CORBAリクエスト・レベルのインターセプタのデプロイ

CORBAリクエスト・レベルのインターセプタの登録管理に関連する管理タスクは、3 つあります。

この項では、これら3つのタスクについて説明します。

注意:

Oracle Tuxedo CORBA JavaクライアントとOracle Tuxedo CORBA JavaクライアントORBはTuxedo 8.1で非推奨になり、サポートされなくなりました。すべてのOracle Tuxedo CORBA JavaクライアントおよびOracle Tuxedo CORBA JavaクライアントORBのテキスト・リファレンスとコード・サンプルは、サード・パーティのJava ORBライブラリを実装または実行する際の参考や、プログラマの参照用としてのみ使用してください。

サード・パーティのCORBA Java ORBのテクニカル・サポートは、各ベンダーによって提供されます。Oracle Tuxedoでは、サード・パーティのCORBA Java ORBに関する技術的なサポートまたはドキュメントは提供していません。

インターセプタをORBに登録するには、epifregコマンドを使用します。インターセプタを登録する場合は、すでにORBに登録されたインターセプタのリストの末尾に、そのインターセプタを追加します。これは、複数のインターセプタをORBに登録する場合に重要です。

インターセプタを登録するためのepifregコマンドの構文は、次のとおりです。

上記のコマンド行について説明します。

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InterceptorNameは、ORBに登録されたインターセプタの名前を表しており、選択する名前は以前に登録した名前の中で一意である必要があります。この名前は、複数のインターセプタの順序を指定したり、インターセプタの登録を解除したりするために使用します。その後に続く引数FileName、EntryPointおよびDisplayNameは、この名前に関連付けられます。

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FileNameは、インターセプタの実装を含むファイルの場所を表します。この名前は、オペレーティング・システムおよび言語に依存します。このファイルは、共有可能なイメージ・ファイルです。

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EntryPointは、インターセプタのエントリ・ポイント名である文字列値を表します。この名前はプログラミング言語固有です。この値は、インターセプタのインスタンスを作成する共有可能イメージの初期化関数名です。

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DisplayNameは、管理機能およびその他の報告目的に使用される文字列値を指定します。この名前は、単に管理用の名前です。

注意:

Oracle Tuxedo CORBAサーバー・プロセスがすでに実行されているマシン上にインターセプタを登録する場合、これらのプロセスはインターセプトの対象にはなりません。インターセプトの対象となるのは、インターセプタの登録後に開始されたプロセスのみです。すべてのCORBAサーバー・プロセスを確実にインターセプトの対象とするには、必ずCORBAサーバー・プロセスのブート前にインターセプタを登録します。

インターセプタをORBから登録解除するには、epifunregコマンドを使用します。このコマンドの構文は次のとおりです。

引数<InterceptorName>はepifregコマンドで指定した、大文字/小文字を区別しない名前と同じです。インターセプタは、登録解除するとインターセプタの順序から除外されます。

次のコマンドを使用すると、インターセプタの登録順序と、それに従った呼出し順序を確認できます。

The epifregeditは、ORBがリクエストを受信したときのインターセプタの実行順序を表示します。

次のコマンドを使用すると、インターセプタの実行順序を変更できます。

各<InterceptorName>は、事前に登録しておく必要のある、大文字/小文字を区別しないインターセプタ名です。このコマンドにより、現在レジストリにある順序が置換されます。epifregedtコマンドでは、ORBによってロードおよび実行されるインターセプタをすべて指定する必要があります。インターセプタが登録されたままでも、epifregedtコマンドを使用して名前を指定していないと、そのインターセプタはロードされません。