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取引交渉登録の承認

企業のビジネスプロセスによって異なりますが、取引交渉登録を承認して有効な商談とみなすには、企業内に複数の従業員が必要です。現在の承認ルーティングは手動プロセスで、サポートされているのは、1レベルの承認のみです。登録を承認チェーンに従って移動するには、現在の承認者のフィールドを手動で変更する必要があります。

注:承認チェーン内の各承認者が[承認者]フィールドをチェーン内の次の承認者に更新することによって、実際には複数レベルの承認を実行できます。

取引交渉登録は、商談に関連付けられている場合のみ最終承認を得ることができます。取引交渉登録が商談に関連付けられていない場合は(スタンドアロン登録の場合など)、登録を既存の商談にリンクするか、その登録を商談に手動で変換する必要があります。取引交渉登録の変換方法の詳細は、「取引交渉登録から取引先、担当者、または商談への変換」を参照してください。取引交渉登録が最終承認されると、その登録に関連付けられた商談をパートナー組織で表示できるようになります。これは、パートナーユーザーによる商談へのアクセスに必要です。

注:関連付けられた商談がパートナー組織で表示できるのは、取引交渉登録が承認された場合のみです。登録が戻されたり拒否されたりした場合、関連付けられた商談(ある場合)にはアクセスできません。

作業前の準備:承認前の取引交渉登録の提出状況は[提出済み]に設定されている必要があります。

取引交渉登録を承認するには

  1. [取引交渉登録編集]ページの[承認状況]フィールドで、[承認]を選択します。
  2. [保存]をクリックします。

    承認状況を[承認]に変更すると、次の処理が実行されます。

    • Oracle CRM On Demandでは、提出状況の値が[提出済み]であることが検証されます。提出状況がこれ以外の値である場合、検証は失敗し、適切なエラーメッセージが表示されます。
    • Oracle CRM On Demandでは、[関連商談]フィールドに商談が挿入されていることが検証されます。
    • Oracle CRM On Demandでは、[関連商談]フィールドで指定した商談が承認済み取引交渉登録にまだ関連付けられていないことが検証されます。
    • 商談ヘッダーにある「登録済み」チェックボックスがオンになります。
    • 商談ヘッダーにある登録有効期限フィールドに、承認済み登録の失効日が挿入されます。
    • 承認済み登録のパートナー情報が商談ヘッダーにコピーされます。
    • 最終承認者が現在のユーザーに変更されます。[現在の承認者]フィールドは変更されません。
    • 承認日がOracle CRM On Demandの現在の日付に変更されます。
    • ワークフロールールによって、承認アクションを追跡するための新規タスクが作成されます。
    • ワークフロールールが設定されている場合は、ワークフロールールによって適切な電子メール通知が送信されます。

公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.