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コアMIB

コアMIB
コアMIBは、アプリケーションの基本的な側面を構成および管理するためのグループを定義します。これらのMIBグループには、マシン、サーバー、ネットワーク、ロード・バランシングを管理するオブジェクトが含まれます。
コアMIBは、Oracle Tuxedoアプリケーションを形成する基本的なオブジェクトを定義します。これが、アプリケーションの操作と構成を制御する主な情報リポジトリです。アプリケーションがアクティブな場合、コアMIBにはアプリケーションのランタイム・アクティビティに関連するグループが含まれます。この情報を使用すると、アプリケーションの動作をモニターすることができます。
コアMIBは次のグループで構成されています。
 
グループ名
説明
ネットワーク接続
クライアント
対話
デバイス
ドメイン情報
サーバー・グループ
マシン構成オブジェクト
実行時のマシン特性
メッセージ・キュー
サーバーのキュー
ルーティング基準
サーバー構成オブジェクト
サーバーの実行時特性
サービス
サービス・グループ構成オブジェクト
Tuxedoリスナー
トランザクション
Userlog
tuxTulogTableの制御フィルタMIB
論理マシンIDをネットワーク・グループにマッピング
ネットワーク・グループのアプリケーション・オブジェクト
各サーバー・ディスパッチ・コンテキストの構成およびランタイム・オブジェクト
Tuxedoイベント通知のサブセットの定義に使用
tuxTBridgeTbl
tuxTBridgeTblグループには、アプリケーションを構成する論理マシン間の接続性に関する実行時の特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクトの値は、接続のステータスおよび統計値を表します。
この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じて、またはマスター・マシンで-cオプションを使用してアクセスすることができます。表の索引はtuxTBridgeLmidtuxTBridgeNetworkGrpNoで構成されます。Tuxedo 6.4では、SETリクエストはDEFAULTNETネットワーク・グループに対してしか使用できないので、すべてのSETリクエストではSNMP索引のtuxTBridgeNetworkGrpNo0を使用する必要があります。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.1
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.2
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.3
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.4
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.5
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.6
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.7
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.8
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.9
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.10
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.11
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.12
.1.3.6.1.4.1.140.300.16.1.1.13
tuxTBridgeLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..61))
アクセス
読取り専用
説明
DisplayStringの形式: LMID1[,LMID2]
LMID1
ネットワーク接続の論理マシン識別子。1から61文字の範囲。
LMID2
ネットワーク接続の接続先の論理マシン識別子。1から61文字の範囲。
tuxTBridgeState
構文
INTEGER {active(1), inactive(2), suspended(3), pending(4)}
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET:{active(1)|inactive(2)|suspended(3)|pending(4)}
GET操作は、選択したtuxTBridgeTblインスタンスの実行時情報を検索します。論理マシン識別子を1つしか持たないtuxTBridgeLmidオブジェクト値は、アプリケーションの他のマシンに対するLMID1からのすべてのアクティブな接続と一致します。この場合、取得した各レコードには、接続先のLMIDが書き込まれて拡張されたtuxTBridgeLmidオブジェクト値が含まれます。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTBridgeStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
接続が確立され、アクティブな状態です。
inactive(2)
接続は非アクティブな状態です。この状態が返されるのは、特定の接続でステータスをリクエストした場合、つまり、tuxTBridgeLmidオブジェクトで指定した2つのLMIDおよび接続元の論理マシンにアクセス可能な場合のみです。
suspended(3)
確立された接続がエラー条件の発生によって終了し、再接続が少なくともtuxTBridgeSuspTimeオブジェクト値に指定した時間だけ中断されていることを示します。
pending(4)
非同期接続がリクエストされていますが、まだ完了していません。接続リクエストの最終的な結果はまだ確定していません。
SET: {active(1)|inactive(2)|suspended(3)|pending(4)}
SET操作は、選択したtuxTBridgeTblオブジェクトの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTBridgeStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
指定した論理マシン間の非同期接続を確立することで、tuxTBridgeTblインスタンスをアクティブにします。マシンを1つしか指定しなかった場合、どちらかのマシンがアクティブでない場合、および接続元のマシンにアクセスできない場合、この操作は異常終了します。pending(4)状態では、接続要求が成功したか失敗したかは判別されません。ただし、接続が未処理でも、BRIDGEは他のイベントやデータの処理を継続します。状態の変更は、状態がinactive(2)またはinactive(3)である場合のみ可能です。正常に終了すると、インスタンスの状態はactive(1)またはpending(4)になります。
inactive(2)
指定した論理マシン間の接続を閉じることで、tuxTBridgeTblオブジェクトを非アクティブにします。この操作は、マシンを1つしか指定しなかった場合、および2つのマシンが接続されていない場合は異常終了します。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
suspended(3)
指定した論理マシン間の接続を切断し、指定した値をtuxTBridgeSuspTimeパラメータに設定することで、tuxTBridgeTblオブジェクトを中断します。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はsuspended(3)になります。
注意:
報告される統計は接続元の論理マシンからのものなので、この統計をリセットすると、同じ接続の接続先の論理マシンによって報告される統計と同期がとれなくなります。
pending(4)
指定した論理マシン間の非同期接続を確立することで、tuxTBridgeTblインスタンスをアクティブにします。論理マシンを1つしか指定しなかった場合、どちらかのマシンがアクティブでない場合、および接続元のマシンにアクセスできない場合、この操作は異常終了します。pending(4)状態では、接続リクエストが成功したか失敗したかは判別されません。ただし、接続リクエストが未処理でも、BRIDGEは他のイベントやデータの処理を継続します。状態の変更は、状態がinactive(2)またはinactive(3)である場合のみ可能です。正常に終了すると、インスタンスの状態はpending(4)になります。
tuxTBridgeCurTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
tuxTBridgeLmidtime(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。このオブジェクトを使用して、次のtuxTBridgeオブジェクト値からの経過時間を算出することができます。
tuxTBridgeConTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この接続がアクティブ状態にあった時間(秒数)。
tuxTBridgeSuspTime
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
この接続の保留の残り時間(単位は秒)。この時間が経過すると、接続のtuxTBridgeStateは自動的にinactive(2)に変わり、通常のアプリケーション・トラフィックによってアクティブにできます。
tuxTBridgeRcvdByte
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
接続先の論理マシンから接続元の論理マシンに送信されたバイト数。
tuxTBridgeSentByte
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
接続元の論理マシンから接続先の論理マシンに送信されたバイト数。
tuxTBridgeRcvdNum
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
接続先の論理マシンから接続元の論理マシンに送信されたメッセージの数。
tuxTBridgeSentNum
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
接続元の論理マシンから接続先の論理マシンに送信されたメッセージの数。
tuxTBridgeFlowCnt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
接続に対してフロー制御が発生した回数。
tuxTBridgeCurEncryptBits
構文
INTEGER {none(1), 40-bit(2), 128-bit(3), not-available(4)}
アクセス
読取り専用
説明
このリンクの現在の暗号化レベル。tuxTBridgeCurEncryptBits値は、リンクの確立時にマシン間で調整されます。数値で暗号化キーの長さ(ビット単位)を指定します。
tuxTBridgeNetworkGrpNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
論理ネットワーク・グループ番号。接続元と接続先の両方のtuxTBridgeLmidマシンの識別子が同じネットワーク・グループにある場合、tuxTBridgeTblはネットワーク・グループごとの関連フィールドのすべてのインスタンスを表します。
tuxTBridgeNetworkGrpName
構文
DisplayString
アクセス
読取り専用
説明
論理ネットワーク・グループ名。
tuxTclientTbl
tuxTclientTblグループには、アプリケーション内のアクティブなクライアントの実行時の特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値により、実行中のアプリケーション内のクライアントのアクティビティを識別して追跡できます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTclientState
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.1
tuxTclientBirthTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.2
tuxTclientMachineId
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.3
tuxTclientReg
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.4
tuxTclientClntName
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.5
tuxTclientIdleTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.6
tuxTclientPid
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.7
tuxTclientSrvGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.8
tuxTclientUsrName
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.9
tuxTclientWsc
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.10
tuxTclientWsh
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.11
tuxTclientWshClientId
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.12
tuxTclientRelease
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.13
tuxTclientWsProto
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.14
tuxTclientNumConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.15
tuxTclientNumDeque
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.16
tuxTclientNumEnque
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.17
tuxTclientNumPost
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.18
tuxTclientNumReq
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.19
tuxTclientNumSubscribe
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.20
tuxTclientNumTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.21
tuxTclientNumTranAbt
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.22
tuxTclientNumTranCmt
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.23
tuxTclientCmtRet
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.24
tuxTclientCurConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.26
tuxTclientCurReq
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.27
tuxTclientCurTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.28
tuxTclientLastGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.29
tuxTclientNaddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.30
tuxTclientNotify
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.31
tuxTclientNumUnSol
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.32
tuxTclientRpid
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.33
tuxTclientTimeLeft
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.34
tuxTclientTimeStart
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.36
tuxTclientTranLev
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.37
tuxTclientId
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.38
tuxTclientContextID
.1.3.6.1.4.1.140.300.17.1.1.50
tuxTclientState
構文
INTEGER { active(1), suspended(2), dead(3) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {active(1)|suspended(2)|dead(3)}
GET操作は、選択したtuxTclientTblインスタンスの実行時情報を検索します。クライアント情報は、ローカルの掲示板表にしか記録されません。したがって、パフォーマンスを最大にするには、クライアントのステータスの照会にはできるかぎりキー・フィールドを使用する必要があります。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTclientStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTclientTblインスタンスの状態はアクティブです。active(1)状態は、クライアントがビジーかアイドルかを示すものではありません。tuxTclientCurConvオブジェクトまたはtuxTclientCurReqオブジェクトの取得値が0でない場合は、クライアントがビジーであることを示します。
suspended(2)
tuxTclientTblインスタンスの状態がアクティブで、次のサービス・リクエスト(tpcall(3)またはtpacall(3))の実行および新たな会話の開始(tpconnect(3))が中断されていることを示します。詳細は、後述のSET suspended(2)を参照してください。
dead(3)
tuxTclientTblインスタンスが掲示板ではアクティブと識別されているにもかかわらず、異常終了が原因で現在は実行されていないことを示します。この状態が保持されるのは、クライアントのローカルBBLが異常終了を検知し、クライアントの掲示板のリソースをクリーンアップするまでです。
SET: {active(1)|suspended(2)|dead(3)}
SET操作は、選択したtuxTclientTblオブジェクトの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTclientStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
suspended(2)状態のtuxTclientTblインスタンスをアクティブにします。状態の変更は、suspended(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
suspended(2)
tuxTclientTblインスタンスを中断し、サービス・リクエスト(tpcall(3)またはtpacall(3))、会話の開始(tpconnect(3))、トランザクションの開始(tpbegin(3))、および新たなリクエストのキューへの登録(tpenqueue(3))が実行できないようにします。トランザクション内のクライアントはこれらの呼出しを実行できますが、現在のトランザクションを中止またはコミットすると中断されます。これらのルーチンを呼び出すとTPESYSTEMエラーが返され、エラーを示すシステム・ログ・メッセージが生成されます。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はsuspended(2)になります。
dead(3)
tuxTclientTblインスタンスを強制終了の形で非アクティブにします。状態の変更は、オブジェクトがactive(1)またはsuspended(2)状態の場合にのみ可能です。クライアントを非アクティブにする方法としては、まずクライアントを中断してから、状態をdead(3)に設定して強制終了の形で非アクティブにすることをお薦めします。正常に終了すると、オブジェクトの状態はdead(3)になります。
注意:
ワークステーション・ハンドラ(tuxTclientWsh == yes(1))の状態はdead(3)に設定できません。プラットフォームやシグナルの制約により、システムがクライアントをkillできない場合があります。この場合、ネイティブ・クライアントは次回のATMIへのアクセス時に異常終了の形で終了し、ワークステーション・クライアントからWSHへの接続はただちに切断されます。
tuxTclientBirthTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
tuxTclientMachineId
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
tuxTclientReg
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
tuxTclientClntName
構文
DisplayString (SIZE(0..30))
アクセス
読取り専用
説明
tpinit(3)実行時にTPINIT構造体のcltname要素を使用してクライアントに関連付けられるクライアント名。
tuxTclientIdleTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントが、ATMI呼出しで最後にシステムと対話してから経過したおおよその時間(単位は秒)。この値の誤差は、tuxTdomainScanUnit (tuxTdomainグループを参照)の秒数以内です。キー・フィールドとして指定した場合、正の値であればアイドル時間が指定値以上のすべてのクライアントが一致し、負の値であればアイドル時間が指定値以下のすべてのクライアントが一致します。0のときは、すべてのクライアントが一致します。
tuxTclientPid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
クライアントのプロセス識別子。ワークステーション・クライアントの場合、この識別子はクライアントの接続に使用しているワークステーション・ハンドラを示します。GET操作で負の値を指定すると、呼出し側のプロセスのクライアント情報を検索できます。呼出し側のプロセスがクライアントでない場合はエラーが返されます。
tuxTclientSrvGrp
構文
DisplayString (SIZE(0..30))
アクセス
読取り専用
説明
クライアントが関連付けられたサーバー・グループ。この情報は、tpinit(3)実行時にTPINIT構造体のgrpname要素を使用して設定できます。
tuxTclientUsrName
構文
DisplayString (SIZE(0..30))
アクセス
読取り専用
説明
tpinit(3)実行時にTPINIT構造体のusrname要素を使用してクライアントに関連付けられるユーザー名。
tuxTclientWsc
構文
INTEGER { yes(1), no(2) }
アクセス
読取り専用
説明
このオブジェクトがyesに設定されている場合、指定したクライアントはリモート・ワークステーションからアプリケーションにログインしています。
tuxTclientWsh
構文
INTEGER { yes(1), no(2) }
アクセス
読取り専用
説明
ワークステーション・ハンドラ。このオブジェクトがyesに設定されている場合、指定したクライアントはワークステーション・ハンドラ・プロセスです。
tuxTclientWshClientId
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがワークステーション・クライアントである場合(tuxTclientWsc == yes(1))は、関連付けられたワークステーション・ハンドラ(WSH)のクライアント識別子が返されます。それ以外の場合は、長さ0の文字列が返されます。
tuxTclientRelease
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
クライアントを実行しているマシンのTuxedoシステム・プロトコルのメジャー・リリース番号。この値は、同じマシンのtuxTmachineSWreleaseとは異なる場合があります。/WSクライアントの場合(tuxTclientWsc == yes(1))、アプリケーションへのアクセスに使用するアプリケーション管理のマシンのメジャー・リリースがこの値とは異なる場合があります。
tuxTclientWsProto
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ワークステーション・クライアントのTuxedoシステム/WSプロトコルのバージョン番号。この値は、ワークステーション・プロトコルを更新するたびに変更されます。このオブジェクトが/WS以外のクライアントに関連付けられている場合(tuxTclientWsc == no(2))は、値として0が返されます。
tuxTclientNumConv
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtpconnect(3)を使用して開始した会話の数。
tuxTclientNumDeque
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtpdequeue(3)を使用してキューからの取出し操作を開始した回数。
tuxTclientNumEnque
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtpenqueue(3)を使用してキューへの登録操作を開始した回数。
tuxTclientNumPost
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtppost(3)を使用して開始したポストの数。
tuxTclientNumReq
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始したリクエストの数。
tuxTclientNumSubscribe
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtpsubscribe(3)を使用して行ったサブスクリプションの数。
tuxTclientNumTran
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントが開始したトランザクションの数。
tuxTclientNumTranAbt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントが停止したトランザクションの数。
tuxTclientNumTranCmt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがコミットしたトランザクションの数。
tuxTclientCmtRet
構文
INTEGER { complete(1) | logged(2) }
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントのTP_COMMIT_CONTROL特性の設定。この特性の詳細は、TuxedoシステムATMI関数tpscmt(3)の説明を参照してください。
tuxTclientCurConv
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtpconnect(3)を使用して開始し、現在もアクティブな会話の数。
tuxTclientCurReq
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始し、現在もアクティブなリクエストの数。
tuxTclientCurTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される、1970年1月1日00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。このオブジェクトを使用して、tuxTclientTimeStartオブジェクト値からの経過時間を算出することができます。
tuxTclientLastGrp
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
最後に開始されたサービス・リクエストまたはこのクライアントから開始された会話のサーバー・グループ番号。
tuxTclientNaddr
構文
DisplayString (SIZE(1..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読取り専用
説明
ワークステーション・クライアントである場合、この属性はクライアントのネットワーク・アドレスを示します。ネットワーク・アドレスに表示不能な文字が含まれている場合は、tuxTmachineNaddrオブジェクトで説明されているように"0x..."ネットワーク・アドレス形式に変換されます。ワークステーション以外のクライアントの場合、tuxTclientNaddr値には長さ0の文字列が関連付けられます。
注意:
システムがこの情報を提供する能力は、使用するトランスポート・プロバイダによって決まります。プロバイダがこの情報を提供できない場合は、ワークステーション・クライアントにアドレスを関連付けることができないこともあります。
tuxTclientNotify
構文
INTEGER { dipin(1) | signal(2) | ignore(3) }
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントの通知特性の設定。詳細は、tuxTdomainグループのこのオブジェクトに関する説明を参照してください。
tuxTclientNumUnSol
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントのキューに登録され、処理待ちになっている非請求メッセージの数。
tuxTclientRpid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
クライアントの応答キューに対するUNIXシステムのメッセージ・キューの識別子。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトの値は返されないことがあります。
tuxTclientTimeLeft
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間(単位は秒)。タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。
tuxTclientTimeStart
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
クライアントがアプリケーションに参加した時点までの経過時間(単位は秒)。time(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから起算されます。
tuxTclientTranLev
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このクライアントの現在のトランザクション・レベル。 値が0の場合は、クライアントが現在トランザクションに関与していないことを示します。
tuxTclientId
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読取り専用
説明
クライアント識別子。
tuxTclientContextID
構文
INTEGER (-2..29999)
アクセス
読取り専用
ステータス
必須
説明
この特定のアプリケーション関連の識別子。
tuxTconnTable
tuxTconnTableグループには、アプリケーション内のアクティブな会話の実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。このMIBグループのオブジェクトはすべてローカル・オブジェクトです。つまり、これらのオブジェクトの値はTuxedoエージェントが実行されているローカル・ホストにのみ対応します。このためユーザーは、これらの値が関連する各ノードでTuxedoエージェントのインスタンスを実行する必要があります。この表の索引は、tuxTconnSerNoです。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTconnSerNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.1
tuxTconnState
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.2
tuxTconnSvcName
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.3
tuxTconnClientId
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.4
tuxTconnOgrpNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.5
tuxTconnOlmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.6
tuxTconnOpid
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.7
tuxTconnOsndcnt
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.8
tuxTconnOsrvId
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.9
tuxTconnSgrpNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.10
tuxTconnSlmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.11
tuxTconnSpid
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.12
tuxTconnSsndcnt
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.13
tuxTconnSsrvId
.1.3.6.1.4.1.140.300.18.1.1.14
tuxTconnSerNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
tuxTconnTableの索引としての実行番号。
tuxTconnState
構文
INTEGER { active(1) }
アクセス
読取り専用
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET:
GET操作は、選択したtuxTconnTableインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTconnStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
返されるactive(1)の状態は、アプリケーション内のアクティブな会話の片方または両方の状態を反映します。
SET:
このグループに対するSET操作は実行できません。
tuxTconnSvcName
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読取り専用
説明
会話の開始側によって呼び出され、会話の従属側によって処理される会話型サービスのサービス名。
tuxTconnClientId
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読取り専用
説明
クライアント識別子。このフィールドのデータは、等号比較の場合を除いて、エンド・ユーザーが直接解釈することはできません。
tuxTconnOgrpNo
構文
INTEGER (1..30001)
アクセス
読取り専用
説明
会話の開始側のサーバー・グループ番号。開始側がクライアントである場合は、このオブジェクトの値として30,000が返されます。
tuxTconnOlmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
会話の開始側を実行している場所、または開始側がアプリケーションにアクセスしている場所を示す(/WSクライアントの場合)論理マシン識別子。
tuxTconnOpid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
会話の開始側のプロセス識別子。
tuxTconnOsndcnt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
開始側がtpsend(3)を呼び出した回数。
tuxTconnOsrvId
構文
INTEGER (1..30001)
アクセス
読取り専用
説明
会話の開始側のサーバー識別子。
tuxTconnSgrpNo
構文
INTEGER (1..30001)
アクセス
読取り専用
説明
会話の従属側のサーバー・グループ番号。開始側がクライアントである場合は、このオブジェクトの値として30,000が返されます。
tuxTconnSlmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
会話の従属側を実行している場所、または従属側がアプリケーションにアクセスしている場所を示す(/WSクライアントの場合)論理マシン識別子。
tuxTconnSpid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
会話の従属側のプロセス識別子。
tuxTconnSsndcnt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
従属側がtpsend(3)を呼び出した回数。
tuxTconnSsrvId
構文
INTEGER (1..30001)
アクセス
読取り専用
説明
会話の従属側のサーバー識別子。
tuxTdevice
The tuxTdeviceグループには、次のオブジェクトとグループ(表)が含まれます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTwhichCfgDev
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.2
tuxTdeviceTbl
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1
tuxTwhichCfgDev
構文
DisplayString (SIZE(2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大64バイト)
アクセス
読み書き
説明
このオブジェクトの値によって、tuxTdeviceTblが構成および実行時の情報を返すデバイスが決定されます。
このオブジェクトのデフォルト値は、現在のドメインのTUXCONFIGファイルです。
tuxTdeviceTbl
tuxTdeviceTblグループには、Tuxedoシステムのデバイス・リストの格納に使用されるrawディスク・スライスまたはUNIXシステム・ファイルの構成および実行時オブジェクトを表すオブジェクトが格納されます。このグループを使用すると、rawディスク・スライスまたはUNIXシステム・ファイル内のデバイス・リスト・エントリを作成および削除することが可能です。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。この表に新しい行を作成するには、少なくともtuxTdevSizeの値を指定してSETリクエストを送信する必要があります。この表の索引は、tuxTdevCfgDevおよびtuxTdevIndexです。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTdevLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1.1.1
tuxTdevCfgDev
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1.1.2
tuxTdeviceName
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1.1.3
tuxTdevOffset
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1.1.4
tuxTdevSize
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1.1.5
tuxTdevIndex
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1.1.6
tuxTdevState
.1.3.6.1.4.1.140.300.19.1.1.7
tuxTdevLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
デバイスが存在する論理マシンの識別子。このオブジェクトは、構成済の(少なくとも1つのtuxTmachineTableインスタンスが存在する)アプリケーションでは、そのアプリケーションが起動されていても起動されていなくてもキー・フィールドとして使用できます。SET操作では、起動されたアプリケーションにアクセスする際にこのオブジェクトがキー・フィールドとして必要になります。構成済でないアプリケーションでtuxTdeviceTbl表にアクセスする場合、このオブジェクトは指定されていても無視されます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTdevCfgDev
構文
DisplayString (SIZE(2..64))
アクセス
読み書き
説明
Tuxedoシステムのファイル・システムが格納されている、または格納するためのファイルやデバイスの絶対パス名。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTdeviceName
構文
DisplayString (SIZE(2..64))
アクセス
読み書き
説明
デバイス・リスト・エントリの絶対パス名。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTdevOffset
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTdevCfgDevで指定されたTuxedoシステムのVTOC内で、このtuxTdeviceの使用が始まるスペースでのオフセット(ブロック単位)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTdevSize
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
デバイス・リスト・エントリに使用されるディスク領域のサイズ(ページ数)。
注意:
このオブジェクトは、行の作成と組み合せてのみ作成できます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTdevIndex
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
tuxTdevCfgDevが指すデバイス・リスト内のtuxTdeviceのデバイス索引。tuxTdevIndexの値は、Tuxedoシステムのファイル・システムの特定のデバイスに関係のあるオブジェクト値を取得または設定する場合にかぎり、識別子として使用できます。
tuxTdevState
構文
INTEGER { valid(1) | invalid(2) | re-init(3) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {valid(1)}
GET操作は、選択したtuxTdeviceTblインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTdevStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
valid(1)
tuxTdevCfgDevで指定されたTuxedoシステムのファイル・システムが存在し、有効なデバイス・リストを含んでいます。tuxTdeviceは、そのファイル・システム内の有効なデバイスで、デバイス索引はtuxTdevIndexです。
SET: {invalid(2)|re-init(3)}
SET操作は、選択したtuxTdeviceTblインスタンスの情報の更新、または指定したオブジェクトの追加を実行します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTdevStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(2)
アプリケーションのtuxTdeviceTblインスタンスを削除します。状態の変更はvalid(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(2)になります。tuxTdevIndex 0は特別で、最後に削除する必要があります。
re-init(3)
有効なデバイスを再初期化します。
tuxTdomain
tuxTdomainグループには、Tuxedo SNMPエージェントが現在接続しているドメインのグローバルなアプリケーション特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値は、Tuxedoアプリケーションの識別、カスタマイズ、サイズの指定、セキュリティ保護、チューニングに使用します。次で示すオブジェクト値の多くは、このMIBで示す他のグループでアプリケーションのデフォルト値として使用します。
tuxTdomainグループのインスタンスは、アプリケーションごとに厳密に1つだけです。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTdomainKey
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.1
tuxTdomainMaster
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.2
tuxTdomainModel
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.3
tuxTdomainState
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.4
tuxTdomainID
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.5
tuxTdomainUID
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.7
tuxTdomainGID
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.8
tuxTdomainPerm
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.9
tuxTdomainMask
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.10
tuxTdomainMaxAccessers
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.11
tuxTdomainMaxConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.12
tuxTdomainMaxGTT
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.13
tuxTdomainMaxBufsType
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.14
tuxTdomainMaxBufType
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.15
tuxTdomainMaxDRT
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.16
tuxTdomainMaxGroups
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.17
tuxTdomainMaxMachines
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.18
tuxTdomainMaxQueues
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.19
tuxTdomainMaxRFT
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.20
tuxTdomainMaxRTData
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.21
tuxTdomainMaxServers
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.22
tuxTdomainMaxServices
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.23
tuxTdomainMaxACLgroups
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.24
tuxTdomainCMTRET
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.25
tuxTdomainLoadBalance
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.26
tuxTdomainNotify
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.27
tuxTdomainSystemAccess
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.28
tuxTdomainOptions
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.29
tuxTdomainSignal
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.30
tuxTdomainSecurity
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.31
tuxTdomainAuthsvc
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.33
tuxTdomainScanUnit
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.34
tuxTdomainBBLQuery
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.35
tuxTdomainBlockTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.36
tuxTdomainDBBLWait
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.37
tuxTdomainSanityScan
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.38
tuxTdomainCurDRT
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.39
tuxTdomainCurGroups
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.40
tuxTdomainCurMachines
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.41
tuxTdomainCurQueues
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.42
tuxTdomainCurRFT
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.43
tuxTdomainCurRTdata
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.44
tuxTdomainCurServers
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.45
tuxTdomainCurServices
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.46
tuxTdomainCursType
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.47
tuxTdomainCurType
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.48
tuxTdomainHwDRT
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.49
tuxTdomainHwGroups
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.50
tuxTdomainHwMachines
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.51
tuxTdomainHwQueues
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.52
tuxTdomainHwRFT
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.53
tuxTdomainHwRTdata
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.54
tuxTdomainHwServers
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.55
tuxTdomainHwServices
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.56
tuxTdomainMaxNetGroups
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.58
tuxMaxObjects (Tuxedo 8.0以上)
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.63
tuxMaxInterfaces (Tuxedo 8.0以上)
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.68
tuxTdomainSignatureAhead
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.70
tuxCurInterfaces (Tuxedo 8.0以上)
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.73
tuxHwInterfaces (Tuxedo 8.0以上)
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.78
tuxTdomainSignatureBehind
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.80
tuxTdomainEncryptionRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.90
tuxTdomainSignatureRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.3.100
tuxTdomainKey
構文
INTEGER (32769..262143)
アクセス
読み書き
説明
Tuxedoシステムの掲示板の既知のアドレスに対する数値キー。単一プロセッサ環境では、このキーにより掲示板の名前が指定されます。マルチプロセッサ環境またはLAN環境では、このキーによりDBBLのメッセージ・キューが指定されます。また、このキーは、既知のアドレスのほか、アプリケーション全体の掲示板などのリソース名の基準としても使用されます。
tuxTdomainMaster
構文
DisplayString (SIZE (1..30))
アクセス
読み書き
説明
DisplayStringの形式: LMID1[,LMID2]
LMID1
マスター論理マシン識別子。1から30文字の範囲。
LMID2
バックアップ論理マシン識別子。1から30文字の範囲。
マスター識別子(LMID1)は、非アクティブなアプリケーションのローカル・マシンに対応している必要があります。single-machine(1)モードのアプリケーション(次のtuxTdomainModelを参照)は、マスター論理マシン識別子のみを設定できます。アクティブなmulti-machine(2)アプリケーション(次のtuxTdomainModelを参照)のtuxTdomainMaster値に対する変更のセマンティクスは次のようになります。
現在のアクティブなマスターLMIDをA、現在のバックアップ・マスターLMIDをB、セカンダリLMIDをC、D、...と仮定し、次のシナリオでは実行中のmulti-machine(2)モードのアプリケーションにおけるtuxTdomainMasterオブジェクトに対して許可される変更のセマンティクスを定義します。
A,B -> B,A - AからBへのマスター移行。A,B -> A,C - バックアップ・マスターLMIDの指定をCに変更。
マスター移行には、通常移行とパーティション移行があります。通常移行は、マスター・マシンがアクティブでアクセス可能な場合に実行されます。それ以外の場合にパーティション移行が実行されます。ネットワーク接続を新しく確立または再確立すると常に、接続している2つのサイトが、マスター・マシンの配置されている共通のビューを共有することが検証されます。共有されていない場合は接続が拒否され、適切なログ・メッセージが生成されます。
アクティブなアプリケーションにおけるマスター・マシンとバックアップ・マシンのTuxedoシステム・リリース番号は、必ずそのアプリケーションでアクティブな他のマシンすべてのリリース番号以上である必要があります。マスター・マシンとバックアップ・マシンは同じリリース番号でなければなりません。tuxTdomainMasterオブジェクトを変更する際にも、この関係が維持される必要があります。
tuxTdomainModel
構文
INTEGER { single-machine(1) | multi-machine(2) }
アクセス
読み書き
説明
構成タイプを示します。
single-machine(1)
単一マシンの構成を指定します。指定できるtuxTmachineTableオブジェクトは1つだけです。
multi-machine(2)
複数マシン構成またはネットワーク構成を指定します。ネットワーク対応のアプリケーションを定義する場合は、multi-machine(2)を指定する必要があります。
tuxTdomainState
構文
INTEGER { active(1) | inactive(2) | forcible-inactive(3) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {active(1)|inactive(2)}
GET操作は、tuxTdomainグループの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTdomainStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTdomainグループが定義され、マスター・マシンがアクティブであることを示します。
inactive(2)
tuxTdomainグループが定義され、アプリケーションがアクティブでないことを示します。
SET: active(1)|inactive(2)|forcible-inactive(3)
SET操作は、tuxTdomainグループの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTdomainStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
マスター・マシンの管理プロセス(DBBL、BBLなど)をアクティブにします。状態の変更は、inactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
マスター・マシンの管理プロセス(DBBL、BBLなど)を非アクティブにします。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。アプリケーションの完全な停止を実行するには、まずすべてのグループを非アクティブにする必要があります。(tuxTgroupStateを参照してください。)この状態遷移は、アプリケーション・サーバーまたはクライアントがまだドメインにアタッチされている場合には失敗します。実行中のクライアントまたはアプリケーション・サーバーを無視するには、次の説明に従ってforcible-inactive(3)に設定します。
forcible-inactive(3)
マスター・マシンの管理プロセス(DBBL、BBLなど)を強制的に非アクティブにします。停止を許可するかどうかを決定するために、アタッチされているクライアントは無視されます。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。この状態遷移の後でサービスの処理に利用するには、クライアントを再起動する必要があります。
tuxTdomainID
構文
DisplayString (SIZE (0..30))
アクセス
読み書き
説明
ドメインの識別文字列。
tuxTdomainUID
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。
注意:
このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済のtuxTmachineTableインスタンスには影響しません。
tuxTdomainGID
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。
注意:
このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済のtuxTmachineTableインスタンスには影響しません。
tuxTdomainPerm
構文
DisplayString (SIZE(1..9))
アクセス
読み書き
説明
tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。
注意:
このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済のtuxTmachineTableインスタンスには影響しません。
tuxTdomainMask
構文
DisplayString (SIZE(1..9))
アクセス
読み書き
説明
属性のアクセス・マスク。tuxTdomainMaskで指定したユーザー・タイプとアクセス・モードの組合せは、TM_MIB(5)で定義されているグループとオブジェクトのすべての組合せに使用できるわけではありません。たとえば、0003と設定した場合は、管理者およびオペレータ以外のユーザーに対する更新が禁止されます。このオブジェクトの値は、8進数(0から0777)で指定する必要があります。
tuxTdomainMaxAccessers
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読み書き
説明
tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。
注意:
このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済のtuxTmachineTableインスタンスには影響しません。
tuxTdomainMaxConv
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。
注意:
このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済のtuxTmachineTableインスタンスには影響しません。
tuxTdomainMaxGTT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
tuxTmachineTableグループで新しく構成したオブジェクトのデフォルト値。
注意:
このオブジェクトを変更しても、アクティブな、または構成済のtuxTmachineTableインスタンスには影響しません。
tuxTdomainMaxBufsType
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のバッファ・サブタイプ表に対応するバッファ・サブタイプの最大数。
tuxTdomainMaxBufType
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のバッファ・タイプ表に対応するバッファ・タイプの最大数。
tuxTdomainMaxDRT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のルーティング表に対応するルーティング表エントリの最大数。tuxTroutingTableグループ・オブジェクトごとに、エントリが1つずつ必要です。実行時に表を拡張できるようにするには、追加のエントリを割り当てる必要があります。
tuxTdomainMaxGroups
構文
INTEGER (100..32767)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のサーバー・グループ表に対応するサーバー・グループの最大数。
tuxTdomainMaxMachines
構文
INTEGER (256..8190)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のマシン表に対応するマシンの最大数。
tuxTdomainMaxQueues
構文
INTEGER (1..8191)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のキュー表に対応するキューの最大数。
tuxTdomainMaxRFT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
掲示板の範囲基準表に対応するルーティング基準範囲表エントリの最大数。tuxTroutingRangesの設定に含まれる範囲ごとに1つのエントリが必要です。これに加え、tuxTroutingTableグループ・オブジェクトごとに1つの追加エントリが必要です。実行時に表を拡張できるようにするには、追加のエントリを割り当てる必要があります。
tuxTdomainMaxRTData
構文
INTEGER (0..32760)
アクセス
読み書き
説明
掲示板の文字列プールに登録できる最大文字列プール領域。tuxTroutingRanges値に指定された文字列とcarrayは文字列プールに格納されます。実行時に表を拡張できるようにするには、追加の領域を割り当てる必要があります。
tuxTdomainMaxServers
構文
INTEGER (1..8191)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のサーバー表に対応するサーバーの最大数。システムで提供される管理サーバーにこのオブジェクトを設定するとき、考慮する必要があります。各Tuxedoシステム・サイトの管理者が1つのサーバーを追加します。また、サーバー・グループのいずれかにTMSが指定されている場合には(tuxTgroupTMSnameを参照)、サーバー・グループとともに起動され、tuxTdomainMaxServersを設定する際に考慮に入れる必要があります。
tuxTdomainMaxServices
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のサーバー表に対応するサービスの最大数。システムで提供され管理目的でサービスを提供するサーバーにこのオブジェクトを設定するとき、考慮する必要があります。各Tuxedoシステム・サイトの管理者がおよそ5つのサービスを追加します。/WS、/Q、/DMなど他の管理コンポーネントも管理サービスを追加できるので、それを考慮に入れる必要があります。
tuxTdomainMaxACLgroups
構文
INTEGER (1..16384)
アクセス
読み書き
説明
ACL権限のチェックに使用できるグループ識別子の最大数。定義可能なグループ識別子の最大数は、tuxTdomainMaxACLgroups - 1です。
tuxTdomainCMTRET
構文
INTEGER { complete(1) | logged(2) }
アクセス
読み書き
説明
Tuxedoアプリケーションのすべてのクライアント・プロセスおよびサーバー・プロセスのTP_COMMIT_CONTROL特性の初期設定。logged(2)の場合、TP_COMMIT_CONTROL特性はTP_CMT_LOGGEDに初期化され、それ以外の場合はTP_CMT_COMPLETEに初期化されます。この特性の設定の詳細は、TuxedoシステムATMI関数tpscmt(3)の説明を参照してください。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブなクライアントやサーバーには反映されません。
tuxTdomainLoadBalance
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
yes(1)
ロード・バランシングが有効です。
no(2)
ロード・バランシングが無効です。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブなクライアントやサーバーには反映されません。
tuxTdomainNotify
構文
INTEGER { dipin(1) | signal(2) | ignore(3) }
アクセス
読み書き
説明
クライアント・プロセスに対して送出される非請求メッセージに使用する通知検出方式のデフォルト設定。このデフォルト値は、適切なtpinit(3)フラグ値を使用して、クライアントごとにオーバーライドできます。非請求メッセージが検出されると、tpsetunsol(3)関数で指定されたアプリケーション定義の非請求メッセージ処理ルーチンを使用して、アプリケーションからメッセージを使用できるようになります。
dipin(1)
dipin(1)の値は、ディップ・イン・ベースの通知検出を使用することを指定します。これは、システムがクライアント・プロセスのかわりとしてのみ、ATMI呼出し内で通知メッセージを検出することを意味します。特定のATMI呼出しでの検出ポイントは、システムによって定義されるものではありません。したがって、システムによるブロッキング呼出しがディップイン検出によって割り込みされることはありません。dipin(1)は、デフォルトの通知検出方式です。
signal(2)
signal(2)の値は、シグナル・ベースの通知検出を使用することを指定します。これは、通知メッセージが使用可能になった後で、システムがターゲットのクライアント・プロセスにシグナルを送信することを意味します。システムは、この通知方式を選択するクライアントにかわって、シグナル検出ルーチンをインストールします。
ignore(3)
ignore(3)の値は、デフォルトで通知メッセージがアプリケーション・クライアントによって無視されることを指定します。これは、tpinit(3)時に通知をリクエストしたクライアントのみが非請求メッセージを受信するアプリケーションに適しています。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブなクライアントには反映されません。クライアント・プロセスのシグナル処理はすべて、アプリケーション・プロセスではなく管理システム・プロセスによって実行されます。したがって、signal(2)メソッドを使用して通知できるのは、同じUNIXシステムのユーザー識別子で実行されているクライアントに対してだけです。
tuxTdomainSystemAccess
構文
INTEGER { fastpath(1) | protected(2) | fastpath-no-override(3) | protected-no-override(4) }
アクセス
読み書き
説明
アプリケーション・プロセス内で、Tuxedoのシステム・ライブラリから内部表へのアクセスを実現するデフォルト・モード。
fastpath(1)
Tuxedoシステムの内部表が、高速アクセスのために非保護の共有メモリーを介してTuxedoのシステム・ライブラリによってアクセス可能であることを示します。
protected(2)
Tuxedoシステムの内部表が、アプリケーション・コードによる破損に対して保護されるように、保護された共有メモリーを介してTuxedoのシステム・ライブラリによってアクセス可能であることを示します。
fastpath-no-override(3)またはprotected-no-override(4)
これらの値を指定すると、tpinit(3)とともに使用できるフラグを使用するアプリケーション・プロセスが、選択したモードをオーバーライドできないように指定できます。
注意:
実行中のアプリケーションのtuxTdomainSystemAccessに対する更新は、新しく起動されたクライアントと、新しく構成されたtuxTsrvrTblオブジェクトにのみ影響します。
tuxTdomainOptions
構文
INTEGER { lan(1) | migrate(2) | accstats(3) | lan-migrate(4) | lan-accstats(5) | migrate-accstats(6) | lan-migrate-accstats(7) | none(8) }
アクセス
読み書き
説明
有効なアプリケーション・オプションのカンマ区切りリスト。次に、有効なオプションを定義します。
lan(1)
ネットワーク対応のアプリケーション。
migrate(2)
サーバー・グループの移行を許可します。
accstats(3)
正確な統計(single-machine(1)モードのみ)。
注意:
アクティブなアプリケーションでは、accstats(3)のみを設定またはリセットできます。
tuxTdomainSignal
構文
INTEGER { sigusr1(1) | sigusr2(2) }
アクセス
読み書き
説明
シグナル・ベース方式の通知に使用するシグナル(前述のtuxTdomainNotifyを参照)。
tuxTdomainSecurity
構文
INTEGER DisplayString
アクセス
読み書き
説明
アプリケーション・セキュリティのタイプ。形式は次のとおりです。
security_mode[/app_password]
security_modeには、次の値を指定できます。
NONE
APP_PW
USER_AUTH
ACL
MANDATORY_ACL
NONE
このオブジェクトに文字列NONEを指定すると、セキュリティが無効になります。
APP_PW
値をAPP_PW/app_passwordにすると、アプリケーション・パスワードのセキュリティが強制されます。クライアントは、インストール時にパスワードの入力が必要になります。
USER_AUTH
値をUSER_AUTHにした場合もAPP_PWと似ていますが、クライアントを初期化する際にユーザー単位の認証も行うことを示します。
ACL
値をACLにした場合はUSER_AUTHと似ていますが、サービス名、キュー名、イベント名に対してアクセス制御のチェックも行うことを示します。名前にACLが関連付けられていなければ、アクセス権が付与されているとみなされます。
MANDATORY_ACL
値をMANDATORY_ACLにした場合はACLと似ていますが、名前にACLが関連付けられていなければ、アクセス権が拒否されます。
app_password
security_modeNONE以外に設定している場合には必ず、この値が必要です。app_passwordの値を変更するには、このオブジェクトを次のようにSETします。
current_security_mode/new_password
GET操作で、このオブジェクトはセキュリティ・モードのみを返します。パスワードは返しません。
tuxTdomainAuthsvc
構文
DisplayString (SIZE (1..127))
アクセス
読み書き
説明
システムに関与する各クライアントに対して呼び出されるアプリケーション認証サービス。tuxTdomainSecurityオブジェクトがNONEまたはAPP-PWに設定されている場合、tuxTdomainAuthsvc値は無視されます。
tuxTdomainScanUnit
構文
INTEGER (0..60)
アクセス
読み書き
説明
システムによる定期スキャンの間の時間間隔(秒単位)。定期スキャンは、サービス・リクエスト内で古いトランザクションやタイムアウトしたブロッキング呼出しを検出するために使用されます。tuxTdomainBBLQuerytuxTdomainBlockTimetuxTdomainDBBLWaittuxTdomainSanityScanの各オブジェクトは、この値の倍数です。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。
tuxTdomainBBLQuery
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。登録されたBBLに対するDBBLステータス・チェックの間隔を示します。DBBLは、すべてのBBLの状態がtuxTdomainBBLQueryで指定した期間内に報告されるようにします。BBLからの報告がない場合、DBBLはそのBBLにメッセージを送信し、状態を照会します。応答がない場合、BBLは分断されます。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。tuxTdomainBBLQuery値は、tuxTdomainSanityScanの値の2倍以上に設定する必要があります。
tuxTdomainBlockTime
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。ATMIのブロッキング呼出しがタイムアウトする前にブロックする最短時間を示します。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。
tuxTdomainDBBLWait
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。DBBLがタイムアウトする前にBBLからの応答を待機する最長時間を示します。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。
tuxTdomainSanityScan
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
tuxTdomainScanUnitオブジェクトの乗数。システムの基本的な正常性チェックの間の時間間隔を示します。正常性チェックには、BBLステータス・チェック・イン(multi-machine(2)モードの場合のみ)だけでなく、ローカル・マシンで実行しているクライアントまたはサーバーの各BBLによって行われるクライアントまたはサーバーの実行可能状態のチェックも含まれます。SET操作においてこのオブジェクト値として0を渡すと、オブジェクトがデフォルト値にリセットされます。
tuxTdomainCurDRT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のルーティング表エントリの数。
tuxTdomainCurGroups
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のサーバー・グループ表エントリの数。
tuxTdomainCurMachines
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現時点で構成済のマシンの数。
tuxTdomainCurQueues
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のキュー表エントリの数。
tuxTdomainCurRFT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のルーティング基準範囲表エントリの数。
tuxTdomainCurRTdata
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
ルーティング表の文字列プールの現在のサイズ。
tuxTdomainCurServers
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のサーバー表エントリの数。
tuxTdomainCurServices
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のサービス表エントリの数。
tuxTdomainCursType
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のサブタイプ表エントリの数。
tuxTdomainCurType
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在使用中の掲示板のタイプ表エントリの数。
tuxTdomainHwDRT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
使用中の掲示板のルーティング表エントリの上限数。
tuxTdomainHwGroups
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
使用中の掲示板のサーバー・グループ表エントリの上限数。
tuxTdomainHwMachines
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
構成済のマシンの最大数。
tuxTdomainHwQueues
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
使用中の掲示板のキュー表エントリの上限数。
tuxTdomainHwRFT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
使用中の掲示板のルーティング基準範囲表エントリの上限数。
tuxTdomainHwRTdata
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
ルーティング表の文字列プールのサイズの上限。
tuxTdomainHwServers
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
使用中の掲示板のサーバー表エントリの上限数。
tuxTdomainHwServices
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
使用中の掲示板のサービス表エントリの上限数。
tuxTdomainMaxNetGroups
構文
INTEGER (1..8191)
アクセス
読み書き
説明
構成可能なグループの最大数。
tuxMaxObjects (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
Tuxedo掲示板のアクティブ・オブジェクト・マップ表で同時に対応できるCORBAオブジェクトのデフォルトの最大数。
tuxMaxInterfaces (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER (1..32765)
アクセス
読み書き
説明
掲示板のインタフェース表に対応するインタフェースの最大数を指定します。指定しない場合、デフォルト値は100です。
インタフェースのすべてのインスタンスは、掲示板のインタフェース表で同じスロットを専有し再利用します。たとえば、サーバーSVR1がインタフェースIF1とIF2を通知し、SVR2がIF2とIF3、SVR3がIF3IF4をそれぞれ通知する場合、tuxMaxInterfacesを計算する際のインタフェース数は6つではなく4つです。
tuxTdomainSignatureAhead
構文
INTEGER (1..2147483647)
アクセス
読み書き
説明
有効な署名のタイムスタンプがローカル・マシンのクロックより進んでいてもいい秒数。
tuxCurInterfaces (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
掲示板のインタフェース表で現在使用されているインタフェース・エントリの数。
tuxHwInterfaces (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
掲示板のインタフェース表で使用されるインタフェース・エントリの上限数。
tuxTdomainSignatureBehind
構文
INTEGER (1..2147483647)
アクセス
読み書き
説明
有効な署名のタイムスタンプがローカル・マシンのクロックより遅れてもいい秒数。
tuxTdomainEncryptionRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
tuxTdomainSignatureRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
tuxTgroupTable
tuxTgroupTableグループは、特定のサーバー・グループに関係のあるアプリケーション特性を表すオブジェクトを含みます。このオブジェクト値は、グループの識別、ロケーション、DTPに関する情報を表します。
この表の索引はtuxTgroupNoです。新しい行を作成するには、既存ではないインスタンスに対して、少なくともtuxTgroupNametuxTgroupLMIDの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTgroupName
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.1
tuxTgroupNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.2
tuxTgroupLMID
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.3
tuxTgroupState
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.4
tuxTgroupCurLMID
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.5
tuxTgroupCloseInfo
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.6
tuxTgroupOpenInfo
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.7
tuxTgroupTMScount
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.8
tuxTgroupTMSname
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.9
tuxTgroupEncryptionRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.20
tuxTgroupSignatureRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.4.1.1.30
tuxTgroupName
構文
DisplayString (SIZE (1..30))
アクセス
読み書き
説明
サーバー・グループの論理名。グループ名は、tuxTgroupTableグループのすべてのグループ名および、tuxTmachineTableグループのtuxTgroupLMIDの値と重複しない一意の名前である必要があります。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTgroupNo
構文
INTEGER (1..29999)
アクセス
読み書き
説明
このサーバー・グループに関連付けられたグループ番号。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTgroupLMID
構文
DisplayString (SIZE (1..61))
アクセス
読み書き
説明
DisplayStringの形式: LMID1[,LMID2]
LMID1
プライマリ・マシンの論理マシン識別子がこのサーバー・グループのもので、1から61文字の範囲かどうかを示します。
LMID2
オプションのセカンダリ論理マシン識別子。1から61文字の範囲。
セカンダリLMIDは、サーバー・グループを移行できるマシンを示します(tuxTdomainOptionsオブジェクトでMIGRATEオプションを指定する場合)。GET操作で指定される単一のLMIDは、プライマリLMIDまたはセカンダリLMIDに一致します。アクティブなグループのロケーションは、tuxTgroupCurLMIDオブジェクトで得られます。tuxTgroupLMIDオブジェクトで指定した論理マシン識別子はあらかじめ構成されている必要があります。
注意:
アクティブなオブジェクトでこのオブジェクトを変更すると、グループのバックアップLMID指定のみを変更できます。
tuxTgroupState
構文
INTEGER { active(1) | inactive(2) | migrating(3) | invalid(4) |
re-active(5) | suspend-services(6) | resume-services(7)}
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {active(1)|inactive(2)|migrating(3)}
GET操作は、選択したtuxTgroupTableオブジェクトの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTgroupStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
定義済でアクティブな状態にあるtuxTgroupTableオブジェクト(TMSまたはアプリケーション・サーバー)。tuxTgroupTMSnameオブジェクトに長さが0ではない値が設定されているサーバー・グループは、そのグループに関連付けられたTMSがアクティブであればグループ自体もアクティブとみなされます。それ以外の場合は、グループ内のいずれかのサーバーがアクティブであればアクティブとみなされます。
inactive(2)
定義済でアクティブでない状態にあるtuxTgroupTableオブジェクト。
migrating(3)
定義済で、現時点でセカンダリ論理マシンへの移行状態にあるtuxTgroupTableオブジェクト。セカンダリ論理マシンとは、tuxTgroupLMIDに登録された論理マシンのうち、tuxTgroupCurLMIDに該当しない論理マシンです。
SET: {active(1)|inactive(2)|migrating(3)|invalid(4)|re-active(5) |suspend-services(6)|resume-services(7)}
SET操作は、選択したtuxTgroupTableオブジェクトの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTgroupStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
tuxTgroupTableオブジェクトをアクティブにします。状態の変更は、inactive(2)またはmigrating(3)状態でのみ可能です。グループの現在の状態がinactive(2)で、プライマリ論理マシンがアクティブな場合、TMSとアプリケーション・サーバーはプライマリ論理マシンで起動されます。それ以外の場合、セカンダリ論理マシンがアクティブであれば、TMSとアプリケーション・サーバーはセカンダリ論理マシン上で起動されます。どちらのマシンもアクティブでない場合、リクエストは実行されません。グループの現在の状態がmigrating(3)の場合、アクティブなセカンダリ論理マシン(tuxTgroupLMIDリストでtuxTgroupCurLMIDの代替マシンとして指定されたマシン)がアクティブであれば、TMSとアプリケーション・サーバーの起動に使用されます。これ以外の場合はリクエストは実行されません。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
tuxTgroupTableインスタンスを非アクティブにします。MSとアプリケーション・サーバーも非アクティブになります。状態の変更は、active(1)またはmigrating(3)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
migrating(3)
アクティブなプライマリ論理マシン(tuxTgroupCurLMID)のtuxTgroupTableオブジェクトを非アクティブにし、グループがセカンダリ論理マシンに移行できるようにします。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はmigrating(3)になります。
invalid(4)
アプリケーションのtuxTgroupTableオブジェクトを削除します。状態の変更は、inactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(4)になります。
re-active(5)
active(1)状態への変更とほぼ同じですが、状態がinactive(2)migrating(3)である場合のみでなく、active(1)である場合にも状態の変更が可能である点が異なります。
suspend-services(6)
グループ内のアプリケーション・サービスを中断します。この状態へのSET操作は、グループがactive(1)である場合にのみ実行可能です。この操作を実行すると、グループの状態はactive(1)のままとなりますが、そのアプリケーション・サービスはすべて中断状態になります。
resume-services(7)
グループ内で中断とマークされているすべてのアプリケーション・サービスの中断を解除します。この操作は、グループがactive(1)である場合にのみ実行可能です。この操作を実行すると、グループの状態はactive(1)のままとなります。
tuxTgroupCurLMID
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループを実行している現在の論理マシン。tuxTgroupCurLMID値は、非アクティブなサーバー・グループでは返されません。
tuxTgroupCloseInfo
構文
DisplayString (SIZE(0..256))
アクセス
読み書き
説明
TMSではなく長さが0ではない値がtuxTgroupTMSnameオブジェクトに指定されている場合、tuxTgroupCloseInfo値は、リソース・マネージャへのアクセスを停止するためにリソース・マネージャ依存の情報が必要であることを示します。それ以外の場合、このオブジェクトの値は無視されます。
tuxTgroupCloseInfo値の形式は、基底のリソース・マネージャのベンダーごとに異なります。ベンダー固有の情報の先頭には、rm_name:、つまりトランザクション・インタフェース(XAインタフェース)の公開名とコロン(:)が付きます。
このオブジェクトの値が長さ0の文字列の場合、このグループのリソース・マネージャ(指定されている場合)がリソースへのアクセスをクローズする際にアプリケーション固有の情報は必要ありません。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、グループのアクティブなサーバーには反映されません。
tuxTgroupOpenInfo
構文
DisplayString (SIZE(0..256))
アクセス
読み書き
説明
TMSではなく長さが0ではない値がtuxTgroupTMSnameオブジェクトに指定されている場合、tuxTgroupOpenInfo値は、リソース・マネージャへのアクセスを開始するためにリソース・マネージャ依存の情報が必要であることを示します。それ以外の場合、このオブジェクトの値は無視されます。
tuxTgroupOpenInfo値の形式は、基底のリソース・マネージャのベンダーごとに異なります。ベンダー固有の情報の先頭には、rm_name:、つまりトランザクション・インタフェース(XAインタフェース)の公開名とコロン(:)が付きます。
tuxTgroupOpenInfoの値が長さ0の文字列の場合、このグループのリソース・マネージャ(指定されている場合)がリソースへのアクセスをオープンする際にアプリケーション固有の情報は必要ありません。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、グループのアクティブなサーバーには反映されません。
tuxTgroupTMScount
構文
INTEGER (0..11)
アクセス
読み書き
説明
tuxTgroupTMSnameオブジェクトに長さが0でない値を指定した場合、tuxTgroupTMScount値は関連付けられたグループ用に起動するトランザクション・マネージャ・サーバーの数を示します。それ以外の場合、このオブジェクトの値は無視されます。
tuxTgroupTMSname
構文
DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
このグループに関連付けられているトランザクション・マネージャ・サーバーのa.out。分散トランザクション(tpbegin(3)で開始し、tpcommit(3)またはtpabort(3)で終了する、複数のリソース・マネージャやマシンの間で処理されるトランザクション)に参加するサーバーを持つグループ・エントリに対しては、この属性を必ず指定する必要があります。
TMSは、非XAインタフェースを使用することを示すために予約されています。TMS以外の空でない値を指定した場合は、このオブジェクトのプライマリおよびセカンダリ論理マシンに関連付けられたマシンに対してtuxTmachineTlogDeviceを指定する必要があります。
各TMサーバーに対して一意のサーバー識別子が自動的に選択され、サーバーは何回でも再起動することができます。
tuxTgroupEncryptionRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2)}
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このグループのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
tuxTgroupSignatureRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2)}
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
tuxTmachineTable
tuxTmachineTableグループは、特定のマシンに関係のあるアプリケーション特性を表すオブジェクトを含みます。このオブジェクトの値は、マシンの特性、マシンごとのサイズ、統計値、カスタマイズ・オプション、UNIXシステムのファイル名などを表します。このグループは、アプリケーションに構成済の非アクティブなマシンでも、構成済のアクティブなマシンでも使用できます。
この表の索引はtuxTmachinePmidです。新しい行を作成するには、既存ではない行に対して、少なくともtuxTmachineLmidtuxTmachineTuxDirtuxTmachineTuxConfigtuxTmachineAppDirの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。複数マシンのTuxedoアプリケーションの場合、tuxTmachineNaddrtuxTmachineNlsAddrtuxTmachineBridgeを指定する必要があります。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTmachinePmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.1
tuxTmachineLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.2
tuxTmachineTuxConfig
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.3
tuxTmachineTuxDir
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.4
tuxTmachineAppDir
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.5
tuxTmachineState
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.6
tuxTmachineUid
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.7
tuxTmachineGid
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.8
tuxTmachineEnvFile
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.9
tuxTmachinePerm
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.10
tuxTmachineUlogPfx
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.11
tuxTmachineType
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.12
tuxTmachineMaxAccessers
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.13
tuxTmachineMaxConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.14
tuxTmachineMaxGtt
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.15
tuxTmachineMaxWsClients
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.16
tuxTmachineMaxAclCache
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.17
tuxTmachineTlogDevice
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.18
tuxTmachineTlogName
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.19
tuxTmachineTlogSize
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.20
tuxTmachineBridge
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.21
tuxTmachineNaddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.22
tuxTmachineNlsaddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.23
tuxTmachineCmpLimit
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.24
tuxTmachineTmNetLoad
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.25
tuxTmachineSpinCount
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.26
tuxTmachineRole
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.27
tuxTmachineMinor
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.28
tuxTmachineRelease
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.29
tuxTmachineMaxPendingBytes
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.30
tuxMaxMachineObjects (Tuxedo 8.0以上)
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.35
tuxTmachineEncryptionRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.50
tuxTmachineSignatureRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.1.1.60
tuxTmachinePmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
物理マシン識別子。この識別子は、指定したシステムでuname -nコマンドを実行した場合に返されるUNIXシステムのノード名と一致している必要があります。Windows NTシステムの場合、この識別子はネーム・サーバーに構成されている名前とコンピュータ名に一致する必要があります。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTmachineLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
論理マシン識別子。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTmachineTuxConfig
構文
DisplayString (SIZE (2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
バイナリ形式のTuxedoシステムの構成ファイルが置かれているマシン上のファイルまたはデバイスの絶対パス名。管理者は、マスター・マシンのtuxTmachineTuxConfig値が示すファイルを1つのみ保持する必要があります。このファイルに格納される情報は、他のtuxTmachineTableオブジェクトがアクティブな状態になると、それらのオブジェクトに自動的に伝播されます。環境でのtuxTmachineTuxConfig値の使用方法については、tuxTmachineEnvFileを参照してください。
tuxTmachineTuxDir
構文
DisplayString (SIZE(2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
このマシンでTuxedoシステム・ソフトウェアが見つかるディレクトリの絶対パス名。環境でのtuxTmachineTuxDir値の使用方法については、後述のtuxTmachineEnvFileを参照してください。
tuxTmachineAppDir
構文
DisplayString (SIZE (2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
アプリケーション・ディレクトリの絶対パス名のリスト(個々のディレクトリの区切りにはコロンを使用)。1番目のディレクトリは、このマシン上で起動されるすべてのアプリケーションと管理サーバーのカレント・ディレクトリとして使用されます。アプリケーション・サーバーを立ち上げる際には、リストに含まれるすべてのディレクトリが検索されます。環境でのtuxTmachineAppDir値の使用方法については、後述のtuxTmachineEnvFileを参照してください。
tuxTmachineState
構文
INTEGER { active(1) | inactive(2) | partitioned(3) | invalid(4) |
re-activate(5) | cleaning(7) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {active(1)|inactive(2)|partitioned(3)}
GET操作は、選択したtuxTmachineTableインスタンスの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTmachineStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTmachineTableインスタンス(管理サーバー、つまりDBBL、BBL、BRIDGE)が定義済で、アクティブな状態にあることを示します。
inactive(2)
定義済でアクティブでない状態にあるtuxTmachineTableインスタンス。
partitioned(3)
定義済で、アクセス可能な掲示板でアクティブとしてリストされているが、現在アクセス可能ではない状態にあるtuxTmachineTableインスタンス。
SET: {active(1)|inactive(2)|invalid(4)|re-activate(5)|cleaning(7)}
SET操作は、選択したtuxTmachineTableインスタンスの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTmachineStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
tuxTmachineTableインスタンスをアクティブにします。必要な管理サーバー(DBBL、BBL、BRIDGEなど)は指定したサイトで開始され、そのサイトで実行されるように構成されたアプリケーション・サーバーも開始されます。状態の変更は、inactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
tuxTmachineTableインスタンスを非アクティブにします。必要な管理サーバー(BBL、BRIDGEなど)は指定したサイトで停止し、そのサイトで実行されているアプリケーション・サーバーも停止します。状態の変更は、マシンの状態がactive(1)で、指定したマシンの他のアプリケーション・リソースがアクティブでない場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
invalid(4)
アプリケーションのtuxTmachineTableインスタンスを削除します。状態の変更は、inactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(4)になります。
re-activate(5)
tuxTmachineTableインスタンスをアクティブにします。必要な管理サーバー(DBBL、BBL、BRIDGEなど)は指定したサイトで開始されます。状態の変更は、active(1)またはinactive(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
cleaning(7)
指定したマシンおよびそのマシンに関係するクリーンアップ/スキャニング処理を開始します。マシン上にDEAD状態のクライアントやサーバーが存在する場合は、この時点で検出されます。マシンがアプリケーションのマスター・サイトから分断されている場合は、グローバル掲示板のそのマシンのエントリは削除されます。この組合せは、アプリケーションがactive(1)状態で、tuxTmachineTableインスタンスがactive(1)状態またはpartitioned(3)状態にある場合にのみ可能です。分断されていないマシンに対する操作が正常に終了した場合、状態は変更されません。分断されているマシンに対する操作が正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
注意:
inactive(2)への状態の変更は、マスター・マシン以外のマシンに対してのみ実行できます。マスター・サイトの管理プロセスは、tuxTdomainグループを使用して非アクティブに変更します。
tuxTmachineUid
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このマシンのTuxedoアプリケーションの管理者のUNIXシステム・ユーザー識別子。tmboot(1)、tmshutdown(1)、tmadmin(1)などの管理コマンドは、このマシンで指定されたユーザーとして実行する必要があります。このマシン上のアプリケーションや管理サーバーは、このユーザーとして起動されます。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTmachineGid
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このマシンのTuxedoアプリケーションの管理者のUNIXシステム・グループ識別子。tmboot(1)、tmshutdown(1)、tmadmin(1)などの管理コマンドは、このマシンで指定されたグループの一部として実行する必要があります。このマシン上のアプリケーションや管理サーバーは、このグループの一部として起動されます。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTmachineEnvFile
構文
DisplayString (SIZE(2..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
このマシンで実行されているクライアントおよびサーバーの環境ファイル。
tuxTmachinePerm
構文
DisplayString (SIZE(1..9))
アクセス
読み書き
説明
このマシン上に作成する共有メモリー掲示板に関連付けるUNIXシステム・パーミッション。システムおよびアプリケーションのメッセージ・キューに対するデフォルトのUNIXシステム・パーミッションです。
注意:
アクティブなオブジェクトでこのオブジェクトを変更しても、実行中のサーバーやクライアントには反映されません。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTmachineUlogPfx
構文
DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
このマシン上のuserlog(3)ファイルの絶対パス名の接頭辞。userlog(3)ファイルの名前は、tuxTmachineUlogPfxオブジェクト値に文字列mmddyyを付加することにより作成されます。mmddyyは、メッセージが生成された月、日、年を表します。このマシン上で実行しているクライアントやサーバーが生成するアプリケーションやシステムのuserlog(3)メッセージは、すべてこのファイルに書き込まれます。
注意:
アクティブなオブジェクトでこのオブジェクトを変更しても、実行中のサーバーやクライアントには反映されません。
tuxTmachineType
構文
DisplayString (SIZE(1..15))
アクセス
読み書き
説明
マシン・タイプ。tuxTmachineType値は、類似のデータ表現を持つクラスにマシンを分類するために使用します。同じタイプのマシン間における通信では、データのエンコードは行われません。このオブジェクトにはどのような文字列値でも使用でき、その値は比較のためにのみ使用されます。アプリケーションが異種マシンのネットワークにまたがる場合や、コンパイラが異なる構造体表現を生成する場合は、別のtuxTmachineTypeオブジェクトを設定する必要があります。tuxTmachineTypeのデフォルト値は長さ0の文字列です。これは、tuxTmachineTypeオブジェクト値として長さ0の文字列を持つすべてのマシンと一致します。
tuxTmachineMaxAccessers
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読み書き
説明
このマシン上の掲示板に同時にアクセスできるクライアントとサーバーの最大数。BBLやtmadminなどのシステム管理プロセスは、この数値で考慮する必要はありませんが、すべてのアプリケーション・サーバーおよびクライアントとTMSサーバーは考慮する必要があります。アプリケーションがこのサイトでワークステーション・リスナーを起動する場合には、リスナーと、起動できるワークステーション・ハンドラの潜在的な数との両方を考慮する必要があります。
tuxTmachineMaxConv
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
このマシン上のクライアントとサーバーが同時に参加できる会話の最大数。
tuxTmachineMaxGtt
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
このマシンが同時に関与できるグローバル・トランザクションの最大数。
tuxTmachineMaxWsClients
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
このマシンでワークステーション・クライアント用に予約されているアクセサ・エントリの数。ここで指定する値は、tuxTmachineMaxAccessersオブジェクトで指定したアクセッサのスロットの総数に含まれます。ワークステーション・クライアントからシステムへのアクセスは、Tuxedoシステムに組み込まれている代理プロセス、つまりワークステーション・ハンドラによって多重化されるため、このパラメータを適切に設定すると、IPCリソースを節約できます。この値をtuxTmachineMaxAccessersより大きい値に設定した場合、エラーになります。
tuxTmachineMaxAclCache
構文
INTEGER (10..32000)
アクセス
読み書き
説明
tuxTdomainSecurityacl(4)またはmandatory-acl(5)に設定されている場合のキャッシュ内のACL用エントリ数。このパラメータを適切に設定すると、共有メモリー上のリソースを節約しながら、ACLをチェックするためのディスク・アクセスの回数を減らすことができます。
tuxTmachineTlogDevice
構文
DisplayString (SIZE (0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大64バイト)
アクセス
読み書き
説明
このマシンのDTPトランザクション・ログを保持するTuxedoシステムのファイル・システムを含むデバイス(rawスライス)またはUNIXシステム・ファイル。DTPトランザクション・ログはTuxedoシステムのVTOC表としてデバイス上に格納されます。このデバイスまたはファイルは、このマシンのtuxTmachineTuxConfigオブジェクトに指定されたものと同じでかまいません。
tuxTmachineTlogName
構文
DisplayString (SIZE (0..30))
アクセス
読み書き
説明
このマシンのDTPトランザクション・ログの名前。同じtuxTmachineTlogDeviceに複数のDTPトランザクション・ログがある場合、それぞれの名前は一意でなければなりません。tuxTmachineTlogNameは、DTPトランザクション・ログ表が作成されるtuxTmachineTlogDevice上のどの表名とも異なっている必要があります。
tuxTmachineTlogSize
構文
INTEGER (1..2048)
アクセス
読み書き
説明
このマシンのDTPトランザクション・ログのサイズ(ページ単位)。tuxTmachineTlogSizeオブジェクトの値に対しては、tuxTmachineTlogDeviceオブジェクトで指定したTuxedoシステムのファイル・システムの空き容量に基づく制約が適用されます。
tuxTmachineBridge
構文
DisplayString (SIZE (0..78))
アクセス
読み書き
説明
この論理マシンに配置されるBRIDGEプロセスがネットワーク・アクセスに使用するデバイスの名前。tuxTmachineBridgeの値は、ネットワーク対応のアプリケーションにTLIベースのTuxedoシステム・バイナリを通じて参加する際に必要になります。このオブジェクト値は、ソケット・ベースのTuxedoシステム・バイナリには必要ありません。
tuxTmachineNaddr
構文
DisplayString (SIZE (0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
論理マシンに配置されるBRIDGEプロセスがそのリスニング・アドレスとして使用する、完全なネットワーク・アドレスを指定します。BRIDGEのリスニング用アドレスは、アプリケーションに参加している他のブリッジ・プロセスの通信手段となります。論理マシンがネットワーク・アプリケーションに参加する場合、つまりtuxTdomainOptionsオブジェクト値でLANオプションが設定されている場合には、このオブジェクトを設定する必要があります。
DisplayStringの形式が0xhex-digitsまたは\\xhex-digitsの場合、偶数の有効な16進数を含める必要があります。このような形式の文字列は、指定された文字列の16進数表現を含む文字配列に内部変換されます。
tuxTmachineNlsaddr
構文
DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
この論理マシンが示すノードでネットワークにサービスを提供するtlisten(1)プロセスが使用するネットワーク・アドレス。このネットワーク・アドレスは、tuxTmachineNaddrオブジェクトで指定した形式と同じ形式になります。
論理マシンがネットワーク・アプリケーションに参加する場合、つまりtuxTdomainOptionsオブジェクト値でLANオプションが設定されている場合には、このオブジェクトを設定する必要があります。
tuxTmachineCmpLimit
構文
DisplayString
アクセス
読み書き
説明
リモート・トラフィックおよび必要に応じてローカル・トラフィックの圧縮が発生するメッセージ・サイズのしきい値。remoteとlocalには、負の数でない数値、またはマシンに設定された最大のlong値に動的に変換されるMAXLONGという文字列を設定できます。remote値のみを設定した場合、localはデフォルトでMAXLONGになります。
tuxTmachineTmNetLoad
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読み書き
説明
このマシンのロード・バランシングの間に評価されるリモート・サービスに追加するサービス負荷。
tuxTmachineSpinCount
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このマシンで、チケット入手前のユーザー・レベル・セマフォ・アクセスに対して使用するスピン・カウント。デフォルト値は、各マシンのTuxedoシステムのバイナリに組み込まれています。チューニングの目的で、tuxTmachineSpinCountを使用すると実行時にこれらのデフォルトをオーバーライドできます。tuxTmachineSpinCountを0にリセットすると、スピン・カウントをサイトの組込みのデフォルト値にリセットすることができます。
tuxTmachineRole
構文
INTEGER { master(1)| backup(2)| other(3) }
アクセス
読取り専用
説明
アプリケーションにおけるこのマシンのロール。
master(1)
このマシンをマスター・マシンとして使用することを示します。
backup(2)
このマシンをバックアップ用のマスター・マシンとして使用することを示します。
other(3)
このマシンがマスター・マシンでもバックアップ用のマスター・マシンでもないことを示します。
tuxTmachineMinor
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンのTuxedoシステム・プロトコルのマイナー・リリース番号。
tuxTmachineRelease
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンのTuxedoシステム・プロトコルのメジャー・リリース番号。この値は、同じマシンのtuxTmachineSWreleaseとは異なる場合があります。
tuxTmachineMaxPendingBytes
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
BRIDGEプロセスで送信されるのを待つメッセージに対して割り当てられる領域の上限を指定します。最小値は100000です。
tuxMachineMaxObjects (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
掲示板のアクティブ・オブジェクト・マップ表で同時に対応できるCORBAオブジェクトの最大数。
tuxTmachineEncryptionRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2)}
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このマシンのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
tuxTmachineSignatureRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2)}
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このマシンのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
tuxTmachineActive
tuxTmachineActiveグループには、マシンがアクティブ(つまり、マシン上でアプリケーションの一部のコンポーネントがアクティブ)な場合にローカル・マシン上の実行時統計を表すオブジェクトが含まれます。このグループのオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTmachineCurAccessers
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.1
tuxTmachineCurClients
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.2
tuxTmachineCurConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.3
tuxTmachineCurGTT
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.4
tuxTmachineCurLoad
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.5
tuxTmachineCurWsClients
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.6
tuxTmachineHwAccessers
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.7
tuxTmachineHwClients
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.8
tuxTmachineHwConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.9
tuxTmachineHwGTT
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.10
tuxTmachineHwWsClients
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.11
tuxTmachineNumConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.12
tuxTmachineNumDequeue
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.13
tuxTmachineNumEnqueue
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.14
tuxTmachineNumPost
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.15
tuxTmachineNumReq
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.16
tuxTmachineNumSubscribe
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.17
tuxTmachineNumTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.18
tuxTmachineNumTranAbt
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.19
tuxTmachineNumTranCmt
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.20
tuxTmachineLicExpires
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.21
tuxTmachineLicMaxUsers
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.22
tuxTmachineLicSerial
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.23
tuxTmachinePageSize
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.24
tuxTmachineSWrelease
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.25
tuxTmachineHwAclCache
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.26
tuxTmachineAclCacheHits
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.27
tuxTmachineAclCacheAccess
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.28
tuxTmachineAclFail
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.29
tuxTmachineWkCompleted
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.30
tuxTmachineWkInitiated
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.31
tuxMachineCurObjects (Tuxedo 8.0 or later)
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.36
tuxMachineHwObjects (Tuxedo 8.0 or later)
.1.3.6.1.4.1.140.300.5.2.41
tuxTmachineCurAccessers
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在このマシンに直接、またはワークステーション・ハンドラ経由でアクセスしているクライアントとサーバーの数。
tuxTmachineCurClients
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在このマシンにログインしているネイティブ・クライアントおよびワークステーション・クライアントの数。
tuxTmachineCurConv
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このマシンに参加リソースが存在するアクティブな会話の数。
tuxTmachineCurGTT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このマシンで使用中のトランザクション表エントリの数。
tuxTmachineCurLoad
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンでキューに登録されている現在のサービス負荷。
注意:
tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、FML32 NULL値(0)が返されます。
tuxTmachineCurWsClients
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在このマシンにログインしているワークステーション・クライアントの数。
tuxTmachineHwAccessers
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このマシンに直接、またはワークステーション・ハンドラ経由でアクセスするクライアントとサーバーの最大数。
tuxTmachineHwClients
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このマシンにログインするネイティブ・クライアントおよびワークステーション・クライアントの最大数。
tuxTmachineHwConv
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このマシンに参加リソースが存在するアクティブな会話の最大数。
tuxTmachineHwGTT
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このマシンで使用中のトランザクション表エントリの最大数。
tuxTmachineHwWsClients
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
現在このマシンにログインするワークステーション・クライアントの最大数。
tuxTmachineNumConv
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから実行されたtpconnect(3)操作の数。
tuxTmachineNumDequeue
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから実行されたtpdequeue(3)操作の数。
tuxTmachineNumEnqueue
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから実行されたtpenqueue(3)操作の数。
tuxTmachineNumPost
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから実行されたtppost(3)操作の数。
tuxTmachineNumReq
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから実行されたtpacall(3)操作またはtpcall(3)操作の数。
tuxTmachineNumSubscribe
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから実行されたtpsubscribe(3)操作の数。
tuxTmachineNumTran
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから開始(tpbegin(3))されたトランザクションの数。
tuxTmachineNumTranAbt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンから異常終了(tpabort(3))されたトランザクションの数。
tuxTmachineNumTranCmt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンからコミット(tpcommit(3))されたトランザクションの数。
tuxTmachineLicExpires
構文
DisplayString (SIZE(0..78))
アクセス
読取り専用
説明
マシンのバイナリの失効期日。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は長さ0の文字列になります。
tuxTmachineLicMaxUsers
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
マシンにライセンスされたユーザーの最大数。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は-1になります。
tuxTmachineLicSerial
構文
DisplayString (SIZE(0..78))
アクセス
読取り専用
説明
マシンのバイナリのシリアル番号。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は長さ0の文字列になります。
tuxTmachinePageSize
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンで使用するディスクのページ・サイズ。
tuxTmachineSWrelease
構文
DisplayString (SIZE(0..78))
アクセス
読取り専用
説明
このマシンのバイナリのソフトウェア・リリース。バイナリがTuxedoシステム・マスター・バイナリでない場合は長さ0の文字列になります。
tuxTmachineHwAclCache
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ACLキャッシュで使用するエントリの最大数。
tuxTmachineAclCacheHits
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
「ヒット」した(エントリがキャッシュ内に存在していた) ACLキャッシュへのアクセスの数。
tuxTmachineAclCacheAccess
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ACLキャッシュへのアクセス数。
tuxTmachineAclFail
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
アクセス制御違反になったACLキャッシュへのアクセスの数。
tuxTmachineWkCompleted
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンで実行しているサーバーがキューから取り出して正常に処理したサービス負荷の合計。このオブジェクトはlongの最大値を超えると0に戻って再スタートします。長時間実行しているアプリケーションでは、この値が一巡していることがありますので注意してください。
tuxTmachineWkInitiated
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンで実行しているクライアントまたはサーバーがキューに登録したサービス負荷の合計。このオブジェクトはlongの最大値を超えると0に戻って再スタートします。長時間実行しているアプリケーションでは、この値が一巡していることがありますので注意してください。
tuxMachineCurObjects (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンの掲示板のオブジェクト表で使用しているエントリの数。
tuxMachineHwObjects (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このマシンの掲示板のオブジェクト表で使用しているエントリの上限数。
tuxTmsgTable
tuxTmsgTableグループには、Tuxedoシステム管理UNIXシステム・メッセージ・キューの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。tuxTmsgIdは、この表の索引です。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.1
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.2
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.3
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.4
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.5
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.6
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.7
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.8
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.9
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.10
.1.3.6.1.4.1.140.300.6.1.1.11
tuxTmsgId
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
UNIXシステムのメッセージ・キュー識別子。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTmsgState
構文
INTEGER { active(1) }
アクセス
読取り専用
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)
GET操作は、選択したtuxTmsgTableオブジェクトの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTmsgStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTmsgTableオブジェクトがアクティブであることを示します。この状態は、関連のあるtuxTmachineTableオブジェクトがアクティブであることを意味します。
SET:
このグループに対するSET操作は実行できません。
tuxTmsgCurTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される、1970年1月1日00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。
tuxTmsgCbytes
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キュー上の現在のバイト数。
tuxTmsgCtime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キューに関連付けられたmsqid_ds構造体のメンバーを最後に変更したmsgctl(2)操作の時間。
tuxTmsgLrPid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キューからの読取りを最後に実行したプロセスの識別子。
tuxTmsgLsPid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キューへの書込みを最後に実行したプロセスの識別子。
tuxTmsgQbytes
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キュー上の最大バイト数。
tuxTmsgQnum
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キュー上の現在のメッセージ数。
tuxTmsgRtime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キューからの読取りを最後に実行してから経過した時間。
tuxTmsgStime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
キューへの書込みを最後に実行してから経過した時間。
tuxTqueueTable
tuxTqueueTableグループには、アプリケーション内のキューの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値により、実行中のアプリケーションでサーバーに割り当てられたTuxedoシステムのリクエスト・キューを識別できます。また、それぞれのキュー・オブジェクトに関連付けられたアプリケーションの作業負荷に関する統計値も記録できます。この表の索引はtuxTqueueRqAddrです。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTqueueRqAddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.1
tuxTqueueState
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.2
tuxTqueueRqId
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.3
tuxTqueueSrvrCnt
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.4
tuxTqueueTotNqueued
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.5
tuxTqueueTotWkQueued
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.6
tuxTqueueSource
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.7
tuxTqueueNqueued
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.8
tuxTqueueWkQueued
.1.3.6.1.4.1.140.300.7.1.1.9
tuxTqueueRqAddr
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
リクエスト・キューのシンボリック・アドレス。tuxTsrvrRqAddrオブジェクト値を持つサーバーは、複数サーバー単一キュー(MSSQ)セットにまとめられます。tuxTqueueTableオブジェクトで返されるオブジェクト値は、このシンボリックなキュー・アドレスに関連付けられたすべてのアクティブなサーバーに適用されます。
tuxTqueueState
構文
INTEGER { active(1)| migrating(2)| suspended(3)| partitioned(4) }
アクセス
読取り専用
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {active(1)|migrating(2)|suspended(3)|partitioned(4)}
GET操作は、選択したtuxTqueueTableインスタンスの実行時情報を検索します。tuxTqueueTableグループは、構成情報を直接示すわけではありません。ここで説明した構成関連のオブジェクトは、関連のあるtuxTsrvrTblインスタンスの一部として設定する必要があります。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTqueueStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
このtuxTqueueTableインスタンスに関連付けられているサーバーが少なくとも1つ、active(1)です。
migrating(2)
このtuxTqueueTableインスタンスに関連付けられたサーバーが現在migrating(2)状態にあることを示します。この状態の詳細は、tuxTsrvrTblグループを参照してください。
suspended(3)
このtuxTqueueTableインスタンスに関連付けられたサーバーが現在suspended(3)状態にあることを示します。この状態の詳細は、tuxTsrvrTblグループを参照してください。
partitioned(4)
このtuxTqueueTableインスタンスに関連付けられたサーバーが現在partitioned(4)状態にあることを示します。この状態の詳細は、tuxTsrvrTblグループを参照してください。
SET:
SET操作は、選択したtuxTqueueTableオブジェクトの実行時情報を更新します。状態の変更は、tuxTqueueTableオブジェクトの情報の更新時にのみ可能です。既存のtuxTqueueTableオブジェクトの変更は、オブジェクトがactive(1)状態にある場合にのみ可能です。
tuxTqueueRqId
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
UNIXシステムのメッセージ・キュー識別子。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTqueueSrvrCnt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このキューに関連付けられたアクティブなサーバーの数。
tuxTqueueTotNqueued
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このキューがアクティブな間のキューの長さの合計。この合計値には、キュー上ですでにアクティブでなくなっているサーバーによって登録および処理されたリクエストも含まれます。キューに新たなリクエストが割り当てられるたびに、リクエストがキューに登録される直前にそのキューの長さ分ずつ合計値がインクリメントされます。
注意:
tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、tuxTqueueTotNqueuedは返されません。同じ構成で、このオブジェクトの更新は無視されます。したがって、このオブジェクトが返されるとき、tuxTqueueSourceはローカル・ホストと同じ値です。
tuxTqueueTotWkQueued
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このキューがアクティブな間にキューに登録された負荷の合計。この合計値には、キュー上ですでにアクティブでなくなっているサーバーによって登録および処理されたリクエストも含まれます。キューに新たなリクエストが割り当てられるたびに、リクエストがキューに登録される直前にそのキュー上の負荷分ずつ合計値がインクリメントされます。
注意:
tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、tuxTqueueTotWkQueuedは返されません。同じ構成で、このオブジェクトの更新は無視されます。したがって、このオブジェクトが返されるとき、tuxTqueueSourceはローカル・ホストと同じ値です。
tuxTqueueSource
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
ローカルオブジェクト値の検索元となる論理マシン。
tuxTqueueNqueued
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
tuxTqueueSourceの論理マシンから現在このキューに登録されているリクエストの数。この値は、リクエストがキューに登録されるとインクリメントされ、サーバーがキューからリクエストを取り出すとデクリメントされます。
注意:
tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがno(2)、またはtuxTdomainModelオブジェクトがmulti-machine(2)の場合、tuxTqueueNqueuedは返されません。したがって、このオブジェクトが返されるとき、tuxTqueueSourceはローカル・ホストと同じ値です。
tuxTqueueWkQueued
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
tuxTqueueSourceの論理マシンから現在このキューに登録されている負荷。tuxTdomainModelオブジェクトがsingle-machine(1)に設定され、tuxTdomainLoadBalanceオブジェクトがyes(1)に設定されている場合、tuxTqueueWkQueuedはこのキューに登録されているアプリケーション全体の負荷を表します。一方、tuxTdomainModelmulti-machine(2)に設定され、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)に設定されている場合、tuxTqueueWkQueuedは最近の期間にtuxTqueueSourceローカル・マシンからこのキューに登録された負荷を表します。tuxTqueueWkQueued値は、ロード・バランシングのために使用されます。新しく起動されたサーバーと区別するために、tuxTqueueWkQueuedはBBLによって定期的に各マシンで消去されます。
tuxTroutingTable
tuxTroutingTableグループには、アプリケーションのルーティング指定の構成特性を表すオブジェクトが含まれます。オブジェクトの値は、フィールド値、バッファ・タイプ、ルーティング定義に関連してアプリケーション・データ依存のルーティング基準を識別します。この表は、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションのファクトリ・ベース・ルーティング用の構成オブジェクトも表します。オブジェクトtuxRoutingFieldType (Tuxedo 8.0以上)が有効なのは、ファクトリ・ベース・ルーティングに対してのみです。オブジェクトtuxTroutingBufTypeは、サービス・ベース・ルーティングに対してのみ有効です。
この表の索引は、tuxTroutingNametuxRoutingTypetuxInternalIdxの各オブジェクトで構成されます。
オブジェクトtuxRoutingFieldTypeは、ファクトリ・ベース・ルーティングに対してのみ有効であり、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションでのみサポートされます。
オブジェクトtuxTroutingBufTypeは、サービス・ベース・ルーティングに対してのみ有効です。
SETリクエストで索引を指定するときは、tuxInternalIdxが索引として使用されます。
ファクトリ・ベース・ルーティングの場合、tuxInternalIdxは常に「-」の値をとる必要があります。
サービス・ベース・ルーティングの場合、tuxInternalIdxtuxTroutingBufTypeの最初の30文字と等しくなります。
この表で新しい行を作成するには、既存ではない行に対して、tuxRoutingTypeに適用できるすべてのオブジェクトの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTroutingName
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.1
tuxTroutingBufType
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.2
tuxTroutingField
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.3
tuxTroutingRanges
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.4
tuxTroutingState
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.5
tuxRoutingType
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.6
tuxRoutingFieldType (Tuxedo 8.0以上)
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.7
tuxInternalIdx
.1.3.6.1.4.1.140.300.8.1.1.8
tuxTroutingName
構文
DisplayString (SIZE(1..15))
アクセス
読み書き
説明
ルーティング基準名。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTroutingBufType
構文
DisplayString (SIZE(1..256))
アクセス
読み書き
説明
このルーティング・エントリで有効なデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。最大で32のタイプとサブタイプの組合せを使用できます。タイプは、FML、VIEW、X_C_TYPE、またはX_COMMONのいずれかに制限されています。FMLに対してはサブタイプを指定できず、VIEW、X_C_TYPE、X_COMMONにはサブタイプを指定する必要があります(*は使用できません)。サブタイプの名前には、セミコロン(;)、コロン(:)、カンマ(,)、アスタリスク(*)は使用できません。タイプとサブタイプのペアのうち、重複するものは同じルーティング基準名として指定できません。タイプとサブタイプのペアが一意な場合、複数のルーティング・エントリは同じ基準名を持つことができます。単一のルーティング・エントリに複数のバッファ・タイプが指定される場合、各バッファ・タイプに対するルーティング・フィールドのデータ型は同じでなければなりません。
注意:
このオブジェクトは、サービス・ベース・ルーティングにのみ適用できます。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTroutingField
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
ルーティングフィールド名。
サービス・ベース・ルーティングの場合: このフィールドは、FMLフィールド表(FLDTBLDIRおよびFIELDTBLS環境を使用する)、またはFMLビュー表(VIEWDIRおよびVIEWFILES環境を使用する)でそれぞれ指定されるFMLバッファまたはビュー・フィールド名とみなされます。この情報を利用して、メッセージの送信中にデータ依存のルーティングに関連するフィールド値が取得されます。
ファクトリ・ベース・ルーティングの場合: これはNVListパラメータで次のように指定されるフィールドとみなされます。
PortableServer::POA::create_reference_with_criteria
対象となるのは、このファクトリ・ルーティング基準が関連付けられているインタフェースです。詳細は、Tuxedo 8.0以上のドキュメントを参照してください。
tuxTroutingRanges
構文
DisplayString (SIZE(1..2048))
アクセス
読み書き
説明
ルーティング基準の範囲と、関連付けられるサーバー・グループは、次のとおりです。
criterion: range: group
range: value | lower - upper | *
lower: value
upper: value
value: MIN | MAX | numeric | string
group
: string | *
numeric: [+ | -]digits[.digits][e | E[ | + | - ] digit
digit: 0-9
digits: digit[digit]
文字列中の一重引用符は、\を使用してエスケープできます。
lowerupperより小さい値に設定してください。文字列として指定するグループには、有効なtuxTgroupNameを指定する必要があります。
tuxTroutingState
構文
INTEGER { valid(1) | unknown(2) | invalid(3) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: valid(1)
GET操作は、選択したtuxTroutingTableインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTroutingStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
valid(1)
tuxTroutingTableインスタンスは定義済です。valid(1)がこのグループの唯一の有効な状態です。ルーティング条件は、アクティブになることはありません。構成によってサービス名と関連付けられ、実行時にデータ依存ルーティングを提供するために使用されます。
SET: invalid(3)
SET操作は、選択したtuxTroutingTableインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTroutingStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(3)
アプリケーションのtuxTroutingTableインスタンスを削除します。状態の変更はvalid(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(2)になります。
tuxRoutingType
構文
INTEGER { service(1) |factory(2) }
アクセス
読み書き
説明
service(1)
ルーティング基準がOracle Tuxedoサービスのデータ依存ルーティングに適用されることを示します。
factory(2)
ルーティング基準がCORBAインタフェースのファクトリ・ベース・ルーティングに適用されることを示します。
注意:
ルーティング・タイプは、この表に定義される他のオブジェクトの有効性と、使用可能な値に影響します。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ設定できます。
tuxRoutingFieldType (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER { short(1) |long(2) |float(3) |double(4) |char(5) |string(6) }
アクセス
読み書き
説明
このオブジェクトは、このルーティング基準が定義されているtuxTroutingFieldのタイプを指定します。その値は、ファクトリ・ベース・ルーティングでのみ有効です。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxInternalIdx
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
このオブジェクトは、索引のサイズを小さくするために、tuxTroutingBufType (サービス・ベース・ルーティングの場合)またはtuxTroutingField (ファクトリ・ベース・ルーティングの場合)のかわりにこの表の索引として使用されます。サービス・ベース・ルーティングの場合のその値(tuxRoutingType = service(1))は、tuxTroutingBufTypeの最初の30文字と等しくなります。
ファクトリ・ベース・ルーティングのエントリの場合(tuxRoutingType = factory(2))、値は常にtuxTroutingFieldです。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTsrvrTbl
tuxTsrvrTblグループには、アプリケーション内のサービスの構成特性と実行時属性が含まれます。このオブジェクト値によって、構成済のサーバーを識別したり、各サーバー・オブジェクトに関連する統計やリソースを実行時に追跡したりできます。
この表の索引はオブジェクトtuxTsrvrGrpNoおよびtuxTsrvrIdによって提供されます。表に新しい行を作成するには、既存ではないインスタンスに対して、少なくともtuxTsrvrGrptuxTsrvrNameの値を指定するSETリクエストを発行する必要があります。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTsrvrGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.1
tuxTsrvrId
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.2
tuxTsrvrName
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.3
tuxTsrvrGrpNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.4
tuxTsrvrState
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.5
tuxTsrvrBaseSrvId
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.6
tuxTsrvrClOpt
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.7
tuxTsrvrEnvFile
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.8
tuxTsrvrGrace
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.9
tuxTsrvrMaxgen
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.10
tuxTsrvrMax
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.11
tuxTsrvrMin
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.12
tuxTsrvrRcmd
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.13
tuxTsrvrRestart
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.14
tuxTsrvrSequence
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.15
tuxTsrvrSystemAccess
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.16
tuxTsrvrConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.17
tuxTsrvrReplyQ
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.18
tuxTsrvrRpPerm
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.19
tuxTsrvrRqAddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.20
tuxTsrvrRqPerm
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.21
tuxTsrvrGeneration
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.22
tuxTsrvrPid
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.23
tuxTsrvrRpid
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.24
tuxTsrvrRqId
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.25
tuxTsrvrTimeRestart
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.26
tuxTsrvrTimeStart
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.27
tuxTsrvrMinDispatchThreads
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.40
tuxTsrvrMaxDispatchThreads
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.50
tuxTsrvrThreadStackSize
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.1.1.60
tuxTsrvrGrp
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
サーバー・グループの論理名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTsrvrId
構文
INTEGER (1..30001)
アクセス
読み書き
説明
サーバー・グループ内でユニークなサーバー識別番号。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTsrvrName
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読み書き
説明
サーバーの実行可能ファイルの名前。tuxTsrvrNameによって識別されるサーバーは、このサーバーのサーバー・グループのtuxTgroupLMIDオブジェクトによって識別されるマシン上で実行されます。相対パス名を指定すると、実行ファイルの検索が、最初tuxTmachineAppDirで実行されてから、tuxTmachineTuxDir/bin/bin/usr/bin<path>の順番で実行されます。なお、<path>はマシン環境ファイルで最初に現れるPATH=行の値です。アクティブなサーバーに返されるオブジェクト値は、常にフル・パス名になることに注意してください。
tuxTsrvrGrpNo
構文
INTEGER (1..30000)
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーのグループに関連付けられたグループ番号。
tuxTsrvrState
構文
INTEGER { active(1) |inactive(2) |migrating(3) |cleaning(4) |
restarting(5) |suspended(6) | partitioned(7) |dead(8) | invalid(10) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)|inactive(2)|migrating(3)|cleaning(4)|restarting(5)|
suspended(6)|partitioned(7)|dead(8)
GET操作は、選択したtuxTsrvrTblインスタンスの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTsrvrStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTsrvrTblインスタンスは、定義済でアクティブ状態です。active(1)状態は、サーバーがビジーかアイドルかを示すものではありません。長さが0でないtuxTsrvrCurServiceオブジェクトを持ったアクティブ・サーバーは、ビジー・サーバーつまりサービス・リクエストを処理中のサーバーとして解釈されます。
inactive(2)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義済でアクティブでない状態にあります。
migrating(3)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義済で、現時点でセカンダリ論理マシンへの移行状態にあります。セカンダリ論理マシンとは、tuxTgroupLMIDに登録された論理マシンのうち、tuxTgroupCurLMIDオブジェクトに該当しない論理マシンです。
cleaning(4)
tuxTsrvrTblインスタンスは定義済で、異常終了が発生したためシステムによってクリーンアップされている状態です。再起動可能なサーバーは、tuxTsrvrGraceの時間内にtuxTsrvrMaxgenの起動/再起動時間を超えるとこの状態に移行します。
restarting(5)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義済で、異常終了が発生したためシステムによって再起動されている状態にあります。
suspended(6)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義済で現在一時停止中であり、停止を保留されています。
partitioned(7)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義済でアクティブな状態ですが、サーバーが実行されているマシンは現在tuxTdomainMasterから分断されています。
dead(8)
tuxTsrvrTblインスタンスが定義され、掲示板ではアクティブと識別されているにもかかわらず、異常終了が原因で現在は実行されていないことを示します。この状態が保持されるのは、サーバーのローカルBBLが異常終了を検知して処理を実行する(restarting(5)|cleaning(4))までです。
SET: {active(1)|inactive(2)|dead(8)|invalid(10)}
SET操作は、選択したtuxTsrvrTblインスタンスの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTsrvrStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
tuxTsrvrTblインスタンスをアクティブにします。状態の変更は、サーバーがinactive(2)状態の場合にのみ可能です。(migrating(3)状態のサーバーは、tuxTgroupStateactive(1)に設定して再起動する必要があります。)正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
inactive(2)
tuxTsrvrTblインスタンスを非アクティブにします。状態の変更は、サーバーがactive(1)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)になります。
dead(8)
20秒後にまだサーバーが動作している場合に、サーバーにSIGTERMシグナルとSIGKILLシグナルを送信してtuxTsrvrTblインスタンスを非アクティブ化します。デフォルトでは、SIGTERMシグナルによってサーバーの順序立てた停止が開始され、サーバーは再起動可能であっても非アクティブになります。サーバーが1つのサービスを長時間にわたって処理している場合、またはSIGTERMシグナルが無効になっている場合は、SIGKILLが使用でき、システムはそれを異常終了として処理します。状態の変更は、サーバーがactive(1)またはsuspended(6)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinactive(2)cleaning(4)、またはrestarting(5)になります。
invalid(10)
アプリケーションのtuxTsrvrTblインスタンスを削除します。状態の変更は、サーバーがinactive(2)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(10)になります。
tuxTsrvrBaseSrvId
構文
INTEGER (1..30001)
アクセス
読取り専用
説明
ベース・サーバー識別子。tuxTsrvrMaxオブジェクト値が1のサーバーの場合、このオブジェクトは常にtuxTsrvrIdと同じになります。一方、tuxTsrvrMax値が1より大きいサーバーの場合、このオブジェクトは同一の環境設定を持つサーバーの集まりが同一のベース・サーバー識別子であることを示します。
tuxTsrvrClOpt
構文
DisplayString (SIZE(0..256))
アクセス
読み書き
説明
サーバーをアクティブにする際に渡すコマンド行オプション。詳細は、servopts(5)のマニュアル・ページを参照してください。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。
tuxTsrvrEnvFile
構文
DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
サーバー固有の環境ファイル。このファイルを使用して環境を変更する方法の詳細は、tuxTmachineEnvFileを参照してください。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。
tuxTsrvrGrace
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTsrvrMaxgenオブジェクトの制限が適用される期間を示します(単位は秒)。tuxTsrvrGrace値は、再起動が可能なサーバーに対してのみ、つまりtuxTsrvrRestartオブジェクトがyes(1)に設定されている場合にのみ有効です。再起動しているサーバーがtuxTsrvrMaxgen制限値を超えても、tuxTsrvrGraceの期限が切れている場合は、システムは現在の世代(tuxTsrvrGeneration)を1にリセットし、初期起動時間(tuxTsrvrTimeStart)を現在の時刻にリセットします。このオブジェクトの値を0に設定すると、サーバーは常に再起動されます。
リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。
tuxTsrvrMaxgen
構文
INTEGER (0..256)
アクセス
読み書き
説明
指定された猶予期間(tuxTsrvrGrace)において、再起動可能なサーバー(tuxTsrvrRestart == yes(1))に許可された最大の世代数。サーバーを最初にアクティブにする動作を1つの世代としてカウントし、その後の再起動もそれぞれ1つの世代としてカウントします。最大世代数を超えた後の処理については、前述のtuxTsrvrGraceに関する説明を参照してください。
リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。
tuxTsrvrMax
構文
INTEGER (1..1001)
アクセス
読み書き
説明
起動するサーバーのオカレンスの最大数。最初に、tmboot(1)がサーバーのtuxTsrvrMinオブジェクトを起動します。その他のオブジェクトは、特定サーバーIDを起動して個別に起動するか、自動生成によって起動します(会話型サーバーの場合のみ)。このオブジェクトを実行時に変更すると、同一の構成を持つサーバーのうち実行中のサーバー(前述のtuxTsrvrBaseSrvIdを参照)と、サーバーの構成定義に反映されます。
tuxTsrvrMin
構文
INTEGER (1..1001)
アクセス
読み書き
説明
tmboot(1)によって起動するサーバーのオカレンスの最小数。tuxTsrvrRqAddrが指定されており、tuxTsrvrMinが1より大きい場合、そのサーバーはMSSQセットを形成します。サーバー識別子は、tuxTsrvrId + tuxTsrvrMax - 1までのtuxTsrvrIdとなります。各サーバーには、すべて同一のシーケンス番号とその他のサーバー・パラメータが付けられます。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。
tuxTsrvrRcmd
構文
DisplayString (SIZE(0..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
システムによるアプリケーション・サーバーの再起動と同時に実行するアプリケーション指定のコマンド。このコマンドは、実行可能ファイルでなければなりません。
リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。
tuxTsrvrRestart
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
再起動可能(yes(1))または再起動不可能(no(2))なサーバー。このサーバー・グループに対してサーバー移行が指定された場合(tuxTdomainOptions = migrate(2)および代替サイトによるtuxTgroupLMID)には、このオブジェクトをyes(1)に設定する必要があります。
リクエスト・キューを共有しているサーバー(tuxTsrvrRqAddrの値が等しい)では、このオブジェクトの値も等しくなければなりません。等しくない場合、アクティブにされた最初のサーバーが、キューのすべてのサーバーとの間で実行時の値の関連付けを確立します。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更すると、実行中のサーバーと、リクエスト・キューを共有しているアクティブな他のサーバーすべてに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバーの構成パラメータのみです。したがってアプリケーションの動作は、キューを共有するすべてのサーバーがこのオブジェクトで同じ値を持つように管理者が指定していないかぎり、今後アクティブ化するときの起動の順序に依存します。
tuxTsrvrSequence
構文
INTEGER (1..10000)
アクセス
読み書き
説明
このサーバーを、他のサーバーに関連していつ起動(tmboot(1))または停止(tmshutdown(1))するかを指定します。2つのサーバーに同じシーケンス番号を指定すると、tmboot(1)がそれらのサーバーを並行して起動することができ、tmshutdown(1)がそれらを並行して停止できます。tuxTsrvrSequenceオブジェクトを指定しないか、無効な値を指定してtuxTsrvrTblインスタンスを追加すると、10,000以上で、かつその他の自動的に選択されたデフォルト値よりも大きい値が作成されます。サーバーは、tmboot(1)によってシーケンス番号の昇順で起動され、tmshutdown(1)によって降順で停止されます。このオブジェクトを実行時に変更すると、tmboot(1)とtmshutdown(1)にのみ反映され、実行中のサーバーが以降のtmshutdown(1)の呼出しによって停止される順序に影響します。
tuxTsrvrSystemAccess
構文
INTEGER { fastpath(1) | protected(2) }
アクセス
読み書き
説明
Tuxedoシステム・ライブラリが、このサーバー・プロセス内でTuxedoシステムの内部表にアクセスするために使用するモード。このオブジェクトの詳細は、tuxTdomainSystemAccessを参照してください。
注意:
このオブジェクトを実行時に変更しても、実行中のサーバーには反映されません。
tuxTsrvrConv
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
会話型サーバー(yes(1))またはリクエスト/レスポンス型サーバー(no(2))を指定します。
tuxTsrvrReplyQ
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
サーバーに個別の応答キューを割り当てるかどうかを指定します
(tuxTsrvrReplyQ == yes(1))。応答を受け取るMSSQサーバーでは、このオブジェクトをyes(1)に設定する必要があります。
tuxTsrvrRpPerm
構文
DisplayString (SIZE(4))
アクセス
読み書き
説明
サーバーの応答キューに対するUNIXシステムの権限。個別の応答キューが割り当てられない場合(tuxTsrvrReplyQ == no(2))、このオブジェクトは無視されます。tuxTsrvrRpPerm値は、0 0001から0777までの8進数の文字列表現です。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTsrvrRqAddr
構文
DisplayString (SIZE(0..30))
アクセス
読み書き
説明
サーバーのリクエスト・キューのシンボリック・アドレス。複数のサーバーに対して同じtuxTsrvrRqAddrオブジェクト値を指定すると、複数サーバー単一キュー(MSSQ)セットを定義できます。tuxTsrvrRqAddrオブジェクト値が同じサーバーは、同じサーバー・グループに属している必要があります。
tuxTsrvrRqPerm
構文
DisplayString (SIZE(4))
アクセス
読み書き
説明
サーバーの応答キューに対するUNIXシステムの権限。tuxTsrvrRqPerm値は、0 0001から0777までの8進数の文字列表現です。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTsrvrGeneration
構文
INTEGER (1..32768)
アクセス
読取り専用
説明
サーバーの世代。サーバーを最初にtmboot(1)で起動した場合や、SNMPエージェントでアクティブにした場合、その世代は1に設定されます。サーバーが異常終了して再起動されるごとに世代がインクリメントされます。なお、tuxTsrvrMaxgenを超え、tuxTsrvrGraceの期限が切れると、サーバーが再起動されて世代が1にリセットされます。
tuxTsrvrPid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
サーバーのUNIXシステム・プロセス識別子。各サーバーが別のマシンに存在し、プロセスIDが重複するような場合、この値は一意になりません。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTsrvrRpid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
サーバーの応答キューに対するUNIXシステムのメッセージ・キューの識別子。個別の応答キューが割り当てられない場合(tuxTsrvrReplyQ == no(2))、tuxTsrvrRqid値はtuxTsrvrRqId値と同じになります。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTsrvrRqId
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
サーバーの応答キューに対するUNIXシステムのメッセージ・キューの識別子。個別の応答キューが割り当てられない場合(tuxTsrvrReplyQ == no(2))、tuxTsrvrRpId値はtuxTsrvrRpid値と同じになります。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTsrvrTimeRestart
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
現在の時間(単位は秒)。ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから、このサーバーが最後に起動または再起動された時点までの時間です。
tuxTsrvrTimeStart
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ローカル・ホストでtime(2)システム呼出しから返される1970年1月1日の00:00:00 UTCから、このサーバーが初めて起動された時点までの時間(単位は秒)。サーバーを再起動してもこの値はリセットされませんが、tuxTsrvrMaxgenを超え、tuxTsrvrGraceの期限が切れると、このオブジェクトは再起動された時間にリセットされます。
tuxTsrvrMinDispatchThreads
構文
INTEGER (1..999)
アクセス
読取り専用
説明
最初のサーバーの起動時に開始されるサーバー・ディスパッチ・スレッドの数。このオブジェクトは、サーバーがbuildserver -tコマンドを使用して構築された場合にのみ有効です。
tuxTsrvrMaxDispatchThreadsが1より大きいときに使用される個別のディスパッチャ・スレッドは、tuxTsrvrMinDispatchThreadsの値の一部としてはカウントされません。tuxTsrvrMinDispatchThreadsの値はtuxTsrvrMaxDispatchThreadsの値以下でなければなりません。このオブジェクトが指定されない場合、デフォルトは0です。
tuxTsrvrMaxDispatchThreads
構文
INTEGER (0..999)
アクセス
読取り専用
説明
個々のサーバー・プロセスで生成可能な、同時にディスパッチされるスレッドの最大数を指定します。このオブジェクトは、サーバーがbuildserver -tコマンドを使用して構築された場合にのみ有効です。
tuxTsrvrMaxDispatchThreadsが1より大きい場合、個別のディスパッチャ・スレッドが使用され、パラメータで指定した数には含まれません。tuxTsrvrMinDispatchThreadsの値はtuxTsrvrMaxDispatchThreadsの値以下でなければなりません。このオブジェクトが指定されない場合、デフォルトは1です。
tuxTsrvrThreadStackSize
構文
INTEGER (0..2147483647)
アクセス
読み書き
説明
このオブジェクトを指定しないか、指定した値が0の場合、オペレーティング・システムのデフォルトが使用されます。このオプションは、 tuxTsrvrMaxDispatchThreadsに1より大きい値が指定された場合にのみ、サーバーに影響します。
tuxTsrvrTblExt
tuxTsrvrTblExtグループは、tuxTsrvrTblの拡張版です。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTsrvrIdExt
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.1
tuxTsrvrGrpNoExt
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.2
tuxTsrvrNumConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.3
tuxTsrvrNumDeque
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.4
tuxTsrvrNumEnque
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.5
tuxTsrvrNumPost
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.6
tuxTsrvrNumReq
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.7
tuxTsrvrNumSubscribe
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.8
tuxTsrvrNumTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.9
tuxTsrvrTranAbt
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.10
tuxTsrvrTranCmt
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.11
tuxTsrvrTotReqC
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.12
tuxTsrvrTotWorkL
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.13
tuxTsrvrCltLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.14
tuxTsrvrCltPid
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.15
tuxTsrvrCltReply
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.16
tuxTsrvrCmtRet
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.17
tuxTsrvrCurConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.18
tuxTsrvrCurReq
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.19
tuxTsrvrCurService
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.20
tuxTsrvrCurTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.21
tuxTsrvrLastGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.22
tuxTsrvrSvcTimeOut
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.23
tuxTsrvrTimeLeft
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.24
tuxTsrvrTranLev
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.25
tuxTsrvrStateExt
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.26
tuxTsrvrGrpExt
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.27
tuxSrvrCurObjsExt (Tuxedo 8.0 or later)
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.32
tuxSrvrCurInterfaceExt (Tuxedo 8.0 or later)
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.37
tuxTsrvrCurDispatchThreads
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.100
tuxTsrvrHwDispatchThreads
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.110
tuxTsrvrNumDispatchThreads
.1.3.6.1.4.1.140.300.20.2.1.120
tuxTsrvrIdExt
構文
INTEGER (1..30001)
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループ内でユニークなサーバー識別番号。
tuxTsrvrGrpNoExt
構文
INTEGER (1..30000)
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーのグループに関連付けられたグループ番号。
tuxTsrvrNumConv
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpconnect(3)を使用して開始した会話の数。
tuxTsrvrNumDeque
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpdequeue(3)を使用してキューからの取出し操作を開始した回数。
tuxTsrvrNumEnque
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpenqueue(3)を使用してキューへの登録操作を開始した回数。
tuxTsrvrNumPost
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtppost(3)を使用して開始したポストの数。
tuxTsrvrNumReq
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始したリクエストの数。
tuxTsrvrNumSubscribe
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpsubscribe(3)を使用して行ったサブスクリプションの数。
tuxTsrvrNumTran
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが最後に起動または再起動されて以降に開始されたトランザクションの数。
tuxTsrvrTranAbt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが最後に起動または再起動されて以降に停止されたトランザクションの数。
tuxTsrvrTranCmt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが最後に起動または再起動されて以降にコミットされたトランザクションの数。
tuxTsrvrTotReqC
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが完了した総リクエスト数。会話型サーバーの場合(tuxTsrvrConv == yes(1))、tuxTsrvrTotReqC値は完了した着信会話数を示します。tuxTsrvrTotReqC値は実行時の値で、サーバーの再起動時には保持されますが、サーバーを停止すると失われます。
tuxTsrvrTotWorkL
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが完了した負荷。会話型サーバーの場合(tuxTsrvrConv == yes(1))、tuxTsrvrTotWorkL値は完了した着信会話の負荷を示します。tuxTsrvrTotWorkL値は実行時の値で、サーバーの再起動時には保持されますが、サーバーを停止すると失われます。
tuxTsrvrCltLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
要求元のクライアントまたはサーバーの論理マシン。リクエスト元のクライアントまたはサーバーとは、サーバーが現在実行しているサービスをリクエストしたプロセスです。
tuxTsrvrCltPid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
要求元のクライアントまたはサーバーのUNIXシステム・プロセス識別子。
注意:
UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、このオブジェクトは返されないことがあります。
tuxTsrvrCltReply
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) | null(3) }
アクセス
読取り専用
説明
yes(1)
要求元のクライアントまたはサーバーが応答を要求します。
no(2)
要求元のクライアントまたはサーバーが応答を要求しません。
tuxTsrvrCmtRet
構文
INTEGER { complete(1) | logged(2) }
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーのTP_COMMIT_CONTROL特性の設定。この特性の詳細は、TuxedoシステムATMI関数tpscmt(3)の説明を参照してください。
tuxTsrvrCurConv
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpconnect(3)を使用して開始した会話のうち、現在もアクティブな会話の数。
tuxTsrvrCurReq
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpcall(3)またはtpacall(3)を使用して開始し、現在もアクティブなリクエストの数。
tuxTsrvrCurService
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読取り専用
説明
サーバーが現在処理中のサービスがある場合、そのサービスの名前。
tuxTsrvrCurTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ローカル・ホストで1970年1月1日の00:00:00 UTCから現在までの時間(単位は秒)。このオブジェクトを使用して、tuxTsrvrTimeStartおよびtuxTsrvrTimeRestartオブジェクト値からの経過時間を算出することができます。
tuxTsrvrLastGrp
構文
INTEGER (1..30000)
アクセス
読取り専用
説明
最後に開始されたサービス・リクエストまたはこのサーバーから開始された会話のサーバー・グループ番号(tuxTgroupNo)。
tuxTsrvrSvcTimeOut
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが現在のサービス・リクエストを処理するために残っている時間がある場合に、その時間(単位は秒)。アクティブなサービスに対して0を指定すると、タイムアウト処理は行われません。詳細は、tuxTsvcTimeOutを参照してください。
tuxTsrvrTimeLeft
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間(単位は秒)。タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。
tuxTsrvrTranLev
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーの現在のトランザクション・レベル。 値が0の場合は、サーバーが現在トランザクションに関与していないことを示します。
tuxTsrvrStateExt
構文
INTEGER { active(1) | inactive(2) | migrating(3) | cleaning(4) | restarting(5) | suspended(6) | partitioned(7) | dead(8) }
アクセス
読取り専用
説明
詳細はtuxTsrvrStateを参照してください。
tuxTsrvrGrpExt
構文
DisplayString
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが属するグループの名前。このオブジェクトは、判読性の目的でのみ含まれています。
tuxSrvrCurObjsExt (Tuxedo 8.0以上)
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーの掲示板のオブジェクト表で使用しているエントリの数。
tuxSrvrCurInterfaceExt (Tuxedo 8.0以上)
構文
DisplayString (SIZE(1..128))
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーで現在アクティブなインタフェースの名前。
tuxTsrvrCurDispatchThreads
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーに対するアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの現在の数。
tuxTsrvrHwDispatchThreads
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーを最後に再起動して以降に、このサーバーに対して作成できるアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの最大数。アイドル状態のサービス・スレッドのキャッシュを制御するパラメータを指定している場合、ここで指定する数とサービス呼出しの数が異なる場合があります。
tuxTsrvrNumDispatchThreads
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーを最後に再起動して以降に、このサーバーに対して作成されたアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの総数。
tuxTsvcTbl
tuxTsvcTblグループには、アプリケーション内のサービスの構成特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値によって、構成済のサーバーを識別します。tuxTsvcTblオブジェクトは、tuxTsvcGrpグループの一部として個別に構成されていないサービスに、起動時の構成オブジェクトを提供します。
この表の索引はtuxTsvcNameです。このグループのオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。この表に新しい行を作成するには、表の既存ではない行に対してSETリクエストを発行する必要があります。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTsvcName
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.1
tuxTsvcType
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.2
tuxTsvcState
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.3
tuxTsvcAutoTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.4
tuxTsvcLoad
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.5
tuxTsvcPrio
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.6
tuxTsvcTimeOut
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.7
tuxTsvcTranTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.8
tuxTsvcBufType
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.9
tuxTsvcRoutingName
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.10
tuxTsvcEncryptionRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.20
tuxTsvcSignatureRequired
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.1.1.30
tuxTsvcName
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読み書き
説明
サービス名。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみ作成できます。
tuxTsvcType
構文
INTEGER { app(1) | callable(2) | system(3) | unknown(4) }
アクセス
読取り専用
説明
サービスのタイプ。
app(1)
アプリケーション定義のサービス名を示します。
callable(2)
システム提供の呼出し可能なサービスを示します。
system(3)
システム提供のサービスと、システム呼出し可能なサービスを示します。system(3)サービスにはアプリケーションのクライアントとサーバーから直接アクセスできません。
tuxTsvcState
構文
INTEGER { active(1) | inactive(2) | invalid(3) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {active(1)|inactive(2)}
GET操作は、選択したtuxTsvcTblインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTsvcStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTsvcTblインスタンスが定義済で、tuxTsvcNameの値が一致するtuxTsvcGrpオブジェクトの少なくとも1つはアクティブです。
inactive(2)
tuxTsvcTblインスタンスが定義済で、tuxTsvcNameの値が一致するtuxTsvcGrpオブジェクトはどれもアクティブではありません。
SET: invalid(3)
SET操作は、選択したtuxTsvcTblインスタンスの構成情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTsvcStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
invalid(3)
アプリケーションのtuxTsvcTblインスタンスを削除します。状態の変更は、サービスがinactive(2)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はinvalid(3)になります。
tuxTsvcAutoTran
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
トランザクションを自動的に開始します。
yes(1)
リクエストがまだトランザクション・モードでない場合に、このサービスに対するサービスリクエスト・メッセージを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。
no(2)
トランザクションを自動的に開始しません。
注意:
このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブなtuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。
tuxTsvcLoad
構文
INTEGER (1..32768)
アクセス
読み書き
説明
このtuxTsvcTblオブジェクトは、システムに対する負荷を設定します。サービスの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。サービスの負荷は、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)に設定されている場合にのみ有効です。
注意:
このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブなtuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。
tuxTsvcPrio
構文
INTEGER (1..100)
アクセス
読み書き
説明
このtuxTsvcTblオブジェクトは、指定された優先度でキューから取り出されます。複数のサービス・リクエストがサービス・キューで待機している場合、優先度の高いリクエストから処理されます。
注意:
このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブなtuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。
tuxTsvcTimeOut
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このサービス名に対するリクエストを処理する際の時間制限(単位は秒)。このサービスのサービス・リクエストを処理するサーバーは、リクエストの処理が指定した時間制限値を超えると異常終了(kill -9)します。このオブジェクトを0に設定すると、サービスは異常終了しません。
注意:
このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブなtuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。
tuxTsvcTranTime
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このtuxTsvcTblオブジェクト用に自動的に開始されたトランザクションのトランザクション・タイムアウト値(単位は秒)。サービスのtuxTsvcAutoTranオブジェクト値がyes(1)である場合に、トランザクション・モードでないリクエストを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。
注意:
このオブジェクトを実行時に更新しても、アクティブなtuxTsvcGrpオブジェクトには反映されません。
tuxTsvcBufType
構文
DisplayString (SIZE(1..256))
アクセス
読み書き
説明
type1[:subtype1[,subtype2 . . . ]][;type2[:subtype3[,. . . ]]] . . .
このサービスで受信されるデータ・バッファのタイプとサブタイプのリスト。最大で32のタイプとサブタイプの組合せを使用できます。Tuxedoシステムで提供されるデータ・バッファのタイプは、FML (FMLバッファの場合)、VIEW、X_C_TYPE、X_COMMON (FMLビューの場合)、STRING (NULL終了文字列配列の場合)、CARRAYまたはX_OCTET (転送中にエンコードもデコードもされない文字列配列の場合)です。これらのタイプのうち、VIEW、X_C_TYPE、X_COMMONのみにサブタイプがあります。VIEWサブタイプは、サービスが想定する特定のVIEWの名前を提供します。アプリケーションのタイプとサブタイプも追加できます(tuxtypes(5)を参照)。サブタイプがあるバッファ・タイプの場合、サブタイプに「*」を指定すると、関連するバッファ・タイプのすべてのサブタイプをサービスが受け取るように指定できます。
1つのサービスは、固定数のバッファ・タイプ、つまりそのバッファ・タイプ・スイッチ(tuxtypes(5)を参照)で見つかるタイプしか解釈できません。tuxTsvcBufType値がALLに設定されている場合、そのサービスはバッファ・タイプ・スイッチで見つかるすべてのバッファ・タイプを受け取ります。
タイプ名の長さは8文字以下、サブタイプ名の長さは16文字以下です。タイプ名とサブタイプ名にセミコロン(;)、コロン(:)、カンマ(,)、アスタリスク(*)は使用できません。
注意:
tuxTsvcBufType値は、このサービス名を持つアプリケーション・サービスのインスタンスごとにサポートする必要があるバッファ・タイプを表します。このオブジェクトの値はサービスの起動時に処理されるので、このオブジェクトに対する更新が可能なのは、同じサービス名でアクティブなtuxTsvcGrpオブジェクトがないときのみです。
tuxTsvcRoutingName
構文
DisplayString (SIZE(0..15))
アクセス
読み書き
説明
このtuxTsvcTblオブジェクトは、指定されたルーティング基準名を保持します。このオブジェクトをアクティブに変更すると、関連するすべてのtuxTsvcGrpオブジェクトに反映されます。
tuxTsvcEncryptionRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このグループのどのアプリケーション・サービスにも、暗号化された入力メッセージ・バッファが必要です。
tuxTsvcSignatureRequired
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
yesに設定されている場合、このドメインのどのアプリケーション・サービスでも、その入力メッセージ・バッファに有効なデジタル署名が必要です。
tuxTsvcGrp
tuxTsvcGrpグループには、アプリケーション内のサービスやグループの構成特性と実行時属性が含まれます。このオブジェクト値によって、構成済のサービスやグループを識別したり、各オブジェクトに関連する統計やリソースを実行時に追跡したりできます。
tuxTsvcTbltuxTsvcGrpのどちらも、アプリケーション内のサービス名に対するアクティブ化時のオブジェクト値を定義します。サーバーを初めてアクティブにしたため、またはtpadvertise(3)を呼び出したために新たなサービスがアクティブ化(通知)されると、サービス開始時に使用するオブジェクト値は次の順序で決定されます。
1.
サービス名とサービス・グループが一致する構成済のtuxTsvcGrpエントリが存在する場合、通知されたサービスの初期構成には、このオブジェクトで定義されたオブジェクトが使用されます。
2.
それ以外の場合で、かつサービス名が一致する構成済のtuxTsvcTblエントリが存在する場合、通知されたサービスの初期構成には、このオブジェクトで定義されたオブジェクトが使用されます。
3.
それ以外の場合で、かつサービス名の値が一致する構成済のtuxTsvcGrpエントリが見つかった場合、通知されたサービスの初期構成には、最初に見つかったオブジェクトが使用されます。
4.
前述のいずれにも該当しない場合、通知されたサービスの初期構成には、サービス・オブジェクトのシステム・デフォルト値が使用されます。
このグループのオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
この表に新しい行を作成するには、少なくともtuxTsvcGrpNameを指定するSETリクエストを発行する必要があります。SETtuxTsvcGrpNametuxTsvcGrpSvcNameに指定される値の組合せは、既存の行とは一致していない必要があります。SETリクエストでtuxTsvcSrvrIdの値がゼロの場合、サービス・エントリは構成されますが、アクティブ化(通知)されません。tuxTsvcSrvrIdがゼロに設定されていない場合、tuxTsvcSrvrIdの値を使用してサービスがアクティブ化され、サーバー・インスタンスが識別されます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTsvcGrpSvcName
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.1
tuxTsvcGrpName
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.2
tuxTsvcGrpNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.3
tuxTsvcGrpState
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.4
tuxTsvcGrpAutoTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.5
tuxTsvcGrpLoad
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.6
tuxTsvcGrpPrio
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.7
tuxTsvcGrpSvcTimeOut
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.8
tuxTsvcGrpTranTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.9
tuxTsvcSrvrLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.10
tuxTsvcSrvrRqAddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.11
tuxTsvcSrvrId
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.12
tuxTsvcrName
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.13
tuxTsvcSrvrNcompleted
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.14
tuxTsvcSrvrNqueued
.1.3.6.1.4.1.140.300.10.2.1.15
tuxTsvcGrpSvcName
構文
DisplayString (SIZE(1..15))
アクセス
読取り専用
説明
サービス名。
tuxTsvcGrpName
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループ名。サーバー・グループ名にアスタリスクは使用できません。
tuxTsvcGrpNo
構文
INTEGER (1..29999)
アクセス
読み書き
説明
サーバー・グループ番号。
tuxTsvcGrpState
構文
INTEGER { active(1) | inactive(2) | invalid(3) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)|inactive(2)
GET操作は、選択したtuxTsvcGrpStateインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTsvcGrpStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
少なくとも1つのインスタンスがアクティブ、保留、または分断されています。
inactive(2)
定義済でアクティブでない状態にあるtuxTsvcGrpインスタンス。
SET: invalid(3)
SET操作は、対応するtuxTsvcGrpインスタンスを削除します。tuxTsvcGrpインスタンスを削除すると、このサービスを通知するグループの一部であるサーバー・インスタンスに対応した、関連のtuxTsvcSrvrインスタンスも削除されます。この遷移は、inactive(2)状態でのみ可能です。
tuxTsvcGrpAutoTran
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読み書き
説明
リクエストがまだトランザクション・モードでない場合に、このサービスに対するサービス・リクエスト・メッセージを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます(yes(1)を指定した場合)。
tuxTsvcGrpLoad
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読み書き
説明
このtuxTsvcGrpインスタンスは、システムに対する負荷を設定します。サービスの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。
tuxTsvcGrpPrio
構文
INTEGER (1..100)
アクセス
読み書き
説明
このtuxTsvcGrpオブジェクトは、指定された優先度でキューから取り出されます。複数のサービス・リクエストがサービス・キューで待機している場合、優先度の高いリクエストから処理されます。
tuxTsvcGrpSvcTimeOut
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このサービス名に対するリクエストを処理する際の時間制限(単位は秒)。このサービスのサービス・リクエストを処理するサーバーは、リクエストの処理が指定した時間制限値を超えると異常終了(kill -9)します。このオブジェクトを0に設定すると、サービスは異常終了しません。
tuxTsvcGrpTranTime
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このtuxTsvcGrpインスタンス用に自動的に開始されたトランザクションのトランザクション・タイムアウト値(単位は秒)。サービスのtuxTsvcGrpAutoTranオブジェクト値がyes(1)である場合に、トランザクション・モードでないリクエストを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。
tuxTsvcSrvrLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
このサービスを提供するアクティブなサーバーを実行している現在の論理マシン。
tuxTsvcSrvrRqAddr
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
このサービスを提供するアクティブなサーバーのリクエスト・キューのシンボリック・アドレス。このオブジェクトの詳細は、tuxTsrvrRqAddrを参照してください。
tuxTsvcSrvrId
構文
INTEGER (1..30000)
アクセス
読み書き
説明
サービスを一部に含むサーバーのID。ユーザーはこのオブジェクトの値を設定して、1つ以上のtuxTsvcGrpインスタンスをアクティブ化(通知)することもできます。このオブジェクトを設定するために指定する値は、tuxTsvcGrpの他のインスタンスのアクティブ化にも使用されます。
tuxTsvcrName
構文
DisplayString (SIZE(1..127))
アクセス
読み書き
説明
このサービスのプロセス・リクエストに割り当てられた関連サーバー内の関数名。このオブジェクトを指定すると、tuxTsvcGrpインスタンスがアクティブ化(通知)されます。ユーザーはSNMP索引で対応するサーバー・インスタンスのサーバーID (tuxTsvcSrvrId)を指定する必要があります。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxTsvcSrvrNcompleted
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
検索されたアクティブなインスタンス、またはアクティブ化(通知)されて以降に一時停止したインスタンスに関連して完了したサービス・リクエストの数。
注意:
tuxTsvcSrvrNcompleted値は、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)に等しい場合にのみ返されます。
tuxTsvcSrvrNqueued
構文
INTEGER (0..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このサービスのキューに現時点で登録されているリクエストの数。tuxTsvcSrvrNqueuedの値は、リクエストがキューに登録されるとインクリメントされ、サーバーがキューからリクエストを取り出すとデクリメントされます。
注意:
tuxTsvcSrvrNqueued値は、tuxTdomainModelsingle-machine(1)に設定されていて、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)に設定されている場合にのみ返されます。
tuxTlistenTbl
tuxTlistenTblグループには、分散アプリケーションのためのTuxedoリスナー・プロセスの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTlistenLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.21.1.1.1
tuxTlistenState
.1.3.6.1.4.1.140.300.21.1.1.2
tuxTlistenLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
論理マシン識別子。
tuxTlistenState
構文
INTEGER { inactive(2) | active(1) }
アクセス
読取り専用
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: {active(1)|inactive(2)}
GET操作は、選択したtuxTlistenTblインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTlistenStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
tuxTlistenTblインスタンスがアクティブです。
inactive(2)
tuxTlistenTblインスタンスがアクティブではありません。
tuxTranTbl
tuxTranTblグループには、アプリケーション内のアクティブなトランザクションの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表の行の索引はtuxTranIndx1tuxTranIndx2tuxTranIndx3tuxTranIndx4tuxTranIndx5の各オブジェクトから構成されます。この表のオブジェクトには、ローカル・マシンにインストールされているTuxedo SNMPエージェントを通じてのみアクセスできます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTranCoordLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.1
tuxTpTranId
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.2
tuxTranXid
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.3
tuxTranIndx1
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.4
tuxTranIndx2
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.5
tuxTranIndx3
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.6
tuxTranIndx4
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.7
tuxTranIndx5
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.8
tuxTranState
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.9
tuxTranTimeOut
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.10
tuxTranGrpCnt
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.11
tuxTranGrpIndex
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.12
tuxTranGrpNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.13
tuxTranGstate
.1.3.6.1.4.1.140.300.23.1.1.14
tuxTranCoordLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
トランザクションを調整するサーバー・グループの論理マシン識別子。
tuxTpTranId
構文
DisplayString (SIZE(2..78))
アクセス
読取り専用
説明
tpsuspend(3)から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。
tuxTranXid
構文
DisplayString (SIZE(2..78))
アクセス
読取り専用
説明
tx_info(3)から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。
tuxTranIndx1
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
tuxTranIndx2
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
tuxTranIndx3
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
tuxTranIndx4
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
tuxTranIndx5
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この数値は、この表に一意の索引を作成するためにのみ存在します。
tuxTranState
構文
INTEGER { active(1) | abort-only(2) | aborted(3) | com-called(4) |ready(5) | decided(6) | suspended(7) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)|abort-only(2)|aborted(3)|com-called(4)|ready(5)|
decided(6)|suspended(7)
GET操作は、選択したtuxTranTblインスタンスの実行時情報を検索します。次に示す状態は、tuxTranStateオブジェクトの意味を示します。これら以外の状態は返されません。同一のグローバル・トランザクションに付属する別個のオブジェクトは、トランザクション識別子は同じですが状態は異なることがあります。一般的に、コーディネータ・サイトで示される状態(tuxTranCoordLmid)がトランザクションの本当の状態です。例外は、コーディネータ・サイト以外のサイトが、トランザクションの状態をabort-only(2)に遷移させる条件を通知した場合です。この遷移は、最終的にはコーディネータ・サイトに伝播され、トランザクションがロールバックされます。ただし、この変更がすぐにはコーディネータ・サイトに反映されないこともあります。
active(1)
トランザクションはアクティブです。
abort-only(2)
トランザクションは検索サイトでロールバックされるものと識別されています。
aborted(3)
トランザクションはロールバックされるものと識別され、検索サイトでロールバックが開始されました。
com-called(4)
トランザクションのイニシエータがtpcommit(3)を呼び出し、検索サイトで2フェーズ・コミットの第1フェーズが開始されました。
ready(5)
検索サイトの参加グループすべてが2フェーズ・コミットの第1フェーズを正常に完了し、コミット可能な状態です。
decided(6)
検索サイトで2フェーズ・コミットの第2フェーズが開始されました。
suspended(7)
トランザクションのイニシエータがトランザクション処理を中断しました。この状態は、イニシエータのサイトのみから返されます。
SET: aborted(3)
SET操作は、選択したtuxTranTblインスタンスの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTranStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
aborted(3)
アプリケーションに対するtuxTranTblインスタンスを中止します。状態の変更は、トランザクションがactive(1)状態、abort-only(2)状態、またはcom-called(4)状態の場合にのみ可能です。tuxTranGstateに対する変更を伴うことはできません。正常に終了すると、オブジェクトの状態はaborted(3)になります。
tuxTranTimeOut
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
検索サイトでトランザクションがタイムアウトになるまでの残り時間(単位は秒)。tuxTranTimeOut値はトランザクション状態がactive(1)である場合にのみ返されます。
tuxTranGrpCnt
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
検索サイトから返された情報により、トランザクション内の参加リソースとして識別されたグループの数。
tuxTranGrpIndex
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このオブジェクトに対応する最初のグループに固有のオブジェクト値(tuxTranGrpNoおよびtuxTranGstate)の索引。
tuxTranGrpNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
参加しているグループのグループ番号。
tuxTranGstate
構文
INTEGER { active(1) | aborted(2) | rd-only(3) | ready(4) | hcommit(5) | habort(6) | done(7) | pre-prepare(8) | post-abort(9) | post-commit(10) | unknown(11) )
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET: active(1)|aborted(2)|rd-only(3)|ready(4)|hcommit(5)|habort(6)
|done(7)
GET操作は、選択したtuxTranTblインスタンスの指定されたグループに関する実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるtuxTranGstatの意味を示します。これら以外の状態は返されません。同一のグローバル・トランザクションに付属する別個のオブジェクトは、トランザクション識別子は同じですが、個別のグループの状態は異なることがあります。一般的に、グループのサイトで示される状態が、トランザクションに参加しているグループの本当の状態です。例外は、コーディネータ・サイトがトランザクションを中止することを決定し、各参加リソース・グループの状態をaborted(2)に設定した場合です。この遷移はグループのサイトに伝播され、トランザクション内のグループの作業がロールバックされます。ただし、すぐには反映されないことがあります。
active(1)
トランザクションは、指定したグループ内でアクティブです。
aborted(2)
トランザクションはロールバックされるものと識別され、指定されたグループのロールバックが開始されました。
rd-only(3)
このグループでは、2フェーズ・コミットの第1フェーズが正常に完了し、リソース・マネージャ上で読取り操作のみが実行されています。したがって、コミットの第2フェーズを実行する必要はありません。
ready(4)
グループは2フェーズ・コミットの第1フェーズを正常に完了し、コミット可能な状態です。
hcommit(5)
このグループはヒューリスティックにコミットされました。この状態は、トランザクションの最終結果と一致する場合と一致しない場合があります。
habort(6)
このグループはヒューリスティックにロールバックされました。この状態は、トランザクションの最終結果と一致する場合と一致しない場合があります。
done(7)
このグループでは、2フェーズ・コミットの第2フェーズが完了しています。
pre-prepare(8)
トランザクションの処理中にxa_end (TMSUSPEND)を呼び出したTuxedoサーバーがトランザクション・グループに含まれており、コミット処理が開始されていることを示します。この状態は、xa_end (TMSUSPEND)を呼び出したすべてのサーバーがxa_end (TMSUCCESS)を呼び出してグループの状態が準備完了になるまで、またはターゲット・サーバーのいずれかがトランザクションをロールバックしてグループの状態がpost-abort(9)またはaborted(2)のいずれかになるまで続きます。
注意:
この状態は、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションでのみサポートされます。
post-abort(9)
Tuxedoサーバーがxa_end (TPFAIL)を呼び出したが、TMSがまだxa_rollback()を呼び出していないことを示します。この場合、xa_end (TMSUSPEND)を呼び出した他のTuxedoサーバーが、関連のCORBAオブジェクトをクリーンアップするための通知をTMSから受けています。
注意:
この状態は、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションでのみサポートされます。
post-commit(10)
この状態はまだ実装されていません。
注意:
この状態は、Tuxedo 8.0以上のアプリケーションでのみサポートされます。
SET: hcommit(5)| habort(6)
SET操作は、選択したtuxTranTblインスタンス内で送信されたリクエストの最初のグループの実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるtuxTranGstateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。状態遷移は、グループのサイトを表すオブジェクト内で実行される場合にのみ可能です。
hcommit(5)
グループの作業を、指定したトランザクションの一部としてヒューリスティックにコミットします。状態の変更は、tuxTranGstatetuxTranStateが準備完了で、指定したグループがコーディネータ・サイト上にない場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はhcommit(5)になります。
habort(6)
グループの作業を、指定したトランザクションの一部としてヒューリスティックにロールバックします。状態の変更は、tuxTranGstateactive(1)またはready(4)で、かつtuxTranStateready(4)であり、指定したグループがコーディネータ・サイト上にない場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はhabort(6)になります。
tuxTulogTable
tuxTulogTableグループには、アプリケーション内のユーザー・ログ(ULOG)ファイルの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。この表の索引は、tuxTulogSerNoです。この表のオブジェクトに対して返される値は、MIBの制御グループtuxTulogCtrlによって制御されます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTulogSerNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.1
tuxTulogLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.2
tuxTulogPmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.3
tuxTulogMmDdYy
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.4
tuxTulogTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.5
tuxTulogLine
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.6
tuxTulogMsg
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.7
tuxTulogTpTranId
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.8
tuxTulogXid
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.9
tuxTulogPid
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.10
tuxTulogSeverity
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.11
tuxTulogCat
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.12
tuxTulogMsgNum
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.13
tuxTulogProcName
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.14
tuxTulogThreadID
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.20
tuxTulogContextID
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.1.1.30
tuxTulogSerNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
tuxTulogTableにおける行の実行シリアル番号。
tuxTulogLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
検索マシンの論理マシン識別子。
tuxTulogPmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
物理マシン識別子。
tuxTulogMmDdYy
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ログ・ファイルの月、日、年。
tuxTulogTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
メッセージが生成された時刻。
tuxTulogLine
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ログ・ファイルにおけるメッセージのログ番号。
tuxTulogMsg
構文
DisplayString (SIZE(1..256))
アクセス
読取り専用
説明
ユーザー・ログ・ファイルに記録されているユーザー・ログ・メッセージのテキスト全体。
tuxTulogTpTranId
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読取り専用
説明
tpsuspend(3)から返されたトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。トランザクションに関連付けられていないメッセージでは、このオブジェクトの値として長さが0の文字列が検索されます。
tuxTulogXid
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読取り専用
説明
tx_info(3)から返されたトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザーはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。トランザクションに関連付けられていないメッセージでは、このオブジェクトの値として長さが0の文字列が検索されます。
tuxTulogPid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
ユーザー・ログ・メッセージを生成したクライアントまたはサーバーのプロセス識別子。
tuxTulogSeverity
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
メッセージの重大度(指定されている場合)。
tuxTulogCat
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
メッセージがメッセージ・カタログから生成された場合は、そのカタログの名前。
tuxTulogMsgNum
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
メッセージがカタログから生成された場合は、そのカタログのメッセージ番号。
tuxTulogProcName
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
ユーザー・ログ・メッセージを生成したクライアントまたはサーバーのプロセス名。
tuxTulogThreadID
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このユーザー・ログ・メッセージを記述したスレッドの識別子。
tuxTulogContextID
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この特定のアプリケーション関連の識別子。
tuxTulogCtrl
tuxTulogCtrlグループには、tuxTulogTableによって返されるユーザー・ログ(ULOG)メッセージを制御するオブジェクトが含まれます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTulogLmidCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.1
tuxTulogPmidCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.2
tuxTulogMmddyyCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.3
tuxTulogTimeCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.4
tuxTulogEndTimeCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.5
tuxTulogLineCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.6
tuxTulogMsgCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.7
tuxTulogTptranIdCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.8
tuxTulogXidCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.9
tuxTulogPidCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.10
tuxTulogSeverityCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.11
tuxTulogCatCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.12
tuxTulogMsgNumCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.13
tuxTulogProcNameCtrl
.1.3.6.1.4.1.140.300.9.2.14
tuxTulogLmidCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableに対してユーザー・ログ・ファイルが読み込まれた場所からマシンを修飾する論理マシンID。デフォルトでは、ULOGPFXに従ってローカル・ホストからULOGファイルが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
tuxTulogPmidCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージの接続元のマシンを修飾する物理マシン名。デフォルトでは、tuxTulogLmidCtrlで修飾されるULOGのすべてのホストからのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
tuxTulogMmddyyCtrl
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する日付値。デフォルト値は現在の日付です。修飾子の値をデフォルトに戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
tuxTulogTimeCtrl
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableにユーザー・ログ・メッセージがリストされるときの時間範囲の開始時刻。この数値は、- "hrs*10000 + mins*100 + secs"未満で計算されます。デフォルト値は0です。
tuxTulogEndTimeCtrl
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableにユーザー・ログ・メッセージがリストされるときの時間範囲の終了時刻。この数値は、- "hrs*10000 + mins*100 + secs"未満で計算されます。デフォルトでは、最大値が考慮されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
tuxTulogLineCtrl
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableにユーザー・ログ・メッセージがリストされるときの開始行番号。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
tuxTulogMsgCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
メッセージ本文に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、すべてのメッセージがリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
tuxTulogTptranIdCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..78))
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableに表示されるメッセージを修飾するtuxTpTranIdの値。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、これをnullに設定します。
tuxTulogXidCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableに表示されるメッセージを修飾するtuxTranXidの値。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、これをnullに設定します。
tuxTulogPidCtrl
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableに表示されるメッセージを修飾するソースのプロセスIDの値。デフォルトでは、任意にPIDのメッセージがリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
tuxTulogSeverityCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
メッセージの重大度に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、どの重大度のメッセージもリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
tuxTulogCatCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
カタログ名に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、すべてのカタログのメッセージがリストされます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
tuxTulogMsgNumCtrl
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
tuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾するカタログでのメッセージ番号。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトを0に設定します。
tuxTulogProcNameCtrl
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
メッセージを生成したプロセスの名前に基づいてtuxTulogTableにリストされるユーザー・ログ・メッセージを修飾する正規表現。デフォルトでは、すべてのメッセージが返されます。デフォルト設定に戻す場合には、このオブジェクトをnullに設定します。
tuxTnetGrpTbl
tuxTnetGrpTblグループには、ネットワーク・グループのアプリケーション特性を表すオブジェクトが含まれます。ネットワーク・グループとはtuxTnetMapTbl表エントリのtuxTnetMapNaddrオブジェクトで定義されているネットワーク・アドレス上で通信できる論理マシンのIDのグループです。行を作成するには、tuxTnetGrpNametuxTnetGrpNotuxTnetGrpPrioを指定したSETリクエストが必要です。この表の索引は、tuxTnetGrpNoで提供されます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTnetGrpName
.1.3.6.1.4.1.140.300.28.1.1
tuxTnetGrpNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.28.1.2
tuxTnetGrpState
.1.3.6.1.4.1.140.300.28.1.3
tuxTnetGrpPrio
.1.3.6.1.4.1.140.300.28.1.4
tuxTnetGrpName
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
ネットワーク・グループの論理名。グループ名は表示可能な文字列で、シャープ(#)、カンマ(,)、コロン(:)、および改行文字は使用できません。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxTnetGrpNo
構文
INTEGER (1..8191)
アクセス
読み書き
説明
ネットワーク・グループのグループ識別子。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxTnetGrpState
構文
INTEGER { valid(1) | invalid(2) }
アクセス
読み書き
説明
GETリクエストは、選択したtuxTnetGrpTblインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、返される値の意味を示します。
GET: valid(1)
インスタンスが定義されています。これは、このオブジェクトでのみ有効な状態です。
SET: invalid(2)
選択したtuxTnetGrpTblインスタンスをアプリケーションから削除します。
これら以外の状態は返されません。
tuxTnetGrpPrio
構文
INTEGER (1..8191)
アクセス
読み書き
説明
このネットワーク・グループの優先度バンド。等しい優先度バンドを持つネットワーク・グループはすべて、並行して使用されます。
tuxTnetMapTbl
tuxTnetMapTblのインスタンスが、tuxTmachineLmidを、tuxTnetGrpTblのインスタンスに関連付けます。この表の行によって、どの論理マシンがどのネットワーク・グループに属するかが識別されます。行を作成するには、少なくともtuxTnetMapNaddrを指定したSETリクエストが必要です。この表の索引は、tuxTnetMapGrpNoおよびtuxTnetMapLmidによって提供されます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTnetMapGrpName
.1.3.6.1.4.1.140.300.33.1.1
tuxTnetMapGrpNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.33.1.2
tuxTnetMapLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.33.1.3
tuxTnetMapState
.1.3.6.1.4.1.140.300.33.1.4
tuxTnetMapNaddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.33.1.5
tuxTnetMapMinEncryptBit
.1.3.6.1.4.1.140.300.33.1.6
tuxTnetMapMaxEncryptBit
.1.3.6.1.4.1.140.300.33.1.7
tuxTnetMapGrpName
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
ネットワーク・グループの論理名。グループ名は表示可能な文字列で、シャープ(#)、カンマ(,)、コロン(:)、および改行文字は使用できません。
tuxTnetMapGrpNo
構文
INTEGER (1..8191)
アクセス
読み書き
説明
この論理ネットワーク・グループの識別子。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxTnetMapLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
このネットワーク・マッピングの論理マシン名。このオブジェクトは、行の作成中にのみ更新できます。
tuxTnetMapState
構文
INTEGER { valid(1) | invalid(2) }
アクセス
読み書き
説明
GETリクエストは、選択したtuxTnetMapTblインスタンスの構成情報を検索します。次に示す状態は、返されるtuxTnetMapStateの値の意味を示します。
GET: valid(1)
インスタンスが定義されています。これは、このオブジェクトでのみ有効な状態です。
SET: invalid(2)
選択したtuxTnetMapTblをアプリケーションから削除します。マッピングによりアクティブになっていたネットワーク・リンクは切断されます。この切断により、ネットワーク・リンクに関連付けられたtuxTBridgeTblインスタンスで状態変更が発生する場合があります。
これら以外の状態は返されません。
tuxTnetMapNaddr
構文
DisplayString (SIZE(1..256)) (Oracle Tuxedo 8.0以前では最大78バイト)
アクセス
読み書き
説明
論理マシンに配置されるBRIDGEプロセスがそのリスニング・アドレスとして使用する、完全なネットワーク・アドレスを指定します。BRIDGEのリスニング・アドレスは、ネットワーク対応アプリケーションに参加している他のBRIDGEプロセスがアクセスする、つまりtuxTdomainOptionsの値がlan(1)である場合の手段です。文字列が0xhex-digitsまたは \\xhex-digits形式の場合、偶数個の有効な16進数を含める必要があります。このような形式は、指定した文字列の16進数表現を含む文字配列に内部変換されます。TCP/IPアドレスの場合は、//hostname:port形式か、 #.#.#.#:port形式が使用されます。
tuxTnetMapMinEncryptBit
構文
INTEGER { none(1) | 40-bit(2) | 128-bit(3) | unknown(4) }
アクセス
読み書き
説明
このマシンとのネットワーク・リンクを確立するときの暗号化の必要レベルを指定します。
none(1)
暗号化なし
40-bit(2)および128-bit(3)
これらの値で、暗号化キーの長さ(ビット単位)を指定します。暗号化の最小レベルを満たすことができない場合には、リンクを確立しようとしても失敗します。
デフォルト値はnone(1)です。このオブジェクトを変更しても、すでに確立しているネットワーク・リンクには影響しません。
tuxTnetMapMaxEncryptBit
構文
INTEGER {none(1) | 40-bit(2) | 128-bit(3) | unknown(4) }
アクセス
読み書き
説明
暗号化は、ネットワーク・リンクを確立するときに指定したレベルまで調整が可能です。
none(1)
暗号化なし
40-bit(2)および128-bit(3)
これらの値で、暗号化キーの長さ(ビット単位)を指定します。
デフォルト値は128-bit(3)です。このオブジェクトを変更しても、すでに確立しているネットワーク・リンクには影響しません。
tuxTserverCtxtTbl
tuxTserverCtxtTblグループには、アプリケーション内の個々のサーバー・ディスパッチ・コンテキストの構成特性と実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。このグループは、シングル・コンテキスト・サーバーとマルチコンテキスト・サーバーの両方に定義されます。シングル・コンテキスト・サーバーの場合、このグループのオブジェクト値がtuxTsrvrTblグループの一部として繰り返されます。このグループのオブジェクトは読取り専用です。
これらのオブジェクト値によって、各サーバー・ディスパッチ・コンテキストに関連する統計値やリソースを実行時に追跡することができます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxTserverCtxtGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.10
tuxTserverCtxtServerID
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.20
tuxTserverCtxtContextID
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.30
tuxTserverCtxtCltLmId
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.40
tuxTserverCtxtCltPid
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.50
tuxTserverCtxtCltReply
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.60
tuxTserverCtxtCmtRet
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.70
tuxTserverCtxtCurConv
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.80
tuxTserverCtxtCurReq
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.90
tuxTserverCtxtCurService
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.100
tuxTserverCtxtLastGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.110
tuxTserverCtxtSvcTimeOut
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.120
tuxTserverCtxtTimeLeft
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.130
tuxTserverCtxtTranLev
.1.3.6.1.4.1.140.300.34.1.1.140
tuxTserverCtxtGrp
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループの論理名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
tuxTserverCtxtServerID
構文
INTEGER (SIZE(1..30000))
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループ内でユニークなサーバー識別番号。
tuxTserverCtxtContextID
構文
INTEGER (SIZE(-2..29999))
アクセス
読取り専用
説明
この特定のサーバー・コンテキストの識別子。
tuxTserverCtxtCltLmId
構文
INTEGER (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
要求元のクライアントまたはサーバーの論理マシン。リクエスト元のクライアントまたはサーバーとは、サーバーが現在実行しているサービスをリクエストしたプロセスです。
tuxTserverCtxtCltPid
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
要求元のクライアントまたはサーバーのUNIXシステム・プロセス識別子。
制限事項: UNIXシステム固有のオブジェクトです。アプリケーションを実行しているプラットフォームがUNIXベースでない場合、この属性は返されません。
tuxTserverCtxtCltReply
構文
INTEGER { yes(1) | no(2) }
アクセス
読取り専用
説明
要求元のクライアントまたはサーバーが応答を要求しているか(yes(1))、いないか(no(2))を指定します。
tuxTserverCtxtCmtRet
構文
INTEGER { complete(1) | logged(2) }
アクセス
読取り専用
説明
このオブジェクトは、このサーバーのTP_COMMIT_CONTROL特性の設定です。
この特性の詳細は、Oracle Tuxedo ATMI関数tpscmt(3c)の説明を参照してください。
tuxTserverCtxtCurConv
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpconnect()を使用して開始した会話のうち、現在もアクティブな会話の数。
tuxTserverCtxtCurReq
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーがtpcall()または tpacall()を使用して開始したリクエストのうち、現在もアクティブなリクエストの数。
tuxTserverCtxtCurService
構文
DisplayString (SIZE (1..127))
アクセス
読取り専用
説明
サーバーが現在処理中のサービスがある場合、そのサービスの名前。
tuxTserverCtxtLastGrp
構文
INTEGER (1..29999)
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが現在のサービス・リクエストを処理するために残っている時間がある場合に、その時間(単位は秒)。アクティブなサービスに対して0を指定すると、タイムアウト処理は行われません。
詳細は tuxTsvcTbl: tuxTsvcTimeOutを参照してください。
tuxTserverCtxtSvcTimeOut
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
最後に開始されたサービス・リクエストまたはこのサーバーから開始された会話のサーバー・グループ番号(tuxTgroupTable: tuxTgroupNo)。
tuxTserverCtxtTimeLeft
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間(単位は秒)。タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。
tuxTserverCtxtTranLev
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このサーバーの現在のトランザクション・レベル。 値が0の場合は、サーバーが現在トランザクションに関与していないことを示します。
beaEventFilters
Tuxedoイベント・フィルタを使用すると、モニター対象の各Tuxedoドメインに対して生成されるTuxedo通知のサブセットを定義できます。beaEventFiltersグループは、次のオブジェクトとグループ(表)で構成されます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
beaEvtFilterTblStatus
.1.3.6.1.4.1.140.300.14.1
beaEvtFilterTable
.1.3.6.1.4.1.140.300.14.2
beaEvtFilterTblStatus
構文
INTEGER { sync(1) | dirty(2) }
アクセス
読み書き
説明
エージェントの起動時は、このオブジェクトの値は常にsync(1)です。SETリクエストによってbeaEvtFilterTableになんらかの変更が行われると、このオブジェクトの値はdirty(2)になり、beaEvtFilterTableに対する変更は有効になりません。beaEvtFilterTableに対する変更が有効になるのは、このオブジェクトの値をsync(1)に設定したときのみです。値をsync(1)に設定すると、前回の同期以降の変更はすべてイベント処理モジュールに適用されます。
beaEvtFilterTable
beaEvtFilterTableグループには、SNMPエージェントに定義されているすべてのイベント・フィルタを表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値を使用して、SNMPトラップ通知として転送するイベントのコレクションが決定されます。
beaEvtFilterTableにおける列オブジェクトは、Oracle SNMPエージェント構成ファイル(beamgr.conf)でのTMEVENT_FILTERエントリのフィールドに対応します。詳細は、Oracle SNMPエージェント管理ガイド構成ファイルに関する項を参照してください。
注意:
この表に対する変更は、beaEvtFilterStatussync(1)に設定されている場合にのみ適用されます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
beaEvtFilterId
.1.3.6.1.4.1.140.300.14.1.1.1
beaEvtAgentName
.1.3.6.1.4.1.140.300.14.1.1.2
beaEvtExpr
.1.3.6.1.4.1.140.300.14.1.1.3
beaEvtFilter
.1.3.6.1.4.1.140.300.14.1.1.4
beaEvtFilterState
.1.3.6.1.4.1.140.300.14.1.1.5
beaEvtFilterId
構文
DisplayString (SIZE(1..16))
アクセス
読み書き
説明
フィルタ表内のイベント・フィルタの一意の識別子。
注意:
このオブジェクトは、行の作成中にのみSETできます。
beaEvtAgentName
構文
DisplayString (SIZE (1..32))
アクセス
読取り専用
説明
このフィルタをサポートするエージェントの論理エージェント名。MIBは問い合せたエージェントのイベント・フィルタしか返さないため、このオブジェクトはユーザーの便宜の目的でのみ用意されています。
beaEvtExpr
構文
DisplayString (SIZE (1..255))
アクセス
読み書き
説明
正規表現によるイベント名表現。正規表現の書式については、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページtpsubscribe(3c)を参照してください。Tuxedoシステム・イベントをSNMPトラップとして転送する場合は、その名前がこの表現と一致しなければなりません。Tuxedoイベント名のリストについては、『Oracle Tuxedoファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス』のリファレンス・ページEVENTS(5)を参照してください。このオブジェクトのデフォルトは、すべてのシステム・イベントです。
\.Sys.*
すべてのシステム・イベントに一致します。(このイベント名表現がデフォルトです。)
\.SysServer.*
は、サーバーに関連するすべてのシステム・イベントに一致します。
値をNONEにすると、選択したエージェントによる転送からすべてのイベントがブロックされ、同じ論理エージェント名の他のフィルタ表エントリはオーバーライドされます。
beaEvtFilter
構文
DisplayString (SIZE(1..255))
アクセス
読み書き
説明
イベント・フィルタ表現。各Tuxedoイベントには、イベントの関連情報を格納するFMLバッファが付いています。フィルタがある場合、バッファの内容は、このフィルタに関連して評価されます。フィルタはTRUEと評価される必要があり、評価されない場合にはイベントが転送されません。
SNMPエージェントは、このオブジェクトをtpsubscribe()の引数として使用します。詳細は、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』のリファレンス・ページtpsubscribe(3c)を参照してください。
TA_EVENT_SEVERITY==’ERROR’ || TA_EVENT_SEVERITY==’WARN’
TA_EVENT_SEVERITY!==’INFO’
TA_EVENT_LMID==’SITE1’
このフィルタは、重大度がERRORまたはWARNINGであるイベントを選択します。
beaEvtFilterState
構文
INTEGER { active(1) | inactive(2) | invalid(3) }
アクセス
読み書き
説明
このオブジェクトは、イベント・フィルタ・インスタンスの現在の状態を示します。
GET {active(1)|inactive(2)}
GET操作は、選択したbeaEvtFilterTblインスタンスの構成情報および実行時情報を検索します。次に示す状態は、GETリクエストへのレスポンスで返されるbeaEvtFilterStateの意味を示します。これら以外の状態は返されません。
active(1)
このフィルタが使用されています。
inactive(2)
このフィルタは使用されていません。
SET {active(1)|inactive(2)|invalid(3)}
SET操作は、選択したbeaEvtFilterTblインスタンスの構成情報および実行時情報を更新します。次に示す状態は、SETリクエストで設定されるbeaEvtFilterStateの意味を示します。これ以外の状態を設定することはできません。
active(1)
フィルタをアクティブにします。イベント・フィルタのアクティブ化は、フィルタがinactive(2)状態の場合にのみ実行できます。
inactive(2)
フィルタを非アクティブにします。イベント・フィルタの非アクティブ化は、フィルタがactive(1)状態の場合にのみ実行できます。
invalid(3)
このイベント・フィルタを非アクティブにし(アクティブな場合)て削除します。

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