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在庫期間の調整

セールス要員は、少なくとも年に1度各自のサンプルを調整する必要があります。調整は、1年のうちの様々な時期に開始できますが、調整できるのは、終了している在庫期間のみです。在庫期間を完全に調整するには、その前に、在庫期間に関連付けられているすべてのトランザクションが完了している必要があります。

在庫期間の調整は、「在庫の調整プロセス」の最終ステップです。

作業前の準備:在庫期間を調整するには、ユーザーの役割に[基本サンプル操作の有効化]権限が含まれている必要があります。

在庫期間を調整するには

  1. [在庫期間リスト]ページで、[開始日]フィールドをドリルダウンして、調整する在庫期間レコードを開きます。

    開く在庫期間は終了している必要があります。期間を調整できるのは、実地棚卸と、Oracle CRM On Demandによって算出された数量の間に差異がなく、かつ在庫期間に保留トランザクションがない場合のみです。

  2. [調整]をクリックします。

    次の条件のいずれに該当する場合は、エラーメッセージが表示されます。

    • 状態が[進行中]のトランザクションが、在庫期間に関連付けられている場合。
    • 前の在庫期間が開いている場合。
    • 差異が許容範囲を超えている場合。現在、差異は0(ゼロ)に設定されています。
  3. [在庫期間リスト]ページに戻り、ステップ1で開いた在庫期間レコードと同じレコードを開きます。調整が正常に実行されると、[調整済]フラグが選択されます。

:期間中にサンプルを別のセールス要員に振り替えた場合や本社に戻した場合、エンドユーザーは、調整前に、振替トランザクションを作成する必要があります。また、モバイルユーザーは、在庫数を送信する前に、各自のローカルデータベースをサーバーデータベースと同期化する必要があります。この同期化が重要となるのは、モバイルユーザーが以前の期間または有効でない期間に受け取ったサンプルを記録している場合です。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.