この章では、HSC、VTCS、および CDRT によって発行されるメッセージについて説明します。これらのメッセージは「SLS」接頭辞で識別されます。
command string
説明
: このメッセージはオペレータが入力したコマンド文字列を返すものです。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Invalid Command
CCCCCCCC
説明
: 有効なサブシステムコマンドではないコマンド (CCCCCCCC) の入力が試みられました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 正しいコマンドを入力します。
Keyword
CCCCCCC1
must have a value for
CCCCCCC2
command
説明
: キーワード CCCCCCC1 の値が指定されなかったか、キーワード CCCCCCC1 に指定された値をパーサーが正しく解釈できませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: そのキーワードの値を正しく指定してコマンドを再入力します。
No value allowed for keyword
CCCCCCCC1
on
CCCCCCCC2
command
説明
: コマンド CCCCCCCC2 のキーワード CCCCCCCC1 には値を指定できませんが、値が入力されました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 値を指定しないでコマンドキーワードを再入力します。
CCCCCCCC1
mutually exclusive with
CCCCCCCC2
for
CCCCCCCC3
command
説明
: 2 つの相互に排他的なパラメータ (CCCCCCCC1、CCCCCCCC2) が CCCCCCCC3 コマンドに入力されました。位置指定パラメータは POSxx (xx はパラメータの位置) として識別されます。キーワードパラメータはその名前によって識別されます。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: いずれか 1 つのパラメータを削除してコマンドを再入力します。
Parameter error on
CCCCCCCC1
for
CCCCCCCC2
command
説明
: CCCCCCCC1 で示される位置指定パラメータに、コマンドで無効な構文が含まれています。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 正しいパラメータを再入力します。
Syntax error at parm offset
DDDDDDDD
for
CCCCCCCC1
command -----
CCCCCCCCCCCC2
説明
: CCCCCCCCCCCC2 という理由で、CCCCCCCC1 コマンドのパラメータオフセット DDDDDDDD で構文エラーが検出されました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 構文エラーなしでコマンドを再入力します。
Data Base Status:
CDS DSN Active Primary Primary DSN Yes|No Secondary Secondary DSN or (not configured) Yes|No Standby Standby DSN or (not configured) Yes|No
説明
: 構成されてアクティブになっている HSC データベース名が一覧表示されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC1
name changed from
CCCCCCCC2
to
CCCCCCCC3
説明
: CDS オブジェクト (レコード) の名前が変更されました。CCCCCCCC1 は次のいずれかです。
ACS
LSM
CAP
CCCCCCCC2
は古い名前を示しています。
CCCCCCCC3
は新しい名前を示しています。
システムアクション
: アクションはありません。処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 情報メッセージであるため、必要なアクションはありません。
Null is a reserved word and cannot be used
説明
: 予約語「NULL」を許可されていない場所で使用しようとしました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 別の単語を選択して、コマンドを再発行します。
Invalid value for
CCCCCCCC1
on
CCCCCCCC2
command
説明
: 指定のパラメータ (CCCCCCCC1) に入力されたデータが CCCCCCCC2 コマンドでは無効です。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 有効なデータでコマンドを再入力します。
Mandatory parameter
CCCCCCCC1
missing for
CCCCCCCC2
command
説明
: 必須パラメータ (CCCCCCCC1) を指定しないでコマンド (CCCCCCCC2) が入力されました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 必須パラメータを指定してコマンドを再入力します。
LIST ID NAME
説明
: NAME LIST コマンドからの出力。
システムアクション
: アクションはありません。処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 情報メッセージであるため、必要なアクションはありません。
Command
CCCCCCCC
not implemented
説明
: 有効なサブシステムコマンドが入力されましたが、そのコマンドはまだ導入されていません。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Keyword
CCCCCCC1
specified more than once for the
CCCCCCC2
command
説明
: 指定されたコマンドで、キーワード CCCCCCC1 が重複して使用されています。このコマンド構文では、そのキーワードを 1 度しか指定できません。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: コマンドを訂正して、再入力します。
Host to Host Broadcast failed for MODIFY command; RC=
XXXXXXXX
説明
: すべてのオンラインホストにコマンドをブロードキャストしようとしました。そのブロードキャストは失敗しました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: メッセージに出力されたリターンコード (XXXXXXXX) を保存し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ACS subsystem command rejected; ASCOMM RC=
XXXXXXXX
説明
: ACS サブシステムコマンドの入力が試みられましたが、HSC のアドレス空間通信コンポーネントの障害が原因で処理されませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: メッセージに出力されたリターンコード (XXXXXXXX) を保存し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MODIFY command failed; LSM lock not available
説明
: LSM ロックとは、LSM の状態の変更を直列化するために使用されるソフトウェア構成です。LIBGEN には、LSM ごとに LSM ロックが 1 つ定義されています。
LSM ロックは、オンライン/オフライン処理中には HSC の「MODify lsm」コマンドによって保持され、HSC サブシステムの起動中には構成制御の初期化タスクによって保持されます。
メッセージ SLS0017I は、同じ LSM に対する別の MODify コマンドがすでに処理中である場合に、このホストまたはシステム内のほかの何らかのホスト上で発行されます。前の MODify コマンドはアクティブである場合も、キューに入れられて LSM が作動可能になるまで待機する場合もあります。
また、システム内の別のホストで構成制御の初期化が処理中である場合にもこのメッセージが発行されることがあります。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: キューに入っているコマンドがすべて完了するまで、または HSC サブシステムの初期化がシステム内のほかのいずれかのホストで完了するまで数秒待ってから、コマンドを再発行します。
それでも問題が続く場合は、HSC の Display Request コマンドを発行します。コマンド出力に「Vary lsm」というタイプのリクエストと、「WAITING」または「TEMP OUT」というステータスが示されている場合は、LSM にハードウェアの問題が発生している可能性があります。LSM を調べて、それが作動可能状態にあり、HSC と通信していることを確認します。
ハードウェアの問題をすぐに解決できない場合は、HSC コマンド「MODify lsm OFFline FORCE」を発行する必要があることがあります。ハードウェアの問題が解決されたあとで、もう一度 MODify コマンドを発行して LSM をオンラインにすることができます。
MODify lsm OFFline FORCE コマンドに続いて、メッセージ SLS0057I が表示され、SLSFCONF からのリターンコード 45344534 が示されることがあります。このメッセージが発行されるのは、アクティブであるか、キューに入っている MODify コマンドが保持する LSM ロックが MODify FORCE コマンドによって「盗まれた」からです。このメッセージは無視してかまいません。
注記:
MODify lsm OFFline FORCE コマンドは細心の注意を払って使用してください。LSM が強制的にオフラインにされると、その LSM に対する未処理のリクエストはすべて除去されるため、LSM を IML する必要が生じる場合があります。Invalid keyword
CCCCCCCC1
for
CCCCCCCC2
command
説明
: 指定のコマンド (CCCCCCCC2
) に対して入力されたキーワード (CCCCCCCC1) が無効であるか、その長さが 9 文字以上でした。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 正しいキーワードを指定してコマンドを再入力します。
DISPLAY data unavailable; database I/O error
説明
: Display コマンドの入力が試みられましたが、情報の収集中に制御データセットのエラーが発生しました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。ただし、可能であれば一部の情報が表示されることがあります。
ユーザーの対応
: 制御データセットのエラーの原因を調べて、修正します。その後、コマンドを再入力します。
CCCCCCCC1
co-requisite
CCCCCCCC2
missing for
CCCCCCCC3
command
説明
: CCCCCCCC3 コマンドで、あるパラメータ (CCCCCCCC1) と相互に必要なもう 1 つのパラメータ (CCCCCCCC2) が入力されませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 正しい相互に必要なパラメータを指定してコマンドを再入力します。
Value for
CCCCCCCC1
parameter contained invalid data for
CCCCCCCC2
command
説明
: CCCCCCCC2 コマンドで、パラメータ (CCCCCCCC1) に入力された値が無効であるか、構文エラーが含まれていました。
一般的な構文エラーの 1 つは、左アポストロフィ/括弧または右アポストロフィ/括弧が不足しているか、その位置が正しくないアポストロフィまたは括弧内に入れられたテキストです。
値の指定エラーは、10 進値が必要とされる場所に 16 進値を指定するなど、間違った文字タイプの使用が考えられます。また、必要に応じて、位置を区切るためにコロンではなくピリオドが使用されるライブラリアドレスなど、無効な区切り文字が指定された可能性があります。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 正しい値または構文でコマンドを再入力します。
Invalid value length for
CCCCCCCC1
parameter on the
CCCCCCCC2
command
説明
: CCCCCCCC2 コマンドで、このパラメータ (CCCCCCCC1) に入力された値がその長さ指定を超えました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 正しい値を指定してコマンドを再入力します。
Invalid {
CCCCCCC
} range (
CCCCCC-CCCCCC
) for {
CCCCCCCC
} command
説明
: 無効な範囲を指定して CCCCCCCC コマンドを入力しようとしました。2 番目の要素が最初の要素よりも大きくないか、CAP 範囲の場合に PCAP が指定されました。
システムアクション
: 場合によっては、そのコマンドは実行されません。また、無効な部分を無視してコマンドが実行される場合もあります。
ユーザーの対応
: 2 番目の要素が最初の要素よりも大きくなるか、CAP 範囲であれば、いずれの CAPid も PCAP を指定しないような有効な範囲を指定して、コマンドを再入力します。
EJECT volser
volser
ignored; volume is {SELECTED|ERRANT|NOT FOUND|NOT IN ACS|IN OFFLINE LSM|INVALID}
説明
: EJect コマンドが、SELECTED、ERRANT、NOT FOUND、NOT IN ACS、IN OFFLINE LSM、または INVALID であったボリュームに対して入力され、回復できませんでした。
SELECTED は、イジェクトが試みられたときにボリュームが使用中であったことを示します (ボリュームがマウントされていた可能性があったなど)。ボリュームが間違って選択されている場合は、UNSElect ユーティリティーを実行してから、コマンドを再入力します。
ERRANT は、エラーが発生したときに、ボリュームがある場所から別の場所に移動中であったことを示します。ボリュームの場所は不明です。ボリュームがエラントであったため、(1) セル位置に対して AUDIT を実行する、(2) CAP および以前の MVS SYSLOG/SCP CONSLOG を調べてボリュームがエラントになった理由を見つける、(3) VIew コマンドによって、取られたアクションに関連するさまざまな場所を調べるなどの他のアクションを実行することが必要な場合があります。
NOT FOUND は、ボリュームがどの LSM 内にもないことを示します。他のライブラリ以外の保管場所を調べてください。
NOT in ACS は、ボリュームが CAP と同じ ACS 内にないことを示します。適切な ACS 内の CAP を指定して EJect コマンドを入力してください。ボリュームの位置を判別するには、Display Volume コマンドを使用します。
OFFLINE LSM は、ボリュームがオフラインの LSM 内にあることを示します。
INVALID は、ボリュームに無効なボリュームシリアルラベルまたはメディアラベルが含まれていることを示します。イジェクトは続行されます。
システムアクション
: INVALID のボリュームがイジェクトされます。他のすべての状態では、ボリュームはイジェクトされません。
ユーザーの対応
: ボリュームが次の場合:
SELECTED。ボリュームが選択解除になるまで待ってから、コマンドを再入力します。
ERRANT。エラント回復を呼び出してボリュームを探し、コマンドを再入力します。
NOT FOUND。応答はありません。
NOT in ACS。ボリュームが含まれている ACS を判別し、正しい CAPid を指定して EJect コマンドを再入力します。
OFFLINE LSM。LSM をオンラインにして、コマンドを再入力します。
INVALID。応答はありません。
Command
CCCCCCCC
not allowed from console
説明
: HSC システムに発行されたコマンドは有効なコンソールコマンドではありませんが、ユーティリティーからは実行できます。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: HSC および VTCS コマンドに有効な環境を調べるには、Display CMD CCCCCCCC を使用します。コンソールからは有効でないコマンドを実行するには、SLUADMIN ユーティリティーを実行します。
Volume
volser
{ENTER|EJECT} error; {ACS IN PATH OFFLINE| LSM IN PATH OFFLINE|CAP IN PATH OFFLINE|CAP IN PATH INVALID| CARTRIDGE MADE ERRANT}
説明
: ボリューム volser
で、CAP IN PATH OFFLINE、LSM IN PATH OFFLINE、CAP IN PATH OFFLINE、CAP IN PATH INVALID、または CARTRIDGE MADE ERRANT 状態のために、コマンド ENter または EJect のエラーが発生しました。
システムアクション
: コマンドは続行されますが、ボリューム volser
に対しては機能しません。
ユーザーの対応
: エラーの原因を修正します。
CAP preference value for CAPid
AA:LL:CC
=D
説明
: CAPPref コマンドの実行が完了しました。プリファレンス値は表示のとおりに設定されています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Message
ID
DDDD
Help Info:
説明
: Display Msg コマンドが入力されました。制御行 (最初の行) に続くデータは、Display Msg コマンドに入力されたメッセージ ID に関する情報です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
command in progress; to continue termination reply DRAIN, else reply WAIT
説明
: オペレータコマンドの終了処理で、CAP を使用するアクティブなタスクが 1 つ以上検出されました。これらは、直前の SLS2628Eメッセージで識別されています。DRAIN と応答して HSC にこれらのすべてのタスクをただちにドレインさせるか、WAIT と応答してそれらが正常に終了するまで待機させることができます。
WAIT と応答した場合、このメッセージが、依然としてアクティブなままのタスクを記述する SLS2628E メッセージとともに 3 分以内に再表示されます。DRAIN と応答した場合、HSC はタスクごとに DRAin コマンドを入力したかのように動作します。アクティブなタスクを記述する SLS2628E メッセージは 3 分ごとに表示されますが、SLS0031D メッセージはそれ以上発行されません。
EJect は、CAP ごとに現在のテープを処理したあとで停止し、それらのテープがオープンされ、空になり、クローズされると、タスクが終了します。ENter は、CAP 内のすべてのカートリッジの処理を完したときにのみ停止します。
システムアクション
: タスクは、ユーザーが DRAIN または WAIT と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: Display Status コマンドを発行して未処理のアクションを判別します。DRAIN または WAIT と応答します。
Operator Command Termination in progress
説明
: オペレータコマンドの終了処理は、コマンドが終了するのを待ってから続行されます。
システムアクション
: 終了処理は、オペレータコマンドが完了するまで待機します。
ユーザーの対応
: 同様に、Display Status コマンドを発行して未処理のアクションを判別します。
Enter password for EJECT command
説明
: EJect コマンドの入力が試みられ、「EJCTPAS=」パラメータが HSC LIBGEN 内の SLILIBRY マクロで指定されました。処理を続行するには、パスワードを入力する必要があります。
システムアクション
: コマンドは応答を待ちます。パスワードが検証されると、コマンドは続行されます。
ユーザーの対応
: 正しいパスワードを入力します。
Password not accepted;
CCCCCCCC
command rejected
説明
: 無効なパスワードが入力されたあとでコマンドが拒否されました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しいパスワードを指定してコマンドを再入力します。
ENTER scheduled on CAPid
AA:LL:CC
説明
: SENter コマンドが CAPid AA:LL:CC に対して入力されました。ENter はスケジュールされました。このメッセージは強調表示され、CAP 上で進行中の EJect が割り込まれて ENter が試みられるまで画面に表示され続けます。
システムアクション
: 次の EJect のあとで CAP のロックを解除して、ユーザーがカートリッジを挿入できるようにします。
ユーザーの対応
: CAP がイジェクトのために次回オープンされたときに、CAP の最初のスロットに必要なカートリッジを入れます。
{ENTER|EJECT} ended on CAPid
AA
:LL
:CC
説明
: そのコマンドが CAPid AA:LL:CC の制御を解放しました。
システムアクション
: その CAP は、他の操作に使用できるようになります。
ユーザーの対応
: なし
CAPid
AA
:LL
:CC
has been allocated to the {ENTER|EJECT} command
説明
: 指定された CAPid AA:LL:CC が ENter または EJect のどちらかのコマンドに割り当てられました。
システムアクション
: 示された操作を実行するために CAP が割り当てられます。
ユーザーの対応
: なし
Message
ID
DDDD
No help available
説明
: Display Msg コマンドが入力されましたが、そのメッセージ番号で使用できるヘルプテキストはありませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
{ENTER|EJECT|MODIFY|RELEASE} command rejected;
CAPid
AA
:LL
:CC
is busy
説明
: HSC が特定の CAPid (AA:LL:CC) に対して ENter、EJect、MODify、または RELease コマンドを実行しようとしましたが、その CAP はビジーでした。
システムアクション
: EJect、ENter、MODify、または RELeaseコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 指定されたコマンドが EJect、ENter、または MODify である場合は、別のプロセスでその CAP がアクティブに使用されています。その CAP が使用可能になったらコマンドを再入力するか、別の CAPid を指定してコマンドを再入力します。指定されたコマンドが RELease である場合は、別の RELease コマンドがアクティブになっているか、別のプロセスがその CAP を解放しています。
Command
CCCCCC
Help Info:
説明
: Display CMd コマンドが入力されました。制御行 (最初の行) に続くデータは、指定されたコマンド (CCCCCC) に関する情報です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
{ENTER|EJECT}
volser
failed
;
LMU/LSM error (
XXXX
)
説明
: ボリューム volser の ENter または EJect の試みが失敗しました。考えられる LMU/LSM エラーは次のとおりです。
6510 - 転送用のパススルーポートがありません
6511 - LMU がオフラインになっています
6512 - LMU との通信が失われました
6514 - LSM のハードウェアエラーです
6515 - LMU のハードウェアエラーです
6528 - LMU サーバーが停止しています
6592 - LSM がオフラインになっています
65FF - リクエストがパージされました
システムアクション
: 進行中のアクション (ENter, EJect) は完了しません。障害の発生した時点によっては、そのカートリッジがエラントになる場合があります。
ユーザーの対応
: エラーの原因を調べて修正し、再試行します。
CCCCCCCCCCCC
command ignored;
ACS
AA
is switching
説明
: コマンドに関係する ACS が切り替え中のため、コマンド CCCCCCCC は実行されませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: ACS が完全に切り替わったら、コマンドを再入力します。
CCCCCCCC
command ignored; subsystem is shutting down
説明
: サブシステムの終了処理が進行中であるため、コマンド CCCCCCCC は実行されませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: HSC が操作可能になったら、コマンドを再入力します。
RECOVER
CCCCCCCC
ignored; recovery already active for specified host
説明
: 現在別のホストによって回復中のホストに対して RECover コマンドが入力されました。
システムアクション
: RECover コマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: なし
ONLINE or OFFLINE required on {VARY|MODIFY} command
説明
: ONline または OFFline を指定しないで Vary または MODify コマンドが入力されました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: ONline または OFFline を指定して、目的のコマンドを再入力します。
Vary {ACS
AA
|station
C...C
} {ONLINE|OFFLINE} failed; command timed out
説明
: Vary Station コマンドがタイムアウトになったか、すべてのステーションで Vary ACS コマンドがタイムアウトになりました。ハードウェアエラーまたは通信エラーが発生した可能性があります。
システムアクション
: Vary コマンドは失敗しました。
ユーザーの対応
: ハードウェア (LMU) との通信の問題を解決して、コマンドを再試行します。
CCCCCCCC1
set to
CCCCCCCC2
説明
: コマンド上に指定された関数が、表示された値に設定されています。CCCCCCCC1 はそのコマンドに入力された関数です。CCCCCCCC2 はそのコマンドに入力された値です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Invalid {DEVICE
XXXX
|UNIT
XXXX
|STATION
XXXX
|LSMid
AA:LL
ACSid
AA
|NETid
NN
|
CAPid
AA:LL:CC
|DISPLAY TYPE
CCCCCCCC
|HOSTid
CCCCCCCC
} for {ACS|CAPPREF|CLEAN|DISMOUNT|DISPLAY|DRAIN|LSM|MODIFY|MOUNT|MNTD| RECOVER|RELEASE|SENTER|VARY} command
説明
: 入力されたコマンドに、無効な ID が含まれていました。VARY ACS ACSID NETC NETID コマンドの場合、NETID はオフラインに変更する ACS の最後のアクティブな接続である可能性があるため、それは無効です。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 正しい ID を指定してコマンドを再入力します。VARY ACS ACSID NETC NETID コマンドの場合、最後のアクティブな NETID をオフラインにするためには、VARY ACS ACSID OFFLINE コマンドを使用して ACS をオフラインに変更する必要があります。
{MODIFY|VARY|ENABLE|DISABLE|JOURNAL} rejected; {LSMid
AA:LL
|ACS
AA
|STATION
C...C
|NETC
NN
|DATA SET
DSNAME
|EVERY CDS COPY|ABEND OPTION| CONTINUE OPTION}is already {ONLINE|OFFLINE|ENABLED|DISABLED|ON}
説明
: すでに ONline、OFFline、Enabled、Disabled、または ON になっている LSMid、ACS、STation、NETC、CDs、または OPTion に対して MODify、Vary、Enable、Disable、または Journal リクエストを入力しようとしました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: なし
CC..CC1 CC..CC2
now
CC..CC3
説明
: このメッセージは、ACS、NETC、LSM、Station、または CAP の接続/切断、オンライン/オフライン、未割り当て、またはスタンバイステータスを示します。
CC..CC1
ACS、NETC、LSM、STATION、または CAP
CC..CC2
ACSid、NETid、LSMid、ステーション番号、または CAPid
CC..CC3
CONNECTED は、表示された ACS に対して少なくとも 1 つのステーションがオンラインになっていることを示します。
DISCONNECTED は、表示された ACS に対してオンラインになっているステーションが 1 つもないことを示します。
ONLINE は、LMU への伝送作業にステーションを使用できること、HSC のための作業を実行できるよう LSM にリクエストできること、あるいは ENter または EJect 処理に CAP を使用できるようになったことを意味します。
ネットワーク接続の場合は、アクティブまたはスタンバイの接続がライブラリに対してオンラインになっていることを意味します。接続がアクティブである場合は、ライブラリへの伝送作業にその接続を使用できること、HSC のための作業を実行できるよう LSM にリクエストできること、あるいは ENter または EJect 処理に CAP を使用できるようになったことを意味します。
STANDBY は、ステーションがデュアル LMU 構成のスレーブ LMU に接続されていることを意味します。ネットワーク接続の場合は、スタンバイが冗長電子デバイス構成の代替コントローラに接続されていることを意味します。
OFFLINE は、ステーション、ネットワーク接続、または LSM を実働作業に使用できないことを意味します。
UNALLOCATED ACS は、その ACS がプレースホルダー ACS であることを意味します。ACS は次のコマンドによって HSC 構成に戻されます。
F CONFIG ADD ACSType (SL8500 または SL3000)
UNALLOCATED CAP は、その CAP が物理的にインストールされていないか、別のパーティション専用になっているかのどちらかを意味します。
システムアクション
: オペレータコマンドにより、指定のコンポーネントは表示された状態になりました。
ユーザーの対応
: なし
{ENTER|MODIFY|EJECT|DISPLAY LSM} rejected; ACSid
AA
is not CONNECTED
説明
: オフラインの ACS (AA) に対してコマンドを入力しようとしました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: Vary コマンドを発行して ACS をオンラインにしてから、コマンドを再入力します。
{ENTER|SENTER|EJECT|MODIFY} rejected;{ACSid
AA
}|{LSMid
AA:LL
}|{CAPid
AA:LL:CC
}|{TLSM
AA:LL
} is {OFFLINE|INVALID|UNAVAILABLE|NOT EJECTING|RELEASING}
説明
: ENter、SENter、EJect、または MODify コマンドはリクエストされた操作を完了できませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
:
ACSid、LSMid、または CAPid がオフラインであることを示すメッセージが表示される場合は、その要素をオンラインに変更してから、コマンドを再入力します。
ACSid、LSMid、または CAPid が無効であることを示すメッセージが表示される場合は、正しい ID を指定してコマンドを再入力します。
ACSid、LSMid、または CAPid が使用不可であることを示すメッセージが表示される場合は、その CAP がドレインされていることを確認してから、ENter または EJect コマンドを再入力します。
CAPid がイジェクト処理を行なっていないことを示すメッセージが表示される場合は、ENter コマンドを発行してカートリッジを ACS に入れることができます。
CAPid が解放されていることを示すメッセージが表示される場合は、RELease コマンドが完了するまで待ってから、ENter、SENter、または EJect コマンドを再発行します。
Unknown RC
XXXXXXXX
from {SLSFCONF SLSFATHS SLSFLSMV LMURQST MRQST CAPRQST}
説明
: アクティブになっている HSC コンポーネントが、下位のコンポーネントからリターンコードを受け取りましたが、それをメッセージに変換できませんでした。
システムアクション
: そのリクエストは拒否されます。
ユーザーの対応
: リターンコードに関する追加の情報や説明は、適切な ELS ガイドを参照してください。
Cleaning {HAS BEEN|WAS NOT} scheduled for drive
DDD
説明
: デバイス番号 DDD に対して CLean コマンドが入力されました。クリーニングがスケジュールされていなかった場合は、クリーニングリクエストが失敗した理由を示すメッセージ SLS0069I も発行されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Error parsing
CCCCCCCC
command; SLSSPARS RC=
XXXXXXXX
説明
: 構文エラーではない解析のリターンコードは、このように報告されます。
RC = 4
解析のためにパーサーに渡された文字列の長さはゼロでした。
RC = 12
パーサーに渡されたパラメータリストに無効なフォーマットがありました。
RC = 16
パーサーに渡された解析テーブルに無効なフォーマットがありました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。内部理由コードによって、追加のメッセージが生成されるはずです。
ユーザーの対応
: コマンドを再試行します。それでも失敗が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Structure
CCCCCCCC1
not allocated;
CCCCCCCC2
command rejected
説明
: 指定された構造 (CCCCCCCC1) に対してアドレス可能である必要のあるコマンド (CCCCCCCC2) の入力を試みました。構造 (データ域) ポインタはゼロでした。そのため、アクセスは不可能でした。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しい構造名を指定してコマンドを再入力します。
Invalid structure or equate name
CCCCCCCC1
;
CCCCCCCC2
command rejected
説明
: 特定のデータ域へのアクセスを必要とするコマンド (CCCCCCCC2) の入力を試みました。そのデータ域名 (CCCCCCCC1) が記号テーブル内に見つかりませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しい構造名またはそれと同等の名前を指定してコマンドを再入力します。
LIST {
CCCCCCCC
|
XXXXXXXX
} accepted
説明
: 指定されたアドレスまたはデータ域に対して LIST コマンドが入力されました。
システムアクション
: そのコマンドにより、示されたアドレスまたは構造名にあるデータが一覧表示されます。
ユーザーの対応
: なし
Current TRACE Status:
component_name
{Traced|NOT Traced}
説明
: TRace コマンドが正常に完了しました。ACS サブシステムコンポーネントとそのトレースステータスのリストが表示されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Host to Host Broadcast failed:
CCCCCCCC
説明
: CLean driveコマンドの結果として LMU サーバーのホストからホストへのブロードキャストリクエストが発行されました。リクエストは失敗しました。CCCCCCCC は障害の性質を示す説明テキストです。
システムアクション
: 障害が回復可能である場合は、リクエストされたデバイスに対してクリーニングがスケジューリングされなかったことを示すメッセージ SLS0059I が発行され、CLean コマンドの処理が続行されます。障害が回復不能である場合、CLeanコマンドは理由コード 0018 を出して異常終了します。
ユーザーの対応
: なし
{ENTER|EJECT} rejected; CAPid
AA:LL:CC
recovery failed, RC
XXXXXXXX
説明
: ENter または EJect のどちらかのコマンドを入力しようとしましたが、指定された CAP (AA:LL:CC) の回復が必要だったため、そのコマンドは拒否されました。リターンコード XXXXXXXX で回復は失敗しました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: RELease CAPid コマンドを使用して CAP を回復します。解放後、ENter コマンドを使用して CAP をオープンし、カートリッジがあるかどうかを確認します。カートリッジがあればそれを CAP から取り出し、前のコマンド (ENter または EJect) を再入力します。
Unexpected RC
XXXXXXXX
from
CCCCCCCC
説明
: コンポーネント CCCCCCCC から予期しないリターンコード XXXXXXXX が返されました。
システムアクション
: リクエストは実行されません。
ユーザーの対応
: ACS および LSM が完全にオンラインになるまで待ってから、コマンドを再発行します。これが失敗した場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
EJECT failed; unable to recover errant volume volser
説明
: EJect 処理中、エラントボリュームを回復できませんでした。
システムアクション
: そのボリュームはイジェクトされません。
ユーザーの対応
: MVS SYSLOG/SCP CONSLOG を調べてエラント状態の原因を見つけます。ホーム位置および宛先位置を確認するには、VIew コマンドを使用します。必要に応じて AUDIt または UNSElect ユーティリティー (あるいはその両方) を実行して、ボリュームを回復します。
Length
LLLL is greater than the 4096 byte limit
説明
: 4096 バイトの制限を超えてダンプしようとしました。LLLL は無効な長さです。
システムアクション
: そのコマンドは終了します。
ユーザーの対応
: 有効な長さを指定して LIST コマンドを再入力します。
Attempting immediate cleaning of drive
DDDD
説明
: ドライブ DDDD に対して、IMMED パラメータを指定した CLean コマンドが発行されました。
システムアクション
: そのドライブの予約が試みられます。成功した場合は、そのドライブのクリーニングが行われます。
ユーザーの対応
: なし
SLS - software failure -
XXXXXXXX
volser
説明
: HSC がソフトウェアエラーを検出しました。指定されたエラーが発生しました。
XXXXXXXX に 3 桁の 16 進数が表示される場合、そのコードはシステム異常終了コードです。
XXXXXXXX に 8 桁の 16 進数が表示される場合、そのコードは HSC 異常終了理由コードです。
volser が表示される場合、それには処理中のボリュームシリアル番号が入ります。疑問符が表示される場合、ボリュームシリアル番号は不明です。
システムアクション
: ERDS エントリが作成され、ダンプが生成されます。影響を受けるボリュームの処理は停止します。
ユーザーの対応
: ダンプを保存します。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume is selected
説明
: トランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser をマウント解除しようとしましたが、そのボリュームはすでに選択されていました。
システムアクション
: マウント解除は実行されません。
ユーザーの対応
: ボリュームをマウントしたホストからライブラリの DISMount を発行するか、ホスト間回復を実行して、その回復を行なったホストからライブラリの DISMount を発行します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume is errant
説明
: トランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN
はドライブ ID を示す) のマウント解除リクエストの処理中にエラントボリューム volser
を見つけようとしました。ボリューム volser は見つかりませんでした。
システムアクション
: マウント解除は終了します。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|
DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume at
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) 上にマウントすべきボリューム volser が AA:LL:PP:RR:CC (LSMid: パネル番号:行番号:列番号) で見つかりました。
システムアクション
: マウントが続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
found mounted on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - attempting dismount
説明
: HSC が別のボリュームのマウントを試みたときに、トランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) 上にマウントされたボリューム volser を見つけました。そのドライブ上のボリュームに読み取り不能なラベルがある場合、volser は疑問符で表示されます。
システムアクション
: マウントが続行されます。HSC はマウントされたボリュームのマウント解除を試みます。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - LSMid
AA:LL
is in manual mode; manual mount is required
説明
: ボリューム volser をトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にマウントしようとしましたが、指定された LSM AA:LL が手動モードになっていました。手動でのマウントが必要です。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: ボリュームを手動でマウントします。
Mount of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - ACS
AA
is disconnected; library mount is required
説明
: ボリューム volser をトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にマウントしようとしましたが、指定された ACS AA が切断されていました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: ACS に接続されているホストから、ライブラリの Mount コマンドを入力します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - ACS
AA
is disconnected; library dismount command is required
説明
: トランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser
をマウント解除しようとしましたが、指定された ACS AA が切断されていました。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: ACS に接続されているホストから、ライブラリの DISMount コマンドを入力します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - LSMid
AA:LL
is in manual mode; manual dismount is required
説明
: トランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser
をマウント解除しようとしましたが、指定された LSM AA:LL が手動モードになっていました。手動でのマウント解除が必要です。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: ボリュームを手動でマウント解除し、LSM から取り出します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume is not on drive
説明
: HSC がトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser
をマウント解除しようとしましたが、ドライブが空であるか、別のカートリッジがマウントされています。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: Display DRives コマンドを発行して、そのドライブに現在マウントされているボリューム (存在する場合) を判別します。現在のボリュームをマウント解除する場合は、HSC DISMount コマンドを発行します。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Intervention required; Mount or Ignore (M/I)
説明
: ボリューム volser
をトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にマウントしようとしましたが、オペレータの介入が必要でした (このドライブに対して IEC512I I/O ERR が表示されている場合など)。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが M または I と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
M。マウントを続行する場合。
I。マウントを無視する場合。HSC はマウントを保留のままにしておきます。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Unable to allocate cell in ACS
AA
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser
をマウント解除しようとしましたが、ACS AA 内に空のセルがありませんでした。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: (EJect によって) セルを解放してから、DISMount コマンドを再入力します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Unable to insert volume in the database
説明
: ボリュームを制御データセットに追加できなかったため、指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser
をマウント解除する試みに失敗しました。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: 制御データセットに重複がないことを確認してから、DISMount コマンドを再入力します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Complete
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からの volser
のマウント解除が完了しました。このメッセージを受け取っても、必ずしもマウント解除が成功したとは限りません。
システムアクション
: 正常な処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Swap of
volser
to {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} -
LSMid
AA:LL
is in manual mode; manual mount is required
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をスワップしようとしましたが、LSM AA:LL
が手動モードになっていました。そのため、手動でのマウントが必要です。
システムアクション
: スワップは失敗します。
ユーザーの対応
: ボリュームを手動でスワップします。
Swap of
volser
to {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} -
ACS
AA
is disconnected; library dismount command is required
説明
: ボリューム volser を指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にスワップしようとしましたが、ACS AA が切断されていました。そのため、ライブラリの DISMount コマンドが必要です。
システムアクション
: スワップは失敗します。
ユーザーの対応
: スワップを実行するには、ACS に接続されているホストから、ライブラリの DISMount コマンドを入力します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - DRIVEid is
AA:LL:PP:NN
説明
: マウント解除処理で、指定されたトランスポート {drive XXXX|driveid AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) を参照しましたが、そのトランスポートがオフラインの LSM 内にありました。
システムアクション
: DISMount コマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: ボリュームをトランスポートから手動でマウント解除し、LSM から取り出します。
Immediate cleaning of drive
DDDD
has failed
説明
: IMMED パラメータを指定した CLean コマンドが失敗しました。
システムアクション
: ドライブを予約する試みが失敗しました。そのドライブに対して次回マウント解除が行われたあとでクリーニングするようにドライブがスケジュールされます。
ユーザーの対応
: なし
Dismount of
volser from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - volume not dismounted
説明
: ボリューム volser
をトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からマウント解除しようとしましたが、エラーが発生しました。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、DISMount コマンドを再入力します。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - No non-zero priority CAPs in ACS
AA
; reply C to cancel wait
説明
: ACS AA にゼロ以外の優先度を持つ使用可能な CAP が 1 つもないときに、ボリューム volser を {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) を永続的または一時的に挿入してマウントする試みが行われました。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが「C」と応答するか、CAP が使用可能になるまで待機します。
ユーザーの対応
: CAPPref コマンドを使用するか、アクティブな CAP をドレイン (DRAin) して、CAP を使用可能にします。マウントの処理が必要ない場合は、「C」と応答します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume at
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からマウント解除されているボリューム volser が現在 AA:LL:PP:RR:CC の場所にあります。
システムアクション
: マウント解除は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
invalid reply
説明
: CCCCCCCC は WTOR への無効な応答です。
システムアクション
: WTOR が再発行されます。
ユーザーの対応
: 有効な応答で対応します。
Error parsing XML command input for
CCCCCCCC
command
説明
: システムによって受信されたコマンドは XML 形式 (先頭にある XML 開始文字「小なり記号」に基づく) でしたが、その XML の解析を試みたときに解析エラーが発生しました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: 入力に不正な形式の XML がないか調べ、コマンド形式を訂正します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Drive unload error
説明
: ボリューム volser
をトランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN からマウント解除しようとしているときに、ドライブのアンロードエラーが発生しました。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: エラーを訂正し、指定されたトランスポートと volser に対してライブラリの DISMount コマンドを入力します。
Dismount of {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} -
drive is loaded; reply I to cancel wait
説明
: マウント解除用のボリュームシリアル番号を判別しようとしましたが、カートリッジがトランスポートにロードされていました。
システムアクション
: マウント解除は、ユーザーが応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: マウント解除を無視する場合は、「I」と応答します。ボリュームがドライブにあり、しかもどのプロセッサのジョブにも割り当てられていないことがわかっている場合は、そのボリュームをドライブからアンロードします。(MVS でドライブをアンロードするには、UNLOAD コマンドを発行します。VM でドライブをアンロードするには、ドライブをいずれかの仮想マシンに接続 (ATTACH) してから、切断 (DETACH) します。)ドライブが使用中の場合は、ジョブがドライブ上のボリュームの処理を終了するまで待機します。誤動作のためにドライブをアンロードできない場合は、ドライブをオフラインにし、StorageTek ハードウェアサポートに連絡して、このメッセージには「I」と応答します。
Unrecognized XML tag for
CCCCCCCC
command:
TTT...TTT
説明
: コマンドで定義されていない XML タグを含む XML コマンドが受信されました。
システムアクション
: 認識されていないタグは無視され、コマンドは正常に処理されます。
ユーザーの対応
:
XML タグが正しくコード化されなかった場合は、タグを修正してコマンドを再送信してください。
リリースやサーバーの非互換性のために XML タグが処理されなかった場合は、何も行う必要はありません。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - drive has loaded cartridge; reply Dismount, Retry or Ignore (D/R/I)
説明
: ボリュームをマウント解除するリクエストが出されました。しかし、ボリュームの巻き戻しおよびアンロードが完了していません。
システムアクション
: マウント解除処理は、ユーザーが「D」(マウント解除)、「R」(再試行)、または「I」(無視) のいずれかを応答するか、ドライブの巻き戻しとアンロードが行われるまで待機します。
ユーザーの対応
: 巻き戻しとアンロードが完了するまで待つか、次のいずれかで応答します。
D。ボリュームを巻き戻してアンロードする場合。
R。巻き戻しを強制しないでマウント解除を再試行する場合。
I。リクエストを無視する場合。
「D」と応答すると、トランスポートに対する介入を必要とするメッセージが出され、トランスポートが使用中であればジョブが異常終了する可能性があります。MVS では、そのトランスポートに対して UNLOAD コマンドを発行する必要があります。それがオンラインになっている場合、UNLOAD コマンドは、デバイスが割り当てられなくなるまで、そのアンロードを延期します。VM では、デバイスがテープ管理仮想マシン (VMTAPE など) に接続 (ATTACH) されている場合は「D」と応答してください。デバイスがどの仮想マシンにも接続 (ATTACH) されていない場合は、デバイスをいずれかの仮想マシンに接続 (ATTACH) してから切断 (DETACH) することにより、テープをアンロードするようにしてください。トランスポートが別のシステムに割り当てられている場合、ATTACH は失敗します。
「R」と応答すると、最初にボリュームの巻き戻しを試みないでマウント解除リクエストが再発行されます。
「I」と応答すると、マウントされたカートリッジをトランスポートに入れたままにできます。MVS では、システムがマウントされたカートリッジを使用する場合、そのトランスポートがマウントリクエストなしに割り当てられます。トランスポートが別のカートリッジに必要な場合は、マウント解除リクエストのあとで新しいマウントリクエストが出されます。VM では、デバイスがテープ管理システム以外の仮想マシンに接続 (ATTACH) されている場合、そのデバイスは、切断 (DETACH) されるときにアンロードされます。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - External label is unreadable; reply Mount, Bypass, or Ignore (M/B/I)
説明
: ボリューム volser をトランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN にマウントしようとしましたが、外部ラベルが読み取り不可でした。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが Mount、Bypass、または Ignore のいずれかで応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
M。ボリュームをマウントする場合。外部ラベルチェックは、このマウント処理中、一時的にバイパスされます。
B。ボリュームをマウント解除する場合。そのボリュームには、読み取り不可の外部ラベルを持つことを示すマークが永続的に付けられます。
I。リクエストを無視する場合。必要に応じて、EJect コマンドを発行して、ボリュームをイジェクトできます。
Swap of
XXXX1
to
XXXX2
- Volume
volser
is in the library; reply Eject, Dismount, or Ignore (E/D/I)
説明
: ライブラリの外部にあるトランスポートにボリュームをスワップしようとしました。
システムアクション
: スワップは、ユーザーが Eject、Dismount、または Ignore のいずれかで応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
Eject (E)。ボリュームをイジェクトする場合。
Dismount (D)。ボリュームをマウント解除して、ライブラリ内に保存する場合。
Ignore (I)。リクエストを無視する場合。
Eject of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Unable to eject, volume errant
説明
: トランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN からボリューム volser をイジェクトしようとしましたが、エラーが発生してボリュームがエラントになりました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: ボリュームがエラントになった理由を判別して、適切な訂正を行います。
Swap of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - LMU error
XXXXXXXX
ACS
AA
説明
: XXXX または AA:LL:PP:NN からのボリューム volser のスワップを試みているときに、LMU エラー XXXXXXXX が受け取られました。
システムアクション
: スワップは失敗します。
ユーザーの対応
: そのボリュームに対して、ライブラリの DISMount および Mount コマンドを入力します。問題が再発する場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Mount of
volser1
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - OCR volser mismatch (
volser2
); Retry, Eject, or Ignore (R,E,I)
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser1 をマウントしようとしましたが、LMU が異なる外部ラベルを持つボリュームシリアル番号 (volser2) を見つけました。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが Retry、Eject、または Ignore と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
R。マウントを再試行する場合。
E。ボリュームをイジェクトする場合。ボリューム volser1 は制御データセットから削除されます。また、volser2 が制御データセットにない場合は、物理的にイジェクトされます。
I。マウントを無視する場合。
Enter of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - volser invalid; reply E,volser or I to Enter a different volume, or Ignore
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser を挿入 (ENter) しようとしましたが、そのボリュームシリアル番号は受け入れられませんでした。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが「E,volser」または「I」と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
E,volser。異なるボリュームシリアル番号を入力する場合。
I。マウントを無視する場合。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Overridden by a dismount request
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、そのマウントはマウント解除リクエストによってオーバーライドされました (同じトランスポートに対してマウントリクエストとマウント解除リクエストが出されていました)。
システムアクション
: Mount コマンドも DISMount コマンドも実行されません。
ユーザーの対応
: なし
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID}
AA:LL:PP:NN
- Newly unreadable volser; EJECTING
説明
: volser のマウント解除時に、LMU が、以前は読み取り可能であった外部ラベルが読み取り不可になっていることを示しました。
システムアクション
: そのボリュームはライブラリからイジェクトされます。
ユーザーの対応
: カートリッジのラベルを調べて、ラベルが読み取り不可である理由を判別します。問題が解決されると、カートリッジをライブラリに挿入できます。メッセージ SLS0116I 内のボリュームシリアル番号が #URBL または SCRTCH のどちらかである場合は、カートリッジからの実際のボリュームシリアル番号を使用して DISPLAY VOLUME コマンドを発行します。この表示からのセルを監査する必要があります。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - LMU error
XXXXXXXX
ACS
AA
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser をマウント解除しようとしましたが、LMU エラー XXXXXXXX が発生しました。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: そのボリュームに対して、ライブラリの DISMount コマンドを入力します。問題がすぐに再発する場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Enter of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; bad CAPid
AA:LL:CC
; reply "T,capid","U", or "I" - Try another/Use any/Ignore
説明
: ボリューム volser をトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} に挿入しようとしましたが、不良な CAPid (AA:LL:CC) が指定されていました。CAPid が定義されていないか、その CAP が使用中であるかのどちらかです。
システムアクション
: 挿入 (ENter) は、ユーザーが T,capid、U、または I と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
T,capid (Try another CAP)。ボリュームの挿入を進める場合。ここでの CAPid は使用する CAP です。
U (Use any CAP)。サブシステムに CAP を選択させる場合。
I (Ignore)。ボリュームの挿入を無視する場合。
Enter of
volser on {DRIVE
XXXX|DRIVEID
AA:LL:PP:NN} - volume already in database; reply "M,volser", or "I" to Mount or Ignore
説明
: ボリューム volser をトランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN に挿入しようとしましたが、volser がすでに制御データセット内にありました。
システムアクション
: 挿入 (ENter) は、ユーザーが「M,volser」または「I」と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
M,volser (Mount)。ボリュームの挿入を進める場合は、制御データセット内にないボリュームシリアル番号を指定します。
I (Ignore)。ボリュームの挿入を無視する場合。
Mount of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - LMU error
XXXXXXXX
ACS
AA
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、ACS AA に対して LMU エラー XXXXXXXX が発生しました。
システムアクション
: マウントは失敗します。ボリュームがそのセルにない場合、それはエラントになります。
ユーザーの対応
: 問題を解決し、そのボリュームに対してライブラリの Mount を入力します。
Invalid library {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}
説明
: 無効なライブラリトランスポートを指定して、オペレータコマンドによるボリュームのマウントまたはマウント解除を試みました。
システムアクション
: マウントまたはマウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: 有効なトランスポートを指定してコマンドを再入力します。
Enter of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - no cell space available in ACS
AA
; Retry or Ignore (R/I)
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser を挿入しようとしましたが、その ACS に使用可能なセルスペースがありませんでした。
システムアクション
: 挿入 (ENter) は、ユーザーが Retry または Ignore と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
R。ボリュームの挿入を進める場合は、「R」と応答する前にボリュームのいくつかをイジェクトします。
I。ボリュームの挿入を無視する場合。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Suppressed; mount was not initiated
説明
: volser
のマウント解除は、それに先行するマウントが抑止されて、ボリュームがトランスポートに配置されていなかったために抑止されました。
システムアクション
: マウント解除は実行されません。
ユーザーの対応
: なし。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Complete
説明
: マウントリクエストに応えて、ボリューム volser が指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にマウントされました。
システムアクション
: 正常な処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume not in cell
AA:LL:PP:RR:CC
; Retry, Eject, or Ignore (R,E,I)
説明
: ボリューム volser をマウントしようとしましたが、セル AA:LL:PP:RR:CC にボリュームが見つかりませんでした。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが Retry、Eject、または Ignore と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
R。マウントを再試行する場合。
E。見つかったボリュームを制御データセットから削除する場合。ボリュームが ACS の外部にあって入力処理を行う必要がある場合は、Eject と応答します。次に、HSC オペレータコマンドを使用して、ボリュームを挿入およびマウントします。
I。マウントを無視して、ボリュームを制御データセットから削除しない場合。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Error doing scan
説明
: トランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN からボリューム volser をマウント解除しようとしたときに、ドライブまたはホーム位置のどちらかのスキャンが必要となりました。しかし、LMU によって、移動エラーが発生したか、ドライブと通信できないことが示されました。
システムアクション
: マウント解除は実行されません。
ユーザーの対応
: 必要に応じて、コマンドを再入力します。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Waiting for volume; reply "I" to cancel wait
説明
: ボリューム volser をトランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN にマウントしようとしましたが、ボリュームが使用中でした。
システムアクション
: マウントは、ボリュームが使用可能になるまで待機します。
ユーザーの対応
: マウントを無視する場合は、「I」と応答します。
XML input not supported for
CCC...CCC
command
説明
: XML の開始文字で始まるコマンド入力は、XML 入力をサポートしないコマンド CCC...CCC では受け取られませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 標準のテキスト構文を使用してコマンドを入力します。
{DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} found full while attempting mount of
volser
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、トランスポートがいっぱいでした。
システムアクション
: システムは、トランスポート上のカートリッジをマウント解除し、マウントを再試行しようとします。マウント解除に失敗すると、マウントが中断されたり、SLS0105A が発行されたりすることがあります。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Error doing scan
説明
: トランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN にボリューム volser をマウントしようとしたときに、ドライブまたはホーム位置のどちらかのスキャンが必要となりました。しかし、LMU によって、移動エラーが発生したか、ドライブと通信できないことが示されました。
システムアクション
: マウントは実行されません。
ユーザーの対応
: 必要に応じて、コマンドを再入力します。
Dismount of
volser
from {DRIVE XXXX
|DRIVEID AA:LL:PP:NN
} - Suppressed; prior dismount queued or active
説明
: トランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN からボリューム volser をマウント解除しようとしましたが、そのドライブに対する先行するマウント解除がアクティブになっているか、キューに入っているため、マウント解除が抑止されました。
システムアクション
: マウント解除は実行されません。
ユーザーの対応
: なし
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Mount active; attempting suppression
説明
: トランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN からボリューム volser をマウント解除しようとしましたが、そのドライブ上のボリューム volser に対してマウントリクエストがすでにアクティブになっていました。
システムアクション
: システムはマウントを抑止しようとします。マウントの抑止が正常に行われると、マウント解除も抑止されます。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume and drive are in different ACSs; Eject, Retry, or Ignore (E,R,I)
説明
: ボリューム volser をトランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN にマウントしようとしましたが、そのマウントには異なる ACS 内にあるボリュームが必要です。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが Eject、Retry、または Ignore と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
E。必要なボリュームをイジェクトする場合。
R。マウントを再試行する場合。
I。マウントを無視する場合。
Eject of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - bad CAPid
AA:LL:CC; reply "T,capid","U", or "I"; Try another/Use any/Ignore
説明
: ボリューム volser をイジェクトして、トランスポート XXXX または AA:LL:PP:NN からマウント解除しようとしましたが、不良な CAPid が指定されました。CAPid が定義されていないか、その CAP が使用中であるかのどちらかです。
システムアクション
: イジェクト (EJect) は、ユーザーが T,capid、U、または I と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
T,capid (Try another CAP)。イジェクトを進める場合。ここでの CAPid は使用する CAP です。
U (Use any CAP)。サブシステムに CAP を選択させる場合。
I (Ignore)。マウント解除を無視する場合。
Eject of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - LMU error
XXXXXXXX
ACS
AA
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser をイジェクトしようとしましたが、LMU エラー (XXXXXXXX) が受け取られました。
システムアクション
: イジェクトは失敗します。
ユーザーの対応
: そのボリュームに対してライブラリの DISMount コマンドを入力し、EJect コマンドを再試行します。問題がすぐに再発する場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Eject of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - No non-zero priority CAPs in ACS
AA
; reply C to cancel wait
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser をイジェクトしようとしましたが、ゼロ以外の優先度を持つ使用可能な CAP がありませんでした。
システムアクション
: マウント解除は、ユーザーが C と応答するか、CAP が使用可能になるまで待機します。
ユーザーの対応
: CAPPref コマンドを入力するか、アクティブな CAP をドレイン (DRAin) して、CAP を使用可能にします。イジェクトの処理が必要ない場合は、C と応答します。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Suppressed
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、マウント解除によって抑止されました。
システムアクション
: マウントは実行されません。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX|DRIVEID
AA:LL:PP:NN} - Suppressed; prior scratch request active or queued
説明
: スクラッチリクエストに対してボリューム volser をマウントしようとしましたが、それに先行する非特定のリクエストが、そのドライブでキューに入っているかアクティブになっていました。
システムアクション
: 2 番目のマウントリクエストは実行されません。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Unable to recover volume -
XX
説明
: エラントボリューム volser をマウントしようとしましたが、それが見つかりませんでした。XX は、ボリュームが見つからなかった理由を次のように示します。
04 - 回復時にボリュームが見つかりませんでした
08 - 制御データセットのエラーが発生しました
0C - 回復が異常終了しました
10 - LMU エラーが発生しました
システムアクション
: マウントは終了します。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Cancelled due to operator request
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、オペレータのリクエストのためにそのマウントは取り消されました。
システムアクション
: マウント処理は終了します。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX|DRIVEID
AA:LL:PP:NN} - Overriding a mount scratch request
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) に volser をマウントし始めたときに、システムが、そのドライブに対して出されたマウント SCRTCH リクエストを検出し、そのリクエストをオーバーライドしました。
システムアクション
: マウント SCRTCH は実行されません。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
from {{DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Mount scratch active; attempting suppression
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、そのドライブに対してマウント SCRTCH リクエストがアクティブになっていました。
システムアクション
: システムはマウント SCRTCH を抑止しようとします。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} suppressed - prior mount request queued
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、そのボリュームへの先行するマウントリクエストがそのドライブでキューに入っていました。
システムアクション
: 2 番目のマウントリクエストは実行されません。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN} - Cancelled by overdue response handler
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、未完了応答ハンドラが、このリクエストに時間がかかり過ぎていると判断して、そのリクエストをフラッシュする許可をユーザーから得ました。
システムアクション
: そのマウントリクエストは取り消されます。
ユーザーの対応
: 必要に応じて、マウントリクエストを再入力します。
Dismount of
volser from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Cancelled by overdue response handler
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX はドライブ、AA:LL:PP:NN はドライブ ID を示す) からボリューム volser をマウント解除しようとしましたが、未完了応答ハンドラが、このリクエストに時間がかかり過ぎていると判断して、そのリクエストをフラッシュする許可をユーザーから得ました。
システムアクション
: そのマウント解除リクエストは取り消されます。
ユーザーの対応
: 必要に応じて、マウント解除リクエストを再入力します。
Missing or invalid SLSIN DD statement
説明
: SLUADMIN ユーティリティープログラムが、必要なユーティリティー制御文ファイル (DD 名 SLSIN) を正常に開く (OPEN) ことができませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: 80 バイトのカードイメージ制御文を含む SLSIN データセットを指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Value in JCL PARM field
PPPPPPPP
is invalid
説明
: SLUADMIN ユーティリティージョブが PARM= パラメータを指定して送信されましたが、キーワード PPPPPPPP に指定された値が無効です。有効なキーワードとその値は次のとおりです。
MIXED、NOHDR、LINECNT=
nn
、DATE={4YR|2YR} XMLCASE={M|U}、および XMLDATE={
YYYYMONDD
|
YYYY-MON-DD
|
YYYY-MM-DD
}
ここで、nn
は 10 - 99 の値です。NOHDR と LINECNT は相互に排他的です。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: JCL PARM フィールドの値を訂正するか、PARM 値全体を削除してから、ジョブを再送信します。
SLUCON__must be authorized when specifying "LIBONLY" parameter
説明
: 表示されたスクラッチ変換ユーティリティーは、「LIBONLY」実行時パラメータが指定されているときは APF 許可モードで実行される必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: そのユーティリティーが存在するライブラリが APF 許可を受けていることを確認して、ジョブを再送信します。
Conflicting utility is currently active on the system -- try again later
説明
: もう 1 つの SLUADMIN ユーティリティージョブがシステム上でアクティブであり、この SLUADMIN ユーティリティージョブでリクエストされたユーティリティー機能と競合するユーティリティー機能を実行していました。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: もう一方の SLUADMIN ユーティリティージョブが終了するまで待ってから、この SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
A
CCCCCCCCCCCCCC
library utility active during termination; waiting for completion
説明
: HSC サービスレベルの一方または両方を終了させようとしましたが、CCCCCCCCCCCCCC SLUADMIN ユーティリティージョブがシステム上のアクティブなライブラリソフトウェアを必要としています。
システムアクション
: 終了処理は、そのユーティリティー機能が終わるまで待機します。
ユーザーの対応
: 現状に基づいて次のいずれかのアクションを実行します。
SLUADMIN ユーティリティージョブが終わるまで待機します。これにより、ライブラリソフトウェアの終了処理が続行されます。
SLUADMIN ユーティリティージョブを取り消します。これにより、ライブラリの終了処理を続行できます。
ライブラリソフトウェアを取り消します。これにより、ライブラリソフトウェアは異常終了します。
Condition code for utility function is
DD
説明
: SLUADMIN ユーティリティージョブ内で単一の制御文で表されるユーティリティー機能が完了し、指定された条件コードが返されました。考えられる条件コードは次のとおりです。
0 - ユーティリティー機能は正常に完了しました
4 - エラーが検出されましたが、ユーティリティー機能は完了できました
8 - エラーが検出され、ユーティリティー機能は取り消されました
12 - エラーが検出され、ユーティリティープログラム (すべてのユーティリティー機能) が取り消されました
システムアクション
: ユーティリティー機能は、示されたとおりに終了します。
ユーザーの対応
: 条件コードがゼロ (0) 以外の場合は、他のユーティリティーメッセージを参照してエラーの正確な原因を解決し、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信する必要があるかどうかを判断します。
No qualifying SMF records found
説明
: SLUADMIN アクティビティーレポートユーティリティーがすべての SMF レコードを読み取りましたが、指定された日付および時間のレコードがありませんでした。
システムアクション
: アクティビティーレポートユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 与えられた SMF データ (DD 名 SLSSMF) またはリクエストされたレポート期間 (制御文の BEGIN パラメータと END パラメータ)、あるいはその両方をチェックし、エラーを修正してから、その SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Host Software Component not active
, a NCO, or a Switch event temporarily disabled utilities
説明
: ライブラリソフトウェアを必要とする SLUADMIN ユーティリティー機能が試行されましたが、そのライブラリソフトウェアがアクティブでなかったか、動的再構成 (NCO) または切り替え処理がアクティブであってユーティリティーを一時的に無効化しました。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は実行されません。
ユーザーの対応
: ホストライブラリソフトウェアを起動し、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
ホストライブラリソフトウェアがまだアクティブでない場合はこれを開始し、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
NCO または切り替えイベントが発生した場合、ELS ログを調べて SLUADMIN ユーティリティーを再送信する時点を判別します。
Conflicting audit in progress on this Host
説明
: 別の SLUADMIN AUDIT ユーティリティーですでに監査中のライブラリコンポーネントに対して SLUADMIN AUDIT ユーティリティーを実行しようとしたか、「アクティブ」な AUDIT ユーティリティー (パラメータ APPly(YES)) を「レポートのみ」の AUDIT ユーティリティー (パラメータ APPly(NO)) と同時に実行しようとしました。
システムアクション
: リクエストされたユーティリティー機能は実行されません。
ユーザーの対応
: もう一方の AUDIT ユーティリティージョブが終了するまで待ってから、この SLUADMIN AUDIT ジョブを再送信します。あるいは、この AUDIt 制御文のパラメータを、もう一方の AUDIT ユーティリティーと競合しないように変更します。
Conflicting audit in progress within the LSM
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、現在の AUDIT ユーティリティー、カートリッジ初期化ユーティリティー (MVS)、またはカートリッジ挿入ユーティリティー (VM) の LSM と同じ LSM 内で処理されています。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーまたは一連の並行 AUDIT ユーティリティーが完了するまで待ってから、この SLUADMIN ユーティリティーを再送信します。
All DD journals are successfully sorted
説明
: これは、SLUADMIN RESTORE ユーティリティーからのチェックポイントメッセージであり、DD (アクティブジャーナルの数) ファイルからのすべてのジャーナルレコードが正常にソートされたことを示しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Control database is successfully copied from the backup copy
説明
: これは、SLUADMIN RESTORE ユーティリティーからのチェックポイントメッセージであり、制御データセットがバックアップデータセットの制御データセットで正常に置き換えられたことを示しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
PPPPPPPP
parameter value
VVVVVVVV
invalid
説明
: 示された VOLRpt パラメータ値が、無効なパラメータ値で指定されました。
システムアクション
: VOLRpt ユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: ボリュームレポート (VOLRpt) 制御文上の示されたパラメータを訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Volume
volser
not in library
説明
: 特定のボリュームシリアル番号 (volser) がリクエストされた機能に与えられました。しかし、リクエストされたボリュームがライブラリ内で見つからないため、ボリュームシリアルを処理できませんでした。このメッセージは、特定のボリュームシリアル番号が指定されず、ボリュームが内部関数呼び出しからリクエストされるときにも表示されることがあります。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: その機能に指定したボリュームシリアル番号を見直し、必要に応じてリクエストを再送信します。
Volume
volser
already defined in library as scratch
説明
: SLUADMIN スクラッチ更新ユーティリティーが、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) をライブラリスクラッチプールに追加しようとしましたが、そのボリュームはすでにスクラッチとして定義されていました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: このエラーでスクラッチ更新ユーティリティーが取り消されることはありませんが、指定されたボリュームシリアル番号をチェックし、それを訂正して、SLUADMIN SCRAtch 更新ジョブを再送信することをお勧めします。
Control database is successfully restored by applying sorted journals
説明
: これは、SLUADMIN RESTORE ユーティリティーからのチェックポイントメッセージであり、バックアップで置き換えられた制御データセットが、すべてのアクティブジャーナルファイルからのレコードで更新されたことを示しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
not defined in library as scratch
説明
: SLUADMIN スクラッチ更新ユーティリティーが、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) をライブラリスクラッチプールから除去しようとしましたが、そのボリュームはスクラッチボリュームとして定義されていませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは機能し続けます。
ユーザーの対応
: このエラーでスクラッチ更新ユーティリティーが取り消されることはありませんが、指定されたボリュームシリアル番号をチェックし、SLUADMIN スクラッチ更新ジョブを再送信することもできます。
Volume
volser
successfully added to library as scratch
説明
: SLUADMIN スクラッチ更新ユーティリティーが、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) をライブラリスクラッチプールに追加しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
successfully deleted from library scratch pool
説明
: SLUADMIN スクラッチ更新ユーティリティーが、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) をライブラリスクラッチプールから削除しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Secondary is successfully copied from the restored control database
説明
: これは、SLUADMIN RESTORE ユーティリティーからのチェックポイントメッセージであり、制御データセットのセカンダリコピーが、復元された制御データセットの内容で正常に置き換えられたことを示しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
in use; unavailable for processing
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が特定ボリュームシリアル番号 (volser)に対してユーティリティー固有の処理を実行しようとしましたが、そのボリュームは別のプロセスによって現在選択されているか、すでに使用されているかのどちらかであるため、スクラッチできませんでした。そのユーティリティーの処理は実行できませんでした。
システムアクション
: 処理は続行されますが、このボリュームは無視されています。
ユーザーの対応
: これはエラーとはみなされませんが、競合するプロセスまたはジョブによってこのボリュームが解放されたあとで、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信することをお勧めします。
CAPid
AA:LL:CC
is invalid
説明
: カートリッジアクセスポート (CAP) を必要とする SLUADMIN ユーティリティー機能が、特定の CAPid (AA:LL:CC) をユーティリティー制御文に指定しましたが、その CAPid は無効でした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: CAPid の指定を変更して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CAP could not be successfully allocated
説明
: CAP を必要とする SLUADMIN ユーティリティー機能が、特定の CAP (ユーティリティー制御文に CAP パラメータが指定されている場合) を、その CAP が別のプロセスで使用中であるために割り当てられなかったか、CAP が必要とされる ACS 内にゼロ以外の優先度を持つ予約されていない CAP がありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは、CAP 操作を行わずに終了します。
ユーザーの対応
: 異なる CAPid を指定するか、その特定の CAP を使用するプロセスが完了するまで待ってから、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。CAP が指定されていない場合は、ACS 内の CAP のプリファレンス優先度を表示し、使用可能な CAP のプリファレンスをゼロ以外に設定して (Display および CAPPref ライブラリコマンドを参照)、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Missing or invalid SLSTAPE DD statement
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが SLSTAPE DD 文を見つけられなかったか、SLSTAPE DD 文がトランスポートを表していなかったかのどちらかです。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: JCL に、有効なライブラリトランスポートを表す SLSTAPE DD 文が含まれていることを確認します。特定の CAP をリクエストする場合は、SLSTAPE DD 文で表されたライブラリトランスポートと同じ ACS 内にその CAP があることも確認します。次に、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Volume
volser
successfully ejected from library
説明
: カートリッジのイジェクトにかかわる SLUADMIN ユーティリティー機能が、指定のボリュームシリアル番号 (volser) をカートリッジアクセスポート (CAP) に正常に移動しました。
システムアクション
: そのカートリッジは制御データセットからイジェクトされます。
ユーザーの対応
: なし。(オペレータには、カートリッジのイジェクトが通知され、CAP がいっぱいの場合または SLUADMIN ユーティリティー機能が完了した場合は CAP を空にするよう要求されます。)
Missing or invalid SLSCNTL DD statement
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、SLSCNTL DD 文で表された制御データセットを正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 制御データセット用の SLSCNTL DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Missing or invalid SLSBKUP DD statement
説明
: SLUADMIN BACKUP ユーティリティーまたは RESTORE ユーティリティーが、SLSBKUP DD 文で表されたバックアップデータセットを正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN ユーティリティー機能用のバックアップデータセットを正しく参照する SLSBKUP DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Missing or invalid SLSJRN
nn DD statement
説明
: SLUADMIN BACKUP ユーティリティーが、SLSJRNnn 文 (nn は 01 - 32) で表されたジャーナルを正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN BACKUP ユーティリティー用のすべてのアクティブジャーナルファイルを正しく参照する SLSJRNnn 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
APPLY(YES) specified or defaulted, but journaling not active
説明
: SLUADMIN RESTORE ユーティリティーが、ジャーナルレコードが復元された制御データセットに適用されることを意味する APPly(YES) パラメータを指定または暗黙指定した状態で送信されましたが、ジャーナル処理がそのライブラリソフトウェアで有効になっていませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 制御データセットを参照されたバックアップデータセット (SLSBKUP DD文) の状態に実際に復元するべき場合は、RESTORE ユーティリティー (RESTore) の制御文に APPly(NO) を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
I/O error reading backup file specified by SLSBKUP DD statement
説明
: CDS バックアップデータセットで I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。CDS は影響を受けません。
ユーザーの対応
: 別のバックアップデータセットを確立し直して、CDS BACKUP ユーティリティーを再実行します。
I/O error processing control database
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能の処理中に制御データセットで I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは、リクエストされた機能を完了せずに終了します。
ユーザーの対応
: I/O エラーの原因を調べます。制御データセットの問題を解決したあとで、そのユーティリティーを再送信します。
I/O error reading journal specified by SLSJRN
nn
DD statement
説明
: SLUADMIN BACKUP または RESTORE ユーティリティーの実行中、SLSJRNnn 文 (nn は、BACKUP の場合は 01 - 32、RESTORE の場合は 01 - 99) で表されたジャーナルファイルを読み取るときに I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは途中で終了します。
ユーザーの対応
: ローカルの回復手順を参照してください。
BACKUP でジャーナル I/O エラーがあった場合は、SLICREAT を使用して新しい (リセットされた) ジャーナルファイルを作成します。
RESTORE でジャーナル I/O エラーがあった場合は、ジャーナルファイルの別のコピーがあるかどうかを調べて、そのコピーを使用します。
コピーがない場合は、復元が不完全なまま終えるか、ライブラリ全体の監査を行うかを選択します。
I/O error writing journal specified by SLSJRN
nn
DD statement
説明
: SLUADMIN BACKUP または OFFLOAD ユーティリティーの実行中、SLSJRNnn 文 (nn は、OFFLOAD の場合は 01 - 02、BACKUP の場合は 01 - 32) で表されたジャーナルファイルを書き込むときに I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは、ジャーナルファイルをリセットしないで終了します。
ユーザーの対応
: OFFLOAD で I/O エラーがあった場合は、ただちにバックアップを作成します。BACKUP で I/O エラーがあった場合は、SLICREAT を使用してジャーナルファイルを作成 (リセット) します。
Cartridge
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC:NN
has an unreadable external label; ejecting
説明
: volser のセルへのマウント解除後に、LMU が、以前は読み取り可能であった外部ラベルが読み取り不可になっていることを示しました。
システムアクション
: そのボリュームはライブラリからイジェクトされます。
ユーザーの対応
: カートリッジのラベルを調べて、ラベルが読み取り不可である理由を判別します。問題が解決されると、カートリッジをライブラリに挿入できます。
DD1
hosts defined, but only
DD2
SLSJRN
nn
DD statements supplied
説明
: SLUADMIN RESTORE ユーティリティーが、定義されたホストの数 DD1 から、SLSJRNnn 文の数が不足していると判断しました。DD2 は、存在していた SLSJRNnn 文の数を表しています。ライブラリに接続された各ホストには 2 つのジャーナルファイル (BACKUP の場合は 01 - 32、RESTORE の場合は 01 - 99) が必要です。
システムアクション
: RESTORE ユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: ライブラリに接続されたホストごとに 2 つの SLSJRNnn 文を指定して、SLUADMIN RESTORE ユーティリティージョブを再送信します。
MISSING OR INVALID SYSPRINT DD STATEMENT
説明
: ユーティリティーで、必要な SYSPRINT DD を正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 必要な SYSPRINT DD 文を指定して、ユーティリティージョブを再送信します。
Journal specified by SLSJRN
nn
DD statement successfully reset
説明
: SLUADMIN BACKUP または OFFLOAD ユーティリティーから発行されたチェックポイントメッセージであり、SLSJRNnn (nn は、OFFLOAD の場合は 01 - 02、BACKUP の場合は 01 - 32) DD 文で表されたいずれかのジャーナルファイルが正常にリセットされたことを示しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
I/O error writing to control database specified by SLSCNTL DD statement
説明
: SLUADMIN ユーティリティーがプライマリ制御データセット (DD 名 SLSCNTL) で I/O エラーを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLSCNTL DD 文の割り当てパラメータをチェックし、ユーティリティーを再送信します。
I/O error reading from data set specified by SLSDELTA DD statement
説明
: SLUADMIN RESTORE ユーティリティーが、一時作業ファイル (DD 名 SLSDELTA) 上のソートされたジャーナルレコードの読み取り時に I/Oエラーを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLSDELTA DD 文で表されたソート済みの一時ジャーナルレコードファイルを再割り当てしてから、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
LSM
LL
is invalid
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能制御文の「LSM」パラメータを通じて取得された LSMid (LL) が無効でした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: ライブラリの構成をチェックし、「LSM」パラメータを指定し直してから、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
LSMid
AA:LL
is offline
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、特定の LSMid (AA:LL) への機能パスを必要としましたが、その LSM がユーティリティーの実行されたホストに対してオフラインであるか割り当てられていないことがわかりました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: LSM をこのホストに対してオンラインにして (MODify コマンドを参照)、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。LSM が割り当てられていない場合は、LSM をユーティリティー制御文から削除し、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Panel index
DD
is invalid
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、AUDIt 制御文の PANel パラメータに指定された無効なパネル索引 (DD
) を検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: PANel パラメータのパネル索引を指定し直して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Volume
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
is in control database at cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能が、制御データセットとは異なるライブラリ位置にある、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) を持つライブラリカートリッジを検出しました (最初のセルはカメラによって確認された位置で、2 番目のセルは制御データセット位置です)。監査が「アクティブ」であった (制御文に APPly(YES) が指定されているか、省略されていた) 場合、データセットは更新されています。
システムアクション
: APPly パラメータに応じて、監査は制御データセット内のボリュームの位置を変更します。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
is not in control database
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能が、制御データセット内に存在しない、指定されたボリュームシリアル番号 (volser
) を持つライブラリカートリッジを、指定された位置 (AA:LL:PP:RR:CC) で検出しました。監査が「アクティブ」である (制御文に APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている) 場合、そのボリュームは制御データセットに加えられます。
システムアクション
: APPly パラメータの指定に応じて、ボリュームは制御データセットに加えられる場合があります。
ユーザーの対応
: なし
Cartridge in cell
AA:LL:PP:RR:CC
has an unreadable or illegal external label
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、ラベルの付いていないカートリッジ、外部ラベルが読み取り不可のカートリッジ、または不当な文字を含むラベルの付いたカートリッジを、定義された位置 (AA:LL:PP:RR:CC) で検出しました。監査が「アクティブ」である (APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている) 場合、そのカートリッジはイジェクトされます。
システムアクション
: APPly(YES) が指定されている場合、そのカートリッジはライブラリから物理的にイジェクトされます。
ユーザーの対応
: APPly(YES) が指定されている場合は、カートリッジを CAP から取り出し、そのボリュームシリアル番号を確認して、再度挿入します。APPly(NO) が指定されている場合は、元のボリュームに対するエラント回復を呼び出して、そのカートリッジを論理的にイジェクト (制御データセットから削除) することが必要な場合もあります。エラント回復を呼び出すには、そのボリュームに対して Mount または EJect コマンドを発行します。
Volume
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
is a duplicate with volume in cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能が、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) を持つ複数のライブラリカートリッジを検出しました。最初に指定された位置 (AA:LL:PP:RR:CC) は重複したボリュームを示し、2 番目の位置は元のボリュームを示します。監査が「アクティブ」である (制御文に APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている) 場合、そのボリュームはイジェクトされます。
システムアクション
: 監査がアクティブである場合、重複したボリュームはライブラリから物理的にイジェクトされます。
ユーザーの対応
: ライブラリ内にどちらのボリュームがあるべきかに応じて、ライブラリ内に残されたボリュームをイジェクトし、もう一方のボリュームを再度挿入する必要がある場合があります。
ACS
AA
is invalid
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、ユーティリティー制御文の ACS パラメータの無効な指定を検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: ACS を指定し直して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
ACS
AA
is disconnected
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が特定の ACS (AA
) への機能パスを必要としましたが、その ACS がユーティリティーの実行されたホストから切断されていることがわかりました。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: このホストに ACS を接続して (Vary コマンドを参照)、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Missing or invalid SLSINIT DD statement
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、必要なプロトタイプ初期化制御文ファイル (DD 名 SLSINIT) を正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: 80 バイトのカードイメージ制御文レコードと、ボリュームシリアル番号を表す 6 文字の代入フィールド (「******」) を含む SLSINIT DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Missing or invalid initialization control statement (
CCCCCCCC
DD statement)
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、必要な初期化制御文ファイル (DD 名は CCCCCCCC、IEHINITT では SYSIN) を正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: 初期化カートリッジ制御文 (デフォルトの DD 名は SYSIN) の CNTLDD パラメータで指定された DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Invalid SLSINIT prototype initialization control statement
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、SLSINIT ファイル内に無効なプロトタイプ初期化制御文を見つけました。ファイルが null (カードイメージレコードを含まない) か、7 つ以上のカードイメージレコードがあるか、あるいは 6 文字のボリュームシリアル番号代入フィールド (「******」) がないかのいずれかです。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: 80 バイトのカードイメージ制御文レコードと、ボリュームシリアル番号を表す 6 文字の代入フィールド (「******」) を含む SLSINIT DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
OPTION parameter value invalid; must be SCRatch or EJEct
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、カートリッジ初期化 (INITialize) 制御文の OPTion パラメータに無効な値を見つけました。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: カートリッジ初期化制御文の OPTion パラメータを指定し直すか、除去してから、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Initialize cartridge program
CCCCCCCC
not found
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、カートリッジ初期化制御文の PROGram パラメータで指定されているか、デフォルトで IEHINITT に指定されている初期化プログラム (CCCCCCCC) をロードしようとしました。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: PROGram パラメータの初期化プログラムの指定をチェックし、それが SLUADMIN のリンクリストからアクセス可能であることを確認します。
Library scratch list deletion completed successfully
説明
: これは、REPLaceall 制御文を持つ SLUADMIN スクラッチ更新ユーティリティーによって発行されるチェックポイントメッセージであり、現在のスクラッチリストからすべてのスクラッチボリュームが削除されたことを示しています。
システムアクション
: 通常の操作が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
successfully entered into library
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティー (MVS) またはカートリッジ挿入ユーティリティー (VM) が、外部ラベル (volser) を持つカートリッジをライブラリに挿入しました。MVS カートリッジ初期化ユーティリティーは、初期化プログラムを呼び出す前にこのメッセージを発行します。
システムアクション
: カートリッジはライブラリに挿入されています。
ユーザーの対応
: なし。
Missing or invalid SLSSMF or SLSPARM DD statement
説明
: SLUADMIN アクティビティーレポートユーティリティーが、必要な SMF レコードファイル (DD 名 SLSSMF または SLSPARM) を正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLSSMF または SLSSMF DD 文を指定してから、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Volume
volser
not located by Audit
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) を監査されたライブラリ要素内に見つけられませんでしたが、制御データセットには監査されたライブラリ要素内に位置を持つそのボリュームが含まれています。監査が「アクティブ」である (APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている) 場合、そのボリュームはデータベースから削除されます。
システムアクション
: APPly(YES) が指定されている場合、そのボリュームはライブラリから論理的にイジェクト (制御データセットから削除) されます。
ユーザーの対応
: そのボリュームがライブラリ内にあるとまだ思われる場合は、LSM 全体またはその ACS が含まれるように、監査の対象となるライブラリ項目を増やします。それでも ACS 内にボリュームが見つからない場合は、SMF データと MVS SYSLOG または SCP CONSLOG を調べて、ボリュームがイジェクトされたか、あるいは手動でライブラリにマウントされたあとで取り出されたかを判断します。
'APPLY' parameter value invalid; must be 'YES' or 'NO'
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能に、YES または NO 以外の値で APPly パラメータが指定されました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティー制御文の APPly パラメータを訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
An error occurred in the initialize cartridge program
CCCCCCCC
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、カートリッジ初期化プログラム (CCCCCCCC) を呼び出し、ゼロ以外のリターンコードを受け取りました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: カートリッジ初期化プログラムからのエラーメッセージをチェックして、その原因を解決します。次に、カートリッジをイジェクトして、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Invalid date and/or time specified on SLSIN control statement
説明
: SLUADMIN アクティビティーレポートユーティリティーが、ACTIvities 制御文の BEGIN または END パラメータの日付または時間、あるいはその両方のフォーマットが間違っていることを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: ACTIvities 制御文の BEGIN または END パラメータ (あるいはその両方) を指定し直します。その際、日付の場合は「MM/DD/YY」または「YYYYMMDD」(01 =< MM =< 12、01 =< DD =< 31)、時間の場合は「HH:MM:SS」(00 =< HH =< 23、00 =< MM、SS =< 59) というフォーマットで指定します。次に、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
BEGIN date and/or time is the same or later than END date and/or time
説明
: SLUADMIN アクティビティーレポートユーティリティーが、BEGIN パラメータの日付/時間が、ACTIvities 制御文の END パラメータの日付/時間よりも前でないことを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: ACTIvities 制御文の BEGIN または END、あるいはその両方のパラメータを指定し直して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Invalid date specified in PARM parameter of JCL statement
説明
: スクラッチ変換ユーティリティーの PARM フィールドに指定された日付が有効な日付値ではありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 日付値を訂正して、スクラッチ変換ユーティリティーを再送信します。
Missing or invalid SLSTMS DD statement
説明
: SLUCONDB スクラッチ変換ユーティリティープログラムが、必要なユーティリティー制御文ファイル (DD 名 SLSTMS) を正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 処理の対象となるテープ管理システムデータベースを含む SLSTMS データセットを指定します。SLUCONDB ユーティリティーを再送信します。
Invalid command
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、SLSIN 制御文に、認識できないコマンドを検出しました。
システムアクション
: そのコマンド文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のコマンドを訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CCCCCCCC1
parameter mutually exclusive with
CCCCCCCC2
parameter
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、相互に排他的な 2 つのパラメータ (CCCCCCCC1 と CCCCCCCC2) が指定されている SLSIN 制御文を検出しました。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 参照されたパラメータの 1 つを除去することにより制御文を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CCCCCCCC1
parameter requires corequisite parameter
CCCCCCCC2
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、別のパラメータ (CCCCCCCC2) の指定を必要とするパラメータ (CCCCCCCC1) を含む SLSIN 制御文を検出しましたが、別のパラメータがその制御文にありませんでした。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 必要なパラメータを指定することにより制御文を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。このエラーは、無効な継続と関係していることがあります。
リクエストされた欠落パラメータが受け入れ可能な唯一のパラメータではない可能性があることに注意してください。パラメータによっては、相互に必要ないくつかのパラメータが要件を満たすことがありますが、メッセージにはそれらパラメータの 1 つしか表示されません。
Parameter
CCCCCCCC
is an unknown parameter
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、そのコマンドで許可されていないパラメータ (CCCCCCCC) または 9 文字以上のパラメータのどちらかが指定されている SLSIN 制御文を検出しました。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 無効なパラメータを除去するか、有効なパラメータのスペルを修正することにより制御文を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CCCCCCCC
parameter has a value with a length error
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、許可された値よりも長いか短い値のパラメータ (CCCCCCCC) が指定されている SLSIN 制御文を検出しました。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のパラメータ値を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CCCCCCCC
parameter requires a value
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、値のないパラメータ (CCCCCCCC) が指定されている SLSIN 制御文を検出しましたが、そのパラメータには値が必要でした。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のそのパラメータに値を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Value not allowed with
CCCCCCCC
parameter
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、値のあるパラメータ (CCCCCCCC) が指定されている SLSIN 制御文を検出しましたが、そのパラメータには値を指定できません。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のそのパラメータから値を除去して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Parameter
CCCCCCCC
has an illegal value
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、不正な値を含むパラメータ (CCCCCCCC) が指定されている SLSIN 制御文を検出しました。リストが許可されていない箇所にリストがあるか、値のタイプ (すなわち、16 進値、数字、英字) が許可されているものと異なるかのどちらかです。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のそのパラメータの値を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CCCCCCCC
parameter has too many values
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、値リストの項目の数が多すぎるパラメータ (CCCCCCCC) が指定されている SLSIN 制御文を検出しました。たとえば、PANel パラメータでのパネル索引の数は最大 20 個です。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のそのパラメータの値リストを訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
PANEL parameter not allowed with LSM value list parameter
説明
: コマンドまたはユーティリティーが、PANel パラメータと、値リスト (複数の LSM 番号) を含む LSM パラメータが指定されている制御文を検出しました。パネルも指定されている場合、LSM は 1 つしか許可されません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: パラメータを訂正して、コマンドを再送信します。
Parameter
PPPPPPP1
or
PPPPPPP2
required
説明
: リストされたパラメータの 1 つを必要とするコマンドまたはユーティリティー機能がリクエストされました。
システムアクション
: そのコマンドまたはユーティリティーは実行されません。
ユーザーの対応
: コマンドまたは制御文上のそれらのパラメータの 1 つを指定して、コマンドを再入力するか、ユーティリティージョブを再送信します。
Audit phase 1 (Registration) completed
説明
: これは、SLUADMIN AUDIT ユーティリティーのチェックポイントメッセージであり、監査の登録フェーズが完了したことを示しています。リクエストされた監査が正当なものであり、他のいずれのライブラリユーティリティーとも競合しないことが確認されました。また、エラーの発生した ACS 用にカートリッジアクセスポート (CAP) が予約されています。
システムアクション
: 監査処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Audit phase 2 (Volumes Check) completed
説明
: これは、SLUADMIN AUDIT ユーティリティーのチェックポイントメッセージであり、監査のボリューム検査フェーズが完了したことを示しています。制御データセット内のすべてのボリュームレコードが読み取られ、監査済みライブラリ要素内のボリュームの項目が監査済みボリュームテーブルに作成されました。最後のアクティブ監査が完了すると、見つからなかったボリュームはすべて、制御データセットから削除されます。
システムアクション
: 監査処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Audit phase 3 (Cell Scan) completed
説明
: これは、SLUADMIN AUDIT ユーティリティーのチェックポイントメッセージであり、監査のセルスキャンフェーズが完了したことを示しています。監査対象のすべてのライブラリ要素が LSM カメラによってスキャンされ、これが「アクティブ」監査である場合 (APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている場合)、制御データセットがそれらの要素の実際の内容を反映するように更新されています。また、重複するラベルや読み取り不可のラベルを持つカートリッジはすべてイジェクトされました。
システムアクション
: 監査処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Audit phase 4 (Finish) completed
説明
: これは、SLUADMIN AUDIT ユーティリティーのチェックポイントメッセージであり、監査の最終フェーズが完了したことを示しています。この監査で予約されたすべてのカートリッジアクセスポート (CAP) が解放され、これが最後の「アクティブ」監査である場合 (APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている場合)、監査済みボリュームテーブルがスキャンされ、監査で見つからなかったボリュームはすべて制御データセットから削除されました。
システムアクション
: これが (最終で) 開始された場合、監査処理は続行されます。それ以外の場合、監査処理は終了し、終了のリターンコードメッセージが発行されます (SLS0155I)。
ユーザーの対応
: なし
Audited volume
volser
is errant (lost)
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、監査済みライブラリ要素内のボリュームに対して「エラント」(失われた) とマークされたボリュームレコードを制御データセット内に検出しました。これが「アクティブ」監査である場合 (APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている場合)、そのボリュームがセルスキャンフェーズで見つかれば、ボリュームレコードは更新されます。
システムアクション
: APPly(YES) が指定されていて、ボリュームが LSM セルスキャンフェーズ中に見つかれば、ボリュームはエラントセットから取り除かれます。
ユーザーの対応
: ボリュームが見つからない場合は、そのボリュームを表示して、最後にわかっている位置を確認します。最後にわかっている位置を確認するには、VIew コマンドを使用します。それでもライブラリ内にボリュームが見つからない場合は、MVS SYSLOG/SCP CONSLOG および SMF データを調べて、ボリュームがイジェクトされたか、あるいは手動で ACS にマウントされたあとで取り出されたかを判断します。監査の範囲を広げます。
Audited volume
volser
has a cell index mismatch
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、監査済みライブラリ要素内にホーム位置があるボリュームレコードを制御データセット内に検出しましたが、その位置のセル索引にボリュームシリアル番号がないか、または異なるボリュームシリアル番号が指定されています。これが「アクティブ」監査である場合 (APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている場合)、セル索引レコードは、それがボリュームシリアル番号を一切反映していないか、含まれるボリュームシリアル番号が存在しないか、あるいはそのボリュームレコードのホーム位置が異なっていれば更新されます。
システムアクション
: 制御データセットのセル索引部分は、APPly(YES) が指定されていれば更新されます。
ユーザーの対応
: APPly(NO) が指定されている場合は、セル索引の不一致が発生します。この不一致は、監査された場合、または実際にセル内にあるボリュームがイジェクトされたか、LSM 外に移動させられた場合にのみ解消できます。(ACS またはLSM パラメータを指定して) 範囲を限定したボリュームレポートを実行すれば、セル索引の不一致が表示されます。
Audited volume
volser
is errant (lost) and has a cell index mismatch
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、エラント (失われた) とマークされたボリュームレコードを制御データセット内に検出しましたが、そのホーム位置のセル索引にボリュームシリアル番号がないか、または異なるボリュームシリアル番号が指定されています。これが「アクティブ」監査である場合 (APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている場合)、セル索引レコードは、それがボリュームシリアル番号を一切反映していないか、含まれるボリュームシリアル番号が存在しないか、あるいはそのボリュームレコードのホーム位置が異なっていれば更新されます。また、そのボリュームが監査のセルスキャンフェーズで見つかった場合、制御データセットは更新されて、ボリュームは非エラントになります。
システムアクション
: セル索引は、アクティブ監査であれば更新されます。LSM セルスキャン中にボリュームが見つかり、これがアクティブ監査である場合、ボリュームのエラント状態は解消されます。
ユーザーの対応
: ボリュームが見つからない場合は、監査の範囲を広げてみます。それでもボリュームが見つからない場合は、MVS SYSLOG/SCP CONSLOG および SMF データを調べて、ボリュームがいつイジェクトされたか、または手動でマウントされたかを確認します。
Audit scan for LSMid
AA:LL
, panel DD has completed
説明
: これは、SLUADMIN AUDIT ユーティリティーによって発行されたチェックポイントメッセージであり、指定された LSMid (AA:LL) とパネル (DD) の物理セルスキャンが完了したことを示しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Audit scan for panels in LSMid
AA:LL
has terminated
説明
: これは、SLUADMIN AUDIT ユーティリティーによって発行されたチェックポイントメッセージであり、指定された LSMid の物理セルスキャンが正常に完了したか、あるいは SLSPRINT 出力内の別のメッセージで識別されるエラーが原因で早期に終了したことを示しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Control data set configuration does not match the hardware configuration
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、制御データセット構成と、物理セルスキャンで検出されたハードウェア構成との間に相違を見つけました。
システムアクション
: AUDIT ユーティリティーは取り消されます。
ユーザーの対応
: LIBGEN によって制御データセット構成を変更するか、CSE に依頼して、LMU に保管されている ACS 構成を変更します。
Invalid utility control statement
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、ユーティリティー制御文の継続やその他の一般的な構文エラー (括弧の不一致など) を検出したか、連結された制御文が 32767 文字の最大長を超えています。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 構文エラーを訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Required parameter
CCCCCCCC
is missing
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、必要なパラメータ (CCCCCCCC) の欠落している制御文を検出しました。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 欠落しているパラメータを指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
LMU or LSM failure during operation in LSMid
AA:LL
, RC=
XXXXXXXX
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、自身の要求した LMU または LSM 操作から返されたエラーを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 障害の発生したおよその時間を記録して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。修理/調節アクションの実行後、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Scratch Redistribution completed successfully for ACS
AA
説明
: SLUADMIN SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーが、指定された ACS (AA) でのスクラッチボリュームの均衡化 (導入時に定義された許容範囲内での) を完了しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Specified ACS has fewer than two LSMs online; Scratch Redistribution will not run
説明
: SLUADMIN SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーが、スクラッチが均衡化されている ACS 内にオンラインの LSM が 1 つしかないと判断しました。この構成では、スクラッチ再分配はスクラッチボリュームを再分配できません。
システムアクション
: 再分配は、スクラッチカートリッジを移動させないままで終了します。
ユーザーの対応
: 指定された ACS 内に複数の LSM が存在する場合は、少なくとも 2 つの LSM をオンラインにして (MODify コマンドを参照)、スクラッチ再分配のユーティリティージョブを再送信します。
No scratch volumes exist; Scratch Redistribution will not run
説明
: SLUADMIN SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーが、スクラッチが均衡化されている ACS 内にスクラッチボリュームが 1 つもないと判断しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは、スクラッチカートリッジを移動させないままで終了します。
ユーザーの対応
: スクラッチ更新ユーティリティーを使用して ACS 内にスクラッチボリュームを定義してから、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Offline LSM in path for ejecting volume volser
説明
: SLUADMIN EJECT ユーティリティーが、カートリッジをイジェクトしようとしましたが、そのカートリッジがオフラインの LSM 内にあるか、またはオフラインの LSM を通過する必要がありました。
システムアクション
: そのユーティリティーは、カートリッジをイジェクトしないまま続行されます。
ユーザーの対応
: すべての LSM がオンラインになったら、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CAP is in offline LSM (LSMid
AA:LL
); eject utility terminating
説明
: SLUADMIN EJECT ユーティリティーがカートリッジをイジェクトしようとしましたが、そのカートリッジがイジェクトされる CAP がオフラインの LSM 内にありました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: すべての LSM がオンラインになったら、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Invalid scratch pool specified in PARM parameter of JCL statement
説明
: 指定されたスクラッチプールが、SLUADMIN ユーティリティーによって認識されるものではありません。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: スクラッチプールに AL、SL、NL、または NSL を指定して、ユーティリティーを再送信します。
Unnamed Cartridge in CAP cell
AA:LL:CC:RR:C
; reply "V,
volser" or "Eject"
説明
: 光学ラベルのないカートリッジが CAP セル AA:LL:CC:RR:C (RR は CAP 行、C は CAP 列を示す) に見つかりました。オペレータは、そのカートリッジのボリュームシリアル番号を指定するようにリクエストされます。カートリッジは、このボリュームシリアル番号によって「認識」されます。
システムアクション
: カートリッジの挿入は、オペレータが照会に応答するまで待機します。ボリュームシリアル番号が別のライブラリカートリッジの重複でなければ、カートリッジはライブラリに挿入されます。
無効な応答を入力すると、メッセージ SLS0926I が発行され、そのあとでメッセージ SLS0250D が再発行されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
V
,volser。
ここで、volser は問題になっているカートリッジに適切なボリュームシリアル番号です。
Eject。カートリッジをイジェクトする場合。
Cartridge
volser
in CAP cell
AA:LL:CC:RR:C
is a duplicate and cannot be entered
説明
: 重複したカートリッジ volser
が CAP セル AA:LL:CC:RR:C (RR は CAP 行、C は CAP 列を示す) に見つかりました。重複したカートリッジをライブラリに挿入することはできません。
システムアクション
: カートリッジの挿入は、カートリッジの見つかった CAP セル内にそれを残したまま、その CAP 内の次のカートリッジに処理を進めます。
ユーザーの対応
: 重複したカートリッジを CAP から取り出します。カートリッジを挿入する必要がある場合は、同じボリュームシリアル番号を持つもう一方のカートリッジをイジェクトして、カートリッジの挿入を再度試みます。
Cartridge
volser
entered into LSMid
AA:LL
説明
: ボリュームシリアル番号 volser がライブラリに挿入されます。その位置は、指定された ACS および LSM 内です。
システムアクション
: カートリッジが挿入され、そのボリュームシリアル番号が光学的に検証されて、カートリッジがその新しい位置に移動されます。
ユーザーの対応
: なし
Keyword
CCCCCCCC
cannot be specified more than once
説明
: SLUADMIN ユーティリティーキーワード CCCCCCCC の重複がある SLSIN 制御文を検出しました。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Cartridge
volser
ejected to CAP cell
AA:LL:CC:RR:C
説明
: ボリュームシリアル番号 volser がイジェクトされ、指定の CAP 内にあります。
システムアクション
: カートリッジがイジェクトされ、そのボリュームシリアル番号が制御データセットから削除されます。
ユーザーの対応
: カートリッジを CAP から手動で取り出します。
Cartridge
volser
in CAP cell
AA:LL:CC:RR:C
has an invalid volser and cannot be entered
説明
: ボリュームシリアル番号 volser に無効な文字が含まれているため、ACS で許可されません。
システムアクション
: カートリッジは CAP 内に残されるため、CAP が開くときに取り出す必要があります。
ユーザーの対応
: カートリッジを CAP から取り出します。
Scheduled Enter (SENTER) cancelled
説明
: イジェクト中の CAP に対して SENter コマンドが入力されました。カートリッジが挿入されなかったため、EJect はカートリッジを挿入させないで完了します。
システムアクション
: なし
User Response
: The operator may want to start an ENter on the CAP in order to enter the cartridge needed.
{ENTER|EJECT|END|BEGIN} failed; CAPid
AA:LL:CC
;
DDDD1
-DDDD2
,
CCC...CCC
説明
: ENTER、EJECT、END、または BEGIN が、指定された CAPid (AA:LL:CC) 上で LMU エラーのために失敗しました。DDDD1 は LMU リターンコードであり、それに続く DDDD2 は LMU エラーのカテゴリとコードを示します。CCC...CCC は、そのエラーに関する 32 バイトの説明です。
考えられる LMU リターンコードは次のとおりです。
6500 - ソースが無効です
6501 - ソースが空です
6502 - ソースのボリュームシリアル番号が一致しません
6503 - ソースのボリュームシリアル番号が読み取り不可です
6504 - 予期しないボリュームシリアル番号がソースにあります
6505 - ターゲットが無効です
6506 - ターゲットがいっぱいです
6507 - ソースとターゲットが同じ ACS 内にありません
6508 - ソースとターゲットが同じ LSM 内にありません
6509 - ソースとターゲットが同じタイプではありません
6510 - LSM 接続パスが使用できません
6511 - LMU がオンラインになっていません
6512 - LMU との通信が失われました
6513 - 未完了応答ハンドラによって終了しました
6514 - LSM のハードウェアエラーです
6515 - LMU エラーです
6516 - CAP が保守モードになっています
6517 - CAP のドアが開いています
6518 - 挿入リクエストが保留になっています
6519 - イジェクトリクエストが保留になっています
6520 - CAP カタログが保留になっています
6521 - ドライブのロードエラーです
6522 - ドライブのアンロードエラーです
6524 - CAP はこのホストにすでに予約されています
6525 - CAP が別のホストに予約されています
6526 - CAP がこのホストに予約されていません
6527 - CAP との間の移動が保留になっています
6528 - LMU が停止しています
6529 - 無効なオプションフラグが指定されました
6530 - オプションコードが無効です
6532 - ボリュームシリアル番号が予想に反して読み取り可能です
6541 - LMU リスナーの接続に失敗しました
6542 - LMU タイマーの接続に失敗しました
6543 - LMU ステーションドライバの接続に失敗しました
6544 - LMU ステーションシミュレータの接続に失敗しました
6545 - LMU シミュレータの接続に失敗しました
6546 - LMU ワーカーの接続に失敗しました
6548 - LVT に HCT アドレスが見つかりませんでした
6549 - オフラインリクエストがすでに進行中です
6550 - ステーションがオフラインになっていません
6551 - ステーションがオンラインになっていません
6552 - LMU が存在しません
6553 - ステーションが存在しません
6554 - ソースとターゲットが同じパネル内にありません
6555 - ステーションがオフラインになっています
6558 - 無効な機能です
6568 - ブロードキャストメッセージがありません
6574 - ボリュームシリアル番号に無効な文字があります
6575 - メッセージに無効な文字があります
6578 - ステーションをオンラインに変更する際の通し番号がありません
6579 - ステーションをオンラインに変更する際のタイムアウトです
6582 - ボリューム動作が完了しました
6584 - 無効なブロードキャスト ID です
6586 - ドライブがアクティブであるか、巻き戻されていません
6587 - 特殊使用カートリッジのドライブのロードに失敗しました
6590 - ステーションを割り当てられません
6591 - ステーションのオープンに失敗しました
6592 - LSM がオフラインになっています
6593 - ホストパスグループの設定に失敗しました
6595 - 挿入操作が終了しました
6596 - 解放要求に対して挿入を取り消すことができません
6598 - LMU から受け取られた応答が無効です
65A0 - LSM がオンラインになっています
65A1 - LSM がオンライン保留になっています
65A2 - LSM がオフライン保留になっています
65A3 - LSM の準備ができていません
65A4 - LSM がオフラインになっていません
65A5 - LSM が保守モードになっています
65A6 - LMU の I/O エラーです
65A7 - 無効な取り消しリクエストです
65A8 - リクエストが取り消されました
65A9 - 取り消し対象のリクエストがアクティブではありません
65AA - リクエストの取り消しはもうできません
65AC - メディアが一致しません
65AD - メディアとボリュームシリアル番号が一致しません
65AE - メディアとドライブの互換性がありません
65AF - CAP マガジンが欠落しています
65FF - リクエストがパージされました
システムアクション
: 進行中のアクション (ENTER、EJECT、END、または BEGIN) は完了しません。障害の発生した時点によっては、そのカートリッジがエラントになる場合があります。このメッセージに続いて、SDUMP または SVC ダンプが出力される場合があります。
ユーザーの対応
: 問題の解決を試みます。これが不可能な場合は、ダンプと、MSP SYSLOG および SCP CONSLOG のコピーを保管しておき、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Request allowed selection of CAPid
AA:LL:CC
説明
: ENter または EJect リクエストは、システムによって選択された CAP (AA:LL:CC) をデフォルトとして使用します。このメッセージは、システムがそのリクエストに対して選択した CAP を示しています。
システムアクション
: リクエストされたカートリッジは、示された CAP を介して挿入またはイジェクトされます。
ユーザーの対応
: なし
Open CAPid
AA:LL:CC
for entering when unlocked
説明
: CAP 処理で、CAP AA:LL:CC を介してカートリッジの挿入が行われようとしています。LSM インジケータが点灯しているときは、オペレータがドアを開けてカートリッジを挿入できるように、CAP ドアのロックが解除されています。CAP は AA:LL:CC で識別されます。ここで、AA は ACSid、LL は LSMid、CC は LSM 内の特定の CAP 番号を示します。
システムアクション
: システムは、オペレータが CAP のドアを開閉するまで待機します。このとき、CAP の確認と CAP 内に見つかったカートリッジの挿入が行われます。
ユーザーの対応
: CAP のドアを開けて、CAP に挿入すべきカートリッジを入れてから、CAP のドアを閉めます。
Volume
volser
made errant
説明
: ボリュームの現在位置を確認できませんでした。
システムアクション
: そのボリュームはエラントになります。
ユーザーの対応
: なし
No storage space available for enter; reply Retry or Abort (R,A)
説明
: 次のいずれかの状態のために挿入リクエストを完了できません。
TLSM パラメータが ENter コマンドで指定されましたが、リクエストされた LSM 内に十分な格納スペースがないか、その LSM がオフラインまたはオフライン保留になっています。
リクエストされた ACS 内に十分な格納スペースがないか、その ACS 内のすべての LSM がオフラインまたはオフライン保留になっています。
監査が進行中の場合、新しいセルの割り当ては一時的に停止されます。
システムアクション
: カートリッジは、ユーザーが応答するまで CAP 内に残されます。
ユーザーの対応
: 必要な格納スペースを解放してリクエストを再試行するか、リクエストを中止してカートリッジを CAP から取り出します。
LSM がオフライン保留の場合は、その LSM をオフラインにできるように挿入リクエストを中止します。カートリッジの挿入が必要な場合は、LSM を一時的にオンラインにして、挿入を再試行します。
More than one cartridge in CAPid
AA:LL:CC
; expected only cartridge
volser
説明
: トランスポート挿入処理は、挿入とマウントの対象となるカートリッジを 1 回につき 1 つしか受け入れません。LSM によってスキャンされたときに、言及された CAP には複数のカートリッジが含まれていました。
システムアクション
: トランスポート挿入は、CAP 内にすべてのカートリッジを残して、ドアのロックを解除し、指定されたカートリッジを除くすべてのカートリッジを取り出せるようにします。
ユーザーの対応
: CAP のドアを開けて、volser を除くすべてのカートリッジを取り出してから、CAP のドアを閉めます。
Invalid function code (
XX
) passed in parm list
説明
: CAP エラーハンドラプログラムである SLSCESET に、無効な機能コード (XX) が渡されました。有効な機能コードは次のとおりです。
01 - ENTER
02 - EJECT
03 - END
04 - BEGIN
システムアクション
: このメッセージは、ユーザーの異常終了 U1096、RC=262 の前に表示されます。
ユーザーの対応
: SDUMP と、MVS SYSLOG および SCP CONSLOG のコピーを保管しておきます。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CAP processing {ejecting|terminating}; empty CAPid
AA:LL:CC
説明
: CAP のイジェクトプロセスで、除去する CAP にカートリッジがロードされたか、CAP の挿入プロセスで CAP からライブラリにボリュームを挿入できませんでした。オペレータは CAP のドアを開けて、示された CAP からカートリッジを取り出せます。
システムアクション
: システムは、オペレータが CAP のドアを開閉するまで待機します。このとき、ロボットによって CAP が空であることが確認されます。システムによって CAP が空であることが確認されたあと、CAP プロセスが終了していない場合は、挿入プロセスまたはイジェクトプロセスが続行されます。CAP 内にカートリッジが残っている場合は、このメッセージが再発行されることがあります。
ユーザーの対応
: CAP のドアを開けて、すべてのカートリッジを取り出してから、CAP のドアを閉めます。CAP の挿入プロセスを続行するには、システムによって CAP が空であることが確認されるまで待機し、CAP ドアのロックを解除してからカートリッジを CAP に挿入します。
UNSELECT failed for
volser, RC=
XXXX
; volume is still selected
説明
: EJect の実行時にソース位置が空であることがわかり、オペレータはその操作が無視されるようリクエストしました。ボリューム (volser) を選択解除しようとしましたが、そのリクエストは失敗して、指定されたリターンコード (XXXX) が返されました。
システムアクション
: ボリュームは選択されたままになります。ボリュームが完全にイジェクトされなかったため、制御データセット項目はそのまま存在します。
ユーザーの対応
: リターンコードに従って、適切な一連のアクションを判断します。
CAP termination found CAPid
AA:LL:CC
still active; will attempt Drain
説明
: HSC が終了しようとしています。CAP 処理で、このホストに対してアクティブな CAP を検出し、その CAP 処理の停止を試みます。
システムアクション
: システムは内部終了 CAP を呼び出し、それによって CAP 内のすべてのカートリッジがイジェクトされる可能性があります。
ユーザーの対応
: オペレータのアクションをリクエストする可能性のあるメッセージが表示されるまで待機します。
Attempt to enter duplicate volume volser rejected
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティー (MVS) またはカートリッジ挿入ユーティリティー (VM) が、すでにライブラリ内にあるボリューム (volser) を挿入する試みを検出しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティージョブは、そのほかのボリュームに処理を進めます。
ユーザーの対応
: 特定のボリュームを挿入する必要がある場合は、カートリッジのラベルを付け直して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Specified CAPid is not within ACS of Audit
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、指定された ACS 内での監査で特定の CAPid をリクエストしましたが、その CAP は、監査が行われる ACS とは異なる ACS 内にありました。
システムアクション
: 監査処理は終了します。
ユーザーの対応
: AUDIt ユーティリティー制御文をチェックします。指定された ACS が実際に、監査の実行されるべき要素を含む ACS であることを確認します。そうであれば、その ACS 内の CAPid を参照するように CAP パラメータを変更するか、CAP パラメータを指定しないで、ユーティリティーが使用可能なもっとも優先度の高い CAP を選択できるようにします。次に、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Volume
volser
is not in same ACS as CAP
説明
: SLUADMIN EJECT (カートリッジイジェクト) ユーティリティーが、イジェクト用に選択された CAP を持つ ACS 以外の ACS 内にあるカートリッジの volser を指定しました。
システムアクション
: そのボリュームはイジェクトされません。ユーティリティーは、指定された次のボリュームに処理を進めます。
ユーザーの対応
: リクエストされたボリュームシリアル番号のある ACS の CAP を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Attempt to enter unlabeled cartridge rejected
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティー (MVS) またはカートリッジ挿入ユーティリティー (VM) が、ラベルのないカートリッジをライブラリに挿入する試みを検出し、オペレータはその挿入を中止しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティージョブは、そのほかのボリュームに処理を進めます。
ユーザーの対応
: 特定のカートリッジを挿入する必要がある場合は、カートリッジに外部ボリュームラベルを付けるか、オペレータに対して、オペレータメッセージに受け入れ可能なボリュームシリアル番号で応答するよう指示します。次に、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Attempt to enter cartridge with invalid label
volser
rejected
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティー (MVS) またはカートリッジ挿入ユーティリティー (VM) が、無効な volser またはメディアラベルを持つカートリッジを挿入する試みを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティージョブは、そのほかのボリュームに処理を進めます。
ユーザーの対応
: 特定のボリュームを挿入する必要がある場合は、受け入れ可能な外部ラベルをカートリッジに付け直して、ユーティリティージョブを再送信します。
HSC server task abend; completion code
XXXXXX
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、HSC アドレス空間で実行される関連サーバータスクの異常終了を検出して終了しました。完了コード (XXXXXX) は、システム (最初の 3 桁の 16 進数) またはユーザー (最後の 3 桁の 16 進数) のどちらかの異常終了コードを示しています。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。また、「UTILITIES ESTAE ROUTINE」というラベルの付いた、関連サーバータスクの異常終了からの SVC ダンプもあります。このダンプのコピーを保管しておけば、問題を診断する際に役立ちます。
All journals are logically empty
説明
: 指定されたジャーナルに、最後のバックアップ以降に書き込まれた差分が含まれていなかったため、復元処理中にそれらが制御データセットに適用されませんでした。これは、バックアップの直後に復元が実行されたときに起こるもので、ジャーナルを制御データベースに適用する必要がないことを意味しているにすぎません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
LSM server subtask servicing LSMid
AA:LL
abended
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、HSC アドレス空間内の LSM サーバーサブタスクの異常終了を検出し、監査を終了しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。また、「AUDIT LSM SERVER ESTAE ROUTINE」というラベルの付いた、関連サーバータスクの異常終了からの SVC ダンプもあります。このダンプのコピーを保管しておけば、問題を診断する際に役立ちます。
An empty but allocated cell detected at cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、制御データセット内に割り当て済みのセルを検出しました。ユーティリティーが VOLRPT の場合、そのセルに割り当てられているボリュームはありません。ユーティリティーが AUDIT の場合、物理セルスキャンでそのセルが空であることがわかりました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: このメッセージが APPly(YES) の指定された監査から発行された場合、そのセルは解放されます。それ以外の場合、そのセルのあるパネルに対し、APPly(YES) を指定した監査を実行して、セルを解放します。
Journaling is not active; journal offload is not performed
説明
: SLUADMIN ジャーナルオフロードユーティリティーが、導入に必要な HSC ジャーナルに対して試行されましたが、制御データセットは、この導入ではジャーナル処理が LIBGEN オプションとして選択されていないことを示しました。
システムアクション
: ジャーナルオフロードを実行できません。
ユーザーの対応
: BACKUP ユーティリティーを参照して、通常の BACKUP ユーティリティーを実行すべきかどうか、あるいは SET ユーティリティーを実行して回復技法を変更すべきかどうかを判断します。
Missing or invalid SLSOFF
dd
DD statement
説明
: SLUADMIN ジャーナルオフロードユーティリティーが、SLSOFFdd DD 文 (dd は 01 - 02) で表されたオフロードファイルを正常に開けませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: オフロードファイルを的確に参照する正しい SLSOFFdd DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Journal at DDname SLSJRN
nn1
successfully off-loaded to data set defined by SLSOFF
nn2
DD statement
説明
: SLUADMIN ジャーナルオフロードユーティリティーから発行されたチェックポイントメッセージであり、識別されたジャーナルファイルが、識別されたオフロードファイルに正常にオフロードされたことを示しています (nn1 は 01 - 02、nn2 は 01 - 02)。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Offload of journal at DDname SLSJRN
nn failed
説明
: SLUADMIN ジャーナルオフロードユーティリティーが、識別されたジャーナルファイルの内容をオフロードデータセットに正常にコピーできませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 先行するメッセージを調べてエラーの原因を判断し、それについての説明とアクションを参照してください。
SLSOFF02 DD statement specified, but no corresponding SLSJRN02 DD statement
説明
: SLUADMIN ジャーナルオフロードユーティリティーが、識別されたオフロードファイルを検出しましたが、対応するジャーナルファイルを見つけられませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN ジョブの JCL に、対応するオフロードおよびジャーナルファイル DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
DDDDD
volumes have been selected for scratching
説明
: 出力された数字は、スクラッチ用に選択されたボリュームの総数を表しています。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
VOLSER parameter has a range value error
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、範囲フォーマットの値を含む VOLser パラメータが指定されている SLSIN 制御文を検出しましたが、その範囲が正しくありませんでした。低い値の長さと高い値の長さが等しくなかったか、低い値と高い値の非増分部分が同じではなかったか、または低い範囲の増分部分が高い範囲の増分部分に等しいか、それよりも大きかったかのいずれかです。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 制御文の VOLser パラメータの範囲値を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
User not authorized to use this utility function
説明
: 許可ライブラリから実行される必要のある SLUADMIN ユーティリティー機能が、無許可のライブラリから呼び出されたことを検出しました。無許可のユーザーが SLUADMIN ユーティリティー機能を使用しようとしたか、またはユーティリティーソフトウェアが不適切にインストールされたかのどちらかです。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 担当のシステムプログラミング要員に問い合わせて、StorageTek の自動ライブラリユーティリティー機能を必要とする場合の要件を明確にするようにしてください。システムプログラミング要員は、ライブラリソフトウェアが許可ライブラリに正しくインストールされるようにする必要があります。
SORT failure; refer to the sort message data set or job log
説明
: SORT プログラムを必要とする SLUADMIN ユーティリティー機能が、SORT からのエラーリターンコードを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: ソートメッセージデータセット (SYSOUT DD) またはジョブログ (SYSOUT DD がない場合) 内の SORT からのメッセージを参照して問題を解決し、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Subsystem is active on this host; restore terminated
説明
: RESTORE ユーティリティーが、復元操作の実行されているホスト上で HSC ソフトウェアサブシステムがアクティブであることを検出しました。復元操作では、サブシステムが実行されていない必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: サブシステムを停止させて、RESTORE ユーティリティーを再実行します。
Volume
volser
is currently errant; unavailable for processing
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が特定ボリュームシリアル番号 (volser) に対してユーティリティー固有の処理を実行しようとしましたが、その時点でボリュームはエラント状態にあった (失われていた) ため、ユーティリティープロセスは実行できませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは、次のボリュームシリアル番号に処理を進めます。
ユーザーの対応
: これはエラーとはみなされませんが、次の HSC サブシステムの初期化が実行されたあと、またはボリュームのエラント回復が完了したあとで、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信することをお勧めします。
Scratch Redistribution failed - target LSM
AA:LL
has no available cells
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、SCREdist (スクラッチ再分配) を実行しようとしましたが、指定された LSM にスクラッチボリュームの移動先として使用可能なセルがありませんでした。スクラッチ再分配を行うためには、各ターゲット LSM に空きセルが少なくとも 1 つ必要です。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 指定された LSM 内のセルの解放を試みてユーティリティージョブを再送信するか、再分配の範囲を少なくとも 1 つの空きセルを持つ LSM に縮小します。
SLSTAPE DD statement does not identify a library transport
説明
: SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、ライブラリトランスポートを表していない SLSTAPE DD 文を検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLSTAPE DD 文が有効なライブラリトランスポートを識別するように JCL を変更します。次に、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
SLSTAPE DD statement identifies a library transport in a different ACS than the specified CAPid
説明
: 特定の CAP をリクエストしている SLUADMIN カートリッジ初期化ユーティリティーが、指定された CAPid とは異なる ACS 内のライブラリトランスポートを割り当てている SLSTAPE DD 文を検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLSTAPE DD 文が、指定された CAP と同じ ACS 内の特定のライブラリトランスポートを識別するように JCL を変更するか、カートリッジ初期化ユーティリティーの制御文の CAP パラメータを変更します。次に、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Scratch Redistribution failed; too many LSMids specified
説明
: LIBGEN に定義されているよりも多くの LSMid が、SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーへのパラメータとして使用されました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: LSMid の数を正しく指定して、ユーティリティーを再送信します。
Scratch Redistribution prematurely ended; even distribution may not have occurred
説明
: SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーが終了する前に、特定の LSM 内にあるスクラッチボリュームの数が予想された値よりも多いことが判明しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は完了します。
ユーザーの対応
: 指定された ACS 内にある LSM 全体のスクラッチボリュームの分布を評価して、十分に行き渡っているかどうかを判断します。十分な場合は、それ以上何も行いません。不十分な場合は、ボリュームの分布が予想どおりではなかった原因を特定します (1 LSM あたりのスクラッチボリュームの平均数とスクラッチ許容レベルとの和または差)。必要に応じて、ユーティリティーを再実行してプロセスを完了します。
VOLSER parameter not present with SCRATCH or UNSCRATCH option
説明
: SLUADMIN スクラッチ更新ユーティリティーが、スクラッチまたはスクラッチ解除するボリュームを識別するために必要な VOLser パラメータが指定されていない SCRAtch または UNSCratch 制御文を検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SCRAtch または UNSCratch 制御文に VOLser パラメータを指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Missing or invalid SLSSOUT DD statement
説明
: ユーティリティー機能が、選択されたトランザクションを入れるために必要な出力ファイルを見つけられませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLSSOUT DD 文を指定して、ユーティリティージョブを再送信します。
Unexpected return code; RC=
XXXXXXXX
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、予期しないリターンコードを HSC アドレス空間コンポーネントから受け取りました。
システムアクション
: ユーティリティーの処理は続行され、最終条件コードの 4 が返されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
No value for tag
T...T
within header
H...H
for command
C...C
説明
: ヘッダー XML タグの処理中にデータタグが見つかりましたが、その値が指定されていませんでした。ヘッダータグが指定されている場合、データタグには値が必要です。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: 入力コマンドの構文を訂正して、リクエストを再送信します。
Tag
H...H
missing required element preceding tag
T...T
for command
C...C
説明
: ヘッダー XML タグの処理中にデータタグが見つかりましたが、ヘッダータグでは有効でないか、正しい位置にありませんでした。
ライブラリ位置タグ (acs、lsm、cap など) はグループタグ内で論理的な順番になっている必要があるので注意してください。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: 入力コマンドの構文を訂正して、リクエストを再送信します。
Both primary tag
T...T
and synonym
T...T
specified for command
C...C
説明
: シノニムとみなされる 2 つの XML タグが、両方とも同一のコマンド上で指定されていました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: 入力コマンドの構文を訂正して、リクエストを再送信します。
Illogical XML table setup between keywords
K...K
and
K...K
for command
C...C
説明
: これは内部エラーです。コマンドの解析テーブルに、2 つの異なるキーワードに対して同じ XML タグが指定されていました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: これは内部エラーです。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Illogical XML table setup for keyword
K...K
for command
C...C
説明
: これは内部エラーです。コマンドの解析テーブルに、同一のキーワードで同じ XML タグが 2 回指定されていました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: これは内部エラーです。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Header tag
H...H
contains unrecognized data tag
T...T
for command
C...C
説明
: ヘッダー XML タグの処理中に、有効でない (32 文字を超えるタグなど) データタグが検出されたか、定義されている下位のデータタグがすべて処理されたあとでデータタグが検出されました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: 入力コマンドの構文を訂正して、リクエストを再送信します。
No compatible virtual scratch volumes found [in subpool
S...S
]
説明
: 仮想スクラッチボリュームを選択しようとした際、互換性のあるボリュームが見つかりませんでした。リクエストでサブプールが指定されていた場合、指定されたサブプールには使用できるボリュームがありませんでした。
システムアクション
: スクラッチボリュームは選択されません。
ユーザーの対応
: 可能であれば、リクエストに別のサブプールを指定するか、スクラッチボリュームを使用可能にするためのスクラッチリクエストを送信します。
No compatible scratch volumes found in ACS
AA
[for media
M...M
] [for rectech
R...R
] [in subpool
S...S
]
説明
: スクラッチボリュームを選択しようとした際、要求された ACS 内に互換性のあるボリュームが見つかりませんでした。メディア、サブプール、または記録技法が指定されていた場合、これらの基準を満たす使用可能なボリュームがありませんでした。
システムアクション
: スクラッチボリュームは選択されません。
ユーザーの対応
: 可能であれば、リクエストに別のサブプールまたはメディアを指定するか、スクラッチボリュームを使用可能にするためのスクラッチリクエストを送信します。
No scratch volumes found [for media
M...M
] [for rectech
R...R
] [in subpool
S...S
]
説明
: スクラッチボリュームを選択しようとした際、ライブラリスクラッチボリュームが見つかりませんでした。メディア、記録技法、またはサブプールが指定されていた場合、これらの基準を満たす使用可能なボリュームがありませんでした。
システムアクション
: スクラッチボリュームは選択されません。
ユーザーの対応
: 可能であれば、リクエストに別のサブプールまたはメディアを指定するか、スクラッチボリュームを使用可能にするためのスクラッチリクエストを送信します。
Volume
volser1
media is incompatible with first volume
volser2
説明
: 複数のボリュームとドライブ情報の両方を指定した QUery VOLUME_INFO リクエストに、指定した最初のボリュームとそれ以降のボリューム間で互換性のないメディアがありました。
システムアクション
: 選択されたドライブ用のメディアと記録技法は、最初のボリュームに基づいています。同じドライブにボリュームを 2 つマウントしようとすると、2 つめのマウントリクエストは失敗します。
ユーザーの対応
: 入力を訂正して、リクエストを再送信します。
Parameter
P...P
value
V...V
is incompatible with parameter
P2...P2
volser2
説明
: パラメータ P...P
の値 V...V
が、パラメータ P2...P2
の存在と互換性がありません。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: 入力を訂正して、リクエストを再送信します。
Either parameter
P...P
or parameter
P2...P2
is required for command
C...C
説明
: 指定された 2 つのパラメータのうちの 1 つを必要とするコマンド C...C が入力されました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: 入力を訂正して、リクエストを再送信します。
No compatible drives for request
volser2
説明
: 特定のボリュームまたはスクラッチボリュームのどちらかに対する照会コマンドが受け取られました。ボリュームのメディアおよび場所、またはスクラッチポリシーに基づき、そのリクエストで互換性があるドライブは見つかりませんでした。
システムアクション
: ドライブ情報は返されません。
ユーザーの対応
: 可能であれば、リクエストを変更して再送信します。
No virtual volumes in subpool
説明
: 仮想スクラッチボリュームの照会が受け取られました。リクエスト時に、仮想ボリュームが 1 つも含まれていないサブプールを指定したか、VOLPARM が有効になっているシステムでサブプールを指定しなかったために、DEFAULTPOOL 内に仮想ボリュームが存在していません。
システムアクション
: そのリクエストから警告が返されます。
ユーザーの対応
: スクラッチを選択したりスクラッチマウントを試みたりする前に、サブプール内で仮想ボリュームが使用可能になっていることを確認します。
No valid media, model or rectech specified
説明
: 照会コマンドの送信時にメディア、モデル、記録技法の各パラメータのある組み合わせが指定されましたが、これらのパラメータの有効な値が一切見つかりませんでした。
システムアクション
: そのリクエストからエラーが返されます。
ユーザーの対応
: 指定されたメディア、モデル、または記録技法のパラメータを訂正し、リクエストを再送信します。
Invalid TMS specified in PARM parameter of JCL
説明
: スクラッチ更新機能のスクラッチ変換ユーティリティーの PARM フィールドに指定された名前が TMS、TLMS、または RMM ではありません。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 値を訂正して、スクラッチ更新機能のスクラッチ変換ユーティリティーを再送信します。
Scratch cartridges are within scratch tolerance level - Scratch Redistribution completed successfully
説明
: SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティー機能が正常に完了して、プロセスに関与する LSM にはスクラッチ許容レベル内の数のスクラッチカートリッジが含まれています。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Audit unable to physically scan cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能で、指定されたセル (AA:LL:PP:RR:CC) の物理スキャンを実行できませんでした。監査が「アクティブ」である (制御文に APPly(YES) が指定されているか、デフォルト設定されている) 場合、そのセルに対する訂正アクションは実行できません。
システムアクション
: この状態は条件コード 4 のエラーとして処理されます。監査ジョブは続行されます。
ユーザーの対応
: セルの内容および制御データセットの状態によっては、識別されたセルを含むライブラリ要素に対して 2 度目の監査を実行する必要がある場合があります。
Audit unable to eject volume
volser
at cell
AA:LL:PP:RR:CC
which is a duplicate with volume in cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能が、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) を持つ複数のライブラリカートリッジを検出しました。最初に指定された位置 (AA:LL:PP:RR:CC) は重複したボリュームを示し、2 番目の位置は元のボリュームを示します。重複したものをイジェクトしようとしましたが、監査は LMU エラーを検出したために、重複したボリュームを正常にイジェクトできませんでした。
システムアクション
: この状態は条件コード 4 のエラーとして処理されます。監査ジョブは続行されます。
ユーザーの対応
: エラーが続く場合は、担当の StorageTek CSE に連絡してください。ライブラリ内にどちらのボリュームがあるべきかに応じて、ライブラリ内に残されたボリュームをイジェクトし、重複したものを見つけて、再度挿入する必要がある場合があります。
Audit unable to eject cartridge at cell
AA:LL:PP:RR:CC
which has an unreadable or illegal external label
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、ラベルの付いていないカートリッジ、外部ラベルが読み取り不可のカートリッジ、または不当な文字を含むラベルの付いたカートリッジを、定義された位置 (AA:LL:PP:RR:CC) で検出しました。カートリッジをイジェクトしようとしましたが、監査は LMU エラーを検出したために、カートリッジを正常にイジェクトできませんでした。
システムアクション
: この状態は条件コード 4 のエラーとして処理されます。監査ジョブは続行されます。
ユーザーの対応
: エラーが続く場合は、担当の StorageTek CSE に連絡してください。カートリッジを見つけて、ラベルを調べるようにしてください。ラベルが壊れている場合は、ラベルを付け直してカートリッジをライブラリに再挿入するか、カートリッジを元の位置で交換してから、そのセル位置を含むライブラリ要素に対してもう一度監査を実行するようにしてください。
ROW parameter not allowed with PANEL value list parameter
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、ROW パラメータと、値リスト (複数の Panel id) を含む PANel パラメータが指定されている制御文を検出しました。ROW パラメータが指定されている場合、AUDIt 制御文では 1 つのパネルしか識別できません。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のパラメータを訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
COLUMN parameter not allowed with ROW value list parameter
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが、COLumn パラメータと、値リスト (複数のROW id) を含む ROW パラメータが指定されている制御文を検出しました。COLumn パラメータが指定されている場合、AUDIt 制御文では 1 つの行 (ROW) しか識別できません。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のパラメータを訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Row index
XX
is invalid
説明
: コマンドまたはユーティリティー制御文で指定された行番号 (XX) が LSM タイプでは無効です。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: ROW パラメータを指定し直して、リクエストを再送信します。
Column index
XX
is invalid
説明
: コマンドまたはユーティリティー制御文で指定された列番号 (XX) が LSM タイプでは無効です。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: COLumn パラメータを指定し直して、リクエストを再送信します。
{EJECT|AUDIT} Utility unable to reserve CAPid
AA:LL:CC
; utility waiting
説明
: カートリッジアクセスポート (CAP) を必要とする SLUADMIN ユーティリティー機能が、特定の CAP (ユーティリティー制御文に CAP パラメータが指定されている場合) を、その CAP が別のプロセスで使用中であるために割り当てられなかったか、CAP が必要とされる ACS 内にゼロ以外のプリファレンス優先度を持つ予約されていない CAP がありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは、ゼロ以外の優先度を持つ CAP が使用可能になるか、または特定の CAP が使用可能になるまで待機します。
ユーザーの対応
: ユーティリティーを取り消して異なる CAPid を指定するか、その特定の CAP を使用するプロセスが完了するまで待機します。そのユーティリティーは継続的に CAP を獲得しようとします。CAP が指定されなかった場合は、ACS 内の CAP のプリファレンス優先度を表示し、使用可能な CAP のプリファレンスをゼロ以外に設定して (Display および CAPPref ライブラリコマンドを参照)、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
Duplicate CAPid
AA:LL:CC
specified; duplicate is ignored
説明
: SLUADMIN EJECT ユーティリティーが、ユーティリティー制御文に同じ CAPid (AA:LL:CC) を複数回指定しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティージョブは続行されますが、以前に指定された CAPid が重複して指定された場合、それらは無視されます。
ユーザーの対応
: ユーティリティー制御文上にある重複した CAPid 指定を削除します。
Invalid specification of MIXED in PARM field of JCL statement
説明
: 大文字/小文字混合表記 (Mixed) のレポート見出しやメッセージ用に PARM フィールドに指定された名前が無効です。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: Mixed を正しく指定して、SCRAtch 更新変換プログラムを再送信します。
An audit of LSM
AA:LL
is recommended; utility terminated
説明
: SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーの実行中に、スクラッチボリュームの新しい場所として空のセルが選択されました。スクラッチボリュームをその新しいホームセルに移動している間に、新しいホームセル内にボリュームが見つかりました。CDS 情報が実際のハードウェアステータスと一致しませんでした。このエラーが 3 回発生すると、このメッセージが発行され、ユーティリティーは途中で終了します。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 指定された LSM の監査を実行して、それらの不一致を訂正することをお勧めします。LSM の監査に要する時間が長すぎる場合は、HSC ジョブログの SLS0698I メッセージを見直して、監査対象とするべき正確なセルを判別します。監査が完了したら、そのユーティリティーを再送信します。
Volume
volser
not found in location (
AA:LL:PP:RR:CC
) specified in Control Data Set
説明
: ボリュームとその位置の検証処理中に、そのボリュームが制御データセットで指定されている場所に適合しませんでした。
システムアクション
: この操作中にボリュームは移動されませんでした。
ユーザーの対応
: 問題のあるボリュームの特定を試みるようにしてください。必要に応じて、そのボリュームの置かれていたパネルの監査を行います。
External label on volume
volser
is unreadable
説明
: SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーの実行中に、参照されたボリュームのラベルを読み取れませんでした。
システムアクション
: この操作中にボリュームは移動されませんでした。制御データセットには、この状態を反映するマークが付けられました。
ユーザーの対応
: 言及されたボリュームをライブラリからイジェクトし、その外部ラベルを調べて、ラベルが読み取り可能でない理由を特定するようにしてください。この状態がいくつかのボリュームで起こっている場合は、StorageTek CSE にその状態を報告してください。
Cell
AA:LL:PP:RR:CC
is empty - found during Scratch Redistribution
説明
: SCREDIST (スクラッチ再分配) ユーティリティーの実行中に、問題のセルが空であることが判明しました。この状態が検出されたときに、制御データセットは、そのセルにスクラッチボリュームがあることを示しており、それを移動させようとしていました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 指定されたセルを監査して、この状態を解消します。
Volume
volser
is a cleaning cartridge; labelling ignored
説明
: カートリッジ初期化ユーティリティーの実行中に、クリーニングカートリッジのボリュームシリアル番号に一致するボリュームシリアル番号を持つカートリッジが挿入されました。このテープは初期化されませんが、LSM に挿入されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: クリーニングカートリッジを挿入する予定である場合は、何も行いません。クリーニングカートリッジを間違って挿入した場合は、カートリッジをイジェクトすることをお勧めします。
Volume
volser
is a cleaning cartridge; cannot be entered into Scratch List
説明
: SLUADMIN スクラッチ更新ユーティリティーが、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) をライブラリスクラッチプールに追加しようとしましたが、そのボリュームシリアル番号はライブラリのクリーニングカートリッジとして定義されているため、スクラッチボリュームとして処理できません。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: このエラーでスクラッチ更新ユーティリティーが取り消されることはありませんが、指定されたボリュームシリアル番号をチェックし、それを訂正して、SLUADMIN SCRAtch 更新ジョブを再送信することをお勧めします。
Required
DDNAME
CCCCCCCC
not found
説明
: SLUADMIN JCL に、要求された DDname が指定されていませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
DDname
CCCCCCCC
failed to open
説明
: 指定されたファイルを開こうとしましたが、失敗しました。
システムアクション
: オペレーティングシステムのメッセージとコードを参照して、適切なアクションを実行します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
Cleaning cartridge prefix has been set to
CCC
説明
: 自動クリーン変換ユーティリティーが正常に実行され、自動クリーンカートリッジの接頭辞が CCC に設定されました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Duplicate Data Set names have been found
説明
: ユーティリティーの実行を試みたため、実行中に、重複したデータセット名が複数の DD 文に存在することが判明しました。
システムアクション
: すべての DD 文のデータセット名を確認します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
Volume
volser is now unselected; owning host was
CCCCCCCC
説明
: UNSELECT ユーティリティーが正常に実行されたため、指定されたボリュームが選択解除されます。そのボリュームを所有していたホストが示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
was not selected
説明
: UNSELECT ユーティリティーが、指定されたボリュームが選択されていなかったことを検出しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
volser
not ejected, not found in cell; IGNORED
説明
: EJect 処理中に、イジェクト対象のボリュームがそのセル内に見つかりませんでした。HSC から SLS0698I、SLS0699I、および SLS0925D の各メッセージがコンソールに表示される場合もあります。オペレータは SLS0925D に対して「I」と応答しました。
システムアクション
: EJect は、カートリッジをイジェクトしないまま続行されます。条件コード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: 必要ありません。ただし、ボリュームを見つける際に AUDIT ユーティリティーを実行することが望ましい場合もあります。
volser
not ejected, not found in cell; DELETED FROM CONTROL DATA SET
説明
: EJect 処理中に、イジェクト対象のボリュームがそのセル内に見つかりませんでした。
システムアクション
: EJect は、カートリッジをイジェクトしないまま続行されます。対応するボリュームレコードは、制御データセットから削除されます。
ユーザーの対応
: 必要ありません。ただし、ボリュームを見つける際に AUDIT ユーティリティーを実行することが望ましい場合もあります。
Unable to communicate with
CCCCCCCC
to unselect
volser
説明
: UNSELECT ユーティリティーが、選択解除リクエストを指定されたホストに送ってメモリー内テーブルのいくつかが更新されたことを確認しようとしましたが、失敗しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 指定されたホストとの通信を再確立するか、指定されたホストで UNSELECT ユーティリティーを実行します。
{AUDIt|EJect|INITialize} Utility unable to reserve a CAP in ACS
AA
; utility waiting
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能が、すべての CAP が別のプロセスで使用中であるために、指定された ACS 内で必要な CAP を割り当てられなかったか、CAP が必要とされる ACS 内にゼロ以外のプリファレンス優先度を持つ予約されていない CAP がありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは、ゼロ以外の優先度を持つ CAP が使用可能になるか、または指定された ACS 内にあるゼロの優先度を持つ CAP がゼロ以外になるまで待機します。
ユーザーの対応
: ACS 内の CAP のプリファレンス優先度を表示して、使用可能な CAP のプリファレンスをゼロ以外に設定します (Display および CAPPref ライブラリコマンドを参照)。そのユーティリティーは継続的に CAP を獲得しようとしているため、新しくプリファレンス設定された CAP が選択されます。
SMF input file is not sorted by SMF record type, Date and Time; utility terminated
説明
: HSC アクティビティーレポートユーティリティーを実行するリクエストが出されましたが、SMF 入力データが、SMF レコードタイプ、日付および時間でソートされていませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 次のようにソート制御文を指定して、SMF 入力データをソートします。
INCLUDE COND=(6,1,BI,EQ,’FF’) SORT FIELDS=(15,4,CH,A,11,4,PD,A,7,4,BI,A) SUM FIELDS=NONE
注記:
X'FF' は SMFid のデフォルト 255 です。SMFid は 00 から FF までの範囲にでき、使用している SMFid に一致させるようにしてください。SMF データのソート後、必要に応じて、新しくソートされたファイルを指すようにアクティビティーレポートの JCL を変更し、ジョブを再実行します。
I/O error
CCCCCCCC
説明
: ユーティリティーデータセットの 1 つで I/O エラーが発生しました。CCCCCCCC はエラーを説明するメッセージ情報です。これには、ジョブ名、ユニットアドレス、DD 名、DECB ECB の 16 進ダンプ、相対ブロック番号などが含まれている可能性があります。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 問題を訂正して、ユーティリティーを再実行します。
CCCCCCCC
parameter changed from
DDDDDDDD
to
EEEEEEEE
説明
: SET ユーティリティーが、CCCCCCCC パラメータを DDDDDDDD から EEEEEEEE に正常に変更しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Hostid
CCCCCCCC
is active
説明
: ユーティリティーが、指定されたホストがアクティブであると判断しました。しかし、リクエストされた機能では、指定されたホストが停止している必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 指定されたホストが非アクティブであることを確認してから、ユーティリティーを再実行します。
HOSTid
CCCCCCCC
is active
説明
: SET ユーティリティーが、指定されたホストがアクティブであると判断しました。しかし、リクエストされた機能では、指定されたホストが非アクティブである必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 非アクティブなホスト ID を指定してユーティリティーを再実行します。
Parameter
CCCCCCCC1
would create duplicate values of
CCCCCCCC2
説明
: SET ユーティリティーが、パラメータに指定された値が重複していると判断しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 重複したパラメータを指定しないで、ユーティリティーを再実行します。
Hostid
CCCCCCCC
not found
説明
: ホスト ID CCCCCCCC がデータベース内に見つかりませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 有効な CDS ホストになるようにホスト ID を訂正し、ジョブを再送信します。
Database not formatted for dynamic Host addition
説明
: 新しいホストをデータベースに追加するには、データベースが HSC リリース 2.1.0 以上である必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 最新リリースの HSC をインストールして、ユーティリティージョブを再実行します。
Database already contains maximum number of Hostids
説明
: データベースにはすでに 16 個のホスト ID が含まれています。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: データベース内のすべてのホストが導入に必要であるかどうかを確認します。必要であれば、この構成に新たなホストを追加することはできません。必要でなければ、LIBGEN を再実行して非アクティブなホストを削除し、新しいホストを追加します。
All host DHBEFLAGS reset in CDS
説明
: SLUADMIN RESTORE ユーティリティーの実行中、プライマリ CDS が再構成されてからセカンダリコピーにコピーされるまでに、すべてのホストのすべての DHBEFLAGS が null にリセットされました。これにより、すべてのホストが残存ステータス情報なしで通常どおりに開始されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Option
CCC...CCC
is invalid
説明
: 指定されたオプション (CCC...CCC) が無効です。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: オプションを指定し直して、ユーティリティージョブを再送信します。
Cell location parameter contains non-hex value
説明
: セル位置パラメータの値に、有効な 16 進データが含まれていません。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: セル位置パラメータを訂正して、ユーティリティージョブを再送信します。
Audit at ROW or COLUMN level of non-existent cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能で、指定されたセル (AA:LL:PP:RR:CC) の行 (ROW) または列 (COLumn) レベルの監査を実行できませんでした。これは、指定されたセル位置が、存在しないセルであったためです。
システムアクション
: 訂正アクションは必要ありませんが、ユーザーには、存在しないセル (複数の場合もある) を除外するように AUDIt 制御文を変更することをお勧めします。これは条件コード 4 のエラーとして処理され、監査ジョブは続行されます。
ユーザーの対応
: 何も必要ありません。ただし、類似した AUDIt ユーティリティー制御文は、その監査が ROW または COLumn レベルの場合、存在しないセルを除外するように変更することをお勧めします。
Panel free-cell count corrected for LSMid
AA:LL
, panel
PP
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能が、LSM AA:LL 内のパネル PP の空きセルカウントが監査で見つかった空きセルの実際の数と一致しないことを検出しました。このメッセージは、監査がパネルレベル以上 (つまり、LSM または ACS) のレベルで実行された場合にのみ発行されます。このカウントは、検出された空きセルの実際の数に一致するように訂正されました。
システムアクション
: 訂正アクションは必要ありません。監査ジョブは続行されます。
ユーザーの対応
: なし
LSM free-cell count corrected for LSMid
AA:LL
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー機能が、LSM AA:LL 内の空きセルカウントが監査で見つかった空きセルの実際の数と一致しないことを検出しました。このメッセージは、監査が LSM または ACS レベルで実行された場合にのみ発行されます。このカウントは、検出された空きセルの実際の数に一致するように訂正されました。
システムアクション
: 訂正アクションは必要ありません。監査ジョブは続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
not found in library; not ejected
説明
: SLUADMIN INIT ユーティリティー機能が特定ボリュームシリアル番号 (volser) に対して EJECt 処理を実行しようとしましたが、そのボリュームシリアル番号がライブラリ内にありませんでした。
システムアクション
: これは、初期化ジョブが完了する前に、別の CAP を介してボリュームシリアル番号 (volser) がイジェクトされているためです。リターンコード 4 が設定され、EJECt リクエストがほかにあれば、その処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Host
CCCCCCCC
added to database
説明
: 新しいホスト CCCCCCCC がデータベースに追加されました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 必要なアクションはありません。
Parameter
CCCCCCCC
has an invalid syntax
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、閉じ括弧の欠落といった無効な構文を含むパラメータ (CCCCCCCC) が指定されている SLSIN 制御文を検出しました。
システムアクション
: その制御文は無視されます。
ユーザーの対応
: 制御文のそのパラメータの構文を訂正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信します。
CCC...CCC
CONFLICTS WITH
CCC...CCC
説明
: ログファイルデータセット 1 がログファイルデータセット 2 と同名であったり、新しく指定した名前の中に既存名と競合する名前があったりするなど、2 つのログファイル名が競合していることを SET LOGFILE ユーティリティーが検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: SET LOGFILE データセット名を訂正して、ユーティリティーを再送信します。
Disabled logfile [1|2] is queued to be re-enabled
説明
: SET LOGFILE ユーティリティーの処理中に、新しいログファイルの DSN が、対応するアクティブ位置にある DSN と同一であり、そのログファイルに無効のフラグが付けられていることが判明しました。フォーマットの検証が行われたあと、そのログファイル名は再有効化されるためにキューに入れられます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 無効になっているログファイルを再有効化するには、OFFLOAD LOG ユーティリティーを実行する必要があります。
SET LOGFILE not allowed; OFFLOAD LOG in progress
説明
: SET LOGFILE プロセスの実行中に、CDS によって、ログファイルの OFFLOAD が進行中であることが示されました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: OFFLOAD ユーティリティーが現在実行中の場合は、オフロードを完了させてから、SET LOGFILE ユーティリティーを再送信します。
OFFLOAD ユーティリティーが以前に失敗した場合は、RESTART キーワードを付けて OFFLOAD LOGFILE を実行してから、SET LOGFILE ユーティリティーを再送信します。
既存のログファイルデータを一切残さずにロギングを完全に停止するには、次のコマンドを実行します。
SET LOGFILE(OFF) IMMED
SET LOGFILE DSN
CCCCCCC1
is not valid;
CCCCCCC2
説明
: SET LOGFILE ユーティリティーの処理中に、リクエストされた新しいログファイル名の検証が試みられ、データセット名 CCCCCCC1 のファイルに CCCCCCC2 というエラーがあるため、それを使用できないことが判明しました。
システムアクション
: SET LOGFILE ユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: 示されたデータセット名のログファイルが存在し、カタログに入っていることを確認し、さらにそれが FMTLOG ユーティリティーでフォーマットされていることを確認します。現在アクティブなログファイルがある場合は、新しいログファイル内のブロック数が既存のログファイル内の数と一致していることを確認します。
Volume Serial
volser
found selected at HSC Termination
説明
: HSC 終了中にライブラリボリューム (volser) が選択されていることが判明しました。これは、そのボリュームがまだ使用中であるか、HSC 機能がそのボリュームを「所有」している (つまり、それが選択されている) 間に異常終了して、オペレータがその HSC を停止したことを示しています。
システムアクション
: HSC の終了によって、そのボリュームは選択解除されます。
ユーザーの対応
: なし
LOGFILE [1|2] DSN
CCCCCCCC
is unchanged
説明
: SET LOGFILE ユーティリティーの処理中、示されたログファイルのデータセット名はこの位置にあるアクティブなログファイルと同一でした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
WARNING: Error on offload logfile restart; log offload flag is reset
説明
: OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーが、失敗したオフロードを再起動しようとしましたが、オフロード中のログファイルが、現在アクティブになっているログファイルの名前と一致しませんでした。また、オフロードされたログファイルが無効になっているため、再起動も失敗しました。
システムアクション
: オフロード中を示すインジケータがリセットされます。
ユーザーの対応
: 失敗したオフロードが実行中であったため、そのログファイルをオフロードすることはできません。前のオフロードで新しいログファイルを設定していた場合は、正常に処理を続行できます。それ以外の場合は、アクティブなログファイルが現在システム上にありません。SET LOGFILE ユーティリティーを使用すると、新しいログファイル名を設定したり、無効になっているログファイルを再アクティブ化したりできます。
Free-Cell count error detected for LSM
AA:LL
, Panel
PP
説明
: LSM AA:LL に使用可能な空きセルを追跡する HSC 制御データセット (CDS) 内のレコードに、パネル PP に関するエラーがあります。HSC は、この LSM 内の別のパネルに空きセルを割り当てようとします。
システムアクション
: 今すぐ実行すべきアクションはありません。ただし、LSM AA:LL 内の指定されたパネル PP に対する監査をスケジュールして、CDS エラーを訂正するようにしてください。
ユーザーの対応
: なし
Free-Cell count error detected for LSM
AA:LL
説明
: LSM AA:LL に使用可能な空きセルを追跡する HSC 制御データセット (CDS) 内のレコードにエラーがあります。LSM の空きセルカウントはゼロではないのに、いずれのパネル空きセルマップにも使用可能な空きセルがありませんでした。HSC は、LSM の空きセルカウントをゼロにします。
システムアクション
: 今すぐ実行すべきアクションはありません。ただし、LSM AA:LL に対する監査をスケジュールして、CDS セルの割り当て情報を確認するようにしてください。
ユーザーの対応
: なし
No matching HOSTid
説明
: LVT 内にあるホスト識別子が、LCT 内にあるホスト識別子のいずれとも一致しません。構成の初期化は完了できませんでした。
システムアクション
: HSC の処理は終了します。
ユーザーの対応
: LIBGEN エラーが発生したか、LIBGEN の行われていないホスト上で HSC を実行しようとした可能性があります。LIBGEN マクロの入力をチェックします。エラーが見つかった場合は、LIBGEN を再実行して制御データセットを再生成します。
Attach failed for module SLSFLSMC
説明
: 構成制御の初期化が、SLSFLSMC (LSM 機能変更リスナータスク) ロードモジュールの接続時に ATTACH からエラーリターンコードを受け取りました。
システムアクション
: HSC の処理は終了します。
ユーザーの対応
: HSC がその JOBLIB またはリンクリストを介して使用できるライブラリ内に SLSFLSMC ロードモジュールがあることを確認します。
LMU error
XXXXXXXX
varying {ACS
AA
|station
C...C
} online
説明
: 構成制御機能が、ステーション (デバイスアドレス C...C) または ACS AA をオンラインに変更しようとした際に、LMU ドライバからエラー (リターンコードは XXXXXXXX) を受け取りました。
システムアクション
: 構成制御機能は中止されます。これにより、そのほかの上位機能も中止される可能性があります。
ユーザーの対応
: 同じ時間帯に発生した LMU I/O エラーがあるかを MVS SYSLOG で調べて、それが LMU デバイスエラーであるか、それともソフトウェアの問題であるかを判別します。LMU エラー X'6559' の場合、別のホスト上で進行中の ACS 切り替えが存在します。別のホスト上の切り替えが完了するまで待機し、ACS オンラインを変更します。ソフトウェアの問題が疑われる場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
LMU error
XXXXXXXX
modifying LSMid
AA:LL
online
説明
: 構成制御機能が、特定の LSM (AA:LL) をオンラインに変更しようとした際に、LMU ドライバからエラーリターンコード (XXXXXXXX) を受け取りました。
システムアクション
: LSM はオフライン状態のままです。
ユーザーの対応
: LMU がホストとの通信を行なっていて、オンライン状態であり、かつ LSM の準備ができていることを確認してから、コマンドを再発行します。
LMU error
XXXXXXXX
modifying LSMid
AA:LL
offline
説明
: 構成制御機能が、特定の LSM (AA:LL) をオフラインに変更しようとし、なおかつオペレータコマンド MODify lsm OFFline を FORCE オプション付きで発行した可能性があるのに、LMU ドライバからエラーリターンコード (XXXXXXXX) を受け取りました。
システムアクション
: 変更リクエストは中止されます。LSM は以前の状態のままです。
ユーザーの対応
: LMU がホストとの通信を行なっていて、オンライン状態であり、かつ LSM の準備ができていることを確認してから、コマンドを再発行します。それがうまくいかない場合は、LMU ステーションをオフラインに変更して、コマンドを再発行します。
LSM
AA:LL
not selected - Lock held by host
CCCCCCCC
説明
: HSC は LSM AA:LL をオンラインにしようとしました (初期化中、または「MODify LSM
AA:LL ONline
」オペレータコマンドにより)。ホスト CCCCCCCC で実行中の HSC が CDS 内の LSM レコードをロックしているため、そのレコードの排他的制御を取得できませんでした。
システムアクション
: LSM はオンラインになりますが、一部の構成検証はスキップされます。特に、テープドライブのタイプは認識されないことがあり、デフォルトタイプに割り当てられます。これにより、割り当てや RTD の使用に悪影響が及ぶ場合があります。この状況を改善するには、オペレータの介入が必要です。
ユーザーの対応
: まず、HSC ホスト CCCCCCCC がアクティブかどうかを確認します。万が一ちょうど同じ時点で HSC が初期化中である場合、その問題は一時的なものです。回復するには、LSM AA:LL をオフラインに変更してからオンラインに戻します。
MODify LSM AA:LL OFFline MODify LSM AA:LL ONline
HSC ホスト CCCCCCCC がアクティブではないか、または LSM をオフラインに変更しようとして失敗した場合は、LSM を強制的にオフラインにしてからオンラインに戻す必要があります。
MODify LSM AA:LL OFFline FORCE MODify LSM AA:LL ONline
LSM がオンラインに戻ったら、Display Drives コマンドを発行して、すべてのドライブが検出され構成されていることを確認できます。
LSM
AA:LL
mismatch: LMU value
T
- CDS value
T
説明
: 構成制御検証機能が、LMU に定義されている LSM 構成と、LSM AA:LL の制御データセット内にある構成との間に不一致を検出しました。それぞれの T は、次のいずれかの値に置き換えられます。
X - LSM が 4410 または 9310 として定義されています
3 - LSM が 9360 として定義されています
6 - LSM が 9740 として定義されています
7 - LSM が SL8500 として定義されています
8 - LSM が SL3000 として定義されています
. - LSM は定義されていません
システムアクション
: 構成制御検証機能は、すべての不一致を報告するために処理を続けます。HSC は起動したままですが、ステーション (LMU) はオフラインのままになります。
ユーザーの対応
: 2 つのステータス行を比較すると、LSM 構成内のどこに相違があるかがわかります。実際の物理構成に基づき、(1) LMU 構成に合わせて LIBGEN パラメータを変更し、別の LIBGEN を使用して制御データセットを再生成する、(2) StorageTek CSE に依頼して、LIBGEN パラメータに合わせて LMU 構成を変更する、のどちらかを行います。
Copyright (C) 1991, 2010, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.
説明
: このメッセージは、ホストソフトウェアの初期化中に発行されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Module
CCCCCCCC
return code
XXXXXXXX
説明
: 呼び出されたモジュールが、初期化または終了リストの処理中にリターンコード XXXXXXXX で終了しました。
システムアクション
: 初期化中にエラーが発生すると、ほとんどの場合、HSC は終了し次のレベルに移ります。いくつかの重大なエラーが発生した場合、HSC は終了します。終了中にエラーが発生すると、HSC は終了処理を続けます。
ユーザーの対応
: 初期化中または終了中に問題が絶えず発生し、リターンコードでは問題を特定するのに十分な情報が得られない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SMF subtype
XX
is invalid and is ignored
説明
: このサブシステムの SUBPARM パラメータに、無効なサブタイプが指定されました。使用できる値は、「1」から、ドキュメントに記載された最大値までです。
システムアクション
: この値は無視され、次のサブタイプ値がある場合はその処理に進みます。
ユーザーの対応
: 導入で、記録されるサブタイプを変更する必要がある場合は、「SYS1.PARMLIB」内の該当する SMFPRMxx メンバーを編集して、SUBPARM(ssnx(SUBTYPE(a,b,c...))) に正しいサブタイプを指定します。次に、SET SMF を発行して、それらのサブタイプを有効にします。
Error processing
CCCCCCCC1
; abend
CCCC2
RCXXXXXXXX
説明
: モジュール CCCCCCCC1 への呼び出しが、初期化または終了リストの処理中に、ユーザーまたはシステムの異常終了 (CCCC2) により、理由コード RCXXXXXXXX で終了しました。
システムアクション
: 異常終了のタイプによっては、初期化/終了処理が続行される場合があります。
ユーザーの対応
: SYSLOG およびジョブログ内に、関連するメッセージがあるかどうかを調べます。問題がシステムの異常終了である場合は、『IBM MVS Extended Architecture Message Library:System Codes Manual』を参照してください。問題がユーザーの異常終了である場合は、該当する IBM のドキュメントを参照してください。これらのマニュアルを使用しても問題を解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SSCVT
CCCC
not allocated for HSC subsystem
説明
: 初期化中に、HSC サブシステムが、そのサブシステムの呼び出し用の SSCVT が作成されていないことを検出しました。
システムアクション
: HSC の処理は終了します。
ユーザーの対応
: HSC サブシステムが SYS1.PARMLIB の IEFSSNxx メンバー内に正しく定義されていることと、モジュール SLSBPREI がシステムリンクリストのライブラリ内にあることを確認します。
Modify commands not supported by
CCCC
HSC subsystem
説明
: MODify (F) コマンドが HSC サブシステムに送られました。この時点では、MODIFY インタフェースはサポートされていません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC preinitialization failure
説明
: 初期化中に、HSC サブシステムが初期化前処理のエラーを検出しました。
システムアクション
: HSC の処理は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Multiple subsystem start not allowed; ACS
CCCC
{ACTIVE|TERMINATING|INITIALIZING| RECONFIGURING|INVALID FLAG} in single mode
説明
: 別の HSC サブシステムが単一モードで実行されているために、追加の HSC サブシステムを起動する試みが拒否されました。
システムアクション
: 新しいサブシステムの処理は終了し、実行中のサブシステムの処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 実行されているサブシステムを判別して、正しいサブシステムを起動または停止します。
Single mode HSC start rejected; another HSC subsystem is active
説明
: 別の HSC サブシステムが実行されているために、HSC サブシステムを起動する試みが拒否されました。
システムアクション
: 新しいサブシステムの処理は終了し、実行中のサブシステムの処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 実行されているサブシステムを判別して、正しいサブシステムを起動または停止します。
Multiple SSCVTs exist for HSC subsystem
CCCC
説明
: サブシステムの初期化中に、サブシステムが、同じ SSCTSNAM フィールドを持つ 2 つの HSC SSCVT が存在することを検出しました。
システムアクション
: HSC の処理は終了します。
ユーザーの対応
: サブシステム名テーブルには HSC サブシステムのエントリが必ず 1 つだけ含まれるようにします。再 IPL を行なって SSCVT チェーンを再作成します。
All keywords following error are ignored
説明
: EXECParm 文に、無効なキーワードが含まれていました。前のメッセージに表示されたキーワードで解析は停止し、サブシステムの初期化が続行されます。
システムアクション
: HSC の初期化は、解析済みの PARM 文字列の一部のみを使用して続行されます。
ユーザーの対応
: 前のエラーメッセージに表示されたエラーを訂正して、サブシステムを再起動します。
HSC subsystem
CCCC
is {ACTIVE|TERMINATING|INITIALIZING| RECONFIGURING|INVALID FLAG}
説明
: サブシステムが起動され、CCCC という名前の別の HSC サブシステムが ACTIVE、TERMINATING、INITIALIZING、RECONFIGURING、または INVALID FLAG であることが判明しました。
システムアクション
: 新しいサブシステムの処理は終了します。
ユーザーの対応
: メッセージが間違って発行されたとオペレータが判断した場合は、起動パラメータに RESET オプションを指定して、サブシステムを再起動します。
*WARNING* The HSC subsystem is not in key 1-7; results may be unpredictable; reply YES to continue or NO to terminate execution
説明
: HSC の保護キーが 1 - 7 以外であることが判明しました。HSC サブシステムが正しく動作するには、そのキーが 1 - 7 であるべきです。
システムアクション
: 初期化は応答待ちになります。
ユーザーの対応
: 「NO」と応答すると、HSC は終了します。「YES」と応答すると、初期化は続行されますが、HSC は限られた機能で実行されます。予測できないイベントがいくつか発生する可能性があります。たとえば、HSC が異常な数の SLS0107D メッセージを生成したり、EDL (適格デバイスリスト) が正しく変更されなかったりする可能性があります。担当のシステムプログラマか、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
HSC subsystem
CCCC
terminating abnormally
説明
: サブシステムが、異常終了またはオペレータの取り消しにより、異常終了しようとしています。
システムアクション
: HSC の処理は終了します。
ユーザーの対応
: 終了がオペレータの取り消しによるものではない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
{GTF EID|GTF FID} invalid or not provided, defaulting to
XXXX
説明
: GTF EID または GTF FID が指定されなかったか、HSC の起動プロシージャーの EXEC 文、または PARMLIB 内の EXECParm 制御文のパラメータとして正しく指定されませんでした。
システムアクション
: XXXX というデフォルトの EID または FID が使用されます。
ユーザーの対応
: HSC EXECParm 制御文に指定されているか、起動プロシージャーの EXEC 文のパラメータとして指定されている GTF EID または GTF FID 値を訂正します。次回 HSC を起動したときに、新しい値が取得されます。
CCCCCCCC
failed to open; no automatic commands issued
説明
: HSC の自動コマンドコンポーネントから、SLSSYScc メンバーまたは DD 名を指定するよう要求されています。cc は、メンバーまたは DD 文名の接尾辞を表します。CCCCCCCC は、データセット名とメンバーまたは DD 文名を示します。
システムアクション
: HSC は、自動コマンドリストなしで起動します。
ユーザーの対応
: 導入で、サブシステム起動時に自動コマンドを発行する必要がある場合は、SYS1.PARMLIB メンバーの SLSSYScc または SLSSYScc DD 文を作成して、起動プロシージャーの MEMBER パラメータに接尾辞 (cc) を指定します。
Allocation of SYS1.PARMLIB(SLSSYS
cc
) failed; no automatic commands issued; RC=
XXXX
説明
: HSC の自動コマンドコンポーネントから、発行元の SLSSYS
cc メンバーを指定するよう要求されているか、EXEC パラメータのメンバー名が正しく指定されませんでした。cc は、メンバーまたは DD 文名の接尾辞を表します。XXXX は動的割り当てエラーの理由コード (S99ERROR) です。
システムアクション
: システムは、自動コマンドリストなしで起動されます。
ユーザーの対応
: 導入で、サブシステム起動時に自動コマンドを発行する必要がある場合は、SYS1.PARMLIB メンバーの SLSSYScc を作成し、起動プロシージャーの MEMBER パラメータに接尾辞を指定するか、SLSSYScc DD 文を指定します。
Volume
volser
found errant during reconfiguration, home location is
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: 再構成機能が、古い制御データセット内に、AA:LL:PP:RR:CC をホーム位置とするエラントボリューム (volser) を検出しました。
システムアクション
: 検出されたエラントボリュームは、新しい制御データセットにコピーされて、(その新しい制御データセット内で) エラントとマークされました。
ユーザーの対応
: 上記のステータスを解消するために、指定されたセルの監査を新しい制御データセットで実行するようにしてください。
Volume
volser
found selected during reconfiguration, home location is
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: 再構成機能が、古い制御データセット内に、AA:LL:PP:RR:CC をホーム位置とする選択ボリューム (volser) を検出しました。
システムアクション
: 選択ボリュームは、新しい制御データセットにコピーされて、(その新しい制御データセット内で) 選択解除とマークされました。
ユーザーの対応
: ボリュームステータスを検証するために、指定されたセルの監査を新しい制御データセットで実行するようにしてください。さらに、再構成の実行中に、別のホストでアクティブになっていたほかの HSC サブシステムがないことを確認します。別のホストで HSC がアクティブになっていた場合、新しく作成された制御データセットは破損する可能性があります。別のホストで HSC がアクティブになっていなかった場合、新しく作成された制御データセットは正常とみなされます。
Reconfiguration completed successfully
説明
: 再構成機能が正常に完了しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 新しく作成された制御データセットを使用してサブシステムを起動する必要があります。次に、VOLRPT (ボリュームレポート) ユーティリティー機能を実行し、そのレポートの内容を分析します。
Reconfiguration function is currently executing; DO NOT START other HSC subsystems
説明
: 再構成機能が現在実行されています。変更や非同期状態が起こるのを防ぐため、同じ CDS を共有するホストでほかの HSC サブシステムを実行させたり、起動させたりしないでください。
システムアクション
: 再構成処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
An empty but allocated cell detected at cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: 再構成機能の実行中に、割り当て済みのセルが空であることがわかりました。
システムアクション
: 再構成機能の処理は続行されます。
ユーザーの対応
: 再構成機能によってエラーメッセージが発行されていなければ、新しいデータセットは正常とみなされます。割り当て済みのセルが空である状態を解消するには、HSC ソフトウェアを新しく構成されたデータセット (複数の場合もある) で起動し、上記のセルに対して監査を実行します。
Reconfiguration completed having found the above control data set conditions
説明
: 再構成が完了しました。しかし、制御データセットの破損につながる可能性のある状況が、機能の実行中に検出されました。
システムアクション
: 再構成から出されたほかの出力メッセージを調べて、メッセージの重大度を判断します。
ユーザーの対応
: 新しく作成された制御データセットで、生成されたメッセージ対象のセルの監査を行い、考えられるエラー状態をすべて訂正します。
Database mismatch; Volume
volser
, Cell Index
AA:LL:PP:RR:CC
, VAR Location
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: 再構成機能が、セル索引位置とボリュームホーム位置を比較した際に不一致を検出しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 新しく作成された制御データセットで、生成されたメッセージ対象のセルの監査を行い、考えられるエラー状態をすべて訂正します。
Unknown volume found, review prior SLS0874A Messages;’Y’ to acknowledge
説明
: HSC の起動中に、(HSC にとって) 未知のボリュームが見つかり、LSM から手動で取り出す必要があることを知らせるメッセージ SLS0874A が発行されました。このメッセージは、そのボリュームが取り出されるまで、HSC の起動のたびに発行されます。このメッセージへの応答は、ユーザーがメッセージを確認したことを示すだけです。LSM にカートリッジを放置しておいても HSC の通常の機能が妨げられることはありません。
システムアクション
: 応答を受け、処理は正常に続行されます。カートリッジは見つかった場所に放置されます。
ユーザーの対応
: LSM を開き、メッセージ SLS0874A の指示に従って、ライブラリから該当のカートリッジを取り出します。このメッセージは、HSC の起動、および HSC サービスレベルが BASE から FULL になるたびに発行されます。
HSC subsystem CCCC STOP (P) command received
説明
: オペレータコマンド STOP (P) が、指定されたサブシステムに対して発行されました。
システムアクション
: サブシステムは終了処理を開始します。
ユーザーの対応
: なし
LMURQST error
XXXXXXXX
for Read ACS statistics
説明
: パフォーマンスモニターが、READ ACS STATISTICS コマンドを発行し、表示されたリターンコードを受け取りました。
システムアクション
: SMF 統計レコードは書き込まれません。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
{SMF|COMPRFX|MAJNAME|EJCTPAS|
{SMF|COMPRFX|MAJNAME|EJCTPAS|HOSTID(
CCCCCCCC
)|
NNLBDRV(
CCCCCCCC
)| ADJACNT(
CCC
)} parameter outside valid range
{SMF|COMPRFX|MAJNAME|EJCTPAS|HOSTID(
CCCCCCCC
)|
説明
: LIBGEN パラメータの SMF、COMPRFX、MAJNAME、EJCTPAS、HOSTID(CCCCCCCC)、NNLBDRV(CCCCCCCC)、または ADJACNT(CCC) が有効な範囲内にありません。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、LIBGEN アセンブリを再送信します。
STATION(
XXXX1
)|LSM(
AA:LL
)|SYSLIST(
CCCCCCCC1
)|STATION(
XXXX1
)|LSM(
AA:LL
)|SYSLIST(
CCCCCCCC1
)|
HOSTDRV(
CCCCCCCC2
)|HOSTID| PASTHRU(
D
)|LSMDRV(
CCCCCCCC3
)|
ADJACNT(
CCCCCCCC4
)|DRIVE(
DD
)| DRVELST(
CCCCCCCC5
)|
ADDRESS(
XXXX2
)| ACSDRV(
CCCCCCCC6
) parameter not found
説明
: 必須の LIBGEN パラメータが指定されませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、LIBGEN アセンブリを再送信します。
{ACSDRV=(
CCCCCCCC1
)|ADDRESS| LSMDRV=(
CCCCCCCC2
)|PASTHRU=(
D
)|
DRIVE=(
CCCCCCCC3
)|TYPE/WINDOW|
WINDOW=(
D
)|TYPE=(
CCC4
)|DELDISP|SCRLABL|
TCHNIQE|DOOR=(
CCC5
)|VSMONLY=
CCCCCCC6
|
FUTRACS=(
DD
,DD
)|
FUTRLSM=(8500,
CCC7
)}
parameter invalid value
説明
: LIBGEN パラメータに指定された値が無効です。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、LIBGEN アセンブリを再送信します。
TOO MANY {ACSDRV|LSM|LSM=(
CCCCCCCC1
)|ADDRESS|
ADDRESS=(
XXXX1
)|HOSTID(
CCCCCCCC2
)|NNLBDRV|
LSMDRV|DRIVE|PASTHRU|''PASTHRU=(
D
)''|
''ADJACNT=(
CCCCCCCC3
)''|SYSLIST|
DRIVE=(
CCCCCCCC4
)|''DRVELST=(
CCCCCCCC5
)''|
HOSTID|ADDRESS(
XXXX2
)|WINDOW=(
D
)| SYSLIST(
CCCCCCCC6
)} values specified
説明
: 指定されている値が多すぎます。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、ジョブを再実行します。
Too many CCCCCCCC
macros specified
説明
: LIBGEN に指定されている CCCCCCCC マクロの数が多すぎます。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、LIBGEN アセンブリを再送信します。
CCCCCCCC
macro missing or out of sequence
説明
: CCCCCCCC が LIBGEN に指定されなかったか、間違った順序で指定されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、LIBGEN アセンブリを再送信します。
Database successfully initialized; total cartridge capacity:
DDDDDDDDDDDD
説明
: 制御データベースまたはジャーナル、あるいはその両方のすべてのコピーが正常に初期化されました。DDDDDDDDDDDD は、このデータベース用のカートリッジ容量の合計を示します。
SL3000 または SL8500 に対して LIBGEN を実行する際の DDDDDDDDDDDD は、使用しているライブラリの実際の容量ではありません。LSM をオンラインに変更したあとで、D ACS または D LSM オペレータコマンドを使って実際の容量を表示します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CLNPRFX operand must be three volser characters, valid values are (A-Z, 0-9, AND $#@)
説明
: CLNPRFX オペランドが、A - Z、0 - 9、$、#、または @ で構成された 3 文字ではありません。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、ジョブを再実行します。
Drive panel numbers must be in ascending order
説明
: DRIVE PANEL 番号が昇順で指定されていませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、LIBGEN アセンブリを再送信します。
CCCCCCCC
errors encountered
説明
: CCCCCCCC 機能でエラーが検出されました。
システムアクション
: そのユーティリティーはゼロ以外のリターンコードで終了します。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、ジョブを再送信します。
CCCCCCCC
- Installation verified
説明
: CCCCCCCC によって導入の検証が行われました。ここで、CCCCCCCC は実行されていた IVP を示します。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 00 で終了します。
ユーザーの対応
: なし
Host SID
CCCCCCCC
, UNITNAME
CCCCCCCC
is not in EDT or has no supported tape devices
説明
: ユーティリティー (ホスト SID CCCCCCCC で実行されている) が、SLILIBRY マクロの NNLBDRV パラメータまたは SLIACS マクロの ACSDRV パラメータのどちらかに指定されたユニット名がこのホストの EDT 内になかったか、あるいはユニット名は存在するがサポートされているテープデバイスが含まれていなかったと判断しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 08 が設定されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかのアクションを実行します。
LIBGEN を繰り返して、ユニット名を変更します。
SET ユーティリティーを使用します。
そのホストで EDTGEN を実行して、ユニット名を追加します。
Host SID
CCCCCCCC
was not defined in LIBGEN
説明
: ユーティリティー (ホスト SID CCCCCCCC で実行されている) が、ホスト SID CCCCCCCC が LIBGEN 内に指定されていなかったと判断しました。
システムアクション
: 処理は終了します。リターンコード 08 が設定されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかのアクションを実行します。
LIBGEN を繰り返し、SLILBRY マクロの HOSTID パラメータに CCCCCCCC を指定します。
SET ユーティリティーを使用します。
LIBGEN に定義されているホストでジョブを実行します。
HOSTid
CCCCCCCC
; Device number
XXXX
is not a supported tape device
説明
: ホスト ID (CCCCCCCC) が、デバイス番号 XXXX が SLIDRIVS マクロの ADDRESS パラメータに指定されているサポート対象のテープデバイスではないと判断しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかのアクションを実行します。
LIBGEN を繰り返し、SLIDRIVS マクロの ADDRESS パラメータから XXXX を削除します。
SET ユーティリティーを使用します。
HCD を使用して、そのユニットをサポート対象のテープデバイスとして定義します。
HOSTid
CCCCCCCC
; Device number
XXXX
is not a 3278
説明
: ホスト ID (CCCCCCCC) が、デバイス番号 XXXX が SLISTATN マクロの ADDRESS パラメータに指定されている 3278 ではないと判断しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかのアクションを実行します。
LIBGEN を繰り返し、SLISTATN マクロの ADDRESS パラメータから XXXX を削除します。
SET ユーティリティーを使用します。
HCD を実行してデバイス番号を 3278 にします。
Unable to allocate drive
XXXX1
; SVC 99 =
XXXX2
,
XXXX3
説明
: ユーティリティーが、デバイス番号 XXXX1 を割り当てられませんでした。XXXX2 は情報理由コードで、XXXX3 はエラー理由コードです。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 動的割り当てエラーの原因を解決して、ジョブを再送信します。
Message
DDDD
does not exist
説明
: LIBGEN マクロが、メッセージ DDDD を発行するようリクエストしました。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 14 が設定されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Invalid LIBGEN load module specified
説明
: LIBGEN ロードモジュールに対して発行されたロードマクロが失敗しました。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: LIBGEN ロードモジュールが使用可能であることを確認します。
Macro
CCCCCCCC
already specified
説明
: 指定された LIBGEN マクロはすでに発行されています。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: ラベルを訂正して、ジョブを再送信します。
Number of values for {STATION|HOSTDRV} parameter must equal number of hosts
説明
: 指定された LIBGEN パラメータには、SLILIBRY マクロの HOSTID パラメータに指定されているホスト識別子の数に等しい数の値を指定する必要があります。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: パラメータの数を訂正して、ジョブを再送信します。
Number of values for {PASTHRU|DRIVE} parameter must equal number of values for {ADJACNT|DRVELST} parameter
説明
: 指定された LIBGEN パラメータのペアには、同じ数の値を指定する必要があります。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: パラメータの数を訂正して、ジョブを再送信します。
Parameter list is missing or invalid
説明
: ユーティリティーが、そのユーティリティーに指定されたパラメータが欠落しているか、無効であると判断しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 一連のパラメータを指定します。
CCCCCCCC
program not permitted to do Dynamic Allocation
説明
: このユーティリティーによる動的割り当ての実行が、導入検証ルーチン (IEFDB401) で許可されませんでした。
システムアクション
: 処理は停止します。
ユーザーの対応
: そのプログラムによる動的割り当ての実行を許可して、ジョブを再送信します。
CCCCCCCC
DD statement missing
説明
: 指定された DD 文が見つかりませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 指定された DD 文を定義して、ジョブを再送信します。
Unable to load LIBGEN module
CCCCCCCC
(
XXXX1
- XXXX2
)
説明
: 指定されたロードモジュール CCCCCCCC をロードできませんでした。XXXX1 - XXXX2 は、システムから発行された異常終了コードと理由コードです。
システムアクション
: 処理は停止します。
ユーザーの対応
: CCCCCCCC を含むライブラリが STEPLIB に指定されていることを確認してから、ジョブを再送信します。
Panel number 10 must be specified as the last operand for the DRIVE= parameter
説明
: SLILSM マクロの DRIVE= パラメータには、ドライブパネルとしてパネル 10 を指定する必要があります。このパネルが DRIVE= オペランドから欠落しているか、DRIVE= パラメータの最後のオペランドとして指定されていません。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、ジョブを再実行します。
Invalid ACSid
説明
: SLIEXERS プログラムの EXEC 文の PARM= パラメータに指定された ACSid が無効 (範囲外) です。
システムアクション
: 処理は停止します。
ユーザーの対応
: 正しい ACSid を指定して、ジョブを再送信します。
Number of
CCCCCCCC
values specified is less than the number of hosts
説明
: CCCCCCCC に指定されたマクロパラメータは、SLILIBRY HOSTID パラメータに指定されたホストの数と同数のオペランドを持つ必要があります。あるホストについてオペランドを意図的に省略する場合は、プレースホルダーとしてコンマを使用する必要があります。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 04 に設定されます。
ユーザーの対応
: パラメータの数を訂正して、ジョブを再送信します。
The RESERVE= parameter has been discontinued and is ignored; it should be removed
説明
: RESERVE= パラメータは、初期の保守サイクルで削除されたため、もう使用されていません。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは正常に続行され、結果となる LIBGEN モジュールは影響を受けません。
ユーザーの対応
: 都合のよいときに、SLIRCVRY マクロから RESERVE= パラメータを削除します。LIBGEN アセンブリを再実行する必要はありません。
SLIPTPCK - PASTHRU parameter #
N
of
BBB
does not have a corresponding ADJACENT parameter specified
説明
: BBB というラベルの、SLILSM マクロに定義された N 番目の PASTHRU パラメータに、適合する ADJACNT パラメータエントリがありません。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 12 に設定されます。
ユーザーの対応
: パススルーポートが定義されているもう一方の LSM に対応する ADJACNT パラメータエントリを追加します。LIBGEN アセンブリを再実行します。
SLIPTPCK -
AAA
is adjacent to
BBB
, but
BBB
is not adjacent to
AAA
説明
: LSM AAA は LSM BBB の SLILSM マクロ内に、隣接するものとして定義されていますが、BBB は LSM AAA の SLILSM マクロ内では、隣接するものとして定義されていません。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 12 に設定されます。
ユーザーの対応
: AAA の SLILSM マクロの ADJACNT パラメータに LSM BBB のエントリを入れます。LIBGEN アセンブリを再実行します。
SLIPTPCK - ADJACENT parameter
N
(
VVV
)
of
AAA
does not have a corresponding PASTHRU parameter specified
説明
: AAA というラベルの、SLILSM マクロの ADJACNT キーワードにある N 番目のパラメータには VVV という値が含まれていますが、これには対応する PASTHRU パラメータがありません。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 12 に設定されます。
ユーザーの対応
: LSM AAA の N 番目の ADJACNT パラメータに対応する PASTHRU パラメータに値を入れます。LIBGEN アセンブリを再実行します。
SLIPTPCK - PASTHRU parameter
N
of
AAA
and PASTHRU parameter
O of
BBB
are both defined as type
TTT
説明
: LSM AAA の N および LSM BBB の O という対応する PASTHRU パラメータが、どちらも同じ PTP タイプの TTT (MASTER または SLAVE) として定義されています。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 12 に設定されます。
ユーザーの対応
: 競合している PASTHRU パラメータの一方を、反対のタイプに変更します。
SLILSM - SLILSM macro labeled
CCCCCCC
has a DRIVE/PASTHRU PORT/WINDOW assigned to number
NN
説明
: CCCCCCC というラベルの付いたマクロに、ドライブ、パススルーポート、またはウィンドウに割り当てられているのと同じパネル番号があります。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 12 に設定されます。
ユーザーの対応
: PASTHRU、DRIVE、または WINDOW パラメータを変更して、パネル番号を訂正します。
SLISTATN address
DDDD
will not be used by HSC
説明
: SLISTATN マクロはステーションアドレスを 0 に定義しました。HSC は、アドレスが 0 のステーションを「ダミー」ステーションであるとみなし、それを使用しません。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 8 に設定されます。
ユーザーの対応
: そのステーションを使用する予定の場合は、0 以外のアドレスに変更します。
PASTHRU parameter required when defining an ACS with multiple LSMS
説明
: SLIACS マクロが複数の LSM を定義しました。SLILSM マクロでは、PASTHRU パラメータをコーディングして、隣接する LSM 間のパススルーポートを定義する必要があります。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは続行され、アセンブリのリターンコードは 12 に設定されます。
ユーザーの対応
: SLILSM マクロで PASTHRU パラメータをコーディングして、隣接する LSM 間のパススルーポートを定義します。
Volume
volser
;
AA:LL:PP:RR:CC
, {Selected|Unselected}, {Scratch|Nonscratch}<, Mounted>
説明
: Display Volume コマンドがボリューム volser に対して発行されました。そのボリュームのホームセルは AA:LL:PP:RR:CC です。ここで、AA は ACSid、LL は LSMid、PP は 10 進数でのパネル番号、RR は 10 進数での行番号、そして CC は 10 進数での列番号を示します。表示には、そのボリュームが現在選択されているかどうかが示されます。ボリュームのスクラッチステータスも表示されます。「Mounted」がメッセージに表示されるのは、そのボリュームがドライブにマウントされている場合のみです。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
- detail:
Home cell: AA:LL:PP:RR:CC Scratch: {YES|NO} Selected: {YES|NO} <Mounted: drive DDDD|driveid AA:LL:PP:NN}> <Owning host: CCCCCCCC> External label: {YES|NO} <Label readable: {YES|NO}> Inserted: YYYY-MM-DD HH:MM:SS Last selected: YYYY-MM-DD HH:MM:SS Select count: DDDD Media type: MMMMMMMM Rectech: RRRRRRRR Media Label: LLLLLLLL Media Match: {YES|NO|VOLATTR Only|Label Only|Undefined} Warranty Life: NNN%|UNKNOWN} <Not eligible for SCRATCH>
説明
: DETail オペランドを持つ Display Volume コマンドがボリューム volser に対して発行されました。そのボリュームに関する使用可能なすべての情報が複数行の WTO に表示されます。
「Home cell」行では、AA は ACSid、LL は LSMid、PP は 10 進数でのパネル番号、RR は 10 進数での行番号、そして CC は 10 進数での列番号を示します。
「Mounted」行は、ボリュームがマウントされている場合にのみ表示されます。drive DDDD|driveid AA:LL:PP:NN は、ボリュームのマウント先ドライブを示します。
「Owning host」(CCCCCCCC) 行は、ボリュームが選択されている場合にのみ表示されます。
「Label readable」行は、ボリュームに外部ラベルがある場合にのみ表示されます。
「Inserted」と「Last selected」の行はそれぞれ、ボリュームがライブラリに挿入された日時と、最後に選択された日時を示します。日付のフォーマットは YYYY-MM-DD です。
MMMMMMMM と RRRRRRRR は、ボリュームのメディアタイプと記録技法です。LLLLLLLL は、外部ラベルのメディアタイプが読み取り可能かどうかを示します。表示されたメディア値が LMU から読み取られたものでない場合は、値 N/A (該当なし) が表示されます。
Media Match の値は、ボリュームのメディアタイプ値がどのように決められたかを示します。
YES
LMU はメディアラベルを読み取りました。そのボリュームには VOLATTR または VOLPARM が定義されています。メディアラベルと VOLATTR または VOLPARM は、メディアタイプに関して一致します。
NO
LMU はメディアラベルを読み取りました。そのボリュームには VOLATTR または VOLPARM が定義されています。メディアラベルと VOLATTR または VOLPARM は、メディアタイプに関して一致しません。
VOLATTR Only
ボリュームの VOLATTR または VOLPARM は存在しますが、LMU はメディアタイプを判別できませんでした。これは、ライブラリ外にあるボリュームに対して VOLATTR または VOLPARM が定義されているときに有効です。
Label Only
LMU はメディアタイプを判別しましたが、そのボリュームの VOLATTR または VOLPARM は存在しません。
Undefined
LMU はメディアタイプを判別しませんでした。そのボリュームの VOLATTR または VOLPARM は存在しません。
「No」、「Label Only」、または「Undefined」の値は、VOLATTR/VOLPARM 文にエラーがあることを示します。ライブラリ内のボリュームについての「VOLATTR Only」の値も、VOLATTR/VOLPARM 文にエラーがあることを示します。どちらの状況でも、Display SCRatch コマンドで無効なスクラッチカウントが生じることがあります。
「Not usable」は、クリーニングカートリッジまたは診断カートリッジをマウントしようとする、許可されていないリクエストを示します。
「Warranty Life」は、ボリュームのマウント解除時に、LMU 互換性レベルが 21 以上のテープライブラリのために取得されるパーセント値です。サポートされていないライブラリにあるボリュームや、MWL サポートの適用後にマウント解除されていないボリュームに対しては、「Unknown」が表示されます。
「Not eligible for SCRATCH」は、ボリュームが VSM MVC である場合に表示され、ボリュームをスクラッチできないことを示します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
- errant:
Scratch: {YES|NO} Selected: {YES|NO} <Owning Host: CCCCCCCC> Last known locations: Home: CELL AA:LL:PP:RR:CC Source: {CELL AA:LL:PP:RR:CC | CAP AA:LL:RR:CC | DRIVE XXXX DRIVEID AA:LL:PP:NN} Destination: {CELL AA:LL:PP:RR:CC | CAP AA:LL:RR:CC | DRIVE XXXX DRIVEID AA:LL:PP:NN} <Lost in: LSM AA:LL>
説明
: Display Volume コマンドがボリューム volser に対して発行されました。そのボリュームがエラントであることが判明しました。そのボリュームの最後にわかっている位置が一覧表示されます。ボリューム位置の行では、AA は ACSid、LL は LSMid、PP は 10 進数でのパネル番号、RR は 10 進数での行番号、CC は 10 進数での列番号、NN は 10 進数でのドライブ番号、そして XXXX はデバイスユニットアドレスを示します。「Owning host」行は、ボリュームが選択されている場合にのみ表示されます。「Lost in」行は、LSM 内でボリュームが失われた場合にのみ表示されます。
システムアクション
: ボリュームは、エラント回復によって処理されるか、ライブラリから論理的に取り出されるまでは、エラント状態のままです。
ユーザーの対応
: そのボリュームに対してエラント回復を呼び出します。エラント回復を呼び出すには、ボリュームをマウントしたり、LSM をオンラインに変更したりする方法があります。
Volume(s)
volser1
<-
volser2
> not in ACS
説明
: Display Volume コマンドでリクエストされた 1 つまたは複数のボリュームが ACS 内に見つかりませんでした。コマンドにボリューム範囲が指定されていて、その範囲内の一連のボリュームが見つからなかった場合は、その一連のボリュームに対して 1 つのメッセージが表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Invalid
volser
range (
volser1
-volser2
) for
CCCCCCCC
command,
CC
=
XX
説明
: CCCCCCCC コマンドにボリュームの範囲 (volser1-volser2) が指定されましたが、その範囲が構文的に無効でした。XX
は構文エラーの性質を示す条件コードで、次のものがあります。
08 - ボリュームシリアル番号の増分時にオーバーフローが発生しました。その結果がボリュームシリアル番号の増分部分よりも大きくなりました。
12 - 指定された範囲内のボリュームシリアル番号の 1 つに、増分できない部分があります。
16 - 指定された範囲内のボリュームシリアル番号の 1 つに、無効な文字が含まれています。
20 - 指定された範囲内の 2 番目のボリュームシリアル番号が最初のボリュームシリアル番号以下です。
24 - 範囲内に指定されたボリュームシリアル番号の増分可能部分に互換性がありません。
28 - volser が英字の場合は、比較対象となる volser が必要です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: ボリュームシリアル番号の有効な範囲を指定して、CCCCCCCC コマンドを再入力します。
Volser range (
volser1
-volser2
) for
CCCCCCCC
command exceeds
NNN
volumes
説明
: CCCCCCCC コマンドにボリュームの範囲 (volser1-volser2) が指定されました。その指定された範囲に、NNN を超えるボリュームが含まれています。CCCCCCCC コマンドのボリューム範囲内にあるボリュームの数は、最大 NNN に制限されています。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: NNN 以下のボリュームを含む範囲を指定して複数の CCCCCCCC コマンドを入力するか、volser の範囲に制限のない関連バッチユーティリティーを実行します。
Invalid
CCCCCCCC1
option -
CCCCCCCC2
説明
: ある特定のコマンドのキーワードに無効なオプションが指定されました。CCCCCCCC1 は入力されたキーワードです。CCCCCCCC2 は CCCCCCCC1 キーワードのオプションです。
システムアクション
: コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 該当する ELS ガイドを参照するか、HSC の「Display CMd」コマンドを発行して、指定されたコマンドキーワードでサポートされているオプションを確認します。
Invalid {OPTION}
CCCCCCCC1
CCCCCCCC2
value -
DDDDDDDD1
; value must be within range
DDDDDDDD2
-DDDDDDDD3
説明
: OPTion コマンドのオプションに数値が指定されました。その指定された値が、そのオプションで許容される最小値を下回るか、そのオプションで許容される最大値を上回っています。CCCCCCCC1 は OPTion コマンドに入力された機能です。CCCCCCCC2 は OPTion コマンドに入力されたオプションです。DDDDDDDD1 は OPTion コマンドに入力された値です。DDDDDDDD2 はそのオプションで許容される最小値です。DDDDDDDD3 はそのオプションで許容される最大値です。
システムアクション
: OPTion コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 該当する ELS ガイドを参照するか、HSC の「Display CMd OPTion」コマンドを発行して、指定された機能でサポートされている値を確認します。
The
CCCCCCCC1
command is at a command Service Level unknown to the HSC
説明
: オペレータコマンドが入力されましたが、HSC はそのコマンドのサービスレベルを認識しませんでした。CCCCCCCC1 は入力されたオペレータコマンドです。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: これは HSC の内部エラーです。StorageTek ソフトウェアサポートに報告するようにしてください。
The
CCCCCCCC1
command cannot be processed at the current HSC Service Level
説明
: オペレータコマンドが入力されましたが、HSC はそのコマンドを実行できるサービスレベルにありませんでした。CCCCCCCC1 は入力されたオペレータコマンドです。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: HSC が適切なサービスレベルにあるときに、CCCCCCCC1 コマンドを再入力します。
The number of ACSes to add exceeds Future ACS
説明
: F CONFIG ADD ACSTYPE (acstype,N) コマンドが発行されたときに、指定された ACS の数が予約されている将来の ACS の数を超えています。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: コマンドを再入力し、ACS の数が将来の ACS の数に等しいか、それよりも小さくなるように指定します。または、LIBGEN を再生成して、将来の ACS の数を増やします。LIBGEN のソースを参照して、FUTRACS パラメータ値を確認します。
Invalid ACSTYPE option format
説明
: ACSTYPE オプションの指定されたパラメータフォーマットが正しくありません。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 該当する ELS ガイドを参照するか、HSC の「Display CMd」コマンドを発行して、ACSTYPE オプションの正しいフォーマットを確認します。
Allocation of station device
XXXX
failed
-
XX1
, XX2
説明
: 指定されたステーションを割り当てようとしているときに、エラーが発生しました。XX1 には SVC 99 エラーコードが含まれ、XX2 には情報コードが含まれます。
システムアクション
: そのステーションはオンラインに変更されません。
ユーザーの対応
:
ステーションアドレスが有効である場合は、問題を解決して、Vary Station コマンドを再発行します。
ACS に対して IP アドレスが定義されていた場合は、有効な LMUPATH 文が作成され、LMUPDEF データセットに入っていることを確認します。
問題が続く場合は、Oracle ソフトウェアサポートに連絡してください。
Open of station device
XXXX
failed
説明
: 指定されたステーションを開こうとしているときに、エラーが発生しました。
システムアクション
: そのステーションはオンラインに変更されません。
ユーザーの対応
: 問題を解決して、Vary Station コマンドを再発行します。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SHPG of station
C...C
failed
-
CCCCCCCC
説明
: 指定されたステーションでのホストパスグループの設定 (SHPG) に失敗しました。
システムアクション
: そのステーションにはオフラインのマークが付けられます。
ユーザーの対応
: LMU 接続およびステータスを確認します。HSC のすべての初期化が完了していることを確認してから、ステーションまたは ACS をオンラインに変更します。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ACS
AA
station
C...C
communicating
説明
: 指定されたステーションが通信を開始しました。
システムアクション
: LMU を待機しているすべてのリクエストが再発行されます。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
station
C...C
not communicating
説明
: ステーションを ACS AA
との通信に使用できません。
システムアクション
: すべてのリクエストが別のステーション (使用可能な場合) にルーティングされます。
ユーザーの対応
: 問題を診断して解決します。3270 ステーションに対して I/O エラーメッセージが生成された場合は、そのステーションをオフラインに変更することが必要な場合があります。
A Configuration or Capacity Changed Request was received from ACS
NN
説明
: ライブラリが、リクエスト外の構成または容量変更のメッセージを LMU または ACS NN で発行しました。これは、ライブラリのハードウェア構成が変更され、NCO 構成の更新が必要であることを示しています。
システムアクション
: NCO 構成の更新は自動的に開始されます。NCO の試みによって SLS4458E メッセージが受け取られる場合は、現在の NCO 操作が完了した時点でそれが再開される可能性があります。
ユーザーの対応
: SLS4458E メッセージが受け取られ、なおかつ現在の NCO アクティビティーが完了したのに NCO がリクエスト側 ACS で更新を開始しない場合は、MODIFY CONFIG UPDATE ACS(NN) オペレータコマンドを発行する必要があります。
ERR BCST -
CCCCCCCC
説明
: 無効なブロードキャストが受け取られました。このメッセージはそのブロードキャストについて説明しています。
システムアクション
: 処理が続行されます。そのブロードキャストは無視されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ACS
AA
not communicating
説明
: ACS AA との通信に使用されるステーションがすべて応答していません。
システムアクション
: すべてのリクエストが LMU ハードウェアエラー (6515) とともに戻されます。
ユーザーの対応
: Vary コマンドを使用してステーションをオフラインにしてから、オンラインに変更します。ステーションがオンラインにならない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
LMU Response error -
AA
,XXXX
,XX
,DD
説明
: エラーのある応答が受け取られました。
AA はブロックの送信先または送信元である ACS の ACSid を表します。
XXXX は使用されているステーションのデバイス番号を表します。
XX は次のいずれかのエラーコードを表します。
04 - 複数の応答タイプが無効です
08 - シーケンス番号が数値ではありません
0C - 応答は予期されていませんでした
10 - 応答が無効です (理由コードを参照)
14 - 応答タイプが数値ではありません
18 - エラー応答が受け取られました
20 - ブロードキャストタイプが不明です
28 - ブロードキャストが無効です (理由コードを参照)
DD は次のいずれかの理由コードを表します。
00 - 該当なし
01 - 応答コードが無効です
02 - 応答サイズが無効です
03 - ホスト ID が無効です
04 - スレーブ ID が無効です
05 - 無効な LSM 変更ステータスが見つかりました
06 - パススルーポートカウントが無効です
08 - 応答の長さが無効です - 短すぎます
09 - 応答の長さが無効です - 均等に分割できません
0A - 月が無効です
0B - 日が無効です
0C - 時間が無効です
0D - 分が無効です
0E - 秒が無効です
0F - アームの使用率が無効です
10 - パススルーカウントが無効です
11 - 応答の長さが無効です - 長すぎます
12 - LRQ の応答が欠落しています
13 - LSM が無効です
14 - ドライブパネルが無効です
15 - ドライブ行が無効です
17 - ソフト障害の回復カウントが無効です
80 - 構成ステータスが無効です
81 - マスター LSM が無効です
82 - マスターパネルが無効です
83 - スレーブ LSM が無効です
84 - スレーブパネルが無効です
90 - LSM カウントが無効です
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
LMU Block error -
AA
,XXXX
,XX
,DDD
説明
: エラーのあるブロックが受信または送信されました。
AA はブロックの送信先または送信元である ACS の ACSid を表します。
XXXX は使用されているステーションのデバイス番号を表します。
XX は次のいずれかのエラーコードを表します。
1C - ブロック解除エラーです。LMU が不正なブロックを送信しました。
24 - ACK エラーです。LMU または HSC が不正なブロックを送信しました。
DDDD は次のいずれかの理由コードを表します。
1 - 有効なブロックインジケータが受け取られませんでした
2 - 伝送の始めが見つかりません
3 - 伝送の終わりが見つかりません
4 - トランザクションの始めが見つかりません
5 - トランザクションの終わりが見つかりません
6 - インタフェースがどのホストに対してもグループ化されていません
7 - ホスト ID が不正です
8 - ホストパスグループ設定オプションが不正です
9 - インタフェースが別のホストに参加しています
10 - ホスト ID が所有ホストと一致しません
11 - ブロックヘッダーに数値以外のデータがあります
12 - スタンバイ LMU はリクエストのブロックを受け入れられません
13 - スイッチオーバーはすでにアクティブです
50 - 不正なブロックシーケンス番号が予期しない ACK で見つかりました
51 - スタンバイ LMU からのリクエストブロックの ACK が不正です
52 - スタンバイ LMU からのリクエストブロックの ACK が不当です
124 - LMU からの ACK のブロック長が数値ではありません
136 - 不正なブロックシーケンス番号が LMU からの ACK にあります
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: MVS SYSLOG または SCP CONSLOG および PM2 ACS ブロック解除レポートを StorageTek ソフトウェアサポートに送信します。
ACS
AA
Busy; station
C...C
offline pending
説明
: Vary OFFline が、指定されたステーションまたは ACS に対して発行されました。ステーション C...C は LMU でオンラインにされている最後のステーションであり、LMU に対してアクティブな作業がありました。
システムアクション
: そのリクエストは、LMU のアクティブな作業が完了するまで待機します。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
Degraded; LSM
AA:LL
, Condition
D
, FSC
XXXX
説明
: パフォーマンス低下の原因となる障害が発生した ACS AA からメッセージを受信しました。ACS は通常どおりに機能し続けます。
LL は LSM を示します。「FF」の場合、障害の発生したデバイスは LMU です。
D は条件コードです。「1」の場合、デバイスは動作不能です。「2」はパフォーマンスの低下を示します。
XXXX は障害症状コード (FSC) です。それぞれのエラーコードについては、障害症状コードディクショナリを参照してください。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。そのときに、FSC (XXXX) も用意しておいてください。
LSM
AA:LL
access door has been opened
説明
: 指定された LSM アクセスドアが開いていました。
システムアクション
: その LSM に関係しているリクエストはすべて、ドアが閉められて準備完了になるか、LSM が強制的にオフラインに変更されるまで待機します。
ユーザーの対応
: LSM ドアを閉め、LSM を強制的にオフラインに変更して手動モードにします。
LSM
AA:LL
access door has been closed
説明
: 指定された LSM アクセスドアが閉まっていました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
LSM
AA:LL CCC...CCC
説明
: LSM が、メッセージの可変テキスト部分に従って、正常にオンラインまたはオフラインに変更されました。
CCC...CCC のテキストに次のように示されている場合:
Is Offline; Temp Outage Queue has been purged.
LSM はすでにオフラインになっており、MODify lsm ONline が一時停止キュー上に見つかりませんでした。
Ready; Temp Outage Queue Will Be Re-Driven.
MODify lsm ONline コマンド、LSM 準備完了イベント、または LMU 準備完了イベントのいずれかが正常に処理され、一時停止キュー上の保留中のすべてのリクエストが待機リクエストキューにふたたび入れられます。
システムアクション
: システムは、メッセージのテキストに示されているように一時停止キューを処理します。
ユーザーの対応
: なし
LSM
AA:LL
not ready (
C
)
説明
: 指定された LSM の準備ができていません。C は、LSM の準備が完了していない理由を表しています。次の理由があります。
0 - 応答が、LSM の準備が完了していないことを示しています。
1 - 構成の不一致です
2 - 初期化に失敗しました
3 - 通信が失われました
4 - メカニズムの障害です
5 - LSM の初期化ができません - CAP ドアが開いています
6 - LSM の初期化ができません - プレイグラウンドを空にする必要があります
7 - LSM に容量の不一致があります
8 - キードアが開いています
システムアクション
: その LSM に関係しているリクエストはすべて、LSM が準備完了になるか、LSM が強制的にオフラインに変更されるまで待機します。
ユーザーの応答
: LSM を準備します。これが不可能な場合は、LSM を強制的にオフラインに変更して手動モードにします。
Modify of LSM
AA:LL
pending
(
DDDDDDDD
)
説明
: LSM に対する別の変更処理がアクティブであるときに、さらに MODify lsm リクエストが発行されました。保留キューは現在 DDDDDDDD の段階にあります。
システムアクション
: 変更処理は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: なし
Vary of ACS {
AA
|
AA
station
C...C
} pending
(
DDDDDDDD
)
説明
: ACS に対する別の Vary 処理がアクティブであるときに、さらに Vary STation または Vary ACS リクエストが発行されました。Vary 処理の保留キューは現在 DDDDDDDD の段階にあります。
システムアクション
: Vary 処理は、キューのいちばん上に達するまで待機します。
ユーザーの対応
: なし
LSM
AA:LL
{DRIVE
XXXX
|
DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - needs cleaning
説明
: 指定されたドライブに、クリーニングカートリッジを挿入する必要があります。トランスポートは、ユニットアドレス (XXXX)、またはドライブがこのホストに定義されていない場合はドライブ ID (ドライブ AA:LL:PP:NN の acs、lsm、パネル、および番号) のどちらかで識別されます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: トランスポートにクリーニングカートリッジをマウントします。
注記:
HSC の自動クリーニング機能はオフに設定されています。このメッセージが発行されないようにするには、HSC MNTD AUtocln(ON) コマンドを使って HSC 自動クリーニング機能をオンにします。LSM
AA:LL
pending offline
説明
: 指定された LSM に対して MODify lsm OFFline リクエストが発行されましたが、その LSM は使用中でした。リクエスト (Mount、DISMount など) がアクティブであったか、CAP が予約されていたかのどちらかです。
システムアクション
: オフラインリクエストは待ち状態になります。使用中ではなくなると、MODify lsm OFFline リクエストが実行されます。必要であれば、MODify lsm OFFline を FORCE オプション付きで発行し、アクティビティーに関係なく LSM をオフラインにします。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
Station
C...C
driver cannot run without ESTAE
説明
: このステーションは、ESTAE 環境の確立に 3 回失敗しました。通常、再試行ルーチンをスケジュールする ESTAE ルーチンがない状態では、回復可能エラーを回復できません。このステーションが稼働停止した場合は、HSC のリサイクルをスケジュールします。
AA は ACS 番号です。
C...C はステーションのアドレスです。
システムアクション
: HSC の処理は続行しますが、ステーションは非アクティブなままになります。
ユーザーの対応
: この問題は、ACS をオフラインに変更してからオンラインに戻すと解決することがあります。
LSM
AA:LL CCC...CCC
説明
: メッセージの可変テキスト部分に示されているように、LSM の障害または部分的な障害が検出されました。
CCC...CCC のテキストに次のように示されている場合:
Try MODIFY Again; Config Request Failed.
SLSLCLSM は、データベースからの LSM の現行ステータスの取得に 3 回失敗しました。LSM が自動モードであるとデータベースにより示されている場合でも、LSM は論理的にオフラインです。
Try MODIFY Again; Read LSM Status Failed.
SLSLCLSM は、LMU からの LSM の現行ステータスの取得に 3 回失敗しました。LSM が自動モードであることがデータベースにより示されている場合でも、LSM は論理的にオフラインです。
Try Modify Again When LSM Is Ready.
LSM が準備可能ではないことが SLSLCLSM により検出されたため、LSM は現在の状態では論理的にオンラインにできません。LSM が自動モードであることがデータベースによって示されている場合でも、LSM は論理的にオフラインです。
Try MODIFY Again; Modify LSM Online Failed.
LSM が準備可能ステータスであることが検出されましたが、SLSLCLSM は LSM のオンラインへの切り替えに 3 回失敗しました。LSM が自動モードであることがデータベースにより示されている場合でも、LSM は論理的にオフラインです。
Is Online, But CAP Query Failed.
LSM は現在オンラインですが、LSM のすべての CAP レコードに対する構成照会が失敗しました。CAP 予約/解放処理を実行できません。
Is Online, But Failed To Re-Reserve CAP CC.
LSM は現在オンラインですが、CAP CC がアクティブです。LMU はこのホストがそれを所有しているものと認識し、SLSLCLSM は CAP CC をこのホストに再予約する操作を 3 回失敗しました。
Is Online, But Failed To Lock CAP CC.
LSM は現在オンラインですが、CAP CC がアクティブです。LMU はこのホストがそれを所有しているものと認識し、SLSLCLSM は CAP CC のロックに 3 回失敗しました。
Is Online, But Failed To Unlock CAP CC.
LSM は現在オンラインですが、CAP CC がアクティブです。LMU はこのホストがそれを所有しているものと認識し、SLSLCLSM は CAP CC のロック解除に 3 回失敗しました。
Is Online, But Failed To Release CAP CC.
LSM は現在オンラインですが、CAP CC がアクティブではありません。LMU はこのホストがそれを所有しているものと認識し、SLSLCLSM はその解放に 3 回失敗しました。
Is Online, But Carts.In Motion Not Resolved.
LSM は現在オンラインですが、SLSLCLSM は遷移セットの読み取りに 3 回失敗しました。この LSM で失われたカートリッジが残っている可能性があります。
システムアクション
: システムは即時処理を行いませんが、ホームセルで見つからなかったカートリッジに対し、あとで自動的にエラント回復が呼び出される場合があります。
ユーザーの対応
: メッセージテキストの可変部分に応じて異なります。CCC...CCC のテキストに次のように示されている場合:
Try MODIFY Again ...
この場合は LSM ドアを開けてから閉めるか、または MODify lsm ONline を実行します。これが失敗するか、またはすでに失敗している場合、あるいは LSM Lock Not Available というメッセージが出された場合は、ハードウェアが作動していることを前提として、MODify lsm OFFline (FORCE の可能性あり) と MODify lsm ONline を実行します。
Is Online, But ...
LSM はオンラインになっていますが、CAP が正しく再初期化されなかったか、または遷移セットを読み取れませんでした。エラント回復により、回復されなかったボリュームが自動的に検出されます。ただちにスケジューリングする必要はありませんが、オペレータは最終的に LSM をオフラインにしてからもう一度オンラインにする操作をエラーなしで実行する必要があります。
Can't process requests; LMU server is terminating
説明
: 要求の処理に LMU サーバーを使用できません。タイミングによっては、一部のタスクが LMU に対する要求をキューに入れようとしました。この要求は受け入れられません。
システムアクション
: 終了処理が続行します。
ユーザーの対応
: なし
LMU I/O Error
XXXX, XX1, XX2, XX3, XX4, XX5
説明
: LMU への I/O 中に、I/O エラーが発生しました。
XXXX はステーションデバイス番号です。
XX1 は発行された CCW です。
XX2 はユニットのステータスです。
XX3 はチャネルのステータスです。
XX4 はセンスバイト 0 です。
XX5 はセンスバイト 1 です。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 必要に応じて、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
LMU Attention Error
DDD
, SS
説明
: デバイス DDD が、LMU アテンション割り込み処理中に、チャネルまたはデバイスのステータス SS を戻しました。
システムアクション
: ステータスにアテンションインジケータが含まれる場合、そのアテンションは処理されます。
ユーザーの対応
: デバイスの問題が発生している可能性があります。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Restart HSC sometime; an LMU server subtask has abended
説明
: 重要ではないリソースが異常終了しました。適切な時点での HSC の再起動をスケジューリングしてください。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 問題が発生しているステーションをオフラインに変更してから、ふたたびオンラインに変更してください。問題が解決しない場合は、該当する異常終了を Oracle に報告し、適切な時点での HSC の再起動をスケジュールしてください。
ABEND
XXX1
, CCC1
, XXX2
, XXX3
, CCC2
説明
: LMU サーバータスクが異常終了しました。
XXX1 は、異常終了コードです。
CCC1 は、異常終了した CSECT の名前です。
XXX2 は、異常終了した CSECT の開始アドレスです。
XXX3 は、異常終了した TCB のアドレスです。
CCC2 は、異常終了した RB のアドレスで異常終了した PRB の名前です。
システムアクション
: 失敗したタスクを終了します。
ユーザーの対応
: これは、LMU サーバー内で発生した異常終了について生成されるメッセージです。別の HSC メッセージに、この XXX1 異常終了の重大度が示されます。
ORH interval expired: ACS
AA
, SEQNO BBCCC
, CCC1
, CCCCCCCCCCCCCCC
説明
: 要求の応答待ち時間間隔が期限切れになりました。
AA は ACSid です。
BB は HOSTid です。
CCC は、シーケンス番号です。アクティブなリクエストキューにない場合は欠落しています。
ACT - アクティブなリクエストキュー
WTG - 待機リクエストキュー
TMP - 一時停止キュー
CCCCCCCCCCCCCCC は、EBCDIC 形式の LMU 要求データです。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
ORH aborted request: ACS
AA
, SEQNO BBCCC
, {ACT|WTG|TMP}
説明
: 要求は、未完了応答ハンドラによって異常終了しました。
AA は ACSid です。
BB は HOSTid です
CCC は、リクエストのシーケンス番号です。アクティブなリクエストキューにない場合は、欠落しています。
ACT - アクティブなリクエストキュー
WTG - 待機リクエストキュー
TMP - 一時停止キュー
システムアクション
: HSC は選択されているボリュームを解放して、エラントにします。
ユーザーの対応
: オペレータは、必要に応じてオーバーライドコマンドを入力できます。
ORH interval extended: ACS
AA
, SEQNO
BBCCC
, {
ACT|WTG|TMP}
説明
: 応答待ち時間間隔が、未完了応答ハンドラによって延長されました。
AA は ACSid です。
BB は HOSTid です
CCC は、リクエストのシーケンス番号です。アクティブなリクエストキューにない場合は、欠落しています。
ACT - アクティブなリクエストキュー
WTG - 待機リクエストキュー
TMP - 一時停止キュー
システムアクション
: HSC は、LMU にさらに時間を与えて、この要求の処理が完了できるようにします。
ユーザーの対応
: なし
ORH completed request: ACS
AA
, SEQNO
BBCCC
, {
ACT|WTG|TMP}
説明
: 未完了応答ハンドラによって、要求は完了したものとしてマークされました。
AA は ACSid です。
BB は HOSTid です
CCC は、リクエストのシーケンス番号です。アクティブなリクエストキューにない場合は、欠落しています。
ACT - アクティブなリクエストキュー
WTG - 待機リクエストキュー
TMP - 一時停止キュー
システムアクション
: HSC は、この要求を完了済みとしてマークします。
ユーザーの対応
: なし
ORH redrive request:
ACS
AA
, SEQNO
BBCCC
, {ACT|WTG|TMP}
説明
: 要求は、未完了要求ハンドラによって再処理されました。
AA は ACSid です。
BB は HOSTid です
CCC は、リクエストのシーケンス番号です。アクティブなリクエストキューにない場合は、欠落しています。
ACT - アクティブなリクエストキュー
WTG - 待機リクエストキュー
TMP - 一時停止キュー
システムアクション
: 要求がふたたび一時停止キューに入れられた場合、必要なステーション (パス)、LMU、または LSM は準備可能ではありません。
ユーザーの対応
: 適切なアクションを実行し、必要なステーション、LMU、または LSM を準備可能にしてください。
Invalid reply <
CCCCCCCC
>
説明
: 文字列が HSC により認識されませんでした。CCCCCCCC は、認識されなかった文字列です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Invalid broadcast message received -
XX
(ignored)
説明
: 無効なブロードキャストを受け取りました。
XX は、ブロードキャストの無効な部分を定義します。
04 - 無効なタイプを受け取りました。
08 - 無効な番号を受け取りました。
0C - 無効な ACS を受け取りました。
10 - 無効な ACS を受け取りました。
14 - 無効なドライブ番号を受け取りました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ORH request not on queue: ACS
AA
, SEQNO
BBCCC
, {ACT|WTG|TMP}
説明
: 要求は示されているキューにはありません。SLS0682D が未処理の状態であるときに、未完了応答を受け取りました。
AA は ACSid です。
BB は HOSTid です。
CCC は、リクエストのシーケンス番号です。アクティブなリクエストキューにない場合は、欠落しています。
ACT は、アクティブなリクエストキューを表します。
WTG は、待機リクエストキューを表します。
TMP は、一時停止キューを表します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
ORH: no stations ready for redrive: ACS
AA
説明
: オペレータが、メッセージ SLS0682D に対し「REDRIVE」と応答しました。HSC は POST に使用可能なステーションドライバを検索しましたが、どのステーションも作動不能であると判別しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: オペレータはステーションのステータスを調べる必要があります。HSC は、LMU との通信のために準備可能なステーションを 1 つ必要とします。
Invalid UCB for station
XXXX
説明
: OPEN で無効なデバイスタイプが指定されました。SMS のインストールで、ACS ルーチンが OPEN 要求を誤って変更した可能性があります。
システムアクション
: そのステーションはオンラインに変更されません。
ユーザーの対応
: ACS ルーチンが、デバイス優先スキームからステーションデバイスを除外していることを確認してください。ACS ルーチンが存在しない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Physical audit in progress for LSM
AA
:LL
説明
: LSM で実行中の物理的監査が検出されました。これは、LSM が準備可能になったとき、または Display LSM コマンドが発行されたときに発生する可能性があります。
システムアクション
: LSM の物理的監査が完了すると、SLS0693I メッセージが表示されます。
ユーザーの対応
: なし
Physical audit has completed for LSM
AA:LL
説明
: LSM の物理的監査が完了しました。
システムアクション
: システムは処理を続行します。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
: Switch has completed
説明
: ACS の切り替えが完了しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CAPid
AA:LL:CC
CAP reserve overridden by the CLI/SLC
説明
: サイト管理者が、CLI または SLConsole から、指定された CAP の CAP 予約を取り消しました。
システムアクション
: この CAP に対するアクティビティーは終了します。
ユーザーの対応
: CAP は、ふたたび使用可能になると、新しい要求に使用できます。
CAPid
AA:LL:CC
CAP
door opened
説明
: 指定された CAP は開かれています。
システムアクション
: ENter または EJect は待機状態になります。
ユーザーの対応
: CAP を空にするか、充てんしてから閉めてください。
CAPid
AA:LL:CC
CAP door closed
説明
: 指定された CAP は閉じています。
システムアクション
: ENter または EJect は続行します。
ユーザーの対応
: なし
Req ACS
AA
SEQ
DD
/DD REQ
CC CCCCCCCCCCC
Basic info
LSM LL CCCCCCC A suffix VOL volser SRC LL/PP:RR:CC CCC XXX TGT LL/PP:RR:CC CCC XXX B C D E suffix LSM LL START PP:RR:CC END PP:RR:CC CCC K suffix VOL volser M suffix TXT CCCCCC....(X53)....CCCCCC P suffix HST DD CCCCCCCC Q suffix LSM LL R S ZG suffix SEQ DD/DDD V W suffix LSM LL CAP CC ZA ZB ZC ZD ZE suffix LSM LL PNL PP ZH suffix
説明
: このメッセージは、失敗した要求を示します。LMU はこの要求を完了できませんでした。関連する SLS0699I メッセージに、失敗の理由を含むエラー応答が示されています。すべての要求タイプに関する一般情報が示されます。一部の要求タイプでは、接尾辞が付加されています。また、追加の接尾辞を必要としない要求タイプもあります。
AA は ACSid です
DD/DDD は、HOSTid/リクエストのシーケンス番号です
CC は要求コードです (次の表を参照)
CCCCCCCCCCC は、要求機能の記述です (次の表を参照)
次の表に、要求コードとその機能を示します。
要求コード |
要求機能 |
---|---|
A |
LSM の変更 |
B |
マウント |
C |
マウント解除 |
D |
スワップ |
E |
移動 |
K |
カタログ |
L |
構成の読み取り |
M |
volser ステータスの読み取り |
N |
ACS 統計 |
P |
ホスト間ブロードキャスト |
Q |
ホストの休止 |
R |
遷移カートリッジの読み取り |
S |
LSM ステータス |
T |
LMU ステータス |
V |
要求ステータスの照会 |
W |
要求の取り消し |
X |
要求の表示 |
ZA |
CAP 予約 |
ZB |
CAP 解放 |
ZC |
CAP ロック解除 |
ZD |
CAP ロック |
ZE |
CAP ステータス |
ZG |
LSM PTP ステータス |
ZH |
パネルによる LSM トランスポートステータス |
- |
不明な要求 |
タイプ A 接尾辞 (MODify LSM):
”LSM
LL
CCCCCCC
”
LL - LSM 番号 (10 進数)
CCCCCCC - ONline/OFFLine/FORCE
タイプ B、C、D、E 接尾辞 (Mount、DISMount、Swap、MOVe):
”VOL
volser
SRC
LL/PP:RR:CC CCC XXX
TGT
LL
/
PP:RR:CC CCC XXX
"
volser - ボリュームのシリアル番号
LL/PP:RR:CC - ソース/ターゲット LSM 番号 (10 進数)/パネル/CAPid:行:列
CCC - CAP/CEL/DRV/RDO
CAP - CAP セル
CEL - 通常のストレージセル
DRV - 書き込み可能ドライブ
RDO - 読み取り専用ドライブ
XXXX - ドライブチャネル/ユニットアドレス (DRV/RDO のみ)
タイプ K 接尾辞 (カタログ/セルスキャン):
”LSM
LL
START
PP:RR:CC
END
PP:RR:CC CCC
”
LL - LSM 番号 (10 進数)
PP:RR:CC - 開始/終了パネル:行:列
CCC - CAP/CEL/DGN/DRV/PNL
CAP - CAP スキャン
CEL - セルスキャン
DGN - 診断セル
DRV - ドライブスキャン
PNL - パネル全体のスキャン
タイプ M 接尾辞 (volser ステータスの読み取り):
”VOL
volser
”
volser - ボリュームのシリアル番号
タイプ A 接尾辞 (ホスト間ブロードキャスト):
”TXT
CCCCCC
......(x53)
......CCCCCC
”
CCC...CCC - 最大 53 文字のブロードキャストメッセージ
タイプ Q 接尾辞 (ホスト休止):
”HST
DD
CCCCCCCC
”
DD - HOSTid
CCCCCCCC - 通常/オーバーライド
タイプ R、S、ZG 接尾辞 (遷移カートリッジ読み取り、LSM ステータス、LSM PTP ステータス):
”LSM
LL
”
LL - LSM 番号 (10 進数)
タイプ V、W 接尾辞 (要求ステータスの照会、取り消し):
”SEQ
DD/DDD
”
DD/DDD - HOSTid/リクエストのシーケンス番号
タイプ ZA、ZB、ZC、ZD、ZE 接尾辞 (CAP 予約、解放、ロック、ロック解除、CAP ステータス):
”LSM
LL
CAP
CC
”
LL - LSM 番号
CC - CAP 番号
タイプ ZH 接尾辞 (パネルによる LSM トランスポートステータス)
”LSM
LL
PNL
PP
”
LL - LSM 番号 (10 進数)
PP - パネル番号 (10 進数)
システムアクション
: SLS0699I エラー応答を参照して、要求を自動的に再試行させるタイプのエラーがあるかどうかを調べます。それ以外の場合は、HSC によってこれ以上のアクションが自動的に行われることはありません。
ユーザーの対応
: 対応は、障害のタイプによって異なります。続いて表示される同じ ACS、ホスト ID、およびリクエストのシーケンス番号を持つメッセージ SLS0699I を参照して、このエラーから回復するために必要な対応のタイプを判別してください。
Response ACS
AA
SEQ
DD
/
DDD
ERR
DD
/DD
CCC
...(x28)...
CCC
CCCCCCCCCCCC
LSM
LL
Cartridge Status Suffix
CCC DD
/
D
Manual Recovery Suffix
説明
: このメッセージは、これよりも前に出力されたメッセージ SLS0698I に示されている要求の完了を妨げるエラーについて説明します。すべてのエラータイプに関する一般情報が示されます。「Cartridge Status」接尾辞は、失敗したカートリッジ移動要求の場合に付加されます。「Manual Recovery」接尾辞は、カートリッジが LSM のメカニズム内でスタックした場合に付加されます。
基本情報 (すべてのエラータイプ):
AA は ACSid です。
DD/DDD は、HOSTid/リクエストのシーケンス番号です
DD/DD は、エラーカテゴリ/エラーコードです (下記を参照)
CCC..(x28)..CCC は、エラー記述テキストです (下記を参照)
01/xx - 無効なパラメータエラーコードの説明:
01/01 - 不正なプライマリ LSM
01/02 - 不正なセカンダリ LSM
01/05 - 未定義のオプションまたは修飾子
01/06 - 無効な LSM
01/07 - 無効なパネル
01/08 - 無効な行
01/09 - 無効な列
01/10 - 無効なドライブ
01/11 - 無効な CAP 行
01/12 - 無効な CAP 列
01/13 - 無効なセルアドレス
01/14 - 無効なラベル修飾子
01/15 - 無効なソース修飾子
01/16 - 不正なソースタイプ
01/17 - 不正な宛先タイプ
01/18 - 不正なカタログセル範囲
01/19 - volser 内の不正な文字
01/20 - 無効な要求コード
01/21 - 無効なトランザクション長
01/22 - 無効な HOSTid
01/23 - 要求内の不正な文字
01/24 - HOSTid が一致しません
01/25 - シーケンス番号の重複
01/26 - 要求確認応答またはメッセージ確認応答が必要です
01/27 - 不正な取り消し要求
02/xx - 構成エラーコード:
02/01 - LMU 構成に LSM がありません
02/02 - ドライブが存在していません
03/xx - CAP 手続きエラーコード:
03/01 - CAP が予約されていません
03/02 - CAP はすでに予約されています
03/03 - CAP が ENTER モードです
03/04 - CAP が EJECT モードです
03/05 - CAP 移動がアクティブです
03/06 - CAP ドアが開いています
03/07 - CAP カタログが進行中です
03/08 - 解放要求で ENTER を終了できません
03/09 - CAP を解放できません。ドアが開いています (ドアが完全に閉まっていない可能性があります)
03/10 - ENTER を取り消すことができません
03/11 - CAP マガジンがありません
04/xx - 一般手続きエラーコード:
04/01 - LSM が作動不能です
04/02 - LSM は保守モードです
04/03 - LSM オフライン保留中
04/04 - LSM はオフラインです
04/05 - ドライブがいっぱいです
04/06 - 接続 LSM は使用不可です
04/07 - 複数の LSM 要求が保守中です
04/08 - パスが拒否されました。完全な PTP デッドロックです
04/10 - パスが拒否されました。完全な PTP デッドロックです
04/11 - リクエスト最大数を超えました
04/12 - 休止ホストがすでにアクティブです
04/13 - 休止ホストがオーバーライドされました
04/14 - 最大の volser 読み取り要求がアクティブです
04/15 - 要求の取り消しが保留中です
04/16 - 取り消し要求により取り消されました
04/19 - volser が予想に反して読み取り可能になっています
04/20 - volser の読み取りが正しくありません
04/21 - volser が一致していません
04/22 - セルがいっぱいです
04/23 - セルが空です
04/24 - ドライブが空です
04/25 - ドライブがアクティブです
04/26 - ドライブが巻き戻されていません
04/27 - カートリッジがマウントされていません
04/28 - メディアが一致していません
04/29 - メディアと volser が一致しません
04/30 - 互換性のないメディア/ドライブです
05/xx - LMU ハードウェアエラーコード:
05/01 - 拒否されました。ノードに LSM がありません
05/02 - 拒否されました。LSM ID が不正です
05/03 - 拒否されました。LSM が通信していません
05/04 - 拒否されました。伝送エラーです
05/05 - 拒否されました。確認応答がありません
05/06 - 拒否されました。LAN が稼働していません
05/07 - 拒否されました。バッファーが不足しています
05/08 - バッファーがオーバーフローしています
05/09 - 拒否されました。コマンドに対し応答がありません
05/10 - 拒否されました。LSM が強制的にオフラインにされました
05/11 - CAP ロック解除がすでにアクティブです
06/xx - LMU 論理エラーコード:
06/01 - 不明な割り振り要求
06/02 - 修飾バイト 0 が不正です
06/03 - 修飾バイト 1 が不正です
06/04 - 修飾バイト 2 が不正です
06/05 - LSM がオンラインです
06/06 - オフライン保留がオーバーライドされました
06/10 - LMU 構成に不明なパネルタイプがあります
06/11 - LMU 論理問題が検出されました
06/12 - パススルーポートセルがいっぱいです
06/13 - パススルーポートセルが空です
06/15 - 動的タスクがメールボックスがいっぱいになったことを検出しました
06/16 - 割り振り保留がタイムアウトになりました
06/17 - LSM コマンド保留がタイムアウトになりました
06/20 - パスが論理的に使用できません
07/xx - LSM ロボットエラーコード:
07/01 - アームの誤動作
07/02 - ハンドの誤動作
07/03 - パススルーポートの誤動作
07/04 - パススルーポートが存在しません
07/05 - CAP の誤動作
07/06 - 到達する方法がありません
07/07 - 必要な要素の誤動作
07/08 - ロボット動作が失敗しました
07/09 - Put が不正です
07/10 - Get が不正です
07/11 - リーチリトラクションが不正です
07/12 - リーチエクステンションが不正です
07/13 - パススルーポート位置のエラー
07/14 - 準備可能なハンドがありません
07/15 - ドライブがカートリッジを検出できませんでした
07/16 - 移動ターゲットの設定に失敗しました
07/17 - リーチが危険な位置にあります
07/18 - セルの再較正が失敗しました
08/xx - LSM ハードウェアエラーコード:
08/01 - LSM が応答しませんでした
08/04 - CAP ロック解除スイッチの過負荷です
08/05 - ロック解除が失敗しました
08/06 - ロックが失敗しました
08/07 - ドライブが通信していません
08/08 - テープユニットインタフェースで障害が発生しました
08/09 - メモリーへのイメージのコピーが失敗しました
09/xx - LSM 論理エラーコード:
09/01 - Get 応答の LSM が誤っています
09/02 - 応答パケットタイプを受信しませんでした
09/03 - 応答のタスク ID が誤っています
09/04 - 応答の機能 ID が誤っています
09/05 - 応答のセルアドレスが誤っています
09/06 - LSM がオフラインです
09/07 - セル位置が不正です
09/08 - 不明な終了ステータスです
09/09 - LSM が無効な応答を返しました
09/10 - 非論理的な CAP メッセージです
09/16 - 終了ステータスの表示。失敗
09/17 - 終了ステータスがビジー状態を示しています
09/18 - 不正なコマンド
09/19 - コマンドに不正なパラメータがあります
09/20 - 不正なアドレスタイプです
09/21 - パネル、行、または列が不正です
09/22 - アームは現在予約されています
09/23 - CAP は現在予約されています
09/24 - ポート 1 は現在予約されています
09/25 - ポート 2 は現在予約されています
09/26 - プレイグラウンドは現在予約されています
09/43 - LSM はオンラインです
09/44 - LSM が保守モードです
09/45 - LSM はオフラインです
09/46 - LSM アクセスドアが開いています
09/47 - LSM が初期化されていません
09/50 - 存在しないセル位置です
09/51 - ハンドがいっぱいです
09/52 - ハンドが空です
09/53 - ドライブがいっぱいです
09/55 - ドアはすでにロック解除されています
09/56 - アイドルではロック解除できません
09/57 - ドアが開いています
09/58 - ドアはすでにロック解除されています
09/60 - すでにアイドルモードにあります
09/61 - すでに EJECT モードにあります
09/62 - すでに ENTER モードにあります
09/63 - ENTER モードでは EJECT を実行できません
09/64 - EJECT モードでは ENTER を実行できません
09/65 - アイドルではドアをロックできません
09/70 - ドライブパネルではありません
09/71 - 使用可能なドライブはありません。アドレス内
09/72 - ドライブコマンドの指定が無効です
09/75 - データをアクティブに受け渡しています
09/76 - 巻き戻しできません
09/77 - アンロードできません
09/78 - ドライブは書き込み保護を処理できません
09/79 - ドライブは現在予約されています
10/xx - ドライブエラーコード:
10/01 - ドライブが通信を行なっていません
10/02 - ドライブが作動していません
10/03 - ドライブに対する要求が保留中です
10/04 - ドライブが割り振られています
10/05 - ドライブがカートリッジをロードしました
10/10 - ドライブがカートリッジをロードできません
10/11 - ロード/アンロードが進行中です
10/12 - 特殊使用カートリッジでロードが失敗しました
10/13 - メディアエラーが原因でマウントが失敗しました
10/14 - ドライブの保守が必要です
カートリッジステータスの接尾辞 (カートリッジ移動要求):
"CCCCCCCCCCCC
LSM
LL
"
CCCCCCCCCCCC - カートリッジステータス記述子:
Cart Not Mvd - カートリッジはこれまでに移動されていません
Recovered In - カートリッジは回復されています
Retd To Src - カートリッジはソースに戻されました
Stuck In Mch - カートリッジはメカニズム内でスタックしています
Unk End Stat - 不明なカートリッジ終了ステータスです
LL - カートリッジが現在位置している LSMid です
手動回復の接尾辞 (機構上の障害発生後):
CCC DD/D - カートリッジがスタックしているメカニズム:
HND D - ロボットハンド (0/1)
PTP DD - パススルーポートパネル (01-11)
DRV DD/D - パネル (01-11) & ドライブ (0/3)
システムアクション
: HSC によって自動的に処理が行われることはありません。
注記:
04/01 エラーで終了する要求は一時停止キューに入れられ、影響を受けた LSM がふたたび準備可能になったときに、自動的に再試行されます。04/11 または 10/03 エラーで終了する要求は、待機リクエストキューに入れられ、10 秒後に再試行されます。これらの要求は、最終的に別のエラーで終了しないかぎり、SLS0698I および SLS0699I メッセージでは報告されません。ユーザーの対応
: 発生したエラーのタイプによって異なります。
CAP のドアが開いていることがエラーに示されている場合は、その CAP ドアを確実に閉めて掛け金をかけてください。
SWitch ACS の発行後、CAP で 03/01 エラーが発生した場合は、Enter または Eject 処理中にライブラリコントローラを切り替えるための CAP 手動回復の手順について、HSC および VTCS の管理に関する ELS の資料を参照してください。
SWitch ACS の発行後、CAP で 07/05 エラーが発生した場合は、CAP が自動モードのときにライブラリコントローラを切り替えるための CAP 手動回復の手順について、HSC および VTCS の管理に関する ELS の資料を参照してください。
パラメータエラーが発生した場合は、該当するパラメータを変更して、要求を再発行してください。
タイミングの問題が検出された場合は、問題のデバイスが使用可能になってから、要求を再実行してください。
ハードウェアの問題が示される場合は、失敗した要求を再試行してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
HSC または LMU ソフトウェアの問題が示される場合は、失敗した要求を再試行してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
DDname
CCCCCCCC
failed to open
説明
: 指定のファイルをオープンしようとしましたが、失敗しました。
システムアクション
: 開くファイルのデータセット名を検証します。
ユーザーの対応
: ACS サブシステムを再起動してみてください。エラーが解決されない場合は、システムプログラマに連絡して支援を求めてください。さらにサポートが必要な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Unable to acquire any ITT blocks; all are owned by host
CCCCCCCC
説明
: プライマリ制御データセットを検索した結果、ITT ブロックのほとんどが、指定のホストにより所有されていることが判明しました。
システムアクション
: ITT ブロックを解放するため、示されているホストの起動を試行します。
ユーザーの対応
: HSC サブシステムを再起動してください。
VARINUSE flag off
説明
: ACS 制御データセットのボリュームレコードを更新しようとしましたが、使用中フラグが設定されていませんでした。
システムアクション
: この試行は中止されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VARVOL mismatch
説明
: ボリュームレコードの書き込みを試みましたが、そのレコード内のボリュームシリアル番号が、パラメータリスト内のボリュームシリアル番号と一致しませんでした。
システムアクション
: この試行は中止されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
DCH invalid
説明
: 制御データセットの更新を試行しましたが、エラーが発生しました。
システムアクション
: 更新試行操作は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VAR area overflow
説明
: 制御データセットへのボリュームの追加を試行しましたが、エラーが発生しました。
システムアクション
: ボリューム追加操作は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
DCHFOLL invalid
説明
: 次の DCH キュー項目の検索を試行しましたが、エラーが発生しました。
システムアクション
: 制御データセット要求は中止されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Database {switch|expand} complete
説明
: CDSコピーの追加、削除、名前の変更、または再配置の操作 (switch)、または CDS の拡張操作 (expand) が完了しました。マルチホスト環境のすべてのアクティブホストが同期を完了すると、このメッセージが出力されます。
システムアクション
: CDS switch または expand が、すべての HSC アクティブホスト上で完了しました。
ユーザーの対応
: switch がエラーによって起こる場合は、エラーを解決してから、CDs Enable オペレータコマンドを入力して、データセットを HSC に復元します。また、switch または expand は、オペレータコマンドを使用して意図的に実行することもできます。
Attach for Insert/Delete User Exit 06 Server failed, RC=
XX
説明
: 挿入/削除ユーザー出口サーバールーチン (SLSDXIT6) の接続が試行されました。XX は、ATTACH マクロからのリターンコードです。
システムアクション
: ユーザー出口 06 コードは使用できません。
ユーザーの対応
: 接続に失敗した理由を判別して、問題を解決してください。出口をアクティブにするには、HSC をリサイクルする必要があります。問題を解決できない場合は、すべての情報を保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Insert/Delete server routine -
CCC...CCC
説明
: 異常終了のため、挿入/削除ユーザー出口 06 サーバールーチン (SLSDXIT6) ESTAE が呼び出されました。CCC...CCC は 30 バイトのフィールドで、次のいずれかが含まれます。
SLSDXIT6 EXIT SERVER ABEND
- SLSDXIT6 挿入/削除サーバーで異常終了が検出されました。
ABEND WITHOUT SDWA
- SLSDXIT6 挿入/削除ユーザー出口サーバータスクで異常終了が検出されましたが、システムが、ESTAE ルーチンに SDWA を提供しませんでした。
システムアクション
: ユーザー出口 06 は使用不可になります。
ユーザーの対応
: すべての情報を保存し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Insert/Delete User Exit 06 DISABLED, "Invalid Function" Return Code
説明
: ユーザー出口 06 コードが、HSC 出口サーバータスクによってユーザー出口に無効な入口タイプ (ファンクションコード) が渡されたことを示すリターンコードを返したため、挿入/削除ユーザー出口が使用不可になりました。
システムアクション
: ユーザー出口 06 は使用不可になります。
ユーザーの対応
: ユーザー出口 06 のユーザー作成コードを調べて、リターンコードの 16 進値 FF がコーディングエラーに起因するものではないことを確認してください。そうである場合は、ユーザー出口 06 を修正して動的に再ロードしてください。コーティングエラーがない場合は、すべての情報を保存し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
注記:
ユーザー出口 06 の動的ロード/再ロードは、HSC JCL デッキに「SLSUEXIT」DD カードが含まれている場合にのみ可能です。ESTAE creation failed in SLSDXIT6
説明
: 挿入/削除ユーザー出口サーバールーチン (SLSDXIT6) が、ESTAE を確立しようとしました。ESTAE の作成が失敗しました。異常終了への入口のレジスタ 2 には、ESTAE リターンコードが含まれます。
システムアクション
: ユーザー出口 06 は使用不可になります。
ユーザーの対応
: レジスタ 2 のリターンコードと MVS ESTAE マクロからのリターンコードを調べ、エラーがあればそれを修正してください。問題を解決できない場合は、すべての情報を保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Invalid entry type passed to user exit SLSUX06
説明
: これは内部エラーです。挿入/削除ユーザー出口サーバールーチン (SLSDXIT6) が、SLSUX06 に無効な機能入口タイプを渡しました。異常終了への入口のレジスタ 2 に無効なコードが含まれています。
システムアクション
: ユーザー出口 06 は使用不可になります。
ユーザーの対応
: すべての情報を保存し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Too many errant volumes in ACS
AA
説明
: ACS AA に含まれるエラントボリュームの数が多すぎます。ボリュームを追加できるようにするには、エラントボリュームの数を減らす必要があります。
システムアクション
: エラントセットへの追加は行われません。
ユーザーの対応
: LSM を OFFline/ONline に変更するか、あるいはボリュームレポートにリストされたエラントボリュームをマウントまたは取り出して、エラント回復を実行してください。ボリュームが見つからない場合は、それらをライブラリから論理的に取り出してください。
Invalid ACSid in DESAD
説明
: エラント情報レコードを追加するための計算で、使用中の ACSid が無効であることが検出されました。
システムアクション
: エラントセットの追加は中止されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Permanent error attempting to write database
説明
: HSC が CDS へのハートビートレコードの書き込みを試行中に、永続 I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: HSC は異常終了します。
ユーザーの対応
: コンソールログを調べ、I/O エラーの原因を判別してください。エラーが見つからず修正できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Confirm RECOVER for host
CCCCCCCC
, reply YES or NO
説明
: RECover HOSTid FORCE がオペレータによって要求されました。
システムアクション
: このメッセージは、RECover HOSTid が要求されたことの確認を求めています。
ユーザーの対応
: ホスト CCCCCCCC が本当にダウンしているかどうかを判別してください。
ダウンしている場合、回復を確定するには YES と応答してください。
注記:
アクティブホストの回復を行うと、制御データセットが破損することがあります。回復を取り消すには、NO と応答してください。
次のメッセージが表示されます。
SLS0851I Cross Host Recovery not needed for host CCCCCCCC.
これは、停止ホストのために回復するリソースがないことを示しています。適切な回復フラグが設定され、停止ホストは、リサイクルされるまで制御データセットの更新はできません。
Duplicate volume
volser
found in database is being deleted
説明
: ハッシュのシャッフル中に、volser volser のボリュームレコードが重複して作成されました。
システムアクション
: 重複するボリュームレコードは自動的に削除されます。
ユーザーの対応
: なし
Stray footprint
volser
found in database is being erased
説明
: volser volser のボリュームレコードは、ハッシュ圧縮のために移動されます。重複は見つかりませんでした。
システムアクション
: フットプリントは自動的に消去されます。
ユーザーの対応
: なし
Unexpected empty VAR block
説明
: ボリューム削除中に、重大な論理エラーが発生しました。
システムアクション
: 異常終了 1096、理由コード 747。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SLSWMRT INTERFACE ERROR; PLIST=
XXXXXXXX1
, RSA=
XXXXXXXX2
, REASON=
XX
説明
: サブシステムメッセージ書き込みルーチンで、インタフェースエラーが検出されました。これは内部エラーです。
XXXXXXXX1 は、メッセージ書き込みルーチンに指定されるパラメータリストのアドレスです。
XXXXXXXX2 は、メッセージ書き込みルーチンの入口におけるレジスタが含まれているレジスタ保存域のアドレスです。
XX
は特定のエラー理由コードを定義します。
01 - 制御ブロックの頭字語が無効です
02 - 処理要求タイプが無効です
03 - 応答域アドレスが無効です
04 - 応答 ECB アドレスが無効です
05 - 応答の長さが無効です
06 - 不明なメッセージ ID です
07 - MLWTO のラベルテキストが指定されていません
システムアクション
: メッセージ要求は中止されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SLSWMRT MLWTO ERROR; PLIST=
XXXXXXXX1
, RSA=
XXXXXXXX2
, R15=
XX
説明
: 複数行要求の出力を試行しているときに、WTO からゼロ以外のリターンコードを受け取りました。これは内部エラーです。
XXXXXXXX1 は、メッセージ書き込みルーチンに指定されるパラメータリストのアドレスです。
XXXXXXXX2 は、メッセージ書き込みルーチンの入口におけるレジスタが含まれているレジスタ保存域のアドレスです。
XX は、WTO からのリターンコードです。
システムアクション
: メッセージ要求は中止されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SLSWMRT Unknown message SLS
NNNN
from module
CCCCCCCC
説明
: メッセージ NNNN の発行を求める要求を受け取りましたが、このメッセージは、SLSWMRT に指定されたメッセージテーブル内にありませんでした。
システムアクション
: ダンプが取られ、処理が続行します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
{DATABASE|JOURNAL} {READ|WRITE} BDAM parm error; Unit
XXXX
; Vol
volser
; DSname
CCCCCCCC
; Block
DDDDDDDD
説明
: 示されている制御データセットまたはジャーナルに対する READ または WRITE の試行中に、I/O エラーが発生しました。処理は正しく完了しませんでした。制御データセットがオンラインでありアクセス可能であるかどうかを確認してください。
システムアクション
: サブシステムは異常終了を発行します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
{DATABASE|JOURNAL} {READ|WRITE} Permanent error; Unit
XXX
; Vol
volser
; DSname
CCCCCCCC
; Block
DDDDDDDD
説明
: 示されている制御データセットまたはジャーナルファイルで I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: 制御データセットまたはジャーナルの切り替えが、自動的に行われます。
ユーザーの対応
: ローカルの災害時回復手順に従ってください。
DATABASE {READ|WRITE|INVALID DATA} error RC=
XX
説明
: 制御データセットファイルの 1 つに対する READ または WRITE の試行中に、I/O エラーが発生しました。制御データセットファイルの 1 つが正常に READ 処理された可能性もありますが、データブロックは誤っていると判別されました。RC= は、DECB 完了コードフィールド (DECCC2) の 2 番目のバイトにある、I/O 操作からの 16 進数のリターンコードを示します。このファイルに対する I/O 操作が完了しませんでした。
システムアクション
: 制御データセットの切り替えが自動的に行われ、SDUMP が作成されますが、HSC の処理は続行します。このメッセージのあとには、エラーが発生した制御データセットを示す別のメッセージが続きます。データブロックが誤りと判別された場合、SDUMP は取られません。SLS0761E が生成され、データベースの切り替えが呼び出されます。
ユーザーの対応
: 不良制御データセットの回復については、ローカルの災害時回復手順を参照してください。SDUMP を保存し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Switching journals; either backup the database or offload the journal(s)
説明
: 2 つのジャーナルのうち現行のものがいっぱいであるため、もう一方のジャーナルが、新しい現行ジャーナルになります。ジャーナルが使用不可の場合、BACKup または OFFLoad が実行されるまでは、記録は中断されます。BACKup または OFFLoad を実行すると、ジャーナルデータセットはリセットされ、トランザクション記録向けに自動的に使用可能になります。
システムアクション
: ジャーナル切り替えが行われます。
ユーザーの対応
: 制御データセットのバックアップを作成するか、またはいっぱいになったジャーナルをオフロードしてください。
Journal DSname
CCCCCCCC
is
DDD
% full
説明
: 現在アクティブなジャーナルの使用率が DDD% です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 現在使用中のジャーナルファイルは間もなくいっぱいになります。代替ジャーナルがいっぱいになった場合は、制御データセットのバックアップを作成するか、またはジャーナルをオフロードしてください。
Cannot switch journals; both journals have now had I/O errors
説明
: 現在のジャーナルに I/O エラーがあり、かつもう一方のジャーナルにも I/O エラーがあるため、システムはジャーナルの切り替えを行うことができませんでした。
システムアクション
: 異常終了 1096、理由コード 733。
ユーザーの対応
: ローカルの災害時回復手順に従ってください。
Cannot switch journals; journal DSname
CCCCCCCC
has not been reset
説明
: 両方のジャーナルがいっぱいです。ジャーナル処理を続行できません。
システムアクション
: PARMLIB で JRNDEF FULL=Abend が指定されていた場合、HSC は異常終了 1096、理由コード 736 を発行します。JRNDEF FULL=Continue が指定されていた場合は、ジャーナル処理が中断されます。HSC は、ジャーナルなしで通常どおり処理を続けます。
ユーザーの対応
: 異常終了を受け取った場合は、制御データセットのバックアップをより頻繁に行なってください。Continue が指定されている場合は、すべてのデータセットの BACKup を実行してください。ジャーナル処理は自動的に続行されます。
Error follows journal switch
説明
: ジャーナル切り替えの直後にジャーナル処理の I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: 異常終了 1096、理由コード 735。
ユーザーの対応
: ローカルの災害時回復手順に従ってください。
Neither journal has been reset; you must backup the database to reset them
説明
: HSC 初期化時に、ジャーナル処理初期化ルーチンが、いずれのジャーナルもいっぱいであると判別しました。
システムアクション
: JRNDEF で FULL=Abend が指定されていた場合、HSC は終了します。JRNDEF で FULL=Continue が指定されていた場合は、ジャーナル処理が無効な状態で HSC が続行します。
ユーザーの対応
: HSC BACKup ユーティリティーを実行して、両方のジャーナルをリセットしてください。HSC サブシステムを再起動してください。
One journal is full; you must backup the database to reset the journals
説明
: HSC 初期化時に、ジャーナル処理初期化ルーチンが、1 つのジャーナルがいっぱいであると判別しました。
システムアクション
: 別のジャーナルを使用して HSC 初期化が続行します。
ユーザーの対応
: HSC BACKup ユーティリティーを実行して、両方のジャーナルをリセットしてください。
Cannot start the oVTCS CDS server;
CCCCCCCC
説明
: DBSERVER コマンドで START オプションが指定されましたが、表明された理由により、oVTCS CDS データベースサーバーを開始できませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 条件を修正し、DBSERVER コマンドを再送信します。
oVTCS CDS database server started on PORT=
NNNN
説明
: DBSERVER コマンドで START オプションが指定され、サーバーが正常に開始され、指定された PORT 番号で待機しています。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: なし。
Timeout waiting for oVTCS CDS database server startup
説明
: DBSERVER コマンドで START オプションが指定されましたが、oVTCS CDS データベースサーバーが、割り当てられたタイムアウト期間内で正常に開始しませんでした。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: 開始失敗の理由を示すメッセージがコンソールに表示されていないか確認してください。
Cannot {LIST|RESET|STOP} the oVTCS CDS server; not currently active
説明
: DBSERVER コマンドで LIST または STOP オプションが指定されましたが、oVTCS CDS データベースが現在アクティブではありません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: なし。
Timeout waiting for oVTCS server
CCCCCCCC
termination
説明
: DBSERVER コマンドで STOP オプションが指定されましたが、示された oVTCS CDS データベースサーバーコンポーネントが、割り当てられたタイムアウト期間内で正常に終了しませんでした。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: 終了失敗の理由を示すメッセージがコンソールに表示されていないか確認してください。問題が続く場合は、DBSERVER STOP FORCE オプションを使用してください。
oVTCS CDS database server termination complete
説明
: DBSERVER コマンドで STOP オプションが指定され、サーバーが正常に終了しました。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: なし。
oVTCS server TCP/IP error; func=
CCCCCCCC
, errno=
NN
{TERMINATING|RESETTING|RETRYING|CONTINUING}
説明
: oVTCS CDS データベースサーバーの処理中に TCP/IP エラーが発生しました。
システムアクション
: oVTCS CDS データベースサーバーは指定されたアクションに応じて、終了するか、リセットされるか、処理を再試行するか、あるいは単にエラーを無視して処理を続行します。
ユーザーの対応
: HSC BACKup ユーティリティーを実行して、両方のジャーナルをリセットしてください。
oVTCS server transaction error;
CCCCCCCC
説明
: oVTCS CDS データベースサーバーが oVTCS トランザクションまたは応答を処理しているときに、エラーが発生しました。
システムアクション
: oVTCS クライアントとの通信がリセットされます。
ユーザーの対応
: 問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
oVTCS protocol failure:
CCCCCCCC
説明
: oVTCS CDS データベースサーバーが、oVTCS クライアントとの通信中または oVTCS 要求の処理中に、重大なエラーを検出しました。この予想外のエラーまたはプロトコル違反は、oVTCS サーバーの整合性に影響を与えました。
システムアクション
: oVTCS クライアントとの通信がリセットされます。
ユーザーの対応
: 問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
oVTCS client has held the CDS reserve for
NNN
seconds
説明
: oVTCS CDS データベースサーバーが、oVTCS クライアントによって開始された長期のデータベース予約を検出しました。これは異常であり、予想される CDS 予約期間を超えています。
システムアクション
: CDS 予約が解除され、oVTCS クライアントとの通信がリセットされます。
ユーザーの対応
: ログファイルに oVTCS クライアントや HSC の情報が含まれていないか確認してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
oVTCS CDS server cannot continue;
CCCCCCCC
説明
: oVTCS CDS データベースサーバーで重大なエラーが発生したため、処理を続行できません。
システムアクション
: oVTCS CDS データベースサーバーが終了します。
ユーザーの対応
: 適切なパラメータを指定して DBSERVER START コマンドを発行して oVTCS CDS データベースサーバーを再起動し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
oVTCS CDS server reset complete; awaiting new connection
説明
: 予想外のイベントまたは DBSERVER RESET オペレータコマンドへの応答として、oVTCS CDS データベースサーバーが停止してから再起動されました。
システムアクション
: 既存の oVTCS クライアント接続が閉じられ、接続プロセスが再起動されます。oVTCS サーバーで、oVTCS クライアントからの再接続の受け入れ準備が整いました。
ユーザーの対応
: MVS または HSC ログでリセットイベントの根本原因を確認してください。
oVTCS client connection accepted from
CCCCCCCC
説明
: oVTCS CDS データベースサーバーが、IP アドレス CCCCCCCC からの新しいソケット接続を受け入れました。
システムアクション
: oVTCS CDS データベースサーバーでは、指定されたクライアントからの要求を処理する準備が整っています。
ユーザーの対応
: なし。
oVTCS Server status:
oVTCS Server started: DD/MM HH:MM:SS Socket listener port: NNNNN CDS reserve time in seconds: NNNN CDS asynchronous read tasks: NN Data trace length in bytes: NNNNN Number of input messages: NNN,NNN,NNN Number of output messages: NNN,NNN,NNN Number of input bytes NNN,NNN,NNN{K|M} Number of output bytes: NNN,NNN,NNN{K|M} Number of process resets: NNN,NNN,NNN Client connected MM/DD HH:MM:SS from NN.NN.NN.NN
説明
: DBSERVER コマンドで LIST オプションが指定されました。
システムアクション
: oVTCS CDS データベースサーバーの設定やステータスが表示されます。
ユーザーの対応
: なし。
{LET|EET|EOM} Subsystem Exit Not Used; RC=
XXXXXXXX
説明
: HSC サブシステムの初期化中に、アドレス空間通信コンポーネント (ASCOMM) が、指定の SSREQ サブシステム出口/ブロードキャストのためのサブシステム機能ルーチンをインストールできませんでした。
LET - タスクの遅延終了 (Late-End-of-Task)、機能コード 4
EOM - メモリーの終わり (End-of-Memory)、機能コード 8
EET - タスクの早期終了 (Early-End-of-Task)、機能コード 50
XXXXXXXX = 12 - サブシステムの機能コードスロットの数がゼロです、または 8 - サブシステムの定義済み機能コードスロットは、すべて使用されています。
システムアクション
: ASCOMM は初期化されますが、一部の回復機能 {LET|EET|EOM} が使用できません。
ユーザーの対応
: ローカルシステムのプログラミング担当者に連絡してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
XXXXXXXX1
Abend
CCCCCCCC
,
XXXXXXXX2
,
XXXXXXXX3
説明
: アドレス空間通信 (ASCOMM) コンポーネントが異常終了を検出しました。
XXXXXXXX1 は異常終了コードです。
CCCCCCCC はモジュール名です。
XXXXXXXX2 は、エラー発生時の PSW の下半分です。
XXXXXXXX3 は、エラー発生時の現行 TCB です。
システムアクション
: ASCOMM 要求は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに問題を報告してください。この異常終了に関連する SDUMP が取られている可能性もあります。ダンプがある場合は、問題診断のために、このダンプのコピーを保存しておいてください。
Host
CCCCCCCC
is active
説明
: ホスト間回復が要求されましたが、指定されたホストはアクティブであると識別されました。
システムアクション
: ホスト間回復は実行されません。
ユーザーの対応
: 該当するホストが非アクティブであることを、物理的に確認してください。ホストが非アクティブな場合にのみ、RECover ホストコマンドに FORCE オプションを指定してもう一度実行してください。
注意:
FORCE オペランドを使用するときは十分に注意してください。このオペランドを指定する前に、指定したホストが実際に非アクティブであることを確認してください。アクティブホストを強制回復する場合、そのホスト上の HSC をリサイクルする必要があります。テープアクティビティーの実行時、または回復されたホスト上での HSC のリサイクル時に予期しない異常終了の原因となるので、回復されたホスト上では、データベースアクティビティーは禁止されています。
Cross host recovery not required for host
CCCCCCCC
説明
: ホスト間回復が要求されましたが、指定されたホストで進行中の処理がありませんでした。
システムアクション
: ホスト間回復は実行されません。
ユーザーの対応
: なし
Cross host recovery in progress for host
CCCCCCCC
説明
: 指定されたホストでホスト間回復が進行中です。
システムアクション
: ホスト間回復の実行中です。
ユーザーの対応
: なし
Cross host recovery complete for host
CCCCCCCC
説明
: 指定されたホストでホスト間回復が完了しました。
システムアクション
: ホスト間回復が完了しました。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
not found; (logically) Delete or Ignore (D/I)
説明
: 回復処理において、指定されたボリュームが、ライブラリ内に存在しないことが判明しました。ボリュームをデータベースから論理的に削除するかどうかを決定する必要があります。
システムアクション
:回復処理は、オペレータが Delete または Ignore と応答するまで待機状態になります。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
D
この応答により、ボリュームは CDS から削除されます。ボリュームがライブラリ内にないことが確実な場合、これがもっとも適切な応答です。
注意:
ボリュームがまだライブラリ内にある場合、欠落しているボリュームを見つけるには、Audit または手動介入が必要なことがあります。ほかのアクションメッセージが出力されることもあり、その場合、指定ボリュームを論理的に削除した結果としてオペレータの応答が必要になります。
I
この応答では、ボリュームに対する要求は無視されます。ボリュームの位置が不明な場合、これがもっとも適切な応答です。ボリュームが見つからない場合、このメッセージがふたたび表示されることがあります。一方で、ジョブはボリュームが検出されマウントされるまで待機状態になります。
Volume
volser
not found; AUDIT or MANUAL intervention may be needed
説明
: 回復処理において、指定されたボリュームが、ライブラリ内に存在しないことが判明しました。エラントステータスの CDS にボリュームが残っています。ボリュームを検出するには、監査または手動介入をお勧めします。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: ボリュームを検出するには、Audit ユーティリティー機能を実行してください。監査でボリュームが見つからない場合は、CDS から削除されている可能性があります。
No available CAP in ACS
AA
for LSM
LL
; Retry or Cancel (R/C)
to説明
: 回復処理において、ボリュームを取り出すために CAP が必要ですが、選択できる CAP がありませんでした。CAP はオフライン LSM にあるか、優先順位がゼロであるか、またはすべて割り振られているかのいずれかです。
システムアクション
: 回復処理は、ユーザーが応答するまで待ち状態になります。
ユーザーの対応
: CAP を使用可能にできる (CAP の DRAIN を実行する、LSM をオンライン状態に変更する、または CAP にゼロ以外の CAPPref を与えるなど) 場合、そのようにしたあとで R と応答してください。
どれも使用可能にできない場合は、C と応答してください。
初期化中にこの状態が発生して、CAP を使用可能にできない場合は、C と応答してください。
サブシステムの初期化が完了したら、CAP を使用可能にして、LSM をオフラインに変更してからオンラインにしてください。
Invalid reply
C
説明
: メッセージに対する応答が無効でした。
システムアクション
: 応答を必要としている元のメッセージが再発行されます。
ユーザーの対応
: なし
Invalid HOSTid
CCCCCCCC
説明
: 指定したホストに対してホスト間回復が要求されましたが、そのホストが同一のホストであるか、あるいはライブラリソフトウェアに定義されていないホストです。
システムアクション
: ホスト間回復は実行されません。
ユーザーの対応
: 正しいホスト ID を指定してコマンドを再発行してください。
Non-OCR volume volser not found; (logically) Delete or Ignore (D/I)?
説明
: 回復処理において、非 OCR ラベルの付いたボリューム (volser) が、ライブラリ内に存在しないことが判明しました。ボリュームをデータベースから削除するかどうかを決定する必要があります。
システムアクション
: 回復処理は、ユーザーが応答するまで待ち状態になります。
ユーザーの対応
: ボリュームをデータベースから削除する場合は D、それ以外の場合は I と応答してください。回復処理をふたたび呼び出したときに、ボリュームがまだ見つかっていないと、このメッセージがふたたび表示される可能性があります。
Subtask attach failure; RC=
XXXXXXXX
; Subsystem not started
説明
: サブシステムの開始時に、タスクの ATTACH が失敗し、示されているリターンコードが返されました。
システムアクション
: サブシステムは終了します。
ユーザーの対応
: システムプログラマに通知してください。
Errant recovery of
volser
- Unable to scan {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; it is loaded
説明
: エラントボリューム volser を検索中に、ドライブがロードされていることが判明しました。
システムアクション
: ボリュームのエラント回復は停止します。
ユーザーの対応
: ドライブをアンロードしてから、エラント回復を再試行してください。MVS でドライブをアンロードするには、UNLOAD コマンドを使用してください。VM でドライブをアンロードするには、仮想マシンにドライブを ATTACH してから、それを DETACH してください。
Attached task failure; RC=
XXXX
説明
: 回復処理中、特定の機能の実行を受け持つタスクが正常に終了せず、示されているリターンコードが返されました。
システムアクション
: システムダンプが取られます。その他の回復処理は続行されます。
ユーザーの対応
: システムプログラマに通知してください。問題診断のために、このダンプのコピーを保存しておいてください。
Host recovery already in progress for HOSTid
CCCCCCCC
説明
: 指定のホストに対するホスト回復処理がすでに進行中のときに、別の RECover host コマンドがそのホストに対して発行されました。
システムアクション
: 後の RECover host コマンドの処理は停止します。
ユーザーの対応
: なし
Attempting to locate errant volume
volser
説明
: HSC は、位置が不明確となったボリュームをエラントボリュームとしてマークしました。この原因は多数考えられます。たとえば、LSM がオフラインに変更された、HSC がキャンセルされた、あるいは LMU または LSM でエラーが発生したなどです。HSC は現在このボリュームを検索中であり、このメッセージを出力しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。位置の調査処理が完了すると、このメッセージの DOM が実行されます。
HSC は、ACS 内にそのボリュームがないことを確認すると、メッセージを発行して、ボリュームを制御データセットから削除できるようにします。
注記:
HSC が、ボリュームが存在する可能性がある位置をスキャンできない場合には、メッセージは出力されません。たとえば、ボリュームがオフライン LSM 内またはロードされたドライブ上にあると考えられ、そのボリュームがほかのどこにも見つからなかった場合は、メッセージは出力されません。ユーザーの対応
: なし
LMU error
XXXXXXXX
ACS
AA
説明
: HSC が ACS AA へ要求を発行するときに、エラー XXXXXXXX が発生しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Errant recovery of
volser
- {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} is loaded; reply Retry, Ignore, or Dismount (R/I/D)
説明
: volser のエラント回復中、ドライブ XXXX またはドライブ ID AA:LL:PP:NN がロードされていることが判明しました。これは、外部ラベルがロボット視認システムによって読み取れなかったことを示しています。
システムアクション
: 回復処理は、オペレータが応答するまで待ち状態になります。
ユーザーの対応
:
ドライブで巻き戻しおよびアンロード処理が完了している場合、R と応答してマウント解除を再試行してください。
ボリュームがドライブにあり、どのプロセッサのジョブにも割り振られていないことがわかっている場合、D と応答してそのボリュームを強制的にマウント解除してください。
ドライブが使用中の場合は、このメッセージに対して I と応答し、ジョブがドライブ上のボリュームに対する処理を終了するまで待ってください。
誤動作が原因でドライブをアンロードできない場合は、ドライブをオフラインにし、StorageTek ハードウェアサポートに連絡して、このメッセージには I と応答してください。
注記:
ボリュームがドライブ上に存在しない場合は、I と応答してください。HSC はボリュームに対する現在のエラント回復の試みを中止し、エラントのまま残します。この応答は永続的効果を持ちません。ドライブがロードされており、ボリュームがそのドライブ上にあるかぎり、以後にエラント回復を行おうとすると、このメッセージがふたたび出力されます。Errant recovery of
volser
- an audit of the locations associated with the volume may be required
説明
: エラントボリューム volser を検索中に、エラント位置をスキャンしましたが、ボリュームの位置を特定できませんでした。エラント回復処理で、2 つの位置に同じ OCR 可読 volser が検出されたか、または、両方の位置に読み取り不能な volser が存在していました。
システムアクション
: ボリュームのエラント回復は停止します。
ユーザーの対応
: そのボリュームに関連するエラント位置の監査を、適切な時点にスケジューリングしてください。位置を確認するには、Display Volume コマンドを発行します。
Errant recovery of
volser
- unable to scan (
D)
説明
: エラントボリューム volser を検索中に、エラント回復処理で位置のスキャンを実行できませんでした。
D は理由コードを示します。
7 - ドライブが通信していません。LMU はドライブと通信できませんでした。
8 - 不正な移動です。LMU は、ある位置に移動しようとしてエラーを受け取りました。
システムアクション
: ボリュームのエラント回復は停止します。
ユーザーの対応
: Display Volume コマンドは、ボリュームのエラント位置を表示します。StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
Errant recovery of
volser
- Volume at {cell
AA:LL:PP:RR:CC
|DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}
説明
: エラント回復処理で、示されている位置でボリュームが検出されました。
システムアクション
: ボリュームがそのホーム位置にない場合、エラント回復処理でそのボリュームをホーム位置に移動させようとします。
ユーザーの対応
: なし
Manually remove cart
XXXXXX
from ACS
AA
LSM
LL
説明
: HSC の起動中に、プレイグラウンド、ロボットハンド、またはパススルーポートにおいて、ACS AA LSM LL でカートリッジ XXXXXX が見つかりました。HSC は回復モードになり、カートリッジの処理を試行しました。ただしこの場合、HSC にはこのカートリッジのボリュームレコードがありません。HSC は、そのカートリッジを検出されたときの状態のままにします。カートリッジは LSM から手動で取り外すことができ、HSC 5.0 またはそれ以降のバージョンでは INTRANS パラメータを指定して Audit ユーティリティーを実行できます。これらのカートリッジは、通常はプレイグラウンドにあります。
システムアクション
: 処理は通常どおりに続行されます。カートリッジは見つかった場所に放置されます。
ユーザーの対応
: LSM を開き、ライブラリからカートリッジを取り外すか、または INTRANS パラメータを指定して Audit ユーティリティーを実行します。カートリッジが LSM に残される場合は、HSC の起動時、および HSC サービスレベルが Base から Full に変更されるたびに、このメッセージが出力されます。
Recovery of
volser1 -
found
volser2
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
; new cell assigned for
volser1
説明
: 回復処理で、volser2 が volser1 のホームセルで検出されました。
システムアクション
: volser1 に新しいホームセルが割り当てられます。
ユーザーの対応
: volser2 を見つけて CDS に挿入するために、ホームセルの位置 AA:LL:PP:RR:CC の監査が必要となることがあります。
Recovery of
volser
- cell
AA:LL:PP:RR:CC
requires auditing
説明
: 指定されたボリュームの回復試行時にエラーが発生しました。ボリュームの移動先のセルにほかのカートリッジが入っていることが判明しました。
システムアクション
: 回復処理で、ほかのセルを選択して移動が再試行されます。
ユーザーの対応
: メッセージテキストに示されているセルを監査してください。
Mount of
volser1
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - volser readable
(
volser2
)
; Retry, Bypass, Eject, or Ignore (R,B,E,I)
説明
: ボリューム volser1 をマウントしようとしたときに、LMU が、volser2 という異なる外部ラベルを持つ volser を見つけました。最初このボリュームは、外部ラベルを持たないものとして、制御データセットでマークされていました。
システムアクション
: マウントは待ち状態になります。
ユーザーの対応
:
マウントを再試行する場合は、R と応答してください。
ボリュームをラベル処理バイパスとマークしてから、マウントを再試行する場合は、B と応答してください。
ボリュームを取り出す場合は、E と応答してください。volser volser1 は、制御データセットから削除されます。また、volser2 が制御データセットにない場合は、物理的にイジェクトされます。
マウントを無視する場合は、I と応答してください。
Dismount of
volser1
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - volser readable (
volser2
); Retry, Bypass, Eject, or Ignore (R,B,E,I)
説明
: volser1 をマウント解除しようとしたとき、LMUは volser2 という異なる外部ラベルを持つ volser を見つけました。最初このボリュームは、外部ラベルを持たないものとして、制御データセットでマークされていました。
システムアクション
: マウント解除は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: マウント解除を再試行する場合は、R と応答してください。
ボリュームをラベル処理バイパスとマークしてから、マウント解除を再試行する場合は、B と応答してください。
ボリュームを取り出す場合は、E と応答してください。volser volser1 は、制御データセットから削除されます。また volser2 は、制御データセットにない場合は物理的に取り出されます。
マウント解除を無視する場合は、I と応答してください。
Swap of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Error doing scan
説明
: volser のスワップ中にドライブのスキャンを要求されました。しかし LMU が移動エラーの発生を示したか、またはそのドライブと通信できませんでした。
システムアクション
: スワップは実行されません。
ユーザーの対応
: ドライブ XXXX|driveid AA:LL:PP:NN (「スワップ元」ドライブ) に対して DISMount コマンドを入力して、スワップ処理のマウント解除部分を再試行してください。次に Mount コマンドを入力して、「スワップ先」ドライブにボリューム volser をマウントしてください。
No cartridges to clean {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} ACS
AA
; Reply "I", "
T,capid,volser
", or "R" (Ignore, Temp Enter or Retry)
説明
: ACS AA にあるドライブと互換性のあるクリーニングカートリッジがありませんでした。
注記:
トランスポートのタイプごとに、異なるメディアタイプのクリーニングカートリッジが必要になります。たとえば、水平記録方式トランスポート (4480、4490、および 9490) には標準クリーニングカートリッジが必要であり、RedWood トランスポートには DD3D クリーニングカートリッジが必要です。システムアクション
: マウントが応答を待ちます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
I
マウント要求を無視します。このトランスポートに対してはクリーニングはスケジュールされません。
T,capid,volser
ドライブをクリーニングするため、指定の CAP の指定のクリーニングカートリッジを一時的に挿入します。(注: 一時的に挿入するクリーニングカートリッジの volser は、クリーニング接頭辞から入力する必要はありません。)
R
クリーナの検索を再試行します (おそらくクリーニングカートリッジを挿入したあとで行います)。
警告:
自動クリーニングを行うには、トランスポートと互換性のある新しいクリーニングカートリッジを挿入する必要があります。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Unable to mount
説明
: このホストの HSC がボリュームをマウントできませんでした。これ以外にも、問題の原因を示すメッセージが出力されるはずです。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: この ACS に接続されたすべてのシステムのエラーメッセージを調べてください。問題を修正してから、マウント要求を再発行してください。
Mount of
volser1 on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Overriding mount
volser2
request
説明
: volser1 をマウントしようとしましたが、ボリューム volser2 に対するマウント要求がキューに入っていました。
システムアクション
: volser2 のマウントは実行されません。volser1 のマウントが実行されます。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser1
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Mount of
volser2
active; attempting suppression
説明
: volser1 のマウント処理で、volser2 に対するマウント要求がアクティブであることが判明しました。
システムアクション
: システムは、スクラッチマウントを抑止しようとします。抑止が成功するかどうかに関係なく、volser1 のマウントは実行されます。
ユーザーの対応
: なし
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - LSM
AA:LL
in manual mode; reply Delete or Ignore (D/I)
説明
: 手動モード LSM にあるボリュームに対するマウント解除要求が受け取られました。
システムアクション
: マウント解除は、ユーザーが D または I と応答するか、LSM をオンラインに変更するか、あるいは「MNTD Dismount Auto」コマンドを発行するまで、待ち状態になります。
ユーザーの対応
: ボリュームを手動でマウント解除する場合は D と応答し、それ以外の場合は I と応答してください。
D の場合、ボリュームは制御データセットから除去されます。ENter が実行可能になるまでの間、ライブラリからそのボリュームを取り外してください。
I の場合、ボリュームは制御データセットから削除されません。
LSM がオンラインに変更された場合、マウント解除が続行します。
{Mount|Dismount} of
volser
{on|from} driveid
AA:LL:PP:NN
- Request terminated
{|ACS IS SWITCHING}
説明
: テープのマウント要求またはマウント解除要求が受け取られました。要求は終了中であり、その他のメッセージは出力されませんでした。ほかの未解決メッセージや、ボリュームをロックしている操作がないかどうかを確認してください。ACS IS SWITCHING
が表示されている場合、Display Status コマンドを使用して、ドライブが存在する ACS acs-id が切り替え中かどうかを確認します。ACS が切り替え中の場合、切り替えが完了するまで待機してから、別のマウントまたはマウント解除を実行します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Manual volume at
AA:LL:PP:RR:CC
; reply Delete or Ignore (D/I)
説明
: 手動 LSM からのボリュームのマウントが要求されました。
システムアクション
: マウント処理は、ユーザーが D または I と応答するか、あるいは LSM をオンラインに変更するまで待ち状態になります。
ユーザーの対応
: ボリュームを手動でマウントする場合は、位置 AA:LL:PP:RR:CC からボリュームを除去してください。ボリュームが手元にある場合は、D と応答して、それを制御データセットから削除してください。マウント解除した場合、ENter が実行可能となるまでの間、ライブラリからそのボリュームを取り外してください。
要求を無視する場合は、I と応答してください。
LSM がオンラインに変更された場合、マウントが通常どおり続行します。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Drive is loaded; mount request is being aborted
説明
: マウント処理で、ドライブにボリュームがマウントされていることが検出されために、マウント解除が呼び出されました。マウント解除処理で、ドライブがロードされており、マウント解除するボリュームとマウントするボリュームが一致することが判明しました。
システムアクション
: そのマウント解除リクエストは取り消されます。マウント要求も中止されます。
ユーザーの対応
: ボリュームをマウント解除する必要があり、ドライブが使用中でない場合は、ドライブからボリュームをアンロードして、マウントを再発行してください。MVS でドライブをアンロードするには、UNLOAD コマンドを使用してください。VM でドライブをアンロードするには、仮想マシンにドライブを ATTACH してから、それを DETACH してください。
Robotics request active for {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - unable to mount
説明
: 上記のドライブに対するロボット要求が、別のシステムによってアクティブになっていました。1 つのドライブに対して 2 つのマウント要求が発行されており、このシステムからのマウント処理で、もう一方のシステムからのマウント要求が最初に処理されていることが判明しました。
システムアクション
: このシステムからのマウント要求は取り消されます。
ユーザーの対応
: HSC が、同じドライブでほかのシステムによるマウント処理が進行中であることを検出したため、マウントを必要とするジョブを取り消して、再送信する必要があります。このシステムでのマウント要求は、再発行されません。
{DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} has been cleaned using
volser
説明
: ドライブのクリーニングが、指定されている volser によって自動的に行われました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Eject of
volser
- Volume not in cell
AA:LL:PP:RR:CC
; Reply (Logically) Delete or Ignore (D,I)
説明
: EJect 操作で、制御データセット内のボリューム位置がわかりましたが、その位置は空でした。
システムアクション
: ユーザーに対し、制御データセットの項目を削除 (D) するか、要求を無視 (I) するよう求めます。
ユーザーの対応
: D と応答すると、制御データセットがクリーンアップされ、ボリュームはライブラリ内にないものとみなされます。I と応答すると、操作が終了します。
C
invalid reply
説明
: オペレータからの応答が、WTOR で提供されるオプションと一致しません。オペレータからの応答 C は無効です。
システムアクション
: WTOR が再発行され、オペレータにもう一度応答を求めます。
ユーザーの対応
: 有効なオプションで応答してください。
注記:
C は 1 バイトの長さにしかできません。Wrong cartridge entered; expected
volser1
and found
volser2
説明
: オペレータは、一時的な挿入に対応して、特定の volser (volser1) を挿入するよう要求されていました。CAP で誤った Volser (volser2) が検出されました。
システムアクション
: CAP ドアはロック解除されて、オペレータがアクセスできるようになります。
ユーザーの対応
: CAP ドアを開けて、誤ったカートリッジ (volser2) を取り外してください。これを正しいカートリッジ (volser1) と置き換えてから、CAP ドアを閉めてください。
ENTER processing interrupted; empty CAPid
AA:LL:CC
説明
: Enter 処理が中断されました。カートリッジが CAP に残っています。CAPid AA:LL:CC を空にする必要があります。
システムアクション
: システムは、オペレータが CAP ドアを開き、CAP が空であることを確認して CAP ドアを閉めるまで、待ち状態になります。CAP 内にカートリッジが残っている場合は、このメッセージが再発行されることがあります。CAP を空にすると、Enter 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: CAP ドアを開き、カートリッジをすべて取り外してください。
{Enter|Eject} of
volser
-
CCC...CCC
; run a utility audit against cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: ENter 操作で、空であるべきセルが空でなかったことが検出されました。あるいは、EJect 操作が失敗し、CAP コンポーネントがボリュームをエラントステータスに変更できませんでした。volser は、そのボリュームの volser です。CCC...CCC は、そのエラーに関する 32 バイトの説明です。
システムアクション
: ENter または EJect 操作は終了します。
ユーザーの対応
: 報告されたセル位置に対して監査を実行して、制御データセットを修正してください。
LSM
AA:LL
is {NOT READY|OFFLINE PENDING|OFFLINE}
説明
: 指定された LSM は、OFFLINE、PENDING OFFLINE、または NOT READY のいずれかです。
システムアクション
: 要求により、オンラインにも準備可能にもなっていない LSM が見つかりました。
ユーザーの対応
: 指定された LSM を、オンラインかつ準備可能にしてください。
EJECT of volser, Drive not rewound; reply Dismount, Retry or Ignore (D,R,I)
説明
: ドライブからの EJect 操作で、ドライブが巻き戻しもアンロードもされていないことが判明しました。
システムアクション
: オペレータが R (再試行)、D (マウント解除)、または I (無視) で応答するまで、システムは待機します。
ユーザーの対応
: MVS では、MVS Unload コマンドを使用してボリュームをアンロードしてください。VM では、仮想マシンにドライブを ATTACH してから、それを DETACH してください。
R と応答すると、巻き戻しオプションなしで取り出しが再試行されます。
D と応答すると、巻き戻しオプションなしで操作が再試行されます。
I と応答すると、条件に基づいてボリュームがエラントになり、操作が終了します。
EJECT of
volser
- volser not readable; reply Bypass label checking or Ignore (B,I)
説明
: ボリュームに対して EJect 操作が要求されましたが、カートリッジラベルが読み取り不能であったために、操作は失敗しました。
システムアクション
: ユーザーに対し、ラベルチェックをバイパスする (B) か、または要求を無視 (I) するよう求めます。
ユーザーの対応
: B と応答すると、ラベルチェックをバイパスして EJect が再試行されます。I と応答すると、条件に基づいてボリュームがエラントになり、操作が終了します。
EJECT of
volser
- SOURCE VOLSER DOES NOT MATCH DB; reply Ejector Ignore (E,I)
説明
: EJect 操作が行われましたが、制御データセットで指定された位置にある volser が、要求された volser と一致しませんでした。
システムアクション
: ユーザーに対し、取り出し (E) を実行するか、または要求を無視 (I) するよう求めます。
ユーザーの対応
: E と応答すると、ラベルチェックをバイパスして EJect が再試行されます。I と応答すると、無条件でボリュームがエラントになり、操作が終了します。
ENTER of
volser
- Source volser not readable; reply Bypass label checking or Eject (B,E)
説明
: ボリュームに対して ENter 操作が要求されましたが、カートリッジラベルが読み取り不能であったために、操作は失敗しました。
システムアクション
: ユーザーに対し、要求をバイパス (B) するか、またはボリュームを取り外す (E) よう求めます。
ユーザーの対応
: B と応答すると、ラベルチェックをバイパスして ENter が再試行されます。E と応答すると、ラベル処理をバイパスしてボリュームが取り出されます。
ACS
AA
status:
CCCCCCCCC1
Compatibility levels: HSC=DD1,LMU=DD2 (Partition ID=DDD3) (Waiting Queue elements DDDDDDDD4) (Active Queue elements DDDDDDDD5) (Temporary Outage Queue elements DDDDDDDD6) Dual LMU CCC2 Configured Redundant Electronics Configured (Master Is C3; Standby Is CCCCC4) Station DDDD7 CCCCCCCC5 Scratch Volumes available DDDDDDDD8 Free Cells available DDDDDDDD9 RE Connection Summary --------------------- Detail Addition ------------------------ Library Summary: NETC Lib LC Mode Status IP Addr/Host Name CC7 C8 C9 CCCCCC10 CCCCCCC11 DDD.DDD.DDD2/CCCCCCC11
説明
: Display Acs コマンドに対応して発行されます。パーティション ID の値が 0 より大きい場合、パーティション分割済みの ACS を表します。キューのカウントは、ゼロではない場合にのみ表示されます。
マスター/スタンバイ LMU の行は、デュアル LMU がアクティブな場合にのみ表示されます。
冗長電子デバイス (Redundant Electronics) 行は、冗長電子デバイスが 1 つ以上のライブラリでアクティブである場合のみ、表示されます。定義された各ステーションごとに 1 行ずつ表示されます。ACS が切断されているか割り当てられていない場合、空きセルの数は不明となります。
冗長電子デバイスで Display ACS acsid が発行されている場合、Library Summary の行は詳細追加の一部として ACS 構成を反映するために表示されます。
変数:
AA - ACSid:「00」-「FF」
CCCCCCCCC1 - ACS が利用可能かどうか。
CONNECTED - 少なくとも 1 つのステーションがオンラインです
現在オンラインになっているステーションはありません
ACS プレースホルダーを示します
DD1 - HSC 互換性レベル:
10 は HSC 2.0 を意味します
11 は、マルチメディアに対応した HSC 2.0.1 を意味します
12 は、HSC 2.1 以上を意味します
13 は、HSC 6.0 以上を意味します
20 は、6.1 以上を意味します。
21 は、6.1 以上を意味します。
22 は、6.2 以上を意味します。
23 は、6.2 以上を意味します。
DD2 - LMU 互換性レベル:
00 は、LMU が接続されていないことを示します
05 は、拡張 CAP に対応した LMU 3.2 u ソフトウェアを意味します
06 は、4430 マルチメディアに対応した LMU 3.8 u ソフトウェアを意味します
10 は、Wolfcreek に対応した LMU 1.0 u ソフトウェアを意味します
11 は、93xx マルチメディアに対応した LMU 1.1 u ソフトウェアを意味します
12 は、9840 または 97xx に対応した LMU 1.5+ u ソフトウェアを意味します
13 は、SL8500 ベースサポートを意味します
20 は、SL8500 のベースおよびパーティション分割サポートを意味します
21 は、SL8500 と SL3000 のサポートを意味します
22 は、SL8500 と SL3000 のサポートを意味します
23 は、SL8500 と SL3000 の RE サポートを意味します
DD3 - パーティション ID:「000」-「999」
DDDDDDDD4 - 待機リクエストキューの要素数
DDDDDDDD5 - アクティブなリクエストキューの要素数
DDDDDDDD6 - 一時停止キューの要素数
CCC2 - デュアル LMU の構成:「Is」または「Not」
CCC2 - 冗長電子デバイスの構成:「Is」または「Not」
C3 - マスター LMU の指示子:「A」または「B」
CCCCC4 - スタンバイ LMU のステータス:「ready」または「not ready」。「ready」の場合、自動切り替えが実行できるように STANDBY ステーションが存在しているはずです。
DDDD7 - ステーションのデバイス番号
DDD.DDD.DDD - ステーションの IP アドレス
CCCCCCCC5 - ステーションのホスト名
CCCCCCCC6 - ステーションのステータス:
ONLINE: マスター LMU へのパスが有効
OFFLINE: ACS へのパスが無効
STANDBY: スタンバイ LMU へのパスが有効
PENDING ONLINE: パスをオンラインに変更中
PENDING OFFLINE: パスをオフラインに変更中
PENDING FORCE: パスをオフラインに強制変更中
NOT READY: ネットワーク接続 LMU が初期化されていない
NETWORK RECONNECT: ネットワーク回復がアクティブ
TCP/IP CON ERR: ネットワーク回復失敗
UNKNOWN: ステーションステータスまたは空きセル数
DDDDDDDD8 - 使用可能なスクラッチボリュームの数
DDDDDDDD9 - 使用可能な空きセルの数
詳細追加の一部である RE Library Summary:
CC7 ネットワーク接続 ID:「01」-「40」
C8 ライブラリ ID:「1」-「9」または「A」-「Z」
C9 ライブラリコントローラ ID:「A」または「B」
CCCCCC10 ライブラリコントローラモード:「active」または「standby」
CCCCCC11 ステータス: ステーションステータス CCCCCCCC6 と同じ
DDD.DDD.DDD2 ライブラリコントローラの IP アドレス
CCCCCCCC12 ライブラリコントローラのホスト名
注記:
HSC で使用可能な機能は、互換性レベル行に示されている最小番号で示されます。システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
ENTER not scheduled on CAPid
AA:LL:CC
説明
: SENter コマンドが CAPid AA:LL:CC に対して入力されました。ENter はスケジュールされていませんでした。EJect コマンドは中断されません。「NOT ACCEPTED」の理由としては、次のことが考えられます。
CAP がこのホストによって割り当てられていない。
CAP の取り出し中ではない。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA: Switch already active
説明
: 指定の ACS に対し、SWitch コマンドがすでに入力されています。AA は ACSid です。
システムアクション
: この SWitch コマンドは終了しますが、以前の SWitch コマンドの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: 以前に SWitch コマンドが入力されている場合は処置は不要であり、それ以外の場合は StorageTek ソフトウェアサポートにこの事態を連絡してください。
Switch failed, {ACSid|LIBid} is required
説明
: 構成内に複数の ACS があるため、ACSid を指定する必要があります。または、ACS に複数のライブラリがあるため、LIBid を指定する必要があります。
システムアクション
: SWitch コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
:
ACSid が必要な場合:
ACS パラメータと ACSid 値を指定した SWitch コマンドを再入力します (例: SW ACS 00)。
LIBid が必要な場合:
ACS パラメータと ACSid 値、LIB パラメータと LIBid 値を指定した SWitch コマンドを再入力します (例: SW ACS 00 LIB 1)。
ACS
AA
cannot switch;
CCCCCC1 CCCCCCC2 C3
説明
:
LMU 互換性レベル 22 以下の場合:
指定の ACS がデュアル LMU ACS であるのに、現在この ACS のスタンバイ LMU に HSC を接続しているスタンバイステーションがありません。
冗長電子デバイス (互換性レベル 23+) の場合:
指定の ACS に冗長電子デバイスがインストールされている場合でも、次の理由によって、切り替えが実行されなかった可能性があります。
HSC に接続するスタンバイネットワーク接続がない。
冗長電子デバイスのライセンスがない。
スタンバイライブラリコントローラが通信していない。
CCCCCCCC1 - 切り替えられない理由:
スタンバイ接続がない
RE がライセンスされていない
スタンバイが通信していない
CCCCCCCC2 は「LIBID」またはブランクです。
C3 はライブラリ ID「1」-「9」、「A」-「Z」、またはブランクです。
システムアクション
: システムは処理を続行します。
ユーザーの対応
: テキスト
LMU 互換性レベル 22 以下の場合:
スタンバイ LMU に対してステーションをオンラインに変更してから、SWitch コマンドを再入力してください。
冗長電子デバイス (互換性レベル 23+) の場合:
スタンバイ接続の接続、冗長電子デバイスのインストールおよびライセンス入手、またはスタンバイライブラリコントローラの修復を行なってください。
ACS
AA
cannot switch; ACS disconnected or not Dual LMU
説明
: 指定の ACS がデュアル LMU ACS でないか、またはこの ACS へのステーションがすべてオフラインであるために、スタンバイ LMU で使用できるステーションがありません。
システムアクション
: SWitch コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
: Initiating switch via
CCCCCCC1 C2 CCC3 CCCCC4 C5
説明
: SWitch コマンドパラメータの検証が行われ、アクティブなライブラリコントローラに通知を行うスタンバイライブラリコントローラに SWitch コマンドを送信するために、使用可能なスタンバイステーションまたはライブラリ ID が選択されました。
AA は ACSid であり、その値は「00」-「FF」です。
CCCCCCC1 は「Station」または「LIBID」です。
C2 は LIBid であり、その値は「1」-「9」、「A」-「Z」、またはブランクです。
CCC3 は「for」またはブランクです。
CCCCC4 は「LIBID」またはブランクです。
C5 は LIBid であり、その値は「1」-「9」、「A」-「Z」、またはブランクです。
システムアクション
: 選択されたスタンバイステーションドライバまたはライブラリコントローラは、切り替え処理を開始するよう通知を受けました。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
: Switch in progress flag and counts are reset successfully
説明
: ACS の切り替え進行中が正常にリセットされました。また、切り替えのユーティリティーおよび機能のカウントもゼロにリセットされます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC1
value list not allowed with
CCCCCCCC2
value list on
CCCCCCCC3
command
説明
: 入力された CCCCCCCC3 コマンドで、CCCCCCCC1 パラメータと CCCCCCCC2 パラメータに値リスト (複数の値がコンマまたはダッシュで指定されている) が指定されていることが検出されました。ただし、CCCCCCCC2 パラメータに値リストが指定されている場合、コマンドに指定できる CCCCCCCC1 値は 1 つのみです。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: コマンドのパラメータを修正して、コマンドを再入力してください。
The range specified on the
CCCCCCC1
parameter of the
CCCCCCCC2
command is invalid or not allowed
説明
: オペレータコマンドで特定範囲のセルが指定されました。指定の範囲に 100 を超えるボリュームが含まれるか、あるいはこのパラメータで範囲を使用できません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 100 以下のボリューム範囲を指定して複数のコマンドを入力するか、該当するバッチ HSC ユーティリティー (セル範囲に制限がない) を実行するか、または無効な範囲を削除してください。
The value list specified for the
CCCCCCCC1
parameter of the
CCCCCCCC2
command exceeds the maximum number of list items
説明
: CCCCCCCC2 コマンドの CCCCCCCC1 パラメータに、リスト項目の最大数を超える値リストを指定する、コマンドまたはユーティリティー機能の入力が試行されました。
システムアクション
: 要求されたコマンドまたはユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 項目の数が示されている最大数以下である値リストを指定して、コマンドまたはユーティリティーを再入力してください。
SCRATCH SUBPOOL SUMMARY:
ACS(AA) LSM(LL) SUBPOOL(CCCCCCCCCCCCC1) SCRATCH COUNT=DDDDDDDD1 SUBPOOL(CCCCCCCCCCCCC2) SCRATCH COUNT=DDDDDDDD2 LSM(LL) SUBPOOL(CCCCCCCCCCCCC3) SCRATCH COUNT=DDDDDDDD3 SUBPOOL(CCCCCCCCCCCCC4) SCRATCH COUNT=DDDDDDDD4 TOTAL SCRATCH=DDDDDDDD
説明
: Display SCRatch コマンドが正常に終了しました。アクティブサブプールで使用できるスクラッチボリュームの数が表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
LSM
LL:CC...CC1
|
DD..DD1
invalid for
CC...CC2
parameter on
CC...CC3
command
説明
: 指定のコマンドに入力されたデータが無効です。
AA は ACSid (10 進数) です。
LL は LSMid (10 進数) です。
CC...CC1|DD...DD1 は、コマンドに入力されたエラーデータです。
CC...CC2 はコマンドに指定されたエラーオプションです。
CC...CC3 は、構文規則に違反するコマンド名です。
システムアクション
: 表示時間が無効な場合、システムでは、デフォルト値を使用してコマンドを続行する以外のアクションは行われません。
ユーザーの対応
: 正しいパラメータを指定してコマンドを再入力してください。
ACS
AA
LSM
LL: CCCCCCCC1
rejected,
CCC...CCC2 CCC...CCC3
説明
: 示されている状況が原因で、指定のコマンドが拒否されました。
AA は ACSid (10 進数) です。
LL は LSMid (10 進数) です。
CCCCCCCC1 はコマンド名です (VIew など)。
CCC...CCC2 は、オブジェクト (ACS、ACSid、ADDRESS、CAP 列、CAP 行、セル列、セル行、COLUMN、接続 LSM、HOST、HSC、LMU、LSM、LSMid、PANEL、PLAYGRND、PTP 列、ROW, XLSM) の名前、または LMU 要求リターンコード (論理エラー条件の場合) です。
CCC...CCC3 は、オブジェクトの状態 (存在しない、下位レベルのマイクロソフトウェアがある、切断されている、無効である、オフラインである、シャットダウン中である、見つからない、指定されていない、指定パラメータが無効、別のパラメータと同じ) または論理エラーです。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。システムはそれ以上のアクションを実行しません。
ユーザーの対応
: 原因となった状況の解消後、ユーザーはコマンドを再実行できます。
ACS
AA
LSM
LL
; holding camera <
N
> for <
time
> seconds on <
component
> <
location
>
AA ACSid (hexadecimal 00-FF) LL LSMid (hexadecimal 00-FF) <N> camera number (decimal 0-1) <time> 5-120 as entered in the VIew command or defaulted from the OPTion Viewtime command <component> CAPid, CEll, HOSTis & Drive, PLaygrnd, or PTp as entered on the VIew command <location> address (ROW RR COL CC, PP:RR:CC, XXX, CC, or LL:CC) as specified on the VIew command
説明
: VIew コマンドが正常に完了しました。カメラは要求された位置に保持されています。
システムアクション
: カメラは、要求された時間間隔の間、所定の位置に保持され、その時間間隔の経過後にロボットは解放され、ほかの作業に使用されます。このイベントをログに記録するために、レコードを任意で SMF データセットに書き込むことができます。
ユーザーの対応
: ACS、LSM、およびカメラ識別子によって示されたモニターを見て、検査中の要素のステータスを調べてから、未処理の WTOR に (任意で) 応答し、ほかの作業を行うためにハンドを解放してください。WTOR に応答しない場合、指定またはデフォルトの時間間隔が経過すると、ハンドは自動的に解放されます。
Volser range (
#-#
)
exceeds 300 volumes
説明
: 指定の範囲には 300 を超えるボリュームが含まれています。指定できるボリュームの最大数は 300 です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: この範囲のサイズを減らしてください。
CCCCCCCC
of EXIT successful
説明
: CCCCCCCC は機能です。Load 機能の場合、要求された出口が正常にロードされました。出口が使用可能な場合、その出口が呼び出されると新しいモジュールが呼び出されます。Enable 機能の場合、出口の最新モジュールが正常に使用可能にされました。出口が呼び出されると、このモジュールが使用されます。Disable 機能の場合、出口の最新モジュールが正常に使用不可にされました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCC...CCC1
of EXIT failed,
CCC...CCC2
説明
: CCC...CCC1 は要求された機能です。Load 機能の場合、要求された出口をロードできませんでした。Enable 機能の場合、最新の出口を使用可能にできませんでした。Disable 機能の場合、最新の出口を使用不可にできませんでした。CCC...CCC2 は、エラーメッセージの理由です。
理由の説明には次のものがあります。
all user exits are inactive-- この説明のとおりです。
user exit number invalid-- UX01 - UX99 形式でなければなりません
module not found-- ロードモジュールがロードライブラリにありません
load error occurred-- HSC 内部エラー、再試行してください
function is invalid--「LOAD」、「ENABLE」、「DISABLE」ではありません
exit status invalid--「ACTIVE」または「DISABLE」ではありません
lock attempt failed--HSC 内部エラー、再試行してください
program error occurred--HSC 内部エラー、再試行してください
exit is not dynamic-- 出口を再ロードできません
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: Load 機能の場合は、要求されたモジュールが、HSC 起動プロシージャーの SLSUEXIT DD 文で記述されたロードモジュールライブラリ内、または STEPLIB データセット連結内にあるかどうかを確認してください。Enable 機能の場合は、モジュールが正常にロードされており、かつ使用不可の状態にあるかどうかを確認してください。Disable 機能の場合は、モジュールが正常にロードされていて使用可能な状態にあるかどうかを確認してください。
User exit status:
User exit status: EXIT STATUS LOAD-TIMESTAMP MODNAME SEQ # STATUS-CHANGED ccc1 ccccccc2 ccccccccccccc3 ccccccc4 nnnnn ccccccccccccc5 - - - QUERY of EXIT successful
説明
: UEXIT QUERY コマンドが入力されました。要求されたユーザー出口のステータスが表示されます。次のような形式で、要求された出口ごとに 1 行ずつ情報が表示されます。
ccc1 はユーザー出口識別子です。
ccccccc2 はユーザー出口のステータスを示します。次のいずれかです。
ACTIVE - 出口はロードされており、アクティブです。
INACTIVE - 出口はロードされていません。
DISABLED - 出口はロードされましたが、使用不可のステータスでロードされたか、または使用不可にされています。
ABENDED - 出口はロードされましたが、異常終了のため非アクティブ化されました。
PENDING - 出口がロードされ、UEXIT DISABLE コマンドが発行されました。Disable は完了していません。
ccccccccccccc3 は、ユーザー出口がロードされた日時を表します。値は yyyy-mm-dd hh:mm:ss、または出口がロードされなかった場合は NEVER LOADED です。
ccccccc4 は、この出口用にロードされているモジュールの名前、または出口がロードされていない場合は N/A を示します。
nnnnn は、この出口がロードされた回数、または出口がロードされていない場合は NONE です。
ccccccccccccc5 は、ユーザー出口ステータスの最終変更日時を表します。値は yyyy-mm-dd hh:mm:ss、または出口がロードされなかった場合は NEVER CHANGED です。
システムアクション
: ユーザー出口ステータス情報が表示されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC service level {BASE|FULL} active
説明
: コマンド Display SRVlev は正常に完了しました。HSC は示されたサービスレベルで実行しています。このメッセージは、BASE または FULL サービスレベルで Display SRVlev コマンドが完了すると表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
SUBpool(
CCCCCCCCCCCCC
) not found; operator command ended
説明
: オプションパラメータ SUBpool を指定したオペレータコマンドの入力を試みましたが、HSC は要求されたサブプールを認識しませんでした。
システムアクション
: オペレータコマンドは、要求された機能を実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: SUBpool 名を検証してから、オペレータコマンドを再入力してください。
No match found for ACSid
AA
; operator command ended
説明
: 特定の ACSid に対するオペレータコマンドの入力を試みましたが、その ACSid に一致するものが見つかりませんでした。
システムアクション
: オペレータコマンドは、要求された機能を実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: 正しい ACSid を指定したオペレータコマンドを再入力してください。
No match found for LSMid
AA:LL
; operator command ended
説明
: 特定の LSMid に対するオペレータコマンドの入力を試みましたが、入力された LSMid が見つかりませんでした。
システムアクション
: オペレータコマンドは、要求された機能を実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: LSMid を修正して、オペレータコマンドを再入力してください。
No subpool data found for SUBpool
XXXXXX
説明
: ACSid、LSMid、またはSUBpool などのオプションパラメータを指定した Display SCRatch コマンドの入力を試みましたが、指定のデータに一致するものが見つかりませんでした。XXXXXX は SUBpool 名です。
システムアクション
: 情報は表示されません。
ユーザーの対応
: 該当する入力パラメータを修正して、オペレータコマンドを再入力してください。
CCCCCC
of EXIT failed; user exit index is not valid
説明
: CCCCCC は、UEXIT コマンドの機能です。機能には、Load、Enable、Disable、または Query があります。UEXIT コマンドで渡された出口番号が、現在の既存の出口番号内にありませんでした。
システムアクション
: コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: 正しいユーザー出口番号を指定してください。
THRESHOLD VALUE SUMMARY:
ACS AA Threshold DDDDDD LSM LL Threshold DDDD Subpool CCC...CCC Threshold DDDDDD Subpool CCC...CCC Threshold DDDDDD Subpool CCC...CCC Threshold DDDDDD . . . Subpool CCC...CCC Threshold DDDDDD
説明
: Warn コマンドが正常に完了しました。しきい値は、Warn コマンドにより設定される値を表します。
システムアクション
: システムはそれ以上の処理は行わず、通常の操作が続行します。
ユーザーの対応
: ユーザーアクションは必要ありません。
Scratch Subpooling not in effect; Operator command terminated
説明
: 特にスクラッチサブプールを処理するオペレータコマンドの入力を試みましたが、スクラッチサブプール処理が有効ではありませんでした。
システムアクション
: オペレータコマンドは、要求された機能を実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: スクラッチサブプール処理がアクティブな場合にのみ、コマンドを再入力してください。
Invalid Subpool name
S...S
specified in
C...C
説明
: コマンド C...C が発行されましたが、指定されたサブプール名が無効でした。サブプール名自体が無効であるか、要求ホストではサブプール名が無効であった可能性があります。
システムアクション
: コマンドは、要求された機能を実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: 有効なサブプール名を指定してコマンドを再発行してください。
CCCCCCCC1
CCCCCCCC2
confirmed
説明
: このメッセージは、CCCCCCCC1 値が CCCCCCCC2 であることを示します。たとえば、HSC の起動時に呼び出される、各種オプションを設定するコマンドに、HOSTid キーワードが指定されていることがあります。HOSTid がある場合、コマンド実行前にこれが確認されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
A keyword must be provided for the
CCCCCCCC
command
説明
: コマンド CCCCCCCC がキーワードなしで入力されました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 適切なキーワードを指定して、コマンドを再入力してください。
CCCCCCCC
ACS List: ACSID(s):
(
AA,AA,AA-AA
)
説明
:このメッセージは、CCCCCCCC キーワード ACS リストの設定を表示し、AA は ACS 識別子を示します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
information is not available; subsystem is not at the proper service level
説明
: サブシステムが正しいサービス (機能) レベルにないため、Display コマンドは、CCCCCCCC の情報を取得できませんでした。このメッセージは、HSC が完全に初期化される前、またはサービスレベルが SRVlev コマンドによって変更されたときに表示されることがあります。Display SRVlev を使用して、現在の HSC のサービスレベルを表示できます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: サブシステムが適切なレベルにあるときに、要求を再入力してください。
CCCCCCCC1
command not executed; HSC is at service level
CCCC2
説明
: サブシステムが CCCC2 (BASE または FULL) で示された正しいサービスレベルになかったため、CCCCCCCC1 コマンドは実行されませんでした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: サブシステムが正しいレベルにあるときに、要求を再入力してください。
CCCCCCCC1
command not executed; HSC service level
CCCC2
change in progress
説明
: サブシステムが CCCC2 (BASE または FULL) に対する変更を現在処理しているため、CCCCCCCC1 コマンドは実行されませんでした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: サブシステムが正しいレベルにあるときに、要求を再入力してください。
CCCCCCCC1
command not executed; VSM not active
説明
: Virtual Storage Manager (VSM) の Virtual Tape Control System (VTCS) サポートがこのシステムで実行中ではないため、サブシステムでは CCCCCCCC1 コマンドが実行されませんでした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: VTCS がアクティブであるときに、要求を再入力してください。
CCCCCCCC1
command not executed; MERGEcds is in progress
説明
: MERGEcds ユーティリティーが現在実行中ではないため、サブシステムでは CCCCCCCC1 コマンドは実行されませんでした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: MERGEcds ユーティリティーが終了したときに要求を再入力してください。
RELEASE CAP
AA:LL:CC
requested; reply N to cancel, or Y to continue
説明
: RELease CAP コマンドが入力されました。このメッセージに Y と応答する前に、システムが CAP を使用していないことを確認してください。CAP の解放を取り消す場合は、N と応答してください。
システムアクション
: 応答が Yes の場合、CAP 解放処理が続行します。応答が No の場合、CAP は解放されません。
ユーザーの対応
: Y または N で応答してください。
CAP
AA:LL:CC
released
説明
: RELease CAP コマンドが正常に完了しました。CAP AA:LL:CC は解放されました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
HSC
CCCCCCCCCCCCCC1
options:
CCCCCCCC2 - CCCCCCCC3
(for downlevel SMC)
説明
: このメッセージは、コンポーネントに関連する設定オプションコマンドの 1 つに対するすべてのキーワードの設定を表示します。個々のキーワードの設定に「(for downlevel SMC)」というテキストが続く場合、そのオプションが有効であるのは、下位レベル SMC クライアントからの要求を処理する場合のみであることを示します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Error on Tape; Ignore or Eject (I/E)
説明
: エラー (メッセージ IEC512I など) が原因で、ボリューム volser
がマウント解除されました。
システムアクション
: ユーザーに対し、テープボリュームのエラーを無視 (I) するか、またはライブラリからテープボリュームを取り出す (E) ように求めます。
ユーザーの対応
: 無視と応答すると、ボリュームが通常どおりにマウント解除されます。取り出しと応答すると、ボリュームがマウント解除され、ライブラリから取り出されます。いずれの場合も、ユーザーはシステムログを調べ、ジョブの実行を進める方法を決定するうえで重要である可能性がある、テープエラーを説明するメッセージ (IEC512I、IEC502E など) があるかどうかを確認する必要があります。
CCCCCCCC1
parameter list not allowed with parameter
CCCCCCCC2
value list, on
CCCCCCCC3
function
説明
: CCCCCCCC3 機能が処理され、CCCCCCCC1 パラメータと CCCCCCCC2 パラメータに値リスト (複数の値がコンマまたはダッシュで指定されている) が指定されていることが検出されました。CCCCCCCC2 パラメータに値リストが指定されている場合、機能に指定できる CCCCCCCC1 値は 1 つのみです。
システムアクション
: 示されている機能に対するユーティリティー制御文は拒否されます。
ユーザーの対応
: 示されている機能に対するユーティリティー制御文のパラメータを修正して、コマンドを再発行してください。
Move summary:
DDD
{volumes|cells} specified; {
DDD
volumes not found|
DDD
empty source cells};
DDD
volumes moved;
DDD
move errors
説明
: HSC MOVe コマンドが完了しました。MOVe コマンドで Volume パラメータが指定されていた場合、DDD ボリュームがボリューム範囲に指定されていましたが、DDD ボリュームが検出されませんでした。それ以外の場合で、MOVe コマンドに Flsm パラメータが指定されている場合は、移動元 LSM (またはパネル、行、列) に DDD セルが指定されており、DDD の空のソースセルが存在していました。実際に移動されたボリュームの数とエラーの数も報告されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 報告されるエラーの数が 0 よりも大きい場合は、これよりも前のエラーメッセージを調べ、エラーの原因を判別してください。
SCRATCH misspelled on ENTER utility control statement
説明
: SLUADMIN ENTER ユーティリティーの実行が試みられましたが、ENTEr 制御文に指定されていた SCRatch オプションのスペルが間違っていました。
システムアクション
: 要求されたユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: 制御文に必要な修正を行い、ユーティリティーを再送信してください。
SUBpool (
CCCCCCCCCCCCC
) is invalid - not known to system
説明
: EJECT ユーティリティーが特定のサブプールからスクラッチボリュームを取り出すことを要求しましたが、システムはこのサブプールを認識していません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: スクラッチボリュームを取り出すサブプールとして別のサブプールを選択してください。
HSC Address Space Communications is not active
説明
: SCREdist ユーティリティー (スクラッチ再分配) が ASCOMM タスクを開始できませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Invalid keyword detected on PARM input
説明
: SLUADMIN ユーティリティージョブが、無効なキーワードを含む PARM= パラメータを指定して送信されました。有効なキーワードとその値は次のとおりです。
MIXED、NOHDR、LINECNT=
nn
、DATE={4YR|2YR} XMLCASE={M|U}、および XMLDATE={
YYYYMONDD
|
YYYY-MON-DD
|
YYYY-MM-DD
}
ここで、nn
は、10 - 99 の値です。NOHDR と LINECNT は相互に排他的です。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: JCL PARM フィールドの値を修正して、再送信してください。
Parm values LINECNT and NOHDR are mutually exclusive
説明
: SLUADMIN ユーティリティージョブが、NOHDR と LINECN Tの両方を含む PARM= 値を指定して送信されました。この 2 つのパラメータを同時に指定することはできません。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN ジョブに対し NOHDR または LINECNT のいずれかを選択し、再送信してください。
Invalid LINECNT on PARM input
説明
: SLUADMIN ユーティリティージョブが、LINECNT に無効な値を含む PARM= 値を指定して送信されました。LINECNT の値は、10 から 99 までの数値です。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: JCL PARM の LINECNT の値を修正し、再送信してください。
The CDS specified on the CDS keyword is inactive
説明
: CDS キーワードが、エラーの原因となったデータセットを指定しています。これ以外に表示されるユーティリティーメッセージを参照してください。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: CDS で I/O エラーが発生した場合は、その他の CDS があればそのバックアップを実行してください。できるだけ早い時点で CDS を復元してください。
The block count between the primary and secondary control data sets do not match
説明
: BACKup ユーティリティーのデータセット検証で、プライマリ制御データセットとセカンダリ制御データセットの間でのブロック数の不一致が見つかりました。
システムアクション
: CDS パラメータがセカンダリを示している場合、ユーティリティーは終了します。それ以外の場合、ユーティリティーはプライマリデータセットを使用して続行します。
ユーザーの対応
: 正しいデータセットが使用されていることを確認してください。その場合、このエラーは、2 つのデータセットの間で相対位置アドレス指定が矛盾していることを示しています。データセットを解析して、ブロック数が同一であるかどうかを確認してください。この状態を解決するためには、データセットを復元しなければならない場合があります。その場合、セカンダリ CDS をバックアップするために、SLSCNTL にセカンダリ、SLSCNTL2 にプライマリを指定してください。これにより、セカンダリのバックアップ中、プライマリに対して適切な予約が行われます。
Open failed for SLSCNTL
説明
: 指定されたファイルを開こうとしましたが、失敗しました。
システムアクション
: オペレーティングシステムのメッセージとコードを参照して、適切なアクションを実行します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
Open failed for SLSLIBGN
説明
: 指定されたファイルを開こうとしましたが、失敗しました。
システムアクション
: オペレーティングシステムのメッセージとコードを参照して、適切なアクションを実行します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
Wrong format CDS
説明
: LISTCDS により、V1.0.4 より古い CDS が検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーはそれ以上のアクションを実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: エラーメッセージに示されている状況を修正してから、ジョブを再送信してください。
Read error on CDS
説明
: SLSCNTL DD 文によって示されたファイルを読み取ろうとしましたが、失敗しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
LSM has no drives or passthru ports
説明
: SLSCNTL によって示された HSC CDS に、ドライブまたはパススルーポートが示されていません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: SLSCNTL DD カードに正しい CDS が指定されているかどうかを確認してください。CDS が正しい場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
LIBGEN record
CCCCCCCCCC
説明
: レコード (CCCCCCCCCC) が、LIBGEN デコンパイルユーティリティーから SLSPRINT ファイルに出力されています。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Possible invalid CDS - (
CCC...CCC
)
where
(
CCC...CCC
) is:
No host count found
No TCHNIQUE specified
Unknown panel type
説明
: SLUDBMAP が、SLSCNTL DD 文によって示されている HSC CDS で問題を検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: SLSCNTL DD カードに正しい CDS が指定されているかどうかを確認してください。CDS が正しい場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Maximum
CCCCCCC
discrepancy count reached
説明
: BACKUP 解析ルーチンで、CCCCCCC の不一致の最大数に達したことが検出されました。CCCCCCC は SCRATCH、SELECT、または AUDIT です。各不一致タイプの上限は次のとおりです。
AUDIT= 96,000
SELECT=10,000
SCRATCH=10,000
システムアクション
: ユーティリティーは、不一致の保存および不一致タイプの出力を中止します。それ以前のこのタイプの不一致はすべて保存され、RESTORE 処理のために出力されます。
ユーザーの対応
:
不一致タイプが AUDIT である場合は、RESTORE のあとで完全な AUDIT を実行する必要があります。
不一致タイプが SCRATCH である場合は、RESTORE のあとで、SCRATCH ユーティリティーを実行する必要があります。
不一致タイプが SELECT である場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
(
...ERROR TEXT...
)
説明
: LISTCDS により問題が検出されました。有効なエラーテキストメッセージには次のものがあります。
予期しないファイルの終了
DPV レコードが見つかりません
CDS のレコードが無効です
CDS で取得に失敗しました
PARM に VOLSER はありません
CDS に一致する VOLSER はありません
カウントが無効です
SLSCNTL DD がありません
計算追跡のエラーです
パラメータ構文エラーです
CDS のレコードタイプが多すぎます
範囲が許可されていません
リストが最大値を超えています
DVAR は最大値の 1000 を超えています
システムアクション
: ユーティリティーはそれ以上のアクションを実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: エラーメッセージに示されている状況を修正してから、ジョブを再送信してください。「Too many record types in CDS」というメッセージが表示された場合は、内部エラーの可能性があります。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CCCCCCCC1
parameter
CCCCCCCC2
invalid
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、入力パラメータ CCCCCCCC1 に結合された有効なキーワード CCCCCCCC2 を認識しませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 正しい入力キーワードとパラメータを指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを送信してください。
Recovery techniques do not match
説明
: DPV 回復手法フラグが、プライマリ制御データセットとセカンダリ制御データセットの間で一致しませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: 提供されたデータセットが正しいものであることを確認してください。そうでない場合は、正しいデータセットを取得して SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。正しいデータセットである場合は、SET ユーティリティーを実行して手法を再設定するか、または RESTORE を実行して DPV フラグを変更する必要があります。
A
CCCC
mismatch occurred in block
XXXX1
at offset
XXXX2
説明
:制御データセットのプライマリコピーとセカンダリコピーの間で不一致が検出されました。このエラーメッセージは、両方のブロックのビットが一致しない場合に出力されます。いずれかのデータセットが不良であることを示すものではなく、ブロックの解析が行われることを示すものです。CCCC はブロック名です。XXXX1 は、エラーが検出されたブロックの番号を示す 16 進数値です。XXXX2 は、1 番目のエラーのブロックのオフセットを示す 16 進数値です。
システムアクション
: ブロックが解析されます。
ユーザーの対応
: この情報は、示されているブロックでの問題の診断に使用できます。
Unable to dynamically allocate the CDS,
CCC...CCC
説明
: CDS へのアクセスを必要とするユーティリティーの実行を試みましたが、CDS DD 文が指定されていませんでした。このユーティリティーから、HSC サブシステムにアクセスしてアクティブな CDS ファイルを判別することができませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: CDS ファイルの動的割り当てを妨げている問題を修正するか、または CDS に対する DD 文を指定してください。
Number of CDS statements does not match TCHNIQE parameter {NONE|SHADOW|JOURNAL|BOTH}
説明
: SET TCHNIQE ユーティリティー機能が実行され、回復手法が示された値に設定されましたが、入力 CDS DD 文の数が新しい値に一致しませんでした。
手法が SHADOW および BOTH の場合、SLSCNTL および SLSCNTL2 DD 文を指定する必要があります。
手法が STANDBY および ALL の場合、SLSCNTL、SLSCNTL2、および SLSSTBY DD 文を指定する必要があります。
システムアクション
: ユーティリティー機能が RC=8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: 正しい CDS DD 文を指定し、このユーティリティーを再実行してください。
CCCCCCCC
is indicated but the DD statement is not present
説明
: これは警告文であり、回復手法がセカンダリデータセットまたはスタンバイデータセットを指示していることを示しています。ただし、必要な DD 文のいずれか 1 つが存在していません。有効なセカンダリ DD 文は、SLSSHDW、SLSCNTL2、および DBASESHD です。有効なスタンバイ DD 文は SLSSTBY です。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: 必要に応じて DD 文を指定し、SLUADMIN BACKUP ユーティリティージョブを再送信してください。
The
CCCCCCCC
control data set DD statement is invalid or not present
説明
: 制御データセットの DD 文が無効であることが判明しました。有効な DD 文名は、プライマリ制御データセットの場合は SLSCNTL または DBASEPRM、セカンダリ制御データセットの場合は SLSSHDW、SLSCNTL2、または DBASESHD です。
システムアクション
: これがプライマリ制御データセットの場合、ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要に応じて DD 文を指定し、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
The Backup being restored is from
DDDDDDDD
at
HH:MM:SS
説明
: RESTORE ユーティリティーで、復元中のバックアップが、日付 DDDDDDDD、時間 HH:MM:SS に取られたものであることが判明しました。DDDDDDDD の形式は、BACKUP ユーティリティーの DATE=4YR|2YR パラメータによって異なります。DATE=4YR (デフォルト) の場合、日付の形式は YYYYMMDD です。DATE=2YR の場合、日付の形式は MM/DD/YY です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: これが必要なバックアップではない場合は、適切なバックアップを取得して、SLUADMIN RESTORE ユーティリティーを再送信してください。
Invalid eyecatcher EBCDIC(
CCCC
) HEX(
XXXX
) found in
CCCCCCCC
説明
: 無効なブロックの目印が検出されました。このメッセージには、EBCDIC 値 CCCC と EBCDIC 形式 16 進値 XXXX の両方が示されているため、CCCCCCCC DD データセットの実際の 4 バイトフィールドがわかります。
システムアクション
: この状況が検出されたデータセットは無効になります。ほかの制御データセットを使用できない場合、ユーティリティーは終了します。これが BACKUP ユーティリティーであり、非アクティブになったデータセットに対して CDS パラメータが指定されている場合、処理は終了します。それ以外の場合、ほかの制御データセットが使用可能であればそのデータセットで処理が続行します。
ユーザーの対応
: 正しい制御データセットが指定されていることを確認してください。示されているデータセットを参照し、該当するブロックを見つけてください。このデータセットが正しい場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SLUDRTLM could not find the VMF control record
説明
: SLUDRTLM が TLMS VMF 制御レコードを読み取ろうとしましたが、失敗しました。
システムアクション
: SLUCONDB は、TLMS VMF の処理をそれ以上試みません。
ユーザーの対応
: SLUDRTLM のアセンブルに使用した TLMS ソースライブラリのバージョンが、TLMS VMF と同じであることを確認してください。たとえば TLMS 5.4 VMF を使用している場合、アセンブルステップの SYSLIB 連結時に、SLUDRTLM は TLMS 5.4 ソースライブラリを使用してアセンブルする必要があります。
Utility incomplete, make corrections and rerun
説明
: ほかの SLSxxxx メッセージに示されているエラーが原因で、SLUADMIN ユーティリティーが完了しませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 修正を行い、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Missing or invalid
CCCCCCCC
DD statement
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが必要な CCCCCCCC DD 文を検出できなかったか、または指定された情報 (デバイスタイプやデータセットなど) が無効であったか、または VOLRPT を実行して HSC からデータセットを参照していた場合は HSC が非アクティブであったか、HSC が VOLRPT と同じリリースレベルにありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 正しい DD 文を指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
I/O error reading the
CCCCCCCC
data set
説明
: CCCCCCCC DD データセットからの読み取り中に I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: エラーのデータセットが CDS データセットである場合、そのデータセットは非アクティブにされ、使用可能な制御データセットがほかに存在していなければユーティリティーが終了します。エラーのデータセットが CDS データセットではない場合、ユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: 正しい CCCCCCCC データセットを指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
I/O error writing the
CCCCCCCC
data set
説明
: CCCCCCCC DD データセットへの書き込み中に I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: エラーのデータセットが CDS データセットである場合、そのデータセットは非アクティブにされ、使用可能な制御データセットがほかに存在していなければユーティリティーが終了します。エラーのデータセットが CDS データセットではない場合、ユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: 正しい CCCCCCCC データセットを指定して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Not enough space in the
CCCCCCC
data set
説明
: 十分なスペースがなかったために、SLUADMIN ユーティリティーは CCCCCCCC データセットに対する処理を続行できませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 適切な量のスペースを指定してから、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
The
CCCCCCCC1
data set was made inactive; processing will continue on the
CCCCCCCC2
data set
説明
: BACKUP ユーティリティーが、CCCCCCCC DD 制御データセットの 1 つが非アクティブになったことを検出し、もう 1 つのデータセットで BACKUP を続行しました。CCCCCCCC1 データセットのエラー発生以前に検出された不一致データは、すべて保存されます。セル情報を取得し、DSEL (UNSELECT)、DSCR (UNSCRATCH)、DAUD (AUDIT) のブロックを生成するために、CCCCCCCC2 で比較が実行されます。
システムアクション
: ユーティリティーの処理は、2 つのデータセットではなく 1 つのデータセットで続行します。
ユーザーの対応
: なし
All Control data set copies found inactive;
CCCCCCCC
terminated
説明
: SLUADMIN ユーティリティーにより、制御データセットのすべてのコピーが非アクティブになったことが検出されました。I/O エラーまたはブロックエラーが発生しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: エラーの原因を示す別の SLSxxxx メッセージを見つけてください。
Processing has started for the
CCCC
block
説明
: BACKUP ユーティリティーが、CCCC ブロックの解析を開始しました。
システムアクション
: 詳細なブロック解析が行われます。
ユーザーの対応
: なし
Processing complete for the
CCCC
block
説明
: BACKUP ユーティリティーが、CCCC ブロックの解析を完了しました。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: なし。
CCCCCCCC1
has been verified for the
CCCCCCCC2
utility
説明
: SLUADMIN ユーティリティーにより、CCCCCCCC2 の情報 CCCCCCCC1 が検証されました。CCCCCCCC1 の例として JCL があります。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Discrepancy blocks have been generated
説明
: バックアップ中、少なくとも 1 つの不一致ブロックが生成されました。Volser またはセル位置が無効であることが判明しました。復元時にアクション (AUDIT、UNSELECT、UNSCRATCH) を実行できるように、ブロックは SLSBKUP データセットに配置されます。
システムアクション
: 不一致ブロックは、SLSBKUP データセットに出力されます。
ユーザーの対応
: なし
No discrepancy blocks were generated
説明
: バックアップ中に不一致ブロックが生成されませんでした。ユーティリティーは volser またはセルの不一致を検出しませんでした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC1
was successfully copied to
CCCCCCCC2
説明
: CCCCCCCC1 DD 文で指定されたデータセットが、CCCCCCCC2 で指定されたデータセットに正常にコピーされました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
was selected as the control data set to output
説明
: CCCCCCCC DD 文で指定されたデータセットが、SLSBKUP データセットへの出力対象として選択されました。これは、最新の内容であるように見えるデータセットに基づいて、BACKUP ユーティリティーのキーワード CDS(Primary|Secondary)、または BACKUP ユーティリティープログラムのいずれかによって行われます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
data set was not on DASD
説明
: CCCCCCCC DD 文で指定されたデータセットが、DASD ボリューム上で見つかりませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: CCCCCCCC データセットを DASD ボリュームに配置して、ユーティリティーを再起動してください。
DHBEFLAGS may not have been reset in a CDS
説明
: 以前のエラー状態が原因で、DHBE ホストアクティブフラグがリセットされなかった可能性があります。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: レポートで以前のエラーを調べ、そのメッセージに基づいてアクションを行なってください。
CCCCCCCC1
data set was successfully restored from
CCCCCCCC2
説明
: CCCCCCCC1 DD 文で指定されたデータセットが、CCCCCCCC2 DD データセットから復元されました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
The HSC is not at the proper service level
説明
: 指定のユーティリティーを実行しようとしましたが、HSC がこのユーティリティーを実行するための正しいレベルではありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: HSC を適切なサービスレベルに設定し、ユーティリティーを再実行してください。
No scratch volumes available for subpool
CCCCCCCCCCCCC
説明
: EJECT ユーティリティーが特定のサブプールからスクラッチボリュームを取り出そうとしましたが、このサブプールには使用できるスクラッチボリュームがありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: スクラッチボリュームを取り出す別のサブプールを選択するか、または SCRATCH ユーティリティーを実行してボリュームをスクラッチにしてください。
COMMAND
CCCCCCCC
REQUIRES {HSC ACTIVE|HSC LEVEL BASE|HSC LEVEL FULL|VTCS ACTIVE}
説明
: コマンドまたはユーティリティーを実行しようとしましたが、HSC または VTCS が必要なサービスレベルではありませんでした。
システムアクション
: コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: HSC を適切なサービスレベルに設定するか、VTCS をアクティブにする必要があればアクティブにして、コマンドまたはユーティリティーを再実行してください。
HSCLEVEL set to
CCC
for Host
CCCCCCCC
説明
: 指定のホストの CDS ホストアクティブフラグおよび HSC レベルフラグが、ホストが非アクティブであることを示すように設定されました。
システムアクション
: 指定のホストが実際にアクティブである場合以外は、何も行われず、アクティブである場合は、実行中のホストにより、「ホストアクティブ」フラグと HSC レベルステータスフラグがふたたびオンにされます。
ユーザーの対応
: なし
Cells
AA:LL:PP:RR:CC
-
AA:LL:PP:RR:CC
found empty or invalid
説明
: 該当するセルが空であることが検出されたか、またはボリュームを保持できる有効なセルではない可能性があります。過去の監査と比較して、有効性を確認してください。
システムアクション
: そのボリュームはエラントになります。
ユーザーの対応
: 必要に応じて示されているセルを監査し、正しいかどうかを確認してください。
Request cancelled or subsystem terminating
説明
: ユーティリティーコマンドが試行されましたが、UUI CANCEL コマンドによって取り消されたか、HSC サブシステムが終了処理中であったために、コマンドが完了しませんでした。
システムアクション
: コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: HSC サブシステムがアクティブであることを確認し、要求を再送信してください。
RESTORE is required before running SET TCHNIQE
説明
: SLUADMIN ユーティリティー (SET TCHNIQE) は、制御データセット回復 TCHNIQE を設定しようとしましたが、RESTORE が実行されていないことを検出しました。SET TCHNIQE を実行する前に、BACKUP と RESTORE を実行する必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: CDS コピーの RESTORE を実行してから、SLUADMIN ユーティリティー (SET TCHNIQE) ジョブを再送信してください。
Unable to select HSC subsystem; all HSC subsystems are MULT
説明
: SLUADMIN ユーティリティーまたは UUI 要求が HSC サブシステムを選択しようとしましたが、使用可能な HSC サブシステムのすべてが MULT モードで起動されていたため、サブシステムを選択できませんでした。
システムアクション
: ユーティリティーが終了するか、または UUI コマンドが実行されません。
ユーザーの対応
: メッセージが SLUADMIN ユーティリティーからのものである場合は、EXEC 文に SSYS=xxxx パラメータ (xxxx = 目的の HSC サブシステムのサブシステム名) を指定してこのユーティリティーを再送信してください。
メッセージが UUI ユーティリティーからのものである場合は、正しいインタフェースパラメータが指定されていないことを示しています。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡して支援を要請してください。
ENTER of volume
volser
encountered missing duplicate volser; (Logically) Delete, or Ignore (D,I)?
説明
: 挿入操作で、制御データセット内の重複ボリュームが検出されましたが、そのボリュームをライブラリ内で物理的に検出できませんでした。
システムアクション
: ユーザーに対し、制御データセットのボリューム挿入を削除 (D) するか、挿入要求を無視 (I) するよう求めます。
ユーザーの対応
: 削除 (Delete) と応答すると、制御データセットからボリューム挿入が削除され、カートリッジを挿入できるようになります。無視 (Ignore) と応答すると、新しいボリュームの挿入が終了します。
CAPid
AA:LL:CC
(
CCCCCCCC1
):
CCCCCCCC2
説明
: 指定の要求元 (CCCCCCCC1) が、CAP を開くかまたはロック解除するときに、文字列 CCCCCCCC2 を表示するよう要求しました。
システムアクション
: なし。CAP のドアを閉めると、このメッセージの強調表示が解除されます。
ユーザーの対応
: なし
EJECT of
volser
- Volume deleted from the CDS
説明
: オペレータが、メッセージ SLS0925D に対して I と応答しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCC...CCC
rejected
-
CCC...CCC
is
CCC...CCC
説明
: CAP 操作が失敗しました。次の応答が表示される可能性があります。
ENTER|EJECT 拒否されました - ACSid AA が無効です
ENTER|EJECT 拒否されました - ACSid AA is not connected
ENTER|EJECT 拒否されました - CAP AA:LL:CC がビジー状態です
ENTER 拒否されました - CAP AA:LL:CC が使用不可です
ENTER|EJECT 拒否されました - LSMid AA:LL が無効です
ENTER|EJECT 拒否されました - LSMid AA:LL がオフラインです
volser の ENTER 拒否されました - LSMid AA:LL がいっぱいです
volser の ENTER 拒否されました - 操作がオペレータによって中止されます
volser の EJECT 拒否されました - ボリュームがビジー状態です
volume volser の EJECT 拒否されました - CAP AA:LL:CC はボリュームと ACS が異なります
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
{ENTER|EJECT} rejected; non-zero return code
XXXXXXXX
説明
: CAP 処理から、予期しないリターンコードが返されました。
システムアクション
: そのリクエストは拒否されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Option DUPOFL set to ON, enter of dup volser allowed, scan of dup volser cell returned LMU RC -
XXXX
説明
: volser の挿入時に、制御データセットで volser の重複と思われるものがライブラリ内で検出されました。ハードウェアに問題があるために、制御データセットにより volser が存在すると想定されているセルの内容の物理的な検証を実行できません。LMU RC に定義されているハードウェアの問題が原因で、volser を物理的に検索することができません。
システムアクション
: OPTion DUPOFL 設定を ON にすることで、重複 volser の処理が可能になりました。重複する volser は、制御データセットから論理的に削除されました。ENter 処理中に重複が検出された volser は、ライブラリに挿入されます。
ユーザーの対応
: なし
CAPid
AA:LL:CC
allocated to AUDIT Utility; KEEP or RELEASE the CAP?(K or R)
説明
: SLUADMIN ユーティリティー機能に割り当てられているカートリッジアクセスポート (CAP) を解放し、CAP の使用を必要とする別の機能に再度割り当てることができます。CAP を解放すると、ユーティリティー機能は必要に応じてあとで CAP の再割り当てを試行します。
システムアクション
: ユーティリティーは、有効な応答が入力されるか、または最大 5 分が経過するまで、待ち状態になります。
ユーザーの対応
: CAP を解放する必要がある場合は R と応答してください。その後 CAP を空にして、ドアを閉めてください。その後監査が再開されます。
ユーティリティーの実行中に CAP が割り当てられた状態にしておく場合は、K と応答してください。5 分以内に応答しないと、デフォルトの応答である K が想定されます。
Invalid reply
C
説明
: メッセージに対する応答が無効でした。
システムアクション
: 応答を必要としている元のメッセージが再発行されます。
ユーザーの対応
: もう一度メッセージが出力されたら、有効な応答を入力してください。
Unable to allocate CAPid
AA:LL:CC
, RC=
XXXXXXXX
説明
: カートリッジアクセスポート (CAP) を必要とする SLUADMIN ユーティリティー機能が、ユーティリティー制御文に指定された CAP を割り当てることができませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 示されている CAP エラーリターンコードの理由を判別して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Unable to allocate CAP in ACSid
AA
,
RC=
XXXXXXXX
説明
: カートリッジアクセスポート (CAP) を必要とする SLUADMIN ユーティリティー機能が、指定の ACS 内で CAP を割り当てることができませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 示されている CAP エラーリターンコードの理由を判別して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Invalid LIBONLY specified in PARM parameter of JCL
説明
: SLUCONDB ユーティリティープログラムが、呼び出し元の JCL で誤って指定されている LIBONLY 位置引数を検出しました。
システムアクション
: パラメータにエラーがあることが示され、ユーティリティーはリターンコード 8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: パラメータを正しく指定し直してください。
Program interface error encountered while processing volume
volser
; RC=
XXXXXXXX
説明
: SLUCONDB ユーティリティープログラムが、HSC プログラムインタフェースを介してボリュームのステータスをスクラッチに設定しているときに、エラーが発生しました。
システムアクション
: メッセージテキストにボリュームとリターンコードが示され、ユーティリティーはリターンコード 8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: このメッセージとともに出力されたほかのエラーメッセージを参照してエラーの原因を判別し、エラーを修正してから、ジョブを再送信してください。
DDDDDDDD
volumes successfully scratched
説明
: SLUCONDB ユーティリティープログラムが、指定の数のボリュームのステータスをスクラッチに正しく設定しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
No valid parameters specified for the
CCCCCCCC
utility
説明
: CCCCCCCC に示されているユーティリティーには、少なくとも 1 つの有効なキーワードまたはパラメータが必要です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 適切なキーワードを指定して、ユーティリティーを再送信してください。
CDS
CCCCCCCCCC
was not provided in the JCL
説明
: CDS でデータセット名 CCCCCCCCCC が見つかりましたが、このデータセット名はユーティリティー JCL に指定されていませんでした。
システムアクション
: ユーティリティーは RC=8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティー JCL に適切な CDS DD 文を追加してください。
DDDDDDDD
was selected as the
CCCCCCCC
control data set
Explanation
: ユーティリティー機能は、DHB ブロックまたは JCL に基づき、データセット DDDDDDDD が CCCCCCCC CDS であることを検出しました。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: なし
Standby control data set not used during analysis
説明
: ユーティリティー機能により、BACKup OPT(Analyze) の実行中にスタンバイ DD 文が指定されたことが検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーはスタンバイデータセットの使用を中止します。
ユーザーの対応
: なし
No DES record found for errant volume
volser
説明
: AUDIT の実行中、ボリューム volser がエラントであることを示す VAR レコードが検出されました。ただし、このエラントボリュームに対応する DES レコードが、CDS 内で見つかりませんでした。SLUADMIN AUDIt レポートにこのメッセージが示される場合は、メッセージ SLS0180I も示されます。
システムアクション
: そのユーティリティーは、リクエストされた機能を完了せずに終了します。
ユーザーの対応
: このメッセージは、CDS の重大な論理的問題を示すものであり、データベースが破損したことを示している可能性があります。すべてのコンソールログ (SYSLOG) を保存し、CDS のバックアップコピーを問題のドキュメントとして提供できるように準備してください。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Volume
volser
now has a readable label
説明
: AUDIT の実行中に、ボリューム volser に読み取り不能外部ラベルが付いていることを示す VAR レコードが検出されました。ただし、そのボリュームの実際のスキャンで、OCR ラベルは読み取り可能であり、VAR 内のボリュームシリアル番号と一致することが検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーは、ボリュームに読み取り可能な外部ラベルが付いていることを示すように CDS を更新します。
ユーザーの対応
: なし
Invalid parameter found at end of PARM parameter of JCL
説明
: SLUCONDB ユーティリティープログラムが、JCL の呼び出し時に指定された有効なパラメータの後に追加の文字があることを検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: PARM パラメータを正しく指定し直してください。次にユーティリティーを再実行してください。
User exit 03 overridden by VOLPARM definitions
説明
: ユーザー出口 03 定義が SET VOLPARM ユーティリティー定義によってオーバーライドされました。TYPE(SCRATCH) POOLPARM 定義が SET VOLPARM ユーティリティーに含まれていない場合は、SCRATCH POOL は定義されません。
システムアクション
: SET VOLPARM ユーティリティー定義がアクティブになります。
ユーザーの対応
: なし
Actual entries=
nn
or subpools=
nn
not equal expected
説明
: ユーザーの SLSUX03 ユーザー出口からボリュームサブプールが作成されましたが、初期 SLSUX03 ユーザー出口定義に準拠していませんでした。
システムアクション
: なし、実際のサブプール数と項目数を使用してサブプールが作成されます。
ユーザーの対応
: SLSUX03 ユーザー出口を修正して、サブプールを正しく定義してください。
Parmlib control statement value
CCCCCCCC
invalid for SCRPOOL=
CCCCCCCC
説明
: SCRPOol 制御文の処理で、指定のエラーが検出されました。「value CCCCCCCC」の「CCCCCCCC」に含まれる可能性のあるテキストは、次のとおりです。
RANGE は、「RANGE」の使用に問題があることを示します。
RANGE=(111111-222222) は、「RANGE」のリストに問題があることを示します。
111111 は、指定の SCRPOOL 範囲リストの 1 番目の値です。
222222 は、指定の SCRPOOL 範囲リストの 2 番目の値です。
NAME は、「NAME」の使用に問題があることを示します。
LABEL は、「LABEL」の使用に問題があることを示します。
HOSTID は、「HOSTID」の使用に問題があることを示します。
システムアクション
: エラーのある SCRPOol 制御文は処理されず、そのサブプール定義はシステムに作成されません。
ユーザーの対応
: 必要な修正を行なってください。次に、HSC を停止してから起動し、変更を反映してください。
Duplicate definition(s) for SCRPOOL
CCCCCCCCCCCCC
説明
: HSC が、すでに定義されているサブプール名に対する SCRPOOL 文を検出しました。
システムアクション
: HSC は重複する定義を無視します。
ユーザーの対応
: HSC 起動パラメータまたは SCRPDEF ファイルから、サブプール CCCCCCCCCCCCC の重複する定義を削除してください。
Virtual SCRPOOL
CCCCCCCC
not found in current definitions
説明
: 仮想ボリュームの現行のスクラッチカウントを計算中に、VTCS が HSC の認識できないスクラッチプール名を返しました。
システムアクション
: HSC DIsplay SCRatch コマンドは、不明な仮想スクラッチサブプールを名前が付いたサブプールとして報告しませんが、サブプールのスクラッチカウントを仮想スクラッチカウントの合計に追加します。
ユーザーの対応
: この状態は発生するはずのないものであり、ソフトウェアエラーの可能性があります。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Label Type
CCC is already assigned to SUBPOOL
CCCCCCCCCCCCC
説明
: HSCの初期化中に、同じサブプールに複数のラベルタイプが割り当てられていることが判明しました。
システムアクション
: ユーザーエラーの可能性があります。HSC に対してサブプールを定義するときに、サブプールごとにラベルタイプが 1 つだけ指定されるようにしてください。
ユーザーの対応
: HSC ユーザー出口 03、またはスクラッチサブプールを定義する HSC PARMLIB メンバーのいずれかにあるユーザーエラーを修正してください。
User SCRATCH subpool definition from
CCCCCCC
initiated
説明
: CCCCCCC をソースとして使用するユーザー SCRATCH サブプール定義が開始されました。
CCCCCCC ="PARMLIB"- ユーザー SCRATCH サブプール定義のソースは、「SLSSYSnn」DD カードです。
CCCCCCC ="UEXIT03"- ユーザー SCRATCH サブプール定義のソースは、ユーザー出口 03 です。
システムアクション
: ユーザー SCRATCH サブプールが定義されます。通常はこのメッセージに続いて、メッセージ SLS1969I および SLS1408I が表示されます。
ユーザーの対応
: なし
User SCRATCH subpool definition from
CCCCCCC
complete
説明
: CCCCCCC をソースとして使用するユーザー SCRATCH サブプール定義が完了しました。
CCCCCCC ="PARMLIB"、ユーザー SCRATCH サブプール定義のソースは、「SLSSYS00」DD カードです。
CCCCCCC ="UEXIT03"- ユーザー SCRATCH サブプール定義のソースは、ユーザー出口 03 です。
システムアクション
: なし。通常はこのメッセージの前に、メッセージ SLS1407I および SLS1969I が表示されます。
ユーザーの対応
: なし
Subpool
CCCCCCCCCCCCC
has duplicate volser range
volser-volser
説明
: サブプール CCCCCCCCCCCCC の定義で volser の範囲が重複しています。
システムアクション
: サブプール定義はロードされません。
ユーザーの対応
: サブプール CCCCCCCCCCCCC のユーザー出口 03、parmlib SCRPool 定義、または SCRPDEF スクラッチサブプール定義に、重複する volser 範囲がないことを確認してください。
VCAM cleaner error detected for LSM
AA:LL
説明
: LSM AA:LL のクリーナカートリッジを追跡する HSC 制御データセット (CDS) 内のレコードに、エラーがありました。低位カートリッジシリアルが、高位カートリッジシリアルよりも大きくなっています。
システムアクション
: HSC は、すべてのクリーナボリュームレコードを読み取り、それらと LSM クリーナデータとの同期を取ります。その後、クリーナ選択処理を再試行します。
ユーザーの対応
: なし
SCRPDEF cmd(s) disabled by PARMLIB SCRPOOL(s) or USER EXIT03
説明
:
SCRPOOL コマンドまたは USER EXIT03 処理によって、HSC STARTUP の実行中に SCRPDEF コマンドが無効になりました。
HSC STARTUP 処理時に SLS1411I メッセージが出力され、SCRPDEF コマンドが無効になります。
このメッセージは、SCRPDEF コマンドが無効になったあとに SCRPDEF コマンドが要求された場合にも出力されます。
システムアクション
: SCRPDEF コマンドがバイパスされます。
ユーザーの対応
:
SCRPDEF コマンドが必要な場合は、HSC PARMLIB および HSC の起動処理を適切に修正してください。
SCRPOOL コマンドを削除します。
USER EXIT03 処理を削除します。
SCRPDEF コマンドが不要な場合は、修正アクションを行う必要はありません。
CAP cannot be released.
LSM
AA:LL
is not available
説明
: HSC が LSM AA:LL と通信できなかったため、その LSM 上の CAP の解放要求が処理されませんでした。
システムアクション
: CAP は、HSC によって解放されません。
ユーザーの対応
: コンソールログで、LMU エラーまたはハードウェアエラーを示すほかの HSC メッセージを調べてください。おそらく、LSM が非アクティブであるか、作動できないステータスになっています。ハードウェアエラーが見つかった場合は修正し、CAP の解放を再試行してください。
Error copying primary data base to secondary and/or standby data base
説明
: セカンダリ制御データセットまたはスタンバイ制御データセットのいずれか、またはこの両方の制御データセットが無効である可能性があります。
システムアクション
: 再構成処理は停止します。
ユーザーの対応
: 導入システムで、IEBGENER などのユーティリティーを使用して、セカンダリ制御データセットまたはスタンバイ制御データセットのいずれか、またはこの両方の制御データセットにプライマリ制御データセットをコピーできます。
SYNAD
Error Message text
説明
: 再構成処理の終了時点で、プライマリ制御データセットをセカンダリ制御データセットまたはスタンバイ制御データセットのいずれか、またはこの両方の制御データセットにコピーしたときに、SYNAD エラールーチンに制御が渡されました。このメッセージテキストは、SYNAD 処理から提供されたテキストです。
システムアクション
: 再構成処理は停止します。
ユーザーの対応
: エラーの原因を判別したあとで、導入システムで IEBGENER などのユーティリティーを使用して、プライマリ制御データセットを、セカンダリ制御データセットまたはスタンバイ制御データセットのいずれか、またはこの両方の制御データセットにコピーできます。
SMF subparameter
CCCCCCCC
; no SMF data will be recorded
説明
: このサブシステムの SUBPARM パラメータが指定されていないか、または無効です。
システムアクション
: サブシステムのデフォルトは、SMF 記録なしです。
ユーザーの対応
: 導入システムで SMF 記録を追加する必要がある場合には、「SUBPARM(ssnx(SUBTYPE(a,b,c...)))」を指定して SET SMF または SETSMF コマンドを入力できます。
HSC service level {BASE|FULL|JES3} initialization complete
説明
: 示されているサービスレベルでの HSC の初期化が完了しました。このメッセージは、BASE または FULL サービスレベル、あるいは JES3 サブシステムの初期化が終了すると表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
HSC service level {BASE|FULL|JES3} termination in progress
説明
: HSC は示されているサービスレベルの終了処理を開始しました。このメッセージは、BASE または FULL サービスレベル、あるいは JES3 サブシステムの終了処理が開始すると表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Command starting at line
NN
has excessive length
説明
: HSC がパラメータデータセットからコマンドを読み取ろうとしたときに、長すぎるコマンドを検出しました。オペレータコマンドの場合、この制限は 126 です。ほかのコマンドの場合、この制限は 32767 です。
システムアクション
: 処理が続行されます。エラーのあるコマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの構文が正しいことを確認してください。
Unknown command
CCCCCCCC
at line
NN
説明
: HSC がパラメータデータセットからコマンドを読み取ろうとしたときに、未定義のコマンドを検出しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。エラーのあるコマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの構文が正しいことを確認してください。
I/O error
CCCCCCCC
説明
: I/O エラーが発生しました。CCCCCCCC は、エラーを説明するメッセージです。MVS の場合、これは SYNADAF メッセージバッファーからの情報です。VM の場合、これにはジョブ名、ユニットアドレス、DD 名、DECB ECB の 16 進ダンプ、相対ブロック番号などが含まれます。
システムアクション
: パラメータデータセットの残りは無視されます。エラー発生前に正しく読み取られた文は処理されます。可能であれば、システムは初期化を続行します。CDS 文または JOURNAL 文がない場合は、これは不可能です。
ユーザーの対応
: パラメータデータセット内で欠落している文の多くは、オペレータコマンドで対処可能です。CDS 文または JOURNAL 文の場合は、エラーを修正して、HSC を再起動してください。
Comment not terminated near line
NN
説明
: パラメータデータセットの処理中に、(/* で始まる) コメントが */ で終わっていませんでした。これは、行 NN
の付近で発生しました。
システムアクション
: コマンドの /* より後の部分は無視されます。エラーのあるコマンドの後続のコマンドは処理されます。ただし、さらにエラーが発生する可能性があります。
ユーザーの対応
: コメントの終わりを示すインジケータ (*/) を、パラメータデータセットに追加してください。
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
説明
: 記録目的で、HSC がパラメータデータセットの情報をハードコピーログに送信しています。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Error occurred processing
CCC...CCC
説明
: パラメータデータセット (CCC...CCC) の処理中にエラーが発生しました。
システムアクション
: パラメータデータセットの残りは無視されます。エラー発生前に正しく読み取られた文は処理されます。可能であれば、システムは初期化を続行します。CDS 文または JOURNAL 文がない場合は、これは不可能です。
ユーザーの対応
: パラメータデータセット内で欠落している文の多くは、オペレータコマンドで対処可能です。CDS 文または JOURNAL 文の場合は、エラーを修正して、HSC を再起動してください。
HSC service level {BASE|FULL} termination complete
説明
: HSC が示されているサービスレベルを終了しました。この終了処理は、オペレータコマンドによって開始された場合は正常です。回復できないソフトウェア障害が原因で HSC そのものによって開始された場合、この終了処理は異常です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
MVS 4.1.0 services are not present
説明
: 必要なサービスをサポートしていない (CVTH4410 がオンになっていない) MVS上で、HSC の MVS 4.1.0 バージョンの初期化が試行されました。
システムアクション
: HSC は初期化されません。
ユーザーの対応
: 正しいバージョンの HSC を初期化してください。
HSC Version
CCCCCCCC
説明
:CCCCCCCC
には、初期化中の HSC のバージョンが表示されます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
The HSC task name does not match a subsystem name or the SSYS keyword was not provided
説明
: 初期化中、サブシステム名は、起動プロシージャー名、または起動プロシージャーの PARM="SSYS(CCCC)" 定義のいずれかと一致しなければなりません。CCCC は 1 から 4 文字のサブシステム名です。
SSYS パラメータが指定されている場合、HSC は SSYS パラメータの値を使用して、この値に一致するサブシステム名を検索します。SSYS パラメータが指定されていない場合、HSC は起動プロシージャーの名前 (開始タスク名) を使用して検索を行います。
MVS では、サブシステム名は IEFSSNxx に定義されています。VM では、起動プロシージャーは HSC 起動 SLKJCL ファイルです。システムプロファイル (SYSPROF) の LIBSUBSYS パラメータ値が HSC 起動 SLKJCL ファイルのジョブ名と一致するか、または SSYS パラメータ値が LIBSUBSYS パラメータ値と一致しなければなりません。
システムアクション
: HSC は終了します。
ユーザーの対応
: 正しいサブシステム名またはジョブ名を指定し、RSC を再起動してください。
Pre-initialization complete
説明
: INIT パラメータを使用して呼び出された HSC 起動プロシージャーが完了しました。
システムアクション
: INIT パラメータにより、Job Entry Subsystem (JES) サービスを使用するようにサブシステムが設定されます。
ユーザーの対応
: なし
PARMLIB command
CCCCCCCC
at line
NN
is not supported in this environment - ignored
説明
: HSC がパラメータデータセットからコマンドを読み取っていたときに、この環境 (MVS または VM) ではサポートされていないコマンドを検出しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: なし
PARMLIB command
CCCCCCCC
at line
nn
must be run as a utility - IGNORED
説明
: HSC PARMLIB のコマンド CCCCCCCC は、ユーティリティーとしてのみ有効です。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: HSC および VTCS コマンドに有効な環境を調べるには、Display CMD CCCCCCCC を使用します。PARMLIB から無効なコマンドを実行するには、SLUADMIN ユーティリティーを実行してください。
No TAPEPLEX name found in CDS
Explanation
: HSC 起動中に、TAPEPLEX 名が設定されていなかったことが判明しました。
システムアクション
: なし。SMF レコードには TAPEPLEX 名が含まれず、これは統計レポートに影響する可能性があります。
ユーザーの対応
: SET TAPEPLEX ユーティリティー機能を実行し、TAPEPLEX 名を適切な値に設定するか、または SMC を起動し、TAPEPLEX 名を自動的に設定してください。TAPEPLEX 名の設定後、一致しない TAPEPLEX 名から送信される SMC コマンドはすべて拒否されます。
HOST-to-HOST Summary:
HOST-to-HOST Summary: Hostid Method MethLim VTAMname LMUpath [>>] host1 meth1 methlim1 [name1] [acsid1] host2 meth2 methlim2 [name2] [acsid2] . . . . . . . . . . . . . . . hostn methn methlimn [namen] [acsidn]
説明
: 定義されている HSC HOSTid のリストが、対応する現在の方式および方式の上限とともに表示されます。「>>」は、パラメータが実行ホストのものであることを示します。VTAMpath 名が定義されている場合は、この名前が表示されます。現在の方式が LMU である場合は、アクティブな LMUpath ACSid が表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Host-to-Host Detail:
[>>]Hostid=hostid1 Method=meth Method limit=methlim [VTAMname=name] [Active LMU path=acsid] [LMU path(s) defined: acsid1 acsid2 acsid3 acsid4 acsid5 acsid6 acsid7 acsid8 . . . . . . . . . . . acsidn ]
説明
: 定義されている HSC HOSTid の現在の設定が表示されます。「>>」は、パラメータが実行ホストのものであることを示します。VTAMpath 名が定義されている場合は、この名前が表示されます。LMUpath ACSid が定義されており、現在の方式が LMU である場合、アクティブな LMUpath ACSid が表示されます。LMUpath ACSid が定義されている場合、ACSid を検索できるように ACSid のリストが表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Method
CCCC
invalid; no
CCCC
path defined
説明
:指定の通信方式に対応するパスが定義されていません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 事前にパスが定義されている方式を指定するか、または必要なパスを指定して、コマンドを再実行してください。
Cannot delete all
CCCC
path definitions while current method is
CCCC
説明
: 現在アクティブな通信方式のすべてのパス定義を削除することはできません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 現在の通信方式の非アクティブなパス定義を指定してコマンドを再入力するか、または新しい通信方式を指定するコマンドを最初に入力してください。
Cannot {delete|modify} active
CCCC
path definition
説明
: 現在アクティブなパス定義を削除または変更することはできません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: パスの非アクティブ化、パスの変更、または通信方式の変更を行なってください。その後、コマンドを再入力します。
No matching
CCCC
path definition to delete
説明
: DEL パラメータで指定されたパス定義は、現在定義されていません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しいパス定義を指定してコマンドを再入力してください。
Too many
CCCC
path definitions specified
説明
: パス定義の数が、定義の許容最大数を超えました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 古い定義や不要な定義を削除してから、正しいパス定義を指定して、コマンドを再入力してください。
MONITOR STATUS:
CCCCCCCC1
-
CCCCCCCC2
説明
: このメッセージは Display MONitor コマンドに対応して出力されます。CCCCCCCC1 はコンソールを定義します。CCCCCCCC2 は、有効なモニタータイプを指定します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Undefined
CCCCCCCC
specified:
XXXXXXXX
説明
: パラメータ値 (CCCCCCCC) が事前に定義されていません。XXXXXXXX は指定された内容を示します。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しいパラメータを指定してコマンドを再入力してください。
No valid parameters specified for
CCCCCCCC
command
説明
: CCCCCCCC コマンドの入力を試みましたが、有効なパラメータが指定されていませんでした。直前のメッセージに、エラーの説明があります。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 有効なパラメータを指定してコマンドを再入力してください。
Method
CCCC
is higher than limit defined for host
CCCCCCCC
説明
: 指定の通信方式は、通信方式の階層内において、指定のホストに定義された上限よりも上位にあり、このホストは、コマンドを実行しているホストであるか、またはコマンドによって指定されたホストです。
システムアクション
: コマンドは完了しますが、可能な場合、通信方式は指定のホストに設定された方式の上限と同等になります。その結果、実際には通信方式は切り替わりません。
ユーザーの対応
: なし。あるいは、指定のホストの通信方式の上限を変更してから、コマンドを再入力してください。
Invalid RETRY function -
CCCCCCCC
説明
: RETry コマンドに指定された機能 (CCCCCCCC) が無効です。
システムアクション
: RETry コマンド処理は終了します。
ユーザーの対応
: 該当する ELS ガイドを参照するか、または HSC Display CMd RETry コマンドを発行して、現在サポートされている RETry 機能を判別してください。
Data set
CCCCCC1
{ENABLED|DISABLED}
説明
: CCCCCC1 はデータセット名です。CDs Enable コマンドまたは CDs Disable コマンドが発行され、処理が完了しました。
システムアクション
: HSC は通常のアクティビティーを再開しません。
ユーザーの対応
: なし
Auto Enable {ENABLED|DISABLED}
説明
: Auto Enable が発行され、有効または無効になります。
システムアクション
: HSC は通常のアクティビティーを再開しません。
ユーザーの対応
: なし
Journal {ABEND|Continue} option enabled
説明
: Journal FULL=Abend コマンドまたは Continue コマンドが発行され、正常に完了しました。
システムアクション
: HSC は通常のアクティビティーを再開しません。
ユーザーの対応
: なし
Disable request rejected; last active CDS cannot be disabled
説明
: アクティブな最後の CDS に対して無効化要求が出されました。
システムアクション
: 要求は失敗します。システムではこのアクションは許可されていません。HSC には、アクティブな CDS のコピーが少なくとも 1 つ必要であり、CDS のコピーがない場合 HSC は停止します。
ユーザーの対応
: オペレータコマンド HSC Display CDS を発行して、すべての CDS コピーの状況を確認してください。
Request failed; data set
CCCCCC1
not known to this host
説明
: CCCCCC1 はデータセット名です。CDs Disable 要求が出されましたが、入力されたデータセットはシステムで認識されませんでした。
システムアクション
: HSC は通常のアクティビティーを再開しません。
ユーザーの対応
: 現在 HSC が認識しているデータセットのみが無効になる場合があります。Display CDS コマンドを使用して現在の CDS 定義をリスト表示し、CDs Disable コマンドを再発行してください。
{ENABLE|DISABLE|EXPAND} request failed
説明
: CDs Enable、Disable、または EXpand 要求の処理中にエラーが発生しました。
システムアクション
: HSC は通常のアクティビティーを再開しません。
ユーザーの対応
: この要求に関連するその他の HSC エラーメッセージを確認してください。
Enable request validation for data set
CCCCCC1
failed;
CCCCCC2
説明
: CCCCCC1 はデータセット名です。CCCCCC2 は次のいずれかになります。
割り当てに失敗しました
割り当て解除に失敗しました
データセットを割り振る必要があります
オープンに失敗しました
クローズに失敗しました
読み取りに失敗しました
有効な CDS ではありません。
データセットがエラー状態にあります
フラグが無効です
Enable CCCCCC1 に対応して、システムは指定されたデータセット名を検証するために、そのデータセットの割り当て、オープン、読み取り、検証を行います。その後、システムはデータセットのクローズと割り当て解除を試行します。これらのテストに成功すると、CDS の有効化と切り替えのいずれかまたは両方が行われます。それ以外の場合は、テストが失敗した内容を示すこのメッセージが出力されます。
システムアクション
: HSC は通常の操作を再開します。
ユーザーの対応
: これまでに出力された MVS コンソールメッセージまたは HSC コンソールメッセージから CDS エラーとその解決方法を判別できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
To enable a new CDS data set, only one CDS copy can be inactive; currently multiple copies inactive
説明
: CDs Enable コマンドで新しい CDS データセットをアクティブにしようとしましたが、複数の CDS コピーが現在非アクティブであるため、失敗しました。
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: Display CDS コマンドを使用して、現在の CDS データセット定義を表示してください。CDs Enable コマンドを使用して既知の CDS コピーの 1 つをアクティブにし、次に最初の CDs Enable コマンドを再発行して新しい CDS データセットをアクティブにしてください。
Down-level host
CCC1
found active during attempt to
CCCCCCCC2
説明
: HSC 5.0 の機能で CDs コマンドの発行を試行しましたが、ホスト CCC1 でダウンレベルの HSC システムがアクティブであることを検出しました。CCCCCCCCC2 は、次の HSC 5.0 機能のいずれかです。
新しい CDS データセットを有効にします
CDS を拡張します
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: ホスト CCC1 でダウンレベルの HSC (およびほかのホストのダウンレベルの HSC) を停止し、CDs コマンドを再発行してください。
CDS
CCCC...CCCC
inactive; all CDS copies must be enabled to expand CDS
説明
: CDs EXpand コマンドを使用して CDS の拡張を試行しましたが、CDS のコピーであるデータセット CCCC...CCCC が非アクティブであることが検出されました。CDS を拡張するには、すべての CDS コピーがアクティブ (有効) である必要があります。
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: CDs Enable コマンドを使用して CDS CCCC...CCCC をアクティブにしてください。次に CDs EXpand コマンドを再発行してください。
Attempt to
CCCCCCCC
failed; could not read DHB
説明
: CDs コマンドで HSC 5.0 機能の実行を試行しましたが、アクティブな CDS DHB レコードの読み取り中に失敗しました。CCCCCCCC は、次の HSC 5.0 機能のいずれかです。
新しい CDS データセットを有効にします
CDS を拡張します
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: これまでに出力された IBM コンソールメッセージまたは HSC コンソールメッセージから CDS 読み取りエラーとその解決方法を判別できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CCCC..CCC1
obsolete; use
CCCC..CCC2
説明
: 要求された機能 CCCC..CCC1 は現在サポートされていません。示されている代替 CCCC..CCC2 を使用してください。要求された機能と指定の代替機能のリストを次に示します。
LOad SLSDDQR - Display CDS
LOad SLSLDQR - Display Requests
LOad SLSMDQR - Display DRives
LOad SLUPCOPY - PITCOPY ユーティリティー
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
Parms installed from data set
DDDDDDDD
説明
: HSC は xxxxDEF コマンドへの応答時に、指定のデータセットに含まれているパラメータ文を正常にロードしました。このメッセージが発行された直後に、パラメータが HSC によって使用されます。
CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (xxxxDEF)。
DDDDDDDD はデータセット名です。
システムアクション
: HSC および VTCS 機能が、ロードされたパラメータを使用できるようになります。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
Parms not installed, Reason code
XXXX
説明
: HSC は xxxxDEF コマンドへの応答時に、指定のデータセットに含まれているパラメータ文を正常にロードできませんでした。
CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (xxxxDEF)。
XXXX は 16 進数値の理由コードです。
パラメータがロードされなかった理由を示す理由コードと定義を次に示します。
0008 - 1 つ以上の文で構文エラーが発生しました
0009 - 2 つの文の間で矛盾が検出されました
000B - 指定された情報が無効でした
000C - データセットの読み取りで I/O エラーが発生しました
0010 - HSC がデータセットを割り当てることができませんでした
0014 - HSC がデータセットをオープンできませんでした
0018 - データセットの処理に使用できる十分なメモリーがありませんでした
001C - エラーの数が多すぎます
システムアクション
: HSC は通常の操作を再開します。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの問題を修正して、コマンドを再試行してください。
CCCCCCCC
: Record
DDDDDDDD
... EEEE
説明
: xxxxDEF コマンドまたは SLSMERGE 制御文の処理時に、HSC でエラーが発生しました。
CCCCCCCC は、コマンドのタイプ (xxxxDEF) または制御文 (SLSMERGE) です
DDDDDDDD は、ファイル内のレコードの番号を示す 10 進数値です。
EEEE は、複数行からなるこのメッセージの次の行を示すシステム生成番号です。
レコード番号は、エラーの文を示します。レコード番号がゼロ (0) の場合、データセットの問題、または 2 つ以上のレコードが関係するエラーが発生していることを示します。
このメッセージは 2 行からなるメッセージであり、2 行目はエラーの性質を示します。2 行目のテキストは次のいずれかになります。
ACS - 不明な ACSid
ACS キーワードに指定されていた ACSid は、HSC では認識されません。
ACSlist - ACSids が重複しています
ACSlist キーワードに指定されていた ACSid のリストに、重複する値が含まれています。
ACSlist - ACSids の最大数が超過しました
ACSlist キーワードに指定されていた ACSid の数が、許容最大数を超えています。
ACSlist - 不明な ACSid
ACSlist キーワードに指定されていた ACSid のうち 1 つ以上が、HSC では認識されません。
ARCHAge - 1 から 999 日の間にしてください
ARCHAge パラメータ値が制限を超えています。
ARCHPol - STORCLAS 名の数が最大値を超えています
ARCHPol - STORclas 名が無効です
VTCS の CDS レベルに基づき、ストレージクラス名の数が 2 つまたは 4 つに制限されています。
範囲外の CCCCCCC の値は D-DDD にしてください
MVCPOOL パラメータに指定されていた値が、許容範囲内にありませんでした。
CCCCCCC = MVCFREE、MAXMVC、THRESH、または START パラメータ
D-DDD= パラメータ値の許容範囲
ファイル終了時にコメントが閉じていません
最後の文の終了の前にファイルの終了が見つかりました
CONSRC - 無効な指定です
ストレージクラス名の最初の文字が英字ではありません。
CONSRC - 1 より大きい STORclas 名は MIGpol に指定されていません
MIGpol パラメータも必須であり、このパラメータには 3 つ以上の一意の名前が含まれている必要があります。
CONSRC - MIGpol パラメータに STORclas 名の一致がありません
指定されたストレージクラス名は MIGpol パラメータの名前のいずれかと一致している必要があります。
CONSRC - VSM(ADVMGMT) 機能がアクティブではありません
CONTGT - 無効な指定です
ストレージクラス名の最初の文字が英字ではありません。
CONTGT - VSM(ADVMGMT) 機能がアクティブではありません
DELSCR - 無効な指定です
DELSCR キーワードに指定されていた値が NO および YES ではありませんでした。
DUPlex - 無効な指定です
DUPlex キーワードに指定されていた値が NO および YES ではありませんでした。
データセット割り当てのエラー; コード XXXX-XXXX
XXXX-XXXX = DYNALLOC エラーコードおよび理由コード
データセットを開くエラー; 完了コード XXX-XX
XXX-XX = OPEN 完了コードおよび理由コード
列付近のエラー NNN:TTTTTTTT
NNN = エラーが検出された列番号
TTTTTTTT = エラーテキスト
CCCCCCCC {parameter|list|range} のエラー: TTTTTTTT
CCCCCCCC= エラーのパラメータ、リスト、または範囲
TTTTTTTT= エラーテキスト (下記参照)
前述の 2 つの 2 行目のメッセージのエラーテキスト (TTTTTTTT) には、次のものが含まれます。
クリーニングメディアがメディア値として無効です
相互に必要なパラメータがありません
無効な値の長さです
無効な値です
必須パラメータがありません
相互に排他的なパラメータが見つかりました
位置指定のエラーです
必要な値が見つかりません
構文エラーです
キーワードが不明です
何も許可されていないときに値が指定されています
過剰な数のエラーのためファイルの処理を終了します
FUNCTION - 認識されていない値です
データセット読み取りの I/O エラー:CCCCCCCC
CCCCCCCC = SYNADAF により生成されたエラーメッセージ
IMMEDmig - 無効な指定です
IMMEDmig キーワードに指定されていた値が NO、KEEP、DELETE のいずれでもありませんでした。
メモリーが不足しています
LMUADDR IP アドレスが無効です; CCCCCCCC
LMUADDR パラメータは IP アドレスのようですが、IPv4 と IPv6 のいずれのアドレス形式にも準拠していません。
LMUADDR 不明なホスト名です; CCCCCCCC
LMUADDR パラメータは有効な IP アドレスではないため、有効なホスト名として解決できませんでした。
LMUADDR IPv6 のサポートがありません; CCCCCCCC
LMUADDR パラメータに IPv6 アドレスが指定されていますが、ホストが IPv6 プロトコルをサポートしていません。
LMUADDR リストに重複するエントリが含まれています
LMUADDR 文に重複する項目が含まれています。LMUADDR 文の各項目は一意でなければなりません。
LMUADDR リストに許可された最大数を超えた項目が含まれています
1 つの LMUADDR キーワードには、最大 4 つのホスト名または IP アドレスを指定できます。
LMUADDR は EZASMI API の初期化を実行できません
TCP/IP サポートモジュールが使用できないため、ソケット通信インタフェースは初期化を実行できません。
LMUPATH の重複する ACS ID が見つかりました
以前の LMUPATH 文に指定されていた ACS ID が検出されました。
LMUPATH の無効な ACS ID が見つかりました
指定された ACS ID は HSC に対して定義されていません。
LMUPDEF: LMUPATH 文が含まれていません
このテキストは、LMUPDEF ファイルの読み取り中に LMUPATH 文がどの行でも見つからない場合に出力されます。LMUPATH 文がファイルに含まれている場合は、それより前のコメント文を調べてください。コメントは、スラッシュとアスタリスクで始まり、アスタリスクとスラッシュで終わるコメントブロック内に記述されている必要があり、カラム 73 から 80 までは無視されます。
MAXCLEAN は暗黙指定、またはデフォルトメディアと互換性がありません
MEDia キーワードが指定されておらず、暗黙指定のメディアタイプまたはデフォルトのメディアタイプが STD、DD3D、STK1U、STK2W (MAXclean と互換性のある唯一のメディアタイプ) のいずれでもありません。MAXclean キーワードを削除するか、または互換性のあるメディア値を MEDia キーワードに指定してください。
MAXCLEAN は MEDIA(XXXXXXXX) と互換性がありません
XXXXXXXX は、MEDia キーワードに指定されている値です。
MAXCLEAN はクリーニングカートリッジボリュームシリアル番号にのみ有効です (XXXXXX)
XXXXXX は、HSC クリーナ接尾辞とその後に続く xxx からなるクリーニングカートリッジ Volser の形式を示します。
MAXCLEAN の値が許容範囲内にありません
MAXclean キーワードが指定されていましたが、その値が許容範囲 1-32767 内にありません。
MAXVtvsz が CDS でサポートされている値を超えます - DEFAULTED
MAXVtvsz パラメータに指定されている値が、CDS のレベルでサポートされている値を超えています。パラメータはデフォルトで CDS レベルによりサポートされる最高値に設定されます。
MAXVtvsz - 無効な指定です
MAXVtvsz キーワードに指定されていた値が 400、800、2000、4000 のいずれでもありませんでした。
MEDIA - クリーナカートリッジのメディアは無効です
STORclas 文のクリーナカートリッジのメディアタイプが無効です。
MEDIA - リストに重複するタイプがあります
STORclas 文で重複するメディアタイプが検出されました。
MEDIA - リスト内のタイプが多すぎます
STORclas 文には、20 を超える数のメディアタイプを指定できません。
MGMTCLAS はこの FUNCTION に有効ではありません
MIGpol - STORclas 名の数が最大数を超えます
VTCS の CDS レベルに基づき、ストレージクラス名の数が 2 つまたは 4 つに制限されています。
MIGpol - STORclas 名は無効です
ストレージクラス名の最初の文字が英字ではありません。
MIGpol - VSM(ADVMGMT) 機能はアクティブではありません
MVCPOOL 名 ALL および DEFAULTPOOL は許可されていません
MVCPOOL の値はレコード DDDDDDDD でそれらと競合します
MVCPOOL 文に、同名の以前の MVCPOOL 文とは異なる MVCFREE、MAXMVC、THRESH、または START 値が指定されています。
DDDDDDDD = 以前の MVCPOOL 文のレコード番号
MVCPOOL/STORCLAS は FUNCTION(SPECIFIC) に有効ではありません
MVCPOOL/STORCLAS/PREVVTSS は FUNCTION(SCRATCH) に有効ではありません
NAME - 無効な指定です
NAME キーワードに指定されていた値が、8 文字を超えているか、または無効な文字を含んでいます。NAME には、A から Z の文字で始まり、A から Z、0 から 9、$、#、@ だけを使用した値を指定できます。
REPlicat - 無効な指定です
REPlicat キーワードに指定されていた値が NO および YES ではありませんでした。
REPlicat(YES) - VSM(ADVMGMT) 機能はアクティブではありません
RESTIME - 無効な指定です
RESTIME には 1 から 9999 までの値を指定する必要があります。
RESTIME - IMMEDMIG(DELETE) と相互に排他的です
VTV を VTSS 内に常駐させ、かつ移行して即時に削除することは指定できません。
RESTIME - VSM(ADVMGMT) 機能はアクティブではありません
文が長すぎます
STORclas - 移行オプションが無効な指定です
MIGRATE パラメータに指定されていた値が無効です。
STORclas - VSM(ADVMGMT) 機能がアクティブではありません
ユニット、モデル、メディアタイプおよび記録技法が無効または互換性がないことを示すテキスト
認識されていない文
Volser の指定が Record DDDDDDDD で競合します
MVCPOOL 文に指定されている Volser は、異なる名前の以前の MVCPOOL 文で定義された Volser と重複しています。
DDDDDDDD = 以前の MVCPOOL 文のレコード番号
VTSSSEL - VSM(ADVMGMT) 機能がアクティブではありません
VTVPAGE - 無効な指定です
VTVPage キーワードに指定された値が、STANDard と LARGE のいずれでもありませんでした。
VTVPAGE の値が CDS にサポートされていません - 無視
パラメータ値 LARGE は、CDS のレベルでサポートされていません。要求は無視され、値 STANDard が想定されます。
MAXVtvsz が 800 より大きいと VTVPAGE(STANDard) は無効です - デフォルトは LARGE
MAXVtvsz が 800 よりも大きい場合、パラメータ値 STANDard は無効です。要求は無視され、値 LARGE が使用されます。
MVCPOOL でワイルドカードが許可されていません
MVCPOOL 文では、Volser 指定にワイルドカードを使用することはできません。
ここに記載されていないテキストについては、メッセージ SLS1973I を参照してください。
システムアクション
: 表示されたレコード番号がゼロである場合、またはファイルで 50 個のエラーが検出される場合を除き、HSC はデータセットの処理を続けます。この 2 つの状況に該当する場合は、データセットの処理が終了します。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの問題を修正して、コマンドを再発行してください。
CCCCCCCC
:
DDDDDDDD
does not contain any stmts to process
説明
: HSC は xxxxDEF コマンドへの応答時に、指定のデータセットで該当するタイプの文を検出しませんでした。
CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (xxxxDEF)。
DDDDDDDD はデータセット名です。
システムアクション
: HSC の処理は続行します。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの問題を修正して、コマンドを再発行してください。
CCCCCCCC
parameters are not loaded
説明
: HSC は Display xxxxDEF コマンドへの応答時に、該当するタイプのパラメータがロードされていないことを検出しました。CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (xxxxDEF)。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
parameter status:
説明
: HSC は Display xxxxDEF コマンドへの応答時に、要求されたパラメータの情報を表示します。
このメッセージは 3 行表示または 4 行表示の 1 番目の行です。表示されるその他の行は次のとおりです。
LOADED FROM DDDDDDDD
パラメータのロード元データセット (および該当する場合はメンバー名も) を表示します。
TITLE: CCCCCCCC
パラメータのロード元データセット内の (OPTIONS 文の) タイトルを表示します。パラメータに TITLE が含まれていない場合、この表示行は省略されます。
LOADED ON YYYY-MM-DD AT HH:MM:SS
パラメータが HSC によってロードされた日時を表示します。
システムアクション
: HSC の処理は続行します。
ユーザーの対応
: なし
MODIFY command cancelled - a non-610 HOST active
説明
: MODIFY CONFIG が入力されましたが、1 つ以上のホストが HSC610 より下位のレベルにあります。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 610 HOST 以外のホストを停止してから、MODIFY CONFIG コマンドを再入力してください。
SCRPDEF parameters not installed from
DDDDDDDD
説明
: HSC は、SCRPDEF コマンドへの応答時に、SCRPOOL 文を検出できなかったか、または DDDDDDDD という名前のデータセットで 1 つ以上の無効な SCRPOOL 文を検出しました。
システムアクション
: HSC は以前の HSC スクラッチサブプール設定を置換しません。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの問題を修正して、コマンドを再試行してください。
MODIFY command is cancelled - VTCS DR Test is active.
説明
: VTCS DR Test がアクティブな状態で MODIFY CONFIG コマンドが入力されました。このコマンドは実行されません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: VTCS DR Test が終了するまで待ってから、コマンドを再入力してください。
To allow RESET to proceed; Reply Y to continue or N to cancel.
説明
: CONFIG RESET または SWITCH RESET の続行を許可する前に、オペレータに対し、コマンドが誤って入力されたものではないことを確認するメッセージに応答することが求められます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: RESET を続行するには Y と応答し、RESET オプションを取り消すには N と応答してください。
To allow DELETE ACS to proceed; Reply Y to continue or N to cancel
説明
: ACS の削除を可能にする前に、オペレータに対し、コマンドが誤って入力されたものではないことを確認するメッセージに応答することが求められます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: DELETE ACS を許可するには Y と応答し、取り消すには N と応答してください。
Verify the ACS is
CCCCCCCC
for the
CCCCCCCC
ACS command
説明
: UPDATE コマンドの場合は ACS がアクティブである (接続している) ことを確認し、DELETE コマンドの場合は ACS がオフラインである (接続していない) ことを確認します。
システムアクション
: F CONFIG UPDATE/DELETE ACSid コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: ACS が正しい状態になったあとで、コマンドを再入力してください。
MODIFY command cancelled; Switch in progress for ACS
AA
説明
: ACS AA に対して進行中の切り替えが原因で、MODIFY CONFIG 機能を続行できません。
システムアクション
: MODIFY CONFIG コマンドは取り消されます。
ユーザーの対応
: 切り替え完了後にコマンドを再入力してください。
Parameter
PPPPPPPP
is obsolete
説明
: 示されているパラメータは現在サポートされていません。
システムアクション
: パラメータは無視されます。
ユーザーの対応
: このコマンドが HSC 起動パラメータの一部である場合は、削除してください。
{Command|Parameter|Utility}
CCCCCCCC
is not valid in a tapeless configuration
説明
: コマンドの発行、ユーティリティーの呼び出し、またはライブラリハードウェアを必要とするパラメータの指定を試みましたが、システムはテープレスとして定義されています。
システムアクション
: コマンドまたはユーティリティー要求は拒否されます。
ユーザーの対応
: このコマンドまたはパラメータが HSC 起動パラメータの一部である場合は、削除してください。
ACS
AA
: Dual LMU {is|is not} configured; Master Is y, Standby is not ready
説明
: スタンバイ LMU が準備可能ではありません。これは、オペレータによる切り替えアクションに伴う一時的な状況である可能性があります。y は、マスター LMU ID である「A」または「B」になりますが、LMU エラーが原因で「0」になる可能性もあります。
システムアクション
: マスター LMU を使用して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: オペレータによる切り替えアクションが原因でスタンバイ LMU が作動不能である場合は、応答は不要です。
スタンバイ LMU が作動不能である原因が、明らかに障害によるものである場合は、StorageTek ハードウェアサポートに報告してください。
ACS
AA
: Dual LMU is configured; Master is
y
, Standby is ready
説明
: このメッセージは、どの LMU がマスター LMU であるかと、スタンバイ LMU のステータスを示します。スタンバイ LMU が準備可能な場合でも、完全な自動切り替えを実行するには、少なくとも 1 つのステーションのステータスが STANDBY でなければなりません。
AA は ACSid 番号です。
y は、マスター LMU ID である「A」または「B」になりますが、LMU エラーが原因で「0」になる可能性もあります。
システムアクション
: マスター LMU の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
: Switch aborted,
C...C
not standby station
説明
: ステーション C...C は、SWitch コマンドが発行された時点ではスタンバイステーションでしたが、現在はスタンバイステーションではありません。自動切り替えが発生したものと考えられます。
システムアクション
: SWitch コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLS1650E または SLS1651I が出力された場合は、応答は不要です。ハードウェアエラーの可能性がある場合は、このインシデントを StorageTek ハードウェアサポートに報告してください。
ACS
AA
:
NN
{CAP|CAPs} active; confirm switch to standby LMU (Y/N)
説明
: このメッセージは、ACS でアクティブな CAP の数を示し、オペレータが切り替え処理を終了できるようにします。NN は、ACS 内でアクティブな CAP の数です。
システムアクション
: HSCは、切り替えを続行するか (Y)、または SWitch コマンド処理を終了させるか (N) の応答を待ちます。
ユーザーの対応
: すべての CAP ドアが確実に閉まっていることを確認してから、このメッセージに対して Y と応答するか、または切り替えを中止する場合は N と応答します。
ACS
AA
: Switch terminated due to operator response
説明
: このメッセージは、オペレータの応答によって切り替え処理が取り消されたことを確認するものです。
システムアクション
: SWitch コマンド処理は終了します。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
, Station
C...C
: Switch uncertain, standby LMU
CCCCCC
error
説明
: HSC が、スタンバイ LMUに SWitch コマンドを送信しましたが、エラーが発生したために有効な応答を得ることができませんでした。
CCCCCC は次のいずれかのエラーです。
TIMEOUT
ACK-1
ACK-2
RESPONSE
READ-1
READ-2
NOISE
EDIT-1
システムアクション
: 切り替えが実行される場合と実行されない場合があります。
ユーザーの対応
: 1 分間待ってください。メッセージ SLS1650E または SLS1651I が出力されない場合は、SWitch コマンドを再入力してください。このエラーを StorageTek ハードウェアサポートに報告してください。
ACS
AA
: Switch initiated
説明
: SWitch コマンドがアクティブなライブラリコントローラによって受け入れられました。
システムアクション
: アクティブなライブラリコントローラ (LC) が再 IPL し、スタンバイ LC はアクティブな LC として引き継ぐ必要があります。
ユーザーの対応
: このメッセージがリフレッシュホストから出される場合、開始されたホストを参照して次の関連するメッセージがないか調べてください。
SLS1650E、SLS1651I、または SLS1667I が出力される場合、応答は不要です。
SLS1650E、SLS1651I、SLS1667I が出力されない場合は、問題が発生しています。SWitch コマンドを再試行してください。コマンドが失敗する場合は、アクティブ LC の再 IPL を手動で実行することで、切り替えを実行できます。障害を StorageTek ハードウェアサポートに報告してください。
ACS
AA
: Switch rejected,
CCC...CCC
説明
: スタンバイ LMU が、マスター LMU に対して再 IPL の指示を試行しましたが、エラーが原因で通信が失敗しました。CCC...CCC は次のいずれかの理由です。
「デュアル LMU」ではありません
スタンバイステーションではありません
LAN リンクが停止しています
マスター LMU からの NAK です
すでにアクティブに切り替わっています
マスターは応答しませんでした
アクティブとスタンバイ接続の両方が必要です
不明なエラーです
システムアクション
: SWitch コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
: SLS1650E、SLS1651I、SLS1666E、または SLS1667I が出力された場合は、応答は不要です。それ以外の場合は、SWitch コマンドを再試行して、障害を StorageTek ハードウェアサポートに報告してください。切り替えを行うには、RE ライブラリの SL コンソールを使用して、マスター LMU またはスイッチの再 IPL を手動で実行します。
ACS
AA
:
CCCCCCC
station
C...C
connected to LMU
y
as
ZZZZZZ
説明
: 論理的な矛盾が検出されました。
CCCCCCC は、接続 LMU のステータスに基づいてオンラインまたはスタンバイであるステーションです。
C...C はステーションのアドレスです。
y は LMU ID である「A」または「B」です。
ZZZZZZ は LMU のステータスであるマスターまたはスタンバイです。
システムアクション
: HSC は続行しようとします。
ユーザーの対応
: ステーションが正しい ACS に接続していることを確認してから、ACS をオフラインに変更したあと、オンラインに戻してください。問題が解決しない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
ACS
AA
:
CCCCCCC
station
C...C MMM...MMM
説明
: 論理的な矛盾が検出されました。
CCCCCCC ステーションは、接続 LMU のステータスに基づいてオンラインまたはスタンバイです。C...C はステーションのアドレスです。MMM...MMM は次のいずれかになります。
デュアル LMU ステーションではありません
無効なデュアル LMU ID です
システムアクション
: HSC は続行しようとします。
ユーザーの対応
: ステーションが正しい ACS に接続していることを確認してから、ACS をオフラインに変更したあと、オンラインに戻してください。問題が解決しない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
ACS
AA
: Master LMU W level
XX
, Standby LMU Y level
ZZ
説明
: LMU マイクロコードの矛盾が検出されました。マスター LMU とスタンバイ LMU のマイクロコードが異なります。
システムアクション
: HSC は続行します。
ユーザーの対応
: StorageTek ハードウェアサポートにこれを報告してください。デュアル LMU 構成の両方の LMU に、同じレベルの LMU マイクロコードをインストールしてください。2 つの LMU で HSC を異なる互換性レベルで実行できますが、これは推奨される手順ではないため、修正してください。すべてのスタンバイ LMU ステーションをオフラインに変更することで、このメッセージが報告される可能性を回避できますが、自動切り替えが妨げられます。
ACS
AA
, Station
XXXX
: LMU driver has been restarted
説明
: ACS AA およびステーション XXXX の LMU ドライバが、前回の異常終了後に再起動されました。直前のメッセージ SLS0680I にこの異常終了が記述されています。
システムアクション
: ステーションドライバは LMU に要求を送信し、LMU から応答を受け取ります。
ユーザーの対応
: ただちにアクションを行う必要はありませんが、前回の LMU ドライバの異常終了を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
LMU driver monitor task has been restarted
説明
: 前回の異常終了後に、LMU ドライバモニタータスクを再起動しています。直前のメッセージ SLS0680I にこの異常終了が記述されています。
システムアクション
: ステーションドライバモニタータスクは、LMU ドライバタスクの開始、モニター、再起動を実行します。
ユーザーの対応
: ただちにアクションを行う必要はありませんが、前回の LMU ドライバモニタータスクの異常終了を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
ACS
AA
, Station
C...C
: Driver has abended
説明
: 指定の ACS とステーションの LMU ドライバが異常終了しましたが、再起動されていません。SLS0680I にこの異常終了が記述されています。
システムアクション
: モニタータスクが異常終了したが、オペレーティングシステムによりモニタータスクの再起動が禁止されている場合を除いて、モニタータスクは LMU ドライバを再起動します。
ユーザーの対応
: ただちにアクションを行う必要はありませんが、前回の LMU ドライバの異常終了を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
ACS
AA
is disconnected
説明
:HSC は、指定の ACS で現在動作している LMU ドライバがないと判別しました。現在の構成では、HSC はカートリッジ移動要求を自動化できません。
システムアクション
: HSCは約 5 分ごとにこのメッセージを出力し、状況が解決されない場合でも約 30 秒後にこのメッセージの DOM が実行されます。これは、ACS が接続していないことを通知する定期的なメッセージです。
ユーザーの対応
: HSC が該当する ACS へのマウントとマウント解除を HSC で自動化する必要がある場合、オペレータは (1) 特定のステーションをオンラインに変更する、(2) デュアル LMU の切り替えを強制的に実行してスタンバイステーションをアクティブにする、または (3) HSC を再起動する、のいずれかを行う必要があります。
ACS
AA
, Station
XXXX
: Driver
CCC...CCC
説明
: ACS AA、ステーション XXXX で、次の状態 (CCC...CCC) のいずれかが発生しました。
attach failed
3 回連続で失敗したため、ドライバタスクを確立したことを示します。
inoperable, maximum attach attempts failed
このドライバの接続が合計 33 回試行されましたが、すべて失敗したことを示します。
システムアクション
:
attach failed
特定のステーションについてこのメッセージがはじめて出力される場合、SLSLDMON が異常終了し、ダンプが取られます。その後、グローバル接続の制限回数に達するまで、ドライバの接続が繰り返し試行されます。1 つのステーションについてこのメッセージが 2 回目以降に出力される場合、ダンプは取られません。
inoperable, maximum attach attempts failed
SLSLDMON はこのドライブの接続を試行しません。このステーションを再度使用可能にするため、HSC を再起動する必要があります。
ユーザーの対応
:
attach failed
ただちにアクションを行う必要はありませんが、前回の LMU ドライバの異常終了、およびその後発生した SLSLDMON 異常終了について、StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
inoperable, maximum attach attempts failed
StorageTek ソフトウェアサポートに報告し、適切な時点で HSC の再起動をスケジューリングしてください。
ACS
AA
: RE LIBID
C1
{is/is not} configured; Active
y
{is|not} ready, Standby not ready
説明
: スタンバイライブラリコントローラが作動不能です。これは、オペレータによる切り替えアクションに伴う一時的な状況であるか、または LMUPDEF 設定の問題の可能性があります。
AA は ACSid であり、その値は「00」-「FF」です。
C1 はライブラリ ID「1」-「9」、「A」-「Z」、またはブランクです。
y は、アクティブ LC ID である「A」または「B」になりますが、LC エラーが原因で「0」になる可能性もあります。
システムアクション
: アクティブ LC を使用して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: オペレータによる切り替えアクションが原因でスタンバイ LC が作動不能になった場合は、応答は不要です。
スタンバイ LC が作動不能である原因が、明らかに障害によるものである場合は、このインシデントを StorageTek ハードウェアサポートに報告してください。
ACS
AA
: RE LIBID
C1
is configured; Active
y {is|not} ready, Standby {is|not} ready
説明
: このメッセージは、どのライブラリコントローラ (LC) がアクティブ LC であるかと、ライブラリ ID のスタンバイ LC のステータスを示します。スタンバイが準備可能な場合でも、完全な自動切り替えを実行するには、少なくとも 1 つのポート (2A または 2B) のステータスが STANDBY でなければなりません。
AA は ACSid であり、その値は「00」-「FF」です。
C1 はライブラリ ID「1」-「9」、「A」-「Z」、またはブランクです。
y は、アクティブ LC ID である「A」または「B」になりますが、LC エラーが原因で「0」になる可能性もあります。
システムアクション
: アクティブ LC を使用して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
parms not installed, reason code
XXXX
説明
: HSC は xxxxDEF コマンドへの応答時に、指定のデータセットに含まれているパラメータ文を正常にロードできませんでした。
CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (xxxxDEF)
XXXX は 16 進数値の理由コードです
パラメータがロードされなかった理由を示す理由コードと定義を次に示します。
0008 - 1 つ以上の文で構文エラーが発生しました
0009 - 2 つの文の間で矛盾が検出されました
000B - 指定された情報が無効でした
000C - データセットの読み取りで I/O エラーが発生しました
0010 - HSC がデータセットを割り当てることができませんでした
0014 - HSC がデータセットをオープンできませんでした
0018 - データセットの処理に使用できる十分なメモリーがありませんでした
001C - エラーの数が多すぎます
いずれの場合でも、発生したエラーの詳細を示すメッセージ SLS1628I または SLS0002I がこのメッセージの前に表示されます。
システムアクション
: 文はロードされません。以前の定義 (存在する場合) が引き続きアクティブになります。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの問題を修正して、コマンドを再発行してください。
ACS
AA
: Switch aborted
説明
: 開始されたホスト上での ACS AA の切り替えが中止されました。
システムアクション
: コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 開始されたホストを確認して関連するメッセージがないか調べ、ユーザーの対応を判別します。
DHB eyecatcher bad in
CCC...CCC
説明
: DHB レコード (CDSのブロック 0) が検証のために渡されましたが、プログラムが、目印である DHB を見つけられませんでした。
システムアクション
: CDS のこのコピーは使用不可になります。これが最後の CDS コピーである場合、HSC は処理を終了します。
ユーザーの対応
: 入力された CDS を調べ、正しい CDS を使用して実行していることを確認してください。HSC を実行しようとしているホストで、LIBGEN が実行されていないことを確認してください。また、それらが破損していないこと、および上書きされていないことを確認してください。使用している CDS コピーが正しく、破損していない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Self correcting out-of-sync CDS block
blk-id
説明
: プライマリ CDS コピーとセカンダリ CDS コピーとの比較で、破損した CDS ブロック (blk-id) が検出されました。
システムアクション
: 不良コピーが正しいコピーに置き換えられます。
ユーザーの対応
: なし
CCC...CCC
is being copied to
CCC...CCC
説明
: 既存の CDS からレコードをコピーすることで、CDS データセットを使用可能にします。これは、このホストで CDS Enable コマンドが発行されたか、または別のホストによって使用可能にされた新しい CDS をこのホストが認識したことによるものです。コピー処理が終了すると、このメッセージに続いて SLS1704I が出力されます。マルチホスト環境のすべてのアクティブホストが同期を完了すると、続いて SLS0715I が出力されます。
システムアクション
: この時点で CDS の予約が保持され、コピーが完了すると解放されます。HSC アクティビティーは、すべてのホストと新しい CDS 構成との同期がとれるまで、待ち状態になります。
注記:
約 20 秒経過後にすべてのホストが応じなかった場合、構成はコピー前の状態に戻ります。つまり、使用可能にされた CDS が使用不可になり、使用不可にされた CDS がふたたび使用可能になります。ユーザーの対応
: なし
CDS copy complete for
CCC...CCC
説明
: SLS1704I の前にメッセージ SLS1703I が出力されます。指定の CDS に対して CDS 同期化が実行され、完了しました。新たに使用可能になった CDS データセットのデータは、アクティブ CDS からリフレッシュされています。
システムアクション
: HSC は新しい CDS 割り当てを使用して、通常のアクティビティーを再開します。
ユーザーの対応
: なし
All Control Data Set allocations failed, HSC cannot initialize
説明
: PARMLIB CDSDEF (Reconfig の場合は RECDEF) 項目に指定されたすべてのデータセットの動的割り当てが失敗しました。
システムアクション
: HSC は、少なくとも 1 つの CDS コピーがないと、初期化を実行できません。
ユーザーの対応
: このエラーは、PARMLIB 項目が欠落しているかまたは無効なことが原因で発生した可能性があります。MVS SYSLOG/SCP CONSLOG を調べ、さらにメッセージ SLS1706E が出力されている場合はこのメッセージから動的割り当てエラーの原因を判別してください。問題を修正してから、HSC を再起動してください。
Allocation failed for
CCC...CCC
on volume
volser
, reason code
XXXX
, information code
XXXX
説明
: 指定のボリューム上の指定のデータセットに対する動的割り当てが失敗しました。ボリュームが指定されなかった場合は、空白またはアスタリスクになります。
システムアクション
: これが起動中である場合、HSC の初期化が続行されますが、データセットの割り当ては行われません。これが CDs Enable コマンドからである場合、HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
SVC99 (動的割り当て) から理由コードと情報コードが戻されます。もっとも一般的な理由コードの 1 つは 17xx であり、指定の CDS が見つからなかったことを示します。詳細と、理由コードの定義については、IBM SVC99 動的割り当てに関するドキュメントを参照してください。
理由コードが 17xx 以外の場合、エラーの原因に関するより具体的な情報を示す手がかりが情報コードに含まれていることがあります。次のキーを使用して、エラーのあるパラメータを判別してください。
01 - フィールド: DDname
02 - フィールド: Dsn
04 - フィールド: Status
07 - フィールド: Unconditional Unallocation
10 - フィールド: Volser
15 - フィールド: Unit
55 - フィールド: Return DDname
ユーザーの対応
: 表示されるエラーメッセージから、動的割り当てエラーの原因を判別してください。起動中である場合、PARMLIB または JCL の問題を解決してから、HSC を再起動してください。これが CDs Enable コマンドからである場合、DSn パラメータの指定を修正するか、カタログ解除されたデータセットの NEWVol パラメータと、場合によっては NEWUnit パラメータも指定してください。
CCCCCCCC
failed
- RC=
XXXXXXXX
説明
: CDS のコピーを使用可能または使用不可にするコマンドが失敗したか、または失敗したプログラムのモジュール名とリターンコードが表示されます。したがって CCCCCCCC は Enable、Disable、モジュール名のいずれかです。
システムアクション
: Enable/Disable コマンドの場合、処置は実行されません。モジュール名が表示される場合、HSC で障害が発生しています。
ユーザーの対応
: リターンコードから、問題の原因を判別してください。問題を修正してから、再実行してください。
Attach failed for
CCCCCCCC
, RC=
XX
説明
: データベースサーバータスクを接続しようとしましたが、失敗しました。XX は、『MVS SPL: System Macros』に記載されている ATTACH マクロからのリターンコードを示します。
システムアクション
: CDS の I/O ルーチンが使用できないため、HSC は初期化を実行できません。
ユーザーの対応
: 接続に失敗した理由を判別して、問題を解決してください。HSC を再起動する必要があります。問題を解決できない場合は、すべての情報を保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Database switch failed
説明
: CDS 回復中、代替コピーを使用可能にできませんでした。これは、動的割り当て、オープン、またはコピーのエラーによる可能性があります。
システムアクション
: 使用可能なプライマリコピーがある場合は、処理が続行します。
ユーザーの対応
: 代替 CDS コピーが使用可能であるかどうか、あるいはオープンの失敗またはコピーでの I/O エラーの理由を判断してください。修正可能であれば、CDs Enable コマンドを発行し、代替をふたたびオンラインにしてください。
Database services unavailable
説明
: 重大な内部エラーが発生したため、HSC CDS のサービスを続行できません。
システムアクション
: HSC は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートまたはハードウェアサポートあるいはこの両方に連絡してください。問題診断のために、このダンプを保存しておいてください。
Hostid
CCCCCCCC
not found in
CCC...CCC
説明
: 指定のホスト識別子が、スキャン中の制御データセットのコピーで検出されたどのホスト識別子とも一致しません。ユーザーが CDS の誤ったコピーを使用して実行しようとしたか、あるいは CDS が破損または破壊されています。
システムアクション
: これが最後の CDS コピーである場合、HSC は処理を終了します。
ユーザーの対応
: 入力された CDS を調べ、正しい CDS を使用して実行していることを確認してください。HSC を実行しようとしているホストで、LIBGEN が実行されていないことを確認してください。また、それらが破損していないこと、および上書きされていないことを確認してください。使用している CDS コピーが正しく、破損していない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CDS
CCC...CCC
disabled
説明
: CDS CCC...CCC が使用不可になりました。
システムアクション
: CDS は HSC から割り当て解除されました。
ユーザーの対応
: システムログを調べて、CDS が使用不可になった理由を示すほかのメッセージを確認してください。
CCCCCCCC
initializing on:
CCC...CCC1 CCC...CCC2 CCC...CCC3
説明
: このホストは、示されている CDS のコピーで初期化されました。CCCCCCCC は HOSTid です。CCC...CCC1, CCC...CCC2 と CCC...CCC3 は、CDS データセット名を示します。過去の HSC セッションのエラーまたはほかのホストのエラーが、起動時にこのホストがどのコピーを初期化するかに影響することがあります。HSC が、PARMLIB に指定されたデータセットの一部だけを使用することや、それらの順序が同じでないことがあります。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Standby CDS
CCC...CCC
disabled due to "DISABLE" parameter in the CDSDEF PARMLIB command
説明
: ユーザーが、システムにスタンバイ CDS (DSN3) を定義するときに、CDSDEF 文に DISABLE を指定しました。
システムアクション
: その CDS コピーが有効な CDS であることを確認するために、読み取りが試行され、その後非アクティブ化され、割り当て解除されます。
ユーザーの対応
: この CDS が必要な場合、CDS の切り替え、あるいはプライマリまたはセカンダリ CDS の使用不可化に備えて、HSC はこの CDS を自動的に使用することはありません。したがって、オペレータコマンド CDs Enable を使用して手動で使用可能にする必要があります。
CDS
CCC...CCC
disabled, not in use by other hosts
説明
: 指定の CDS コピーがほかのアクティブホストで使用されていなかったため、CDS の破損と不一致を防ぐ目的で、この CDS コピーが使用不可にされました。
システムアクション
: CDS は使用不可にされ、この HSC から割り当て解除されました。
ユーザーの対応
: この CDS コピーを使用する場合は、オペレータコマンド CDs Enable を使用してそのコピーをオンラインにしてください。
CDS
CCC...CCC
disabling due to operator command
説明
: オペレータコマンド CDs Disable が原因で、CDS CCC...CCC は割り当て解除されます。
システムアクション
: CDS は使用不可にされ、この HSC から割り当て解除されました。
ユーザーの対応
: この CDS コピーを使用する場合は、オペレータコマンド CDs Enable を使用してそのコピーをオンラインにしてください。
Database {switch|expand} not adopted by active host
CCCCCCCC
説明
: CDS 切り替えまたは拡張が正常に行われたあとで、一定の時間が経過しても、ほかのアクティブホストがこの CDS を認識できませんでした。
システムアクション
: 出力元ホストは操作を続行します。このホストは、さらに制約された CDS 構成に戻る場合があります。
ユーザーの対応
: 別のホストで HSC が突然終了した場合、ほかのホストに対してはそれがアクティブであるように見えることがあります。ほかのホストが終了しているかどうかを確認してください。該当する場合は、リサイクルするか、または SLUADMIN (SET HSCLEVEL) を実行してリセットしてください。複数のホストで CDs Enable、Disable、または EXpand コマンドが同時に入力された場合、このメッセージが、表示されるはずのない 1 つ以上のホストに表示されることがあります。これが発生した場合は、Display CDS コマンドを使用して CDS 構成を確認してください。正しい場合は、それ以上のアクションは必要ありません。複数のホストからコマンドが入力された時点で、すべてのホストがアクティブであるか、または CDS 構成が正しくない場合、内部の問題が発生しています。MVS の場合は、オペレータコマンド MVS DUMP をそのホストに対して発行し、そのホストをリサイクルしてください。VM の場合は、そのホストの仮想マシンでオペレータコマンド CP VMDUMP を発行し、そのホストをリサイクルしてください。問題判別のためにダンプ、MVS SYSLOG/SCP CONSLOG、および LOGREC/EREP データを収集し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CDS
CCC...CCC
disabled, not in use at prior HSC termination
説明
: CDS CCC...CCC は、HSC が最後に終了したときに使用されていなかったため、初期化時に使用不可になりました。
システムアクション
: CDS は使用不可にされ、この HSC から割り当て解除されました。
ユーザーの対応
: この CDS コピーを使用するには、オペレータコマンド CDs Enable を使用して CDS をオンラインにしてください。
CDS
CCC...CCC
enabled, in use by other hosts
説明
: CDS CCC...CCC がこのホストに対して使用不可であり、ほかのホストに対してアクティブになっていることがわかりました。これは、ほかのホストでオペレータコマンド CDs Enable が発行されたために発生しました。CDS データセットはすでに、このホストから使用できるようになっています。
システムアクション
: このホストでは CDS が自動的に使用可能になります。
ユーザーの対応
: なし
SVARSRV service detects invalid VALUEL
XXXX
説明
: PARMLIB 項目の解析中に、内部ルーチンに無効な長さが渡されました。
システムアクション
: HSC の初期化が失敗します。
ユーザーの対応
: MVS SYSLOG/SCP CONSLOG のコピーと、HSC PARMLIB 項目のコピーを保存してください。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CCCCCCCC1
is invalid on the
CCCCCCCC2
statement
説明
: PARMLIB 項目の解析中に、指定の PARMLIB 文 (CCCCCCCC2) で無効なコマンド (CCCCCCCC1) が見つかりました。
システムアクション
: HSC の初期化が失敗します。
ユーザーの対応
: 指定の文で問題のあった項目を修正して、HSC を再起動してください。
Command parsed with no keywords
説明
: PARMLIB 項目の解析中に、キーワードが指定されていないコマンドが見つかりました。
システムアクション
: HSC の初期化が失敗します。
ユーザーの対応
: PARMLIB コマンド項目を修正して、HSC を再起動してください。
Invalid data set type (X) for dynamic allocation
説明
: PARMLIB 項目の解析中に、キーワードが指定されていないコマンドが見つかりました。
システムアクション
: HSC の初期化が失敗します。
ユーザーの対応
: PARMLIB コマンド項目を修正して、HSC を再起動してください。
The last copy of the CDS is in error; the HSC cannot continue
説明
: エラーが原因で、最後に残った CDS のコピーが失われました。
システムアクション
: HSC は実行を続行しません。
ユーザーの対応
: CDS が失われた理由を説明している直前のメッセージを参照してください。これらの問題を修正してから、HSC を再起動してください。問題を修正できない場合は、MVS SYSLOG/SCP CONSLOG の現行コピーと HSC ジョブログのいずれかまたはこの両方を入手してください。また、再起動を試行する前に、そのジョブが使用した各 CDS のコピーを IEBGENER によりダンプして、現在の状態を確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Invalid return code from SLSDCOPY
説明
: 内部エラーです。スタンバイ CDS への切り替え中に、SLSDCOPY が不明なリターンコードを返しました。
システムアクション
: コピー操作は終了します。少なくとも 1 つの適切な CDS コピーがある場合、HSC は処理を続行します。それ以外の場合、HSC は終了します。
ユーザーの対応
: HSC サブシステムを再起動してみてください。HSC がまだほかのホストで実行されていれば、再起動できるはずです。再起動できない場合、CDS のすべてのコピーが無効であると判断された可能性があります。MVS SYSLOG/SCP CONSLOG の現行コピーと HSC ジョブログのいずれかまたは両方、すべての CDS のコピー、およびこれまでに取られたすべてのシステムダンプを取得してください。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Host-to-Host Communications registration failed, RC=XXXX
説明
: ホスト間通信の登録に失敗しました。リターンコードは通信コンポーネントから渡されました。
システムアクション
: マルチホスト環境における、このホストとほかのアクティブホストとの間の通信はすべて、CDS を介して行われます。
ユーザーの対応
: リターンコードを調べ、指示に従ってください。問題を解決できない場合は、MVS SYSLOG/SCP CONSLOG の現行コピーと HSC ジョブログのいずれかまたはこの両方、およびこれまでに取られたすべてのシステムダンプを取得してください。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Hostid required for JRNDEF PARMLIB entry
説明
: PARMLIB で見つかった JRNDEF 文に、HOSTID パラメータがありませんでした。
システムアクション
: システムはジャーナルファイルを所有するホストを認識しておらず、ジャーナル処理が要求されたため、システムは起動しません。
ユーザーの対応
: 適切なホストに対する JRNDEF 文に HOSTID パラメータを追加してください。
Duplicate CDS names specified on CDSDEF command
説明
: CDSDEF コマンドの DSNx パラメータの少なくとも 2 つに、同じデータセット名が指定されました。
システムアクション
: HSC の初期化が停止します。
ユーザーの対応
: CDSDEF の DSNx パラメータを修正してください。
No journal files available
説明
: HSC が、このホストで有効な最後のジャーナルファイルを失いました。
システムアクション
: JRNDEF 文の FULL パラメータにAbend (デフォルト値) が設定されている場合、ジャーナルタスクと HSC は異常終了します。JRNDEFF の FULL パラメータに Continue が設定されている場合、ジャーナルタスクは停止しますが、HSC はジャーナルなしで続行します。
ユーザーの対応
: この時点で有効なジャーナルファイルはどのホストにもありません。また、オフロードされたジャーナルファイルもすべて無効です。HSC システムのバックアップを即時に取る必要があります。「使用可能なファイルがない」理由を調査する必要があります。ファイルがいっぱいになったためにこのメッセージが出力された場合は、バックアップによりこれらのファイルがリセットされ、ジャーナル処理は自動的に続行されます。ファイルでの I/O エラーが原因でこのメッセージが出力された場合は、そのファイルを割り当てし直し、HSC をリサイクルしてください。HSC が使用可能になったらただちにバックアップを取ってください。発生原因を判別できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
None of the Control Data Set copies is a valid primary CDS; processing terminated
説明
: HSC の初期化時に、サブシステムが CDSDEF パラメータで指定されたすべての CDS データセットを開いて読み取ろうとしました。ユーティリティーの初期化時に、ユーティリティーが JCL で指定されたすべての CDS データセットを開いて読み取ろうとしました。前回使用されてから復元されておらず、このため有効なプライマリ CDS ではない場合は、最良の CDS コピーはプライマリまたはセカンダリ CDS ではありません。
システムアクション
:
HSC サブシステムからこのメッセージが出力された場合、サブシステムは終了します。
ユーティリティーからこのメッセージが出力された場合、ユーティリティーはリターンコード 8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: CDSDEF PARMLIB 制御文またはユーティリティー JCL を調べ、不正なデータセット名が指定されているかどうかを確認してください。
正しいデータセットが指定されている場合は、HSC BACKUP ユーティリティーを使用して、最新の CDS コピーを選択してバックアップし、その後 HSC RESTORE を使用してすべての CDS コピーを同期してください。BACKUP と RESTORE の実行後に HSC を起動するときは、CDSDEF パラメータでの CDS コピーの順序が正しいことを確認してください。
BACKUP と RESTORE の実行後に HSC ユーティリティーを実行するときは、SLSCNTL、SLSCNTL2、および SLSSTBY データセット名が正しい順序で指定されていることを確認してください。
The CDS copies appear to belong to separate library environments; processing terminated
説明
: DHB の CDS データセット情報に基づいて、CDSDEF パラメータまたはユーティリティー JCL で指定されたデータセットが、単一のライブラリ環境に属していないように見えます。この理由としては次のものがあります。
CDS コピーが別々のライブラリ環境に属しているように見えるか、またはリモートリンクが失われてから別々のホストで複数の HSC を実行した結果としてそうなりました。リンクの回復後に、別々の制御データセットをマージする手順が実行されていません。
シャドウシーケンス番号がもっとも大きい CDS コピーが、有効なプライマリ CDS コピーではありません。これは、再構成後に作成された、以前のスタンバイ CDS コピーである可能性があります。
システムアクション
:
HSC サブシステムからこのメッセージが出力された場合、初期化は終了します。
ユーティリティーからこのメッセージが出力された場合、ユーティリティーはリターンコード 8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: CDSDEF PARMLIB 制御文またはユーティリティー JCL を調べ、不正なデータセット名が指定されているかどうかを確認してください。
正しいデータセットが指定されている場合は、HSC BACKUP ユーティリティーを使用して、最新の CDS コピーを選択してバックアップし、その後 HSC RESTORE を使用してすべての CDS コピーを同期してください。BACKUP と RESTORE の実行後に HSC を起動するときは、CDSDEF パラメータでの CDS コピーの順序が正しいことを確認してください。
BACKUP と RESTORE の実行後に HSC ユーティリティーを実行するときは、SLSCNTL、SLSCNTL2、および SLSSTBY データセット名が正しい順序で指定されていることを確認してください。
The number of CDS copies specified does not match the recovery technique of {NONE|SHADOW|STANDBY}
説明
: CDS または HSC サブシステムを更新しようとしたユーティリティーが、HSC サブシステムから正常に初期化されていない CDS で実行されています。プライマリとして指定した CDS の回復手法で、指定とは異なる数の CDS コピーが指定されています。
たとえば、回復手法に STANDBY が指定されているが、指定されている CDS データセットが 3 つ未満であるか、または回復手法に NONE が指定されているが複数の CDS コピーが指定されているなどです。報告される回復手法にジャーナル処理が含まれないように指定されている場合は、含まれません。
システムアクション
:
HSC サブシステムからこのメッセージが出力された場合、サブシステムは終了します。
ユーティリティーからこのメッセージが出力された場合、ユーティリティーは RC=8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: メッセージに示されている回復手法を調べ、目的の手法であるかどうかを判別してください。回復手法を変更するには、HSC SET TCHNIQE ユーティリティーコマンドを実行し、SET で指定されたものではなく、元の手法と同じ数の CDS DD 文を指定してください。
このユーティリティーを実行するには、どのホストの HSC もアクティブであってはなりません。ユーティリティーの実行後に CDS コピーの数を増やす場合は、任意のオペレーティングシステムユーティリティーを使用して、プライマリ CDS の追加コピーを作成できます。
メッセージに示されている回復手法が目的の方法であった場合は、サブシステムを初期化するための CDSDEF コマンド、またはユーティリティーを実行するためのユーティリティー JCL に正しい CDS コピー数を指定してください。
Log data sets are full - run OFFLOAD LOGFILE
説明
: ログファイルに空きデータブロックがないため、ロギングシステムがログレコードを書き込めません。
システムアクション
: OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーを実行するまで、メッセージを出力したホストでのロギングは停止されます。
注記:
データブロックがロギングサービスから割り当てられる方法によっては、ほかのホストがレコードの書き込みを続行できることがあります。ほかのホストが続行できる期間は、ロギングアクティビティーの速度と、書き込まれるロギングレコードのサイズによって異なります。ユーザーの対応
: 可能なかぎり早い時点で OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーを実行してください。
Log file utilization exceeds nn percent
説明
: ログファイルでの割り当てブロックの数が、報告されたパーセンテージを超えました。使用率の警告は 70% から始まり、事前に設定したパーセンテージの間隔に達すると再度警告されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: ログファイルがいっぱいになることを防ぐため、可能なかぎり早い時点で OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーを実行してください。
Logging {initialized|terminated} on data set
CCCCCCC1
説明
: ログデータセット (CCCCCCC1) が初期化された (割り当てられ開かれた) か、または終了しました (閉じられて割り当て解除されました)。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Log data set
CCCCCCC1
DISABLED;
CCCCCCC2
説明
: ログデータセット (CCCCCCC1) が、CCCCCCC2 に示されている理由のために使用不可になりました。使用不可になったログファイルは閉じられ、割り当て解除されます。
理由別の追加情報:
ALLOCATION FAILURE: LOG FILE MIGRATED
割り当て処理中、データセットが移行されていることが判明しました。
ALLOCATION FAILURE
移行以外の理由でデータセットの割り当てが失敗しました。
COULD NOT OPEN DATA SET
データセットに対する OPEN が失敗しました。ファイルが FMTLOG でフォーマットされていない、DSORG が正しくない、またはブロックサイズに不整合が生じているなどの理由が考えられます。
DATA SET NOT IN INITIALIZED STATE
初期化されていないログファイルを、ロギングが現在アクティブではない構成に組み込もうとしたか、または既存の構成に追加しようとしました。新しいログデータセットを追加するには、FMTLOG ユーティリティーを使用してフォーマットする必要があります。
PERMANENT I/O ERROR
永続的な I/O エラーが発生しました。データセットは使用できないため、FMTLOG ユーティリティーを使用して再割り当ておよび再フォーマットする必要があります。
DATA SET BLOCK INFO CONFLICTS WITH CDS
ログファイルの初期化中に、示されているログファイルが初期化状態になく、そのブロック情報が CDS のブロック情報と一致しませんでした。
SIZE CONFLICT WITH OTHER LOG DATA SET
1 つ以上の初期化済みログファイルを構成に追加しようとしましたが、2 つのログファイルのサイズが一致しません。両方のログファイルが初期化状態の場合は、両方が使用不可になります。1 つのファイルがアクティブであり、もう 1 つのファイルを追加する場合は、新しいファイルだけが使用不能になります。
ABEND IN THE LOG FILE I/O ROUTINE
ログファイル I/O ルーチンで異常終了が発生しました。異常終了の原因を判別するため、Oracle ソフトウェアサポートに連絡してください。
システムアクション
: データセットへの記録は中止されます。1 つのログファイルだけが定義されている場合、または両方のログファイルが使用不可になっている場合、ロギングは機能しなくなります。
ユーザーの対応
:
アクティブなログファイルが 2 つあり、そのうちの 1 つが使用不可である場合は、次の手順で使用不能なファイルを再度使用可能にできます。
ブロックの数がアクティブなファイルと一致するように、ファイルを削除して割り当て直します。
FMTLOG ユーティリティーを実行して新しいファイルをフォーマットします。
SET LOGFILE ユーティリティーを実行して、新しいファイルを再度使用可能にステージングします。
OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーを実行して、既存の現行ログファイルをオフロードし、新しいファイルを再度使用可能にします。
現在アクティブなログファイルがない場合は、次の手順でロギングを再度使用可能にできます。
ロギング機能は現在非アクティブであるため、可能なかぎり早い時点で CDS のバックアップを取っておくことをお勧めします。
ログファイルを削除し、割り当て直します。
FMTLOG ユーティリティーを実行して新しいファイルをフォーマットします。
SET LOGFILE ユーティリティーを実行して、新しいファイルをただちに使用可能にします。
Log monitor task has terminated abnormally; logging now inactive
説明
: ログモニタータスクで異常終了が発生しました。ロギングを実行できません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 異常終了の原因を判別するため、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。ロギングを再度使用可能にするため、HSC サブシステムを停止してから再起動してください。
LOG DATA SET
CCCCCCCC
IS DISABLED
説明
: データセット (CCCCCCCC) が CDS で定義されていますが、使用不可な状態です。
システムアクション
: このログデータセットは使用されません。1 つのログファイルだけが定義されている場合、または両方のログファイルが使用不可になっている場合、ロギングは機能しなくなります。
ユーザーの対応
: メッセージ SLS1783E の「ユーザーの対応」を参照してください。
Log data set
DDDDDDDD
selected by the OFFLOAD LOGFILE utility
説明
: OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーがデータセット DDDDDDDD を入力ファイルとして選択しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
OFFLOAD LOGFILE utility successfully offloaded
NNNN
records
説明
: OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーが正常に完了しました。オフロードされたレコード数は NNNN です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
TTTTTTTT
log file DSN has been set to
DDDDDDDD
説明
: PRIMARY または SECONDARY (TTTTTTTT) ログファイルのデータセット名が DDDDDDDD に設定されました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
No data available for OFFLOAD LOGFILE utility -
RRRRRRRR
説明
: OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーは、オフロードできるデータがないことを確認しました。RRRRRRRR は理由を示しています。
システムアクション
: SLUADMIN リターンコードは 4 です。
ユーザーの対応
: なし
Error during OFFLOAD LOGFILE utility -
RRRRRRRR
説明
: OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーは、オフロードするようにスケジュールされたすべてのデータをオフロードせずに終了しました。RRRRRRRR は具体的なエラーを示しています。
システムアクション
: SLUADMIN リターンコードは 8 です。
ユーザーの対応
: ログファイル内のデータはオフロード可能なままになります。可能な場合は問題を修正して、ユーティリティーを再実行してください。
問題を修正できない場合は、SET LOGFILE ユーティリティーを実行し、続けて (このエラーを無視して) 別の OFFLOAD LOGFILE ユーティリティーを実行して、その後に CDS の即時バックアップを行うことで、新しいログファイルをアクティブにしてください。
Previous OFFLOAD LOGFILE has not completed
説明
: SLUADMIN は、別の OFFLOAD LOGFILE がまだ進行中であるか、正常に完了しなかったことを検出しました。CDS に対して任意の特定の時点で実行が許可されるのは 1 つの OFFLOAD LOGFILE だけです。
システムアクション
: ユーティリティーのリターンコードは 8 です。
ユーザーの対応
: 前のオフロードが異常終了した場合は、OFFLOAD LOGFILE ユーティリティー制御ステートメントで RESTART キーワードを使用してそのオフロードを再起動します。それ以外の場合は、アクティブなオフロードが完了するまで待機します。
Improper use of the RESTART keyword
説明
: RESTART キーワードが OFFLOAD LOGFILE ユーティリティー制御ステートメントで指定されましたが、オフロードが失敗したことは CDS で示されません。
システムアクション
: ユーティリティーはリターンコード 4 で完了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティー制御ステートメントから RESTART キーワードを削除して、ジョブを再送信してください。
No qualifying MVCs found for ACTMVCGN utility
説明
: ACTMVCGN ユーティリティーがアクティブな MVC が見つからなかったことを検出しました。
システムアクション
: SLUADMIN からのリターンコードは 4 です。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
is not in the library
説明
: ボリュームがライブラリ内にありませんでした。
システムアクション
: 関数はボリュームを処理しません。
ユーザーの対応
: なし
Invalid reply:
CCCCCCCC
説明
: WTOR への応答が無効でした。
システムアクション
: HSC は WTOR を再発行します。
ユーザーの対応
: 有効な応答で対応します。
A communications path switched from
CCCC
to
CCCC
; {initiated by|with}
CCCCCCCC
説明
: このホスト上の HSC は、通信方式の切り替えを実行しました。示されている場合、切り替えはホスト CCCCCCCC によって開始され、このホストは切り替えを実行することによって応答しました。それ以外の場合、このホストで障害が発生し、切り替えを実行するようにその他のホストに通知されます。前の方式と現在の方式が表示されます。
システムアクション
: このホスト上でのエラーが原因の場合、使用可能な次の下位レベルの方式を見つけるために検索が実行されます。別のホストによって開始された場合、そのホストによって指定された新しい方式が使用されます。
ユーザーの対応
: このホスト上 (または場合によっては開始側のホスト上) でのエラーが原因の場合、切り替えを引き起こした問題を見つけて修正してください。その後、必要に応じて、COMMPath コマンドを使用して前の通信方式に戻します。
Specified communications method is VTAM and VTAM is not active; reply RETRY or NOVTAM
説明
: 通信方式として VTAM が指定されていますが、HSC が VTAM ACB を開こうとしたときに VTAM はアクティブではありませんでした。
システムアクション
: VTAM がアクティブになるまで、次に使用可能な下位の方式が使用されます。
ユーザーの対応
: RETRY と応答して、HSC に VTAM ACB のオープンを再試行させます。VTAM がアクティブな場合、VTAM 方式への切り替えが行われます。NOVTAM と応答して、VTAM がアクティブになるまで HSC が待機しないようにして、すでに選択されている方式を引き続き使用してください。
Communications method switch not initiated; host
CCCCCCCC
specified unacceptable parm:
CCCC
説明
: ホスト CCCCCCCC 上の HSC が通信方式の切り替えを要求しましたが、パラメータ CCCC はこのホストで受け入れられません。
システムアクション
: 要求は無視されます。
ユーザーの対応
: 方式の切り替えが要求されたため、要求側ホストでエラーメッセージを確認して、それに応じて応答する必要がある場合があります。望ましい結果である場合、COMMPath コマンドを使用してこのホストと要求側ホストの定義を変更します。
Communications error: function
XXXXXXXX1
XXXXXXXX2
[
XXXXXXXX3
]
説明
: HSC のホスト間通信コンポーネントで、指定された関数の処理エラーが検出されました。XXXXXXXX1 および XXXXXXXX2 は、それぞれプライマリエラーコードとセカンダリエラーコードです。XXXXXXXX3 は、存在する場合、エラーの詳細情報です。指定できる関数値とエラーコードは次のとおりです。
指定できる関数値 |
プライマリエラーコード (XXXXXXXX1) | セカンダリエラーコード (XXXXXXXX2) | 追加情報 (XXXXXXXX3) |
---|---|---|---|
VTAM ALLOC |
1 または 2 |
3 |
5 |
VTAM CLOSE |
1 |
4 |
N/A |
VTAM CNOS |
1 |
3 |
5 |
VTAM DEALLOC |
1 または 2 |
3 |
5 |
VTAM OPEN |
1 |
4 |
N/A |
VTAM OPRCNT |
2 |
3 |
5 |
VTAM PREPRCV |
2 |
3 |
5 |
VTAM RCVFMH5 |
1 または 2 |
3 |
5 |
VTAM RECEIVE |
2 |
3 |
5 |
Issue VTAM RECEIVE |
1 |
3 |
5 |
VTAM RECEIVE complete |
1 |
3 |
5 |
VTAM RECEIVE WHATRCV |
1 |
3 |
6 |
VTAM REJECT |
1 または 2 |
3 |
5 |
VTAM RESETRCV |
2 |
3 |
5 |
VTAM SEND |
2 |
3 |
5 |
VTAM SEND FLUSH |
1 |
3 |
5 |
VTAM SETLOGON |
1 |
3 |
N/A |
プライマリエラーコードとセカンダリエラーコードの値の定義およびエラーの追加情報は次のとおりです。
プライマリエラーコード (XXXXXXXX1) の値の定義:
1 - R15 からのプライマリリターンコード (VTAM 要求の場合)
2 - R0 からの回復アクションのリターンコード (VTAM SYNAD 出口と LERAD 出口の場合)
セカンダリエラーコード (XXXXXXXX2) の値の定義:
3 - RPLRTNCD フィールドからの値が含まれる 2 バイトと、RPL 内の RPLFDB2 フィールドからの値が含まれる 2 バイト
4 - ACB 内の ACBERFLG フィールドからの値
追加情報 (XXXXXXXX3) の値の定義:
5 - RPL6RCPR フィールドからの値が含まれる 2 バイトと、RPL 拡張内の RPL6RCSC フィールドからの値が含まれる 2 バイト
6 - RPL 拡張内の RPL6WHAT フィールドからの WHATRCV マスクの値
プライマリ (XXXXXXXX1) およびセカンダリ (XXXXXXXX2) エラーコードと、適用可能な場合は追加情報 (XXXXXXXX3) が表示されます。コードは 4 バイトで構成され、8 文字で表示されます。次に例を示します。
SLS1904E Communications error: VTAM ALLOC 00000000 0000000B 00040000
VTAM コード定義は該当する VTAM のマニュアルに記載されています。
システムアクション
: 処理が引き続き試行されます。エラーの重大度に応じて、あとで実行に影響することがあります。
ユーザーの対応
: 問題を判別して修正してください。エラーが原因で通信方式の切り替えが行われた場合、上位の COMM レベルに戻す (COMMPath コマンドを使用) かどうかを決定します。
Unexpected RC
XXXXXXXX
from
CCCCCCCC
説明
: コンポーネントから予期しないリターンコードが返されました。
システムアクション
: システムは動作を続行し、要求されたコンポーネント機能をバイパスします。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Invalid message data:
CCCCCCCCCC ZZZZZZZZZZ NNNNNNNNNN
説明
: 別のホストに送信される通信メッセージに無効な文字が検出されました。CCCCCCCCCC は、メッセージデータの EBCDIC 表現です。ZZZZZZZZZZ および NNNNNNNNNN は、メッセージデータのゾーンと数値です。
システムアクション
: システムは動作を続行し、通信メッセージは無視されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CDS output message queue count for host
HHHH
is
CCCCCC
説明
: ホスト HHHH
の CDS 出力メッセージキューに CCCCCC 個のメッセージがあります。
システムアクション
: ホスト HHHH 上の HSC がアクティブな場合、最終的にメッセージは処理されます。ホスト HHHH 上の HSC が非アクティブな場合、メッセージは処理されず、累積され続けます。
ユーザーの対応
: ホスト HHHH 上の HSC がアクティブで VTCS がインストールされている場合、Oracle では、HSC COMMPath METHod パラメータを LMU または VTAM のいずれかに設定することをお勧めします。ホスト HHHH がアクティブではない場合、RECOVER コマンドを使用して、キューに入れられたメッセージを削除できます。注意: このコマンドを使用する前に、RECOVER コマンドを参照してください。
Volume
volser
moved from location
AA:LL:PP:RR:CC
to location
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: ボリューム volser は、場所 AA:LL:PP:RR:CC に移動されました。
システムアクション
: ボリュームは要求どおり移動されました。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
not in ACS
AA
説明
: コマンドまたはユーティリティーで要求されたボリューム volser は、AA がブランクである場合は CDS 内で見つからなかったか、AA が表示される場合はターゲット ACS 内で見つかりませんでした。
システムアクション
: コマンドまたはユーティリティー関数はボリュームに対して実行されません。
ユーザーの対応
: Flsm および TLsm が MOVe ステートメントで指定されている場合、これらが同じ ACS 構成内に含まれるようにしてください。それ以外の場合、存在しているかどうかやその場所を判別するために Display Volume を使用できます。
{MOVe} Rejected; Conflicting audit in progress on {ACS|LSM} {ACSid|LSMid}
説明
: コマンドまたはユーティリティー関数が、SLUADMIN AUDIt ユーティリティーによって監査されていたライブラリボリュームに対して試行されました。
システムアクション
: 要求されたコマンドまたはユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: AUDIt ユーティリティージョブが終了するまで待機して、この要求を再入力してください。
I/O error processing control database
説明
: コマンドまたはユーティリティー関数の処理中に、制御データセットで I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: 要求された関数を完了する前に、コマンドまたはユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: I/O エラーの原因を調べます。制御データセットの問題の修正後に要求を再入力してください。
{MOVE} rejected; {ACS|LSM} {ACSid|LSMid} is {OFFLINE|INVALID|NOT CONNECTED}
説明
: コマンドを完了するために必要なシステムの指定されたコンポーネントが使用不可であったため、コマンドが拒否されました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: ACS が接続されていること、メッセージで示されているように LSM がオンライン (使用可能) であることを確認して、コマンドを再入力してください。ACSid または LSMid が無効な場合は、正しい ACSid または LSMid を指定してコマンドを再入力してください。問題が解決しない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
Cell
AA:LL:PP:RR:CC
is not a valid CELLid
説明
: コマンドまたはユーティリティーで要求されたセル (AA:LL:PP:RR:CC) が、ストレージセルには無効な場所であることが検出されました。
システムアクション
: コマンドまたはユーティリティー関数はセルに対して実行されません。
ユーザーの対応
: 正しい場所を判別して、関数を繰り返してください。
Unable to select volume during
CCCCCCC
of volume
volser
説明
: CCCCCCC コマンドの処理中に、ボリューム volser はすでに使用中であり、操作を完了するために選択できませんでした。
システムアクション
: CCCCCCC コマンドは、要求されたコマンドのスコープ内の次のボリュームで続行されます。
ユーザーの対応
: ボリュームが使用中ではないときに、ボリュームに対して別の CCCCCCC コマンドを入力してください。
MOVE rejected; no target LSMs are connected, online, or valid
説明
: 指定された LSM にボリュームを移動しようとしましたが、拒否されました。コマンドが実行されたホストに対して、いずれの LSM も有効ではなかったか、接続されていなかったか、オンラインではありませんでした。
システムアクション
: オペレータコマンドを終了します。
ユーザーの対応
: 1 つ以上の LSM をこのホストに接続して (Vary コマンドと MODify コマンドを参照)、オペレータコマンドを再入力してください。
No free cells found in specified PANEL or LSM(s) to continue the MOVE function
説明
: MOVe コマンドが発行されましたが、指定されたパネルまたは LSM に空きのセルが見つかりませんでした。
システムアクション
: 空きのセルがないため、MOVe 関数を終了します。
ユーザーの対応
: LSM からボリュームを取り出してボリュームを移動する LSM でセルを解放するか、LSM 内の別のパネルまたは別の LSM を指定して MOVe コマンドを再実行してください。
Volume in cell location
AA:LL:PP:RR:CC
does not physically match specified Volser
volser
説明
: ボリュームおよびその場所の検証プロセス中に、ボリュームが、制御データセットによって示された場所にありませんでした。
システムアクション
: ボリュームはこの操作中に移動されず、エラント状態にされます。
ユーザーの対応
: 問題のあるボリュームの特定を試みるようにしてください。必要に応じて、そのボリュームの置かれていたパネルの監査を行います。
External label on volume
volser
is unreadable
説明
: コマンドの実行中に、ボリューム volser のラベルは読み取りできなくなりました。
システムアクション
: この操作中にボリュームは移動されませんでした。制御データセットは、この状態を反映するためにマークされます。
ユーザーの対応
: ラベルが読み取りできない理由を判別するために調べるライブラリとその外部ラベルから、指定されたボリュームを取り出してください。この状態が複数のボリュームで存在する場合は、この状態を StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
Cell
AA:LL:PP:RR:CC
is empty - found during
CCCCCCC
説明
: CCCCCCCC コマンドの実行中に、問題のセルが空であることが検出されました。
システムアクション
: そのボリュームはエラントになります。
ユーザーの対応
: 次のいずれかのアクションを実行します。
参照されるセル (AA:LL:PP:RR:CC) を監査します。
ボリュームをマウントするか取り出して、論理取り出しを行うことができるように、エラント回復を起動します。
CCCCCCC
of volser at
AA:LL:PP:RR:CC
failed; LMU/LSM error (
XXXX
)
説明
: ボリューム volser またはセル AA:LL:PP:RR:CC のコマンド CCCCCCC が失敗しました。XXXX は LMU/LSM エラーです。考えられる LMU/LSM エラーは次のとおりです。
6510 - 転送用のパススルーポートがありません
6511 - LMU がオフラインになっています
6512 - LMU との通信が失われました
6514 - LSM のハードウェアエラーです
6515 - LMU のハードウェアエラーです
6528 - LMU サーバーが停止しています
6592 - LSM がオフラインになっています
65FF - リクエストがパージされました
システムアクション
: 進行中のアクションは完了しません。障害の発生した時点によっては、そのカートリッジがエラントになる場合があります。
ユーザーの対応
: Display Volume コマンドを使用して、ボリュームのステータスと場所を判別してください。ボリュームがエラント状態になる場合は、次のいずれかのアクションを実行してください。
参照されるセル (AA:LL:PP:RR:CC) を監査します。
ボリュームをマウントするか取り出して、論理取り出しを行うことができるように、エラント回復を起動します。
Unexpected RC received in module
CCCCCCCC1
while processing
CCCCCCC2
(
XXXXXXXX
)
説明
: CCCCCCC2 関数の実行の試行中に、モジュール CCCCCCCC1 が予期しないリターンコード (XXXXXXXX) を返しました。関数が成功したか失敗したかは不明です。
システムアクション
: 進行中のアクションの状態は不明で、SNAP ダンプが取られました。
ユーザーの対応
: SNAP ダンプを保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
TPANEL specified for MOVE of volser conflicts with source location panel
説明
:ソースボリュームがある場所と同じパネルを指定して MOVe コマンドまたはユーティリティー関数が試行されました。同じパネルへの移動は許可されません。
システムアクション
: 要求されたコマンドまたはユーティリティーは終了します。移動は実行されません。
ユーザーの対応
: ソースの場所のパネルではない TPanel を指定してコマンドまたはユーティリティーを再入力してください。
AT
HH:MM:SS CCCCCCCC
REQUESTED
DDDDDDDD
volser EEEEEEEE
説明
: MONITOR コマンドへの応答で、このメッセージは、指定されたジョブ CCCCCCCC
が、プログラムインタフェースまたは VM TMI 呼び出しを発行して、指定された volser (volser) に対する指定の動作を要求したことを示しています。
HH:MM:SS は、要求が発行された時間を示します。単一の要求で複数のボリューム (たとえば、EJect) を指定した場合、その要求のそれぞれのメッセージで同じ時間が表示されます。
DDDDDDDD は動作のタイプを示します。有効な値は、Mount、DISMount、MOVe、または EJect です。
EEEEEEEE は関係する場所を示します。これは、CAPid (EJect)、LSMid (MOVe ターゲット)、またはドライブデバイス番号 (Mount、DISMount) のいずれかです。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
task failed, attempting to restart
説明
: タスク (CCCCCCCC) は初期化に失敗したか、不正な順序でその処理を正常完了または異常終了しました。タスクを再開するために、タスクを切り離して再接続するための試行が行われます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
task restarted successfully
説明
: 以前に失敗したタスクが切り離されて再接続され、現在は正常に初期化されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
task could not be restarted
説明
: タスクの切り離しと再接続の試行が正常に行われませんでした。このタスクの再接続の最大試行回数が行われましたが、タスクを再開できませんでした。このタスクの機能を再確立するために、HSC をすぐにリサイクルしてください。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 再確立不可能なタスクの機能を回復するには、HSC をリサイクルしてください。
User Exit
CC
module
CCCCCCCC RRRRRRRR
説明
: HSC ユーザー出口サービスが、次のいずれかの状態で応答しました。
RRRRRRRR = ABENDED および DISABLED の場合、ユーザー出口 CC ではモジュール CCCCCCCC のエラーが発生しました。
RRRRRRRR = INACTIVE の場合、ユーザー出口 CC は、モジュール CCCCCCCC で非アクティブを返しました。
RRRRRRRR = NOT DISABLED の場合、異常終了の発生時にユーザー出口 CC が処理されていました。
システムアクション
:
表示されるステータスが INACTIVE の場合、これが要求されたアクションであるため、システムはユーザー出口モジュールを実行しなくなります。
ステータスが ABENDED および DISABLED の場合、ユーザー出口では処理エラーが発生し、実行されなくなります。
ステータスが NOT DISABLED の場合は、これは、このユーザー出口の処理中に異常終了が発生したことを示しますが、これはユーザー出口自体の境界外で発生しました。この場合、この出口は無効になりません。それでも異常終了を調査してください。
ユーザーの対応
: 表示されるステータスが INACTIVE の場合、これが要求されたアクションであるため、これ以上のアクションは不要です。
表示されるステータスが INACTIVE の場合、これが要求されたアクションであるため、これ以上のアクションは不要です。
表示されるステータスが ABENDED および DISABLED または NOT DISABLED の場合、この状態をシステムプログラマにすぐに通知してください。
OPEN Error on User Exit Module Library:
CCCCCCCC
説明
: システムが、CCCCCCCC DD JCL カードによって指定されたユーザー出口モジュールライブラリを開こうとしたとき、初期化時にエラーが発生しました。
システムアクション
: システムは、指定されたユーザー出口モジュールライブラリではなく JOBLIB/STEPLIB からデフォルトのユーザー出口モジュールをロードしようとします。オープンエラーが原因で、ユーザー出口の動的なロードや再ロードを行うことができません。
ユーザーの対応
: この状態をシステムプログラマにすぐに通知してください。ユーザー出口モジュールライブラリ名のスペルを修正するか、オープンエラーの理由を解決してください。
HSC User Exit Service Error: User Exit
CC
Now INACTIVE
説明
: 内部保守またはチェックプログラムが、ユーザー出口テーブルの重大なデータ構造エラー状態を検出しました。
システムアクション
: システムは、問題のユーザー出口のステータスを「INACTIVE」に変更して、ユーザー出口 CC の次の動的ロードを使用してデータ構造エラーを修正するための手順を行います。
ユーザーの対応
: UEXIT オペレータコマンドを使用してユーザー出口 CC の動的リロードを行なってください。この問題が再発した場合、システムプログラマにすぐに通知してください。
注記:
ユーザー出口モジュールの動的なロードやリロードは、「SLSUEXIT」DD プロシージャーステートメントが HSC JCL に含まれていた場合にのみ可能です。ATTACH/Initialization of
CCCCCCCC
is OVERDUE; Retry or Cancel (R,C)
説明
: HSC は、必要なモジュール CCCCCCCC の接続と初期化を試行していますが、予期したよりも長時間かかっています。接続プロセスや初期化プロセスは数分間続行されますが、最終的に HSC 起動プロセスが異常終了することがあります。
システムアクション
: 処理は続行され、応答は必須ではありません。次で説明されているように、顧客がさまざまなユーザー応答オプションを入力する機会を得られるようにメッセージが発行されます。
ユーザーの対応
: 可能なユーザーの対応は次のとおりです。
R - 再試行によって、接続タイマーと初期化タイマーが再起動されます。
C - キャンセルによって HSC が強制的に異常終了し、システムダンプが取られて、HSC の起動プロセスがキャンセルされます。
アクションなし - HSC は、CCCCCCCC が接続および初期化されるまで数分間待機します。成功した場合、HSC は処理を続行します。失敗した場合、HSC の起動プロセスによって異常終了が発行されたあと、シャットダウンロジックが開始されます。
(
...error text...)
説明
: 指定された値が無効か、要求でのモデル、ユニット、メディア、記録技法情報の間に互換性がありません。有効なエラーテキストメッセージには次のものがあります。
RECTECH is incompatible with UNIT
RECtech パラメータに指定された値には、unit に指定されたドライブとの互換性がありません。
MODEL is incompatible with UNIT
MODel パラメータに指定された値には、unit に指定されたドライブとの互換性がありません。
MEDIA is incompatible with UNIT
MEDia パラメータに指定された値には、unit に指定されたドライブとの互換性がありません。
UNIT is incompatible with both MEDIA and RECTECH
unit に指定されたドライブには、MEDia 値または RECtech 値との互換性がありません。
UNIT is incompatible with both MEDIA and MODEL
unit に指定されたドライブには、MEDia 値または MODel 値との互換性がありません。
MEDIA is incompatible with RECTECH
MEDia パラメータに指定された値には、RECtech パラメータに指定された値との互換性がありません。
MEDIA is incompatible with MODEL
MEDia パラメータに指定された値には、MODel パラメータに指定された値との互換性がありません。
RECTECH is incompatible with both UNIT and MEDIA
RECtech パラメータに指定された値には、drive および MEDia パラメータとの互換性がありません。
MODEL is incompatible with both UNIT and MEDIA
MODel パラメータに指定された値には、drive および MEDia パラメータとの互換性がありません。
MEDIA is incompatible with both UNIT and RECTECH
MEDia パラメータに指定された値には、drive および RECtech パラメータとの互換性がありません。
MEDIA is incompatible with both UNIT and MODEL
MEDia パラメータに指定された値には、drive および MODel パラメータとの互換性がありません。
MEDIA, RECTECH and UNIT are all incompatible
MEDia、RECtech、および drive パラメータに指定された値には、相互に互換性がありません。
MEDIA, MODEL and UNIT are all incompatible
MEDia、MODel、および drive パラメータに指定された値には、相互に互換性がありません。
MEDIA is invalid
MEDia パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
RECTECH is invalid
RECtech パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
MODEL is invalid
MODel パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
MEDIA and RECTECH are invalid
MEDia および RECtech パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
MEDIA and MODEL are invalid
MEDia および MODel パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
UCB/LMU Drive type mismatch; UCB device type assumed
MVS UCB は、LMU デバイスタイプとの互換性がないデバイスタイプを示していました。HSC では、この操作で UCB デバイスタイプが想定されます。3480 は 18TRACK であると想定され、3490/3490E は 36ATRACK であると想定され、3590 は STK1R であると想定されます。
UCB/LMU UNITATTR Drive type mismatch; UCB/LMU type assumed
デバイスの UNITATTR が、UCB または LMU が示すものと一致しません。HSC では、UCB/LMU が示すデバイスのタイプが使用されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: エラーメッセージで説明されている状態を修正して、ジョブを再送信してください。
CAP Status:
CAP ID Size Partid Hostid Priority Mode Status ______ _____ ______ ______ ________ ______ ______ CCCC1 CCCC2 PPP CCCC3 DD CCCC4 CCCC5 CCCC5
説明
: Display Cap コマンドへの応答で、1 つ以上の CAP のステータスが表示されます。CAP ごとに 1 つのステータス行が表示されます。ホストに CAP が接続されていない場合、CAP ステータスメッセージの代わりにメッセージ「LSM AA:LL|AA:LL:CC has no CAPs available」が表示されます。
CCCC1 は CAPid (AA:LL:CC) です。
CCCC2 は、次のいずれかである CAP サイズです。
21-CELL: 標準の 4410 CAP
20-CELL: WolfCreek CAP
30-CELL: WolfCreek のオプション CAP
40-CELL: 拡張 CAP
PCAP: 優先 CAP (拡張/Wolfcreek)
14-CELL: 9740 14 セル CAP
10-CELL: 10 個のセルマガジン付き 9740 CAP
9740-TYPE: HSC がセルの数を認識していない場合は 9740 CAP
26-CELL: 2 個の 13 セルマガジン付き SL3000 CAP
36-CELL: 3 個の 12 セルマガジン付き一括 8500 CAP
39-CELL: 3 個の 13 セルマガジン付き SL8500 CAP
PPP は、CAP を所有するパーティションの PARTid です。これは、CAP がアクティブな場合にのみ表示されます。
CCCC3 は、CAP を所有するホストの HOSTid です。これは、CAP がアクティブな場合にのみ表示されます。
DD は CAP の優先順位です。
CCCC4 は、次のいずれかである CAP モードです。
Entering: CAP はテープの挿入に使用されています。
Ejecting: CAP はテープの取り出しに使用されています。
Draining: CAP は排出中です。
Cleaning: CAP はクリーニングが必要です
Idle: CAP はアイドル状態です。
Reserved: CAP は別のパーティションによって予約されています。
Unknown: エラーが発生しました。不明な CAP タイプです。
CCCC5 は、次の 1 つ以上である CAP ステータスです。
Manual: CAP は手動モードになっています。
Online: CAP はオンラインです。
Offline: CAP はオフラインです。
Active: CAP はタスクを実行しています。
Recovery: エラーが発生しました。回復が必要です。
Automatic: CAP は自動モードになっています。
Unknown: エラーが発生しました。不明な CAP ステータスです。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
EJECT|ENTER|VIEW rejected; unexpected RC
XXXX
from FIGMNGR|SLSCGREC
説明
: 構成管理 (FIGMNGR) からの予期しないリターンコードが検出されたか、CAP サービスが CAP レコード (SLSCGREC) を特定しようとしてエラーを検出したため、EJect|ENter|VIew コマンドは拒否されました。
XXXX は、呼び出し側サービスのリターンコードです。
FIGMNGR|SLSCGREC は、リターンコードを表示した呼び出し側サービスです。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: なし
The VIEW command is not supported for this library type
説明
: SL8500 ライブラリ内のセルに対して VIEW を試行しましたが、このライブラリに照明またはカメラがないため失敗しました。
システムアクション
: VIEW コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: なし
DRAIN command rejected; CAP
AA:LL:CC
is OFFLINE
説明
: 指定された CAP はオンラインではないため、排出できません。これはオンラインではないため、挿入または取り出しを行うことができず、その結果排出する必要はありません。AA:LL:CC は CAPid です。
システムアクション
: DRAin 要求は拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しい CAPid を指定してコマンドを再発行してください。
EJECT rejected; No SCRATCH volumes in ACSid
AA
or parser error, invalid CAPid length detected|CAPid
AA:LL:CC
is of an unknown CAPtype |internal error
説明
: EJect コマンドが、指定された ACSid AA 内でスクラッチボリュームを見つけることができなかったか、指定された CAPid が、AA:LL 形式または AA:LL:CC 形式ではありませんでした。「EJECT rejected」、「CAPid AA:LL:CC is of an unknown CAPtype」、および「internal error」は HSC エラーのため、StorageTek ソフトウェアサポートに問い合わせてください。
AA は、EJect コマンドの AA:LL:CC の AA 部分で指定された ACSid です。
AA:LL:CC は、EJect コマンドで指定された CAPid です。
システムアクション
: EJect コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: なし
LSM
AA:LL
Status:
LSM Type : DDDD1 {Pending |}- {Not Ready |} - {Automatic|} Maint Mode | Ready Manual Offline | Online CAP ID Size Hostid Priority Mode Status ______ ____ ______ ________ ____ ______ CCCC1 CCCC2 CCCC3 DD2 CCCC4 CCCC5 CCCC5 [AUDIT in progress.] Scratch volumes available...DDDD Free cells available..............DDDD Panel PP frozen - DDD1 total cells, DDD2 free cells
説明
: Display Lsm コマンドへの応答で、1 つ以上の LSM のステータスが表示されます。Lsm が lsm-list なしで指定されている場合、ライブラリ内の LSM ごとに 1 行のステータスサマリーが表示されます。
表示される LSM ステータス情報は次のとおりです。
Online/Offline/Pending Offline/Maintenance Mode Status
Ready/Not Ready status
Automatic/Manual Mode status
Not configured status
FREEZE status
表示される LSM タイプは次のとおりです。
4410 標準 LSM
3000 StorageTek Library 3000
8500 Oracle StorageTek Library 8500
9310 PowderHorn
9360 WolfCreek
9740 TimberWolf
Display コマンドの形式に応じて、次の情報も含まれていることがあります。
CAP のステータス。これには、CAPid、サイズ、HOSTid、優先順位、モード、およびステータスが含まれます。Display Cap コマンドへの応答で、1 つ以上の CAP のステータスが表示されます。CAP ごとに 1 つのステータス行が表示されます。ホストに CAP が接続されていない場合、CAP ステータスメッセージの代わりにメッセージ「LSM AA:LL|AA:LL:CC has no CAPS available」が表示されます。
DDDD1 は、次のいずれかである LSM タイプです。
4410 標準 LSM
3000 Oracle StorageTek Library 3000
8500 Oracle StorageTek Library 8500
9310 PowderHorn
9360 WolfCreek
9740 TimberWolf
CCCC1 は CAPid (AA:LL:CC) です。
CCCC2 は、次のいずれかである CAP サイズです。
21-CELL: 標準 CAP
20-CELL: WolfCreek CAP
30-CELL: WolfCreek のオプション CAP
40-CELL: 拡張 CAP
PCAP: 優先 CAP (拡張/WolfCreek)
10-CELL: 10 個のセルマガジン付き 9740 CAP
14-CELL: 9740 14 セル CAP
26-CELL: 2 個の 13 セルマガジン付き SL3000
36-CELL: 3 個の 12 セルマガジン付き一括 8500 CAP
39-CELL: 3 個の 13 セルマガジン付き SL8500 CAP
9740-TYPE: HSC がセルの数を認識していない場合は 9740 CAP
39-CELL: 3 個の 13 セルマガジン付き SL8500 CAP
PPP は、アクティブなときに CAP を所有するパーティションの PARTid です。CAP がアクティブでない場合、NONE が表示されます。
CCCC3 は、CAP を所有するホストの HOSTid です。これは、CAP がアクティブな場合にのみ表示されます。
DD2 は CAP の優先順位です。
CCCC4 は、次のいずれかである CAP モードです。
Entering: CAP はテープの挿入に使用されています。
Ejecting: CAP はテープの取り出しに使用されています。
Draining: CAP は排出中です。
Cleaning: CAP はクリーニングが必要です。
Idle: CAP はアイドル状態です。
Unknown: エラーが発生しました。不明な CAP タイプです。
CCCC5 は、次の 1 つ以上である CAP ステータスです。
Manual: CAP は手動モードになっています。
Online: CAP はオンラインです。
Offline: CAP はオフラインです。
Active: CAP はタスクを実行しています。
Recovery: エラーが発生しました。回復が必要です。
Automatic: CAP は自動モードになっています。
Unknown: エラーが発生しました。不明な CAP ステータスです。
監査が進行中の場合は、その監査。
各 LSM で使用可能なスクラッチボリュームと空きストレージセルの数
パネルでのセルの合計数 (DDD1) と空きセルの数 (DDD2) を示す、それぞれの凍結パネルを表示します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
{ENTER|EJECT} command rejected; LSMid
AA:LL
does not control a CAP
説明
: ENter または EJect コマンドで、CAP を制御しない LSMid が指定されました。
システムアクション
: EJect または ENter コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 適格な CAP のステータスを表示するには、Display Cap コマンドを発行してください。適格な CAP を制御する LSMid を指定してコマンドを再発行してください。
MODIFY LSMid
AA:LL
offline command rejected; CAPid
AA:LL:CC
reserved to
CCCCCCCC
説明
: 少なくとも 1 つの CAP がまだアクティブだったときに、CAP を制御できる最後の SL8500 LSM をオフラインに変更しようとしました。
システムアクション
: MODify lsm OFFline コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: LSM のすべての CAP が非アクティブであることを確認してください。または、アクティブな CAP を制御できる別の LSM をオンに変更してください。ハードウェアエラーが原因でこれ以上の CAP の処理を行うことができない場合、FORCE キーワードを指定して MODify lsm OFFline コマンドを発行してください。
DRAin command rejected; ENter|EJect command not active on CAPid
AA:LL:CC
説明
: 指定された CAP が、現在挿入または取り出し処理を実行していないか、ENter または EJect コマンドは、DRAin コマンドが入力された同一ホストから進行中ではありません。AA:LL:CC は CAPid です。
システムアクション
: DRAin 要求は拒否されます。
ユーザーの対応
: ENter|EJect がアクティブなホストでコマンドを再発行してください。
{ENTER|EJECT} command rejected; no CAPs on {ACS
AA
|LSMid
AA:LL
} are eligible for selection
説明
: ENter または EJect コマンドに特定の CAPid が含まれていなかったか、CAP が選択に適していません。
選択可能であるためには、CAP は 0 以外の CAP 設定値を割り当てられており、オンラインかつアイドル状態である必要があり、さらに RECOVERY モードになることはできません。また ENter コマンドでは、CAP が AUTO モードになることはできません。
システムアクション
: EJect または ENter コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: CAP のステータスを表示するには、Display Cap コマンドを発行してください。
CAP 設定値を 0 以外に設定する必要がある場合、これは CAPPref コマンドを使用して行います。
CAP をオンラインにする必要がある場合、これは MODify コマンドを使用して行います。
CAP モードを AUTO から MANual に変更する必要がある場合、これは CAPPref コマンドを使用して行います。
CAP が RECOVERY モードになっている場合、回復プロセスが完了するまで待機します。
CAP を選択できるようになったら、コマンドを再発行してください。または、選択プロセスが不要になるように、特定の CAPid を指定してコマンドを発行できます。
Scratch warning thresholds have been set to
DDDD for ACS
acsid
|LSM
lsmid
{SUBPOOL
subpool
} {MEDIA
media
RECTECH
rectech
}
説明
: このメッセージは、スクラッチ警告しきい値が Warn コマンドによって調整されたことを示しています。DDDD はしきい値で、acsid または lsmid は、しきい値が設定されている ACS または LSM です。subpool は、しきい値が適用されるサブプールです。media は、しきい値が適用されるメディアタイプです。rectech は、しきい値が適用される記録技法です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
command
RRRRRRRR
; reconfiguration is active
説明
: コマンド CCCCCCCC の処理中に、動的再構成が検出されました。フィールド RRRRRRRR に「not executed」または「terminated」が含まれている場合、再構成がアクティブな間はコマンドを実行できませんでした。RRRRRRRR に「delayed」が含まれている場合、このコマンドは動的再構成が完了するまで遅延します。
システムアクション
: メッセージ内のテキストに応じて、コマンドは拒否されるか、終了するか、遅延します。コマンドは、遅延する場合、動的再構成が完了したら実行されます。
ユーザーの対応
: コマンドが拒否されるか終了する場合、再構成が完了したらコマンドを再入力してください。
Manually mounted volume
volser
from cell location
AA:LL:PP:RR:CC
deleted from the CDS
説明
: オンラインの LSM で手動でマウントされたボリューム volser は、手動でマウント解除されました。ボリュームはライブラリで制御されなくなり、制御データセット (CDS) から削除されました。
システムアクション
: ボリュームは CDS から削除され、処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Unable to mark volume
volser
errant - volume is not selected
説明
: マウント解除中に、指定されたボリュームにエラントとマークしようとしました。これは選択されたステータスになっていないため、実行できませんでした。
システムアクション
: ボリュームはマウント解除されず、エラントとマークされません。
ユーザーの対応
: ボリュームが選択されていない理由を調査して、適切なアクションを行なってください。
Unable to mark volume
volser
errant - VAT not owned by caller
説明
: マウント解除中に、指定されたボリュームにエラントとマークしようとしました。これは VAT が呼び出し元によって所有されていないため、実行できませんでした。
システムアクション
: ボリュームはマウント解除されず、エラントとマークされません。
ユーザーの対応
: カートリッジをマウントした同一システムから DISMOUNT 要求を発行してください。
Unable to mark volume
volser
errant - VAR not owned by caller
説明
: マウント解除中に、指定されたボリュームにエラントとマークしようとしました。これは VAR が呼び出し元によって所有されていないため、実行できませんでした。
システムアクション
: ボリュームはマウント解除されず、エラントとマークされません。
ユーザーの対応
: カートリッジをマウントした同一システムから DISMOUNT 要求を発行してください。
Dismount of
volser
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume not in CDS; reply I, A, R or E to Ignore, Add, Retry or Eject
説明
: ボリューム volser をトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} からマウント解除しようとしましたが、指定されたボリュームが制御データセット内にありませんでした。
システムアクション
: I、A、R、または E と応答するまで、マウント解除は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
マウント解除を無視する場合は、Ignore (I)。
ボリュームを CDS に追加して、カートリッジを新しいホームセルにマウント解除する場合は、Add (A)。
制御データセットの検索を再試行する場合は、Retry (R)。
カートリッジを取り出す場合は、Eject (E)。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - External media type unreadable; reply Retry/Bypass/Eject/Ignore (R,B,E,I)
説明
: トランスポート XXXX|AA:LL:PP:NN にボリューム volser をマウントしようとしましたが、外部メディアタイプが読み取り不能でした。
システムアクション
: Retry、Bypass、Eject、または Ignore のいずれかで応答するまで、マウントは待ち状態になります。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
R。マウントを再試行する場合。
マウントを再試行して、メディアタイプの検証をバイパスする場合は、B。
E。ボリュームをイジェクトする場合。ボリューム volser は、制御データセットから削除されます。
I。マウントを無視する場合。
Enter of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - volser cannot be used; reply E,volser to enter cartridge or I to Ignore
説明
: ドライブ XXXX または driveid AA:LL:PP:NN にマウントするボリューム volser の挿入を試行しましたが、ボリュームはトランスポートとの互換性がないか、メディアが読み取り不能であるか、別のプロセスに選択されています。
システムアクション
: マウントは、ユーザーが「E,volser」または「I」と応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
別の volser を入力するか、エラー状態を修正したあとで同じボリュームを挿入する場合、E,volser。
I。マウントを無視する場合。
Allocation record mismatch
説明
: プライマリ制御データセットとセカンダリ制御データセットの間で DALM ブロックの不一致が検出されました。これは、1 つまたはその他の制御データセットに正しいレコード割り当てが含まれていないことを示す警告メッセージです。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 制御データセットがバックアップ対象の正しいデータセットであることを確認してください。そうではない場合、正しいセットを取得して、BACKup ユーティリティーを再送信してください。
Manual Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Complete
説明
: 手動によるマウント要求 SLS2911D への応答で、または MVS においてトランスポート上でマウントされたボリュームが検出されたため、ボリューム volser はトランスポート XXXX|AA:LL:PP:NN 上のオペレータによってマウントされていると推定されました。
システムアクション
: 正常な処理が続行されます。ボリュームは CDS 内に保持されます。
ユーザーの対応
: なし
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume not in library[; reply "I", "R", "T", "P", "T,capid" or "P,capid"]
説明
: 指定されたトランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} (XXXX = ドライブ、AA:LL:PP:NN = DRIVEid) にボリューム volser をマウントしようとしましたが、ボリューム volser はライブラリ内にありませんでした。
システムアクション
: コマンドが HSC コンソールから発行された場合、応答するかボリュームが挿入されるまでマウントは待機状態になります。
ユーザーの対応
: HSC コンソールコマンドの場合、次のいずれかで応答してください。
I。マウントを無視する場合。
R。マウントを再試行する場合。
必要なボリュームを一時的に挿入する場合は、T。HSC は、ドライブがある ACS で 0 以外の CAPpref を使用して CAP を割り当てようとします。HSC は PCAP を選択しません。
必要なボリュームを永続的に挿入する場合は、P。HSC は、ドライブがある ACS で 0 以外の CAPpref を使用して CAP を割り当てようとします。HSC は PCAP を選択しません。
必要なボリュームを一時的に挿入する場合は、T,capid。HSC は、指定された CAPid を使用しようとします。
必要なボリュームを永続的に挿入する場合は、P,capid。HSC は、指定された CAPid を使用しようとします。
次の点に注意してください。
CAPid なしで「T」または「P」を入力すると、HSC は PCAP を選択しません。PCAP を使用してカートリッジを挿入して MOUNT を実行するには、「T,capid」または「P,capid」と入力する必要があります。
サイトにテープ管理システムがない場合、忘れずにこのメッセージに応答してください (I、R、T、P、T,capid、または P,capid のいずれか)。それ以外の場合、ボリュームの挿入後にジョブでスクラッチを要求すると、カートリッジが選択されて上書きされることがあります。
UUI 要求によってこのコマンドを入力すると、マウントは無視されます。
XXXX
of
YYYYYYYY
volumes in this report meet or exceed 100% of their warranty life, total volumes:
ZZZZZZZZ
説明
: メディア保証期限 (MWL) の割合は、LMU 互換性レベル 21 以上のテープライブラリについてボリュームのマウント解除時に取得されます。このレポートで要求されたボリュームのうち、XXXX 個のボリュームがこの保証期限の 100% 以上になっています。YYYYYYYY は、MWL 値が認識されている、このレポートでのボリュームの数です。ZZZZZZZZ は、このレポートで表示されるボリュームの合計数です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Volume(s)
volser
<-
volser
> not in library
説明
: SLUADMIN ユーティリティー関数で要求された 1 つ以上のボリュームがライブラリで定義されていませんでした。ユーティリティーコマンドでボリュームの範囲が指定されていて、その範囲内の後続の一連のボリュームが見つからなかった場合、この一連のボリュームについて単一のメッセージが表示されます。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
"SUMMARY(SUBPOOL)" specified and scratch subpool definitions not available
説明
: VOLRpt ユーティリティーステートメントで「SUMMary(SUBpool)」キーワードが指定されましたが、SLSSCRPL DD ステートメント、アクセス可能な SLSUX03 モジュール、または SET VOLPARM 定義のいずれでもスクラッチサブプール定義を使用できませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。スクラッチサブプールの合計は生成されません。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCC1
keyword for
CCCCCCC2
not supported in the
CCCCCCC3
environment
説明
: CCCCCCC2 ユーティリティー制御ステートメントで見つかった CCCCCCC1 キーワードは、特定の CCCCCCC3 環境ではサポートされません。
システムアクション
: リターンコード 8 が設定され、ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 制御ステートメントからキーワードを削除して、CCCCCCC3 環境でユーティリティーを再実行するか、互換性のある環境でユーティリティーを実行してください。
Volume
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
has MEDIA-Type mismatch with database
説明
: SLUADMIN AUDIt ユーティリティー関数が、指定された場所 (AA:LL:PP:RR:CC) で、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) を持つライブラリカートリッジを検出しましたが、制御データセット内のメディアタイプの指定が LMU ビジョンシステムの結果と一致しません。
制御ステートメントで APPly(YES) が指定されているかデフォルト設定された状態で AUDIt がアクティブになっている場合、ボリュームのメディアタイプの指定は、LMU の結果と一致するように変更されます。制御ステートメントで APPly(NO) が指定された状態で AUDIt がアクティブになっている場合、HSC は警告メッセージを発行し、制御データセットは更新されません。
システムアクション
: APPly パラメータの指定によっては、ボリュームのメディアタイプの指定が制御データセットで変更されることがあります。
ユーザーの対応
: なし
"SUMMARY" must specify either "TOTal", "SUBpool", or both
説明
: VOLRpt ユーティリティーに対して「SUMMary」キーワードが指定されましたが、値が指定されていなかったか、無効な値が指定されました。
システムアクション
: リターンコード 8 が設定され、ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: VOLRpt ユーティリティーで「TOTal」、「SUBpool」、または「TOTal,SUBpool」のいずれかを指定して、ジョブを再送信してください。
CCCCCCCC1
parameter
CCCCCCCC2
already specified
説明
: CCCCCCCC2 キーワードの CCCCCCCC1 パラメータは以前に指定されました。
システムアクション
: リターンコード 4 が設定され、ユーティリティーは続行されます。
ユーザーの対応
: 何も必要ありません。このメッセージは単なる警告です。
No more SCRTCH volumes in ACS
AA
説明
: EJECt ユーティリティーが、取り出すスクラッチテープの数を指定して実行されました。HSC は、ACS (AA) 内の使用可能なスクラッチテープをすべて取り出しましたが、要求を完全に実行するために十分なテープがありませんでした。
システムアクション
: EJECt ユーティリティーは、リターンコード 4 で終了します。
ユーザーの対応
: 異なる ACS に対して別の SCRTCH 取り出しを実行してください。
Unable to obtain storage for volume table
説明
: 要求されたボリューム情報を格納するためのテーブルを取得するのに十分なストレージがありません。これは、VM 環境にのみ適用されます。
システムアクション
: VOLRpt ユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: より大きいサイズの仮想マシン (少なくとも 4M バイトを推奨) を定義するか、要求されるデータの量を減らしてください。
SLSVA DD missing, data reported may be incorrect
説明
: 報告される volser がメディアタイプと記録技法の混合である場合、SLSVA DD が必要です。すべての volser のメディアと記録技法が同じ場合、このメッセージは無視できます。混合のメディアタイプが関係する場合、VOLATTR ステートメントが含まれているファイルに対して SLSVA DD を指定してください。SYSVA データセットを HSC から判別できた場合、HSC が非アクティブであったか、VOLRPT を実行している SLUADMIN プログラムと同じリリースレベルではありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。報告されたデータは誤っていることがあります。
ユーザーの対応
: VOLATTR ステートメントに SLSVA DD を指定するか、SET VOLPARM ユーティリティーを使用してボリューム属性を設定してください。
CCCCCCC
of volume
volser
- Access denied
説明
: ボリュームにアクセスしようとしましたが、ユーザー出口 14 によって拒否されました。
システムアクション
: ユーティリティーは、ボリュームを処理せずに続行されます。リターンコード 4 が CCCCCCC ユーティリティーによって設定されます。
ユーザーの対応
: なし
volser not ejected, MEDIA MISCOMPARE
説明
: 取り出し処理中に、取り出すボリュームで、CDS 内のメディア情報と LMU によって返されるメディア情報の間に不一致があることが検出されました。コンソールで HSC によってメッセージ SLS0698I、SLS0699I も発行されることがあります。
システムアクション
: EJect は、カートリッジをイジェクトしないまま続行されます。条件コード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: メディアの不一致を修正するために、AUDIt ユーティリティーを実行してください。
CCCCCCCC1
(
CCCCCCCC2
)
must have
CCCCCCCC3
説明
: DD ステートメント CCCCCCCC1 によって定義されたデータセット CCCCCCCC2 に必要な DCB 属性 CCCCCCCC3 がないことが検出されました。
システムアクション
: リターンコード 8 が設定され、ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: DD/FILEDEF ステートメントで正しい DCB 属性が指定されていることを確認して、ユーティリティーを再実行してください。
Input CDS from
CCCCCCCC
CDS level
RRRRRRRR
is inconsistent with utility maintenance level
説明
: リリースレベル RRRRRRRR である入力 CDS は、ユーティリティー保守レベルでは使用できません。CCCCCCCC はデータセット名です。
システムアクション
: プログラムは終了します。
ユーザーの対応
: 現在の CDS との互換性がある HSC リリースレベルに対してロードライブラリを使用して、ユーティリティージョブを再送信してください。
DATABASE ERROR:
CCCCCCCCCCCC1
ON
CCCCCCCC2
CDS, RECORD
DDDDDDD1
OF
BLOCK
DDDDDDD2
IN SUBFILE
SSSS
説明
: CCCCCCCC2 制御データセットでデータベースエラーが発生しました。エラー情報は CCCCCCCCCCCC1 に含まれています。DDDDDDD2 は、エラーが発生した相対ブロック番号を示し、DDDDDDD1 は、そのブロック内のレコード番号を示します。(DDDDDDD1 には、CDS レコードタイプによっては、ブロック内の実際のレコード数より大きい値が示されることがあります)。SSSS は、エラーがあるブロックとレコードが含まれているサブファイルを示します。
エラーが 70787078 (長さの不一致) の場合、エラーの原因には次が考えられます。1) 可変長 CDS レコードのレコード長が正しくなく、許可される最小長より小さい。2) 可変長 CDS レコードのレコード長が正しくなく、(CDS レコードのディレクトリエントリで定義された) 許可される最大長より大きい。3) ディレクトリエントリの長さが正しくなく、CDS レコードの長さより小さい。
エラーが 70847084 (サブファイルが見つからない) の場合、ユーティリティー制御ステートメント内のパラメータの 1 つが範囲外になっている可能性があります。このエラーの原因となる範囲外の状態の例には、LSM が 1 つしかないライブラリに LSM(00:06) を指定した場合があります。その他の状態の場合、CCCCCCCC2 制御データセットで CDS 整合性エラーが発生している可能性があります。
システムアクション
: ユーティリティーは、リターンコード 8 で正常終了します。
ユーザーの対応
: 問題が無効なパラメータの場合、そのパラメータを修正して必要なユーティリティーを再実行してください。問題が長さの不一致で、ディレクトリエントリの長さが正しくない場合、Directory Rebuild ユーティリティーを実行して長さを修正してから、必要なユーティリティーを再実行してください。その他のエラーの理由の場合、現在の CDS のコピーを診断用に作成してから、それぞれの CDS を復元して、必要なユーティリティーを再実行してください。このエラーが解決しない場合は、適切な情報を用意してカスタマサポートに連絡してください。
WARNING: CAP
CCCCCCC1
unexpectedly released during
CCCCCCC2
CCCCCCC3
processing
説明
: CAP CCCCCCC1 は、CCCCCCC2 ユーティリティーの CCCCCCC3 プロセスによって割り当てられることが予期されたときに解放されました。
システムアクション
: リターンコード 8 が設定され、ユーティリティーは、プロセス CCCCCCC3 に応じて続行されるか終了します。
ユーザーの対応
: 可能な場合、ユーザーは、割り当てられる CAP が途中で解放されないようにしてユーティリティーを再実行してください。
XXXXXXXX
command rejected; CAPid
AA:LL:CC
is in AUTOMATIC mode
説明
: ユーティリティーは特定の CAPid で実行されました。その CAP は AUTOmatic モードになっているため、現在使用できません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 別の CAP を指定してユーティリティーを再実行するか、CAP を AUTOmatic モードではなくなるようにしてください。
CAPid
AA:LL:CC
is offline
説明
: SLUADMIN ユーティリティー関数では特定の CAPid (AA:LL:CC) への関数パスが必要でしたが、ユーティリティーが実行されたホストに対して CAP がオフラインであることが検出されました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: CAP をこのホストに対してオンラインにして (MODify コマンドを参照)、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
HSC Subsystem maintenance level is not correct for this utility
説明
: HSC サブシステム保守レベルがこのユーティリティーでは正しくありません。SLUADMIN ユーティリティー関数では、HSC サブシステムとユーティリティーモジュールが特定のリリースまたは PUT レベルである必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: HSC およびユーティリティーロードライブラリが同じライブラリ連結であることを確認してください。ユーザーは、現在実行中の HSC に関連付けられたライブラリを選択してください。ロードライブラリを修正したら、ジョブを再送信してください。
Warning: Volume
volser
Media-type compare failed between VOLATTR and cartridge label
説明
: SLUADMIN ユーティリティー関数は、指定されたボリュームシリアル番号 (volser) を持つライブラリカートリッジを検出しました。ロボットは、ボリュームラベルが、VOLATTR 制御ステートメントのメディアタイプの指定と一致しないメディアタイプであることを検出しました。
システムアクション
: なし。これは、単なる警告/情報メッセージです。
ユーザーの対応
: VOLATTR のメディアタイプの指定またはボリュームのメディアタイプラベルが正しいことを確認してください。
(
...error text...
)
説明
: 指定された値が無効か、要求でのモデル、ユニット、メディア、記録技法情報の間に互換性がありません。有効なエラーテキストメッセージには次のものがあります。
RECTECH is incompatible with UNIT
RECtech パラメータに指定された値には、unit に指定されたドライブとの互換性がありません。
MODEL is incompatible with UNIT
MODel パラメータに指定された値には、unit に指定されたドライブとの互換性がありません。
MEDIA is incompatible with UNIT
MEDia パラメータに指定された値には、unit に指定されたドライブとの互換性がありません。
UNIT is incompatible with both MEDIA and RECTECH
unit に指定されたドライブには、MEDia 値または RECtech 値との互換性がありません。
UNIT is incompatible with both MEDIA and MODEL
unit に指定されたドライブには、MEDia 値または MODel 値との互換性がありません。
MEDIA is incompatible with RECTECH
MEDia パラメータに指定された値には、RECtech パラメータに指定された値との互換性がありません。
MEDIA is incompatible with MODEL
MEDia パラメータに指定された値には、MODel パラメータに指定された値との互換性がありません。
RECTECH is incompatible with both UNIT and MEDIA
RECtech パラメータに指定された値には、drive および MEDia パラメータとの互換性がありません。
MODEL is incompatible with both UNIT and MEDIA
MODel パラメータに指定された値には、drive および MEDia パラメータとの互換性がありません。
MEDIA is incompatible with both UNIT and RECTECH
MEDia パラメータに指定された値には、drive および RECtech パラメータとの互換性がありません。
MEDIA is incompatible with both UNIT and MODEL
MEDia パラメータに指定された値には、drive および MODel パラメータとの互換性がありません。
MEDIA, RECTECH and UNIT are all incompatible
MEDia、RECtech、および drive パラメータに指定された値には、相互に互換性がありません。
MEDIA, MODEL and UNIT are all incompatible
MEDia、MODel、および drive パラメータに指定された値には、相互に互換性がありません。
MEDIA is invalid
MEDia パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
RECTECH is invalid
RECtech パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
MODEL is invalid
MODel パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
MEDIA and RECTECH are invalid
MEDia および RECtech パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
MEDIA and MODEL are invalid
MEDia および MODel パラメータに指定された値は不明か、正しくありません。
UCB/LMU Drive type mismatch; UCB device type assumed
MVS UCB は、LMU デバイスタイプとの互換性がないデバイスタイプを示していました。HSC は、この操作のための UCB デバイスタイプを想定します。
UCB/LMU UNITATTR Drive type mismatch; UCB/LMU type assumed
デバイスの UNITATTR が、UCB または LMU が示すものと一致しません。HSC では、UCB/LMU が示すデバイスのタイプが使用されます。
システムアクション
: ユーティリティーはそれ以上のアクションを実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: エラーメッセージで説明されている状態を修正して、ジョブを再送信してください。
No scratch volumes (MEDIA/RECTECH); Scratch Redistribution will not run
説明
: SLUADMIN ユーティリティーは、示された MEDia や RECtech の基準に一致する使用可能なスクラッチボリュームが ACS 内にないことを確認しました。
システムアクション
: ユーティリティーはそれ以上のアクションを実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: SCRAtch ユーティリティーを使用して ACS 内のスクラッチボリュームを定義して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Volume
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
has unreadable MEDIA label
説明
: SLUADMIN AUDIt ユーティリティー関数が、示された場所 (AA:LL:PP:RR:CC) で、示されたボリュームシリアル番号 (volser) を持つライブラリカートリッジを検出しましたが、これには到達不可能な外部 MEDia ラベルが付いています。
制御ステートメントで APPly(YES) が指定されているかデフォルト設定された状態で監査がアクティブになっている場合、制御データセット内のボリュームエントリはこの点を反映するために更新されます。制御ステートメントで APPly(NO) が指定された状態で監査がアクティブになっている場合、HSC は警告メッセージを発行し、制御データセットは更新されません。
システムアクション
: APPly パラメータの指定に応じて、制御データセット内のボリュームエントリが更新されます。
ユーザーの対応
: MEDia ラベルが到達不能である理由を判別してください。
Volume
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
is not in control database
説明
: SLUADMIN AUDIt ユーティリティー関数が、示された場所 (AA:LL:PP:RR:CC) で、示されたボリュームシリアル番号 (volser) を持つライブラリカートリッジを検出しましたが、これは制御データセット内にありません。ただし、カートリッジの外部 MEDia ラベルは到達不能です。
制御ステートメントで APPly(YES) が指定された状態で監査がアクティブになっている場合、カートリッジが取り出されます。制御ステートメントで APPly(NO) が指定された状態で監査がアクティブになっている場合、HSC は警告メッセージを発行します。
システムアクション
: APPly パラメータの指定によっては、ボリュームがライブラリから取り出されることがあります。
ユーザーの対応
: カートリッジを調べて、到達不能な外部 MEDia ラベルの理由を判別してください。
No more SCRTCH volumes (MEDIA/RECTECH) in ACS
AA
説明
: SLUADMIN ユーティリティーは、示された MEDia や RECtech の基準に一致する使用可能なスクラッチボリュームが ACS AA 内にないことを確認しました。
システムアクション
: ユーティリティーはそれ以上のアクションを実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: このユーティリティーを続行する場合は、SCRAtch ユーティリティーを使用して正しい MEDia および RECtech の基準を使用してスクラッチボリュームを ACS 内で定義して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Error ejecting Volume
volser
with unreadable MEDIA in cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN AUDIt ユーティリティーは、制御データセット内になく、到達不能な MEDia 外部ラベルを持つボリューム (volser) をセル AA:LL:PP:RR:CC で取り出すことができませんでした。カートリッジを取り出そうとしましたが、AUDIt は LMU エラーを検出し、カートリッジを取り出すことができませんでした。
システムアクション
: この状態は条件コード 4 のエラーとして処理されます。、AUDIt ジョブは続行されます。
ユーザーの対応
: エラーが解決しない場合は、地域の StorageTek ソフトウェア CSE に連絡してください。EJect コマンドでテープを削除する必要がある場合があります。
BALTOL parameter value invalid
説明
: BALtol パラメータが指定された値のタイプまたは範囲内にありません。
システムアクション
: ユーティリティーはそれ以上のアクションを実行せずに終了します。
ユーザーの対応
: BALtol パラメータに許可される値は 1 - 999 までです。BALtol パラメータの値を修正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
VERIFY parameter invalid
説明
: VERIFY パラメータが無効なプログラムで指定されました。
システムアクション
: JOB はリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: VERIFY パラメータを削除するか、CA1 テープの初期化のためにプログラム名を TMSTPNIT に変更してください。
Attempting cleanup of CAP
AA:LL:CC
説明
: CAPid AA:LL:CC のクリーンアップが試行されています。
システムアクション
: CAP がスキャンされます。
ユーザーの対応
: なし
CAP ejecting; please empty cartridges out of CAP
AA:LL:CC
説明
: 処理のために CAP を取得しようとしているときに、選択した CAP でボリュームが見つかりました。処理を続行する前に、ボリュームを削除する必要があります。
システムアクション
: CAP の処理は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: CAP ドアを開いてカートリッジを取り外して、CAP ドアを閉めてください。
CAP processing terminating; please empty cartridges out of CAP
AA:LL:CC
説明
: ライブラリサブシステムはシャットダウンを試行していますが、CAP は使用中でした。
システムアクション
: 終了処理は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: CAP ドアを開いてカートリッジを取り外して、ドアを閉めてください。
LMU error
XXXXXXXX
ACS
AA
説明
: HSC が ACS AA へ要求を発行するときに、エラー XXXXXXXX が発生しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Empty CAP
AA:LL:CC
and close door
説明
: CAP の処理の開始時または終了時に、CAP にカートリッジが含まれていることが検出され、これらのカートリッジは取り外す必要があります。
システムアクション
: 処理は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: CAP ドアを開いてカートリッジを取り外して、CAP ドアを閉める必要があります。
Module
CCCCCCCC
ABEND
XXXXX
, RC=
XXXXXXXX
; ZZ
dump taken
説明
: HSC ソフトウェアの障害が発生しました。CCCCCCCC は異常終了したモジュール、XXXXX はシステムまたはユーザーの異常終了コード、XXXXXXXX は理由コード、および ZZ はダンプが取られなかった場合は「NO」で、ダンプが取られた場合は空白です。
システムアクション
: アプリケーションエラー処理ルーチンは問題を解決しようとします。
ユーザーの対応
: 取ったダンプをすべて保存してください。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Automatic CAP Service {Available|Unavailable}
説明
: 自動 CAP サービスをサポートする CAP コンポーネント機能を実行しようとしました。自動 CAP サービスは、ACS が接続されていない場合でも使用可能なことがあります。応答「Unavailable」は、このサービスが機能していないことを示します。そのため、「automatic」状態の CAP は自動挿入を処理しません。
システムアクション
: HSC は、自動 CAP サービスなしで機能し続けます。
ユーザーの対応
: 自動 CAP サービスが「Available」の場合、応答は不要です。
自動 CAP サービスが「Unavailable」の場合、CAP を手動モードに設定して続行できます。問題の原因を判別して、可能な場合は修正してください。ダンプが伴う場合、ダンプを保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
自動 CAP サービスをふたたびアクティブにするには、HSC を停止して再起動してください。
Return code
CCCCCCC1
from
CCCCCCC2
; unable to make CAP
AA:LL:CC CCCCCCC3
説明
: 操作 CCCCCCC2 が CAP AA:LL:CC で失敗し、CAP を CCCCCCC3 (MANual または AUTO) 状態にできませんでした。CCCCCCC1 は、操作 CCCCCCC2 からのリターンコードです。
システムアクション
: 示された CAP は CCCCCCC3 状態にされず、実行は続行されます。
ユーザーの対応
: リターンコードの理由を判別して、可能な場合は修正してコマンドを再試行してください。
CAP
AA:LL:CC
unlocked; Magazine(s) installed improperly or CAP not closed completely
説明
: CAP AA:LL:CC 内にマガジンがないか、マガジンが誤って取り付けられているか、CAP が完全に閉じられていません。CAP には少なくとも 1 つのマガジンが含まれている必要があり、CAP は SL8500 CAP である場合を除き、CAP 内のいちばん下の位置にある必要があります
システムアクション
: システムは、オペレータが CAP ドアを開いて閉じるまで待機します。その後、マガジンが正しく取り付けられていることを確認するために、CAP が再度スキャンされます。問題が修正されていない場合、このメッセージが再発行されます。
ユーザーの対応
: CAP にマガジンが含まれていない場合、少なくとも 1 つ挿入してください。SL8500 CAP の場合、マガジンはいちばん上、中央、またはいちばん下の位置に配置できます。その他すべての CAP では、CAP のいちばん下からマガジンを挿入してください。マガジンの下に空のマガジンスロットがある場合、そのマガジンを下に移動して、隙間を埋めてください。その後、CAP ドアを完全に閉めます。
注記:
右上隅に「N」シンボルがないマガジンは、WolfCreek LSM によって認識されません。これらのマガジンのうちの 1 つが WolfCreek CAP 内のいちばん下の位置に取り付けられている場合、このメッセージが発行されます。これらのマガジンのうちの 1 つが WolfCreek CAP に取り付けられていても、いちばん下の位置ではない場合、このメッセージは発行されませんが、そのマガジンの下にあるマガジンのみが使用されます。Auto CAP Enter of
volser
failed; {LSM PATH OFFLINE|ACS OFFLINE|CARTRIDGE MADE ERRANT|CAP OFFLINE|CAP ID INVALID}
説明
: ボリューム volser は、次の理由で挿入されませんでした。
LSM パス、ACS、LSM、または CAP がオフラインではなかったか
CAPid が無効であったか、カートリッジによってエラントにされた。
システムアクション
: システムの操作が続行されます。ボリューム volser は CAP 内に残ります。
ユーザーの対応
: LSM パス、ACS、LSM、および CAP がオンラインであることを確認してから、操作を再試行してください。
Auto CAP Enter - unexpected Return Code
XXXXXXXX
説明
: 自動 CAP の挿入の予期しないリターンコード XXXXXXXX を受け取りました。
システムアクション
: 自動 CAP の挿入操作は完了しません。ただし、システムの操作は続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Return code
CCCCCCC1
from
CCCCCCC2
; CAP
AA:LL:CC
is unlocked
説明
: 示された操作 (CCCCCCC2) が、CAP AA:LL:CC をロックしようとして失敗しました。リターンコード CCCCCCC1 が発行されました。
システムアクション
: 示された CAP はこのホストからロックされませんが、CDS で手動モードに設定されたままです。実行は続行されます。
ユーザーの対応
: 示された CAP ドアを開けて閉める必要がある可能性があります。
CAP
AA:LL:CC
in {AUTO|MANUAL} mode
説明
: CAP AA:LL:CC は現在、示されたモード (AUTO または MANUAL) になっています。示されたモードが AUTO の場合、CAP はロックされておらず、カートリッジの挿入に使用できます。示されたモードが MANual の場合、カートリッジを挿入するために、ENter コマンドを発行して CAP をロック解除する必要があります。
システムアクション
: CAP は、モードが MANual の場合はロックされ、モードが AUTO の場合はロック解除されます。
ユーザーの対応
: なし
Auto CAP
AA:LL:CC
still active; CAP component termination pending
説明
: HSC レベル 2 の終了中に、自動 CAP AA:LL:CC はまだアクティブステータスでした。
システムアクション
: 自動 CAP AA:LL:CC がアクティブではなくなるまで、HSC レベル 2 の終了は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: CAP ドアが閉じていることを確認してください。CAP が回復中の場合、カートリッジを CAP から取り外すことを要求する前のメッセージすべてに応答してください。
Cartridge
volser in CAP cell
AA:LL:CC:RR:CC
has an invalid media label and cannot be entered
説明
: カートリッジ (volser) が、読み取り不可能な光メディアラベルが付いた CAP セル AA:LL:CC:RR:CC で見つかり、挿入できません。
システムアクション
: カートリッジの挿入は、カートリッジの見つかった CAP セル内にそれを残したまま、その CAP 内の次のカートリッジに処理を進めます。
ユーザーの対応
: カートリッジを CAP から取り出します。カートリッジを挿入する必要がある場合、メディアラベルを修正してください。
Eject of
volser
into PCAP - media type changed from
MM1
to
MM2
説明
: はじめてボリューム volser を PCAP に取り出そうとしましたが、メディアの不一致で失敗しました。
検証する HSC 指定のメディアタイプ (MM1) が、ビジョンシステムによって読み取られるメディアタイプ (MM2) と一致しない場合に、メディアの不一致エラーが発生します。LMU は、HSC との不一致をメディアの不一致エラーとして報告します。メディアの不一致エラーは、HSC がメディアの検証を実行するよう LMU に要求する場合にのみ発生します。
システムアクション
: 制御データセット (CDS) 内のボリュームのメディアタイプは、ビジョンシステムによって読み取られるメディアタイプに変更されます。取り出しは自動的に再試行されます。
このメッセージは、メディアの検証が有効な場合にのみ発行され、メディアの検証は、取り出しが自動的に再試行される場合に行われます。再度不一致が発生する場合、取り出しは失敗し、PCAP は解放されます。
ユーザーの対応
: MM1 および MM2 が同じ場合は、LMU またはビジョンシステムのハードウェアの問題が存在する可能性があります。自動的に再試行された取り出しが失敗する場合、PCAP 以外へのボリュームの取り出しを試行してください。再試行された取り出しが正常に行われた場合、応答は不要です。
CAP reserved to another host group; unable to make CAP
AA:LL:CC
AUTO
説明
: ACSLS などの別のホストグループが CAP AA:LL:CC を予約しており、CAP を AUTO 状態にできませんでした。
システムアクション
: 指定された CAP は AUTO 状態にされません。実行は続行されます。
ユーザーの対応
: ほかのホストグループが CAP を解放するまで待機するか、ほかのホストグループソフトウェアまたはハードウェアメカニズムを使用して CAP を解放してください。
CAP
AA:LL:CC
still active; CAP component termination pending
説明
: HSC レベル 2 の終了中に、CAP AA:LL:CC はまだアクティブステータスでした。
システムアクション
: CAP AA:LL:CC がアクティブではなくなるまで、HSC レベル 2 の終了は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: CAP ドアが閉じていることを確認してください。CAP が回復中の場合、カートリッジを CAP から取り外すことを要求する前のメッセージすべてに応答してください。
CAP
AA:LL:CC
: unavailable for
CCCCCCC1 CCCCCCC2
説明
: CAP AA:LL:CC: は、CCCCCCC1 の前のプロセス中に予期せず解放されたため、CCCCCCC2 プロセスには使用できません。このメッセージは、メッセージ SLS2189I と一緒に出されることがあります。
システムアクション
: ユーティリティーの示されたフェーズはバイパスされます。
ユーザーの対応
: 可能な場合、ユーザーは、割り当てられる CAP が途中で解放されないようにしてユーティリティーを再実行してください。
Drive
XXXX
is incompatible with media for volume
volser
説明
: CARTINIT ユーティリティーが、示されたトランスポート XXXX でボリューム volser をマウントしようとしましたが、テープメディアとトランスポートに互換性がありません。
システムアクション
: システムはカートリッジを取り出し、次のカートリッジに進みます。
ユーザーの対応
: SLSTAPE DD ステートメントで、初期化するメディアと一致するトランスポートを指定してください。
RECONFIG volume copy started using
DDDDDDDD
説明
: DDDDDDDD の方法が RECONFIGuration ボリュームコピーに使用されています。DDDDDDDD は CDS I/O またはデータ領域の可能性があります。データ領域の方法ではパフォーマンスが向上します。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: なし
Creation of the RECONFIG utility Data Space failed -
MMMMMMMM
-
CC
-
RRRRRRRR
; reply CDS or Terminate (C/T)
説明
: MMMMMMMM は、再構成ユーティリティーのデータ領域の作成に失敗した IBM マクロ呼び出しです。CC は、失敗を説明するリターンコードです。RRRRRRRR は、失敗を説明する理由コードです。リターンコードや理由コードの説明については、該当する IBM のドキュメントを参照してください。
失敗したマクロが DSPSERV で、リターンコードが 08 で理由コードが xx0005xx の場合、データ領域のサイズがインストール条件 (IEFUSI 出口) に違反しています。これは、HSC が保護キー 1 - 7 で実行されていないことを示しています。HSC の保護キーの正しい指定については、SYS1.PARMLIB の SCHEDxx メンバー内で MVS プログラムプロパティーの表を確認してください。
システムアクション
: CDS (C) または Terminate (T) のいずれかで応答するまで RECONFIGuration ユーティリティーは待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
RECONFIGuration ユーティリティーがボリュームコピーステップに CDS I/O の方法を使用して続行する場合は、C。これによって、ユーティリティーの実行時間が長くなります。
RECONFIGuration ユーティリティーを終了する場合は、T。
RECDEF data set is not a newly recreated CDS
説明
: 再構成ユーティリティーが、RECDEF CDS でボリュームレコードを検出しました。RECDEF CDS は新たに作成された CDS である必要があります。
システムアクション
: 再構成ユーティリティーは、リターンコード 08 で終了します。
ユーザーの対応
: 新しい CDS を作成するには、SLICREAT ユーティリティーを実行します。
Volume
VVVVVV
selected after SCRATCH command USETOKN
説明
: VVVVVV ボリュームが SCRATCH コマンドで指定されました。ただし、物理ボリュームの選択した日付と時間、または VTV の最後に使用された日付と時間が、SCRATCH コマンドで指定されたトークンよりあとになっています。
システムアクション
: ボリュームはスクラッチされません。ボリュームがテープ管理システムでスクラッチステータスのままになる場合、後続のスクラッチ同期の実行によってボリュームがスクラッチされます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
VVVVVV
not scratched - rejected by UX14
説明
: VVVVVV ボリュームが SCRATCH コマンドで指定されました。ただし、ボリュームアクセスのユーザー出口 (UX14) はボリュームのスクラッチを拒否しました。
システムアクション
: ボリュームはスクラッチされません。
ユーザーの対応
: なし。
CAP
AA:LL:CC
released or drained
説明
: EJECt ユーティリティーは、割り当てられた CAP AA:LL:CC が解放されたか排出されたことを検出しました。
システムアクション
: ほかの CAP がアクティブな場合、ユーティリティーは続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
not ejected; CAP(s) released in ACSid
AA
説明
: EJECt ユーティリティーは、ACSid AA 内の割り当てられた CAP がすべて解放されたか排出されたことを検出しました。
システムアクション
: ほかの ACS 内の CAP がアクティブな場合、ユーティリティーは続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Unexpected EOF reading journal specified by SLSJRNdd DD statement
説明
: RESTore ユーティリティーは、ジャーナルファイル SLSJRN
dd を読み取ろうとしているときに、ファイルの終わり条件を検出しました。(dd=01 - 99。)
システムアクション
: ユーティリティーは、異常終了 U1096 - 0202 で終了します。
ユーザーの対応
: 示されたジャーナルファイルが正しくフォーマットされていたことを確認してください。そうではなかった場合、SLICREAT を使用してジャーナルファイルをフォーマットしてください。
示されたジャーナルファイルが正しくフォーマットされている場合、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Volume
VVVVVV
is a VSM MVC cartridge; Cannot be entered into scratch list
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーが、示されたボリュームシリアル番号 (VVVVVV) をライブラリスクラッチプールに追加しようとしましたが、volser は VSM MVC カートリッジとして適格であり、スクラッチボリュームとして扱うことはできません。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: このエラーによって SCRAtch Update ユーティリティーはキャンセルされませんが、示されたボリュームシリアル番号を調べて修正し、SLUADMIN スクラッチ更新ジョブを再送信することもできます。
Volume
VVVVVV
already defined in VSM as scratch
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーが、示されたボリュームシリアル番号 (VVVVVV) を VSM スクラッチプールに追加しようとしましたが、volser はすでにスクラッチとして定義されていました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: このエラーによって SCRAtch Update ユーティリティーはキャンセルされませんが、示されたボリュームシリアル番号を調べて修正し、SLUADMIN スクラッチ更新ジョブを再送信することもできます。
Volume
VVVVVV
not defined in VSM as scratch
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーが、示されたボリュームシリアル番号 (VVVVVV) を VSM スクラッチプールから削除しようとしましたが、ボリュームはスクラッチボリュームとして定義されていませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは機能し続けます。
ユーザーの対応
: このエラーによって SCRAtch Update ユーティリティーはキャンセルされませんが、示されたボリュームシリアル番号を調べて、SLUADMIN スクラッチ更新ジョブを再送信することもできます。
Volume
VVVVVV
successfully added to VSM as scratch
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーは、示されたボリュームシリアル番号 (VVVVVV) を VSM スクラッチプールに追加しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
VVVVVV
successfully added from VSM scratch pool
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーは、示されたボリュームシリアル番号 (VVVVVV) を VSM スクラッチプールから削除しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Volume
volser
is not eligible to be scratched:
reason
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーが、示されたボリュームシリアル番号 (volser) をライブラリスクラッチプールに追加しようとしましたが、volser はスクラッチ対象として不適格と設定されていました。
要求は、次のいずれかの理由で拒否されました。
volser は、以前に MVC として定義されていたため、「DO NOT SCRATCH」状態に設定されていました。
volser は、POOLPARM ステートメントによって外部プール内にあるとして定義されており、OWNRPLEX 値が発行側の tapeplex と一致しませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: このエラーによって SCRATch Update ユーティリティーはキャンセルされませんが、示されたボリュームシリアル番号 (VVVVVV) を調べて修正し、SLUADMIN スクラッチ更新ジョブを再送信することもできます。
Volume
volser
not scratched, DFSMSRMM API Error,
FFFFFFFFF, RC=
xx
, RS=
yy
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーが、示されたボリュームシリアル番号 (volser) をスクラッチしようとしましたが、DFSMSrmm が 0 以外のリターンコードを返したためスクラッチできませんでした。FFFFFFFFF は、失敗した RMM 関数です。この関数は LISTVOLUME または CHANGEVOLUME のいずれかです。リターンコード xx および理由コード yy の意味を確認するには、DFSMSRMM のドキュメントを参照してください。
システムアクション
: そのユーティリティーは機能し続けます。
ユーザーの対応
: このエラーによって SCRAtch Update ユーティリティーはキャンセルされません。問題を修正して、この volser に対して SCRAtch Update ユーティリティーを再実行してください。
Volume
volser
not scratched because it is not a scratch in the DFSMSrmm database
説明
: SLUADMIN SCRAtch Update ユーティリティーが示されたボリュームシリアル番号 (volser) をスクラッチしようとしましたが、ボリュームが DFSMSrmm 制御データセット内でスクラッチステータスではなかったため、スクラッチできませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは機能し続けます。
ユーザーの対応
: このエラーによって SCRAtch Update ユーティリティーはキャンセルされません。ボリュームが DFSMSrmm 制御データセット内でスクラッチステータスになったら、この volser に対して SCRAtch Update ユーティリティーを再実行してください。
VTV
VVVVVV
not scratched because of status change
説明
: VTV VVVVVV をスクラッチしようとしたときに、コマンドが最初に発行されてから VTV のステータスが変更されたことを VTCS が検出しました。
システムアクション
: VTV はスクラッチされませんでした。
ユーザーの対応
: なし。これは単なる警告です。要求が検証されてから、スクラッチコマンドが試行されるまでの間にかなりの遅延が発生する場合があるため、別の要求によって VTV レコードが更新されて、スクラッチ要求が無効になる可能性が高くなります。
次のことが検証の実行後およびスクラッチ要求の試行前に発生した場合、VTV ステータスが変更されることがあります。
VTV がマウントされるが、マウント解除されない。
VTV がアプリケーションプログラムによって読み取り/書き込みされる (そのため、マウントされてマウント解除される)。
VOLSAFE VTV
VVVVVV
not scratched; {userid
UUUUUUUU
not authorized | no userid for scratch request}
説明
: VTV VVVVVV をスクラッチしようとしたときに、VTV が VOLSAFE 保護されていることを VTCS が検出しました。ユーザー ID UUUUUUUU が VOLSAFE 保護された VTV メディアをスクラッチすることを承認されていないか、スクラッチ要求にユーザー ID が関連付けられていませんでした。
システムアクション
: VTV はスクラッチされません。
ユーザーの対応
: ユーザー ID がスクラッチ試行に関連付けられていること、および VOLSAFE 保護された VTV をスクラッチするために必要なレベルの承認を持っていることを確認してください。
VOLSAFE 保護された VTV をスクラッチするには、CLASS が TAPEVOL の RACF ALTER 権限と同等の権限が必要です。
次の RACF コマンドを使用して RACF 権限を設定できます。
RDEFINE TAPEVOL
volser
UACC(NONE)
PERMIT
volser
CLASS(TAPEVOL) ID(
userid
) ACCESS(ALTER)
User SCRATCH subpool definition unsuccessful -
CCCCCCCCCCCCCCCCCCC2
説明
: ユーザー SCRATCH のサブプール定義に失敗しました。理由は CCCCCCCCCCCCCCCCCCC2 で示されており、次のいずれかになります。
Bad number of subpools: n
ユーザーは、最大である 255 個より多くのサブプールまたは 0 個のサブプールを定義しようとしました。n は、指定したサブプールの数です。
Subpool defined out of order: n
ユーザーは、正しくない順序でサブプールを定義しようとしました。HSC に表示されるサブプール番号は、1 で始まり順次である必要があります。n は、正しくない順序で定義された最初のサブプールの番号です。
Bad number of subpool entries: 0
ユーザーは、0 のサブプール範囲を定義しようとしました。
Bad volser range: vvvvv1-vvvvv2
ユーザーは、VOLSER の範囲が無効なサブプールを定義しようとしました。無効な範囲の先頭 volser および終了 volser は vvvvv1 および vvvvv2 で示されます。
Bad label type: X
"xx"
ユーザーは、ラベルタイプが無効なサブプールを定義しようとしました。無効なラベルタイプは 16 進数で xx と示されます。
Subpools already defined
ユーザーは、サブプールを 2 回定義しようとしました。HSC では、1 回の実行中にサブプールを一度のみ定義できます。
Expected entry number exceeded
ユーザーは、新しいスクラッチサブプールの volser の範囲を定義しようとしましたが、指定された volser の範囲の数を超えました。
Expected subpool number exceeded
ユーザーは、新しいスクラッチサブプールを定義しようとしましたが、指定されたサブプールの数を超えました。
Invalid host list definition: n
ユーザーは、VER1 SLSUX03P パラメータリストを使用してホストリストを定義しようとしましたが、ホストリストの指定が正しくありませんでした。n は、正しくないホストリスト定義を使用して定義されたサブプールの番号です。
システムアクション
: サブプールは定義されません。
ユーザーの対応
: 無効なサブプール定義を修正して、HSC に定義を再送信してください。定義が VM テープ管理インタフェースを使用して送信されている場合を除き、これには HSC を停止して起動する必要があります。
Scratch Pool Depletion Warning for ACS
AA
|LSM
AA:LL
{Subpool
CCCCCCC1
} {Media
CCCCCCC2
},
DDDDDDDDDD
Scratch Volumes remaining
説明
: メディアタイプ CCCCCCC2 のスクラッチ警告のしきい値または間隔に達しました。示された ACS (AA) または LSM (AA:LL) には、(DDDDDDDDDD) スクラッチボリュームが残っています。サブプールのしきい値が指定されていた場合、サブプールは CCCCCCC1 でも示されます。
このメッセージは、スクラッチプールが初期のスクラッチ警告レベルに達したときにはじめて発行されます。このメッセージは、スクラッチプールが空になるたびにスクラッチ間隔ごとに繰り返されます。(スクラッチしきい値と警告の間隔の詳細は、Warn コマンドおよび OPTion Warnmsg コマンドを参照してください。)
システムアクション
: ACS または LSM は、Warn コマンドを使用してユーザーによって指定されたとおりにスクラッチボリュームを実行していますが、そのスクラッチボリュームは不足しています。すべてのスクラッチボリュームが使用されると、HSC は、スクラッチマウント要求をライブラリ以外のトランスポートに割り当てようとします。
ユーザーの対応
: (SCRAtch Update ユーティリティー関数を実行することで) 正しいメディアタイプのスクラッチカートリッジをより多く ACS または LSM スクラッチプールに追加するか、スクラッチ警告のしきい値を低くしてください。
Configuration manager (FIGMGR) Error: Program -
CCCCCCCC1
, Function -
CCCCCCC2
, Level -
CCC3
, Type -
CCCCCC4
, RC -
XXXX
説明
: HSC 構成マネージャーが、予期しないエラー状態を報告しました。
システムアクション
: タスクは異常終了し、ダンプが生成されます。
ユーザーの対応
: ダンプを保存します。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Previously unselected volume
VVVVVV
incurred an error while the record was being
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
説明
: ボリューム VVVVVV に対して、CCCCCCCCCCCCCCCCCCCC アクションの前のある時点で UNSElect ユーティリティーが実行されました。
ユーティリティーがボリュームを選択解除したときに、エラーを検出したプロセスではボリュームが選択されていました。
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCC アクションは次のように定義されます。
選択解除されました
エランドになりました
アップデートされました
スクラッチとして挿入されました
削除されました
システムアクション
: アクションは完了しません。リターンコード 4004「volume not selected」の U1096 異常終了もこのあとに続く場合があります。
ユーザーの対応
: U1096 異常終了のリターンコード 4004 は、ユーザーアクションの影響であり、現在のボリュームの状況には当てはまりません。カートリッジの状況を判別する必要があり、修正アクションが必要になる可能性があります。システムログをスキャンして、このメッセージの前にボリュームに対して行われた最後のシステムアクションを判別してください。ボリュームを表示して、HSC で想定しているカートリッジの位置を判別します。この情報とともに VIew コマンドを使用して、考えられるそれぞれのカートリッジの位置を確認してください。これがホームセル内にないことが VIew で示され、ホームセル内にあるが選択解除されていることが Display Volume で示される場合は、主に 2 つの解決方法が存在します。
1 つ目は、システムログのメッセージまたは行われたアクションに基づいて、ライブラリ内のボリュームの物理的な場所が VIew によって判明した場合です。ボリュームが MVS 内のトランスポート上にある場合、そのトランスポートに対して Unload コマンドを発行する必要があります。ボリュームがオンラインの場合、Unload コマンドは、デバイスが割り当てられなくなるまでそのデバイスのアンロードを遅延します。どのシステムに対してもオンラインではない場合、volser を指定せずに HSC DISMount コマンドを発行してください。VM では、デバイスがテープ管理仮想マシン (VMTAPE など) に接続されている場合、volser を指定せずに HSC DISMount を発行してください。デバイスがどの仮想マシンにも接続 (ATTACH) されていない場合は、デバイスをいずれかの仮想マシンに接続 (ATTACH) してから切断 (DETACH) することにより、テープをアンロードするようにしてください。トランスポートが別のシステムに割り当てられている場合、ATTACH は失敗します。ボリュームが CAP 内にある場合、HSC ENter コマンドを入力して CAP を割り当ててから、カートリッジを取り外してください。制御データセットからボリューム参照を論理的に削除するには、次の手順に従ってください。ハードウェア障害 (PTP、トランスポート、CAP、LSM) が原因でボリュームがアクセス不能な場所にある場合、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
2 つ目は、ボリュームが CAP の処理中または手動モード中に LSM から取り出され、ライブラリに対して外部にある場合です。これは通常、セルに対して AUDIt を実行することで修正できます。別の方法は、ボリュームに対して HSC EJect コマンドまたは Mount コマンドを実行して、「論理」ボリューム参照を制御データセットから取り出すか削除するように後続のメッセージに応答することです。
SET VOLPARM utility execution completed
; *DEF commands
ENABLED|DISABLED
説明
: SET VOLPARM ユーティリティーが正常に実行されました。このメッセージは SET VOLPARM ユーティリティーの実行時に発行されます。ユーティリティーの実行時にサブシステムが停止していた場合は、HSC の初期化時に表示されます。
システムアクション
: メッセージに「DISABLED」と表示される場合は、次の VOLUME/POOL 定義が更新されます。
VOLATTR
MVC POOL
SCRATCH POOL
*DEF コマンドは許可されていません。
メッセージに「ENABLED」と表示される場合は、*DEF コマンドが許可されています。
ユーザーの対応
: なし
Error reading VOLPARM data
説明
: VOLUME/POOL 定義のデータの読み取り中にエラーが発生しました。エラーのタイプについては、前のメッセージを参照してください。
システムアクション
: エラー (古いスタイルの VOLDEF、MVCDEF、および SCRPDEF、または前の VOLPARM ロード) の時点でボリューム定義が有効になっていた場合、これらの定義は有効なままになります。それ以外の場合、エラーが修正されるまで、HSC プロセスと VTCS プロセスに対して有効なボリューム定義は存在しません。
ユーザーの対応
: I/O エラーの原因を調査して、修正してください。
Error parsing VOLPARM data
説明
: VOLUME/POOL 定義のデータの構文解析中にエラーが発生しました。構文解析エラーのタイプについては、前のメッセージを参照してください。
システムアクション
: エラー (古いスタイルの VOLDEF、MVCDEF、および SCRPDEF、または前の VOLPARM ロード) の時点でボリューム定義が有効になっていた場合、これらの定義は有効なままになります。それ以外の場合、エラーが修正されるまで、HSC プロセスと VTCS プロセスに対して有効なボリューム定義は存在しません。
ユーザーの対応
: 構文解析エラーの原因を調査して、SET VOLPARM ユーティリティー関数を再実行して修正してください。SET VOLPARM ユーティリティーの更新については、最新の保守を確認してください。
VOLPARM VOLUME/POOL definitions are not active
説明
: VOLPARM VOLUME/POOL 定義はアクティブではありません。次に関する CDSDATA 情報は使用できません。
CDSDATA TYPE=VOLPOOL
CDSDATA TYPE=MVCPOOL
CDSDATA TYPE=SCRPOOL
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: SET VOLPARM ユーティリティーを実行して、VOLUME/POOL 定義をアクティブにしてください。
Error reading control database - RC =
XXXX
説明
: 構成制御機能がデータベースサーバーからエラーのリターンコードを受け取り、続行できませんでした。
システムアクション
: 構成制御機能は中止されます。これが原因で、ほかの上位レベルの機能も異常終了する可能性があります。
ユーザーの対応
: 制御データセットが格納されているデバイスを確認してください。デバイスが動作可能である場合、制御データセットの最新のバックアップを取得して、SLUADMIN RESTore ユーティリティーを実行してください。
Panel Mismatch - LSM
AA:LL
1111111111 Panel Number 01234567890123456789 LMU Status CCCCCCCCCCCCCCCCCCCC XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX CDS Status CCCCCCCCCCCCCCCCCCCC XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
説明
: 構成制御の検証機能が、LMU 内のパネルタイプ定義と、LSM AA:LL の制御データセットで見つかったパネルタイプ定義の間の不一致を検出しました。それぞれのステータス領域には、最初の行はパネルタイプの上位を表し、2 行目は下位を表す、2 行の文字が含まれています。それぞれの上位の「C」と下位の「X」は次の文字で置き換えられます。
ブランク - パネルなし
空 - 大容量 LSM (4410、9310)
00 - PowderHorn ウィンドウパネル
01 - セルパネル
02 - ドアに隣接するセル (パネル 10)
03 - ドアパネル
04 - パススルー右パネル (WolfCreek のパネル 2 に接続されている場合を除き、マスター PTP パネル)
05 - パススルースレーブパネル
06 - 通常のドライブパネル
07 - ドアに隣接するドライブ (パネル 10)
08 - LCU パネル (パネル 0)
09 - クリッパドアパネル (パネル 11)
10 - 内部セル (パネル 13 - 18)
11 - 内部セル (パネル 19)
12 - 内部ドア (パネル 12)
13 - ワイドドライブパネル (20 台のドライブ用の構成)
14 - ドア (パネル 10) に隣接するワイドドライブパネル (20 台のドライブ用の構成)
20 - パネル 0
21 - スレーブパススルー付きのパネル 2
22 - マスターパススルー付きのパネル 0
23 - ドライブなしのパネル 1
24 - ドライブ付きのパネル 1
25 - パネル 2
26 - マスターパススルー付きのパネル 2
27 - パネル 3
28 - ドライブ付きのパネル 3
29 - 1 台の CAP 付きのパネル 4
30 - 2 台の CAP 付きのパネル 4
31 - セルなしのパネル 3
32 - ドライブ付き、セルなしのパネル 3
33 - 表示ウィンドウ付きのパネル 3
34 - ドライブホール付き、ドライブなしのパネル 3
35 - 1 台の CAP、セルなしのパネル 4
36 - 2 台の CAP、セルなしのパネル 4
37 - CAP 付き、オプションのセルなしのパネル 4
40 - セルなしの 9740 パネル (ウィンドウ付きのドア)
41 - 4 列のセル付き、パススルーポートなしの 9740 パネル (パネル 0 またはセル付きのドア)
45 - 9740 CAP パネル
46 - 9740 ドライブパネル
47 - スレーブパススルーポート付きの 9740 パネル (パネル 0)
48 - マスターパススルーポート付きの 9740 パネル (パネル 2)
99 - LMU の不明なパネルタイプ
システムアクション
: 構成制御検証機能は、すべての不一致を報告するために処理を続けます。HSC はアップ状態のままですが、ステーション (LMU) はオフラインのままです。
ユーザーの対応
: 2 つのステータス領域の比較は、LSM パネル構成のどこに相違があるかを示しています。実際の物理構成に基づいて、(1) LMU 構成に対応するように LIBGEN パラメータを変更して、別の LIBGEN を使用して制御データセットを再生成するか、(2) StorageTek ソフトウェア CSE に、LIBGEN パラメータと一致するように LMU 構成を変更してもらうか、(3) Set SLIDRIVS ユーティリティーを使用してドライブパネルタイプを変更してください。
Select override occurred for a
CCCC
record at address
HHHHHHHH
説明
: 構成マネージャーが、CCCC レコードのためにロックを解放する待機中にタイムアウトになりました。更新は発生しなかったため、新しい要求がアドレス HHHHHHHH にあるレコードにアクセスできました。
システムアクション
: 処理は続行され、何らかのオペレータ介入が必要になる可能性があります。
ユーザーの対応
: HSC アドレス空間のダンプを取って、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Drive record for drive
AA:LL:PP:NN
not written; key CDS fields have changed
説明
: HSC は、ドライブレコードを再書き込みしようとしましたが、driveID、ユニットアドレス、または削除されたステータスのいずれかが Set SLIDRIVS コマンドによって変更されました。
システムアクション
: ドライブレコードの再書き込みはバイパスされます。
ユーザーの対応
: ホストをリサイクルして、HSC ドライブレコードをリフレッシュしてください。
CCCCCCCC1
task was found to be active during HSC termination; waiting for completion
説明
: HSC は、CCCCCCCC1 タスクがコンポーネントの終了中にアクティブになっており、終了を続行するにはその前に完了する必要があることを検出しました。次に、CCCCCCCC1 タスクのリストを示します。
Automatic CAP
Station Monitor
Attach Monitor
Listener
Server
VTCS Monitor
システムアクション
: アクションが完了するかキャンセルされるまで、終了は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: 可能な場合は、アクションを完了してください。ユーティリティーの場合、ジョブのキャンセルが必要な可能性があります。ジョブ名は、Display Status コマンドを発行することで取得できます。これが挿入の場合、正しい CAP を排出してください。
HSC Initializing with a cold start because the release levels of the previous and current HSCs are different
説明
: HSC の初期化で、以前にアクティブだった HSC サブシステムが現在の HSC とは別のリリースレベルだったことが検出されました。すべてのメモリー内データ構造などが、この HSC リリースとの互換性を持つように、内部コールドスタートが呼び出されます。
システムアクション
: HSC の初期化が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Reconfiguration function did not run successfully -- Component=
MMMMMMMM
, RC=
XXXXXXXX
説明
: 再構成機能を実行しようとしましたが、エラーが発生し、再構成機能を正常に実行できませんでした。Component は、失敗した HSC コンポーネントの名前です。RC は、その操作からのリターンコードです。
システムアクション
: 再構成機能は処理を終了します。
ユーザーの対応
: 示されたコンポーネントに関連付けられたリターンコードを確認してください。正しい修正措置が不確かな場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Reconfiguration function has skipped the copy to the new secondary CDS.
説明
: セカンダリ CDS が未定義だったため、新しいプライマリの新しいセカンダリへのコピーはスキップされました。
システムアクション
: 再構成機能は処理を続行し、条件コード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: シャドウコピーを使用する場合、インストールでは IEBGENER などのユーティリティーを使用して、プライマリ制御データセットをセカンダリ制御データセットやスタンバイ制御データセットにコピーすることがあります。
LLLLLLLL
keyword value must be enclosed in double parentheses
説明
: LLLLLLLL キーワードに指定する値は、必要に応じて二重括弧のセットで囲む必要があります。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは、条件コード 12 で終了します。
ユーザーの対応
: 括弧を正しく組み合わせて必要な場所に挿入して、LIBGEN アセンブリを再送信してください。
Door type of
DDDD
not valid on this LSM type
説明
: SLILSM マクロで無効なドアが指定されました。SLILSM マクロによって定義された LSM タイプは DDDD ドアをサポートしていません。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 0C が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを訂正して、LIBGEN アセンブリを再送信します。
PASSTHRU parameter
N
of WolfCreek LSM
LLLLLLLL1
must be "MASTER" for connection to adjacent
MMMM
LSM
LLLLLLLL2
説明
: ラベル LLLLLLLL1 にある WolfCreek LSM に指定された N 番目のパススルーパラメータが「スレーブ」として定義されており、隣接する LSM は、ラベル LLLLLLLL2 にある標準 (4410) LSM または Powderhorn (9310) LSM です。WolfCreek LSM は、PTP を介して標準 LSM または Powderhorn LSM に接続する場合は常に「マスター」である必要があります。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは、条件コード 12 で終了します。
ユーザーの対応
: WolfCreek と標準/Powderhorn LSM との間のパススルー関係を再定義して、LIBGEN アセンブリを再送信してください。
Insufficient space was allocated for the control data set; the number of blocks required is
DDDDD
説明
: データベースの作成中に、CDS データセットに割り当てられた領域が、使用される LIBGEN 定義に対して不十分であったことを SLICDATA が検出しました。
システムアクション
: SLICREAT は終了します。
ユーザーの対応
: 適切な容量の領域をデータセットに再割り当てしてください。
No scratch volumes exist for device address
DDDD
recording technique
RRRRRRRR
; enter a scratch volser or I to Ignore
説明
: SLIEXERS ユーティリティーの実行中に、示されたデバイス (DDDD) の記録技法 (RRRRRRRR) と一致するスクラッチテープが存在しないことを検出しました。
システムアクション
: SLIEXERS はオペレータの応答を待機します。
ユーザーの対応
: スクラッチテープとして使用できる 6 桁の volser で応答するか、I で応答して稼働中のデバイス DDDD を無視してください。
The HSC is not at FULL service level
説明
: 示されたユーティリティーを実行しようとしましたが、HSC が正しいレベルではありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: HSC を FULL サービスレベルにして、ユーティリティーを再実行してください。
Device address
DDDD
was Ignored|Verified|Not Available
説明
: ユニット DDDD は、スクラッチテープが使用できなかったために無視されたか、SLIEXERS ユーティリティーによって検証されたか、SLIEXERS ユーティリティーで使用できませんでした。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: なし
Error locating or attempting to use volser
vvvvvv
; Please enter another volser
説明
: SLIEXERS ユーティリティーが、示された volser (vvvvvv) を ACS で見つけられなかったか、ボリュームのメディアタイプがテープドライブに対して有効ではありませんでした。
システムアクション
: メッセージ SLS2581A が表示されます。
ユーザーの対応
: メッセージ SLS2581A で示されているとおりに応答してください。
Module is not APF authorized
説明
: SLIEXERS ユーティリティーは、APF 許可されたライブラリから実行する必要があります。
システムアクション
: ユーティリティーは処理を停止します。
ユーザーの対応
: APF 許可されたライブラリから SLIEXERS ユーティリティーを実行してください。
HOSTid
CCCCCCCC
; Device number
XXXX
is a duplicate
説明
: HOSTid (CCCCCCCC) に関連付けられたすべてのトランスポートの間で比較が行われました。デバイス番号 XXXX が、このホストで重複していることが検出されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: LIBGEN で正しい XXXX デバイスを確認して、次のいずれかのアクションを実行してください。
LIBGEN および SLICREAT を使用します。
正しくない SLIDRIVS マクロの ADDRESS パラメータに関連付けられた重複するデバイス XXXX を LIBGEN で変更するか削除します。
新しい LIBGEN をアセンブルして、SLICREAT ユーティリティーを実行してデータベースを再作成します。
Set SLIDRIVS ユーティリティーを使用して、重複するデバイス XXXX を現在のデータベース内で変更するか削除します。
Invalid mix of LSM types found in an ACS
説明
: PTP を介して接続できない LSM が同じ ACS 内で見つかりました。
システムアクション
: 処理は RC=58305830 で続行されます。
ユーザーの対応
: LIBGEN を再処理して、無効な LMS タイプを別の ACS に分離してください。無効な LSM の混在の例は次のとおりです。
SL3000 ライブラリは、1 つの ACS につき 1 つの LSM である必要があります。
SL8500 は、ほかの SL8500 とともに、ACS 内でのみ存在できます。
CCCCCCCC
command rejected; unable to activate CAPid
AA:LL:CC
; CAP {recovery|reserve} unsuccessful
説明
: 特定の CAP に対して ENter コマンドまたは EJect コマンドを実行しようとしましたが、CAP を要求された状態にできませんでした。
システムアクション
: ENter または EJect コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: コマンドを再入力してください。問題が続き、ソフトウェアが疑わしい場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
EJECT subtask failure
XXXX
; EJECT attempting to continue
説明
: リターンコード XXXX で示された異常な状態が原因で、EJect コマンドに対する CAP タスクの 1 つが終了しました。
システムアクション
: この EJECT に対してほかの CAP がまだアクティブな場合は、コマンドの処理が続行されます。このコマンドを続行できない場合、取り出されなかったカートリッジを示すメッセージが発行されます。
ユーザーの対応
: なし
REPATH requested by EJECT for CAPid
AA:LL:CC
; Reply C to (C)ancel or R to (R)EPATH
説明
: AA:LL:CC の CAP タスクが EJect コマンド中に終了し、OPTion Repath が Reply に設定されました。
システムアクション
: この EJECT に対してほかの CAP がまだアクティブな場合は、コマンドの処理が続行されます。このコマンドを続行できない場合、取り出されなかったカートリッジを示すメッセージが発行されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
Repath をキャンセルする場合は、C。取り出されないカートリッジに関するメッセージが発行されます。
Repath を行う場合は、R。これによって、別の CAP が使用可能な場合、この CAP のカートリッジはその別の CAP に転送されます。ほかの CAP が使用可能ではない場合、取り出されないカートリッジに関するメッセージが発行されます。
CAPid
AA:LL:CC
not REPATHed
説明
: EJect コマンド中に CAP タスクが終了し、Repath は行われませんでした。Repath が No に設定されたか、Repath に CAP を使用できなかったか、Repath オプションの応答メッセージに対してキャンセル (C) の応答が行われました。
システムアクション
: 取り出されなかったカートリッジを示すメッセージが発行されます。
ユーザーの対応
: なし
{ENTER|EJECT} cannot select CAPid
AA:LL:CC
;
CCCCCCCCCCCC
説明
: ENter コマンドまたは EJect コマンドのいずれかで使用する CAP を選択できませんでした。CCCCCCCCCCCC は、CAP の状態、または CAPid がバイパスされたことを示す説明のいずれかです。
システムアクション
: この EJECT に対してほかの CAP がまだアクティブな場合は、コマンドの処理が続行されます。それ以外の場合、コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: なし
ENTER failed; no free cells in LSM
LSMID
説明
: ENTER コマンドが、空のセルを含まない LSM を要求しました。
システムアクション
: ENTER コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: ボリュームを挿入する LSM でセルを解放して ENTER コマンドを再入力するか、空のセルがある別の LSM を選択してください。
Unexpected return code
XXXXXXXX
processing {Volume|CAP} list; EJECT attempting to continue
説明
: EJect コマンドの処理中に、ボリュームまたは CAP リストのいずれかを処理しているときに予期しないリターンコード XXXXXXXX が検出されました。
システムアクション
: これ以上の CAP が存在しない場合を除き、EJect コマンドは続行しようとします。
ユーザーの対応
: なし
EJECT rejected; Number of volumes specified (
NNNN
), exceeds EJLimit
説明
: 指定されたカートリッジの数が OPTion EJLimit を超えています。
システムアクション
: EJect コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: 指定したカートリッジの数を減らすか、OPTion EJLimit を大きくしてください。
{CAPPREF} error; {ACS IN PATH OFFLINE|LSM IN PATH OFFLINE|CAP IN PATH OFFLINE|CAP IN PATH INVALID|CARTRIDGE MADE ERRANT|AEM PREF VALUE MUST BE 0 or 1}
説明
: 次のいずれかの状態が原因で、CAPPref コマンドの実行中にエラーが発生しました。
ACS IN PATH OFFLINE
LSM IN PATH OFFLINE
CAP IN PATH OFFLINE
CAP IN PATH INVALID
AEM PREF VALUE MUST BE 0 or 1
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: エラーの原因を修正して、CAPPref コマンドを再発行してください。
{CAPPREF} rejected; AUTO CAP services are not available
説明
: AUTO CAP 機能は、多くの場合以前の異常終了が原因で機能していません。CAP を AUTO モードにできません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: HSC は、AUTO CAP 機能なしで実行を続行できます。
AUTO CAP 機能を再起動するには、HSC を停止して再起動する必要があります。AUTO CAP 異常終了からのダンプがある場合、保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CAPPREF rejected; preference value not allowed for CAP
AA:LL:CC
説明
: コマンドは、設定に不適格な CAP (AA:LL:CC) (PCAP など) に CAP 設定値を指定しようとしました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 示された CAP が PCAP ではないことを確認して CAPPref コマンドを再発行してください。または、PCAP に対して CAPPref コマンドを発行して AUTO または MANual モードに変更する場合は、設定値に 0 が指定されていることを確認してください。
CCCCCCC1 volser CCCCCCC2 CCCCCCC3
説明
:
CCCCCCC1 は、「カートリッジ」または「サブプール」のいずれかを示します。
volser はカートリッジの volser、用語「SCRTCH」、またはサブプール名です。
CCCCCCC2 は、volser が存在する場合は「not EJECTed」で、「SCRTCH」が存在する場合は「count depleted」です。
CCCCCCC3 は、MEDia キーワードが指定され、スクラッチが存在しない場合にのみ表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: JOBLOG または SYSLOG を使用して次に取り出すカートリッジを再取得できるように、このメッセージは監査証跡を提供します。
{ENTER|DRAIN} command rejected; CAP
AA:LL:CC
is in AUTO mode
説明
: AUTO モードになっている CAP に対して ENter コマンドは発行できません。AUTO CAP が取り出し中の場合を除き、DRAin コマンドも許可されません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: AUTO モードになっている CAP に対して ENter コマンドは発行できません。AUTO CAP が取り出し中の場合を除き、DRAin コマンドも許可されません。
AUTO CAP は、カートリッジを取り出しているときにのみ排出できます。取り出し中の CAP を排出するには、CAPid のあとに EJect キーワードを指定する必要があります。CAPPref コマンドを使用して、CAP モードを AUTO から MANual に変更してください。
CAP
AA:LL:CC
task found active for the
CCCCCCCC
command; awaiting completion of the task
説明
: CCCCCCCC コマンドの CAP AA:LL:CC タスクが、コマンドの終了中にアクティブであることが検出されました。
システムアクション
: タスクが終了するまでコマンドは完了しません。タスクが終了するまで、このメッセージは 3 分ごとに再表示されます。このメッセージのあとには、タスクを排出するか、タスクが完了するまで待機するかを尋ねるメッセージ SLS0031D が続くことがあります。DRAIN と応答すると、HSC は、進行中のタスクを通知する追加の SLS2628E メッセージを 3 分ごとに発行します。
ユーザーの対応
: 進行中のコマンドが完了できるようにするために必要なすべてのアクションを行なってください。これには、示された CAP を開く、空にする、閉じる作業が含まれることがあります。
CAPid
AA:LL:CC
REPATHed
説明
: EJect コマンドのいずれかの CAP タスクが終了し、Repath が ON または Reply に設定され、ユーザーが Repath に対して R と応答しました。
システムアクション
: この CAP に関連付けられたすべてのボリュームが別の CAP または CAP に割り当てられています。処理は続行されますが、この期間中に通常より多くのパススルーが発生する可能性があります。
ユーザーの対応
: なし
CAPPREF command rejected; CAPid
AA:LL:CC
is already in {AUTO|MANUAL} mode
説明
: CAP がすでに要求されたモードになっていたときに、これを AUTO または MANual モードに変更しようとしました。
システムアクション
: CAPPref コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: なし
{CAPPREF|RELEASE|MODIFY|DRAIN} rejected;
XXX
is not a unique CAPid
説明
: コマンドには一意の CAPid が必要であり、XXX は CAP を一意に示していません。LSM アクセスドアに拡張 CAP 機能が含まれているか、LSM が WolfCreek の場合、CAPid を AA:LL:CC として指定する必要があります。LSM アクセスドアに CAP が 1 つのみ含まれている場合、AA:LL:CC または単に AA:LL と指定できます。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 上述されているとおりに CAPid を指定して、コマンドを再発行してください。
CAPPREF for
AA:LL:CC
rejected; cannot specify AUTO/MANUAL when CAP is busy
説明
: CAPPref コマンドで AUTO または MANual を指定するには、その前にすべてのシステムで CAP を排出する必要があります。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: CAP がすべてのシステムで排出されるまで待機してから、コマンドを再発行してください。AUTO または MANual を指定する必要がない場合、CAP の排出前にコマンドを再発行できます。
CAP がアクティブではなく、CAP はアイドルでも回復のためにスケジュールされていることが Display Cap コマンドで示される場合、CAPPref コマンドを再発行する前に、その CAP に対して RELease CAP コマンドを発行してください。
UENT Control Block has no paired SRIB Control Block (
uuuuuuuu;tttttttt;rrrrrrrr
)
説明
: ペアになった SRIB 制御ブロックを持たない UENT (ユーティリティー入力) 制御ブロックが見つかりました。SRIB は、実行されたユーティリティーの詳細 (ジョブ名など) を保持します。
uuuuuuuu は、UENT 制御ブロックのアドレスです。
tttttttt は、ペアになった SRIB 制御ブロックを見つけるために使用される UENT トークンです。
rrrrrrrr は、SRIB 検索ルーチンからのリターンコードです。
システムアクション
: 「Display Status」コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: 都合のよい時点で、HSC を停止して再起動してください。あとで診断するために、最初にアドレス空間のダンプを取ると役に立つことがあります。
(
...error text...
)
説明
: 通常、指定された値が無効か、要求でのボリューム、ユニット、メディア、記録技法情報の間に互換性がありません。有効なエラーテキストメッセージには、SLS1973I に表示されているメッセージの説明と次の 3 つの説明が含まれています。
Scratch mount invalid for cleaning cart
クリーニングカートリッジはスクラッチボリュームとしてマウントできません。
VOLATTR is incompatible with UNIT and/or MEDIA
要求での VOLATTR、ユニット、メディア情報の間に互換性がありません。
VAR is incompatible with UNIT and/or MEDIA
要求での VAR、ユニット、メディア情報の間に互換性がありません。
MEDIA is invalid.
無効なメディアタイプが検出されました。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: パラメータ値を修正して、再試行してください。
CCCCCCCC
command rejected for
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD
説明
: ユーザー出口 15 は、コマンド CCCCCCCC について拒否された承認を返しました。DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD は、この要求がコンソール、ユーザー ID、オペレータのいずれに対するものだったかを示しているか、ユーザー出口がサイト固有の情報を示していることがあります。
システムアクション
: コマンドの実行は終了します。
ユーザーの対応
: 正しい出口をロードしたことを確認した場合、セキュリティー管理者か、HSC ユーザー出口を担当するシステムプログラミングスタッフに連絡して支援を求めてください。サイトの手順でサイト固有の情報を詳細に記述してください。セキュリティー対策の修正後に、要求を再発行してください。
Please enter the
CCCCCCCC
command password for
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD
説明
: ユーザー出口 15 が、コマンド CCCCCCCC のパスワードチェックを要求しました。DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD は、この要求がコンソール、ユーザー ID、オペレータのいずれに対するものだったかを示しているか、ユーザー出口がサイト固有の情報を示していることがあります。
システムアクション
: システムは応答を待機します。正しくないパスワードを入力した場合、コマンドは拒否されます。それ以外の場合、処理は続行されます。
ユーザーの対応
: 正しいパスワードを使用して応答してください。パスワードが不明な場合、セキュリティー管理者か、HSC ユーザー出口を担当するシステムプログラミングスタッフに連絡してください。セキュリティー対策の修正後に、要求を再発行してください。
User Exit SLSUX15 is inoperative; RC=
XX
説明
: ユーザー出口 15 は、無効なリターンコード XX を返したため動作していません。
システムアクション
: ユーザー出口が動作していない間は、オペレータコマンドは処理のためにユーザー出口に送信されません。
ユーザーの対応
: HSC ユーザー出口を担当するシステムプログラミングスタッフに連絡して、有効なリターンコードを返すようにユーザー出口 15 を変更してもらってください。
Scratch Summary
ACS/LSM SUBPOOL NAME LABEL MEDIA RECTECH COUNT AA:LL SSSSS XXX MMMMM RRRRR DDDDD
説明
: これは、Display SCRatch コマンドからの出力です。生成される出力は、指定したパラメータによって異なります。サマリー情報には次が含まれていることがあります。
AA:LL は ACSid:LSMid です。
SSSSS はサブプール名です。
XXX はラベルタイプです。
MMMMM はメディアタイプです。
RRRRR はメディアの記録技法です。
DDDDD はスクラッチテープの数です。
さらに、ACS、LSM、およびサブプールレベルでの合計行、およびテキスト「Nothing to Display」が表示されることがあります。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
{Display THReshld|Display SCRatch|Warn} command failed; Media type
CCCCC
is used for cleaning cartridges
説明
: クリーナカートリッジにのみ使用できるメディアタイプ CCCCC を使用して、スクラッチボリュームに対してコマンドを発行しようとしました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 別のメディアタイプを使用してコマンドを再入力してください。
Display Status command
REQUESTOR ACTION ELEMENT VOLSER ASSOCIATED-ELEMENT CCCCCCC1 CCCCCCC2 XXXXXXX1 volser XXXXXXX2 CAP QUEUE IS CCCCCCC3 LMU QUEUE IS CCCCCCC3 UTILITY QUEUE IS CCCCCCC3 MOUNT QUEUE IS CCCCCCC3 TOTAL PENDING MOUNTS: DDD1 TOTAL PENDING DISMOUNTS: DDD1 TOTAL PENDING LMU REQUESTS: DDD1 TOTAL ACTIVE NON_UUI UTILITIES: DDD1 TOTAL ACTIVE UUI REQUESTS: DDD1 TOTAL ACTIVE CAPS: DDD1 NCO CONFLICT COUNT = DDD2 CCCCCCC4 NCO CONFLICT COUNT = DDD3 Switch in progress for ACS AA END OF STATUS DISPLAY
説明
: このメッセージでは、HSC での保留中の要求のステータスが表示されます。
CCCCCCC1 は要求者です。これは内部のソースまたは外部ソースの場合があります。内部の場合、Operator
はオペレータコマンドで、Clean
はマウントプロセスやマウント解除プロセスによるアクションを示しています。外部の場合、ユーティリティーと通常のマウントやマウント解除にはシステムジョブ名が使用され、別の HSC ホストからのブロードキャストによって開始されたプロセスには External
が使用されます。外部のプログラムインタフェース要求には PGMI
が使用されます。UUIREQ
は UUI 要求に使用されます。
CCCCCCC2 は、実行されているアクションです。アクションには、Dismount、Enter、Eject、Modify、Mount、Move、Vary、および View が含まれます。
XXXXXXX1 は物理要素 (CAPid、LSMid、ACSid、Station、DRIVEid、または Library) です。
volser はボリュームシリアル番号です。
XXXXXXX2 は、物理要素 XXXXXXX1 またはアクション CCCCCCC2 に関連付けられた識別済みの ACS オブジェクトまたは外部ホストです。
CCCCCCC3 は、プロセスのステータス (READY|NOT READY|PURGING|RECOVERING) です
DDD1 は、保留中の要求の合計です。保留中の要求またはアクティブな要求が見つからない場合、このセクションは表示されません。
DDD2 は、コンプレックスで実行されている HSC 機能やユーティリティーの数です。この行は、DDD2 が 0 より大きい場合にのみ表示されます。
DDD3 は、ホスト CCCCCCC4 に対して実行されている HSC 機能やユーティリティーの数です。この行は、DDD2 が 0 より大きい場合にのみ表示されます。
CCCCCCC4 はホスト名です。
AA は、切り替えが進行中の ACS の acs-id です。
CCCCCCC5 は、切り替えコマンドを開始したホスト ID です。LIBRARY のホスト ID は、バックエンド切り替え (SLC またはライブラリコントローラによって起動された切り替え) を意味します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: コンプレックス内でどの HSC 関数やユーティリティーもアクティブではないときに「NCO conflict count = DDD2」メッセージ行が表示される場合、SLS4424E ユーザー応答セクションでカウンタのリセット手順を参照してください。切り替えが完了し、進行中であることが示される場合、SWitch ACS acs-id RESET コマンドを発行してください。
{ENTER|EJECT} ended; No CAPs were selected
説明
: ENter コマンドまたは EJect コマンドでは、少なくとも 1 つの CAP を処理に使用できる必要があります。
システムアクション
: ENter または EJect コマンドの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 少なくとも 1 つの CAPid を指定できるようにして、コマンドを再発行してください。
MODIFY command pending; CAPid
AA:LL:CC
reserved to
CCCCCCCC
説明
: LSM で CAP がまだアクティブだったときに、LSM をオフラインに変更しようとしました。
システムアクション
: すべての CAP が非アクティブにされるまで、MODify lsm OFFline コマンドは保留されます。
ユーザーの対応
: LSM のすべての CAP が非アクティブであることを確認してください。ハードウェアエラーが原因でこれ以上の CAP の処理を行うことができない場合、FORCE キーワードを指定して MODify lsm OFFline コマンドを発行してください。
MODIFY OFFLINE FORCE for LSM
AA:LL
rejected; MODIFY OFFLINE must be tried first
説明
: FORCE オプションを使用して LSM をオフラインに変更しようとしました。ただし、最初には FORCE オプションを指定せずに LSM をオフラインに変更しようとしました。
システムアクション
: MODify lsm OFFline FORCE コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: まず LSM に対して MODify OFFline コマンドを発行してください。次のいずれかのメッセージが表示されるまで、FORCE オプションを使用して MODify lsm OFFline コマンドを試行しないでください。- 1) SLS2644I。HSC が LMU と通信できないことを示しています。または、2) SLS0017I。LSM ロックを使用できないことを示しています。LSM がすでにオフラインの場合、MODify lsm OFFline FORCE コマンドは拒否されません。
MODIFY command for LSM
AA:LL
failed; cannot communicate with LMU
説明
: LSM をオフラインに変更しようとしましたが、HSC は LMU と通信できません。
システムアクション
: MODify lsm OFFline コマンドは失敗し、LSM の状態は変更されません。
ユーザーの対応
: LSM を手動モードにする必要がある場合、FORCE オプションを使用して MODify lsm OFFline コマンドを発行してください。
Unable to {DRAIN} {CAP} {
AA:LL:CC
}; {CAP} is in RECOVER processing
説明
: 現在回復処理中の CAP を排出しようとしました。回復処理が完了するまで、CAP を排出できません。
システムアクション
: DRAin は拒否されます。
ユーザーの対応
: 回復処理 (CAP を開く、空にする、閉じる) を完了してから、DRAin コマンドを再発行してください。
Communications lost with LMU station
XXXX
説明
: Vary station コマンドからの LMU リターンコードは、LMU ステーションとの通信が失われることを示しています。
システムアクション
: Vary station コマンドは失敗します。
ユーザーの対応
: これはおそらく、ハードウェアエラーです。StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。FORCE オプションを使用して LMU ステーションがオフラインに変更された場合、このメッセージは正常な可能性があります。
{ENTER|EJECT|CAPPREF|RELEASE|MODIFY|DRAIN} command failed; LSM
AA:LL
is not available
説明
: CAP 関連コマンドを LSM AA:LL に対して実行していますが、これはオンラインではありませんでした。
システムアクション
: コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: コンソールログで、LMU エラーまたはハードウェアエラーを示すほかの HSC メッセージを調べてください。おそらく、LSM が非アクティブであるか、作動できないステータスになっています。コマンドの再発行を試行する前に、見つかったハードウェアエラーをすべて修正してください。
Threshold Value Summary:
ACS/LSM SUBPOOL NAME LABEL MEDIA RECTECH COUNT THRESH AA:LL SSSSS XXX MMMMM RRRRR DDDD1 DDDD2
説明
: これは、Display THReshold コマンドからの出力です。生成される出力は、指定したパラメータによって異なります。サマリー情報には次が含まれていることがあります。
AA:LL は ACSid/LSMid です。
SSSSS はサブプール名です。
XXX はラベルタイプです。
MMMMM はメディアタイプです。
RRRRR はメディアの記録技法です。
DDDD1 はスクラッチテープの数です。
DDDD2 はスクラッチテープのしきい値数です。
さらに、ACS、LSM、およびサブプールレベルでの合計行、およびテキスト「Nothing to Display」が表示されることがあります。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
: Switch aborted,
CCC
query error for ID
III
, return code
XXXX
説明
: ID III の ACS または LSM (CCC) レコードの照会で、0 以外の構成リターンコード XXXX が返されました。次に、考えられる構成リターンコードのリストを示します。
4502 - 無効な Plist
4504 - データベースの読み取り/書き込みエラー
4512 - サブシステムが非アクティブです
4522 - ACS 識別子が無効です
4524 - LSM 識別子が無効です
453C - データが無効でした
453E - データ型が見つかりません
4556 - 要求された FIGMGR 移動ではありません
4568 - データベースの解放に失敗しました
456B - CDS で予約されていません
456C - レコードが見つかりません
456D - レコードはすでに選択されています
456E - 出力の領域が不十分です
構成マネージャーのエラー
システムアクション
: SWitch 関数は異常終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ACS
AA
has no requests queued
説明
: Display Requests コマンドを使用して ACS のキューに入れられた要求の表示要求が行われました。ACS AA のキューに入れられたものはありませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
ACS
AA
:
CCCCCCCC1 CCC CCCCCCCC2 XX1 XX2 XX3
説明
: Display Requests コマンドを使用して ACS のキューに入れられた要求の表示要求が行われました。このメッセージは、単一の要求を説明しています。
AA は ACSid です。
CCCCCCCC1 は要求タイプです。要求は、ステータスの変更、ステータスの照会、およびある場所から別の場所への移動によって異なります。グローバルに認識する必要があるメッセージでは、ホスト間の通信に LMU も使用されます。要求タイプには次のものがあります。
LSM の変更 - マウント
マウント解除 - 表示
スワップ - 移動
CAP の予約 - CAP の解放
挿入 - 取り出し
カタログ - 構成の読み取り
Volser ステータスの読み取り - LMU ステータスの読み取り
対象のメッセージルート - ホスト間ブロードキャスト
ホストの休止 - 遷移の読み取りカート
LSM ステータスの読み取り - LMU ステータスの読み取り
要求ステータスの照会 - 取り消し
カタログ - CAP ロック解除
CAP ステータス
CCC は要求のシーケンス番号です。
CCCCCCCC2 は、要求のステータスを説明します。ACTIVE (LMU に送信済み)、WAITING (LMU に送信するために待機中)、または TEMP OUT (準備ができていない LSM に対する要求) です。
XX1 はソース LSM です。
XX2 は宛先 LSM です。これは、一部の要求では存在しないことがあります。
XX3 は、要求が待ち状態になっている、準備ができていない LSM です。これが 10 の場合、フィールドに意味はありません。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Invalid journal format
説明
: ユーザーエラー。HSC 2.0.0 では、HSC 2.0.0 以降のバージョンの SLICREAT によってフォーマットされたジャーナルが必要です。HSC のこの呼び出しで指定されたジャーナルは、以前のバージョンでフォーマットされました。
システムアクション
: HSC の初期化は終了します。
ユーザーの対応
: HSC 2.0.0 ジャーナルデータセットを使用するように起動 JCL を変更するか、SLICREAT ユーティリティーを使用してジャーナルデータセットを再フォーマットしてください。
Unable to obtain CDS block; no FREE space remaining
説明
: ユーザーエラー。HSC データベースサービスが、CDS から空きブロックを取得しようとしました。使用可能な空きブロックはありません。
システムアクション
: HSC は終了します。
ユーザーの対応
: SLICREAT ユーティリティーを使用してより大きい CDS を作成してください。
Journal corruption detected; journaling terminated
説明
: HSC は、現在のジャーナルに更新を書き込もうとしたときに、無効なジャーナルブロックを検出しました。ジャーナルは有効ではなくなりました。
システムアクション
: HSC はジャーナリングを終了します。「FULL=Abend」が有効な場合、HSC は終了します。
ユーザーの対応
: CDS をバックアップしてジャーナルをリセットして、ジャーナリングを再度有効にしてください。関連するダンプを分析のために StorageTek ソフトウェアサポートに送信してください。
Database Information
説明
: このメッセージは、特定のデータベース情報を示す複数行の WTO を発行します。次にメッセージの例を示します。
-SLS2716I Database Information PRIMARY = dsname VOLSER = volser CDS_status [ SECONDARY = dsname VOLSER = volser CDS_status STANDBY = dsname VOLSER = volser CDS_status ] CDS LEVEL = 0n0n0n VER = version [ VSM LEVEL = level ] CDS CREATE = create_d create_t LAST CDS BACKUP = backup_d backup_t LAST CDS RESTORE = restore_d restore_t CDS BLOCK COUNT = blk_count CDS FREE BLOCKS = blk_count [ TAPEPLEX NAME = tplx_name ] ENQNAME = qname SMFTYPE = DDD CLEAN PREFIX = cln LABTYPE = (XX) label [ JOURNAL1 = dsname VOLSER = volser - jrnl_stat NNN% FULL JOURNAL2 = dsname VOLSER = volser JOURNAL RECOVERY = jrnl_rcvy ] { LOGFILE1 = dsname log__stat log_util LOGFILE2 = dsname log__stat log_util [ NEW LOG DSN(S) QUEUED ] [ LOG DSN(S) QUEUED FOR RE-ENABLE ] -or- NO LOG FILE DSN(S) DEFINED } { VAULT VOLUMES: DEFINED = vlt_count ALLOCATED = vlt_count -or- VAULT RECORDS NOT FOUND IN THIS CDS } { CDKLOCK cdk_stat TOTBLKS = cdk_count INUSE = cdk_count { LOCK EXPIRATION IS exp_hours HOURS -or- LOCK EXPIRATION IS DISABLED } -or- CDKLOCK RECORDS NOT FOUND IN THIS CDS } [ RECONFIGURATION IN PROCESS FOR HOST(S) hostid1 ... hostidn ] LAST NCO ON hostidx START = nco_strt_d nco_strt_t END = nco_end_d nco_end_t [ A DISASTER/RECOVERY TEST IS ACTIVE ] [ THIS IS A DISASTER/RECOVERY CDS ] [LAST VOLPARM APPLY = volp_app_d volp_app_t [volp_status] BY volp_app_user(volp_app_host)] HOSTID---LEVEL----DESCRIPTION hostid1 n.n.n host_stat [ CDSactive ] [ ***** WARNING ***** HOST IS PRIMED FOR RECOVERY ] [ ***** WARNING ***** HOST HAS BEEN RECOVERED ] [ ***** WARNING ***** HOST IS ASSUMED DEAD ] [ ***** WARNING ***** SET HSCLEVEL ON ACTIVE HOST ] . . . hostidn n.n.n host_stat [ CDSactive ] Database Information End
ここでは:
dsname (44) - データセット名 volser (6) - ボリュームシリアル番号
CDS_status (25) - {ACTIVE|INACTIVE|RESERVED|**ERROR**}
0n0n0n (6) - CDS での HSC レベル (たとえば、060100)
version (8) - CDS の作成時の SLICREAT バージョン
level (1) - VSM CDS レベル (A、B、C、D、E、または F)
create_d (8) - CDS が作成された日付 (yyyymmdd)
create_t (8) - CDS が作成された時間 (hh:mm:ss)
backup_d (8) - CDS の復元時に使用されたバックアップの作成日 (yyyymmdd)
backup_t (8) - CDS の復元時に使用されたバックアップの作成時間 (hh:mm:ss)
restore_d (8) - CDS が復元された日付 (yyyymmdd)
restore_t (8) - CDS が復元された時間 (hh:mm:ss)
blk_count (8) - ブロックの数 (10 進数)
tplx_name (8) - TAPEPLEX に割り当てられた名前
qname (8) - このデータベースの予約時に使用された ENQ 名
DDD (3) - SMFTYPE
cln (3) - カートリッジをクリーニングするための Volser の接頭辞
XX (2) ラベルタイプ (16 進数)
label (3) - ラベルタイプ {SL|AL|NL|NSL}
jrnl_stat (8) - ジャーナルのステータス [CURRENT|SWITCHED]
jml_rcvy (8) - {ABEND|CONTINUE|DISABLED}
NNN (3) - ジャーナルデータセットの使用率
log_stat (13) - {ACTIVE|DISABLED|NOT ALLOCATED}
log_util (3) - ログデータセットの使用率
vlt_count (8) - ボールトボリュームの数
cdk_stat (8) - {ACTIVE|INACTIVE}
cdk_count (3) - CDKLOCK ブロックの数
exp_hours (2) - CDKLOCK の有効期間 (時間単位)
hostid (8) - ホスト名
nco_strt_d (8) - 最後の構成変更が開始された日付 (yyyymmdd)
nco_strt_t (8) - 最後の構成変更が開始された時間 (hh:mm:ss)
nco_end_d (8) - 最後の構成変更が終了した日付 (yyyymmdd)
nco_end_t (8) - 最後の構成変更が終了した時間 (hh:mm:ss)
volp_app_d (8) - 最後の VOLPARM APPLY の日付 (mm/dd/yy)
volp_app_t (8) - 最後の VOLPARM APPLY の時間 (hh:mm:ss)
volp_status (8) - **INACTIVE** VOLPARM が無効の場合
volp_app_user (8) - VOLPARM APPLY ジョブのユーザー ID
volp_app_host (8) - VOLPARM APPLY ジョブが実行されたホストの名前
volp_st (8) - **INACTIVE** VOLPARM が無効な場合
n.n.n (5) - HSC レベル (たとえば、6.1.0)
host_stat (10) - {ACTIVE|-INACTIVE-}
CDSactive (25) - [ PRIMARY [SECONDARY] [STANDBY] ]
システムアクション
: なし。これは単なる情報メッセージです。
ユーザーの対応
: なし
CDS level
V1.R1.M1 bb
not supported by this HSC maintenance level
説明
: このレベルの制御データセットは、この保守またはリリースレベルの HSC ではサポートされません。
V1.R1.M1 bb = 制御データセットで検出されたバージョン、リリース、および変更レベル
システムアクション
: サブシステムは、リターンコード 7004 で終了します。
ユーザーの対応
: HSC は、CDS レベルと互換性のある保守レベルでロードライブラリから起動する必要があります。必要に応じて、HSC ユーティリティーは CDS をあとの CDS レベルに変換できます。
CDS Directory recovery operation successful
説明
: データベースディレクトリは正常に再構築されました。
システムアクション
: なし。これは単なる情報メッセージです。
ユーザーの対応
: なし。これは単なる情報メッセージです。
Journals specified but not allocated; RC=
XXXXXXXX
説明
: このメッセージは通常、ジャーナリングが LIBGEN で指定されていても、JRNDEF ステートメントが起動 PARMLIB で指定されていない場合に表示されます。
これは、割り当てエラーのために発生する可能性もあり、この場合は前のコンソールメッセージでエラーが説明されています。
システムアクション
: HSC は終了します。
ユーザーの対応
: JRNDEF が欠落しているためにエラーが発生した場合、必要なステートメントを PARMLIB に追加してください。これが割り当て失敗の結果発生した場合、割り当ての失敗の原因となった問題を修正してください。
Unexpected return code
NNNN
on DB access request in module; resulting action
説明
: 示されているモジュールで指定されたデータベースアクセス要求から予期しないリターンコードを受け取りました。データベースアクセス要求には次のものが含まれています。
DBOPEN
データベーススレッドを開きます。
DBCLOSE
データベーススレッドを閉じます。
DBREAD for subfile subfile-id
指定されたサブファイル内のデータベースレコードを読み取ります。
DBWRITE for subfile subfile-id
指定されたサブファイル内にデータベースレコードを書き込みます。
DBQSF for subfile subfile-id
指定されたサブファイルの属性を照会します。
結果として発生するアクションが、処理の続行方法を示しています。
システムアクション
: HSC の処理は、結果として発生するアクションで説明されているとおりに続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Errant recovery of
volser
- Volume may be within LSM
AA:LL
説明
: エラント回復でエラントボリュームを見つけることができませんでした。このボリュームは、自動化された操作を実行していない LSM 内に存在する可能性があることを示しています。
システムアクション
: エラント回復処理が続行されます。
ユーザーの対応
: LSM がすぐに自動化された状態に戻る場合、ユーザーは、このボリュームに関するエラント回復の後続のユーザープロンプトに対して「Ignore」と応答することもできます。自動操作が復元されて、この LSM のエラント回復が起動されたら、ボリュームを回復してください。そうしないと、このボリュームに関する別のプロンプトが表示されます。LSM を長期間無効にする場合、ユーザーは、ボリュームを制御データセットから論理的に取り出す前にボリュームの位置を特定するために、該当の LSM 内のプレイグラウンド、パススルーポート、およびハンドを調べることもできます。
Mount of
volser1
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - volser different (
volser2
); reply Retry, Bypass, Eject, or Ignore (R,B,E,I)
説明
: トランスポート XXXX|AA:LL:PP:NN でボリューム volser1 をマウントしようとしましたが、LMU は、別の外部ラベル volser2 が付いたボリュームを検出しました。
システムアクション
: Retry、Bypass、Eject、または Ignore のいずれかで応答するまで、マウントは待ち状態になります。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
R。マウントを再試行する場合は、R と応答してください。
B。マウントを再試行して、ボリュームを読み取り不能の外部ラベルが付いているとしてマークする場合は、B と応答してください。
E。ボリュームを取り出す場合は、E と応答してください。ボリューム volser は、制御データセットから削除されます。
I。マウントを無視する場合は、I と応答してください。
All cleaners {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} ACS
AA
over-use; reply "I"gnore, "T,cap,volser"=Temp enter, "R"etry, "U"se over-limit
説明
: ACS AA 内のドライブとの互換性のあるすべてのクリーニングカートリッジが使用超過です (制限超過または制限超過で使用済み)。
制限超過のクリーニングカートリッジの選択回数が MAXclean を超えています。使用済みのクリーニングカートリッジではクリーニング材料が使い果たされました。
注記:
トランスポートのタイプごとに、異なるメディアタイプのクリーニングカートリッジが必要になります。システムアクション
: マウントが応答を待ちます。5 分以内に応答を受信しない場合、デフォルトのアクションである「制限超過のクリーニングカートリッジを使用します」が選択されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
I - マウント要求を無視します。このトランスポートに対してはクリーニングはスケジュールされません。
T,capid,volser - ドライブをクリーニングするために、指定されたクリーニングカートリッジを指定された CAP から一時的に挿入します。(注: 一時的に挿入するクリーニングカートリッジの volser は、クリーニング接頭辞から入力する必要はありません。)
R - クリーナの検索を再試行します (多くの場合、いくつかのクリーニングカートリッジの挿入後)。
U - 制限超過のクリーニングカートリッジを使用します。
警告:
制限超過のクリーニングカートリッジは、ACS から取り出して、トランスポートとの互換性がある新しいクリーニングカートリッジと交換してください。
Mount of
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - manual volume at
AA:LL:PP:RR:CC
; reply Mount or Ignore (M/I)
説明
: 手動 LSM からのボリュームのマウントが要求されました。
システムアクション
: M または I と応答するか、LSM をオンラインに変更するまで、マウント処理は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: 何も応答せずに LSM をオンラインに変更すると、マウントは正常に続行されます。
ボリュームを手動でマウントする場合、M と応答すると、メッセージの DOM が行われます。トランスポートで表示されているように場所 AA:LL:PP:RR:CC からカートリッジを取り出して、マウントしてください。
要求を無視する場合は、I と応答してください。
Dismount of fixed volume
volser
; volume displaced from manual LSM cell
AA:LL:PP:RR:CC
to cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: MNTD Float がオフに設定されたため、ボリューム volser は固定されたセル内にありました。マウントされてからその後にマウント解除されるまでの間に、ボリュームの割り当て先の LSM はオフラインになりました。
システムアクション
: ボリューム volser は、オンラインの自動 LSM 内に保持されます。
ユーザーの対応
: なし
Display of drives complete
説明
: Display DRives コマンドによって要求された、HSC で制御されるドライブの表示が終了しました。
システムアクション
: Display DRives コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: なし
Nothing to display
説明
: Display DRives コマンドによって要求された、HSC で制御されるドライブの表示が終了しました。この関数ではドライブのアクティビティーは見つかりませんでした。
システムアクション
: Display DRives コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: なし
{DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} <
volser
CCCCCCCCC
>
または:
{DRIVE
XXXX
|DRIVEID w/Slot
AA:LL:PP/SS
} <
volser
CCCCCCCCC
>
説明
: Display DRives コマンドへの応答で、ドライブのステータスが表示されます。いずれかのステータス値 (Dismount、Mounting、On drive、UNKNOWN) に当てはまる場合に、ボリューム volser およびステータス (CCCCCCCCC) が表示されます。
MEDia または RECtech パラメータを指定した場合、表示されるのは、この指定を満たしたドライブだけです。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Found
DDD1
{over-use|over-limit|spent} cleaning cartridges in ACS
AA
; searched
DD2
LSMs for cleaner compatible with {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}
説明
: HSC が、ドライブとの互換性があるクリーニングカートリッジを DD2 個の LSM で検索中に、DDD1 個の使用超過のクリーニングカートリッジを ACS AA で検出しました。(制限超過のクリーニングカートリッジの選択回数が、適用可能な MAXclean 値を超えています。使用済みのクリーニングカートリッジではクリーニング材料が使い果たされました。使用超過のクリーニングカートリッジは制限を超過しているか使用済みです。)
注記:
検索された DD2 個の LSM 内のドライブと互換性のある使用超過、制限超過、または使用済みのクリーニングカートリッジが少なくともDDD1
個あります。ただし、トランスポートをクリーニングするために、互換性のあるクリーニングカートリッジが選択されている場合、ACS には使用超過のクリーニングカートリッジがより多く存在する可能性があります。システムアクション
: ドライブのクリーニングプロセスが続行されます。
ユーザーの対応
: 今すぐ必要なアクションはありません。
警告:
使用超過のクリーニングカートリッジは、ACS から取り出して、トランスポートとの互換性がある新しいクリーニングカートリッジと交換してください。
Cleaning cartridge
volser
select count
DDD
is greater than MAXclean; reply "E" to Eject or "K" to Keep cleaner
説明
: クリーニングカートリッジ volser の選択回数は DDD です。クリーニングカートリッジは、制限超過 (使用回数が適用される MAXclean 値を超えていることが検出された) であるか、使用済み (クリーニング材料が使い果たされた) です。このメッセージは、クリーニングカートリッジがマウントされたあとで、クリーニングカートリッジがマウント解除される前に発行されます。
システムアクション
: クリーニングカートリッジ volser のマウント解除では応答を待機します。5 分以内に応答を受信しない場合、デフォルトのアクションである「使用制限超過のクリーニングカートリッジを保持します」が選択されます。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
カートリッジのマウント解除時にクリーニングカートリッジを ACS から取り出す場合は、I。
クリーニングカートリッジをマウント解除時に ACS に保持する場合は、K。
警告:
制限を超過した使用済みのクリーニングカートリッジは、ACS から取り出して、トランスポートとの互換性がある新しいクリーニングカートリッジと交換してください。
Cleaning cartridge
volser
with select count
DDD
is {OVER-LIMIT|SPENT}; cartridge kept in ACS
AA
説明
: 示されたクリーニングカートリッジの選択回数は DDD です。クリーニングカートリッジの選択回数は DDD です。クリーニングカートリッジは、制限超過 (使用回数が適用される MAXclean 値を超えていることが検出された) であるか、使用済み (クリーニング材料が使い果たされた) です。このメッセージは、制限超過または使用済みのクリーニングカートリッジを ACS に保持するように HSC が指示されたときに発行されます。メッセージは、カートリッジのマウント解除前に発行されます。
システムアクション
: HSC は、このカートリッジのマウント解除を続行します。
ユーザーの対応
: 今すぐ必要なアクションはありません。
警告:
制限を超過した使用済みのクリーニングカートリッジは、ACS から取り出して、トランスポートとの互換性がある新しいクリーニングカートリッジと交換してください。
(
...message text...
)
説明
: 通常、指定された値が無効か、要求でのボリューム、ユニット、メディア、記録技法情報の間に互換性がありません。メッセージテキストは次のいずれかになります。
Mount rejected - cleaning cartridge is not a scratch volume
クリーニングカートリッジは、スクラッチマウント要求を満たすためには使用できません。
Mount rejected - VOLATTR media type for specified volume is incompatible with unit
VOLATTR ステートメントによって定義された指定のボリュームのメディアタイプには、ユニットのメディア機能との互換性がありません。
Mount rejected - VAR media type for specified volume is incompatible with unit
CDS 内のボリューム属性レコードによって定義された指定のボリュームのメディアタイプには、ユニットのメディア機能との互換性がありません。
システムアクション
: 指定したボリュームのマウントは拒否され、新しいボリュームを要求するために元のアクションメッセージが再発行されます。
ユーザーの対応
: アクションメッセージに応答して、ユニットのメディア機能との互換性があるボリュームを指定してください。
Mount of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - media type changed from
MM1
to
MM2
説明
: トランスポート XXXX|AA:LL:PP:NN にボリューム volser をはじめてマウントしようとしましたが、メディアの不一致エラーで失敗しました。
検証する HSC 指定のメディアタイプ (MM1) が、ビジョンシステムによって読み取られるメディアタイプ (MM2) と一致しなかった場合に、メディアの不一致エラーが発生します。LMU は、HSC との不一致をメディアの不一致エラーとして報告します。メディアの不一致エラーは、HSC がメディアの検証を実行するよう LMU に要求する場合にのみ発生します。
システムアクション
: 制御データセット (CDS) 内のボリュームのメディアタイプは、ビジョンシステムによって読み取られるメディアタイプに変更されます。マウントが再試行されますが、メディアの検証はバイパスされます。
このメッセージは、メディアの検証が有効な場合に発行されるため、このマウント要求では再発行されません。後続のその他のメッセージは、マウントが正常に完了したか、追加の問題が検出されたかを示します。
ユーザーの対応
: MM1 と MM2 が同じ場合は、LMU またはビジョンシステムのハードウェアの問題が存在する可能性があります。それ以外の場合、応答は不要です。
{DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} and volume
volser
are incompatible - request rejected {before|after} the mount was attempted
説明
: マウントの試行前または試行後に、トランスポート {XXXX|AA:LL:PP:NN} およびボリューム volser のメディアと記録技法機能の間に互換性がないことが検出されました。
システムアクション
: マウントは拒否されます。ジョブは、ボリュームがマウントされるのを待機しますが、割り当てられたデバイスにカートリッジを物理的にマウントできないため、これは不可能です。
ユーザーの対応
: ジョブをキャンセルして、JCL、定義ステートメント (VOLATTR、UNITATTR、TAPEREQ)、SMS ルーチンを修正して、ジョブを再実行してください。
Volume
volser
not
CCCCCCCC
; No {CAPs|LSMs} were available in ACS
AA
説明
: すべての CAP または LSM が ACS AA で使用不可だったため、ボリューム volser は、パスが設定されなかったか拒否されませんでした。
システムアクション
: ほかのボリュームの処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 要求を満たす ACS 内のオンラインの LSM または CAP を指定してください。
Volume
volser
not
CCCCCCCC
; Volume not in the library
説明
: ボリューム volser はどの LSM 内にもありません。
システムアクション
: そのボリュームはイジェクトされません。
ユーザーの対応
: 対応はありません。
Audit of LSM
AA:LL
is recommended
説明
: MOVe コマンドまたはユーティリティーが、ソースまたはターゲットのいずれかの場所でエラーを検出しました。エラーの正確な性質を示す追加のメッセージがこのメッセージのあとに表示されます。
システムアクション
: そのカートリッジの MOVe は失敗します。
ユーザーの対応
: エラーの結果、示された LSM の監査が推奨されます。LSM の完全な監査ではない場合、少なくともエラーがある場所の監査が推奨されます。
MOVE incomplete; Volume
volser
stuck in LSM
AA:LL
{HAND N|PANEL
NN
DRIVE
NN
|PTP PANEL
NN
}
説明
: LSM のハードウェアの中断が原因で、ボリュームの MOVe は完了しませんでした。ボリュームの場所が表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: このボリュームに関する前の SLS0854D メッセージに対して Delete と応答しなかった場合、EJect コマンドを使用して削除できます。SLS0854D が表示されたら、Delete と応答してください。これによって、ボリュームが CDS から削除されます。その後、示された場所からボリュームを手動で削除して、ENter コマンドを使用して LSM に挿入してください。
Panel index
DD is invalid
説明
: MOVe 要求のターゲットパネル DD が、LSM で使用できるパネルの数より大きくなっています。
システムアクション
: MOVe 関数は処理を終了します。
ユーザーの対応
: LSM の範囲内にあるパネル索引を指定してください。
Please enter the password for
CCCCCCCC
processing of volume
volser
for
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD
説明
: ユーザー出口 14 が、CCCCCCCC 中にボリューム volser にアクセスするためのパスワードチェックを要求しました。DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD は、この要求がジョブ、ユーザー、オペレータのいずれに対するものだったかを示しているか、ユーザー出口がサイト固有の情報を示していることがあります。
システムアクション
: システムは応答を待機します。正しくないパスワードを入力した場合、要求は拒否されます。それ以外の場合、処理は続行されます。
ユーザーの対応
: 正しいパスワードを使用して応答してください。パスワードが不明な場合、セキュリティー管理者か、HSC ユーザー出口を担当するシステムプログラミングスタッフに連絡してください。セキュリティー対策を修正したら、要求を再発行してください。
User Exit SLSUX14 is inoperative; RC =
XX
説明
: 無効なリターンコードが返されたため、ボリュームアクセスユーザー出口 SLSUX14 は動作していません。
システムアクション
: ユーザー出口 14 は無効にされます。
ユーザーの対応
: ユーザー出口が有効なリターンコードを返すように修正してください。
Access to volume
volser
denied for
CCCCCCCC
processing for
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD
説明
: ユーザー出口 14 が、CCCCCCCC プロセス中にボリューム volser
に対して拒否されたアクセスを返しました。このプロセスは Mount または EJect の場合があります。DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD は、この要求がジョブ名、ユーザー ID、オペレータのいずれに対するものだったかを示しているか、ユーザー出口がサイト固有の情報を示していることがあります。
システムアクション
: Mount または EJect 要求は終了し、関数は続行できません。
ユーザーの対応
: 正しいユーザー出口がロードされていることを確認し、ロードされている場合は、セキュリティーの管理者か、HSC ユーザー出口を担当するシステムプログラミングスタッフに連絡して支援を求めてください。サイトの手順でサイト固有の情報を詳細に記述してください。セキュリティー対策の修正後に、要求を再発行してください。
volser on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; shortage
AA
;
MMMMMMMM
;
RRRRRRRR
;
SSSSSSSS; reply I / T,
capid
,vol
/ R / M,
vol
説明
: 要求されたメディア、記録技法、サブプールに対するスクラッチマウントを実行するボリュームが ACS AA に見つかりませんでした。
AA は ACS 番号です。
MMMMMMMM はメディアタイプです。
RRRRRRRR は記録技法です。
SSSSSSSS はサブプール名です。サブプール名が「SUBPOOL 0」の場合、スクラッチサブプール処理が有効ではないか、スクラッチサブプール処理は有効でもサブプールが要求に対して指定されていませんでした。
システムアクション
: Mount は、ユーザーが I、T,
capid,vol、R、または M,
vol と応答するのを待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
Mount 要求を無視する場合は、(無視)。HSC はマウントを保留のままにしておきます。
マウントを実行するために、指定した CAP およびサブプールから (指定したボリュームを) 一時的に挿入する場合は、T,
capid,vol (一時的に挿入)。
(サブプールスクラッチリストの補充後に) スクラッチの検索を再試行する場合は、R (再試行)。
要求を満たすために指定したボリュームをマウントする場合は、M,
vol (マウント)。
Mount of volume
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - volume changed to write-disabled for
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD
説明
: ドライブでボリューム volser に対するボリュームマウントを試行しました。ユーザー出口 14 は、ボリュームを保護するために仮想サムホイールを書き込み無効に設定するよう要求しました。DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD は、この要求がジョブ名、ユーザー ID、オペレータのいずれに対するものだったかを示しているか、ユーザーは出口を使用してサイト固有の情報を指定することがあります。
システムアクション
: Mount 要求は続行されますが、ユーザーが書き込み特権を要求した場合、MVS または VM システムは、書き込みが有効なボリュームをマウントすることを示すメッセージを発行します。
ユーザーの対応
: このボリュームに対するジョブが読み取り専用モードで続行される場合、ありません。それ以外の場合、別のボリュームが要求されることがあるか、正しい出口がシフトにロードされるようにする必要があります。正しい出口がロードされている場合、セキュリティーの管理者か、HSC ユーザー出口を担当するシステムプログラミングスタッフに連絡してください。手順でサイト固有の情報を詳細に記述してください。セキュリティー対策を修正または調整したら、ジョブを再送信してください。
Invalid password for
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD
説明
: 無効なパスワードが入力されたため、ボリュームへのアクセス要求が拒否されました。
システムアクション
: そのリクエストは拒否されます。
ユーザーの対応
: 要求を再入力して、正しいパスワードを指定してください。
Library client facility ended with RC = {0|4|7|8}
説明
: 診断テストプログラムが終了しました。診断テストプログラムの実行中に発生した最大のリターンコードがメッセージテキストに示されます。
システムアクション
: この時点で診断テストプログラムのすべての処理が終了します。
ユーザーの対応
: リターンコードを確認してください。リターンコードの重大度および性質は次のとおりです。
0 - すべての診断テストが正常に完了しました。
4 - Query、Mount、または Dismount 診断要求が失敗しました。
7 - LibraryStation または MVS/HSC のソフトウェアエラー (ABEND または STATUS_PROCESS_FAILURE)。
8 - ネットワーク通信が失敗したか、MVS/HSC の LibraryStation が非アクティブまたは未インストールです。
リターンコードが 0 でない場合は、SYSPRINT データセットのメッセージを調べて、エラー状態の性質と程度を確認してください。問題を修正してから、リターンコード 0 が返されるまで診断テストプログラムを再実行してください。
Release
AA:LL:CC
rejected; CAP is active on partition
PPP
説明
: CAP AA:LL:CC に対して RELease コマンドが発行されましたが、CAP は別のパーティションでアクティブです。
システムアクション
: CAP は解放されません。
ユーザーの対応
: 現在 CAP を使用しているホストで CAP を解放してください。
CCCCCCCC
CAPid
AA:LL:CC
failed.CAP not operational
説明
: CCCCCCCC は、動作していない CAP を要求しました。
システムアクション
: コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: CAP が動作していない理由を判別してください。問題を修正したら、CAP をオンラインに変更して、失敗した CCCCCCCC コマンドを再入力してください。
SL8500 Bulk CAP の場合、CAP に割り当てたロボットが動作していないことがあります。この場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
CCCCCCCC
CAP
AA:LL:CC
failed.CAP is unallocated
説明
: CCCCCCCC コマンドが、割り当てられていない CAP を要求しました。
システムアクション
: コマンドは終了します。
ユーザーの対応
: CAP が割り当てられていない理由を判別してください。問題を修正したら、CAP をオンラインに変更して、失敗した CCCCCCCC コマンドを再入力してください。
Current TRACELKP Status:
TAPEREQ {Traced|NOT Traced} UNITATTR {Traced|NOT Traced} VOLATTR {Traced|NOT Traced} LMUPATH {Traced|NOT Traced} MVCPOOL {Traced|NOT Traced} MGMTCLAS {Traced|NOT Traced} STORCLAS {Traced|NOT Traced} LKEYINFO {Traced|NOT Traced} LOOKFAIL {Traced|NOT Traced}
説明
: TRACELKP コマンドは正常に完了しました。ルックアップテーブルとそのトレースステータスのリストが表示されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Spent cleaning cartridge
volser
did not clean {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; cartridge {returned to home cell|left mounted|errant}
説明
: クリーニングカートリッジ volser のクリーニング材料が使い果たされた (使用済み) ため、ドライブがクリーニングされませんでした。
システムアクション
: LMU は、使用済みのクリーニングカートリッジをそのソースに返します。これを行うことができない場合、ボリュームはエラントになります。マウントが失敗した場合、カートリッジはマウントされたままになり、HSC はこれを取り出そうとします。
ユーザーの対応
: 使用済みのクリーニングカートリッジは、ACS から取り出して、トランスポートとの互換性がある新しいクリーニングカートリッジと交換してください。
Special use action by cartridge
volser
failed on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; cartridge {returned to home cell|left mounted|errant}
説明
: 示されたドライブに特殊用途のカートリッジがマウントされましたが、要求されたアクションは失敗しました。特殊用途のカートリッジには、9840 マイクロコード更新カートリッジと 9840 ダンプ収集カートリッジが含まれます。
システムアクション
: LMU は特殊用途のカートリッジをそのホームセルに返します。これを行うことができない場合、ボリュームはエラントになります。マウントが失敗した場合、カートリッジはマウントされたままになり、HSC はこれを取り出そうとします。
ユーザーの対応
: カートリッジがマウントされたままの場合は、マウント解除してください。特殊用途のカートリッジを取り出してください。これが 9840 ダンプ収集カートリッジの場合、収集するダンプは存在しない可能性があります。これが 9840 マイクロコード更新カートリッジの場合、必要なアクションを判別するために StorageTek ソフトウェア CSE に連絡してください。
Cleaning cartridge
volser
with select count
DDD
is {over-limit|spent}; cartridge ejected from ACS
AA
説明
: 示されたクリーニングカートリッジの選択回数は DDD です。クリーニングカートリッジは、制限超過 (使用回数が適用される MAXclean 値を超えていることが検出された) であるか、使用済み (クリーニング材料が使い果たされた) です。このメッセージは、ACS 内の制限超過または使用済みのクリーニングカートリッジを取り出すように HSC が指示されたときに発行されます。メッセージは、カートリッジをマウント解除して取り出す前に発行されます。
システムアクション
: HSC は、カートリッジのマウント解除と取り出しを続行します。
ユーザーの対応
: CAP を空にするメッセージが表示されたら、カートリッジを削除してください。
Unable to dismount volume
volser
to home cell
AA:LL:PP:RR:CC
; ejecting volume on drive
説明
: ボリューム volser のマウント解除によって、ホームセル AA:LL:PP:RR:CC で別のボリュームが検出されました。このメッセージの前に、ホームセル内で見つかったボリュームを示す SLS4081E メッセージが表示されることがあります。SLS4081E メッセージが表示されない場合、LSM にハードウェアの問題がある可能性があります。
システムアクション
: ボリューム volser はライブラリから取り出されます。
ユーザーの対応
: このメッセージの前に SLS4081E メッセージが表示された場合、ホームセル内でのボリュームの位置を特定して、そのボリュームを CDS に挿入するために、ホームセルの場所 AA:LL:PP:R:CC の監査が必要なことがあります。
SLS4081E メッセージが表示されなかった場合、ホームセルの場所を監査して、ボリュームがセル内にあるかどうかを判別してください。
ボリュームが見つからない場合、必要なアクションを判別するために Oracle CSE に連絡してください。
Requested {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} reserved by host
CCCCCCCC
; reply Ignore or Retry (I,R)
説明
: HSC が、ドライブのマウントまたはマウント解除を予約しようとしました。別のホストがドライブを予約しています。
システムアクション
: HSC は、ホストがドライブを解放するかユーザーがこのメッセージに応答するまで待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
マウント要求またはマウント解除要求をキャンセルする場合は、I (無視)
ドライブの予約を試行する場合は、R (再試行)。
Dismount of cartridge
volser1
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; found
volser2
in home cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: volser1 および volser2 に同じボリュームシリアルが付いている場合、重複したボリュームがライブラリ内に存在するか、2 つの同時マウント解除要求が LMU によって処理された可能性があります。volser1 および volser2 に異なるボリュームシリアルが付いている場合、別のボリュームが volser1 のホームセル内にあります。
システムアクション
: volser1 および volser2 に同じボリュームシリアルが付いている場合、重複したボリュームが ACS 内にあるかどうかを判別するために、ドライブのセルスキャンが実行されます。volser1 が volser2 と等しくない場合、volser1 の新しいホームセルが取得されます。
ユーザーの対応
: volser2 を見つけて CDS に挿入するために、ホームセルの位置 AA:LL:PP:RR:CC の監査が必要となることがあります。
Dismount of cartridge
volser1
from {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; expected
volser2
; drive found loaded
説明
: HSC がボリューム volser1 をドライブからマウント解除しようとしましたが、ドライブはロードされています。ドライブのステータス情報は、volser2 がドライブにマウントされていることを示しています。別の物理ボリューム volser1 がドライブ上にあるか、内部ボリュームシリアル volser1 が外部ボリュームシリアル volser2 と一致しません。
システムアクション
: HSC は処理を続行します。
ユーザーの対応
: ドライブ上のボリュームをマウント解除するべきである場合は、MVS UNLOAD コマンドを発行してから、HSC DISMount コマンドを発行してください。
Dismount of cartridge
volser1 from {DRIVE
XXXX|DRIVEID
AA:LL:PP:NN}; volume location information is incorrect; volume deleted from database
説明
: HSC がボリューム volser1 をマウント解除しようとしました。ボリュームのステータス情報はボリュームがエラントであることを示していますが、HSC はボリュームの位置を特定できませんでした。
システムアクション
: HSC はボリュームをデータベースから削除します。
ユーザーの対応
: ボリュームがドライブ上に見つからず、ライブラリ内にあると考えられる場合は、AUDIT ユーティリティーを実行してください。
Swap of volume to same {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; reply "S", "C", or "I" to Swap, Clean, or Ignore
説明
: スワップ操作で、ボリュームがマウントされている同一ドライブが指定されました。
システムアクション
: HSC はこのメッセージに対する応答を待機します。
ユーザーの対応
: 次のいずれかで応答します。
ボリュームをマウント解除して、同じドライブに再マウントする場合は、S (スワップ)。
ボリュームをマウント解除して、クリーナカートリッジをマウントして、クリーニングが完了したらボリュームを再マウントする場合は、C (クリーニング)。
マウント要求またはマウント解除要求をキャンセルする場合は、I (無視)。
Swap of
volser
on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - Volume not on drive
説明
: HSC は、ボリューム volser をドライブからマウント解除しようとしましたが、ドライブが空であるか、別のカートリッジがマウントされています。
システムアクション
: スワップ操作は失敗します。
ユーザーの対応
: スワップ操作が必要な場合、HSC コマンドを使用してスワップ操作を実行してください。最初に、HSC DISMount コマンドを発行して、現在のボリュームをドライブから削除してください。次に、HSC Mount コマンドを発行して、ボリュームを新しいドライブにマウントします。
{Mount|Dismount} of
volser
{on|from} {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} sent to HSC
説明
: マウント解除または MVS 以外のマウントが HSC によって処理のためにキューに入れられると、このメッセージが SMC に返されます。
システムアクション
: なし。要求されたマウント解除またはマウントは HSC によって処理されます。操作からのエラーメッセージは SMC に返されません。
ユーザーの対応
: なし
Dismount request for {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
} - found {drive reserved|drive loaded on scan|drive loaded on dismount}; request terminated
説明
: メッセージに示されている状態が原因で、HSC は SMC から要求されたマウント解除操作を完了できませんでした。
システムアクション
: マウント解除要求は終了します。ドライブの次のマウントが、SMC によって要求された MVS マウントである場合、ドライブがアンロードされるか、ドライブが予約されなくなるまでシステムは待機します。ドライブの次のマウントが MVS 以外のマウント (たとえば、RTD マウント) の場合、ドライブのアンロードを待機または強制するために WTOR メッセージが発行されます。
ユーザーの対応
: なし
Duplicate volser
volser
in cell
AA:LL:PP:RR:CC
and on {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}; ejecting volume on drive
説明
: マウント解除中にボリュームのホームセル内とドライブ上の両方に同じボリュームシリアルが見つかった場合に、このメッセージが表示されます。
システムアクション
: ドライブ上のボリュームは ACS から取り出され、ボリュームシリアルが CDS から削除されます。
ユーザーの対応
: メッセージに示されているセルを監査して、ボリュームを CDS に再度追加してください。
Mount/Dismount from SMC 6.0 is not supported.
説明
: マウント要求またはマウント解除要求が SMC 6.0 から HSC 7.0 以降に対して行われました。HSC 7.0 以降では、SMC 6.0 からの要求はサポートされていません。
システムアクション
: マウント要求またはマウント解除要求は失敗します。
ユーザーの対応
: SMC クライアントを SMC 7.0 以降にアップグレードしてください。
Number of drives per panel cannot be changed with FORHOST
説明
: SET SLIDRIVS ユーティリティー制御ステートメントで指定されたドライブ数が、パネルに対して定義された現在のドライブ数と一致しません。この SET SLIDRIVS ステートメントには FORHOST パラメータが含まれていました。唯一のホストに対するドライブ数をパネルで変更することはサポートされていません。
システムアクション
: その制御文は無視されます。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: 既存の値と一致するように SET SLIDRIVS ステートメントでドライブ数を修正するか、ステートメントから FORHOST パラメータを削除してすべてのホストに対するドライブ数を変更して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
HSC Parmlib not accessible, data reported may be incorrect
説明
: HSC Parmlib はアクセス可能ではなく、報告されたデータは不完全であるか正しくない可能性があります。Parmlib は SLSSCRPL DD ステートメントによって識別されるか、このホスト上のアクティブな HSC によってアクセスされることがあります。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。スクラッチサブプールの合計は生成されず、ボリュームのスクラッチサブプール ID は報告されません。クリーニングのグローバルな最大制限を判別できないため、最大使用制限を超えたクリーニングカートリッジは報告されません。
ユーザーの対応
: SLSSCRPL DD ステートメントを使用するか、正しい Parmlib にアクセスするアクティブな HSC があるホスト上でユーティリティーを実行することによって、HSC Parmlib を識別してください。
Panel must be empty to use SET SLIDRIVS to change cell geometry
説明
: 2 つのパネルのセルジオメトリが同じであるか、変更するパネルが空である場合を除き、SET SLIDRIVS ユーティリティー制御ステートメントを使用して、あるタイプのドライブパネルを別のタイプのドライブパネルには変更できません。
システムアクション
: ユーティリティー制御ステートメントは無視されます。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: (1) パネルに対して定義されたドライブ数を変更してジョブを再送信するか、(2) MNTD Float(OFf) を設定して、ボリュームを LSM に挿入せずに、MOVe または EJect コマンドまたはユーティリティーを使用してすべてのボリュームをパネルから削除してから、ジョブを再送信してください。
CDS
C...C
DDNAME
DDDDDDDD
is inconsistent with the active set; ignored
説明
: ユーティリティーへの CDS 入力が、選択したプライマリ CDS に基づくアクティブなセットの一部ではありません。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。指定された CDS データセットは更新されません。
ユーザーの対応
: ユーティリティーのために提供された JCL および HSC サブシステムを調べて、正しい CDS 名を判別してください。CDS ENABLE コマンドを HSC サブシステムに対して発行して、以前に無効にした CDS コピーを再度有効することもできます。
SET CDSLVL REGRESS is not allowed; host
CCCCCCCC
marked as active
説明
: HSC がいずれかのホストでアクティブとマークされているときは、SET CDSLVL REGRESS ユーティリティーを実行できません。
システムアクション
: ユーティリティー制御ステートメントは無視されます。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: すべてのホストで HSC を停止するか回復して、ジョブを再送信してください。
SET CDSLVL CONVERT requires all active hosts to have coexistence PTFs applied
説明
: SET CDSLVL CONVERT ユーティリティーでは、アクティブなすべてのホストが、HSC 2.1 を共存させるための PTF が適用された HSC 2.0.1 を実行している必要があります。
システムアクション
: ユーティリティー制御ステートメントは無視されます。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: すべてのホストを必要な HSC 保守レベルにして、ジョブを再送信してください。
SET CDSLVL REGRESS failed; invalid LSM or panel type found in CDS
説明
: SET CDSLVL REGRESS ユーティリティーが、CDS を前の CDS レベルに回帰しようとしました。ただし、前の CDS レベルではサポートされない LSM またはパネルタイプが CDS で定義されていました。
たとえば、20 台のドライブ用に構成された 9740 LSM およびドライブパネルは、CDS レベル 2.0.0 ではサポートされません。そのため、9740 LSM または 20 台のドライブパネルが含まれている 2.1.0 レベル CDS は、CDS レベル 2.0.0 に回帰できません。
システムアクション
: ユーティリティー制御ステートメントは無視されます。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: CDS を前の CDS レベルに回帰する前に、前の CDS レベルでサポートされないすべての LSM をライブラリ構成から削除する必要があります。LIBGEN、SLICREAT、および RECONFIG プロセスを使用して、LSM をライブラリ構成から削除できます。その後、CDS を前の CDS レベルに回帰できます。
SET SLIDRIVS requires host
CCCCCCCC
down or LSM
AA:LL
offline
説明
: SET SLIDRIVS ユーティリティーでは、既存のドライブまたはパネルタイプを変更するには、影響を受けるすべてのホストが停止しているか、LSM がオフラインである必要があります。
システムアクション
: ユーティリティー制御ステートメントは無視されます。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: 影響を受けるすべてのホストを停止するか、LSM をオフラインに変更して、SET SLIDRIVS ユーティリティーを再送信してください。
HOST
CCCCCCCC
LSM(
AA:LL
) PANEL(
PP
) drive unit addresses changed:
From: XXXX, XXXX, XXXX, XXXX ... XXXX To: XXXX, XXXX, XXXX, XXXX ... XXXX Model: NNNN
説明
: SET SLIDRIVS コマンドは、ホストのユニットアドレスを変更しました。MODEL が SET SLIDRVIS 制御ステートメントで指定されている場合にのみ、MODEL が表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
WARNING: REGRESS with HSC 2.1 created CDS
説明
: HSC 2.1 SLICREAT を使用して CDS が作成されました。
システムアクション
: CDS の回帰が続行されますが、CDS には一部のユーティリティーとの互換性がない場合があり、これが原因で予期できない結果になる可能性があります。
ユーザーの対応
: 回帰済みの CDS は RECONFIG を使用して実行してください。新しい HSC 2.0 CDS を作成して、RECONFIG RECDEF PARMLIB 文で指定してください。回帰済みの CDS を CDSDEF PARMLIB 文で指定してください。
Number of drives is invalid
説明
: パネルで定義されたドライブの数が許容値ではないか、LSM タイプで許可される最大を超えています。
システムアクション
: リターンコード 8 が設定され、ユーティリティー関数は終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、ジョブを再送信してください。
Panel map not found for panel
PP
in LSM
AA:LL
panel type
TT
説明
: 示されたパネルタイプのパネルセルマップが、パネルマップテーブル内に見つかりませんでした。
システムアクション
: リターンコード 8 が設定され、ユーティリティー関数は終了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティーが正しいバージョンの HSC ソフトウェアで実行していることを確認してください。エラーが解決しない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Insufficient space for
CCCCCCCC
data set; number of blocks required is
DDDDD
説明
: 十分な領域が割り当てられていなかったため、CCCCCCCC データセットに対して処理を続行できませんでした。
システムアクション
: プログラムは終了します。
ユーザーの対応
: 正しい容量の領域を指定して、ジョブを再送信してください。
CDS error - missing {ACS|LSM} for {LSM
AA:LL
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
|CAP ID
AA:LL:CC
}
説明
: 既存の ACS/LSM と一致しない鍵を持つレコードが見つかりました。
システムアクション
: ユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。エラーが SLUDBMAP (LIBGEN) で検出された場合、エラーがないライブラリの部分についての文が生成されます。
ユーザーの対応
: この状態を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。MERGE または RECONFIGURE ユーティリティーを使用して CDS を再作成する必要がある場合があります。
Output of CDS convert may be invalid
説明
: 有効な数のドライブスロットがないドライブパネルを持つ LSM レコードが見つかりました。
システムアクション
: ユーティリティーは完了し、リターンコード 4 を発行します。
ユーザーの対応
: この状態を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。MERGE または RECONFIGURE ユーティリティーを使用して CDS を再作成する必要がある場合があります。
Number of ACSs is greater than 100
説明
: LIBGEN ユーティリティーの実行中に、ACS の合計数が 100 を超えることが検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーは完了し、リターンコード 4 を発行します。99 (16 進数の 63) を超える ACS ID の出力は生成されません。
ユーザーの対応
: この数が新しい最大である 100 より大きくなる原因である「プレースホルダー」ACS が CDS で定義されている場合、最大以下の ACS 数で新しい CDS を作成して、CDS MERGE ユーティリティーを実行してデータを既存の CDS から新しい CDS に転送する必要があります。
ACS
AA
contains more than 100 LSMs
説明
: LIBGEN ユーティリティーの実行中に、ACS AA に 100 を超える LSM があることが検出されました。ACS FUTRACS が表示される場合、FUTRACS パラメータの LSM 部分が大きすぎることを示しています。
システムアクション
: ユーティリティーは完了し、ACS が実際の ACS の場合はリターンコード 8 を発行し、ACS が FUTRACS の場合はリターンコード 4 を発行します。
生成される SLIACS マクロには、16 進数の 63 を超える ID を持つ LSM は含まれていませんが、それらの SLILSM レコードが生成されます。
ユーザーの対応
: 実際の ACS についてこのメッセージが表示される場合、LIBGEN ユーティリティーの出力は LIBGEN アセンブリプロセスへの入力として使用できません。
構成を調べて、未使用の LSM を削除する方法を判別して、修正した構成で新しい CDS を作成してください。その後、CDS MERGE ユーティリティーを実行して、データを既存の CDS から新しい CDS に転送してください。
FUTRACS would create more than 100 ACSs, resetting to
NN
説明
: LIBGEN ユーティリティーの実行中に、既存の ACS の数と将来の ACS の数の合計がシステムの最大である 100 を超えることが検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーは、100 と現在の ACS 数の差に FUTRACS パラメータを設定して、処理を続行します。ほかのエラーが検出されない場合、ユーティリティーはリターンコード 4 で終了します。
ユーザーの対応
: なし
FUTRLSM would create more than 100 LSMs, resetting to
NN
説明
: LIBGEN ユーティリティーの実行中に、ACS 内の既存の LSM の数と将来の LSM の数の合計がシステムの最大である 100 を超えることが検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーは、100 と ACS 内の現在の LSM 数の差に FUTRLSM パラメータを設定して、処理を続行します。ほかのエラーが検出されない場合、ユーティリティーはリターンコード 4 で終了します。
ユーザーの対応
: なし
FUTRLSM would create more than 100 LSMs, resetting to
NN
説明
: ボリューム volser をそのホームセルにマウント解除しようとしましたが、ホームセルは別のボリュームによって占有されており、FLOAT OFF は使用中でした。
システムアクション
: A または E と応答するまで、マウント解除は待ち状態になります。
ユーザーの対応
: A と応答すると、HSC は、ボリューム volser の別のホームセルを割り当てることができます。E と応答すると、ボリューム volser が取り出されます。
FUTRLSM would create more than 100 LSMs, resetting to
NN
説明
: 指定された DDNAME は、有効な CDS 形式ではないデータセットを参照しています。CCC...CCCC はエラーを示します。
システムアクション
: ユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティー JCL を修正して、ジョブを再送信してください。
Duplicate vaulted volume
VVVVVV
found in "FROM" and "TO" CDS
説明
: マージプロセス中に、示されたボールトボリューム VVVVVV が「FROM」CDS および「TO」CDS 内で重複していることが検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。マージプロセスでは、ボールトボリューム情報は「FROM」CDS から「TO」CDS にコピーされません。「TO」CDS 内の既存のボールトボリュームは影響を受けません。リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: 重複したボールトボリュームが意図したとおりに処理されていることを確認してください。
Merge command with REALONLY|VIRTONLY parameter will be replaced by SLSMERGE parameter ALLREAL|ALLVIRT in a future release
説明
: MERGE コマンドの REALonly|VIRTonly パラメータは、将来のリリースでは ALLREAL|ALLVIRT パラメータに置き換えられます。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: 将来は、MERGE REALonly パラメータの代わりに SLSMERGE ALLREAL パラメータ、MERGE VIRTonly パラメータの代わりに SLSMERGE ALLVIRT パラメータを使用してください。特定のデータ型がマージされないようにするには、NOREAL、NOVIRT、および NOVALT の各パラメータを使用してください。
Merge command parameter REALONLY|VIRTONLY has been detected; SLSMERGE NOVIRT/NOREAL and NOVALT parameters have been automatically set
説明
: MERGE REALonly|VIRTonly パラメータは、将来のリリースでは SLSMERGE ALLREAL|ALLVIRT パラメータに置き換えられます。MERGE REALonly|VIRTonly パラメータをサポートするために、REALonly|VIRTonly パラメータが検出されると、SLSMERGE NOREAL|NOVIRT および NOVALT パラメータが設定されます。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: 将来は、REALonly|VIRTonly パラメータの代わりに SLSMERGE ALLREAL|ALLVIRT|NOREAL|NOVIRT|NOVALT パラメータを使用してください。
SLSMERGE parameters:
- NOREAL and NOVIRT or - NOREAL, NOVIRT, and NOVALT have been requested which indicates to merge nothing
説明
: 要求側の SLSMERGE パラメータ:
CDS 内にボールト情報がない NOREAL および NOVIRT
NOREAL、NOVIRT、および NOVALT
同じマージジョブで、マージ対象が何もないことを示しています。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
{ACS
AA
|LSM
AA:LL
} on MERGE control statement not found in {FROM|TO} CDS
説明
: MERGE 制御文に、示された CDS に存在しない ACS または LSM が含まれています。
システムアクション
: ユーティリティーは、検証プロセスを続行します。マージは行われません。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: 情報を修正して、ユーティリティージョブを再送信してください。SLICREAT ユーティリティーで TO CDS を作成したばかりの場合、正しい ACS および LSM の情報が含まれていることを確認してください。
LSM
AA:LL
in MERGE TO CDS is not empty
説明
: マージ先 LSM として示された LSM が TO CDS 内のボリュームを 1 つ以上含んでいることを MERGE ユーティリティーが検出しました。
システムアクション
: ユーティリティーは、検証プロセスを続行します。マージは行われません。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: LSM が意図したマージ先であることを確認してください。そうである場合、マージを続行する前に、すべてのボリュームの EJect または MOVe を行なってください。
LSM
AA:LL
in FROM CDS is not same type as LSM
AA:LL
in TO CDS
説明
: CDS マージのソースおよび宛先 LSM が同じ LSM タイプではありません。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。この LSM のマージは実行されません。
特定の FLSM/TLSM パラメータ文を使用して LSM が要求された場合、マージは行われず、リターンコード 8 が設定されます。
一致しない LSM が ALL または FACS/TACS パラメータ文内にあり、VALIDate オプションが指定されていなかった場合、ほかの LSM のマージは行われ、リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: FLSM/TLSM パラメータが LSM に対して指定されていた場合、文を修正して、ユーティリティーを再送信してください。LSM が示された ACS 内にあるか、ALL グループの一部である場合、LSM をマージプロセスでバイパスすることを確認してください。
Panel
PP
LSM
AA:LL
in FROM CDS is not same type as LSM
AA:LL
in TO CDS
説明
: パネル PP
のパネルタイプが、マージの FROM CDS および TO CDS で同じではありません。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。一致しないパネルのボリュームはマージされません。リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: TO CDS でパネルが正しく指定されていることを確認してください。
LSM
AA:LL
does not exist in TO CDS
説明
: MERGE TO CDS 内に LSM AA:LL がありません。マージは、ALL オプションまたは FACS/TACS 制御文のいずれかを使用して指定されました。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。示された LSM からのボリュームはマージされません。リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: マージプロセスで LSM をバイパスすることを確認してください。
Duplicate volume
volser
found in FROM CDS; target location is ACS(
AA
)
LSM(
LL
) PANEL(
PP
) ROW(
RR
) COLUMN(
CC
)
説明
: マージプロセス中に、FROM CDS のマージ対象 LSM のボリューム (volser) が TO CDS にすでに存在します。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。マージプロセスでは、ボリューム情報は TO CDS の宛先 LSM にコピーされません。TO CDS の既存のボリュームは影響を受けません。リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: 重複するボリュームが意図したとおりに処理されることを確認してください。マージ後に、重複するボリュームが含まれていたすべてのターゲットの場所で AUDIT ユーティリティー関数を実行して、重複を LSM から取り出してください。
Volume
volser
found errant during Merge; target home location is ACS(
AA
) LSM(
LL
) PANEL(
PP
) ROW(
RR
) COLUMN(
CC
)
説明
: マージ関数が、TO CDS のホームの場所が AA:LL:PP:RR:CC になるエラントボリューム (volser) を FROM CDS で検出しました。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。VALIDate オプションが指定されていなかった場合、エラントボリュームは TO CDS にコピーされ、エラントとマークされました。リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: マージ後に TO CDS で示されたセルの監査を実行して、エラントステータスをクリアしてください。
Volume
volser found selected during Merge; target home location is ACS(
AA
) LSM(
LL
) PANEL(
PP
) ROW(
RR
) COLUMN(
CC
)
説明
: マージ関数が、TO CDS のホームの場所が AA:LL:PP:RR:CC になる選択済みボリューム (volser) を FROM CDS で検出しました。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。VALIDate オプションが指定されていなかった場合、選択したボリュームは TO CDS にコピーされ、未選択とマークされました。リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: マージ後に TO CDS で示されたセルの監査を実行して、ボリュームの場所を確認してください。
FROM CDS name is the same as TO CDS name
説明
: FROM CDS に、プライマリ、シャドウ、またはスタンバイバージョンの TO CDS と同じデータセット名があります。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN ジョブステップで FROM CDS と指定されたファイルの名前を修正してください。
CDS Merge Phase
N
(
CCCCCCCC
) completed
説明
: これは、N、関数 CCCCCCCC が完了したことを示す SLUADMIN MERGEcds ユーティリティーチェックポイントメッセージです。フェーズは次のとおりです。
フェーズ 1- 初期化
マージプロセスは、正常に TO CDS を予約して、FROM CDS を割り当てて初期化して予約しました。
フェーズ 2- パラメータの検証
マージプロセスは、マージされるすべての LSM を検証しました。
フェーズ 3- データ領域の構築
マージプロセスは、正常にデータ領域を割り当てて、マージ対象 CDS 情報を取り込みました。
フェーズ 4- データ領域の書き込み
マージプロセスは、正常にマージ対象データをプライマリ CDS コピーに書き込みました。VALIDate オプションが指定されている場合、フェーズ 4 はバイパスされます。
フェーズ 5- クリーンアップ
マージプロセスは、正常にプライマリ CDS をセカンダリバージョン (存在する場合) にコピーして、終了プロセスを完了しました。
システムアクション
: フェーズ 1 - 4 の完了後に、マージプロセスは続行されます。フェーズ 5 の完了後に、マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: なし
Creation of a utility data space failed -
MMMMMMMM
-
CC
-
RRRRRRRR
説明
: MMMMMMMM は、CDS MERGE ユーティリティーのデータ領域の作成中に失敗した IBM マクロ呼び出しです。CC は、失敗を説明するリターンコードです。RRRRRRRR は、失敗を説明する理由コードです。リターンコードや理由コードの説明については、該当する IBM のドキュメントを参照してください。
失敗したマクロが DSPSERV で、リターンコードが「08」で理由コードが「xx0005xx」の場合、データ領域のサイズがインストール条件 (IEFUSI 出口) に違反しています。
これは、HSC が保護キー 1 - 7 で実行されていないことを示しています。HSC の保護キーの正しい指定については、SYS1.PARMLIB の SCHEDxx メンバー内で MVS プログラムプロパティーの表を確認してください。
システムアクション
: ユーティリティープロセスは終了します。
ユーザーの対応
: 失敗の原因を判別して、ユーティリティー要求を再送信してください。
No DD statement(s) found for FROM CDS
説明
: MERGEcds コマンドに FROM CDS の DD 文が含まれていませんでした。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: FROM CDS を指定して SLSFCNTL の DD 文を指定してください。シャドウコピーやスタンバイコピーが使用可能な場合、これらのファイルの DD 文 (SLSFCTL2/SLSFSTBY) も指定してください。CDS MERGE ユーティリティーは現在のプライマリ CDS を判別して、これをマージの FROM CDS として使用します。
Missing or invalid SLSMERGE data set found for MERGEcds
説明
: SLSMERGE DD 文がなかったか、データセットを開くことができなかったか、パラメータが見つからずキーワード「ALL」が MERGEcds 文で指定されていませんでした。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: MERGEcds 文で「ALL」を指定するか、SLUADMIN ジョブに SLSMERGE DD 文を 1 つ以上のパラメータとともに含めてください。
MERGEcds ALL was specified with a SLSMERGE DD statement
説明
: MERGEcds 文で ALL が指定されましたが、SLSMERGE DD 文が SLUADMIN ジョブに見つかりました。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: MERGEcds 文から ALL キーワードを削除するか、SLUADMIN ジョブから MERGEDEF DD 文を削除してください。
CDS Merge complete on
CCCC...CCCC
説明
: CDS マージがデータセット名 CCCC...CCCC の CDS を正常に更新しました。
システムアクション
: CDS マージプロセスが続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Unable to select a primary CDS for MERGEcds
説明
: SLUADMIN への入力として指定されたすべての FROM CDS コピーで、DHB の情報が調べられました。プライマリまたはセカンダリ CDS は、最後に使用されてからそれ以降復元されていない場合、最良の CDS コピーではありませんでした。そのため、有効なプライマリ CDS ではありません。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN ジョブに対して指定された SLSFCNTL、SLSFCTL2、および SLSFSTBY データセットを確認してください。正しいデータセットが指定されていた場合、HSC BACKUP ユーティリティーを使用して、最新の CDS コピーを選択してバックアップしたあとで、HSC RESTORE を使用してすべての CDS コピーを同期してください。その後、SLUADMIN ジョブを再開してください。
Cleaner prefix
XXX
on FROM CDS does not match
XXX
on TO CDS
説明
: マージされる 2 つの CDS のクリーナ接頭辞が一致しません。
システムアクション
: CDS マージプロセスが続行されます。FROM CDS でクリーニングカートリッジが見つかった場合、メッセージ SLS4221E に示されます。
ユーザーの対応
: CDS マージが VALIDate オプションを指定して実行された場合、すべてのクリーニングカートリッジを FROM LSM から取り出してください。
CDS マージが VALIDate オプションなしで実行された場合、マージの完了後にすべてのクリーニングカートリッジを TO LSM から取り出してください。
Volume
VVVVVV
in LSM
AA:LL
merged as non-cleaner
説明
: ボリューム VVVVVV の接頭辞は、FROM CDS のクリーナ接頭辞と一致しますが、TO CDS のクリーナ接頭辞とは一致しません。
システムアクション
: CDS マージプロセスが続行されます。ボリュームは TO CDS に追加されますが、クリーニングカートリッジとしては使用されません。
ユーザーの対応
: CDS マージが VALIDate オプションを指定して実行された場合、ボリュームを FROM LSM から取り出してください。
CDS マージが VALIDate オプションなしで実行された場合、マージの完了後にボリュームを TO LSM から取り出してください。
Duplicate {FROM|TO} {ACS
AA
|LSM
AA:LL
} found on MERGE control statement
説明
: 重複する ACSid または LSMid が MERGE 制御文で FROM または TO ACS/LSM として指定されたか、FROM/TO マージパラメータの ACSid が別の FROM/TO LSMid と重複しています。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
Audit in progress on TO LSM
AA:LL
説明
: CDS マージのターゲットである LSM AA:LL で監査が進行中です。
システムアクション
: VALIDate オプションが指定されていた場合、リターンコード「4」が設定され、検証プロセスが続行されます。それ以外の場合、CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: 監査の完了後に CDS マージを再送信してください。LSM にボリュームが含まれている場合、マージのターゲットにはできません。
Unexpected CDS Merge error - Component=
MMMMMMMM
, RC=
XXXXXXXX
説明
: CDS マージの処理中に、予期しないエラーが発生しました。MMMMMMMM は、失敗した HSC コンポーネントの名前です。XXXXXXXX は、操作からのリターンコードです。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: 示されたコンポーネントに関連付けられたリターンコードを確認してください。問題を解決できない場合、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SLSMERGE input parameter:
XXXX...XXXX
説明
: 示されたパラメータ文が SLSMERGE データセットから読み取られました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
VAR|VVOL area overflow during CDS merge
説明
: VAR 領域または VVOL 領域のいずれかにボリュームを追加するための空き領域が TO CDS にありません。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
:
オーバーフローの原因が VAR 領域に空き領域がないためである場合、LIBGEN プロセスで TO CDS のサイズを増やしてください。
オーバーフローの原因が VVOL 領域に空き領域がないためである場合、LIBGEN プロセスと SET VAULTVOL ユーティリティーで TO CDS のサイズを増やしてください。
MERGECDS requires HSC at base level; MERGECDS terminated
説明
: MERGEcds では HSC は基本サービスレベルである必要があります。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: SRVlev コマンドを使用して、サービスレベルを BASE に変更するか、HSC を停止して、BASE パラメータを使用して再起動してください。
CCCCCCCC1
CCCCCCCC2
parameter not valid
説明
: コマンドまたは制御文 CCCCCCCC1 のパラメータ CCCCCCCC2 が無効です。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。生成されるレポートは誤っていることがあります。リターンコード X'04' が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーがあるコマンドまたは制御文を修正して、ユーティリティーを再実行してください。
Panel
PP
on LSM
AA:LL CCCCCCCC
説明
: LSM AA:LL パネル PP が凍結されているか凍結解除されているかの確認。
システムアクション
: SET 関数は完了します。
ユーザーの対応
: なし
Entire LSM
AA:LL CCCCCCCC
説明
: LSM AA:LL 全体が凍結されているか凍結解除されているかの確認。すでに要求された状態になっている場合、すでに凍結されているか凍結解除されているかがメッセージで示されます。
システムアクション
: SET 関数は完了します。
ユーザーの対応
: なし
Unable to Freeze/Unfreeze an unallocated or non-existent LSM or panel
説明
: 割り当てられていない LSM、または LSM で割り当てられていないパネルを凍結または凍結解除しようとしました。
また、存在しない LSM またはパネルを凍結または凍結解除しようとすると、このエラーが表示されることがあります。割り当てられていないパネルはバイパスされ、凍結または凍結解除できません。
システムアクション
: SET 関数は RC=8 で完了します
ユーザーの対応
: なし
Duplicate (MVC|VTV) volume
(
VVVVVV
) found in FROM CDS
説明
: マージプロセス中に、ボリューム (VVVVVV) は TO CDS にすでに存在します。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。マージプロセスでは、どの MVC および VTV ボリュームも TO CDS にコピーされません。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: MVC/VTV の競合を修正して、CDS マージを再送信してください。
VTV/MVC conflicts detected; Virtual volumes not merged
説明
: マージプロセス中に、「FROM」CDS の仮想ボリューム (VTV または MVC) が、「TO」CDS で VTV、MVC、または実際のボリュームとして存在します。仮想 (VTV/MVC) ボリューム情報のマージは実行されません。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。マージプロセスでは、どの MVC および VTV ボリュームも「TO」CDS にはコピーされませんが、実際のボリュームのマージが行われます (要求された場合)。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: VTV/MVC の競合を修正して、CDS マージを再送信してください。
Duplicate {FROM|TO} VTSS NAME (
XXXXXXXX
) found on MERGE control statement
説明
: 重複する VTSS 名 (XXXXXXXX) が MERGE 制御文で FROM または TO VTSS 名として指定されました。マージは、FVTSS/TVTSS 制御文を使用して指定されました。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
VTSS NAME (
XXXXXXXX
) on MERGE control statement not found in the {FROM|TO} CDS
説明
: MERGE FROM または TO CDS に VTSS 名 (XXXXXXXX) がありません。マージは、FVTSS/TVTSS 制御文を使用して指定されました。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
{MVC|VTV} volume
VVVVVV
not configured in ’TO’ CDS
説明
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
DELVirt パラメータが指定されています。
「FROM」CDS は、空になるか初期化されないボリューム VVVVVV を示しています。
VTV は、常駐ではなく最新の MVC コピーを持たない場合、空であるとみなされます。MVC は、最新の VTV を含んでおらず、以前に使用されたことがあり排出された場合は空であるとみなされます。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。マージプロセスでは、どの MVC または VTV ボリュームも「TO」CDS にコピーされません。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: マージ処理でボリューム VVVVVV を「TO」CDS にコピーする場合は、ボリューム VVVVVV を (必要に応じて) MVC または VTV の範囲に含めるように「TO」CDS の構成を修正して、マージを再実行してください。
マージ処理で、ボリューム VVVVVV を「TO」CDS にコピーするのではなく削除する場合:
DELVirt パラメータが指定されていることを確認します。
ボリューム VVVVVV が VTV の場合、「FROM」CDS が、VTV VVVVVV を、常駐ではなく最新の MVC コピーを持っていないと示すようにしてください。VTV VVVVVV がスクラッチの場合、DELETSCR ユーティリティーを使用して、VTV の常駐および MVC コピーを削除できます。
ボリューム VVVVVV が MVC の場合、「FROM」CDS で、MVC VVVVVV が空である (つまり、含まれている VTV が 0) と示していることを確認してください。MVC VVVVVV に以前に VTV が含まれていた場合、MVCRPT を実行してください。値が「Owner/Comment/Consolidate Time」列に表示される場合、MVC VVVVVV を排出する必要があります。排出後、その列に値は表示されません。
ボリューム VVVVVV を削除するための条件を満たしたら、マージを再実行してください。
MVC volume
VVVVVV
is a duplicate of a real volume
説明
: マージプロセス中に、VTV ボリューム VVVVVV が実際のボリュームの複製であることが検出されました。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。マージプロセスでは、どの MVC および VTV ボリュームも「TO」CDS にコピーされません。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: VTV/実際のボリュームの競合を修正して、CDS マージを再送信してください。
Parameter {ALL|ALLREAL|FACS} specified, but the {TO|FROM} CDS is a tapeless configuration
説明
: マージプロセスは、実際のボリュームデータをマージするべきであることを示しているパラメータを検出しましたが、「TO」または「FROM」のいずれかの CDS がテープレス構成として定義されています。
システムアクション
: ユーティリティーは、フェーズ 2 のあとで終了します。データはマージされませんでした。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: パラメータを修正するか、LIBGEN/SLICREAT プロセスを使用して「TO」CDS の CDS 定義を変更して、CDS マージを再送信してください。
PARAMETER ALLVIRT specified, but no virtual data defined in "TO"|"FROM" CDS.
説明
: ALLVIRT が指定されましたが、仮想構成データが「TO」または「FROM」CDS に見つかりませんでした。
システムアクション
: ユーティリティーは、フェーズ 2 のあとで終了します。データはマージされませんでした。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: パラメータを修正して、CDS マージを再送信してください。SWSADMIN CONFIG 関数が「TO」CDS に対して実行されたことを確認してください。
PARAMETER "ALL" specified, but no virtual data was defined in the "TO" CDS.No virtual data copied.
説明
:「ALL」が指定されましたが、仮想構成データが「TO」CDS に見つかりませんでした。仮想レコードはコピーされませんでした。
システムアクション
: ユーティリティーは、「実際の」CDS データのみをコピーしました。リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: SWSADMIN CONFIG 関数を実行して仮想情報を定義して、CDS マージを再送信して、必要に応じて仮想情報をコピーしてください。
MVC/VTV volume
VVVVVV
deleted from "TO" CDS during MERGE
説明
: ソース CDS 内で初期化されていないか空であり、ターゲット CDS で定義されていない VTV または MVC が、MERGECDS 操作中にターゲット CDS にコピーされない場合は常に、このメッセージが発行されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Migrated VTV
VVVVVV
found in source CDS but corresponding MVC
VVVVVV
not defined in target CDS
説明
: 移行済みの VTV がソース CDS で見つかっても、移行先の MVC がターゲット CDS で定義されていない場合は、MERGECDS 操作中にこのメッセージが発行されます。
システムアクション
: CDS マージプロセスの実際の部分は完了しますが、仮想レコードはターゲット CDS にコピーされません。操作はリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: ターゲット CDS で MVC を定義するか、VTV を VTCS から削除してください。
CCCCCCCC
parameter value invalid; must be ’YES’ or ’NO’
説明
: SLUADMIN ユーティリティー関数で、YES または NO 以外の値とともにパラメータが指定されました。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティー制御文でパラメータを修正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Volume
VVVVVV
location
AA:LL:RR:CC
; ACS|LSM not found in CDS
説明
: VOLRPT サマリー合計を計算しようとしたときに、ボリュームの場所の ACS または LSM が、CDS から作成された ACS または LSM テーブルと一致しませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。生成されるレポートは誤っていることがあります。リターンコード X'04' が設定されます。
ユーザーの対応
: ボリュームの場所が誤っているかどうか、または CDS の ACS/LSM レコードが誤っているかどうかを調査してください。
Parameter "ALL" specified, but the "TO" CDS does not contain any VTV volumes
説明
:「ALL」が指定されましたが、仮想ボリュームが「TO」CDS で定義されていません。
システムアクション
: ユーティリティーは、フェーズ 2 のあとで終了します。データはマージされませんでした。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: SWSADMIN CONFIG 関数を実行して仮想情報を定義して、CDS マージを再送信して、必要に応じて仮想情報をコピーしてください。
Prior RELease
AA:LL:CC
executing; reply Cancel current command or Force release (C,F)
説明
: 前の RELease コマンドが発行されているか、CAP の解放要求が別のホストまたはユーティリティー ESTAE に対して実行されています。
システムアクション
:
コマンドは、ユーザーが「C」または「F」と応答するまで待機します。
「C」と応答すると、RELease コマンドはキャンセルされ、前の解放プロセスが引き続き実行されます。
「F」と応答すると、現在の解放プロセスはキャンセルされ、省略された CAP 解放が実行されます。
ユーザーの対応
: 前の CAP タスクが完了しなかった理由を判別してください。考えられる理由には、未処理の CAP 操作または WTOR があります。その場合、要求された CAP 操作の実行を試行してください。たとえば、CAP からボリュームを空にして CAP ドアを閉めるか、未処理のメッセージに応答してください。
未処理のアクションメッセージまたは WTOR が存在しない場合は、解放コマンドが CAP のカタログを実行している可能性があります。特に LMU が複数の要求をアクティブに処理している場合、CAP のカタログには数分かかることがあります。これに当てはまる場合は、「C」と応答して、前の解放プロセスが完了するまで待機してください。
未処理のアクションメッセージまたは WTOR が存在しない場合は、解放コマンドが CAP のカタログを実行している可能性があります。特に LMU が複数の要求をアクティブに処理している場合、CAP のカタログには数分かかることがあります。これに当てはまる場合は、「C」と応答して、前の解放プロセスが完了するまで待機してください。
RELease
AA:LL:CC
command is waiting for {the CAP lock|LMU response}
説明
: RELease コマンドが発行され、アクティブな CAP タスクの終了を送信しましたが、タスクはまだ終了していません。
システムアクション
: コマンドは待ち状態になります。
ユーザーの対応
: 前の CAP タスクが完了しなかった理由を判別してください。考えられる理由には、未処理の CAP 操作または WTOR があります。その場合、要求された CAP 操作の実行を試行してください。たとえば、CAP からボリュームを空にして CAP ドアを閉めるか、未処理のメッセージに応答してください。
未処理のアクションメッセージまたは WTOR が存在しない場合は、アクティブな CAP プロセスが LMU からの応答を待機している可能性があります。LMU が複数の要求をアクティブに処理している場合、応答には数分かかることがあります。
Cartridge
volser
in CAP
AA:LL:CC
has an invalid media label and cannot be entered
説明
: カートリッジ (volser) が、読み取り不可能なメディアラベルが付いた CAP AA:LL:CC で見つかり、挿入できません。
システムアクション
: カートリッジの挿入では、CAP セル内で見つかったカートリッジは残され、カートリッジを取り外すことができるように CAP がロック解除されます。
ユーザーの対応
: カートリッジを CAP から取り出します。カートリッジを挿入する必要がある場合、メディアラベルを修正してください。
Duplicate {FROM|TO} VAULT name
CCCCCCCC
found on MERGE control statement
説明
: 重複する FROM|TO ボールト名 CCCCCCCC が SLSMERGE FVAULT/TVAULT パラメータカードで指定されました。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
VAULT name
CCCCCCCC
on SLSMERGE {FVAULT|TVAULT} parameter NOT found in the {FROM|TO} CDS
説明
: SLSMERGE {FVAULT|TVAULT} パラメータで指定されたボールト名 CCCCCCCC が、{FROM|TO} CDS で見つかりませんでした。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: SLSMERGE {FVAULT|TVAULT} パラメータで無効なボールト名を修正して、CDS マージを再送信してください。
An invalid combination of {ALLREAL AND REAL|ALLVIRT AND VIRTUAL|ALLVALT AND VAULT|ALLREAL AND NOREAL|ALLVIRT AND NOVIRT|ALLVALT AND NOVALT} SLSMERGE cards coded
説明
: SLSMERGE MERGE ALLxxxx パラメータは、SLSMERGE Fxxxx|Txxxx パラメータと同時に使用できません。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
ALLVALT|FVAULT parm specified but no vaults were defined in "FROM" CDS
説明
: SLSMERGE ALLVALT|FVAULT パラメータが指定されましたが、「FROM」にボールトがありませんでした。
システムアクション
: ユーティリティーは、フェーズ 2 のあとで終了します。データはマージされませんでした。リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
Cannot merge into "TO" VAULT
CCCCCCCC
because it is not empty
説明
:「TO」ボールト CCCCCCCC にはすでにボリュームが格納されています。「TO」ボールトがボリュームをマージするには、空である必要があります。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
Cannot merge into "TO" VAULT
CCCCCCCC
because it is set up for fewer slots than "FROM" VAULT
CCCCCCCC
説明
:「TO」ボールト CCCCCCCC は、「FROM」ボールト CCCCCCCC より少ないスロットで設定されました。「FROM」ボールト内のすべてのボリュームを「TO」ボールトに移行可能にするには、「TO」ボールトを、「FROM」ボールトと同数かそれより多い数のスロットで作成する必要があります。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: エラーを修正して、CDS マージを再送信してください。
There is {REAL|VIRTUAL|VAULT} data in "FROM" CDS but merge options selected will not merge this data into "TO" CDS
説明
: 選択されたマージオプションでは、「FROM」CDS で見つかった {REAL|VIRTUAL|VAULT} はマージされません。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: {NOREAL|NOVIRT|NOVALT} SLSMERGE パラメータを使用して特定のデータをマージしないようにして、CDS マージを再送信してください。
LSM
AA:LL
in the FROM CDS and LSM
AA:LL
in the TO CDS are not in the same partition
説明
: ソースおよび宛先 LSM が異なるパーティションに属しています。TO CDS の LSM が現在のパーティションに割り当てられていない場合、DISPLAY LSM には UNALLOCATED が示されます。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。この LSM のマージは実行されません。
特定の FLSM/TLSM パラメータ文を使用して LSM が要求された場合、マージは行われず、リターンコード 8 が設定されます。
LSM が ALL または FACS/TACS パラメータ文にあり、VALIDate オプションが指定されていなかった場合、ほかの LSM のマージは行われ、リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: FLSM/TLSM パラメータが LSM に対して指定されていた場合、文を修正して、ユーティリティーを再送信してください。LSM が示された ACS 内にあるか、ALL グループの一部である場合、LSM をマージプロセスでバイパスすることを確認してください。
CDS Merge terminated prematurely; merge complete on {NO CDS copies|PRIMARY CDS copy|ALL CDS copies}
説明
: HSC サブシステムのマージプロセスでは、MERGE ユーティリティーの異常終了が通知されました。マージでは、示された CDS コピーがすでに更新されています。
システムアクション
: CDS マージプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: メッセージを確認してマージのステータスを判別してから、次のように続行してください。
CDS コピーが更新されなかった場合は、最初にマージを再開できます。
プライマリ CDS コピーのみが更新された場合、セカンダリコピーは自動的に無効にされます。プライマリとの同期を強制的に行うには、CDS を有効にできます。
すべての CDS コピーが更新された場合は、マージは完了しており、アクションは不要です。
Inconsistent copy flag found on
DDDDDDDD
説明
: ユーティリティー関数は、DDNAME DDDDDDDD の CDS コピーで矛盾したコピーフラグがオンになっていることを検出しました。
システムアクション
: 有効な CDS コピーが存在する場合、ユーティリティーは続行されます。データセット DDDDDDDD は処理されません。
ユーザーの対応
: 次のいずれかを行なって、矛盾したコピーを同期してください。
すべての CDS コピーをバックアップから復元します。
HSC への矛盾したコピーを有効にします。これによって、矛盾したコピーの同期が強制的に行われます。
’DIAGSCAN’ parameter value invalid; must be ’ONLY’ or ’ALSO’
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティーで、ONLY または ALSO 以外の値で DIAGScan パラメータが指定されました。
システムアクション
: AUDIT ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティー制御文で DIAGScan パラメータを修正して、SLUADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
No diagnostic cells for LSMid
AA:LL
, panel
DD
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、DIAGScan パラメータを含めることで診断セルをスキャンするよう要求されました。ただし、指定された LSMid (AA:LL) およびパネル (DD) に診断セルはありませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Diagnostic cell
AA:LL:PP:RR:CC
is empty
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、DIAGScan パラメータを含めることで診断セルをスキャンするよう要求されました。示された場所 (AA:LL:PP:RR:CC) にある診断セルは空であることが検出されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Cartridge in diagnostic cell
AA:LL:PP:RR:CC
has an unreadable external label
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、DIAGScan パラメータを含めることで診断セルをスキャンするよう要求されました。示された場所 (AA:LL:PP:RR:CC) にある診断セルには、読み取り不可能な外部 Volser ラベルが付いたカートリッジが含まれていることが検出されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: LSM が手動モードになっていたときに、カートリッジが誤って診断セル内に配置された可能性があります。ユーザーは、LSM を手動モードに戻して、LSM を挿入して、カートリッジを取り出すこともできます。これがデータカートリッジの場合は、その Volser を判別し、カートリッジにラベルを付けて、LSM が再度オンラインになったら CAP を使用してカートリッジを再挿入してください。
Volume
volser
is in diagnostic cell
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、DIAGScan パラメータを含めることで診断セルをスキャンするよう要求されました。示された場所 (AA:LL:PP:RR:CC) にある診断セルには、外部 Volser ラベル volser が付いたカートリッジが含まれていることが検出されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: カートリッジが診断カートリッジ (通常、「DG nnn」形式の外部ラベルが付いていて、nnn は 10 進数です) ではない場合、LSM が手動モードになっていたときに、カートリッジが誤って診断セル内に配置された可能性があります。ユーザーは、LSM を手動モードに戻して、LSM を挿入してカートリッジを取り出して、LSM が再度オンラインになったら CAP を使用してカートリッジを再挿入することもできます。
Unable to scan diagnostic cells in LSMid
AA:LL
(9740)
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、DIAGScan パラメータを含めることで診断セルをスキャンするよう要求されました。示された LSM (AA:LL) は、現在診断セルのスキャンをサポートしていない 9740 タイプ LSM です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
No in-transit cartridges in LSMid
AA:LL
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、INTRANs パラメータを含めることで移動中のカートリッジを処理するよう要求されましたが、示された LSM (AA:LL) には移動中のカートリッジがありませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Unable to select in-transit volume
volser
in LSMid
AA:LL
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、INTRANs パラメータを含めることで移動中のカートリッジを処理するよう要求されましたが、示された LSM (AA:LL) で示されたライブラリボリューム (volser) を選択できませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: ボリュームが選択されているかどうかを調査して、選択されている場合は、SLUADMIN UNSElECT ユーティリティーを実行してボリュームを解放することを検討してから、INTRANs パラメータを指定して SLUADMIN AUDIT ユーティリティーを再実行してください。
DDname
CCCCCCCC
allocated to data set name
DDD...DD
説明
: ユーティリティーは、CCCCCCCC で示された DD 名を、データセット名 DDD...DD (データセットが PDS メンバーである場合はメンバー名を含む、最大 54 文字の文字列) に割り当てました。DD 名 CCCCCCCC は、SLSCNTL、SLSSCRPL、または SLSVA のいずれかです。ユーティリティージョブに指定された JCL が原因で割り当てが行われたか、このホストシステムでアクティブな HSC によって使用されているデータセットに基づいて動的に割り当てが行われた可能性があります。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: このメッセージは情報のみです。ユーティリティーが予期した結果を生成できない場合、一連の SLS4203I メッセージを調べて、意図したデータセットが実際にジョブに割り当てられていたことを確認してください。
Ejected in-transit volume
volser
from LSMid
AA:LL
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、INTRANs パラメータを含めることで移動中のカートリッジを処理するよう要求されました。ライブラリボリューム (volser) は、示された LSM (AA:LL) で移動中であることが検出され、取り出されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: ボリュームをライブラリに再度挿入するべきかどうかを検討してください。(注: オペレータは、カートリッジの取り出しを通知され、CAP がいっぱいになったときか SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが完了したときのいずれかに CAP を空にするよう要求されます。)
Error ejecting in-transit volume
volser
from LSMid
AA:LL
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、INTRANs パラメータを含めることで移動中のカートリッジを処理するよう要求されました。ライブラリボリューム (volser) が、示された LSM (AA:LL) で移動中であることが検出され、取り出そうとしましたが、取り出しは失敗しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 取り出しの失敗に関連するほかの HSC メッセージを調べてください。INTRANs パラメータを指定して SLUADMIN AUDIT ユーティリティーを再実行することを検討してください。
Ejected an in-transit cartridge with an unreadable external label from LSMid
AA:LL
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、INTRANs パラメータを含めることで移動中のカートリッジを処理するよう要求されました。読み取り不可能な外部ラベルが付いたカートリッジが、示された LSM (AA:LL) で移動中であることが検出され、取り出されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: ボリュームにラベルを付けてライブラリに再度挿入するべきかどうかを検討してください。(注: オペレータは、カートリッジの取り出しを通知され、CAP がいっぱいになったときか SLUADMIN AUDIT ユーティリティーが完了したときのいずれかに CAP を空にするよう要求されます。)
Error ejecting in-transit cartridge with an unreadable external label from LSMid
AA:LL
説明
: SLUADMIN AUDIT ユーティリティー関数は、INTRANs パラメータを含めることで移動中のカートリッジを処理するよう要求されました。読み取り不可能な外部ラベルが付いたカートリッジが、示された LSM (AA:LL) で移動中であることが検出され、取り出そうとしましたが、取り出しは失敗しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 取り出しの失敗に関連するほかの HSC メッセージを調べてください。INTRANs パラメータを指定して SLUADMIN AUDIT ユーティリティーを再実行することを検討してください。
Virtual Volume merge bypassed, VTCS has not been activated.
説明
: VTV および MVC のエントリを含む「from」CDS を指定したマージ操作が要求されました。VTCS はこのシステムでアクティブになっていないため、これらの VTV および MVC のエントリは「to」CDS にマージされません。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
(
…error text…
)
説明
: POOLPARM/VOLPARM 制御文の処理中に、エラーが検出されました。エラーは次のいずれかです。
SCRATCH プール名 DEFAULTPOOL は許可されません
MVCPOOL 名 ALL および DEFAULTPOOL は許可されません
EXTERNAL プール名 DEFAULTPOOL は許可されません
範囲外の MVCFREE 値は 0-255 にしてください
INITMVC は Yes または No ではありません
範囲外の MAXMVC 値は 1-98 にしてください
範囲外の THRESH 値は 4-98 にしてください
範囲外の START 値は 1-98 にしてください
POOLPARM の無効なタイプは SRATCH、MVCPOOL、CLEAN または EXTERNAL にしてください
Clean volser の接尾辞は数字にしてください
POOLPARM または VOLPARM にしてください
SCRATCH プール名の重複は許可されません
MVCPOOL プール名の重複は許可されません
EXTERNAL プール名の重複は許可されません
INITSCR は MEDIA(VIRTUAL) でのみ有効です
クリーニングカートリッジはクリーニング接頭辞と一致させてください
範囲に対して無効な値です; 低ボリュームシリアルは高ボリュームシリアルよりも低くし、6 桁の仮想ボリューム、または MVC の範囲は同じ桁数から始め、文字の仮想ボリューム、または MVC の範囲は 26**4 未満にし、2 つの指定された範囲が共通のボリュームを含まないようにしなければなりません。
SPVOL エラー
MAXCLEAN の値が無効です; 0-32767 にしてください
TYPE(CLEAN) プールには MAXCLEAN が必要です
MVCPOOL 値はレコード上の値と競合します
Volser の指定はレコード上の指定と競合します
RECLaim 値は AUTo、DEMand、REPortonly または NONe にしてください
MVCFREE は RECLaim(DEMand/NONe) とは指定できません
MAXMVC は RECLaim(REPortonly/NONe) とは指定できません
START は RECLaim(DEMand/REPortonly/NONe) とは指定できません
THRESH は RECLaim(REPortonly/NONe) とは指定できません
ADD、UPDATE または DELETE が必要です
ADD または DELETE が必要です
ADD、DELETE または UPDATE の指定が無効です
システムアクション
: ユーティリティーは、POOLPARM/VOLPARM 文の処理を続行します。
ユーザーの対応
: POOLPARM/VOLPARM 制御文の問題を修正して、SET VOLPARM ユーティリティーを再実行してください。
NNNNNNNN
Keyword Invalid with POOLTYPE
PPPPPPPP
説明
: POOLPARM/VOLPARM 制御文の処理中に、PPPPPPPP POOLTYPE を処理しているときに無効なキーワード (NNNNNNNN) が検出されました。示されたキーワードは、このプールタイプでは無効です。
システムアクション
: ユーティリティーは、POOLPARM/VOLPARM 文の処理を続行します。リターンコード X'08' が設定されます。
ユーザーの対応
: POOLPARM/VOLPARM 制御文の問題を修正して、SET VOLPARM ユーティリティーを再実行してください。
CDS not updated due to (ERRORS | APPLY(NO) | DR TEST STATUS)
説明
: SET VOLPARM ユーティリティーの処理中に、次のいずれかが原因で CDS が更新されませんでした。
ERRORS - POOLPARM/VOLPARM 制御文の処理中にエラーが検出されました。
APPLY(NO) - APPLY(NO) が指定されているか、デフォルトとして取得されています。
DR TEST STATUS - ユーティリティーは、DR テストホストから POOLPARM/VOLPARM 文を適用できません。
システムアクション
: CDS は更新されません。POOLPARM/VOLPARM 定義は動作中の HSC システムで有効にされません。
ユーザーの対応
: エラーを修正するか、APPLY(YES) を指定して VOLPARM 定義を CDS に書き込んでください。DR テスト CDS を更新するには、本番 CDS で VOLPARM ユーティリティーを実行して、DRTEST CREATE を再実行してください。
The CDS has been updated
説明
: CDS に対して POOLPARM および VOLPARM の追加または削除が実行されました。
システムアクション
: アクティブな HSC サブシステムには POOLPARM/VOLPARM の変更が通知されます。
ユーザーの対応
: なし
SLUINCT processing on
XXXX
{STARTED|ENDED}
説明
: SLUINCT 操作が要求され、ドライブ XXXX が要求されました。
システムアクション
: ユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
SLSPARM statement -
NNNNN
-
CCCCCCCC
説明
: 文 (CCCCCCCC) は、VOLPCONV ユーティリティーから SPSRINT ファイルにエコー出力されます。SLS4366E が発行される場合、メッセージ内のレコード番号は、文の番号 (NNNNN) に相関されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
VIRTUAL
VVVVVV
-
VVVVVV
removed from SCRPOOL/VOLATTR - volume not in VTVVOL configuration
説明
: MEDIA/RECTECH(VIRTUAL) 付きのボリュームが、VOLPARM CONVERSION ユーティリティーによって SCRPOOL 定義と VOLATTR 定義またはそのいずれかの定義から削除されました。これらのボリュームは VTCS VTVVOL 構成内にありません。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: VOLPARM CONVERSION ユーティリティーの出力を確認してください。
VVVVVV
-
VVVVVV
removed from MVCPOOL - volume not in MVCVOL configuration
説明
: ボリュームが、VOLPARM CONVERSION ユーティリティーによって MVCPOOL 定義から削除されました。これらのボリュームは VTCS MVCVOL 構成内にありません。
システムアクション
: ユーティリティーは続行します。
ユーザーの対応
: VOLPARM CONVERSION ユーティリティーの出力を確認してください。
DRTEST not valid on VOLPARM in POOLs
説明
: DRTEST パラメータは、POOLPARM 文を使用して定義されたプール内の VOLPARM 文で使用する場合は無効です。VOLPARM DRTEST パラメータは、プール以外のセクションでのみ有効です。
システムアクション
: ユーティリティーは、POOLPARM/VOLPARM 文の処理を続行します。リターンコード X'08' が設定されます。
ユーザーの対応
: VOLPARM 制御文の問題を修正して、SET VOLPARM ユーティリティーを再実行してください。
MEDIA incompatible with TYPE(CLEAN)
説明
: POOLPARM TYPE(CLEAN) を使用した VOLPARM 文で指定された MEDIA は、有効なクリーニングメディアタイプではありません。
システムアクション
: ユーティリティーは、POOLPARM/VOLPARM 文の処理を続行します。リターンコード X'08' が設定されます。
ユーザーの対応
: VOLPARM 制御文の問題を修正して、SET VOLPARM ユーティリティーを再実行してください。
Volumes with the Cleaning Prefix only valid with TYPE(CLEAN)
説明
: クリーニング接頭辞が付いたボリュームは、POOLPARM TYPE(CLEAN) 文のあとの VOLPARM 文でのみ有効です。
システムアクション
: ユーティリティーは、POOLPARM/VOLPARM 文の処理を続行します。リターンコード X'08' が設定されます。
ユーザーの対応
: VOLPARM 制御文の問題を修正して、SET VOLPARM ユーティリティーを再実行してください
Missing optional
CCCCCCCC
DD statement
説明
: SLUADMIN ユーティリティーはオプションの DD 文を見つけることができませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。リターンコード X'04' が設定されます。
ユーザーの対応
: ユーティリティーの正常な操作に DD 文が必要な場合は、これを指定してください。または、CCCCCCCC DD DUMMY を指定して、リターンコード 0 を取得してください。
Invalid value for MODEL
説明
: MODEL パラメータに、テープドライブモデルに無効な値が含まれています。
システムアクション
: SET SLIDRVIS ユーティリティーは RC(8) で終了します。
ユーザーの対応
: MODEL パラメータを修正してください。
MEDIA and RECTECH missing on input VOLATTR
説明
: VOLPCONV ユーティリティーが、MEDIA および RECTECH が指定されていない入力 VOLATTR を検出しました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。リターンコード X'04' が設定されます。
ユーザーの対応
: MEDIA/RECTECH の指定が正しいことを確認してください。
SET VOLPARM JOIN completed; records in
COUNT1
, records out
COUNT2
説明
: SET VOLPARM JOIN ユーティリティー関数は完了しました。SLSPARM データセットから入力されたレコードの数は COUNT1 で、SLSPARM2 データセットに出力されたレコードの数は COUNT2 です。
システムアクション
: SET VOLPARM ユーティリティーの新しい入力データセットが作成されました。
ユーザーの対応
: SLSPARM2 DD 文によって定義された新しいデータセットは、ボリューム情報を CDS に対して定義するために SET VOLPARM ユーティリティーへの入力として使用できます。
(...error text...)
説明
: SET VOLPARM UPDATE ユーティリティーに対する POOLPARM/VOLPARM 制御文の処理中に、エラーが検出されました。エラーは次のいずれかです。
POOLPARM ADD が失敗しました; POOLPARM が CDS 内に見つかりました
POOLPARM DELETE が失敗しました; POOLPARM は一意ではありません
POOLPARM DELETE が失敗しました; POOLPARM が見つかりません
POOLPARM UPDATE が失敗しました; POOLPARM は一意ではありません
POOLPARM UPDATE が失敗しました; POOLPARM が見つかりません
VOLPARM ADD が失敗しました; 直前の POOLPARM コマンドが失敗しました
VOLPARM ADD が失敗しました; 直前の POOLPARM が削除されました
VOLPARM ADD が失敗しました; ボリューム範囲はすでに存在しています
VOLPARM ADD が失敗しました; 範囲が重複したボリュームを共有してます: volser
VOLPARM DELETE が失敗しました; 直前の POOLPARM コマンドが失敗しました
VOLPARM DELETE が失敗しました; VOLPARM が見つかりません
SET VOLPARM UPDATE が実行されませんでした; POOLPARM または VOLPARM の情報が CDS 内に見つかりません
システムアクション
: ユーティリティーは、POOLPARM/VOLPARM 文の処理を続行します。リターンコード X'08' が設定されます。
ユーザーの対応
: POOLPARM/VOLPARM 制御文の問題を修正して、SET VOLPARM UPDATE ユーティリティーを再実行してください。
SET VOLPARM UPDATE Completed;
COUNT1
records updated,
COUNT2
records added,
COUNT3
records deleted
説明
: SET VOLPARM UPDATE ユーティリティー関数は完了しました。更新された POOLPARM レコードの数は COUNT1 で、追加された VOLPARM レコードや POOLPARM レコードの数は COUNT2 で、削除された VOLPARM レコードや POOLPARM レコードの数は COUNT3 です。
システムアクション
: APPLY(YES) を指定した場合、VOLPARM レコードと POOLPARM レコードが CDS で更新されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC dynamic reconfiguration initiated
説明
: HSC の動的再構成の処理が開始されました。
システムアクション
: 動的再構成の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
{Transport|Drive record|LSM/rail} {
AA:LL:PP:NN
|
AA:LL
} successfully {added to|removed from} current HSC configuration
説明
: 動的再構成で、トランスポート、ドライブレコード、または LSM が追加されたか削除されました。Transport は、HSC 構成ドライブレコードとライブラリ内のトランスポートの両方が処理されたことを示しています。Drive record は、HSC 構成のみが変更されたことを示しています (たとえば、構成ドライブレコードを追加するために SLUADMIN が実行されたが、トランスポートはまだ接続されていない場合)。LSM/rail は、検出された SL8500 構成に基づいて LSM が処理されたことを示しています。
システムアクション
: HSC は、構成の変更の処理を完了するまで続行します。
ユーザーの対応
: なし
CDS {drive|LSM} record {not found|previously removed} for existing {transport|LSM/rail; id={
AA:LL:PP:NN
|AA:LL
}
説明
: 動的再構成は、CDS に対応する構成レコードのない、接続されたテープトランスポートまたは LSM を SL8500 ライブラリ内で検出しました。ドライブレコードは SLUADMIN により削除されたか、CDS に存在していませんでした。LSM の場合は、対応するレコードが LIBGEN 内で FUTRLSM パラメータを使用して確立されませんでした。
システムアクション
: HSC は、CDS に対応するドライブレコードがない場合、現在の構成にトランスポートを追加できません。LSM にも同じルールが適用されます。顧客に続行するか中止するかを尋ねるために WTOR SLS4405D が発行されます。
ユーザーの対応
: SLS4405D メッセージに「N」と応答し、対象のレコードを CDS に追加して動的再構成を再起動してください。「Y」と応答すると再構成が続行されますが、この場合、対象のドライブまたは LSM は現在の構成に追加されません。
CDS {drive|LSM} record found with no matching {transport|LSM/rail}; library location = {
AA:LL:PP:NN
|
AA:LL
}
説明
: 動的再構成は、対応するトランスポートまたは LSM が指定された場所にない構成レコードを CDS 内で検出しました。1) CDS からドライブレコードを削除することなくトランスポートがライブラリから削除されたか、2) ドライブレコードが CDS に追加されてトランスポートがライブラリに追加されていないか、3) LSM またはレールが HSC から取り外されています。
システムアクション
: この場合、HSC は顧客に続行するか中止するかを尋ねる WTOR SLS4405D を発行します。
ユーザーの対応
: この不整合が予測されていない場合は、SLS4405D メッセージに「N」と応答し、トランスポートをライブラリに接続して、動的再構成を再起動してください。LSM の場合、CDS の動的な更新は行われないため、この不整合は予測されます。「Y」と応答すると、1) ドライブレコードの追加とトランスポートの削除のどちらに起因するかにかかわらず、ドライブレコードを「未構成」としてマークするか、2) HSC 構成から LSM を削除します。
{Drive {type|unit address|host definition|type and unit address}|{LSM {panel configuration|passthru configuration|panel and passthru configuration} successfully modified for {transport|LSM/rail} {
AA:LL:PP:NN
|
AA:LL
} during dynamic reconfig
説明
: 動的再構成は、1) 指定されたドライブのタイプ、ユニットアドレス、またはホスト定義、あるいは 2) 指定された LSM のパネルまたはパススルー構成、あるいはその両方を正常に変更しました。
システムアクション
: HSC は現在の構成を適切に更新しました。
ユーザーの対応
: なし
CDS / LMU conflicts exist; allow dynamic reconfig to proceed; Reply ’Y’or ’N’
説明
: 動的再構成は、1) 対応するドライブレコードのない接続されたトランスポートを検出するか、2) ライブラリに対応するトランスポートのない CDS 上のドライブレコードを検出するか、3) 対応する SL8500 LSM のない CDS 上の LSM を検出するか、あるいは 4) CDS 上に対応する LSM レコードのない SL8500 LSM またはレールを検出しました。メッセージ SLS4402I および SLS4403I の先頭には、特定の SL8500 の要素と位置が示されます。
システムアクション
: 動的再構成は、このメッセージへの応答を受け取るまで待機します。応答を受信する前に 60 秒が経過すると、動的再構成が中止されてメッセージ SLS4405D がコンソールから削除されます。
ユーザーの対応
: 「Y」と応答すると、動的再構成はすべての適格な変更を処理します。その他の応答では、理由 = オペレータの要求により、動的再構成が中止されます。
Dynamic reconfiguration processing did not occur, no changes found or unable to process
説明
: 動的再構成処理は、SL8500 ライブラリまたは HSC で行われた構成変更はない、あるいは変更を処理できなかったと判断しました。可能性としては、1) 対応するドライブレコードのない新しいトランスポートが検出され、SLS4405D WTOR に「Y」と応答した、2) 対応する LSM レコードのない新しい LSM が検出され、SLS4405D WTOR に「Y」と応答した、3) 処理対象となる SL8500 ベースの要素が検出されなかった、という状況が考えられます。
システムアクション
: 動的再構成処理が終了します。
ユーザーの対応
: 構成変更が予測された場合は、CDS とライブラリの両方ですべての変更が行われていることを確認してください。
HSC dynamic reconfiguration processing has ended.See prior messages for reconfiguration detail
説明
: HSC の動的再構成処理が終了しました。場合によっては、ハードウェア再構成が実行されなかった可能性があります。メッセージ SLS4505D が応答「N」を受け取りました。再構成の詳細については、前のメッセージを参照してください。
システムアクション
: 動的再構成処理が終了します。
ユーザーの対応
: なし
{LMU|Database|Configuration} request error during dynamic reconfiguration; rc =
nnnn
説明
: 動的再構成の処理中に、LMU、データベース、または構成の要求がエラー条件を返しました。問題のあるコンポーネントのリターンコード nnnn がメッセージに含まれます。
システムアクション
: 動的再構成処理が終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
HSC dynamic reconfiguration has aborted; reason =
RRRR
説明
: 動的再構成は、次のいずれかの理由により中止されました。
オペレータ要求: メッセージ SLS4405D に N と応答して動的再構成が中止されました。
タイムアウト: 許可された 60 秒以内に、メッセージ SLS4405D への応答がありませんでした。
ACS を削除できない: 指定された ACS は削除に不適格です。
ACS を追加できない: 割り当てられていない ACS または今後の ACS を使用できませんでした。
LMU、データベース、または構成の要求エラー: エラーにより、動的再構成を続行できません。
構成検証の要求エラー: エラーにより、動的再構成を続行できません。この理由のあとにはリターンコードが続きます。
SCR UPDATE、AUDIT、SCR REDIS、MOVE、その他のユーティリティーが現在実行されているため、動的再構成を続行できません。
ユーティリティーまたは機能がアクティブ: SLS4424E メッセージに示されているとおり、ホスト上で適格な SLUADMIN ユーティリティーまたは HSC 機能がアクティブになっています。
ライブラリの切り替えが進行中: 現在、再構成を実行中の 1 つまたは複数の ACS の切り替えが行われています。
不明: 異常終了などの、予期しないエラーが検出されました。この理由のあとにはリターンコードが続きます。
hhhh で CONFIG RESET により中止: ホスト hhhh で MODIFY CONFIG RESET コマンドが発行され、動的再構成が中止されました。
システムアクション
: 動的再構成処理が終了します。
ユーザーの対応
: 次を除くすべてのエラーについては、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
オペレータ要求またはタイムアウト: 応答する必要はありません。
ACS を削除または追加できない: 考えられる原因と対処法については、メッセージ SLS4423E を確認してください。
ユーティリティーまたは機能がアクティブ: 考えられる原因と対処法については、メッセージ SLS4424E を確認してください。
hhhh で CONFIG RESET により中止: 応答する必要はありません。
ライブラリの切り替えが進行中: 切り替え処理が完了するまで待機してください。ACS が切り替え中かどうかを確認するには、Display Status コマンドを使用します。ACS が切り替え中ではない場合は、F CONFIG コマンドを発行して ACS を再構成します。
CDS drive record for library location AA:LL:PP:NN marked as unconfigured
説明
: 2 つのうちどちらかの理由により、動的再構成はドライブレコードを未構成としてマークしました。1) トランスポートは削除されたが、ドライブレコードを CDS から削除するための SLUADMIN が実行されていない、2) SLUADMIN を使用してドライブレコードが CDS に追加されたが、対応するトランスポートがライブラリに接続されていない。
システムアクション
: ドライブレコードは HSC の構成に残りますが、未構成としてマークされ、有効なタイプまたは記録技法は反映されません。これらは、「unconfg」 (未構成) というステータスとともに表示されます。
ユーザーの対応
: トランスポートが対応するライブラリ位置 ID に接続されるか、SLUADMIN により削除される (不要の場合) まで、ドライブは未構成状態のままとなります。
Drive record
AA:LL:PP:NN
remains unconfigured, no changes made
説明
: 動的再構成は、前回の再構成または初期設定以降、ドライブが未構成のままであると判断しました。
システムアクション
: ドライブレコードは処理されません。
ユーザーの対応
: なし
HSC deleted volume
VVVVVV
from CDS for UNALLOCATED {LSMID
AA:LL
| CELL
AA:LL:PP:RR:CC
}
説明
: パーティション処理によって割り当て解除された LSM に残っている CDS、または要求プロセスの容量によって割り当てられていないセル内にボリュームが検出されました。
システムアクション
: ボリュームは CDS から削除されます。
ユーザーの対応
: ボリュームは、割り当て解除された LSM またはセルが割り当てられている新しいホスト (またはホストグループ) によって「所有」されます。新しいホストは、HSC の監査を実行してボリュームを回復する必要があります。ボリュームがドライブにマウントされている場合、新しいホストは HSC DISMOUNT コマンドを発行してボリュームを回復する必要があります。
HSC failed to delete volume
VVVVVV
from CDS for UNALLOCATED {LSMID
AA:LL
|
CELL
AA:LL:PP:RR:CC
} RC=
RCRCRCRC
説明
: HSC は CDS からボリュームを削除しようとしましたが、できませんでした。リターンコードが失敗の理由を識別しますが、もっとも可能性のある理由は、ボリュームを削除しようとしたときに別の処理がそのボリュームを使用していた場合です。
システムアクション
: ボリュームは CDS に残り、「アクセス不能」になります。
ユーザーの対応
: パーティション分割処理または要求処理の容量が完了したら、ボリュームは割り当て解除された LSM またはセルが割り当てられているホストによって「所有」されます。このホストは、HSC の監査機能を実行してボリュームを回復する必要があります。ボリュームがドライブにマウントされている場合、新しいホストは HSC DISMOUNT コマンドを発行してボリュームを回復する必要があります。
Initial configuration for LSM
AA:LL
, total cells
NNNNN
, free cells
NNNNN
説明
: LSM AA:LL に、はじめて Config 検証が実行されました。LSM 内のセル総数、および LSM 内の空きセル数には、初期値が表示されます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Configuration change for LSM
AA:LL
, total cells {UNCHANGED | INCREASED | DECREASED} by
NNNNN
, free cells {UNCHANGED | INCREASED | DECREASED} by
NNNNN
説明
: Config 検証により、LSM AA:LL の構成が変更されていることがわかりました。LSM 内のセル総数、および LSM 内の空きセル数には、セルカウントの差異が表示されます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Config verification for LSM
AA:LL
found something unexpected {for the following panel(s):
P1
{,
P2
, ... } }
説明
: 指定された位置 (AA:LL、p1、p2 など) の構成検証中、カートリッジが予期しない場所にあったり、カートリッジがセル内にあるがデータベースの volser と一致しないなど、予期しないことが検出されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: まず、検出された問題を突き止めるために、表示されているパネル位置について、AUDIT ユーティリティーに APPLY(NO) を指定して実行してください。ボリュームの特定の情報を調べるには、VOLRPT ユーティリティーを実行する必要がある場合もあります。問題解決の一環として、AUDIT ユーティリティーに APPLY(YES) を指定して実行してもかまいません。問題が解決したら、FREEZE OFF を指定して SET ユーティリティーを実行する必要がある場合もあります。
問題を突き止めて解決するには、APPLY(YES) で CDS に何らかの変更を行う前に、まず AUDIT に APPLY(NO) を指定して実行することをお勧めします。
構成変更中、パネルは最初「凍結」ステータスに設定されています。構成変更が完了したときに予期しないことが検出された場合、パネルは「凍結」ステータスのままになります。
Database I/O error (RC=
XXXXXXXX
) occurred with RECTYPE records during config verification
説明
:
VAR レコード: ボリュームとセル位置のステータスを確認するためにボリューム情報を収集しているときに、制御データセットエラーが発生しました。ボリューム情報がないと、構成検証中にボリューム位置を確認できません。
DCX レコード: 位置インデックスのレコードを更新中に、制御データセットエラーが発生しました。プロセスは完了しませんでした。
システムアクション
:
VAR レコード: 処理が続行されます。
DCX レコード: 構成検証が終了します。
ユーザーの対応
:
VAR レコード: 制御データセットのエラーの原因を特定して解決します。
DCX レコード: 制御データセットのエラーの原因を特定して解決します。その後、MODIFY CONFIG コマンドを使用して構成を更新します。
LMURQST error (RC=
XXXXXXXX
) occurred during config verification; verification cannot continue
説明
: 構成検証中に、エラーコード XXXXXXXX で LMU への要求が失敗しました。
システムアクション
: 構成検証が終了します。
ユーザーの対応
: LMURQST エラーの原因を特定して解決してください。その後、MODIFY CONFIG コマンドを使用して構成を更新します。
CAPid
AA:LL:CC
status changed from (UNALLOCATED|ONLINE|OFFLINE|SL8500 STD|SL8500 BULK) to (UNALLOCATED|ONLINE|OFFLINE|SL8500 STD|SL8500 BULK)
説明
: 再構成中、SL8500 または SL3000 ライブラリから、SLC コンソールの CAP 状態が変更されました。また、CAP タイプが SL8500 ライブラリ内で標準ローテーションから一括 CAP に、あるいはその逆に変更されました。
システムアクション
: HSC 構成が、ライブラリからの CAP 変更を受け入れ、このメッセージに反映されました。
ユーザーの対応
: なし
Invalid cell status
N
for cell location
AA:LL:PP:RR:CC
説明
: 構成検証の処理中、指定した位置に LMU が未知または無効なセル位置のステータスを返しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 無効なセル位置のステータスコードの原因を特定してください。
No more invalid cell status messages will be displayed
説明
: 無効なセルのステータスメッセージが複数表示されています。ハードウェアまたはソフトウェア、あるいはその両方の問題を示している可能性があります。コンソールにメッセージが氾濫しないように、これ以上の無効なセルのステータスメッセージは制限されます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 無効なセル位置のステータスコードの原因を特定してください。
An abend occurred during config verification while
CCC...CCC
説明
: 構成検証が異常終了により終了しました。CCC...CCC は、異常終了時点にアクティブステージにあった処理を表しています。
構成レコードの処理中: 事前に定義された構成を確認するために、構成レコードを照会中でした。
ボリュームレコードの処理中: ライブラリ内のボリューム位置を確認するために、ボリュームレコードが処理中でした。
ライブラリ構成の取得中: ライブラリ内の各パネルの現在のハードウェア構成を、ライブラリハードウェアから取得中でした。
ライブラリ構成の検証中: 事前に定義された構成を、ライブラリの現在のハードウェア構成と比較中でした。
検証の最終処理中: 構成検証は最終段階にあり、取得したストレージ領域などのクリーンアップを試行していました。
システムアクション
: 構成検証が終了します。
ユーザーの対応
: 実行するアクションは、異常終了時にアクティブステージにあった処理によって異なります。まず、異常終了の原因を特定して解決してください。その後、次に示す特定の処理ステージ用のアクションを実行してください。
構成レコードの処理中: 構成は更新されていません。異常終了の原因を特定して解決したあと、MODIFY CONFIG コマンドを使用して構成を検証または更新してください。
ボリュームレコードの処理中: 構成は更新されていません。異常終了の原因を特定して解決したあと、MODIFY CONFIG コマンドを使用して構成を検証または更新してください。
ライブラリ構成の取得中: 構成は更新されていません。異常終了の原因を特定して解決したあと、MODIFY CONFIG コマンドを使用して構成を検証または更新してください。
ライブラリ構成の検証中: 差異が見つかった場合は、構成レコードが更新されている可能性があります。異常終了の原因を特定して解決したあと、MODIFY CONFIG コマンドを使用して構成の検証または更新を完了してください。
検証の最終処理中: 構成検証が構成の更新を完了しました。追加のアクションは必要ありません。
{ACS|ACSTYPE} {AA|SL8500|SL3000} cannot be {DELETED|ADDED}
説明
: DELETE ACS の場合、次のいずれかの理由で ACS を削除できません。
ACS に、SL8500 または SL3000 以外の LSM が含まれています。
ACS が割り当てられておらず、上位の ACS 識別子を持つ割り当て済みの ACS が存在します。
その ACS は、その構成内に唯一割り当てられた ACS です。
ADD ACSTYPE の場合、次のいずれかの理由で ACS を追加できません。
新しい ACS も未割り当ての ACS もありませんでした。
新しい ACS もなく、未割り当ての ACS も新しい ACS から作成されませんでした。
システムアクション
: なし、ACS ADD も DELETE も行なわれません。
ユーザーの対応
: FUTRACS が SLILIBRY マクロに指定されたことを確認するために、CDS 構成マクロを見直してください。現在の ACS 構成を確認するために、Display ACS コマンドを発行してください。コマンドが失敗する理由を確認するために、表示と LIBGEN SLIACS の記述を見直してください。
Reconfiguration (
reason
) cannot proceed, utilities or functions are active on host
(
host name
)
説明
: ホスト (host name) で適格な SLUADMIN ユーティリティーまたは HSC 機能がアクティブになっています。HSC コンプレックス内のホストで実行中のこれらのユーティリティーまたは機能とともに、NCO を実行することはできません。適格なユーティリティーと機能のリストには、次のものが含まれます。
AUDIT
CAPPREF
CLEAN
DISMOUNT
DISPLAY
DRTEST
EJECT
ENTER
LMUPDEF
MODIFY/F
MOUNT
MOVE
SCRATCH
SCREDIST
SCRPDEF
SCRPOOL
SENTER
SET
SWITCH
UNSCRATCH
UNSELECT
VIEW
VOLDEF
WARN
システムアクション
:
HOST が NCO のリフレッシュを試行中で、SET ユーティリティーが実行中の場合、ユーティリティーが完了するまでこのメッセージが 5 秒おきに繰り返され、続いて NCO REFRESH の処理が続行されます。
NCO 更新を開始しているホストが、ユーティリティーまたは機能がアクティブであることを検出し、その理由が遅延である場合、NCO は現在のアクティビティーが終了するまで待機します。動的再構成が終了するまで、新しいアクティビティーの開始は許可されません。
NCO 更新を開始しているホストが、ユーティリティーがアクティブであることを検出し、その理由が続行不可能である場合、NCO は失敗して更新は実行されません。
ユーザーの対応
: このユーティリティーまたは機能をキャンセルするか、それが完了するのを待ってから、必要に応じて Modify Config または Modify Config Update コマンドを再発行してください。このメッセージが発行されたときに、ユーティリティーまたは機能が実行されていない場合は、次の手順に従ってください。
コンプレックスで HSC 機能またはユーティリティーが実行されていないことを確認します。
Display Status コマンドを発行して、ユーティリティーまたは機能のカウンタが 0 より大きいかを確認します。
カウンタが 0 より大きい場合は、F CONFIG RESET コマンドを発行します。
CONFIG RESET 機能が完了したら、操作を再開します。
LMU panel count for LSM
AA:LL
exceeds maximum panel count allowed in CDS.Reconfiguration cannot proceed
説明
: SL8500 の動的再構成中に、指定した LSM のパネルカウントを付けて LMU が応答しましたが、指定した CDS LSM レコードの最大パネルカウントを超えています。DISPLAY CDS 内の CREATE フィールドが I825061 と等しい場合、SL8500 の現在の CDS 内の最大パネル数は LSM あたり 44 パネルです。
システムアクション
: NCO 更新は実行されません。
ユーザーの対応
: I813156 の最小レベルで、新しい CDS を作成する必要があります。新しい CDS を作成したら、I825061 CDS から I813156 CDS までの MERGECDS を実行する必要があります。
MERGECDS が完了したら、MODIFY CONFIG コマンドがハードウェアの動的再構成を開始します。
Reconfiguration delayed due to switch in progress
説明
: ACS の切り替えが進行しているために、再構成が遅延しています。この遅延により、再構成が完了するのに 10 分以上かかる場合があります。
システムアクション
: 切り替えが完了すると、再構成が続行されます。遅延が 10 分を超えると、再構成が中止されて SLS4409I メッセージが表示されます。
ユーザーの対応
: 再構成が遅延している間、切り替え中の ACS を Display Status コマンドを使用して確認できます。
Drive records are inconsistent with the CDS for LSM
AA:LL
; ACS disconnected
説明
: おそらく SET SLIDRIVS ユーティリティーに起因して、CDS のドライブレコードと HSC メモリー内バージョンのドライブレコードの間で不整合が検出されました。
システムアクション
: 影響のある ACS は切断されます。
ユーザーの対応
: ホストがリサイクルされるまで、ACS を切断したままにしてください。
Logically deleted record found on CDS for DRIVEID
AA:LL:PP:NN
説明
: SET SLIDRIVS コマンドによって CDS 内のドライブレコードが削除されました。
システムアクション
: LSM がオフラインのままになるか、ACS が切断されます。どちらのアクションが行なわれるかは、次のメッセージが示します。
ユーザーの対応
: ホストをリサイクルして、HSC メモリー内のドライブレコードをリフレッシュしてください。
{Unit address|DRIVEID} does not match CDS for HSC {DRIVE
XXXX
|DRIVEID
AA:LL:PP:NN
}
説明
: SET SLIDRIVS ユーティリティーによって CDS ドライブレコードが変更され、HSC メモリー内のコピーと矛盾した状態になりました。
システムアクション
: LSM がオフラインのままになるか、ACS が切断されます。どちらのアクションが行なわれるかは、次のメッセージが示します。
ユーザーの対応
: ホストをリサイクルして、HSC メモリー内のドライブレコードのコピーをリフレッシュしてください。
Unexpected FIGMGR return code
NNNN
during Configuration processing
説明
: 構成処理中に、FIGMGR サービスから予期しないリターンコードを受け取りました。
システムアクション
: HSC は終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Library configuration changes pending on
HHHHHHHH
説明
: ホスト ID HHHHHHHH で、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更が進行中です。
システムアクション
: 構成変更は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Down level host found active when attempting to change library configuration
説明
: ダウンレベルのホストがアクティブである場合、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更は実行できません。
システムアクション
: 構成変更は実行されません。
ユーザーの対応
: すべてのダウンレベルのホストがアクティブでないことを確認してから、NCO の構成を再開してください。
Library configuration changes in progress on
HHHHHHHH
説明
: ホスト HHHHHHHH で、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更が進行中です。
システムアクション
: 構成変更は実行されません (すでに実行中です)。また、NCO が進行しているため、一部のユーティリティーも実行されません。
ユーザーの対応
: NCO の構成が完了するのを待ってから、必要に応じて再開してください。場合によっては、NCO は要求をキューに入れ、NCO が完了するとキューを処理します。ただし、SL3000 ACS のさまざまなオンライン時間で、NCO の更新が開始されない可能性があります。SL3000 で開始された NCO の表示内容は、その ACS の cap ステータスになるはずです。特定の SL3000 ACS の HSC ログに、オンラインで変化した cap ステータスがない場合は、次のオペレータコマンドを発行して ACS を更新する必要があります。
MODIFY CONFIG UPDATE ACS(NN)
これは、NCO REFRESH の間にオンラインで変化した、新規に追加された SL8500 にも適用される場合があります。場合によっては、REFRESH 側ホストが失敗したり、オペレータから CANCEL される場合もあります。
ホスト (HHHHHHHH) が応答していない場合、RECOVER HOST コマンド (FORCE オプションを指定) が必要になることがあります。RECOVER HOST コマンドが必要であれば、MODIFY CONFIG RESET コマンドも必要な場合があります。DISPLAY CDS コマンドが、NCO REFRESH をまだ完了していない HOST の REFRESH ビットマップを表示します。
Library configuration changes started
説明
: このホストによって、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更が開始されました。
システムアクション
: 構成変更は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Library configuration changes complete on
HHHHHHHH
説明
: ホスト ID HHHHHHHH で、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更が完了しました。
システムアクション
: 構成変更が完了します。
ユーザーの対応
: なし
Library configuration changes in progress when HSC went down
説明
: HSC が停止したとき、このホストで Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更が進行中でした。
システムアクション
: 前の構成変更は中止されます。
ユーザーの対応
: なし
Library configuration refresh started
説明
: ほかのホストが完了した Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更が、このホストで同期化中です。
システムアクション
: 構成変更のリフレッシュが開始されました。
ユーザーの対応
: なし
Library configuration refresh complete
説明
: ほかのホストが完了した Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更が、このホストで同期されています。
システムアクション
: 構成変更のリフレッシュが完了します。
ユーザーの対応
: なし
Library configuration
XXXXXXXX
aborted on
HHHHHHHH
説明
: ホスト ID HHHHHHHH で、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成 (UPDATE または REFRESH) が失敗しました。
システムアクション
: 構成変更は、正常に完了できませんでした。
ユーザーの対応
: 失敗の原因については、前のメッセージを参照してください。不一致を修正して、NCO の構成を再実行してください。
Library configuration flags Reset complete
説明
: Modify Config Reset コマンドにより要求されたため、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成の CDS フラグがリセットされました。
システムアクション
: 構成変更のフラグは CDS でリセットされます。
ユーザーの対応
: なし
Library configuration flags not set, Reset not required
説明
: Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成の CDS フラグが設定されておらず、Modify Config Reset コマンドにより要求されたリセットは不要でした。Modify Config Reset コマンドは、再構成を実行しようとしません。再構成を実行するには、Modify Config コマンドを発行してください。
システムアクション
: Modify Config Reset コマンドが完了します。
ユーザーの対応
: なし
Down level CDS active, library configuration canceled
説明
: ダウンレベルのホストがアクティブである場合、Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成変更は実行できず、6.1.0 CDS が必要です。
システムアクション
: 構成変更は実行されません。
ユーザーの対応
: 6.1.0 CDS でライブラリ生成処理を行ない、MERGECDS ユーティリティーを実行して NCO を有効にします。
Library configuration util/func counters reset
説明
: Near Continuous Operation (NCO) のライブラリ構成ユーティリティーおよび機能カウンタがリセットされました。
システムアクション
: Modify Config Reset 機能は完了するまで続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Library configuration initialization complete
説明
: すべての ACS に対してライブラリ構成の HSC 初期化処理が完了しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Dynamic reconfiguration delayed.Reply C to terminate.
説明
: ほかのホストのアクティビティーのために動的再構成が遅延しています。ユーティリティーまたは機能が現在アクティブになっている各ホストに対して、メッセージ SLS4424E がこのメッセージに先行します。動的再構成は現在のアクティビティーが終了するのを待ちます。TAPEPLEX 内のすべてのホストの新しいアクティビティーは、動的再構成が終了するまで遅延します。
システムアクション
: 動的再構成は次を待機します。
各ホストの現在のアクティビティーの終了
このメッセージへの応答の受信
HSC の終了
ユーザーの対応
: 動的再構成が終了するのを待つか、C を返して動的再構成を終了させてください。
AA:LL:PP:NN
has new drive with serial number NNNNNNNNNNNN
説明
: シリアル番号 NNNNNNNNNNNN
を持つ新しいドライブが、場所 AA:LL:PP:NN
で見つかりました。
システムアクション
: HSC は現在の構成を適切に更新しました。
ユーザーの対応
: なし
YYYY-MM-DD, HH:MM:SS
HSC subsystem
SSSS
active on hostid
HHHH
説明
: HSC が Base サービスレベルに初期化されたあと、さらに新しい日付が午前 0 時に始まる際にメッセージが発行されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Number of drive addresses is not consistent with previous SLIDRIVS for this panel
説明
: SLIDRIVS マクロのドライブアドレスの数が、同じパネルの前の SLIDRIVS マクロのアドレスの数と一致しません。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 08 が設定されます。
ユーザーの対応
: 不正な SLIDRIVS マクロのアドレスの数を修正して、LIBGEN アセンブリを再送信してください。
The LIBSIZE parameter has been discontinued and is ignored; it should be removed
説明
: LIBSIZE パラメータはすでに使用されていません。
システムアクション
: LIBGEN アセンブリは正常に続行され、結果となる LIBGEN モジュールは影響を受けません。
ユーザーの対応
: 都合のよいときに LIBSIZE パラメータを SLILIBRY マクロから削除してください。LIBGEN アセンブリを再実行する必要はありません。
The minimum number of 4K blocks required for the CDS is
DDDDD
説明
: 計算された CDS ブロックの最小数が報告されます。LIBGEN 構成のための CDS の最小サイズを報告させるだけの場合は、CDS DD ステートメントを指定せずに SLICREAT を実行できます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: SLICREAT で初期化する前に、計算された値を使用して CDS のコピーを割り当ててください。
Number of drives on panel
PPPPPPPP
in LSM
LLLLLLLL
is invalid; it should be 4, 8, 10, 12, 16, 20, 24, OR 32
説明
: 示されたパネルで定義されたドライブの数が、そのパネルタイプで許容される数と一致しません。
各 LSM で許容される (パネルタイプに応じた) ドライブの数:
4310 - 4、10、または 20
9310 - 4、10、または 20
9360 - 4
9740 - 4 または 10
8500 - 4、8、12、または 16
3000 - 4、8、12、16、24、または 32
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーを修正して LIBGEN アセンブリを再送信してください。
The LIBGEN load module release level is inconsistent with the SLICREAT release level
説明
: 互換性のない HSC リリースの LIBGEN マクロを使用して作成された SLICREAT が、LIBGEN ロードモジュールで実行されました。
システムアクション
: SLICREAT 処理は終了します。リターンコード 0C が設定されます。
ユーザーの対応
: SLICREAT ソフトウェアと同じ HSC リリースの MACLIB を使用して、LIBGEN ロードモジュールを再作成してください。
Missing DD or invalid file allocation for DDname
CCCCCCCC
説明
: SLICREAT は、CCCCCCCC DD 文で指定されたデータセットを検出できなかったか、割り当てることができませんでした。
システムアクション
: DD が SLSCNTL であるか、または PARM='STBYONLY' を指定した場合、リターンコード 12 が設定されて SLICREAT 処理が終了します。そのほかの場合はリターンコード 4 が設定され、処理が続行されます。
ユーザーの対応
: DD 名が制御データセット (SLSCNTL、SLSCNTL2、または SLSSTBY) の場合は、ファイルの割り当てをチェックして、データセットが複数のエクステントを持たないこと、ブロックサイズが指定されていないか 4096 のブロックサイズが指定されていること、およびデータ編成が DA か PS であることを確認してください。ファイル割り当てを修正して、すべての予期される DD 文とともに SLICREAT プログラムを戻します。
Unable to create data set for DDname
CCCCCCCC
説明
: SLICREAT または CDSCREAT ユーティリティーは、CCCCCCCC DD 文で指定されたデータセットを作成できませんでした。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: ジョブからのほかのメッセージがないかを確認して、特定された問題を修正し、ユーティリティーを再実行してください。
SLSCNTL DD not found, control data set(s) not formatted
説明
: SLICREAT は SLSCNTL DD 文を見つけられませんでした。
システムアクション
: SLICREAT は制御データセットをフォーマットしません。必要な CDS サイズが計算されて報告されます。ジャーナルデータセットがフォーマットされ、処理が続行されます。
STBYONLY 処理の場合、SLICREAT はリターンコード 12 で終了します。
ユーザーの対応
: なし
CDS size could not be calculated
説明
: SLICREAT は要求された CDS のサイズを計算できませんでした。
システムアクション
: SLICREAT 処理はリターンコード 12 で終了します。
ユーザーの対応
: SLICREAT によって生成されたエラーメッセージをすべてチェックし、示された問題を修正してください。
Additional control data set successfully created
説明
: SLICREAT は STBYONLY 要求を正常に満たし、追加の CDS を作成しました。
システムアクション
: SLICREAT 処理はリターンコード 0 で終了します。
ユーザーの対応
: なし
A
CCCC
LSM may not be connected to a
CCCC
LSM
説明
: LIBGEN が、接続された異なる 2 種類の LSM を検出しました。9740 LSM は 9740 LSM にのみ接続できます。8500 LSM は 8500 LSM にのみ接続できます。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 0C が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーが発生している SLILSM マクロを修正し、ジョブを再送信してください。
Data set specified by
CCCCCCC1
is an existing or CDS data set;
CCCCCC2
data set not formatted
説明
: SLICREAT は CCCCCCC1 DD 文で指定された既存のデータセットを識別しました。CCCCCC2 は、処理されるデータセットのタイプ (制御またはジャーナル) を示します。制御データセットの場合、SLICREAT は既存のデータセットをフォーマットしません。ジャーナルデータセットの場合、SLICREAT は既存の CDS データセットをフォーマットしません。フォーマットされる前に、その出力ファイルのいずれかにレコードが含まれていると SLICREAT が判別した場合、このメッセージが発行されます。SLSJRNnn の場合は、出力ファイルが既存の CDS データセットとして識別されました。
システムアクション
: DD 文が制御データセットの場合、データセットはフォーマットされず、SLICREAT 処理が終了します。DD 文がジャーナルデータセットの場合、制御データセット (指定されている場合) と有効なジャーナルファイルがフォーマットされます。どのような場合でも、リターンコード 12 が設定されます。
ユーザーの対応
: 別のデータセットを割り当てるか、指定されたデータセットを削除して再定義してください。
DDDDDDDD
NNNNNNNN
is an existing CDS; reply "YES" if the CDS can be overwritten
説明
: SLICREAT は、DDDDDDDD DD 文で指定された既存の CDS データセット NNNNNNNN を識別しました。
フォーマットされる前に、その出力ファイルのいずれかにレコードが含まれていると SLICREAT が判別した場合、このメッセージが発行されます。SLSJRNnn の場合は、出力ファイルが既存の CDS データセットとして識別されました。
このメッセージは VM/HSC のみで発行されます。
システムアクション
: SLICREAT はオペレータの応答を待ちます。
ユーザーの対応
: データセットを上書きしてよい場合は「YES」と応答します。それ以外の応答は、SLICREAT 処理を終了します。SLS4561E が SLICREAT SYSPRINT 出力メッセージに発行されます。
The SMC is required for JES3; Start the SMC and resubmit the utility
説明
: SLIVERFY が正しい JES3 マクロオフセットを見つけて HSC ライブラリのデバイスアドレスを実際のシステムデバイスと比較するためには、SMC が必要です。
システムアクション
: SLIVERFY 処理は終了します。リターンコード 08 が設定されます。
ユーザーの対応
: SMC を開始して、SLIVERFY ユーティリティーを再実行してください。
Invalid ACS found; Number of SL8500 LSMs must be divisible by four.
説明
: SL8500 LSM を含む ACS が見つかりました。この ACS に定義されている LSM 数は 4 で割り切れませんでした。
システムアクション
: SLICREAT 処理は終了します。
ユーザーの対応
: 構成ファイルを修正してください。LIBGEN および SLICREAT ユーティリティーを再実行してください。
A non-SL8500 LSM conflicts with SLIACS specification of FUTRLSM
説明
: LIBGEN が、SL8500 LSM 以外を含み、SLIACS マクロに FUTRLSM パラメータも指定した ACS を検出しました。FUTRLSM は SL8500 ACS にしか指定できません。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 0C が設定されます。
ユーザーの対応
: FUTRLSM パラメータを削除してエラーが発生している SLIACS マクロを修正し、ジョブを再送信してください。
FUTRLSM count + SLILSM definitions must be a multiple of 4
説明
: LIBGEN は SL8500 ACS について、ACS の FUTRLSM パラメータで指定された値が 4 の倍数でないことを検出しました。StorageTek は、FUTRLSM パラメータを指定するときには、新しい LSM の数を、その ACS のために計画された LSM の数と同じにすることをお勧めします。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 0C が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーが発生している FUTRLSM の数の指定を修正し、ジョブを再送信してください。
Drive records are inconsistent with the CDS for LSM
AA:LL
; LSM will remain offline
説明
: LSM をオンラインに変更しようとしたときに、おそらく SET SLIDRIVS ユーティリティーに起因して、CDS のドライブレコードと HSC メモリー内バージョンのドライブレコードの間で不整合が検出されました。
システムアクション
: LSM はオフライン状態のままです。
ユーザーの対応
: ホストがリサイクルされるまで、LSM をオフラインのままにしてください。
Number of SL8500 LSMS in an ACS must be a multiple of 4
説明
: LIBGEN は SL8500 ACS について、指定された LSM の数が 4 の倍数でないことを検出しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコード 0C が設定されます。
ユーザーの対応
: エラーが発生している LSM の数の指定を修正し、ジョブを再送信してください。
Hardware Exception Status:
説明
: このコマンドにより、LMU と、LSM、CAP、ロボットハンド、パススルーポート、およびステーションのそれぞれについてハードウェアのステータスを LMU に照会します。エラーは次の形式で報告されます。
LSM
AA:LL
error message
または
AA:LL:CC
error message
ここで、AA は ACS、LL は LSM、そして CC は CAP 識別子です。次のエラーメッセージがあります。
CAP が動作していません
CAP ドアが開いています
CAP ドアのロックが解除されています
CAP is Reserved by Host nn: Display CDS コマンドを使用してホストを表示してください。
パススルーポートが動作不能です
ロボットハンドが動作不能です
ロボットハンドは保守が必要です
LSM は準備ができていません
LSM がオフラインです
LSM がオフライン保留中です
LSM が保守モードです
LSM ドアが開いています
この LSM では CAP ステータスを使用できません
LMU Compat 10 or less; not all functions supported: LMU は、マイクロコードが更新されないかぎり、ステータスの照会の一部に正しく応答できません。この状態により、SLS4610I の直前に SLS0662I LMU レスポンスエラーも発行されます。
Station nn has Inactive Connection: LMU へのハードウェア接続を利用できません。接続が一度も行われておらず、必要ない場合、これは正常な構成である可能性があります。ステーション番号は 16 進数のため、Station 0A は 10 番目のステーションであり、Station 10 は実際には 16 番目になります。
Station nn Inoperative; Host not responding: ステーション番号は 16 進数のため、Station 0A は 10 番目のステーションであり、Station 10 は実際には 16 番目になります。
次のメッセージはサマリーです。
CAP の問題は何も検出されませんでした
パススルーポートの問題は何も検出されませんでした
ロボットハンドの問題は何も検出されませんでした
LSM の問題は何も検出されませんでした
ステーションの問題は何も検出されませんでした
これらの結果は、単に LMU がハードウェアエラーを検出しなかったにすぎないことに注意してください。ソフトウェア構成で何かが間違っているか、LMU が検出できなかった可能性があります。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VAULT name invalid
CCCCCCC1
on
CCCCCCC2
command
説明
: VAULT 名 (CCCCCCC1) に入力されたデータは、CCCCCCC2 コマンドでは無効です。
システムアクション
: そのコマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: 有効な VAULT 名を指定してコマンドを再入力してください。
SLOT
NNNNNN
for VAULT
VVVVVVVV
is allocated
説明
: VAULT VVVVVVVV 内の SLOT NNNNNN を解放しようとしましたが、スロットが割り当てられていないため失敗しました。
システムアクション
: そのコマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: 有効なデータでコマンドを再入力します。
SLOT
NNNNNN
is out of range for VAULT
VVVVVVVV
説明
: スロット番号 NNNNNN がゼロ以外の場合は、VAULT VVVVVVVV 内でスロットを割り当てようとしましたが、SLOT が VAULT に構成されているスロット数を上回るため失敗しました。NNNNNN がゼロの場合は、VAULT VVVVVVVV 内で次のスロットを割り当てようとすると VAULT で構成されたスロット数を超えました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: スロット番号がゼロ以外の場合は、有効なデータを指定してコマンドを再入力してください。スロット番号がゼロの場合は、SET VAULT ユーティリティーを使用して、そのボールトに構成されたスロット数を変更してください。
Volume
VVVVVV
not found for VVOL
CCCCCCCC
説明
: VVOL CCCCCCC コマンドの実行時に、ボリューム VVVVV が見つかりませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 有効な VOLSER を指定してコマンドを再入力してください。
Volume VVVVVV
duplicate for VVOL ADD
説明
: VVOL ADD コマンドの実行時に、ボリューム VVVVV に重複が見つかりました。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 有効な VOLSER を指定してコマンドを再入力してください。
VSM records found - must have VIRTUAL|MVC volumes defined
説明
: CDS に VSM レコードが存在します。MEDIA(VIRTUAL) および MVC POOL の定義が、SET VOLPARM 定義内にある必要があります。
システムアクション
: ユーティリティーは、POOLPARM/VOLPARM 文の処理を続行します。リターンコード X'08' が設定されます。
ユーザーの対応
: POOLPARM/VOLPARM 制御文の問題を修正して、SET VOLPARM ユーティリティーを再実行してください。
The CDS has
N
free blocks, the SET VOLPARM needs
N
blocks
説明
: CDS 内の使用可能な空き領域よりも多くを必要とする VOLPARM および POOLPARM 文を追加しようとしました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
CCCCCCC1
subfile not found in CDS
説明
: Vault Volume または Vault レコードの照会で、CDS にサブファイルが見つかりませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: 見つからなかったサブファイルに応じて、SET VAULTVOL ユーティリティーを実行して Vault Volume CDS サブファイルを作成するか、SET VAULT ユーティリティーを実行して Vault CDS サブファイルを作成してください。
SLOT
NNNNNN
for
VAULT
VVVVVVVV
was allocated but not used
説明
: Vault 監査で、VAULT VVVVVVVV の SLOT NNNNNN が割り当てられているが使用されていないことがわかりました。SLOT NNNNNN が解放されました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Drive
DDDD
rectech
RRRRRRRR
- volume
volser
rectech
RRRRRRRR
; reply M to mount or E to end mount
説明
: オペレータが Drive DDDD の Volume volser に MOUNT コマンドを入力しましたが、そのドライブの Rectech (RRRRRRRR) がそのボリュームに指定された Rectech と同じではありません。そのボリュームのメディアタイプはそのドライブに使用できるため、オペレータは MOUNT コマンドを確定するかどうかを尋ねられます。「M」と応答すると Mount が続行され、「E」と応答するとボリュームをマウントせずに Mount コマンドが終了します。高密度を読み取れないドライブに、高密度で書き込まれているボリュームをマウントできるので、注意が必要です。
システムアクション
: MOUNT コマンドはオペレータの応答を待ちます。
ユーザーの対応
: 応答「M」または「E」を入力してください。
Display Drives Command
DRIVE LOCATION VOLSER STATUS MODEL MEDIA or DRIVE LOC/SLOT VOLSER STATUS MODEL MEDIA UUUU LLLLLLLLL volser SSSSSSSS 0000 MM...MM or DRIVE LOCATION MODEL WORLD WIDE NAME SERIAL NUMBER UUUU LLLLLLLLLLL 0000 XXXXXXXXXXXXXXXX NN...NN
説明
: このメッセージは、Display DRives コマンドの DETail または IDEntity オプションへの応答として受信するものです。DETail には、LIBGEN エソテリックによって定義されたドライブのステータスおよび関連情報が表示されます。IDEntity には、トランスポートの識別に関連する LMU 情報が表示されます。表示される情報には次のものが含まれます。
UUUU はドライブ ID です。4 文字のドライブ ID (ユニットアドレス)。
LLLLLLLLLLL は、ドライブ位置 AA:LL:PP:NN、またはスロット付きのドライブ位置 AA;LL;PP/SS、または NONLIB (非ライブラリ) です。
volser は、ボリュームシリアル番号か、HSC が volser を判別できない場合は「?」です。
SSSSSSSS はドライブステータスです。ドライブステータスには次のものがあります。
On drive
マウント解除
Mounting
Not rdy
Offline
Online
(ブランク)
OOOO はドライブのモデルです。
MMMMMMMMMMMMMMMM は、UNITATTR 文で指定されるかデフォルトに設定された、このドライブでサポートされるメディアタイプです。UNITATTR がない場合、サポートされるメディアは、LMU または UCB のデバイスタイプ、あるいはその両方によって判別されます。ドライブにマウントされているカートリッジのメディアタイプは反映されません。
XXXXXXXXXXXXXXXX は、このトランスポートに割り当てられているワールドワイド名です。
NNNNNNNNNNNNNNNNNNNN はトランスポートシリアル番号です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Journal command is invalid when Journaling Technique is not enabled
説明
: Journal コマンドが入力されましたが、CDS ジャーナリング技法は有効ではありません。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
command is no longer supported
説明
: CCCCCCCC コマンドは、HSC でサポートされなくなりました。この機能は HSC 製品から削除されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: なし。メッセージが HSC PARMLIB 処理の一部として生成された場合は、HSC PARMLIB から問題のコマンドを削除してください。
ALLOC
PPPPPPPP
is no longer supported.Use SMC commands
Explanation
: ALLOC パラメータ PPPPPPPP は HSC でサポートされなくなりました。この機能は SMC 製品に移行されています。この機能の制御には SMC コマンドを使用します。
システムアクション
: コマンドはパラメータの処理を続行します。サポートされていない ALLOC パラメータは無視されます。
ユーザーの対応
: SMC コマンドを使用して処理を制御してください。
{ALLOC|MNTD}
PPPPPPPP
is supported only for downlevel SMC compatibility
説明
: 指定された ALLOC または MNTD のパラメータ PPPPPPPP は、ダウンレベルの SMC クライアントをサポートする場合にのみ HSC で有効です。
現在のレベルの SMC システムがこの HSC とのインタフェースを実行している場合、このオプションを制御するには、SMC の、対応する ALLOCDEF または MOUNTDEF コマンドを使用します。
システムアクション
: コマンドはパラメータの処理を続行します。指定された ALLOC または MNTD のパラメータは、ダウンレベルの SMC システムの場合は更新されますが、現在のレベルの SMC システムの場合は処理に反映されません。
ユーザーの対応
: 現在の SMC システムでオプションを指定して処理を制御するには、SMC の、対応する ALLOCDEF および MOUNTDEF コマンドを使用してください。
{TREQDEF|UNITDEF} is supported only for downlevel SMC compatibility
説明
: TREQDEF および UNITDEF コマンドは、ダウンレベルの SMC クライアントをサポートする場合にのみ HSC で有効です。現在のレベルの SMC システムがこの HSC とのインタフェースを実行している場合は、SMC の、対応する TREQDEF および UNITATTR コマンドを使用します。
システムアクション
: コマンドは処理を続行します。TAPEREQ または UNITDEF 定義は HSC にロードされますが、ダウンレベルの SMC システムが要求する場合にのみ使用されます。
ユーザーの対応
: SMC システムに定義をロードするには、SMC の、対応する TREQDEF または UNITATTR コマンドを使用してください。
{CAPPREF} rejected; AUTO CAP services are not supported on a partitioned ACS
説明
: AUTO CAP 機能は、パーティション化された ACS ではサポートされません。この ACS では、CAP を AUTO モードにすることはできません。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: この ACS では、AUTO CAP 機能を使用しなければ、HSC は処理を継続できます。この ACS で AUTO CAP 機能を使用するには、ACS をパーティション化してはいけません。
Dismount of
VVVVVV
from drive
XXXX
- drive is loaded; issue dismount with FORCE parm
説明
: ボリュームをマウント解除するリクエストが出されました。しかし、ボリュームの巻き戻しおよびアンロードが完了していません。
システムアクション
: マウント解除はキャンセルされます。
ユーザーの対応
: FORCE パラメータを指定してマウント解除コマンドを再発行してください。
MOUNT of
VVVVVV
from drive
XXXX
- drive is loaded; issue DISMOUNT with FORCE parm
説明
: ボリュームをマウントする要求が行われました。しかし、巻き戻しおよびアンロードされていない別のボリュームがドライブで見つかりました。
システムアクション
: マウントはキャンセルされます。
ユーザーの対応
: FORCE パラメータを指定してマウント解除コマンドを発行し、マウント解除コマンドが完了したらマウントコマンドを再発行してください。
CCCCCCCC
command disabled by SET VOLPARM utility
説明
: SET VOLPARM ユーティリティーが実行されました。*DEF コマンドが無効になっています。CCCCCCCC は次のいずれかになります。
VOLDEF
SCRPDEF
MVCDEF
システムアクション
: SET VOLPARM ユーティリティーにより、VOLUME/POOL 定義が設定されます。*DEF コマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: なし
FORCE parameter invalid for virtual drive
XXXX
説明
: FORCE パラメータは仮想デバイスではサポートされていません。
システムアクション
: マウント解除は処理されません。
ユーザーの対応
: FORCE パラメータを指定せずにマウント解除コマンドを再発行してください。必要に応じて、MVS UNLOAD コマンドを発行してドライブをアンロードしてください。
VTCS is not initialized or not configured
説明
: VTCS は初期化されていないか、構成されていません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: VTCS が構成されていて HSC が初期化中の場合は、初期化が完了してからコマンドを再発行してください。
This HSC release does not support Host/LMU Interface compatibility level
NN at LMU station
XXXX
説明
: この HSC リリースは、LMU ステーション XXXX から返された Host/LMU インタフェース互換性レベル NN をサポートしていません。
システムアクション
: LMU はオンラインに変更されません。
ユーザーの対応
: Host/LMU 互換性レベルが 13 以上の場合、LMU は StreamLine シリーズのライブラリをサポートします。ACS を正常にオンラインに変更できるようにするには、StreamLine シリーズのライブラリをサポートするレベルまで、HSC をアップグレードしておく必要があります。それ以外の場合は、StorageTek ハードウェアサポートに報告してください。この HSC リリースと互換性がある LMU に LMU マイクロコードレベルをインストールしてください。
ORH: EXTEND or ABORT?ACS
AA
, SEQNO
BBCCC
, CCC1
, CCC2
, volser
説明
: HSC が、応答待機時間間隔を過ぎた要求をどのように処理すべきかをシステムオペレータに尋ねています。この要求に対して、事前にメッセージ SLS0681I が発行されています。
AA は ACSid です。
BB は HOSTid です。
CCC リクエストのシーケンス番号です (アクティブなリクエストキューにない場合はなし)
CCC1 は、要求が待機しているキューです。
ACT はアクティブなリクエストキューを表します
WTG は待機リクエストキューを表します
TMP は一時停止キューを表します
CCC2 は要求の種類です。
DMT - マウント解除
MNT - マウント
MOV - 移動
SWP - スワップ
volser は、カートリッジのボリュームシリアル番号です。
システムアクション
: タスクは、オペレータが応答を入力するのを待ちます。
ユーザーの対応
: 次の単語の 1 つまたは複数の文字で応答できます。
EXTEND
HSCは、LMUがこの要求の処理を完了できるように、ふたたび同じ応答待機時間間隔だけ待機します。与えられた LMU 要求に対してはじめて SLS4682D が発行される場合は、EXTEND で応答することを推奨します。(各 LMU 要求は、一意の SEQNO によって識別されます。)デュアル LMU の切り替えが生じたばかりの場合は EXTEND で応答することを推奨します。
ABORT
HSC は、オペレータが手動のオーバーライドコマンドを入力してカートリッジを移動できるように、選択されたボリュームを解放します。ABORT は、HSC 内部のキューから要求をパージします。ABORT を返す場合は、おそらく手動による操作が必要になります。ABORT を返すと、SVCDUMP も生成されます。LMU が再初期化された場合、または以前に要求が延長されている場合は、ABORT で応答することを推奨します。
Command string
SSS...SSS
not supported for {UUI|METADATA}
説明
: METADATA コマンドの一部として文字列 SSS...SSS が入力されましたが、コマンド動詞またはパラメータが UUI または METADATA インタフェースに有効なものではありません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 有効な UUI または METADATA 要求を再入力してください。
Command
CCCCCCCC
not allowed from {CONSOLE|UTILITY|PARMLIB|UUI}
説明
: 要求が無効な起点から見つかりました。たとえば、ユーティリティーの要求がコンソールコマンドとして発行された場合や、PARMLIB からのみ許可されるコマンドがユーティリティーから入力された場合などです。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 求められるソースから要求を再入力してください。
Command not valid for {HSC|VTCS} source
説明
: VTCS 機能用の UUI 要求が SLUADMIN ユーティリティーまたは HSC コマンドを介して送信されたか、HSC 機能用の UUI 要求が SWSADMIN ユーティリティーまたは VT コマンドを介して送信されました。
システムアクション
: 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: 正しいソースから要求を再送信してください。
XML response format error
説明
: XML 出力を指定した UUI 要求が入力されました。要求によって生成された XML 出力に異常がありました。
システムアクション
: 処理は続行されますが、出力 XML にはエラーがあります。
ユーザーの対応
: すべての情報を保存し、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
UUI callback exit not specified
説明
: 有効なコールバック出口の種類 (テキスト、XML、または CSV) を指定していない UUI 要求が送信されました。
システムアクション
: 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: 有効なコールバック出口を指定している UUI 要求を再送信してください。
Completion code
XXXX
reason code
XXXXXXXX
loading module
CCCCCCCC
説明
: モジュール CCCCCCCC が必要なユーティリティー要求が入力されましたが、そのモジュールをロードできませんでした。LOAD エラーからリターンコードと理由コードがリストされます。
システムアクション
: 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: エラーの原因を見直して修正し、要求を再送信してください。
VSM not active or VTCS load library missing
説明
: VTCS 機能用に UUI 要求が送信されましたが、VTCS がアクティブではないか、VTCS 機能のロードモジュールをロードできませんでした。
システムアクション
: UUI 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: メッセージが SMC Route コマンドに対する応答として表示される場合、要求された「宛先」LIBRARY がローカルかリモートかを確認してください。LIBRARY がローカルの場合は、VTCS リンクライブラリを SMC サブシステムの STEPLIB 連結に追加してください。LIBRARY がリモートの場合は、HSC を実行しているホストにある HTTP サーバーの STEPLIB 連結に VTCS リンクライブラリを追加してください。要求が VTCS サブシステムサービスを必要とする場合は、VTCS がアクティブであることを確認して要求を再送信してください。要求が報告機能用である場合は、VTCS ロードモジュールがアクセス可能なロードライブラリで利用できることを確認してください。
Inconsistent CSV parameters
説明
: CSV コールバック出口を指定した UUI 要求が入力されましたが、CSV テンプレートデータはありませんでした。
システムアクション
: 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: UUI 要求を修正して再送信してください。
CSV tag name format error
説明
: 関連する CSV 入力テンプレートを持つ UUI 要求が送信されました。次のエラーの 1 つが、CSV 入力テンプレートで検出されました。
システムアクション
: UUI 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: UUI CSV 入力テンプレートの形式を修正して、要求を再送信してください。
Error processing
CCCCCCCC
DD; {I/O error|statement exceeds maximum length|statement format error
説明
: SLUADMIN ユーティリティーまたは SWSADMIN ユーティリティーを介してUUI 要求が入力され、CCCCCCCC DD 制御文の処理でエラーが検出されました。
システムアクション
: CCCCCCCC DD からの入力文は処理されません。
ユーザーの対応
: 示された DD の入力文を修正して、ジョブを再送信してください。
Data set specified by
CCCCCCC1
;
CCCCCCC2
; Data set not formatted
説明
: CCCCCCC1 を開こうとしましたが、失敗しました。CCCCCCC2 は、次の理由のいずれかになります。
Invalid BLKSIZE (BLKSIZE は 4096 である必要があります)
Cannot format a file that has already been formatted
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
Volume vault
CCCCCCC1
already exists
説明
: ボリュームボールトを定義しようとしましたが、すでに存在しています。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要に応じて訂正を行い、ユーティリティーを再実行してください。
VAULT
CCCCCCC1
not found
説明
: ボールトを削除または変更しようとしましたが、存在していません。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要に応じて訂正を行い、ユーティリティーを再実行してください。
Requested vault slots
NNNNNNNN1
is less than current
NNNNNNNN2
slots defined
説明
: ボールトに定義されている現在のスロット数未満の値に、ボールトのスロット数を変更しようとしました。ボールトのスロット数は、増やすことのみ可能です。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要に応じて訂正を行い、ユーティリティーを再実行してください。
Requested vault slots requires
NNNN1
blocks in CDS, which is greater than the
NNNN2
free blocks available in the CDS
説明
: ボールトのサイズを追加したり増やしたりしようとすると、CDS で使用できる以上の空き容量が必要になります。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要に応じて訂正を行い、ユーティリティーを再実行してください。
ADD|MODIFY|DELETE of vault
VVVVVVVV
successful
説明
: VVVVVVVV の追加、変更、または削除に成功しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Vaulted volumes already exist
説明
: ボールトボリュームのレコードはすでに定義されており、定義し直すことができません。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: LIBGEN、SET VAULTVOL、および MERGECDS を実行して、ボールトボリュームのレコード数を変更してください。
Requested vaulted volumes requires
NNNNN1
blocks in CDS, which is greater than the
NNNNN2
free blocks available in the CDS
説明
: ボールトの試行には、CDS で使用できる以上の空き容量が必要になります。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 必要に応じて訂正を行い、ユーティリティーを再実行してください。
Vaulted volumes successfully created
説明
: ボールトボリュームの作成に成功しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Vaulted volumes must be defined before defining a volume vault
説明
: ボールトボリュームのレコードは、ボリュームボールトを定義する前に、CDS に存在している必要があります。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN SET VAULTVOL ユーティリティーを実行してボールトボリュームのレコードを作成し、SLUADMIN SET VAULT ユーティリティーを再実行してください。
Vaulted
volser
VVVVV1
not found
説明
: VOLSER (VVVVV1) が、ボールトボリュームのグループ内に見つかりませんでした。
システムアクション
: UUI コマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: 有効なボールト済み VOLSER を指定して UUI コマンドを再入力してください。
Cannot modify|delete vault
VVVVVVVV
because it is already deleted
説明
: ボールト VVVVVVVV のステータスが削除済みのため、変更または削除できません。
システムアクション
: UUI コマンドは無視されます。
ユーザーの対応
: 変更または削除するには、有効なボールトを指定して UUI コマンドを再入力してください。
Available Vault volume records
NNNNNNNN
will not satisfy VAULT SLOT request
説明
: Vault Slot の要求が、使用可能な Vault Volume レコード数を超えます。
システムアクション
: UUI コマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: LIBGEN、SET VAULTVOL、および MERGECDS 処理を指定して、要求している Vault Slot 数を減らすか、CDS の Vault Volume レコード数を増やしてください。
Volume
VVVVVV
used after SLUCONDB
TTTTTT
time
説明
: VVVVVV 物理または仮想ボリュームはスクラッチ選択の候補でした。物理ボリュームの選択日時または VTV の最終使用日時が、SLUCONDB 実行の開始日時または SMC または DFSMSrmm からのスクラッチ抽出時間よりもあとになっています。TTTTTT は開始時間か抽出時間のどちらかになります。
システムアクション
: ボリュームはスクラッチ対象として選択されません。テープ管理システムでボリュームがスクラッチステータスになっている場合は、後続のスクラッチ同期実行によってボリュームがスクラッチされます。
ユーザーの対応
: なし
No local SMC TAPEPLEX and no SLSCNTL DD specified
説明
: SLUCONDB ユーティリティーが起動されましたが、その出力を受け取れる対象がありません。出力を受け取るには、ローカル HSC、SMC TAPEPLEX、または SLSCNTL DD 文のいずれかが存在する必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: JCL に SLSCNTL DD 文を追加するか、SMC TAPEPLEX を有効にしてから、スクラッチ同期ユーティリティーを再送信してください。
No local SMC TAPEPLEX for LIBONLY
説明
: ボリュームをローカルにスクラッチするために、UUI インタフェースで LIBONLY 実行パラメータを指定して SLUCONDB ユーティリティーが起動されました。しかし、同じホストに実行中のローカル HSC が存在しません。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: アクティブな HSC があるホストでスクラッチ同期ユーティリティーを再送信するか、TAPEPLEX= パラメータを使用してください。
SLSCNTL DD statement not allowed with LIBONLY or TAPEPLEX
説明
: LIBONLY または TAPEPLEX= 実行パラメータを指定して、SLUCONDB ユーティリティーが起動されました。しかし、JCL にも SLSCNTL DD 文が含まれていました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: JCL から SLSCNTL DD 文を削除して、スクラッチ同期ユーティリティーを再送信してください。
ZARA subsystem name invalid
説明
: ZARA サブシステム名を指定した ZARA 実行パラメータを付けて、SLUCONDB ユーティリティーが起動されました。しかし、指定されたサブシステム名は無効です。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: ZARA サブシステム名を修正して、スクラッチ同期ユーティリティーを再送信してください。
Could not load ZARA API module
説明
: ZARA オプションを付けて SLUCONDB ユーティリティーが起動されましたが、スクラッチ同期 ZARA インタフェースモジュールをロードできませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: エラーの原因を調べて、スクラッチ同期ユーティリティーを再送信してください。
Unexpected return code from ZARA
説明
: スクラッチ同期のために ZARA にアクセスしたところ、SLUCONDB に予期せぬリターンコードが見つかりました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: エラーの原因を調べて、スクラッチ同期ユーティリティーを再送信してください。
Error initializing UUI
説明
: SLUCONDB の実行中、HSC CDS へのアクセスに UUI 機能が使用されましたが、UUI インタフェースを初期設定しようとしてエラーが発生しました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: SLUCONDB ユーティリティーの joblibsteplib 連結が正しいことを確認してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SMC not active
説明
: SLUCONDB の実行中、HSC CDS へのアクセスに UUI 機能が使用されましたが、そのホストにはアクティブな SMC サブシステムがありませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: そのホストで SMC サブシステムを起動して、スクラッチ同期ジョブを再送信してください。
TAPEPLEX name not recognized by SMC
説明
: SLUCONDB の実行中、リモート HSC システムへの直接スクラッチ要求に UUI 機能が使用されましたが、SLUCONDB パラメータに指定された TapePlex 名がSMC に認識されていません。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: SLUCONDB JCL PARM の TapePlex 名を修正して、スクラッチ同期ジョブを再送信してください。
UUI failure: Request=
RRRRRR
,
RC=
XXXX
, reason code=
XXXX
説明
: SLUCONDB の実行中、UUI 機能が使用され、示されているエラーが発生しました。RC と理由コードは 10 進値です。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: ELS プログラミングリファレンスや配布された NCSCOMM マクロで、UUI エラーと理由コードの一覧を確認してください。可能であればエラーを修正し、スクラッチ同期ユーティリティーを再送信してください。エラーの理由が判別できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ZARA subsystem is down
説明
: SLUCONDB の実行中、ZARA サブシステムが非アクティブであることがわかりました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: ZARA サブシステムがアクティブであることを確認して、スクラッチ同期ジョブを再送信してください。
SAF access denied to ZARA API request
説明
: SLUCONDB の実行中、ZARA インタフェースモジュールが、ZARA へのアクセス権がないというエラーを受け取りました。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: SAF ポリシーを変更し、SLUCONDB ジョブが ZARA API にアクセスできるようにしてください。
Incompatible HSC found active on HOST
HHHHHHHH
説明
: 初期化中に、互換性のない HSC レベルが示されたホストで実行されていることを HSC が検出しました。もっとも可能性の高い原因は、共存 PTF を適用せずに前のリリースを実行していることです。
システムアクション
: HSC は終了します。
ユーザーの対応
: 示されたホストの HSC を終了して、互換性のあるレベルの HSC で再初期化してください。
CDS directory recovery operation failed
説明
: データベースディレクトリを再作成しようとしましたが、エラーが発生して続行できなくなりました。
システムアクション
: SVC ダンプの取得後に、HSC またはユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: バックアップから CDS を復元してください。ダンプを保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CDS
CCCC...CCCC
disabled; inconsistent copy flag found on
説明
: 初期化中、またはデータベースの予約中に、部分的に完了した CDS マージ、コピー、またはそのほかの処理の結果と矛盾する CDS のコピーが見つかりました。
システムアクション
: 矛盾するコピーは無効になります。
ユーザーの対応
: この CDS を強制的に有効なコピーと同期できるようにしてください。
Cannot enable new CDS
CCCC...CCCC1
;
CCCCCCCC2
説明
: CDs Enable コマンドで新しい CDS データセット CCCC...CCCC1 をアクティブにしようとしましたが、データセットが不明であるか、CDS コピーとしての使用に適合しないため失敗しました。CCCCCCCC2 は、次の理由のいずれかになります。
Invalid BLKSIZE (BLKSIZE は 4096 である必要があります)
Invalid DSORG (DSORG は PS である必要があります)
More than one extent
Invalid UCB type (データセットは DASD にある必要があります)
Could not obtain VTOC info
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: 名前を変えた既存の CDS コピーをアクティブ化する場合は、データセット名の変更が適切であること、および DSn パラメータが CDs Enable コマンドで正しく指定されていることを確認してください。新しい CDS コピーを再配置して、理由が「Could not obtain VTOC info」である場合は、DSn、NEWLoc、NEWVol、および/または NEWUnit パラメータが喪失しているか、正しく指定されていない可能性があります。そのほかの理由についてはすべて、DSn パラメータがデータセットを正しく指定している場合は、そのデータセットは CDS として使用するには不適切であるため、適切な属性を持つ新しい CDS データセットを再配置して、CDs Enable コマンドを再発行してください。
New CDS
CCCC...CCCC
is of insufficient size; capacity is
DDD1
blocks, required capacity is
DDD2
blocks
説明
: CDs Enable コマンドで新しい CDS データセット CCCC...CCCC をアクティブにしようとしましたが、データセットが十分な大きさでないため失敗しました。DDD1 の 4096 バイトのブロックのみを持つことができますが、現在の CDS には少なくとも DDD2 ブロックが必要です。
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: より大きな新しい CDS データセットを再配置して、CDs Enable コマンドを再発行してください。
BSAM Open failed for new CDS
CCCC...CCCC
説明
: CDs Enable コマンドで新しい CDS データセット CCCC...CCCC をアクティブにしようとしましたが、初期化処理中に失敗しました。BSAM Open 操作は失敗しました。
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: エラーの特定に役立つ可能性がある、BSAM からのほかのエラーメッセージを探してください。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
BSAM Write failed for new CDS
CCCC...CCCC
, block
DDDD
説明
: CDs Enable コマンドで新しい CDS データセット CCCC...CCCC をアクティブにしようとしましたが、初期化処理中に失敗しました。BSAM の書き込み作業は、ブロック番号 DDDD の書き込みに失敗しました。
システムアクション
: HSC は現在の CDS 定義で操作を続行します。
ユーザーの対応
: エラーの特定に役立つ可能性がある、BSAM からのほかのエラーメッセージを探してください。永続的な入出力エラーである場合は、新しい CDS データセットを削除して再配置し、CDs Enable コマンドを再発行してください。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CDS EXpand failed, block count not greater than current size
説明
: アクティブな CDS の拡張が試行されましたが、HSC は CDS の現在のサイズに変更はないと判断しました。
システムアクション
: CDS EXpand は失敗します。
ユーザーの対応
: より大きいブロックサイズの新しい CDS を割り当ててください。新しくサイズ変更した CDS に CDS Enable を発行してから、CDS EXpand コマンドを発行してください。
Expand of the Secondary CDS has failed
説明
: CDS EXpand でプライマリ CDS の読み取りおよびセカンダリ CDS の拡張中にエラーが検出されました。
システムアクション
: CDS Expand コマンドが終了します。
ユーザーの対応
: データベース入出力エラーについての HSC のジョブログとシステムログ、およびすべての関連する HSC メッセージを調査してください。示されたエラーを修正してください。すべての CDS ファイルをバックアップコピーから復元して、CDS EXpand コマンドを再入力してください。
Expand of Primary CDS has failed
説明
: CDS EXpand でプライマリ CDS の拡張中にエラーが検出されました。
システムアクション
: CDS Expand コマンドが終了します。
ユーザーの対応
: データベース入出力エラーについての HSC のジョブログとシステムログ、およびすべての関連する HSC メッセージを調査してください。示されたエラーを修正してください。すべての CDS ファイルをバックアップコピーから復元して、CDS EXpand コマンドを再入力してください。
Copies to Primary/Standby CDS have failed
説明
: プライマリまたはスタンバイのいずれかの CDS へのセカンダリ CDS のコピーでエラーが発生しました。プライマリまたはスタンバイ CDS のステータスを予測できません。
システムアクション
: CDS Expand コマンドが終了します。
ユーザーの対応
: データベース入出力エラーについての HSC のジョブログとシステムログ、およびすべての関連する HSC メッセージを調査してください。示されたエラーを修正してください。すべての CDS ファイルをバックアップコピーから復元して、CDS EXpand コマンドを再入力してください。
CDS DALM updates encountered an error
説明
: プライマリまたはセカンダリのいずれかの CDS への DALM レコードの更新でエラーが発生しました。DALM レコードのステータスを予測できません。
システムアクション
: CDS Expand コマンドが終了します。
ユーザーの対応
: データベース入出力エラーについての HSC のジョブログとシステムログ、およびすべての関連する HSC メッセージを調査してください。示されたエラーを修正してください。すべての CDS ファイルをバックアップコピーから復元して、CDS EXpand コマンドを再入力してください。
CDS EXpand has completed successfully
説明
: すべての CDS に、新しいデータベースのサイズが反映されました。
システムアクション
: HSC CDS は通常の作業に戻ります。
ユーザーの対応
: 適切であれば、新しい CDS の名前で HSC の起動パラメータを更新してください。
CDS EXpand has completed unsuccessfully
説明
: CDS EXpand の処理中にエラーが発生しました。
システムアクション
: HSC はこのメッセージの前に、EXpand 関連のメッセージを発行しました。
ユーザーの対応
: 入出力エラーについての HSC のジョブログとシステムログ、およびすべての関連する HSC メッセージを調査してください。示されたエラーを修正してください。すべての CDS をバックアップコピーから復元して、CDS EXpand コマンドを再入力してください。
Expanded CDS recognized and adopted
説明
: CDS の拡張が確認されました。これは、ほかのホストでオペレータコマンド CDs EXpand が発行された結果です。サイズが拡張された CDS はこのホストで承認されました。
システムアクション
: HSC は処理を続行します。
ユーザーの対応
: なし
Date conversion error on TMS extract file
説明
: テープ管理インタフェースモジュールのリターンコードが、その入力テープ管理システムのデータが無効であるか、予期される形式ではないことを示しました。
システムアクション
: スクラッチ同期実行は終了します。
ユーザーの対応
: テープ管理抽出ファイルが正しく指定されていることを確認してください。入力ファイルが正しい場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CDKLOCK subfile
AAAAAA
with active=
SSS
説明
: CDKLOCK サブファイルが作成されたか更新されました。active の値 SSS は、サブファイルのステータスを示します (YES = アクティブ、NO = 非アクティブ)。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
CDKLOCK subfile is already defined
説明
: CDKLOCK はすでに存在しているため、再度定義することはできません。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Blocks requested (
XX
) exceeds the FREE blocks (
YY
) available in the CDS
説明
: 指定された CDKLOCK ブロック XX は、CDS 内の空きブロック YY より大きいです。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 必要な訂正を行なってから、ユーティリティーを再度実行します。
Unrecognized parameter keyword
KKKKKKKK
説明
: JCL パラメータに、認識できないキーワード KKKKKKKK が含まれていました。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: JCL パラメータの入力を修正し、ジョブを再送信してください。
Duplicate parameter keyword
KKKKKKKK
説明
: JCL パラメータのキーワード KKKKKKKK が複数回指定されました。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: JCL パラメータの入力を修正し、ジョブを再送信してください。
Invalid JCL parameter format
説明
: JCL パラメータに、連続する 2 つのコンマなどの無効な形式が含まれていました。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: JCL パラメータの入力を修正し、ジョブを再送信してください。
Invalid grace period
説明
: 猶予期間パラメータに無効な値が含まれています。有効な値は 000 - 999 です。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: JCL パラメータの入力を修正し、ジョブを再送信してください。
The SMC parameter is mutually exclusive with
CCCCCCCC
説明
: CCCCCCCC パラメータと SMC パラメータは一緒に使用できません。
システムアクション
: 処理は終了します。
ユーザーの対応
: JCL パラメータの入力を修正し、ジョブを再送信してください。
Point-in-time copy initiated
説明
: ポイントインタイム機能が起動されました。
システムアクション
: このメッセージは、CDS 内の最終バックアップ日付が更新されたことと、ポイントインタイムコピー機能が呼び出されることを示しています。
ユーザーの対応
: 要求の出力を見直して、バックアップが成功した (メッセージ SLS4762I) か失敗した (SLS4763I) か確認してください。バックアップ成功のメッセージが受信されない場合は、CDS 内の最終バックアップ日付が正常に復元されたことを示す SLS4764I メッセージがあるかどうかを確認してください。
Point-in-time copy successful
説明
: コピー処理プログラムからのポイントインタイムコピーのリターンコードに、コピーが成功したことが示されています。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Point-in-time copy failed; backup copy data set invalid
説明
: ポイントインタイム機能モジュールからのリターンコードに、コピーが失敗したことが示されていました。バックアップデータセットが作成されていた場合、それは無効になります。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: 最終バックアップ日付の復元に成功したことを示すメッセージ SLS4764I がユーティリティーの出力に含まれているか確認してください。このメッセージが表示されない場合、それは、CDS 内の最終バックアップ日付が正しくないことを示している可能性があります。ユーティリティーの出力を確認し、無効なバックアップコピーが作成されていて削除すべきであるかどうかを判断してください。
Point-in-time last backup date successfully restored
説明
: CDS 内の最終バックアップ日付の更新後にポイントインタイムバックアップ機能が失敗しました。このメッセージは、以前の最終バックアップ日付が正常に復元されたことを示しています。
システムアクション
: バックアップが失敗したのにこのメッセージが発行されなかった場合、CDS 内の最終バックアップ日付が正しくない可能性があります。
ユーザーの対応
: 出力を確認してバックアップが失敗する原因となったエラーを突きとめ、要求を再送信してください。
Vault
VVVVVVVV
cannot be deleted because it is not empty
説明
: ボールト VVVVVVVV
内にボリュームがあるため削除できません。
システムアクション
: そのコマンドは実行されません。
ユーザーの対応
: ボールト VVVVVVV を空にしてください。ボールトが空になると、そのボールトを削除できます。
ASCOMM failure for utility, RC=
XXXXXXXX
説明
: Address Space Communications Service (ASCOMM) を介して要求が HSC に送信されましたが、リターンコード XXXXXXXX でコンポーネントが失敗しました。
システムアクション
: ユーティリティーの要求は失敗します。
User Response
: HSC のメッセージとコードに関するマニュアルで ASCOMM のリターンコードを確認し、失敗の原因を特定してください。エラーを修正できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
UUI output file record truncation occurred
説明
: ファイル出力を指定した UUI 要求が入力されましたが、指定された 1 つまたは複数の UUI ファイルレコードが、指定された UUI ファイルの論理レコード長に対して長すぎました。その結果、この要求によって生成された UUI ファイル出力の 1 つまたは複数のレコードが切り捨てられました。このエラーは、出力ファイルを生成しているプログラム内のエラーを示しています。
システムアクション
: 処理は続行されますが、出力ファイルには不完全なレコードが含まれます。
ユーザーの対応
: StorageTek テクニカル・サポートに連絡してください。
UUI output file fixed record padding occurred
説明
: ファイル出力を指定した UUI 要求が入力されましたが、指定された 1 つまたは複数の UUI ファイルレコードが、指定された UUI ファイルの固定論理レコード長に対して短すぎました。その結果、この要求によって生成された UUI ファイル出力の 1 つまたは複数のレコードがパディングされました。このエラーは、出力ファイルを生成しているプログラム内のエラーを示しています。
システムアクション
: 処理は続行されますが、出力ファイルにはパディングされたレコードが含まれます。
ユーザーの対応
: StorageTek テクニカル・サポートに連絡してください。
UUI output file hex data conversion error occurred
説明
: バイナリタイプのファイル出力を指定する UUI 要求が入力されましたが、指定された 1 つまたは複数の UUI ファイルレコードに、16 進数以外のコンテンツを含むデータがありました。その結果、この要求によって生成された UUI ファイル出力の 1 つまたは複数のレコードが 16 進数からバイナリに正しく変換されませんでした。このエラーは、出力ファイルを生成しているプログラム内のエラーを示しています。
システムアクション
: 処理は続行されますが、出力ファイルには誤ったデータレコードが含まれます。
ユーザーの対応
: StorageTek テクニカル・サポートに連絡してください。
No UUI response type specified
説明
: 有効な応答タイプ (テキスト、XML、または CSV) を要求していない UUI コマンドが見つかりました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: UUI コマンドを再送信して有効な応答タイプを要求してください。
CDS CREATE successful; total blocks=
NNNNN
, number of copies={1|2|3}
説明
: 示されているブロック数とコピー数で、CDS CREATE 機能が正常に実行されました。
システムアクション
: CDS は使用可能です。
ユーザーの対応
: なし
Dynamic allocation for DD SYSOUT failed RC
CCCCCCCC
RS
SSSSSSSS
説明
: DD SYSOUT の割り当ての試みが失敗しました。CCCCCCCC
が MVS DYNALLOC サービスからのリターンコード、SSSSSSSS
が理由コードになります。
システムアクション
: 要求が終了されます。
ユーザーの対応
: 動的割り当ての失敗の原因を突きとめ、要求を再実行します。
SDD error:
reason
説明
: 関連する SDD 入力コマンドを持つ UUI 要求が送信されました。次のエラーの 1 つが、SDD 入力テンプレートで検出されました。
SDD コマンドの構文解析エラーが発生しました。
指定された SDD DD 名が JCL 内に存在しませんでした。
指定された SDD DD の読み取り中に入出力エラーが発生しました。
システムアクション
: UUI 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: UUI SDD コマンドまたはファイルを修正して、要求を再送信してください。
NSDREQ error:
reason
説明
: NSDREQ サービスを使用している論理作業ファイルの入出力を要求する UUI 要求が送信されました。次のエラーの 1 つが、関連する要求内で検出されました。
論理ファイル DD を作成できませんでした。
指定された DD へのアクセス中に入出力エラーが発生しました。
DD の物理的な書き込み中にエラーが発生しました。
システムアクション
: UUI 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: StorageTek テクニカル・サポートに連絡してください。
Local DD name
DDDDDDDD
used for
CCCCCCCC
command; SDD output file definition ignored
説明
: 関連する SDD 出力ファイルコマンドが指定された UUI コマンド CCCCCCCC が送信されました。しかし、コマンドはローカルで処理され、SDD 出力ファイルの定義は必要ありませんでした。代わりに、DD 名 DDDDDDDD が直接書き込まれています。
システムアクション
: コマンドの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
No SDD output file specified for remote
CCCCCCCC
command; using DD name
DDDDDDDD
説明
: リモート実行用に UUI コマンド CCCCCCCC が送信されましたが、関連する SDD 出力ファイルが指定されていませんでした。リモートファイル出力には、代わりに DD 名 DDDDDDDD が使用されます。
システムアクション
: コマンドの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし。コマンドが処理され出力が書き込まれる前に DD 名を検証できるように、出力ファイルを生成するリモート処理コマンドに SDD コマンドを指定することをお勧めします。
No SDD input file specified for DD name
DDDDDDDD
for remote
CCCCCCCC
command; cannot continue
説明
: リモート実行用に UUI コマンド CCCCCCCC が送信されましたが、DD 名 DDDDDDDD に関連する SDD 入力ファイルが指定されませんでした。
システムアクション
: UUI 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: DD 名 DDDDDDDD の SDD 入力ファイルコマンドを CCCCCCCC コマンドの直前に追加して、ジョブを再送信してください。
SDD input file specification for DD name
DDDDDDDD
unnecessary for local
CCCCCCCC
command
説明
: 関連する SDD 入力ファイルコマンドが指定された UUI コマンド CCCCCCCC が送信されました。しかし、コマンドはローカルで処理され、SDD 入力ファイルの処理は必要ありません。しかし、DD 名 DDDDDDDD は、直接読み取られる代わりに SDD サービスを使用して処理されます。
システムアクション
: コマンドの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
SDD DD name
DDDDDDDD
for
CCCCCCCC
command conflicts with
PPPPPPPP
parameter DD name
VVVVVVVV
説明
: SDD DD 名 DDDDDDDD を指定した UUI コマンド CCCCCCCC が送信されました。しかし、コマンドパラメータ PPPPPPPP は、別の DD 名 VVVVVVVV を指定していました。
システムアクション
: UUI 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: SDD コマンドと JCL、または指定したコマンドのいずれかを修正して、SDD DD 名をパラメータの DD 名と一致させてください。
XAPI
CCC...CCC
:
説明
: XAPI コマンドが、要求されたテキスト出力とともに入力されました。このメッセージは、コマンド出力に先行します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
VTCS not active; VTV status information not available
説明
: 仮想ドライブステータスの要求を含む QUERY DRIVE_INFO コマンドが処理されました。しかし、VTCS はアクティブでなかったため、マウントされた VTV 情報は使用できませんでした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Volume list for group|drive information contains both real and virtual volumes
説明
: QUERY VOLUME_INFO コマンドは、GROUP または DRIVE マウント形式要求とともに処理されました。入力リストは、実ボリュームと仮想ボリュームの組み合わせを含んでいたため、互換性のあるグループまたはドライブのリストを生成できませんでした。
システムアクション
: GROUP または DRIVE のデータが生成されません。
ユーザーの対応
: 入力ボリュームのリストに実ボリュームのみまたは仮想ボリュームのみ含まれるように修正して、要求を再送信してください。
Requested drive count exceeded; drive list truncated
説明
: QUERY VOLUME_INFO コマンドは、要求されたドライブの最大数とともに処理されました。選択可能なドライブのリストは戻ってきましたが、要求された最大数を超過したため、一部削除され短くなりました。
システムアクション
: 返されたドライブの数は要求された最大数と同じです。
ユーザーの対応
: なし
Number of requested volumes exceeds maximum of
NNN
from console for
CCC...CCC
command
説明
: コマンド CCC...CCC をコンソールから受け取りました。要求内のボリューム数が、コンソールから認められた最大数 NNN
を超過しました。
システムアクション
: ボリュームの最大数が表示されます。
ユーザーの対応
: 超過したボリュームに対して新しい要求を送信するか、ユーティリティーから要求を送信してください。
Command
CCC...CC1
parameter
CCCCCCC2
not allowed from console
説明
: コマンド CCC...CC1 を、コンソールからの要求ではサポートされないパラメータ CCCCCCC2 とともにコンソールから受け取りました。
システムアクション
: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応
: パラメータなしでコマンドを送信するか、ユーティリティーから要求を送信してください。
Subpool
S...S label type
LLL
does not match request
説明
: QUERY SCR_MNT_INFO 要求上で、要求されたラベルタイプ (指定した場合) が、要求されたサブプール S...S に関連付けられたラベルタイプ LLL と一致しませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。要求されたラベルタイプは無視されます。
ユーザーの対応
: 可能であれば、不一致を解消してコマンドを再送信してください。同じラベルとスクラッチサブプールパラメータを使用してマウントしようとすると、拒否されるか (VOLPARM が有効な場合)、またはスクラッチボリュームが正しくないサブプールから選択される可能性もあります。
Unrecognized value
CCCCCCCC
for media|rectech parameter; value ignored
説明
: QUERY SCR_MNT_INFO 要求で、MEDIA または RECTECH パラメータの値が、HSC に定義された値のいずれにも一致しませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。要求された MEDIA または RECTECH は無視されます。入力値がリストの場合、リスト内の有効な値が要求処理に使用されます。それ以外の場合、要求はパラメータが指定されなかったときのように処理されます。
ユーザーの対応
: 問題の原因が、サーバーでサポートされるメディアや記録技法と互換性がないことである場合、可能ならばクライアントとサーバーの両方が同じデバイスをサポートするか確認してください。それ以外の場合は、無効な値を修正してコマンドを再送信してください。
No compatible values found between MEDIA and [rectech|model]
説明
: MEDIA と RECTECH、または MEDIA と MODEL のいずれかが要求に指定されましたが、指定された値には互換性のないタイプが含まれていました。
システムアクション
: 要求は処理されません。
ユーザーの対応
: MEDIA、RECTECH、MODEL の 1 つだけを指定して要求を再送信するか、2 つのパラメータの値に互換性があることを確認してください。
Move "To" panel is frozen
説明
: 凍結されたパネルへの移動を指定した MOVe コマンドまたはユーティリティー機能が試行されました。
システムアクション
: 要求されたコマンドまたはユーティリティーは終了します。移動は実行されません。
ユーザーの対応
: 凍結されていない TPanel を指定して、コマンドまたはユーティリティーを再入力してください。そのパネルが凍結されているべきではない場合は、SET FREEZE(OFF) ユーティリティーを使用して凍結を解除してください。
SEN QUEUE DISPLAY STATUS
CURRENT REQUESTORS 99999999 REQNAME RRRRRRRR LNRNAME LLLLLLLL TOKEN TTTTTTTT FLAGS FFFFFFFF EVENT EEEEEEEE
説明
: これは Display SEN Queue コマンドからの出力です。生成される出力は、指定したパラメータによって異なります。パラメータが指定されていない場合は、SEN QUEUE 内のすべてのエントリが表示されます。REQname が指定された場合、REQname に一致する要求元だけが表示されます。LNRname が指定された場合、REQname を指定する必要があります。LNRname が指定された場合、REQname および LNRname に一致する要求元およびリスナーだけが表示されます。
99999999 は、SEN QUEUE にある要求元の数です。
RRRRRRRR は要求元の名前です。
LLLLLLLL はリスナーの名前です。
TTTTTTTT は、要求元トークンの 16 進数表示です。
FFFFFFFF は、SEN QUEUE ENTRY の処理フラグの記述です。
EEEEEEEE は待機されるイベントの記述です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Significant Event Notification facility not active
説明
: SEN Queue エントリの表示が試行されました。しかし、重要イベント通知機能がアクティブではありません。
システムアクション
: DISPLAY SEN コマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しいバージョンの HSC を実行していることを確認します。正しいバージョンを確実に実行している場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SEN QUEUE is empty
説明
: SEN Queue エントリの表示が試行されました。しかし、SEN QUEUE はエントリを含んでいませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: SEN QUEUE にエントリを追加するためのタスクが確実に実行されているかどうかを確認します。タスクが正しく実行されている場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
REQNAME
NNNNNNNN
not found
Explanation
: SEN QUEUE にある特定の要求元の表示が試行されました。しかし、指定された要求元は見つかりませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 要求元の名前を正しく入力していることを確認してください。
LNRNAME
NNNNNNNN
not found
Explanation
: SEN QUEUE にある特定のリスナーの表示が試行されました。しかし、指定されたリスナーは見つかりませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: リスナーの名前を正しく入力していることを確認してください。
CCCCCCCC
submitted to VSM system
説明
: CCCCCCCC コマンドが処理のために VSM システムに送信されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
TTTTTTTT
-
TTTTTTTT
説明
: TTTTTTTT は、入力コマンドに対して VTCS によって戻される応答テキストです。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
failed - VSM not active
説明
: VSM システムがアクティブでないため、CCCCCCCC コマンドが失敗しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: VSM システムがアクティブでない原因を特定してください。
CCCCCCCC
completed (
RRRRRRRR
)
説明
: CCCCCCCC が最終結果コード RRRRRRRR で完了しました。RRRRRRRR の値がゼロ (0) でない場合は、失敗の理由を示す 2 行目が表示されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
requests - MIGRATES=
N
RECALLS=
N
RECLAIMS=
N
説明
: Display 要求への応答として、VSM は N 個の処理を報告します。CCCCCCCC は処理のタイプ (Active または Queue) です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Display RTD
説明
: VT DISPLAY RTD 要求への応答として、VSM は RTD のステータスを報告します。返される情報には、ステータス (ONLINE/OFFLINE/MAINTENANCE)、アクティビティー (マウント済み、リコール中、移行中、マウント中) および MVC ボリューム ID が含まれます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Display active/queued detail
説明
: VT Display DETail 要求への応答として、VSM は各 VSM アクティビティーのステータスを報告します。ステータスには、機能、プロセス ID、VTV ID、MVC ID、RTD および関連する VTSS が含まれます。機能には次のものがあります。
VTV_upd
VTV ステータスおよび CDS の再同期。
MVC_upd
MVC ステータスのリセット。
マウント解除
VTV のマウント解除。
Sel_scr
PGMI スクラッチ選択。
Recall
MVC からの VTV のリコール。
MVC_inv
MVC の監査。
VTSS_inv
VTSS の監査。
マウント
VTV のマウント。
Migrate
MVC への VTV の移行。
MVC_chek
MVC の照会。
Drain
MVC からの VTV の排出。
Scratch
VTV のスクラッチ。
Transfer
VTSS 間の VTV の転送。
Unscratch
VTV のアンスクラッチ。
Vary@
RTD の変更。
VTV_chek
VTV の照会。
Unload
RTD からの MVC のアンロード。
Audit#
Audit ユーティリティーの要求。
Migrate@
移行コマンドまたはユーティリティー
Recall@
リコールコマンドまたはユーティリティー
Reclaim@
リクレイムコマンドまたは自動リクレイム要求。
Drain@
排出コマンド
Mig_set@
移行しきい値設定コマンド
Mig_thr@
しきい値までの移行コマンド
Cancel@
取り消しコマンド
Display@
表示コマンド
QRY/SET@
照会または設定コマンド
QUEUED 活動については、待機の理由が次のように報告されます。
TSK
ほかのホスト上でのロック処理待ち
VTD
CPU 待ち
MVC
MVC ロック待ち
VTV
VTV ロック待ち
INV
使用可能な監査 (インベントリ) タスク待ち
CMD
コマンドプロセッサタスク待ち
DSP
メインディスパッチャータスク待ち
SS
使用可能な VTSS タスク待ち
RTD
使用可能な RTD タスク待ち
DRV
空き RTD 待ち
SCR
スクラッチテープ待ち
RCM
スペースリクレイムマネージャータスク待ち
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
Nothing to display
説明
: CCCCCCCC コマンドが完了しましたが、表示するものがありません。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Range/List item greater than maximum - First 64 processed
説明
: VT Display/VT Vary RTD コマンドの RTD リストの範囲/リストに、最大許容数 64 を超える数が含まれています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 範囲/リストの RTD を 64 よりも少なくしてコマンドを再送信してください。
VT
CCCCCCCC
command not processed -
RRRRRRRR
説明
: VT コマンド CCCCCCCC が、次の理由 (RRRRRRRR) により処理されませんでした。
VCI not initialized - VSM システムの通信コンポーネントが初期化されていません。
Processor not loaded - コマンドプロセッサがロードされていません。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 失敗の理由を特定して修正してください。
CCCCCCCC
Nothing to display
説明
: VT コマンド CCCCCCCC が完了しましたが、表示するものがありません。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
MVC volume
VVVVVVVV
set to NONSCRATCH
説明
: VSM MVC ボリューム VVVVVVVV のステータスがスクラッチから非スクラッチに変更されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VT
CCCCCCCC
command cannot be processed - VTCS has not initialized.Reply if command is to be cancelled
説明
: VTCS が初期化されていないため、VTCS コマンド CCCCCCCC は現時点では処理できません。
システムアクション
: システムは、VTCS が初期化されるまで待機します。それが発生すると、コマンドが処理されます。コマンドが処理される前に HSC/VTCS の終了が要求された場合、コマンドはキャンセルされます。
ユーザーの対応
: VTCS が初期化されていなかった原因を調査します。コマンドをキャンセルする場合にのみ、このメッセージに対して任意の 1 文字を応答してください。コマンドがキャンセルされたことを確認するためにメッセージ SLS5023I が出力されます。VTCS の初期化後にコマンドをシステムに処理させる場合は、応答を未決のまま残しておいてください。
VT
CCCCCCCC
command cancelled due to
RRR
説明
: VTCS コマンド CCCCCCCC に対し、VTCS が初期化されていなかったためにコマンドを処理できなかったことを示すメッセージ SLS5022E が事前に出力されていました。そのあと、次に示す理由によって、コマンドは処理されることなくキャンセルされました。
RRR が「operator request」である場合、VTCSコマンド CCCCCCCC は、メッセージ SLS5022E に応答があったためキャンセルされました。
RRR が「HSC/VTCS termination」である場合、HSC または VTCS、あるいはその両方の終了が検出されたため、VTCS コマンド CCCCCCCC はキャンセルされました。コマンドは処理されずにキャンセルされました。
システムアクション
: コマンドは処理されずにキャンセルされました。
ユーザーの対応
: 必要に応じて、VTCS の初期化後にコマンドを再発行してください。
Timeout on ECAM I/O to device
NNNN
説明
: VTCS は、デバイス NNNN に対して、ECAM 入出力の完了を待っています。このメッセージは、VTCS タイマーが期限切れになったものの、入出力が完了していないことを示します。
システムアクション
: VTCS は引き続き入出力の完了を待ちます。
ユーザーの対応
: HSC のログおよび SYSLOG で、メッセージ内で特定されたアドレスにエラーが存在しないかどうかを確認してください。問題の VTD アドレスに IOSnnnn メッセージが存在する場合は、エラーが単一のパスに限られているかどうかを判断します。その場合は、影響を受けるパスをオフラインにしてください。エラーがすべてのパスに影響すると思われる場合は、Vary
nnnn,OFFLINE,FORCE
コマンドを発行してデバイスのバイパスを試行できます。問題が修正されたら、デバイスをオンラインに戻すことができます。エラーが修正され、VTD アドレスが適切にオンラインになった場合、HSC/VTCS を再起動する必要はありません。VTSS がオフラインになった場合、VT Vary VTSS(
nnnnnnnn)
ONline を発行して VTSS をオンラインにできます。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MOUNT of
VVVVVV
on drive
DDDDDD
- Complete
説明
: マウント要求への応答として、指定された VIRTUAL トランスポート DDDDDD 上にボリューム VVVVVV がマウントされました。
システムアクション
: 正常な処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
DISMOUNT of
VVVVVV
from drive
DDDDDD
- Complete
説明
: 指定された VIRTUAL トランスポート DDDDDD からの VVVVVV のマウント解除が完了しました。このメッセージを受け取っても、必ずしもマウント解除が成功したとは限りません。
システムアクション
: 正常な処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
MOUNT of
VVVVVV
on drive
DDD
- Failed (RC) - VSM is not active
説明
: VSM システムがアクティブでないため、VIRTUAL ドライブ DDD へのボリューム VVVVVV のマウントが失敗しました。RC は HSC/VTCS からのリターンコードです。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: 問題を修正してから、マウント要求を再発行してみてください。
DISMOUNT of
VVVVVV
from drive
DDD
- Failed (
RC
) - VSM is not active
説明
: VSM システムがアクティブでないため、VIRTUAL ドライブ DDDDDD からのボリューム VVVVVV のマウント解除が失敗しました。RC は、HSC/VTCS サポートシステムからのリターンコードです。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: 問題を修正してから、マウント解除要求を再発行してみてください。
MOUNT of
VVVVVV
on
DDDD
- Failed (
RC
) - ERRTEXT
説明
: VIRTUAL ドライブ DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが失敗しました。失敗の理由はメッセージの ERRTEXT 部分に定義されています。RC は HSC/VTCS からのリターンコードです。
さまざまな理由テキストの説明、システムアクション、およびユーザーの対応について、次に詳しく説明します。理由テキストにはもっとも可能性の高い例が示されるため、メッセージが発行されたコンテキストは常に特定されるはずですが、出力された状況によっては一致しない場合があります。
DRIVE ALREADY HAS A VTV MOUNTED
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。VTCS は、デバイスに VTV がすでにマウントされていると判断しました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: デバイスにマウントされている VTV を特定してください。マウントされているべきではない場合は、MVS Unload コマンドおよび HSC Dismount コマンドを使用して、アンロードまたはマウント解除を試行してください。
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
INTERNAL ERROR OCCURRED RC=
RRRRRRRR
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。マウント処理中に、VTCS に内部エラー (リターンコード X'RRRRRRRR') が発生しました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
INVALID VIRTUAL SUBPOOL
PPPPPPPP
説明
: デバイス DDDD へのスクラッチボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。スクラッチボリュームは、(TAPEREQ 文などにより) サブプール PPPPPPPP に関連付けられていますが、このサブプールは無効であることがわかりました。有効にするには、サブプールが存在し、スクラッチボリュームを含んでいる必要があります。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: サブプールの選択方法 (TAPEREQ 文など) を確認してください。PPPPPPPP がサブプールの名前で、スクラッチボリュームを含んでいるかどうかを確認してください。必要な修正を行なってください。
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
INVALID VTD ADDRESS
SSSSSSSS
FOR VTV
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。VTCS は、VTSS SSSSSSSS にあるデバイス (VTD) DDDD の内部制御ブロックを見つけることができませんでした。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MVC:
MMMMMM
CANCELLED BY OPERATOR
説明
: デバイス DDDD への、移行済みボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。リコールとマウントが完了する前に、オペレータによって、リコールを取り消す VT CANCEL コマンドなどを使用して要求が取り消されました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
:
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MVC:
MMMMMM
MVC COULD NOT BE MOUNTED
説明
: デバイス DDDD への、移行済みボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。VTCS は MVC MMMMMM から VTV のリコールを開始しましたが、MVC をマウントできませんでした。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: より詳細エラーメッセージなどから、MVC のマウントに失敗した理由を確認してください。見つかった問題を修正してください。
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MVC:
MMMMMM
NO ACCESS TO VTSS
SSSSSSSS
TO VERIFY VTV LOCATION
説明
: デバイス DDDD への、移行済みボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。VTV は以前、VTSS SSSSSSSS に常駐していました。このホストは VTSS にアクセスできないため、VTV のコピーが存在するかどうか確認できません
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: VTSS SSSSSS がこのホストからアクセス可能であり、このホストとオンラインで接続されていることを確認してください。
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MVC:
MMMMMM
No RTDs for requested media and ACS
説明
: デバイス DDDD への、移行済みボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。リコール処理中に、要求されたメディアタイプをマウントできる RTD が ACS 内に存在しないと判断されました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: これはおそらく、構成の変更が原因です。MVC メディアタイプとボリュームの ACS の場所、または VTV にアクセスできるほかの MVC がないかどうかを確認します。
マウントがまだ必要な場合は、MVC を適切なタイプの RTD を持つ ACS に移動してマウントを再試行するか、そのほかの MVC コピーを VTV のリコールに使用できるようにします。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
(MVC:
MMMMMM
) VTD status changed during Recall/Mount
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。
移行済み VTV の場合、メッセージには VTV を含む MVC を表す「MVC:MMMMMM」が含まれ、リコール中に VTD ステータスが変更されたことを示します。MVC MMMMMM からのリコールが完了したときに、VTCS はデバイスが別の VTCS 要求に関連付けられていることを検出しました。このメッセージが表示される一般的なシナリオは次のとおりです。
バッチジョブがデバイス DDDD への VTV VVVVVV のマウントを要求します。
VTV が移行され、VTCS がリコールを開始します。
バッチジョブは取り消されます。
2 番目のジョブがデバイス DDDD への別の VTV のマウントを要求します。
VTV VVVVVV のリコールは完了します。
VTCS は元のマウントを実行しようとしますが、デバイスがもはやボリューム VVVVVV を処理していないことを検出します。
VTV が常駐していた場合、メッセージには「MVC:MMMMMM」が含まれず、マウント中に VTD ステータスが変更されたことを示します。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
:
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
NO MVCS AVAILABLE
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。VTV がデバイス DDDD を含む VTSS とは異なる VTSS に常駐しているため、VTV の転送が開始されました。この転送は、別の VTSS から VTV を移行し、デバイス DDDD を含む VTSS にリコールすることにより実行されます。
使用できる MVC がないため、ほかの VTSS から VTV を移行できませんでした。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: VTV VVVVVV が常駐している場所を確認してください。次に、次のいずれかを実行してください。
その VTSS 内のデバイスを選択するように JCL を変更する。
移行で MVC を選択できなかった理由を調査する。見つかった問題を修正してください。
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
PROBLEM DECODING VCI REQUEST
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。マウント処理中に VTCS で内部エラーが発生しました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
SUBSYSTEM TERMINATING
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。デバイス DDDD を含む VTSS のタスクが、VT VARY VTSS(SSSSSSSS) OFFLINE コマンドなどの結果として終了しようとしていたか、または終了していたため、VTCS はマウントを処理できませんでした。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: デバイス DDDD を含む VTSS のステータスを確認してください。オンラインであるはずがそうなっていない場合は、VT VARY VTSS(SSSSSSSS) ONLINE を発行してください。VTSS がオンラインになると、VTCS がマウントを処理します。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV CONTENTS SUSPECT
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。VTV が「隔離」されていることが検出されました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: メッセージ SLS6657E については、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV:
VVVVVV
INACCESSIBLE/BAD VTSS
SSSSSSSS
REFERENCED
説明
: VTSS SSSSSSSS で、デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。次のいずれかが原因で、VTV VVVVVV をマウントできませんでした。
VTSS の状態。VTSS がこのホストからアクセスできないか、オンラインではありませんでした。
スクラッチマウントの場合に、マウントを何度も試行したが失敗した。これは、別の製品が、スクラッチステータスでないために VTV を繰り返し拒否した場合に発生することがあります。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: 特定 (スクラッチ以外) のマウントの場合、VTSS SSSSSSSS がこのホストからアクセス可能で、このホストとオンラインで接続されていることを確認してください。見つかった問題を修正してください。
スクラッチマウントの場合、スクラッチの定義が VTCS の定義と同期されていないなどの理由で、別の製品がマウントを拒否していないか確認してください。
必要な変更を行なってください。
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV:
VVVVVV
ATTEMPTS TO SELECT A SCRATCH VTV HAVE BEEN EXHAUSTED
説明
: VTSS SSSSSSSS のデバイス DDDD で、スクラッチマウントが要求されました。内部で指定された VTV 数がスクラッチとして選択されたあと、適格でないスクラッチであることが判明したため、マウント要求が失敗しました。
メッセージ内に記載されたボリューム VVVVVV が、この状態で最後に検出された VTV です。このエラーは、スクラッチステータスではないとして別の製品が各 VTV を繰り返し拒否した場合、または CDS 内の VTV スクラッチステータスが VTCS 内部のスクラッチカウントと同期されていない場合に発生することがあります。
システムアクション
: VTV スクラッチマウント要求はあとで再試行されます。
ユーザーの対応
: スクラッチの定義が VTCS の定義と同期されていないなどの理由で、別の製品がマウントを拒否していないか確認してください。
必要な変更を行なってください。失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV
VVVVVV
IS STILL MOUNTED
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。VTCS は、前のマウントで VTV がまだマウントされていることを識別しました。
システムアクション
: マウントは失敗しますが、VTCS はマウントを再試行します。
ユーザーの対応
: VTV VVVVVV の前のマウントが、現在のマウントと異なるホストで実行されたかどうかを確認してください。その場合は、ホスト間で SYSZVOLS ENQueues が正常に伝達されているかどうかを確認してください。
前のマウントが同じホストで行なわれていた場合は、マウント解除が失敗した理由がほかにないか確認してみてください。見つかった問題を修正してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VVVVVV
IS NOT A VALID VTV
説明
: デバイス DDDD へのボリューム VVVVVV のマウントが要求されました。
VTCS は、VVVVVV が VTCS 構成の中で VTVVOL 文を介して、Virtual として定義されていないと判断しました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: 仮想以外の割り当てが仮想デバイス (VTD) DDDD に実行された原因を確認してください。割り当てに影響するエソテリック、JCL、TAPEREQ 文、ACS ルーチン、およびユーザー出口を確認することをお勧めします。
必要な修正を行なってください。
マウントがまだ必要であれば、再試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV:
VVVVVV
ECAM ERROR
CC
=CCC
RC=
RRR
説明
: ECAM エラーのため、VTV VVVVVV がマウントに失敗しました。ECAM 完了コードは CCC、リターンコードは RRR です。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
:適切な ELS ガイドを参照してください。失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV:
VVVVVV
VOLUME ACCESS CONTROL GAVE RC=
RRRRRRRR
説明
: スクラッチマウントを実行するために VTV VVVVVV が選択されましたが、マウントが拒否されました。その理由は、ユーザー出口 14 に関して次のとおりです。
リターンコード UX14RJCT (拒否) を設定しました。
リターンコード UX14PWRD (パスワードチェック) を設定し、HSC によるパスワードチェックが失敗しました。
リターンコード UX14RACF/UX14RACL (RACROUTE チェック) を設定し、HSC によって実行された RACROUTE チェックで、要求元が VTV VVVVVV にアクセスできないと判明しました。
リターンコード UX14RACF/UX14RACL (RACROUTE チェック) を設定し、HSC によって実行された RACROUTE チェックで、要求元が VTV VVVVVV を読み取ることはできるが更新はできないことが判明しました。そのため、HSC は VTV VVVVVV を書き込み禁止としてマウントすることを要求しました。
リターンコード UX14NWRT (書き込み禁止) を設定しました。
SLS2978A、SLS2979I、SLS2980I、SLS2985I、または SLS2986I のうち、1 つ以上のメッセージがこのメッセージに先行する場合があります。
X'RRRRRRRR' は、ユーザー出口 14 を呼び出し、ユーサー出口 14 によって要求される処理を実行したあとに、HSC によって VTCS に渡されるリターンコードです。
X'91309130' は、パスワードまたは RACROUTE チェックが失敗したために、VTV VVVVVV のマウント要求がユーザー出口 14 または HSC によって拒否されたことを示します。
X'91319131' は、VTCS が VTV VVVVVV を書き込み禁止としてマウントするように要求されたことを示します。スクラッチマウントを実行するために選択された VTV は書き込み可能としてマウントされる必要があるため、これは VTCS によって拒否されました。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: 先行するメッセージ、SLS2978A、SLS2979I、SLS2980I、SLS2985I、または SLS2986I を探してください。VTCS がリターンコード X'RRRRRRRR' を受け取った理由と、マウントを要求しているアドレス空間の詳細 (ジョブ名など) が記載された VTV vvvvvv にとって、これが正しい応答だったかどうかを確認してください。
マウントがまだ必要な場合は、ふたたびマウントが失敗しないように必要な変更を行なってから、マウントを再試行してください。
VTV IS IMPORT BLOCKED
説明
: VTV VVVVVV は、IMPORT 要求の完了をまだ保留しているため、アクセスできません。
システムアクション
: マウントは失敗します。
ユーザーの対応
: IMPORT 処理中に、エラー状態があったかどうかを確認してください。この原因として考えられるのは、LOGPOL=REQUIRED が指定されているが、IMPORT 時点でロギングがアクティブではなかった場合などです。この状態は、失敗の原因となった問題をまず修正してから次の手順に従うことでクリアできます。
「Display VTV VVVVVV」を発行し、次の行を記述します。
Importing:
NNNN
(VTD address)
「Dismount VVVVVV NNNN」を発行します。
VTV のマウントを再試行します。失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MVC:
MMMMMM
MMMMMM
Partition map not found
説明
: VTV VVVVVV は、MVC MMMMMM 上に、パーティションモードで書き込まれた移行済みのコピーを持っています。パーティションモードの各 MVC について、パーティションの使用法を記述したレコードが CDS 内にあるはずです。このレコードは、パーティション (割り当て) マップと呼ばれます。VTCS は、MVC MMMMMM のパーティションマップを読み取ることができませんでした。
システムアクション
: マウントは失敗します。
User Response
: Drain or audit MVC MMMMMM, then attempt the mount again.
DISMOUNT of
VVVVVV
from
DDDDDD
- Failed
(RC
) - ERRTEXT
説明
: VIRTUAL ドライブ DDDDDD からのボリューム VVVVVV のマウント解除に失敗しました。失敗の理由はメッセージの ERRTEXT 部分に定義されています。RC は HSC/VTCS からのリターンコードです。
さまざまな理由テキストの説明、システムアクション、およびユーザーの対応について、次に詳しく説明します。理由テキストにはもっとも可能性の高い例が示されるため、メッセージが発行されたコンテキストは常に特定されるはずですが、出力された状況によっては一致しない場合があります。
VTV
VVV222
IS STILL MOUNTED
説明
: ボリューム VVVVVV はデバイス DDDDDD からマウント解除中でした。VTCS は、VTV VVV222 がまだデバイスにマウントされていると判断しました。
リターンコードは次のとおりです。
VVVVVV と VVV222 が異なる場合は 4。通常、これはマウント要求 VVV222 とマウント解除要求 VVVVVV が正しくない順序で VTCS に出されたことを示します。
VVVVVV と VVV222 が同一の場合は 12。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: リターンコードが 4 で、VTV VVVVVV がマウントされていない場合、エラーはありません。
それ以外の場合は、VTV VVVVVV と VVV222 のステータスを確認してください (異なる場合)。各 VTV について、VTV がマウントされているが、マウントされているべきではない場合は、MVS Unload コマンドおよび HSC Dismount コマンドを使用して、アンロードまたはマウント解除を試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
INTERNAL ERROR OCCURRED RC=
RRRRRRRR
説明
: ボリューム VVVVVV はデバイス DDDDDD からマウント解除中でした。マウント解除の処理中に、VTCS に内部エラー (リターンコード X'RRRRRRRR') が発生しました。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: VTV のステータスを確認してください。マウントされているが、マウントされているべきではない場合は、MVS Unload コマンドおよび HSC Dismount コマンドを使用して、アンロードまたはマウント解除を試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
INACCESSIBLE/BAD VTSS
SSSSSSSS
REFERENCED
説明
: ボリューム VVVVVV はデバイス DDDDDD からマウント解除中でした。VTSS SSSSSSSS が、このホストからアクセスできないか、このホストとオンラインで接続されていないという状態のため、VTCS はマウント解除を処理できませんでした。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: VTSS SSSSSSSS がこのホストからアクセス可能であり、このホストとオンラインで接続されていることを確認してください。VTV のステータスを確認してください。マウントされているが、マウントされているべきではない場合は、MVS Unload コマンドおよび HSC Dismount コマンドを使用して、アンロードまたはマウント解除を試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
NO ACCESS TO VTSS
SSSSSSSS
TO VERIFY VTV LOCATION
説明
: ボリューム VVVVVV はデバイス DDDDDD からマウント解除中でした。VTSS SSSSSSSS が、このホストからアクセスできないか、このホストとオンラインで接続されていないという状態のため、VTCS はマウント解除を処理できませんでした。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: VTSS SSSSSSSS がこのホストからアクセス可能であり、このホストとオンラインで接続されていることを確認してください。
VTSS SSSSSSSS がオンラインになったら、VTV のステータスを確認してください。マウントされているが、マウントされているべきではない場合は、MVS Unload コマンドおよび HSC Dismount コマンドを使用して、アンロードまたはマウント解除を試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTSS
SSSSSSSS
IS CURRENTLY OFFLINE
説明
: ボリューム VVVVVV は、VTSS SSSSSSSS のデバイス DDDDDD からマウント解除中でした。VTSS SSSSSSSS がオフラインのため、VTCS はマウント解除を処理できませんでした。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: VTSS SSSSSSSS のステータスを確認してください。オンラインであるはずがそうなっていない場合は、VT VARY VTSS(SSSSSSSS) ONLINE を発行してください。
VTSS SSSSSSSS がオンラインになったら、VTV のステータスを確認してください。マウントされているが、マウントされているべきではない場合は、MVS Unload コマンドおよび HSC Dismount コマンドを使用して、アンロードまたはマウント解除を試行してください。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
PROBLEM DECODING VCI REQUEST
説明
: ボリューム VVVVVV はデバイス DDDD からマウント解除中でした。マウント解除の処理中に VTCS で内部エラーが発生しました。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV IS IMPORT BLOCKED
説明
: VTV VVVVVV は、IMPORT 要求の完了をまだ保留しているため、アクセスできません。
システムアクション
: マウント解除は失敗します。
ユーザーの対応
: IMPORT 処理中に、エラー状態があったかどうかを確認してください。この原因として考えられるのは、LOGPOL=REQUIRED が指定されているが、IMPORT 時点でロギングがアクティブではなかった場合などです。この状態は、失敗の原因となった問題をまず修正してから次の手順に従うことでクリアできます。
「Display VTV vvvvvv」を発行し、次の行を記述します。
Importing:
nnnn
(VTD address)
「Dismount vvvvvv nnnn」を発行します。
失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CDS LOGGING FAILURE - HSC RC=
RRRR
説明
: VTCS 構成が LOGPOL=REQUIRED を指定していますが、これは特定の更新を CDS に適用する前に記録する必要があることを示しています。
ボリューム VVVVVV は VTD DDDD から正常にマウント解除されました。VTCS は VTV VVVVVV のステータス変更を記録しようとしましたが、これは RC=RRRR で失敗しました。このメッセージの前に出力される SLS6904E に、RC=RRRR の意味を説明するテキストが含まれています。
システムアクション
: 更新の記録に失敗したため、VTCS は CDS を更新できません。CDS はまだ VTD DDDD にマウントされているため、VTV VVVVVV を正しく表示しません。
ユーザーの対応
: VTV VVVVVV について表示された誤ったマウントステータスは、VTV が次にマウントされてマウント解除されると自動的にクリアされます。
VTV がマウントされていると表示されている間は、移行、複製、電子エクスポートはできません。
誤ったマウントステータスを手動でクリアするには:
コマンド「Display VTV(vvvvvv)」を発行し、次の行を記述します。
"Mounted:
dddd
" (VTD address).
コマンド「DISMount vvvvvv,dddd」を発行します。
DISMOUNT
of
VVVVVV
from drive
DDDDDD
sent to VSM
説明
: マウント解除の処理要求が VSM システムに送信されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
MOUNT
of
VVVVVV
from drive
DDDDDD
sent to VSM
説明
: マウントの処理要求が VSM システムに送信されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
MOUNT
of
VVVVVV
on drive
DDDD
already in progress
説明
: マウントの処理要求が VSM システムに送信されました。しかし、重複する要求が、現在 VSM によって処理されています。重複する要求とは、同一の仮想デバイス、ボリュームシリアル番号、サブプール、およびマネージメントクラスが指定された要求です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 元の要求が完了するまで待機してください。
MOUNT of
VVVVVV
on drive
DDDD
already redriven
説明
: マウントの処理要求が VSM システムに送信されました。しかし、重複する再試行要求が、VSM からの最終応答まですでに待ち状態になっています。重複する再試行要求とは、同一の仮想デバイス、ボリュームシリアル番号、サブプール、およびマネージメントクラスが指定された要求です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 元の要求が完了するまで待機してください。
CCCCCCCC
parms installed from data set
DDDDDD
説明
: CCCCCCCC = インストールされるパラメータ (VTMVCDef)。VT MVCDef コマンドへの応答として、HSC は示されたデータセットに含まれているパラメータ文を正常にロードしました。このメッセージが発行された時点では、これらのパラメータは HSC によって使用されています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CCCCCCCC
parms not installed, reason code
XXXX
説明
: VT MVCDef コマンドへの応答として、HSC は示されたデータセットに含まれているパラメータ文を正常にロードできませんでした。
CCCCCCCC = インストールされるパラメータのタイプ (VT MVCDef)
XXXX = 16 進数の理由コード:
パラメータがロードされなかった理由を示す理由コードと定義を次に示します。
0008 - 1 つ以上の文で構文エラーが発生しました
0009 - 2 つの文の間で矛盾が検出されました
000C - データセットの読み取りで I/O エラーが発生しました
0010 - HSC がデータセットを割り当てることができませんでした
0014 - HSC がデータセットをオープンできませんでした
0018 - データセットの処理に使用できる十分なメモリーがありませんでした
001C - 過剰な数のエラー (50)
いずれの場合も、発生したエラーの詳細を示すメッセージ SLS5628I または SLS0002I がこのメッセージに先行します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの問題を修正して、コマンドを再試行してください。
CCCCCCCC
: record
DDDDDDDD
...
EEEE
説明
: テキスト
システムアクション
: テキスト
ユーザーの対応
: テキスト
CCCCCCCC
:
DDDDDD
does not contain any STMTS to process
説明
: VT MVCDef への応答として、HSC は示されたデータセット内に適切なタイプの文を検出しませんでした。コマンドによる適切な文は MVCPool です。
CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (VT MVCDef)。
DDDDDD はデータセット名です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: パラメータデータセットの問題を修正して、コマンドを再試行してください。
CCCCCCCC
parameters are not loaded
説明
: VT MVCDef コマンドへの応答として、HSC はそのタイプのパラメータがロードされていないことを検出しました。CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (VT MVCDef)。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 前のメッセージを確認して、パラメータのロードを妨げているエラーを特定してください。
CCCCCCCC
parameter status:
説明
: VT MVCDef コマンドへの応答として、HSC は要求されたパラメータについての情報を表示します。CCCCCCCC は、インストールされるパラメータのタイプです (VT MVCDef)。このメッセージは 3 行表示または 4 行表示の 1 番目の行です。表示されるその他の行は次のとおりです。
LOADED FROM DDDDDD パラメータのロード元となったデータセット (該当する場合はメンバー名を含む) が表示されます。
TITLE : CCCCCCCC パラメータのロード元となったデータセット内にあったタイトル (OPTIONS 文から) が表示されます。パラメータに TITLE が含まれていない場合、この表示行は省略されます。
LOADED ON YYYY-MM-DD AT HH:MM:SS HSC によってパラメータがロードされた日時が表示されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTCS {SMF|LOGREC} write failed - RC =
RRRR
説明
: VTCS システムの SMF または LOGREC の書き込みが、RRRR リターンコードで失敗しました。SMF の場合、これは SMFEWTM マクロからのリターンコードです。LOGREC の場合、これは SVC 76 からのリターンコードです。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: IBM のドキュメントを参照して、失敗の原因を特定してください。
VTCS
CCCCCCCC
failed -
RRRRRRRR
説明
: VSM からの機能 CCCCCCCC (FileGet/FileSet) の実行要求が失敗しました。RRRRRRRR は失敗の理由を記述します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 失敗の理由を修正してください。
VTCS
CCCCCCCC
failed
- LRECL greater than 80/84
説明
: VSM からの機能 CCCCCCCC (FileGet/FileSet) の実行要求が失敗しました。読み取りまたは書き込みの対象のデータセットに、このタイプのファイルで許可されているより多くの LRECL があります。最大許容値は、固定長ファイルの場合は 80、可変長ファイルの場合は 84 です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 失敗の理由を修正してください。最大許容値は、固定長ファイルの場合は 80、可変長ファイルの場合は 84 です。
VTCS communications interface initialization started
説明
: VTCS への通信インタフェースが開始しています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTCS communications interface initialization failed
説明
: VTCS への通信インタフェースを開始できませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 失敗の原因を特定してください。以前のメッセージに、VTCS 通信インタフェース初期化失敗の理由が含まれています。
VCI server controller attach error
説明
: 接続エラーのため、VTCS 通信インタフェースのサーバーコントローラを開始できませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 失敗の原因を特定してください。以前のメッセージに、VCI サーバーコントローラ接続エラーの理由が含まれています。
VCI client controller attach error
説明
: 接続エラーのため、VTCS 通信インタフェースのクライアントコントローラを開始できませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 失敗の原因を特定してください。以前のメッセージに、VCI クライアントコントローラ接続エラーの理由が含まれています。
VCI monitor restarted
説明
: VTCS 通信インタフェースのモニタータスクが再起動されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Shutdown HSC VCI client
説明
: HSC のシャットダウンに対応して、HSC VTCS 通信インタフェースのクライアントタスクがシャットダウンされています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Shutdown HSC VCI server and connected clients
説明
: HSC のシャットダウンに対応して、HSC VTCS 通信インタフェースのサーバータスクがシャットダウンされています。接続されているすべてのクライアントにシャットダウンが通知されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VCI shutdown complete
説明
: VTCS 通信インタフェースが終了しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC VCI server controller started
説明
: VTCS 通信インタフェースのサーバーコントローラが開始されました。VCI サーバーコントローラは、クライアントからの要求に対応できる状態になっています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC VCI server controller restarted
説明
: VTCS 通信インタフェースのサーバーコントローラが再起動されました。VCI サーバーコントローラは、クライアントからの要求に対応できる状態になっています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Client socket -
NNNNNNNN
connected
説明
: VSM クライアントが HSC VCI サーバーに接続しました。このクライアントには、ソケット番号 NNNNNNNN が割り当てられています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC VCI client controller started
説明
: HSC VTCS 通信インタフェースのクライアントコントローラが開始されました。HSC は、VSM システムに要求を発行できる状態になっています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC client socket -
NNNNNNNN
connected
説明
: HSC クライアントが VSM サーバーに接続しました。この HSC クライアントには、ソケット番号 NNNNNNNN が割り当てられています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Client socket -
NNNNNNNN
I/O task restarted
説明
: クライアントのソケット NNNNNNNN の入出力タスクが再起動されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Client socket -
NNNNNNNN
receive task restarted
説明
: クライアントのソケット NNNNNNNN の受信タスクが再起動されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Invalid packet received for socket -
NNNNNNNN
説明
: 無効なパケットを、クライアントのソケット NNNNNNNN で受信しました。ソケットはシャットダウンされます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Cannot QUIM server request handler, error -
CCCCCCCC
説明
: VCI サーバー要求ハンドラを開始できませんでした。QUIM 機能からリターンコード CCCCCCCC を受信しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC server socket is active
説明
: HSC サーバーのソケットがアクティブです。HSC サーバーは、VSM クライアントから VCI 要求を受け入れられる状態になっています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
SSSS
error -
VVVVVVVV CCCCCCCC EEEEEEEE
on socket -
NNNNNNNNN
説明
: ソケット機能 SSSS にエラーが発生しました。エラーについては、表示されている VVVVVVVVV CCCCCCCC EEEEEEEE 値に説明されています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC client request driver restarted
説明
: HSC クライアントの要求ドライバが再起動されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Client user request block not found for SEQNO
NNNNNNNN
説明
: シーケンス番号 NNNNNNNN の応答を処理するためのクライアントユーザー要求ブロックが見つかりませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Client receive task attach failed
説明
: クライアント受信タスクが接続に失敗しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Socket -
NNNNNNNN
is disconnected
説明
: ソケット NNNNNNNN が切断されました。このソケットのすべてのアクティビティーが終了します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Server socket is disconnected
説明
: HSC VCI サーバーのソケットが切断されています。このソケットのすべてのアクティビティーが終了します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Invalid hostname specified for
HHHH
説明
: HSC システムが VSM リリース 1 システムとの接続を試みています。VSMHNAME パラメータがないか、ホスト名 HHHH が無効です。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
HSC/VTCS connect complete - Ready to process requests
説明
: HSC/VTCS 接続が完了しました。HSC/VTCS システムは、要求を処理できる状態になっています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Vary online request cancelled by subsequent vary offline for ACS
AA
説明
: ステーションまたは ACS をオンラインに変更する要求の実行中に、ACS がほかの要求によってオフラインに変更されました。
システムアクション
: オンラインへの変更要求は実行されません。
ユーザーの対応
: ACS またはステーションをオンラインに変更する場合は、要求を再発行してください。
No stations defined for ACS
AA
説明
: ACS AA に対してオンラインへの変更要求が発行されましたが、この ACS のステーションが見つかりませんでした。
システムアクション
: なし。ACS は切断されたままになります。
ユーザーの対応
: SET SLISTATN を実行して ACS のステーションを定義してください。その後、Vary ACS コマンドを再発行してください。
Vary station not allowed for network attached ACS
AA
説明
: ネットワーク接続が LMUPATH パラメータを介して ACS AA に定義されたため、ステーション変更コマンドは適用されません。
システムアクション
: コマンドは処理されます。
ユーザーの対応
: HSC は、LMU へのネットワーク TCP/IP ソケット通信を自動的に 30 分間再試行します。TCP/IP および LMU が機能していることを確認してください。
ACS
AA forced offline due to configuration mismatch for station
C...C
説明
: ステーション C...C を介して LMU 接続を確立しようとしましたが、CDS と LMU 構成の定義の間に不一致が検出されました。前に発行されたメッセージに、不一致が発生した場所が説明されています。
システムアクション
: この ACS のすべてのステーションが強制的にオフラインになります。
ユーザーの対応
: 前のメッセージを確認して、構成が一致しない理由を特定してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Network attach function
CCCCCCCC
failed for station
C...C
with errno
NNNN
説明
: ネットワーク接続機能 CCCCCCCC が失敗しました。
システムアクション
: HSC は、このステーションのネットワークの回復を開始します。
ユーザーの対応
: IBM TCP/IP for MVS アプリケーションプログラミングインタフェースガイドを参照して、失敗の原因を特定し、適切なアクションを実行してエラーを修正してください。修正すると、次回のこのステーションへのネットワーク接続で、LMU への通信が再度確立されます。
Network attachment failed for station
C...C
because function
CCCCCCCC
could not be loaded
説明
: TCP/IP API ロードモジュールをロードできません。
システムアクション
: ステーションがオフラインに変更されます。
ユーザーの対応
: このホストで、TCP/IP が適切にインストール、構成、および実行されていることを確認してください。問題が修正されたら、HSC のスターテッドタスクをリサイクルしてください。
TCP/IP failure for station
C...C
detected
説明
: 非同期選択機能の失敗。
システムアクション
: HSC は、このステーションのネットワークの回復を開始します。
ユーザーの対応
: このホストについて、TCP/IP が適切にインストール、構成、および実行されていることを確認してください。LMU が機能していることを確認してください。ネットワークの問題が解決されると、次回のこのステーションへのネットワーク接続で、LMU への通信が再度確立されます。
Network attach function
CCCCCCCC
failed because station
C...C
is no longer connected
説明
: LMU へのソケット接続が失われました。
システムアクション
: HSC は、このステーションのネットワークの回復を開始します。
ユーザーの対応
: このホストで、TCP/IP が適切にインストール、構成、および実行されていることを確認してください。LMU が機能していることを確認してください。ネットワークの問題が解決されると、次回のこのステーションへのネットワーク接続で、LMU への通信が再度確立されます。
No stations were found offline for ACS
AA
説明
: ACS AA に対して Vary ACS ONline が発行されましたが、オフラインとしてマークされたステーションはありませんでした。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
ACS, STation, or station addresses required for Vary command
説明
: Vary 要求を入力しようとしましたが、ACS、STation キーワード、デバイス番号リストのいずれも指定されていませんでした。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: ACS、STation、またはデバイス番号リストのいずれかを指定して、コマンドを再入力してください。
VARY {ACS
AA
|STation
C...C
} OFFline not allowed; CAP is reserved to this host
説明
: ACSid または最後の STation のデバイスアドレスのいずれかを指定して、ACS を OFFline に変更しようとしました。システムは、ACS 内の CAP がこのホストに予約されていることを検出しました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: コマンド Display CAP AA を発行して、ACS 内のすべての CAP のステータスを表示してください。アクティブな CAP の CAP アクティビティーを終了して、コマンドを再発行してください。
ACS
nn: Recovery of network connection to station
C...C
is now active
説明
: HSC TCP/IP インタフェースが、ステーション C...C でエラーまたはタイムアウト状態を検出しました。ネットワークの回復が開始されます。
システムアクション
: HSC は、自身のソケットとリモートステーションのソケットの間で接続を再度確立しようと 10 秒ごとに 30 分間、試行を継続します。
ユーザーの対応
: デュアル LMU 環境では、処理中のほかのホストが大きな影響を受けてない場合は、スタンバイのステーションに切り替えることができます。それ以外の場合は、LMU またはホストでネットワークの問題を診断して修正してください。修正すると、次回のネットワーク接続で、LMU への通信が再度確立されます。
ACS
nn
: Recovery of network connection to station
C...C
successful
説明
: HSC はステーション C...C へのネットワーク接続を正常に回復しました。
システムアクション
: HSC は、回復中に蓄積された LMU 要求を再度実行します。
ユーザーの対応
: なし
ACS
nn
: Unable to reestablish network connection to station
C...C
説明
: ステーション C...C へのネットワーク接続を再確立する回復プロセスがタイムアウトになりました。
システムアクション
: HSC は、それ以上のステーションへの接続の試行を中断しました。ステーションはエラー状態にあると思われます。単一 LMU 環境では、ACS がオフラインとしてマークされます。デュアル LMU 環境では、ネットワークの回復が両方のステーションでタイムアウトになった場合に、ACS がオフラインとしてマークされます。
ユーザーの対応
: 単一 LMU 環境では、ネットワークの問題が修正されると ACS をオンラインに変更できるようになります。デュアル LMU 環境では、両方のステーションで回復の試行がタイムアウトになると、ACS をオンラインに変更できるようになります。どちらの場合も、保留になっている LMU 要求はすべてパージされます。
VARY ACS
AA
ONLINE/OFFLINE failed because the ACS is unallocated
説明
: HSC は、この ACS が未割り当てであると判断しました。
システムアクション
: ACS はオフラインステータスのままです。
ユーザーの対応
: ACS 識別子が誤って入力されていた場合は、正しい ACS 識別子を指定してコマンドを再発行してください。
TCP/IP is not available.LMUPATH HOST NAME
CCCCCCC
is unresolvable.Reply I to IGNORE
説明
: HSC は、LMUPATH 文で指定されたホスト名 CCCCCCCC を解決しようとしました。TCP/IP を使用できず、CCCCCCCC を解決できません。
システムアクション
: HSC は、成功するか SLS6016D に I が応答されるまで、10 秒ごとにホスト名 CCCCCCCC の解決を試行します。
ユーザーの対応
: TCP/IP を初期化するか、メッセージ SLS6016D に I を応答してください。I を応答すると、HSC が初期化を続行します。TCP/IP が利用可能になったら、LMUPDEF コマンドを再発行し、その後 ACS をオンラインに変更する必要があります。
HSC version incompatible with DR test
説明
: バージョンまたはリリースレベルが DR テスト環境と競合するため、HSC を起動しようとしましたが失敗しました。CDS は、アクティブな DR テストがあるか、CDS が DR テストの CDS であることを示しています。
システムアクション
: HSC の初期化は終了します。
ユーザーの対応
: DR テストに参加できるのは、HSC 5.0 以上のシステムだけです。DR テストを終了するか、このホストで 5.0 以上の HSC/HSC を起動してください。
ASCOMM failure for DRTEST {START|STOP}, RC=
XXXXXXXX
説明
: Address Space Communications Service (ASCOMM) を介して DRTEST 要求が HSC に送信されましたが、リターンコード XXXXXXXX でコンポーネントが失敗しました。
システムアクション
: DRTEST 要求は失敗します。
ユーザーの対応
: ASCOMM リターンコードを適切な ELS ガイドで調べて、失敗の原因を特定してみてください。エラーを修正できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
DRTEST {START|STOP} error:
CCCC...CCCC
説明
: DRTEST 要求が HSC に送信されましたが、要求の実行を妨げているエラー状態が検出されました。CCCC...CCCC にはエラーの理由が説明されており、それは次のいずれかです。
認識されていない DR テスト要求
DR テスト環境が確立されていません (DRTEST CREATE を実行してください)
DR テスト要求が DR テストサイトから許可されていません
DR テストがすでにアクティブです
DR テストがアクティブではありません
DR テスト要求が、VTCS をアクティブにするよう要求しています
予備または共有以外の DR テスト VTSS がオフラインではありません
DR テスト ACS の CAP がアクティブであることがわかりました
DR テスト ACS の CAP が自動モードです
DR テスト状態に適合しないホストがありました
システムアクション
: DRTEST 要求は失敗します。
ユーザーの対応
: 上記の説明は、ほとんど書かれているとおりです。DR テストの START 要求を発行できるようにするには、DRTEST CREATE ユーティリティー機能を実行して DRTEST CDS を作成する必要があります。DR テスト中は、DR テスト ACS のすべての CAP がアイドル状態で、マニュアルモードになっている必要があります。VTCS を起動し、非共有の DR テスト VTSS を本番サイトに対してオフラインにしておいてください。
DRTEST {PRIMEPRD|CREATE|RESET|START|STOP} successful
説明
: DRTEST 要求が正常に終了しました
システムアクション
: HSC は処理を続行します。DR テストが開始されていた場合、CAP は手動モードのままにしておかなければならない、動的再構成は許可されない、AUDIT および MOVE ユーティリティーは許可されない、DR テストシステムと共有されていない DR テスト VTSS はオンラインにできない、など、操作上のいくつかの制約が適用されています。
アクティブな DR テストの最中に MNTD コマンドを FLOAT(ON) または EJCTAUTO(ON) に設定することは可能ですが、これらのオプションは DR テストが停止するまで適用されません。DR テストが停止した場合は、上記の操作上の制約なしで通常の本番運用が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Parameter {FLOAT(ON)|EJCTAUTO(ON)} for acs
XX
[not allowed for DRTEST system]|[set but not honored during active DRTEST]
説明
: MNTD コマンドが FLOAT(ON) または EJCTAUTO(ON) を指定しました。これが DR テストシステムの場合、パラメータは許可されません。これがアクティブな DR テストがある本番システムの場合、パラメータは許可されますが、DR テストがアクティブな間は適用されません。
システムアクション
: HSC は処理を続行します。これが DR テストシステムの場合、コマンドは拒否されます。これがアクティブな DR テストがある本番システムの場合、コマンドは受け入れられますが、DR テストが終了するまでパラメータは適用されません。
ユーザーの対応
: これが DR テストシステムの場合、指定されたパラメータでこのコマンドを発行することはできません。これがアクティブな DR テストがある本番システムの場合、アクションは必要ありません。DR テストが停止するとパラメータが適用されます。
{CAPPREF AUTO|ENTER|EJECT|MOVE|SCREDIST|VARY ONLINE} rejected for {CAP
XX:XX:XX
|ACS
XX
|STATION
XXXX
}, DR test active
説明
: CAPPREF、ENTER、EJECT、MOVE、VARY の各コマンド、または EJECT、MOVE、SCREDIST の各ユーティリティー機能が要求されましたが、アクティブな DR テストと競合するため実行できませんでした。機能が許可されなかった CAP、ACS、または STATION は識別されます。
システムアクション
: HSC は処理を続行します。要求された機能は DR テストが終了するまで実行できません。
ユーザーの対応
: DR テストが終了するまで待機してから、本番サイトの HSC で要求された機能を実行してみてください。要求された機能は、DR テストサイトの HSC からは実行できません。
{AUDIT|EJECT|MOVE|SCRATCH UPDATE|SCRATCH REDISTRIBUTION} Utility not permitted, DR test active
説明
: HSC SLUADMIN の AUDIT、EJECT、MOVE、SCRATCH UPDATE、または SCRATCH REDISTRIBUTION ユーティリティー機能が要求されましたが、アクティブな DR テストと競合するため実行できませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティー機能は終了します。
ユーザーの対応
: DR テストが終了するまで待機してから、本番サイトの HSC で SLUADMIN ユーティリティー機能を実行してみてください。ユーティリティー機能は、DR テストサイトの HSC からは実行できません。
DR test {started|not started|stopped|not stopped} {successfully| unsuccessfully} on {host
CCCCCCCC
|all hosts}
説明
: DRTEST 要求が、アクティブな HSC システムに送信されました。このメッセージには、特定のホスト (CCCCCCCC) またはすべてのホスト (制御側 HSC) に DR テスト状態を設定できたか、できなかったかが表示されます。
システムアクション
: HSC は処理を続行します。
ユーザーの対応
: DR テストがすべてのホストで正常に開始または停止したことがこのメッセージに示されている場合は、DR テストを希望どおりに続行してください。DR テスト状態が特定のホストで正常に開始または停止されなかった場合は、そのホストで原因を調べ、場合によってはそこで HSC をリサイクルしてください。問題を修正できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ENTER rejected; TLSM ACS
XX
does not equal CAP ACS
YY
説明
: ENter コマンドを処理しようとしましたが、TLSM パラメータで指定された LSMid が CAP とは別の ACS に存在するため、拒否されました。
システムアクション
: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応
: 同じ ACS 内にある CAPid および TLSM LSMid を指定するコマンドを再入力してください。
No scratch volumes meet eject criteria in ACS
AA
説明
: SCRTCH パラメータを指定して EJect コマンドが発行されました。ACS AA から CAP が要求されたか、CAP 識別子が指定されず、コマンドがデフォルトの ACS 00 になりました。ACS AA には、EJect コマンドのパラメータで要求されたスクラッチボリュームが含まれていませんでした。
システムアクション
: EJect コマンドは継続されます。
ユーザーの対応
: ACS AA に含まれるスクラッチボリュームのスクラッチボリューム基準を指定して、EJect コマンドを再入力してください。
RELEASE
AA:LL:CC
rejected; host
CCCCCCCC
is active
説明
: 指定されたホスト用に RELease コマンドが発行されましたが、そのホストはアクティブであると識別されました。
システムアクション
: CAP は解放されません。
ユーザーの対応
: 該当するホストが非アクティブであることを、物理的に確認してください。
そのホストがアクティブな場合は、指定されたホストで RELease コマンドを発行してください。
ホストが非アクティブな場合にかぎり、FORCE オプションを指定して RECover ホストコマンドを発行してください。その後、ホストオペランドを指定して RELease コマンドを再発行してください。
注意:
FORCE オペランドを使用するときは十分に注意してください。このオペランドを指定して RECover コマンドを発行する際は、指定のホストが非アクティブであることを確認してください。アクティブホストを強制回復する場合、そのホスト上の HSC をリサイクルする必要があります。RECover ホストコマンドの実行時にホストがアクティブだった場合は、テープのアクティビティー中またはホストの HSC をリサイクルするときに予期しない異常終了が発生する可能性があります。Cannot create new {CDS|JOURNAL} DDNAME
CCCC...CCCC1
;
CCCCCCCC2
説明
: DR テストのデータセット CCCC...CCCC1 を SLUADMIN ユーティリティで作成しようとしましたが、データセットが不明であるか、CDS コピーまたはジャーナルのデータセットとしての利用に適していないため、失敗しました。CCCCCCCC2 は、次の理由のいずれかになります。
Invalid BLKSIZE (BLKSIZE は 4096 である必要があります)
Invalid DSORG (DSORG は PS である必要があります)
More than one extent
Invalid UCB type (データセットは DASD にある必要があります)
Could not obtain VTOC info
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: DR テストのデータセットを作成しようとする場合は、SWUNEWx または SLSJRNXX DD 文にそのデータセットが正しく指定されていたことを確認してください。理由が「Could not obtain VTOC info」の場合は、DSN= パラメータ (またはカタログ化されていないデータセットの VOL=SER= パラメータ) が喪失していたか、正しく指定されていなかった可能性があります。そのほかの理由についてはすべて、DSN= パラメータがデータセットを正しく指定している場合は、そのデータセットは CDS コピーまたはジャーナルのデータセットとして使用するには不適切であるため、適切な属性を持つ新しいデータセットを再配置して、SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
New CDS
CCCC...CCCC
is of insufficient size; capacity is
DDD1
blocks, required capacity is
DDD2
blocks
説明
: DR テストの CDS データセット CCCC...CCCC を SLUADMIN ユーティリティーで作成しようとしましたが、データセットのサイズが足りないため失敗しました。これには DDD1 の 4096 バイトのブロックしか含めることができませんが、DR テストの CDS には少なくとも DDD2 ブロックが必要です。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: より大きな新しい CDS データセットを再配置して、SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
BSAM OPEN failed for new CDS
CCCC...CCCC
説明
: DR テストの CDS データセット CCCC...CCCC を SWUADMIN ユーティリティーで作成しようとしましたが、初期化処理中に失敗しました。BSAM Open 操作は失敗しました。
システムアクション
: SWUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: エラーの特定に役立つ可能性がある、BSAM からのほかのエラーメッセージを探してください。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
BSAM WRITE failed for new CDS
CCCC...CCCC
, block
DDDD
説明
: DR テストの CDS データセット CCCC...CCCC を SWUADMIN ユーティリティーで作成しようとしましたが、初期化処理中に失敗しました。BSAM の書き込み作業は、ブロック番号 DDDD の書き込みに失敗しました。
システムアクション
: SWUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: エラーの特定に役立つ可能性がある、BSAM からのほかのエラーメッセージを探してください。永続的な入出力エラーである場合は、新しい CDS データセットを削除して再配置し、SWUADMIN ユーティリティーを再実行してください。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Copy of CDS
CCCC...CCC1
to CDS
CCCC...CCC2
failed UBSMIO RC=
XXXX
説明
: DR テストの CDS データセット CCCC...CCC1 を SLUADMIN ユーティリティーで CDS コピー CCCC...CCC2 にコピーしようとしましたが、UBSMIO サブルーチン内で、リターンコード XXXX で失敗しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: エラーの特定に役立つ可能性がある、BSAM からのほかのエラーメッセージを探してください。永続的な入出力エラーである場合は、新しい CDS コピーを削除して再配置し、SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Nonzero return code from UDB macro; function is
CCCCCCCC
, RC=
XXXX
説明
: UDB マクロが、CDS に対する CCCCCCCC 機能に発行され、ゼロ以外のリターンコード XXXX を受け取りました。
システムアクション
: DRTEST 機能は RC=8 で終了します。
ユーザーの対応
: メッセージ SLS6035E には、エラー状態の詳細を説明したもう 1 つのメッセージが先行します。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
RESET not allowed:
CCCC....CCCC
説明
: SLUADMIN ユーティリティーで CDS の CDRT フラグをリセットしようとしましたが、拒否されました。CCCC....CCCC にはエラーの理由が説明されており、それは次のいずれかです。
DR テストの CDS がリセットできない
DR テストがアクティブである
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: RESET は、SLUADMIN ユーティリティーを先に実行しておいて、本番 CDS ですべての CDRT フラグを削除するのに使用されます。DR テストの CDS には使用されません。DR テストがアクティブな場合、RESET は実行できません。DR テストが終了するまで待ってから、本番 CDS をリセットしてみてください。
Journal
CCCC...CCCC1
formatted
説明
: SLUADMIN ユーティリティーが、DR テストのジャーナルデータセット CCCC...CCCC1 をフォーマットしました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Insufficient number of SLSJRN
xx
DD statements for number of DR Host IDs
説明
: 必要な DR テストのジャーナルデータセットを SLUADMIN ユーティリティーで作成しようとしましたが、SLUADMIN ユーティリティーのジョブの SLSJRNxx DD 文の数が足りなかったため、失敗しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: SLUADMIN のジョブステップに定義されている DR ホスト 1 つにつき、2 つのジャーナルデータセットが必要です。最初のホスト ID には SWUJRN00 と SWUJRN01 が、2 番目のホスト ID には SWUJRN02 と SWUJRN03 などが必要です。適切な数のジャーナルデータセットを割り当て、正しい SWUJRNxx DD 文を指定し、SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
CAP
AA:LL:CC
not in MANUAL mode or not IDLE
説明
: SLUADMIN ユーティリティーで DR テスト環境を作成しようとしましたが、本番 HSC 環境内の CAP ステータスのために失敗しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: DR テスト ACS のすべての CAP は、手動モードかつアイドル状態である必要があります。アクティブな HSC システムから DISPLAY CAP コマンドを発行してください。DR テスト ACS の CAP がアクティブな場合は、制御側の HSC から Enter または Eject の操作を停止してください。DR テスト ACS の CAP が自動モードの場合は、CAPPREF コマンドを使用して CAP を手動モードに設定してください。その後、SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
RELEASE
AA:LL:CC
rejected; CAP is active on host
CCCCCCCC
説明
: RELease コマンドが CAP AA:LL:CC に発行されましたが、CAP はホスト CCCCCCCC でアクティブになっています。
システムアクション
: CAP は解放されません。
ユーザーの対応
: 問題のホストがアクティブであることを、物理的に確認してください。
そのホストがアクティブな場合は、指定されたホストで RELease コマンドを発行してください。
ホストが非アクティブな場合は、ホスト演算対象を指定して RELease コマンドを発行してください。
Addition of HOSTID will exceed HSC maximum of 16
説明
: DR テスト環境を作成しようとしましたが、DRTEST 制御文の HOSTID パラメータで指定されているホスト ID 数と、CDS にすでに定義されているホスト数の合計が最大の 16 を超えるため失敗しました。
システムアクション
: DRTEST 機能はリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: 可能な場合は、DR テスト環境に指定した HOSTID の数を減らしてください。本番 HSC 環境のホスト数がすでに最大の 16 の場合は、ELS クライアント/サーバー機能を使用して必要な HSC ホスト数を減らすことを検討してから、より少ないホスト ID で CDS を再生成し、DRTEST 機能を再実行してください。
{HOSTID
CCCCCCCC
|DRACS
AA
|DRVTSS
CCCCCCCC
|STORMNGR
CCCCCCCC
}not found in Data Base
説明
: DR テスト環境を SLUADMIN ユーティリティーで作成しようとしましたが、DRTEST 制御文に指定された次のいずれかが現在の CDS に存在しなかったため失敗しました。
HOSTID パラメータに指定されているホスト ID、CCCCCCCC
DRACS パラメータに指定されている ACS ID、AA
DRVTSS パラメータに指定されている VTSS 名、CCCCCCCC
STORMNGR パラメータに指定されているストレージマネージャー名、CCCCCCCC
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: すべての HOSTID ホスト ID は、現在の本番 HSC/VTCS CDS に存在している必要があります。HOSTID ホスト ID が間違って指定されていた場合は、その指定を修正してから SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。HOSTID ホスト ID が本番 CDS 内に存在していない場合は、HSC SLUADMIN SLUSET ユーティリティー機能でそれを追加してください。同様に、ACS ID、VTSS 名およびストレージマネージャー ID は本番 HSC CDS 内に存在する必要があります。これらのいずれかが間違って指定されていた場合は、エラーを修正してください。その後、SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
Cannot create DRTEST CDS; DR test is active
説明
: DR テスト環境を SLUADMIN ユーティリティーで作成しようとしましたが、アクティブな DR テストをそのユーティリティーが検出したため、失敗しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 現在の DR テストを停止し、DRTEST STOP コマンドを発行してから SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
DRTEST START/STOP parameter requires HSC to be active on this system
説明
: DR テストを SLUADMIN ユーティリティーで開始または停止しようとしましたが、HSC が現在このシステムでアクティブでないため、失敗しました。
システムアクション
: DR テストを開始または停止せずに、SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: HSC (および VTCS) は、DRTEST START または STOP が発行されるシステム上でアクティブである必要があります。HSC がアクティブな場合は、DR テストの開始または停止に HSC DRTEST コマンドを使用することを検討してください。DR テスト環境を作成し、SLUADMIN ユーティリティーから操作一つで DR テストを開始したい場合、HSC と VTCS の両方がシステム上で初期化されているのを確認して SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
RELEASE
AA:LL:CC
cancelled
説明
: DRAIN コマンドまたは 2 つ目の RELease コマンドが同じ CAP に CAP 回復を開始したときに、RELease コマンドが実行されていました。
システムアクション
: RELease コマンドは取り消されます。
ユーザーの対応
: なし
{ACS
AA
|VTSS
CCCCCCCC
|STORMNGR
CCCCCCCC
} status {ON|OFF|SPARE|NOT SPARE} does not match DRTEST CREATE input
説明
: DRTEST PRIMEPRD または DRTEST CREATE 機能が事前に実行されており、現在の DRTEST CREATE 構成が本番 CDS と一致しないため、DR テスト環境を作成しようとしましたが失敗しました。次のいずれかです。
本番 CDS の ACS ID が DRTEST ON に設定されているが、ACS ID が現在の DRTEST CREATE 内にない。
本番 CDS の ACS ID が DRTEST OFF に設定されているが、ACS ID が現在の DRTEST CREATE 内にある。
本番 CDS の VTSS ID が DRTEST ON に設定されているが、VTSS ID が現在の DRTEST CREATE 内にない。
本番 CDS の VTSS ID が DRTEST OFF に設定されているが、VTSS ID が現在の DRTEST CREATE 内にある。
本番 CDS の VTSS ID が DRTEST ON および SPARE に設定されているが、DRTEST CREATE が SPARE を指定していない。
本番 CDS の VTSS ID が DRTEST ON および NOT SPARE に設定されているが、DRTEST CREATE が SPARE を指定した。
本番 CDS の STORMNGR ID が DRTEST ON に設定されているが、STORMNGR ID が現在の DRTEST CREATE 内にない。
本番 CDS の STORMNGR ID が DRTEST OFF に設定されているが、STORMNGR ID が現在の DRTEST CREATE 内にある。
システムアクション
: DRTEST CREATE はリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: DRTEST RESET または DRTEST PRIMEPRD 機能のいずれかを実行して、目的の DRTEST 構成と一致するように、本番 CDS DRTEST ステータスをリセットしてください。その後、DRTEST CREATE 機能を再実行してください。
NOUPDPRD not allowed; PRIMEPRD function was not executed
説明
: DR テスト環境を作成しようとしましたが、DRTEST CREATE オプションの NOUPDPRD が指定されても、PRIMEPRD 機能が事前に実行されていなかったため、失敗しました。
システムアクション
: DRTEST CREATE は RC=8 で終了します。
ユーザーの対応
: PRIMEPRD 機能を実行するか、NOUPDPRD パラメータを削除してください。
SLSCNTLx specifications do not match SLSNEWx specifications
説明
: DR テスト環境を SLUADMIN ユーティリティーで作成しようとしましたが、現在の HSC CDS 構成が、指定された SLSNEWx DD 文のものと一致しないため失敗しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: DR テスト CDS の CDS コピー数は、現在の HSC CDS のコピー数と同じである必要があります。現在の HSC CDS にシャドウおよびスタンバイコピーがある場合は、SLSNEW1、SLSNEW2、および SLSNEW3 DD 文を SLUADMIN JCL に指定する必要があります。現在の CDS コピー数を判断して、適切な数の SLSNEWx DD 文を指定し、SLUADMIN ユーティリティーを再実行してください。
MMMMMMMM
macro failure
RC=
XXXX
, reason code=
XXXXXXXX
説明
: SLUCONDB ユーティリティープログラムは、システムマクロ (MMMMMMMM) を呼び出すエラーを受信しました。リターンコード (XXXX) は R15 の内容です。理由コード (XXXXXXXX) は R0 の内容です。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: 問題を判別して修正してください。(指定されたマクロについては、適切なマニュアルを参照してください。)次にユーティリティーを再実行してください。
Insufficient work area length for
CCC
entries; increase value in program for max entries
説明
: SLUCONDB ユーティリティープログラムによって作成されたデータスペースの作業領域の大きさは、抽出された CDS または TMC (CCC) のレコード数を収容するのに十分ではありません。データスペースのサイズをフィールド DATSPASZ の値に増やす必要があります。
システムアクション
: そのユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: フィールド DATSPASZ でデータスペースサイズの値を増やし、SLUCONDB プログラムの組み立てとリンクを行い、ユーティリティーを再度実行してください。
No
CCC
records found to extract
説明
: SLUCONDB ユーティリティープログラムは、CDS または TMC (CCC) レコードを抽出しようとしましたが、レコードは抽出されませんでした。
システムアクション
: ユーティリティーはリターンコード 4 で終了します。
ユーザーの対応
: 結果が正しいかどうかを判断し、そうでなければ問題を特定してユーティリティーを再度実行してください。
VTCS
CCCCCC
CDS level is incompatible with utility maintenance level
説明
: CCCCCC CDS は、現在の MERGE ユーティリティーではサポートされていないタイプであることがわかりました。VTCS 関連のマージは、「マージ先」および「マージ元」の CDS の拡張モードフォーマットをサポートします。
システムアクション
: マージは、VTCS 関連のリソースを「マージ先」CDS に組み込みません。
ユーザーの対応
: なし
Merge unlinking
VTV
VVVVVV
from MVC
MMMMMM
Maximum supported copies reached
説明
: マージ処理は、「マージ先」および「マージ元」の CDS のマージ処理の間、MVC MMMMMM からの VTV VVVVVV コピーのリンクを切断しています。「マージ先」の CDS が、VTV の移行済みコピーを「マージ元」の CDS と同じ数だけサポートしていないことを、マージが検出しました。余分なコピーは、各 MVC からリンク解除されます。
システムアクション
: 「マージ先」CDS への書き込み処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
{SCRATCH UPDATE} not allowed, volume invalid/not defined in DRTEST subpool
説明
: DR テスト環境に Scratch コマンド機能が必要でしたが、そのボリュームが DRTEST サブプール内に見つかりませんでした。スクラッチ機能は実行されませんでした。このメッセージは、ボリュームシリアル番号 (VOLSER) がライブラリに定義されていない場合にも表示されます。
システムアクション
: ボリュームはスクラッチされません。
ユーザーの対応
: DR テスト環境でボリュームスクラッチをマークするには、そのボリュームを POOLPARM ユーティリティーの文で DRTEST パラメータを使用してサブプールに定義しておく必要があります。
CCCCCCCCCC
説明
: CDS Record Analyzer ユーティリティーに、エラー状態が発生しました。CCCCCCCCCC は次のいずれかになります。
データベースの初期設定に失敗しました
SLSCNTL、SLSCNTL2、または SLSSTBY の BSAM のオープンに失敗しました
SLSCNTL、SLSCNTL2、または SLSSTBY の BSAM の読み取りに失敗しました
サブファイル ssss の CDS サブファイルの読み取りに失敗しました
サブファイル ssss の CDS サブファイルのアクセスに失敗しました
ssss の CDS オプションのサブファイルのアクセスに失敗しました
基本解析: エラーが検出されました
詳細解析: エラーが検出されました
VSM 解析: エラーが検出されました
システムアクション
: ユーティリティーは、発生した状況によって、完了するまで実行されるか、条件コード 4、8、または 12 で早期終了する場合があります。
ユーザーの対応
: その他のメッセージについては、失敗の詳細を説明するユーティリティーの出力を参照してください。必要に応じて、この状態を修正するための変更を行い、ユーティリティーを再度実行してください。
Hostid
CCCCCCCC
already defined in the CDS
説明
: 新しいホストのホスト ID CCCCCCCC が、データベースの既存のホスト ID と重複しています。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は終了します。
ユーザーの対応
: 新しいホスト ID を選択して、ユーティリティーを再送信してください。
Cartridge
volser
entered into LSMID
acsid
:
lsmid
on DRTEST host, audit ACS or eject cartridge after DRTEST
説明
: カートリッジは、Disaster Recovery (DR) ACS に挿入され、そのボリュームシリアル番号が光学的に確認されてから、新しい位置に移動されます。Disaster Recovery テストの完了後、DR ACS を監査するか、DRTEST が終わった時点でカートリッジを取り出してください。
システムアクション
: ボリュームシリアル番号 volser がライブラリに入力されました。その位置は、指定された ACS および LSM 内です。
ユーザーの対応
: カートリッジを取り出すか、または DRTEST が完了したあとに ACS を監査してください。
STORMNGR
CCCCCCCC
not connected to any VTSS in the DRVTSS parameter
説明
: SLUADMIN ユーティリティーで DR テスト環境を作成しようとしましたが、STORMNGR パラメータ内で指定されたストレージマネージャー ID CCCCCCCC が DRTEST 制御文の DRVTSS パラメータ内で指定された VTSS のいずれにも接続されていないため、失敗しました。
システムアクション
: SLUADMIN ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: STORMNGR パラメータで指定されたストレージマネージャー ID を修正して、SLUADMIN ユーティリティーを再度実行してください。
DRTEST parameter SHARE requires VOLPARM
説明
: DRTEST CREATE または PRIMEPRD 要求が SHARE パラメータで指定されました。しかし、本番 CDS には VOLPARM 定義が含まれていませんでした。
システムアクション
: DRTEST ユーティリティーの要求は失敗します。
ユーザーの対応
: SET VOLPARM ユーティリティーを実行して本番 CDS に VOLPARM 定義を作成したあと、DRTEST ユーティリティーを再実行してください。
Communications to
TTTTTTTT
is down and affecting
DDDDDDDD
説明
: TapePlex TTTTTTTT との通信時に失敗が検出されました。このため、パスまたはデバイス DDDDDDDD は機能できません。
システムアクション
: TapePlex への通信がオンラインに戻ったときに検出できるように、通常の再試行が実行されます。その時点まで、このパスまたはデバイスは使用されません。
ユーザーの対応
: 指定された TapePlex までの SMC 経由の通信に問題がある理由を突きとめ、それを修正してください。
RTD path
PPPPPPPP
from
SSSSSSSS
to
DDDDDDDD
available for use
説明
: SSSSSSSS を DDDDDDDD に接続する PPPPPPPP という名前のパスが、要求を処理できるようになりました。このメッセージは、HSC 起動時、パスのオンライン切り替え後、またはエラー条件によるパスのリセット後に発行されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
NNNN
DATASET(S) FOUND MATCHING pattern
説明
: MVS カタログ検索で、指定されたパターン pattern に一致する NNNN データセット名を検出しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: データセット名が正しくない場合は、入力してユーティリティーを再実行してください。
ttt
VVVVVV
information:
説明
: 次のコマンドの結果を表示します。
Query CLINK
Query CLUSTER
Query CONFIG
Query LOCKs
Query MIGrate
Query MVC
Query MVCPool
Query PATH
Query REPLicat
Query STORMNgr
Query VSCRatch
Query TASKs
Query VTD
Query VTSS
Query VTV
SET MIGOPT
メッセージ SLS6603I には、SET MIGOPT コマンドが処理されたあと、各種 VTSS の属性が表示されます。次に、出力の例を示します。
VTSS HBVTSS16: HAMT = 65 LAMT = 55 MAXMIG = 5 MINMIG = 2
VTSS HBVTSS17: HAMT = 70 LAMT = 60 MAXMIG = 3 MINMIG = 1
VTSS は VTSS の名前です。次の値は、この VTSS のものです。
HAMT - 自動移行の高しきい値
LAMT - 自動移行の低しきい値
MAXMIG - 最大移行タスク数
MINMIG - 最小移行タスク数
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CDS format is not compatible with VTCS V5.0/V5.1
説明
: フォーマットが不明またはサポートされていないため、VTCS V5.0/V5.1 で CDS を処理できません。
システムアクション
: VTCS の処理は終了します。
ユーザーの対応
: CDS のフォーマットが次のいずれかであることを確認してください。
標準フォーマット (V4/V5.0.V5.1)
拡張フォーマット (V5.0.V5.1)
CDS が正しく構成されている場合は、この問題について StorageTek ソフトウェアサポートに問い合わせてください。
Initiating swap of MVC
VVVVVV
from RTD
DDDDDD
説明
: RTD DDDDDD 上の MVC VVVVVV への書き込み時または読み取り時に、データチェックが検出されました。
システムアクション
: 現在のアクションは、別の RTD 上で再試行されます。別のドライブでの再試行も失敗すると、MVC はエラーとしてマークされ、代替 MVC の使用が試行されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
MVC が破損しているか疑わしい場合には、VT MVCDRAIN コマンドを使用して、MVC から VTV を削除してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
CDS is not configured for VTCS
説明
: VTCS コンポーネントがインストールされていて有効になっていますが、CDS で構成情報が見つかりませんでした。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
RC
XXXX
from SORT - MVC detail report not generated
説明
: MVC 詳細レポート中にソートを試行したところ、ソートユーティリティーからリターンコード XXXX が戻されました。
システムアクション
: レポートの詳細部は作成されません。
ユーザーの対応
: JOBLOG で、問題の性質に関する詳細を示す可能性のあるメッセージがないか確認してください。ソートの実行に必要な DD 文がすべて存在することを確認してください。
No virtual devices defined for VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTSS XXXXXXXX との通信のために定義されている有効な仮想デバイスがありません。これは、ハードウェアエラーが原因で発生したか、または構成内のデバイスが、正しい VTSS 上の仮想デバイスでないことが原因で発生した可能性があります。
システムアクション
: 処理は継続されますが、VTSS はオフラインモードであるとみなされます。VTSS XXXXXXXX 中の VTV は、アクセス可能な MVC に VTV のコピーがあるかぎり、ほかの VTSS を通じてアクセスできます。オフラインモードで VTSS の稼働を続けると、オフライン VTSS 内に VTV の古いコピーまたは重複したコピーが残ることになります。
ユーザーの対応
: SYSLOG を参照して、仮想デバイスが検出されない理由があるかどうかを確認してください。
VTCS の構成を調べて確認してください。MVS およびプロセッサの構成を調べて確認してください。このメッセージは通常は SLS6675E メッセージによって処理されます。
VTCS の構成を調べて確認してください。MVS およびプロセッサの構成を調べて確認してください。このメッセージは通常は SLS6675E メッセージによって処理されます。
Configuring VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTSS XXXXXXXX のサーバータスクによって、VTSS 名が設定されていないことが検出されました。
システムアクション
: VTSS は、CDS に格納されている名前を使用して構成されます。
ユーザーの対応
: なし
Unable to open DCB for
DDDDDD
DD
説明
: ユーティリティーの実行中、DD DDDDDD に関連付けられているデータセットを開こうとしたときに失敗しました。
システムアクション
: ユーティリティー機能は失敗します。
ユーザーの対応
: JOBLOG で、問題の性質に関する詳細を示す可能性のあるメッセージがないか確認してください。要求されているユーティリティー機能を実行するために必要な DD 文がすべて存在していることを確認してください。
NNNNNNNN
MVCS contain free space in ACS|MVCPOOL
AA
|
PPPPPPPP
説明
: ACS AA または指定された MVCPOOL PPPPPPPP の中に、NNNNNNNN の空の MVC があります。これらは、移行済み VTV をその ACS または指定された MVCPOOL 内で受け取るために使用できます。この数には、VTV が格納されている MVCS は含まれていません
システムアクション
: 空き MVC の数が少なくなりすぎると、自動スペースリクレイムが開始されます。
ユーザーの対応
: なし
NNNNNNNN
requests are stalled awaiting offline RTDs
説明
: 使用できる RTD がすべてオフライン、または保守状態にあるために、示されている要求数がシステム内で保留されています。
システムアクション
: HSC の処理は続行されます
ユーザーの対応
: VT DISPLAY QUEUE DETAIL コマンドを使用して、保留されている要求を確認してください。VT VARY コマンドを使用して、いくつかの適切な RTD をオンラインにしてください。
Scratch
subpool
PPPPPPPP
contains
NNNNNNNN
VTVs
説明
: スクラッチサブプール PPPPPPPP には、示された数のスクラッチ VTV が含まれています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
NNNNNNNN
MVCs
are candidates for space reclaim in ACS|MVCPOOL
AA
|
PPPPPPPP
説明
: ACS AA または指定された MVCPOOL PPPPPPPP 内の示された数の MVC が、スペースリクレイム処理を実行するために十分な削除済みスペースを持っています。
システムアクション
: この数値が再利用開始のしきい値を超えると、自動スペースリクレイムが開始されます。
ユーザーの対応
: なし
Automatic space reclaim scheduled for ACS|MCPOOL
AA
|
PPPPPPPP
説明
: ACS AA または指定された MVCPOOL PPPPPPPP 内のスペースリクレイムに適格な MVC の数が開始しきい値を超え、スペースリクレイム要求が送信されました。
リクレイムが ACS にスケジュールされている場合は、ACS AA 内の適格な MVC からリクレイム側スペースにプリファレンスが与えられます。
リクレイムできる最大 MVC 数に満たない場合は、ほかの ACS の適格な MVC もリクレイムされることがあります。
リクレイムが MVCPool にスケジュールされている場合は、その MVCPool からの MVC のみリクレイムできます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
XXXXXXXX
has no compatible devices for accessing MVC
VVVVVV
説明
: VTSS XXXXXXXX からボリューム VVVVVV にアクセスする必要のある要求があります。このボリュームへのアクセスをサポートするための、互換性のある RTD が VTSS に接続されていません。
システムアクション
: 要求は失敗します。
ユーザーの対応
: MVC の VOLATTR 定義を確認してください。マルチ VTSS 環境で、VTSS 間に互換性のない RTD デバイスが存在している場合にこの状態が発生することがよくあります。適切な RTD を備えた VTSS を使用するために、JCL を変更しなければならないことがあります。
VTSS
XXXXXXXX
has no devices in ACS
AA
for accessing MVC
VVVVVV
説明
: VTSS XXXXXXXX からボリューム VVVVVV にアクセスする必要のある要求があります。VTSS の ACS AA に、このボリュームをサポートする適切な RTD がありません。
システムアクション
: 別の ACS の RTD が選択されます。
ユーザーの対応
: 現在の ACS からボリュームを取り出し、最終的に選択される ACS にそれを配置するには、オペレータによるアクションが必要になります。
マルチ VTSS 環境で、VTSS と複数の ACS 間でのアクセスが制限されている場合に、この状態が発生することがよくあります。手動での介入を防ぐには、JCL を変更して適切な RTD を備えた VTSS を使用する必要があることがあります。
RTD
CCCCCCCC
has an unrecognized device type of
XXXXXXXX
説明
: RTD CCCCCCCC の初期化中に、これが XXXXXXXX タイプのデバイスであることが HSC によって示されました。これは RTD に適したデバイスタイプではありません。
システムアクション
: RTD は故障しているとみなされ、使用できません。
ユーザーの対応
: 構成を確認してから HSC を再起動してください。
XXXXXXXX
server task termination detected
説明
: XXXXXXXX サーバーが何らかの理由により異常終了しました。
システムアクション
: VTCS サブシステムのその他の部分はクローズされます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を参照して、終了の理由があるかどうかを確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VCI response=
#
説明
: 表示されている VCI 要求への示されている応答 (#) が VTCS に指定されました。VCI とは、VTCS 内部で使用されているプロトコルです。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: VCI 要求/応答をお客様に非表示にする必要がある場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Invalid command string length for
XXXXXXXX
utility
説明
: XXXXXXXX ユーティリティーのパラメータが欠落しているか、または内部バッファーのサイズを超えています。
システムアクション
: ユーティリティー要求は無視されます。
ユーザーの対応
: ユーティリティー要求のパラメータを確認してください。
RTD
DDDDDD
reported
RRRRRRRR
:
XXXXXXXX
説明
: RTD DDDDDD でエラーが報告されました。エラーの理由が RRRRRRRR で示されます。XXXXXXXX には、RTD から VTSS へ報告されたセンスバイトが示されます。
システムアクション
: 必要に応じて、SYS1.LOGREC へエラーレコードが書き込まれます。エラーの性質とそのときの処理によっては、RTD を一時的に使用できなくなり、要求が別の RTD で再試行されることがあります。可能であれば、代替 MVC が使用されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
特定の MVC で問題が発生する場合には、メディアが何らかの損傷を受けていると考えられます。VT MVCDRAIN EJECT コマンドを使用して、MVC からのデータの回復を試行してください。
Failed to
VARY OFFLINE RTD
DDDDDD
on VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTSS XXXXXXXX の共有 RTD DDDDDD をオフラインに切り替える ECAM 要求が失敗しました。別の VTSS へのデバイスの切り替えは完了できませんでした。
システムアクション
: エラーの性質とそのときの処理によっては、RTD を一時的に使用できなくなり、要求が別の RTD で再試行されることがあります。可能であれば、代替 MVC が使用されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
Failed to
VARY ONLINE RTD
DDDDDD
on VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTSS XXXXXXXX の RTD DDDDDD をオンラインに切り替える ECAM 要求が失敗しました。別のサブシステムからのデバイスの切り替えを完了できなかったか、デバイスをはじめてオンラインにすることができませんでした。
システムアクション
: エラーの性質とそのときの処理によっては、RTD を一時的に使用できなくなり、要求が別の RTD で再試行されることがあります。可能であれば、代替 MVC が使用されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
RTD がほかのシステムに対してオンラインになっていないことを確認してください。同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
RTD
DDDDDD
on VTSS
XXXXXXXX
failed to mount MVC
VVVVVV
説明
: VTSS XXXXXXXX に接続している RTD DDDDDDに MVC VVVVVV をマウントする ECAM 要求が失敗しました。
システムアクション
: エラーの性質とそのときの処理によっては、RTD を一時的に使用できなくなり、要求が別の RTD で再試行されることがあります。可能であれば、代替 MVC が使用されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
同じ MVC 上で問題が再発する場合は、メディアに物理的な損傷がないか確認してください。
RTD
DDDDDDDD
on VTSS
XXXXXXXX
failed to dismount MVC
VVVVVV
説明
: VTSS XXXXXXXX に接続している RTD DDDDDDDDから MVC VVVVVV をマウント解除する ECAM 要求が失敗しました。
システムアクション
: エラーの性質とそのときの処理によっては、RTD を一時的に使用できなくなり、要求が別の RTD で再試行されることがあります。可能であれば、代替 MVC が使用されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、Sun StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
同じ MVC 上で問題が再発する場合は、メディアに物理的な損傷がないか確認してください。
Orphan copy of VTV
VVVVVV
in offline VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTSS がオフラインモードで実行されていたため、VTSS XXXXXXXX 内に、VTV VVVVVV の古いコピーまたは重複したコピーが作成されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: VTSS がオンラインモードに戻ると、古いまたは重複した VTV コピーを削除するために、VTSS 監査をスケジュールする必要があります。
VTSS:
XXXXXXX1
VTV:
VVVVVV
duplicate deleted from
XXXXXXX2
説明
: VTSS XXXXXXX1 上の VTV VVVVVV のステータスを確認しているときに、重複した、または古いバージョンの VTV が VTSS XXXXXXX2 上で検出されました。
システムアクション
: VTSS XXXXXXX2 上の VTV のコピーが削除されます。
ユーザーの対応
: このメッセージは通常運用時に発生する可能性がありますが、それは、VTSS XXXXXXX2 がオフラインになり、VTSS XXXXXXX2 がオフラインになっている間に別の VTSS で VTV VVVVVV の余分なコピーが作成された場合です。
たとえば、次のイベントシーケンスでメッセージ SLS6631I が生成されます。
VTSS XXXXXXX2 で VTV VVVVVV が作成されます。
VTV VVVVVV が移行されますが、VTSS XXXXXXX2 内に残されます。
VTSS XXXXXXX2 がオフラインに変更されます。
VTV VVVVVV が VTSS XXXXXXX1 内にリコールされます。VTCS は、オフラインになっている VTSS XXXXXXX2 内の VTV VVVVVV のコピーを削除できません。
VTSS XXXXXXX2 がオンラインに変更されます。
それ以外の場合は、この問題を調査するようにしてください。このメッセージは、VTCS が VTSS の内容と同期を取れていないことを示す可能性があります。
可能であれば、VTV の履歴を追跡して、この問題の原因となった可能性のあるほかのイベントがあるかどうかを調べてみてください。
VTSS の内容と CDS を一致させるために、AUDIT VTSS ユーティリティーを実行することを検討してください。
問題が再発する場合、または問題が孤立したインシデントではない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTSS
XXXXXXXX
server ready; state is
SSS
説明
: VTSS XXXXXXXX のメインサーバーサブタスクが開始され、稼働可能な状態になっています。状態は次のいずれかになります。
OFFLINE - オフライン状態
ONLINE - オンライン状態
QUIESCED - 静止状態
RECONFIGURED - VTCS は、VTCS 構成が変更されたことを検出し、内部サブタスクに適切な変更を行いました。
STARTED - VTSS は初期化され、要求された状態 (オンライン、オフライン、または静止) に変更する処理が行なわれています。
INCONSISTENT - VTSS は初期化されていますが、その状態はオンライン、オフライン、開始、または静止ではありません。
システムアクション
: HSC/VTCS の処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
XXXXXXXX
server task termination detected:
説明
: VTSS XXXXXXXX のサーバータスクが何らかの理由で異常終了しました。
システムアクション
: VTCS サブシステムのその他の部分はクローズされます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を参照して、終了の理由があるかどうかを確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
RTD
DDDDDD
available for use
説明
: RTD DDDDDD は現在要求を処理できる状態にあります。このメッセージは、HSC 起動時、RTD のオンライン切り替え後、またはエラー条件による RTD のリセット後に発行されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Auto migration
TTTTTTTT
説明
:
TTTTTTTT が「to MVC VVVVVV completed」: 自動移行が、MVC VVVVVV への VTV の移行を終了しました。
TTTTTTTT が「rescheduled because of MVC change」: 選択された MVC が、ストレージクラスが正しくない、空き容量がない、読み取り専用、排出中のいずれかの状態にあるために適切な候補ではないことが判明したため、自動移行のスケジュールが変更されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Demand migration to MVC
VVVVVV
terminated
説明
: VTV 移行の明示的な要求が完了し、MVC VVVVVV の使用が終了しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Recall from MVC
VVVVVV
completed
説明
: VTV リコールの明示的な要求が完了し、MVC VVVVVV の使用が終了しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
MVC
VVVVVV
selected for
FFFFFFFF
VTSS:
XXXXXXXX
STORCL:CLASS
説明
: 機能 FFFFFFFF に対する新しいボリュームとして、移行が VTSS XXXXXXXX から VVVVVV を選択しました。この機能は移行、リクレイム出力または統合のいずれかになります。MVC は、ストレージクラス SSSSSSSS の基準で、また選択的に ACS AA から選択されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Waiting for host
HHHH
To complete CONFIG RESET for VTSS
XXXXXXXX
説明
: CONFIG ユーティリティーが最後に実行されたときに、RESET パラメータが指定されました。その結果、ホスト HHHH は、VTSS XXXXXXXX の内部構成を現在クリアしてリセットしています。
システムアクション
: VTSS サーバーのスタートアップは、指定されたホストが処理を完了するまで延期されます。
ユーザーの対応
: ホスト HHHH がアクティブでない、または何らかの障害が発生している場合は、ほかのホストで問題を修正し、HSC を再起動する必要があることもあります。これにより処理が再起動されます。
VTV
VVVVVV
not migrated from VTSS
XXXXXXXXX
because of status change
説明
: VTV VVVVVV を VTSS XXXXXXXXX から MVC に移行しようとしましたが、コマンドが最初に発行されたあとに VTV のステータスが変化したことが検出されました。
システムアクション
: VTV の移行はスキップされます。
ユーザーの対応
: これは単なる警告です。コマンド発行時に検証が実行されてから、移行が試行された時点までにかなりの遅れがあることから、別の要求が VTV レコードを更新し、それによって移行の元の理由が無効になった可能性が十分にあります。
検証実行後、移行の試行前に次のことが実行された場合、VTV ステータスが変更されることがあります。
VTV がスクラッチされる。
VTV がマウントされるが、マウント解除されない。
VTV が移行され、別の VTCS タスクによって VTSS から削除される。
VTV がアプリケーションプログラムによって読み取り/書き込みされる (そのため、マウントされてマウント解除される)。
VTV
VVVVVV
failed migration from VTSS
XXXXXXXX
because of a busy condition
説明
: VTSS XXXXXXXX から MVC に VTV VVVVVV を移行しようとしたときに、VTSS によって VTV のビジー状態が戻されました。
システムアクション
: VTV の移行はスキップされます。
ユーザーの対応
: この問題を調査することをお勧めします。このメッセージは、VTSS が VTV に対して別の何らかの処理をすでに実行していることを意味します。VTCS が VTSS の内容との同期を取れなかったか、ハードウェアエラー状態が存在している可能性があります。
可能であれば、VTV の履歴を追跡して、この問題の原因となった可能性のあるほかのイベントがあるかどうかを調べてみてください。問題が再発する場合、または問題が孤立したインシデントではない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MVC
VVVVVV
incorrectly mounted on drive
DDDDDD
説明
: MVC VVVVVV が RTD DDDDDD にマウントされていることが検出されましたが、これは予期されていた MVC ではありませんでした。
システムアクション
: RTD がアンロードされ、本来要求された MVC のために待機が継続されます。
15 分間経過してもマウント要求が満たされない場合は、マウントが時間切れとなり、MVC は LOST としてマークされます。
ユーザーの対応
: これは、ドライブに残っているボリュームが原因となっている可能性があります。この場合、アンロードすることで元のマウントが成功します。
本来のマウント要求への応答として正しい MVC がロードされたのにこのメッセージが表示される場合には、MVC のラベルが誤っていることを示します。この場合、MVC を初期化し直す必要があります。
MVC
VVVVVV
mounted on drive
DDDDDD
説明
: MVC VVVVVV が RTD DDDDDD に正常にマウントされ、使用できる状態になっています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTV
VVVVVV
recalled from MVC:
MMMMMM
location:
PPPP
/
BBBBBBBB
説明
: VTV VVVVVV が MVC MMMMMM から正常にリコールされました。VTV は、パーティション PPPP と MVC 上のブロック BBBBBBBB で構成される物質的な場所からリコールされました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
XXXXXXXX
is
number1
% full of
number2
VTVS
説明
: VTV のデータは、VTSS XXXXXXXX の number1% に達しています。VTSS には現在、number2 個の VTV が格納されています。
システムアクション
: このパーセンテージが VTSS の現在の高しきい値を超えると、自動移行が開始されます。自動移行は、このパーセンテージが 97% 以上になった場合にも開始されます。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
VVVVVVVV
has requests stalled awaiting CLINKs to
XXXXXXXX
説明
: VTSS VVVVVVVV に、クラスタ XXXXXXXX 内のレプリケート、または TapePlex XXXXXXXX への電子エクスポートに対する要求があります。CLINK がオフライン状態にあるため、これらの要求の中には停止するものもあります。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: VT DISPLAY REPLICAT コマンドを使用して、保留されている要求を確認してください。VT VARY コマンドを使用して、いくつかの適切な CLINK をオンラインにしてください。
Stopping auto migration on VTSS
XXXXXXXX
説明
: 自動移行の実行中に、VTSS XXXXXXXX が低しきい値に達しました。
システムアクション
: 適切な値に達した時点で、この VTSS に対して実行されている自動移行要求は終了します。
ユーザーの対応
: なし
VTV
VVVVVV
failed recall to VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTSS XXXXXXXX への VTV VVVVVV のリコールで発生したエラーから回復しようとしましたが、回復に失敗しました。
システムアクション
: この VTV はスキップされます。これにより、最終的に開始要求が失敗することがあります。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
VTV
VVVVVV
had data errors on recall
説明
: VTV VVVVVV のリコール中に、データチェックが発生しました。リコールは完了しましたが、VTV にはデータが欠落した領域を示す仮想データチェックが含まれています。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
メディアが何らかの損傷を受けていると考えられます。VT MVCDRAIN EJECT コマンドを使用して、MVC からのデータの回復を試行してください。
VTCS communications interface initialization started
説明
: HSC と VTCS との間の通信インタフェースが開始されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTCS communications interface initialization failed
説明
: HSC と VTCS との間の通信インタフェースが何らかの理由で失敗しました。
システムアクション
: VTCS サブシステムのその他の部分はクローズされます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を参照して、終了の理由があるかどうかを確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
Copy of
VTV
VVVVVV
missing from MVC
MMMMMM
説明
: 仮想ライブラリ内で MVC MMMMMM の内容を再統合中に、VVVVVV の VTV コピーが喪失していることがわかりました。
システムアクション
: MVC への処理は中止されます。
ユーザーの対応
: CDS と仮想ライブラリの同期が外れた理由を調査してください。必要に応じて、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
CDS の内容を仮想ライブラリの内容に戻すには、MVC の MVC AUDIT を実行してください。
VTCS main task starting
説明
: VTCS での要求を処理するメインタスクが開始しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTCS main task waiting for work
説明
: VTCS メインタスクは、HSC からの要求を処理できる状態にあります。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTCS main task terminating
説明
: VTCS メインタスクは、HSC からシャットダウン要求を受信しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CONFIG error:
XXXXXXXX
説明
: 構成ユーティリティーの実行中に、構成パラメータのこれまでの文のいずれかでエラーが検出されました。メッセージ XXXXXXXX は、エラーの理由を示します。
システムアクション
: 残りの構成文は処理されますが、新しい詳細で CDS が更新されることはありません。
ユーザーの対応
: 構成ユーティリティーを再実行する前に、構成を確認して文を変更してください。
Attempt to mount fenced VTV
VVVVVV
説明
: VTV VVVVVV のマウント要求が受信されましたが、それは分離された状態にあります。VTV の内容は予測できない状態にあるため、マウントを実行することは危険です。
VTV がスクラッチされており、この VTV を使用してスクラッチマウントが正常に実行できた場合には、この VTV を再利用できます。
システムアクション
: マウント要求は失敗します。
ユーザーの対応
: 可能であれば、VTV の履歴を追跡して、この問題の原因となった可能性のあるほかのイベントがあるかどうかを調べてみてください。
VTV のデータを再作成する必要があります。問題が再発する場合、または問題が孤立したインシデントではない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV
VVVVVV
is being recovered on VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTV VVVVVV のチェック実行中に、VTSS XXXXXXXX が VTV に対して回復アクションを実行していることが検出されました。
システムアクション
: VTV に対するアクションは後日再試行されます。VTV の内容に信頼性がないことが検出された場合、その時点で VTV が分離されている可能性があります。問題を検出した要求は失敗します。
ユーザーの対応
: この問題は、VTSS のこれまでのハードウェアエラーに起因しています。StorageTek ハードウェアサポートに連絡して、元の問題が記録されているかどうか、または報告されているかどうかを確認してください。
可能であれば、VTV の履歴を追跡して、この問題の原因となった可能性のあるほかのイベントがあるかどうかを調べてみてください。
回復アクションが完了していることが検出されたら、データの整合性を確認するために VTV の内容を確認してください。
VTSS
XXXXXXXX
SIM:
MMMM
説明
: VTSS XXXXXXXX への ECAM 実行中に、SIM メッセージが保留されているという通知が戻されました。この SIM メッセージのセンス情報は MMMM です。
システムアクション
: 必要に応じて、SYS1.LOGREC へエラーレコードが書き込まれます。正常な処理が続行されます。
ユーザーの対応
: この情報を StorageTek ハードウェアサポートへ報告することをお勧めします。
Termination of
TTTTT
task for device
XXXXXXXX
説明
: サーバータスク TTTTT が異常終了しました。
TTTTT が RTD の場合は、XXXXXXXX にデバイス ID が表示されます。
TTTTT が CLINK の場合は、XXXXXXXX に VTSS 名とデバイス ID が表示されます。
システムアクション
: 影響を受ける CLINK または RTD は使用できなくなります。
ユーザーの対応
: SYSLOG を参照して、終了の理由があるかどうかを確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
All RTD servers terminated - VTCS terminating
説明
: VTSS に関する RTD サーバータスクがすべて、何らかの理由で異常終了しました。
システムアクション
: VTCS サブシステムのその他の部分はクローズされます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を参照して、終了の理由があるかどうかを確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
RTD
DDDDDD
put in maintenance mode because of error
説明
: RTD DDDDDD で一般的な障害が発生しました。デバイスは、操作不能、構成されていない、アクセス不能、または不良であると報告され、使用できなくなりました。
システムアクション
: RTD 上で現在処理されている要求は、別の RTD 上で再試行されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG にエラーの性質に関するほかの通知がないかどうかを確認し、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
TTTTT
task
AAAA
for device
XXXXXXXX
説明
: サーバータスク TTTTT が起動中か、または終了しています。
TTTTT が RTD の場合は、XXXXXXXX にデバイス ID が表示されます。
TTTTT が CLINK の場合は、XXXXXXXX に VTSS 名とデバイス ID が表示されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CDS is not compatible with VTCS
説明
: このレベルの VTCS では、CDS のフォーマットが認識されないか、プログラミングサポートがないオプション機能がアクティブになっているため、このレベルの VTCS では CDS を処理できません。
システムアクション
: VTCS の処理は終了します。VTCS が HSC/VTCS サブシステムの中で起動している場合は、クローズされます。
ユーザーの対応
: CDS が最新バージョンの VTCS ライブラリまたは互換性のある CDS を生成する VTCS ライブラリのバージョンを使用して構成されていることを確認してください。
さらに、これらのライブラリに正しい保守が行われているかどうか、および HCS/VTCS が正しいバージョンのコードを使用して起動されているかを確認してください。
最後に、別のレベルの VTCS を実行しながら、適切なドキュメントを参照して、省略されていたり間違っていた手順がないかを確認してください。
CDS が正しく構成されている場合は、この問題について StorageTek ソフトウェアサポートに問い合わせてください。
VTCS main task normal termination complete
説明
: VTCS のメインタスクの終了処理が完了しました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTCS main task abnormal termination detected
説明
: VTCS のメインタスクが何らかの理由で異常終了しました。
システムアクション
: VTCS サブシステムのその他の部分はクローズされます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を参照して、終了の理由があるかどうかを確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
Request purged:
XXXXXXXX
{on VTD:
DDDDDD
} {MVC:
MMMMMM
} {VTV:
VVVVVV
}
RRRRRRRR
説明
: タイプ XXXXXXXX の要求が失敗しました。この要求は任意指定によって VTD DDDDDD へ送られました。現在処理されている MVC は MMMMMM で、現在の VTV は VVVVVV でした。RRRRRRRR は、要求が失敗した主な理由を示します。これは、テキストによる説明の場合と、問題の原因となった内部 HSC リターンコードの通知の場合があります。
これは、要求の異常終了の一般的な通知です。原因としては、ハードウェアエラー、ソフトウェアエラー、オペレータによる介入、またはその他の解決不可能なエラー状態が考えられます。
システムアクション
: 示されている要求は終了します。
ユーザーの対応
: このメッセージは通常、ほかの何らかの障害状態に起因します。SYSLOG を参照して、エラーの性質に関する詳細を示すほかのメッセージがないかを確認してください。エラーの性質によっては、元のコマンドやユーティリティーを、同じまたは異なるパラメータで再試行する必要があることもあります。このエラーがソフトウェアエラーに起因する場合、この問題について StorageTek ソフトウェアサポートに問い合わせてください。
Configuring
RTD
DDDDDD
説明
: RTD DDDDDD のサーバータスクが、RTD が未構成であることを検出しました。
システムアクション
: RTD は、CDS に保存されている詳細データに従って構成されます。
ユーザーの対応
: なし
RTD configuration mismatch
DDDDDD1
:
DDDDDD2
CCC1
:
CCC2
説明
: RTD DDDDDD1 のサーバータスクが、CDS の構成の詳細と VTSS の詳細の間に不一致を検出しました。
DDDDDD2 と呼ばれる RTD には、CCC1 ではなく CCC2 のチャネルインタフェースの詳細があります。
システムアクション
: VTSS に保存されている構成で処理が続行されます。
ユーザーの対応
: CDS の構成が誤っている場合は、RTD の詳細をリセットするために構成ユーティリティーを再実行してください。
VTSS の構成が誤っている場合は、VTSS オペレータパネルを使用して RTD を未構成の状態にリセットし、VT VARY コマンドを使用して RTD をオンラインに切り替えてください。
RTD
DDDDDDDD
failed
XXXXXX
configuration with CC
=
CCC
RC=
RRR
説明
: RTD DDDDDDDD が未構成であることが検出されたため、CDS の詳細に従ってこのデバイスの構成が試行されました。要求が完了コード X'CCC'、理由コード X'RRR' で失敗しました。XXXXXX は、エラーを報告したのが VTSS なのか (実際の) ライブラリなのかを示します。
システムアクション
: RTD は損傷状態のままになります。
ユーザーの対応
: RTD の構成が正しいことを確認してください。
RTD がほかのシステムに対してオンラインになっていないことを確認してください。問題を解決できない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
XXXXXXXX
scratch pool empty (OF
nnn
GB... VTVS), reply R to retry
説明
:
メッセージが「XXXXXXXX Scratch pool empty, Reply R to retry」の場合、サブプール XXXXXXXX にはスクラッチ VTV が含まれていません。
メッセージが「XXXXXXXX Scratch pool empty of nnnGB VTVs, Reply R to retry」の場合、サブプール XXXXXXXX には、nnnG バイトスクラッチ VTV の要求を満たすクスラッチ VTV が含まれていません (「nnnGB...」には、0.4G バイト、0.8G バイト、2.0G バイト、または 4.0G バイトのうち 1 つまたは複数が入ります)。
システムアクション
:
メッセージが「XXXXXXXX Scratch pool empty, Reply R to retry」の場合、示されているサブプールのスクラッチマウントは、スクラッチボリュームが使用可能になるまで保留されます。
メッセージが「XXXXXXXX Scratch pool empty of nnnGB VTVs, Reply R to retry」の場合、示されたサブプールの nnnG バイト VTV のスクラッチマウントは、適切なスクラッチボリュームが使用可能になるまで保留されます。
ユーザーの対応
: HSC のスクラッチ同期ユーティリティーを実行して、TMC の最新のスクラッチボリュームの詳細が CDS に格納されるようにします。
保留されているスクラッチマウント要求を再試行するため、このプロンプトに「R」と応答します。
HSC の SCRPOOL 定義を調べて、正しい仮想ボリューム範囲が含まれていることを確認してください。CDS に VTV ボリュームの範囲を追加することを検討してください。
1 つのコピーだけが常駐するスクラッチは、再利用の機能が制限されることに注意してください。ここで、nnnG バイトサイズの制限が生じます。
Invalid utility control statement
説明
: SWSADMIN ユーティリティーが継続またはほかの一般構文エラー (括弧の不一致など) をユーティリティー制御文上で検出したか、連結制御文 (SWSADMIN オーバーヘッドの 9 バイトを含む) が最大長の 32000 文字を超えています。
システムアクション
: 制御文は無視され、リターンコード 8 が設定されます。
ユーザーの応答
: エラーを訂正して、SWSADMIN ユーティリティージョブを再送信してください。
Configured virtual drive
DDDDDD
marked nonexistent
説明
: VTD DDDDDD が VTCS 構成内に定義されていますが、VTSS 内に存在しません。これは、VTSS モデルがサポートしているよりも多くのデバイスを構成が定義している場合によく発生します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: VTCS 構成を確認してください。
Invalid range
VVVVV1
-
VVVVV2
specified
説明
: ユーティリティーまたはコマンドに指定された VVVVV1-VVVVV2 というボリューム範囲は、有効なボリューム範囲ではありません。
システムアクション
: コマンドまたはユーティリティーは失敗します。
ユーザーの対応
: 誤ったボリューム範囲を修正してから、コマンドまたはユーティリティーを再送信してください。
VTSS:
XXXXXXXX
VTD:
DDDDDD
configuration error RC=
RRRRRRRR
subsystem info:
ZZZZZ1
/
ZZZZZ2
/
ZZZZZ3
説明
: VTSS XXXXXXXX に接続されている仮想ドライブ DDDDDD の構成の検証中に、エラー RRRRRRRR が ECAM 要求に返されたか、または構成の不一致が検出されました。
デバイスに接続されている VTSS によって、サブシステム名 ZZZZZ1、デバイス ID ZZZZZ2、およびフレームシリアル番号 ZZZZZ3 が返されました。
ECAM エラーが発生した場合は、MVS 内の何かまたはハードウェアにより、VTD との通信が妨害されているか、または VTD 以外のデバイスが指定されています。
RRRRRRRR リターンコードは次のとおりです。
00000004 - VTSS XXXXXXXX の VTD の構成を検証している VTCS への応答として、ECAM が 99999999 以外のサブシステム名 (ZZZZZ1)、ブランク、または XXXXXXXX を返しました。
00000008 - VTSS XXXXXXXX 内の最初以外の VTD の構成を検証している VTCS への応答として、ECAM が ZZZZZ1 の別のサブシステム名を返しました。このような名前の不一致は、最初の VTD だけで発生するようにしてください。
0000000C - VTSS XXXXXXXX 内の最初以外の VTD の構成を検証している VTCS への応答として、ECAM がフレームのシリアル番号ZZZZZ3 を返しましたが、最初の VTD のチェックから返されたフレームのシリアル番号と異なります。
6A40FF0C - EXCP エラー、不明な理由
6A40FF10 - EXCP エラー、インタフェース制御チェック
6A40FF14 - EXCP エラー、VTD への共通パスがない
6A40FF18 - UCBLOOK エラー
6A40FF1C - UCB キャプチャーエラー
6A40FE00 - ECAM 要求の形式が不適切 (VTCS コードエラー)
システムアクション
: VTD は損傷しているとしてマークされ、使用されません。
ユーザーの対応
: VTCS の構成を調べて確認してください。
構成内の VTD の数と順序が VTSS の VTD の数と順序に一致していることを確認してください。
MVS システムのハードウェア構成を調べて確認してください。VTD アドレスが正しい VTSS を指し示しており、問題のデバイスの CHPID とパスがすべてオンラインになっていて動作していることを確認してください。
MVS ゲストの下で動作している場合は、VM 構成が正しいことを確認してください。また、VTD が「NOASSIGN」オプション付きの MVS ゲストに接続されており、実デバイスと仮想デバイスのマッピングが正しいことを確認してください。
すべての VTD に対して、このメッセージ (RC=6A40FF0C 付き) とメッセージ SLS6608E が続いて発生し、上記に示されているどの応答も問題を解決しない場合、これは VTSS ハードウェアまたはマイクロコード、あるいはその両方の問題になります。担当の Oracle お客様エンジニアに VTSS 操作パネルとエラー状態に関するログを確認させてください。DAC 状態 (データ保証チェック) がこのエラーの原因として知られています。DAC が発生したら、お客様エンジニアによる DAC 状態のリセットのあとで、VTSS の AUDIT を実行する必要があります。
HSC/VTCS subsystem maintenance level is not correct
説明
: SWSADMIN 機能または VTCS プログラムインタフェース (PGMI) 要求では、HSC/VTCS サブシステムおよび SWSADMIN 機能または VTCS PGMI 要求によって使用されるロードライブラリが一定のリリースまたは PUT レベルである必要があります。
システムアクション
: 機能または要求は終了します。
ユーザーの対応
: SWSADMIN 機能または VTCS PGMI 要求によって使用されるロードライブラリが、アクティブな HSC/VTCS サブシステムによって使用されるロードライブラリと同じであることを確認します。修正後、機能または要求を再実行します。
Copy of VTV
VVVVVV
on VTSS
XXXXXXXX
has become inaccesible
説明
: VTSS XXXXXXXX 上の VTV VVVVVV のチェック実行中に、VTV の内容全体が何らかの理由で読み取り不可能になったことを VTSS が示しました。
システムアクション
: VTV のほかのコピーを使用して回復が試行されます。VTV の内容の妥当性が疑わしい場合は、VTV が分離されます。
ユーザーの対応
: この問題は、VTSS のこれまでのハードウェアエラーに起因しています。StorageTek ハードウェアサポートに連絡して、元の問題が記録されているかどうか、または報告されているかどうかを確認してください。
可能であれば、VTV の履歴を追跡して、この問題の原因となった可能性のあるほかのイベントがあるかどうかを調べてみてください。
VTV の有効なコピーが MVC に存在している場合は、引き続き VTV のデータにアクセスできます。それ以外の場合は、VTV の内容が失われているため、ほかの方法でデータを再作成する必要があります。
Unexpected copy of
VTV
VVVVVV
found on VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTV は存在しないはずであると CDS が示していますが、VTSS XXXXXXXX で VTV VVVVVV のコピーが検出されました。
システムアクション
: VTSS で検出されたコピーを使用して回復が試行されます。
ユーザーの対応
: このメッセージは通常運用時に発生する可能性がありますが (そしてそれはエラーを示すわけではない)、それは、VTSS XXXXXXXX がオフラインになり、VTSS XXXXXXXX がオンラインになっている間に別の VTSS で VTV VVVVVV の余分なコピーが作成された場合です。
たとえば、次のイベントシーケンスでメッセージ SLS6679E が生成されます。
VTSS XXXXXXXX で VTV VVVVVV が作成されます
VTV VVVVVV が移行されますが、VTSS XXXXXXXX 内に残されます。
VTSS XXXXXXXX がオフラインに変更されます。
VTV VVVVVV が別の VTSS 内にリコールされます。VTCS は、オフラインになっている VTSS XXXXXXXX 内の VTV VVVVVV のコピーを削除できません。
VTSS XXXXXXXX がオンラインに変更されます。
それ以外の場合は、この問題を調査するようにしてください。このメッセージは、VTCS が VTSS の内容と同期を取れていないことを示す可能性があります。
可能であれば、VTV の履歴を追跡して、この問題の原因となった可能性のあるほかのイベントがあるかどうかを調べてみてください。
VTSS の内容と CDS を一致させるために、AUDIT VTSS ユーティリティーを実行することを検討してください。
問題が再発する場合、または問題が孤立したインシデントではない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Copy of VTV
VVVVVV
missing from VTSS
XXXXXXXX
説明
: VTV VVVVVV のチェック実行中に、VTSS XXXXXXXX 上に存在しているはずのコピーが欠落していることが検出されました。
システムアクション
: VTV のほかのコピーを使用して回復が試行されます。VTV の内容の妥当性が疑わしい場合は、VTV が分離されます。
ユーザーの対応
: この問題を調査することをお勧めします。このメッセージは、VTCS が VTSS の内容と同期を取れていないことを意味します。
可能であれば、VTV の履歴を追跡して、この問題の原因となった可能性のあるほかのイベントがあるかどうかを調べてみてください
VTSS の内容と CDS を一致させるために、VTSS AUDIT ユーティリティーを実行することを検討してください。
ほかの MVC に VTV のコピーがすでに 1 つ以上存在している場合は、引き続き VTV のデータにアクセスできます。それ以外の場合は、VTV の内容が失われているため、ほかの方法でデータを再作成する必要があります。
VTV
VVVVVV
migrated to MVC:
MMMMMM
location:
PPPP
/
BBBBBBBB
{STORCL:
XXXXXXXX
MCMTCL:
XXXXXXXX
| for Consolidation}
説明
: VTV VVVVVV のコピーが MVC MMMMMM に正常に書き込まれました。VTV のコピーは MVC 上の物理的な位置 PPPP または BBBBBBBB に移行されました。PPP はパーティション番号、BBBBBBBB はブロックを示します。
統合のための移行の場合は、「for consolidation」という文字がそのまま表示されます。それ以外の場合は、MVC に関連付けられたストレージクラスと VTV に関連付けられたマネージメントクラスが表示されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Space reclaim aborted for MVC:
VVVVVV
elapsed time of
NNN
minutes exceeded
説明
: NNN 分のタイムアウト時間を指定して、スペースの強制リクレイム要求が入力されました。この時間が経過しました。MVC VVVVVV は、スペースのリクレイムにスケジュールされません。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Bulk recall of number VTVS issued to MVC
VVVVVV
説明
: 排出またはスペースリクレイム処理で、示されている数の VTV を MVC VVVVVV から削除する要求が生成されました。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
RTD
DDDDDDDD
ON
VTSS
XXXXXXXX
RETURNED
TTTTTT
ERROR CC=
CCC
RC=
RRR
説明
: 完了コード CCC、およびリターンコード RRR で、RTD DDDDDDDD と VTSS XXXXXXXX 間の操作で要求が失敗しました。TTTTTT は、失敗した要求のタイプです。仮想ライブラリへの操作の UUIREQ、またはテープデバイスへの操作の ECAM のいずれかです。原因としては、ハードウェアエラー、ソフトウェアエラー、オペレータによる介入、または解決不可能なエラー状態が考えられます。
システムアクション
: エラーの性質とそのときの処理によっては、RTD を一時的に使用できなくなり、要求が別の RTD で再試行されることがあります。可能であれば、代替 MVC が使用されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
RTD
DDDDDD
mount of
VVVVVV
timed out
説明
: HSC に対し、MVC VVVVVV を RTD DDDDDD にマウントする要求が出されましたが、この RTD が 15 分以内に使用可能になりませんでした。
システムアクション
: 代替 MVC を使用できる場合は、代替 MVC を使用して要求が再試行されます。ボリュームが移行に使用される場合は、新たに選択されたボリュームを使用して要求が再試行されます。
要求を再試行できない場合、この要求は取り消されます。
この影響を受ける MVC は LOST としてマークされます。これ以降に MVC のマウントに成功した場合、このステータスはクリアされます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を調べて、HSC がマウントを試行したときに何らかの問題が検出されたかどうかを確認してください。
すべての MVC がライブラリに格納されていることを確認してください。ライブラリ内の特定のドライブを使用したマウントが正常に行われない場合は、RTD をオフラインにして実行してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
RTD
DDDDDDDD
volume mounted not an MVC
説明
: RTD DDDDDDDD にマウントされたボリュームが有効な MVC ではありません。
システムアクション
: 移行要求の結果としてマウントが実行された場合は、新しいボリュームが選択され、要求が再試行されます。
この MVC が以前に使用され、有効であると認識されている場合は、誤ったボリュームがドライブにマウントされているとみなされます。この要求は再試行されます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を調べて、HSC がマウントを試行したときに何らかの問題が検出されたかどうかを確認してください。
MVC の整合性を調べてください。以前に発生したイベントによって MVC が破損している可能性があります。MVC の上書きを防止するために十分な規則とプロセスが外部ジョブによって設定されていることを確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
RTD
DDDDDD
new volume
VVVVVV
is not an MVC
説明
: MVC VVVVVV は、移行要求への応答として RTD DDDDDD にマウントされましたが、有効な MVC でないことがわかりました。
システムアクション
: 新しいボリュームが選択され、移行要求が再試行されます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を調べて、HSC がマウントを試行したときに何らかの問題が検出されたかどうかを確認してください。
MVC が適切に初期化されているかどうかを調べてください。
MVC の整合性を調べてください。以前に発生したイベントによって MVC が破損している可能性があります。MVC の上書きを防止するために十分な規則とプロセスが外部ジョブによって設定されていることを確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
RTD
DDDDDD
MVC
VVVVVV
mounted READONLY
説明
: MVC VVVVVV が読み取り専用状態の RTD DDDDDD にマウントされ、移行要求によってこの MVC に複数の VTV の書き込みが試行されました。
システムアクション
: 新しいボリュームが選択され、移行要求が再試行されます。
ユーザーの対応
: SYSLOG を調べて、HSC がマウントを試行したときに何らかの問題が検出されたかどうかを確認してください。物理メディアが読み取り保護になっていないことを確認してください。同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
FFFFFF
found invalid version of
VTV
VVVVVV
on VTSS
SSSSSSSS
説明
: 機能 FFFFFF の実行中に VTSS SSSSSSSS と CDS の照合が失敗しました。
CDS とハードウェアに含まれている VTV のバージョンが異なります。これは、誤った CDS で実行していること、または VTCS 内のソフトウェアの問題が原因である可能性があります。
システムアクション
: 問題の発生した機能は中止されます。これにより、VTSS に VTV の孤立したコピーが残る場合があります。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
この問題について調査してください。このメッセージは、VTCS がハードウェアの内容との同期を取れなかったことを示します。
指定された VTSS と影響を受けている VTV が含まれる MVC を監査してください。これらのアクションを行わないと、VTV の内容にアクセスできなくなる可能性があります。
また、すべてのシステムの HSC JOBLOG を調べて、関連するエラーや同時期に発生したエラーがほかにないかどうかを確認してください。
RTD
DDDDDD
position error on VTV
VVVVVV
MVC
MMMMMM
説明
: RTD DDDDDD で、MVC MMMMMM での VTV VVVVVV の処理が試行されました。リコールの場合、CDS 内に示された位置にこの VTV が見つかりませんでした。動的リクレイム MVC への移行の場合、次に利用可能なパーティションが書き込み可能になっていません。
システムアクション
: 代替 MVC を使用できる場合は、代替 MVC を使用して要求が再試行されます。そうでない場合、この要求は取り消されます。CDS 内の MVC のステータスが監査に変更されます。
ユーザーの対応
: この問題を調査することをお勧めします。このメッセージは、VTCS が MVC の内容との同期を取れなかったことを示します。
可能であれば、MVC の履歴を追跡して、この問題の原因となったイベントがほかにないかどうかを確認してください。
VTSS の内容を CDS に合わせて再統合するために、MVC AUDIT ユーティリティーを実行することを検討してください。
MVC の整合性を調べてください。以前に発生したイベントによって MVC が破損している可能性があります。MVC の上書きを防止するために十分な規則とプロセスが外部ジョブによって設定されていることを確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
RTD
DDDDDD
request cancelled
説明
: RTD DDDDDD に対して現在実行されている処理時間の長い ECAM 要求が取り消されました。
システムアクション
: RTD 上で現在処理されている要求は取り消されます。
ユーザーの対応
: この問題を調査することをお勧めします。このメッセージは、VTSS でハードウェアエラーが発生したか、またはほかのいずれかのホストでこの RTD に対して何らかの回復アクションが実行されていることを示します。
各ホストの SYSLOG を調べて、問題発生時の状況を確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
RTD
DDDDDD
I/O error on MVC
MMMMMM
labels for VTV
VVVVVV
説明
: RTD DDDDDD に対して MVC MMMMMM の VTV VVVVVV の読み取りが試行されました。テープラベルの読み取り時にデータチェックが発生しました。この VTV のコピーにはアクセスできません。
システムアクション
: 代替 MVC を使用できる場合は、代替 MVC を使用して要求が再試行されます。そうでない場合、この要求は取り消されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
MVC が破損しているか、または MVC が問題の原因である可能性がある場合には、VT MVCDRAIN EJECT コマンドを使用して MVC から VTV を削除してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
RTD
DDDDDD
failed, drive will be retried later
説明
: RTD DDDDDD で一般障害が発生しました。このドライブはしばらくの間使用できない状態になり、その後リセットされます。
システムアクション
: この RTD 上で現在処理されている要求は、別の RTD 上で再試行されます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。
同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VT VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートまで連絡してください。
VTSS
XXXXXXXX
has too many VTVs
説明
: VTSS XXXXXXXX に 100,000 個を超える VTV を格納しようとしました。
システムアクション
: 制限値を超える要求は取り消されます。
ユーザーの対応
: SYSLOG で、このエラーの性質を示す記録がほかにないかどうか調べてください。このような状況が発生する前に、自動移行を開始するようにしてください。
VT MIGRATE コマンドを使用して、この影響を受ける VTSS 内に使用可能なスペースを確保してください。
VTSS
XXXXXXXX
is full
説明
: VTSS XXXXXXXX に VTV をリコールしようとしましたが、VTSS 内のスペースが不足しています。
システムアクション
: 制限値を超える要求は取り消されます。
ユーザーの対応
: SYSLOG で、このエラーの性質を示す記録がほかにないかどうか調べてください。このような状況が発生する前に、自動移行を開始するようにしてください。
VT MIGRATE コマンドを使用して、この影響を受ける VTSS 内に使用可能なスペースを確保してください。
Transfer
VTV
VVVVVV
from VTSS
XXXXXXX1
to
XXXXXXX2
via ACS
AA
説明
: VTV VVVVVV をマウントするマウント要求が VTSS XXXXXXX2 に送られました。このボリュームはどの MVC にも格納されていません。VTV は VTSS XXXXXXX1 から ACS AA の共通 RTD を介して転送されます。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: これは実行コストの大きいアクションなので、できるかぎり実行されないようにしてください。
ジョブの JCL、TAPEREQ 定義、およびユーザー出口の応答を調べて、仮想マウントが誤った VTSS に送られた原因を確認してください。
No compatible drives for transfer of VTV
VVVVVV
from VTSS
XXXXXXX1
to
XXXXXXX2
説明
: VTSS XXXXXXX2
の VTD に VTV VVVVVV
をマウントする要求を、VTCS が受け取りました。VTV は現在、VTSS XXXXXXX1
に常駐しており、移行済みのコピーは持っていません。
VTCS は、その VTV を転送するため、それを VTSS XXXXXXX1
から移行したあと、VTSS XXXXXXX2
にリコールしてマウントしようとしました。
両方の VTSS からアクセス可能であり、かつ移行に使用可能な MVC と互換性のある (同じ場所タイプとデバイスタイプを備えた) RTD を、VTCS が見つけられなかったため、転送が失敗しました。
システムアクション
: マウント要求は失敗します。
ユーザーの対応
: ジョブの JCL、TAPEREQ 定義、およびユーザー出口の応答を調べて、仮想マウントが誤った VTSS に送られた原因を確認してください。
ECAM I/O error on VTD
DDDD
説明
: VTD アドレスに対して ECAM-T が発行されたときに I/O エラーが発生しました。
システムアクション
: 可能な場合、VTCS は失敗した要求を別の VTD アドレスに対して 1 回だけ再試行します。再試行も失敗した場合、呼び出し元の機能は失敗します。
ユーザーの対応
: このアドレスに対して入出力が行えない原因を調査してください。
MVS space critical - Please add more MVCS to ACS
xx
|MVCPOOL (
poolname
) and reply R to retry
説明
: 限界 MVC スペースが ACSxx またはメッセージに示された MVCPOOL (PPPPPPPP) に対して構成された限界値を下回っています。空き MVC の数の詳細は、最後の SLS6611I メッセージを参照してください。
システムアクション
: 自動スペースリクレイムが開始されます。スペースの不足が解消されると、このメッセージは削除されます。
ユーザーの対応
: VT RECLAIM コマンドを使用すると、一部の MVC が解放される場合があります。QUERY MVCPOOL コマンドまたは MVCPLRPT ユーティリティーを使用して、ほかの ACS や指定された MVCPOOL で空き MVC が不足していないかどうかを確認してください。MVCPOOL 定義を参照するか、CDS に MVC の新しい範囲を定義する必要があります。MVC を追加したあと、このプロンプトに対して R と応答し、移行要求を再試行してください。
Auto migration for VTSS
XXXXXXXX
to target
NN
% is now active on host
HHHH
説明
: VTSS XXXXXXXX の DBU が上限値を超えているか、上限値に達するまで移行するオペレータコマンドが発行されたため、自動移行がホスト HHHH 上で現在アクティブです。このホストは、DBU が目標の NN% に低下するまで VTV の移行と VTSS からの削除を行うことにより、自動移行を管理します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
No volumes available for auto migration selection on VTSS
XXXXXXXX
説明
: 自動移行プロセスで移行可能な VTV が見つかりませんでしたが、移行目標に達していません。VTV は、次のいずれかの状態の場合、移行に不適格です。
マウントされている
すでに別の移行リストに含まれている (たとえば、即時移行)
システムアクション
: DBU が自動移行上限値 (HAMT) より低い場合、VTCS は自動移行を終了します。それ以外の場合、VTCS は自動移行を一時停止し、何分か待ってから、どの VTV が自動移行を必要とするかを再評価します。
ユーザーの対応
: 不適格な VTV が見つかった場合は、不適格になる原因を解決してください。自動移行を進めるのにサポートが必要な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Host
HHHH
is performing auto migration to target
NN
% on VTSS
XXXXXXXX
説明
: このメッセージは、別のホスト上でアクティブな自動移行を示すために定期的に発行されます。通常、およそ 60 分間隔でメッセージが生成されます。ただし、チェックを実行するポイントによっては、メッセージの生成される間隔が異なる場合があります。
システムアクション
: 指定されたホスト上で自動移行が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Auto migration for VTSS
XXXXXXXX
stalled because all storage classes are in error
説明
: 自動移行を行う VTV を選択しようとしたときに、MVC または RTD の問題が原因でエラー状態のフラグが立っているストレージクラスにすべての移行可能ボリュームを移行する必要が生じています。
システムアクション
: 自動移行は、しばらく待ってから VTV リストの再選択を試行します。
ユーザーの対応
: 以前に発行された SLS6700E メッセージを確認してください。これらのメッセージには、エラー状態になっているストレージクラスと、それに対応する理由コードが示されています。指定された問題を修正し、必要な場合はストレージクラス定義を再ロードしてください。
Unconfigure failed with CC=
CCC
RC=
RRR
for RTD
DDDDDD
attached to VTSS
XXXXXXXX
説明
: CONFIG RESET が実行されてから、CDS の内容に従って RTD が構成される前に、VTCS が各 RTD に対して ECAM Unconfigure を発行しました。
VTSS XXXXXXXX に接続された RTD DDDDDD の構成解除が失敗し、完了コード X'CCC'、理由コード X'RRR' が返されました。VTCS CONFIG が構成解除に使用されていないため、この段階では RTD 名は使用できず、その相対番号 D (0-7) しか使用できません。
システムアクション
: VTCS の再構成処理は続行されますが、この RTD をあとで構成するときにエラーが発生する可能性があります。その場合、この RTD は保守モードになります。
ユーザーの対応
: RTD の構成が正しいことを確認してください。問題を解決できない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
Unconfigure failed with CC=
CCC
RC=
RRRRRR
for CLINK
D
attached to VTSS
XXXXXXXX
説明
: CONFIG RESET が実行されてから、CDS の内容に従って Clink が構成される前に、VTCS が各 Clink に対して ECAM Unconfigure を発行しました。
VTSS XXXXXXXX に接続された Clink D の構成解除が失敗し、完了コード X'CCC'、理由コード X'RRRRRR' が返されました。VTCS CONFIG が構成解除に使用されていないため、この段階では Clink 名は使用できず、その相対番号 D (0-7) しか使用できません。
システムアクション
: VTCS の再構成処理は続行されますが、この Clink をあとで構成するときにエラーが発生する可能性があります。その場合、この Clink は保守モードになります。
ユーザーの対応
: Clink の情報が正しいことを確認してください。問題を解決できない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
XXXXXXXX
can only be executed as a
TTTTTTT
説明
: コマンド/ユーティリティー XXXXXXXX を誤った環境で実行しようとしました。TTTTTTT は正しい環境 (コマンド/ユーティリティー) を示しています。
エラーメッセージが「XXXXXXXX CAN ONLY BE EXECUTED AS A UTILITY」の場合、ユーティリティー xxxxxxx を HSC/VTCS オペレータコマンドとして実行しようとしたか、またはコマンド専用の環境で VTCS プログラムインタフェース (PGMI) を呼び出して実行しようとしました。ユーティリティー XXXXXXXX は、SWSADMIN を使用して、またはユーティリティーを使用できる VTCS PGMI 環境でのみ実行できます。
エラーメッセージが「XXXXXXXX CAN ONLY BE EXECUTED AS A COMMAND」の場合、コマンド XXXXXXXX を SWSADMIN を使用して実行しようとしたか、またはユーティリティー専用の環境で VTCS プログラムインタフェース (PGMI) を呼び出して実行しようとしました。コマンド XXXXXXXX は、HSC/VTCS オペレータコマンドとして、またはコマンドを使用できる VTCS PGMI 環境でのみ実行できます。
システムアクション
: このコマンドまたはユーティリティーは拒否されます。
ユーザーの対応
: 正しい環境でコマンドまたはユーティリティーを実行してください。
Data space creation failed.DSPSERV CREATE gave RC=
X'
CC
'
RSN=
X'
RR
'
説明
: インポートで、非アクティブな CDS (どのホストでも使用されていない CDS) にアクセスしようとしました。
ユーティリティーは、CDS のコピー先となるデータスペースを作成しようとしましたが、失敗しました。具体的には、DSPSERV CREATE マクロがリターンコード X'cc' と理由コード X'rr' を返しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 関連する IBM ドキュメントを調べて、失敗の原因を特定します。可能な場合は、この問題を修正してユーティリティーを再実行してください。そうでない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Failed to obtain accessability to the data space.ALESERV ADD gave RC=
X'
CC
'
説明
: インポートで、非アクティブな CDS (どのホストでも使用されていない CDS) にアクセスしようとしました。
ユーティリティーは、CDS をコピーできるデータスペースを正常に作成しましたが、データスペースにアクセスするための ALET の取得に失敗しました。具体的には、ALESERV ADD マクロがリターンコード X'cc' を返しました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 関連する IBM ドキュメントを調べて、失敗の原因を特定します。可能な場合は、この問題を修正してユーティリティーを再実行してください。そうでない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
No selection criteria specified for EXPORT
説明
: EXPORT ユーティリティーが開始されましたが、エクスポートする VTV または MVC が選択されていません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: エクスポート制御カードを修正して、ジョブを再実行してください。
Failed to open DDNAME '
ddname
' for manifest
説明
: ユーティリティーは、マニフェストファイルの DD 名 dd-name を開こうとしましたが、この操作は失敗しました。
システムアクション
: エクスポートまたはインポートユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 上記の原因としてもっとも可能性が高いのは、dd-name の欠落です。ユーティリティージョブの JCL を修正して、正しい dd-name を入力してください。
DDNAME '
ddname
' will be used for the manifest
説明
: DD 名 ddname を使用してマニフェストファイルの読み取りまたは書き込みを行います。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Invalid value VALUE specified for option KEYWORD
説明
: キーワード KEYWORD に対して、無効または許容不可能な値 VALUE が指定されました。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 制御カードを適切に修正して、ジョブを再実行してください。
'volser1
-
volser2
' does not represent a valid
volser-range
説明
: 指定された volser 範囲 volser1-volser2 は有効な範囲ではありません。volser1 と volser2 は次の条件を満たす必要があります。
volser1 と volser2 は、それぞれ有効な volser である必要があります。
volser1 と volser2 は、同じ文字数で構成されている必要があります。
volser2 > volser1 である必要があります。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: volser 範囲を修正して、ジョブを再実行してください。
Unable to update the CDS.Following hosts are active:
H1 (,
H2, ...,
H16)
説明
: CDS への更新アクセスを必要としていたユーティリティーが、次の理由により、非アクティブな CDS にアクセスしていたことがわかりました。
このユーティリティーコマンドに、非アクティブな CDS を使用することが明示的に記述されていました。
このシステムの HSC/VTCS がアクティブではありませんでした (また、このユーティリティーコマンドには非アクティブな CDS を使用することが明示的に記述されていませんでした)。
非アクティブな CDS を処理するには、その CDS がどのホストからも使用されていないことが必要です。しかし、この CDS は指定されたホスト (H1,..., H16) がアクティブであり、この CDS を使用していることを示しています。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 指定されたすべてのホストの HSC をシャットダウンしてから、このユーティリティーを再実行してください。ホストが指定されていても、そのホストの HSC がアクティブでない場合、HSC は完全に終了していません。この場合、そのホストの HSC を起動してから完全にシャットダウンするか、(ホストをシャットダウンする前に) 別のアクティブなホストからホストを回復します。または、このユーティリティーが指定されたホストと同じ CDS を使用している場合は、このシステムの HSC/VTCS がアクティブであることを確認してから、このユーティリティーを再実行してください。
MVC
VVVVVV
is in use; EXPORT prohibited
説明
: MVC VVVVVV のエクスポートが試行されましたが、この MVC はエクスポート時に使用中でした。
システムアクション
: この MVC を無視して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: この MVC が使用されなくなってから、エクスポートジョブを再実行してください。
MVC
VVVVVV
was selected for EXPORT, but was not found
説明
: MVC VVVVVV がエクスポートの対象として選択されましたが、関連するレコードを CDS から読み取れませんでした。
システムアクション
: この volser は無視されます。
ユーザーの対応
: エクスポート制御カードを修正して、ジョブを再実行してください。
All EXPORT data for MVC
VVVVVV
successfully written to manifest
説明
: MVC VVVVVV のすべての VTV および MVC データがマニフェストファイルに書き込まれました。この MVC に対する下位操作は完了しました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
The manifest CHECKSUM is invalid; IMPORT aborted
説明
: マニフェストに書き込まれている 32 ビットの CRC (巡回冗長検査) チェックサムが、インポートユーティリティーによって計算されたチェックサムと一致しません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
NNNN
{VTV(S) | MVC(S)} selected for IMPORT:
説明
: NNNN 個の VTV または MVC がインポートの対象として選択されました。影響を受ける volser のリストについては、後続の SLS6727I メッセージを参照してください。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Incomplete block encountered in MANIFEST-FILE, FIELD NO.
NN
説明
: マニフェストファイルの読み取り中、フィールド番号 NN を読み取ったときに不完全なブロックが発見されました。直前のブロックが不完全なブロックです。
システムアクション
: 直前のブロックを無視してマニフェストファイルの読み取りが続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
No input source specified; MVCMAINT aborted
説明
: 保守の対象となる MVC が指定されていません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: MVC() または MANIFEST() を使って制御カードを修正してから、ジョブを再実行してください。
VTV
VVVVVV
cannot be imported; An associated MVC was not imported
説明
: VTV のコピーを含む MVC がインポートされていないため、VTV VVVVVV をインポートできません。
システムアクション
: VTV VVVVVV を無視して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 該当する MVC がインポートされない原因を特定して、MVC のインポートを妨げている問題を修正してください。その後、ジョブを再実行してください。
IMMDRAIN(YES) was specified, but ignored; UPDATE=NO
説明
: IMMDRAIN(YES) が NOUPDATE とともに指定されました。NOUPDATE のため、IMMDRAIN(YES) は無視され、MVC は排出されません。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
The manifest contains no applicable data; processing aborted
説明
: マニフェストファイルが空です。VTV および MVC を 1 つも含んでいません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: なし
VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVVVVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV VVVVVV
説明
: volser のリストです。説明については、これ以前のメッセージを参照してください。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
NNNN
{VTV(s)|MVC(s)} were {NOT|SUCCESSFULLY} imported
説明
: NNNN 個の VTV または MVC のインポートが成功または失敗しました。影響を受ける volser のリストについては、後続の SLS6727I メッセージを参照してください。
システムアクション
: 該当する VTV または MVC を無視して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: VTV または MVC のインポートが失敗する原因となった問題を修正して、ジョブを再実行してください。
NNNN
item(s) selected for processing
説明
: ユーティリティーによる処理の対象として NNNN 個の項目が選択されました。影響を受ける volser のリストについては、後続の SLS6727I メッセージを参照してください。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
NNNN
{ VTV(S) | MVC(S) } WERE { NOT | SUCCESSFULLY } exported
説明
: NNNN 個の VTV または MVC のインポートが成功または失敗しました。影響を受ける volser のリストについては、後続の SLS6727I メッセージを参照してください。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Item
VVVVVV
not imported; not found in manifest
説明
: 指定された VVVVVV タイプの項目がインポートの対象として選択されましたが、マニフェスト内にありませんでした。
システムアクション
: 指定されたボリュームを無視して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 制御カードを修正して、ジョブを再実行してください。
Length (LENGTH) of metadata supplied for TYPE item is incorrect
説明
: 指定された項目 (VTV または MVC) に与えられたメタデータの長さが正しくありません。
システムアクション
: この項目を無視して処理が終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Unable to retrieve record for item
VVVVVV
説明
: item に指定された VTV または MVC のレコードを CDS から読み取れませんでした。
システムアクション
: この項目を無視して処理が終了します。
ユーザーの対応
: インポートを完了するには、CDS を再構成して、インポートする VTV または MVC の適切な定義を入力します。その後、ジョブを再実行してください。
Item
VVVVVV
was not imported;
REASON
説明
: 指定された項目 (VTV または MVC) をインポートできませんでした。REASON にその理由が記述されます。
システムアクション
: この項目を無視して処理が終了します。
ユーザーの対応
: REASON が「volume is mounted」である場合、インポート対象の VTV はマウントされていたためにインポートできませんでした。インポートを完了するには、ボリュームをマウント解除してからジョブを再実行してください。
REASON が「update=no」である場合、インポートは NOUPDATE で実行されていて、試行されたすべての更新がこの方法で報告されています。
REASON が「duplicate exists」であり、item が VTV である場合、その VTV はデータを含んでいて、ほかと重複しているとみなされます。重複している VTV を強制的に更新するには、REPLACE(ALL) を指定します。
REASON が「duplicate exists」であり、item が MVC である場合、その MVC はいくつかの VTV コピーを含んでいて、ほかと重複しているとみなされます。MVC をインポートするには、インポート先の CDS 内でその MVC が空であるか、または初期化されていないとみなされる必要があります。
Item
VVVVVVV
was successfully imported
説明
: VVVVVVV タイプの項目が正常にインポートされました。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
MVC
VVVVVV
already has READONLY/LOST(ON | OFF); request ignored
説明
: MVCMAINT を使用して MVC を読み取り専用ステータスに変更するように要求されましたが、選択された MVC はすでに目的の状態になっています。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
{STORAGE/MANAGEMENT} class
CLASS
was either empty or undefined
説明
: 指定されたストレージクラスまたは管理クラス CLASS では、どの MVC または VTV も選択されませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 必要に応じてクラス名を修正してください。
Duplicate {STORAGE/MANAGEMENT} class CLASS ignored
説明
: ストレージクラスまたは管理クラス CLASS が複数回指定されました。
システムアクション
: 重複したクラスを無視して処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 必要に応じて制御文を修正してください。
Syntax error (ignored) on the legacy FEATures VSM statement
説明
: 現在は、VSM 拡張管理機能がデフォルトになっています。この機能は、FEATures VSM(ADVMGMT) 文が正確に指定されているかどうか、またはこの文があるかどうかに関係なく有効です。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 使用されなくなったパラメータを削除し、古い構文を修正してください。
Operation of VTSS
XXXXXXXX
initiated from host
HHHH
説明
: ホスト HHHH が指定された VTSS の変更操作を開始しました。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Operation (scope) of VTSS
XXXXXXXX
complete
説明
: 指定された VTSS の変更操作が完了しました。scope は、この操作がローカルホストに対してのみ完了したのか (local)、または HSC に定義されているすべてのホストに対して完了したのか (global) を示します。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Quiescing VTSS
XXXXXXXX
-
NNN
VTDs still allocated
説明
: VTSS の休止処理中に、VTCS はすべての VTD が未割り当てになるまで待機します。その時点まで、割り当てられた VTD の数が、その数が変わるたびに、または少なくとも 30 秒ごとに報告されます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
XXXXXXXX
now
SSSSSSSS
on host
HHHH
説明
: ホスト HHHH 上で指定された VTSS の状態が変更されました。
STATE
ONLINE
QUIESCED
OFFLINE
STARTED
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
XXXXXXXX
has been offline; A VTSS AUDIT is recommended
説明
: 指定された VTSS は以前にオフラインになったため、実際の VTSS の内容が変更されたのに、CDS が適切に更新されていない可能性があります。現在の VTSS の内容を CDS に反映するため、VTSS を監査することをお勧めします。VTSS の監査が完了するまでは、HSC を起動するたびにこのメッセージが発行され続けます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Failed to VARY CLINK-ID
clinkid
online to VTSS
vtssname
説明
: クラスタ VTSS リンク clinkid の初期化で VTSS vtssname をオンラインに変更できませんでした。この障害の原因となった ECAM エラーの詳細は、最後の SLS6751I メッセージを参照してください。
システムアクション
: このクラスタ VTSS リンクはオフラインに設定され、レプリケーション処理で使用できなくなります。VTCS は VARY online を定期的に発行することでリンクを回復しようとします。
同期リモートリンクが失敗した場合は、CLINK の非同期への変更がただちに試行されます。この試行が成功した場合、VTCS はエクスポート CLINK が非同期モードでオンラインであることを示すメッセージ SLS6759I を発行し、その後は変更を試行せずにこの状態を維持します。この試行が失敗した場合は、リモートリンクがオフラインに設定されます。
ユーザーの対応
: ECAM のステータスが構成エラーを示している場合は、エラーを修正して VTCS を回復してください。
CLINK
SSSSSSSS
/
CC
Async Replicated VTV
VVVVVV
to VTSS
RRRRRRRR
Mgmt
Cl:
MMMMMMMM
説明
: VTCS は、CLINK デバイス番号 CC を使用して VTV VVVVVV を送信側 VTSS SSSSSSSS から受信側 VTSS RRRRRRRR に正常にレプリケートしました。レプリケーションを開始した管理クラスは MMMMMMMM です。
システムアクション
: なし。情報提供のみです。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
VVVVVVVV
configuration invalid:
RRRRRRRR
説明
: VTSS VVVVVVVV の初期化中に、CLINK 接続が検証中でした。問題 RRRRRRRR が見つかり、VTSS の状態またはタイプ、および構成から取得した要件が示されます。
一般に、要求された機能が VTSS のマイクロコードのレベルで完全にサポートされていないことが、この原因として考えられます。
理由テキストが「RTD/remote CLINK Configuration different」の場合は、そのクラスタの VTSS に同一の RTD 構成がないか、または同じ TapePlex へのリモート CLINK がないため、CLINK の終端で受信側 VTSS にレプリケートする機能が無効になります。RTD 定義については、クラスタ内の VTSS から同じ ACS 内の同じドライブタイプに接続できる必要があります。リモート CLINK 定義については、クラスタ内の 1 つの VTSS に TapePlex へのリモートリンクがある場合、そのクラスタ内のすべての VTSS に同じ TapePlex へのリモートリンクが存在する必要があります。
理由テキストが「No access to VTDs 0-15」の場合は、同期レプリケーションまたはエクスポートを実行する機能が無効になります。
システムアクション
: VTSS はオンラインのままですが、CLINK が完全には機能しません。このため、レプリケーションや電子エクスポートを実行できない場合があります。
ユーザーの対応
: 構成エラーを修正してください。RESET オプションを指定せずに CONFIG ユーティリティーを再実行することで、VTSS をリセットして再試行できます。
CLINK
vtssname
/clinkid
iftype ifaddr RETURNED ECAM ERROR CC=
ccc
RC=
rrr
説明
: VTSS vtssname 上の iftype および ifaddr を使用するクラスタ VTSS リンク clinkid で ECAM エラーが発生しました。コマンドが終了し、完了コード ccc および理由コード rrr が返されました。この原因として、ハードウェアエラー、ソフトウェアエラー、またはほかの何らかの解決不可能な状況が考えられます。
システムアクション
: エラーの性質によっては、失敗した要求を別の Clink で再試行できる場合があります。
ユーザーの対応
: SYSLOG で、このエラーの性質を示すメッセージがほかにないかどうか調べてください。
CLINK
CLINKID on VTSS
XXXXXXXX
reported
RRRRRRRR
: DDDDDD
説明
: VTSS XXXXXXXX 上のクラスタ VTSS リンク CLINKID で ECAM エラーが発生しました。エラーの理由が RRRRRRRR で示されます。DDDDDD は、VTSS から返されたセンスデータです。
システムアクション
: 必要に応じて、SYS1.LOGREC へエラーレコードが書き込まれます。エラーの性質によっては、失敗した要求を別のクラスタ VTS リンクで再試行できる場合があります。
ユーザーの対応
: SYSLOG で、このエラーの性質を示すメッセージがほかにないかどうか調べてください。このエラーが解決できない場合は、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
CLINK
ssssssss
/
cc
iftype ii
failed to dismount VTV
vvvvvv
説明
: VTSS ssssssss に接続された CLINK デバイス番号 cc の初期化中、VTV vvvvvv がまだマウントされており、マウント解除されようとしていたことがわかりました。マウント解除処理でエラーが発生しました。デバイスの接続先インタフェースは iftype ii です。このメッセージの前に ECAM エラーコードを示すメッセージ SLS6751I が発行されます。
システムアクション
: このリンクは VTV のレプリケーションに使用できません。
ユーザーの対応
: なし
Configuring CLINK
ssssssss
/
cc
iftype ii
説明
: VTSS ssssssss に接続された CLINK デバイス番号 cc に構成が必要なことがわかりました。受信側 VTSS への接続はインタフェース iftype ii によって行われます。
システムアクション
: VTCS はリンクを構成するために必要な ECAM コマンドを発行します。
ユーザーの対応
: なし
CLINK
ssssssss
/
cc
iftype ii
configuration mismatch
nnnnnnn1
-
nnnnnnn2
ii1
-
ii2
説明
: VTSS ssssssss に接続され、インタフェース ifaddr ii 用に構成された CLINK デバイス番号 cc に構成の不一致があります。VTCS の CDS 構成には Clink 名 nnnnnnn1 とインタフェース ii1 が含まれていますが、VTSS は値 nnnnnnn2 と ii2 を返しました。
このメッセージは、通常、VTSS からのバックエンド接続を追加または変更するために CONFIG ユーティリティーを実行すると生成されます。
システムアクション
: VTCS は VTSS 内に保存されている構成を修正します。
ユーザーの対応
: チェックを行い、アクティブになっていた構成情報が正しいことを確認してください。
CLINK
ssssssss
/
cc
iftype ii
failed initial configuration with CC=
ccc
RC=
rrr
説明
: VTCS の初期化中、VTSS ssssssss に接続され、インタフェース iftype ii を使用する CLINK デバイス番号 cc の構成が失敗し、完了コード X'ccc' および理由コード X'rrr' が返されました。
システムアクション
: このリンクは VTV のレプリケーションに使用できません。
ユーザーの対応
: なし
CLINK
ssssssss
/
cc
iftype ii
failed to replicate/export VTV
vvvvvv
説明
: VTSS ssssssss の CLINK デバイス番号 cc 経由で VTV vvvvvv のレプリケーションまたはエクスポートを実行中にエラーが発生しました。
このメッセージのあとに ECAM エラーコードを示すメッセージ SLS6751I が発行されます。
システムアクション
: VTV はレプリケーションまたはエクスポートの待ち行列に入れられたままとなり、リンクには回復が必要であることを示すフラグが付けられます。
ユーザーの対応
: なし
CLINK
ssssssss
/
cc
iftype ii
now online to VTSS
rrrrrrrr
説明
: VTCS が正常に初期化され、VTSS ssssssss に接続された CLINK デバイス番号 cc がオンラインになりました。
この接続は iftype ii 経由で受信側 VTSS rrrrrrrr に対して行われます。メッセージには、この CLINK でサポートされるレプリケーション機能 (非同期または同期) が示されます。
システムアクション
: このリンクは、非同期または同期の VTV レプリケーションに使用できるようになります。
ユーザーの対応
: なし
RTD
DDDDDD
reported
RRRRRRRR
using MVC
VVVVVV
説明
: 実テープデバイス DDDDDD が MVC VVVVVV 使用時のエラーを報告しました。このエラーは理由テキスト RRRRRRRR によって示されます。このエラーは、デバイスの故障、メディアエラー、または例外状態によって発生します。
システムアクション
: このメッセージのあとに、追加のエラーや回復アクションを示すほかのメッセージが 1 つ以上発行される場合があります。正確な回復は最初のエラーによって異なり、代替デバイスへの交換、代替 MVC の選択、要求の再試行や消去などが含まれます。
ユーザーの対応
: MVS SYSLOG で、障害のあるデバイスを修復したり、障害のあるメディアを交換したりするのに必要なアクションを検索してください。
MVC
VVVVVV
contains an invalid MIR - processing may be delayed
説明
: MVC VVVVVV で無効なメディア情報領域が報告されましたが、利用可能な代替の MVC がありません。MIR が無効な状態では、検索操作の速度が低下し、その結果、移行やリコールの時間が長くなる可能性があります。
システムアクション
: 操作は続行されますが、通常より実行速度が遅くなる可能性があります。
ユーザーの対応
: 最適なパフォーマンスを確保するため、メディアの無効な MIR の状態を修復するのに必要なアクションを実行してください。
MVC
MMMMMM
media type does not support MIR.
Request ignored
説明
: MVCMAINT は、MVC MMMMMM の MIR ステータス変更の試行を検出しました。この MVC のメディアタイプでは、MIR はサポートされません。
システムアクション
: MVCMAINT は、この MVC に対する MIR 更新の試行を無視します。
ユーザーの対応
: MVCMAINT の制御文を再コーディングして、ジョブを再実行してください。
Inconsistent status for MVC
VVVVVV
detected on DRAIN/RECLAIM VTVCT ACT_VTV_CNTS:EXP_VTV_CNTS UPDSQ ACT_MVC_UPD_SEQ_NUM:EXP_MVC_UPD_SEQ_NUM
説明
: MVC VVVVVV は、MVCDRAIN または RECLAIM の終了時に予期しないステータスになりました。実際の VTV カウント ACT_VTV_CNTS と、予期された VTV カウント EXP_VTV_CNTS が示され、さらに実際の MVC 更新シーケンス番号 ACT_MVC_UPD_SEQ_NUM と予期された MVC 更新シーケンス番号 EXP_MVC_UPD_SEQ_NUM も示されます。
システムアクション
: MVC の MVCDRAIN または RECLAIM は終了します。CDS 内の MVC レコードは更新されず、MVC は DRAIN ステータスのままになります。
ユーザーの対応
: この問題は、同じ MVC に対する MVCDRAIN および RECLAIM が 2 つのホストで同時に実行されることによって発生した可能性があります。MVC の排出を試行してください。これが失敗した場合は、MVC を監査してください。
Inconsistent counts for MVC
MMMMMM
detected on DRAIN/RECLAIM VTVPR
A
CNT
B
DEL
C
XXXX
説明
: MVC MMMMMM は、MVCDRAIN または RECLAIM の終了時に予期しない VTV カウントになりました。処理対象の VTV のカウントは A です。MVC に移行された VTV のカウントは B です。削除された VTV のカウントは C です。XXXX には、問題が検出されたときの MVC の状態に関する追加情報が含まれています。
システムアクション
: MVC の MVCDRAIN または RECLAIM は終了します。CDS 内の MVC レコードは更新されず、MVC は DRAIN ステータスのままになります。
ユーザーの対応
: この問題は、同じ MVC に対する MVCDRAIN および RECLAIM が 2 つのホストで同時に実行されることによって発生した可能性があります。MVC の排出を試行してください。これが失敗した場合は、MVC を監査してください。
DRAIN/RECLAIM for MVC
MMMMMM
completed logical EOT
PPP
/
BBBBBB
VTV count
V
deleted VTV count
D
説明
: MVC MMMMMM の DRAIN または RECLAIM プロセスが正常に完了しました。新しい論理的なテープの終わり PPP/BBBBBB が示されます。PPP はパーティション番号、BBBBBB はブロック ID です。パーティション分割されていないテープでは、PPP は 0 (ゼロ) になります。
MVC の新しい VTV カウント V が示されます。MVC の新しい削除済み VTV カウント D が示されます。
システムアクション
: MVCDRAIN が DRAIN ステータスから削除され、VSM の処理に使用できるようになります。
ユーザーの対応
: なし
The XML responses contain an error
説明
: SWSADMIN ステップに DDname //SLSXML が含まれているため、VTCS はこのファイルに XML データを書き込みます。VTCS は、データ項目用に生成された XML が正しい形式 (<tag>値</tag>) でなかったことを検出しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: SWSADMIN ステップが取り消されたか異常終了した場合は、XML データの生成が完了する前に VTCS の処理が強制終了されたため、それがこのメッセージの原因だと考えられます。SWSADMIN ステップが取り消されず、異常終了もしなかった場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
TTTTTTTT
have been refreshed
説明
:
TTTTTTTT は「仮想スクラッチサブプール」です。スクラッチサブプールが SCRPDEF コマンドで再ロードされたため、VTCS はそのスクラッチサブプールの定義とその内部のスクラッチ VTV カウントをリフレッシュしました。
TTTTTTTT は「MVC プール」です。MVCDEF コマンドを発行した結果、VTCS はその MVC プールキャッシュの定義とプール内部の MVC のステータスをリフレッシュしました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
DFSMSRMM API error, VTV
VVVVVV
,
FFFFFFFF
,
RC=
RRRRRRRR
, RS=
XXXX
説明
: VTCS が volser VVVVVV に対して DFSMSRMM 機能 FFFFFFFF を試行しましたが、リターンコード RRRRRRRR と理由コード XXXX で失敗しました。
システムアクション
: この VTV はマウントされたままになります。
ユーザーの対応
: 失敗のリターンコードと理由コードについては、DFSMSRMM のマニュアルを参照してください。
DFSMSRMM API error, VTV
VVVVVV
non scratch in DFSMSRMM
説明
: VTCS は、スクラッチとしてマウントする前に VTV VVVVVV 用の DFSMSRMM でボリュームステータスを確認し、このボリュームが DFSMSRMM データベースでスクラッチステータスになっていないことを検出しました。
システムアクション
: マウントが続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Unable to determine DSNames for the CDS
説明
: HSC および VTCS ユーティリティーは、ユーティリティー JCL に指定された CDS の詳細と HSC が使用する CDS の詳細を確立するため、オペレーティングサービス READJFCB および LOCATE を統合ユーザーインタフェースとともに使用しました。これらの呼び出しのいずれかが正常に終了しませんでした。
システムアクション
: この操作は失敗し、RC=8 が返されます。
ユーザーの対応
: SLUADMIN ジョブに指定されたユーティリティー JCL を調べて、エラーがあれば修正してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Unable to allocate the Control Data Set
説明
: HSC または VTCS ユーティリティーが実行されていますが、現在アクティブな CDS の詳細を確立するための HSC アドレス空間との通信と CDS の動的割り当ての試行に失敗しました。このメッセージが発行される理由として、次のようなものがあります。
HSC がこの要求に応答しませんでした。
CDS の動的割り当てが失敗しました。
HSC がどの CDS もアクティブでないことを報告しました。
JCL に指定された CDS と HSC に対して現在アクティブな CDS との間に不一致があります。
システムアクション
: この操作は失敗し、RC=8 が返されます。
ユーザーの対応
:
HSC がアクティブでなく、JCL に DD 文が含まれていない場合は、JCL に CDS 用の DD 文を指定するか、HSC をアクティブにします。
CDS への更新アクセスを必要とするユーティリティー (EXPORT など) が実行されていて、HSC がアクティブであり、JCL に CDS が指定されている場合、それらの CDS は HSC サブシステム内で現在アクティブな CDS と一致しません。JCL の DD 文を HSC サブシステムと一致するように修正するか、削除してください。問題が続く場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Path
PPPPPPPP
to device
DDDD
is not supported by the VLE
LLLLLLLL
説明
: VTCS 構成で定義された PPPPPPPP という名前の DDDD デバイスへのパスは、VLE LLLLLLLL のコードレベルではサポートされません。
システムアクション
: このデバイスへのパスはオフライン/保守状態に設定されます。これがこのデバイスへの唯一のパスである場合は、デバイスもこの状態に変更されます。
ユーザーの対応
: VTCS 構成からこのデバイスを削除するか、VLE のコードレベルをアップグレードしてください。
DFSMSRMM inventory management in progress
説明
: DFSMSrmm CHANGEVOL コマンドで DFSMSrmm が管理する仮想テープボリュームのステータスを変更しようとしましたが、リターンコード 12、理由コード 24 を受け取りました。これは、DFSMSrmm BACKUP(AMS) が実行中であり、DFSMSrmm CDS への更新が許可されないことを示します。
システムアクション
: 仮想マウント処理では、DFSMSrmm BACKUP(AMS) の実行中に 5 分おきにマウントが再実行されます。スクラッチ処理では、HSC の CDS でボリュームが SCRATCH としてマークされ、次回マウント時に DFSMSrmm INITIALIZED としてマークされます。
ユーザーの対応
: ユーザーの対応は必要ありません。このメッセージは、次に DFSMSrmm CHANGEVOL コマンドが正常に実行されたときに削除されます。
必要に応じて、DFSMSrmm の BACKUP(DSS) コマンドに CONCURRENT オプションを指定し、バックアップの実行中に更新を実行できるようにすることで、このメッセージを回避できます。
MVC
VVVVVV
; No access to VTSS
NNNNNNNN
, unable to rename
説明
: MVC VVVVVV 用に最後にマウントされた VTSS の名前を変更しようとしましたが、VTSS NNNNNNNN が MVCMAINT ユーティリティーを実行しているホストからアクセスできないことがわかりました。
システムアクション
: ユーティリティーは失敗し、この MVC に対してリターンコード 8 が設定されます。制御文にほかの MVC が指定されていた場合、それらは処理されます。
ユーザーの対応
: VTSS NNNNNNNN にアクセスできるホスト上でユーティリティーを再実行してください。
MVC
VVVVVV
; VTSS name
NNNNNNNN
does not exist, unable to rename
説明
: MVC VVVVVV 用に最後にマウントされた VTSS の名前を変更しようとしましたが、MVCMAINT ユーティリティーを実行しているシステムに VTSS 名 NNNNNNNN が存在しないことがわかりました。
システムアクション
: ユーティリティーは失敗し、この MVC に対してリターンコード 8 が設定されます。制御文にほかの MVC が指定されていた場合、それらは処理されます。
ユーザーの対応
: 有効な VTSS 名を指定してユーティリティーを再実行してください。
DDname
dd_name
will be used for the manifest merge input file
説明
: DD 名 dd_name がマニフェストマージユーティリティーへの入力として MERGEIN パラメータに指定されました。これは、マニフェストマージ入力ファイルに割り当てられた DD 名です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
DDname
dd_name
will be used for the manifest merge output file
説明
: DD 名 dd_name がマニフェストマージユーティリティーへの入力として MERGEOUT パラメータに指定されました。これは、累積マニフェスト出力ファイルに割り当てられた DD 名です。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
The manifest input file contained no data, processing aborted
説明
: マージユーティリティーで、MERGMFST コマンド文に指定された入力 DD 名に関連付けられた VTV または MVC データが見つかりませんでした。
システムアクション
: マニフェストマージユーティリティーが条件コード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: マニフェスト入力ファイルとして正しいファイルが指定されたことを確認してください。ファイル名を修正して、マージユーティリティーを再発行してください。
Failed to open DDname
dd_name
for manifest merge output file
説明
: マニフェストマージユーティリティーは、マニフェストマージ出力ファイルに指定された DD 名 dd_name を開くことができませんでした。
システムアクション
: マニフェストマージユーティリティーは条件コード 12 で終了し、処理が中止されます。
ユーザーの対応
: マニフェストマージ出力ファイルに使用されている DD 名とファイル名の両方の妥当性を確認して、マージプロセスを再発行してください。
VTSS
CONFIG error of
NNNNNNNN
AS VSM
N
:
RRR
説明
: VTCS は、メッセージに示されたように VTSS NNNNNNNN が VSM2 または VSM3 であることを検出しました。この構成は、次のいずれかの理由 RRR のため無効です。
「Over 8 RTD/CLINKs」- 8 個を超える RTD/Clink が定義されています。
「Over 64 VTDs」- 64 個を超える VTD が定義されています。
「RTD odd interface DDDDDDDD」- RTD DDDDDDDD が奇数インタフェースに定義されています。
「CLINK odd interface TTTTTTTT」- VTSS NNNNNNNN を VTSS TTTTTTTT に接続している Clink が奇数インタフェースに定義されています。
システムアクション
: VTSS の初期化が強制終了され、VTSS が「アクセス不能」に設定された状態で HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 構成パラメータを修正してから、VTCS CONFIG ユーティリティーを実行して VTCS 構成を再定義してください。
NNNN
VOLSER_TYPE
MVCVTV(S) are a result from manifest merge processing
説明
: マージ処理で発生した volser タイプ (VTV または MVC) の数です。影響を受ける volser のリストについては、後続の SLS6727I メッセージを参照してください。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Duplicate manifest file (
DD_NAME
+
NNNN
) encountered while processing concatenated input; file skipped
説明
: マニフェスト入力処理で、連結リスト内に重複するファイルが検出されました。同一のタイムスタンプを持つマニフェストファイルが以前に処理されました。DD_NAME + NNNN は、DD 名の連結内での重複ファイルの相対的なファイル位置です。
システムアクション
: 重複したファイルをスキップして処理が続行されます。
ユーザーの対応
: マニフェスト入力ファイルの妥当性を確認してください。
MVC
NNNN
VTV count is zero; considered drained
説明
: 入力ファイルの連結リストの処理中に、マニフェスト入力処理で VTV カウントが 0 になった MVC の累積イメージが生成されました。この状況は、MVC が論理的に排出されたことを表しています。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
The warranty on MVC
MMMMMM
has expired
説明
: MVC MMMMMM の保証が、所定のマウント回数を超えたために期限切れとなりました。
システムアクション
: MVC ステータスが保証期限切れを示すように変更されます。この MVC は、寿命に達してステータスが Retired に変更されるまで、引き続き出力 MVC として選択できます。
ユーザーの対応
: 必要なアクションはありませんが、今後寿命に達する MVC を交換するための計画を立てることをお勧めします。
MVC
MMMMMM
has reached end-of-life.Status changed to RETIRED
説明
: MVC MMMMMM は、所定のマウント回数を超えたために寿命が尽きました。
システムアクション
: MVC ステータスが Retired に変更されます。この MVC からデータを読み取ることはできますが、この MVC を出力 MVC として選択することはできません。
ユーザーの対応
: 必要なアクションはありませんが、今後空になった MVC を交換するための計画を立てることをお勧めします。
MVC
MMMMMM
is retired.Warranty status cannot be changed
説明
: MVCMAINT MVC(MMMMMM) WARRANTY(ON|OFF) を使用して MVC MMMMMM の保証期限切れステータスの変更が試行されました。期限切れの MVC は、必然的に保証期限が切れています。したがって、保証期限切れステータスへの変更は適用できません。
システムアクション
: この操作は失敗し、RC=8 が返されます。
ユーザーの対応
: なし
VTV
VVVVVV
is
SIZE1
and resident in VTSS
SSSSSSSS
.However, the CDS records it as being
SIZE2
説明
: VTCS は、VTV VVVVVV の処理中にこの VTV がサイズ SIZE1 で VTSS SSSSSSSS に格納されていることを確認しました。しかし、これは CDS に記録されている情報と矛盾しています。CDS では、この VTV のサイズは SIZE2 になっています。SIZE1 と SIZE2 はそれぞれ 800M バイトまたは 400M バイトになります。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Invalid MIR reported for MVC
MMMMMM
on RTD
RRRRRRRR
説明
: RTD RRRRRRRR の RBL (Read Buffered Log) データは、MVC MMMMMM に無効な MIR (メディア情報領域) があることを示しています。
システムアクション
: CDS の MVC レコードが更新され、MIR が無効であることを示しています (INVLDMIR フラグがオンになっています)。この MVC は移行用に選択されたままですが、使用を回避されます。リコールの場合、VTCS は代替 MVC が使用可能であればそれを選択します。
ユーザーの対応
: トランスポートの操作パネルで利用できるユーティリティーと MPST で利用できるユーティリティーのいずれかを使用するか、MVC を監査して、MIR を回復してください。MIR が再作成されたら、MVCMAINT MVC(MMMMMM) INVLDMIR(OFF) を実行して、無効な MIR フラグをオフにしてください。
VTCS main task terminating due to internal shutdown request
説明
: エラーが発生して VTCS 処理が続行不能になったため、VTCS タスクによって VTCS のシャットダウンが開始されました。エラーはこれ以前のメッセージで報告されています。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: これ以前のメッセージから、VTCS のシャットダウンの原因となったエラーを特定してください。メッセージに示された修正アクションを実行してから、HSC/VTCS をリサイクルしてください。
VTV
VVVVVV
found mounted during processing
説明
: ユーティリティー操作の実行中に、指定された VTV VVVVVV がマウント状態であることがわかりました。
システムアクション
: リターンコード 4 が設定されます。要求されている機能に基づいて、ほかの操作が試行される可能性があります。
DRAIN および RECLAIM 操作の場合は、必要に応じてほかの MVC が処理されます。
ユーザーの対応
: VTV がマウント状態でなくなったときに、この機能を再実行してください。
VTV
VVVVVV
associated with MVC
VVVVVV
exceeds two copies for export
説明
: MVC VVVVVV に関連付けられた VTV VVVVVV が 4 個の移行コピーをサポートしない VTCS システムにエクスポートできる VTV コピーの最大数を超えていることがわかりました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Attempt to recall 800MB VTV
VVVVVV
to VTSS
XXXXXXXX
failed - not supported
説明
: 800M バイトの VTV のリコールが、それをサポートしない VTSS に対して試行されました。
システムアクション
: このリコール要求は失敗しました。
ユーザーの対応
: リコール先を 800M バイトの VTV をサポートする VTSS に設定してください。
Warning - VTSS
XXXXXXXX
does not support 800MB VTVS
説明
: VTCS は VTSS XXXXXXXX が 800M バイトの VTV をサポートしないマイクロコードレベルであることを検出しましたが、VTCS は 800M バイトの VTV をサポートするように構成されています。
システムアクション
: 処理は続行されますが、800M バイトの VTV の新規作成は抑制されます (デフォルトで 400M バイトに設定されます)。
ユーザーの対応
: 800M バイトの VTV を作成する必要がある場合は、1) サポートするマイクロコードレベルに VTSS をアップグレードするか、2) VTSS をオフラインに変更して VTCS を再起動してください。
CDS type is not recognized
説明
: VTCS は、デコンパイル操作に関連付けられた CDS が VTCS でサポートされる操作でないことを検出しました。有効なタイプは、基本、拡張、拡張 (VTCS V6 拡張付き) です。
システムアクション
: デコンパイルプロセスは終了します。
ユーザーの対応
: ターゲットの CDS が VTCS 構成プロセスを使用して正しく構成されていることを確認してください。CDS が正しく構成されている場合は、StorageTek ソフトウェアサポートにこの問題を照会してください。
Unable to delete VTV
VVVVVV
from VTSS
SSSSSSSS
説明
: インポートで、非アクティブな CDS (どのホストでも使用されていない CDS) にアクセスしようとしました。インポート中の VTV VVVVVV は、すでに CDS に存在しており、VTSS SSSSSSSS に格納されていました。このモードのインポートでは VTSS にアクセスできないため、インポート時に VTSS から VTV の「古い」コピーを削除できませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。この VTV に対して RC=4 が設定されます。
ユーザーの対応
: HSC/VTCS が CDS に対して次にアクティブになるときに、VTSS を監査して CDS と VTSS 間の同期を再確立してください。
Data space action of item
VVVVVV
failed:
RRR
説明
: インポートで、非アクティブな CDS (どのホストでも使用されていない CDS) にアクセスしようとしました。
指定された理由 (RRR) により、インポート時に CDS のコピー先のデータスペースに含まれる指定された項目 (MVC または VTV、volser VVVVVV) に対して指定されたアクション (読み取りまたは更新) を実行できませんでした。これは、内部処理エラーが発生したことを示します。
理由は次のいずれかです。
「format conversion failed with RC=X'cc'」- 内部形式の変換が失敗し、リターンコード X'cc' が返されました。
「format conversion returned volser C'cccccc'/X'xxxxxxxxxxxx'」- 内部形式の変換のリターンコードは RC=0 でしたが、誤ったボリュームが返されました。C'cccccc'/X'xxxxxxxxxxxx' は、返された volser を文字形式と 16 進形式で示しています。
「invalid location (X'pos1',X'pos2',X'pos3',X'pos4')」- データスペース内のアクセス位置は、このタイプのレコード (MVC/VTV) を含む領域の外部であるため、無効です。X'pos1' から X'pos4' までは Oracle の内部で使用されます。
「volser check failed - C'cccccc'/X'xxxxxxxxxxxx'」- データスペース内のボリュームが処理中のボリュームと一致しませんでした。C'cccccc'/X'xxxxxxxxxxxx' は、データスペース内の volser を文字形式と 16 進形式で示しています。
「record not found」- ボリュームがデータスペース内にありませんでした。
システムアクション
: 処理が続行されます。この項目に対して RC=8 が設定されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Audit required flag has been set for VTSS
SSSSSSSS
説明
: インポートで、非アクティブな CDS (どのホストでも使用されていない CDS) にアクセスしようとしました。インポート中の 1 つ以上の VTV がすでに CDS に存在しており、VTSS SSSSSSSS に格納されていました。このモードのインポートでは VTSS にアクセスできないため、インポート時に VTSS からこれらの VTV の「古い」コピーを削除できませんでした。このような VTV のそれぞれに対してメッセージ SLS6795W が出力されました。CDS と VTSS 間の同期が失われています。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: HSC/VTCS が CDS に対して次にアクティブになるときに、VTSS を監査して CDS と VTSS 間の同期を再確立してください。
INACTCDS requires the CDS to be specified in JCL and to be different from the CDS used by HSC
説明
: Batch ユーティリティーが INACTCDS を制御文に指定しましたが、これはアクティブでない CDS が使用されていたことを示しています。
INACTCDS には次の両方が必要です。
ユーティリティーによって使用される CDS が JCL (SLSCNTL DD 文、および必要に応じて SLSCNTL2/SLSSTBY DD 文) に指定されていること。
この CDS を使用しているホストが存在しないこと。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: ユーティリティーによって使用される CDS が JCL に定義されており、指定された CDS がホスト上の HSC によって使用されていないことを確認してください。
IMMDRAIN(YES) is not supported with IMPORT to an inactive CDS
説明
: インポートで、非アクティブな CDS (どのホストでも使用されていない CDS) にアクセスしようとしました。IMPORT 文に IMMDRAIN(YES) が指定されましたが、排出を実行するための HSC/VTCS システムがないため、このモードではサポートされません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: インポートされた MVC を排出する必要がある場合は、この CDS を使用して HSC/VTCS がこのシステムで実行されていることを確認してから、ユーティリティーを再実行してください。インポートされた MVC を排出する必要がない場合は、IMMDRAIN(YES) を削除してから、ユーティリティーを再実行してください。
Connection to CF STRUCTURE
SSS
failed.IXLCONN gave RC=
X'CCCCCCCC
' RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: VTCS は結合機構構造 SSS への接続を試行しましたが、IXLCONN マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取りました。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: 関連する IBM マニュアルで IXLCONN のリターンコード X'CCCCCCCC' および理由コード X'SSSSSSSS' を調べて、接続が失敗した原因を特定してください。可能な場合は、エラーを修正してから HSC/VTCS をリサイクルします。そうでない場合は、この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
AAAAAA
failed against CF structure
SSS
.IXLLIST gave RC=
X'CCCCCCCC'
RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: VTCS は結合機構構造 SSS に対してアクション AAAAAA を発行しましたが、IXLLIST マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取りました。
各アクションに対して発行される IXLLIST マクロの形式は次のとおりです。
Delete : IXLLIST REQUEST=DELETE,xx Lock obtain : IXLLIST REQUEST=LOCK,LOCKOPER=SET,xx Lock release : IXLLIST REQUEST=LOCK,LOCKOPER=RESET,xx Read : IXLLIST REQUEST=READ,xx Read Next Lock: IXLLIST REQUEST=LOCK,LOCKOPER=READNEXT,xx Start Monitor : IXLLIST REQUEST=MONITOR_LIST,ACTION=START,xx Stop Monitor : IXLLIST REQUEST=MONITOR_LIST,ACTION=STOP,xx Write : IXLLIST REQUEST=WRITE,xx
システムアクション
: VTCS は ABEND を発行して続行します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
CF structure
SSS
is full after formatting
MM
out of
NN
entries
説明
: VTCS は結合機構構造 SSS に正常に接続し、すべてのデータエントリのフォーマットを試行しましたが、NN 個のデータエントリのうち mm 個を構造に書き込んだあとで構造がいっぱいになりました。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: mm と NN を使用して、現在の構造のサイズを増やすための係数を計算します。増やしたサイズで構造を再定義したあと、HSC/VTCS をリサイクルしてください。
CF structure
SSS
shows host
HHHH
as inactive, but the CDS shows it as active
説明
: 結合機構構造 SSS に正常に接続したあと、VTCS は CDS でアクティブであると示された各ホストのステータスが構造内で更新されたことを確認します。ホスト HHHH は、CDS でアクティブであると示されていますが、構造をアクティブに使用していません。
システムアクション
: VTCS は起動を遅延しますが、すべてのホストのステータスを確認し続けます。CDS と構造でホスト HHHH のステータスが同じになったときに、VTCS はこのメッセージを削除します。
ユーザーの対応
:
ホスト HHHH が起動処理中の場合は、必要ありません。構造内でホストのステータスが更新されると、VTCS はこのメッセージを削除します。
「D CDS」コマンドの出力にはホスト HHHH がアクティブであると示されているのに、そのホスト上で HSC が間違いなく実行されていない場合は、アクティブなシステムからホスト HHHH を回復します。ホスト HHHH の回復が完了したら、「D CDS」を再発行してホスト HHHH が「assumed dead」としてマークされていることを確認します。VTCS は、次回 CDS でホスト HHHH のステータスを確認するときにこのメッセージを削除します。
ホスト HHHH が完全にアクティブであるか、ホスト HHHH が回復されているのに、このメッセージが未処理のままである場合は、この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Correct the reported discrepancies, or reply T to terminate VTCS on host
HHHH
説明
: (メッセージ SLS6803E に示された) 結合機構構造 SSS に正常に接続したあと、VTCS は CDS でアクティブであると示された各ホストのステータスが構造内で更新されたことを確認します。
1 つ以上のホストが CDS でアクティブであると示されていますが、これらは構造をアクティブに使用していません。そのようなホストはそれぞれメッセージ SLS6803E で報告され、このメッセージの前に出力されます。
システムアクション
: VTCS は起動を遅延しますが、すべてのホストのステータスを確認し続けます。
CDS と結合機構構造ですべてのホストのステータスが同じになると、VTCS はこのメッセージを削除し、起動が続行されます。
このメッセージに「T」で応答すると、VTCS はこのホスト (HHHH) で終了します。
ユーザーの対応
: SLS6803E メッセージに一覧表示された各ホストに対して、SLS6803E メッセージのヘルプテキストに示されたアクションを実行してください。
CDS と結合機構構造のホストステータスの不一致を修正できない場合は、この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。このメッセージに T で応答すると、CDS と結合機構構造のホストステータスに関係なく、VTCS はこのホスト (HHHH) で終了します。
NNN
host to host messages queued for host
HHHH
, as the CF structure
SSS
list is full
説明
: ホスト HHHH のメッセージを保持する構造リストがいっぱいであるため、このホストは結合機構構造 SSS を介してホスト HHHH にホスト間メッセージを送信できません。現在、ホスト HHHH に対するこのようなメッセージがこのホストのストレージのキューに NNN 個入っています。
システムアクション
: VTCS は結合機構構造リストを確認し続けます。リストがいっぱいでなくなると、VTCS はキューに入っているメッセージをリストに書き込み、このメッセージを削除します。
ユーザーの対応
:
「D CDS」コマンドの出力にはホスト HHHH がアクティブであると示されているのに、そのホスト上で HSC が間違いなく実行されていない場合は、アクティブなシステムからホスト HHHH を回復します。ホスト HHHH の回復が完了したら、「D CDS」を再発行してホスト HHHH が「assumed dead」としてマークされていることを確認します。VTCS は、次回 CDS でホスト HHHH のステータスを確認するときにこのメッセージを削除します。
ホスト HHHH が完全にアクティブであるか、ホスト HHHH が回復されたのに、このメッセージが未処理のままである場合は、この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Disconnect from CF structure
SSS
failed.IXLDISC gave RC=
X'CCCCCCCC'
RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: VTCS は結合機構構造 SSS からの切断を試行しましたが、IXLDISC マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取りました。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
A rebuild of CF structure
SSS
has been initiated
説明
: VTCS は、現在の結合機構へのアクセス時にエラーを検出したあと、代替の結合機構で結合機構構造 SSS の再構築を開始しました。このエラーについては、これ以前の SLS6801E メッセージで説明されています。
システムアクション
: VTCS は、すべてのホストが代替の結合機構で構造を再構築している間、現在の結合機構構造へのアクセスを中断します。すべてのホストで再構築が完了すると、代替の結合機構を使用して VTCS の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Unable to initiate a rebuild of CF structure
SSS
. There is no alternate CF available
説明
: VTCS は、現在の結合機構へのアクセス時にエラーを検出したあと、代替の結合機構で結合機構構造 SSS の再構築を開始しようとしました。このエラーについては、これ以前の SLS6801E メッセージで説明されています。再構築の要求 (マクロ IXLREBLD) に対して、使用可能な代替の結合機構が存在しないという応答が返されました。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: 結合機構の問題を修正して HSC/VTCS をリサイクルしてください。CFRM ポリシーに、代替の結合機構を使用可能にする必要があることが示されている場合は、この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Unable to initiate a rebuild of CF structure
SSS
.IXLREBLD gave RC=
X'CCCCCCCC'
RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: VTCS は、現在の結合機構へのアクセス時にエラーを検出したあと、代替の結合機構で結合機構構造 SSS の再構築を開始しようとしました。このエラーについては、これ以前の SLS6801E メッセージで説明されています。
VTCS は IXLREBLD マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取りました。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
再構築が (オペレータコマンドによってではなく) 結合機構のエラーのために MVS または VTCS によって開始された場合は、エラーを修正して HSC/VTCS をリサイクルしてください。
Rebuild of CF structure
SSS
has started
説明
: オペレータコマンドあるいは MVS または VTCS で検出されたエラーへの応答として、結合機構構造 SSS の再構築が開始されました。
システムアクション
: VTCS は元の構造へのアクセスを中断し、新しい構造でデータの再構築を開始します。
ユーザーの対応
: なし
Unable to participate in the rebuild of CF structure
SSS
.IXLEERSP gave RC=
X'CCCCCCCC'
RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: VTCS は IXLEERSP (EVENT=REBLDQUIESCE) マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取ったため、結合機構構造 SSS の再構築に参加できません。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告して、HSC/VTCS をリサイクルしてください。
Unable to complete the rebuild of CF structure
SSS
.IXLREBLD gave RC=
X'CCCCCCCC'
RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: VTCS は IXLREBLD (REQUEST=COMPLETE) マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取ったため、結合機構構造 SSS の再構築が完了したことを MVS に通知できませんでした。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告して、HSC/VTCS をリサイクルしてください。
Rebuild cleanup failed for CF structure
SSS
.IXLEERSP gave RC=
X'CCCCCCCC'
RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: VTCS は IXLEERSP (EVENT=REBLDCLEANUP) マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取ったため、結合機構構造 SSS の再構築後にクリーンアップを実行したことを MVS に通知できませんでした。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告して、HSC/VTCS をリサイクルしてください。
The rebuild of CF structure
SSS
failed
説明
: VTCS は、結合機構構造の再構築中に、構造 SSS でこのホストのストレージに保持されているデータを再構築できませんでした。
システムアクション
: VTCS は ABEND を発行して終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告して、HSC/VTCS をリサイクルしてください。
The rebuild of CF structure
SSS
is complete
説明
: 結合機構構造 SSS の再構築が正常に完了しました。
システムアクション
: 再構築された構造に対して、VTCS の結合機構処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
Unable to stop the rebuild of CF structure
SSS
.IXLEERSP gave RC=
X'CCCCCCCC'
RSN=
X'SSSSSSSS'
説明
: MVS は、結合機構構造 SSS の再構築を停止するように VTCS に通知しました。VTCS は IXLEERSP (EVENT=REBLDSTOP) マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取ったため、再構築を停止するという応答を MVS に返せませんでした。
システムアクション
: VTCS は再構築を続行します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
The rebuild of CF structure
SSS
has been stopped
説明
: MVS は、結合機構構造 SSS の再構築を停止するように VTCS に通知しました。VTCS は正常に再構築を停止しました。
システムアクション
: 元の構造に対して、VTCS の結合機構処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
The CDS contains an unrecognized feature string
(
X'HH'
)
説明
: CDS で、この HSC/VTCS システムにインストールされていない PTF によって有効化された機能が使用されています。X'HH' はサポートされていない機能を示しています。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Disconnecting from CF structure
SSS
because a rebuild is in progress
説明
: VTCS は結合機構構造 SSS に正常に接続しましたが、この構造は再構築中です。このホストが構造に接続する前に再構築が開始されたため、このホストは再構築に参加できません。
システムアクション
: VTCS は結合機構から切断し、あとで接続を再試行します。
ユーザーの対応
: 再構築の完了後も VTCS がこの構造に接続され続ける場合は、必要ありません。そうでない場合は、この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Wrong length message (
LLL
/'
MMM
') received from host
HHHH
via CF structure
SSS
説明
: VTCS は結合機構構造 SSS を介してホスト HHHH からホスト間メッセージを受け取りましたが、メッセージが予期された長さではありませんでした。LLL と MMM は長さとメッセージの内容を示しています。
システムアクション
: VTCS はこのホスト間メッセージを無視します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
特殊な状況:
VTCS のロックデータが結合機構構造に保持されている (VTCS 構成で、GLOBAL 文に LOCKSTR=structure-name が指定されている) 場合:
結合機構のアクセスを有効にする PTF をすべてのホストに適用する必要があります。
PTF が適用されていないホストは CDS を処理できません。
HSC/VTCS のアドレス空間で VTCS を起動すると、U1096/X'6A24' で異常終了するか、メッセージ SLS6818E を出力して終了します。
VTCS ユーティリティーは、RC=12 およびメッセージ「SLS6606I CDS IS NOT CONFIGURED FOR VTCS」またはメッセージ SLS6818E とともに終了します。
VTCS のロックデータが CDS に保持されている (VTCS 構成で、GLOBAL 文に LOCKSTR=structure-name が指定されていない) 場合は、結合機構のアクセスを有効にする PTF をホストに適用しなくても、一部またはすべてのホストに適用してもかまいません。
MGMTclas/STORCLAS
CCCCCCCC
is not defined
説明
: 管理またはストレージクラスフィルタ CCCCCCCC がユーティリティーコマンド文に対して指定されましたが、このクラスは必要とされる POLICYDD ファイルで、またはアクティブな VTCS システムに対して定義されていません。
システムアクション
: 現在のユーティリティー要求は強制終了されます。
ユーザーの対応
: フィルタクラスの指定を修正するか、VTCS に対して、または必要とされる POLICYDD ファイルでクラスを定義してください。
MGMTclas
CCCCCCCC
does not specify any archive policies
説明
: 管理クラスフィルタ CCCCCCCC が ARCHIVE ユーティリティーに対して指定されましたが、このクラスにはアーカイブポリシー (ARCHAge および ARCHPol の指定) が含まれていません。
システムアクション
: 現在のユーティリティー要求は強制終了されます。
ユーザーの対応
: フィルタクラスの指定を修正するか、クラスにアーカイブポリシーが指定されていることを確認してください。
Unable to access MVC for recall of VTV
VVVVVV
説明
: VTCS は、VTV VVVVVV をリコールしてマウント要求を満たそうとしましたが、正常にリコールを実行して MVC をマウントできませんでした。プライマリ MVC でマウントが失敗したか、VTCS が MVC の読み取りに失敗した可能性があります。リコールの試行時に MVC コピーへの RTD アクセスが存在しなかったため、ほかの MVC コピーを使用できませんでした。
システムアクション
: リコール/マウントは終了します。
ユーザーの対応
: HSC のログを調べて、MVC のマウントまたは読み取りの失敗の原因となったエラーを特定します。VTCS が VTV のリコール要求を満たすためにほかの MVC コピーにアクセスできなかった原因を特定します。MVC へのアクセスの問題を修正したら、手動で HSC MOUNT コマンドを発行して要求を再実行します。失敗の理由が不明な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Parse error in Management Policy file POLICYdd
CCCCCCCC
説明
: 管理ポリシーファイルの解析中にエラーが検出されました。このメッセージのあとに正確なエラーの詳細を示すメッセージ SLS6603I が発行されます。
システムアクション
: 現在のユーティリティー要求は強制終了されます。
ユーザーの対応
: 管理ポリシーファイルの定義を修正して、ユーティリティー要求を再実行してください。
CDS conversion incomplete.Rerun CONFIG
説明
: VTCS は、CDS の変換を必要とする CONFIG が CDS で開始されたと判断しました。この CONFIG は完了しませんでした。
システムアクション
: VTCS は終了します。
ユーザーの対応
: ほかの HSC 機能を実行するには、この CONFIG を再実行して CDS の変換を完了する必要があります。
CDS conversion incomplete.CONFIG will complete CDS conversion
説明
: VTCS CONFIG は、CDS の変換を必要とする CONFIG が CDS で以前に開始されたと判断しました。この CONFIG は正常に完了しませんでした。
システムアクション
: CONFIG は CDS の変換を完了します。
ユーザーの対応
: なし
Invalid Archive/Reconcil parameter
PPPPPPPP
value
CCCCCCCC
説明
: Archive/Reconcil ユーティリティー文の解析中にエラーが検出されました。パラメータ PPPPPPPP に無効な値 CCCCCCCC が含まれています。
システムアクション
: 現在のユーティリティー要求は強制終了されます。
ユーザーの対応
: パラメータ値を修正して、ユーティリティー要求を再実行してください。
AAAAAAA
in management classes not supported by
RRRRRR
説明
: 1 つ以上の管理クラスの定義で属性 AAAAAAA が指定されました。この属性は CDS レベルでサポートされていますが、ハードウェアまたは構成エラーが発生したため実装できません。
システムアクション
: これらの管理クラスを使って作成されたすべての VTV にデフォルトが適用されます。
ユーザーの対応
: 失敗の理由が「hardware」の場合:
失敗の理由が「hardware」の場合:
一部の機能については、サポートを利用可能にするために VTSS のマイクロコードに更新する必要があります。その他の機能は、VTSS のモデルタイプによって制限される場合があります。
「QUERY CONFIG」コマンドの出力に、必要な機能をサポートする VTSS のモデルと VTSS の機能が示されます。
失敗の理由が「configuration」の場合:
VTCS 構成のエラーにより、クラスタ内の VTSS 間で RTD デバイスタイプの不一致があります。追加情報を提供するほかのエラーメッセージが表示されている可能性があります。
VTCS 構成に含まれる VTSS と CLUSTER の定義を調べて、問題の原因を特定してください。
「QUERY CONFIG」コマンドの出力に、必要な機能をサポートする VTSS のモデルと VTSS の機能が示されます。
Configuration query of LSM
AA:LL
(containing RTD
DDDD
) failed with RC=
X'RRRRRRRR'
説明
: VTCS は、LSM AA:LL (RTD DDDD を含む) に関する詳細を取得するために HSC 構成照会サービスを呼び出しました。この照会はリターンコード X'RRRRRRRR' で失敗しました。この情報は RTD 割り当てルーチンで使用されるはずでしたが、VTCS はこの情報がなくても RTD を割り当てることができます。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Waiting for VTSS
NNNNNNNN to complete initialization
説明
: VTCS は、HSC/VTCS 起動時の VTSS NNNNNNNN の初期化が完了するまで待機しています。VTSS の初期化は、仮想処理の開始前に完了する必要があります。
システムアクション
: VTCS は引き続き初期化が完了するまで待機します。
ユーザーの対応
: HSC のログおよび SYSLOG を調べて、この VTSS に関連付けられた VTD アドレスにエラーが存在しないかどうかを確認します。問題の VTD アドレスに IOSnnnn メッセージが存在する場合は、エラーが単一のパスに限られているかどうかを判断します。その場合は、影響を受けるパスをオフラインにしてください。エラーがすべてのパスに影響していると考えられる場合は、Vary nnnn,OFFLINE,FORCE コマンドを発行してこのデバイスのバイパスを試行します。問題が修正されたら、デバイスをオンラインに戻すことができます。エラーが修正され、VTD アドレスが適切にオンラインになった場合、HSC/VTCS を再起動する必要はありません。VTSS がオフラインになった場合は、VT Vary VTSS(nnnnnnnn) ONline を発行して VTSS をオンラインにすることができます。エラーを解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Additional copies of VTV
VVVVVV
retained because of status change
説明
: VTV VVVVVV のリコールを実行するときに、ほかの MVC から VTV のコピーを削除するように追加要求がありました。最初のコマンドが発行されたあとで VTV のステータスが変わったため、このポイントでチェックが失敗します。
システムアクション
: VTV のコピーが削除されないまま処理が続行されます。このため、あとでエラーが発生したり再試行が必要になったりする可能性があります。
ユーザーの対応
: これは単なる警告です。コマンドの発行時に検証が実行されてから削除が試行されるまでにかなりの遅延があるため、別の要求によって VTV レコードが更新され、元の削除の理由が無効になっている可能性があります。
VTV
VVVVVV
deleted from MVC
mvclist
説明
: VTV VVVVVV は VTSS から削除され、mvclist で指定された MVC から論理的に削除されました。
システムアクション
: VTCS は次の VTV の処理を続行します。
ユーザーの対応
: 必要なアクションはありません。
VTV
VVVVVV
deleted
説明
: VTV VVVVVV は VTSS から削除されました。
システムアクション
: VTCS は次の VTV の処理を続行します。
ユーザーの対応
: 必要なアクションはありません。
VTV
VVVVVV
excluded - referenced within
NNN
days
説明
: VTV VVVVVV は NNN 日以内に参照されているため、削除対象として選択されませんでした。NNN は、NOTREF パラメータで設定された猶予期間を表し、この期間内に参照された VTV を削除対象とみなさないことを示します。
システムアクション
: VTCS は次の VTV の処理を続行します。
ユーザーの対応
: 必要なアクションはありません。
Duplicate
PPPPPPPP
VVVVVVVV
ignored
説明
: パラメータ PPPPPPPP の値 VVVVVVVV が DELETSCR コマンドに複数個指定されています。
これは複数個検出されましたが、1 回しか処理されません。PPPPPPPP はスクラッチプールまたは VTSS のいずれかです。
システムアクション
: VTCS は、指定された各値の処理を 1 回だけ続行します。
ユーザーの対応
: 必要なアクションはありません。
Error updating VTV
VVVVVV
説明
: VTV レコードをデータベースに書き込もうとしたときに、予期しない応答を受信しました。
システムアクション
: VTCS は要求を終了し、リターンコード 12 を返します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Unable to retrieve record for
VTV VVVVVV
説明
: データベースから VTV レコードを読み取ろうとしたときに、予期しない応答を受信しました。
システムアクション
: VTCS は要求を終了し、リターンコード 12 を返します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Error logically deleting VTV
VVVVVV
from MVC(s)
説明
: VTV VVVVVV が移行された MVC からその VTV を論理的に削除しようとしたときに、予期しない応答を受信しました。
システムアクション
: VTCS は要求を終了し、リターンコード 12 を返します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Scratch pool definitions changed during program execution - could not locate Scratch pool
PPPP
説明
: VTCS は、リソース (VTV または MVC のいずれか) が同じまたは異なるホストで使用されているときにそれを検出し、そのリソースが使用可能になるまで待機してから、要求を再実行します。この待機時間の間に SCRPDEF コマンドでスクラッチプールの定義が再ロードされたため、タスクの中断時に処理されていた VTV が新しい定義に含まれていません。このため、VTCS は処理を続行するポイントを再設定できません。関連する VTV の詳細は、SLS6841E メッセージを参照してください。
システムアクション
: VTCS は指定された次のスクラッチプールから要求の処理を続行し、終了時にリターンコード 4 を返します。
ユーザーの対応
: 元のスクラッチプールの定義を再ロードするか、SCRPOOL パラメータを既存のスクラッチプールが含まれるように修正して、DELETSCR ユーティリティーを再実行してください。
Scratch pool for VTV
VVVVVV
not found
説明
: このメッセージは、メッセージ SLS6840I と組み合わせて発行される場合があり、プログラムの実行時に VTCS から削除されたスクラッチプールに含まれていた VTV を指定します。メッセージ SLS6840I と組み合わせて発行された場合、スクラッチプールは削除されています。メッセージ SLS6840I が発行されなかった場合、スクラッチプールは見つかりましたが、この VTV を除外するように再定義されています。
システムアクション
: VTCS は指定された次のスクラッチプールから要求の処理を続行し、終了時にリターンコード 4 を返します。
ユーザーの対応
: メッセージ SLS6840I のメッセージヘルプを参照してください。
Unable to delete VTV
VVVVVV
from VTSS
SSSS
説明
: VTSS から VTV を削除しようとしたときに、予期しない応答を受信しました。
システムアクション
: VTCS は要求を終了し、リターンコード 12 を返します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Unable to locate any VTVs in scratch pool
PPPP
説明
: 指定されたスクラッチプールが HSC に対して定義されていないか、またはこのスクラッチプールに VTV が含まれていません。
システムアクション
: VTCS は識別できないスクラッチプールを無視して、ユーティリティーに指定された残りのスクラッチプールの処理を続行し、リターンコード 4 を返します。
ユーザーの対応
: 識別できないスクラッチプールを削除または修正し、必要に応じてユーティリティーを再発行してください。
Invalid range
VVVV1
-
VVVV2
specified
説明
: ユーティリティーに指定されたボリューム範囲 VVVV1-VVVV2 が有効なボリューム範囲ではありません。
システムアクション
: ユーティリティーは失敗し、リターンコード 12 が返されます。
ユーザーの対応
: 誤ったボリューム範囲を修正して、ユーティリティーを再発行してください。
No valid MVCPOOLS have been defined
説明
: VT MVCDEF コマンドで有効な MVC プールが定義されていません。これは次のいずれかの理由で発生します。
VT MVCDEF が SLSSYSxx に指定されておらず、オペレータコマンドとしても入力されていません。
VT MVCDEF が SLSSYSxx に指定されたか、オペレータコマンドとして入力されましたが、MVC プールがインストールされませんでした (これ以前にも有効な MVC プールはインストールされていません)。
VT MVCDEF が SLSSYSxx に指定されたか、オペレータコマンドとして入力されました。MVC プールがインストールされていますが、MVC プールに指定されたボリュームが (MVCVOL 文で) VTCS 構成内の MVC として定義されていません。
システムアクション
: VTCS の処理は続行されますが、VTV を移行できないため、処理に重大な影響が発生します。
ユーザーの対応
:
VT MVCDEF が SLSSYSxx に指定されておらず、オペレータコマンドとしても入力されていない場合は、1 つ以上の有効な MVC プールを定義してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義をロードします。
VT MVCDEF が SLSSYSxx に指定されたか、オペレータコマンドとして入力されたが、MVC プールがインストールされていない場合は、MVC プールがインストールされていない理由 (例: MVC プールのコマンドまたは定義内の構文エラー) を特定して解決します。
次に、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードします。
VT MVCDEF が SLSSYSxx に指定されたか、オペレータコマンドとして入力され、MVC プールがインストールされたが MVC が指定されていない場合は、MVC プールに指定されたボリュームが (MVCVOL 文で) VTCS 構成内の MVC として定義されていることを確認します。次に、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードします。
No default MVCPOOL (DEFAULTPOOL) has been defined
説明
: VT MVCDEF コマンドで定義されたすべての MVC プールが名前付きの MVC プールです (形式は MVCPool Volser(VVVVVV) NAME(PPP) ...)。NAME(PPP) パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で定義された名前のない MVC プールが存在しません。VTCS は、名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
このプールは次の移行で使用されます。
管理クラスが割り当てられていない VTV の移行 (この場合、ストレージクラス名は VTV の移行元の VTSS 名になる)、または
MVC プールが指定されていないストレージクラスへの移行、または
ストレージクラス !ERROR への移行 (VTV に未定義の管理クラスがある場合に発生します)。
DEFAULTPOOL が定義されていない場合、このような移行はすべて失敗します。
特に必要ない場合でも、エラーの状況を考慮して DEFAULTPOOL を定義しておくと便利です。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: ストレージクラスの定義を確認します。
すべてのストレージクラスに MVC プールが指定されている場合、DEFAULTPOOL は必要ありませんが、エラーの状況を考慮して定義することもできます。
MVC プールが指定されていないストレージクラスがある場合は、DEFAULTPOOL が必要です。
DEFAULTPOOL が必要な場合 (またはエラーの状況を考慮する場合) は、名前のない MVC プールを (NAME(PPP) パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で) 1 つ以上定義してください。
次に、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードします。
MVCPOOL
PPP
contains no volumes that are defined as MVCS
説明
: MVC プール PPP に指定されたボリュームがいずれも (MVCVOL 文で) VTCS 構成内の MVC として定義されていません。この MVC プールから MVC を要求するすべての移行が失敗します。
システムアクション
: VTCS の処理は続行されますが、MVC プール PPP の定義は無視されます。
ユーザーの対応
: MVC プール PPP の定義を修正または削除してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードしてください。
これが DEFAULTPOOL でなく、どのストレージクラスにもこの MVC プールが指定されていない場合にのみ、この定義を削除してください。
STORCLAS
SSS
indicates MVCs are to be selected from undefined MVCPOOL
PPP
説明
: ストレージクラス SSS で MVC プール PPP から MVC を選択するように指定または暗示されていますが、その MVC プールが定義されていません。
ストレージクラスの定義に MVCPool(PPP) パラメータが存在するかどうかによって、そのストレージクラスへの移行時に選択される MVC を含む MVC プールが示されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS) MVCPool(PPP) ... という形式の場合は、MVC プール PPP から MVC が選択されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS)... という (MVCPool(PPP) パラメータのない) 形式の場合は、MVC プール DEFAULTPOOL から MVC が選択されます。
VTCS は、(NAME(PPP) パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で定義された) 名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
ストレージクラス SSS への移行 (またはこの MVC プールから MVC を要求する移行) はすべて失敗します。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: ストレージクラス SSS の定義で指定または暗示されている MVC プールが正しい場合は、MVC プール PPP の定義を MVC プールに追加してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードしてください。
ストレージクラス SSS の定義で指定または暗示されている MVC プールが正しくない場合は、ストレージクラス SSS の定義を修正してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードしてください。
There are no MVCs in MVCPOOL
PPP
with the MEDIA specified on STORCLAS
SSS
説明
: ストレージクラス SSS の定義は、そのストレージクラスへの移行用に選択された MVC が特定のメディアを持ち、MVC プール PPP 内に存在する必要があることを示しています。
MVC プール PPP が定義されていますが、MVC プール PPP 内のどの MVC も指定されたメディアを持っていません。
ストレージクラス SSS への移行はすべて失敗します。このメディアは、ストレージクラスの定義の MEDIA(media-value(s)) パラメータで指定されています。
ストレージクラスの定義に MVCPool(PPP) パラメータが存在するかどうかによって、使用される MVC プールが示されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS) MVCPool(PPP) ... という形式の場合は、MVC プール PPP から MVC が選択されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS)... という (MVCPool(PPP) パラメータのない) 形式の場合は、MVC プール DEFAULTPOOL から MVC が選択されます。
VTCS は、(「NAME(PPP)」パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で定義された) 名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: ストレージクラス SSS に正しいメディアが指定され、正しい MVC プールが指定または暗示されている場合は、要求されたメディアの MVC を含むように MVC プール PPP の定義を修正してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードしてください。
ストレージクラス SSS で不正なメディアが指定されてるか、不正な MVC プールが指定または暗示されているか、あるいはその両方である場合は、ストレージクラス SSS の定義を修正してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードしてください。
STORCLAS
SSS
specifies unknown MEDIA
X'NN'
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS で指定されたメディアを特定できませんでした。X'NN' は、このメディアタイプを記述するために VTCS 内で使用されているコードを示しています。
システムアクション
: VTCS の処理は続行されますが、不明なメディアは無視されます。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
There are no RTDs in
XXX
capable of writing the MEDIA specified on STORCLAS
SSS
説明
: メッセージ内の XXX が「ACS aa」の場合は、ストレージクラス SSS の定義で ACS、STORMNGR、またはその両方のパラメータが使用されていますが、指定されたメディアを書き込むことができる RTD が指定された ACS 内に存在しません。
メッセージ内の XXX が「the configuration」の場合は、ストレージクラス SSS の定義で MEDIA パラメータが使用され、ACS または STORMNGR パラメータが使用されていませんが、指定されたメディアを書き込むことができる RTD が構成内に存在しません。
ストレージクラス SSS への移行はすべて失敗します。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: ストレージクラス SSS の定義で指定された MEDIA、ACS、または STORMNGR パラメータを、使用可能な RTD でサポートされるメディアおよび ACS に合わせて修正または削除してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードしてください。
STORCLAS information:
説明
: VT D STORCLas(SSS) コマンドに対する応答が表示されます。次が出力に表示されます。
INPLACE YES/NO の指定または RECLAIM CONFIG 文から継承された指定。この情報を表示するには、CDS がレベル H である必要があります。
ストレージクラス SSS の定義で指定または暗示されているメディア、ACS、MVC プール、およびデバイスタイプ。
このストレージクラスへの移行時に必要なメディアまたはデバイスタイプと使用可能なメディアまたはデバイスタイプ間の非互換性。
VTSS からこのストレージクラスへの自動または即時移行を待機している VTV。
次が (場合に応じて) 表示されます。
表示されているストレージクラス (SSS) を示すため、「Summary of storage class SSS:」が出力されます。
STORclas 文に INPLACE(YES) が指定されているときは、「INPLACE(YES) set for storage class」が出力されます。
STORclas 文に INPLACE(NO) が指定されているときは、「INPLACE(NO) set for storage class」が出力されます。
STORclas 文に INPLACE が指定されず、ストレージクラスに ALP メディア (T10KB または T10KC の非スポートメディア) が含まれる可能性があるときは、「INPLACE not set for storage class, inherits RECLAIM value of YES/NO」が出力されます。
STORclas 文に INPLACE が指定されず、ストレージクラスに ALP メディアが含まれていないときは、「INPLACE not set for storage class」が出力されます。
このストレージクラスへの移行時に使用される MVC が満たす必要がある条件を示すため、「MVCs must be in ACS NN and MVCPOOL PPP and be media type MMM」、「MVCs must be in MVCPOOL PPP and be media type MMM」、または「MVCs must be in MVCPOOL PPP」が出力されます。この条件は、ストレージクラス SSS の定義から取得または導出されます。
ストレージクラス SSS で指定または暗示されている MVC プール (PPP) が定義されていない場合にのみ、「MVCPool PPP is not defined」が出力されます。
次の場合にのみ、「The MVCs in MVCPool PPP are only of media type MMM」が出力されます。
ストレージクラス SSS にメディアが指定されていない、または
MVC プール PPP 内の MVC のメディア (MMM) とこのストレージクラスへの移行時に必要なメディアの間に重複がない、または
MVC プール PPP に含まれるメディア (MMM) を書き込むことができるデバイスタイプを持つ利用可能な RTD が構成または ACS AA 内に存在しない。
MVC プール PPP にこのストレージクラスへの移行時に必要なメディアを持つ MVC が含まれているが、そのいずれも空き (空の) MVC でない場合にのみ、「MVCPool PPP contains no free MVCs (in any ACS/in ACS NN) (with the specified media)」が出力されます。
ストレージクラス SSS の定義で ACS が指定されなかった場合は、「in any ACS」が出力されます。空き MVC の検索は、ACS 内の MVC に限定されます。
ストレージクラス SSS の定義で ACS(NN) が指定された場合は、「in ACS NN」が出力されます。空き MVC の検索は、ACS NN 内の MVC に限定されます。
ストレージクラス SSS の定義でメディアが指定された場合は、「(with the specified media)」が出力されます。
このメッセージが出力された場合でも、ストレージクラス SSS の部分的にいっぱいになった (使用済みの) MVC を使用できるため、このストレージクラスへの移行が成功することがあります (指定されたメディア、ACS、またはその両方を持つ MVC がある場合)。
MVC プール PPP 内に指定されたメディアを持つライブラリ外の MVC があれば、それを使用することもできます。
このストレージクラスへの移行時に使用される RTD が持つ必要があるデバイスタイプを示すため、「RTDs can be any device type」または「RTDs must be device type DDD」が出力されます。
デバイスタイプは、ストレージクラス SSS で指定または暗示されたメディアから導出されます。
(ACS AA 内の) VTSS に接続されている RTD がない場合にのみ、「There are no RTDs defined in the configuration/ACS AA」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、ACS AA でのみ VTSS に接続されている RTD が確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、すべての ACS で VTSS に接続されている RTD が確認されます。
(ACS AA 内の) VTSS に接続されている RTD のデバイスタイプ (DDD) と次の間に重複がない場合にのみ、「The RTDs defined in the configuration/ACS AA are only of device type DDD」が出力されます。
このストレージクラスへの移行時に必要なデバイスタイプ、または
MVC プール PPP に含まれるメディアを書き込むために必要なデバイスタイプ。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、VTSS に接続されている ACS AA 内の RTD のみが確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、VTSS に接続されているすべての RTD が確認されます。
(ACS AA 内の) VTSS TTT に接続されている RTD がない場合にのみ、「VTSS TTT has no RTDs defined (in ACS AA)」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合にのみ、「(in ACS AA)」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、ACS AA でのみ VTSS TTT に接続されている RTD が確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、すべての ACS で VTSS TTT に接続されている RTD が確認されます。
(ACS AA 内の) VTSS TTT に接続されている RTD のデバイスタイプ (DDD) とこのストレージクラスの移行時に必要なデバイスタイプの間に重複がない場合にのみ、「The RTDs connected to VTSS TTT (in ACS AA) are only of device type DDD」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合にのみ、「(in ACS AA)」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、VTSS TTT に接続されている ACS AA 内の RTD のみが確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、VTSS TTT に接続されているすべての RTD が確認されます。
(ACS AA 内の) VTSS TTT に接続され、このストレージクラスへの移行時に必要なデバイスタイプを持つ RTD が存在するが、どの RTD もオンラインでない場合にのみ、「VTSS TTT has no suitable RTD online (in ACS AA)」が出力されます。
これらの RTD は次から導出されます。
このストレージクラスへの移行時に必要なデバイスタイプ、および/または
MVC プール PPP に含まれるメディアを書き込むために必要なデバイスタイプ。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合にのみ、「(in ACS AA)」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、VTSS TTT に接続されている ACS aa 内の RTD のみが確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、VTSS TTT に接続されているすべての RTD が確認されます。
VTSS からこのストレージクラスへの自動または即時移行のキューに入っている VTV がない場合にのみ、「There are no VTVs queued for auto/immediate migration」が出力されます。
VTSS TTT からこのストレージクラスへの自動移行を待機している VTV がある場合にのみ、「There are NN VTVs awaiting auto-migration from VTSS TTT」が出力されます。
DETail、MAXvtv、またはその両方のパラメータが指定された場合は、VTV の volser が一覧表示されます。
VTSS TTT からこのストレージクラスへの即時移行を待機している VTV がある場合にのみ、「There are NN VTVs awaiting immediate migration from VTSS TTT」が出力されます。
DETail、MAXvtv、またはその両方のパラメータが指定された場合は、VTV の volser が一覧表示されます。
現在 VTSS TTT からこのストレージクラスへの自動移行を待機している VTV はないが、以前に VTSS TTT からこのストレージクラスへの自動移行に失敗した VTV があった場合にのみ、「There are NN VTVs that failed auto-migration from VTSS TTT」が出力されます。
DETail、MAXvtv、またはその両方のパラメータが指定された場合は、以前に失敗した日時と VTV の volser が一覧表示されます。
以前に自動移行に失敗した日時 (dttm) を示すために DETail、MAXvtv、またはその両方のパラメータが指定された場合は、「There are NN VTVs that failed auto-migration from VTSS TTT」のあとに「(This list was in use when migration failed at dttm)」が出力されます。
DETail、MAXvtv、またはその両方のパラメータが指定され、VTSS TTT からの自動または即時移行を待機している (または自動移行に以前失敗した) VTV がある場合にのみ、「volsr1, volsr2, volsr3, ... , volsr8」または「volsr1 with MGMTCLAS mgmt1, volsr2 with MGMTCLAS mgmt2」が出力されます。
各 VTV の volser (および (あれば) 管理クラス) が、(MAXvtv(NNNN) またはデフォルトの制限値で設定された) 表示数の上限まで一覧表示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Migration failed storage class:
SSS
ACS:
AA
VTSS:
TTT
- MVCPOOL
PPP
is not defined
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS への移行を試行していましたが、ストレージクラスで指定または暗示されている MVC プール (PPP) が定義されていないため、MVC を選択できませんでした。
このメッセージのあとに出力されるメッセージ SLS6860I で、ストレージクラス SSS の定義 (指定または暗示される MVC プールを含む) が示されます。
ストレージクラスの定義に MVCPool(PPP) パラメータが存在するかどうかによって、使用される MVC プールが示されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS) MVCPool(PPP) ... という形式の場合は、MVC プール PPP から MVC が選択されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS)... という (MVCPool(PPP) パラメータのない) 形式の場合は、MVC プール DEFAULTPOOL から MVC が選択されます。
VTCS は、(NAME(PPP) パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で定義された) 名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
VTSS TTT から ACS AA (ACS FF は任意の ACS を示す) 内の MVC に VTV を移行しようとしています。
VTCS は、(「NAME(PPP)」パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で定義された) 名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
システムアクション
: 要求移行の場合は、移行が強制終了されます。即時または自動移行の場合は、移行が再試行されます。
ユーザーの対応
: ストレージクラス SSS の定義で指定または暗示されている MVC プールが正しい場合は、MVC プール PPP の定義を MVC プールに追加してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードしてください。
ストレージクラス SSS の定義で指定または暗示されている MVC プールが正しくない場合は、定義を修正してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードしてください。
Migration failed storage class:
SSS
ACS:
AA
VTSS:
TTT
- No
MVCs found for specified MEDIA
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS への移行を試行していましたが、ストレージクラスで指定または暗示されている MVC プール (PPP) に、ストレージクラスで指定されているメディアを持つ ACS AA 内の MVC が含まれていないため、MVC を選択できませんでした。
ストレージクラスの定義で MVC プールが指定されていない場合は、DEFAULTPOOL が暗示されます。VTCS は、名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
このメッセージのあとに出力されるメッセージ SLS6860I で、ストレージクラス SSS の定義が示されます。
VTSS TTT から ACS AA (ACS FF は任意の ACS を示す) 内の MVC に VTV を移行しようとしています。
システムアクション
: 要求移行の場合は、移行が強制終了されます。即時または自動移行の場合は、移行が再試行されます。
ユーザーの対応
:
MVC プール PPP 内の MVC の数またはメディアを確認します。
VT QU MVCP NAME(PPP) コマンドを入力すると、MVC プール PPP 内に存在する各メディアの数とタイプが ACS ごとに表示されます。
MVC プール PPP で定義されているすべての MVC が構成でも (MVCVOL 文で) 定義されていることを確認します。MVC は、MVC プールと構成の両方で定義されている場合にのみ使用されます。必要な場合は、(MVCVOL 文で) 構成を変更します。
MVC プール PPP 内の MVC のステータスを確認します。要求されたメディアであり、ACS AA 内にあり、読み取り専用、取り出し済み、またはデータチェックのステータスを持つ MVC が MVC プール PPP 内にあるかどうかを確認します。
MVC キャッシュ (VTCS が移行用の MVC を選択するときに MVC の属性を高速検索するために管理するストレージ領域) には、読み取り専用、取り出し済み、またはデータチェックのステータスを持つ MVC は記録されません。
必要な場合は、読み取り専用または取り出し済みの MVC のステータスを変更します。
MVC プール PPP に最近 MVC が追加された場合は、システムセキュリティー製品を確認します。
要求されたメディアであり ACS aa 内にある MVC が最近 MVC プール PPP に追加された場合 (特に、これまで書き込まれたことがない場合) は、システムセキュリティー製品がこれらの MVC に対して書き込みアクセスを許可していることを確認します。
(前述の) MVC キャッシュには、システムセキュリティー製品が書き込みアクセスを拒否する MVC のメディアは記録されません。
必要な場合は、システムセキュリティー製品の定義を変更します。
ストレージクラス SSS の定義を確認します。
特に、指定された MEDIA(MMM) と、MVCPool(PPP) パラメータの有無を確認します (MVCPool(PPP) が指定されていない場合は、MVC プール DEFAULTPOOL が使用されます)。
VT Display STORCL(SSS) コマンドを入力すると、ストレージクラスの定義と MVC プール PPP 内に存在する各メディアタイプが表示されます。
ストレージクラス SSS の定義が正しくない場合は、定義を修正してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードします。
ストレージクラス SSS の定義が正しい場合は、指定された ACS 内の要求されたメディアを持つ MVC を MVC プール PPP に追加してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードします。
Migration failed storage class:
SSS
ACS:
AA
VTSS:
TTT
- No MVCs found for specified MEDIA/SC/ACS
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS への移行を試行していましたが、ストレージクラスで指定または暗示されている MVC プール (PPP) にストレージクラスで指定されているメディアを持つ MVC が含まれているにもかかわらず、それらが次の状態であるため、MVC を選択できませんでした。
ACS AA 内にない、および/または
ACS AA 内にあるが、指定されたメディアを書き込むことができる VTSS TTT に接続されているオンラインの RTD が ACS AA 内に存在しない、および/または
ストレージクラス SSS への移行用に選択できなかった。
MVC をストレージクラス SSS への移行用に選択できるのは、それが空の (空き) MVC であるか、またはストレージクラス SSS に移行された VTV で部分的にいっぱいになっている (使用済みの) 場合のみです。
MVC が別のストレージクラスに移行された VTV で部分的にいっぱいになっている場合、その MVC はストレージクラス SSS への移行用に選択できません。
ストレージクラスの定義で MVC プールが指定されていない場合は、DEFAULTPOOL が暗示されます。VTCS は、名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
このメッセージのあとに出力されるメッセージ SLS6860I で、ストレージクラス SSS の定義が示されます。
VTSS TTT から ACS AA (ACS FF は任意の ACS を示す) 内の MVC に VTV を移行しようとしています。
システムアクション
: 要求移行の場合は、移行が強制終了されます。即時または自動移行の場合は、移行が再試行されます。
ユーザーの対応
:
ACS AA 内の RTD を確認します。
指定されたメディアを書き込むことができるオンラインの RTD が ACS AA 内にあることを確認します。必要な場合は、適切な RTD をオンラインにします。
MVC プール PPP 内の MVC の数またはメディアを確認します。
VT QU MVCP NAME(PPP) コマンドを入力すると、MVC プール PPP 内に存在する各メディアの数とタイプが ACS ごとに表示されます。
MVC プール PPP 内の MVC のステータスを確認します。
要求されたメディアであり、ACS AA 内にあり、読み取り専用、取り出し済み、またはデータチェックのステータスを持つ MVC が MVC プール PPP 内にあるかどうかを確認します。
MVC キャッシュ (VTCS が移行用の MVC を選択するときに MVC の属性を高速検索するために管理するストレージ領域) には、読み取り専用、取り出し済み、またはデータチェックのステータスを持つ MVC は記録されません。
必要な場合は、読み取り専用または取り出し済みの MVC のステータスを変更します。
MVC プール PPP に最近 MVC が追加された場合は、システムセキュリティー製品を確認します。
要求されたメディアであり ACS aa 内にある MVC が最近 MVC プール PPP に追加された場合 (特に、これまで書き込まれたことがない場合) は、システムセキュリティー製品がこれらの MVC に対して書き込みアクセスを許可していることを確認します。
(前述の) MVC キャッシュには、システムセキュリティー製品が書き込みアクセスを拒否する MVC のメディアは記録されません。
必要な場合は、システムセキュリティー製品の定義を変更します。
ストレージクラス SSS の定義を確認します。
指定された MEDIA(MMM) と ACS(AA)、および MVCPool(PPP) パラメータの有無を確認します (MVCPool(PPP) が指定されていない場合は、MVC プール DEFAULTPOOL が使用されます)。
VT Display STORCL(SSS) コマンドを入力すると、ストレージクラスの定義と MVC プール PPP 内に存在する各メディアタイプが表示されます。
ストレージクラス SSS の定義が正しくない場合は、定義を修正してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードします。
ストレージクラス SSS の定義が正しい場合:
指定されたメディアであり ACS AA 内にある MVC を MVC プール PPP に追加してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードします。および/または
可能な場合は、RECLaim を使用して、指定されたメディアであり ACS AA 内にある MVC のいくつかを解放します。
Migration failed storage class:
SSS
ACS:
AA
VTSS:
TTT
- No usable MVCs found for specified MEDIA/SC/ACS
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS への移行を試行していましたが、ストレージクラスで指定または暗示されている MVC プール (PPP) にストレージクラス SSS への移行に使用できる ACS aa 内の指定されたメディアの MVC が含まれているにもかかわらず、それらの MVC が使用不可能だったため、MVC を選択できませんでした。MVC が使用不可能だった理由には、次が含まれます。
MVC がいっぱいです。
移行する VTV を格納するための十分な空き領域がありません。
ストレージクラスの定義で MVC プールが指定されていない場合は、DEFAULTPOOL が暗示されます。VTCS は、名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
このメッセージのあとに出力されるメッセージ SLS6860I で、ストレージクラス SSS の定義が示されます。
VTSS TTT から ACS AA (ACS FF は任意の ACS を示す) 内の MVC に VTV を移行しようとしています。
システムアクション
: 要求移行の場合は、移行が強制終了されます。即時または自動移行の場合は、移行が再試行されます。
ユーザーの対応
:
ACS AA 内の RTD を確認します。
指定されたメディアを書き込むことができるオンラインの RTD が ACS AA 内にあることを確認します。必要な場合は、適切な RTD をオンラインにします。
MVC プール PPP 内の MVC の数またはメディアを確認します。
VT QU MVCP NAME(PPP) コマンドを入力すると、MVC プール PPP 内に存在する各メディアの数とタイプが ACS ごとに表示されます。
MVC プール PPP 内の MVC のステータスを確認します。
要求されたメディアであり、ACS AA 内にあり、読み取り専用、取り出し済み、またはデータチェックのステータスを持つ MVC が MVC プール PPP 内にあるかどうかを確認します。
MVC キャッシュ (VTCS が移行用の MVC を選択するときに MVC の属性を高速検索するために管理するストレージ領域) には、読み取り専用、取り出し済み、またはデータチェックのステータスを持つ MVC は記録されません。
必要な場合は、読み取り専用または取り出し済みの MVC のステータスを変更します。
MVC プール PPP に最近 MVC が追加された場合は、システムセキュリティー製品を確認します。
要求されたメディアであり ACS aa 内にある MVC が最近 MVC プール PPP に追加された場合 (特に、これまで書き込まれたことがない場合) は、システムセキュリティー製品がこれらの MVC に対して書き込みアクセスを許可していることを確認します。
(前述の) MVC キャッシュには、システムセキュリティー製品が書き込みアクセスを拒否する MVC のメディアは記録されません。
必要な場合は、システムセキュリティー製品の定義を変更します。
ストレージクラス SSS の定義を確認します。
指定された MEDIA(MMM) と ACS(AA)、および MVCPool(PPP) パラメータの有無を確認します (MVCPool(PPP) が指定されていない場合は、MVC プール DEFAULTPOOL が使用されます)。
VT Display STORCL(SSS) コマンドを入力すると、ストレージクラスの定義と MVC プール PPP 内に存在する各メディアタイプが表示されます。
ストレージクラス SSS の定義が正しくない場合は、定義を修正してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードします。
ストレージクラス SSS の定義が正しい場合:
指定されたメディアであり ACS AA 内にある MVC を MVC プール PPP に追加してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードします。および/または
可能な場合は、RECLaim を使用して、指定されたメディアであり ACS AA 内にある MVC のいくつかを解放します。
Migration failed storage class:
SSS
ACS:
AA
VTSS:
TTT
- No RTDs for requested MEDIA and ACS
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS への移行を試行していましたが、次を満たす RTD を検出できませんでした。
指定された ACS 内にある、および
VTSS TTT に接続されている、および
ストレージクラスによって要求されたメディアを書き込むことができる。
このメッセージのあとに出力されるメッセージ SLS6860I で、ストレージクラス SSS の定義が示されます。
VTSS TTT から ACS AA (ACS FF は任意の ACS を示す) 内の MVC に VTV を移行しようとしています。
システムアクション
: 要求移行の場合は、移行が強制終了されます。即時または自動移行の場合は、移行が再試行されます。
ユーザーの対応
: ストレージクラス SSS の定義で指定されたメディア、ACS、またはその両方を VTSS TTT に接続している RTD に合わせて変更してから、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードしてください。
Migration failed storage class:
SSS
ACS:
AA
VTSS:
TTT
- All RTDs for requested MEDIA and ACS are offline
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS への移行を試行していましたが、次を満たすオンラインの RTD を検出できませんでした。
指定された ACS 内にある、および
VTSS TTT に接続されている、および
ストレージクラスによって要求されたメディアを書き込むことができる。
このメッセージのあとに出力されるメッセージ SLS6860I で、ストレージクラス SSS の定義が示されます。
VTSS TTT から ACS AA (ACS FF は任意の ACS を示す) 内の MVC に VTV を移行しようとしています。
システムアクション
: 要求移行の場合は、移行が強制終了されます。即時または自動移行の場合は、移行が再試行されます。
ユーザーの対応
: VT VARY RTD(RRRR) ONLINE コマンドを発行して、次を満たす RTD をオンラインにします。
ストレージクラスの定義で指定された ACS 内にある (該当する場合)、および
VTSS TTT に接続されている、および
ストレージクラスによって要求されたメディアを書き込むことができる。
Migration failed storage class:
SSS
ACS:
AA
VTSS:
TTT
- Unknown reason (X'
NN
')
説明
: VTCS は、ストレージクラス SSS への移行を試行していましたが、内部エラーの理由 (X'NN') のため MVC を選択できませんでした。
VTSS TTT から ACS AA (ACS FF は任意の ACS を示す) 内の MVC に VTV を移行しようとしています。
システムアクション
: 要求移行の場合は、移行が強制終了されます。即時または自動移行の場合は、移行が再試行されます。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Additional information:
説明
: 移行用の MVC の選択に失敗したことを示すメッセージ (SLS6853E-SLS6859E) のあとに出力され、失敗が発生した理由を特定するために使用できる追加情報を示します。
次が出力に表示されます。
ストレージクラス SSS の定義で指定または暗示されているメディア、ACS、MVC プール、およびデバイスタイプ。
このストレージクラスへの移行時に必要なメディアまたはデバイスタイプと使用可能なメディアまたはデバイスタイプ間の非互換性。
VTSS TTT からこのストレージクラスへの自動、即時、または要求移行がスケジュールされた次の VTV。
次が (場合に応じて) 表示されます。
「Storage Class: SSS ACS: AA VTSS: TTT」が出力されます。このメッセージは、以前に発行された、同じ情報を出力する SLS6853E-SLS6859E メッセージに関連している場合があります。
VTSS TTT からの自動移行がスケジュールされた次の VTV の volser (VVVVVV) と MGMTCLAS (CCCCCCCC、VTV に含まれる場合) を示すため、「Next auto-migration VTV: VVVVVV (with MGMTCLAS CCCCCCCC)」が出力されます (該当する場合)。
VTSS TTT からの即時移行がスケジュールされた次の VTV の volser (VVVVVV) と MGMTCLAS (CCCCCCCC、VTV に含まれる場合) を示すため、「Next immediate migration VTV: VVVVVV (with MGMTCLAS CCCCCCCC)」が出力されます (該当する場合)。
VTSS TTT からの要求移行がスケジュールされた次の VTV の volser (VVVVVV) と MGMTCLAS (CCCCCCCC、VTV に含まれる場合) を示すため、「Next migration VTV: VVVVVV (with MGMTCLAS CCCCCCCC)」が出力されます (該当する場合)。
注記:
VTCS は、VTSS TTT からストレージクラス SSS への移行が次に成功するまでに、「Next (auto/immediate) migration VTV:」に一覧表示されたもの以外の VTV を次の移行対象として選択する場合があります。このストレージクラスへの移行時に使用される MVC が満たす必要がある条件を示すため、「MVC must be in ACS AA and MVCPOOL PPP and be media type MMM」、「MVC must be in MVCPOOL PPP and be media type MMM」、または「MVC must be in MVCPOOL PPP」が出力されます。この条件は、ストレージクラス SSS の定義から取得または導出されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合にのみ、「ACS AA」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「MEDIA(MMM)」が指定されている場合にのみ、「media type MMM」が出力されます。
「MVCPOOL PPP」が常に出力されます。ストレージクラス SSS で MVC プールが指定されていない場合は、DEFAULTPOOL が暗示されます。
ストレージクラス SSS で指定または暗示されている MVC プール (PPP) が定義されていない場合にのみ、「MVCPool PPP is not defined」が出力されます。
このストレージクラスへの移行時に使用される RTD が持つ必要があるデバイスタイプを示すため、「RTD can be any device type」または「RTD must be device type DDD」が出力されます。
デバイスタイプは、ストレージクラス SSS で指定または暗示されたメディアから導出されます。
次の場合に、「The MVCs in MVCPool PPP are only of media type MMM」が出力されます。
ストレージクラス SSS にメディアが指定されていない、または
MVC プール PPP 内の MVC のメディア (MMM) とこのストレージクラスへの移行時に必要なメディアの間に重複がない、または
MVC プール PPP に含まれるメディア (MMM) を書き込むことができるデバイスタイプを持つ利用可能な RTD が構成または ACS AA 内に存在しない。
MVC プール PPP にこのストレージクラスへの移行時に必要なメディアを持つ MVC が含まれているが、そのいずれも空き (空の) MVC でない場合にのみ、「MVCPool PPP contains no free MVCs (in any ACS/in ACS NN) (with the specified media)」が出力されます。
ストレージクラス SSS の定義で ACS が指定されなかった場合は、「in any ACS」が出力されます。空き MVC の検索は、ACS 内の MVC に限定されます。
ストレージクラス SSS の定義で ACS(NN) が指定された場合は、「in ACS NN」が出力されます。空き MVC の検索は、ACS NN 内の MVC に限定されます。
ストレージクラス SSS の定義でメディアが指定された場合は、「(with the specified media)」が出力されます。
このメッセージが出力された場合でも、ストレージクラス SSS の部分的にいっぱいになった (使用済みの) MVC を使用できるため、このストレージクラスへの移行が成功することがあります (指定されたメディア、ACS、またはその両方を持つ MVC がある場合)。
MVC プール PPP 内に指定されたメディアを持つライブラリ外の MVC があれば、それを使用することもできます。
(ACS AA 内の) VTSS TTT に接続されている RTD がない場合にのみ、「VTSS TTT has no RTDs defined (in ACS AA)」が出力されます。ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合にのみ、「(in ACS AA)」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、ACS AA でのみ VTSS TTT に接続されている RTD が確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、すべての ACS で VTSS TTT に接続されている RTD が確認されます。
(ACS AA 内の) VTSS に接続されている RTD のデバイスタイプ (DDD) と次の間に重複がない場合に、「The RTDs defined in the configuration/ACS AA are only of device type DDD」が出力されます。
このストレージクラスへの移行時に必要なデバイスタイプ、または
MVC プール PPP に含まれるメディアを書き込むために必要なデバイスタイプ。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合にのみ、「(in ACS AA)」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、VTSS TTT に接続されている ACS AA 内の RTD のみが確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、VTSS TTT に接続されているすべての RTD が確認されます。
(ACS AA 内の) VTSS TTT に接続され、必要なデバイスタイプを持つ RTD が存在するが、どの RTD もオンラインでない場合にのみ、「VTSS TTT has no suitable RTD online (in ACS AA)」が出力されます。
RTD のデバイスタイプは、次のために必要なデバイスタイプです。
このストレージクラスへの移行、
MVC プール PPP に含まれ、ストレージクラスのメディア指定と一致するメディアに限定されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合にのみ、「(in ACS AA)」が出力されます。
ストレージクラス SSS で「ACS(AA)」が指定されている場合は、VTSS TTT に接続されている ACS AA 内の RTD のみが確認されます。
ストレージクラス SSS で ACS が指定されていない場合は、VTSS TTT に接続されているすべての RTD が確認されます。
システムアクション
: なし
User Response
: Use the original error message (SLS6853E-SLS6859E) and its help text and the information output by this message to diagnose why an MVC could not be selected for migration.
VTV
VVVVVV
has VTVPAGE(
SIZE1
) and resident in VTSS
SSSSSSSS
, the CDS indicates VTVPAGE(
SIZE2
)
説明
: VTV VVVVVV の処理中に、VTCS はこの VTV が VTSS SSSSSSSS に常駐し、ページサイズ SIZE1 で格納されていることを確認しました。しかし、これは CDS に記録されている、VTV がページサイズ SIZE2 で格納されることを示す情報と矛盾しています。SIZE1 と SIZE2 は、それぞれ LARGE または STANDARD になります。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
RRR VVVVVV
attribute
AAAAAAA
not supported by output CDS
説明
: ボリューム VVVVVV の VTV/MVC レコードに、CDS レベルまたは書き込み先の CDS 構成でサポートされない属性があります。出力 CDS への書き込みを許可すると、VTCS の下位リリースとの間で互換性の問題が発生する可能性があります。属性 AAAAAAA には、「>32000 VTVs」、「VTVPAGE=LARGE」、「MAXVTVSZ=2000/4000」、または「INPLACE」のいずれかを設定できます。
システムアクション
: すべての VTV と MVC がチェックされたあとで、処理が異常終了します。
ユーザーの対応
: VTCS CONFIG ユーティリティーを使用して CDS レベルをアップグレードしてください。インポートの場合は、パラメータを使用して、報告された VTV と MVC を除外する方法もあります。
VTSSSEL function
FFF
(RECORD
RRR
) specifies undefined MVCPOOL
PPP
説明
: 機能 FFF に対する VTSSSEL ルールで MVC プール PPP が指定されていますが、この MVC プールは定義されていません。このルールの指定は、MGMTDEF データセット内のレコード RRR で終了します。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: VTSSSEL ルールで指定されている MVC プールが正しい場合は、MVC プール PPP の定義を MVC プールに追加してから、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードしてください。
VTSSSEL ルールで指定されている MVC プールが正しくない場合は、VTSSSEL ルールの定義を修正してから、MGMTDEF コマンドを発行して VTSSSEL ルールを再ロードしてください。
Setting the VTCS status to
SSSSSSSS
failed with RC=X'
RRRRRRRR
'
説明
: CDS 内の VTCS のステータスを SSSSSSSS (初期化時は ACTIVE、終了時は INACTIVE) に設定しようとしましたが、この要求は失敗し、リターンコード X'RRRRRRRR' が返されました。
システムアクション
: VTCS は終了します
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
The CDS has been updated with feature(s) (
X
'HH
') that are not supported by this version of CONFIG/DECOM
説明
: 上位レベルのシステムで CDS が更新され、このバージョンの CONFIG/DECOM でサポートされない機能 (X'HH') が追加されました。このバージョンの HSC/VTCS をこの CDS に対して実行することは可能です。
システムアクション
: ユーティリティーは終了し、CONFIG に対してはリターンコード 12、DECOM に対してはリターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: 最新バージョンの CONFIG/DECOM を使用して CDS を処理してください。
RTDs are now available that are capable of writing the MEDIA specified on all storage classes
説明
: 1 つ以上のストレージクラスに対してメッセージ「SLS6851W There are no RTDs in the configuration/ACS AA capable of writing the media specified on STORCLAS SSS」がすでに出力されています。構成または ACS AA で使用可能なデバイスタイプが変更されたため、このエラーはすでに存在しません。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: なし
CLINK
XXXXXXXX
/
NN
exported VTV
VVVVVV
to remote VTSS
RRRRRRRR
説明
: このメッセージは、VTSS XXXXXXXX 内の NN として構成された CLINK を介して、VTV VVVVVV がリモート VTSS RRRRRRRR に電子エクスポートされたことを確認します。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
Importing
VTV
VVVVVV
from
HHHHHHHH
MGMTCL:
MMMMMMMM
説明
: このメッセージは、ホスト HHHHHHHH の MGMTCLAS: MMMMMMMM から VTV VVVVVV をインポートしていることを確認します
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
{Volume Level} Sync export {SUCCESSFUL|FAILED|DROPPED} for VTV
VVVVVV
from VTSS
FFFFFFFF
to tapeplex
PPPPPPPP
/
TTTTTTTT
説明
: VTCS は、TapePlex PPPPPPPP 内の VTSS FFFFFFFF から VTSS TTTTTTTT への VTV VVVVVV の同期エクスポートの試行が成功または失敗したこと、あるいは破棄されたことを検出しました。破棄された条件は、同期エクスポートの開始時に存在しましたが、タイムアウトしたか、または失敗として報告されませんでした。
システムアクション
: VTV の同期エクスポートが成功した場合、これ以上のアクションは実行されません。非拡張エクスポートの試行が失敗したか破棄された場合、VTCS は関連する CLINK と任意のセカンダリ VTD を回復し、失敗した VTV に対して非同期処理を 1 回試みます。拡張エクスポートの試行が失敗した場合、現時点ではリソースの回復は一切試みられません。ただし、VTCS は、失敗した VTV に対して非同期要求を 1 回試みます。
ユーザーの対応
: 同期エクスポートが成功した場合、ユーザーの対応は不要です。拡張エクスポートの試みが失敗した場合、手動で状態を変更しなければならない可能性があります。Display LINKSto コマンドを発行し、すべてのリンクの現在の状態を表示します。必要であれば、リンクの状態を変更して必要な状態に戻します。
MGMTclas
MMMMMMMM
, parameter
XXXX
incorrectly refers to
SSSSSSSS
説明
: 管理クラス MMMMMMMM の定義に、SSSSSSSS を不正に参照する XXXX というパラメータが含まれています。通常、SSSSSSSS はストレージクラス定義の名前です。このストレージクラス定義が存在していないか、パラメータ XXXX のコンテキストではこの定義が無効である可能性があります。
システムアクション
: ユーティリティーは失敗します。
ユーザーの対応
: 管理およびストレージクラスの定義を確認し、修正してください。
TTT
説明
: 管理ポリシーファイルの定義で見つかったエラー (TTT) の詳細を示すため、メッセージ SLS6824I のあとで出力されます。
システムアクション
: 現在のユーティリティー要求は強制終了されます。
ユーザーの対応
: 管理ポリシーファイルの定義を修正して、ユーティリティー要求を再実行してください。
LISTDELR is not valid with this CDS (level l)
説明
: DECOM LISTDELR キーワードが指定されました。LISTDELR は、CDS のレベルが G 以上の場合にのみ有効ですが、この CDS はレベル l です。
システムアクション
: DECOM は終了し、0 以外のリターンコードが返されます。
ユーザーの対応
: LISTDELR キーワードを削除して DECOM を再実行してください。
AAA
of CDS records for range
RRR
failed with return code X'
CCCCCCCC
'
説明
: VTCS が範囲 RRR の CDS レコードを初期化または更新していたときに、内部サービスルーチンが失敗し、リターンコード X'CCCCCCCC' が返されました。
AAA が Initialization の場合、範囲 RRR は CDS に正常に追加されません。
AAA が Updating の場合は、範囲 RRR 内の 1 つ以上のレコードが、CONFIG の入力で指定された (または指定されなかった) 範囲に合わせて CDS に追加 (または CDS から削除) されません。
システムアクション
: CONFIG は終了し、0 以外のリターンコードが返されます。
ユーザーの対応
: このエラーを説明する可能性のあるほかのエラーメッセージ (CDS がいっぱいなど) がないか、出力を確認してください。関連する修正アクションがあれば、実行します。エラーを修正できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください
AAAAA
of CDS record
NNN
DDD
subfile
SSS
failed with Return Code X'
CCCCCCCC
'
説明
: (DDD) サブファイル SSS 間の CDS レコード NNN の読み取りまたは書き込み (AAAAA) が失敗し、リターンコード X'CCCCCCCC' が返されました。
システムアクション
: CONFIG は終了し、0 以外のリターンコードが返されます。
ユーザーの対応
: このエラーを説明する可能性のあるほかのエラーメッセージ (CDS がいっぱいなど) がないか、出力を確認してください。関連する修正アクションがあれば、実行します。エラーを修正できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
TTT
VVVVVV
(in range
RRR
) can not be deleted because
BBB
説明
: CONFIG は、示された理由 (BBB) により、範囲 RRR 内にある TTT (MVC または VTV) タイプのボリューム VVVVVV を CDS から削除できませんでした。
前回の CONFIG 実行時に CDS に範囲が定義されていましたが、今回の CONFIG 実行時には定義されていなかったため、CONFIG はその範囲内の各ボリュームを削除しようとしました。
理由は次のいずれかです。
マウントされている -
空でない -
VTSS に常駐している -
VTV の移行コピーがある -
ボリュームが使用中である -
システムアクション
: CONFIG は終了し、0 以外のリターンコードが返されます。
ユーザーの対応
: CONFIG の入力が正しいことを確認します (これによって削除される範囲が決まるため)。
削除対象となるすべての MVC が使用中でなく、空であることを確認します。
このメッセージに MVC が空でないことが示された場合は、MVC をドレインします。
削除対象となるすべての VTV が使用中でなく、どの VTSS にも常駐しておらず、移行コピーを持たないことを確認します。
削除対象となるすべての MVC および VTV が正しい状態であれば、CONFIG を再実行してください。
Connection to CF Structure
SSS
failed.IXLCONN gave RC=X'
CCCCCCCC
' RSN=X'
SSSSSSSS
'
説明
: VTCS ユーティリティーは、結合機構構造 SSS への接続を試行しましたが、IXLCONN マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取りました。
システムアクション
: そのユーティリティーはゼロ以外のリターンコードで終了します。
ユーザーの対応
: 関連する IBM マニュアルで IXLCONN のリターンコード X'CCCCCCCC' および理由コード X'SSSSSSSS' を調べて、接続が失敗した原因を特定してください。可能な場合は、エラーを修正してからユーティリティーを再実行してください。そうでない場合は、この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Disconnecting from CF Structure
SSS
because a rebuild is in progress
説明
: VTCS ユーティリティーは、結合機構構造 SSS への接続中、またはこの構造内のデータへのアクセス中に、この構造が再構築処理中であることを確認しました。
システムアクション
: ユーティリティーはその処理を完了せずに結合機構から切断して終了し、0 以外のリターンコードが返されます。
ユーザーの対応
: 再構築が完了したら、ユーティリティーを再実行してください。
AAAAAA
failed against CF Structure
SSS
.IXLLIST gave RC=X'
CCCCCCCC
' RSN=X'
SSSSSSSS
説明
: VTCS ユーティリティーは、結合機構構造 SSS に対してアクション AAAAAA を発行しましたが、IXLLIST マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取りました。
各アクションに対して発行される IXLLIST マクロの形式は次のとおりです。
Lock obtain: IXLLIST REQUEST=LOCK,LOCKOPER=SET,xx Lock release: IXLLIST REQUEST=LOCK,LOCKOPER=RESET,xx Read: IXLLIST REQUEST=READ,xx
システムアクション
: そのユーティリティーはゼロ以外のリターンコードで終了します。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Disconnect from CF Structure
SSS
failed.IXLDISC gave RC=
CCCCCCCC
' RSN=X'
SSSSSSSS
'
説明
: VTCS ユーティリティーは、結合機構構造 SSS からの切断を試行しましたが、IXLDISC マクロから許容不可能なリターンコード/理由コード (X'CCCCCCCC'/X'SSSSSSSS') を受け取りました。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
Coupling Facility Structure
SSS
can not be accessed from system
TTT
説明
: システム TTT 上で実行されている VTCS ユーティリティーは、TTT が CDS でホストとして定義されていないため、結合機構構造 SSS にアクセスできませんでした。
システムアクション
: そのユーティリティーはゼロ以外のリターンコードで終了します。
ユーザーの対応
: CDS でホストとして定義されているシステム上でこのユーティリティーを実行してください。
TAPEPLEX:
TTTTTTTT
SMC comms error:
RRRRRRR
説明
: TapePlex TTTTTTTT に対するコマンドの実行中に問題が発生しました。RRRRRRR は問題の性質を示しています。オプションで、このエラーが特定の CLINK に関連している場合は、VTSS 名と CLINK ID がメッセージに追加されます。
これが通信エラーの結果である場合は、UUI のリターンコードと理由コードが報告されます。
すべてのコマンドで応答が生成されるはずです。何も受け取らなかった場合は、リターンコードに関係なく、報告されるエラーが「No response from remote system」になります。
システムアクション
: 問題が特定の CLINK と一致する場合は、その CLINK がエラー状態になり、通信リンクのリセットが試行されます。状況に応じて、この障害のきっかけとなったアクションが再試行または中止される場合があります。
ユーザーの対応
: エラーの原因を調べ、修正してください。
CLINK
VVVVVVVV
/
CC
Establishing comms to TAPEPLEX:
TTTTTTTT
VTSS:
RRRRRRRR
説明
: VTSS VVVVVVVV の CLINK CC が、TapePlex TTTTTTTT 内のリモート VTSS RRRRRRRR で SMC を使用して通信の確立と検証を試行しています。問題が発生した場合は、このあとのメッセージで問題が報告されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
TAPEPLEX:
TTTTTTTT
VTSS:
VVVVVVVV
returned:
EEEEEEEE
説明
: TapePlex TTTTTTTT 内の VTSS VVVVVVVV に対して発行されたコマンドへの応答として、この TapePlex からエラーメッセージ EEEEEEEE が返されました。このコマンドはあるレベルで実行されましたが、エラーが発生しました。
問題が特定の CLINK と一致する場合は、その CLINK がエラー状態になり、通信リンクのリセットが試行されます。
システムアクション
: 状況に応じて、この障害のきっかけとなったアクションが再試行または中止される場合があります。
ユーザーの対応
: エラーの原因を調べ、修正してください。
Export of VTV
VVVVVV
to TAPEPLEX
TTTTTTTT
rejected:
EEEEEEEE
説明
: VTCS は、TapePlex TTTTTTTT への VTV VVVVVV の電子エクスポート中にエラーを検出すると、このメッセージを発行します。エラーメッセージ EEEEEEEE に、エラーの正確な性質が示されます。
「Access denied by POOLPARM」:
TapePlex TTTTTTTT で有効になっている POOLPARM の定義によって、VTV VVVVVV の電子エクスポートが拒否されました。
「Attempt to import older version of the VTV」:
TapePlex TTTTTTTT に、このシステムが電子エクスポートを試行したバージョンより新しいバージョンの VTV VVVVVV が含まれています。
「Does not support large page size VTVs」:
TapePlex TTTTTTTT でサポートされない大きいページサイズで VTV VVVVVV が作成されました。
「Does not support this size VTV」:
VTV VVVVVV の最大 VTV サイズ MMMM が TapePlex TTTTTTTT でサポートされません。
「Not allowed to import from this TapePlex」:
TapePlex TTTTTTTT では、この TapePlex からのインポートは許可されません。
「Sent to the wrong TapePlex (WWWWWWWW)」:
電子エクスポート要求が TapePlex TTTTTTTT ではなく TapePlex WWWWWWWW に出され、構成エラーを示しています。
「Unsupported VTV attributes」:
VTV VVVVVV に、TapePlex TTTTTTTT でサポートされない属性があります。
「VTV copy cannot be overwritten」:
VTV VVVVVV は、TapePlex TTTTTTTT 内で上書きできない状態 (マウント済みなど) になっています。
「VTV is import blocked」:
VTV VVVVVV の以前のインポート処理が TapePlex TTTTTTTT 内で完了しなかったため、この VTV を再度インポートできない状態になっています。
「VTV is not defined in the CDS」:
TapePlex TTTTTTTT が使用する CDS に VTV VVVVVV が定義されていません。
システムアクション
: この電子エクスポートは失敗します。エラーによっては、VTCS が電子エクスポートの再実行を試行する場合があります。
ユーザーの対応
: エラーメッセージに基づいて、適切なアクションを実行してください。
「Access denied by POOLPARM」:
TapePlex TTTTTTTT で有効になっている POOLPARM の定義が正しいことを確認します。TapePlex TTTTTTTT に電子エクスポートされたすべての VTV を TapePlex TTTTTTTT にインポートできることを確認します。
「Attempt to import older version of the VTV」:
必要なアクションはありません。
「Does not support large page size VTVs」:
TapePlex TTTTTTTT に電子エクスポートされたすべての VTV に TapePlex TTTTTTTT でサポートされる属性があることを確認します。
「Does not support this size VTV」:
TapePlex TTTTTTTT に電子エクスポートされたすべての VTV に TapePlex TTTTTTTT でサポートされる属性があることを確認します。
「Not allowed to import from this TapePlex」:
TapePlex TTTTTTTT への電子エクスポートを試行しないようにこのシステムを変更するか、このシステムからのインポートを受け入れるように TapePlex TTTTTTTT を変更します。
「Sent to the wrong TapePlex (WWWWWWWW)」:
TapePlex TTTTTTTT への電子エクスポートが正しい TapePlex に対して実行されるようにシステム構成を修正します。
「Unsupported VTV attributes」:
TapePlex TTTTTTTT に電子エクスポートされたすべての VTV に TapePlex TTTTTTTT でサポートされる属性があることを確認します。
「VTV copy cannot be overwritten」:
必要なアクションはありません。
「VTV is import blocked」:
TapePlex TTTTTTTT でコマンド「Query VTV(VVVVVV)」を発行して、以前のインポートで使用されたデバイス (DDDD) を特定します。これは、「Importing: DDDD」の行に示されます。この照会の出力には、「Electronic Imported: PPPPPPPP」(PPPPPPPP はこの TapePlex の名前) も示されるはずです。TapePlex TTTTTTTT でコマンド「DISM VVVVVV,DDDD」を発行して VTV をマウント解除し、今後のインポートを可能にします。
「VTV is not defined in the CDS」:
TapePlex TTTTTTTT で使用される CDS に VTV VVVVVV を定義すべきかどうかを確認します。TapePlex TTTTTTTT に電子エクスポートされたすべての VTV が TapePlex TTTTTTTT で使用される CDS に定義されていることを確認します。
CCCCCCC
OF MVC
MMMMMM
FAILED.
NN
VTV(S) NOT PROCESSED.
説明
: コマンド CCCCCCC (Drain または Reclaim) が MVC MMMMMM の処理を開始しましたが、NN 個の VTV の処理に失敗しました。
システムアクション
: ドレインまたはリクレイムは終了し、条件コード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: この障害の原因については、これ以前のメッセージ (SLS6640I や SLS6790I など) を参照してください。エラーを修正して、ジョブを再実行してください。
Demand
FFFFFFFF
to VTSS
VVVVVVVV
completed error-message
説明
: このメッセージは、VTSS VVVVVVVV への要求レプリケーションまたはエクスポートが正常に完了したことを確認します
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
VTV
VVVVVV
failed to
FFFFFFFF
from VTSS
VVVVVVVV
because of status change
説明
: このメッセージは、VTSS SSSSSSSS の VTV VVVVVV に対して必要とされるアクション FFFFFFFF が、最初に要求されたあとで VTV のステータスが変更されたため、完了できなかったことを確認します。
システムアクション
: この VTV はレプリケートまたはエクスポートされません。
ユーザーの対応
: なし
STORclas
SSSSSSSS
, parameter
XXXX
incorrectly refers to
PPPPPPPP
説明
: ストレージクラス SSSSSSSS の定義に、PPPPPPPP を不正に参照する XXXX というパラメータが含まれています。通常、PPPPPPPP は別の TapePlex の名前です。
システムアクション
: ユーティリティーは失敗します。
ユーザーの対応
: 管理およびストレージクラスの定義を確認し、修正してください。
There are no RTDs in
XXX
capable of writing the media contained in MVCPool
PPP
(SC
SSS
)
説明
: ストレージクラス SSS で、MVC が MVC プール PPP から選択されるように指定または暗示されています。
メッセージ内の XXX が「ACS AA」の場合:
ストレージクラス SSS の定義は、STORclas NAME(SSS) ACS(AA) という形式になっています
MVC プール PPP は定義されていますが、MVC プール PPP 内のどの MVC にも、ACS AA 内の RTD によって書き込むことができるメディアがありません。
メッセージ内の XXX が「the configuration」の場合:
ストレージクラス SSS の定義は、STORclas NAME(SSS) ... (ACS(AA) パラメータはなし) という形式になっています。
MVC プール PPP は定義されていますが、MVC プール PPP 内のどの MVC にも、構成内の RTD によって書き込むことができるメディアがありません。
STORCLAS の定義に MVCPool(PPP) パラメータが存在するかどうかによって、そのストレージクラスへの移行時に選択される MVC を含む MVC プールが示されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS) MVCPool(PPP) ... という形式の場合は、MVC プール PPP から MVC が選択されます。
ストレージクラス SSS の定義が STORclas NAME(SSS) ... (MVCPool(PPP) パラメータはなし) の形式の場合は、MVC プール DEFAULTPOOL から MVC が選択されます。
VTCS は、(NAME(PPP) パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で定義された) 名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
ストレージクラス SSS への移行 (またはこの MVC プールから MVC を要求する移行) はすべて失敗します。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: STORCLAS の定義で正しい MVC プールが指定または暗示されている場合は、構成または ACS AA (必要に応じて) で使用可能な RTD によって書き込むことができるメディアの MVC を含むように MVC プール PPP の定義を修正します。その後、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードしてください。
STORCLAS の定義で不正な MVC プールが指定または暗示されている場合は、ストレージクラスの定義を修正したあと、MGMTDEF コマンドを発行してストレージクラスの定義を再ロードしてください。
There are no RTDs in the configuration capable of writing the media contained in the DEFAULTPOOL
説明
: VTCS は、(「NAME(PPP)」パラメータのない MVCPool Volser(VVVVVV) ... の形式で定義された) 名前のない MVC プールに指定されている MVC のプールに対して DEFAULTPOOL という名前を付けます。
DEFAULTPOOL は定義されていますが、DEFAULTPOOL 内のどの MVC にも、構成内の RTD によって書き込むことができるメディアがありません。
すべての STORCLAS の定義が STORclas NAME(SSS) MVCPOOL(PPP) ... の形式になっているため、DEFAULTPOOL の使用を暗示する STORCLAS の定義がありません。
MGMTCLAS を持たない VTV や未定義の MGMTCLAS を持つ VTV を移行するときは DEFAULTPOOL が使用されるため、VTCS は DEFAULTPOOL 内の MVC を確認しました。
この MVC プールへの移行はすべて失敗します。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: VT QU MVCP NAME(ALL) を発行して、MVC プール DEFAULTPOOL 内のメディアタイプを表示できます。
VT QU CONFIG を発行して、RTD のデバイスタイプを表示できます。
MGMTCLAS なしで、またはこのホストで定義されていない MGMTCLAS を使って (たとえば、別の MGMTDEF 定義を使用する別のホストで) VTV が作成される (された) 可能性がある場合は、構成内で使用可能な RTD によって書き込むことができるメディアの MVC を含むように DEFAULTPOOL の定義を修正します。その後、VT MVCDEF コマンドを発行して MVC プールの定義を再ロードしてください。
M
rtd-adr
,mvcid
,
SL,,
vtssname
,
calling-module
,
storclas
説明
: このメッセージは、MVC マウント要求の詳細を示しています。
rtd-adr は、マウントされる RTD アドレスです。
MVCid は、使用される VOLSER です。
vtss-name は、この要求の VTSS の名前です。
calling-module は、マウントを要求している VTCS モジュールです。
storclas は、この要求の STORCLAS です。
システムアクション
: HSC は、指定された MVC を RTD にマウントするように指示されました。
ユーザーの対応
: なし。これは情報メッセージです。
K
rtdaddr
,
mvcid
,
volser
,
PVT,
vtssname
,
calling-module
説明
: このメッセージは、MVC マウント解除要求の詳細を示しています。
rtd-adr は、マウントされる RTD アドレスです。
MVCid は、使用される VOLSER です。
vtss-name は、この要求の VTSS の名前です。
calling-module は、マウントを要求している VTCS モジュールです。
storclas は、この要求の STORCLAS です。
システムアクション
: HSC は、指定された MVC を RTD からマウント解除するように指示されました。
ユーザーの対応
: なし。これは情報メッセージです。
Mount of MVC
volser
on RTD
rtdaddr
failed.Enter CANCEL to terminate VTCS request or RETRY to attempt recovery
説明
: 指定されたマウントが失敗しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: CANCEL を入力して VTCS 要求を終了するか、RETRY を入力して回復を試行してください。
Invalid TAPEPLEX name '
NNNN
' specified for option '
KKKKKK
'
説明
: キーワード KKKKKK に指定された名前 NNNN は、TapePlex 名でないか、有効な TapePlex 名として CDS に追加されていません。
システムアクション
: そのユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: 制御カードを適切に修正して、ジョブを再実行してください。TapePlex 名が正しい場合は、VTCS 構成を確認してください。
RTD
RRRR
device type of
TTTTTTTT
not verified.LSM
AA:LL
is offline
説明
: VTCS は、格納先の LSM がオフラインのため、RTD RRRR のデバイスタイプを検証できませんでした。VTCS は、このデバイスのタイプを LSM が最後にオンラインだったときと同じであるとみなします。デバイスタイプが有効な RTD デバイスタイプでない場合は、このメッセージのあとにメッセージ SLS6619E が発行されます。
システムアクション
: VTCS は、検証されていないデバイスタイプを使用し続けます。
ユーザーの対応
: LSM をオンラインにすることをお勧めします。デバイスタイプが正しい場合は、これ以上のアクションは必要ありません。そうでない場合は、RTD をオンラインにすることをお勧めします。
Device
DDDD
cannot be used as an RTD on this host because it is not defined to
TTTTTTTT
説明
: デバイス DDDD は、VTCS 構成内の RTD として定義されています。このデバイスは TapePlex TTTTTTTT の HSC 構成に含まれていないため、この定義は無効です。
システムアクション
: VTCS は処理を続行しますが、このデバイスをこの VTCS ホストの RTD として使用することはできません。
ユーザーの対応
: VTCS CONFIG と TapePlex TTTTTTTT の LIBGEN で、デバイス DDDD の定義と使用を確認します。
定義がローカルデバイス (TapePlex LOCALHSC) 用である場合は、ローカルホストの LIBGEN で DDDD がデバイスとして定義されているはずです。
定義がストレージマネージャー TTTTTTTT 内のリモートデバイス用である場合は、その TapePlex へのアクセスを提供するホストの LIBGEN で DDDD が定義されているはずです。
必要な場合は、HSC の「SET SLIDRIVS」ユーティリティーを使用して該当する HSC LIBGEN を変更します。問題が修正されたら、コマンド「VT VARY RTD(DDDD)」を使用してドライブ情報の再配置を試行してください。
VOLUME LEVEL SYNCH REPLICATION {SUCCESSFUL|FAILED|DROPPED} FOR VTV
vtvid
FROM VTSS
privtss
TO VTSS
secvtss
説明
: VTCS は、プライマリ VTSS privtss からセカンダリ VTSS secvtss への VTV vtvid の同期レプリケーションの試行が成功または失敗したこと、あるいは破棄されたことを検出しました。破棄された条件は、同期レプリケーションの開始時に存在しましたが、タイムアウトしたか、または失敗として報告されませんでした。
システムアクション
: VTV の同期レプリケーションが成功した場合、これ以上のアクションは実行されません。非拡張レプリケーションの試行が失敗したか破棄された場合、VTCS は関連する CLINK と任意のセカンダリ VTD を回復し、失敗した VTV に対して非同期レプリケーションを 1 回試みます。拡張レプリケーションの試行が失敗した場合、現時点ではリソースの回復は一切試みられません。ただし、VTCS は、失敗した VTV に対して非同期要求を 1 回試みます。
ユーザーの対応
: 同期レプリケーションが成功した場合、ユーザーの対応は不要です。拡張レプリケーションの試みが失敗した場合、手動で状態を変更しなければならない可能性があります。Display LINKSto コマンドを発行し、すべてのリンクの現在の状態を表示します。必要であれば、リンクの状態を変更して必要な状態に戻します。
VTV VVVVVV rejected; unknown tapeplex name TTTTTTTT encountered in the manifest file
説明
: マニフェストファイル内で、TapePlex 名 TTTTTTTT が VTV VVVVVV に関連付けられていますが、この TapePlex 名は VTCS 構成で定義されていません。
システムアクション
: この VTV を無視して (インポートせずに) 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: (TapePlex TTTTTTTT が VTCS 構成からなくなったために) VTV が拒否されることが予期されていた場合、必要なアクションはありません。そうでない場合は、VTCS 構成で TapePlex TTTTTTTT を定義してからこの VTV をインポートしてください。
STORCLAS
SSS
references invalid tapeplex
XXX
説明
: ストレージクラス SSS で、TapePlex XXX を使用して VTV のコピーを格納するように指定されています。しかし、この TapePlex を参照するデバイスが定義されていないようです。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。問題が解決されるまで、このストレージクラスを参照する VTV は常駐としてロックされます。
ユーザーの対応
: TapePlex XXX を参照するデバイスを構成に追加するか、またはストレージクラスの定義を修正してください。
VTSS
NNNNNNNN
does not have 32 RTD support
説明
: VTSS NNNNNNNN が 32 RTD サポートなしで検出されました。16 個を超える RTD/CLink またはチャネルインタフェースアドレス ci:n (n は 2 または 3) を含む無効な構成が定義されています。
システムアクション
: VTSS の初期化が強制終了され、VTSS が「アクセス不能」に設定された状態で HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 構成パラメータを修正し、CONFIG ユーティリティーを再実行して VTCS 構成を再定義してください。
RC
CCCCCCC1
returned from CDS Logging request.An error message briefly describing the error condition is appended
説明
: VTCS はイベントを記録しようとしましたが、この操作はエラーメッセージに示された理由で失敗しました。
システムアクション
: このロギング操作は失敗し、これに関連する要求は再スケジュールされるか、失敗します。
ユーザーの対応
: 報告されたリターンコードに応じて、適切なアクションを実行してください。
7501 - No log files defined.
VTCS のロギングポリシーが要求に応じて定義されていますが、HSC でロギングが確立されていません。HSC 内にロギングを設定する方法については、HSC のドキュメントを参照してください。
7502 - log file(s) are full.
オフロードプロセスが実行され、ログ機能が再確立されるまで、重要な VTCS イベントに対してこれ以上のロギングまたは CDS 更新が許可されないため、VTCS の機能は低下します。
7503 - Failure during logging operation.
VTCS がイベントを記録しようとしたときに、内部エラーが発生しました。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡して、生成されたリターンコードを伝えてください。
VTCS batch updates to the CDS are disallowed where VTCS logging is mandatory.Run CONFIG to revert to optional VTCS batch updates to the CDS are disallowed where VTCS logging is mandatory
説明
: VTCS は CDS のバッチ更新を実行しようとしましたが、VTCS 内のロギングが必須として指定されています。
システムアクション
: この操作は失敗します。バッチプロセスを有効にして CDS を更新するには、VTCS 内のロギングをオプションとして指定してください。
ユーザーの対応
: 上記の原因としてもっとも可能性が高いのは、VTCS 内のロギングが必須として指定されていることです。VTCS 内のロギングをオプションに戻すには、グローバル変数 LOGPOL=OPTional を指定して CONFIG を実行してください。
MVCDRAIN
has set READONLY(OFF) for MVC
mvc
説明
: MVCDRAIN で READONLY(OFF) が指定されました。このメッセージは、この MVC に対して READONLY(OFF) が設定されたことを確認します。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
MVC
CCCCCCC1
unable to turn
CCCCCCC2
Do Not Scratch indicator.
RC=
CCCCCCC3
, Reason=
CCCCCCC4
説明
: CONFIG は、MVC CCCCCCC1 の処理中に「Do Not Scratch」インジケータを CCCCCCC2 (ON または OFF) にしようとしていましたが、エラーが発生しました。
システムアクション
: CONFIG は終了し、リターンコード CCCCCCC3 と理由 CCCCCCC4 が返されます。
ユーザーの対応
: CONFIG の入力が正しいことを確認します (これによって処理される MVC が決まるため)。削除対象となるすべての MVC が使用中でなく、空であることを確認します。削除対象となるすべての MVC が正しい状態であれば、CONFIG を再実行してください。エラーを修正できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Date error -
CCCCCCC1
説明
: VTCS は日付を別の形式に変換しようとしましたが、CCCCCCC1 に示されたエラーが発生しました。
システムアクション
: 日付の変換が失敗します。
ユーザーの対応
: 無効なユーザー入力がこの障害の原因だった場合は、日付を修正してコマンドを再発行してください。
CCCCCCC1
error for DDName
CCCCCCC2
説明
: VTCS は DD 名 CCCCCCC2 に対して操作 CCCCCCC1 を実行しようとしましたが、この操作は失敗しました。
システムアクション
: VTCS が処理しようとしていたコマンドが失敗します。
ユーザーの対応
: 無効なユーザー JCL がこの障害の原因だった場合は、ジョブを修正して再発行してください。
SWSLOGAN error message -
CCCCCCC1
説明
: VTCS モジュール SWSLOGAN がログファイルの分析を試行したときに、CCCCCCC1 に示されたエラーが発生しました。
システムアクション
: VTCS が実行しようとしていた回復アクションが失敗します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Unknown sub-command
CCCCCCC1
submitted with LOGUTIL recovery command
説明
: VTCS は、入力データストリームで指定された回復アクションを実行しようとしましたが、サブコマンド CCCCCCC1 が認識されないため、実行するアクションを特定できません。
システムアクション
: VTCS が実行しようとしていた回復アクションが失敗します。
ユーザーの対応
: サブコマンドを修正してジョブを再発行してください。
Logging utility
#
説明
: VTCS はユーティリティーを実行しようとしましたが、警告またはエラー状態が検出されました。
システムアクション
: 警告が生成された場合は、処理が続行されます。エラー状態が報告された場合は、そのユーティリティーの処理が失敗します。
ユーザーの対応
: ユーザー入力がこの障害の原因だった場合は、ジョブを修正して再発行してください。
OPEN error for DDName
XXXXXXXX
説明
: ログユーティリティーは、指定された DD 名 XXXXXXXX のオープンに失敗しました
システムアクション
: VTCS が処理しようとしていたコマンドが失敗します。
ユーザーの対応
: 無効なユーザー JCL がこの障害の原因だった場合は、ジョブを修正して再発行してください。
SORT error processing log file
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルを処理するために SORT を呼び出します。SORT から 0 以外のリターンコードが返されました。
システムアクション
: VTCS が処理しようとしていたコマンドが失敗します。
ユーザーの対応
: SORTOUT ファイルに SORT によって生成されたエラーメッセージがないかを調べ、SLSPRINT ファイルにログユーティリティーによって生成されたエラーメッセージがないかを調べてください。
Sequence number check error: record
NNNNNNNN
, last seqno
XXXXXXXXXXXXXXXX
, next seqno
YYYYYYYYYYYYYYYY
説明
: ログユーティリティーの SORT 出口の出力フェーズ中に、指定されたレコードが連続するシーケンス番号の順でないことがわかりました。レコード NNNNNNNN のシーケンス番号は YYYYYYYYYYYYYYYY ですが、直前に読み取られたシーケンス番号は XXXXXXXXXXXXXXXX でした。これはログファイルの整合性エラーです。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: ログファイルユーティリティーへの入力を修正して、連続したログファイルレコードのセットを指定してください。
BLKID validation error: record
NNNNNNNN
, last
PPPPP
blkid XXXXXXXX
, next start
blkid YYYYYYYY
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。新しい VTV を追加するログファイルレコード NNNNNNNN の処理中に、MVC 上の VTV の開始ブロック番号 YYYYYYYY が、(PPPPP が「end」のときに) 直前の VTV の終了ブロック番号 XXXXXXXX より 1 つ大きい番号でなかったか、または (PPPPP が「start」のときに) 直前の VTV の開始ブロック番号 XXXXXXXX より大きい番号ではありませんでした。これは、ログファイルに記録されていない不明なアクティビティーがいくつか存在することを示しています。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: ログファイルのアクティビティーが欠落した理由を特定してください
Reset EOT to 0 validation error: record
NNNNNNNN
,
MVC
MMMMMM
VTV
count
XXXX
, VTV del count
YYYY
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。MVC MMMMMM の EOT blkid を 0 にリセットするログファイルレコード NNNNNNNN を処理するときは、アクティブな VTV のカウントフィールドと削除された VTV のカウントフィールドも 0 であるべきです。
XXXX または YYYY、あるいはその両方が 0 でないことがわかりました。これは、予想外のデータ検証エラーの状況です。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
CCCCCCC1
error for CDS
説明
: VTCS は、CDS に対して操作 CCCCCCC1 を実行しようとしましたが、この操作は失敗しました。
システムアクション
: VTCS が処理しようとしていたコマンドが失敗します。
ユーザーの対応
: 無効なユーザー JCL がこの障害の原因だった場合は、ジョブを修正して再発行してください。
CCCCCCC1
transaction sequence number warning:
CDS
CCCCCCC2
: Log files
CCCCCCC3
説明
: このロギングシステムでは、記録される各更新に対して昇順のシーケンス番号が使用されます。このシーケンス番号は、ログレコードと CDS に書き込まれます。
VTCS ロギングユーティリティー CCCCCCC1
は、CDS に最後に記録された更新によって、ログレコードシーケンス番号 CCCCCCC2
の書き込みが発生したことを検出しました。
ジョブに提供されるログファイルには、最高値の次に高いログレコードシーケンス番号 (CCCCCCC2
+ 1) が含まれているべきですが、ログファイルはログレコードシーケンス番号 CCCCCCC3
から始まっています。
この相違がある場合は、記録されたトランザクションが回復プロセスから除外されていることになるため、回復が不完全になる可能性があります。
システムアクション
: 処理は続行されますが、この不一致について調べることをお勧めします。記録されたトランザクションのデータセットが回復プロセスから除外されている場合は、そのデータセットを含めてジョブを再実行するようにしてください。
ユーザーの対応
: この不一致について調べ、必要な場合は、欠落した記録済みトランザクションのデータセットを含めて回復を再実行してください。
Reset EOT chain error
A
: record
NNNNNNNN
,
MVC
MMMMMM
reset blkid
XXXXXXXX, VTV start blkid
YYYYYYYY
, flags
FF
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。MVC MMMMMM の EOT blkid を XXXXXXXX にリセットするログファイルレコード NNNNNNNN の処理中に、開始 blkid が YYYYYYYY である VTV に予期しないフラグ FF が付けられていることがわかりました。検出されるチェーンエラーの状況には 2 つの可能性があり、「chain error A」の値は 1 または 2 になります。
これは予想外のデータ検証エラーの状況であり、ログファイルに記録されていない不明なアクティビティーがいくつか存在することを示しています。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: ログファイルのアクティビティーが欠落した理由がない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Reset EOT BLKID validation error: record
NNNNNNNN
,
MVC
MMMMMM
blkid
YYYYYYYY
, chain end
Reset EOT to
BBBBBBBB
error
A
: rec
NNNNNNNN
,
MVC
MMMMMM
DDDDDD
constructs
CCCCCCCC
, VTV count
XXXX
,VTV del count
YYYY
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。MVC MMMMMM の EOT blkid を BBBBBBBB にリセットするログファイルレコード NNNNNNNN の処理中に、VTV カウントフィールドの検証でエラー A が発生し、DDDDDD の作成カウントが CCCCCCCC になりました。
エラー A が 1 の場合、DDDDDD は「VTV」になり、したがって VTV の作成カウントがリセットされた VTV のカウント XXXX より大きくなりました。
エラー A が 2 の場合、DDDDDD は「unlink」になり、したがってリンク切断の作成カウントがリセットされた VTV の削除カウント YYYY より大きくなりました。
これは、予想外のデータ検証エラーの状況です。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
BLKID validation error: record
NNNNNNNN
,
MVC
MMMMMM
reset EOT blkid
XXXXXXXX
, start blkid
YYYYYYYY
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。MVC MMMMMM に新しい VTV を追加するログファイルレコード NNNNNNNN の処理中に、開始 blkid YYYYYYYY が直前にリセットされた EOT blkid XXXXXXXX と同じではありませんでした。
これは予想外のデータ検証エラーの状況であり、ログファイルに記録されていない不明なアクティビティーがいくつか存在することを示しています。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: ログファイルのアクティビティーが欠落した理由がない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX NNNNNNNN
説明
: ログユーティリティーの解析フェーズが完了し、各種レコードまたは作成カウント NNNNNNNN が報告されています。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX は可変テキストで、次のいずれかになります。
SORT に読み込まれたレコード
日時範囲に含まれるレコード
日時範囲に含まれないレコード
SLS6925I のレコードタイプは次のように処理されます
SLS6925I A - MVC への VTV の追加、40,341
SLS6925I B - MVC にインポートされた VTV、515
SLS6925I E - 逆方向への EOT のリセット、336
SLS6925I F - MVC の初回使用または再使用、237
SLS6925I G - インポートされた MVC、16
SLS6925I R - MVC からの VTV のリクレイム、17,866
SLS6925I U - MVC からの VTV のリンク切断、20,508
SLS6925I V - 新しいバージョンの VTV、19,633
SLS6925I W - インポートされた VTV、515
SLS6925I X - VTV の電子エクスポート、196
スキップされた不要なレコードタイプ
処理されたシステムの数
システム HOSTNAME から処理されたレコード
MVC の数
VTV の数
作成された VTV バージョンの数
削除された VTV バージョンの数
存在する VTV バージョンの数
上記の HOSTNAME は、HSC ホストの ID 名です。ログファイルで検出されたシステム名ごとに 1 行ずつ出力されます。
システムアクション
: ログファイルユーティリティーは処理を続行します。
ユーザーの対応
: なし。情報のみを示すメッセージです。
VTSS
NNNNNNNN
does not support the MVC initialization (Write New VOL1 Label) feature
説明
: MVC の初期化機能が要求されましたが、VTSS NNNNNNNN はこの機能をサポートしないマイクロコードレベルにあります。
システムアクション
: 処理は続行されますが、この VTSS では MVC の初期化を実行できません。
ユーザーの対応
: MVC の初期化機能が必要な場合は、サポートするマイクロコードレベルに VTSS をアップグレードして HSC/VTCS をリサイクルするか、または VTSS をオフラインおよびオンラインにしてこの機能をアクティブにしてください。
Add after reset EOT locate BLKID error: record
NNNNNNNN
, MVC
MMMMMM
blkid
XXXXXXXX
, chain end
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。以前に EOT blkid が XXXXXXXX にリセットされた MVC MMMMMM に追加するログファイルレコード NNNNNNNN の処理中に、チェーンの終端に到達する前に開始 blkid が同じかそれより大きいレコードが見つかりませんでした。
これは予想外のデータ検証エラーの状況であり、ログファイルに記録されていない不明なアクティビティーがいくつか存在することを示しています。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: ログファイルのアクティビティーが欠落した理由がない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Reset EOT BLKID validation error: record
NNNNNNNN
, MVC
MMMMMM
blkid
YYYYYYYY
, chain end
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。MVC MMMMMM の EOT blkid を YYYYYYYY にリセットするログファイルレコード NNNNNNNN の処理中に、一致する (同じかそれより大きい) 開始 blkid が見つかる前にチェーンの終端に到達しました。
これは予想外のデータ検証エラーの状況であり、ログファイルに記録されていない不明なアクティビティーがいくつか存在することを示しています。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: ログファイルのアクティビティーが欠落した理由がない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTV
#
contains tapeplex
# that is unrecognized to the target CDS
A tapeplex name on the VTV record is not defined in the VTCS configuration on the target CDS.
説明
: ソース CDS 内で、ターゲット CDS の VTCS 構成で認識されていない TapePlex 名が VTV に検出されました。
システムアクション
: すべての VTV と MVC がチェックされたあとで、処理が異常終了します。
ユーザーの対応
: TAPEPLEX 文でターゲット VTCS 構成にこの TapePlex 名を追加して、CONFIG ユーティリティーを実行してください。
Locate VTV connector error
E: record
NNNNNNNN
, MVC
MMMMMM
t/s
XXXXXXXXXXXXXXXX
, VTV start bilked
YYYYYYYY
, FLAGS
FF
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。VTV の開始 blkid が YYYYYYYY であるログファイルレコード NNNNNNNN の処理中に、タイムスタンプ XXXXXXXXXXXXXXXX と MVC MMMMMM の照合で VTV コネクタの検索エラー E が発生し、予期しないフラグ FF が付けられました。エラー E は、内部の数値診断値です。
これは予想外のデータ検証エラーの状況であり、ログファイルに記録されていない不明なアクティビティーがいくつか存在することを示しています。
システムアクション
: この SORT は破棄され、ログファイルユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: ログファイルのアクティビティーが欠落した理由がない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
No active VTCS system found.Command:
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
説明
: MVC プールレポートユーティリティーは、アクティブな VTCS システムから情報を取得する必要があります。内部コマンド XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX を発行したときに、アクティブな VTCS システムが見つかりませんでした。
システムアクション
: 現在のユーティリティー要求は強制終了されます。
ユーザーの対応
: ユーティリティー要求の期間中に VTCS がアクティブであることを確認してください。
Inventry syntax error:
RRR
説明
: このメッセージの前に出力された INVENTRY ユーティリティーの構文に、エラー RRR が含まれています。
CDScheck の値は Full、Mvc、または None である必要があります。
STOPleot の値は NO または YES である必要があります。
TERMerr の値は NO または YES である必要があります。
STOPleot(YES) を指定できるのは CDScheck(Full/Mvc) を指定した場合だけです。
TERMerr(YES) を指定できるのは CDScheck(Full/Mvc) を指定した場合だけです。
システムアクション
: 処理は終了します。リターンコードが 8 に設定されます。
ユーザーの対応
: 構文を修正してからユーティリティーを再実行してください。
VTV:
VVVVVV
MVC:
MMMMMM
Loc:
PPP
/
BBBBBBBB
Create:
CCC
Migrate:
RRR OOO
説明
: このメッセージには、MVC MMMMMM のインベントリの実行中にこの MVC で見つかった VTV VVVVVV の詳細が示されます。これらの詳細は、CDS ではなく MVC MMMMMM に記録されたものです。
PPPP/BBBBBBBB は、MVC MMMMMM 上での VTV VVVVVV の開始位置を示しています。PPPP はパーティション、BBBBBBBB はブロック情報です。
CCC は、VTV VVVVVV が作成された日時です (既知の場合)。
RRR は、VTV VVVVVV が MVC MMMMMM に移行された日付です (既知の場合)。
OOO は、INVENTRY ユーティリティーに CDScheck(Full/Mvc) を指定した場合にのみ出力されるオプションのコメントです。VTV VVVVVV の常駐または MVC コピーが存在し、それがこのメッセージに示されたコピーとは異なることが CDS に示されている場合は、VTV VVVVVV の CDS コピーを示すメッセージ SLS6934I が出力されます。
OOO は、MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV のコピーに関連して CDS に記録された VTV VVVVVV の詳細に関するコメントです。
「CDS VTV is not defined」 - VTV VVVVVV は CDS に定義されていません。
これはエラーです。この CDS を使用しているときに VTV VVVVVV が MVC MMMMMM に移行された場合、この状況は発生しないはずです。
「CDS shows no VTV copy」 - VTV VVVVVV のコピーが 1 度も作成されていないことが CDS に示されています。
これはエラーです。この CDS を使用しているときに VTV VVVVVV が MVC MMMMMM に移行された場合、この状況は発生しないはずです。
「CDS shows an older VTV」 - CDS に記録された VTV VVVVVV のコピーの作成日時が、MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV のコピーより古く (前に) なっています。
これはエラーです。この CDS を使用しているときに VTV VVVVVV が MVC MMMMMM に移行された場合、この状況は発生しないはずです。
「CDS shows an newer VTV」 - CDS に記録された VTV VVVVVV のコピーの作成日時が、MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV のコピーより新しく (あとに) なっています。
これは正常であり、次のようにして発生します。
VTV VVVVVV が日時 CCC に作成され、MVC MMMMMM のブロック BBB に移行されます。
その後の日時 DDD に、VTV VVVVVV の別のコピーが作成されます。
VTCS は、MVC MMMMMM からリンク切断された VTV VVVVVV があることを示すように CDS を更新しますが、VTV VVVVVV は依然として MVC MMMMMM 上に物理的に存在します。
「CDS shows same age VTV」 - CDS に記録された VTV VVVVVV のコピーの作成日時が、MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV のコピーと同じになっています。しかし、CDS には、VTV VVVVVV のコピーが MVC MMMMMM 上の位置 PPPP/BBBBBBBB にあることが示されていません。
これは正常であり、次のようにして発生します。
VTV VVVVVV が日時 CCC に作成され、MVC MMMMMM のブロック BBB に移行されます。
MVC MMMMMM がドレインされます。
VTV VVVVVV が MVC MMMMMM からリコールされ、MVC NNNNNN に移行されます。
VTCS は、MVC MMMMMM からリンク切断された VTV VVVVVV があることを示すように CDS を更新しますが、VTV VVVVVV は依然として MVC MMMMMM 上に物理的に存在します。
「CDS shows matching VTV」 - CDS に記録された VTV VVVVVV のコピーの作成日時が、MVC MMMMMM で見つかった VTV のコピーと同じになっています。さらに、CDS にも、この VTV の移行コピーが MVC MMMMMM 上の位置 PPPP/BBBBBBBB にあることが示されています。
これは正常であり、これが VTV VVVVVV の現在のコピーであることを示しています。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: コメント「CDS VTV is not defined」、「CDS shows no VTV copy」、または「CDS shows an older VTV」が出力された場合:
この状況になった理由を調べます。
「CDS VTV is not defined」が出力され、VTV VVVVVV を CDS に定義する必要がある場合は、適切な手順でこれを定義します。
CDS を MVC MMMMMM の内容と一致させる必要がある場合は、MVC MMMMMM の監査を実行してください。
それ以外の場合は、特にありません。
VTV
VVVVVV
:
TTT
CREATED
CCC
MIGRATED
RRR
説明
: このメッセージには、MVC のインベントリの実行中に MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV に関して CDS に記録された詳細が示されます。
TTT は次のとおりです。
「Not on MVC MMMMMM」 - MVC MMMMMM 上に VTV VVVVVV のコピーが存在しないことが CDS に示されている場合、または
「MVC MMMMMM block BBB」 - ブロック BBB を開始位置として、MVC MMMMMM 上に VTV VVVVVV のコピーが存在することが CDS に示されている場合。
TTT の値に関係なく、ほかの MVC に VTV VVVVVV のコピーが存在している可能性があります。
CCC は、VTV VVVVVV が作成された日時です (既知の場合)。
「Migrated RRR」は、VTV VVVVVV が MVC MMMMMM に移行された日付を示しています。これは、MVC MMMMMM に VTV VVVVVV のコピーが存在することが CDS に示されており、日付が既知である場合にのみ出力されます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTV:
VVVVVV
MVC:
MMMMMM
Loc:
PPP
/
BBBBBBBB
Create:
CCC
Migrate:
RRR
説明
: このメッセージには、VTV VVVVVV に関して CDS に記録された詳細が示されます。
PPPP/BBBBBBBB は、MVC MMMMMM 上の VTV VVVVVV の開始位置 (パーティションとブロック) を示しています。
CCC は、VTV VVVVVV が作成された日時です (既知の場合)。
RRR は、VTV VVVVVV が MVC MMMMMM に移行された日付です (既知の場合)。
CDS には VTV VVVVVV のコピーが MVC MMMMMM 上に存在することが示されていますが、MVC のインベントリの実行中に MVC MMMMMM で VTV VVVVVV が見つかりませんでした。
システムアクション
: リターンコードが 8 に設定されます。INVENTRY ユーティリティーに TERMerr(YES) が指定された場合は、MVC MMMMMM の処理が終了します。それ以外の場合、処理は続行されます。
ユーザーの対応
: CDS を MVC MMMMMM の内容と一致させる必要がある場合は、MVC MMMMMM の監査を実行してください。それ以外の場合は、特にありません。
The CDS does not contain VTV
VVVVVV
, found during inventory processing of MVC
MMMMMM
説明
: MVC のインベントリの実行中に MVC MMMMMM で VTV VVVVVV が見つかりましたが、この VTV は CDS に定義されていません。
システムアクション
: リターンコードが 8 に設定されます。INVENTRY ユーティリティーに TERMerr(YES) が指定された場合は、MVC MMMMMM の処理が終了します。それ以外の場合、処理は続行されます。
ユーザーの対応
: VTV VVVVVV を CDS に定義する必要がある場合は、適切な手順でこれを定義してください。その後、CDS を MVC MMMMMM の内容と一致させる必要がある場合は、MVC MMMMMM の監査を実行してください。
Inventory of MVC
MMMMMM
terminated at block
BBB1
, VTV
VVVVVV
. Logical end-of-tape is at block
BBB2
説明
: MVC のインベントリの実行中に、MVC MMMMMM のブロック BBB1 で VTV VVVVVV が見つかりました。
ブロック BBB1 は、この MVC の論理的なテープの終わり (LEOT) 位置 (つまり、次の移行が発生する位置) として CDS に示されているブロック BBB2 と同じか、またはそれを越えています。MVC MMMMMM がドレインまたはリクレイムされた場合は、リコールされた VTV がまだ MVC 上に物理的に存在するため、これはエラーを示すものではありません。
INVENTRY ユーティリティーに STOPleot(YES) が指定されました (論理的なテープの終わり (LEOT) 位置に達したときにその処理が終了します)。
システムアクション
: MVC MMMMMM の処理が終了します。リターンコードが 0 に設定されます。
ユーザーの対応
: なし
VTV
VVVVVV
, found during inventory processing of MVC
MMMMMM
, is inconsistent with the CDS
説明
: MVC のインベントリの実行中に、MVC MMMMMM で VTV VVVVVV が見つかりました。この CDS を使用して VTV VVVVVV を MVC MMMMMM に移行した場合にはあり得ない形で、CDS 内の VTV VVVVVV の詳細と MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV の詳細が相違しています。
このメッセージの前に発行されたメッセージ SLS6933I に、MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV のコピーの詳細と相違の概要が示されます。
VTV VVVVVV の常駐または MVC コピーが存在することが CDS に示されている場合は、このメッセージの前に発行されたメッセージ SLS6934I に CDS 内の VTV VVVVVV の詳細が示されます。
システムアクション
: リターンコードが 8 に設定されます。INVENTRY ユーティリティーに TERMerr(YES) が指定された場合は、MVC MMMMMM の処理が終了します。それ以外の場合、処理は続行されます。
ユーザーの対応
: MVC MMMMMM で見つかった VTV VVVVVV のコピーと CDS 内の VTV VVVVVV のコピーが異なる理由を調べます。CDS を MVC MMMMMM の内容と一致させる必要がある場合は、MVC MMMMMM の監査を実行してください。
Unable to determine the position of the end of VTV
VVVVVV
. [Inventory of MVC
MMMMMM
t
erminated|Media verify of MVC DMV102 terminated.]
説明
: MVC に対するインベントリ (メディア検証) の実行中に、MVC MMMMMM で VTV VVVVVV が見つかりました。
VTCS は、MVC MMMMMM 上の VTV VVVVVV の終了位置を特定できなかったため、MVC MMMMMM により多くの VTV が存在するかどうかを確認できませんでした。
システムアクション
: MVC MMMMMM の処理が終了します。リターンコードが 8 に設定されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ECAM error
CCC
/
SSS
(possible data loss) occurred reading VTV
VVVVVV
, during [inventory|media verify] processing of MVC
MMMMMM
説明
: MVC に対するインベントリ (メディア検証) の実行中に、MVC MMMMMM で VTV VVVVVV が見つかりました。この VTV の読み取り中に、VTV のこのコピーが消失または破損した可能性があることを示す ECAM エラー CCC/SSS が発生しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。リターンコードが 8 に設定されます。
ユーザーの対応
: この VTV の使用可能なコピーがほかに存在する場合は、VTVMAINT ユーティリティーを使用してこの VTV のリンクを MVC MMMMMM から切断し、VTV のこのコピーを使用できないようにすることを検討してください。サポートが必要な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
ECAM error
CCC
/
SSS
occurred reading VTV
VVVVVV
, during [inventory|media verify] processing of MVC
MMMMMM
説明
: MVC のインベントリ (メディア検証) の実行中に、MVC MMMMMM で VTV VVVVVV が見つかりました。この VTV の読み取り中に ECAM エラー CCC/SSS が発生しました
システムアクション
: MVC MMMMMM の処理が終了します。リターンコードが 8 に設定されます。
ユーザーの対応
: このエラーに対するアクションが該当する ELS のマニュアルに示されている場合は、それを実行してください。サポートが必要な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
No VTVs were found on MVC
MMMMMM
説明
: インベントリが実行された MVC MMMMMM で VTV が見つかりませんでした。
システムアクション
: MVC MMMMMM の処理が終了します。リターンコードが 0 に設定されます。
ユーザーの対応
: なし
MVC
MMMMMM
is not empty, request failed
説明
: 要求されたアクションには、MVC MMMMMM が空であることが求められます。MVC が空でないため、このアクションを完了できません。
「Display MVC」または MVC レポート出力では、この MVC に VTV が 1 つもないことが示される場合もありますが、この MVC は空ではありません。空であるためには、MVC に VTV が 1 つもないことが示され、MVC がドレインされている必要があります。
システムアクション
: MVC に対して要求された処理が失敗します。
ユーザーの対応
: MVC をドレインしてから、MVC に対してアクションを再試行してください。
NNNN
MVC|VTV definitions deleted from|targeted for deletion from|added to|targeted for addition to configuration
説明
: CONFIG または SET VOLPARM の実行中に、VTV または MVC、あるいはその両方の定義が変更されました。
CONFIG に NOUPDATE が指定されているか、VOLPARM に APPLY(NO) が指定されている場合は、変更の対象になった VTV または MVC、あるいはその両方の定義がこのメッセージに反映されます。
このメッセージで VTV または MVC、あるいはその両方が削除されたことが示された場合は、データベースからそれらが物理的に削除されたわけではないことに注意してください。正確には、論理的な削除状態が設定されており、占有中のスペースは再使用されません。
このメッセージで VTV または MVC、あるいはその両方が追加されたことが示された場合、それは論理的な削除状態が解除されたか、または以前に定義されていなかった新しいボリュームが追加されたことを反映している可能性があります。
システムアクション
: NOUPDATE を指定せずに CONFIG を実行したか、または APPLY(YES) を指定せずに SET VOLPARM を実行した場合は、VTV または MVC、あるいはその両方の範囲定義が構成内で変更され、それ以外の場合、構成は更新されません。
ユーザーの対応
: 削除された VTV または MVC 定義のリストを取得するには、DECOMP に LISTDELR キーワードを指定して実行してください。VTV または MVC 定義が追加された場合は、DECOMP をそのまま実行して、定義されているすべての VTV と MVC のレポートを取得してください。
MVC
MMMMMM
is mounted, request failed
説明
: 要求されたアクションには、MVC MMMMMM がマウントされていないことが求められます。MVC がマウントされているため、このアクションを完了できません。
システムアクション
: MVC に対して要求された処理が失敗します。
ユーザーの対応
: この MVC をマウント解除してから、この MVC に対するアクションを再試行してください。
Host
HHHHHHH1
(PROCESS ID
IIIII
,
A BBB
TASK
) has waited
N
minutes for
TTTT
RRRRRR
held by Host
HHHHHHH2
説明
: このメッセージは、システム内の別のホストまたはタスクによってロックされているリソースを待機しているホスト、プロセス識別子、およびタスクタイプを識別します。
HHHHHHH1 は、リソースを必要としているホスト名です。
IIII は、待機しているタスクのプロセス ID です
BBB は、ロックを待機しているタスクのタイプであり、次のいずれかの値が含まれます。
Clk - Clink タスク
Cmd - コマンドタスク
Csh - Clink スケジューラタスク
Drv - RTD スケジューラタスク
DSP - メインディスパッチャータスク
Inv - インベントリマネージャータスク
MSc - 移行スケジューラタスク
RCM - ドレイン/スペースリクレイムマネージャー
RTD - RTD タスク
Scr - スクラッチマネージャータスク
SS - VTSS タスク
unk - 不明なタスク
N は、分単位の経過時間です。
TTTT は、ロックされているリソースタイプであり、次のいずれかの値が含まれます。
lock slot
VTD
VTV
MVC
RTD
RRRRRR は、ロックされているリソースであり、次のいずれかが含まれます。
ロックスロット番号
VTD アドレス
VTV の volser
MVC の volser
RTD アドレス
HHHHHHH2 は、リソースをロックしているホスト名です。
システムアクション
: 現在処理中の要求は、あとで処理するように再度キューに入れられます。要求されたリソースがその時点でまだ使用できない場合は、このエラーメッセージが削除され、経過時間を更新して再発行されます。要求されたリソースのロックが所有ホストによって解放されるまで、このプロセスが繰り返されます。
ユーザーの対応
: 要求されたリソースを現在保持しているホストを調べます。Display LOCKS コマンドを使用して、システム内の各ホストおよびタスクによって現在保持されているロックの詳細を表示できます。ロックが保持される原因となったアクティビティーが正常に処理されている場合は、実行すべきアクションはありません。最終的にはロックが取得され、メッセージ SLS6946E は VTCS によって自動的に削除されます。
ロックが保持される原因となったアクティビティーがスタックしたように見える場合は、要求をキャンセルすることを検討してください。ロックが保持されている理由または解放されていない理由を特定できない場合は、StorageTek に相談してください。
No MGMTCLAS statements have been defined or loaded.
UUUUUUUU
processing has been abandoned
説明
: VTCS ユーティリティー UUUUUUUU を実行しようとしましたが、MGMTCLAS 文が定義またはロードされていないため失敗しました。このユーティリティーが実行する処理は MGMTCLAS (および関連する) 文で決定されるため、処理が中止されました。
ユーティリティーの文に POLICYDD(ddd) が指定されていた場合は、//ddd で指定された MGMTDEF ファイルに MGMTCLAS 文がありませんでした。
ユーティリティーの文に POLICYDD(ddd) が指定されなかった場合:
HSC/VTCS アドレス空間に MGMTDEF ファイルがロードされていないか、または
HSC/VTCS アドレス空間の MGMTDEF コマンドで指定されたファイルに MGMTCLAS 文がありませんでした。
システムアクション
: 処理は終了し、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: 関連する MGMTDEF ファイルに MGMTCLAS 文があることを確認してから、このユーティリティーを再実行してください。
Initiating swap of MVC
VVVVVV
from RTD
RRRRRRRR
to device type
TTTTTTTT
説明
: MVC VVVVVV の処理中にエラーが発生しました。この MVC は、RTD RRRRRRRR からデバイスタイプ TTTTTTTT へのスワップ中です。
システムアクション
: 現在のアクションが別の RTD に対して試行されます。スワップ先のデバイスタイプは、MVCATTR SWAPTO ポリシー定義の影響を受けています。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。MVC が破損しているか、または疑わしい場合には、MVCDRAIN コマンドを使用して MVC からすべての VTV を削除します。同じ RTD 上で問題が再発する場合は、VARY コマンドを使用して RTD をオフラインにしてから、StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
The CDS contains
BBBBB
free blocks
説明
: CDS に、拡張のために使用できる BBBBB 個の空きブロックがあります。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: なし
VTSS
VVVVVVVV
does not support global MAXVTVSZ of
NNNN
- defaulting to
DDDD
説明
: VTSS VVVVVVVV は、グローバル MAXVTVSZ パラメータ (NNNN) で指定された VTV サイズをサポートしないマイクロコードレベルにあるため、このサイズの VTV を作成できません。
システムアクション
: 処理は続行されますが、要求されたサイズの VTV は作成されません。MAXVTVSZ の指定は、構成 (DDDD) 内のすべての VTSS でサポートされる最大の VTV サイズにデフォルト設定されます。
ユーザーの対応
: 要求されたサイズの VTV が必要な場合は、サポートするマイクロコードレベルに VTSS をアップグレードして HSC/VTCS をリサイクルするか、または VTSS をオフラインおよびオンラインにしてこの機能をアクティブにしてください。
Config Warning:
XXXXXXXX
説明
: 構成ユーティリティーの実行時に、注意すべき可能性のある状況が検出されました。メッセージ XXXXXXXX は、この警告の理由を示しています。
システムアクション
: エラー状態が検出されなければ、残りの構成文が処理され、CDS が更新されます。構成は終了し、RC=4 が返されます。
ユーザーの対応
: メッセージテキストを見直して、警告の理由を確認してください。構成後の必要なタスクを実行してください。
AAA
VVVVVV
is an invalid
volser
, it is not defined in the CDS
説明
: LOGUTIL ユーティリティーの実行中に、エラーが発生しました。AAA (VTV または MVC) キーワードに対して volser VVVVVV が指定されました。VVVVVV は、CDS に定義された有効な AAA (VTV または MVC) の volser ではありません。
システムアクション
: ユーティリティーが次の volser に対して続行されます。volser VVVVVV が最後に処理される volser である場合は、ユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: volser パラメータを修正して、ユーティリティーを再実行してください。
MVC
VVVVVV
contains zero qualifying VTVs
説明
: MVC VVVVVV 上の VTV を回復するため、FOR_LOSTMVC ユーティリティーが要求されました。特定の VTV フィルタの適用後、適格な VTV がありませんでした。このため、回復は必要ありません。
システムアクション
: ユーティリティーが次の MVC に対して続行されます。volser VVVVVV が最後に処理される MVC だった場合は、ユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: VTV キーワードが指定された場合を除き、ありません。VTV キーワードが指定された場合は、それを削除してからユーティリティーを再実行してください。
VTV
v1
: MVC
m1
was picked as the recovery MVC but contains errors
説明
: LOGUTIL ユーティリティーは、VTV v1 を回復するための最有力候補として MVC m1 を選択しました。この MVC は、CDS に存在しないか、LOST、BROKE、および DATA CHECK ビットの組み合わせのいくつかがオンになっています。この MVC に対して RECALL または AUDIT を試行すると、問題が発生する可能性があります。
システムアクション
: そのユーティリティーの処理は続行されます。
ユーザーの対応
: MVC の問題を修正してから、この MVC に対して RECALL または AUDIT を実行してみてください。RECALL または AUDIT が失敗し、代替 MVC コピーが存在する場合は、VTV の別の代替 MVC コピーに対してこの操作を試行してください。
CCCCCCCC
parameter exceeds
NNNNNNNN
volumes
説明
: LOGUTIL ユーティリティーに CCCCCCCC パラメータが指定されました。このパラメータに指定されたボリューム数が NNNNNNNN (許容最大数) を超えています。
システムアクション
: ユーティリティーは RC=8 を返して終了します。
ユーザーの対応
: パラメータを修正して、ユーティリティーを再実行してください。
One or more volsers were duplicated on the
CCC
parameter
説明
: LOGUTIL ユーティリティーに CCC パラメータが指定されました。CCC パラメータで少なくとも 1 つの volser が重複していることがわかりました。
システムアクション
: 重複する volser は無視されます。
ユーザーの対応
: 必要な場合は、パラメータを修正してユーティリティーを再実行してください。
Volume
MMMMMM
is not an MVC
説明
: MVC MMMMMM に対して AUDIT または INVENTRY が実行されていました。VTCS は、MVC 上の VTV を検索するために ECAM 呼び出しを発行しました。ECAM の応答 (RC=5/114、抑制されている) は、このボリュームが MVC としてフォーマットされていないことを示しています。
システムアクション
: このボリュームの処理は終了し、RC=8 が返されます。
AUDIT が実行されていた場合:
VTCS は、MVC 上にあるものとして CDS に示されているのに見つからなかった VTV を確認しません。これは、このような VTV が MVC からリンク切断されないようにするために必要です。
MVC は「Being audited/Audit failed」状態のままになります。
INVENTRY が実行されていて、CDScheck(Full) が指定された場合、VTCS は MVC 上にあるものとして CDS に示されているのに見つからなかった VTV を確認します。INVENTRY は CDS を更新しないため、これを行なっても安全です。
ユーザーの対応
:
問題が解決されるまで、この MVC には書き込まないようにしてください。これを実現するには、「MVCMAINT MVC(MMMMMM) READONLY(ON)」を実行して、MVC を読み取り専用としてマークします。
回復アクションが必要な場合は、「MVCRPT MVC(MMMMMM) DETail」を実行して、MVC 上にあるものとして CDS に示されている VTV を確認できます。
正しいテープがマウントされたことを確認します。MVC ボリュームではなく MVC 以外のボリュームがマウントされた状態で、同じ volser を持つボリュームが複数存在しないことを確認します。その場合、今度は正しいボリュームをマウントして AUDIT または INVENTRY を再実行します。
正しいボリューム (MVC のはず) がマウントされていた場合、または問題を解決できない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
XXXXXXXX
copy of VTV
VVVVVV
found; recovery is not necessary since the VTV is not in deleted status
説明
: UNDELETE ユーティリティーによって VTV VVVVVV の回復が要求されました。UNDELETE ユーティリティーは、削除ステータスになっている VTV のみを回復します。削除ステータスになるには、その VTV に常駐または移行コピーがあってはいけません。VTV VVVVVV には XXXXXXXX (resident または migrated) コピーがあるため、回復は必要ありません。
システムアクション
: ユーティリティーが次の VTV に対して続行されます。volser VVVVVV が最後に処理される VTV だった場合は、ユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: なし
The manifest file contains
NN
MVC volsers.The maximum number that can be specified is
LL
説明
: MVCMAINT が実行され、マニフェストファイルを使用して処理対象の MVC が指定されました。コマンドの形式は「MVCMAINT MANIFEST(ddname) options」でした。マニフェストファイルには NN 個の MVC volser が含まれています。マニフェストファイルを使用して指定できる MVC volser の最大数は、LL です。
システムアクション
: どの MVC も処理されません。ユーティリティーは終了し、RC=8 が返されます。
ユーザーの対応
: マニフェストファイルを使用して MVC volser を指定する代わりに、MVCMAINT コマンドを「MVCMAINT MVC(volser(s)) options」の形式で作成します。マニフェストファイルを使用したときに処理される MVC volser を確認するには、マニフェストファイルに対して MVCRPT を実行します。
UUU
parameter
PPP
requires HSC/VTCS active
説明
: ユーティリティー UUU を実行しようとしましたが、パラメータ PPP が指定され、HSC/VTCS がアクティブでないために失敗しました。
システムアクション
: ユーティリティーはリターンコード 8 で終了します。
ユーザーの対応
: このシステムで HSC/VTCS がアクティブであることを確認してから、ユーティリティーを再実行してください。
Requested version of VTV
VVVVVV
does not exist, recovery is not possible
説明
: VTV VVVVVV の要求されたバージョンを回復できません。回復する VTV バージョンは、LOCATE_VTV コマンドの VERSION または DATE/TIME パラメータで指定されます。LOGUTIL 構造にはこの VTV バージョンの移行または電子エクスポートされたコピーが見つからなかったため、回復を実行できません。
システムアクション
: ユーティリティーが次の VTV に対して続行されます。volser VVVVVV が最後に処理される VTV だった場合は、ユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: LOGUTIL LOGDD に正しい CDS ログファイルが含まれていたことを確認します。そうでない場合は、正しいログファイルを含めてから、ユーティリティーを再実行してください。
また、VERSION または DATE/TIME パラメータに正しいバージョン番号が指定されていたことも確認します。検出されたすべてのバージョンは、レポート出力に一覧表示されます。間違ったバージョンが指定されていた場合は、正しいバージョン番号を指定してユーティリティーを再実行してください。
Recovery of version 0 is not permitted,
YYYY
-MM
-DD
HH:MM:SS
matches version 0 for VTV
VVVVVV
説明
: LOCATE_VTV ユーティリティーでは、VTV のバージョン 0 の回復は許可されません。LOCATE_VTV ユーティリティーが実行され、DATE=YYYY-MM-DD と TIME=HH:MM:SS で VTV VVVVVV の回復が要求されました。これらの値はこの VTV のバージョン 0 と一致するため、この VTV の回復は許可されません。
システムアクション
: ユーティリティーが次の VTV に対して続行されます。volser VVVVVV が最後に処理される VTV だった場合は、ユーティリティーが終了します。
ユーザーの対応
: この VTV のバージョン 0 を回復する必要がある場合は、別のユーティリティー (AUDIT や UNDELETE など) を使用してデータを回復することを検討してください。DATE/TIME パラメータに不正な値が指定された場合は、正しい値を指定して、このユーティリティーを再実行してください。
VTV version
VVVVVV
CDATE
CTIME
is newer than version 0.Ensure correct CDS and log files were used
説明
: LOCATE_VTV ユーティリティーが実行され、VTV VVVVVV の回復が要求されました。ログファイルに、作成日付が CDATE で作成時間が CTIME である VTV VVVVVV のバージョンが見つかりました。VTV のこのバージョンは、バージョン 0 よりも新しくなっています。この状況が発生する可能性があるのは、次の 2 つの場合だけです。
LOGUTIL LOGDD DD 文に指定されたデータセットが、ユーティリティーによって使用されている CDS に関連付けられていません。
ログのデータセットより古い CDS コピーが、ユーティリティーによって使用されています。
システムアクション
: ユーティリティーが VTV VVVVVV の次のバージョンに対して続行されます。CDATE CTIME がこの VTV の最新バージョンである場合、ユーティリティーは次の VTV に進みます。処理対象の VTV がなくなると、ユーティリティーは終了します。
ユーザーの対応
: CDS またはログファイルに不正なデータセット名が指定された場合は、データセット名を修正してユーティリティーを再実行してください。この VTV バージョンの回復が依然として必要な場合は、DATE/TIME パラメータに CDATE/CTIME を指定してユーティリティーを再実行してください。
An internal error has occurred during LOGUTIL processing: VTV
VVVVVV
,
XXXXXXXX
説明
: LOGUTIL コマンドの処理中に内部エラーが発生しました。現在処理中の VTV volser と内部ストレージアドレスが診断用に表示されます
システムアクション
: ログファイルユーティリティーは異常終了します。
ユーザーの対応
: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
RTD:
NNNN
placed in OFFLINE/MAINTENANCE mode,
XXXXXX
does not support partitioning
説明
: RTD NNNN が保守モードになったか、この RTD へのパスがオフラインになりました。
VTCS 構成でパーティション分割が有効になっていますが、RTD または VTSS がパーティション分割をサポートしていません。XXXXXX は「the RTD」または「VTSS: vtssname」になります。
システムアクション
: RTD の構成に応じて、指定された RTD が保守モードになるか、またはその RTD へのパスがオフラインになります。
ユーザーの対応
: VTCS でパーティション分割が有効になっている構成では、パーティション分割モードをサポートできるすべての RTD デバイスタイプで、適切なマイクロコードがそのドライブで実行されている必要があります。
また、VTCS でパーティション分割が有効になっている場合に、パーティション分割モードをサポートできる RTD がパーティション分割モードをサポートできない VTSS に接続されていると、その RTD は保守またはオフラインモードになります。
必要な場合は、Oracle/StorageTek サポートに連絡してください。
CF structure conflict:
CF structure SSSSSSSSSSSSSSSS is in use by host(s) using CDS: dsname CDS creation date=yyyymmdd time=hh:mm:ss Last CDS restore date=yyyymmdd time=hh:mm:ss
説明
: 異なる CDS を使用している複数のシステムでは、同一の結合機構構造の使用は許可されません。結合機構構造 SSSSSSSSSSSSSSSS は、この HSC/VTCS が起動される前に、このホストまたは別のホストで実行中の HSC/VTCS によってすでに初期化されています。
このメッセージには、初期化を行なった HSC/VTCS によって使用された CDS の特性が示されます。この HSC/VTCS では、初期化を行なった HSC/VTCS とは異なる CDS が使用されているため、結合機構構造 SSSSSSSSSSSSSSSS の使用は許可されません。
システムアクション
: VTCS の初期化が終了します。
ユーザーの対応
: 各 CDS にそれぞれ異なる結合機構構造名が指定されていることを確認してから、この HSC/VTCS を停止して再起動します。さらにサポートが必要な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
MVC,
MMMMMM
, cannot be mounted on RTD
RRRRRRRR
because it is mounted on another device
説明
: VTCS は、仮想ライブラリ拡張内の RTD RRRRRRRR に MVC MMMMMM をマウントしようとしました。MVC が別のデバイス (このシステムに RTD として定義されているかどうかにかかわらず) にマウントされているため、この要求は失敗しました。
システムアクション
: 代替 MVC が使用可能な場合は、その MVC を使用して要求が再試行されます。そうでない場合、VTCS は連続して発生したエラーの数に応じて、MVC MMMMMM のマウントを再試行するか、または要求を取り消します。
ユーザーの対応
: VTCS が MVC の場所を認識できなかったことを示す問題を調べてください。原因がわからない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
RECLAIM MVC
MMMMMM
unable to free space EOT remains
PPPP
/
BBBBBBBB
VTV count
VVV
deleted VTV count
DDD
説明
: このメッセージは、パーティション分割されたテープボリュームに対して生成されます。リクレイムの処理中に、MVC MMMMMM 用にパーティションを解放できませんでした。EOT はリセットされず、PPPP/BBBBBBBB (PPPP はパーティション ID、BBBBBBBB はブロック ID) のままになります。VTV のカウント VVV (VTV の合計数) および DDD (削除された VTV のカウント) も変更されません。
システムアクション
: MVC の使用状況は変わりません。これには、VTV のカウントに加えて、MVC の破棄されたスペースと使用中のスペースも含まれます。
ユーザーの対応
: 空きパーティションの数が少ない MVC はドレインすることをお勧めします。空きパーティションがまったくない MVC はドレインする必要があります。MVC の詳細レポートに、空きパーティションが一覧表示されます。
CDS free block calculation failed with RC=X'
RRRRRRRR
'
説明
: CONFIG の処理で、構成変更に合わせて CDS を更新する前に、CDS 内の空きブロックの数を特定する HSC サービスが呼び出されました。このサービスは失敗し、リターンコード X'RRRRRRRR' が返されました。
システムアクション
: CDS は構成変更に合わせて更新されません。CONFIG の処理は終了し、RC=12 が返されます。
ユーザーの対応
: この問題を StorageTek ソフトウェアサポートに報告してください。
The configuration changes require
MMM
free CDS blocks, but the CDS contains only
NNN
free blocks
説明
: CONFIG の処理で、VTCS 構成が変更されたために CDS を更新する必要があることが検出されました。これらの変更には MMM 個の空き CDS ブロックが必要ですが、CDS には NNN 個の空きブロックしかありません。
システムアクション
: CDS は構成変更に合わせて更新されません。CONFIG の処理は終了し、RC=12 が返されます。
ユーザーの対応
: (CDS EXpand を使用して) 現在の CDS のサイズを変更するか、または新しい CDS を作成して、更新対象の CDS に少なくとも MMM 個の空き CDS ブロックが含まれるようにします。その後、CONFIG ユーティリティーを再実行してください。
VTV
V1
cannot be chained to MVC
V2
.Partition
PPPP
is not empty
説明
: ログユーティリティーは、ログファイルレコードを使用して MVC 上に存在する VTV の図を作成します。VTV V1 を MVC V2 に移行したログファイルレコードが検出されました。VTV V1 は MVC 上の複数のパーティションに分散していました。分散した VTV を 1 つのパーティションに結合するには、そのパーティションが空 (VTV のない状態) である必要があります。ログユーティリティーは、VTV V1 をパーティション PPPP に結合しようとしましたが、このパーティションが空でないことを検出しました。
システムアクション
: ユーティリティーは失敗し、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: ログファイルの内容には疑わしい点があります。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Illegal attempt to
CCC
the partition map for MVC
V1
説明
: ログファイルの処理中に、MVC V1 のパーティションマップの CCC (create または free) を試行することになったレコードが検出されました。パーティションマップに結合されたアクティブな VTV が存在したため、パーティションマップの CCC の試行は失敗しました。
システムアクション
: ユーティリティーは失敗し、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: ログファイルの内容には疑わしい点があります。StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Fault reported by VTSS:
VV
Model:
MM
Serial:
NN
FSC:
FFFF
FRU:
UU
説明
: モデル番号 MM、シリアル番号 NN の VTSS VV で、ハードウェアの問題が発生しました。障害症状コード (FSC) は X'FFFF'、現場交換可能ユニット (FRU) 情報は X'UU' です。FRU 情報は、使用可能な場合にのみ表示されます。メッセージ SLS6659I にサービス情報メッセージ (SIM) のセンスバイトが表示されています。
システムアクション
: 正常な処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
VTSS
VV
cannot generate a MIM request.Contact StorageTek hardware support
説明
: VTSS VV は、通常であれば MIM (マシン先導保守) 要求が生成される条件を検出しました。保守ポートが有効でないため、VTSS はサービスコールを開始できません。メッセージ SLS6659I にサービス情報メッセージ (SIM) のセンスバイトが表示され、メッセージ SLS6974I に追加情報が表示されています。
システムアクション
: 正常な処理が続行されます。
ユーザーの対応
: StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
Mount of
VVVVVV
; MVC is
X
format, CDS shows MVC is
Y
format
説明
: 指定された MVC がマウントされたときに、その MVC のパーティション分割形式が CDS に反映されたものと異なっていました。X と Y の値は、場合に応じて「Partitioned」または「Standard」になります。
システムアクション
: 指定された MVC は AUDIT 状態になります。
ユーザーの対応
: この MVC を監査して、MVC の形式と内容を CDS に合わせて解決するようにしてください。必要な場合は、Oracle/StorageTek サポートに連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
IP Client task manager unexpectedly failed
説明
: VTSS VVVVVVVV の制御タスクで、IP クライアントタスクマネージャーが予期せず失敗したことが検出されました。
システムアクション
: 異常終了が発生します。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
IP Client task manager recovery processing
説明
: 異常終了が発生したため、VTSS IP クライアントタスクマネージャーの回復ルーチンに入りました。回復アクションが試行されます。
システムアクション
: 異常終了が発生し、IP クライアントタスクマネージャーが自身の再起動を試行します。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
TCP/IP
CCCCCCCCCCCCC IIIIIIII
error
RRRRRRR EEEEEEE DDDDDDDDDDDDD
説明
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、インスタンス IIIIIIII (該当する場合) でコマンド CCCCCCCCCCCCC を発行しましたが、エラーが発生しました。
RRRRRRR (該当する場合) は、RETCODE フィールドの 10 進値です。
EEEEEEE (該当する場合) は、ERRNO フィールドの 10 進値です。
DDDDDDDDDDDDD (該当する場合) は、エラー番号のメッセージ名です。
システムアクション
: コマンドが発行されたときのコンテキストに応じて、アクションが実行されます。異常終了が発生することもあります。IP クライアントタスクマネージャーが自身の再起動を試行する場合と、現在実行中の要求が失敗するだけの場合があります。エラーが 1 つの接続にのみ関連していることがあり、その場合は接続エラーの切り分けと回復手順が実行されます。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
RRRRRRRR
説明
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、CONFIG 内の IP 定義を使用して VTSS VVVVVVVV に対するコマンドを処理しているときに、エラーを受信しました。このコマンドは理由 RRRRRRRR のために失敗しました。TCP/IP 接続とコマンド結果の詳細については、関連するメッセージを参照してください。
システムアクション
: VTSS の IP クライアントタスクマネージャーが初期化中である場合は、この接続が使用不可としてマークされます。VTCS は、ほかの接続を続行します。
定義されているすべての接続の確立に失敗した場合、この VTSS のクライアントタスクマネージャーは終了します。
VTSS IP クライアントタスクマネージャーの初期化が完了してからこのエラーが発生した場合、接続はエラーとしてマークされます。接続エラーの回復が定期的に実行されるときに、接続の再確立が試行されます。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。IP 接続定義に正しい名前または IP アドレスが指定されていることを確認します。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。
VTSS 内の IP カードが問題の原因だと思われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
established
説明
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、CONFIG 内の IP 定義 N を使用して VTSS VVVVVVVV への接続に成功しました。TCP/IP の詳細については、関連するメッセージ SLS6984I を参照してください。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: これは情報提供のみです。
VTV
VVVVVV
with MGMTCLAS
MMM
cannot be
XXXXXXXXXX
synchronously from VTSS
SSS
説明
: MGMTCLAS MMM を持つ VTV VVVVVV が VTSS SSS 内の VTD にマウントされました。この管理クラスまたは関連するストレージクラスで、この VTV に対して次を行うことが指定されています。
同期レプリケーション (管理クラスで REP(YES_SYNC) が指定された場合)、または
同期エクスポート (関連するストレージクラスで TAPEPLEX(TTT) SYNC(YES) が指定された場合)。
VTCS はこの要求を受け入れることができません。この理由として次が考えられます。
VTCS 構成に SYNCHREP=YES が指定されていません。
VTSS SSS またはターゲット VTSS が同期レプリケーションをサポートしていません。
すべてのターゲット VTSS がオフラインになっています。
VTSS SSS からターゲット VTSS へのオンラインの CLINK が存在しません。
VTSS SSS 内の「ECAM only」の VTD 上に VTV がマウントされています。同期操作では、これらの VTD を使用できません。
同期レプリケーション要求の場合、VTSS SSS がクラスタの一部になっていません。
同期エクスポート要求の場合:
ttt が TapePlex の名前ではありません。
ttt が別の TapePlex ではなくローカル TapePlex の名前です。
システムアクション
: VTCS は、要求されたアクション (レプリケーションまたはエクスポート) の VTV 上での同期実行を (マウント時に) 要求しません。実行が可能な場合、VTCS は VTV をマウント解除したあとで非同期的にアクションを実行します。
ユーザーの対応
: 次のすべてが真であることを確認し、必要な修正アクションを実行してください。
VTCS 構成に SYNCHREP=YES が指定されています。コマンド「VT D CONFIG」で SYNCHREP の値が表示されます
VTSS SSS とターゲット VTSS で同期レプリケーションがサポートされます。コマンド「VT D VTSS DET」で、VTSS に「Sync replicate」サポートが含まれているかどうかが示されます。
ターゲット VTSS がオンラインになっています。コマンド「VT QU VTSS」で VTSS のステータスが表示されます。
VTSS SSS からターゲット VTSS へのオンラインの CLINK が存在します。コマンド「VT D CLINK」で CLINK のステータスが表示されます。
同期レプリケーションまたはエクスポートの必要な VTV が、VTSS SSS 内の「ECAM only」の VTD にマウントされていません。コマンド「VT D VTD ALL VTSS(SSS)」で、VTSS SSS 内の VTD (「ECAM only」の VTD を含む) が表示されます。
同期レプリケーション要求の場合、VTSS SSS がクラスタの一部になっています。コマンド「VT D CLUSTER」で、VTSS SSS がクラスタの一部になっているかどうかが示されます。
同期エクスポート要求の場合、TTT がローカル TapePlex 以外の TapePlex の名前になっています。
MVC
VVVVVV
has been initialized
説明
: MVC VVVVVV が初期化されました。新しい VOL1 ラベルがこの MVC に書き込まれましたが、これは、VOL1 ラベルがこの MVC に含まれておらず、この MVC で INITMVC=YES が有効になっていたためです。
システムアクション
: HSC の処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
AAAAAAAA BBBBBBBB PPPPP SSSSS
説明
: このメッセージは、TCP/IP 接続の詳細を示し、発生したイベントを記述する前のメッセージと組み合わせて発行されます。
YYYYYYYY は、VTSS 名です
N は、CONFIG に定義されている VTSS の序数接続定義です
AAAAAAAA は、DNS 名または IP アドレスによる接続定義です。
AAAAAAAA が DNS 名の場合、BBBBBBBB は対応する IP アドレスになります。
AAAAAAAA が IP アドレスの場合、BBBBBBBB は対応する DNS 名になります。
PPPPP はポートです。
SSSSS はソケットです。
表示される情報の長さが 1 つのメッセージで対応できる長さを超えた場合は、2 つのメッセージが発行されます。
最初の SLS6984 メッセージは AAAAAAAA フィールドまでを含みます。
2 つ目の SLS6984 メッセージは「continued...」で始まり、BBBBBBBB、PPPPP、および SSSSS フィールドを含みます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: これは情報提供のみです。
VTSS
VVVVVVVV
X
of
Y
IP Client task manager connections
SSSSSSSS
説明
: VTSS VVVVVVVV に含まれる Y 個の IP クライアントタスクマネージャー接続のうち、X 個が SSSSSSSS 状態になっています。状態 SSSSSSSS は次のいずれかです。
active - 接続は現在アクティブにコマンドを処理しています
ready - 接続はコマンドを処理できる状態です
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: これは情報提供用です。X の値が Y の値より小さい場合は、接続の問題の性質を示すエラーメッセージが前に発行されています。
VTSS
VVVVVVVV
IP Client task manager failed to
RRRRRRRR
any connections.Task shutting down
説明
: VTSS YYYYYYYY の VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、CONFIG 内の TCP/IP 接続定義の確立または検証 (RRRRRRRR) に失敗しました。この VTSS は TCP/IP で制御できません。
システムアクション
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーが終了し、この VTSS は使用不可状態のままになります。
ユーザーの対応
: CONFIG 内の TCP/IP 接続定義が正しいことを確認します。失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
subsystem
AAAAAAAA
XXXXXXXX
, but expected
YYYYYYYY
説明
: サブシステムフィールド AAAAAAAA の値は、YYYYYYYY が予期されましたが、XXXXXXXX になっています。
システムアクション
: この接続は使用不可としてマークされます。VTCS は、ほかの接続を続行します。定義されているすべての接続の確立に失敗した場合、この VTSS のクライアントタスクマネージャーは終了します。
ユーザーの対応
: これは、前の SLS6980 エラーメッセージに対する追加情報を示しています。これは、CONFIG に定義された VTSS と指定された IP リンクを介して接続されている VTSS が (名前または IP アドレスで) 一致しないことを示しています。この不一致の原因として、間違った名前が指定されたか、または複数の接続が指定されたが、それらが異なる VTSS に解決されたことが考えられます。
VTSS
VVVVVVVV
All IP connections are now in an error state
説明
: VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、最後の (または唯一の) 使用可能な IP 接続をエラーとしてマークしました。VTSS は、その TCP/IP 接続を失ったため、TCP/IP によって制御できなくなりました。
システムアクション
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、エラーとしてマークされた接続を使用して、VTSS との接続の確立を定期的に再試行します。再試行の頻度は、システムによって決定された初期の回復期間中は高く、その後は低くなります。VTSS がオンライン状態である間は、無期限で再試行が継続されます。保留中の要求はすべて失敗します。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の詳細を調べます。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。
VTSS 内の IP カードが障害の原因として疑われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
All connections in error and initial recovery time interval exceeded
説明
: VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、定義されている初期の回復期間中に、この VTSS への接続の再確立を頻繁に試行しました。この期間が完了しましたが、再確立された接続はありません。
システムアクション
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、接続の再確立の試行を無期限で継続しますが、その頻度は低くなります。VTSS は使用不可状態のままになります。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の詳細を調べます。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS をオフラインにしてからオンラインにすると、ただちに接続の確立が再試行されます。VTSS 内の IP カードが問題の原因だと思われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
If OPTION is specified, it must have the value UNAVAIL
説明
: VTVRPT でオプションパラメータ OPTION が指定されましたが、UNAVAIL 以外の値が指定されました。
システムアクション
: VTVRPT は終了し、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: OPTION(UNAVAIL) を指定するか、OPTION パラメータを削除してから、VTVRPT ユーティリティーを再実行してください。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
attempting to reestablish connectivity
説明
: VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、CONFIG 内の IP 定義 N を使用して接続の再確立を試行しています。これは、VTSS がオンライン状態である間に定期的に発生する自動的な接続回復アクションです。
システムアクション
: VTCS は、IP 接続を使用して接続の再確立を試行します。この試行の成功または失敗は、後続のメッセージで報告されます。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の詳細を調べます。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS 内の IP カードが問題の原因だと思われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
TCP/IP SELECTEX error and all socket activity masks zero.Task shutting down
説明
: VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、アクティビティーを確認するために SELECTEX マクロを発行しました。ソケットアクティビティーのマスクが設定されなかったため、このエラーはおそらく、タイムアウトまたは ECB 処理、あるいはその両方に関係していました。
システムアクション
: これは予期しないエラーであるため、この VTSS の VTSS IP クライアントタスクマネージャーは終了します。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の詳細を調べます。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS をオフラインにしてからオンラインにすると、ただちに接続の確立が再試行されます。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
MMMMMMMM
説明
: VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、予期しない状況を検出しました。このメッセージの内容は、エラーの状況に応じて変化します。エラーが接続の処理に関連する場合は、次のようなメッセージが作成されます。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
MMMMMMMM
変数テキスト MMMMMMMM には、特定のエラーと有用なフィールドの情報が詳しく示されます。
システムアクション
: 予期しないエラーの性質に応じて、それに対応するシステムのアクションとシステムの実行継続の方法が決まります。
ユーザーの対応
: 該当する VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
RRRRRRRR
AA
BB
説明
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、CONFIG 内の IP 定義 N を使用して VTSS VVVVVVVV に対する READ コマンドの処理中に受信した TCP/IP メッセージ内でエラーを検出しました。このエラーは、理由 RRRRRRRR として報告されています。変数フィールド AA および BB は、検出されたエラー理由に依存します。
次のエラーが検出されます。
サポートされないプロトコルタイプ AA
無効なメッセージタイプおよびプロトコルタイプ AA BB
(AA = メッセージタイプ、BB = プロトコルタイプ)
矛盾するメッセージタイプとメッセージ長 AA BB
(AA = メッセージタイプ、BB = メッセージ長)
予期しないシーケンス番号の受信 AA BB
(AA = 予期されたシーケンス番号、BB = 実際に受信したシーケンス番号)
計算された CRC が受信した CRC と一致しない AA BB
(AA = 計算された CRC 値、BB = 実際に受信した CRC 値)
システムアクション
: VTSS の IP クライアントタスクマネージャーが初期化中である場合は、この接続が使用不可としてマークされます。VTCS は、ほかの接続を続行します。
定義されているすべての接続の確立に失敗した場合、この VTSS のクライアントタスクマネージャーは終了します。
VTSS IP クライアントタスクマネージャーの初期化が完了してからこのエラーが発生した場合、接続はエラーとしてマークされます。接続エラーの回復が定期的に実行されるときに、接続の再確立が試行されます。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。IP 接続定義に正しい名前または IP アドレスが指定されていることを確認します。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS 内の IP カードが問題の原因だと思われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
ECAM FSC/Error
FFFF EEEE DDDDDDDD
説明
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、CONFIG 内の IP 定義 N を使用して、VTSS VVVVVVVV から ECAM エラー応答メッセージを受信しました。
FFFF は FSC のフィールド、EEEE はエラーインジケータのフィールドです。
DDDDDDDD は、エラーの説明です。
TCP/IP 接続とコマンド結果の詳細については、関連するメッセージを参照してください。
システムアクション
: アクティブな VTCS ECAM 要求は失敗します。FSC/エラーが 0000/0000 または 0000/0004 である場合、この接続はエラーとしてマークされます。接続エラーの回復が定期的に実行されるときに、接続の再確立が試行されます。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。IP 接続定義に正しい名前または IP アドレスが指定されていることを確認します。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS 内の IP カードが問題の原因だと思われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
STORCLAS
SSS
is in error, STORMNGR
NNNNNNNN
does not support
FFF
説明
: STORCLAS SSS にエラーがあります。STORCLAS 文のパラメータとして FFF がコーディングされていますが、STORMNGR NNNNNNNN はこのパラメータをサポートしていません。
システムアクション
: このパラメータはサポートされていないため、受け入れることができません。
ユーザーの対応
: STORCLAS 文を修正するか、STORMNGR でこのパラメータがサポートされない理由を確認してください。
VTV
VVVVVV
is being recalled from tapeplex
TTTTTTTT
説明
: VTCS は、ローカル TapePlex でのマウント要求に対応するため、リモート TapePlex TTTTTTTT から VTV をリコールする Cross TapePlex Autorecall (CTA) 要求を発行しました。リモート TapePlex がローカル TapePlex に VTV を電子エクスポートしたあと、ローカル TapePlex がそのマウントを完了します。
システムアクション
: ローカルシステムが CTA 処理を実行してマウント要求に対応します。
ユーザーの対応
: なし
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
Error
EEEE DDDDDDDD
説明
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、CONFIG 内の IP 定義 N を使用して VTSS YYYYYYYY からパケット転送エラーを示すメッセージを受信しました。EEEE はエラーインジケータのフィールド、DDDDDDDD は説明です。TCP/IP 接続とコマンド結果の詳細については、関連するメッセージを参照してください。
システムアクション
: VTSS の IP クライアントタスクマネージャーが初期化中である場合、この接続は使用不可としてマークされます。VTCS は、ほかの接続を続行します。
定義されているすべての接続の確立に失敗した場合、この VTSS のクライアントタスクマネージャーは終了します。
VTSS IP クライアントタスクマネージャーの初期化が完了してからこのエラーが発生した場合、接続はエラーとしてマークされます。接続エラーの回復が定期的に実行されるときに、接続の再確立が試行されます。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。IP 接続定義に正しい名前または IP アドレスが指定されていることを確認します。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS 内の IP カードが問題の原因だと思われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.....
説明
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、READ コマンドの処理中に受信した TCP/IP メッセージ内でエラーを検出したか、またはパケット転送エラーを示すメッセージを受信しました。このメッセージは、前の SLS6994、SLS6995、または SLS6999 メッセージでエラーとして報告された関連する TCP/IP メッセージの最初の 60 バイトを示しています。TCP/IP 接続とコマンド結果の詳細については、関連するメッセージを参照してください。
システムアクション
: VTSS の IP クライアントタスクマネージャーが初期化中である場合は、この接続が使用不可としてマークされます。VTCS は、ほかの接続を続行します。
定義されているすべての接続の確立に失敗した場合、この VTSS のクライアントタスクマネージャーは終了します。
VTSS IP クライアントタスクマネージャーの初期化が完了してからこのエラーが発生した場合、接続はエラーとしてマークされます。接続エラーの回復が定期的に実行されるときに、接続の再確立が試行されます。
ユーザーの対応
: 失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探して、問題の原因を突き止めます。IP 接続定義に正しい名前または IP アドレスが指定されていることを確認します。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS 内の IP カードが問題の原因だと思われる場合は、そのカードを交換します。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
No MVC volumes have been defined
説明
: CDS 内に MVC ボリュームが定義されていませんが、RTD は定義されています。
システムアクション
: VTCS の処理は続行されますが、VTV を移行できないため、処理に重大な影響が発生する可能性があります。
ユーザーの対応
: MVC ボリュームを定義するか、VTCS 構成から RTD を削除します。MVC ボリュームを定義するには、次のいずれかの方法を使用します。
SET VOLPARM コマンド。
CONFIG MVCVOL 文。
MVC ボリュームを定義するか、VTCS 構成から RTD を削除すると、メッセージ SLS7501E は自動的に削除されます。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
closed
説明
: VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、CONFIG 内の IP 接続定義 N を閉じました。これは、以前のエラー、再構成、あるいは終了または VTSS のオフライン化によって開始された通常のクローズイベントの結果である可能性があります。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: これは情報提供のみです。
VTSS
VVVVVVVV
Connection
N
dynamic IP Address/Port
DDDDDD
underway
説明
: VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーモジュールは、CONFIG 内の IP 定義 N に対して動的な変更を加えています。動的変更の説明 DDDDDD は、「add」、「change」、または「delete」です。
CONFIG 内の定義は、現在実行されている定義から変更されました。追加の場合は、新しい接続が開きます。変更の場合は、現在の接続がいったん閉じてから、新しい定義で再度開きます。削除の場合は、現在の接続が閉じます。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: これは情報提供のみです。
No STORMNGRs were found with deduplication enabled
説明
: 複製解除機能が有効になっている STORMNGR が見つかりませんでした。ストレージクラスのレポートでは、複製解除機能が有効になっている STORMNGR のみが報告されます。
システムアクション
: ユーティリティーは終了し、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: 複製解除機能を有効にしてから、レポートを再実行してください。
No valid MVCs were found
説明
: 有効な MVC が見つかりませんでした。MVC を有効にするには、MVC を CDS で定義し、その CDS に対して定義されている 1 つ以上の STORMNGR に MVC を配置する必要があります。有効な MVC が見つからなかったか、または STORCLAS パラメータで不適格にされました。
システムアクション
: ユーティリティーは終了し、リターンコード 4 が返されます。
ユーザーの対応
: 有効な MVC が存在する場合は、STORCLAS パラメータを指定せずにレポートを実行してみてください。
VTSS
VVVVVVVV
No (potentially) working IP connections remain
説明
: 新しい CONFIG が実装され、1 つ以上の IP 接続定義が削除されました。VTSS VVVVVVVV の VTSS IP クライアントタスクマネージャーは、最後の使用可能な IP 接続を削除しました。VTSS は、その TCP/IP 接続を失ったため、TCP/IP によって制御できなくなりました。
システムアクション
: VTSS IP クライアントタスクマネージャーはアクティブなままですが、新しい CONFIG の実行によって新しい有効な IP 接続定義のセットが実装されたときにのみ、処理を実行できます。保留中の要求はすべて失敗します。
ユーザーの対応
: 起動時に初期化されなかった IP 接続定義に関して、失敗した VTSS IP クライアントタスクマネージャーに関連するエラーメッセージを探し、問題の詳細を調べます。ネットワークインフラストラクチャーが物理的に存在し、安定して動作していることを確認します。VTSS 内の IP カードが障害の原因として疑われる場合は、そのカードを交換します。新しい CONFIG の実装によって多くの IP 接続定義が誤って失われないようにしてください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
Invalid (MAXAGE|TIMEOUT)
n
specified
説明
: DRMONitr ユーティリティーコマンド文に無効な MAXAGE または TIMEOUT、あるいはその両方の値が指定されました。
システムアクション
: DRMONitr ユーティリティーは中止され、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: 値を修正してユーティリティーを再発行してください。
DRMONitr runtime has exceeded TIMEOUT limit of
nnn
minutes
説明
: DRMONitr ユーティリティーの実行時間が、TIMEOUT パラメータで指定された許容可能な実行時間 (nnn、分単位) を超えました。
システムアクション
: DRMONitr ユーティリティーは処理を続行し、指定された残りのすべての VTV の DR コピーのステータスを確認します。指定された TIMEOUT 値が 0 でない場合は、リターンコード 8 が設定されます。指定された TIMEOUT 値が 0 であり、VTV の DR コピーが不完全であることがわかった場合は、リターンコード 4 が設定されます。
ユーザーの対応
: タイムアウト状態の理由を調べます。それに応じて TIMEOUT 値を調整してください
VTV selection by (MGMTclas|VTVid|DSN) found no VTVs to monitor
説明
: 指定された VTV 選択条件項目 (MGMTclas、VTVid、または DSN) では、モニターする VTV を選択できません。
システムアクション
: DRMONitr ユーティリティーは中止され、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: VTV の選択で正しい選択条件が指定されていることを確認してください。また、VTV を選択できない理由を示す可能性のあるユーティリティーの例外メッセージがないかどうかを確認してください。
VTV {selection|destination} criteria not specified on DRMONitr utility command statement
説明
: DRMONitr ユーティリティーコマンド文に、次が指定されていません。
モニター対象の VTV を識別する選択条件、または
VTV コピーの出力先を識別する出力先条件
システムアクション
: DRMONitr ユーティリティーは中止され、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: VTV の選択条件が指定されていないためにエラーが発生した場合は、DRMONitr コマンド文に MGMTclas、VTVid、または DSN を指定して、モニター対象の VTV を識別する必要があります。VTV の出力先条件が指定されていないためにエラーが発生した場合は、STORclas または REPLICAT、あるいはその両方を指定して、VTV コピーの出力先を識別する必要があります。
Required function not specified on DRCHKPT utility command statement
説明
: DRCHKPT ユーティリティーコマンド文に、必要な機能が指定されていません。この目的のためには、DRCHKPT ユーティリティーコマンド文に SET または CLEAR を指定する必要があります。
システムアクション
: DRCHKPT ユーティリティーは中止され、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: DRCHKPT コマンド文に SET または CLEAR を指定して、必要な機能を指定してください。
MVC
MMMMMM
rejected for migration because it needs to be audited to resolve anomalies
説明
: MVC MMMMMM が移行用に選択されましたが、VTCS が計算したこの MVC の残りスペースがマイナスだったため、使用できません。これは、CDS が MVC の内容と同期していない場合に発生することがあります。
システムアクション
: VTCS は、この MVC のステータスを「audit required」に変更して、監査が完了するまではこの MVC に移行できないようにします。
ユーザーの対応
: AUDIT MVC(MMMMMM) を実行して、MVC の内容が CDS に正確に反映されるようにしてください。このエラーの発生原因がわからない場合や、サポートが必要な場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
RECALWER=YES|NO is an obsolete parameter.RECALWER=NO is now the default always used
説明
: エラー時リコール処理のデフォルトは、CONFIG GLOBAL 文に指定できなくなりました。製品のデフォルトは、RECALWER=NO です。
エラー時リコール処理が必要な場合は、この処理をサポートする文 (CONSOLID、EEXPORT、MVCDRAIN、RECALL など) で明示的に指定できます。
システムアクション
: CONFIG ユーティリティーは処理を続行します。
ユーザーの対応
: 都合のよいときに、CONFIG ファイルを更新して、古いパラメータである RECALWER を削除してください。
Incompatible VTCS configuration detected by DRCHKPT utility
説明
: DRCHKPT ユーティリティーは、CDS 内の VTCS 構成の非互換性を検出しました。
システムアクション
: DRCHKPT ユーティリティーは中止され、リターンコード 8 が返されます。
ユーザーの対応
: CONFIGURATION ユーティリティーを実行して、CDS 内の VTCS 構成の非互換性を修正してください。
RTD
CCCCCCCC
has a bad configuration on the Library and/or paths:
SSSS1
/
SSSS2
説明
: VTCS は、RTD CCCCCCCC を初期化するときに、デバイスパス (SSSS1) および HSC (SSSS2) からデバイスのシリアル番号を取得しました。
2 つのシリアル番号は一致するはずですが、一致しませんでした。
このテストは RTD の物理的なケーブル接続が VTCS 構成内の RTD の定義と一致しないエラーを検出することを目的としていますが、HSC/VTCS がアクティブな状態で RTD が交換された場合にも、このメッセージが出力されることがあります。
システムアクション
: この RTD は破損しているとみなされ、使用されませんが、強制的にオフラインまたは保守モードになることはありません。
ユーザーの対応
: 構成が最近変更された場合は、RTD の物理的なケーブル接続が VTCS 構成内の RTD の定義と一致することを確認します。エラーを修正してから、再試行するために RTD をオンライン (*) にしてください。
HSC/VTCS がアクティブな状態で RTD が交換された場合は、次のいずれかのアクションを実行して、HSC が新しいシリアル番号を認識できるようにします。
この RTD を含む ACS が F CONFIG コマンドをサポートしており、RTD が交換されてからオンラインになるまでの間にこのコマンドが発行されなかった場合は、F CONFIG UPDate ACS(acs-id) DRVinfo コマンドをすぐに発行します。その後、再試行するために RTD をオンライン (*) にしてください。
この RTD を含む ACS が F CONFIG コマンドをサポートしない場合は、この RTD を含む LSM をオフラインにしてからオンラインにします。その後、再試行するために RTD をオンライン (*) にします (* すでにオンラインだった場合も含みます)。
上記のいずれの方法でもエラーが解決しない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
reported:
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
説明
: VTSS VVVVVVVV でサービス情報メッセージ (SIM) イベントが発生しました。TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT は、関連する障害症状コード (FSC) の説明です。
システムアクション
: 特定の FSC に関連付けられたヘルプ情報がある場合は、メッセージ SLS7516E のあとに複数行のメッセージ SLS7517I が発行されます。
ユーザーの対応
: FSC の説明に基づいてエラーを解決できない場合は、Oracle/StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
FSC
NNNNNNNN
Help Info:
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
説明
: この複数行メッセージには、直前の SLS7516E メッセージで指定された VTSS で発生した障害症状コード NNNNNNNN の説明 TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT が示されます。
システムアクション
: なし
ユーザーの対応
: FSC の説明に基づいてエラーを解決できない場合は、Oracle/StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
Invalid cluster
CCC
The configuration of cluster CCC is invalid VTSSs PPP and SSS have different connectivity VTSS XXX has clink connectivity to tapeplex EEE, but VTSS YYY does not (Clinks from VTSS PPP to VTSS SSS will be terminated)
説明
: VTCS は、クラスタ CCC の構成でエラーを検出しました。
クラスタ内の各 VTSS は、TapePlex に対する同一の CLINK 接続を持っている必要があります。つまり、クラスタ内の 1 つの VTSS が TapePlex EEE への CLINK 接続を持っている場合は、クラスタ内のほかのすべての VTSS もその CLINK 接続を持っている必要があります。
VTCS は、VTSS XXX が TapePlex EEE への CLINK 接続を持っているが、VTSS YYY は持っていないことを検出しました。VTSS YYY から TapePlex EEE への VTV の電子エクスポートは実行できません。
システムアクション
: VTSS PPP から VTSS SSS への CLINK がある場合、VTCS はそれらを終了します。その後は、VTSS PPP から VTSS SSS に VTV をレプリケートできなくなります。
ユーザーの対応
: クラスタ CCC 内の各 VTSS が TapePlex EEE に対する同一の CLINK 接続を持っていることを確認します。
VTCS 構成が VTSS XXX と VTSS YYY のどちらに関して正しいかによって、構成を次のように変更します。
TapePlex EEE への CLINK 接続を VTSS YYY (およびそのような接続を持っていないクラスタ CCC 内のほかの VTSS) に追加するか、または
TapePlex EEE への CLINK 接続を VTSS XXX (およびそのような接続を持っているクラスタ CCC 内のほかの VTSS) から削除します。
その後、CONFIG ユーティリティーを実行してください (RESET オプションは必要ありません)。VTCS が構成変更を認識すると、この問題は自動的に解決されます。
Invalid cluster
CCC
The configuration of cluster CCC is invalid VTSSs PPP and SSS have different connectivity VTSS XXX has connectivity to TTT RTDs in LLL, but VTSS YYY does not LLL TTT RTDs: DDDD (Clinks from VTSS PPP and VTSS SSS will be terminated)
説明
: VTCS は、クラスタ CCC の構成でエラーを検出しました。
メッセージ内の「LLL」は、「ACS NNN」または「stormngr MMM」です。
クラスタ内の各 VTSS は、デバイスタイプと場所ごとに、RTD に対する同一の接続を持っている必要があります。つまり、クラスタ内の 1 つの VTSS が場所 LLL にあるデバイスタイプ TTT の RTD への接続を持っている場合は、クラスタ内のほかのすべての VTSS もその接続を持っている必要があります。
VTCS は、VTSS XXX が場所 LLL にあるデバイスタイプ TTT の RTD への接続を持っているが、VTSS YYY は持っていないことを検出しました。
DDDD は、場所 LLL にあるデバイスタイプ TTT の RTD のデバイス数 (最大 6) を示しており、この場所では、VTSS XXX はこれらの RTD への接続を持っていますが、VTSS YYY は持っていません。
システムアクション
: VTSS PPP から VTSS SSS への CLINK がある場合、VTCS はそれらを終了します。その後は、VTSS PPP から VTSS SSS に VTV をレプリケートできなくなります。
ユーザーの対応
: クラスタ CCC 内の各 VTSS が場所 LLL にあるデバイスタイプ TTT の RTD に対する同一の接続を持っていることを確認します。
D CONFIG で、構成内の各 RTD のデバイスタイプと場所、およびその RTD への接続を持っている VTSS が表示されます。
VTCS 構成が VTSS XXX と VTSS YYY のどちらに関して正しいかによって、構成を次のように変更します。
場所 LLL にあるデバイスタイプ TTT の RTD への接続を VTSS YYY (およびそのような接続を持っていないクラスタ CCC 内のほかの VTSS) に追加します。
VTSS YYY が「LLL TTT RTDs: DDDD」で示される各デバイスへの接続を持つ必要はありませんが、VTSS YYY は場所 LLL にあるデバイスタイプ TTT の RTD の少なくとも 1 つに対する接続を持つ必要があります。
場所 LLL にあるデバイスタイプ TTT の RTD への接続を VTSS XXX (およびそのような接続を持っているクラスタ CCC 内のほかの VTSS) から削除します。
その後、CONFIG ユーティリティーを実行してください (RESET オプションは必要ありません)。VTCS が構成変更を認識すると、この問題は自動的に解決されます。
Unable to read the partition map for MVC
MMMMMM
.The MVC has been marked as readonly
説明
: MVC MMMMMM がパーティション分割モードで書き込まれました。CDS には、パーティション分割された MVC ごとにパーティションの使用状況を記述する (「パーティションマップ」と呼ばれる) レコードがあるはずです。
VTCS は MVC MMMMMM のパーティションマップを読み取ることができず、このパーティションマップが存在しないか、または存在するが MVC レコードに正しくリンクされていないことが示されました。
システムアクション
: VTCS は、MVC MMMMMM のパーティションマップをデフォルトの内容で作成し、それを MVC レコードにリンクします。MVC がドレインまたは監査されるまで、このパーティションマップにパーティションの使用状況は反映されません。
VTCS は、パーティションマップにパーティションの使用状況が正確に反映されるまで、この MVC への移行を防止するため、CDS 内でこの MVC を読み取り専用としてマークします。
ユーザーの対応
: この MVC をドレインまたは監査してください。
MVC のドレインまたは監査中にこのメッセージが発行されても、ドレインまたは監査を再実行する必要はありません。
ドレインまたは監査が正常に完了したら、MVCMAINT MVC(MMMMMM) READONLY(OFF) を実行してこの MVC を書き込み可能としてマークできます。
Failed mount/dismount on
DDDDDDDD
:
RRRRRRRR
説明
: 別の TapePlex に送られたデバイス DDDDDDDD の RTD マウントまたはマウント解除が失敗しました。RRRRRRRR は、その別の TapePlex から返されたメッセージです。
システムアクション
: リモート TapePlex で発生したエラーの理由に応じて、VTCS はマウントまたはマウント解除に失敗するか、または使用ダイアログを開始してこの状況を回復できるようにします。
ユーザーの対応
: 理由 RRRRRRRR に、調べる必要がある追加メッセージが含まれている可能性があります。これには、通常、エラーに関するより正確な情報が含まれています。
さらに、デバイス DDDDDDDD を処理しているはずの TapePlex のログを調べます。これによって、RTD の状態やボリュームのマウント機能に関する追加情報を得られるはずです。
関連する SLS6894I または SLS6895I メッセージに、マウントまたはマウント解除の理由に関する情報が含まれているはずです。
Found
NNNN
duplicate MVCs in
SSSSSSSS
説明
: VTCS は、起動時または MVC プールが変更されたときに、MVC のすべてのストレージマネージャーを検索します。ストレージマネージャー SSSSSSSS をスキャンしたときに、ローカル CDS またはほかのストレージマネージャーでも見つかった MVC が NNNN 個見つかりました。
システムアクション
: 影響を受ける MVC は、「*MANY*」と呼ばれるエラーの場所に配置されます。この場所に配置された MVC 上の VTV コピーの参照は、正しいコピーがどの場所にあるかを VTCS が特定できないため、失敗するはずです。
ユーザーの対応
: MVC レポートを実行して、影響を受ける MVC を識別します。その後、ローカル HSC と各ストレージマネージャーの両方で VOLRPT を実行します。レポートを相互に確認することで、各 MVC の複数のバージョンを識別できるはずです。
構成に問題があり、VTCS が 2 つの異なるルートでストレージマネージャーから参照された結果、この問題が発生した可能性もあります。CDS に特定の MVC を定義すべきでない場合もあります。
Error during {catalog lookup|SDD processing} for {DDN|DSN}
DDDDDDDD
;
reason
explanation
説明
: SMC クライアントから要求された VTCS の操作で、DSN パラメータまたは変換された DDN パラメータの処理中にエラーが検出されました。
システムアクション
: 要求された操作は、エラーになった DSN に対して実行されません。カタログ検索または SDD プロセスを実行できなかった場合は、どの VTV も処理されません。
ユーザーの対応
: エラーの理由を特定して、SMC 要求を再発行してください。
Migrate|Recall of VTV
VVVVVV
has failed because of a timestamp mismatch
説明
: MIGRATE または RECALL コマンドに指定された TIMESTAMP パラメータが、移行またはリコールのために要求された VTV コピーと一致しません。
システムアクション
: この VTV はスキップされ、可能な場合は処理が続行されます。
ユーザーの対応
: 可能な場合は、GTF の実行中にこの VTV の移行またはリコールを再試行してください。Oracle/StorageTek サポートに連絡して、トレースデータセットを提出してください。
Copy of VTV
VVVVVV
on MVC
MMMMMM
rejected; MVC is located within unknown STORMNGR
SSSSSSSS
説明
: VTV VVVVVV のコピーが MVC MMMMMM 上にあること、および MVC MMMMMM が STORMNGR SSSSSSSS 内に配置されていることがマニフェストファイルに示されています。この STORMNGR は VTCS 構成に定義されていません。
システムアクション
: MVC MMMMMM 上の VTV VVVVVV のコピーは無視されますが、VTV VVVVVV のほかのコピーは処理されます。VTV VVVVVV のすべてのコピーが未知の STORMNGR 内に配置されている場合、その VTV はインポートされません。
ユーザーの対応
: (STORMNGR SSSSSSSS が VTCS 構成にないために) MVC MMMMMM 上の VTV VVVVVV のコピーが拒否されることが予想された場合、必要なアクションはありません。そうでない場合は、VTCS 構成に STORMNGR SSSSSSSS を定義してから、この VTV を (再度) インポートしてください。
Links to
RRRRRRRR
from VTSS
VVVVVVVV
established; state is
SSSSSSS
説明
: ソース VTSS VVVVVVVV からターゲット VTSS RRRRRRRR へのレプリケーションリンクが確立されました。リンクの状態は ONLINE、OFFLINE、OFF-FAIL のいずれかになります。
ONLINE 状態は、レプリケーションリンクへの接続が成功し、リンクが使用可能な状態になっていることを示します。
OFFLINE 状態は、レプリケーションリンクがオフラインに変更されたことを示します。
OFF-FAIL 状態は、レプリケーションリンクが障害のためオフライン状態に変更されたことを示します。
システムアクション
: VTCS 処理は続行されます。
ユーザーの対応
: リンクの現在のステータスが必要な状態を示していない場合は、Vary LINKSto コマンドを発行して必要な状態に変更します。
Replication link
LLLLLLLL
from VTSS
VVVVVVVV
returned ecam error
CC=CCC
RC=RRR
from
QQQQQQQQ
attempt
説明
: VTSS VVVVVVVV からのレプリケーションリンク LLLLLLLL に対して ecam 要求 QQQQQQQQ が発行されましたが、条件コード CCC および理由コード RRR で失敗しました。
システムアクション
: エラーの性質やそのときに行われていた処理によっては、レプリケーションリンクが無効化されます。ただし、VTCS は利用可能な任意のレプリケーションリンクを使ってレプリケーションを試みます。
ユーザーの対応
: エラーの理由を調査することをお勧めします。SYSLOG で、エラーの性質に関するほかの通知がないか確認してください。問題が続く場合は、Oracle/StorageTek ハードウェアサポートに連絡してください。
VTSS
VVVVVVVV
cluster|tapeplex
DDDDDDDD
Enhanced Replication disabled, not all connectivity supports enhanced replication.
説明
: VTSS VVVVVVVV は拡張レプリケーション機能をサポートしていますが、クラスタ内の接続またはリモート TapePlex DDDDDDDD への接続の一部が拡張レプリケーションをサポートしていないため、拡張レプリケーション機能は抑制されました。拡張レプリケーションを実行できるのは、ローカルクラスタ内の接続またはリモート TapePlex への接続のすべてが拡張レプリケーションをサポートしている場合だけです。
システムアクション
: VTCS の処理は続行されますが、すべてのレプリケーションは拡張レプリケーション方式を使わずに行われます。
ユーザーの対応
: 拡張レプリケーションが必要な場合は、ローカルクラスタ内の接続またはリモート TapePlex への接続のすべてが拡張レプリケーションをサポートする必要があります。
Partition ID service failure RC=
NNNN
RRR
request from CCCCCCCC
+XXXX
VVVVVV
TTTTTTTT
説明
: VTCS ALP パーティション ID アクセスメソッドサービスが、モジュール CCCCCCCC + オフセット XXXX からの要求 RRR を処理しているときにエラーを検出しました。要求パラメータの VVVVVV は VTV の検証 volser を識別し、TTTTTTTT は ALP トークン値を表します。
システムアクション
: VTCS タスクは追加のメッセージを発行して処理を停止します。異常終了する場合もあります。
ユーザーの対応
: 診断情報を収集し、このエラーを StorageTek カスタマサポートに報告します。異常終了が発生しない場合、このエラーは、VTCS が処理を継続するうえで重大ではありません。
EEXPORT Early Delete VTV(s) removed from VTSS
VVVV
説明
: 自動移行中に、リモート TapePlex への電子エクスポートを保留していた VTV が、EDLTeexp
管理クラスの設定により、VTSS VVVV
から削除されました。リモート TapePlex への CLINK のすべてが、正常に動作していません。TapePlex の CLINK が ONLINE
に変更されたら、VTCS RECONCIL
ユーティリティーを実行する必要があります。
システムアクション
: 自動移行タスクは続行されます。
ユーザーの対応
: リモート TapePlex の CLINK が ONLINE
に変更されたあと、VTCS RECONCIL
ユーティリティーを実行します。
NNNN
EEXPORT Early Delete VTV(s) removed from VTSS
VVVV
説明
: 自動移行中に、リモート TapePlex への電子エクスポートを保留していた NNNN
個の VTV が、EDLTeexp
管理クラスの設定により、VTSS VVVV
から削除されました。リモート TapePlex への CLINK のすべてが、正常に動作していません。TapePlex の CLINK が ONLINE
に変更されたら、VTCS RECONCIL
ユーティリティーを実行する必要があります。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: リモート TapePlex の CLINK が ONLINE
に変更されたあと、VTCS RECONCIL
ユーティリティーを実行します。
Unexpected exception thrown:
RRRRRRRRR
説明
: ソフトウェアエラーが検出され、それによって例外が生成されました。理由 RRRRRRRRR
は、発生したエラーの詳細を示します。
システムアクション
: 必要に応じてプロセスのダンプが取られます。また、障害の発生しているタスクやスレッドの回復も試みられます。
ユーザーの対応
: このエラーは予想外のものなので、どの回復アクションも成功しない可能性があります。したがって、システムを確認し、障害の発生したプロセスを必要に応じて再起動してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Uncaught exception terminating thread
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
でソフトウェアエラーが検出され、それによって例外が生成されました。エラーから回復するためのアクティブな回復ルーチンは存在していません。
システムアクション
: 影響のあるタスクやスレッドが終了されます。通常、追加の回復アクションは実行されません。
ユーザーの対応
: おそらく、影響のあるプロセスを再起動する必要があります。このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Abnormal thread termination:
RRRRRRRRR
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
内のあるソフトウェアスレッドが、予期しないかたちで終了することを決定しました。理由 RRRRRRRRR
は、トリガーとなったエラーの詳細を示します。
システムアクション
: 影響のあるタスクやスレッドが終了されます。ダンプも取られる可能性があります。通常、追加の回復アクションは実行されません。
ユーザーの対応
: おそらく、影響のあるプロセスを再起動する必要があります。このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Call to terminate()
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
の実行時環境がプロセスの続行は不可能と判断したことを意味するソフトウェアエラーが発生しました。
システムアクション
: 影響のあるプロセスが終了されます。ダンプも取られる可能性があります。状況によっては、障害の発生したプロセスをシステムが再起動することもあります。
ユーザーの対応
: 障害の発生したプロセスが再起動されたことを確認します。そうでなかった場合、プロセスの停止と起動を手動で実行してください。このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Unexpected exception called
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
でソフトウェアエラーが検出され、それによって例外が生成されました。エラーから回復するためのアクティブな回復ルーチンは存在していません。
システムアクション
: 影響のあるタスクやスレッドが終了されます。通常、追加の回復アクションは実行されません。
ユーザーの対応
: おそらく、影響のあるプロセスを再起動する必要があります。このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Call to terminate()
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
の実行時環境がプロセスの続行は不可能と判断したことを意味するソフトウェアエラーが発生しました。
システムアクション
: 影響のあるプロセスが終了されます。ダンプも取られる可能性があります。状況によっては、障害の発生したプロセスをシステムが再起動することもあります。
ユーザーの対応
: 障害の発生したプロセスが再起動されたことを確認します。そうでなかった場合、プロセスの停止と起動を手動で実行してください。このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
Cannot create TCP/IP socket:
RRRRRRRRR
説明
: TCP/IP 通信用のソケットの作成が試みられました。これがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。
システムアクション
: ソケットの作成を試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: これは、ネットワークリソースまたはサーバーリソースの問題である可能性があります。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Cannot bind to port
NNNN
: RRRRRRRRR
説明
: TCP/IP 通信用ポート NNNN
へのバインドが試みられました。これがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。この理由が「すでに使用中のアドレス」である場合、それはおそらく、あるサーバーコンポーネントの終了処理が完了する前に代替のコンポーネントが起動されたことを意味しています。
システムアクション
: ポートへのバインドを試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: これは、ネットワークリソースまたはサーバーリソースの問題である可能性があります。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Listen on port NNNN failed:
RRRRRRRRR
説明
: TCP/IP 通信用ポート NNNN
への接続の待機が試みられました。これがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。
システムアクション
: ポートへの待機を試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: これは、ネットワークリソースまたはサーバーリソースの問題である可能性があります。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Cannot create AF_UNIX socket:
RRRRRRRRR
説明
: サーバーとして内部通信を行うためのソケットの作成が試みられました。これがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。
システムアクション
: ソケットの作成を試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: これはおそらく、サーバーリソースの問題です。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Cannot bind to file FFFFFFFF
: RRRRRRRRR
説明
: 内部通信用のファイル FFFFFFFF
へのバインドが試みられました。これがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。この理由が「すでに使用中のアドレス」である場合、それはおそらく、あるサーバーコンポーネントの終了処理が完了する前に代替のコンポーネントが起動されたことを意味しています。
システムアクション
: ファイルへのバインドを試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: これはおそらく、サーバーリソースの問題です。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Listen on file
FFFFFFFF
failed:
RRRRRRRRR
説明
: 内部通信用のファイル FFFFFFFF
への接続の待機が試みられました。これがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。
システムアクション
: ファイルへのバインドを試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: これはおそらく、サーバーリソースの問題です。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Failed lookup of
HHHHHHHH
:PPPP
: RRRRRRRR
説明
: ネットワークアドレス HHHHHHHH
とポート PPPP
の解決が試みられましたが、それがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。
システムアクション
: アドレスの解決を試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: HHHHHHHH
が有効な IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、DNS アドレスのいずれかであることを確認してください。短形式の DNS アドレスが有効になるのは、DNS 検索接尾辞のいずれかを使って完全なアドレスに変換できる場合だけです。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Failed connect to
HHHHHHHH
:PPPP
: RRRRRRRR
説明
: ネットワークアドレス HHHHHHHH
とポート PPPP
への接続が試みられましたが、それがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。この理由が「接続拒否」である場合、それはおそらく、サーバーコンポーネントが実行されていないことを意味しています。この理由が「ホストへのルートなし」や「接続タイムアウト」である場合、それはおそらく、何らかのネットワークの問題を示しています。
システムアクション
: そのアドレスへの接続を試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: システム HHHHHHHH
が稼働していることを確認します。その後、システムへのネットワークルートが適切であり、正しく機能していることを確認します。ターゲットシステムが別のサブネット上にある場合は、デフォルトルーターが正しく構成されている必要があります。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Cannot create AF_UNIX socket
説明
: クライアントとして内部通信を行うためのソケットの作成が試みられました。
システムアクション
: ソケットの作成を試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: これはおそらく、サーバーリソースの問題です。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Failed connect to
FFFFFFFF
:
RRRRRRRR
説明
: 内部通信用のファイル FFFFFFFF
への接続が試みられましたが、それがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。この理由が「接続拒否」である場合、それはおそらく、サーバーコンポーネントが実行されていないことを意味しています。
システムアクション
: そのアドレスへの接続を試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: ファイル FFFFFFFF
に接続したはずのサービスが稼働していることを確認します。同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Accept on port
NNNN
failed:
RRRRRRRR
説明
: ポート NNNN
上での接続の受け入れが試みられましたが、それがエラーコード RRRRRRRRR
で失敗しました。
システムアクション
: 接続の受け入れを試みていた関数が失敗します。通常これにより、接続を試みていたサーバーコンポーネント内で追加の障害が発生します。
ユーザーの対応
: 同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。
Connection from
SSSSSSSS
説明
: サーバーが TCP/IP 接続要求をシステム SSSSSSSS
から受信しました。
システムアクション
: 接続の性質に応じて、サーバーコンポーネント内で処理が進められます。
ユーザーの対応
: これは情報提供専用です。
PPPPPPPP
: PGMI server running
説明
: プロセス PPPPPPPP
で、コマンド実行を処理するためのサーバーコンポーネントのインスタンスが起動されました。
システムアクション
: これからコマンドの処理が開始されます。
ユーザーの対応
: なし。
Process
PPPP
trace state is
SSSS
説明
: プロセス PPPP
のトレース状態が SSSS
に変更されました。
システムアクション
: 「Off」の場合、トレースが無効化されました。「On」の場合、トレースの実行先となっているファイルが報告されます。
ユーザーの対応
: なし。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Normal shutdown complete
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
が、サービスレベルの変化の結果としてシャットダウンされました。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: なし。
Dump written to
FFFFFFFF
説明
: ソフトウェアエラーが発生し、障害の発生したプロセスのダンプがファイル FFFFFFFF
に書き込まれました。
システムアクション
: 可能であれば、回復ルーチンが呼び出されます。エラーの性質や理由に応じて、回復は成功することもしないこともあります。
ユーザーの対応
: 同じ時間の前後に生成された追加メッセージも、どの関数に影響があったかを知る手掛かりとなります。StorageTek ソフトウェアサポートに問題を連絡してください。
Response to message
NNNN
was
RRRRRRRR
説明
: ID NNNNN
の未処理メッセージに対して REPLY コマンドが使用されました。応答テキストは RRRRRRRR
でした。
システムアクション
: メッセージへの応答を待っていた関数が呼び起こされ、関連テキストが渡されます。
ユーザーの対応
: なし。
Message
NNNN
has been deleted
説明
: ID NNNNN
の未処理メッセージがシステムによって削除されました。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: なし。
Manual dump of process
PPPP
initiated:
TTTTTTTT
説明
: プロセス PPPP
の手動ダンプがコマンド経由で開始されました。ダンプの理由が TTTTTTTT
として与えられました。
システムアクション
: ダンプの取得が完了したら、処理が続行されるはずです。
ユーザーの対応
: これが StorageTek ソフトウェアサポートの要求であった場合、DIAGS コマンドまたは GUI を使って生成されたダンプを関連するサポートバンドルに追加してください。
Security failure on
CCCCCCCC
command matching rule on line
LLLL
RRRRRRRR
説明
: ユーザーが CCCCCCCC
コマンドの実行を試みましたが、LLLL
行の PERMIT/ALLOW ルールに一致しました。RRRRRRRR
は、障害のトリガーになっている可能性のある追加リソースです。
システムアクション
: コマンドの実行が拒否されます。
ユーザーの対応
: システム管理者に連絡し、ユーザーの ID に対応する PERMIT/ALLOW ルールを確認してもらってください。
Security warning on
CCCCCCCC
command matching rule on line
LLLL
RRRRRRRR
説明
: ユーザーが CCCCCCCC
コマンドの実行を試みましたが、LLLL
行の PERMIT/ALLOW ルールに一致しました。RRRRRRRR
は、障害のトリガーになっている可能性のある追加リソースです。一致したルールは現在、警告のみを発行するように設定されています。
システムアクション
: コマンドの実行は続行されます。
ユーザーの対応
: システム管理者に連絡し、ユーザーの ID に対応する PERMIT/ALLOW ルールを確認してもらってください。
Process
PPPPPPPP
/
NNNN
received termination request
説明
: サービスレベルに変化があったため、ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
がシャットダウン要求を受信しました。
システムアクション
: そのプロセスが実行している作業がすべて停止されたあと、シャットダウン要求が受け入れられます。通常はこの時点から、新しい要求は拒否されます。
ユーザーの対応
: なし。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Communication failure writing
TTTTTTTT
to logger:
RRRRRRRR
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
が TTTTTTTT
タイプのメッセージをロガープロセスに送信しようとした際に、内部通信エラーが発生しました。この障害の理由は RRRRRRRR
です。この問題のもっとも可能性の高い理由は、ロガープロセスでの障害発生です。
システムアクション
: プロセス PPPPPPPP
は接続をリセットし、ロガープロセスへの再接続を試みます。プロセスが利用可能でなければ、プロセスが利用可能になるまで再試行が繰り返されます。この障害の結果、一部のメッセージが失われている可能性があります。
ユーザーの対応
: このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。
Command
CCCCCCCC
:
Internal Comms error:
RRRRRRRR
説明
: コマンド CCCCCCCC
の実行時に、RRRRRRRR
の理由で内部通信障害が発生しました。この障害の理由としては、さまざまな正常な理由が考えられます。典型的な理由としては、外部コマンドがキャンセルされたことや、コマンド実行中にサービスレベルが変化したことが挙げられます。
システムアクション
: タイミングに応じて、コマンド CCCCCCCC
の実行が続行されることもされないこともあります。
ユーザーの対応
: このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。また、すべてのクライアントシステムがその時点で何をしていたかも確認してください。
Connection
NNNNNNNN
authorisation failure:
RRRRRRRR
説明
: TCP/IP 接続上で名前 NNNNNNNN
を使ってクライアントの承認を行なっていたときに、RRRRRRRR
の理由で障害が発生しました。クライアントのネットワークアドレスは、先の SLS8017 メッセージからわかります。
システムアクション
: この接続要求はすぐに異常終了します。
ユーザーの対応
: クライアントの構成や設定を確認します。また、すべてのクライアントシステムがその時点で何をしていたかも確認してください。
PPPPPPPP
/
NNNN
: Communication failure to CDS proxy:
RRRRRRRR
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
と CDS プロキシプロセスとの内部通信で障害が発生しました。これが発生する可能性があるのは、ELS ホストへの接続が CDS によって管理される共有 CDS モードの場合だけです。
システムアクション
: これは通常、後続のエラーを引き起こします。プロセスから CDS への通信が途切れたので、I/O が失われた可能性があるからです。
ユーザーの対応
: 「dbserv」プロセスから ELS ホストへの接続を確認するとともに、このプロセスが実行されていることを確認してください。サービスレベルをいったん下げてから上げることで状態をリセットしなければならない可能性があります。
Connected to CDS server
SSSSSSSS
説明
: ネットワークアドレスが SSSSSSSS
の ELS システムとの接続を、CDS プロキシプロセスが確立しました。
システムアクション
: CDS へのアクセスが許可されるようになり、処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし。
Communication failure to CDS server:
RRRRRRRR
説明
: CDS プロキシプロセスが ELS ホストと通信しているときに、RRRRRRRR
の理由で通信障害が発生しました。
システムアクション
: これは通常、後続のエラーを引き起こします。ほかのプロセスから CDS への通信が途切れたので、I/O が失われた可能性があるからです。
ユーザーの対応
: 「dbserv」プロセスから ELS ホストへの接続を確認するとともに、このプロセスが実行されていることを確認してください。また、ELS ホストが稼働していることと、DBSERVER コマンドが正しく発行されたことも確認してください。サービスレベルをいったん下げてから上げることで状態をリセットしなければならない可能性があります。
Trying to reconnect to CDS server
SSSSSSSS
説明
: CDS プロキシプロセスが、ELS ホスト SSSSSSSS
への再接続を試みています。
システムアクション
: これは、接続が確立されるまで無期限に行われます。CDS へのアクセスを必要とする関数の中には、その時点までに障害が発生するものもあれば、ハングアップするものもあります。
ユーザーの対応
: ELS ホストが稼働していることと、DBSERVER コマンドが正しく発行されたことを確認してください。
Communication failure to CDS client:
RRRRRRRR
説明
: CDS プロキシプロセスが、そのクライアントプロセスのうちの 1 つが RRRRRRRR
の理由で内部接続を破棄したことを検出しました。
システムアクション
: 処理は続行され、そのクライアントの I/O 要求は破棄されます。
ユーザーの対応
: ほかのプロセスで、問題の原因の手掛かりとなる可能性のあるエラーメッセージがないか確認してください。
CDS version:
VVVVVV
Primary DSN:
DDDDDDDD
説明
: CDS サーバーとして機能する ELS システムに CDS プロキシが正常に接続しました。ELS のバージョンは VVVVVV
、プライマリ CDS は DDDDDDDDDD
です
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし。
Cannot create shared memory segment
説明
: プロセス間通信に使用される共有メモリーセグメントをプロセスが作成できませんでした。
システムアクション
: プロセスはスタートアップ処理を中止し、ダンプを取ります。
ユーザーの対応
: ほかのプロセスで、問題の原因の手掛かりとなる可能性のあるエラーメッセージがないか確認してください。LDOM のリブートを試みます。
Cannot attach shared memory segment
説明
: プロセス間通信に使用される共有メモリーセグメントにプロセスが接続できませんでした。おそらく互換性がありません。
システムアクション
: プロセスはスタートアップ処理を中止し、ダンプを取ります。
ユーザーの対応
: ほかのプロセスで、問題の原因の手掛かりとなる可能性のあるエラーメッセージがないか確認してください。LDOM のリブートを試みます。
Local configuration change to host
NNNN
with name
SSSSSSSS
説明
: ローカル構成が更新され、システムに ID NNNN
と名前 SSSSSSSS
が割り当てられました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし。
Configuration connection from
NNNN
as host
SSSSSSSS
説明
: ID NNNN
、名前 SSSSSSSS
のシステムからのクラスタ接続が受信されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。これには、両方のシステムの構成情報が正しいことを確認することが含まれます。
ユーザーの対応
: なし。
Configuration connection to
NNNN
as host
SSSSSSSS
using
AAAAAAAA
説明
: ID NNNN
、名前 SSSSSSSS
のシステムへのクラスタ接続が、ネットワークアドレス AAAAAAAA
を使って試みられました。
システムアクション
: 処理が続行されます。これには、両方のシステムの構成情報が正しいことを確認することが含まれます。
ユーザーの対応
: なし。
Configuration sent to
NNNN
as host
SSSSSSSS
説明
: このシステムは、自身の構成が、ID NNNN
、名前 SSSSSSSS
のシステムの構成よりも新しいと推論しました。したがってこれは、両方のシステムの同期を取るために、変更済みの構成をこのターゲットにアップロードしています。
システムアクション
: 処理が続行されます。構成更新の受信が完了すると、その更新の読み取りを求める通知がさまざまなプロセスに送信されます。
ユーザーの対応
: なし。
Configuration received from
NNNN
as host
SSSSSSSS
説明
: ID NNNN
、名前 SSSSSSSS
のシステムは、自身の構成が、このシステムの構成よりも新しいと推論しました。したがってそのシステムは、両方のシステムの同期を取るために、変更済みの構成をこのシステムにダウンロードしています。
システムアクション
: 処理が続行されます。構成更新の受信が完了すると、その更新の読み取りを求める通知がさまざまなプロセスに送信されます。
ユーザーの対応
: なし。
Configuration connection to #
NNNN
as host
SSSSSSSS
terminated:
RRRRRRRR
説明
: ID NNNN
、名前 SSSSSSSS
のシステムへのクラスタ接続が、RRRRRRRR
の理由で終了されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。終了の理由によっては、ほかのエラーメッセージが発行される可能性もあります。
ユーザーの対応
: これが予期した状況でない場合、問題の原因の手掛かりとなる可能性のあるエラーメッセージがないか確認してください。
PPPPPPPP
/
NNNN
: SQL error:
EEEEEEEE
Return Code:
RRRR
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
から CDS へのアクセス時に、EEEEEEEE
の内部 SQL エラーが発生しました。処理のリターンコードは RRRR
でした。
システムアクション
: これは通常、後続のエラーを引き起こします。CDS へのアクセスが途切れたので、I/O が失われた可能性があるからです。エラーの性質によっては、処理が中止される前に再試行が何回か試みられる可能性があります。
ユーザーの対応
: ほかのプロセスで、問題の原因の手掛かりとなる可能性のあるエラーメッセージがないか確認してください。サービスレベルをいったん下げてから上げることで状態をリセットしなければならない可能性があります。2 つのシステムが存在するクラスタ環境では、プライマリシステムへの通信が失われた場合にエラーが発生する可能性があります。
CDS unavailable:
RRRRRRRR
説明
: RRRRRRRR
の理由で CDS が使用できないため、現在の処理を完了できませんでした。
システムアクション
: CDS へのアクセスを試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: 「dbserv」プロセスから ELS ホストへの接続を確認するとともに、このプロセスが実行されていることを確認してください。サービスレベルをいったん下げてから上げることで状態をリセットしなければならない可能性があります。
DS access error:
RRRRRRRR
説明
: CDS へのアクセス時に RRRRRRRR
の理由でエラーが返されたため、現在の処理を完了できませんでした。
システムアクション
: CDS へのアクセスを試みていた関数が失敗します。
ユーザーの対応
: このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。
PPPPPPPP
: Parameter change detected
説明
: プロセス PPPPPPPP
は、メインのパラメータファイルが変更されたことを示す通知を受け取りました。
システムアクション
: このプロセスは、更新されたパラメータファイルを読み取って処理します。
ユーザーの対応
: これは情報提供専用です。
Restart of process
PPPPPPPP
detected
説明
: プロセス PPPPPPPP
で制御不可能な終了が発生したあと、プロセスが再起動されました。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし。
Received=
RRRR
/
rrrrrrrr
, Sent=
SSSS
/
ssssssss
, Duplicate reads=
DDDD
, Cache reads=
CCCC
説明
: これは、ELS ホスト経由で CDS にアクセスした場合の統計のレポートであり、通常は「dbserv」プロセスのシャットダウン時に発行されます。
RRRR
/rrrrrrrr
値は、ELS ホストから受信されたメッセージの数と転送バイト数です。
SSSS
/ssssssss
値は、ELS ホストに送信されたメッセージの数と転送バイト数です。
DDDD
値は、ELS ホストへの読み取り要求のうち、同じ要求がすでに処理中であるために抑制されたものの数です。
CCCC
値は、ELS ホストへの読み取り要求のうち、クライアント側のキャッシュによって要求が満たされたものの数です。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし。
Number of CDS I/O operations=
IIII
, Response time=
TTTTTTT
説明
: これは、ELS ホスト経由で CDS にアクセスした場合の統計のレポートであり、通常は各プロセスによって CDS への I/O の停止時に発行されます。IIII
値は、実行された CDS I/O 操作の数です。TTTTTTTT
値は、CDS I/O 要求の平均応答時間です。これは、ときどき予想よりも小さい値に見える可能性がありますが、それは、一部の要求がキャッシュによって満たされたり、要求が既存の要求と重複していたりするためです。
システムアクション
: 処理が続行されます。
ユーザーの対応
: なし。
Configuration connection from
NNNN
as host
SSSSSSSS
rejected
説明
: ID NNNN
、名前 SSSSSSSS
のシステムが、このシステムに接続してクラスタに参加しようとしました。この試みは拒否されましたが、それは、そのシステムがクラスタの一部と判断されなかったからです。
システムアクション
: このシステムでは処理は続行されます。接続を試みたシステムでは、処理は障害状態に落ち込み、開始を拒否するはずです。これは、CDS でのスプリットブレインシナリオを避けるためです。
ユーザーの対応
: 2 つのシステムの履歴を調査してください。このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。
この状況からの回復を試みる場合は、完全な状態と履歴を入手することが重要です。そうしないと、容易に間違った判断を下し、CDS の内容を破壊してしまう恐れがあります。
Allowing MySQL to start:
RRRRRRRR
説明
: クラスタ制御プロセスが、SQL ベースの CDS へのアクセスを許可してもかまわないと判断しました。この決定の理由は RRRRRRRR
として与えられました。
システムアクション
: 処理が続行され、内部 SQL データベースが起動されます。
ユーザーの対応
: なし。
Configuration shutdown - Possible split-brain condition
説明
: クラスタ制御プロセスは、開始を続行するとスプリットブレイン状態に陥る可能性があることを検出しました。
システムアクション
: クラスタリングプロセスがシャットダウンされ、それにより、ほかの依存するプロセスもすべてシャットダウンされます。内部 SQL CDS へのアクセスは無効化されます。
ユーザーの対応
: システムの履歴を調査してください。このシステム上とほかのすべてのシステム上で、このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。
この状況からの回復を試みる場合は、完全な状態と履歴を入手することが重要です。そうしないと、容易に間違った判断を下し、CDS の内容を破壊してしまう恐れがあります。
Cluster connection to
NNNN
down.In single server mode
説明
: クラスタ制御プロセスから ID NNNN
のホストへの接続が確立できないか、その接続で障害が発生しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。これは、単一のコピーがアクティブになった状態で CDS が実行されているにすぎないこと、およびこのあと 1 つでも障害が発生すれば致命的な状況に陥る可能性があることを意味しています。
この接続喪失の理由によっては、一時的なエラーが報告される可能性があります。
ユーザーの対応
: システムの履歴を調査してください。このシステム上とほかのすべてのシステム上で、このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。
Database state compromised - Check service levels
説明
: 内部 SQL データベースの状態のチェックから、必要な部分のいくつかが機能していないことが判明しました。
システムアクション
: 処理が続行されます。これは、単一のコピーがアクティブになった状態で CDS が実行されているにすぎないこと、およびこのあと 1 つでも障害が発生すれば致命的な状況に陥る可能性があることを意味しています。
ユーザーの対応
: システムの履歴を調査してください。このシステム上とほかのすべてのシステム上で、このエラーメッセージのトリガーにもなっている可能性がある追加メッセージがないか確認してください。
クラスタの各メンバーのサービスレベルが正しいことを確認し、必要であれば調整してください。
Process
PPPPPPPP
/
NNNN
running
説明
: ID NNNN
のプロセス PPPPPPPP
が実行を開始しました。
システムアクション
: なし。
ユーザーの対応
: なし。