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図14-1に、4つのワークステーション・クライアントが接続されたアプリケーションの例を示します。管理サーバーとアプリケーション・サーバーはSITE1とSITE2に配置されています。ワークステーション・クライアントからアプリケーションへのサービス・リクエストは、ネットワーク経由でWSHに送られます。このプロセスは、リクエストを適切なサーバーに転送し、サーバーから応答を受け取り、その応答をワークステーション・クライアントに返します。
注意: この例では、アプリケーションは2台のマシンに分散されているため、MPモードで動作します。ワークステーション・クライアントは、リクエストを1つのワークステーション・ハンドラに送信します。ワークステーション・ハンドラはそのリクエストをBRIDGEプロセスに転送し、次にBRIDGEプロセスにより、リクエストが正しいマシンに転送されます。クライアントは、既知のネットワーク・アドレスを使用してWSLプロセスに接続します。クライアントによってtpchkauth()またはtpinit()が呼び出されると、接続を確立するプロセスが開始します。WSLはWSHのアドレスをクライアントに返し、ワークステーション・ハンドラのプロセスに接続リクエストのプロセスを通知します。WSCはWSHに接続します。以降のWSCとアプリケーション間の通信はすべてWSHを通じて行われます。