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管理者の役割に設定されたブックの確認

社内のブック機能を有効にするために、カスタマーサポートでは次のことを行います。

  • 管理者の役割に、[ブックの管理]権限とブックへのアクセス権を付与する。
  • 管理者がブックへのアクセスを許可できるようにアクセスプロファイルを設定する。

次の手順では、管理者の役割がブックに対して設定されていることを確認する方法について説明します。

管理者の役割がブックに対して設定されていることを確認するには

  1. 管理者の役割を持つユーザーとしてOracle CRM On Demandにサインインします。
  2. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  3. [管理ホームページ]の[ユーザー管理とアクセス制御]セクションで、[ユーザー管理とアクセス制御]リンクをクリックします。
  4. [役割管理]セクションで、[役割管理]リンクをクリックします。
  5. [翻訳言語]リストから企業のプライマリ言語を選択します。
  6. 管理者の役割の[編集]リンクをクリックします。
  7. 役割管理ウィザードで、ステップ2の[レコードタイプアクセス]に進み、ブックレコードへのアクセス権が次の表のようになっていることを確認します。

    次の表では、管理者の役割に必要なブックレコードアクセスについて説明します。

    レコードタイプ

    アクセス権がありますか?

    作成できますか?

    すべてのレコードを読み取れますか?

    ブック

    オン

    オン

    オン

  8. ステップ4の[権限]に進み、[ブックの管理]権限が選択されていることを確認します。

    次の表では、[ブックの管理]権限について説明します。

    カテゴリー

    権限

    説明

    管理:ユーザーおよびアクセスの制御

    ブックの管理

    ブックアクセスを管理し、データをブックに一括割り当てし、ブック関連ワークフローを定義します。

    注:[ブックの管理]権限を持つ役割のユーザーは、ユーザー役割を管理できる権限の場合と同様、その他のユーザー役割に管理権限を付与することができます。ほとんどの管理タスクの場合と同じく、ブックの管理権限も、社内管理者のみに付与することをお勧めします。

  9. [ユーザー管理とアクセス制御]ページに戻ります。
  10. [アクセスプロファイル管理]セクションで、[アクセスプロファイル]リンクをクリックします。
  11. [翻訳言語]ドロップダウンリストから企業のプライマリ言語を選択します。
  12. 以下の操作により、アクセスプロファイルの設定が正しいことを確認します。
    1. 管理者のデフォルトアクセスプロファイルの[編集]リンクをクリックして、設定が以下の表のとおりになっていることを確認します。
    2. 管理者の所有者アクセスプロファイルの[編集]リンクをクリックして、設定が以下の表のとおりになっていることを確認します。

      次の表では、管理者の役割を持つユーザーにOracle CRM On Demandでブックの管理を許可するために必要な設定について説明します。

      レコードタイプ

      関連レコード

      管理者のデフォルトアクセスプロファイル

      管理者の所有者アクセスプロファイル

      取引先

      ブック

      全部

      全部

      認定*

      ブック

      全部

      全部

      活動

      ブック

      全部

      全部

      割当*

      ブック

      全部

      全部

      申込書類*

      ブック

      全部

      全部

      ブック

      なし

      読み取り/編集/削除

      読み取り/編集/削除

      ブック

      サブブック

      表示

      表示

      ブック

      ユーザー

      全部

      全部

      ビジネス計画*

      ブック

      全部

      全部

      キャンペーン

      ブック

      全部

      全部

      認定レベル*

      ブック

      全部

      全部

      担当者

      ブック

      全部

      全部

      コース*

      ブック

      全部

      全部

      カスタムオブジェクト

      ブック

      全部

      全部

      取引交渉登録*

      ブック

      全部

      全部

      自動車ディーラー*

      ブック

      全部

      全部

      イベント*

      ブック

      全部

      全部

      試験*

      ブック

      全部

      全部

      金融口座*

      ブック

      全部

      全部

      財務計画*

      ブック

      全部

      全部

      資金*

      ブック

      全部

      全部

      世帯*

      ブック

      全部

      全部

      在庫監査レポート*

      ブック

      全部

      全部

      在庫期間*

      ブック

      全部

      全部

      見込み客

      ブック

      全部

      全部

      MDF リクエスト*

      ブック

      全部

      全部

      メッセージプラン*

      ブック

      全部

      全部

      目標*

      ブック

      全部

      全部

      商談

      ブック

      全部

      全部

      パートナー*

      ブック

      全部

      全部

      保険証券*

      ブック

      全部

      全部

      ポートフォリオ*

      ブック

      全部

      全部

      プログラム*

      ブック

      全部

      全部

      サンプルロット*

      ブック

      全部

      全部

      サンプルトランザクション*

      ブック

      全部

      全部

      サービスリクエスト

      ブック

      全部

      全部

      スマートコール*

      ブック

      全部

      全部

      解決策

      ブック

      全部

      全部

      車両*

      ブック

      全部

      全部

注:アスタリスク(*)が付いているレコードタイプは、Oracle CRM On Demandの標準エディションで使用できません。これらのレコードタイプのアクセス設定は、それぞれのレコードタイプが使用可能である場合のみ関係します。

次の表では、[ブックの管理]権限により有効になるコントロールについて説明します。各コンポーネントにアクセスして、必要なすべてのコントロールが使用可能であることを確認できます。

コンポーネント

[ブックの管理]権限により有効になるコントロール

管理ホームページ

  • [ユーザー管理とアクセス制御]セクションで、[ブック管理]リンクが使用可能になります。このリンクから、[ブック階層]ページにアクセスして、ブックの作成、更新、および管理を行うことができます。
  • [データ管理ツール]セクションで、[バッチ割当ブックキュー]リンクが使用可能になります。このリンクから、アクティブまたは完了したバッチ割当ブックリクエストの詳細が表示される[バッチ割当ブックキュー]ページにアクセスできます。

[アプリケーションカスタマイズ]ページ

  • [レコードタイプセットアップ]セクションで、[ブック]リンクが使用可能になります。このリンクから、[Book Application Customization(ブックアプリケーションカスタマイズ)]ページにアクセスできます。ここで、[ブックタイプ]フィールドや[Book User Role(ブックユーザー役割)]フィールドのピックリスト値など、ブックフィールドおよびブックユーザーフィールドを設定できます。

役割管理ウィザード

  • ステップ2の[レコードタイプアクセス]に、ブックオプションが明細項目として表示されます。
  • ステップ4の[権限]に、[ブックの管理]権限がオプションとして表示されます。

アクセスプロファイルウィザード

  • ステップ1の[アクセスプロファイル名]に、[ブックユーザーに付与可能]チェックボックスが表示されます。
  • ステップ2の[アクセスレベルを指定]で、次の操作を行います。
    • ブックオプションが最上位オブジェクトとして表示されます。
    • ブックをサポートするレコードタイプの[関連情報]リンクの下に、ブック関連情報セクションの明細項目が表示されます。

[企業プロファイル]ページ

  • ページの[会社データ表示設定]セクションに、[ブックの有効化]チェックボックスが表示されます。

ページレイアウトウィザード

(レイアウト管理)

  • ステップ4の[関連情報]で、ブックをサポートするすべてのレコードタイプについて、ページの[利用可能]セクションにブック関連情報が表示されます。

[レコードタイプの名前変更]ページ

  • ブックオプションが、項目の1つとして表示されます。

ワークフロー

  • ブックの割り当てアクションが、使用可能なオプションの1つとして表示されます(ワークフローの管理権限が有効になっている役割の場合)。

[リストメニュー]ページ

  • [バッチ割当ブック]が、サポートされているレコードタイプのメニューオプションの1つとして表示されます。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.