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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド
12c (12.2.1.1.0)
E77226-02
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Oracle Business IntelligenceでのEssbaseのポートの変更

Essbaseエージェントは、2つのタイプのポートで実行されます。エージェントはBI管理対象WebLogicサーバーで実行されるため、リスニングするHTTPポートを持ちます。

このポートはBI管理対象サーバーでホストされるすべてのアプリケーションに共通であるため、この項はEssbase固有のポートの変更を含みます。

デフォルトでは、Essbaseエージェントは9799ポートで実行するよう常に設計されています。このポートを変更するには、essbase.cfgのAGENTPORT設定を編集します。

Essbaseサーバーはポート範囲を使用し、デフォルトでは使用可能なポートを使用します。サーバー・ポート範囲を明示的に指定するには、essbase.cfgのSERVERPORTBEGINおよびSERVERPORTEND設定を定義します。

Essbaseサーバーのポート範囲またはEssbaseエージェントのポート番号を手動で更新するには:

  1. DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/biconfig/essbaseの下のessbase.cfgを編集します。
  2. 環境に応じてAGENTPORTを更新し、SERVERPORTBEGINおよびSERVERPORTENDエントリを追加します。

    例:

    AGENTPORT 9799

    SERVERPORTBEGIN 9000

    SERVERPORTEND 9499

  3. essbase.cfgファイルを保存します。
  4. BI管理対象サーバーを再起動します。

注意:

スケールアウト後にこの手順を実行している場合、他のすべてのノードの対応するessbase.cfgを編集してプライマリと同じエントリを使用し、BIクラスタ(bi_clusterのすべての管理対象サーバー)を再起動してください。