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Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP 12cリリース2 (12.2.2)リリース・ノート

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP 12cリリース2 (12.2.2)リリース・ノート
次のトピックでは、このドキュメントについて説明します。
Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP 12cリリース2 (12.2.2)について
Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP 12cリリース2 (12.2.2)を使用すると、Tuxedoアプリケーションとメインフレーム・ベースのアプリケーションとの間で、トランザクション型でないリクエストとレスポンスを透過的にやり取りできます。
最新情報
このリリースでは、TMA TCPに関する従来のユーザー名およびパスワードの検証が廃止されました。かわりに、z/CICSとz/IMSを含むTMA TCPの接続検証を強化するためにマジック・ナンバーを使用します。
インストールに関する注意
Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP 12cリリース2 (12.2.2)は、次のOracle Tuxedoリリースでサポートされています。
詳細は、「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCPのインストール」「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCPがサポートされるプラットフォーム、ハードウェア要件およびソフトウェア要件」を参照してください。
eLink TCP 3.xからのアップグレード
eLink TCP 3.xからOracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP 12cリリース2 (12.2.2)にアップグレードする場合は、新規に製品インストールを実行してください。UBBCONFIG, DMCONFIGファイルとGWICONFIGファイルの編集が必要になります。Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP のオンライン・ドキュメントに記載されている構成情報を参照してください。
注意:
データ依存のルーティングをサポートするためのeLink TCP 3.xのアップグレード
データ依存のルーティングがサポートされるようにする場合は、GWICONFIGファイルの内容に対する制限が何点か余計にかかりました。
過去のリリースでは、GWICONFIGファイルのNATIVEセクションとFOREIGNセクションにおけるエントリの名前付けに制限はありませんでした。eLink TCP 3.2以降は、GWICONFIGファイルのNATIVEセクションの各エントリには、DMCONFIGファイルのDM_LOCAL_DOMAINS内に同じ名前の対応エントリがなければなりません。GWICONFIGファイルのFOREIGNセクションの各エントリには、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_DOMAINSセクションに同じ名前の対応エントリがなければなりません。
サービスのルーティングはDMCONFIGファイルの内容に基づいて決定されるようになったため、GWICONFIGファイルのLOCAL_SERVICESセクションのサービスを、そのファイルのNATIVEエントリに関連付ける必要がなくなりました。したがって、LOCAL_SERVICESセクションのNATIVEキーワードは、有効なエントリではなくなりました。DM_LOCAL_SERVICESセクションのサービス・エントリに対応するLDOMを指定するか、デフォルトのサービス割当てルールを適用することにより、サービスをDMCONFIGファイルのローカル・ドメインに関連付けるようになりました。
同じような目的で、GWICONFIGファイルのREMOTE_SERVICESセクションのサービスを、そのファイルのFOREIGNエントリに関連付ける必要がなくなりました。したがって、REMOTE_SERVICESセクションのFOREIGNキーワードは、有効なエントリではなくまりました。DM_REMOTE_SERVICESセクションのサービス・エントリに、対応するRDOMを指定するか、データ依存のルーティングを指定するルーティング文を使用するか、あるいはデフォルトのサービス割当てルールを適用することにより、サービスをDMCONFIGファイルのリモート・ドメインに関連付けるようになりました。詳細は、Oracle Tuxedoのドキュメントを参照してください。
既知の問題点
一部のシステム構成では、CICSリクエスタ(LNKIBMLNKINT)をリンクするための付属のJCLを使用すると、問題が発生することがあります。IBM APARのII10227とPQ19993については、SEZACMTXライブラリやSCEELKEDライブラリをリンクする場合は、次に示すように、SYSLIB文のSCEELKEDの前にSEZACMTXを指定することをお薦めします。
//SYSLIB DD ...
// DD DSNAME=hlq.SEZACMTX,DISP=SHR
// DD ...
// DD DSNAME=hlq.SCEELKED,DISP=SHR
// DD ...
付属のJCLは、この推奨事項を満たしていません。場合によっては、次のSYSLIBセクションの例に示すように、付属のJCLを編集してからリクエスタをリンクする必要があります。
//SYSLIB DD DSN=CICS.SDFHLOAD,DISP=SHR
// DD DSN=&TCPLIB,DISP=SHR
// DD DSN=SYS1.SEZACMTX,DISP=SHR
// DD DSNAME=SYS1.SCEELKED,DISP=SHR
 

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