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レコードの削除/復元
レコードを削除できるのは、そのレコードへのユーザーのアクセスレベルで削除が許可されている場合です。ユーザー役割に対して有効になっている権限に応じて、次のタスクの一部またはすべてを実行できる場合もあります。
- レコードのリストを削除します。
- 他のユーザーが削除した個別のレコードを復元します。
- 自分が削除したレコードのリストを復元します。
- 別のユーザーが削除したレコードのリストを復元します。
注意: レコードを削除する際には、削除するレコードにリンクされているレコードの一部またはすべてが削除される可能性があります。
作業前の準備。「レコードの削除/復元について」というトピックを読むことをお薦めします。親レコードが削除される際に削除されるリンク先レコードに関する情報およびレコードの削除と復元に関するその他の情報が説明されています。
個別のレコードの削除
次の手順では、レコードの[詳細]ページからレコードを削除する方法について説明します。
レコードの[詳細]ページからレコードを削除するには
次の手順では、レコードのリストからレコードを削除する方法について説明します。
レコードのリストからレコードを削除するには
- 削除するレコードの行で、レコードレベルのメニューから[削除]を選択します。
レコードのリストの削除
トップレベルのレコードタイプの多くはバッチ削除機能をサポートしているため、[リスト]ページから複数のレコードを同時に削除できます。次の手順では、レコードのリストを削除する方法を説明します。
注意: Oracle CRM On Demand Life Sciences Edition特有のレコードタイプの中には、バッチ削除機能がサポートされないものもあります。メッセージ応答、メッセージプラン、メッセージプラン項目、メッセージプラン項目関係、在庫監査レポート、在庫期間、サンプル免責条項、サンプルトランザクション、トランザクション項目などのレコードタイプがこれに該当します。
作業前の準備。この手順を実行するには、ユーザーの役割に一括削除および復元権限が含まれている必要があります。
レコードのリストを削除するには
- 削除するレコードのリストを開きます。
ヒント:リストは、削除する前にエクスポートしてください。そうすれば、誤ってレコードを削除した場合に、エクスポートしたリストのデータをOracle CRM On Demandにインポートできます。
- レコードの[リスト]ページで、[メニュー]ボタンをクリックして[一括削除]を選択します。
- [OK]をクリックして、処理の続行を確認します。
一括削除および復元キューページが表示されます。リクエストはページの[アクティブなリクエスト]セクションに表示されます。リクエストが正常に準備されると、Oracle CRM On Demandによって電子メールが送信され、一括削除および復元キューページでリクエストのレコードレベルメニューで[続行]オプションが使用可能になります。 この間に、オプションで一括削除および復元キューページからナビゲートし、後で戻ってレコードのリストの削除を完了できます。[管理]グローバルリンクをクリックし、[管理ホームページ]で一括削除および復元キューリンクをクリックすることにより、いつでも一括削除および復元キューページに戻ることができます。
- 一括削除および復元キューページの[アクティブなリクエスト]セクションで、提出したリクエストのレコードレベルメニューの[続行]をクリックします。
注: [続行]をクリックしない場合、レコードは削除されません。
- [OK]をクリックして、処理の続行を確認します。
操作が完了すると、Oracle CRM On Demandから電子メールが送信されます。
- 操作のログファイルを確認するには、一括削除および復元キューページの[処理済みリクエスト]セクションのリクエストのエントリで、削除ログの表示をクリックします。
個別のレコードの復元
自分が削除したレコードを復元できます。役割に[すべてのレコードを回復]権限が含まれている場合は、他のユーザーが削除したレコードも[削除項目]エリアに表示され、それらを復元できます。次の手順では、個別のレコードの復元方法について説明します。
個別のレコードを復元するには
- [削除済み項目]グローバルリンクをクリックします。
- 削除するレコードの行で[回復]をクリックします。
注: レコードを削除すると、レコードは[削除項目]エリアに30日間保存されます。その期間中であれば、レコードを復元できます。ただし30日が経過すると、削除されたレコードは完全に削除され、復元できなくなります。[削除項目]エリアの詳細は、「レコードの削除/復元について」を参照してください。
削除されたレコードのリストの復元
レコードのリストを削除した場合は、そのリスト内のすべてのレコードを同時に復元できます。ユーザー役割に[すべてのレコードを回復]権限が含まれている場合は、他のユーザーが削除したレコードのリストも復元できます。次の手順では、削除されたレコードのリストを復元する方法について説明します。
作業前の準備。この手順を実行するには、ユーザーの役割に一括削除および復元権限が含まれている必要があります。
削除されたレコードのリストを復元するには
- [削除済み項目]グローバルリンクをクリックします。
- [削除済み項目 (全件)]ページで、[メニュー]ボタンをクリックし、一括復元を選択します。
- 一括削除および復元ページの[処理済みリクエスト]セクションで、復元するリストの一括削除リクエストを検索します。
注: レコードのリストを削除すると、レコードは[削除項目]エリアに30日間保存されます。その期間中であれば、レコードを復元できます。ただし30日が経過すると、削除されたレコードは完全に削除され、復元できなくなります。[削除項目]エリアの詳細は、「レコードの削除/復元について」を参照してください。
- リクエストのレコードレベルメニューで、[回復]を選択します。
一括削除リクエストは[処理済みリクエスト]セクションから[アクティブなリクエスト]セクションに移動されます。リクエストが正常に準備されると、Oracle CRM On Demandによって電子メールが送信され、一括削除および復元キューページでリクエストのレコードレベルメニューで[続行]オプションが使用可能になります。 この間に、オプションで一括削除および復元キューページからナビゲートし、後で戻ってレコードのリストの復元を完了できます。[管理]グローバルリンクをクリックし、[管理ホームページ]で一括削除および復元キューリンクをクリックすることにより、いつでも一括削除および復元キューページに戻ることができます。
- 一括削除および復元キューページの[アクティブなリクエスト]セクションで、提出したリクエストのレコードレベルメニューの[続行]をクリックします。
注: [続行]をクリックしない場合、レコードは復元されません。
- [OK]をクリックして、処理の続行を確認します。
操作が完了すると、Oracle CRM On Demandから電子メールが送信されます。
- 操作のログファイルを確認するには、一括削除および復元キューページの[処理済みリクエスト]セクションのリクエストのエントリで、復元ログの表示をクリックします。
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