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役割の追加

役割は、次の操作によってOracle CRM On Demandに追加できます。

  • 新規役割を作成する
  • 既存の役割をコピーして名前を変更し、そのコピーの権限とアクセス権を編集する

役割は類似しているが、ユーザーには異なるページレイアウトを表示する場合は、役割をコピーすると便利です。たとえば、北米のエグゼクティブとヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)のエグゼクティブに、異なる方法で商談情報を表示する必要があり、その結果、各ユーザーセットついて異なるフィールドとページレイアウトが必要な場合を考えます。この設定を行うには、デフォルトのエグゼクティブの役割に基づいて2つの役割を作成し、新規役割の名前を「Exec - North America」および「Exec - EMEA」と指定します。エグゼクティブの役割をコピーすると、新規役割には元の役割のアクセス権限が保持され、ページレイアウトのみ変更する必要があります。これによって、新規役割を割り当てるユーザーには、そのユーザーの作業に関連するビューとフィールドが表示されます。

注:役割に関連付けるページレイアウトを作成する必要があります。ページレイアウトの作成方法については、「レコードタイプ別の[アプリケーションカスタマイズ]ページ」を参照してください。

ヒント:各役割についてテストユーザーを設定することをお勧めします。このテストユーザーを有効にして、設定が正しく設定されていることを確認します。他のユーザーは、アクセス権、役割の設定、レポートとデータ共有の階層、ワークフロールール、およびその他のビジネスプロセスのカスタマイズを含むすべてのユーザー設定が完了するまで有効にしないでください。テストが終了した後は、テストユーザーを無効にしてください。

作業前の準備。次の操作を実行します。

  • [役割およびアクセスの管理]権限を含む役割が割り当てられていることを確認します。
  • 役割の設定に関するガイドライン」を参照して、役割の設定に関するガイドラインを確認します。

注:Oracle CRM On Demandでは、役割に対するあらゆる変更について監査レコードが生成されます。ユーザーの役割に[マスター監査証跡および管理設定の監査へのアクセス]権限が含まれている場合は、役割に対する変更の監査証跡を表示できます。監査証跡の表示方法の詳細は、「管理設定変更の監査証跡の確認」を参照してください。

次の手順では、役割の追加方法について説明します。

役割を追加するには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [ユーザー管理とアクセス制御]セクションで、[ユーザー管理とアクセス制御]をクリックします。
  3. [役割管理]セクションで、[役割管理]をクリックします。
  4. [役割リスト]ページの[翻訳言語]フィールドで、企業のプライマリ言語を選択します。
  5. 次の該当する操作を行います。
    • 既存の役割をコピーして新規役割を作成するには、コピーする役割で[コピー]をクリックします。
    • 既存の役割に基づかないで新規役割を作成するには、ページのタイトルバーにある[新規役割]をクリックします。

      プロセスを進めるための役割管理ウィザードが表示されます。この役割管理ウィザードの各ステップで、役割に関する設定を行います。役割に関するすべての設定に応じて、役割を割り当てるユーザーのアクセス権が決まります。

  6. ステップ1の[役割情報]で、名前と説明を入力し、必要に応じて残りのフィールドに入力します。その他のフィールドの説明は次の表のとおりです。

    フィールド

    説明

    翻訳

    [翻訳]チェックボックスは、次の両方の状況でのみ有効です。

    • 既存の役割の名前が変更されている場合
    • 既存の役割名が他の1つ以上の言語にすでに翻訳されている場合

      このような状況では、[翻訳]チェックボックスを使用して、翻訳済みの役割名を新しい名前に置換するか、変更しないままにするかを指定できます。[翻訳]チェックボックスの設定に応じて、役割名は次のように表示されます。

    • [翻訳]チェックボックスをオンにすると、新しい名前は、役割リストの表示に使用されている言語に関係なく、その名前の入力言語で表示されます。新しい名前の入力言語で役割リストが表示された場合、名前は黒いフォントで表示されます。ただし、役割リストが他の言語で表示された場合、名前は括弧で囲まれた青いフォントで表示されます。
    • [翻訳]チェックボックスをオフにすると、新しい名前が表示されるのは、その新しい名前の入力言語で役割リストが表示されたときです。ただし、役割リストが他の言語で表示された場合は、元の翻訳済みの役割名がそのまま表示されます。

      [翻訳]チェックボックスが、新規役割の追加に影響を与えることはありません。新規役割を追加すると、新しい名前は役割リストにすべての言語で表示されます。役割リストが新しい名前の入力言語で表示された場合、新規役割の名前は黒いフォントで表示されます。役割リストが他の言語で表示された場合、新規役割の名前は括弧で囲まれた青いフォントで表示されます。

    デフォルトセールスプロセス

    (オプション)この役割を割り当てられたユーザーが作成した新しい商談に対してデフォルトのセールスプロセスを設定するには、この[デフォルトセールスプロセス]フィールドでオプションを選択します。

    このオプションの詳細は、「セールスプロセス、カテゴリー、およびコーチの設定」を参照してください。

    デフォルトのテーマ

    (オプション)この役割に割り当てられたユーザーがデスクトップまたはラップトップコンピュータを使用してOracle CRM On Demandにサインインするときにデフォルトで使用されるテーマ。 ユーザーは、各自の個人設定を編集して、この設定を上書きできます。ユーザーのレコードでデフォルトテーマが選択されていない場合は、ユーザーの役割に対して選択されているデフォルトテーマが使用されます。ユーザーのレコードおよびユーザーの役割の両方でデフォルトテーマが選択されていない場合は、企業に対して指定されているデフォルトテーマが使用されます。

    テーマの作成方法の詳細は、「新規テーマの作成」を参照してください。

    タブレットのテーマ

    (オプション)この役割に割り当てられたユーザーがタブレットコンピュータまたは他のタッチスクリーンデバイスを使用してOracle CRM On Demandにサインインするときに使用されるテーマ(Oracle CRM On Demandでタブレットコンピュータまたはタッチスクリーンデバイスが検出された場合)。 ユーザーは、各自の個人設定を編集して、この設定を上書きできます。ユーザーのレコードでタブレットテーマが選択されていない場合は、ユーザーの役割に対して選択されているタブレットテーマが使用されます。ユーザーのレコードおよびユーザーの役割の両方でタブレットテーマが選択されていない場合は、企業に対して指定されているタブレットテーマが使用されます。どのレベルでもタブレットテーマが指定されていない場合は、デフォルトテーマが使用されます。

    アクションバーおよびグローバルヘッダーレイアウト

    デフォルトでは、すべての役割に対して標準レイアウトのアクションバーおよびグローバルヘッダーが使用されます。役割には、別のレイアウトを割り当てることができます。ユーザーがクラシックテーマを使用する場合、その役割に対するアクションバーおよびグローバルヘッダーレイアウトにより、アクションバーレイアウトでユーザーが使用できるセクションが決定されます。ユーザーがモダンテーマを使用する場合、その役割に対するアクションバーおよびグローバルヘッダーレイアウトにより、アクションバーでユーザーが使用できるセクションが決定され、グローバルヘッダーでユーザーが使用できるセクションも決定されます。

    関連情報形式

    (オプション)この役割についてレコードの[詳細]ページの関連情報セクションに対して形式を設定するには、[リスト]または[タブ]を選択します。

    この設定により、レコードの[詳細]ページの関連情報セクションがリストで表示されるか、表として表示されるかが決まります。この設定は各ユーザーのレコードにも設定可能で、役割に[関連情報表示形式のパーソナライズ]権限があるユーザーは、各自の個人プロファイルの[関連情報形式]オプションを設定できます。ユーザーのレコードの[関連情報形式]フィールドが空白の場合は、ユーザーの役割の設定が使用されます。ユーザーの役割の[関連情報形式]フィールドが空白の場合は、企業の設定が使用されます。

    見込み客変更レイアウト

    (オプション)この役割を割り当てられたユーザーに対して、([見込み客を変換]ページの)見込み客変換レイアウトを設定するには、[見込み客変更レイアウト]フィールドでレイアウトを選択します。

    役割に対してレイアウトを選択しない場合は、企業のデフォルトのレイアウトが使用されます。見込み客変換レイアウトの作成方法の詳細は、「見込み客変換レイアウトの作成」を参照してください。

    IPアドレス制限の有効化

    (読み取り専用)このチェックボックスが選択されている場合、この役割を持つユーザーが特定のIPアドレスからのみOracle CRM On Demandにアクセスするように指定できます。[許可された IP アドレス]フィールドでIPアドレスを指定できます。

    許可された IP アドレス

    この役割を持つユーザーが特定のIPアドレスからのみOracle CRM On Demandにアクセスするようにする場合は、その役割で使用する有効なアドレスまたはアドレス範囲をこのフィールドに入力します。このフィールドにアドレスを入力しなかった場合、この役割を持つユーザーは企業レベルで許可されているIPアドレスからOracle CRM On Demandにアクセスできます。IPアドレスの制限機能の詳細は、「役割のIPアドレス制限について」を参照してください。

    IPアドレスおよびIPアドレス範囲をカンマで区切ります。次の例は、複数のアドレスを入力する方法を示しています。

    192.0.2.1, 192.0.2.10, 192.0.2.15

    次の例のとおり、アドレス範囲を示すにはハイフン(-)を使用します。

    192.0.2.1-3, 192.0.2.50-100, 192.0.2.200-254

    注: 自分のユーザー役割のIPアドレスを制限する場合で、現在のIPアドレスがユーザー役割に許可するアドレス範囲に含まれていない場合は、役割に対する変更を保存できません。これは、自分自身を間違ってOracle CRM On Demandからロックアウトしてしまうことを防止するための機能です。

  7. ステップ2の[レコードタイプアクセス]で、レコードタイプごとに、役割に付与する各アクセスレベルのチェックボックスをオンにします。

    各レコードタイプには、次のアクセスレベルを1つ以上選択できます。

    • アクセス可能
    • 作成可能
    • すべてのレコードを読み取り可能

      これらのアクセスレベルの詳細は、「役割のレコードタイプアクセスについて」を参照してください。

      注意:レコードタイプへのアクセスを拒否すると(役割管理ウィザードでレコードタイプの[アクセス可能]チェックボックスをオフにします)、ユーザーが別のレコードタイプのレコードを作成することを防止できます。たとえば、あるレコードタイプへのアクセスを拒否したときに、ユーザーが別のレコードタイプに基づくレコードを作成するためにそのレコードタイプにアクセスする必要があると、ユーザーはそのレコードを作成できません。

      :見込み客または取引交渉登録を変換するユーザーには、特定のレコードタイプに対する適切なアクセスレベルが設定されている必要があります。見込み客の変換に必要なアクセスレベルの詳細は、「見込み客を変換するためのアクセスプロファイルと役割の設定」を参照してください。取引交渉登録の変換に必要なアクセスレベルの詳細は、「取引交渉登録を変換するためのアクセスプロファイルと役割の設定」を参照してください。

      ヒント:役割に対するアクセスレベルを変更し、その変更を保存した後、その役割が割り当てられているユーザーは、サインアウトして再度サインインし、自分の役割の変更を有効にする必要があります。

  8. ステップ3の[アクセスプロファイル]で、この役割に割り当てるアクセスプロファイルを選択します。

    役割のアクセスプロファイルの詳細は、「役割のアクセスプロファイルについて」を参照してください。

  9. ステップ4の[権限]で、役割に付与する各権限の[割当]チェックボックスをオンにするか、役割から取り消す権限の[割当]チェックボックスをオフにします。

    権限は、カテゴリーのアルファベット順に編成されています。

    注意:管理者の役割で、権限の[割当]チェックボックスがオフの場合は、権限がOracle CRM On Demandから削除されるため、企業の管理者はその権限を他の役割に割り当てることができない場合があります。このような問題が発生した場合は、Oracle CRM On Demand Customer Careに連絡して、権限を復元してください。

    役割の権限の詳細は、「役割の権限について」を参照してください。

  10. ステップ5の[タブへのアクセスと順序]で、ページの適切なセクションにタブを移動し、[選択されたタブ]セクションで上向き矢印と下向き矢印をクリックして、ユーザーに対してデフォルトで表示するタブの表示順序を定義します。

    [使用不可タブ]セクションには、役割に対して使用可能なレコードタイプタブとカスタムWebタブが表示されます。このセクションに表示されるレコードタイプのリストは、Oracle CRM On Demandによって決定されます。このリストには、役割管理ウィザードのステップ2でリストしたほとんどのレコードタイプも表示されます。[ブック]などの他のレコードタイプはタブとして表示できないため、このリストには表示されません。役割が割り当てられたユーザーは、[使用不可タブ]セクションに表示されたタブを使用できません。

    各タブを、この役割が割り当てられたユーザーに対して使用可能または表示可能にするには、次の操作を行います。

    • ユーザーにデフォルトで表示するタブを[選択されたタブ]セクションに移動します。このセクションには、役割が割り当てられたユーザーがその役割で最初にサインインしたときにデフォルトで表示される、レコードタイプタブとカスタムWebタブが表示されます。上向き矢印と下向き矢印を使用して、最初に表示するタブの順序を決定します。役割が割り当てられた各ユーザーは、自分の設定をカスタマイズできるため、デフォルトでタブを非表示にしたり、タブの表示順序を変更することができます。ユーザーによる個人設定の管理方法の詳細は、「アプリケーションのパーソナライズ」を参照してください。
    • デフォルトではユーザーに表示しないが、ユーザーが自分で表示できるタブは、[使用可能タブ]セクションに移動します。このセクションには、役割に対しては使用可能だが、デフォルトでは表示されない、レコードタイプタブとカスタムWebタブが表示されます。つまり、このセクションに表示されるタブは、ユーザー自身が個人レイアウト([設定 (個人)]から使用可能)で表示するように設定するまでは表示されません。役割が割り当てられた各ユーザーは、自分の設定をパーソナライズできるため、使用可能なタブをデフォルトで表示するように設定できます。また、各ユーザーは、すべてのタブの表示順序を指定することもできます。
    • ユーザーから隠すタブは[使用不可タブ]セクションに残します。

      注:[使用不可タブ]セクションから[使用可能タブ]または[選択されたタブ]セクションにタブを移動した場合、そのタブがユーザーに対して使用可能になるのは、役割管理ウィザードウィザードのステップ2([レコードタイプアクセス])でレコードタイプに対して[アクセス可能]チェックボックスをオンにした場合のみです。

      ヒント:特定の範囲のタブを同時に移動するには、Shiftキーを押しながら、その範囲の先頭のタブをクリックし、次に、最後のタブをクリックします。その後、右向きまたは左向き矢印をクリックします。

  11. ステップ6の[ページレイアウト割当]で、レコードタイプごとに、ページビュータイプが静的か動的かを選択し、そのビュータイプで使用可能なページレイアウトのリストからレイアウトを選択します。

    ページレイアウトによって、様々なレコードタイプの[作成]、[編集]、[詳細]の各ページに表示されるフィールドとセクションが決定されます。Oracle CRM On Demandには、レコードタイプごとに標準のページレイアウトがあらかじめ用意されています。標準のページレイアウトは静的なページレイアウトで、削除できません。したがって、[ページビュータイプ]フィールドの[静的]オプションは常に使用可能です。[動的]オプションを使用できるのは、レコードタイプに対して使用可能な動的なページレイアウトがある場合のみです。企業の管理者は、レコードタイプに対してカスタマイズされた追加の静的または動的なページレイアウトを作成できます。

    レコードタイプごとに、標準のページレイアウトとレコードタイプに対して作成された任意のページレイアウトを役割への割り当てに使用できます。静的および動的なページレイアウトの作成方法の詳細は、「レコードタイプ別の[アプリケーションカスタマイズ]ページ」を参照してください。

    レコードタイプに対するデフォルトのページレイアウトは、そのレコードタイプの標準の静的なページレイアウトです。

    注:役割管理ウィザードのステップ6で表示されるレコードタイプのリストは、Oracle CRM On Demandによって決定されます。Oracle CRM On Demandにタブとして表示されない、[ユーザー管理]や[ユーザー所有者]などのレコードタイプが表示される場合があります。

  12. レコードタイプの関連情報タブに対してレコードインジケータ設定を構成するには、ステップ6の[ページレイアウト割当]で、次の手順を実行します。
    1. そのレコードタイプの行で、[タブビューのレコードインジケータ]カラム内の[設定]リンクをクリックし、レコードインジケータ設定を行うページを開きます。
    2. レコードインジケータを表示する必要がある各関連情報セクションを、[使用可能関連情報]リストから[選択した関連情報]リストに移動します。

      注: 現在そのレコードタイプ用に役割に対して選択されている[詳細]ページレイアウトで使用できない関連情報セクションを含め、そのレコードタイプでサポートされているすべての関連情報セクションを選択可能です。レコードインジケータの設定は、設定を再度変更するまで、その役割のレコードタイプに適用されたままとなります。そのため、レコードタイプ用にその役割に割り当てられている[詳細]ページレイアウトを更新した場合、レコードインジケータ設定はその更新したレイアウトに適用されます。同様に、後でその役割に別の[詳細]ページレイアウトを割り当てた場合、レコードインジケータ設定はその新しいページレイアウトに適用されます。

    3. レコードタイプに対するレコードインジケータ設定の構成が終了したら、[前へ]をクリックしてウィザードのステップ6のメインページに戻ります。
    4. この役割に対してレコードインジケータ設定を構成する必要がある各レコードタイプに、この手順のステップaからcを繰り返します。

      注: 役割に[詳細ページのパーソナライズ - レコードインジケータ]権限が含まれているユーザーは、レコードタイプの[詳細]ページのレコードインジケータ設定をパーソナライズできます。ユーザーがレコードインジケータについてパーソナライズした設定は、役割レベルでの設定より優先されます。ただし、ページレイアウトをデフォルトレイアウトにリセットすることで、レコードインジケータについてパーソナライズした設定を含め、役割のレコードタイプに対する、パーソナライズしたすべてのページレイアウトを削除できます。役割に[詳細ページのパーソナライズ - レコードインジケータ]権限が含まれているユーザーは、レコードタイプに対するパーソナライズした独自のレコードインジケータ設定を、役割のそのレコードタイプに対するデフォルト設定にリセットすることもできます。ページレイアウトのリセットの詳細は、「パーソナライズページレイアウトのリセット」を参照してください。レコードインジケータの詳細は、「Oracle CRM On Demandの各ページについての概要」を参照してください。また、レコードインジケータの設定のパーソナライズの詳細は、「関連情報セクション用のレコードインジケータの管理」を参照してください。

  13. ステップ7の[検索レイアウト割当]で、レコードタイプごとに、使用可能な検索レイアウトのリストから検索レイアウトを選択します。

    リストされたレコードタイプごとに、使用可能なレイアウトのリストが[検索レイアウト名]フィールドに表示されます。検索レイアウトによって、ユーザーがレコードの検索時に使用できるフィールド(標準フィールドとカスタムフィールド)と、検索結果ページに表示されるフィールドが決定されます。使用可能なほとんどのプライマリレコードタイプの検索レイアウトは、タブとして役割に割り当てることができます。また、検索可能な他のレコードタイプ([製品]、[ユーザー]など)に検索レイアウトを割り当てることもできます。カスタマイズされた検索レイアウトの作成および変更方法の詳細は、「検索レイアウトの管理」を参照してください。

  14. ステップ8の[ホームページレイアウト割当]で、レコードタイプごとに、使用可能なホームページレイアウトのリストからホームページレイアウトを選択します。

    リストされたレコードタイプごとに、標準のホームページレイアウト、およびレコードタイプに対して作成された任意のホームページレイアウトを役割に割り当てることができます。レコードタイプのリストには、役割に対してタブとして使用可能なプライマリレコードタイプがすべて表示されます。

    ホームページレイアウトによって、レコードタイプごとにホームページに表示される情報が決定されます。Oracle CRM On Demandには、タブとして表示可能なプライマリレコードタイプごとにデフォルトのホームページレイアウトがあらかじめ用意されています。ユーザーは、カスタマイズされた追加のホームページレイアウトをレコードタイプに対して作成できます。ホームページレイアウトの作成方法の詳細は、「レコードホームページレイアウトの作成」を参照してください。

  15. (オプション)ステップ9「新規レコードレイアウトの割当」で、レコードタイプごとに、ユーザーが新しいレコードの情報を入力するページに使用されるレイアウトを指定します。次の表では、役割管理ウィザードのステップ9のフィールドについて説明します。

    フィールド

    説明

    新規レコードレイアウト名

    管理者は、ユーザーが新しいレコードの情報を入力するページのカスタムレイアウトを設定できます。レコードタイプに対してこのようなカスタムレイアウトが作成されている場合、新規レコードレイアウト名フィールドのリストからカスタムレイアウトを選択できます。デフォルトでは、このフィールドでは値は選択されていません。この項目を空白のままにすると、役割管理ウィザードのステップ6の[詳細]ページで役割に割り当てられたレイアウトは、ユーザーがレコードタイプの項目レイアウトをパーソナライズしていないかぎり(パーソナライズしている場合はパーソナライズレイアウトが使用されます)、ユーザーが新しいレコードの情報を入力するページにも使用されます。

    簡易作成リンクのみ

    次のように、新規レコードレイアウト名フィールドで選択するカスタムレイアウトを使用するタイミングを指定する場合、このチェックボックスを使用します。

    • このチェックボックスをオフにすると、レコードがOracle CRM On Demand内のエリアから作成された場合、選択したカスタムレイアウトが使用されます。
    • このチェックボックスをオンにすると、ユーザーが選択するレイアウトでは、ユーザーがアクションバーまたはグローバルヘッダーを使用してレコードを作成する場合のみレイアウトを使用するように指定できます。ユーザーがOracle CRM On Demand内の他のエリアからレコードを作成する場合、ユーザーがレコードタイプの項目レイアウトをパーソナライズしていないかぎり(パーソナライズしている場合はパーソナライズレイアウトが使用されます)、役割の[詳細]ページのレイアウトが使用されます。

      注: 新規レコードレイアウト名フィールドでレイアウトを選択しなかった場合は、簡易作成リンクのみチェックボックスが適用されます。

  16. [終了]をクリックします。

関連トピック

関連する情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.