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使用状況追跡分析サブジェクトエリア対象製品このサブジェクトエリアは、すべてのエディションのOracle CRM On Demandで使用できます。このサブジェクトエリアにアクセスするには、[使用状況追跡]権限が必要です。管理者ユーザー役割には、デフォルトでこの権限が付与されています。 ビジネスの目的このサブジェクトエリアでは、[使用状況追跡]権限を持つユーザーが、企業内のOracle CRM On Demandの使用状況を分析できます。企業は、Oracle CRM On Demand内の次のアプリケーションエリアの使用状況を分析できます。
関連タイプシンプル ディメンションこのサブジェクトエリアには次のディメンションがあります。
基準このサブジェクトエリアで使用するすべての基準、およびそれらが格納されるフィールドを次に示します。 次の表に、Analytics実績基準を示します。これらの基準は、クエリーのパフォーマンスを表します。
次の表に、Oracle CRM On Demand内のアプリケーション使用状況基準を示します。これらの基準は、様々なアプリケーションオブジェクトタイプの使用状況を表し、作成されたレコード数、更新されたレコード数、削除されたレコード数などを示します。表内の「はい」という記述は、基準がそのフィールドで使用可能であることを示します。
次の表に、Oracle CRM On Demandのページビュー実績基準を示します。
注: 最大応答時間と最小応答時間の値は、この機能が使用可能になってからロードされたページビューレコードでのみ使用できます。Oracle CRM On Demandリリース25以前はこのデータが記録されていないため、このリリース以前にロードされたページビューレコードではNULL値になります。 次の表に、セットアップおよび設定の基準を示します。これらの基準は、使用状況追跡データの増分更新時に存在していた、Oracle CRM On Demandの最新のセットアップおよび設定のスナップショットです。セットアップおよび設定の基準は、ディメンションレベルで取得されないため一意です。
次の表に、ユーザー採用基準を示します。これらの基準を使用すると、企業は、Oracle CRM On Demandアプリケーションのユーザー採用を監視および分析できます。表内の「はい」という記述は、基準がそのフィールドで使用可能であることを示します。
使用上の注意このトピックでは、使用上の注意を示します。 使用状況追跡データについてデータウェアハウスの使用状況追跡データは、Oracle CRM On Demandアプリケーションデータの情報で毎週更新されます。使用状況追跡データの更新は週末に行われ、Oracle CRM On Demand Answersの残りのデータの夜間増分更新に付随するものではありません。 使用状況追跡基準は今月分のみ再計算され、以前の月のデータは、週が月末にまたがる場合以外は再計算されません。たとえば、使用状況追跡の増分更新が2010年5月28日金曜日に実行される場合は、2010年5月1日から始まる5月全体が再計算されます。使用状況追跡の増分更新が2010年6月4日金曜日に実行される場合は、その週が5月と6月の月にまたがっているため、両方の月の使用状況追跡基準が再計算されます。 使用状況追跡基準はカレンダー月で集計されます。これらの基準を企業の会計カレンダーで分析できる場合でも、標準以外のカレンダーを使用する企業の会計カレンダーで調整されることはありません。特に、4-4-5または5-4-4を使用している場合や、1つの会計期間に2つのカレンダー月が始まったり、カレンダー月が1つも始まらないカスタムカレンダーを使用している場合などです。このような場合、使用状況追跡基準は、特定の会計期間に対して増幅したり、不足したりする場合があります。 使用状況追跡データのほとんどが週レベルで取得されます。一部のユーザー採用基準は週レベルでは取得されません。セットアップおよび設定の基準については、すべてが週レベルで取得されるとは限りません。使用状況追跡データは週レベルで取得されるため、月別、四半期別および年別で集計可能です。ただし、週レベルより下のレベルで集計を実行した場合は、結果が生成されない場合があります。 ユーザーログイン履歴について90日以上経過したユーザーログイン履歴データは、Oracle CRM On Demandアプリケーションから継続的に削除されます。したがって、Oracle CRM On Demandアプリケーションをこのリリースに最初にアップグレードしたとき、使用状況追跡機能では約90日間のユーザー採用基準をサポートできます。ただし、ユーザー採用履歴データは、Oracle CRM On Demand Analyticsでのユーザー採用基準の時系列トレンド分析をサポートするために、データウェアハウスに保持されます。このデータは、Oracle CRM On Demandからのデータの削除後であっても、次回の完全更新まで保持されます。 使用状況追跡基準使用状況追跡基準は、カレンダー週ごとに収集されます。5-4-4や4-4-5などの非標準カレンダーまたはカスタム会計カレンダーを使用している場合は、1つの会計月または会計四半期の週が別の会計月または会計四半期よりも多かったり、少なかったりする可能性があります。そのため、基準が特定の月または四半期に対して若干増幅したり、不足しているように見える場合があります。このような動作が予想されるのは、企業の基準を会計カレンダーの月および四半期で分析するときに、それらの基準が会計カレンダー定義と完全には一致していない場合です。 コンテンツディメンションコンテンツディメンションは、Analytics実績基準とページビュー実績基準に共通です。 Analytics実績基準に関するレポートを作成するには、[コンテンツカテゴリー]フィールドを使用して、次の条件でフィルター処理します。 [コンテンツカテゴリー] = [分析] ページビュー実績基準に関するレポートを作成するには、[コンテンツカテゴリー]フィールドを使用して、次の条件でフィルター処理します。 [コンテンツカテゴリー] = [ページビュー] ページビュー実績基準を分析する場合は、コンテンツディメンションのフィールドのみ([コンテンツカテゴリー]と[コンテンツ名])を使用できます。ページビュー実績の場合、[コンテンツ名]の値は画面のタイトルを表します。Analytics基準の場合、[コンテンツ名]の値はレポート名またはダッシュボード名を表します。 分析にレポートのパスを表示するには、コンテンツディメンション内の[コンテンツ詳細]フィールドを使用します。[コンテンツ詳細]は、[コンテンツタイプ]が[共有レポート]/[個人レポート]であるコンテンツについて、[コンテンツカテゴリー]が[分析]に設定されている場合にのみ表示されます。レポートパスの形式を次に示します。
Analytics実績基準Analytics実績基準を他の基準と結合することはできません。ページビュー実績を他の基準と結合することはできません。これら2つの実績関連基準は、様々なレベルの詳細を使用して格納されますが、このレベルは相互に異なり、他のすべての基準とも異なります。Analytics実績基準は、コンテンツ、ユーザーおよび週レベルで取得されます。これらの基準は、各レポートが各ユーザーによって実行されるたびに収集され、週レベルで集計されます。平均応答時間は秒単位で測定されます。 一方、ページビュー実績基準は、ページおよび週レベルで取得されます。これらの基準は、各ページが閲覧されるたびに収集され、週レベルで集計されます。平均応答時間はミリ秒単位で測定されます。 Analytics実績基準のレポートでは、基準を個々のユーザー別に示すことができます。ただし、ページビュー実績は企業レベルのみになります。ほとんどのページビューにタイトルがありますが、タイトルのないページビューについては、使用状況実績基準は[その他]として報告されます。Analytics実績基準については、共有ダッシュボードと個人用ダッシュボードは対象になりますが、動的クエリーは対象になりません。ページビューコンテンツ名と分析コンテンツ名の両方に、企業のデフォルト言語と標準的なオブジェクトネーミングに基づく基準が表示されます。これらのコンテンツ名では、ユーザー言語やオブジェクト名の変更はサポートされていません。 ユーザーサインイン履歴の制限事項[ユーザーサインイン履歴]ディメンションには、[インタラクティブ]、[Web サービス]、[モバイル]など、ユーザーのサインイン元が示されています。このディメンションには、次の制限事項があります。
注意: [サインインタイプ]の値は、この機能が使用可能になってからロードされたユーザーサインインレコードでのみ使用できます。Oracle CRM On Demandリリース29以前はこのデータが記録されていないため、このリリース以前にロードされた[ユーザーサインイン履歴]レコードではNULL値になります。 |
公開日 2016 年 10 月 | Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |