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カスタム関連情報フィールドの作成
カスタム関連情報フィールドは、関連レコードタイプのフィールドの値を表示するために使用できる、特定のレコードタイプのフィールドです。作成したカスタム関連情報フィールドを、ページレイアウトおよび関連情報レイアウトに追加できます。カスタム関連情報フィールドは、カスタムオブジェクト、取引先担当者、世帯担当者および担当者ポートフォリオレコードタイプでのみ作成できます。カスタム関連情報フィールドの使用方法の例は、「カスタム関連情報フィールドについて」を参照してください。
カスタム関連情報フィールドについては、[フィールド編集]ページで、[表示名]、[関連情報]、[項目タイプ]、[関連レコードタイプ]、ツールヒントテキストおよび[関連フィールド]の各フィールドのみを設定します。[フィールド編集]ページの他のすべてのフィールドは、[関連情報]チェックボックスをオンにした後に読取り専用フィールドになります。
注: カスタム関連情報フィールドの保存後は、そのカスタム関連情報フィールドに対する[フィールド編集]ページのいずれのフィールドも更新できません。
次の手順では、カスタム関連情報フィールドの作成方法について説明します。
作業前の準備:
- 作成しているカスタム関連情報フィールドに値を表示する、関連レコードタイプのフィールドのフィールドタイプを決定します。
- 次の手順を実行するには、[アプリケーションをカスタマイズ]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。
カスタム関連情報フィールドを作成するには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [アプリケーションカスタマイズ]セクションで、[アプリケーションカスタマイズ]リンクをクリックします。
- [レコードタイプセットアップ]セクションで、カスタム関連情報フィールドを設定するレコードタイプに対するリンクをクリックします。
たとえば、[カスタムオブジェクト 04]レコードタイプにカスタム関連情報フィールドを作成して、[担当者]レコードタイプのフィールドの値を表示する場合は、[カスタムオブジェクト 04]をクリックします。
- [フィールド管理]セクションで、[レコードタイプフィールドセットアップ]をクリックします。
- [レコードタイプフィールド]ページで、[新規フィールド]をクリックします。
- [レコードタイプフィールド編集]ページで、次の操作を行います。
- [表示名]フィールドに、新規フィールドの名前を入力します。
カスタム関連情報フィールドに、関連レコードタイプのフィールドと同じ名前を設定する場合があります。ただし、フィールドに別の名前を指定できます。
- [項目タイプ]フィールドで、作成するフィールドのタイプを選択します。
たとえば、新規フィールドに関連レコードタイプから数値フィールドの値を表示する場合は、[数字]を選択します。
注: Webリンクと複数選択ピックリストフィールドを除いて、すべてのタイプのフィールドにカスタム関連情報フィールドを作成できます。
- [関連情報]チェックボックスをオンにします。
- [関連レコードタイプ]フィールドで、関連レコードタイプを選択します。
たとえば、[カスタムオブジェクト 04]レコードタイプにカスタム関連情報フィールドを作成して、[担当者]レコードタイプのフィールドの値を表示する場合は、[担当者]を選択します。
注: フィールドタイプと関連レコードタイプの両方を選択した後は、選択した関連レコードタイプの選択したフィールドタイプのすべてのフィールドを、[関連フィールド]というフィールドで選択に使用できます。
- [関連フィールド]というフィールドで、新規カスタムフィールドに情報を表示するフィールドの名前を選択します。
- 新規フィールドを保存します。
- (オプション)次のように、新規フィールドの名前の翻訳を入力します。
- [レコードタイプフィールド]ページで、[翻訳言語]ドロップダウンリストから、翻訳を入力する言語を選択します。
- 名称、フィールド検証エラーメッセージ、説明またはツールヒントテキストを翻訳するフィールドの[編集]リンクをクリックします。
- [表示名]フィールドに翻訳を入力し、[保存]をクリックします。
翻訳した名前が[表示名]カラムに黒いテキストで表示されます。
- 翻訳を入力する各言語に対して、ステップaからcを繰り返します。
- 翻訳の入力終了後に[レコードタイプフィールド]ページでの作業を続行するには、[言語]ドロップダウンリストで、企業のデフォルト言語を選択します。
新規のカスタム関連情報フィールドを保存すると、Oracle CRM On Demandでは新規フィールドを初期化するためのリクエストが自動的に提出されます。初期化プロセスでは、レコードのカスタム関連情報フィールドに、関連レコードタイプのレコードにある対応するフィールドの値が入力されます。 次の手順で説明するように、[関連フィールド初期化キュー]ページから初期化リクエストの状態を表示できます。
注: Oracle CRM On Demandでは、初期化プロセスが完了したことを確認する電子メールは送信されません。
初期化リクエストの状態を表示するには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [データ管理ツール]セクションで、[関連フィールド初期化キュー]をクリックします。
[関連フィールド初期化キュー]ページに、初期化プロセスに関する情報が表示されます。
新規フィールドを、フィールドを作成したレコードタイプのページレイアウト、および他のレコードタイプに対するレコードタイプの関連情報レイアウトに追加できます。たとえば、[カスタムオブジェクト 04]レコードタイプに、[担当者]レコードタイプのフィールドの値を表示するカスタム関連情報フィールドを作成する場合は、[カスタムオブジェクト 04]レコードタイプのページレイアウト、および[取引先]レコードタイプやその他のカスタムオブジェクトレコードタイプなど、他のレコードタイプの[詳細]ページにカスタムオブジェクト04レコードを表示するために使用する関連情報レイアウトにも、カスタム関連情報フィールドを追加できます。関連情報レイアウトでのカスタム関連フィールドの使用例は、「 カスタム関連情報フィールドについて」を参照してください。
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