レポートのスケジュール

レポートを事前に定義した日付および頻度でバックグラウンドで実行するようにスケジュールできます。定期的にアクセスするレポートをスケジュールすると処理を自動化できるため、時間を節約でき、手動タスクの作業が減ります。これにより覚えておく必要がある作業が1つ減ります。

レポートをスケジュールする際、次の点を考慮することが重要です:

•	レポートをスケジュールするには、そのレポートへの適切なアクセス制御レベルが必要です。

•	1つのレポートにつき、1つのスケジュールのみを設定できます。たとえば、レポートを週次または月次実行するよう設定できますが、週次および月次の両方には設定できません。

•	レポート・スケジュールは本人のみに表示されます。管理者以外のユーザーからは表示およびアクセスできません。管理者はすべてのスケジュール済レポートを表示できます。

•	スケジュール済レポートは90日で期限切れになります。その時点で「更新」をクリックして、スケジュール済レポートを引き続き受信するオプションを選択できます。

レポートをスケジュールするには:

1	レポートの上にカーソルを置き、「スケジュール」をクリックします。

2	レポート・スケジューラが表示され、スケジュールの頻度、パラメータおよび送信オプションを定義できます。

3	レポートがいつ実行されるかを指定する頻度を選択します。

選択した頻度は、レポートが実行される頻度と、どの日に実行されるかを指定します。レポートに含まれる日付範囲は制御しません。これはステップ4でレポートのパラメータを定義する際に指定されます。

•	日次: レポートは毎日実行されます。

•	週次: ドロップダウン・メニューで、何曜日にレポートを実行するかを選択します。

•	月次: 繰り返しフィールドが表示されるので、レポートを実行する日を入力します。月の日数に関係なく、毎月最終日にレポートを実行する場合、28を入力してください。

注意:	日時、週次および月次レポートは、ユーザー・タイム・ゾーンに基づき、頻度フィールドで選択した日の真夜中過ぎに実行されます。したがって、たとえば金曜日を選択した場合、木曜日の深夜/金曜日の早朝の12AM以降に実行されます。

4	スケジュールするレポートのレポート・パラメータを定義します。

•	レポート・パラメータは、実行するレポートのタイプによって異なります。これらのパラメータは、管理者によってレポート・デザイナで設定されます。

•	「日付」パラメータ(「自」/「至」、「開始」/「終了」など)は、レポートに含まれる日付の範囲を指定するものですが、「日付範囲」パラメータと同時に使用しないでください。

•	「日付範囲」パラメータも、レポートに含まれる日付範囲の指定に使用できます。カレンダ時間範囲として表される点が標準日付パラメータと異なります。たとえば、「先週」(前週の日曜日から土曜日)、「先月」(前月全体で今月は含まない)、「前四半期」などです。「日付」および「日付範囲」も参照してください。

ベスト・プラクティスの推奨事項: 日付範囲の定義に、「日付範囲」パラメータまたは「自」および「至」パラメータを使用できますが、両方のパラメータを同時に使用しないでください。

5	「Eメール経由でレポートを送信」の選択: 表示されるリンクからEメール受信者を選択するか、手動でEメール・アドレスを入力し、受信者がレポートを受信する形式(PDF、CSV、WordまたはExcel)を選択します。Eメールの添付ファイルとして送信されます。

注意:	Eメールの添付ファイルには10MBのサイズ制限があります。レポートが10MBを超えると、レポートをスケジュールしたユーザーに送信の失敗通知が送られます。レポートの送信が失敗しても、レポートは「レポート履歴の表示」からアクセスできます。

6	「スケジュール済レポートの保存」をクリックします。

時計アイコンで、レポートのスケジュールが設定されたことが示されます。