Taleo Business Editionユーザー・ガイド16B1 : 管理 : Taleo報酬のカスタマイズ : グローバル設定

グローバル設定
「グローバル設定」リンクをクリックして、組織の報酬タイプの定義、コンパレシオまたは支払範囲モディファイア・コントロールのアクティブ化、変動給の使用可能化、およびデフォルト報酬承認者の設定を実行します。
報酬設定
このセクションでは、所属している会社に関連する報酬のタイプおよび従業員賃金タイプを識別できます。報酬タイプを報酬サイクルに追加できるようにするには、チェック・ボックスを選択します。このセクションの設定の変更は、既存のアクティブまたは最終の報酬サイクルまたはイベントには影響を与えません。
支払範囲モディファイア
支払範囲モディファイアでは、パフォーマンス・レビューのスコアに基づいて従業員の報酬の範囲が調整されます。モディファイアは、支払範囲の中間賃金を超えている従業員の昇給を制限する場合や、支払範囲の中間賃金を下回っている業績者の昇給を早める場合に使用されます。
コンパレシオの計算式: (賃金/支払範囲の中間)
変更される支払範囲は、(1 / (賃金/支払範囲の中間賃金))という式を使用して、モディファイアとして計算されます。
例:
パフォーマンス・レビューのスコア = 3.0
従業員のコンパレシオ = 1.20
支払範囲モディファイア =.80
サイクル・ガイドラインの範囲 = 3% - 5%
支払範囲モディファイアおよび調整済範囲の適用 = 2.4%- 4%
注意:
変動給
報酬サイクルで変動給を使用可能にするには、下にあるチェック・ボックスを選択します。変動給とは、パフォーマンスまたは目標達成度に連動し、組織の財務パフォーマンスに応じて変動する場合がある報酬です。
承認者が必要
新しい報酬サイクルを作成する際は、報酬マネージャを割り当てる必要があります。また、少なくとも1人の報酬承認者を割り当てる必要がある場合があります。この結果、各報酬サイクルが確定されて、従業員のレコードに追加される前に、少なくとも1人の承認者がサインオフすることになります。
デフォルト承認者
報酬承認者を選択する際に、承認を送信する順序を定義できます。承認者のデフォルト・リストを割り当てるには、このセクションの表で、「追加/削除」ボタンをクリックし、承認者を選択して並べ替えます。新しい報酬サイクルが作成されると、これらの承認者がデフォルトで割り当てられます。さらに、報酬サイクル自体に承認者を手動で追加することも、報酬サイクルの割当時に追加することも可能です。デフォルトの承認プロセス設定を構成した後、「保存」をクリックします。