Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77222-02 |
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イベント・トリガーはイベントをチェックし、イベントが発生するときに、トリガーに関連付けられたコードを実行します。
BI Publisherでは、データ・セットの実行前、データ・セットの実行後、およびデータ・セットの実行間近のイベントがサポートされます。これに対応して、次の3タイプのイベント・トリガーがあります。
データの前 - データ・セットが実行される直前に起動します。
データの後 - データ・エンジンがすべてのデータ・セットを実行し、XMLを生成した直後に起動します。
スケジュール・トリガー — スケジュールされたジョブがトリガーされ、実行する前に起動します。
データの前トリガーとデータの後トリガーは、Oracle DatabaseのPL/SQLパッケージに格納されているPL/SQLファンクションを実行します。パッケージ内にあるPL/SQLファンクションの返すデータ型は必ずブール型になり、そのファンクションは明示的にTRUEまたはFALSEを返す必要があります。
スケジュール・トリガーはスケジュールされたジョブに関連付けられます。これはSQL問合せであり、レポート・ジョブを実行するようスケジュールされた日時になると実行されます。SQLがなんらかのデータを返す場合は、レポート・ジョブが実行されます。SQL問合せがデータを返さない場合、ジョブ・インスタンスはスキップされます。
イベント・トリガーは、バースティング定義で使用されるデータの移入では使用されません。「バースティング定義の追加」を参照してください。