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Expression Builderの使用

Oracle CRM On Demandでは、テキストボックスの横に[fx]アイコンが表示されているときはいつでも、Expression Builderを使用できます。このアイコンをクリックすると、 Expression Builderが別個のウィンドウに開きます。

注: 式でのフィールド名およびフィールド名構文の詳細は、「式について」を参照してください。

式を作成するには

  1. fx]アイコンをクリックし、Expression Builderを開きます。
  2. Expression Builderで、リストからフィールドと関数を選択するか、それらを式エディターに入力します。

    リストからフィールドを選択すると、そのフィールドの言語独立名が式エディターに貼り付けられます。たとえば、[商談]フィールドのリストから[クローズ日]フィールドを選択すると、[{Primary Revenue Close Date}]が式エディターに貼り付けられます。

    注: Expression Builderで[フィールド]リスト内に表示されるフィールド名は、フィールドの表示名です。管理者がフィールドの表示名を変更した場合は、[フィールド]リストにそのフィールドの新しい表示名が表示されます。ただし、リストからそのフィールドを選択したときは、そのフィールドの言語独立名が式エディターに貼り付けられます。

    フィールド名の括弧は、特定のフィールドの値が評価され、固有のデータタイプで返されることを示しています。次の表に、フィールドとフィールド値の選択について詳しく示します。

  3. 必要に応じて演算子およびリテラルを追加することで式を編集します。

    注:ピックリストフィールドに特定の値があるかどうかを式に判断させる場合は、式に値を入力しないでください。たとえば、[{Type}] = "顧客"と入力してはなりません。代わりに、リストからピックリストフィールドを選択し、Expression Builderの[可能な値を表示]リンクをクリックします。表示される値から、式で使用する値を選択します。式は次のようになります。

    [{Type}]=LookupValue("ACCOUNT_TYPE", "Customer")

  4. (オプション)[構文のチェック]をクリックし、式を修正します。
  5. 式を保存します。

次の表では、Expression Builderについて説明します。

インターフェイス要素

説明

レコードタイプフィールド

式で許可されるフィールド(コンテキストレコードタイプ)のコンテキストに応じたピックリストを提供します。企業の管理者がフィールドの名前を変更した場合、[フィールド]ピックリストには新しいフィールド名が表示されます。

次の点に注意してください。

  • ワークフロールールまたはワークフロールール関連のアクションを作成している場合、コンテキストレコードタイプは、そのワークフロールールの定義で指定されたレコードタイプになります。たとえば、サービスリクエストレコードのワークフロールールにアクションとして送信する電子メールを作成している場合、Expression Builderのコンテキストレコードタイプは[サービスリクエスト]です。
  • 高度なフィールド管理では、コンテキストレコードタイプは、式が作成されているフィールドの親になります。たとえば、商談フィールドでフィールド検証を定義する場合、Expression Builderのコンテキストレコードタイプは[商談]になります。

可能な値を表示

[フィールド]ピックリストからフィールドを選択する場合、[可能な値を表示]をクリックすると、そのフィールドで受け入れ可能な値を表示できます。

  • 選択されたフィールドがピックリストフィールドである場合、[可能な値を表示]により、そのピックリストに設定されたすべてのオプションが表示されます。

    一度に選択できるオプションは1つだけです。オプションを選択すると、Lookup関数が定義され、式で使用できるようになります。

  • 選択されたフィールドがピックリストフィールドでない場合、[可能な値を表示]によってウィンドウが表示され、そのフィールドで保持できるさまざまなデータで受け入れ可能な値が示されます。

ファンクション

式内でのデータの変更、抽出、処理で使用可能な特別な関数のドロップダウンリストを提供します。使用可能な関数のリストについては、「Expression Builderの関数」を参照してください。

編集可能な複数行のテキストボックスに式が表示されます。

式のサポートされる最大の長さについては、「式について」を参照してください。

ピックリストから選択したフィールドおよび関数は、式エディターに表示されます。式は式エディターに直接入力することもできます。

式構文には、常に言語に依存しないフィールド名が表示されます(言語独立名とは、ユーザー言語が変更されても変わらない名前です)。

構文ガイド

Expression BuilderオンラインヘルプのOracle CRM On Demandのトピックが表示されます。

式の例

Expression Builderオンラインヘルプの「Oracle CRM On Demandの例」が表示されます。

構文のチェック

作成した式の構文を検証します。

保存

式を保存します。

取消

変更を保存せずにExpression Builderウィンドウを閉じます。

関連トピック

関連するExpression Builderの情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.