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• 入力の場合、ARTKIX__GET_USER_ALSTの呼出し時に、ART for CICSはVERSION、USERIDおよびLISTSZフィールドに入力し、RESERVEDフィールドを0に設定します。
表7-1 入力/出力パラメータ LISTSZを入力として使用する場合、アプリケーション・リストに含めることができる最大アプリケーション数を示すAPPLISTの長さが指定されます。このフィールドの直後のアドレスにアプリケーション・リストを入力します。例については、リスト7-1を参照してください。この例では、アプリケーション・リストに最大128アプリケーションを含めることができることを示しています。 認可対象のアプリケーションのリスト。配列長はLISTSZフィールドで指定します。各配列項目は、7つのサブフィールドで構成されます。
• transid (4バイト): アプリケーションのトランザクションID。これはART for CICSの有効なトランザクションである必要があります。
• sessid (空白でない8バイト): セッションID。ユーザーごとに一意である必要があります。
• fnkey (1バイト): 将来使用するために予約済。アプリケーションに関連付けられているファンクション・キーの値。この値にはASCIIエンコーディングが使用されます。
• label (35バイト): アプリケーションのビジネス名。
• startupACLName (8バイト): 起動ACL CICSプログラム名。
• termACLName (8バイト): 将来使用するために予約済。
• reserved (3バイト): 2進数のゼロにする必要があります。リスト7-1 ALST_INOUT_PRARMのC定義リスト7-2はサンプルです。リスト7-2 COMMAREAの例ALSTへのACL RETURNの場合、ACLは次のフィールドに入力します。ACL-RETCODE=0の場合、ACL-RETMSGにはトランザクションの呼出し方法を示す初期入力文字列が含まれます(入力文字列は、実際の3270データ・ストリームではなく、ユーザーが3270ターミナルに入力する正確な入力です。ART for CICSは、入力文字列から3270データ・ストリームを構成します)。このフィールドのサイズは1920バイトです(必要に応じて後続の空白が入力されます)。ACL-RETCODE=-1の場合、ACL-RETMSGには、ALSTがターミナルに表示する詳細なエラー・メッセージが含まれます。エラー・メッセージの長さは160バイトです(必要に応じて後続の空白が入力されます)。初期文字列ACL-RETMSGの長さ。値が0の場合、ART for CICSはACL-RETMSGから後続の空白/2進数のゼロを削除します。3270空白画面に入力したようにトランザクション入力文字列を設定します(この入力文字列はARTKIX__SET_TRAN_INIT_STRによって3270データ・ストリームに変換されます)。呼出しの後にRECEIVEコマンドを発行した場合、RECEIVEで入力データを取得できます。RECEIVEコマンドを発行しない場合、データ・ストリームはトランザクションがARTTCPに戻されたときに破棄されます。たとえば、3270コンソールでXXXX abcd1234と入力する場合、XXXXは開始するトランザクションID、abcd1234は入力メッセージです。したがって、XXXX abcd1234はpbufとともに渡す必要があります。(トランザクション内の)最後のSEND動詞が送信する出力データ文字列を取得します。この出力文字列は、ARTKIX__GET_TRAN_OUT_STRによって3270データ・ストリームに分解されるため、ユーザーが分解する必要はありません。入力。pbufが指すバッファの最大長です。