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住所に対するアクセスプロファイルおよび役割の設定

トップレベルの住所レコードにアクセスし、取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーで住所を共有するには、プロファイルおよびユーザーの役割に適切な設定が必要です。企業の管理者は、これらの各レコードの特定の役割に対するアクセスをユーザーのアクセスプロファイルに割り当てます。

共有住所の多対多関係には、次のアクセスレベルを割り当てることができます。

  • トップレベルの住所レコードには、次のレベルを割り当てることができます。
    • 読み取り専用
    • 読み取り/編集
    • 読み取り/編集/削除
  • 取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーの住所関連情報セクションの住所レコードには、次のレベルを割り当てることができます。
    • アクセスなし
    • 読み取り専用
    • 読み取り/作成
    • 読み取り/作成/編集
    • 読み取り/編集
    • 読み取り/編集/削除
    • 全部

共有住所機能に対するアクセスを制御する権限および設定

次の権限および設定を使用して、共有住所機能に対するアクセスを制御します。

  • [アドレスの管理]権限。[住所]フィールドの設定ページへのユーザーのアクセス、およびアクセスプロファイルウィザードおよび役割管理ウィザードの[住所]レコードの可用性を制御します。
  • [共有アドレスの検証]権限。検証日を設定することで、ユーザーが住所を検証できるかどうかを制御します。
  • [共有アドレスの有効化]設定。トップレベルの住所レコードを共有できるかどうか、さらに取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーのレコードの住所で、共有または非共有機能を使用するかどうかを制御します。

    [共有アドレスの有効化]設定がオフで、[アドレスの管理]権限が選択されている場合、取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーのレコードで使用できるのは、住所の非共有機能のみとなります。このオプションには、[企業の管理]権限を持つユーザーが、企業プロファイルでアクセスできます。

  • [共有アドレスの検証]設定。Oracle CRM On Demandが企業の共有住所を検証するかどうかを制御します。この設定がオンの場合、ユーザーは、検証済みの共有住所を選択して取引先、担当者、自動車ディーラー、またはパートナーのレコードに追加できます。未検証の住所は、取引先、担当者、自動車ディーラー、またはパートナーのレコードからフィルター処理され、これらのレコードの[新規]住所ボタンは使用不可になります。この設定には、[企業の管理]権限を持つユーザーが、企業プロファイルでアクセスできます。

    [共有アドレスの検証]設定がオフの場合は、取引先、担当者、自動車ディーラー、またはパートナーのレコードで、すべての住所が使用可能になります。つまり、フィルター処理は実行されず、必要な権限があるユーザーに対しては、これらのレコードの[新規]住所ボタンが有効になります。

次の表に、様々な設定および権限が共有住所のタスクを実行するのに必要かどうか、および共有住所機能に対する関係を示します。

タスク

[共有アドレスの有効化]設定

[アドレスの管理]権限

最小限必要な共有住所の権限

[共有アドレスの検証]権限

共有住所の住所ページおよび住所フィールドのカスタマイズ

いいえ

はい

なし

いいえ

取引先または担当者の住所形式の非共有から共有への変更

はい

いいえ

なし

いいえ

共有住所の検証

いいえ

いいえ

読み取り/編集

はい

共有住所のアクセスプロファイルの更新

いいえ

はい

なし

いいえ

取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーの間での住所の共有

はい

いいえ

読み込み

いいえ

役割管理ウィザードでの住所レコードの有効化

いいえ

はい

なし

いいえ

[住所]タブのアクセス

いいえ

いいえ

読み込み

いいえ

住所ホームページ]、[詳細]、および[編集]ページのアクセス

いいえ

いいえ

読み込み

[編集]ページには[編集]アクセス権が必要です。

いいえ

対応するレコードの[取引先住所]、[担当者住所]、自動車ディーラー住所、またはパートナー住所セクションの更新

はい

いいえ

読み込み

いいえ


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.