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Offline Clientへのレコードのダウンロード

このトピックでは、レコードをOffline On Demand(Offline client)にダウンロードする方法とダウンロード設定をOffline On Demandに保存する方法について説明します。

作業前の準備:

  • Oracle CRM On Demandで、自分のコンピュータにダウンロードする取引先レコード、担当者レコードまたは商談レコードを制限するためのフィルター済みリストを設定します。作成手順については、「リストの使用」を参照してください。
  • 一度にダウンロードできるのは、250件の取引先、750件の担当者、または750件の商談です。レコードがこの数を超えると、Oracle CRM On Demandでは、ダウンロードリクエストのレコード数を削減するように求められます。レコード数の削減には、フィルター済みリストを使用します。

    注: 企業の管理者は、ダウンロードに使用できるレコード数の増加をリクエストできます。ただし、レコード数が増加すると、ダウンロードプロセスの完了にかかる時間が長くなります。

  • 日付と時刻は、コンピュータの地域の設定によって決まります。地域の設定で、日付と時刻のデフォルトの形式を変更できます。日付と時刻のセパレータを同じにすることはできません。同じにした場合は、Offline On Demand(Offline client)へのレコードのダウンロードが失敗します。たとえば、ダッシュ記号を、日付の日と月とのセパレータとして使用し、同時に時刻の時間と分とのセパレータとして使用することはできません。
  • レコードをダウンロードまたはアップロードするには、インターネットに接続している必要があります。

オフライン作業中に使用するレコードをダウンロードします。ダウンロードできるすべてのレコードセットは、自分が所有しているレコードと、共有しているレコードで構成されます。

注:レコードのダウンロードを開始する前に、Office 2007の設定でマクロを有効にします。

レコードをダウンロードするには

  1. Offline clientを開きます。
  2. [ダウンロード]ボタンをクリックします。
  3. Oracle CRM On Demandへのサインインを求めるメッセージが表示されたら、ユーザーIDとパスワードを入力します。

    注: セキュリティに関する質問を含むOracle CRM On Demandのセキュリティ資格情報を適切に設定する必要があります。セキュリティ資格情報を設定しない場合、「ページが見つかりません」というエラーが表示されることがあります。

  4. 次の該当する操作を行います。
    • 取引先の場合、リストからダウンロードする取引先を選択します。
    • 担当者の場合は、リストからダウンロードする担当者リストを選択します。
    • 商談の場合は、リストからダウンロードする商談リストを選択します。

      注: 自分またはマネージャが作成したすべてのリストがOffline clientのプライマリレコードリストに表示されます。

  5. 自分のプライマリレコードタイプに関連するアポイントとタスクをダウンロードする場合は、ダウンロードするアポイントとタスクを選択します。
    • デフォルトのアポイントとタスク (個人)。過去60日のアポイントとタスク、および自分が所有者、委任元ユーザー、または活動レコード上のユーザーとなるこの先6か月のアポイントとタスクです。
    • 延長されたアポイントとタスク (個人)。前年のアポイントとタスク、および自分が所有者、委任元ユーザー、または活動レコード上のユーザーとなるこの先6か月のアポイントとタスクです。
    • デフォルトのアポイントとタスク:過去60日と、この先6か月のアポイントとタスクです。
    • 延長されたアポイントとタスク。前年と、この先6か月のアポイントとタスクです。
    • 次の 7 日 (プラス過去の 60 日)。次の7日と、過去60日のアポイントとタスクです。
    • 次の 14 日 (プラス過去の 60 日)。次の14日と、過去60日のアポイントとタスクです。
    • 次の 21 日 (プラス過去の 60 日)。次の21日と、過去60日のアポイントとタスクです。
    • 次の 31 日 (プラス過去の 60 日)。次の31日と、過去60日のアポイントとタスクです。
    • 次の 60 日 (プラス過去の 60 日)。次の60日と、過去60日のアポイントとタスクです。
    • なし。アポイントとタスクはダウンロードされません。

      :選択したアポイントとタスクのリストにより、2次レベルの活動(つまり、選択したプライマリレコードタイプに直接関連するアポイントとタスク)のみがフィルター処理されます。3次レベルの活動については、デフォルト設定である今日より前の60日と、この先6か月のすべてのレコードが常にダウンロードされます。

      注:アポイントとタスクのリストは製品に組み込まれているため、変更できません。

  6. [ダウンロード]をクリックします。

    プログレスバーは、次の3つのステップから成るダウンロードプロセスの進捗状況を示しています。

    1. サーバーがデータの取得を要求する
    2. Offline clientのデータを収集する
    3. Offline client内でデータを処理する

      プロセスが完了すると、ダウンロードが成功したことを示すメッセージが表示されます。

      ヒント: Offline clientのエラーログを有効にすると、ダウンロード中に発生したエラーの確認に役立ちます。エラーログが有効なときに、エラーメッセージが表示された場合は、[オフライン]ディレクトリに移動して、エラーログファイルの特定のエラーメッセージを確認します。エラーログを有効にする方法については、「Offline Clientの設定」を参照してください。

ダウンロード設定をOffline On Demandに保存するには

  1. Offline clientを開きます。
  2. [ヘルプ]、[情報]の順にクリックして、[システム情報]ページを開きます。
  3. ダウンロード設定の保存メニューから[真]を選択します。

    この設定によって、Offline On Demandの使用時に、選択したリストを後続のダウンロードに保存できます。保存されるのは、プライマリレコードリストと、前のダウンロードのアポイントとタスクの設定値です。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.