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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGate Studioリリース・ノート

12c (12.2.1.1.0)

E72565-02
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle GoldenGate Studioリリース・ノート

12c (12.2.1.1.0)

E72565-02(原本部品番号:E69356-02)

2016年6月

このドキュメントでは、Oracle GoldenGate Studioの12c (12.2.1.1)リリースの新機能、主な変更点および既知の問題について説明します。内容は次のとおりです。

新機能と変更された機能

この項では、このリリースで導入れた新機能、拡張された機能および既存の機能に対する変更について説明します。

リリース12.2.1.1.0

  • 異種データベースのサポート。最新リリースでは、OracleSQLServerおよびMySQLがソースおよびターゲットのデータベースとしてサポートされています。

リリース12.2.1.0.0 - 初期リリース

初期リリース。

前提条件とインストール

Oracle GoldenGate StudioはJAgentを通じてOracle GoldenGateと対話するため、Oracle GoldenGate StudioにはJAgentが必要です。また、GoldenGateのdirtmpディレクトリにバックアップ・ディレクトリを作成するなどの機能を使用するには、JAgentがOracle GoldenGateと同じシステム上にある必要があります。インストールの前提条件と手順などが記載されたOracle GoldenGateのすべてのインストールおよび構成ガイドは、次の場所にあります

http://docs.oracle.com/goldengate/c1221/gg-winux/index.html

修正された問題

特定のバグ番号やチケット番号に関する不明点は、Oracleカスタマ・サポートにお問い合せください。SRはOracleサポートSR番号、BugDBはバグID番号です。

リリース12.2.1.1.0

Bug 23234498 - セカンダリ切捨てポイントの管理オプションによって常にtranlogoptionsが付加される

セカンダリ切捨てポイントの管理オプションによってtranlogoptionsが付加される問題が修正されました。メニューから最初のメニュー項目である太線を選択することでパラメータを無効にできます。この線は、無効化オプションである空白に相当します。

Bug 22809171 - MySQL表についてDDLおよびINSERTAPPENDパラメータがマッピングPIに表示される

MySQLの表またはデータベースについてDDLINSERTAPPENDといった無効なパラメータがマッピングに表示される問題が修正されました。INSERTAPPENDパラメータはマッピング・エディタから削除されました。クラシックReplicatでのみ、チューニング・カテゴリで使用できます。

Bug 22734341 - RDBMS 11.2.0.4で統合Extractまたは統合Replicatを使用するためのオプションがOracle GoldenGate Studioに表示されない

Oracle 11.2.0.4で統合Extractまたは統合Replicatを使用するためのオプションがプロパティ画面に表示されない問題が修正されました。統合Replicatおよび統合Extractは、Oracle 11gデータベースに対して有効です。これらの機能は、Oracle Database 11.2.0.4以降のバージョンで使用してください。11.2.1よりの前のバージョンのOracle GoldenGateで統合Extractを使用したり、12.1.2.0.0より前のバージョンのOracle GoldenGateで統合Replicatを使用すると、警告メッセージがメッセージ・ログに追加されます。

リリース12.2.1.0.0 - 初期リリース

初期リリース。

既知の問題

特定のバグ番号やチケット番号に関する不明点は、Oracleカスタマ・サポートにお問い合せください。SRはOracleサポートSR番号、BugDBはバグID番号です。この項の情報は、次のリリースに分かれています。

リリース12.2.1.1.0

Bug 23224813 - 割当済のMSSQLまたはMYSQLデータベース接続の削除時にエラーがOracle GoldenGate Studioに一切表示されない

Oracle GoldenGate Studioで、リソース・ナビゲータからデプロイメント・プロファイルにすでに割り当てられているSQL ServerまたはMySQLのデータベース接続をユーザーが削除しようとしても、エラーが一切表示されません。リソースは削除されません。

Bug 23196883 - インスタンス・データベース・タイプが変更されると、Oracle GoldenGate Studioでデフォルト・パラメータが生成されない

ユーザーがOracleデータベース・タイプを使用してOracle GoldenGateインスタンスを作成すると、Oracle GoldenGate Studioによってパラメータ・ファイルが適切に生成されますが、データベース・タイプがMSSQLなどの他のデータベース・タイプに変更されると、Oracle GoldenGate StudioではOracle GoldenGateインスタンスの変更後のデータベース・タイプに対してデフォルトのパラメータ・ファイルが生成されません。

回避策: 「Oracle GoldenGate Instance Resource」ダイアログでデータベース・タイプを変更した後、そのリソースをダイアグラムに再度ドラッグ・アンド・ドロップします。プロパティ・インスペクタがリフレッシュされ、適切なファイルが生成されます。

Bug 22906453 - MSSQLリモート・キャプチャで警告メッセージが表示される必要がある

ユーザーがarchivedlogonlyモードを使用せずに「Target only」、「Hub」、「Target」および「Hub Only」のテンプレートを選択した場合、警告メッセージが表示されません。

リリース12.2.1.0.0 - 初期リリース

  • 「Deployment History」タブは移入されません。

  • 「Deployment Profile」ウィザードで、初期ロードを有効にするオプションの選択を解除することはできません。ただし、「Deployment Profile Overview」サブタブ(「Deployment View」サブタブの隣)に移動し、「Deployment Configuration」を選択してから、すべての初期ロードの選択を解除するか、特定のレプリケーション・パスの初期ロードのみにすれば、デプロイ前に初期ロードを無効にすることができます。

  • オンライン・デプロイの場合、チェックポイント表名があるGLOBALSファイルを、デプロイのに配置する必要があります。そうしないと、初期ロード、クラシックまたは調整Replicatの追加に失敗します。これによって、統合Replicat/適用には影響しません。

  • デプロイメントの初期ロードは、新規も既存も同様にすべての表をロードします。新しい表だけロードされるのではありません

  • ダイアグラムに対する変更が、ユーザー・インタフェースで反映されない場合があります。そうなった場合は、単に「Save」を選択し、タブを閉じてからもう一度開いてください。

  • マッピング・エディタのキー列プロパティ・インスペクタで、キーとして列を選択し、保存した場合、後で選択を解除しても、恒久的になります。

  • 明示的にマップされている列名を、列マッピング・エディタから削除すると、その列名の内部名がパラメータ・ファイルに残ったままになります。

  • マルチバイトの表名を使用する場合、Oracle GoldenGate StudioリポジトリはUTF8またはUnicodeである必要があります。

  • Oracle GoldenGateの接続名で非ASCII文字を使用すると、オンライン・デプロイを試行したときにエラーが発生することがあります。

  • エクスポートとインポートのユーティリティは、マルチバイト文字では使用できません。

  • グローバル・リソース・ライブラリでのデータベース接続の「Filter Table」オプションは、マルチバイトの表名では動作しません。

  • start with BEGIN timestampとCSNのように、競合するパラメータを設定した場合、これは検出されないため、どちらのオプションもパラメータ・ファイルに存在することになります。

  • グローバル・リソース・ライブラリで、データベースにデプロイメント・プロファイルを関連付けた場合、データベース接続名は変更できません。

  • この初期リリースで動作保証されているのは、Oracle Databaseのソースとターゲットのみです。

  • Oracle GoldenGateファイルをローカルで生成すると、ZIPファイルが破損します。ただし、解凍後のファイルは正しく出力されます。

  • プロジェクト、ソリューションまたはマッピングのインポート後、更新ボタンを押さないとページに表示されないことがあります。

My Oracle Supportの利用

My Oracle Supportを使用して、顧客、パートナー、オラクル社の社員が報告したナレッジ・ソリューション、回避策、その他の情報を見つけることができます。My Oracle Supportで、サービス・リクエストをオープンすることもできます。サービス・リクエストを解決するためにパッチが必要な場合、My Oracle Supportからパッチをダウンロードする方法が指示されます。

注意:

Oracle GoldenGate Studioを販売代理店から購入し、サポートを受ける場合は、My Oracle Supportからサービス・リクエストを作成せず、その代理店に問い合せてください。

Oracle GoldenGate Studioナレッジ・ベースの表示

Oracle GoldenGate Studioのナレッジ・ベースを表示するには、次の手順に従います。

  1. My Oracle Support Webサイト(http://support.oracle.com)を参照します。
  2. 言語を選択し、電子メールとOracleパスワードでログインします。
  3. 「Knowledge」タブをクリックします。
  4. 「Select a product or product line」フィールドで、GoldenGate Studioと入力し、Oracle GoldenGate製品を状況依存リストから選択して結果を絞り込みます。(このリストが表示されるまで数秒間待機が必要な場合があります。)
  5. 「Enter search terms」フィールドで、検索キーワードまたは複数のキーワードを入力して、問合せを絞り込みます。

「Help」をクリックすると、このタブの使用方法の追加情報が取得されます。

Oracle GoldenGate Studioサポート・リクエスト・チケットの作成

質問または問題に対する回答をナレッジ・ベースで見つけられない場合は、次の手順に従ってOracle Supportによるサポート・リクエスト・チケットオープンできます。

  1. My Oracle Support Webサイト(http://support.oracle.com)を参照します。
  2. 言語を選択し、資格証明でサインインします。このWebサイトを使用するための登録がまだの場合は、登録する必要があります。
  3. 「Service Requests」タブをクリックします。
  4. 「Create SR」をクリックします。
  5. Create Service Requestウィザードを使用して、SRを完了して送信します。「Help」をクリックすると、このタブの使用方法の追加情報が取得されます。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWeb サイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGate Studioリリース・ノート, 12c (12.2.1.1.0)

E72565-02

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ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs.No other rights are granted to the U.S. Government.

このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

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