Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.1) E79319-01 |
|
前へ |
次へ |
データ・モデルに1つの問合せが含まれるマトリックス・レポートを作成できます。単一問合せデータ・モデルは一般に、複数問合せデータ・モデルよりもパフォーマンスが向上します。
この例のように、単一問合せレポートを作成する場合、レポート・ウィザードを使用して、データ・モデルとレイアウトを同時に作成できます。
データ・モデルとレイアウトを作成するには:
Reports Builderを起動します(すでに起動している場合は、「ファイル」→「新規」→「レポート」を選択)。
「ようこそ」ダイアログ・ボックスまたは「新規レポート」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」を選択して「OK」をクリックします。
「ようこそ」ページが表示されたら、「次へ」をクリックします。
「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択し、「次へ」をクリックします。
「スタイル」ページでレポートの「タイトル」を入力し、「マトリックス」を選択して「次へ」をクリックします。
「データ・ソース」ページで、「SQL問合せ」をクリックし、「次へ」をクリックします。
「データ」ページの「データ・ソース定義」フィールドに次のSELECT
文を入力します。
SELECT TO_CHAR (HIREDATE, 'YY') YEAR, DEPTNO, JOB, SUM (SAL) FROM EMP GROUP BY TO_CHAR(HIREDATE, 'YY'), DEPTNO, JOB ORDER BY TO_CHAR(HIREDATE, 'YY'), DEPTNO, JOB
注意: この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。
|
注意: データベースにまだ接続していない場合は、「クエリー・ビルダー」または「次へ」をクリックしたときに、データベースに接続するよう求められます。この例に該当するスキーマが含まれるデータベースに接続してください。第26.1項「この例の前提条件」に、この例のサンプル・スキーマの要件に関する説明があります。 |
「行」ページで次の操作を行います。
「使用可能フィールド」リストの「YEAR」をクリックし、「>」ボタンをクリックしてこのフィールドを「マトリックス行フィールド」リストに移動します。「YEAR」が「レベル 1」の下に表示されます。
「マトリックス行フィールド」リストで「レベル 1」をクリックします。この手順によって、次の列が「レベル1」ではなく、確実に「レベル2」に追加されます。
「使用可能フィールド」リストの「DEPTNO」をクリックし、「>」ボタンをクリックしてこのフィールドを「マトリックス行フィールド」リストに移動します。列が「レベル1」ではなく、「レベル2」の下に追加されます。
「次へ」をクリックします。
「列」ページで、「JOB」をクリックし、「>」ボタンをクリックしてこのフィールドを「マトリックス列フィールド」リストに移動します。「JOB」が「レベル 1」の下に表示されたら、「次へ」をクリックします。
「セル」ページで、「SUM_SAL」をクリックし、「>」ボタンをクリックしてこのフィールドを「マトリックス・セル・フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。
「合計」ページで「次へ」をクリックします。
「ラベル」ページで、ラベルとフィールド幅を次のように変更し、「次へ」をクリックします。
フィールド | ラベル | 幅 |
---|---|---|
YEAR | (no change) |
4 |
DEPTNO | (no change) |
(no change) |
JOB | (no change) |
10 |
SUM_SAL | <none> |
10 |
「テンプレート」ページの「事前定義テンプレート」で「Beige」を選択し、「終了」をクリックして、ペーパー・デザイン・ビューにレポート出力を表示します。次のようになります。
注意: 位置合せと金額の書式設定をペーパー・デザイン・ビューで直接設定できます。項目をクリックし、該当するツールバー・ボタンをクリックします(カーソルをこれらのボタンの上に移動すると、ヒント・テキストが表示されます)。ペーパー・デザイン・ビューとオブジェクト・ナビゲータが並んで表示されている場合、どちらかで項目を選択すると、その選択がもう一方にも反映されます。 |