • エクスポート・キュー(エクスポートされたファイルのダウンロードが可能)およびインポート・キュー(エラーが発生したファイルのダウンロードが無効)を表示するための拡張ドロワー・レイアウト。
  • 「イベント・リスト」ページの改善。検索リージョンの上に追加のバッチ・フィールド(「使用タイプ」、「プロセス名」、「プロセス・ステータス」および「バッチ・ステータス」)が表示されます。
  • ダッシュボードでサポートされている処理には、「バッチの作成」、「使用評価のために発行」、「エクスポート」、「エクスポート・キューの表示」、「インポート」および「インポート・キューの表示」があります。

使用イベント・ダッシュボード

使用イベント・ダッシュボード

  1. 業務の可視性の向上:重要なバッチ(エラーや処理中のバッチなど)を迅速に識別して処理できるようになり、トラブルシューティングに必要な時間が短縮されます。
  2. ユーザーの効率性:クリック可能な情報タイルと事前フィルタリングされたデータ・パネルにより、一般的なタスクが高速化され、ユーザーは注意が必要な領域に直接移動できます。
  3. データ・インサイトの向上:要約情報タイルと動的チャートは、情報に基づいた意思決定のための現在のバッチ・ステータスの視覚的な概要を提供します。
  4. 使いやすさ:ナビゲーションの合理化とフィルタリング・オプションの強化により、手動検索が減り、よりスムーズで直感的なユーザー・エクスペリエンスを実現します。
  5. 例外処理の高速化:エラーのあるバッチへの即時アクセスと迅速なアクションにより、停止時間を短縮し、処理の問題の解決を迅速化します。

有効化および構成ステップ

この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。