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ワークフローエラーモニター

イベント後ワークフローアクションのインスタンスが失敗すると、失敗に関する情報が[ワークフローエラーモニター]に記録されます。イベント後ワークフローアクションは、ワークフロールールをトリガーしたイベントが正常に完了した後に発生するワークフローアクションです。ワークフロールールに次のトリガーイベントのいずれかがある場合、そのワークフロールールに対するすべてのワークフローアクションはイベント後ワークフローアクションです。

  • 親との関連付けの後
  • 親との関連付け解除の後
  • 更新されたレコードが保存されたとき
  • 新規レコードが保存されたとき
  • レコードの復元時
  • レコードのマージ時

[ワークフローエラーモニター]で提供される情報を使用すると、イベント後ワークフローアクションのインスタンスが失敗した理由を理解するのに役立ちます。必要に応じて、[ワークフローエラーモニター]からワークフロールールの詳細にアクセスして、ワークフローアクションの設定でエラーを修正できます。イベント後ワークフローアクションの失敗したインスタンスの詳細は、30日が経過するか削除するまで(どちらか早い方)、[ワークフローエラーモニター]に保持されます。

トリガーイベントが次のいずれかであるワークフロールールに対するワークフローアクションの場合は、[ワークフローエラーモニター]にその失敗したインスタンスに関する情報が表示されません。

  • 更新されたレコードが保存される前に
  • レコードが削除される前

これらのワークフロールールに対するワークフローアクションは、ルールをトリガーするイベントが完了する前に発生するように設定されています。このようなワークフローアクションのインスタンスが失敗した場合は、失敗が次のように報告されます。

  • ワークフロールールがユーザーインタラクションによってトリガーされた場合は、ワークフローアクションの失敗がそのワークフロールールをトリガーしたアクションを実行したユーザーに報告されます。失敗はエラーメッセージとして表示されるか、ログファイルに報告されます。
  • ワークフロールールがWebサービスによってトリガーされた場合は、ワークフローアクションの失敗がそのWebサービスに対する応答で報告されます。

注: ワークフローアクションの失敗によって、ワークフロールールをトリガーしたアクションが正常に完了することを妨げることはありません。

[ワークフローエラーモニター]の使用方法の詳細は、次のトピックを参照してください。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.