分岐を使用したデータ・フローでの複数のパイプラインの作成

分岐を使用して、データ・フローから複数の出力を作成します。たとえば、販売トランザクション・データ・セットからデータ・フローを作成し、販売地域に基づいてデータを複数のデータ・セットに分岐して保存できます。

「ステップ・エディタ」ペインの「分岐」ステップを使用して、複数のパイプラインをデータ・フローに追加します。
  1. 複数のサブセットに分岐するデータ・フローを作成するか開きます。「結合」ステップの前または後に「分岐」ステップを追加できます。
    または、複数のサブセットに分岐するデータ・セットからデータ・フローを作成します。
  2. 「ステップの追加」ダイアログで「ステップの追加(+)」をクリックし、「分岐」を選択します。
    「分岐」ステップおよび2つの「データの保存」ステップがデータ・フローに追加されます。
  3. 「分岐」ペインの「分岐先」フィールドで、分岐する接続または出力の数を指定します。
    • 「データの保存」ステップの数は「分岐先」フィールドの数と直接的な関係があります。
    • 「分岐先」フィールドの最小数は2、最大数は5です。接続数または出力数は「分岐先」フィールドでのみ増やすことができます。
    • 接続または出力を削除できます。「ステップの追加」ダイアログで「X」をクリックするか、「データの保存」ステップを右クリックし、「削除」を選択します。
    • 「データの保存」ステップが2つしかない状況で1つを削除すると、「分岐」ステップも削除されることを示す警告メッセージが表示されます。「はい」をクリックすると、分岐ステップが削除されます。1つの「データの保存」ステップのみがデータ・フローに追加されます。
  4. 「データの保存」ステップをクリックし、「データ・セットの保存」ペインで、出力データ・セットを保存するためのプロパティを指定します。
    • データ保存先 - データ・セット記憶域、データベース接続など、データ・セットを保存する場所を指定します。

      「データベース接続」を選択した場合は、「接続」「表」および「実行時」のオプションの値を指定します。

    • 実行時、データ・セットを指定するためのプロンプト - オプションを選択し、「名前」および「プロンプト」パラメータを指定します。
    • - 必要に応じて、列をメジャーや属性に変更するかどうかを指定します。メジャーの場合、集計タイプ(「合計」、「平均」、「最小」、「最大」または「件数)を指定します。
  5. 「データ・フローの実行」をクリックして、データ・フローを実行します。検証エラーがない場合は、完了メッセージが表示されます。「データ」ページに移動し、「データ・セット」を選択し、リストに結果のデータ・セットを表示します。
    または、「保存」または「名前を付けて保存」をクリックします。「データ・フローに名前を付けて保存」ダイアログで、データ・フローを識別するための「名前」および「説明」を入力します。「データ」ページで、「データ・フロー」を選択し、リストに結果のデータ・フローを表示します。