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[リスト]ページのレコードペインについて
多くの[リスト]ページにおいて、[リスト]ページからナビゲートせずにレコードペインでレコードをオープンできます。レコードに必要なアクセス権があるかぎり、レコードペイン内でレコードを操作できます。たとえば、次のような処理が可能です。
- レコード詳細を表示します。
- レコードの関連情報セクションを表示します。
- インライン編集機能が有効な場合、レコードおよび[詳細]ページの関連情報セクションのフィールドを編集します。
- レコードプレビュー機能を使用して、リンクされたレコードをプレビューします。
- レコードを削除します。
レコードペイン機能は、Oracle CRM On Demandのほとんどのレコードリストで使用できます。特定のリストではレコードペインがサポートされていません。リストでレコードペインがサポートされている場合、およびリストに少なくとも1つのレコードがある場合、[リスト]ページのタイトルバーの右側にレコードペインの切り替えアイコンが表示されます。

リストでレコードペインがサポートされていない場合、レコードペインの切り替えアイコンは[リスト]ページでは使用できません。
注意: Oracle CRM On Demandの管理ページからアクセスするリストでは、レコードペインはサポートされていません。
レコードペインの操作時に適用される考慮事項
レコードペインを操作するときは、次の点に注意してください。
- カスタムコードおよびカスタムWebアプレット。管理者は、カスタムコードおよびカスタムHTMLヘッド追加を使用してOracle CRM On Demandのページをカスタマイズできます。たとえば、管理者はレコードの[詳細]ページにカスタムボタンを追加したり、カスタムコードが含まれるカスタムWebアプレットをページに追加できます。場合によっては、レコードペインでレコードを操作する際に、こうしたカスタマイズが想定どおりに機能しない可能性があります。
- レコードペインでのレコードの更新。レコードペインでレコードをオープンしている間に別のユーザーがレコードを更新した場合、レコードを更新しようとするとメッセージが表示されます。その場合は、ページのリストセクションでレコードの行を再度クリックし、レコードペインのレコードを更新する必要があります。
- レコードペインでのレコードの削除。レコードペインでレコードを削除した場合、レコードペインはクローズします。リストが更新され、レコードがリストに表示されなくなります。
- [リスト]ページからナビゲートするアクション。レコードペインでは、Oracle CRM On Demandで別のページをオープンするリンク(関連情報セクションの[リストを全表示]リンクなど)をクリックした場合、または新規レコードの作成などのアクションを実行するボタンをクリックした場合、新規ページがオープンします。[リスト]ページが新規ページに置き換わります。リストに戻る場合は、[戻る]リンクを使用してリストに戻ることができます。
- リストのナビゲーションおよびインライン編集。ページのリストセクションには、次の考慮事項が適用されます。
- リストセクションの上部または下部にあり、リスト内の次のページ、前のページ、先頭ページまたは最終ページに移動できるナビゲーションアイコンは、レコードペインがオープンしているときに使用できます。ただし、レコードペインでレコードをオープンしている場合、リストで別のページにナビゲートすると、レコードはクローズします。レコードペインはオープンしたままとなります。
- レコードペインがオープンしている間は、ページのリストセクションでフィールドをインライン編集することはできません。
- リストのフィルター処理に通常使用するアルファベット文字検索機能およびクイックフィルターフィールドは、レコードペインがオープンしている間は使用できません。リストをフィルター処理する場合は、レコードペインをクローズする必要があります。
- レコードペインがオープンしている間は、リストを並べ替えできません。リストを並べ替える場合は、レコードペインをクローズする必要があります。
- レコードペインがオープンしている間は、[リスト]ページに表示されるレコード数を変更できません。[リスト]ページに表示されるレコード数を変更する場合は、レコードペインをクローズする必要があります。
関連トピック
関連情報については、次のトピックを参照してください。
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