Taleo Business Editionユーザー・ガイド 16A1: レポート: 新規レポートの作成

新規レポートの作成
レポート・ツールを使うことで、企業は再利用可能なレポート・コンポーネントを使用して、ビジネス・インテリジェンス・レポートを作成できます。管理者およびHR管理者は、カスタム・レポートを作成するためのトピックのライブラリ(事前定義済の表結合)にアクセスできます。
このセクションでは、レポートを作成し、レポート・デザイナを使用してレイアウトやデザインを拡張する方法を説明します。
注意:
新規レポートを作成するには:
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「レポート」メニューを選択し、次に「レポートの作成」を選択します。
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企業で使用しているTaleo製品により、ページ上部でRecruit、Performおよびオンボード・サービス間でトグルできます。各アプリケーションごとに、選択できる独自のトピックのセットがあります。
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「次」をクリックします。「フィールドとパラメータの選択」ページが開きます。
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「レポート名」(必須)および「摘要」(オプション)を入力します。
レポート名: レポートの一番上に表示されます。
摘要: レポートそのものではなく、メインの「レポートの実行」ページでレポート名の下に表示されます。
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表示フィールドまたはパラメータ・フィールド(もしくはその両方)を追加するには、フィールドを選択して「フィールドの追加」または「パラメータの追加」ボタンをクリックします。
電球で示されたヒント・アイコン
ヒント: フィールド名をダブルクリックしてすばやく表示フィールドに追加できます(または「フィールドの追加」ボタンを使用します)。ダブルクリックは表示フィールドにのみ機能します。パラメータ・フィールドを追加する場合は「パラメータの追加」ボタンを使用する必要があります。
レポートの冗長性を最小限に抑えるには、総計フィールドを使用します。
総計フィールドを表すアイコンは総計フィールド・アイコン、カスタム・フィールドを表すアイコンはカスタム・フィールド・アイコンです。
詳細は、「総計フィールドの使用」を参照してください。
注意:
それぞれの「日付」表示フィールドには、対応する「日付範囲」パラメータ・フィールドがあります。たとえば、「追加日」表示フィールドには、対応する「追加日の範囲」パラメータ・フィールドがあります。「追加日」は表示フィールドとして使用できますが、「追加日の範囲」は使用できず、パラメータ・フィールドとしてのみ使用できます。
「日付範囲」パラメータを使用すると、「最終日」、「先週」(前週の日曜日から土曜日)、「先月」(前月全体で今月は含まない)、および「前四半期」のように、ユーザーがレポートをスケジュールおよび実行する際に時間範囲オプションを選択できます。
表示フィールドまたはパラメータ・フィールドを削除するには、1つ以上のフィールドをハイライト表示して「フィールドの削除」または「パラメータの削除」をクリックします。
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「次」をクリックします。
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新規レポートの実行時に適用される「フィルタ」を選択します。
これらのフィルタは、レポートの実行者が、通常はTaleo Business Editionでアクセスできないレコードにアクセスすることを回避するために使用されます。レポート・フィルタがユーザーのリスト表示フィルタと一致していることが重要です。フィルタを2つまで選択できます。
使用可能なフィルタは、前のステップで選択したレポート・トピックおよびフィールドやパラメータによって異なります。
ベスト・プラクティス通知アイコン
ベスト・プラクティスの推奨事項: フィルタの選択により、ユーザーがレポートを実行した際に返されるデータ結果が制御されます。「アクセスの割当」オプションによってレポートにアクセス可能なロールおよびユーザーを制御できますが、フィルタを使用すると、リスト表示のフィルタ・オプションと同様に、求人、候補者などの所有者に基づいて返されるデータ結果をさらに絞り込むことができます。(たとえば、レポート・データをビジネス・ユーザーの部署のみに制限できます。)
カスタム・レポートのフィルタの選択
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「次」をクリックすると、レポート・デザイナが起動します。
これでレポートの定義フェーズが完了します。ここからは、レポート・デザイナを使用してレポートのレイアウト設計を始められます。詳細な手順は、「レポート・デザイナを使用したレポートの設計」を参照してください。
注意:
レポート・デザイナで作業している際、フィールドまたはパラメータを追加する必要がある場合は、「フィールドの調整」ボタンをクリックすると「フィールドとパラメータの選択」ページに戻ります。