- Oracle Data Visualization Desktopユーザーズ・ガイド
- データ・フローの使用によるキュレートされたデータ・セットの作成
- 複数の接続へのデータ・フローの分岐
複数の接続へのデータ・フローの分岐
データ・フローを下流ノードに向かう複数の接続に分岐し、1つのデータ・フローから複数の出力を作成できます。たとえば、販売トランザクション・データ・セットからデータ・フローを作成し、販売トランザクションの地域(西海岸や東海岸など)に基づいて、データを複数のデータ・セットに分岐して保存できます。
「ステップ・エディタ」ペインで「分岐」ステップを追加します。
- 複数のサブセットに分岐するデータ・フローを作成するか開きます。または、複数のサブセットに分岐するデータ・セットからデータ・フローを作成します。
- 「ステップの追加」ダイアログで「ステップの追加(+)」をクリックし、「分岐」を選択します。「分岐」ステップおよび2つの「データの保存」ステップがデータ・フローに追加されます。
- 「分岐」ペインの「分岐先」フィールドで、分岐する接続または出力の数を指定します。
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「データの保存」ステップの数は「分岐先」フィールドの数と直接的な関係があります。
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「分岐先」フィールドの最小値は2、最大値は5です。接続数または出力数は「分岐先」フィールドでのみ増やすことができます。
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接続または出力を削除できます。「ステップの追加」ダイアログで「X」をクリックするか、「データの保存」ステップを右クリックし、「削除」を選択します。
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「データの保存」ステップが2つしかない状況で1つを削除すると、「分岐」ステップも削除されることを示す警告メッセージが表示されます。「はい」をクリックすると、分岐ステップが削除されます。1つの「データの保存」ステップのみがデータ・フローに追加されます。
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分岐ステップの後に次のステップを追加することはできません。
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データの追加
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結合
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行のマージ
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- 各「データの保存」ステップをクリックし、「データ・セットの保存」ペインでデータ・セット・ノードを保存するプロパティを指定します。
フィールド 説明 名前および説明 データ・セットを識別するためのデータ・セットの名前と説明を入力します。 データ保存先 データ・セットの格納場所(データ・セット記憶域、データベース接続など)を指定します。 「データベース接続」を選択した場合は、「接続」、「表」および「実行時」のオプションの値を指定します。
実行時、データ・セットを指定するためのプロンプト オプションを選択し、「名前」および「プロンプト」パラメータを指定します。 列 必要に応じて、列をメジャーや属性に変更するかどうかを指定します。メジャーの場合、集計タイプ(「合計」、「平均」、「最小」、「最大」または「件数)を指定します。 - 「データ・フローの実行」をクリックして、データ・フローを実行します。検証エラーがない場合は、完了メッセージが表示されます。「データ」ページに移動し、「データ・セット」を選択し、リストに結果のデータ・セットを表示します。または、「保存」または「名前を付けて保存」をクリックします。「データ・フローに名前を付けて保存」ダイアログで、データ・フローを識別するための「名前」および「説明」を入力します。「データ」ページで、「データ・フロー」を選択し、リストに結果のデータ・フローを表示します。