印刷      PDFバージョンのオンラインヘルプを開く


前のトピック

次のトピック

プライマリレコードタイプのアクセスレベルについて

プライマリレコードタイプのアクセス権を付与または無効化するには、アクセスプロファイルウィザードのステップ2でアクセスレベルを設定します。アクセスプロファイルウィザードの使用方法の詳細は、「アクセスプロファイルの設定プロセス」を参照してください。

アクセスレベルは、レコードタイプに関して付与できる最も許容度が低いレベルの権限です。各プライマリレコードタイプでは、1つ以上のアクセス制御コンポーネント(役割、レポート階層、チームおよびブック)を介してこのアクセスプロファイルを継承するすべてのユーザーのアクセス権を指定します。たとえば、ユーザーが商談リストから商談にドリルダウンするとき、ユーザーが商談の詳細を表示して操作を実行するためのアクセス権は、アクセスプロファイルウィザードのステップ2の[商談]プライマリレコードタイプのアクセスレベルによって制御されます。

プライマリレコードタイプのアクセスレベルに関するここでの説明は、アクセスレベルが個別に動作する場合の機能に関するものです。ユーザーが表示できるレコードとユーザーがレコードに対して実行できる操作は、1つ以上のアクセスレベルの組合せで制御され、これらのアクセスレベルは1つ以上のアクセスプロファイルによってレコードに適用されます。

特別の権限によって制御されるレコードタイプは、すべてのアクセスプロファイルに表示され、アクセスレベルがデフォルトで設定されています。プライマリレコードタイプの場合、デフォルト設定は[読み取り専用]です。様々なレコードタイプで必要なアクセスレベルをユーザーに与えるには、デフォルト設定を変更する必要があります。

各プライマリレコードタイプのアクセスレベルは、次のいずれかに設定できます。

  • 読み取り専用。[読み取り専用]アクセスレベルでは、ユーザーはプライマリレコードに対して編集または削除などの操作を実行できません。
  • 読み取り/編集。[読み取り/編集]アクセスレベルでは、ユーザーがプライマリレコードを表示して編集できます。
  • 読み取り/編集/削除。[読み取り/編集/削除]アクセスレベルでは、ユーザーはプライマリレコードの表示、編集および削除を実行できます。

注: プライマリレコードタイプのレコードを作成する権限は、アクセスプロファイルウィザードのステップ2の設定では制御されません。プライマリレコードタイプのレコードを作成する権限は、役割管理ウィザードのステップ2の設定で制御されます。役割の詳細は、「役割管理」を参照してください。

関連トピック

関連する情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.