ダッシュボード
ダッシュボード
[ダッシュボードホームページ]には、ユーザーに使用可能なダッシュボードのリストが表示されます。ダッシュボードは保存されたリクエスト、イメージ、チャート、テーブル、Oracle CRM On Demand Answersからのテキスト、Webサイトへのリンク、ドキュメントを表示できます。ダッシュボードは、ダッシュボードの上部のタブとして表示される1つまたは複数のページから構成されます。
Oracle CRM On Demandは、多数の組み込みダッシュボードを提供します。また、ダッシュボードの管理権限を持つ役割のユーザーは、カスタマイズされた企業および外部情報の表示を提供するインタラクティブなダッシュボードを作成できます。役割に権限がある場合は、Oracle CRM On Demand Answersでダッシュボードエディターを使用して、選択ペインからダッシュボードのレイアウトページにコンテンツをドラッグアンドドロップして、インタラクティブなダッシュボードにコンテンツを追加できます。レイアウトページは、コンテンツを整列させるカラムから構成され、各カラムにはコンテンツを保持するセクションが含まれます。背景色やテキストのサイズなどのダッシュボードの外観は、スタイルで制御されます。装飾用書式設定ダイアログボックスを使用してダッシュボードの外観を変更することもできます。
ダッシュボードの表示中に、次のことも行えます。
注意: Oracle CRM On Demandの組み込みダッシュボードは変更できませんが、非表示にすることは可能です。詳細は、「ダッシュボードの表示」を参照してください。
インタラクティブダッシュボードには、次の3つのタイプのコンテンツを含めることができます:
- ダッシュボードオブジェクト
- Oracle CRM On Demandプレゼンテーションカタログに保存されているコンテンツ
- Oracle CRM On Demandプレゼンテーションカタログのフォルダの表示
ダッシュボードを作成または表示する場合に適用される制限
インタラクティブダッシュボードを作成または表示する場合は、次の制限に注意してください。
- インタラクティブダッシュボードを作成または編集するユーザーは、アクセスするダッシュボードにレポートを追加できます。
レポートはフォルダに格納されます。これらのフォルダへのアクセス権はユーザー役割によって決定されます。ダッシュボードの管理権限を持つユーザーはインタラクティブダッシュボードを作成および編集できます。この権限には、カスタムレポートの管理権限は含まれません。カスタムレポートの管理権限を持っている場合、[全社共有フォルダ]のすべてのレポートのサブフォルダとレポートにフルアクセスが可能です。フォルダ表示の詳細は、「レポートについて」と「共有レポートフォルダへのユーザー参照の設定」のトピックを参照してください。
- インタラクティブダッシュボードに追加されたレポートは、役割に従って社内のすべてのユーザーに表示できない可能性があります。レポートへのアクセス権はユーザー役割によって決定されます。
ユーザー役割によって、そのユーザーにダッシュボード上の特定レポートの表示が許可されない場合、ダッシュボードには、エラーメッセージが表示されます。
- レポートがダッシュボードに追加された後で削除されると、ダッシュボードを編集するユーザーには、ダッシュボードエディターのレポート名の隣に感嘆符(!)が表示されます。ダッシュボードを表示しているユーザーには、エラーメッセージが表示されます。
- レポートの期間は、通常のカレンダーと異なる場合がある企業の会計カレンダーを基にすることもできます。たとえば、企業の会計年度は各暦年の6月1日に始まる場合があります。Oracle CRM On Demandで複数年にまたがる会計カレンダーを最近変更した場合は、時系列分析を慎重に確認する必要があります。以前の会計カレンダーに基づいているデータは、新しい会計カレンダーに基づいているデータと連携できない場合があります。
次の表に、Oracle CRM On Demand Answersのダッシュボードエディターで一般的に使用される用語の定義を示します。
期間
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定義
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カラム
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カラムはダッシュボード上のコンテンツを揃えるために使用されます。コンテンツはカラム内のセクションに格納されます。ダッシュボードページ内に必要な数のカラムを作成できます。ダッシュボードの新規ページには、空のセクションが1つ入っているカラムが1つ自動的に追加されます。ダッシュボードのカラムは、レポートのカラムとは関連していません。
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ダッシュボードオブジェクト
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ダッシュボードオブジェクトは、ダッシュボードでのみ使用される項目です。ダッシュボードオブジェクトの例には、コンテンツとナビゲーションリンクを保持するセクションがあります。
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フォルダ
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フォルダとは、Oracle CRM On Demandで作成されたリクエストなどのOracle CRM On Demand Answersプレゼンテーションカタログに保存されたコンテンツを保持する整理用の構造です。フォルダは、UNIXのディレクトリまたはMicrosoft Windowsのフォルダと似ています。
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ページ
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ページには、ダッシュボードのコンテンツを格納するカラムとセクションが含まれます。各ダッシュボードには、1つ以上のページがあります。ダッシュボードエディターでは、ダッシュボード上部のタブでページを識別します。複数のページを使用してコンテンツを整理します。たとえば、次のようなページを保持できます。
- 毎日参照するOracle CRM On Demand Answersからの結果を保存する1つのページ
- メーカーのWebサイトへのリンクを含む1つのページ
- 社内イントラネットにリンクする1つのページ
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結果
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レポートとも呼ばれる結果は、Oracle CRM On Demandサーバーから返された出力です。この結果は、Oracle CRM On Demand Answersを使用して指定されたリクエスト基準に一致します。ダッシュボードに結果を表示するデフォルト形式は、表形式です。結果は、チャートなどの他の形式でも表示できます。結果を調べて分析したり、それを保存したり印刷したり、スプレッドシートにダウンロードすることもできます。
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セクション
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セクションは、ダッシュボードレイアウトのカラム内に表示されます。セクションには選択ペインからドラッグアンドドロップしたコンテンツが保持され、カラム内のコンテンツを整理するために使用されます。
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スタイル
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スタイルは、テキストとリンクの色、フォントとサイズ、テーブルの罫線、チャートの色と属性など、ダッシュボードと結果の表示用の書式を制御します。スタイルは、カスケードスタイルシート(拡張子.cssの付いたファイル)、イメージおよびチャートテンプレートが含まれているフォルダ内に作成されます。Oracle CRM On Demand Answersで結果を書式設定するときに、テーブルの罫線やテキストのサイズなど、スタイルシートの一部の要素は上書きできます。
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プレゼンテーションカタログ
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Oracle CRM On Demandプレゼンテーションカタログには、Oracle CRM On Demand Answersを使用して作成されたコンテンツが格納されます。プレゼンテーションカタログに保存されたコンテンツのタイプには次の情報が含まれます。
- Oracle CRM On Demand Answersで作成されたリクエスト
- 結果に適用されるフィルター
- ダッシュボードについての情報
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関連トピック
関連する情報については、次のトピックを参照してください。
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