Taleo Business Edition ユーザー・ガイド 16B1 : 管理 : ステータス更新をトリガとする通知

ステータス更新をトリガとする通知
あるステータスの更新をトリガとして、Eメールや通知を送信するよう設定できます。このEメールや通知は、特定の受信者に宛てることができるため、誰が通知を受け取るか、ワークフローでステータスが更新される過程のどの時点で通知が発生するか、より柔軟な設定が可能です。
この機能は、「Recruit」のあらゆるワークフロー、「Onboard」および「Perform」の「従業員」ワークフロー、「Perform」の「レビュー」ワークフローで使用できます。
注意:
ステータス変更をトリガとして通知を送信するよう設定する手順:
1
2
「管理」を選択し、次いで、カスタマイズしようとするTBEサービスについて、「カスタマイズ」を選択してください。この例では従業員のステータス変更をトリガとする通知を設定するので、「Performのカスタマイズ」または「オンボードのカスタマイズ」を選択します。
3
4
トリガを起動しようとするステータスを見つけ、右側の「アクション」メニューから「通知の割当て」を選択してください。この例では、従業員が退職したときに通知するよう設定するので、「退職済」ステータスの「通知の割当て」を選択します。
5
6
7
このページに載っていないユーザーを選択したい場合は、「ユーザー」の隣にある「追加」ボタンをクリックしてください。この例では、「従業員のマネージャ」に、退職通知というカスタム・システムEメール・テンプレートを使用してEメールを送信し、さらに通知も送信するよう設定しています。さらに、Sarah Morganという「HR管理者」には、Eメールのみ送信します。
8
「保存」クリックします
9
従業員のステータスが「退職済」に変わると、その従業員のマネージャにEメールで通知される他、TBEウィンドウの上部に通知が現れるようになりました。
この機能により、Taleo Business Editionの前リリースにはなかった、新しいEメール/通知を作成できるのみでなく、設定済の通知を変更することも可能です。
たとえば、この通知を有効にすると、オファーが承認されたとき、求人に関連付けられている求人所有者やオファー承認者すべてに通知されます。今回のリリースでは、オファー承認者にのみ通知するよう設定することも可能になりました。
前リリースで有効であったEメールや通知のいくつかは、この機能を使用して設定を変更し、あるいは無効にすることができるようになりました。該当する通知に対応するステータスは次のとおりです。
たとえば「Recruit」の「オファー・ワークフロー」では、オファーが承認されたとき、求人所有者およびオファー承認者全員がEメールを受信するため、「承認済」オファー・ステータスの設定画面は次のようになります。
たとえば、オファー承認者にのみEメールを送信し、求人所有者には送信しない場合は、そのように設定を変更できます。あるいは、「求人採用マネージャ」および「求人採用担当者」というフィールドが最近導入されたため、前述のステータス変更をトリガとする通知について、特定の個人のみを対象にすることも考えられます。そのため、求人所有者すべてを対象とはしないが「採用マネージャ」には常に通知する場合、このタスクは実行できます。
前述のアクションについては、「システムEメール・テンプレート」>「システム・テンプレートの割当」の下にEメールの割当は表示されなくなりました。このページに表示されなくなったのは、各ステータスの「通知の割当て」アクションの下で設定するようになったためです。
たとえば、「求人否認済」アクションおよびこれに割り当てられたテンプレートが、「システム・テンプレートの割当」ページに現れなくなったのは、「求人ワークフロー」のEメール・テンプレートの割当てや受信者を、「否認済」というステータスで制御するようになったためです。
いくつかの通知は、従来どおり「システムEメール・テンプレート」ページに現れる他、「通知の割当て」ページにも現れます。「システムEメール・テンプレート」ページで制御するEメール・テンプレートは、前リリースと同じように送信されます。「通知の割当て」ページでもEメールや通知を有効にすると、同じEメールがもう1通送信されます。2番目のEメールは必要ない場合があるため、重複を知らせる小さなツール・チップが表示されます。
たとえば、「求人ワークフロー」の「承認待ち」ステータスは、従来どおり「システムEメール・テンプレート」ページで設定します。このEメールは各承認者に、順次送信されます。一方、「承認待ち」ステータスに関する「通知の割当て」ページには、「求人承認者」の欄に小さなツール・チップが現れます。ここでEメールや通知の設定をした場合、追加の通知を送ることになり、さらに、このEメールが承認者全員に一括送信されます。このEメールや通知を有効にするのは、Eメールを追加で送信する場合のみにしてください。
たとえば特定のユーザーをEメールの受信者として選択し、当該ユーザーのレコードに対するアクセス権限がなかった場合、「履歴ログ」に、Eメールを送信できなかった旨の通知が現れます。この状況では、通知も送信されません。
「アクティブな採用管理」を使用している場合、採用されなかった候補者に送信するEメールは、「割り当てられた通知」ページではなく、前リリースと同様に「アクティブな採用管理」ページで制御します。これにより、Eメールの重複送信を回避できます。候補者以外の受信者に対して設定した他のEメール/通知は、従来どおり、「アクティブな採用管理」によるステータス更新に応じて送信されます。