ELS 7.2 の拡張機能は次のとおりです。
SL8500 の回転 CAP より高い CAP スループットを提供する SL8500 ライブラリの Bulk CAP のサポート。
影響を受けるコマンドには、Display Cap、Display CDS、EJect、および新しいコマンドである SET EJCTSKP が含まれます。『コマンド、制御文、およびユーティリティーリファレンス』を参照してください。CAP タイプや CAP 状態を変更する方法について詳細に説明した新しい手順が『HSC および VTCS の管理』ドキュメントに追加されました。メッセージ SLS2008I、SLS4001I、および SLS4419I が更新され、『メッセージおよびコード』に表示されています。
VTCS での 512 個の VTD のサポート。
影響を受けるコマンドには、Display Cap、Display CDS、EJect、および新しいコマンドである SET EJCTSKP が含まれます。『コマンド、制御文、およびユーティリティーリファレンス』を参照してください。CAP タイプや CAP 状態を変更する方法について詳細に説明した新しい手順が『HSC および VTCS の管理』ドキュメントに追加されました。メッセージ SLS2008I、SLS4001I、および SLS4419I が更新され、『メッセージおよびコード』に表示されています。
SWitch コマンドが、切り替え処理と競合する HSC/ELS コンプレックス内のアクティブなホストを表示するように拡張されました。影響を受けるコマンドには、Display Status および SWitch RESET が含まれます。『コマンド、制御文、およびユーティリティーリファレンス』を参照してください。メッセージ SLS0044I および SLS1670I が新規であり、SLS0157I、SLS0453I、SLS0910I、SLS1008I、および SLS1656E が変更されました。『メッセージおよびコード』ドキュメントを参照してください。
リモートアウトボード oVTCS を z/OS 常駐 CDS データベースにアクセスするためのローカル z/OS VTCS として機能できるようにする oVTCS CDS データベースサーバーコンポーネントプロキシのサポート。『コマンド、制御文、およびユーティリティーリファレンス』の DBSERVer コマンドおよび『HSC および VTCS の構成』ドキュメントの付録 M oVTCS CDS データベースサーバーの実行を参照してください。メッセージ SLS0780I, SLS0781I, SLS0782I, SLS0783I, SLS0784I, SLS0785I, SLS0786I, SLS0787I, SLS0788I, SLS0789I, SLS0790I, SLS0791I, SLS0792I, および SLS0793I が追加されました。『メッセージおよびコード』ドキュメントを参照してください。
VTV データの移動を制限したり、ALP (Automatically Linked Partition) MVC 上の使用頻度の低いパーティションを解放したりするために使用できる RECLaim MOVEDATA パラメータのサポート。『コマンド、制御文、およびユーティリティーリファレンス』を参照してください。『HSC および VTCS の構成』ドキュメントの動的リクレイム - VTV データ移動の指定も参照してください。
SMC 7.2 には、次の拡張機能および変更点が備わっています。
『コマンド、制御文、およびユーティリティーリファレンス』に表示される次の SMC コマンドのサポート。
SMC オフロードユーティリティー (SMCUSMF) は、VSM コンソール (VSMc) サーバーから SMF レコードをオフロードします。
SMC LIMIT コマンドを使用すると、SMC サブシステム内のリソースの使用を制限できます。このコマンドは、Sx78 タイプの異常終了の可能性を制限するのに役立ちます。
SMC MONitor コマンドの説明を更新して、SMC が保留中のマウントの検出をサポートできない条件について注記するようにしました。
SMC Route コマンドの説明を更新して、ACSLS サーバーへの XAPI クライアントインタフェースのサポートについて注記するようにしました。
SMC VMSG コマンドを使用すると、仮想ストレージマネージャーコンソール (VSMc) メッセージプロセッサクライアントを起動または停止できます。