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セールスコールでのコール目標、次のコール目標および結果と製品詳細の関連付け
構造化製品メッセージ(SPM)ページレイアウトを使用すると、セールス要員は、製品のみに基づいて、製品のコール目標や、製品のセールスコールから予想される結果を確認したり、将来の訪問のコール目標を決定できます。通常、セールス要員は、医師へのコール時に、1つ以上の薬について説明する製品詳細説明セッション中にこれらのレコードにアクセスします。訪問の詳細は担当者コールレコードに取り込まれ、薬の詳細は製品レコードで使用可能です。
セールス要員は、[製品詳細]関連情報セクションで次を選択できます。
- 特定の製品または薬に対して事前定義されたコール目標セットからコール目標(メッセージプラン項目)
- 特定の製品または薬に対して事前定義された次のコール目標セットから次のコール目標(メッセージプラン項目関係)
- 特定の製品または薬に対して事前定義された結果セットから結果(メッセージ応答)
たとえば、次の表に、セールスマネージャがセールス要員用に設定するコール目標(メッセージプラン項目)を示します。
行ID
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製品名
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コール目標名
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12-1111
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Drug A
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医師にDrug Aの効用を紹介します。
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12-1112
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Drug A
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提案する価格および割引制度を医師に説明します。
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12-1113
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Drug A
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Drug Aの来年の販売可能量を医師に説明します。
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12-1114
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Drug A
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Drug Aの補足情報を医師に提供します。
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12-1115
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Drug B
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特定の病状においてDrug Aと比較したDrug Bの優位性を医師に説明します。
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12-1116
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Drug B
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Drug Bのサンプルを医師に提供します。
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[製品詳細]関連情報セクションのフィールド
[製品詳細]関連情報セクションでは、次のフィールドのみ使用可能です。
- プライマリメッセージプラン項目([コール目標]に名前を変更可能)
- プライマリメッセージプラン項目関係([次のコール目標]に名前を変更可能)
- プライマリメッセージ応答([結果]に名前を変更可能)
さらに、次の関連項目を使用して、SPM(またはPCD)レコードを製品詳細レコードに関連付けることができます。
- コール製品詳細のコール目標(コール製品詳細のメッセージプラン項目)
- コール製品詳細の次のコール目標(コール製品詳細のメッセージプラン項目関係)
- コール製品詳細の結果(コール製品詳細のメッセージ応答)
このトピックでは、これらの関連項目を総称して、コール製品詳細関連項目と呼びます。コール製品詳細関連項目とPCDレコードは多対多関係です。つまり、1つのPCDレコードを複数の異なるコール製品詳細関連項目レコードに関連付けることができます。
Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionの企業の管理者は、取引先コール、担当者コールおよび出席者コールのコールページレイアウトの[製品詳細]関連情報セクションを構成します。Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionでページレイアウトを構成する方法の詳細は、『Configuration Guide for Oracle CRM On Demand Life Sciences Edition』のページレイアウトに関する情報を参照してください。
作業前の準備。管理者は、『Configuration Guide for Oracle CRM On Demand Life Sciences Edition』の説明に従って、SPM用に動的ページレイアウトを設定する必要があります。管理者が動的ページレイアウトを設定した場合は、SPMタイプを選択すると、PCDレコードタイプのデフォルトレイアウトとは異なるページレイアウトが使用されます。たとえば、メッセージプラン項目レコードの場合、コール目標タイプを選択すると、[コール目標]ページレイアウトが使用されます。動的ページレイアウトの設定の詳細は、「動的ページレイアウトの指定」を参照してください。また、管理者は、[製品詳細]詳細ページの関連情報SPMレコードに対する[読み取り専用]、[表示]または[プライマリの継承]アクセスがユーザーに確保されるように、ユーザーアクセスプロファイルを設定する必要があります。
SPM(またはPCD)レコードタイプを製品詳細レコードに関連付けるには、次の条件を満たす必要があります。
- コール製品詳細関連項目とPCDレコードの製品が一致する必要があります。
- PCDレコードタイプを次のように設定する必要があります。
- メッセージプラン項目タイプは[コール目標]に設定する必要があります。
- メッセージプラン項目関係タイプは[次のコール目標]に設定する必要があります。
- メッセージ応答タイプは[結果]に設定する必要があります。
これらの条件は、関連付けを作成するときに適用されます。ただし、その後は適用されません。そのため、次の点に注意してください。
- 関連付けを作成した後は、コール製品詳細関連項目の[製品]フィールドを変更しないでください。
- PCDレコードがコール製品詳細関連項目に子レコードとして追加された後は、PCDレコードの[製品]および[タイプ]フィールドを変更しないでください。
- 既存の関連付けを削除したり、製品詳細レコードやPCDレコードを変更した後に、関連付けを復元しようとしないでください。
セールスコールでコール目標、次のコール目標および結果を製品詳細に関連付けるには
- 担当者コール、取引先コールまたは出席者コールの[コール詳細]ページで、[製品詳細]関連情報セクションに移動します。
[製品詳細]セクションには、プライマリコール目標(プライマリメッセージプラン項目)、プライマリ次のコール目標(プライマリメッセージプラン項目関係)およびプライマリ結果(プライマリメッセージ応答)の各カラムがあります。
- セールスコール時に説明する製品の行に移動し、製品名(Drug Aなど)をクリックします。
- [製品詳細]詳細ページで次の操作を行います。
- コール目標をDrug Aに関連付けるには、コール製品詳細のコール目標(コール製品詳細のメッセージプラン項目)関連情報セクションにスクロールし、[編集]ページで[選択]をクリックし、ルックアップセレクタを使用してコール目標(メッセージプラン項目)のリストからDrug Aのコール目標(メッセージプラン項目)を選択し、製品詳細レコードを保存します。
- 次のコール目標をDrug Aに関連付けるには、コール製品詳細の次のコール目標(コール製品詳細のメッセージプラン項目関係)関連情報セクションにスクロールし、[編集]ページで[選択]をクリックし、ルックアップセレクタを使用して次のコール目標(メッセージプラン項目関係)のリストからDrug Aの次のコール目標(メッセージプラン項目関係)を選択し、製品詳細レコードを保存します。
- 結果をDrug Aに関連付けるには、コール製品詳細の結果(コール製品詳細のメッセージ応答)関連情報セクションにスクロールし、[編集]ページで[選択]をクリックし、ルックアップセレクタを使用して結果(メッセージ応答)のリストからDrug Aの結果(メッセージ応答)を選択し、製品詳細レコードを保存します。
注: (前のリストの)関連情報セクションを[製品詳細]の詳細ページに追加する必要があります。詳細ページレイアウトのパーソナライズの詳細は、「詳細ページレイアウトの変更」を参照してください。 このセクションをページレイアウトに追加できない場合は、企業の管理者に問い合わせてください。
注: SPM(またはPCD)レコードは、[製品詳細]詳細ビュー内から作成できませんが、製品詳細レコードに関連付けることのみ可能です。SPM(またはPCD)レコードは、SPM(またはPCD)ページから作成し、同じ製品ブランド(Drug Aなど)に関連付ける必要があります。各SPM(またはPCD)レコードは、別のコールで詳細説明されている製品ブランドに関連付けることができます。ただし、同じコール内では、詳細説明される同じ製品に対して同じSPM(またはPCD)レコードを選択できません。管理者は、『Configuration Guide for Oracle CRM On Demand Life Sciences Edition』の説明に従って、SPM(またはPCD)詳細ページを設定する必要があります。
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