このタスクでは、構成ファイルを手動で編集して、再起動時にGUIDを再生成するようOracle BIサーバーおよびOracle BIプレゼンテーション・サーバー に指示する必要があります。処理が完了したら、これらのファイルを再度編集して変更内容を削除します。
Oracle Business Intelligenceの構成ファイルの場所の詳細は、『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の構成ファイルに関する項を参照してください。
ユーザーGUIDを再生成するには:
- 11gのNQSConfig.INIファイルの
FMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDS
パラメータを更新します。- 編集するために、11g NQSConfig.INIファイルを開きます。NQSConfig.INIファイルは、次のディレクトリに格納されています。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
$DOMAIN_HOME/config/OracleBIServerComponent/coreapplication_obisn
Windowsオペレーティング・システムの場合:
%DOMAIN_HOME%\config\OracleBIServerComponent\coreapplication_obisn
FMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDS
パラメータを探して、次のようにYESに設定します。FMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDS = YES;
- ファイルを保存して閉じます。
- 11gのinstanceconfig.xmlファイルにあるCatalog要素を更新します。instanceconfig.xmlファイルは、次のディレクトリに格納されています。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
$DOMAIN_HOME/config/OracleBIPresentationServicesComponent/coreapplication_obipsn
Windowsオペレーティング・システムの場合:
%DOMAIN_HOME%\config\OracleBIPresentationServicesComponent\coreapplication_obipsn
- instanceconfig.xmlを開いて編集します。
- Catalog要素を探して、次のように更新します。
<Catalog>
<UpgradeAndExit>false</UpgradeAndExit>
<UpdateAccountGUIDs>UpdateAndExit</UpdateAccountGUIDs>
</Catalog>
- ファイルを保存して閉じます。
- opmnctlを使用して、Oracle BIシステム・コンポーネントを再起動します
cd ORACLE_HOME/admin/instancen/bin
./opmnctl stopall
./opmnctl startall
- NQSConfig.INIファイルで、
FMW_UPDATE_ROLE_AND_USER_REF_GUIDS
パラメータをNOに戻します。重要
システムを確実に保護するために、この手順を実行する必要があります。
- 11gのinstanceconfig.xmlファイルのCatalog要素を更新して、UpdateAccountのGUIDエントリを削除します。
- opmnctlを使用して、Oracle BIシステム・コンポーネントを再起動します
cd ORACLE_HOME/admin/instancen/bin
./opmnctl stopall
./opmnctl startall