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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsチュートリアル
12c (12.2.1.1)
E79320-01
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3 Webレポートのソース・コードの確認

予想完了時間: 5分

第2章「レポートへのデータの追加」では、Webページにデータ・モデルを追加しました。ここでは、ウィザードで入力したエントリと作成したデータ・モデルの関係、JSPおよびXMLコードを示します。

また、Reports BuilderでJSPに挿入されたカスタムJSPタグも調べます。このカスタムJSPタグを使用すると、データ・ウィザードで選択したデータを、JSPベースのWebレポートに追加できます。

3.1 Reports BuilderでのWebソースの表示

Reports BuilderでレポートのWebソースを表示するには

  1. Reports Builderで、レポートemprev_自分のイニシャル.jspがオープンしていることを確認します。

  2. オブジェクト・ナビゲータで、「データ・モデル」ノードをダブルクリックし、このレポートのデータ・モデルを表示します。データ・モデルが次のように表示されます。

    図3-1 レポートのデータ・モデル・ビュー

    図3-1の説明が続きます
    「図3-1 レポートのデータ・モデル・ビュー」の説明

  3. データ・モデル・ビューで、ツールバーの「Webソース」アイコンをクリックします。


    注意:

    オブジェクト・ナビゲータのレポート名の下にある「Webソース」アイコンをダブルクリックすることもできます。

    Webソース・ビューにソース・コードが表示されます。このコードをスクロールし、次の内容を確認します。

    • @ taglib行は、rwで始まるすべてのタグのレポートJSPライブラリを参照します。<%...%>タグはJSP対応タグをマークし、JSPカスタム・タグ・ライブラリを示します。

    • 開始のrw:reportタグと、開始および終了のrw:objectsタグを確認します。

    • rw:reportタグは、ライブラリ・コールの後に記述されています。レポートでは、すべてのReports Builder JSPタグが開始および終了のrw:reportタグの間に記述されている必要があります。終了のrw:reportタグが、使用するデータの前にあると、レポートは空白になります。

    • rw:objectsタグは、Webソースに表示されます。開始および終了タグの間には、テキストが何も表示されません。ファイル・システムにレポートを保存すると、Reports Builderでデータ・モデルや他の要素がXML言語にエンコードされ、これらのタグの間にデータ・モデルが配置されます。Reports Builderでは、XMLの整合性を維持するため、これらのタグ間のXMLコードは表示されません。


      注意:

      XMLやJSPの使用に慣れているユーザー以外は、このビューの(rw:objects)タグ間に何も入力しないでください。

3.2 JSPコードの検証

この章を終了し、JSPが正しいことを確認する場合は、emprev.jspファイルをオープンしてください。このファイルは、作成したチュートリアル・サンプル・ディレクトリにあります。

3.3 まとめ

おめでとうございます。これで、第2章「レポートへのデータの追加」でWebレポートに追加したデータを確認できました。Reports BuilderのWebソース・ビューでソース・コードを表示する方法と、次のカスタムJSPタグについて学習しました。

  • rw:report

  • rw:object

レポート・ブロックを追加し、Webレポートを完成するには、第5章「Webレポートのレポート・ブロックの作成」に進みます。

Oracle ReportsのJSPタグの詳細は、Oracle Reportsのオンライン・ヘルプを参照してください。