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ブックセレクタの使用

ブックセレクタを使用すると、検索対象を特定のユーザーブックまたはカスタムブックに絞り込むことができます。ブックセレクタのコンテキストでは、カスタムブックがブックとみなされます。

ブックセレクタの表示場所

ブックセレクタは、次の場所に表示されます。

  • アクションバーの[検索]セクション
  • [ルックアップ]ウィンドウ
  • 高度な検索の[検索対象]セクション
  • リストページ
  • [レポート]タブおよび[ダッシュボード]タブ

ブックセレクタが表示されるのは、次の条件の両方に該当する場合のみです。

  • 企業プロファイルの[ブックセレクターの表示]オプションが有効な場合。
  • ブックのレコードタイプがサポートされている場合。

    ブックでサポートされているレコードタイプについては、「ブックの管理」を参照してください。

ブックセレクタによる検索の制限

ブックセレクタを使用すると、検索対象を特定のユーザーまたはブックに制限できます。このため、ブックセレクタには、ユーザー階層とブック階層が表示され、階層の上部には[すべて]と表示されます。階層の各レベルは展開したり、折りたたむことができます。カスタムブック機能はデフォルトでは無効なため、ほとんどの従業員はユーザー階層のみを使用します。

レポートとダッシュボードの場合、ブック階層が表示されるのは、企業プロファイルの[履歴サブジェクトエリア]設定で[フル表示]が選択されている場合のみです。

ブック階層内のレベル

ブック階層でレベルを展開する場合、および階層の特定のレベルに500を超えるブックがある場合、ブックは500のセットでグループ化されます。一連のブックのラベルには、セットの最初のブック名と最後のブック名が表示されます。ブックの適切なセットを展開して必要なブックを検索できます。ブックの最終セットには、500未満のブックが格納される可能性があります。

ブックセレクタのデフォルトブック

ユーザーレコードの設定により、ブックセレクタにデフォルトで表示されるブックが決定されます。ブックセレクタのデフォルトブックの詳細は、「個人詳細の更新」で次のフィールドの説明を参照してください。

  • デフォルトブック
  • 分析のデフォルトブック
  • デフォルトブックの保持

ブックセレクタでのブックの選択時に適用される考慮事項

ブックセレクタでブックを選択する場合は、次の考慮事項が適用されます。

  • サブブックがあるブックを選択すると、親ブックとすべてのサブブックが選択されます。

    注意: 最適なパフォーマンスを得るために、サブブックは必要な場合のみ検索対象に含めます。

  • ユーザーごとにデフォルトのブックセットが使用できます。[すべて]を選択した場合、自分および(存在する場合は)自分の部下に適用可能なすべてのブックが選択されます。
  • ユーザー階層内では、自分に対してアクセス権を委任したユーザー、または組織内のユーザーを選択できます。
  • ブックまたはユーザーを選択して[OK]をクリックすると、そのブックまたはユーザーの名前がブックセレクタに表示されます。プラス[+]記号は、階層内の子も選択されていることを示します。
  • [サブ項目を含める]チェックボックスを使用してサブブックまたは部下をそれぞれの階層に含めるかどうかを制御できます。

注:有効なパートナーレコードの作成時に自動的に作成されたブックは、[パートナー]レコードタイプのブックセレクタのみに表示されます。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.