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ユーザーフィールド

ユーザーを設定するときは、次のフィールドに特に注意してください。

  • 状態
  • [上司]または[上司 (エイリアス)](どちらのフィールドがユーザーのページレイアウトに表示されるかによって決まる)
  • 役割

これらのフィールドのエントリにより、ユーザーがアクセス、表示、および実行可能なものが決まります。

この表では、ユーザーのフィールド情報のいくつかについて説明します。この表に示されているフィールドをすべて表示するには、[ユーザーの管理]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。いくつかのフィールドは読み取り専用です。さらに、表示されるフィールドは、[ユーザーリスト]ページから[ユーザー詳細]ページに移動したか、レコード内のユーザー名をドリルダウンして[ユーザー詳細]ページを表示したかによって異なります。これは、これらの詳細ページでは異なるページレイアウトが使用されているためです。ユーザーページレイアウトについては、「ユーザーページレイアウトについて」を参照してください。

フィールド

説明

[主要ユーザー情報]セクション

状態

 

状態は、ユーザーが有効か無効かを示します。ユーザーのパスワードを設定し、ユーザーを有効にする手順については、「ユーザーの設定」および「すべてのパスワードのリセット」を参照してください。

注:Oracle CRM On Demandでは、ユーザーを削除できません。従業員が退職した場合は、そのユーザーの[状態]を[無効化]に変更します。

上司

ユーザーのマネージャ。各ユーザーはレポート作成と売上予想の目的でマネージャに報告する必要があります。

注:企業で設定されているユーザーのページレイアウトによっては、[上司]フィールドのかわりに[上司 (エイリアス)]フィールドが表示されることがあります。[上司 (エイリアス)]フィールドには、ユーザーのマネージャの簡単な識別子が表示されます。

パートナー組織

ユーザーが所属するパートナー組織の名前。このフィールドに入力するのは、ユーザーがパートナー組織のメンバーの場合のみです。

注:パートナー組織のメンバーであり、役割に[パートナー組織内のユーザーの管理]権限が含まれているユーザーは、パートナー組織の他のメンバーをOracle CRM On Demandのユーザーとして追加できます。ユーザー役割を使用して、パートナー組織に所属するユーザーを設定できる場合、このフィールドは読み取り専用です。

役割

ユーザーに割り当てられる役割。役割の詳細は、「役割管理」を参照してください。

プライマリグループ

このユーザーが追加されたグループ。読み取り専用です。

デフォルトブック

(オプション)[レポートホームページ]またはダッシュボードホームページ以外の任意のエリアで作業しているときに、ブックセレクタにデフォルトで表示されるユーザーブックまたはカスタムブック。ユーザーレコードのこの設定により、レコードへのユーザーのアクセスが制限されることはありません。ユーザーは、ブックセレクタで別のブックを選択できます。

注意: レコードタイプごとにユーザーのデフォルトブックを指定できます。詳細は、「ユーザーに対するレコードタイプ別のデフォルトブックの設定」を参照してください。レコードタイプに対してユーザーのデフォルトブックが指定されている場合、ブックセレクタでは、レコードタイプのデフォルトブックがユーザープロファイルの[デフォルトブック]フィールドに指定されたデフォルトブックより優先されます。

分析のデフォルトブック

(オプション)[レポートホームページ]および[ダッシュボードホームページ]のブックセレクタにデフォルトで表示されるユーザーブックまたはカスタムブック。ユーザーレコードのこの設定により、データへのユーザーのアクセスが制限されることはありません。ユーザーは、ブックセレクタで別のブックを選択できます。

デフォルトブックの保持

このチェックボックスは、[レポートホームページ]およびダッシュボードホームページを除くOracle CRM On Demandのすべてのエリアのブックセレクタに適用されます。デフォルトブックの保持チェックボックスは次のように機能します。

  • このチェックボックスが選択されている場合、ブックセレクタが使用可能なページまたはウィンドウをユーザーがオープンするたびに、ユーザープロファイルの[デフォルトブック]フィールドで選択されているブックがブックセレクタに表示されます。ユーザーは、任意のページまたはウィンドウのブックセレクタで別のブックを選択できます。ただし、次回ユーザーがそのページまたはウィンドウを再訪問したり、ブックセレクタが使用可能な他のページまたはウィンドウをオープンしたとき、ブックセレクタにデフォルトブックが表示されます。ブックセレクタにおけるユーザーの以前の選択内容は失われます。
  • このチェックボックスが選択されていない場合、ユーザーがブックセレクタで別のブックを選択するまで、ユーザープロファイルの[デフォルトブック]フィールドで選択されているブックがブックセレクタに表示されます。ユーザーがブックセレクタで別のブックを選択した後も、ユーザーがサインアウトして再度サインインするまでは、引き続きブックセレクタにそのレコードタイプに対する新規ブックが表示されます。

[ユーザー詳細情報]セクション

エイリアス

ユーザーの簡単な識別子。たとえば、ユーザーの希望の名前またはニックネームなどです。

[簡易追加]ページを使用してユーザーを追加すると、電子メールアドレスのアットマーク(@)の前のすべての文字がエイリアスになります。

ユーザーID

ユーザーがOracle CRM On Demandにサインインするための一意のシステム識別子。

ユーザーIDの最大文字数は50文字です。ユーザーIDには、空白文字または次の特殊文字を含めることができません。

  • アスタリスク(*)
  • バックスラッシュ(\)
  • 番号記号(#)
  • 疑問符(?)
  • スラッシュ(/)
  • チルダ(~)

    企業の管理者が企業プロファイルの[ユーザープロファイル更新時に電子メールを送信]設定で選択するオプションに応じて、ユーザーのプロファイルの[ユーザー ID]フィールドの値が変更されたときに、電子メールがユーザーに送信される場合があります。[ユーザープロファイル更新時に電子メールを送信]設定の詳細は、「企業プロファイルとグローバルデフォルトの設定」を参照してください。

電子メール

完全な形式のユーザーの電子メールアドレス(たとえばisample@companysample.com)。ユーザーには、Oracle CRM On Demandへのアクセスを許可するための有効な電子メールアドレスを割り当てる必要があります。

電子メールアドレスの最大文字数は100文字です。

企業の管理者が企業プロファイルの[ユーザープロファイル更新時に電子メールを送信]設定で選択するオプションに応じて、ユーザーのプロファイルの[電子メール]フィールドの値が変更されたときに、電子メールがユーザーに送信される場合があります。[ユーザープロファイル更新時に電子メールを送信]設定の詳細は、「企業プロファイルとグローバルデフォルトの設定」を参照してください。

セカンダリ電子メール

このフィールドを使用して、ユーザーの追加の電子メールアドレスを保存します。Oracle CRM On Demandでは、このアドレスには、通知または警告の電子メールは送信されません。

ユーザーのサインインID

 

読み取り専用フィールドです。この値は、会社のサインインIDとユーザーIDの組合せであり、ユーザーがOracle CRM On Demandにサインインするための一意のシステム識別子です。

顧客の希望

電話連絡禁止

このチェックボックスがオンの場合、ユーザーはOracle CRM On Demandマーケティングから電話連絡を受けません。

郵送禁止

このチェックボックスがオンの場合、ユーザーにはOracle CRM On Demandマーケティングからレターやパンフレットが郵送されません。

電子メール送信禁止

このチェックボックスがオンの場合、ユーザーはOracle CRM On Demandマーケティングから電子メールを受信しません。

重要警告を常に送信する

このチェックボックスがオンの場合、ユーザーはOracle CRM On Demandからの重要な情報が含まれる電子メールを受信します。これらのメッセージには、次の内容が含まれています。

  • Oracle CRM On Demandと関連製品の製品アップデートおよびサービスの変更に関する重要な情報
  • 新しいメジャーリリースへのアップグレードに関する指示およびスケジュール
  • 通常のサポートプロセスを補足する優先度の高い通信や緊急の通信(ハードウェア障害の場合など)

    ユーザーのこのチェックボックスを更新できるのは企業の管理者のみです。プライマリ担当者の場合は、このチェックボックスが自動的にオンになります。

    注:このチェックボックスは、今後のスケジュール済みメンテナンスのリマインダなど、Oracle CRM On Demand Customer Careで発行されるシステム警告を受信するユーザーの決定には使用されません。

[ユーザー地域情報]セクション

言語、ロケール、通貨、タイムゾーン

これらのフィールドで値を何も選択しない場合、設定済みの企業のデフォルト値が使用されます。ユーザーの値は変更できます。ユーザーは、各自の個人設定を編集するときに、これらの設定を上書きすることもできます。

ユーザーセキュリティ情報

レポートサブジェクトエリア

この設定では、Oracle CRM On Demand Answersのリアルタイムサブジェクトエリアのレコードの表示を定義します。設定可能な値は、[マネージャ表示]と[チーム表示]です。このフィールドに値を設定しない場合は、設定済みの企業のデフォルト値が使用されます。ユーザーの値は変更できます。ユーザーは、各自の個人設定を編集するときに、この設定を上書きすることもできます。

履歴サブジェクトエリア

この設定では、Oracle CRM On Demand Answersの履歴サブジェクトエリアのレコードの表示を定義します。設定可能な値は、[マネージャ表示]、[チーム表示]および[フル表示]です。このフィールドに値を設定しない場合は、企業のデフォルト設定が使用されます。ユーザーの値は変更できます。ユーザーは、各自の個人設定を編集するときに、この設定を上書きすることもできます。設定可能な値の説明を次に示します。

  • マネージャ表示。ユーザーは、自分が所有するデータと部下が所有するデータを表示できます。
  • チーム表示。ユーザーは、自分が所有するデータとチーム内で自分が共有しているデータを表示できます。
  • フル表示。ユーザーは、自分が所有するデータと自分が共有しているデータおよび部下が所有するデータと部下が共有しているデータを表示できます。

役割ベースですべてのレコードを読み取れます

この設定では、Oracle CRM On Demandレポートで[すべてのレコードを読み取り可能]設定を使用するかどうかを指定します。[すべてのレコードを読み取り可能]設定では、特定のユーザー役割がOracle CRM On Demandで特定のオブジェクトのすべてのレコード(取引先、商談、担当者など)を表示できるかどうかを指定します。この設定は、役割管理ウィザードのレコードタイプアクセスページで定義されます。[役割ベースですべてのレコードを読み取れます]設定がユーザー役割のすべてのオブジェクトで有効な場合、そのユーザーはOracle CRM On Demandレポートの特定のオブジェクトのすべてのレコードを表示することもできます。

外部固有 ID

このフィールドを使用して、外部システムのユーザーの識別子を格納できます。

統合 ID

このフィールドに値を入力することも、フィールドのデフォルト値を受け入れることもできます。ユーザーレコードの作成方法に従って、[統合 ID]フィールドには、次のようにデフォルト値が設定されます。

  • ユーザーインターフェイスを介して作成されたユーザーレコードでは、次のように設定されます。
    • ページレイアウトに[統合 ID]フィールドが表示されていて、そのフィールドに値が入力されていない場合、フィールドには、レコードが最初に保存される前にユーザーレコードに割り当てられた一時的な行IDが設定されます。
    • ユーザーのページレイアウトに[統合 ID]フィールドが表示されていない場合、フィールドには、ユーザーレコードの[行 ID]フィールドの値が設定されます。
  • ユーザーインターフェイス以外のチャネルを介して作成されたユーザーレコードでは、[統合 ID]フィールドに値が入力されていない場合、フィールドには、ユーザーレコードの[行 ID]フィールドの値が設定されます。

[統合 ID]フィールドの値は変更できます。

シングルサインオンの外部ID

企業でシングルサインオンを使用するように設定されている場合、その企業の管理者は、Oracle CRM On Demandのユーザーを外部システムにマッピングする際に、[ユーザーのサインイン ID]フィールドを使用するかわりに、このフィールドを使用できます。

ユーザーが個人のプロファイルを表示する場合、このフィールドは読み取り専用です。

企業の管理者が企業プロファイルの[ユーザープロファイル更新時に電子メールを送信]設定で選択するオプションに応じて、ユーザーのプロファイルの[シングルサインオンの外部 ID]フィールドの値が変更されたときに、電子メールがユーザーに送信される場合があります。[ユーザープロファイル更新時に電子メールを送信]設定の詳細は、「企業プロファイルとグローバルデフォルトの設定」を参照してください。

認証タイプ

ユーザーがOracle CRM On Demandにサインインする方法を決定します。

企業レベルでの認証タイプがユーザーID/パスワードまたはシングルサインオン以外のタイプである場合、ユーザーレコードのこのフィールドは読み取り専用です。企業レベルでの認証タイプがユーザーID/パスワードまたはシングルサインオンである場合、その企業の管理者は、次のように、値を選択することも、ユーザーレコードのこのフィールドを空にままにすることもできます。

  • ユーザー ID/パスワードのみ。この値を選択した場合、ユーザーはOracle CRM On DemandユーザーサインインIDおよびパスワードを使用してサインインする必要があります。
  • シングルサインオンのみ。この値を選択した場合、ユーザーは企業のシングルサインオンメカニズムを使用してサインインする必要があります。この値を選択すると、ユーザーはOracle CRM On DemandユーザーサインインIDおよびパスワードを使用してサインインできません。
  • ユーザー ID/PWD またはシングルサインオン。この値を選択した場合、ユーザーは、Oracle CRM On DemandのユーザーサインインIDおよびパスワード、または企業のシングルサインオン方式のいずれかを使用してサインインできます。
  • ブランク。ユーザープロファイルのこのフィールドがブランクの場合、ユーザーには、企業レベルの認証タイプ設定が使用されます。

ユーザーが個人のプロファイルを表示する場合、このフィールドは読み取り専用です。

注意: [ユーザー ID/PWD またはシングルサインオン]という値が選択されている場合は、Oracle CRM On Demandのパスワードに対する企業のポリシーが引き続き適用されます。そのため、Oracle CRM On Demandのユーザーのパスワードが期限切れになると、ユーザーがシングルサインオンを使用してサインインする場合でも、ユーザーのパスワード変更を求めるプロンプトがOracle CRM On Demandに表示されます。パスワードの最小長、パスワードに必要な複雑さなど、Oracle CRM On Demandのパスワードに対する他のすべてのポリシーも適用されます。Oracle CRM On Demandでは、シングルサインオンに使用されるパスワードは管理されません。

企業レベルでの認証タイプの設定の詳細は、「企業プロファイルとグローバルデフォルトの設定」を参照してください。

パスワードの状態

 

ユーザーのパスワードの状態を示します(読み取り専用)。有効な値は次のとおりです。

  • 有効。ユーザーのパスワードは有効です。
  • 無効/一時的。ユーザーがパスワード変更を求めるリクエストを提出したか、または管理者がユーザーのパスワードをリセットしましたが、ユーザーがまだ新しいパスワードを保存していません。
  • 無効。ユーザーレコードの[状態]フィールドが以前に[無効]に設定され、ユーザーの現在の資格情報をOracle CRM On Demandへのサインインに使用できません。[状態]フィールドが[有効]に変更されると、ユーザーのパスワードがリセットされ、ユーザーがサインインできるようになります。
  • ロックアウト。割り当てられているパスワードを使用したサインイン試行の連続失敗回数が[現在のパスワードの最大試行数]設定で許可されている数値を超え、[サインインロックアウト期間]設定で指定されているロックアウト期間の期限がまだ切れていません。
  • パスワードの期限切れ。ユーザーのパスワードの期限が切れました。ユーザーのパスワードが有効である時間の長さは、[ユーザーのパスワードの有効期限]設定で決定されます。
  • 一時的なパスワードの期限切れ。一時パスワードがユーザーに割り当てられましたが、ユーザーが、[一時サインインの有効日数]設定で許可されている時間内に、その一時パスワードを使用してサインインしませんでした。パスワードを再度リセットする必要があります。
  • 一時的なパスワードのロックアウト。一時パスワードを使用したサインイン試行の連続失敗回数が[現在のパスワードの最大試行数]設定で許可されている数値を超え、[サインインロックアウト期間]設定で指定されているロックアウト期間の期限がまだ切れていません。

    注: 前述の説明で参照されている設定は、[企業サインインおよびパスワード管理]ページで使用できます。これらの設定の詳細は、「企業のパスワード管理の定義」を参照してください。

[通信設定]セクション

[クリックでダイヤル] ポップアップを表示

このチェックボックスは、Oracle Contact On Demandで設定されるユーザー用です。Oracle Contact On Demandでは、[リスト]ページと[詳細]ページでクリックできるリンクとして電話番号が表示されます。ユーザーの[[クリックでダイヤル] ポップアップを表示]チェックボックスをオンにして、ユーザーが電話番号リンクをクリックすると、Oracle Contact On Demandテレフォニーシステムが通話を発信する前に[クリックでダイヤル]ウィンドウにメッセージが表示されます。

次のコミュニケーションホームページ受信箱を表示します

メニューから値(先月、最終日など)を選択して、ユーザーの活動を[コミュニケーションホームページ]受信箱に表示する期間を決定します。期間が短いほど、表示されるコミュニケーション活動の数は少なくなります。メニューから[すべて]を選択するか、メニューを空白のままにすると、コミュニケーションページにはすべてのコミュニケーションが表示されます。この設定に対する変更を有効にするために、ユーザーはいったんサインアウトして、再度サインインする必要があります。

最近活動を完了したコミュニケーションホームページを表示します

メニューから値(先月、最終日など)を選択して、ユーザーの最近完了した活動を[コミュニケーションホームページ]に表示する期間を決定します。期間が短いほど、表示されるコミュニケーション活動の数は少なくなります。メニューから[すべて]を選択するか、メニューを空白のままにすると、コミュニケーションページにはすべての活動が表示されます。この設定に対する変更を有効にするために、ユーザーはいったんサインアウトして、再度サインインする必要があります。

[追加情報]セクション

デフォルトのテーマ

ユーザーがデスクトップまたはラップトップコンピュータを使用してOracle CRM On Demandにサインインするときに使用されるテーマ。 ユーザーは、各自の個人設定を編集して、この設定を上書きできます。ユーザーのレコードでデフォルトテーマが選択されていない場合は、ユーザーの役割に対して選択されているデフォルトテーマが使用されます。ユーザーのレコードおよびユーザーの役割の両方でデフォルトテーマが選択されていない場合は、企業に対して指定されているデフォルトテーマが使用されます。

注:テーマはOracle CRM On Demandの動作には影響を与えません。ユーザー役割に適切な権限が含まれている場合は、企業の要件に合った新しいテーマを作成できます。テーマの詳細は、「新しいテーマの作成」を参照してください。

タブレットのテーマ

(オプション)ユーザーがタブレットコンピュータまたは他のタッチスクリーンデバイスを使用してOracle CRM On Demandにサインインするときに使用されるテーマ(Oracle CRM On Demandでタブレットコンピュータまたはタッチスクリーンデバイスが検出された場合)。 ユーザーは、各自の個人設定を編集して、この設定を上書きできます。ユーザーのレコードでタブレットテーマが選択されていない場合は、ユーザーの役割に対して選択されているタブレットテーマが使用されます。ユーザーのレコードおよびユーザーの役割の両方でタブレットテーマが選択されていない場合は、企業に対して指定されているタブレットテーマが使用されます。どのレベルでもタブレットテーマが指定されていない場合は、デフォルトテーマが使用されます。

デフォルトの検索レコードタイプ

ユーザーがOracle CRM On Demandにサインインするとアクションバーの検索ピックリストに表示されるレコードタイプ。

サインイン時にようこそページを表示

ユーザーがOracle CRM On Demandにサインインするときにようこそページが表示されないようにするには、このチェックボックスをオフにします。

注:サインイン時に、ようこそページで[サインイン時にようこそページを表示]チェックボックスをオフにすることもできます。

資金承認限度

これは、Oracle CRM On Demand High Tech EditionおよびOracle CRM On Demand Partner Relationship Management Editionのユーザー用のフィールドです。

[状態]が[承認済みクレーム]に設定されている場合、資金リクエストごとに、このユーザーが承認できる資金の限度額。ユーザーがこの限度額を超えようとすると、Oracle CRM On Demandによりエラーメッセージが表示され、その資金リクエストは承認されません。

メッセージセンターアニメーションの有効化

メッセージセンターとレコードの詳細ページのメモをアニメーション表示するかどうかを決定します。

レコードプレビューモード

ユーザーのレコードプレビューモード。ここの設定に応じて、ユーザーがレコードのリンクの上にポインタを置いたとき、またはユーザーがレコードのリンクの上にポインタを置くと表示されるプレビューアイコンをクリックしたときに、プレビューウィンドウが開きます。プレビューウィンドウには、レコードの[詳細]ページの最初のセクションが表示されます。このフィールドで[オフ]を選択すると、ユーザーのレコードプレビュー機能が無効になります。

レコードプレビュー設定は、企業レベルとユーザーレベルで指定できます。ユーザーレベルの設定は、企業の設定より優先されます。このフィールドが空白の場合、企業のレコードプレビュー設定が使用されます。ユーザーは、各自の個人設定を編集するときにこの設定を変更できます。

ヘッドアップディスプレイ

ヘッドアップディスプレイ機能がオンの場合は、ブラウザウィンドウの下部にある詳細ページに関連情報セクションへのリンクが表示されます。このリンクを使用すると、ページをスクロールダウンせずに関連情報セクションに移動できます。

ヘッドアップディスプレイ機能は、企業レベルとユーザーレベルでオンまたはオフに設定できます。ユーザーレベルの設定は、企業の設定より優先されます。このフィールドが空白の場合、企業のヘッドアップディスプレイ設定が使用されます。ユーザーは、各自の個人設定を編集するときにこの設定を変更できます。

関連情報形式

レコードの[詳細]ページの関連情報セクションがリストで表示されるか、表として表示されるかが決まります。ユーザーのレコードの[関連情報形式]フィールドが空白の場合は、ユーザーの役割の設定が使用されます。ユーザーの役割の[関連情報形式]フィールドが空白の場合は、企業の設定が使用されます。

リストカラム見出しの固定

ユーザーがレコードのページをスクロールダウンしたときに、[リスト]ページのカラム見出しをビュー内に常に表示するかどうかを決定します。

この機能は、企業レベルとユーザーレベルでオンまたはオフに設定できます。ユーザーレベルの設定は、企業の設定より優先されます。このフィールドが空白の場合、企業の設定が使用されます。

サブジェクトエリアのレポート作成に対するユーザータイムゾーンサポート

このチェックボックスがユーザーのプロファイルにあり、オンの場合、リアルタイムのレポートに表示される日時はユーザーのタイムゾーンに従って表示されます。ユーザーのプロファイルにあるこのチェックボックスをオフにすると、リアルタイムのレポートに表示される日時は企業のタイムゾーンに従って表示されます。

この設定をユーザーが使用できるようにするには、企業の管理者が、管理者の役割のユーザー管理ページレイアウトに、このフィールドを追加する必要があります。各自の個人プロファイルで、この設定をユーザーが有効または無効に変更できるようにするには、企業の管理者が、関連するユーザーの役割のユーザー所有者ページレイアウトに、このフィールドを追加する必要があります。

プライマリ部署

プライマリ部署フィールドは、デフォルトでは[ユーザー詳細]ページに表示されませんが、企業の管理者が[ユーザー管理]ページレイアウトに追加できます。企業が[部署]レコードタイプを使用して、ビジネスニーズに合わせてユーザーをグループに編成する場合は、各ユーザーを1つ以上の部署に関連付けることができます。ユーザーに関連付けられる最初の部署は、ユーザーのプライマリ部署として自動的に指定され、その部署の名前がユーザーのレコードのプライマリ部署フィールドに表示されます。企業の管理者は、ユーザーのレコードのプライマリ部署を変更できます。部署の詳細は、「部署の設定」を参照してください。

注: [部署]というテキストフィールドも[ユーザー]レコードタイプで使用できます。[ユーザー]レコードタイプの[部署]テキストフィールドは、[部署]レコードタイプと関係ありません。

注:適切な権限(通常は企業の管理者)を持つユーザーは、他のユーザーの委任者を指名できます。また、自分の委任者を指名することもできます。委任者の指名の詳細は、「ユーザーの委任について」、「委任ユーザーの追加」、および「委任ユーザーの管理(管理者)」を参照してください。


公開日 2016 年 10 月 Copyright © 2005, 2016, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.