Oracle® Fusion Middleware Oracle Real-Time Integration Business Insightの管理 12cリリース(12.2.1.1.0) E79342-01 |
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Oracle Real-Time Integration Business Insightは、ビジネス・ユーザーが次の操作を実行するためのWebベースの機能を提供します。
ビジネス概念の簡単なモデル化
実装への自然なマッピング
ビジネス進捗の迅速なモニター
効率的なワークフローおよびランタイムのモニター
開発努力ゼロ
ランタイムへの最小の影響
公開されたスター・スキーマによる高度な分析の利用
バンドルされたレポート機能の利用
Oracle Real-Time Integration Business Insight (Insightとも呼ばれます)は、IT担当者に頼らずにビジネスレベルのメトリックをモデル化、収集およびモニターできる管理機能をビジネス・ユーザーに提供します。
Insight管理者は、アプリケーションを正常に機能させるために次のタスクを実行する必要があります。
ユーザーの作成と適切なロール権限の割り当て
SOAまたはService Busサーバーへの接続の設定
レポート機能の構成と設定。
Oracle Real-Time Integration Business Insightには、様々な種類のユーザー・ペルソナがあります。各ユーザーにはロール・セットが定義されており、ユーザーがアクセスできるアプリケーションの領域は、ユーザー・ロールにアタッチされた権限によって異なります。
次のユーザー・ペルソナが用意されており、それぞれにアプリケーション・ロールが関連付けられています。
InsightBusinessUser
次のようなビジネス条件について考慮しています。
プロセスのマイルストン
ビジネス・ファクト
サービス・レベル。
InsightIntegrationArchitect
次の実装を理解しています。
ソフトウェア・アーキテクチャ
プロセス・トポロジ
アプリケーションの構造。
InsightExecutive
ダッシュボードにアクセスできます。次の操作を実行できます。
ダッシュボードの作成
ダッシュボードの編集
ダッシュボードの表示。
InsightAdmin
アプリケーション内のすべての権限を持つスーパー・ユーザーです。このユーザーがOracle WebLogicおよびOracle Enterprise Managerコンソールに対する適切なアクセス権と権限を持っている場合は、ユーザーを作成し、ロール権限を割り当てることができます。
ユーザーの作成とロール権限の割り当て
レポートの構成
データ接続の作成および管理。
InsightModelCreator
次のロール権限を持っています。
モデルの作成
モデルの編集
モデルの表示。
このユーザーは、モデルの所有者です。
InsightConnectionCreator
次のロール権限を持っています。
サーバーへの接続の作成
接続の編集
接続の削除
接続のテストおよび構成。
InsightAdminまたはInsightConnectionCreatorロール権限を持つユーザーのみが接続を管理できます。
InsightAdminユーザーは、Oracle WebLogic ServerおよびOracle Enterprise Managerコンソールに対する適切なアクセス権と権限を持っている場合、必要な数のユーザーを作成し、適切なロール権限をユーザーに割り当てる権限も持っています。一般に、ユーザーは複数のロール権限を持っています。たとえば、ユーザーKarlはInsightAdmin、InsightModelCreatorおよびInsightIntegrationArchitectに同時になることができます。ユーザーとロール権限の数は、ビジネス・ニーズによって決まります。
詳細は、事前定義済ロールへのユーザー/グループの追加を参照してください。