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見込み客変換レイアウトの作成

[見込み客を変換]ページのカスタマイズしたレイアウトを作成し、レイアウトをユーザー役割に割り当てることで、ユーザーが見込み客を変換するときに使用できるオプションを指定できます。

注:見込み客を取引先、担当者、商談または取引交渉登録に変換するには、ユーザーのアクセスプロファイルおよび役割にも適切な設定が必要です。見込み客の変換に必要な設定の詳細は、「見込み客を変換するためのアクセスプロファイルおよび役割の設定」を参照してください。

次の表に、[見込み客を変換]ページで使用可能にできるオプションを示します。

レコードタイプ

オプション

取引先

取引先に変更しない

既存取引先を使用する

新規取引先を自動作成

見込み客チームを取引先にコピー

カスタムオブジェクトnを関連付け(nは01から40までの数字)

担当者

既存担当者を使用する

新規担当者を自動作成

見込み客チームを担当者にコピー

カスタムオブジェクトnを関連付け(nは01から40までの数字)

商談

商談に変更しない

新規商談を自動作成

見込み客チームを商談にコピー

カスタムオブジェクトnを関連付け(nは01から40までの数字)

取引交渉登録

取引交渉登録を作成しない

取引交渉登録の自動作成

注:[取引交渉登録]オプションは、企業がOracle CRM On Demand Partner Relationship Management Editionを使用するように設定されている場合のみ該当します。

標準レイアウトが用意されています。標準レイアウトには、取引先、担当者および商談の一部のオプションが含まれていますが、取引交渉登録のオプションは一切含まれていません。標準レイアウトをコピーしてコピーを編集できますが、標準レイアウトを編集または削除することはできません。

レコードタイプに対して使用可能にするオプションに応じて、[見込み客を変換]ページのレコードタイプセクションは次のような影響を受けます。

  • いずれかのオプションをレコードタイプに対して使用可能にしない場合、[見込み客を変換]ページには、そのレコードタイプのセクションが含まれません。
  • [取引先]レコードタイプに対して[取引先に変更しない]オプションのみを使用可能にした場合、[取引先]セクションはページに表示されません。
  • [商談]レコードタイプに対して[商談に変更しない]オプションのみを使用可能にした場合、[商談]セクションはページに表示されません。
  • (Oracle CRM On Demand Partner Relationship Management Editionを使用する場合のみ)[取引交渉登録]レコードタイプに対して[取引交渉登録を作成しない]オプションのみを使用可能にした場合、[取引交渉登録]セクションはページに表示されません。

作業前の準備。ここで説明する手順を実行するには、[データルールおよび割当]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。

見込み客変換レイアウトを作成するには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [ビジネスプロセス管理]セクションで、[データルール & 割当]をクリックします。
  3. [見込み客変更管理]セクションで、[見込み客変更レイアウト]をクリックします。
  4. [見込み客変更レイアウトリスト]ページで、[新規レイアウト]をクリックします。
  5. ステップ1の[レイアウト名]で、次の操作を行います。
    1. レイアウトの名前を入力します。
    2. (オプション)レイアウトの説明を入力します。
    3. このレイアウトをすべてのユーザーのデフォルトにする場合は、[デフォルト見込み客変更レイアウト]チェックボックスをオンにします。

      注:デフォルトでは、Oracle CRM On Demandで提供される標準見込み客変更レイアウトは、別のレイアウトがデフォルトとしてマークされていないかぎり、会社のデフォルトの見込み客変更レイアウトとして機能します。別のレイアウトを作成し、新しいレイアウトの[デフォルトレイアウト]チェックボックスをオンにした場合、標準見込み客変更レイアウトはデフォルトではなくなります。したがって、標準見込み客変更レイアウトは、[デフォルトレイアウト]チェックボックスが他のレイアウトに対してオンになっていない場合にのみ、会社のデフォルトレイアウトになります。ただし、標準見込み客変更レイアウトの[デフォルトレイアウト]チェックボックスは、デフォルトとして機能している場合にも、常にオフのままになります。

  6. ステップ2の[アクションの選択]では、[見込み客変更レコードタイプ]セクションでアクションを選択するレコードタイプ([取引先]、[担当者]、[商談]または[取引交渉登録])をハイライト表示し、矢印をクリックして、ページに表示するアクションを[見込み客変更使用可能アクション]セクションから[見込み客変更選択済みアクション]に移動します。各レコードタイプについて、このステップを繰り返します。
  7. ステップ3のフィールドの選択では、ユーザーが[見込み客詳細]をクリックしたときに、[見込み客を変換]ページの[商談]および[取引交渉登録]セクションに継承する必要がある見込み客フィールドを次のように指定します。
    1. [見込み客変更レコードタイプ]リストで、[見込み客を変換]ページにフィールドを設定する必要があるレコードタイプを選択します([商談]または[取引交渉登録])。

      最初、見込み客変換選択済みフィールドリストには、デフォルトで継承されるフィールドが表示されます。見込み客変換使用可能フィールドリストには、該当するレコードタイプについて[見込み客を変換]ページに継承可能なすべての追加フィールドが表示されます。

      注: [見込み客を変換]ページのレイアウトに追加できるのは、関連レコードタイプのフィールドにマップされているフィールドのみです。[見込み客を変換]ページに追加するフィールドが関連レコードタイプのフィールドにまだマップされていない場合、[見込み客を変換]ページのレイアウトに追加する前に、このフィールドをマップする必要があります。通常、[関連商談]フィールドは[見込み客を変換]ページの[商談]セクションに表示され、[取引交渉登録名]フィールドは[取引交渉登録]セクションに表示されます。これらのフィールドは、ページレイアウトから削除できません。 詳細は、「見込み客変換中の追加フィールドのマッピング」を参照してください。

    2. 必要なフィールドを見込み客変換選択済みフィールドリストに移動し、不要なすべてのフィールドを見込み客変換使用可能フィールドリストに移動します。1つのレコードタイプについて見込み客変換選択済みフィールドリストに含めることができる最大フィールド数は9個です。
    3. 他のレコードタイプ([商談]または[取引交渉登録])について、ステップaとbを繰り返します。
  8. ステップ4の[確認]では選択内容を確認し、必要に応じて、ステップ2の[アクションの選択]またはステップ3のフィールドの選択に戻り、選択内容を変更します。
  9. [終了]をクリックして変更を保存します。

公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.