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カスタム会計カレンダーの定義

企業管理者は、企業の会計年度に従ってOracle CRM On Demandの会計カレンダーを定義します。カスタム会計カレンダーはすべてのレポート、ビジネス計画、目標、およびユーザー目標に反映されます。

注:カスタム会計カレンダーの定義を設定するには、[企業の管理]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。

企業のカスタム会計カレンダーを設定するには、次のことを行う必要があります。

  1. カスタマーサポートに連絡し、企業のカスタム会計カレンダーの使用を有効にします。
  2. 企業の会計カレンダーを定義します。
  3. カスタム会計カレンダーが社内で有効になっていることを確認します。

注意:一度カスタム会計カレンダーオプションを有効にすると、無効にすることはできません。Oracle CRM On Demandの会計カレンダーの機能を十分に理解してからカスタム会計カレンダーを有効にすることをお勧めします。

カスタム会計カレンダーと売上予想

カスタム会計カレンダーを使用している場合は、売上予想の生成に企業のカスタム会計カレンダー定義が使用されます。企業の管理者は、売上予想を有効にする前に、カスタム会計カレンダーレコードを定義する必要があります。売上予想は期間内の複数の四半期にまたがる場合があるため、売上予想には複数の会計年度のデータが含まれる場合があります。したがって、売上予想マスターの生成に十分なデータを使用できるようにするには、企業で売上予想を生成する各年に対してカスタム会計カレンダーを作成する必要があります。また、新しいカスタム会計カレンダー定義を売上予想で使用できるようにするには、企業の管理者が売上予想定義を更新する必要があります。次の売上予想日より前に売上予想定義が更新されていない場合、売上予想は生成されません。売上予想定義の更新の詳細は、「売上予想定義の更新」を参照してください。

新規のカスタム会計カレンダーを定義するには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [企業管理]セクションで、[企業管理]リンクをクリックします。
  3. [会計カレンダー管理]セクションで、[会計カレンダー定義]リンクをクリックします。
  4. [会計カレンダーリスト]ページで、[新規会計カレンダー]をクリックします。
  5. メニューから、使用する会計年度を選択します。

    会計カレンダーの名前(例:「2009会計年度」)が自動的に[名前]フィールドに設定されます。この値は読み取り専用です。

  6. 次の情報を入力します。
    1. 説明。カスタム会計定義に関する追加情報を追加します。このフィールドには250文字まで入力できます。
    2. 会計四半期 1。カレンダーアイコンをクリックして、この四半期の各会計月の開始日を指定します。
    3. 会計四半期 2。カレンダーアイコンをクリックして、この四半期の各会計月の開始日を指定します。
    4. 会計四半期 3。カレンダーアイコンをクリックして、この四半期の各会計月の開始日を指定します。
    5. 会計四半期 4。カレンダーアイコンをクリックして、この四半期の各会計月の開始日を指定します。
    6. 追加情報。カレンダーアイコンをクリックして、次の会計年度の開始を指定します。

      注:会計年度の長さは99週を超えることはできません。[次の会計年度開始]に前の会計年度の開始日から数えて99週を超える値を入力すると、正しい値の入力を要求するエラーメッセージが表示されます。

  7. [保存]をクリックします。

注:会計カレンダーは順番に作成する必要があります。たとえば、2010会計年度は2011会計年度より前に作成する必要があります。

新しいカスタム会計カレンダーの定義が分析に反映されるのは、夜間ETL(抽出、変換、ロード)が実行された後です。

会計カレンダーの詳細を表示するには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [企業管理]セクションで、[企業管理]リンクをクリックします。
  3. [会計カレンダー管理]セクションで、[会計カレンダー定義]リンクをクリックします。
  4. [会計カレンダーリスト]ページで、会計期間を表示する会計年度の名前をクリックします。

    [会計カレンダー詳細]ページに、選択した年度の個々の会計月と次の会計年度の開始日が表示されます。

注:標準会計カレンダーからカスタム会計カレンダーに移行する場合、前の会計年度のレコードが[会計カレンダーリスト]ページに読み取り専用で表示され、Oracle CRM On Demandで生成される将来のすべての会計年度レコードは削除されます。標準会計カレンダーの詳細は、「会計カレンダーについて」を参照してください。

会計カレンダーを編集するには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [企業管理]セクションで、[企業管理]リンクをクリックします。
  3. [会計カレンダー管理]セクションで、[会計カレンダー定義]リンクをクリックします。
  4. [会計カレンダーリスト]ページで、更新する会計年度を探し、[編集]をクリックします。
  5. 会計カレンダーの新しい詳細を入力し、[保存]をクリックします。

    カスタム会計カレンダー定義の変更が分析に反映されるのは、夜間ETL(抽出、変換、ロード)が実行された後です。

注:カスタム会計カレンダーを定義した場合は、既存のカレンダー定義を編集することで、カレンダー定義を変更できます。現在の会計年度より前の会計カレンダーは読み取り専用です。カスタム会計カレンダーは削除できません。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.