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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence移行ガイド
12c (12.2.1.1)
E77366-01
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B.1.1 ユーザーGUIDの再生成

このタスクでは、構成ファイルを手動で編集して、再起動時にGUIDを再生成するようOracle BIサーバーおよびOracle BIプレゼンテーション・サーバー に指示する必要があります。処理が完了したら、これらのファイルを再度編集して変更内容を削除します。

Oracle Business Intelligenceの構成ファイルの場所の詳細は、『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の構成ファイルに関する項を参照してください。
ユーザーGUIDを再生成するには:
  1. 11gのNQSConfig.INIファイルのFMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDSパラメータを更新します。
    1. 編集するために、11g NQSConfig.INIファイルを開きます。NQSConfig.INIファイルは、次のディレクトリに格納されています。
      UNIXオペレーティング・システムの場合:
      $DOMAIN_HOME/config/OracleBIServerComponent/coreapplication_obisn
      Windowsオペレーティング・システムの場合:
      %DOMAIN_HOME%\config\OracleBIServerComponent\coreapplication_obisn
    2. FMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDSパラメータを探して、次のようにYESに設定します。
      FMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDS = YES;
    3. ファイルを保存して閉じます。
  2. 11gのinstanceconfig.xmlファイルにあるCatalog要素を更新します。instanceconfig.xmlファイルは、次のディレクトリに格納されています。
    UNIXオペレーティング・システムの場合:
    $DOMAIN_HOME/config/OracleBIPresentationServicesComponent/coreapplication_obipsn
    Windowsオペレーティング・システムの場合:
    %DOMAIN_HOME%\config\OracleBIPresentationServicesComponent\coreapplication_obipsn
    1. instanceconfig.xmlを開いて編集します。
    2. Catalog要素を探して、次のように更新します。
      <Catalog>
      <UpgradeAndExit>false</UpgradeAndExit>
      <UpdateAccountGUIDs>UpdateAndExit</UpdateAccountGUIDs>
      </Catalog>
    3. ファイルを保存して閉じます。
  3. opmnctlを使用して、Oracle BIシステム・コンポーネントを再起動します
    cd ORACLE_HOME/admin/instancen/bin
    ./opmnctl stopall
    ./opmnctl startall
  4. NQSConfig.INIファイルで、FMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDSパラメータをNOに戻します。

    重要

    システムを確実に保護するために、この手順を実行する必要があります。
  5. 11gのinstanceconfig.xmlファイルのCatalog要素を更新して、UpdateAccountのGUIDエントリを削除します。
  6. opmnctlを使用して、Oracle BIシステム・コンポーネントを再起動します
    cd ORACLE_HOME/admin/instancen/bin
    ./opmnctl stopall
    ./opmnctl startall