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カラムフィルタープロンプトの追加

カラムフィルタープロンプトを使用すると、ユーザーはレポート内のカラムをフィルターする値を選択できます。フィルターの値の選択可能範囲と、ユーザーがレポートでその値を選択する方法を定義できます。

カラムフィルタープロンプトは、Oracle CRM On Demand Answersの[プロンプトを定義]ページで定義します。1つのレポートに対して複数のカラムフィルタープロンプトを構成した場合は、リストの上位にあるプロンプトから順に表示されます。

カラムフィルタープロンプトを追加または修正するには

  1. Oracle CRM On Demand Answersの[プロンプトを定義]ページで、プロンプトの作成をクリックし、列フィルタプロンプトを選択します。
  2. [プロンプトプロパティ]ダイアログボックスのキャプションボックスに、カラムフィルタープロンプトのキャプションを入力します。

    このキャプションはユーザーがレポートを実行したときに表示されます。

  3. [説明]ボックスに説明を入力します(オプション)。
  4. [フィルターを適用するカラム]ドロップダウンリストで、フィルターするレポートのカラムを選択し、[演算子]ドロップダウンリストで、使用する演算子を選択します。

    ユーザーが演算子を選択できるようにするには、[* ユーザーにプロンプトする]を選択します。

  5. 適切なオプションをクリックして、ユーザーが値を選択する方法を指定します。

    ユーザーは、ドロップダウンリストから値を選択するか、または選択項目を参照してそれをテキストボックスに入力することができます。

    注:ドロップダウンリストからは、最大1,000個までの値を選択できます。

  6. カラムフィルタープロンプトでユーザーが1つの値しか選択できないようにするには、[1つの値のみ]チェックボックスをオンにします。
  7. [表示する値を指定]項目で、次のいずれかのオプションを選択します。
    • 値を表示しない場合は、[なし]をクリックします。

      この場合はユーザーが値を入力します。

    • すべての値を表示する場合は、[すべての値]をクリックします。
    • 値のサブセットを表示する場合は、限定された値のフィルターまたはSQLの結果をクリックします。

      限定されたフィルター値。値を限定すると、複数のカラムにプロンプトする場合や、既に結果がフィルターを含んでいる場合に便利です。値を限定することによって、ユーザーが結果データの存在しない値を選択するのを防ぐことができます。たとえば、レポートに都道府県カラムと市カラムが含まれており、さらに都道府県=神奈川というフィルターが既に含まれているとします。この場合、市カラムの値を限定することによって、選択項目が神奈川県内の市だけに限定されます。したがって相互排他的なフィルター(都道府県=東京、市=横浜など)を選択する可能性がなくなります。値を限定した場合、他の2つのオプションと比べてプロンプトの処理に時間がかかる場合があります。

      SQLの結果。SQL文の値を制限するには、SQLの結果オプションをクリックし、テキストボックスにSQL文を入力します。SQLの結果プロンプトを使用するとき、次の条件が適用されます。

      • SQLの結果プロンプトは連結できません。たとえば、2つのSQLの結果プロンプトがあり、1つのプロンプトによってフィルター適用される値が、もう一方のプロンプトに影響を与えるようにすることはできません。
      • 最初のプロンプトがSQLの結果プロンプトで、2つ目のプロンプトが通常のプロンプトの場合、2つ目のプロンプトの結果は、最初のプロンプトの結果に限定されます(2つ目のプロンプトで、限定された値のフィルターのオプションが選択されている場合)。最初のプロンプトが通常のプロンプトで、2つ目のプロンプトがSQLの結果プロンプトである場合、それらのプロンプトを連結することはできません。
      • SQLの結果プロンプト以外のプロンプトは、プロンプトの順序に関係なく連結できます。
      • プロンプトのドロップダウンリストに表示される値は最大1,000件です。SQLの結果で1,000を超える結果が返された場合、最初の1,000レコードのみが表示されます。
  8. [その他のオプション]エリアでオプションを選択します。
    • ユーザーがフィルターの選択項目を限定できるようにするには、[ユーザーが選択項目を限定できるようにする]チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、ピックリストが表示され、ここからユーザーは開始文字、終了文字、含まれる文字などの条件を選択できます。

      選択項目を限定すると、ユーザーがフィルターとして使用する値を見つけやすくなります。たとえば、1つのフィルターに任意の都道府県のすべての市が含まれている場合、ユーザーはそのフィルターの選択項目を「よ」で始まる市に限定することができます。

    • ユーザーがこのカラムフィルターをスキップできるようにするには、[ユーザーがプロンプトをスキップできるようにする]チェックボックスをオンにします。

      この場合は、[プロンプトをスキップ]オプションが表示されます。ユーザーはこのオプションをクリックすることで、このフィルターの選択をスキップできます。

  9. 終了したら[OK]をクリックします。

    [プロンプトを定義]ページにカラムフィルタープロンプトが表示されます。

  10. カラムフィルタープロンプトを表示するには、[プレビュー分析]ボタンをクリックします。

カラムフィルタープロンプトのプロパティを修正するには

  1. プロンプトのプロパティボタンをクリックします。
  2. [プロンプトプロパティ]ダイアログボックスで変更を加え、[OK]をクリックします。

カラムフィルタープロンプトの実行順序を変更するには

  • プロンプトが目的の順序になるまで上矢印と下矢印をクリックします。

    上矢印と下矢印は、分析のプロンプトが複数ある場合のみ表示されます。

カラムフィルタープロンプトを削除するには

  • プロンプトの削除ボタンをクリックします。

公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.