シングル・サインオン シングル・サインオン(SSO)を導入すると、ユーザーはTBEログイン・ページを迂回し、自動的にTaleo Business Edition、タレント・センター、レガシー従業員Webサイトにログインできるようになります。ユーザーは、会社ネットワークの検証を経た後、シングル・サインオンのIDポータルにアクセスし、あらかじめ構成済の「Taleo Business Edition」アクセス・リンクをクリックすることにより、自動的にTaleo Business Editionにログインできます。認証処理はバックグラウンドで、SAML証明書と一意のユーザーID (多くの場合、その個人のEメール・アドレス)を使用して処理されます。 SSOインフラストラクチャを導入すると、次のような利点があります。 ・ ログイン手順やパスワードを個別に覚えている必要がなくなるので、生産性や使い勝手が向上します。 ・ TBE管理者が、ユーザーの管理やパスワードのリセットに費やす時間が削減されます。 ・ Taleoソリューションが会社のパスワードやセキュリティ・ポリシーと確実に連携します。 ・ アイデンティティ・プロバイダ(IdP)を通して、一括してユーザーのアクティビティに関するレポートが得られます。 Oracle Taleo Business EditionのSSO Service Providerオプションを利用するためには、会社のインフラストラクチャ上の既存のシングル・サインオンに接続する必要があります。Oracle TBEのSSO Service Providerには次のような機能があります。 ・ IdP属性やSAML証明書を構成するためのSSO設定ウィザード。 ・ 構成済IdPからSAMLアサーション(認証情報)を受け取る機能。 ・ SAMLアサーション成功に基づく直接認証/ログイン。 これは無料でOracle TBE Premium Serviceに導入できるサービスです。環境設定時に1接続がアクティブになります。追加の接続が必要な場合は、Oracle Supportにサービス要求を提出してください。 その他の参照資料 詳細は、Customer Connect技術フォーラムを参照してください。このフォーラムは、質問を受け付け、Taleoの製品管理者が回答する仕組みです。このフォーラムにアクセスするには、https://appsconnect.oracle.comから、「Human Capital Mgmt forum」、「Technical Topics for Midsize」の順にアクセスしてください。 また、次の場所にある最新のSSOガイドも参照してください。 http://www.oracle.com/technetwork/documentation/default-1841567.html