プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.1)
E79319-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
前へ
 
次
次へ
 

6.2 レポート・ウィザードを使用したメール・ラベル・レポートの作成

レポートは、レポート・ウィザードを使用して作成するか、または独自に作成できます。この例の単純なレポートを作成する場合は、レポート・ウィザードを使用できます。このウィザードを使用すると、レポートのレイアウトの定義やデータ定義の設定を行うことができます。

簡単なメール・ラベル・レポートを作成するには:

  1. Reports Builderを起動します(すでに起動している場合は、「ファイル」→「新規」→「レポート」を選択)。

  2. 「ようこそ」ダイアログ・ボックスまたは「新規レポート」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」を選択して「OK」をクリックします。

  3. 「ようこそ」ページが表示されたら、「次へ」をクリックします。

  4. 「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「スタイル」ページでレポートのタイトルを入力し、「メール・ラベル」を選択して「次へ」をクリックします。

  6. 「データ・ソース」ページで、「SQL問合せ」をクリックし、「次へ」をクリックします。

  7. 「データ」ページで「クエリー・ビルダー」をクリックします。

  8. データ表選択ダイアログ・ボックスで、「EMPLOYEES」表をクリックして「インクルード」をクリックします。

  9. 「DEPARTMENTS」表をクリックして「インクルード」をクリックします。


    注意:

    この場合、EMPLOYEES表とLOCATIONS表はスキーマに直接関連していないので、DEPARTMENTS表を組み込む必要があります。

  10. 「LOCATIONS」表をクリックして「インクルード」をクリックします。

  11. 「閉じる」をクリックします。

    クエリー・ビルダーに3つの表が表示されます。

  12. EMPLOYEES表で、次の列名の横にあるチェック・ボックスを選択します。

    • FIRST NAME

    • LAST NAME

    • EMPLOYEE ID

  13. LOCATIONS表で、次の列名の横にあるチェック・ボックスを選択します。

    • STREET ADDRESS

    • POSTAL CODE

    • CITY

    • STATE PROVINCE

    • LOCATION ID

  14. 「OK」をクリックします。

  15. 「データ・ソース定義」フィールドに、問合せが次のように表示されます。

    SELECT ALL EMPLOYEES.EMPLOYEE_ID, EMPLOYEES.FIRST_NAME, 
    EMPLOYEES.LAST_NAME, LOCATIONS.STREET_ADDRESS, LOCATIONS.POSTAL_CODE, 
    LOCATIONS.CITY, LOCATIONS.STATE_PROVINCE, LOCATIONS.LOCATION_ID
    FROM EMPLOYEES, DEPARTMENTS, LOCATIONS
    WHERE ((EMPLOYEES.DEPARTMENT_ID = DEPARTMENTS.DEPARTMENT_ID)
     AND (DEPARTMENTS.MANAGER_ID = EMPLOYEES.EMPLOYEE_ID)
     AND (DEPARTMENTS.LOCATION_ID = LOCATIONS.LOCATION_ID))
    

    注意:

    この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。
    • 提供されているテキスト・ファイルmailinglabel_code.txtからコードをコピーして「データ・ソース定義」フィールドに貼り付けます。

    • 前述の手順で説明されているように、「クエリー・ビルダー」をクリックして、コードを入力せずに問合せを作成します。

    • 「データ・ソース定義」フィールドにコードを入力します。


  16. 「次へ」をクリックします。


    注意:

    データベースにまだ接続していない場合は、「クエリー・ビルダー」または「次へ」をクリックしたときに、データベースに接続するよう求められます。この例に該当するスキーマが含まれるデータベースに接続してください。第6.1項「この例の前提条件」に、この例のサンプル・スキーマの要件に関する説明があります。

  17. 「テキスト」ページで、メール・ラベルの表示書式を設定します。手順21から30で、次の書式でラベルを表示する方法について説明します。

    John Smith
    55 Main Street
    Springfield, ME 00000
    
  18. 「使用可能フィールド」リストの「FIRST_NAME」をクリックし、「>」ボタンをクリックして、このフィールドを「メール・ラベル」リストに移動します。

  19. 「使用可能フィールド」リストの「LAST_NAME」をクリックし、「>」ボタンをクリックします。

  20. 「新規行」をクリックします。

  21. 「使用可能フィールド」リストの「STREET_ADDRESS」をクリックし、「>」ボタンをクリックします。

  22. 「新規行」をクリックします。

  23. 「使用可能フィールド」リストの「CITY」をクリックし、「>」ボタンをクリックします。

  24. キーボードで[Back Space]キーを押して余分な空白を削除します。

  25. 「カンマ」をクリックします。

  26. 「使用可能フィールド」リストの「STATE_PROVINCE」をクリックし、「>」ボタンをクリックします。

  27. 「使用可能フィールド」リストの「POSTAL_CODE」をクリックし、「>」ボタンをクリックします。

    「メール・ラベル・テキスト」ボックスに、コードが次のように表示されます(必要に応じて、次のように空白を追加します)。

    &<FIRST_NAME> &<LAST_NAME> &<STREET_ADDRESS> &<CITY>, &<STATE_PROVINCE> &<POSTAL_CODE> 
    

    ヒント:

    メール・ラベルの書式設定の詳細は、レポート・ウィザードのこのページで「ヘルプ」をクリックして参照してください。

  28. 「次へ」をクリックします。

  29. 「テンプレート」ページで、「テンプレートなし」を選択し、「終了」をクリックしてペーパー・デザイン・ビューにレポート出力を表示します。次の例のようになります。

    図6-2 メール・ラベル・レポートのペーパー・デザイン・ビュー

    図6-2の説明が続きます
    「図6-2 メール・ラベル・レポートのペーパー・デザイン・ビュー」の説明

  30. レポートをmailinglabel_your_initials.rdfという名前で保存します。