印刷      PDFバージョンのオンラインヘルプを開く


前のトピック

次のトピック

プロセス管理

Oracle CRM On Demandの[プロセス管理]セクションでは、レコードが特定の状態のときに、外部アプリケーションを含むユーザーが、指定のレコードタイプのレコードに対して特定のアクションを実行できないようにプロセスを設定できます。このように、ユーザーが特定のアクションを実行できないようにすることをレコードのロックと呼びます。

Oracle CRM On Demandでは、プロセス管理機能はデフォルトで有効ではありません。これは、Oracle CRM On Demand Customer Careによって企業ごとに有効にする必要があります。企業でプロセス管理機能を使用する必要がある場合は、Oracle CRM On Demand Customer Careに連絡して、[プロセス管理]権限を企業の管理者の役割に付与するように依頼してください。

Oracle CRM On Demand Customer Careが[プロセス管理]権限を企業の管理者に付与すると、企業の管理者はこの権限を他の役割に付与できます。

注:どのレコードをロックするかを決定する制御は、レコードを使用するユーザーの権限を計算するときにOracle CRM On Demandが検証する最後のセキュリティコンポーネントです。他のアクセス制御コンポーネントによって付与された権限が先に検証されます。アクセス制御コンポーネントは、レコードにアクセスして使用するユーザーの権限の計算に入れられるOracle CRM On Demandの機能です。アクセス制御コンポーネントの例として、レコード所有権、アクセスプロファイル、役割、チーム、ブックおよびレポート階層があります。レコードをロックする制御は、他のアクセス制御コンポーネントによって有効になる制限より優先されません。

必要に応じて、企業で設定したレコードロックプロセスを特定のユーザーが上書きすることを許可できます。詳細は、「レコードロックプロセスの上書きについて」を参照してください。

プロセスおよびプロセスの作成方法については、次のトピックを参照してください。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.