Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77227-02 |
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リポジトリ・オブジェクトの削除には、連鎖的影響があります。
ここでは、削除ルールについて説明します。
物理レイヤーのルール
物理列または表が削除されると、影響を受けるキー、外部キー、複合結合もすべて削除されます。内部で不要になった論理列を物理列にリンクする属性定義(attr defn)も削除されます。
空のスキーマ、カタログおよびデータベースは削除されます。
表が削除されると、その列もすべて削除されます。
論理表のルール
通常の列(集計列や派生列ではないもの)は、論理ソースにマッピングされていないと削除されます。レベル・キーや論理キーを含むキーも削除されます。
派生列のソース列や、参照対象の変数が削除された(破損した)場合、その列は削除されます。
集計列の集計ルールまたは集計のオーバーライド・ルールが(論理列の削除によって)破損した場合、その列は削除されます。
基礎となる表の削除によって論理表が削除された場合、そのキー、外部キー、論理結合、ソース、ソース・フォルダも削除されます。
論理表ソースに有効なマッピングがない場合は削除されます。
論理表ソースが保持されていても集計コンテンツまたはフィルタが破損している場合は、対応する式がnullに設定されます。結合指定は削除されます。
論理表、ディメンションまたはビジネス・モデルは、空の場合(有意の子が格納されていない場合)に削除されます。
プレゼンテーション・レイヤーのルール
基礎となる物理列が削除されたために論理列が削除された場合は、対応するプレゼンテーション列がすべて削除されます。
プレゼンテーション表またはサブジェクト・エリアは、子が格納されていない場合に削除されます。
セキュリティのルール
ユーザーまたはアプリケーション・ロールのセキュリティ・フィルタが削除によって破損した場合、そのフィルタは削除されます。ユーザーまたはアプリケーション・ロールのセキュリティ・フィルタがすべて削除された場合は、内部権限オブジェクトが削除されます。
アプリケーション・ロールのすべてのフィルタが削除された場合でも、アプリケーション・ロールは保持されます。
リポジトリからアプリケーション・ロールを削除するには、明示的に削除する必要があります。アプリケーション・ロールの削除の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイドを参照してください。
変数のルール
初期化ブロックは、基礎となる接続プールが削除されると削除されます。
リポジトリおよびセッション変数は、関連付けられている初期化ブロックが削除された場合に削除されます。
セッション変数が削除されその親の初期化ブロックに格納される変数が存在しなくなった場合、その初期化ブロックは削除されます。
初期化ブロックが削除された場合はその変数も削除されます。
マーケティングのルール
関連付けられているキャッシュ・カタログ、GUID列または修飾列が削除された場合、修飾リスト項目は削除されます。
ターゲット・レベルは、関連付けられているカタログ(セグメンテーション・カタログ名)が削除された場合に削除されます。
リスト・カタログは、関連付けられたカタログ、表または列が削除された場合に、削除されます。
同ディメンションは、関連付けられているカタログ、表または列が削除された場合に削除されます。