Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77222-02 |
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インタラクティブ/オンライン・モードでのレポートの実行は、インメモリー処理を使用します。
次のガイドラインを使用して、レポートをオンラインで実行する適切な時期を判断してください。
次の場合、オンライン/インタラクティブ・モードを使用します。
レポート出力サイズが、50MBより小さい場合
ブラウザは、大量のデータのロードを想定していません。ブラウザで50MBを超えてロードすると、速度が低下するか、セッションがクラッシュする可能性があります。
データ・モデルSQL問合せタイムアウトが、600秒より短い場合
600秒を超えるSQL問合せを実行すると、WebLogic Serverスタック・スレッドが発生します。このような状況を回避するために、ログ実行問合せをスケジュールします。スケジューラ・プロセスは、Weblogicサーバーのスレッドではなく、独自のJVMスレッドを使用します。これは、オンラインでレポートを実行するよりも、レポートのスケジュールが効率的です。
データ構造内の要素の合計数が、500より少ない場合
データ・モデルのデータ構造内に多数のデータ要素が含まれる場合、データ・プロセッサがメモリー内に要素の値を保持する必要があるため、OutOfMemory例外が発生します。このような状況を回避するために、これらのレポートをスケジュールします。スケジュールされたレポートでは、データ・プロセッサは一時ファイル・システムを使用してデータを保存および処理を実行します。
CLOB列またはBLOB列がない場合
オンライン処理では、CLOBまたはBLOB列全体を、メモリー内に保持します。CLOBまたはBLOB列を含むレポートをスケジュールする必要があります。