システム・メッセージ: WSCMDカタログ1300-1399

1300

エラー: ライセンスのないシステム・バイナリです

説明

有効なライセンス・ファイルが$TUXDIR/udataobj/lic.txtにインストールされていません。このライセンス・ファイルには、特定のバージョン番号のSALTのセクションが含まれている必要があります。

処置

ライセンスを購入し、提供されたファイルをudataobj/lic.txtにインストールします。

1301

エラー: 期間切れのシステム・バイナリです

説明

使用しているOracle SALTソフトウェアは評価版で、有効期限を過ぎています。

処置

Oracle SALTを引き続き使用する場合、製品の入手先の会社にお問い合せください。

1302

エラー: 無効なオプション: option

説明

無効なオプションを使用してwsadmin(1)が呼び出されました。問題のあるオプションがこのエラー・メッセージに出力されています。

処置

wsadminのオプションを確認し、コマンドを再実行します。

関連項目

wsadmin(1)

1303

エラー: 無効な引数: argument

説明

無効な引数を使用してwsadmin(1)が呼び出されました。問題のあるオプションと引数がこのエラー・メッセージに出力されています。

処置

wsadminのオプションを確認し、コマンドを再実行します。

関連項目

wsadmin(1)

1304

エラー: TUXCONFIG環境変数が設定されていません。

説明

TUXCONFIG環境変数が設定されていませんでした。wsadminコマンドが失敗しました。

処置

TUXCONFIG環境変数をTUXCONFIGファイルのパス名に設定します。

関連項目

wsadmin(1)

1305

エラー: TUXCONFIGは絶対パス名である必要があります。

説明

wsadminの実行時、TUXCONFIG環境変数がルートからの(フル)パス名ではありません。

処置

TUXCONFIG値をubb構成ファイルのルートからのパスに再設定します。

関連項目

wsadmin(1)

1306

使用方法: wsadmin [-r] [-v]

説明

wsadminの使用方法が無効です。

処置

"使用方法:"に従います。

関連項目

wsadmin(1)

1307

エラー: 掲示板パラメータの取得中にエラーが発生しました

説明

掲示板パラメータの取得中に、wsadminでエラーが発生しました。状況を表す具体的なエラーが、ユーザー・ログにすでに含まれています。

処置

ユーザー・ログで、より具体的なエラー・メッセージを確認します。TUXCONFIGが読取り可能なことを確認して、wsadminコマンドを再実行します。

関連項目

wsadmin(1)

1308

エラー: 必須の認証レベルを確定できませんでした。

説明

wsadminは起動時にtpchkauth(3c)を呼び出して、アプリケーションに必要な認証レベルを確認します。このメッセージは、tpchkauth(3c)が失敗すると出力されます。tpchkauth(3c)は、wsadminがTUXCONFIGファイルを検出できないと失敗することがあります。

処置

TUXCONFIG環境変数が正しく設定されていることを確認します。

関連項目

wsadmin(1)

1309

エラー: 内部TPINIT型付きバッファを割り当てられませんでした。

説明

wsadminコマンドの実行エラーです。TPINITバッファの仮想メモリーの取得時にエラーが発生しました。

処置

重要ではないプロセスを特定して停止し、システムの仮想メモリーを解放して、コマンドを再試行します。

関連項目

wsadmin(1)

1310

エラー: ユーザーUIDのエントリが見つかりませんでした。

説明

wsadminが呼び出され、wsadminがアプリケーションに参加する際、呼出し元のログインIDがユーザー名として使用されます。システム・パスワード・ファイルからの呼出し元のログインIDの取得時にエラーがあると、このメッセージが表示されます。

処置

システム管理者に連絡し、パスワード・エントリにユーザーID (UID)とログインが含まれていることを確認します。

関連項目

wsadmin(1)

1312

エラー: アプリケーション・パスワードを取得できません。

説明

アプリケーション・パスワードが必要な場合、wsadminは、呼出し元が端末にアタッチされている場合はプロンプトを表示し、標準入力が端末でない場合は環境変数APP_PWから読み取ります。このメッセージは、パスワードを取得できない場合に表示されます。最も一般的な原因は、APP_PWが設定されておらず、標準入力が端末ではないことです。

処置

呼出し時にwsadminが端末にアタッチされていない場合、環境変数APP_PWが正しく設定されていることを確認します。

関連項目

wsadmin(1)

1313

エラー: クライアントになれません。tpinit()が失敗しました。string

説明

ユーザーがアプリケーションに参加できなかったため、wsadminの実行が失敗しました。表示されている文字列に失敗の原因が示されています。これ以上のクライアントがアプリケーションに参加できない場合またはユーザーがセキュリティ権限に失敗した場合にこのメッセージが表示されます。

処置

これ以上のクライアントがアプリケーションに参加できないことが原因の場合は、後で操作を再試行します。より多くのクライアントを許可できるようシステムを構成する必要があります。

関連項目

wsadmin(1)

1316

警告: 管理者になることができません。

説明

wsadminプログラムが管理モードに入ることができませんでした。使用可能なコマンドが限られます(wsadminが-rオプションを使用して実行される場合のコマンド・セットのみ使用できます)。

処置

必要なアクションはありません。

関連項目

wsadmin(1)

1319

エラー: stringの実行中にエラーが発生しました。

説明

シェルによって実行されるコマンドがwsadminに指定されていました。コマンドの実行時にシェルでエラーが発生しました。

処置

コマンドを再試行します。失敗が続く場合は、system(3S)のマニュアル・ページを参照してコマンドが失敗する原因を確認します。

関連項目

UNIXリファレンス・マニュアルのsystem(3S)

1320

エラー: -charオプション: 引数は数値である必要があります。

説明

-charオプションがwsadminサブコマンドの引数として使用される場合、その引数は数値である必要があります。

処置

charオプションに数値を使用してコマンドを再試行します。

関連項目

wsadmin(1)

1326

エラー: メモリーの割当てができません。(IC=code)

説明

値codeで指定された操作の処理時にwsadminがエラーを検出しました。プロセスが十分な仮想メモリーを取得できませんでした。値codeは、診断に使用される内部エラー・コードです。

処置

重要ではないプロセスを特定して停止し、システムの仮想メモリーを解放します。

関連項目

wsadmin(1)

1327

エラー: 操作を実行できません。詳細はULOGを参照してください。(IC=code)

説明

値codeで指定された操作の処理時にwsadminがエラーを検出しました。プロセスが操作を実行できませんでした。値codeは、診断に使用される内部エラー・コードです。ULOGに、詳細な情報が含まれます。

処置

エラーの原因については、ULOGで詳細な情報を確認します。エラーの原因を修正し、操作を再試行します。

関連項目

wsadmin(1)

1328

エラー: gwws_instance_id値が無効です

説明

wsadminサブコマンドに指定されたgwws_instance_idが無効です。

処置

SALTCONFIGでGWWSインスタンスID値の構文を確認してください。

関連項目

wsadmin(1)、Oracle SALT管理ガイド

1329

エラー: GWWSインスタンスがありません

説明

wsadminは、指定されたGWWSインスタンスが使用できないことを検出しました。GWWSプロセスがUBBCONFIGで構成されていないか、プロセスが起動されていません。

処置

指定されたGWWSインスタンスがSALTCONFIGおよびUBBCONFIGで構成されているかを確認します。そうではない場合、Oracle SALT管理ガイドを参照してGWWSインスタンスを適切に構成します。構成が正しい場合、指定されたGWWSプロセスが停止していないかを確認します。必要に応じてTuxedo管理コマンドを使用して起動します。

関連項目

Oracle SALT管理ガイド、wsadmin(1)、GWWS(1)

1330

エラー: GWWSサービスの呼出しエラーです(tperrno=code)

説明

指定されたGWWSプロセスの呼び出し時に、wsadminがエラーを検出しました。値codeは呼出しのtperrnoを示しています。

処置

指定されたGWWSプロセスが起動されており、ステータスが正常であるかを確認します。tperrno値の意味を確認し、プロセスのステータスの診断に役立てます。

関連項目

wsadmin(1)、GWWS(1)

1336

情報: 重複したオプションを無視します。("optionName")

説明

wsadminで重複したオプションが検出されました。

処置

参照用の情報メッセージです。

関連項目

wsadmin(1)

1337

エラー: オプション"optionName"の引数がありません。

説明

wsadminはオプションoptionNameに引数がないことを検出しました。

処置

入力したコマンドを修正して再試行します。

関連項目

wsadmin(1)

1338

エラー: 無効なオプション"optionName"がSAMLサブコマンド"subcmd"にあります。

説明

wsadminはSAMLキー・メタデータの操作サブコマンド"subcmd"の無効なオプション"optionName"が入力されたことを検出しました。

処置

入力したコマンドを修正します。

関連項目

wsadmin(1)

1339

エラー: 必須オプション"optionName"がSAMLサブコマンド"subcmd"にありません。

説明

wsadminはSAMLキー・メタデータの操作サブコマンド"subcmdの必須オプション"optionName"がないことを検出しました。

処置

入力したコマンドを修正します。

関連項目

wsadmin(1)

1340

エラー: オプション"opt1"かオプション"opt2"のどちらかをSAMLサブコマンド"subcmd"に指定する必要があります。

説明

SAMLキー・メタデータの操作サブコマンド"subcmdには、"opt1"または"opt2"のどちらかを入力する必要があります。

処置

入力したコマンドを修正します。

関連項目

wsadmin(1)

1341

エラー: SAMLサブコマンド"subcmd"は無効です。

説明

無効なSAMLキー・メタデータの操作サブコマンドが入力されました。

処置

サポートされているSAMLサブコマンドを使用します。

関連項目

wsadmin(1)

1342

エラー: オプション(opt)は認識できません。"-g"か"-i"のどちらかのオプションを指定する必要があります。

説明

認識できないオプションoptが検出されました。"-g"または"-i"オプションを指定する必要があります。

処置

入力したコマンドを修正します。

関連項目

wsadmin(1)

1343

エラー: オプション・データ(optData)は"-g"オプションではサポートされていません。

説明

"-g"オプションにサポートされないオプション・データoptDataが入力されました。

処置

入力したコマンドからoptDataを削除して修正します。

関連項目

wsadmin(1)

1344

エラー: オプション・データ(optData)は"-i"オプションではサポートされていません。

説明

"-i"オプションにサポートされないオプション・データoptDataが入力されました。

処置

入力したコマンドを修正します。

関連項目

wsadmin(1)