監査 テスト・ケースの作成および実行の記録は、特に規制遵守要件の厳しい業界ではテストにおける重要な要件になります。ART Test Managerは監査ログを管理しており、ログイン/ログアウト、プロジェクトの作成/削除、ユーザー管理などのユーザーによる操作をすべて記録しています。監査ログにアクセスするには、右上のドロップダウン・メニューで監査ボタンをクリックします。 監査ログの表示内容は、管理者と一般のユーザーでは異なります。 • 管理者レベルの監査 • 一般ユーザーレベルの監査 管理者レベルの監査 管理者はすべてのART Test Managerユーザーの監査ログを表示でき、日付/時間範囲、ユーザー、アクション、および操作のステータス別に表示をフィルタリングできます。フィルタが設定されていない場合は、すべての監査ログが表示されます。関連サブセットを表示するには、1つ以上のフィルタ・フィールドに値を入力し、拡大鏡のアイコンをクリックします。その隣の「リセット」アイコンをクリックすると、フィルタがすべてクリアされます。使用可能なフィルタは次のとおりです。 • 開始日時および終了日時: 日付および時間範囲を指定 • ステータス: 操作の結果(正常終了またはエラー) • アクション: 操作(複数選択可能) • ユーザー: 操作を送信したユーザーのID。 監査ログには次の列が表示されます。 • 操作の開始日時 • 操作の終了日時 • 操作を実行したユーザー。 • アクション: 次のようなユーザーによる操作。 • ログイン、ログアウト • パスワードの編集、ユーザーの作成、ユーザーの削除、権限設定の変更 • プロジェクトの作成、プロジェクトの削除、プロジェクトの同期、グループの作成、プランの作成、構成(コンテナ) • 実行、項目の削除、ケースの追加、順序の変更、構成(ケース) • アップロード、アップロードしたファイルの削除 • ケース・ステータスの設定 • ドメインの起動、ドメインの停止 • コメントの設定、DFSRRC00の設定、コンテンツ・サイズの設定 • GAのインストール、RPのインストール、エージェントのインストール • モニターの開始 • ジョブのパージ • グループの更新 • オブジェクト: アクションが実行されたユーザー、プロジェクト、グループ、プラン、ケース • 詳細: アクション固有の詳細情報。 • ステータス: 成功または失敗。 • 理由: 操作失敗の理由に関する情報。 一般ユーザーレベルの監査 管理者とは異なり、一般ユーザーは自身の監査ログのみを表示および検索できます。関連サブセットを表示するには、1つ以上のフィルタ・フィールドに値を入力し、拡大鏡のアイコンをクリックします。その隣の「リセット」アイコンをクリックすると、フィルタがすべてクリアされます。使用可能なフィルタは次のとおりです。 • 開始日時および終了日時: 日付および時間範囲を指定 • ステータス: 操作の結果(正常終了またはエラー) • アクション: 操作(複数指定可能) 一般ユーザーが使用可能な監査ログ・ビューの主な相違点は、「ユーザー」列がないことです。これはそのユーザーが実行した操作のみが監査ログに表示されるためです。
Copyright ©1994, 2017,Oracle and/or its affiliates. All rights reserved