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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Visualizationユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.1.0)
E77224-01
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文字列関数

文字列関数は様々な文字操作を実行します。これらは文字列に対して動作します。

関数 説明

Ascii

Ascii('a')

シングル・キャラクタ文字列を、0から255までの対応するASCIIコードに変換します。文字式が複数の文字に評価される場合は、式の最初の文字に対応するASCIIコードが返されます。

Bit_Length

Bit_Length('abcdef')

指定した文字列の長さをビット単位で返します。各Unicode文字の長さは2バイトです(16ビットに相当)。

Char

Char(35)

0から255の間の数値を対応するASCIIコードの文字値に変換します。

Char_Length

Char_Length(Customer_Name)

指定した文字列の長さを文字数で返します。先頭と末尾の空白は、文字列の長さとして計算されません。

Concat

SELECT DISTINCT Concat ('abc', 'def') FROM employee

2つの文字列を連結します。

Insert

SELECT Insert('123456', 2, 3, 'abcd') FROM table

指定した文字列を別の文字列の指定した場所に挿入します。

Left

SELECT Left('123456', 3) FROM table

文字列の左側から、指定された文字数を返します。

Length

Length(Customer_Name)

指定した文字列の長さを文字数で返します。末尾の空白文字を除いた長さが返されます。

Locate

Locate('d' 'abcdef')

別の文字列での文字列の数値位置を返します。文字列が検索される文字列で見つからない場合、関数は値0を返します。

LocateN

Locate('d' 'abcdef', 3)

Locateと同様に、別の文字列での文字列の数値位置を返します。LocateNには、検索の開始位置を指定できる整数の引数が含まれます。

Lower

Lower(Customer_Name)

文字列を小文字に変換します。

Octet_Length

Octet_Length('abcdef')

指定した文字列のバイト数を返します。

Position

Position('d', 'abcdef')

文字式でのstrExpr1の数値位置を返します。strExpr1が見つからない場合、関数は0を返します。

Repeat

Repeat('abc', 4)

指定した式をn回繰り返します。

Replace

Replace('abcd1234', '123', 'zz')

指定した文字式の1つ以上の文字を、別の1つ以上の文字で置換します。

Right

SELECT Right('123456', 3) FROM table

文字列の右側から、指定した数の文字を返します。

Space

Space(2)

空白を挿入します。

Substring

Substring('abcdef' FROM 2)

固定文字数から元の文字列の新しい文字列を作成します。

SubstringN

Substring('abcdef' FROM 2 FOR 3)

Substringと同様に、固定文字数から元の文字列の新しい文字列を作成します。

SubstringNには、新しい文字列の長さを文字数で指定できる整数の引数が含まれます。

TrimBoth

Trim(BOTH '_' FROM '_abcdef_')

文字列から指定した先頭および末尾の文字列を削除します。

TrimLeading

Trim(LEADING '_' FROM '_abcdef')

文字列から指定した先頭の文字列を削除します。

TrimTrailing

Trim(TRAILING '_' FROM 'abcdef_')

文字列から指定した末尾の文字列を削除します。

Upper

Upper(Customer_Name)

文字列を大文字に変換します。