Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle Fusion Middlewareの管理 12c (12.2.1.1) E77331-01 |
|
前 |
次 |
この章では、Oracle Enterprise Schedulerを構成するために必要な標準的なタスク・セットについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
次に、ジョブ・リクエストを表示、検索、発行する手順のサマリーを示します。実行中のジョブ・リクエストの保持、再開および取消しも可能です。
このプロセスの手順は次のとおりです。
事前定義されたクイック検索を実行するか、アプリケーション、リクエストID、ステータスなど特定の検索基準を入力します。
オプションで、特定の時間間隔のジョブ・リクエストを検索する拡張検索を実行します。
ジョブ・リクエストの検索を実行後、検索結果表での列の表示を構成できます。
ジョブ・リクエストの検索を発行した後は、ジョブ・リクエストIDまたはリクエスト親IDをクリックすることで、個別のジョブ・リクエストに関する詳細な情報を表示できます。
検索結果で返された実行中のジョブ・リクエストを保持、再開または取り消します。
関連項目
次に、ジョブの定義とスケジュールを含めて、特定のアプリケーションに対してジョブ・リクエストを発行する手順のサマリーを示します。
始める前に
ジョブ定義を作成します。
オプションで、ジョブ・スケジュールを定義します。
ジョブ・リクエストの発行
このプロセスの手順は次のとおりです。
ジョブ・リクエストの基礎として使用するアプリケーションとジョブ定義を選択します。
ジョブ・リクエストの発行を管理するジョブ・スケジュールを指定します。
あるいは、ジョブ・スケジュールを作成します。
あるいは、既存のリクエストをテンプレートとして使用してジョブ・リクエストを発行することもできます。
リクエストを発行すると、必要に応じてジョブ・リクエストの保持、再開または取消しが可能です。
関連項目
次に、ジョブ定義の作成に必要な手順のサマリーを示します。ジョブ定義は、特定のアプリケーションで実行されるジョブ・リクエストの基礎になります。
このプロセスの手順は次のとおりです。
ジョブ定義のジョブ・タイプを選択します。必要に応じて、ジョブ・パラメータとシステム・プロパティを構成します。
ジョブ定義へのアクセスを制御するために、ジョブ定義を特定のロールに関連付けます。
必要に応じて、ジョブ定義の非互換性を定義します。
ジョブ定義を使用してジョブ・セットを作成します。
ジョブ定義を使用してジョブ・リクエストを発行します。
関連項目
次に、作業割当ての作成に必要な手順のサマリーを示します。作業割当ては、ジョブ・リクエスト・プロセッサに関連付けられる実行時の操作上の制約を定義し、1つ以上の稼働シフトおよび特殊化ルールを含みます。稼働シフトでは、ジョブ・リクエスト・プロセッサがジョブ・リクエストを処理する時間枠を指定します。特殊化ルールは、ジョブ・リクエスト・プロセッサがジョブ・リクエストを処理するときの制限を定義します。
作業割当ての作成
このプロセスの手順は次のとおりです。
稼働シフトを作成します。
稼働シフトのスケジュールを作成または編集します。
作業割当てを作成し、稼働シフトを作業割当てに追加します。
関連項目
次に、パージ・ポリシーを構成する手順のサマリーを示します。パージ・ポリシーによって、ジョブ・リクエストをパージするか、または保存するかが決まります。
パージ・ポリシーの構成
このプロセスの手順は次のとおりです。
新規パージ・ポリシーを作成します。
アプリケーション名、ジョブ定義、ジョブ・タイプなどでポリシーのパージ基準を選択します。
ジョブ・リクエストの保存期間を入力します。
パージ・ポリシーのスケジュールを選択します。
パージ・ポリシーの構成が終わると、ポリシーを更新できます。
特定のスケジューラ・サービスに関するすべてのパージ・ポリシーを表示します。
特定のポリシーを削除します。
関連項目