新規カスタム・フィールドの作成

新規カスタム・フィールドを作成する手順:

1	「管理」メニュー、「オンボードのカスタマイズ」の順に選択します。

2	「フィールドのカスタマイズ」セクションに、Taleo Business Editionに組み込まれた標準フィールドの各カテゴリに対応して、クリック可能なリンクが表示されています。標準フィールドのリストに、各モジュールのカテゴリをすべて列挙してあります。

3	新規カスタムフィールドを作成するフィールドのカテゴリ(たとえば「ユーザー・フィールド」)に対応したリンクをクリックしてください。

上部に標準フィールド、下部にカスタム・フィールドが並んだ、次のようなページが現れます。

4	「新規フィールド」をクリックしてください。新規フィールド・ウィザードのステップ1/3が現れます。

5	「データ型」フィールドで、フィールドのタイプを選択します。選択可能なデータ型の詳細は、この後のデータ型、用途、オプションのパラメータを参照してください。

6	「次」をクリックします。新規フィールド・ウィザードのステップ2/3が現れます。

7	ステップ5で選択した「データ型」によっては、新規フィールドに適用可能なオプションのパラメータがあります。詳細はこの後のデータ型、用途、オプションのパラメータを参照してください。

データ型、用途、オプションのパラメータ

データ型	用途	オプションのパラメータ/注意
テキスト	テキストの入力と表示。100字以内。長文のテキストを入力、表示する場合は、データ型「テキスト領域」を使用してください。	最大長: 入力できる文字数を制限します(最大100字)。1-100の値を入力してください。 入力マスク: フィールドに入力できる有効な入力を定義します。ユーザーが有効なデータを入力しやすいよう、別に指定した書式サンプルが表示されます。注意: 先行ゼロつきのマスク(00-)はサポート対象外で、検証エラーになります。 デフォルト値: 新規レコード作成時に、自動的にこのフィールドに入る、数値のデフォルト値を入力します。この値は、レコードを作成するたびに自動的に増えていきます。
Eメール	Eメール・アドレス。	オプションのパラメータはありません。
URL	Webサイトのアドレス。表示のみで、クリックはできません。	オプションのパラメータはありません。300文字の制限があります。
整数	数値の入力と表示。	デフォルト値: 新規レコード作成時に、自動的にこのフィールドに入る、数値のデフォルト値を入力します。この値は、レコードを作成するたびに自動的に増えていきます。-2147483648から2147483647の 範囲にする必要があります。
小数	小数値の入力と表示。	オプションのパラメータはありません。19桁の制限があります。
通貨	通貨の入力と表示。	オプションのパラメータはありません。
日付	日付の入力と表示。	デフォルト値: 数値のデフォルト値を入力します。新規レコードを作成する際、今日の日付にこの値を加算または減算して、自動的にこのフィールドに埋めるようになっています。減算する場合はマイナス記号(-)を前置しますが、加算の場合にプラス記号を置く必要はありません。
ピック・リスト	1項目が選択可能なリスト。	ピック・リスト項目: 「新規値の追加」をクリックし、選択肢としてドロップダウン・リストに表示するピックリスト項目を作成します。ピックリストをアルファベット順に並べるか、最初の値をデフォルトの選択とするか(あるいはその両方)をチェック・ボックスで選択してください。 「アクティブ/非アクティブ」ピックリスト値: 矢印アイコンで、ピックリスト項目をアクティブまたは非アクティブにできます。「非アクティブ」ボックスに列挙した値は、ユーザーが選択することはできませんが、この値が入っている既存のレコードはそのまま保持されます。期限切れ、あるいはもう使用しなくなった値を、非表示にするために使用します。「新規値の追加」をクリックして新規値を追加できます。また、「選択した値の名前変更」をクリックして、既存のピックリスト値を変更できます。 注意: 1.既存のピックリスト値を変更する必要がある場合は、「選択した値の名前変更」または「非アクティブ」アクションを使用してください。非アクティブな値は削除しても構いませんが、データの破損を防ぐため、そのような値として保持しておくようお薦めします。 2.ピックリスト値を定義する際、統合を目的として、それぞれの値に一意的な統合コードを定義できます。この統合コードに、Taleo Business Edition Web APIのカスタマイズを介してアクセスし、他のアプリケーションと適切に値を対応付けることができます。
ピック・リスト(複数)	複数項目の選択が可能なリスト。	最大選択済み項目の制限を設定: 複数選択が可能なピックリストからユーザーが選択できる項目の最大数を設定します。たとえば、候補者が希望する就業場所を上位3箇所まで選択できる、従業員が育成パスを上位2通りまで選択できる、などの使用方法が考えられます。ピックリスト項目を作成した後に、このチェック・ボックスを選択し、制限を入力してください。 ピック・リスト項目: 「新規値の追加」をクリックし、選択肢としてドロップダウン・メニューに表示するピックリスト項目を作成します。ピックリストをアルファベット順に並べるか、最初の値をデフォルトの選択とするか(あるいはその両方)をチェック・ボックスで選択してください。 「アクティブ/非アクティブ」ピックリスト値: 矢印アイコンで、ピックリスト項目をアクティブまたは非アクティブにできます。「非アクティブ」ボックスに列挙した値は、ユーザーが選択することはできませんが、この値が入っている既存のレコードはそのまま保持されます。期限切れ、あるいはもう使用しなくなった値を、非表示にするために使用します。「新規値の追加」をクリックして新規値を追加できます。また、「選択した値の名前変更」をクリックして、既存のピックリスト値を変更できます。 注意: 1.既存のピックリスト値を変更する必要がある場合は、「選択した値の名前変更」または「非アクティブ」アクションを使用してください。非アクティブな値は削除しても構いませんが、データの破損を防ぐため、そのような値として保持しておくようお薦めします。 2.ピックリスト値を定義する際、統合を目的として、それぞれの値に一意的な統合コードを定義できます。この統合コードに、Taleo Business Edition Web APIのカスタマイズを介してアクセスし、他のアプリケーションと適切に値を対応付けることができます。
チェック・ボックス	2つの状態からいずれかを選択。	デフォルト値: チェック・ボックスの値をデフォルトで選択状態にするか否かを指定します。
テキスト領域	テキストの入力と表示。7000文字以内。キャリア・センターでは1000文字以内。	オプションのパラメータはありません。
Webリンク	Webサイトのアドレス。アクティブでクリック可能なリンク。	「Webリンク」型のフィールドの場合、URLを指定し、マージ・フィールドを使用して、当該オブジェクトから取得したフィールド値をURLのパラメータとして埋め込む操作は、「Web統合リンク・テンプレート」セクションで行います。
暗号化されたテキスト*	機密データ(パスワードなど)のセキュリティを強化します。	手順についてはカスタム暗号化フィールドの作成を参照してください。
暗号化された日付*	機密データ(生年月日など)のセキュリティを強化します。	手順についてはカスタム暗号化フィールドの作成を参照してください。
暗号化された整数*	機密データ(給与など)の セキュリティを強化します。	手順についてはカスタム暗号化フィールドの作成を参照してください。
* これらのフィールドはセキュリティ・マネージャしか作成できません。

8	適宜、Web API情報を入力します。追加詳細やサンプル・コードについては、Web APIの文書を参照してください。

注意:	ピックリスト型のカスタム・フィールドについては、「値が指定されていない場合は最初の値を使用して作成」を選択できます。このオプションによって、「ページの作成」レイアウトやAPI本体に値を組み込む必要なく、指定した値が割り当てられます。たとえば、キャリアWebサイトの応募フォームから「候補者」レコードを作成すると、応募フォーム自体にフィールドがなくても、レコードに値が設定されます。

9	「作成」をクリックします。新規フィールド・ウィザードのステップ3/3が現れます。

10	どのページ・レイアウトに新規カスタム・フィールドを配置するか指定し、「追加」をクリックします。ページ・レイアウトに手動でフィールドを追加する場合は「スキップ」をクリックしてください(詳細は、ページ・レイアウトのカスタマイズを参照)。