インポートの準備 ユーザー・インポート・ウィザードを使用する前に、次の必要条件を確認し、必要な作業を行います。 ・ Taleo Business Editionシステムにインポートするユーザー・データが格納されたCSV(カンマ区切り値)ファイルを作成します。 - ユーザー・データがExcelスプレッドシートに格納されている場合は、Excelの「名前を付けて保存」コマンドを使用して、CSV形式で保存します。 - ユーザー・データが、その他のサード・パーティ・ソフトウェア・プログラムに格納されている場合は、まず、Excelへデータをエクスポートしてから、CSVファイルとして保存します。 注意: CSVファイルにアクセント付きの文字が含まれている場合は、UTF-8形式で保存する必要があります。最も簡単かつ確実にこの形式で保存するには、CSVファイルをメモ帳で開き、「文字コード」を「UTF-8」(デフォルトの文字コードはANSI)に設定して保存します。 ・ CSVファイルの準備が完了した後、Taleo Business Editionのユーザー・レコードで使用できるフィールドをすべて確認します。CSVファイルのどの列を、サンプル・ユーザー・レコードのどのフィールドにマップするか決めます。カスタム・フィールドまたはカスタム・ピックリスト値が必要な場合は、管理者に確認してください。 ・ CSVファイルのサイズの上限は10 MBです。これよりも大きなファイルをインポートする場合は、複数のCSVファイルを作成し、別々にインポートしてください。 ・ インポート・プロセスのテストを検討してください。すべてのデータをインポートする前に、レコードが5件入った小さなテスト・ファイルをインポートして、ファイルが適切にフォーマットされていることを確認します。 ・ カンマを含むテキストのブロックをインポートする場合は、区切り文字としてのカンマと区別するために、テキスト内のカンマを引用符で囲むことが重要です。 ・ ピックリストの選択肢として格納する値が、ピックリストの値と正確に一致することを確認します。一致しない値は破棄されますので、注意してください。 ・ すべてのユーザーは、ウィザードで定義されたデフォルト・ロールおよびステータスでインポートされます。また、CSVファイルの中に代替ステータスを特定することもできますが、既存のステータスに対応しない場合は破棄されます。 ・ 「都道府県」、「国」などのピックリスト、またはカスタム・ピックリスト・フィールドに列をマップすると、インポート・ウィザードは、一致するテキストを探します(大文字小文字は区別されません)。一致するテキストが見つからなかった場合、ピックリストの値は設定されません。 ・ 列をチェックボックス・フィールドにマップするとき、インポート・ウィザードは、値「y」、「yes」、「true」、および「1」を受け付けます。これはチェックボックスをオンにすることを示します。指定されていない場合は、チェックされません。なお、大文字と小文字は区別されません。