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InStr

Expression BuilderのInStr関数は、ある文字列の中から最初に見つかった文字の位置を返します。

構文

Instr(string1, string2, start, end)

結果のタイプ

整数

引数

この関数の引数について次の表で説明します。

引数

説明

string1

検索される文字列を指定します。値には文字リテラル、フィールド名、または文字列を返す式を指定できます。

string2

検索する文字列を指定します。値には文字リテラル、フィールド名、または文字列を返す式を指定できます。

注:文字列の検索では大文字と小文字が区別されます。

start

(オプション)string1の開始位置を指定する整数です。

end

(オプション)string1の終了位置を指定する整数です。

注: このトピック内で式の例において使用されている、言語に依存しないフィールド名およびフィールド名構文は、Expression Builderのリリース29サービスパック1より前のリリースで使用されていたフィールド名およびフィールド名構文です。これらの例はまだ有効です。ただし、Expression Builderのリリース29サービスパック1以降で、対応するフィールドを式のために[フィールド]リストから選択する場合、フィールド名およびフィールド名構文は、それらの例で示されたものとは異なります。フィールド名およびフィールド名構文が常に正しくなるよう、Expression Builderでは、式のフィールドは必ず[フィールド]リストから選択することをお勧めします。式でのフィールド名およびフィールド名構文の詳細は、「式について」を参照してください。

次の例では値9が返されます。

InStr('john.doe@company.com','@')

次の例では、ワークフロールール条件でInStr関数を使用する方法を示します。ワークフロールール条件では、InStr関数を使用して、指定した文字列がレコードのフィールドに存在するかどうかを確認します。フィールドに文字列が見つからない場合、ワークフロールールで指定されたアクションが実行されます。この例では、InStr関数を使用して、レコードの[主題]フィールドに「REVIEW」という語が含まれているかどうかを確認しています。ワークフロールールのアクションは、[主題]フィールドに「REVIEW」(すべて大文字)という語が含まれている場合にのみ実行されます。

InStr([<Subject>], 'REVIEW') > 0

関連トピック

関連するExpression Builderの情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.