Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77227-02 |
|
前へ |
次へ |
オフライン編集では、ときどきリポジトリを保存することを忘れないでください。
ビジネス・モデル間で一貫性がない場合でも、オフライン・モードでリポジトリを保存できます。
ビジネス・モデルに整合性があることを確認するには、「整合性のチェック」コマンドを使用して、コンパイル・エラーを確認します。リポジトリ全体でエラーを確認するには「ファイル」→グローバルな整合性のチェックを選択するか、特定の論理ビジネス・モデルで、ビジネス・モデルを選択し、右クリック・メニューから「整合性のチェック」を選択します。
整合性チェックでは、リポジトリにある種のエラーがないかどうかおよび整合性があるかどうかが分析されます。たとえば、整合性チェックは、論理ソースが構成されていない論理表や物理ソースにマップされていない論理列を検出し、定義されていない論理結合条件を確認し、ビジネス・モデルで参照されている物理表がビジネス・モデル内で参照されている他の表に結合されていないかどうか確認し、各ビジネス・モデルのサブジェクト・エリアの存在を確認します。
注意:
整合性チェックに合格しても、ビジネス・モデルが正しく作成されていることは保証されませんが、多くの一般的な問題が除去されます。
整合性をチェックするとき、発生したエラーまたは警告がダイアログに表示されます。エラーをすべて修正し、整合性を再確認し、エラーがなくなるまでこのプロセスを繰り返します。エラー・メッセージは、修正する必要のある問題を示します。警告メッセージは、問題の可能性を特定します。詳細は、リポジトリまたはビジネス・モデルの整合性のチェックを参照してください。
以前のバージョンのソフトウェアからアップグレードし、リポジトリの整合性をチェックした後、以前の整合性チェックを受けていないというメッセージが表示される場合があります。多くの場合、これはアップグレード前は検出できなかった不整合を示すもので、エラーが新たに発生したわけではありません。