Oracle® Mobile Application Framework Oracle Mobile Application Frameworkでのモバイル・アプリケーションの開発 2.3.1 E77215-01 |
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次のトピックはOracle Mobile Application Development Framework (Oracle MAF)の新機能と変更された機能、およびこのガイドで説明されているその他の重要な変更点について概要を示しています。
Oracle MAFリリース2.3.1には、このガイドで説明されている次の新しい開発機能と変更された開発機能が含まれます。
MAFアプリケーションは、このリリースで導入されたクライアント・データ・モデルを使用してRESTサービスにアクセスできるようになりました。クライアント・データ・モデルでは、RESTサービスにより公開され、MAFアプリケーションのデータ・モデルに含めることができるデータ・オブジェクトを識別するためのウィザードが提供されます。識別されたら、次のことを実行できます。
アプリケーションがオフラインの場合に、ユーザーのデバイスに永続させるデータの指定
データ・オブジェクト間の親子関係の指定
データに対してCRUDアクションを実行するRESTリソースの識別
アプリケーションがオンラインに戻った場合の、アプリケーションからサーバーへのデータの同期
詳細は、「MAFアプリケーションでのクライアント・データ・モデルの作成」を参照してください。
クライアント・データ・モデルには、アプリケーションからのWebサービス・コールを調査するためにMAFアプリケーションに追加できる、再利用可能なアプリケーション機能も含まれています。詳細は、「MAFアプリケーションでのWebサービス・コールの検査」を参照してください。
AndroidエミュレータまたはiOSシミュレータにデプロイするMAFアプリケーションで、アプリケーションの最初の完全なデプロイメントの後で追加された新しいファイルと更新されたファイルのみがデプロイされる、クイック・デプロイメントがサポートされるようになりました。必要に応じて、いつでも完全なデプロイメントをトリガーできます。詳細は、「アプリケーションのMAFクイック・デプロイメントの概要」を参照してください。
このリリースのMAFでは、OAuth認証サーバー・タイプの新しい権限タイプ(クライアント資格証明
)がサポートされます。クライアント資格証明
権限タイプを使用すると、エンド・ユーザーIDまたはユーザー資格証明なしで、MAFアプリケーションがOracle Mobile Cloud Service APIに匿名でアクセスできるようになります。詳細は、「OAuth認証の構成方法」を参照してください。
このリリースを使用して作成されたMAFアプリケーションでのデフォルトである、新しいバージョンのmobileAltaスキン(mobileAlta-1.6
)。詳細は、「MAFアプリケーションのスキニング」を参照してください。
MAFアプリケーションのプロパティをユーザーが構成できるようになりました。このプロパティの値は、アプリケーションがエンド・ユーザーにデプロイされるときに、エンタープライズ・モバイル管理の管理者が設定できます。詳細は、「エンタープライズ・モバイル管理が使用するプロパティの構成」を参照してください。
このドキュメントは、このリリース用に一部が更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
エンド・ユーザーが自分のデバイスから電子メールの受信者にMAFアプリケーション・ログ・ファイルを送信できるようにMAFアプリケーションを構成する方法に関する情報が追加されました。詳細は、「アプリケーション・ログへのアクセス方法」を参照してください。
データ・コントロールのaddXXX
およびremoveXXX
メソッドに関する情報が追加されました。詳細は、「データ・コントロールのaddXXXおよびremoveXXXメソッド」を参照してください。
ProviderChangeSupport
オブジェクトを使用するクラスでgetKey()
メソッドを実装するか、または関連するデータ・コントロールでキー属性として属性を指定する必要があることを示すように内容が更新されました。データ変更イベントの同期を正常に行うには、これらの変更のいずれかを実装する必要があります。詳細は、「データ変更イベントの使用」を参照してください。