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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.1)
E79319-01
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17.2 データ・モデルとグループ左レイアウトの作成

この例のように、単一問合せレポートを作成する場合、レポート・ウィザードを使用して、データ・モデルとレイアウトを同時に作成できます。

データ・モデルとレイアウトを作成するには:

  1. Reports Builderを起動します(すでに起動している場合は、「ファイル」→「新規」→「レポート」を選択)。

  2. 「ようこそ」ダイアログ・ボックスまたは「新規レポート」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」を選択して「OK」をクリックします。

  3. 「ようこそ」ページが表示されたら、「次へ」をクリックします。

  4. 「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「スタイル」ページでレポートの「タイトル」を入力し、「グループ左」を選択して「次へ」をクリックします。

  6. 「データ・ソース」ページで、「SQL問合せ」をクリックし、「次へ」をクリックします。

  7. 「データ」ページの「データ・ソース定義」フィールドに次のSELECT文を入力します。

    SELECT DEPARTMENT_ID, FIRST_NAME, LAST_NAME, JOB_ID, SALARY 
    FROM EMPLOYEES 
    ORDER BY DEPARTMENT_ID, EMPLOYEE_ID
    

    注意:

    この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。
    • 提供されているテキスト・ファイルheading_code.txtからコードをコピーして「データ・ソース定義」フィールドに貼り付けます。

    • 「クエリー・ビルダー」をクリックして、コードを入力せずに問合せを作成します。

    • 「データ・ソース定義」フィールドにコードを入力します。


  8. 「次へ」をクリックします。


    注意:

    データベースにまだ接続していない場合は、「クエリー・ビルダー」または「次へ」をクリックしたときに、データベースに接続するよう求められます。この例に該当するスキーマが含まれるデータベースに接続してください。第17.1項「この例の前提条件」に、この例のサンプル・スキーマの要件に関する説明があります。

  9. 「グループ」ページで、「DEPARTMENT_ID」をクリックし、「>」ボタンをクリックして、このフィールドを「グループ・フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  10. 「フィールド」ページで「>>」ボタンをクリックして、すべてのフィールドを「表示フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  11. 「合計」ページで「次へ」をクリックします。

  12. 「ラベル」ページで、ラベルを次のように変更し、「次へ」をクリックします。

    フィールド ラベル
    DEPARTMENT_ID Department
    JOB_ID Job

  13. 「テンプレート」ページで「終了」をクリックして、ペーパー・デザイン・ビューにレポート出力を表示します。

  14. ペーパー・デザイン・ビューで、「Salary」ラベルの下に表示されている最初の数値をクリックします。


    ヒント:

    書式マスクの構文に精通している場合は、フィールドの値を右クリックして「プロパティ・インスペクタ」を選択し、「書式マスク」プロパティの値を選択するか、手動で入力してもかまいません。

  15. ツールバーの「通貨」ボタンをクリックします。すべての値の横に通貨記号が表示されます。

  16. 「10進桁を追加」ボタンを2回クリックします。小数点の右側に小数点以下2桁が追加されます。

  17. フィールドの一番右側にあるハンドルをクリックし、そのまま左へ約0.5インチ(1.5センチメートル)ドラッグして、フィールドのサイズを変更します。

  18. [Shift]を押しながら「Salary」ラベル自体をクリックします。

  19. ツールバーの「右に整列」ボタンをクリックします。すべての値と「Salary」ラベルが右詰めになります。

  20. 「Department」ラベルの下に表示されている最初の部門番号値を、クリックして選択します。

  21. ツールバーの「中央に整列」ボタンをクリックします。

    レポートの表示は次のようになります。

    図17-2 値が書式設定されたグループ左レポートの出力

    図17-2の説明が続きます
    「図17-2 値が書式設定されたグループ左レポートの出力」の説明

  22. レポートをheadingdb_your_initials.rdfという名前で保存します。