Oracle® Fusion Middleware

Oracle Data Visualization Desktopの既知の問題

E77406-10(原本部品番号:E72027-19)

2019年6月

Data Visualization Desktopの既知の問題

この章では、Oracle Data Visualization Desktopの既知の問題をリストして説明します。

トピック:

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

Oracle Essbaseデータベース接続およびデータ・ソースに関する既知の問題

Oracle Essbaseデータベースの接続タイプおよびOracle Essbaseデータ・ソースには、多数の既知の問題があります。

  • Oracle Essbaseデータ・ソース内の特定の列を検索すると、「一致が見つかりませんでした」というメッセージが表示されます。

  • BI質問の検索結果からOracle Essbaseデータ・ソース列をクリックすると、「データのロード中にエラーが発生しました」というメッセージがData Visualizationに表示されます。

  • Advanced Analyticsの機能がOracle Essbaseデータ・ソースに対して動作しません。

  • Oracle Essbase接続を作成して無効なログイン情報を指定すると、Data Visualizationに次のようなエラー・メッセージが誤って表示されます。「接続の保存に失敗しました。JDS - 無効な構文です。」本来は「無効なユーザー名およびパスワードのため接続に失敗しました。」というエラー・メッセージが表示される必要があります。

  • Oracle Essbase接続の作成時には、「ユーザーは自分のユーザー名とパスワードの入力が必要」認証オプションを選択できますが、Data Visualizationではこの動作が有効化されず、指定したユーザー名およびパスワードですべてのユーザーが認証されます。

  • 時間ベースの列は正しくインポートされない場合があります。書式不一致のため、テキストで日付を表示している列を日付データ型の列に変換できません。

  • Oracle Essbaseデータ・ソースがデータ・フローで動作しません。

  • データ・ビジュアライゼーション・プロジェクトで作業するときに、列の照合を使用して、プロジェクトに含まれる別のデータ・ソースとOracle Essbaseデータ・ソースを結合できません。

  • Oracle Essbaseデータ・ソースをインポートするときに、データを準備できず、インポート後にデータを編集できません。たとえば、列のデータ型または集計を変更できません。

XLSXファイルのNull値が文字列に設定される

XLSXファイルをデータ・ソースとして追加する場合に、スプレッドシートのnull値がハイフンで表されていると、Data Visualizationでは、列の他の値に関係なく、null値が文字列として扱われます。

この問題を回避するには、列からハイフンを除去し、XLSXファイルを再度インポートします。

プロジェクトをインポートしてOracle Databaseデータ・フローをオープンした後、接続が見つからないというエラー・メッセージが表示される

Oracle Databaseをソースとするプロジェクトをインポートしてデータ・フローをオープンしようとすると、接続が見つからないというエラー・メッセージが表示されることがあります。

この問題を回避するには、接続名をクリックして、それを再度選択し、データ・フローを保存してから再オープンします。

文字列値の列に対する問合せ結果が高い

文字列型の列に対する問合せでは、異なる結果が返されることがあります。このような状況は、CHARデータ型を持つメタデータ・リポジトリのサブジェクト領域の列と文字列が一致する場合に発生する可能性があります。多くのSQL関数では、後続の空白はVARCHARデータ型とCHARデータ型の間で異なって処理されます。この問題の回避策はありません。

Data Visualization DesktopからHTTP APIデータ・アクションを起動できない

Data Visualization DesktopにHTTP APIデータ・アクションを作成できますが、アクションを起動することはできません。

HTTPデータ・アクションを起動するには、URLに安全なドメインを設定する必要があります。ただし、Data Visualization Desktopでは現在「安全なドメイン」ページは使用できません。この問題の回避策はありません。

Data Visualizationのインストールおよび構成の問題と回避策

Data Visualizationのインストールおよび構成に関する問題が発生することがあります。この項では、インストールおよび構成に関する既知の問題とその解決方法について説明します。

アップグレード中に診断の収集ダイアログが表示される

Data Visualization Desktopのアップグレード時には、ご使用のコンピュータのリソースによっては、アップグレードに数分かかることがあります。診断の収集ダイアログが表示される場合は、終了をクリックして、アップグレード・プロセスを続行し完了できるようにします。

アップグレード後の機械学習の再インストール

Data Visualizationをアップグレードした場合、Oracle Advanced Analyticsの機能をプロジェクトで使用するために機械学習の再インストールが必要になります。

Data Visualizationで提供されているインストーラを使用して、機械学習をインストールする必要があります。このインストールにより、機械学習が、対応するData Visualizationインストール専用になります。他の機械学習のインストールは、Data Visualizationで動作しません。Data Visualization Desktopのインストールに関するFAQを参照してください。

信頼できる認証局がない場合はOracle Business Intelligenceサーバーへの接続に失敗

SSL対応のOracle Business Intelligenceサーバーへの接続を作成しようとしているが、信頼できる認証局が署名した証明書がない場合、接続に失敗します。

この問題を解決するには、信頼できる認証局が署名した証明書をシステム管理者がサーバーに追加するか、更新する必要があります。

Apple Mac上のOracle Data Visualization Desktopをアップグレードする前の重要なステップ

Apple MacにData Visualization Desktopがすでにインストールされている場合は、新しいバージョンにアップグレードする前に次のステップを実行します。

  1. Finderを開いて、アプリケーション・フォルダにアクセスします。
  2. 次のアイテムを「ゴミ箱」に送ります。
    • Oracle Data Visualization Desktop
    • Oracle Data Visualization Desktop Configure Python
  3. 「ゴミ箱」フォルダを空にします。

Oracle Fusion Middleware Oracle Data Visualization Desktopの既知の問題

E77406-10

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Oracle Data Visualization Desktopのこのリリースの既知の問題および回避策について説明します。

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このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

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