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アセスメントスクリプトの作成

アセスメントスクリプトフィルターをカスタマイズし、アセスメントスクリプトを作成するには、このトピックで説明する手順に従います。

作業前の準備:

  • この手順を実行するには、ユーザーの役割に[管理者アセスメント]権限が含まれている必要があります。
  • 必要に応じて、アセスメント条件の一部として使用するピックリストの値およびフィールドをカスタマイズします。たとえば、顧客との面談中に収集した情報を表示するためにカスタムフィールドを追加できます。スクリプトを設定すると、これらのカスタムフィールドに回答をマップできます。

    新しいフィールドをすべてそのレコードのページレイアウトに追加するようにしてください。手順については、「静的ページレイアウトのカスタマイズ」を参照してください。

:Oracle CRM On Demandでは、アセスメントスクリプトのコンポーネントを直接変換できません。アセスメントスクリプトを複数の言語で使用する場合、言語ごとにスクリプトのバージョンを作成する必要があります。

アセスメントスクリプトフィルターを使用すると、指定したレコード基準に基づいて、タスクのユーザーに表示するのに適したスクリプトを識別できます。次の手順では、アセスメントスクリプトフィルターをカスタマイズする方法について説明します。

アセスメントスクリプトフィルターをカスタマイズするには(オプション)

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [アプリケーションカスタマイズ]リンクをクリックします。
  3. [レコードタイプセットアップ]で[アセスメント]をクリックします。
  4. [アセスメント項目の設定]をクリックします。
  5. [編集]をクリックし、フィルター1、2、3、および4のそれぞれについて[表示名]カラムを編集します。
  6. フィールドごとに[ピックリストを編集]をクリックし、ピックリストの値を設定します。

    ヒント:従業員にピックリストから強制的に選択させる場合以外は、ピックリストオプションの上部にあるデフォルトの<値なし>値を保持します。

  7. レコードを保存します。
  8. 従業員が使用するレコードのページで、これらのフィールドの名前を変更するには、アセスメントスクリプトを実行している各レコードタイプの[項目設定]セクションに移動します。

    :[アセスメントフィールド]に設定した値と同じピックリスト値が、これらの他のレコードで表示されます。ただし、レコードタイプごとにこれらのフィールドの表示名をカスタマイズできます。

アセスメントスクリプトを作成するには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [コンテンツ管理]リンクをクリックします。
  3. [アセスメントスクリプト]リンクをクリックします。
  4. [アセスメントリスト]ページで、[新規アセスメント]をクリックします。
  5. [アセスメント編集]ページで、必要な情報を入力します。

    次の表では、アセスメントのフィールド情報について説明します。管理者はフィールドの追加、名前の変更、削除を行えるので、実際に表示されるフィールドがこの表のものとは異なる場合があります。

    フィールド

    説明

    名前

    50文字に制限されます。

    スクリプトの目的を示す分かりやすい名前を使用します。会社の従業員がさまざまな言語を使用している場合は、その言語をスクリプト名に含めます。

    タイプ

    スクリプトのリンク先のレコードタイプを指定します。使用可能なオプションは、[アカウント調査]、[活動アセスメント]、[ビジネス計画アセスメント]、[担当者スクリプト]、[見込み客認定]、[目標アセスメント]、[商談アセスメント]、[サービスリクエスト - スクリプト]、および[サービスリクエスト - 調査]です。

    有効

    ユーザーが使用できる有効なスクリプトのみを実行できます。

    フィルター 1、2、3、4

    アセスメントカテゴリーとして設定したラベルを表示します。

    しきい値スコア (1-100)

    スクリプトの結果を計算するために使用されます。スクリプトのスコアがしきい値以上であれば、条件が満たされます。

    スコアのマップ先項目

    親レコード内のスコアを表示するフィールドを指定します。

    しきい値条件を満たす場合の結果値

    (オプション)条件が満たされた場合に表示する値を指定します。たとえば、見込み客が認定基準を満たした場合は、このフィールドに承認済みと表示できます。

    しきい値条件を満たさない場合の結果値

    (オプション)しきい値が満たされなかった場合に表示する値を指定します。たとえば、見込み客が認定基準を満たしていない場合は、このフィールドに拒否と表示できます。

    結果値のマップ先フィールド

    (オプション)スクリプトが完了したときに親レコード内の結果を表示するフィールドを指定します。

    コメントボックスの削除

    アセスメント完了時にコメントを追加するための機能を削除する場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオフにすると、コメントボックスが表示され、アセスメント完了時にコメントを入力できるようになります。

    応答コントロール

    アセスメント基準に応答を追加するときに使用するコントロールを決定します。オプションは、[ドロップダウン]または[ラジオボタン]です。

    :アセスメントスクリプトをレコード詳細ページに表示するには、そのアセスメントスクリプトがアクティブであり、かつ少なくとも1つの条件が定義されている必要があります。

  6. [保存]をクリックします。
  7. [アセスメント詳細]ページの[基準]セクションで、[新規]または[編集]をクリックします。
  8. [基準]ページで、必要な情報を入力します。

    次の表では、基準に入力するフィールドについて説明します。

    フィールド

    説明

    オーダー

    ユーザーがアセスメントを完了したときにユーザーに表示する質問の順序を決定します。

    基準名

    質問を要約した、短くてわかりやすい名前。フィールドには20文字まで入力できます。

    質問

    ユーザーが回答する質問。フィールドには50文字まで入力できます。

    重要度

    質問の重要度を示す0~100までの割合。

    すべての質問の重要度の合計は100になる必要があります。

    回答のマップ先項目

    回答を[質問]フィールドの質問にマップするための親レコード上のフィールドを指定します。回答を親レコードにマップすると、値は統合、レポート、およびリストで使用できるようになります。

  9. [アセスメント詳細]ページで、各基準名をクリックして、[回答]セクションの[新規]または[編集]ボタンをクリックします。
  10. 各[回答]ページで、必要な情報を入力します。

    フィールド

    説明

    オーダー

    ユーザーがアセスメントを完了したときにユーザーに表示される回答の順序を決定します。

    回答

    ユーザーが質問に対して選択できるように有効な回答を入力します。30文字まで入力できます。

    スコア

    回答に関連付けられた点数。

    選択された回答のスコアに関連する質問の重要度を掛けて、合計の質問/回答スコアが決まります。

  11. 変更を保存します。

:アセスメントスクリプトを使用する必要があるユーザーの役割ごとに、アセスメントスクリプトにアクセスできるようにユーザーの役割を設定する必要があります。ユーザーの役割に必要な設定の詳細については、「アセスメントスクリプトについて」を参照してください。

ヒント:各役割が、アセスメントのために追加した新しいフィールドを含むページレイアウトを備えていることを確認します。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.