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カスタム関連情報フィールドについて結合フィールドを使用することによって、Oracle CRM On Demandでは、[詳細]ページ内の特定のレコードタイプの関連レコード、または2番目のレコードタイプのレコードの関連情報リストから、いくつかの情報を表示できます。結合フィールドは、外部キーを使用して別のレコードタイプのフィールドを参照するレコードタイプのフィールドです。たとえば、カスタムオブジェクト04を[担当者]レコードタイプにリンクでき、[カスタムオブジェクト 04]レコードタイプの多数の結合フィールドを使用して、担当者レコードの情報をカスタムオブジェクト04レコードに対する[詳細]ページに表示できます。担当者の名前(名)、名前(姓)、電子メール、および担当者レコードからのその他のフィールドを、リンクしたカスタムオブジェクト04レコードの[詳細]ページに表示できます。同様に、別のレコードタイプのレコードにリンクされているカスタムオブジェクト04レコードのリストに、担当者レコードのフィールドを表示できます。 ただし、結合フィールドが使用できない関連レコードタイプのフィールドの値を表示する必要がある場合があります。たとえば、カスタムオブジェクト04レコードの[詳細]ページに、関連担当者のアシスタントの電話番号を表示する場合がありますが、結合フィールドは、[担当者]レコードタイプの[アシスタント電話番号]フィールドには使用できません。または、[カスタムオブジェクト 05]レコードタイプなど、別のリンクされたレコードタイプに対する[詳細]ページに表示されるカスタムオブジェクト04レコードのリストに、[担当者]レコードタイプのカスタムフィールドの値を表示する場合があります。カスタムオブジェクト、取引先担当者、世帯担当者および担当者ポートフォリオレコードタイプでのみ、結合フィールドを使用できないフィールドの情報を表示できるカスタム関連情報フィールドを作成できます。カスタム関連情報フィールドの作成方法の詳細は、「カスタム関連情報フィールドの作成」を参照してください。 注: Webリンクと複数選択ピックリストフィールドを除いて、すべてのタイプのフィールドにカスタム関連情報フィールドを作成できます。Oracle CRM On Demandレポートでカスタム関連情報フィールドを使用できません。これらのフィールドはOracle CRM On Demand Answersにマップされていないためです。かわりに、Oracle CRM On Demand Answersで使用できる元のソースフィールドを使用する必要があります。 カスタム関連情報フィールドの値の更新についてカスタム関連情報フィールドの値の更新について、次の考慮事項が適用されます。
カスタム関連情報フィールドの使用例企業が会議場を所有および管理しており、他の企業、政府クライアントなどに会議施設を提供しているとします。あるカスタムオブジェクトレコードタイプを使用してイベントに関する情報を追跡し、別のカスタムオブジェクトレコードタイプを使用してイベントに使用される部屋に関する情報を追跡します。各部屋は、多くのイベントに使用され、各イベントは多数の部屋を使用する可能性があるため、レコードタイプ間に多対多の関係が必要です。Oracle CRM On Demandで多対多の関係を作成するには、3つ目のカスタムオブジェクトレコードタイプを共通テーブルとして使用して、各部屋の予約、またはセッションに関する情報を追跡します。その後、部屋とセッションの間に1対多の関係を作成し、イベントとセッションの間に1対多の関係を作成します。この結果、部屋とイベントの間に多対多の関係ができます。カスタムオブジェクト間に多対多の関係を設定する方法は、「カスタムオブジェクトの多対多の関係について」を参照してください。 [部屋]レコードタイプで、部屋タイプと部屋収容力の2つのカスタムフィールドを設定します。今度は、特定のユーザー役割に対する[イベント詳細]ページに、[セッション]関連情報セクションの[部屋タイプ]および[部屋収容力]フィールドの情報を表示します。この設定を使用すると、[イベント詳細]ページを表示するユーザーは、イベントに割り当てられている部屋のタイプと収容力を表示できます。 次の手順では、この例の[イベント]および[セッション]レコードタイプを設定する方法について説明します。 [イベント]および[セッション]レコードタイプを設定するには
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公開日 2016 年 10 月 | Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |