アクセス決定
WebLogic Server: サブジェクトがWebLogicリソースに対して特定の操作を実行する権限を持っているかどうかを判定するコード。アクセス決定の結果は、許可、拒否、または決定の放棄のいずれかです。アクセス決定は、認可プロバイダのコンポーネントです。
アクセス・ポリシー
Identity Management: プロビジョニングまたはプロビジョニング解除されるロールとリソースのリスト。アクセス・ポリシーは、ユーザーへのターゲット・システムのプロビジョニングを自動化するために使用されます。
アクション
Business Intelligence: 関連コンテンツへ移動したり、外部システムで操作、関数またはプロセスを起動する機能を提供します。アクションは、分析、ダッシュボード・ページ、エージェント、スコアカードの目標、スコアカードのイニシアティブおよびKPIに含めることができます。「アクション・リンク」も参照してください。
アクション・バインディング
JDeveloper/ADF: ボタンやリンクなどのコマンド・コンポーネントの、データ・コントロール上の組込みメソッドやカスタム・メソッド、または組込みコレクションレベル操作(Create、Delete、NextまたはPreviousなど)へのバインディング。アクション・バインディング・オブジェクトは、メソッドの起動方法およびメソッドが取得するパラメータ(該当する場合)の詳細をカプセル化します。
アクション・フレームワーク
Business Intelligence: Oracle BI EEアーキテクチャのコンポーネント。アクション実行サービス(AES)と呼ばれるJ2EEアプリケーションと、Oracle BI EEの一部としてデプロイされる、アクションに固有のJavaScript機能を含んでいます。また、アクションの作成や特定のアクション・タイプをブラウザから直接起動するクライアント側の機能も含まれています。
アクション・リンク
Business Intelligence: 分析、ダッシュボード・ページ、スコアカードの目標、スコアカードのイニシアティブまたはKPIに埋め込まれたアクションへのリンクで、クリックすると、関連付けられているアクションが実行されます。「アクション」も参照してください。
アクティブ・データ・サービス(ADS)
JDeveloper/ADF: ADF Facesコンポーネントのリアルタイム・データ更新を可能にするサーバー側のプッシュ・フレームワーク。ADF Facesコンポーネントをデータ・ソースにバインドすると、ブラウザ・クライアントが明示的に要求しなくても、ADSにより、このデータ更新がブラウザ・クライアントにプッシュされます。
アクティビティ
SOA Suite: BPELプロセス・サービス・コンポーネントのビルディング・ブロック。アクティビティを使用すると、BPELプロセス・サービス・コンポーネント内で特定のタスクを実行できます。Oracle BPELデザイナには、BPELプロセス・サービス・コンポーネントにドラッグする一連のアクティビティが用意されています。アクティビティの属性(プロパティ値)を定義するには、そのアクティビティをダブルクリックします。
アダプタ・データ・コントロール
JDeveloper/ADF: フレームワークに基づくデータ・コントロールで、検証ルールや値リスト(LOV)オブジェクトなどの機能に対する組込みのサポート。アダプタ・フレームワークを使用して、新しいデータ・コントロール・タイプを作成することも、既存のデータ・コントロール・タイプ(Beanデータ・コントロール・タイプなど)のいずれかを拡張することもできます。
ADFアプリケーション
JDeveloper/ADF: 高度なOracle ADFテクノロジ(ADFビジネス・コンポーネント、ADFモデル、ADF ControllerおよびADF Faces)を1つ以上使用しているアプリケーション。これに対し、Fusion Webアプリケーションでは、これらのテクノロジがすべて使用されています。
ADFバインディング
JDeveloper/ADF: データ・コントロールのデータ・コレクションからデータへのアクセスの詳細や、その操作の起動の詳細を抽象化するADFアプリケーション・オブジェクト。ADFバインディングは、ADFページの定義ファイルに定義されています。
ADFバインディング・コンテナ
JDeveloper/ADF: ページのページ定義ファイルに基づく、ページのバインディングのリクエスト・スコープ・マップ。JSFアプリケーションでは、バインディング・コンテナは、各ページ・リクエスト時にEL式#{bindings}を使用してアクセスできます。
ADFバインディング・コンテキスト
JDeveloper/ADF: 使用可能なデータ・コントロールおよびデータ・バインディング・オブジェクトのリストが含まれるコンテナ・オブジェクト。DataBindings.cpxファイルは、アプリケーションのバインディング・コンテキストを定義します。
ADFバインディング・フィルタ
JDeveloper/ADF: バインディング・コンテキストにアクセスする必要があるHTTPリクエストを、ADF Webアプリケーションが前処理するために使用するサーブレット・フィルタ。
ADFビジネス・コンポーネント
Business Intelligence: Oracle BIプレゼンテーション・カタログのオブジェクトをADFアプリケーションに含める機能を開発者に提供します。このコンポーネントでは、カタログへのアクセスにSOAP接続が使用されます。
ADFビジネス・コンポーネント
JDeveloper/ADF: Java EEプラットフォームのビジネス・アプリケーションの開発、提供およびカスタマイズを容易にするフレームワーク。ADFビジネス・コンポーネントを使用して、エンティティ・オブジェクト、ビュー・オブジェクトおよびアプリケーション・モジュール間のアソシエーションを定義し、基礎となる表内の外部キーを反映します。
ADFビジネス・インテリジェンス・コンポーネント
Business Intelligence: Oracle BIプレゼンテーション・カタログのオブジェクトをADFアプリケーションに含める機能を提供します。このコンポーネントでは、カタログへのアクセスにSOAP接続が使用されます。
ADF Controller
JDeveloper/ADF: JSF上に拡張ナビゲーションおよび状態管理モデルを提供するメカニズム。このメカニズムは、制御フロー・ルールを使用してナビゲーションを宣言的に定義します。
ADFデータ・コントロール
JDeveloper/ADF: サービスを記述するXML構成ファイル。設計時に、JDeveloperはメタデータを使用し、操作やデータ・コレクションをUIコンポーネントに宣言的にバインドします。
ADFデータ視覚化コンポーネント
JDeveloper/ADF: 動的チャート、ゲージ、および基礎となるデータをリアルタイムで表示するその他のグラフィックをレンダリングできるADF Facesコンポーネント。
ADFデータ・ウィンドウ
JDeveloper/ADF: ADFアプリケーションのデバッグ・ウィンドウの1つ。「ADF構造」ウィンドウで選択された、特定のアプリケーション・オブジェクトのデータ・リストを表示します。
ADFデスクトップ統合
JDeveloper/ADF: Oracle Application Development Framework (Oracle ADF)開発者が、Fusion Webアプリケーションによって提供される機能をデスクトップ・アプリケーションに拡張するためのフレームワークを提供します。ADFデスクトップ統合フレームワークにより、エンド・ユーザーは企業のネットワークから切断されている間もOracle ADFの機能を使用できます。
「ADFライフサイクル・ブレークポイント」ウィンドウ
JDeveloper/ADF: ADFアプリケーションのデバッグ・ウィンドウの1つ。アプリケーションのライフサイクル・ブレークポイントを設定および確認するADFライフサイクルの実行ポイントがすべて表示されます。アプリケーションがADFライフサイクル宣言ブレークポイントで一時停止すると、「ADFライフサイクル・ブレークポイント」ウィンドウのライフサイクル・フェーズの横に実行ポイントのアイコンが表示されます。
ADFモデル
JDeveloper/ADF: データ・コントロールと呼ばれるサービス抽象化を実装するOracle ADFのモジュール。データ・コントロールにより、統一化されたアプローチを使用して、各ユーザー・インタフェースをコード記述なしで任意のビジネス・サービスにバインドできます。
ADFセキュリティ
JDeveloper/ADF: ADFのセキュリティ対応リソースの宣言的で承認ベースの保護をサポートするフレームワークで、ADFバインド・タスク・フロー、ADFバインディングを使用する最上位レベルのWebページ、ADFエンティティ・オブジェクトおよびそれらの属性で定義された属性などがあります。ADFセキュリティはOracle Platform Security Services (OPSS)アーキテクチャ上に構築され、OPSSアーキテクチャにはJava Authentication and Authorization Service (JAAS)およびJava EEコンテナ管理のセキュリティが組み込まれます。
ADFスキン
JDeveloper/ADF: CSS形式でCSSプロパティ、ADFスキン・プロパティ、グローバル・セレクタ、およびADFスキニング・フレームワークのセレクタを指定し、ADFアプリケーションのユーザー・インタフェースにレンダリングされるコンポーネントの外観をカスタマイズできるファイル。
ADFスキニング・フレームワーク
JDeveloper/ADF: 基礎となるAPIおよびパーサーのことで、ADFアプリケーションの外観をカスタマイズするためのCSSを生成するADFスキンの作成や登録を可能にします。
「ADF構造」ウィンドウ
JDeveloper/ADF: ADFアプリケーションのデバッグ・ウィンドウの1つ(JDeveloperの「構造」ウィンドウとは異なります)。ADFアプリケーションの実行時構造が表示されます。「ADFデータ」ウィンドウと連携して機能し、「ADF構造」ウィンドウで選択された特定オブジェクトのデータ・リストが表示されます。
裁決プロバイダ
WebLogic Server: 複数のアクセス決定から返される結果を調停し、アクセス決定間の競合を解決して、PERMITまたはDENYの最終判定を行うWebLogicセキュリティ・プロバイダ。
管理サーバー
WebLogic Server: WebLogicドメインを管理するための一元的な場所を提供するWebLogic Serverインスタンス。ドメイン内の他のすべてのWebLogic Serverインスタンスは、管理対象サーバーと呼ばれます。
ADS
JDeveloper/ADF: ADF Facesコンポーネントのリアルタイム・データ更新を可能にするサーバー側のプッシュ・フレームワーク。ADF Facesコンポーネントをデータ・ソースにバインドすると、ブラウザ・クライアントが明示的に要求しなくても、ADSにより、このデータ更新がブラウザ・クライアントにプッシュされます。
エージェント
Business Intelligence: ビジネス・プロセスの自動化を可能にします。エージェントは、イベント駆動型アラート、スケジュールによるコンテンツの公開および条件付きイベント駆動型アクションの実行に使用できます。エージェントは、情報ベースで問題と機会を動的に検出し、通知する必要がある適切なユーザーを判断し、そのユーザーに様々なデバイス(電子メール、電話など)で情報を配信します。
集計の永続性
Business Intelligence: 集計表とこれに対応するOracle Business Intelligenceメタデータ・マッピングの作成とロードを自動化し、集計ナビゲーションを可能にする機能。
集計表
Business Intelligence: ディメンション属性のセットに対して集計される、あらかじめ計算されたメジャーからの結果を格納する表。集計表の各列には、特定のレベルのセットのデータが含まれます。たとえば、月間売上表には、各月の各店舗での各製品の収益の合計があらかじめ計算されて含まれます。集計表を使用すると、パフォーマンスが向上します。
集計ルール
Business Intelligence: Oracle BIリポジトリで論理列または物理キューブ列に適用されるルールで、SUMなどの特定の集計関数を列データに適用するよう指定します。ユーザーは、リポジトリに適用されたルールをプレゼンテーション・サービスで参照できます。ユーザーは、メジャー列に対するデフォルトの集計ルールを変更することもできます。
別名表
Business Intelligence: 別の物理表をソースとして参照する物理表。1つの物理表に様々なロールを設定する必要がある場合に、別名表を使用すると、表ごとにキー、名前および結合を変えて複数の表を設定できます。別名表の名前は物理SQL問合せで使用されるため、別名表を使用して意味のある表名にし、SQL文を読みやすくすることもできます。
分析
Business Intelligence: ユーザーがプレゼンテーション・サービスの「基準」タブで作成する問合せ。分析には、オプションでフィルタまたは選択ステップを1つ以上含め、結果を限定することができます。「フィルタ」および「選択ステップ」も参照してください。
分析プロンプト
Business Intelligence: 分析に追加されるプロンプト。ユーザーがプロンプト値を選択すると、そのプロンプトを含む分析にかぎり、その値によって表示される内容が決まります。「ダッシュボード・プロンプト」および「プロンプト」も参照してください。
分析
WebCenter: ポータルの使用状況およびアクティビティに関するレポートをリアルタイムで提供するWebCenter Portalのツール。WebCenter Portalでは、ユーザーは、WebCenter Portalのトラフィックおよび使用状況を追跡し分析できます。
アノテーション
Fusion Middlewareコア: Javaコンピュータ・プログラミング言語において、アノテーションは、Javaソース・コードに追加可能な構文メタデータの形式です。注釈は、クラス、メソッド、変数、メソッド・パラメータおよびパッケージに付けることができます。コンパイラによって生成されたクラス・ファイルに埋込み可能であり、実行時に取得できるようJava VMで保持することもできるため、Javadocタグとは異なり、Javaアノテーションは反映的です。
回答ロジック
Identity Management: OAAMチャレンジ・レスポンス・プロセスで、正しい回答をインテリジェントに検出するメカニズム。ユーザーが指定した回答が登録時に指定された回答と厳密に一致するかどうかをチェックします。
アプリケーション
Identity Management: 特定の安全なリソースにアクセスする際の要件を定義するポリシー(およびその作成に使用されるポリシー・モデル・オブジェクト)の編成を目的とした高度なコンテナ。アプリケーションは、デプロイ済の1つのソフトウェア・アプリケーション、デプロイ済のソフトウェア・アプリケーションのセット、またはソフトウェア・アプリケーションのコンポーネント(Enterprise JavaBeansなど)に対応します。
アプリケーション・フェイルオーバー
Coherence Suite: アプリケーション・コンポーネントがなんらかの理由で使用できなくなった場合に、障害の発生したオブジェクトのコピーがジョブを完了します。ハードウェアなどの障害が発生した場合は、障害が発生したメンバーの処理を再開できる他のクラスタ・メンバーから、そのセッションの状態を確認できます。
アプリケーション・モジュール
JDeveloper/ADF: Oracle ADFビジネス・コンポーネントによって定義されているアプリケーション・データを処理するために、Oracle ADFクライアントが使用するトランザクション・コンポーネント。作業論理ユニットに関連する、更新可能なデータ・モデルや最上位レベルのプロシージャおよびファンクション(サービス・メソッド)を定義します。この作業ユニットは、エンド・ユーザー・タスクに関連付けられています。
アプリケーション・モジュール構成ファイル
JDeveloper/ADF: bc4j.xcfg構成ファイルの一般的な用語。ADFアプリケーション・モジュール名に関するメタデータ、アプリケーション・モジュールが使用するデータベース接続、およびデータ・モデル・プロジェクトの開発者がアプリケーション・モジュールに対して構成した実行時パラメータが含まれます。この構成により、ADFアプリケーションとデプロイ済アプリケーション・モジュールとの相互作用が可能になります。
アプリケーション・モジュール・データ・コントロール
JDeveloper/ADF: Oracle ADFビジネス・コンポーネントで生成されたサービスを説明するXML構成ファイル。設計時に、JDeveloperはメタデータを使用し、操作やデータ・コレクションをUIコンポーネントに宣言的にバインドします。
アプリケーション・モジュール・データ・モデル
JDeveloper/ADF: ユーザーがADFアプリケーションのWebページを介して操作するADFビジネス・コンポーネント・モデル・プロジェクトのビュー・オブジェクト・インスタンスを公開します。
アプリケーション・モジュール・インスタンス
JDeveloper/ADF: クライアントが使用するために、ADFアプリケーション・モジュール・プールから実行時にチェック・アウトされたOracle ADFビジネス・コンポーネントのアプリケーション・モジュール定義。
アプリケーション・モジュールのネスト
JDeveloper/ADF: Oracle ADFアプリケーション・モジュールによって公開されたサービスを、複数のアプリケーション・モジュールで使用できるようにすること。アプリケーション・モジュールのデータ・モデルは、ルート・アプリケーション・モジュールの下位に必要なアプリケーション・モジュールをネストさせて、コンポジット・サービスを定義します。
アプリケーション・モジュール・プール
JDeveloper/ADF: Oracle ADFビジネス・コンポーネント・フレームワークによって提供される実行時ロジックのことで、参照されていない、使用可能なアプリケーション・モジュール・インスタンスをADFクライアントに割り当てます。これまでにそのクライアントがアプリケーション・モジュールをリクエストしたことがある場合は、アプリケーション・モジュール・プールによって、そのクライアントがすでに使用したインスタンスが識別されて割り当てられます。
アプリケーション概要チェックリスト
JDeveloper/ADF: アプリケーション概要の一部で、オラクル社推奨のベスト・プラクティスに従って、Fusion Webアプリケーションの作成手順ごとにユーザーを誘導します。
アプリケーション・ロール
Identity Management: ユーザー、グループ、外部ロールまたはその他のアプリケーション・ロールを特定のOracle Entitlements Serverアプリケーション・オブジェクトにマッピングするための条件を定義します。アプリケーション・ロールは、アイデンティティ・ストアの外部ユーザー、グループ、ロールまたはポリシー・ストアの別のアプリケーション・ロールに付与することができます。
アプリケーション・サーバー・スコープのCoherenceクラスタ・メンバー
Coherence Suite: (WebLogic Server以外のアプリケーション・サーバーのデプロイメントの場合)この構成では、コンテナにデプロイしたすべてのアプリケーションが1つのCoherenceメンバーの一部になります。この構成では、クラスタに作成されるCoherenceメンバーは最小数(WebコンテナJVMごとに1つ)で、Coherenceライブラリがコンテナのクラスパスにデプロイされるため、JVMにロードされるCoherenceクラスのコピーは1つのみです。
アプリケーション・スペシャリスト
WebCenter Portal: ポータル・コンポーザを操作して、ポータルとそのコンテンツを計画、作成、管理することでサイト構造を開発するWebCenter Portalユーザー。アプリケーション・レベルでは、アプリケーション・スペシャリストは、Application Specialistロールに付与される権限を持っています。アプリケーション・スペシャリストが作成するポータルでは、アプリケーション・スペシャリストは、ポータル・マネージャ・ロールで可能なアクションを実行できます。
アプリケーション状態管理
JDeveloper/ADF: Oracle ADFが提供する実行時ロジックのことで、Fusion Webアプリケーションで複数ステップのユース・ケースをサポートします。Oracle ADFアプリケーション・モジュールは、データベースに格納されているXMLドキュメントに、保留中のトランザクション状態を受動化(保存)します。
アサーション・テンプレート
OWSM: ポリシー・アサーションを定義するアサーション・テンプレートのことで、リクエスト操作とレスポンス操作のための特定のアクションを実行するポリシーの最小単位です。アサーション・テンプレートは、Webサービス・ポリシーへのアサーションの追加や、新規ポリシーの作成に使用できます。
非同期Webサービス
SOA Suite: 起動の完了に時間のかかる場合にレスポンスします。リクエストの起動元はWebサービスが応答するまで待機します。非同期メッセージ形式は、サービス(融資処理など)でクライアント・リクエストの処理に時間がかかる環境で役に立ちます。
属性列
Business Intelligence: プレゼンテーション・サービスで、メンバーとも呼ばれる値のフラット・リストを保持する列。これらのメンバー間に、階層列のメンバーのような階層関係はありません。製品IDや市などがこの例です。「階層列」も参照してください。
監査証跡
SOA Suite: Oracle Enterprise Managerにインスタンス(BPELプロセスのアクティビティなど)の実行の詳細が表示されます。監査証跡をスクロールしてエラーを確認し、ペイロード・リンクを開いてフローの特定の場所にある内容を表示できます。
自動学習
Identity Management: 動作をリアルタイムで動的にプロファイリングする、Oracle Adaptive Access Managerの一連の機能。ユーザー、デバイスおよび場所の動作が記録され、現在の動作のリスクを評価するために使用されます。
バックアップ
Fusion Middlewareコア: 環境内にファイルの正確な複製を作成する処理のことで、データの損失や破損、ホスト障害またはメディア障害の場合に、これらのコピーを使用して環境をリストアできます。バックアップには、オフライン・バックアップとオンライン・バックアップの2種類があります。オフライン・バックアップでは、環境を停止してからファイルをバックアップする必要があります。オンライン・バックアップでは、環境を停止せずにファイルをバックアップできます。
バッキングBeanスコープ
JDeveloper/ADF: ページ・ライフサイクルのADF定義のスコープ。このスコープのオブジェクトは、HTTPリクエストが送信された時点からレスポンスがクライアントに戻されるまで使用できます。
bc4j.xcfg
JDeveloper/ADF: ADFアプリケーション・モジュール構成ファイル。bc4j.xcfgファイルには、ADFアプリケーション・モジュール名に関するメタデータ、アプリケーション・モジュールが使用するデータベース接続、およびデータ・モデル・プロジェクトの開発者がアプリケーション・モジュールに対して構成した実行時パラメータが含まれます。この構成により、ADFアプリケーションとデプロイ済アプリケーション・モジュールとの相互作用が可能になります。
BIドメイン
Business Intelligence: 構成可能なシステム・コンポーネント(コアアプリケーション)とJavaコンポーネント(WebLogic Serverドメイン)が含まれ、Webベースの管理ツールとリソースを利用するアプリケーションも含まれます。BIドメインは、1つ以上の物理サーバーにまたがるミドルウェア・ホームのセットの場合もあります。「BIインスタンス」も参照してください。
BIオブジェクト
Business Intelligence: プレゼンテーション・サービスを使用して作成され、Oracle BIプレゼンテーション・カタログに保存される各ビジネス・インテリジェンス・コンテンツ。BIオブジェクトの例には、分析、ダッシュボード・ページ、スコアカード、KPIなどがあります。
BI検索
Business Intelligence: プレゼンテーション・サービスの外部に存在する検索ツール。管理者がBI検索のURLへのリンクを追加するとホーム・ページからアクセスできるようになります。Oracle BIプレゼンテーション・カタログ内のオブジェクトを検索するための全文検索エンジンに似たメカニズムが用意されています。
バインド操作
Identity Management: LDAPプロトコル・バージョンをLDAPディレクトリ・サーバーに認証および指定するために使用する操作。バインド操作には、次の2つの基本的な種類があります。* 単純なバインド操作は、サーバーへの認証にバインドDNとパスワードの使用を伴う単純な認証を使用します。* SASLバインド操作は、クライアントの認証にSimple Authentication and Security Layerを使用し、選択されたSASLメカニズムに基づく様々なタイプの資格証明を使用できます。
バインディング・コンポーネント
SOA Suite: SOAコンポジット・アプリケーションと外部との接続を確立するコンポーネント。バインディング・コンポーネントには2つのタイプがあり、サービスは、SOAコンポジット・アプリケーションへのエントリ・ポイントを外部に提供します。参照は、SOAコンポジット・アプリケーションから、外部にある外部サービスへのメッセージ送信を可能にします。
バインディング・コンテナ
JDeveloper/ADF: ページのページ定義ファイルに基づく、ページのバインディングのリクエスト・スコープ・マップ。JSFアプリケーションでは、バインディング・コンテナは、各ページ・リクエスト時にEL式#{bindings}を使用してアクセスできます。
バインディング・コンテキスト
JDeveloper/ADF: 使用可能なデータ・コントロールおよびデータ・バインディング・オブジェクトのリストが含まれるコンテナ・オブジェクト。DataBindings.cpxファイルは、アプリケーションのバインディング・コンテキストを定義します。
バインド・タスク・フロー
JDeveloper/ADF: 単一エントリ・ポイントと0以上の終了ポイントがあるADFタスク・フローのタイプ。プライベート制御フロー・ルール、アクティビティおよびマネージドBeanの独自のセットが含まれています。バインド・タスク・フローでは、再利用、パラメータ、トランザクション管理および再開が可能です。JSFページまたはページ・フラグメントにドロップされると、ADF Facesリージョン・コンポーネントにラップされます。
バンドル・パッチ
Fusion Middlewareコア: パッチ・セットの間に繰り返し累積的に発行されるパッチ。バンドル・パッチには通常、フィックスのみが含まれますが、一部の製品にマイナーな拡張機能が含まれる場合があります。
ビジネス・イベント
SOA Suite: 新規注文や注文完了などの発生や状況の結果として送信されるメッセージ。目的の状況が発生したときにビジネス・イベントを起動できます。公開されたイベントは、他のアプリケーションでサブスクライブできます。ビジネス・イベントの定義は、イベント配信ネットワーク(EDN)に公開されます。
ビジネス・フロー・インスタンス
SOA Suite: エンドツーエンド・ビジネス・トランザクションに対応します。ビジネス・フローは、単一のSOAコンポジット・アプリケーションまたは特定のビジネス・プロセスを実現するために組み合された複数のSOAコンポジット・アプリケーションで構成されます。
ビジネス・モデル
Business Intelligence: ビジネス・モデル定義と、論理表と物理表のマッピングが含まれているOracle BIリポジトリ内のオブジェクト。ビジネス・モデルには、物理レイヤーのオブジェクトとは異なり、常にディメンションがあり、データ・ソースの編成が反映されます。それぞれのビジネス・モデルには、論理表、論理列および論理結合が含まれます。
ビジネス・モデルとマッピング・レイヤー
Business Intelligence: データのビジネス・モデルまたは論理モデルを定義し、ビジネス・モデルと物理レイヤー・スキーマとの間のマッピングを指定するOracle BIリポジトリのレイヤー。このレイヤーには1つ以上のビジネス・モデルを含められます。ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーによって、ユーザーから見える分析動作が決まり、ユーザーが使用できるオブジェクトのスーパーセットが定義されます。ソース・データ・モデルの複雑さも認識されなくなります。
Business Process Execution Language (BPEL)
SOA Suite: ビジネス・プロセスのオーケストレーションと実行に関する業界標準を企業に提供します。BPELを使用すると、独立した一連のサービスをエンドツーエンドのプロセス・フローに統合するビジネス・プロセスを設計できます。この統合により、プロセスのコストと複雑さが低減されます。
キャッシュ構成ファイル(coherence-cache-config.xml)
Coherence Suite: クラスタ内で使用できる様々な種類のキャッシュを指定するファイル。このファイルは、キャッシュ構成デプロイメント・ディスクリプタとも呼ばれます。
キャッシュ・ストア
Coherence Suite: キャッシュと基礎となるデータ・ソースの接続に使用されるアプリケーション固有のアダプタ。キャッシュ・ストア実装は、データ・アクセス・メカニズム(TopLink、JPA、アプリケーション固有のJDBCコールなど)を使用してデータ・ソースにアクセスします。キャッシュ・ストアでは、データ・ソースからの取得データを使用したJavaオブジェクトの作成方法、データ・ソースへのオブジェクトのマッピング方法や書込み方法、およびデータ・ソースからのオブジェクトの削除方法が認識されます。
CacheFactory
Coherence Suite: 一般的に、NamedCacheオブジェクト・インスタンスの取得とリリースに使用するCoherenceのクラス。このクラスには、Coherenceサービスを実行するクラスタ・オブジェクトを取得するメソッド、すべてのクラスタ化されたサービスを停止するメソッド、およびキャッシュのインスタンスを戻すメソッドが含まれます。
因果関係マップ
Business Intelligence: 目標またはKPIの因果関係を示すスコアカードのコンポーネント。「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
クライアント側の@ルール
JDeveloper/ADF: ADFスキニング・フレームワークにより、ユーザー・エージェントへ直接渡されて評価される@ルール。ユーザー・エージェントは、@ルールで指定した条件が満たされている場合、その@ルール内のスタイル・プロパティを適用します。このカテゴリの@ルールには、@media、@keyframesおよび@pageがあります。
クラスタ・サービス
Coherence Suite: クラスタ・サービスは、他のクラスタ・メンバーの検出、クラスタ・メンバーの障害の検出およびクラスタ内の他のサービスの可用性の登録を行います。このサービスは、Coherenceクラスタ・メンバーにより自動的に開始され、各クラスタ・メンバーでは常に、このタイプのサービスが1つのみ実行されています。
Coherenceキャッシュ・クライアント
Coherence Suite: キャッシュ・データへアクセスし、処理や更新を行うためにクラスタを結合するアプリケーション。アプリケーションは、データ記憶域を対象としないクラスタ・メンバーです。キャッシュ・クライアントのタイプには、データ・クライアント、Extend/TCPクライアントとして構成されたリアルタイム・クライアント、および計算クライアントとして構成されたリアルタイム・クライアントがあります。
Coherenceクラスタ
Coherence Suite: Coherenceインスタンス(各コンピュータのJVMは1つ以上で、JVMごとに1つのインスタンス)のセット。JVMにより自動的に結合されて、クラスタが形成されます。
Coherenceクラスタ・メンバー
Coherence Suite: Coherenceクラスタの一部であるCoherenceのJVMプロセス。Coherenceクラスタ・メンバーは、Coherenceクラスタ・ノードとも呼ばれます。
Coherenceクラスタ・ノード
Coherence Suite: 「Coherenceクラスタ・メンバー」を参照してください。Coherenceのドキュメントには、Coherenceクラスタ・ノードと記載されている場合もありますが、優先される用語はCoherenceクラスタ・メンバーです。
Coherence GoldenGate HotCache
Coherence Suite: データベースに対するサードパーティの変更をCoherenceキャッシュ内のオブジェクトに伝播できるCoherenceの機能。Coherence GoldenGate HotCacheは、どのようなCoherenceアプリケーションにも追加できます。データベース・データからJavaオブジェクトへのマッピングの取得には標準JPAが使用されます。構成は、XMLのみで取得することも、注釈を使用したXMLで取得することできます。
Coherence Incubator
Coherence Suite: Coherence上に作成する高度な機能のサンプル実装(ソース・コード、バイナリおよびドキュメント)を含むjava.netプロジェクト。これらのサンプルは、公開されているCoherenceリリース(可能な場合は最新バージョン)を使用して、最先端機能の実装方法を説明することを目的としています。開発者がCoherenceで、アプリケーションに標準のアーキテクチャ・パターンの実装を使用したり、作成したりする場合には、問題に直接対応し、投資を行う必要が生じます。一般的なエンタープライズやアプリケーションのパターン/フレームワーク実装、ドキュメントおよびトレーニング資料の標準ライブラリを作成することで、重要なアプリケーション(つまり、キャッシュの読取り以上のことを求められるアプリケーション)にCoherenceを導入したり統合したりする場合に必要となる作業を大幅に削減するか、なくすことができます。
Coherenceクォーラム
Coherence Suite: サービス・アクションを許可または禁止する前にクラスタに必要なサービス・メンバーの最小数。クォーラムを使用すると、メンバー数がしきい値に達したときにクラスタが予測どおりに動作することが自動的に保証されるため、クォーラムは有用です。
Coherence REST
Coherence Suite: Coherence RESTを使用すると、HTTPプロトコルを介してCoherenceキャッシュおよびキャッシュ・エントリに簡単にアクセスできます。これは、Coherence*Extendに似ています。リモート・クライアントは、クラスタ自体のメンバーになることなく、Coherenceに保存されたデータにアクセスできます。ただし、独自のプロトコルであるCoherence*Extendとは異なり、Coherence RESTでは基礎となるプロトコルにHTTPが使用され、JSONおよびXMLの両方の表現形式でデータをマーシャリングできます。
Coherence Well Knownアドレス(WKA)
Coherence Suite: クラスタ・メンバーがマルチキャストのかわりにユニキャストを使用してクラスタを検出し、それに参加できるようにする機能。マルチキャスト・ネットワーキングが望ましくないか使用できない環境やマルチキャストを適切にサポートするように構成されていない環境でWKAを使用することが普通です。WKAを有効にすると、すべてのクラスタでマルチキャスト通信が無効になります。
Coherence*Extend
Coherence Suite: アプリケーションがクラスタ・メンバーにならずに、Coherenceクラスタを使用できるCoherenceの機能。Coherence*Extendは、TCPベースのプロトコルを介してクラスタ・プロキシ・サービスに接続する拡張クライアント(Java、C++または.NET)で構成されています。
Coherence*Web
Coherence Suite: クラスタ化環境におけるセッション状態の管理に特化したHTTPセッション管理モジュール。Coherenceデータ・グリッドのスケーラビリティ、可用性、信頼性およびパフォーマンスをインメモリー・セッション管理と記憶域にもたらします。
コレクション・モデル
JDeveloper/ADF: JSF DataModelクラスを拡張し、行キーおよびソートのサポートを追加するADFオブジェクト。DataModelクラスでは、行を識別できるのは索引のみです。このため、あるリクエストから次のリクエストの間に基礎となるデータが変更されると、問題が発生する可能性があります。たとえば、ある行を削除するユーザー・リクエストの場合、別のユーザーが行を追加すると、異なる行が削除されます。これを回避するため、CollectionModelは索引ではなく行キーに基づいています。
コレクションベース・コンポーネント
JDeveloper/ADF: 構造化データのコレクションの反復処理と表示を行うADF FacesのUIコンポーネント。表示するレコードごとに子コンポーネントを組み込み、そのコンポーネントを個々のレコードにバインドするかわりに、それらのコンポーネントを完全なコレクションにバインドします。その後、各レコードに値がスタンプ設定され、1つのコンポーネント(outputTextコンポーネントなど)に繰り返しレンダリングされます。table、treeおよびcarouselがこれに当たります。
列
Business Intelligence: Oracle BIリポジトリでは、列は、物理列、論理列またはプレゼンテーション列です。プレゼンテーション・サービスでは、分析によって返される個々のデータが示されます。列、およびフィルタや選択ステップによって分析に含まれるデータが決まります。列には、格納される情報のタイプ(アカウント、連絡先など)を示す名前も付けられています。「分析」、「属性列」、「階層列」および「メジャー列」も参照してください。
列プロンプト
Business Intelligence: フィルタのタイプの1つで、特定の値プロンプトをデータ列に作成できるようにします。ダッシュボードまたは分析に単体として存在させることも、既存のダッシュボードおよび分析フィルタの拡張または改良に使用することもできます。「プロンプト」も参照してください。
コンパクト・ドメイン
Fusion Middlewareコア: Oracle Fusion Middleware製品のWebLogicドメインのことで、製品テンプレートに定義されているアプリケーションやサービス・グループのすべてまたはサブセットが、このドメインで管理サーバーにターゲット設定されます。コンパクト・ドメインには、Oracle Fusion Middleware製品の管理対象サーバーまたはクラスタは含まれません。単一インスタンス・ドメインとも呼ばれます。
互換性レルム
WebLogic Server: 互換性セキュリティを使用している場合にデフォルト(アクティブ)・セキュリティ・レルムとなるセキュリティ・レルム。互換性レルムでは、既存のWebLogic Server 6.xの認証プロバイダおよび認可プロバイダが使用されます。そのため、WebLogic Server 7.x以降でそれらのプロバイダを使用できます。互換性セキュリティで使用可能なセキュリティ・レルムは、互換性レルムのみです。
互換性セキュリティ
WebLogic Server: WebLogic Server 6.xのセキュリティ構成をそれ以降のリリースのWebLogic Serverで実行する機能。WebLogic Server 7.x以降で互換性セキュリティを使用して、6.xのセキュリティ・レルムの構成、ユーザー、グループおよびACLの定義、ユーザー・アカウント保護の管理、カスタム監査プロバイダのインストールを行います。互換性セキュリティで使用可能なセキュリティ・レルムは、互換性レルムのみです。互換性レルムのレルム・アダプタ・プロバイダを使用すると、6.xセキュリティ・レルムの認証および認可サービスとの後方互換性を保持できます。
コンポジット・センサー
SOA Suite: SOAコンポジット・アプリケーションのメッセージに、トラッキング可能フィールドを実装します。センサーは、ビジネス・イベントをサブスクライブしているバインディング・コンポーネントおよびサービス・コンポーネント上に定義します。
条件
Business Intelligence: 分析またはキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)の評価に基づいて1つのブール値を返すオブジェクト。条件を使用して、エージェントがコンテンツを配信してアクションを実行するかどうか、アクション・リンクをダッシュボード・ページに表示するかどうか、セクションとそのコンテンツをダッシュボード・ページに表示するかどうかが決まります。アクション、アクション・リンク、エージェントおよびキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI).も参照してください
条件付きブランチ
SOA Suite: BPELプロセス・サービス・コンポーネントの実行フローを制御するデシジョン・ポイントが導入されます。条件付きブランチの定義には、switch、if、whileおよびrepeatUntilアクティビティを使用できます。
接続フィルタ
WebLogic Server: サーバーがネットワーク・クライアントからの着信接続を許可するかどうかを判定するためにWebLogic Serverが使用するプログラミング可能なフィルタ。ユーザーの特性に基づいてWebLogicリソースを保護するセキュリティ・ポリシーに加えて、ネットワーク接続に基づいてフィルタリングを行うことでセキュリティの層を追加できます。
コンテキスト・イベント・アクション
Business Intelligence: アクション・フレームワークを使用して、ビジネス・インテリジェンス・オブジェクトからADFページの別のリージョンにコンテンツを渡す事前配信済アクション。「アクション」、「アクション・フレームワーク」および「アクション・リンク」も参照してください。
連続問合せ
Coherence Suite: 問合せ結果を、関連するイベントの連続的なストリームと結合することで、最新の問合せ結果をリアルタイムで保持する機能。目的の問合せの待機時間がゼロで、その問合せがミリ秒ごとに複数回繰り返されるのと同じような効果があるため、この機能は連続問合せと呼ばれています。
コントロール・バインディング
JDeveloper/ADF: ページ定義ファイルにある値バインディングおよびアクション・バインディングのセット。コントロール・バインディングは、ページ定義ファイルの実行可能ファイル・セクションにあるイテレータ・バインディングとは異なります。
制御フロー
JDeveloper/ADF: ADFタスク・フローの他のアクティビティ間のナビゲーションを可能にするADF Controllerアクティビティ。制御フローは、タスク・フローで、アクティビティ同士をリンクさせます。
コントロール・ヒント
JDeveloper/ADF: エンティティ・オブジェクトとビュー・オブジェクトの属性のラベル・テキスト、ツールチップおよびフォーマット・マスクのヒントを定義するADFビジネス・コンポーネント・メタデータ。ビジネス・サービス・レイヤーに定義するコントロール・ヒントは、ADFクライアントのUIコンポーネントで使用できます。
相関セット
SOA Suite: メッセージ本体の内容に基づいて非同期メッセージを関係付けます。相関セットを使用すると、非同期メッセージを識別して、非同期コールバックが確実に適切なクライアントを特定できるようにすることができます。
資格証明委任
OWSM: クライアント・リクエストを完了するために、サービスが別のサービスまたはサーバーにアクセスできるようにするメカニズム。たとえば、Kerberosプロトコルを使用してこのような接続を確立する場合、Kerberosでは、クライアントのユーザー・アカウントと認可レベルを使用して、2番目のサービスまたはサーバーに対して最初のサービスを認証する必要があります。
資格証明マッピング・プロバイダ
WebLogic Server: 資格証明マッピング・サービスを提供して、新しいタイプの資格証明をWebLogic Server環境に追加するために使用されるWebLogicセキュリティ・フレームワーク・プロバイダ。
クリティカル・パッチ・アップデート(CPU)
Fusion Middlewareコア: セキュリティ・パッチ更新(SPU)を配信するプログラムの名前。これはオラクル社のプログラムで、四半期ごとにセキュリティ修正をリリースします。このプログラムの一部としてリリースされるパッチには、パッチ・セット更新、セキュリティ・パッチ更新およびバンドル・パッチがあります。パッチはパッチ・タイプに関係なく累積されます。
クロス・コンポーネント・ワイヤリング
Fusion Middlewareコア: Fusion Middlewareコンポーネントをワイヤリングする方法。ワイヤリング・プロセスを自動化し、ワイヤリングの確立後に診断を行うことができます。
ドメイン間シングル・サインオン
WebLogic Server: ユーザーが一度認証を行えば、複数のアプリケーションが異なるDNSドメインにある場合でも、これらのアプリケーションにアクセスできるようになるWebLogic Serverのセキュリティ機能。この機能を使用すると、シングル・サインオン・ドメインに参加する関連会社やパートナのネットワークを構築できます。
キューブ
Business Intelligence: リレーショナル・データベースの構造よりデータの分析時間が短く、柔軟性が高いOLAP(オンライン分析処理)データ構造。キューブはメジャーで構成され、ディメンションで編成されます。多次元データ・ソースのキューブは、リレーショナル・データベース・モデルのスター・スキーマにほぼ相当します。
カスタム・セキュリティ・プロバイダ
WebLogic Server: WebLogicセキュリティ・サービスへの統合が可能なセキュリティ・プロバイダ(サードパーティのセキュリティ・ベンダーまたはセキュリティ開発者が記述)。カスタム・セキュリティ・プロバイダは、Security Service Provider Interface (SSPI)の実装で、Oracle WebLogic Server製品には付属していません。
カスタム・ビュー
Business Intelligence: ビジネスと戦略のデータのカスタマイズされたビューを表示できるようにするスコアカードのコンポーネント。「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
ダッシュボード
Business Intelligence: 企業や外部情報のパーソナライズされたビューを提供するオブジェクト。ダッシュボードは、1つ以上のページで構成されます。ページには、分析の結果、イメージ、エージェントからのアラートなどのWebブラウザでアクセスしたり開くことのできる任意のオブジェクトを表示できます。
ダッシュボード・プロンプト
Business Intelligence: ダッシュボードに追加されるプロンプト。ユーザーがプロンプト値を選択すると、ダッシュボードに含まれているすべての分析の表示内容がその値によって決まります。「分析プロンプト」および「プロンプト」も参照してください。
ダッシュボードURL
Business Intelligence: 外部ポータルまたはアプリケーションでの特定のダッシュボードのコンテンツの組込みや参照に使用されます。種々の形式と、動作の制御に使用されるオプションの引数があります。
データ・クライアント
Coherence Suite: データ・クライアントは、クラスタ内のデータへのアクセス(入力、取得、問合せ)や、標準のCoherence APIを使用した起動サービス・リクエストの作成が可能な拡張クライアントです。
データ・コントロール
JDeveloper/ADF: サービスを記述するXML構成ファイル。設計時に、JDeveloperはメタデータを使用し、操作やデータ・コレクションをUIコンポーネントに宣言的にバインドします。
「データ・コントロール」パネル
JDeveloper/ADF: アプリケーションのビジネス・サービスに対して作成されたすべてのデータ・コントロールをリストし、UIコンポーネントへのバインドに使用できるコレクション(データ・オブジェクトの行セット)、メソッドおよび組込み操作をすべて公開する、JDeveloperのパネル。
データ・ソース名(DSN)
Business Intelligence: 特定のデータベースに関する情報を含むデータ構造。通常、ODBCドライバによってデータベースへの接続に使用されます。DSNには、名前、ディレクトリ、データベースのドライバなどの情報が含まれます。Oracle BIリポジトリの物理レイヤーの接続プール・オブジェクトには、各データ・ソースのDSN情報が含まれています。
データベース・ヒント
Business Intelligence: SQL文内にある、最も効率的に文を実行する方法をデータベース問合せオプティマイザに指定する指示。ヒントは、オプティマイザの実行計画より優先されるため、ヒントを使用して、より効率的な計画を使用するようオプティマイザに強制することにより、パフォーマンスを向上させることができます。ヒントは、Oracle Databaseデータ・ソースでのみサポートされます。
データベース管理システム認証プロバイダ
WebLogic Server: 認証を行うために、データベースに格納されているユーザー、パスワード、グループ、およびグループ・メンバーシップ情報にアクセスするWebLogicセキュリティ・フレームワーク・プロバイダ。必要に応じて、WebLogic Serverを使用してユーザー、パスワード、グループ、およびグループ・メンバーシップ情報を管理できます。
宣言SQLモード
JDeveloper/ADF: Oracle ADFビジネス・コンポーネント・プロジェクトにビュー・オブジェクトを作成する優先的な方法。Oracle ADF開発者は設計時に、SQL文を含まないエンティティ・ベースのビュー・オブジェクトを作成できます。このモードにより、SQL文を指定するビュー・オブジェクトを作成する選択肢が提供されます。
デフォルト言語
WebCenter: アプリケーション・レベルでシステム管理者が指定する表示言語。ユーザーがWebCenter Portalにログインするときに使用されます。管理者は、「管理」ページの「一般」タブでアプリケーションレベルのデフォルト言語を設定します。個々のユーザーは、「プリファレンス」ダイアログの「一般」タブで独自のユーザーレベルのデフォルト言語を設定できます。ユーザーがWebCenter Portalにログインするときにレンダリングされる、ユーザー・プリファレンスでユーザーが指定する表示言語。ユーザーが別のデフォルト言語を指定するまで、この言語の選択が持続します。この言語は、セッション言語によってオーバーライドすることができますが、セッションCookieが消去されるか期限切れになったときにデフォルト値に戻ります。この値は、「プリファレンス」ダイアログの「一般」で設定されます。
デフォルト・レルム
WebLogic Server: アクティブなセキュリティ・レルム。WebLogic Serverでは、WebLogicドメインに複数のセキュリティ・レルムを構成できますが、デフォルト(アクティブ)・セキュリティ・レルムに指定できるのはそのうちの1つのみです。
デハイドレーション・ストア
BPEL: 非同期コールバックの待機中、長期間にわたる非同期プロセスとその現在の状態の情報を自動的に保持するデータベース。データベースにプロセスを格納することにより、プロセスを維持し、システムの停止やネットワークの問題が発生した場合の状態や信頼性の低下を防ぎます。
デプロイメント・ディスクリプタのプロパティ
SOA Suite: Oracle WebLogic ServerまたはOracle Enterprise Manager(あるいはその両方)で実行時に使用されるBPELプロセスのプロパティ。構成とパートナ・リンク・バインディングの2種類があります
派生色
JDeveloper/ADF: ADFスキンで使用する色プロパティを定義するグローバル・セレクタ別名のカテゴリ。これらのグローバル・セレクタ別名は、アンカー・カラーから色プロパティの色相値を派生させます。
デバイスのフィンガープリント
Identity Management: アクセス・リクエストまたはトランザクションで使用されているデバイスについての情報を、OAAMが取得するプロセス。デバイスには、コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、PDA、携帯電話、キオスクまたはその他のWeb対応デバイスがあります。デバイスのフィンガープリント・データは、セキュアなCookie、Flash共有オブジェクト、ユーザー・エージェント文字列、カスタム・エージェント、モバイル・アプリケーション、ブラウザ・ヘッダー・データおよびその他のデータなど、複数のソースから収集されます。
診断コンテキスト
WebLogic Server: リクエストがWebLogic Serverシステムに届いたときに、WebLogic診断フレームワークにより、すべてのリクエストに付加されるコンテキスト情報。この情報を使用して、トランザクション・イベントや、リクエストからレスポンスへの実行のスレッドを再構築できます。
診断フレームワーク
Fusion Middlewareコア: 問題の検出、診断および解決を支援する診断フレームワーク。コードのbug、メタデータの破損、顧客データの破損、スレッドのデッドロック、一貫性のない状態に起因するクリティカル・エラーを対象とします。
ディメンション
Business Intelligence: 論理列(属性)の階層状の編成。1つ以上の論理ディメンション表が最大1つのディメンションに関連付けられます。ディメンションには、1つ以上の(名前なし)階層が含まれます。論理ディメンションには、レベル・ベースの階層(構造階層)を持つディメンションと親子階層(値階層)を持つディメンションの2種類があります。時間ディメンションと呼ばれる特定のタイプのレベル・ベースのディメンションは、時系列データをモデリングするための特別な機能を提供します。「階層」も参照してください。
ディレクトリ情報ツリー
Identity Management: ディレクトリ・サーバーに含まれるデータの階層構造。DITには、サーバーに対するベース・エントリであるネーミング・コンテキスト・エントリが1つ以上あり、その他のエントリはすべて、これらのネーミング・コンテキスト・エントリの1つの下位にあります。ネーミング・コンテキスト・エントリには、親エントリはありません。
障害リカバリ
Fusion Middlewareコア: 本番サイトにおいて、天災による停止や計画外の停止を予防する機能で、地理的に離れたスタンバイ・サイトにアプリケーションやデータを移動するためのリカバリ戦略を使用します。
分離プロパティ
JDeveloper/ADF: ADF Faces UIコンポーネントのプロパティで、クライアントには設定できますが、サーバーには伝播されません。これらのプロパティには、サーバーでのライフサイクルとは無関係な、クライアント上でのライフサイクルがあります。
識別名
Identity Management: ディレクトリ・サーバーに含まれるエントリを一意に識別する文字列(例: uid=john.doe,ou=People,dc=example,dc=com)。識別名(DN)は、ディレクトリ情報ツリー(DIT)内のエントリの場所を識別する、0個以上の相対識別名(RDN)コンポーネントから構成されています。エントリの識別名は、名前と階層的な位置の両方を指定するという点で、ファイルシステムの絶対パスに類似のものとして考えられます。
分散(またはパーティション化された)キャッシュ
Coherence Suite: 任意の数のクラスタ・メンバー間に分散(またはパーティション化)されたデータのコレクションのことで、クラスタ内の1つのメンバーがキャッシュ内の各データに対応し、その対応がクラスタ・ノード間で分散(ロード・バランシング)されます。
DistributedCacheサービス
Coherence Suite: クラスタ・メンバーがクラスタ全体にデータを分散(パーティション化)し、キャッシュ内の各データが、1つのクラスタ・メンバーでのみ管理(保持)されるようにするサービス。
ディストリビューション
Fusion Middlewareコア: ダウンロード可能なアーカイブのことで、Oracle Fusion Middleware製品と機能セットが事前定義されたものをインストールするインストーラが含まれており、顧客は、Oracle Software Delivery Cloud、Oracle Technology Network (OTN)またはMy Oracle Supportからディストリビューションを取得できます。
ドメイン値マップ
SOA Suite: あるアプリケーションの値を別のアプリケーションの値に関連付けることができる値マッピングのセット。たとえば、ある値は都市を詳細名(Boston)で表す場合があるのに対して、別の値では、都市を短縮名(BO)で表す場合があります。このような場合は、ドメイン値マップを使用して値を直接マップできます。
駆動表
Business Intelligence: 一方の表が非常に小さく(駆動表)、他方の表が非常に大きい場合にOracle BIサーバー・プロセスが複数データベース結合を処理する方法の最適化に使用されるメカニズム。
永続プロセス
SOA Suite: 実行時に1つ以上のデハイドレーション・ポイントをデータベースに発生させるBPELプロセスのタイプ。デハイドレーションは、次のアクティビティによってトリガーされます。receiveアクティビティ、pickアクティビティのOnMessageブランチ、pickアクティビティのOnAlarmブランチ、waitアクティビティ。永続プロセスのインスタンスは、(通常に完了した場合でも、異常終了の場合でも)処理中に保存できます。これらのプロセスは通常長期間存続し、一方向呼出しを介して開始されます。メモリー不足およびシステム停止時間の問題があるため、永続プロセスはメモリーについて最適化できません。Oracle JDeveloperで設計する非同期プロセスは、一時プロセスと永続プロセスの両方の例です。
動的グループ
Identity Management: ディレクトリ・サーバーのグループのタイプで、メンバーの識別名が明示的に指定される静的グループとは対照的に、LDAP URL形式で検索基準のセットを使用するメンバーシップと定義されます。
EARスコープのCoherenceクラスタ・メンバー
Coherence Suite: (WebLogic Server以外のアプリケーション・サーバーのデプロイメントの場合)この構成では、各EARファイル内のデプロイされたすべてのアプリケーションが1つのCoherenceメンバーの一部になります。この構成では、デプロイ済EARファイルごとに1つのCoherenceメンバーが作成されます。Coherenceライブラリがアプリケーションのクラスパスにデプロイされるので、ロードされるCoherenceクラスのコピーはEARファイルごとに1つです。
EclipseLink
Toplink: Eclipse Foundationのオープンソースの永続性フレームワーク。EclipseLinkには、Java SEおよびJava EE環境で変換で、マッピング、データ・バインディングおよび永続性操作を提供するための開発ツールと実行時機能が含まれます。EclipseLinkは、数多くの永続性標準と、それらの標準に対する拡張機能をサポートします。標準には、Java Persistence API (JPA)、Java API for XML Binding (JAXB)、Java Connector Architecture (JCA)およびService Data Objects (SDO)が含まれます。EclipseLinkプロジェクトはオラクル社が指揮し、EclipseLinkがOracle TopLinkのコア機能を提供しています。
EclipseLink DBWS
Toplink: Webサービスを介してリレーショナル・データベース・アーティファクトにJava EE準拠のクライアント非依存アクセスを行うための開発ツールおよび実行時機能。開発ツールのDBWSビルダーは、必要なデプロイメント・アーティファクトを生成するコマンド行ユーティリティです。(DBWSビルダーは、Eclipse Dali Java PersistenceツールセットおよびOracle JDeveloperに統合されています。)実行時プロバイダ・コンポーネントは、(関連するデプロイメント・アーティファクトとともに)サービス・ディスクリプタを使用して、JAX-WS 2.0 Webサービスとして実現します。実行時機能は、EclipseLinkを使用して、Webサービス・クライアントが使用するXML SOAPメッセージとデータベース間の橋渡しをします。
EclipseLink EIS
Toplink: Java Connector Architecture (JCA)リソース・アダプタを通じてデータ・ストアの使用を有効化するための機能。XMLメタデータの使用によって、相互作用および交換データが構成され、ドメイン・モデルにマップされます。相互作用のデータは、Common Client Interface (CCI)から、またはXMLスキーマを使用してマップできます。この使用方法は、JDBCまたはSQLアクセスが提供されない非リレーショナル・データ・ストアを対象としています。
EclipseLink JAXB
Toplink: Java Architecture for XML Binding (JAXB)仕様のEclipseLink実装。XPathベースのマッピングやマッピング・ファイルなど、標準にEclipseLinkの拡張機能を追加します。EclipseLink JAXBは、Oracle TopLinkが使用するJAXB実装です。
EclipseLink JPA
Toplink: Java Persistence API (JPA)仕様のEclipseLink実装、および標準に対するEclipseLink拡張機能。EclipseLink JPAは、JPA 2.0およびJPA 2.1仕様の参照実装と、Oracle TopLinkが使用するJPA実装です。
EclipseLink Mapping Workbench
Toplink: ネイティブのTopLinkを使用して、ディスクリプタを構成し、EclipseLinkプロジェクトでオブジェクト・モデルとデータ・モデルをマッピングするためのグラフィカル・ツール(Graphical User Interface)。(このワークベンチは、Java Persistence API (JPA)のマッピングには使用できません。)EclipseLink Mapping Workbenchは、EclipseLinkディストリビューションで使用可能な個別のコンポーネントです。EclipseLink Mapping WorkbenchはOracle TopLink Mapping Workbenchをベースとしていますが、使用できなくなりました。ただし、ネイティブのTopLinkマッピング・プロジェクトは、現在もOracle JDeveloperでサポートされています。
EclipseLink MOXy
Toplink: EclipseLink Java Architecture for XML Binding (JAXB)、およびJAXBタイプ操作におけるXMLのかわりとしてのJavaScript Object Notation (JSON)のサポート。EclipseLinkは、JSONの読取り時と書込み時のすべてのオブジェクト/XMLオプションに対応しています。MOXyでは、ネイティブのEclipseLinkオブジェクト/XML APIもサポートしています。
EclipseLink Service Data Objects (SDO)
Toplink: Service Data Objects (SDO) 2.1.1仕様の参照実装のことで、異機種間データ・アクセス用のプログラミング・アーキテクチャとAPIが含まれます。EclipseLink SDOは、EclipseLinkのオブジェクト/XMLレイヤーにシン・レイヤーとして実装され、EclipseLink JAXBのベースでもあります。EclipseLink SDOは単独で使用することも、POJOをデータ・オブジェクトとして公開する手段として使用することも可能であるため、EclipseLink JPAおよびEclipseLink JAXBのようなコンポーネントも使用できます。
エラスティック・データ
Coherence Suite: エラスティック・データは、メモリーとディスクベースのデバイス間で、シームレスにデータを保存するために使用するCoherenceの機能です。この機能は、特にSSD (Solid State Disk)などの高速ディスクベースのデバイスを使用する場合に調整され、SSDからデータを読書きする際にメモリーと同等の速度でアクセスできるようにします。
組込みLDAPサーバー
WebLogic Server: ユーザー、グループ、セキュリティ・ロール、セキュリティ・ポリシーおよび資格証明情報のデフォルト・ストアであるWebLogic Serverに組み込まれているサーバー。
エンタープライズ・デプロイメント
Fusion Middlewareコア: Oracle Fusion Middlewareなど、特定のオラクル製品の実証済高可用性テクノロジやセキュリティ・テクノロジ、および推奨事項に基づいたベスト・プラクティスの青写真。これらの青写真に示すベスト・プラクティスは、Oracle Database、Oracle Fusion MiddlewareおよびOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlなどの技術スタック全体にわたるすべてのOracle製品を対象にしています。エンタープライズ・デプロイメントでは、様々なビジネス・サービス・レベル合意(SLA)を考慮し、高可用性のベスト・プラクティスを可能なかぎり幅広く適用できるようにします。回復力が高く、コストのかからないインフラストラクチャを提供します。高可用性アーキテクチャが実行に最適な構成になっていること、ビジネス・ニーズに合った最適な構成になっていることを保証します。停止状態からのリカバリ時間と自然災害時に許容可能なデータ損失量を制御できます。
エンティティ・アソシエーション
JDeveloper/ADF: 関連付けられたエンティティ・オブジェクトのそれぞれの属性に基づいて、2つのADFエンティティ・オブジェクト間の関係を定義するOracle ADFビジネス・コンポーネント・オブジェクト。アソシエーションは、ソース・エンティティから宛先エンティティへのアクセスに便利です。実行時には、エンティティ・オブジェクトはこのアソシエーションを使用して、一連の関連エンティティの操作を自動化します。
エンティティ・オブジェクト
JDeveloper/ADF: データベース表内の1行を表すADFビジネス・コンポーネント・オブジェクトのことで、すべてのデータ操作言語(DML)操作を処理することでデータ変更を簡略化します。また、ビジネス・ロジックをカプセル化し、ビジネス・ルールが一貫して適用されることを保証します。エンティティ・オブジェクトを他のエンティティ・オブジェクトと関連付け、基盤となるデータベース・スキーマの関係を反映することで、複数のアプリケーションで再使用できるビジネス・ドメイン・オブジェクトのレイヤーを作成します。
エンティティ変数
SOA Suite: サービス・データ・オブジェクト(SDO)ベースのデータを使用して、Oracle Application Development Framework (ADF)ビジネス・コンポーネントのデータ・プロバイダ・サービスとともに使用します。エンティティ変数を使用すると、基礎となるデータ・プロバイダ・サービスがBPELデータ操作を実行するように指定できます。データ・プロバイダ・サービスはデータ・ストア内でデータ操作をバックグラウンドで実行しますが、Oracle BPEL Process Manager提供の他のデータ・ストア関連の機能(たとえば、データベース・アダプタ)を使用しません。この操作により、BPEL Process Managerの実行時パフォーマンスを高め、コンパイルおよび実行時に、基礎となるデータ・プロバイダ・サービスのネイティブの機能を組み込みます。
エントリ・アグリゲータ
Coherence Suite: エントリ・アグリゲータは、エントリのサブセットに対して操作を実行し、単一の結果を取得します。集計は、元のクライアントに送信された、各キャッシュ・サーバーのローカル結果を使用してmap-reduce方式で実行され、その後、最終的なreduceステップが実行されます。
エントリ・プロセッサ
Coherence Suite: エントリ・プロセッサは、1つのprocessまたはprocessAll操作で、複数のキャッシュ内のキャッシュ・エントリを更新できます。これらのキャッシュは同じサービスによって管理され、エントリは同じパーティションに存在する必要があります。エンティティ・プロセッサは、効率性と拡張性が高く、ロックのない計算環境を実現し、この環境においては、データをクライアント・アプリケーションに移動するのではなく、データのある場所で計算が行われます。
Essbase
Business Intelligence: オラクル社から入手可能な多次元データベース管理システムで、ビジネス・インテリジェンス・アプリケーションを構築するベースとなる多次元データベース・プラットフォームを提供します。Oracle Hyperion Essbaseとも呼ばれます。
イベント配信ネットワーク(EDN)
SOA Suite: 公開されたビジネス・イベントを格納します。EDNは、すべてのSOAインスタンスの範囲内で実行されます。発生したイベントはEDNにより、サブスクライブするサービス・コンポーネントに配信されます。
イベント・インターセプタ
Coherence Suite: イベント・インターセプタは、どのイベントを受信し、アクションがある場合には、どれを取得するかを明示的に定義します。特定のキャッシュに対して、または特定のパーティション・サービスによって管理されるすべてのキャッシュに対して、任意の数のイベント・インターセプタを作成し、登録できます。同じイベント・タイプに登録されている複数のインターセプタは、自動的にリンクされ、1つのイベントのコンテキストで実行されます。
イベント・ポーリング表
Business Intelligence: イベント・ポーリング表(イベント表とも呼ばれる)は、更新された物理表に関する情報をOracle BIサーバーに提供します。問合せキャッシュを最新に保つために使用されます。Oracle BIサーバー・キャッシュ・システムはイベント表を調べ、物理表の情報を行から抽出し、それらの物理表を参照する古いキャッシュ・エントリをパージします。
イベント・ルート・コンポーネント
JDeveloper/ADF: ページの境界を決定し、その境界内のコンポーネントでのみライフサイクルの実行を許可するADF Faces UIコンポーネント。ポップアップなどの特定のコンポーネントは、本質的にイベント・ルート・コンポーネントです。ポップアップ内でイベントが発生すると、ポップアップとその子のみが再レンダリングされ、ページ全体は再レンダリングされません。また、特定のイベントは、イベント・ルート・コンポーネントを示します。たとえば、showDetailコンポーネントの拡張中に送信される公開イベントは、そのshowDetailコンポーネントがイベント・ルートであることを示します。
イベント
WebCenter: 会議や予定などのスケジュールのためのカレンダを提供します。WebCenter Portalでは、特定のポータルに関連するイベントを記録するカレンダが用意されています。イベントをMicrosoft Exchange Serverと統合することで、個別のユーザーがホーム・ポータルの個人用カレンダにアクセスできるようにもできます。
実行可能ファイル・バインディング
JDeveloper/ADF: ADFバインディングのカテゴリの1つで、データ・コレクションのスクロール処理やページング、または概要情報から詳細情報へのドリルダウンを可能にするユーザー・インタフェースの作成を容易にするイテレータ・バインディングや、他のページ内の一連のページの検索やネストを可能にするバインディング、操作をすぐに実行させるバインディングがあります。
実行コンテキストID
Fusion Middlewareコア: 実行コンテキストID(ECID)は、特定リクエストの実行に関連付けられたグローバルに一意の識別子です。また、Fusion Middlewareの異なるコンポーネント内または異なるログ・ファイル内で、同一のリクエスト実行フローの一部として、イベントを関連付けるために使用できます。
拡張クライアント
Coherence Suite: クラスタの外部で実行され、記憶域が無効化された1台以上のキャッシュ・サーバーがホストするクラスタで実行される拡張プロキシ・サービスと通信します。拡張クライアントは、キャッシュ・ファクトリを使用してCoherenceクラスタ化サービスを取得します。サービスを取得すると、クライアントでは、Coherenceクラスタの一部であるかのようにそのサービスを使用します。リモート・クラスタ・メンバーに送信される操作は、クライアント・アプリケーションに対して透過的です。
ファクト表
Business Intelligence: メジャーを含み、ディメンション表と複雑な結合関係にある、Oracle BIリポジトリ内のビジネス・モデルとマッピング・レイヤーの論理表。「ディメンション表」も参照してください。
Fast Infoset
Web Services: テキストベースのXML形式よりも効率的にシリアライズできる、圧縮バイナリ・エンコーディング形式。Fast Infosetは、ドキュメント・サイズと処理パフォーマンスの両方を最適化します。Fast Infoset仕様、ITU-T Rec.X.891およびISO/IEC 24824-1 (Fast Infoset)は、ITU-TおよびISOの両方の標準化団体によって規定されています。
フォルト・ポリシー・ファイル
SOA Suite: フォルト条件およびそれに対応するフォルト・リカバリ・アクションを定義します。それぞれのフォルト条件で、処理を試みる特定のフォルトまたは一連のフォルトを指定し、それに対応するアクションを指定します。フォルト・ポリシー・ファイルでは一連のアクションがIDで識別されます。
フィルタ
Business Intelligence: 分析の実行時に表示される結果を限定する、属性列とメジャー列に適用される基準。メジャー列の場合、フィルタは問合せの集計前に適用され、問合せと結果の値に作用します。「プロンプト」および「選択ステップ」も参照してください。
フォーカス・ノード
Business Intelligence: 戦略貢献ホイールの中心の円。フォーカス・ノードは、図の開始の目標を表します。「戦略貢献ホイール」と「フォーカス追跡」も参照してください。
フォーカス追跡
Business Intelligence: 戦略貢献ホイールの中央にあるノード、および図に表示されているその祖先を表す一連の連鎖した円。各円には、対応するノードのステータス色が表示されます。「戦略貢献ホイール」と「フォーカス・ノード」も参照してください。
断片化の内容
Business Intelligence: 指定されたレベルのデータのセット全体が論理表ソースに含まれていない場合の論理表ソース内の指定されたデータのセットの一部。断片化の内容は、「論理表ソース」ダイアログの「内容」タブにある「断片化の内容」ボックスに入力した論理列によって定義されます。
Fusion Middleware構成ウィザード
Fusion Middlewareコア: WebLogicドメインの適切なディレクトリ構造、ドメイン構成ファイル(config.xml)、およびドメイン内のサーバーの起動に使用可能なスクリプトを作成するツール。
Fusion Middleware Control
Fusion Middlewareコア: Webブラウザベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースで、Oracle Fusion Middleware環境のモニターおよび管理に使用できます。
Fusion Webアプリケーション
JDeveloper/ADF: Oracle ADF Webスタック(ADFビジネス・コンポーネント、ADFモデル、ADF ControllerおよびADF Faces)をすべて使用しているアプリケーション。
GARファイル
Coherence Suite: グリッド・アーカイブ・ファイル。管理対象のCoherenceサーバーでサポートされているアプリケーション・モジュールの名前。GARファイルには、Coherenceアプリケーションのアーティファクトが格納され、デプロイメント・ディスクリプタが含まれています。GARファイルは標準のJava EEモジュールと同様にデプロイおよびアンデプロイされ、アプリケーション・ライフサイクルはコンテナから分離されています。
グローバル・ヘッダー
Business Intelligence: Oracle BIプレゼンテーション・サービスのユーザー・インタフェース・オブジェクトで、ユーザーが速やかにタスクを開始したり、Oracle BIプレゼンテーション・カタログ内の特定のオブジェクトを検出できるリンクやオプションが含まれます。グローバル・ヘッダーはプレゼンテーション・サービスのユーザー・インタフェースに常に表示されるため、ユーザーはリンクに簡単にアクセスでき、ホーム・ページや「カタログ」ページに移動しなくてもカタログを検索できます。
グローバル・ポリシー・アタッチメント
OWSM: デプロイメント状態を問わず、同じタイプのポリシー・サブジェクトの範囲にポリシーを関連付けるメカニズム。複数のポリシー参照を含めることができるポリシー・セットを使用して、ポリシーがグローバルにアタッチされます。
Go URL
Business Intelligence: 特定のビジネス・インテリジェンスの結果の外部ポータルやアプリケーションへの組込みに使用されます。Go URLは、結果をお気に入りに追加したり、ダッシュボードや外部Webサイトへのリクエストにリンクを追加する場合に使用されます。種々の形式と、動作の制御に使用されるオプションの引数があります。
階層列
Business Intelligence: 名前付きレベルと親子関係の両方を使用して編成されたデータ値が含まれたプレゼンテーション・サービス内の列。この列は、ツリー状の構造を使用して表示されます。個々のメンバーは、下位メンバーが上位メンバーにまとめられて略示されます。たとえば、特定の日は特定の月に属し、その月は特定の年内にあります。時間や地域などがこの例です。「属性列」も参照してください。
階層
Business Intelligence: 1対多関係で相互に関連を持つ、Oracle BIリポジトリ内の論理ディメンションのレベルのシステム。すべての階層は共通のリーフ・レベルと共通のルート・レベルを持つ必要があります。階層は、メタデータでは個別のオブジェクトとしてモデル化されていません。かわりに、ディメンション・オブジェクトに暗黙的に含まれています。「ディメンション」、「論理レベル」および「プレゼンテーション階層」も参照してください。
階層レベル
Business Intelligence: ロールアップしたり、他のレベルからロールアップされる、プレゼンテーション・サービスの階層列内のオブジェクト。Oracle BIリポジトリのプレゼンテーション・レベルに相当します。「プレゼンテーション・レベル」も参照してください。
高可用性
Fusion Middlewareコア: サービスを中断することなく、ユーザーがシステムにアクセスできるアーキテクチャ。高可用性システムのデプロイによって、システムのダウン(使用不可の時間)を最小限に抑え、実行(使用可能な時間)を最大化できます。
ホーム・ページ
Business Intelligence: 直観的で、タスク・ベースの方法でプレゼンテーション・サービスの機能を開始します。ホーム・ページはセクションに分かれており、各セクションでは、特定のタスクを素早く開始したり、オブジェクトを検索したり、テクニカル・ドキュメントにアクセスできます。
idempotentアクティビティ
SOA Suite: 問題なく再試行できるアクティビティ。idempotentアクティビティは、永続プロセスと一時プロセスの両方に適用されます。冪等性は、パートナ・リンクの操作レベルで管理できます。適用可能な操作をidempotentとして定義すると、その操作を何度も呼び出すことができます。
アイデンティティ・アサーション・プロバイダ
WebLogic Server: 境界認証(トークンを使用する特殊なタイプの認証)を実行するWebLogicセキュリティ・フレームワーク・プロバイダ。アイデンティティ・アサーション・プロバイダを使用しても、WebLogic Serverではユーザーを検証して信頼を確立できます。したがって、アイデンティティ・アサーション・プロバイダの機能は、トークンを検証してユーザー名にマップすることです。
イメージ・プロンプト
Business Intelligence: 特定の値がマップされた異なる領域のイメージを提供するプロンプト。ユーザーがイメージ領域をクリックすると、プロンプト値が選択され、分析またはダッシュボードに移入されます。「プロンプト」も参照してください。
初期化ブロック
Business Intelligence: 動的リポジトリ変数、システム・セッション変数およびシステム以外のセッション変数の初期化に使用されます。初期化ブロックにはSQL文が含まれ、これを実行するとそのブロックに関連付けられた変数の初期化やリフレッシュが行われます。
イニシアティブ
Business Intelligence: スコアカードで使用されるイニシアティブは、目標を達成するために必要な、時間に固有のタスクまたはプロジェクトです。したがって、目標をサポートするイニシアティブを、戦略ターゲットに対する進捗を示すマイルストンとして使用できます。「目標」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
内部グラフ
Business Intelligence: トレリス・グラフのグリッド内のネストされたグラフ。各内部グラフには、「レイアウト」ペインの「可視化」領域に指定された独自のディメンションがあります。トレリスおよび外部エッジも参照してください。
インストール
Fusion Middlewareコア: Oracle Fusion Middlewareのソフトウェア・ファイルをシステムに移入するプロセス。通常、これらのソフトウェア・ファイルは、ZIP、JARまたはTARアーカイブに格納されており、システムにダウンロードする必要があります。アーカイブ・ファイルのコンテンツを抽出すると、システム環境を検証するインストーラ・プログラムが実行されて、適切なディレクトリ構造が作成され、然るべき場所にOracle Fusion Middlewareソフトウェア・ファイルが配置されます。必要な場合は、インストーラにより、環境変数および権限を設定するスクリプトも実行されます。インストールでは、システムの構成も行われます。プロセスが完了すると、Oracle Fusion Middlewareコンポーネントがデプロイされ、使用の準備が整います。
起動サービス
Coherence Suite: クラスタ化された起動を実行し、グリッド・コンピューティング・アーキテクチャをサポートするサービス。このサービスにより、クラスタ内のメンバー、任意のメンバー・グループまたはクラスタ全体に渡って、アプリケーションがエージェントを起動できます。エージェントの起動には、リクエスト/レスポンス方式、fire and forget方式、または非同期のユーザー定義可能な方式を使用できます。
イテレータ・バインディング
JDeveloper/ADF: ビュー・オブジェクト・コレクション全体で反復処理するイテレータへのバインディング。ページで使用されるコレクションごとに1つのイテレータ・バインディングがあります。ページ上のすべての値バインディングはイテレータ・バインディングを参照して、実行時にデータを伴って移入されたコンポーネント値を含む必要があります。
Javaコンポーネント
Fusion Middlewareコア: 1つ以上のJava EEアプリケーションおよびリソースのセットとしてデプロイされるOracle Fusion Middlewareコンポーネント。Javaコンポーネントは、Oracle WebLogic Serverドメインにドメイン・テンプレートの一部としてデプロイされます。Javaコンポーネントの例としては、Oracle SOA Suite、Oracle WebCenter Portal、Oracle WebCenter Contentコンポーネントなどがあります。
Javaコンポーネント
Business Intelligence: 1つ以上のJava EEアプリケーション(およびリソースのセット)としてデプロイされ、ノード・マネージャによって管理されるFusion Middleware Controlコンポーネント。「ノード・マネージャ」も参照してください。
Java EE Webサービス
Web Services: WebサービスをJavaで実装するための標準のJava EEランタイム・アーキテクチャを定義するWeb Services for Java EE仕様に従って実装されるWebサービス。
JKSキーストア
Fusion Middlewareコア: JavaキーストアのデフォルトのJDK実装。Oracle Fusion MiddlewareのすべてのJavaコンポーネントおよびJava EEアプリケーションが、JKSベースのキーストアとTrustStoreを使用します。
JTAトランザクション
SOA Suite: トランザクション・アダプタ操作に関連するプロセスの各ステップは、JTAトランザクションのコンテキスト内で実行されます。JTAトランザクションでは1つ以上の操作がアトミック作業ユニットとして実行されます。
Kerberos
OWSM: 非セキュア・ネットワークを介して通信するコンピュータ(クライアントおよびサーバー)が、共有秘密鍵と信頼できる第三者を利用して、互いに自身のアイデンティティを安全な方法で証明できるようにするネットワーク認証サービス。Kerberosでは、この信頼できる第三者は、キー配布センター(KDC)です。KDCには、プリンシパルと呼ばれる、クライアントとサーバーのキー情報が格納されます。
Kerberosチケット
OWSM: 物理的にセキュアでないネットワークに対するアクセスの制御に使用されるシーケンス(数百バイトの長さ)。KerberosチケットはKerberosプロトコルに基づいています。
キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)
Business Intelligence: 特定のビジネス・ゴールと戦略目標を定義し、追跡する測定法。KPIをまとめると、モニター、改善および評価を必要とする、より大きな組織の戦略につながることが多くあります。KPIは、通常時間とともに変わる測定可能な値で、スコアとパフォーマンス・ステータスを決定するためのターゲットを持ちます。詳細な分析を可能にするディメンションが含まれ、トレンド用およびパフォーマンス・パターンの特定のために経時的な比較を行えます。「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
キーストア
Fusion Middlewareコア: 秘密鍵証明書、デジタル証明書、信頼性のあるCA証明書などのセキュリティに必要なオブジェクトと、メッセージ・セキュリティのオブジェクトのリポジトリ。たとえば、SSL通信でキーストアが使用されます。
KPI監視リスト
Business Intelligence: KPIをエンド・ユーザーに配布する方法。監視リストはKPIを集めたもので、Oracle BIプレゼンテーション・カタログに格納されているKPIを追加して作成します。KPI監視リストを作成して保存すると、カタログ・オブジェクトとして格納され、ダッシュボードやスコアカードに追加できます。「キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」、「ウォッチリスト」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
子の遅延作成
JDeveloper/ADF: ADF Faces UIコンポーネントの場合、子コンポーネントが公開されている場合にのみ、子コンポーネントが作成されます。公開されて関連付けられた子コンポーネントがレンダリングされると、それらはコンポーネント・ツリー内に作成されたままになります。特定のコンポーネントは、子の作成を遅延し、キャッシュされないように設定できますが、これは、子コンポーネントがレンダリングされて、その後非表示になった場合に破棄される(コンポーネント・ツリーに作成されたままにならない)ことを意味します。
コンテンツの遅延配信
JDeveloper/ADF: ADF Facesにおいて、UIコンポーネントにデータをフェッチする方法。当初、コンポーネントは標準のライフサイクルを進みます。ただし、最初のリクエスト時にデータがフェッチされるのではなく、個別の部分ページ・レンダリング(PPR)リクエストが実行され、データが返されます。ページのレンダリング直後であるため、レスポンスのレンダリング・フェーズのみが実行され、対応するデータのフェッチおよび表示が可能になります。
LDAP認証プロバイダ
WebLogic Server: iPlanetのActive DirectoryやNovellのOpenLDAPなど、ユーザーやグループの情報へのアクセスにLightweight Directory Access Protocol (LDAP)サーバーを使用するWebLogicセキュリティ・フレームワーク・プロバイダ。
ライブ・イベント
Coherence Suite: データ・グリッドで実行された操作にアプリケーションが対応できるようにするイベント・フレームワーク。このフレームワークは、イベントがクラスタ操作の監視可能な発生を表すイベントベースのモデルを使用します。サポートされているイベントには、パーティション・サービス、キャッシュおよびアプリケーション・イベントが含まれます。これらのイベントは、イベント・インターセプタを登録(プログラムで実行するか、またはキャッシュ構成を使用)して処理できます。
論理表示フォルダ
Business Intelligence: Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーでのオブジェクトの編成に使用されるフォルダ。メタデータ上の意味はありません。
論理結合
Business Intelligence: 論理表間の関係を表す結合。論理結合は、物理的な結合ではなく概念上の結合です。つまり、特定のキーまたは列を結合しません。1つの論理結合が可能な多くの物理結合に対応する場合があります。
論理レベル
Business Intelligence: ロールアップしたり、他のレベルからロールアップされる、Oracle BIリポジトリ内のレベル・ベースの階層のコンポーネント。親子階層では、祖先と子孫の間にメタデータの論理レベル・オブジェクトとして表されない、暗黙的なメンバー間のレベルがあります。親子階層には論理レベル・オブジェクトも含まれますが、それらのレベルはシステムで生成されたもので、全メンバーの集計を可能にするためにのみ存在します。「ディメンション」および「階層」も参照してください。
論理SQL
Business Intelligence: Oracle BIサーバーによって解釈されるSQL文。Oracle BIサーバーの論理SQLには、標準のSQLとAGO、TODATE、EVALUATEなどの特別な関数(拡張SQL)が含まれます。ユーザーがリクエストを行うと、プレゼンテーション・サービスなどのクライアントは、論理SQLをOracle BIサーバーに送信します。また、論理SQLはビジネス・モデルとマッピング・レイヤーで使用され、異機種データベース・アクセスと移植を可能にします。Oracle BIサーバーは、論理SQLを、ソース・データベースで解釈可能な物理SQLに変換します。
論理表
Business Intelligence: Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーの表オブジェクト。1つの論理表は、1つ以上の物理表にマップできます。論理表は、ファクト表またはディメンション表のいずれでもかまいません。「ディメンション表」および「ファクト表」も参照してください。
論理表ソース
Business Intelligence: 1つの論理表から1つ以上の物理表へのマッピングを定義する、Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤー内のオブジェクト。また、物理レイヤーと、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーとの間で発生する変換の指定、および集計ナビゲーションと断片化の実現にも物理から論理へのマッピングを使用できます。
管理対象Coherenceサーバー
Coherence Suite: WebLogic管理フレームワークを利用する手段。管理対象Coherenceサーバーは、管理サーバーから構成および制御できます。管理対象Coherenceサーバーを明示的にCoherenceクラスタに関連付けたり、Coherenceクラスタに関連付けられているWebLogic Serverクラスタに関連付けたりすることが可能です。管理対象Coherenceサーバーは通常、それぞれのタイプに基づいてデータを格納するデータ層、アプリケーションをホストするアプリケーション層および外部クライアントへのアクセスを許可するプロキシ層の各層に設定されます。
管理対象サーバー
WebLogic Server: ビジネス・アプリケーション、アプリケーション・コンポーネント、Webサービスおよびそれらに関連するリソースをホストするWebLogic Serverインスタンス。
Management Pack for Oracle Coherence
Coherence Suite: Oracle Coherenceに包括的なモニタリングおよび管理の機能を提供するOracle Enterprise Managerの機能。このパックでは、様々なクラスタ・アーティファクトおよびそれらの相互依存性の詳細なメトリックを提供することで、クラスタの完全な可視化を実現しています。1つのコンソールから、複数のOracle Coherenceクラスタをモニターできます。
マップ・イベント
Coherence Suite: JavaBeanイベント・モデルを使用するキャッシュ・イベント。この実装によって、実際にクラスタ内のどこで変更が行われたのかに関係なく、アプリケーションはそれらが必要としているタイミングと場所でイベントを受信できます。
マスター/ディテール関係
JDeveloper/ADF: 2つのビュー・オブジェクト・インスタンスを関連付けるビュー・リンクが作成されたときに確立されるADFアプリケーションのデータ・モデル内の階層関係。マスター/ディテール関係は、通常は基礎となるデータベース表間の外部キー関係に基づきますが、必須というわけではありません。
MBean実装ファイル
WebLogic Server: カスタム・セキュリティ・プロバイダ用のMBeanタイプを作成するためにWebLogic MBeanMakerユーティリティによって生成される複数の中間Javaファイルの1つ。このファイルを編集して、特定のメソッド実装を提供します。
MBean情報ファイル
WebLogic Server: カスタム・セキュリティ・プロバイダ用のMBeanタイプを作成するためにWebLogic MBeanMakerユーティリティによって生成される複数の中間Javaファイルの1つ。このファイルの大部分はメタデータなので、編集は不要です。
MBeanインタフェース・ファイル
WebLogic Server: カスタム・セキュリティ・プロバイダ用のMBeanタイプを作成するためにWebLogic MBeanMakerユーティリティによって生成される複数の中間Javaファイルの1つ。このファイルは実行時クラスまたはMBean実装が構成データを取得するために使用するMBeanのクライアント側APIであり、編集は不要です。
MBean JARファイル
WebLogic Server: セキュリティ・プロバイダの実行時クラスとMBeanタイプが格納されるJARファイル。MBean JARファイルは、WebLogic MBeanMakerによって作成されます。
MBeanタイプ
WebLogic Server: セキュリティ・プロバイダの構成と管理に使用するMBeanを作成するためのファクトリ。MBeanタイプは、WebLogic MBeanMakerによって作成されます。
MDS
Business Intelligence: Oracle Metadata Services。Application Development Frameworkの中核テクノロジ。MDSは、メタデータを拡張可能でカスタマイズ可能な形で定義および使用するための統一アーキテクチャを提供します。「MDS XML」も参照してください。
MDS XML
Business Intelligence: Oracle Metadata Servicesと互換性があるXML形式。MDS XMLはOracle BIリポジトリでサポートされている形式です。サードパーティのソース・コントロール管理システムとの統合が可能になり、オフラインのリポジトリ開発が可能になります。MDS XML形式は、Oracle BIサーバーXML APIで生成されるXMLとは異なる形式です。「MDS」、「Oracle BIリポジトリ」および「Oracle BIサーバーXML API」も参照してください。
メジャー列
Business Intelligence: レコードごとに変化し、合計または集計できる列。売上金額や注文数量はメジャーの代表例です。メジャーは、問合せ時にデータ・ソースから計算されます。メジャー列は、Oracle BIリポジトリ(通常はファクト表)またはプレゼンテーション・サービスで表示されます。
メニュー・モデル
JDeveloper/ADF: ADF Facesにおいて、現在フォーカス(フォーカス・ノード)があるノードのrowKeyの取得方法が認識されているツリー・データ・モデル。XMLメタデータで、ナビゲーションの階層ツリーを定義することが可能です。
MTOM (メッセージ転送最適化メカニズム)
Web Services: SOAP Message Transmission Optimization Mechanism仕様に定義されているように、SOAPメッセージ内のxs:base64Binaryまたはxs:hexBinaryタイプのXMLデータの転送を最適化するためのメソッド。
メタデータ
Business Intelligence: データについてのデータ。メタデータ・オブジェクトには、スキーマの説明(表、列、データ型、主キー、外部キーなど)と論理構造(ファクト表、ディメンション、論理表ソース・マッピングなど)が含まれます。Oracle BIリポジトリは、Oracle BIサーバーによって問合せの処理に使用されるメタデータで構成されます。
メタデータ・ディクショナリ
Business Intelligence: 列などのメタデータ・オブジェクトについて、そのプロパティや他のメタデータ・オブジェクトとの関係などが記述された静的なXMLドキュメントのセット。メタデータ・ディクショナリは、ユーザーがリポジトリ・オブジェクトのメトリックや属性の詳細を得る場合に役立ちます。
メタデータ・ラベル
Fusion Middlewareコア: MDSリポジトリ・パーティションから各オブジェクトの特定のバージョンを選択する手段。概念的に、これは一連のドキュメント・バージョン(ドキュメントごとに1バージョン)で、様々なドキュメント・バージョンの水平のストライプを表します。このストライプは、ラベルが作成された時点におけるドキュメントの最先端バージョン(最新のバージョン)で構成されます。
メタデータ・サービス(MDS)リポジトリ
Fusion Middlewareコア: 特定タイプのデプロイ済アプリケーションのメタデータが格納される特殊なタイプのリポジトリ。これには、ユーザーの組織で独自に開発されたカスタムのJava EEアプリケーションや、Oracle B2Bなどの一部のOracle Fusion Middlewareコンポーネント・アプリケーションが含まれます。MDSリポジトリはファイル・ベースまたはデータベース・ベースのいずれかです。
メソッド・イテレータ
JDeveloper/ADF: データ・コントロールのカスタム・メソッドによって戻されたコレクションで反復処理するイテレータへのバインディング。イテレータ・バインディングは、常に、メソッド・アクション・バインディング・オブジェクトに関連付けられています。メソッド・アクション・バインディングは、メソッドの起動方法およびメソッドが取得するパラメータの詳細をカプセル化します。メソッド・アクション・バインディング自体がメソッド・イテレータにバインドされ、データが提供されます。
マイクロチャート
Business Intelligence: 他の小さなグラフおよび数値とともにグリッドに表示される小さなグラフで、拡張トレリス・ビューのセル内容を構成します。Oracle BI EEでは、マイクロチャートは常にスパーク・グラフになります。拡張トレリスおよびスパーク・グラフも参照してください。
ミッション・ステートメント
Business Intelligence: ビジョンを達成するために必要な主要なビジネス・ゴールと優先度を指定したスコアカード内の文。ビジョン記述書およびOracle Scorecard and Strategy Managementも参照してください。
モニタリング・ダッシュボード
WebLogic Server: WebLogic Serverおよびホストされているアプリケーションの現在の動作状態および動作状態の履歴をグラフィカルに表示するWebLogic診断フレームワーク(WLDF)コンポーネント。
モノリシック・セッション状態モデル
Coherence Suite: Coherence*Webが使用するセッション状態モデル。このモデルには、すべてのセッション状態が単一のエンティティとして保存され、すべての属性が1つの操作としてシリアライズおよびデシリアライズされます。
マルチ・データ・ソース
WebLogic Server: データ・ソースがJNDIツリーにバインドされるのと同じように、JDNDIツリーまたはローカル・アプリケーション・コンテキストにバインドされるデータ・ソースのグループ周辺を抽象化したもの。
NamedCache
Coherence Suite: CoherenceのNamedCacheオブジェクトは、データ・キャッシュを表します。このオブジェクトは、Coherenceクラスタのメンバー間で共有されるリソースを保持するために設計されています。このようなリソースはメモリー内で管理され、通常はデータベースに恒久的に保存されるデータまたはアセンブル/クラスタ化されたデータから構成されます。つまり、こうしたリソースはキャッシュ済とみなされます。
ネイティブEclipseLink
Toplink: EclipseLink JPAおよびEclipseLink JAXBの基礎となるAPI。非推奨のネイティブTopLink APIにかわるものです。すべてのEclipseLinkおよびTopLinkディストリビューションに含まれるパッケージの名前変更ユーティリティを使用して、ネイティブTopLinkからネイティブEclipseLinkに移行できます。
ネイティブTopLink
Toplink: Java Persistence API (JPA)仕様が記述され、(TopLink Essentialsのときに) TopLinkに実装されるまで、Oracle TopLinkを構成していたAPI、ライブラリ、構成ファイルおよびツール。標準ベースの仕様が開発されるまで、ネイティブTopLinkには、オブジェクト/リレーショナル(ORM)、オブジェクト/XML (OXM)およびその他のマッピング/永続性テクノロジの独自の実装がありました。ネイティブTopLinkは使用できなくなりました。ただし、アプリケーションは、簡単にネイティブEclipseLinkにアップグレードできます。
ニア・キャッシュ
Coherence Suite: ニア・キャッシュはハイブリッドなキャッシュであり、一般に、ローカル・キャッシュが分散キャッシュまたはリモート・キャッシュのフロント・キャッシュとなります。ニア・キャッシュでは、構成済の無効化戦略を使用してフロント・キャッシュ・エントリを無効にし、優れたパフォーマンスおよび同期化を実現します。この機能は、繰り返し読取りを行うためのキャッシュ・クライアントでローカル・アクセスを可能にすることを目的としています。
ノード・マネージャ
WebLogic Server: 離れた場所から管理サーバー・インスタンスや管理対象サーバー・インスタンスを起動、停止、および再起動できるWebLogic Serverのユーティリティ。
オブジェクト・プロパティ
Business Intelligence: オブジェクト、および所有者がオブジェクトに割り当てた属性に関する情報。プロパティの例には、名前、説明、日付スタンプ、読取り専用アクセス、索引付けなしフラグなどがあります。「権限」も参照してください。
目標
Business Intelligence: 企業の戦略をまとめたスコアカード内の要求される成果または望ましい結果。「イニシアティブ」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
オンライン・モード
Business Intelligence: リポジトリを問合せ処理に使用すると同時にリポジトリ作成者が編集できるOracle BI管理ツール内のモード。オンライン・モードでは、リポジトリ内のサブジェクト・エリアに接続しているユーザーのユーザー・セッション・モニタリングも可能です。
不透明なビュー
Business Intelligence: SELECT文で構成される物理レイヤー表。Oracle BIリポジトリでは、不透明なビューは、物理データベース内のビュー表のように見えますが、ビューは実際には存在しません。
OPatch
Fusion Middlewareコア: 既存のOracle Fusion Middlewareインストールにパッチを適用するために使用されるJavaベースのユーティリティ。サポートされているすべてのオペレーティング・システムで実行でき、Oracle Universal Installerがインストールされている必要があります。
Open Database Connectivity
Business Intelligence: リレーショナル・データベースとリレーショナル以外のデータベースの両方のデータへのアクセスに使用される標準インタフェース。データベースごとに使用されるデータ格納形式やプログラミング・インタフェースが異なる場合も、データベース・アプリケーションではODBCを使用して、各タイプのデータベース管理システムに格納されているデータにアクセスできます。
操作構成ファイル(tangosol-coherence.xml)
Coherence Suite: 操作設定とランタイム設定が含まれているファイルで、クラスタ、通信、およびデータ管理の各サービスの作成と構成に使用されます。このファイルは操作デプロイメント・ディスクリプタとも呼ばれます。
OptimisticCacheサービス
Coherence Suite: ReplicatedCacheサービスのオプティミスティック並行処理バージョンで、サービス自身のすべてのデータをすべてのクラスタ・メンバーに完全にレプリケートし、一貫性を維持するためにオプティミスティック・データベース・ロックと同様の最適化を採用しています。同一時刻に様々なサーバーから複数の更新が実行されても、最終的にはすべてのサーバーが同じ現在値になります。
Oracle ADF
JDeveloper/ADF: Oracle Application Development Framework。Java EE標準やオープンソース・テクノロジに基づいて、サービス指向アプリケーションの実装を簡略化および高速化するエンドツーエンド・アプリケーション・フレームワーク。
Oracle ADFモデル・テスター
JDeveloper/ADF: JDeveloperから起動されたJavaアプリケーションのことで、ADFビジネス・コンポーネントの開発者が、データ・モデル・プロジェクトのビジネス・オブジェクトを操作できるようにします。Oracle ADFモデル・テスターはJDeveloper外部で実行し、データ・モデル・プロジェクトのテストと調査のための総合的なUIを提供します。
Oracle Application Development Framework (Oracle ADF)
JDeveloper/ADF: Java EE標準およびオープン・ソース・テクノロジを基盤とするエンドツーエンドのアプリケーション・フレームワークで、サービス指向アプリケーションの実装を簡素化および迅速化します。
Oracle BI管理ツール
Business Intelligence: Oracle BIリポジトリの作成や編集に使用されるWindowsアプリケーション。管理ツールでは、リポジトリの3つの部分(物理レイヤー、ビジネス・モデルとマッピング・レイヤー、およびプレゼンテーション・レイヤー)がグラフィック表示されます。
Oracle BIブリーフィング・ブック
Business Intelligence: ダッシュボード・ページ、個々の分析およびBI Publisherレポートの静的または更新可能なスナップショットの集まり。ブリーフィング・ブックをPDFまたはMHTML形式でダウンロードし、印刷または表示できます。エージェントを使用して、ブリーフィング・ブックの更新、スケジュールおよび配信を行うこともできます。「エージェント」も参照してください。
Oracle BI JavaHost
Business Intelligence: Javaライブラリに用意されている、グラフなどのコンポーネントをサポートするための機能をプレゼンテーション・サービスが使用できるようにするサービス。サービスは、リクエスト/レスポンス・モデルに基づいて提供されます。
Oracle BI論理SQLビュー・オブジェクト
Business Intelligence: 開発者が、Oracle BIサーバーにアクセスしてビジネス・インテリジェンス・データをフェッチし、ネイティブADFコンポーネントにバインドしてADFページに含める論理SQL文を作成できるようにします。このビュー・オブジェクトは、BI JDBC接続を使用してOracle BIサーバーに接続します。
Oracle BIプレゼンテーション・カタログ
Business Intelligence: 分析やダッシュボードなどのビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを格納し、ユーザーが、オブジェクトの作成、アクセスおよび管理を行ったり、オブジェクト・ベースの特定のタスク(エクスポート、印刷、編集など)を行うインタフェースを提供します。カタログは、共有または個人のいずれかのフォルダに編成されます。
Oracle BIプレゼンテーション・サービス
Business Intelligence: ビジネス・インテリジェンス・データのWebクライアントへのプレゼンテーション用のフレームワークとインタフェースを提供します。このプレゼンテーション・フレームワークのカスタマイズ用にファイル・システム上にプレゼンテーション・カタログ・サービスを保持します。スタンドアロン・プロセスで、ODBC over TCP/IPを使用してOracle BIサーバーと通信します。アンサー、デリバーおよびインタラクティブ・ダッシュボードと呼ばれるコンポーネントで構成されます。「Open Database Connectivity」、「Oracle BIプレゼンテーション・カタログ」、「Oracle BIプレゼンテーション・サービス・サーバー」、「Oracle BIサーバー」も参照してください。
Oracle BI Publisher
Business Intelligence: Oracle Business Intelligence内のJ2EEアプリケーションで、エンタープライズ全体の公開サービスを提供します。高度に書式設定された、ピクセル・パーフェクトなレポートを生成します。「レポート」も参照してください。
Oracle BIリポジトリ
Business Intelligence: Oracle Business Intelligenceメタデータのセットで、論理スキーマ、物理スキーマ、物理から論理へのマッピング、集計表ナビゲーションやその他の構成体を定義します。Oracle BIリポジトリの形式をバイナリ形式(RPD)にして、リポジトリ・メタデータを拡張子.rpdの単一ファイルまたはMDS XMLドキュメントのセットに格納できます。MDS XML形式のリポジトリを使用できるのはオフライン開発時のみで、この形式のリポジトリはOracle BIサーバーにロードできません。Oracle BIリポジトリは両形式とも、Oracle BI管理ツールを使用して編集できます。「メタデータ」および「Oracle BI管理ツール」も参照してください。
Oracle BIスケジューラ
Business Intelligence: 指定された時間に結果をユーザーに配信するようスケジュールするための拡張可能なスケジューリング・アプリケーション。Oracle BIデリバーの機能をサポートするエンジンです。「結果」も参照してください。
Oracle BIサーバー
Business Intelligence: ODBCを介してプレゼンテーション・サービスや他のクライアントに提供する論理データ・モデルを保持するスタンドアロン・プロセス。データ・モデルに関するメタデータは、リポジトリ・ファイルと呼ばれるローカルの専用ファイルに保持されます。Oracle BIサーバーは、ユーザー・リクエストやベースとなるデータ・ソースの問合せを処理します。
Oracle BIサーバーXML API
Business Intelligence: Oracle BIリポジトリ・メタデータの汎用的なXMLベースのプレゼンテーションを作成するユーティティを提供します。このXMLファイル版のリポジトリは、プログラムによるメタデータの変更に使用できます。Oracle BIサーバーXML APIオブジェクトは、RPDファイル内のメタデータ・リポジトリ・オブジェクトに相当します。これらのオブジェクトは、Oracle BIプレゼンテーション・カタログ内のXMLオブジェクトとは異なります。Oracle BIサーバーXML APIで生成されるXMLは、サードパーティのソース・コントロール管理システムと統合されたOracle BIリポジトリで使用されるMDS XMLとは異なります。「MDS XML」も参照してください。
Oracle BIのセッションベースのWebサービス
Business Intelligence: SOAPを実装するAPI。これらのWebサービスはプログラムでの使用を目的として設計されており、開発者は、1つのWebサービスから多様なビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを起動します。これらのWebサービスは、様々なプレゼンテーション・サービス処理に対する機能を提供します。これらのWebサービスによって、開発者は、Oracle BIプレゼンテーション・サービスから結果を抽出して外部アプリケーションに配信したり、プレゼンテーション・サービス管理機能を実行したり、Oracle Business Intelligenceアラート(インテリジェント・エージェンとも呼ばれる)を実行できます。「Oracle BI SOA用Webサービス」も参照してください。
Oracle BI Webサービス
Business Intelligence: 「Oracle BIのセッションベースのWebサービス」および「Oracle BI SOA用Webサービス」を参照してください。
Oracle BI SOA用Webサービス
Business Intelligence: BIミドルウェアJ2EEアプリケーションによってホストされる、ExecuteAgent、ExecuteAnalysisおよびExecuteConditionの3つのWebサービスを含みます。これらのWebサービスは、開発者がサード・パーティWebサービス・クライアント(Oracle SOA Suiteなど)を使用して、ビジネス・インテリジェンス・オブジェクトを検索したり、サービス指向アーキテクチャ・コンポーネントに含めたりすることを可能にするよう設計されています。「Oracle BIのセッションベースのWebサービス」も参照してください。
Oracle Business Intelligence Mobile
Business Intelligence: Oracle Business Intelligence Mobileは、Oracle BIコンテンツをスマートフォンおよびタブレットで表示および操作できるようにするアプリケーションです。Oracle BI Mobileを使用すると、分析やダッシュボードなどのすべてのBIコンテンツ、BI Publisherコンテンツ、スコアカード・コンテンツおよびOracle BI Mobileアプリケーション・デザイナで作成されたモバイル・アプリケーションにアクセスして分析できます。
Oracle Business Intelligence Mobileアプリケーション・デザイナ
Business Intelligence: 携帯電話やタブレット向けに特化したアプリケーションを設計するツール。Oracle BI Mobileアプリケーション・デザイナで作成されたアプリケーションはプラットフォームおよびデバイスに依存しません。生成されたアプリケーションは最新のHTML5標準に基づいており、ご使用のモバイル・デバイスの最新のブラウザ上で実行できます。クライアントのインストールは必要ありません。
Oracle Call Interface (OCI)
Business Intelligence: Oracle Databaseデータ・ソースへの接続にOracle BIサーバーが使用する接続インタフェース。Oracle DatabaseからのメタデータのインポートやOracle Databaseへの接続には常にOCIを使用する必要があります。
Oracle共通ディレクトリ
Fusion Middlewareコア: OracleホームにインストールされているすべてのOracle Fusion Middleware製品および機能に共通のバイナリおよびライブラリ・ファイルを含むディレクトリ。特に、Oracle共通ディレクトリには、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control、WLST、構成ウィザード、アップグレード・ツールおよびOracle JRFに必要なファイルが格納されています。各OracleホームのOracle共通ディレクトリは1つのみです。
Oracle Diagnostic Logging(ODL)
Fusion Middlewareコア: ログ・ファイルのネーミングおよびログ・ファイルのコンテンツの形式に関するOracle標準。これはODLとも呼ばれます。
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control
Fusion Middlewareコア: Webブラウザベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースで、Oracle Fusion Middleware環境のモニターおよび管理に使用できます。
Oracle Fusion Middleware Infrastructure
Fusion Middlewareコア: Oracle WebLogic ServerやOracle JRFを提供するOracle Fusion Middlewareのディストリビューション。
Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)
Fusion Middlewareコア: 特定のOracle Fusion Middlewareコンポーネントに必要なスキーマを、サポートされているデータベースにインストールするために使用するユーティリティ。
Oracleホーム
Fusion Middlewareコア: Oracle Fusion Middleware全製品用にホスト・コンピュータに作成されるOracleホーム。この読取り専用ディレクトリには、バイナリ・ファイルとライブラリ・ファイル、Oracle共通ディレクトリ、およびインストールするOracle Fusion Middlewareの各製品ごとの個別の製品ディレクトリが含まれています。
Oracle Infrastructure Webサービス
Web Services: Oracle Fusion MiddlewareでサポートされているWebサービスのカテゴリのことで、SOA、Application Development Framework (ADF)、Oracle Service BusおよびOracle Enterprise Schedulerの各サービスが含まれます。
Oracle JRF
Fusion Middlewareコア: Oracle JRF (Java Required Files)は、Oracleビジネス・アプリケーションおよびアプリケーション・フレームワークに共通の機能を提供するコンポーネントのうち、Oracle WebLogic Serverと同時にインストールされないコンポーネントで構成されています。Oracle JRFには、共通の場所にデプロイされる、個別に開発されたいくつかのライブラリおよびアプリケーションが含まれています。Oracle JRFの一部とみなされるコンポーネントには、Oracle Application Development Framework共有ライブラリやODLロギング・ハンドラがあります。
Oracle Metadata Services
Fusion Middlewareコア: アプリケーション・メタデータの定義、使用、管理およびカスタマイズを行うための一貫した手段。アプリケーション・メタデータの特徴は、アプリケーションの動作を定義できることです。
Oracle OLAP
Business Intelligence: Oracle Databaseには、完全な機能を備えた、埋込みのオンライン分析処理サーバーを提供するOLAPオプションがあります。Oracle BIでは、データ・ソースとしてOracle OLAPがサポートされます。Oracle OLAPソースからメタデータをインポートすると、管理ツールの物理レイヤーにOracle OLAPオブジェクトが表示されます。Oracle OLAPオブジェクトには、関連するキューブを格納するコンテナであるアナリティック・ワークスペースが組み込まれています。
Oracle Scorecard and Strategy Management
Business Intelligence: ビジネス戦略を表明して伝達できる業績管理ツール。企業の戦略や業績をトップ・ダウンまたはボトム・アップで推進したり評価できます。
Oracle TopLink
TopLink: Java SEおよびJava EE環境で変換、マッピング、永続性操作を提供するための開発ツールと実行時機能を含む永続性フレームワーク。TopLinkのコア・テクノロジは、Eclipse Foundationのオープンソースの永続性フレームワークであるEclipseLinkによって提供されます。TopLinkには、TopLink GridやTopLink Data Servicesなど、EclipseLinkを超える追加機能が含まれます。TopLinkは、Oracle WebLogic Server、Oracle GlassfishおよびOracle JDeveloperのOracleディストリビューションに含まれています。
Oracleウォレット
Fusion Middlewareコア: 証明書、信頼できる証明書、証明書リクエスト、秘密鍵などの資格証明を格納するコンテナ。Oracle Internet DirectoryなどのLDAPディレクトリやファイル・システムにOracleウォレットを格納できます。Oracleウォレットは、パスワードで保護することも自動ログインにもできます。Oracleウォレットはキーストアの一種です。
OTP Anywhere
Identity Management: リスク・ベースのチャレンジ・ソリューションであり、構成済のアウト・オブ・バンド・チャネルを経由してエンド・ユーザーに送信されるサーバー生成のワンタイム・パスワード(OTP)で構成されます。
アウトバウンド・トランザクション
SOA Suite: SOAシステム(つまり、アダプタ)からのアウトバウンド・トランザクション。たとえば、SOAシステムの外部でデータベースに対して作成されたトランザクションなどです。
外部エッジ
Business Intelligence: 外部エッジは、内部グラフの境界に使用されるトレリス・ビューの部品です。これには、列および行のヘッダー、セクション・ヘッダーなどが含まれます。トレリスおよび内部グラフも参照してください。
OWSMエージェント
Identity Management: OWSMコンポーネントは、ポリシーの適用と実行、および実行時統計の収集を行います。Oracle Fusion Middlewareのすべての管理対象サーバー上で使用できます。エージェントは、保護対象のアプリケーションと同じサーバー上に構成されます。ポリシー・マネージャと通信するポリシー・アクセス・ポイント(PAP)と、ポリシーを適用するポリシー・インターセプタの2つのコンポーネントで構成されます。
OWSMポリシー
OWSM: OWSMで指定されているWebサービス・ポリシー。OWSMは、顧客のデプロイメントで使用されている一般的なベスト・プラクティス・ポリシー・パターンに基づく、事前定義済のポリシー・セットを提供します。
OWSMポリシー・マネージャ
OWSM: 事前定義済ポリシーやカスタム・ポリシー、アサーション・テンプレートなどのOWSMドキュメントを、OWSMリポジトリから読み取ったり書き込んだりするOWSMコンポーネント。
OWSMリポジトリ
OWSM: OWSMリポジトリは、ポリシー、ポリシー・セット、アサーション・テンプレート、ポリシーの使用状況データなどのOWSMメタデータを格納します。OWSMリポジトリは、データベースとして(本番用)またはファイル・システム内のファイルとして(JDeveloperでの開発用)利用できます。
ページ定義ファイル
JDeveloper/ADF: 実行時にUIコンポーネントにデータを移入するバインディング・オブジェクトを定義するファイル。ADFバインディングを持つすべてのページには、対応するページ定義ファイルが必要です。このファイルには、そのページで使用するバインディング・オブジェクトの定義が含まれています。
ページ・フロー・スコープ
JDeveloper/ADF: ページ・ライフサイクルのADF定義のスコープ。このスコープのオブジェクトは、ユーザーがあるページから別のページへのナビゲートを続けるかぎり使用できます。ユーザーが新たなブラウザ・ウィンドウを開いてナビゲートを始めた場合、そのウィンドウは別のページ・フロー・スコープを持ちます。
パラレル・フロー
SOA Suite: BPELプロセス・サービス・コンポーネントで、複数のタスクの同時実行を可能にします。パラレル・フローは、時間を要する独立した複数のタスクを実行する必要がある場合に特に役立ちます。
親子階層
Business Intelligence: タイプがすべて同じメンバーの階層。親子階層のディメンション・メンバーはすべて1つのデータ・ソースに存在します。親子階層では、メンバー間の関係は、ディメンション・メンバー間の親子関係です。「ディメンション」も参照してください。
部分ページ・レンダリング(PPR)
JDeveloper/ADF: JSFページ・リクエスト・ライフサイクル(変換と検証を含む)がページ上の特定のコンポーネントについてのみ実行されます。ライフサイクルをどのコンポーネントで実行するかは、イベント・ルート・コンポーネントで決定されます。
パーティション
SOA Suite: SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイできるSOAインフラストラクチャの個別のセクション。パーティションにデプロイすると、SOAコンポジットを論理的にグループ化し、大量のコンポジット・アプリケーションに対して一括ライフサイクル管理タスクを実行できます。
パーティション・キャッシュ・イベント
Coherence Suite: キャッシュ内の一連のエントリに対して実行されている操作を表すイベントのセット。パーティション・キャッシュ・イベントには、エントリ・イベントとエントリ・プロセッサ・イベントの両方が含まれます。エントリ・イベントは、キャッシュのエントリの挿入、削除および更新に関連しています。エントリ・プロセッサ・イベントは、エントリ・プロセッサの実行に関連しています。
パーティション・サービス・イベント
Coherence Suite: パーティション・サービスによって実行されている操作を表す一連のイベント。パーティション・サービス・イベントには、パーティション転送イベントとパーティション・トランザクション・イベントの両方が含まれます。パーティション転送イベントは、クラスタ・メンバー間のパーティションの移動に関連しています。
パートナ・リンク
SOA Suite: 対話において各サービスが果たす役割を定義すること、および対話の中でメッセージを受信するために各サービスが提供するポート・タイプを指定することで、2つのサービス間での対話関係を特徴付けます。
パススルー計算
Business Intelligence: Oracle BIサーバーによって計算されるのではなく、別のデータ・ソースに渡される計算。上級ユーザーが、Oracle BIリポジトリを変更することなく、データ・ソースの機能と関数を活用できるようにします。
パッチ
Fusion Middlewareコア: 通常は、オラクル製品の特定のバージョンに関連付けられているファイルのコレクションで、製品の1つのマイナー・バージョンから同じ製品のより新しいマイナー・バージョンへの更新(たとえば、バージョン12.1.2.1.0からバージョン12.1.2.2.0)が含まれます。
ピア
JDeveloper/ADF: ADF Facesフレームワークにおいて、クライアント・コンポーネントとDocument Object Model (DOM)を仲介します。ピアでは、Javaレンダラによって生成されたDOMと対話し、状態の更新とユーザーとの対話へのレスポンスが処理されます。
ドメインごとのノード・マネージャ
WebLogic Server: 同じドメインに属するすべてのWebLogic Serverインスタンスを制御するノード・マネージャのバージョン。サーバー・インスタンスは同じマシンに存在する必要はありません。これは、ドメインに構成されているデフォルトのノード・マネージャ・タイプであることに注意してください。
ホストごとのノード・マネージャ
WebLogic Server: 特定のマシンに構成されているすべてのWebLogic Serverインスタンスを制御するノード・マネージャのバージョン。すべてのサーバー・インスタンスが、同じドメインのメンバーである必要はありません。
パフォーマンス・タイル
Business Intelligence: ビュー・タイプの1つで、視覚的に単純かつ目立つ方法で1つの集計メジャー値を表示しながら、ダッシュボード・ビューに詳細に表示される可能性があるサマリー・メトリックをただちに示します。パフォーマンス・タイル・ビューは、色、ラベルおよび限定されたスタイルを使用して、または背景色またはメジャー値の条件付き書式設定を使用して、単純な書式で視覚的に目立つようにステータスを通知します。
パーミッション
Business Intelligence: オブジェクトへのアクセスが可能なユーザーを指定し、ユーザーのオブジェクトとの対話方法を制限します。パーミッションの例には、書込み、削除、変更などのパーミッションがあります。「オブジェクト・プロパティ」も参照してください。
永続的属性
JDeveloper/ADF: ADFビジネス・コンポーネント・エンティティ・オブジェクトまたはビュー・オブジェクトの属性で、データベース表などの基礎となるデータ・ソースから導出されます。
パースペクティブ
Business Intelligence: スコアカードでイニシアティブ、目標およびKPIに関連付ける組織内のカテゴリ。パースペクティブでは、主な利害関係者(顧客、従業員、株主など)や主なコンピテンシ分野(時間、コスト、品質など)を表すことができます。「イニシアティブ」、「キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」、「目標」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
物理カタログ
Business Intelligence: Oracle BIリポジトリの物理レイヤーにある、異なるスキーマをまとめるオブジェクト。カタログには、データベース・オブジェクトのすべてのスキーマ(メタデータ)が含まれます。
物理レイヤー
Business Intelligence: バックエンド・データ・ソースからの物理データ構成体を表すオブジェクトを含むOracle BIリポジトリのレイヤー。物理レイヤーは、物理問合せの記述に使用できるオブジェクトと関係を定義します。このレイヤーによってソースの依存性がカプセル化され、移植とフェデレーションが可能になります。
POF (Portable Object Format)
Coherence Suite: 高パフォーマンスのシリアライズ向けの独自データ・フォーマット。POF形式は、標準のシリアライズ可能なJavaインタフェース形式より大幅に高速で、シリアライズされた結果セットが小さくなります。
POF構成ファイル(coherence-pof-config.xml)
Coherence Suite: オブジェクトのシリアライズにPortable Object Format (POF)を使用する際のカスタム・データ型。また、このファイルはPOF構成デプロイメント・ディスクリプタとも呼ばれます。
視点領域
Business Intelligence: 担当しているビジネス分野など、対象とする特定のデータを表示するKPIおよびスコアボード内の領域。視点領域には、イニシアティブと目標の進捗とパフォーマンスを測定するためにスコアカードで使用されるKPIのディメンションに対するコントロールが表示されます。「イニシアティブ」、「キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」および 「目標」も参照してください。
ポリシー・アサーション
OWSM: リクエスト操作とレスポンス操作のための特定のアクションを実行するポリシーの最小単位。ポリシーなどのアサーションは、信頼性のあるメッセージング、管理、WS-Addressing、セキュリティ、構成およびMTOMなどのカテゴリにグループ化されます。
ポリシー・サブジェクト
OWSM: OWSMポリシーをアタッチするターゲット・リソース。Web Services Policy 1.5 Frameworkで定義されているように、ポリシー・サブジェクトは、ポリシーを関連付けることが可能なエンティティ(エンドポイント、メッセージ、リソース、操作など)です。
ポータル・マネージャ
WebCenter Portal: 特定ポータルの管理を担当するWebCenter Portalユーザー。ポータル・マネージャは、メンバーの追加と削除、新しいメンバーの招待、自己登録の有効化、ポータル・メタデータの提供と更新、およびポータルで利用できるツールとサービスの管理を実行できます。ポータル・マネージャ・ロールは、以前のリリースではモデレータ・ロールと呼ばれていました。
PPR
JDeveloper/ADF: 部分ページ・レンダリング。JSFページ・リクエスト・ライフサイクル(変換と検証を含む)がページ上の特定のコンポーネントについてのみ実行されます。ライフサイクルをどのコンポーネントで実行するかは、イベント・ルート・コンポーネントで決定されます。
プレゼンテーション階層
Business Intelligence: プレゼンテーション・サービスやその他のクライアントでマルチディメンショナル・モデルを公開する明示的な方法を提供する、Oracle BIリポジトリのプレゼンテーション・レイヤーのオブジェクト。プレゼンテーション階層は、メンバーの選択、カスタム・メンバー・グループ、非対称型問合せなどの分析機能を公開します。ユーザーは、プレゼンテーション階層を使用して階層ベースの問合せを作成できます。プレゼンテーション・サービスで、プレゼンテーション階層は階層列として表示されます。「階層列」および「プレゼンテーション・レベル」も参照してください。
プレゼンテーション・レイヤー
Business Intelligence: カスタマイズされたセキュアなロール・ベースのビジネス・モデルのビューをユーザーに表示する手段を提供します。Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーに抽象性のレベルを加えます。プレゼンテーション・レイヤーは、プレゼンテーション・サービスやその他のクライアント・ツール、アプリケーションで分析を作成したユーザーに表示されるデータのビューを提供します。「ビジネス・モデルとマッピング・レイヤー」も参照してください。
プレゼンテーション・レベル
Business Intelligence: ロールアップしたり、他のレベルからロールアップされる、Oracle BIリポジトリ内のプレゼンテーション階層のコンポーネント。プレゼンテーション・レベルは、プレゼンテーション・サービスで階層列内のレベルとして表示されます。「階層レベル」および「プレゼンテーション階層」も参照してください。
プレゼンテーション表
Business Intelligence: ユーザー・コミュニティにとって意味のあるカテゴリへの列の編成に使用されるOracle BIリポジトリのプレゼンテーション・レイヤーのオブジェクト。プレゼンテーション表には、1つ以上の論理表から列を含めることができます。プレゼンテーション表の名前とオブジェクト・プロパティは論理表のプロパティとは無関係です。
プロデューサ
WebCenter: ポートレット・コンシューマ(ポータルなど)間の通信リンク。ポートレットをレンダリングする際、コンシューマ・アプリケーションではそのポートレットのプロデューサをコールし、次にプロデューサがそのポートレットを実行して、その結果をポートレット・コンテンツとして返します。1つのプロデューサには、1つ以上のポートレットを含むことができます。1つのポートレットは、1つのプロデューサにのみ含めることができます。WebCenter Portalでサポートされるプロデューサには2つの種類があります。Oracle PDK-Javaプロデューサ: HTTP経由のSimple Object Access Protocol (SOAP)を介して通信する、Java EEアプリケーション・サーバー(多くはリモート・サーバー)。Web Services for Remote Portlets(WSRP): ユーザーを対象とした視覚的なWebサービスを、ポータルまたは他の中間WebアプリケーションにプラグアンドプレイできるようにするWebサービス標準。標準性により、WSRPで特定の言語(JSR 286、.NET、Perlなど)をベースとする標準対応コンテナと任意のWSRPポータル間の相互運用が可能です。
製品ディレクトリ
Fusion Middlewareコア: 論理製品または機能セットに関連付けられたバイナリ・ファイルが含まれるOracleホーム内のディレクトリ。ミドルウェアのOracleホーム内の各製品ディレクトリの名前はインストーラによって事前定義され、変更できません。
プロンプト
Business Intelligence: フィルタの一種で、コンテンツ・デザイナが作成してデータ値を指定したり、エンド・ユーザーが特定のデータ値を選択して、ダッシュボードまたはダッシュボード・ページに含まれた個々の分析または複数の分析に結果セットを提供できるようにします。プロンプトによって既存のダッシュボードおよび分析のフィルタの拡張や改良が行われます。プロンプトのタイプには、列プロンプト、通貨プロンプト、イメージ・プロンプトおよび変数プロンプトがあります。「列プロンプト」、「通貨プロンプト」、「フィルタ」、「イメージ・プロンプト」および「変数プロンプト」も参照してください。
プロンプト・リンク
Business Intelligence: ダッシュボード・ページへのパスとダッシュボード・プロンプトの単純化されたプレゼンテーションを取り込みます。「ブックマーク・リンク」も参照してください。
プロキシ・サービス
Coherence Suite: クラスタの外部で実行されるクライアントからの接続(TCPを使用)を可能にするサービス。多くのアプリケーションは、すべてのクライアントがクラスタ・メンバーでもあるように構成しますが、クラスタ外部でクライアントを実行する場合も少なくありません。数百から数千のクライアント・プロセスが存在する場合、クライアントがJavaプラットフォーム上で稼働していない場合、またはきわめて高度に分離されている場合には、リモート・クライアントが特に便利です。
プッシュ・レプリケーション
Coherence Suite: 外部プロトコル(TCP/IPまたはJMS)を使用して、あるクラスタから別のクラスタへキャッシュ操作をレプリケートする機能。操作はオプティミスティックにレプリケートされ、クラスタ間で通信ができなくなった場合に、通信が再確立されるまで待機します。
問合せ
Business Intelligence: Oracle BIサーバーに発行される、ベースとなるSQL文が含まれます。Oracle Business Intelligenceの使用に問合せ言語の知識は必要ありません。
範囲ページング
JDeveloper/ADF: 結果セットが大量になる可能性がある場合に、Oracle ADFビュー・オブジェクトに設定されるアクセス・モード。範囲ページング・モードでは、現行ページの行のみがビュー・オブジェクトにフェッチおよびキャッシュされるため、Oracle ADFアプリケーションでスクロール可能アクセスを使用している場合よりも効率的に、データを介して前後のページへ移動できます。
リードスルー・キャッシング
Coherence Suite: キャッシュを更新する技術のことで、アプリケーションからキャッシュにないエントリのキャッシュを要求されると、Coherenceにより、基礎となるデータ・ソースからのエントリのロードが自動的にキャッシュ・ストアに委任されます。データ・ソースにそのエントリが存在する場合は、キャッシュ・ストアにロードされ、Coherenceに返されます。次に、Coherenceにより、今後の使用に備えてキャッシュに配置され、その後で、そのエントリをリクエストしたアプリケーション・コードに返されます。
計算クライアントとして構成されたリアルタイム・クライアント
Coherence Suite: 鍵の管理、モニタリング、サービスのクオリティ、パフォーマンスの各機能を提供するサーバークラス・クライアント。「リアルタイム・クラスタ・メンバー・クライアント」も参照してください。
Extend/TCPクライアントとして構成されたリアルタム・クライアント
Coherence Suite: 拡張プロキシと呼ばれる特別に構成されたクラスタ・メンバーを介して、TCP/IP経由でCoherenceクラスタに接続するクライアント。リアルタイムExtend/TCPクライアントは複数言語クライアントで、現在は、Java、.NET (C#)およびC++のリアルタイムExtend/TCPクライアントを使用できます。データ・クライアントとは対照的に、リアルタイムExtend/TCPクライアントは、グリッドで発生しているイベントの通知に登録することが可能で、Coherenceのニア・キャッシュや連続問合せを使用できます。
リアルタイム・クラスタ・メンバー・クライアント
Coherence Suite: Grid Editionクラスタの一部の場合もあり、パーティション・データの管理や拡張プロキシに関連付けられたものを除き、Grid Editionのすべての機能を備えています。リアルタイム・クラスタ・メンバー・クライアントは、パーティション・キャッシュ・サービス・ストレージに対応するすべての属性をfalseに設定するよう構成されていても、Extend/TCPクライアントからの接続はホストできないGrid Editionメンバーの場合もあります。リアルタイム・クラスタ・メンバー・クライアントはJavaクライアントにする必要があり、その他のリアルタイム・クライアントの拡張プロキシとして構成することはできません(複数言語データ・クライアントおよびリアルタイムExtend/TCPクライアントで使用するプロキシ・サーバーとして構成できるのは、Server Editionメンバーのみです)。リアルタイム・クラスタ・メンバー・クライアントは、Grid Editionでは無料ですが、Enterprise Editionの場合は有料です。
リフレッシュアヘッド・キャッシング
Coherence Suite: キャッシュの更新技術。Coherenceでは、キャッシュ・ローダーから最近アクセスされた任意のキャッシュ・エントリを、失効する前に自動的かつ非同期的にリロード(リフレッシュ)するようにキャッシュを構成できます。その結果、アクセス頻度の高いエントリがキャッシュに入ると、失効が原因でエントリがリロードされるときに、アプリケーションは潜在的に低速なキャッシュ・ストアに対する読取りの影響を受けません。非同期リフレッシュは、有効期限がもうすぐ切れるオブジェクトにアクセスがあった場合にのみトリガーされます。有効期限後にオブジェクトへのアクセスがあると、Coherenceにより、キャッシュ・ストアからの同期読取りが実行され、その値がリフレッシュされます。
RemoteInvocationサービス
Coherence Suite: リモートのCoherenceクラスタにあるタスクを実行するサービス。実行時に、拡張プロキシ・サービスへの接続が確立されて、InvocationServiceの実装が返され、これによって、クライアントの接続先のリモート・クラスタJVM内で同期Invocableタスクが実行されます。
レプリケート・キャッシュ
Coherence Suite: クラスタ内の各アプリケーション・サーバー・メンバーにレプリケートされるデータ。このタイプのキャッシュは、高速読取りアクセスが必要な場合にお薦めしますが、データをメンバーのそれぞれに書き込む必要があるため、書込み操作には向きません。レプリケート・キャッシュの短所は、すべてのメンバーにすべてのオブジェクトのコピーが保持されるため、大量のメモリーを必要とすることです。
ReplicatedCacheサービス
Coherence Suite: このサービスを実行するすべてのクラスタ・メンバーにすべてのデータを完全にレプリケートする、同期化されたレプリケート・キャッシュ・サービス。レプリケート・キャッシュは、一般には内部アプリケーション・メタデータの管理に使用します。
レプリケーション
Identity Management: データ同期の形式で、ディレクトリ環境の変更がサーバーの各インスタンスに反映されることを保証するために使用されます。つまり、1つのディレクトリ・サーバー・インスタンスが変更された場合は必ず同じ変更がその他の各インスタンスでも実行されます。
レポート
Business Intelligence: 問合せの実行からユーザーに返される、Oracle BI Publisherを使用して作成されるレスポンス。レポートは、書式設定、ダッシュボード・ページでの表示、Oracle BIプレゼンテーション・カタログでの保存および他のユーザーとの共有が可能です。「分析」も参照してください。
レポート構成ファイル
Coherence Suite: 特定のメトリック・セットの管理情報を表示するレポート・ファイルが作成されるレポート定義。レポート構成ファイルは、実行時に使用されるレポート・グループ構成ファイルで参照される必要があります。デフォルトのレポート構成ファイルはcoherence.jarファイルの/reportsディレクトリにあり、デフォルトのレポート・グループ構成ファイルによって参照されます。
Representational State Transfer (REST)
Fusion Middlewareコア: RESTはアーキテクチャ・スタイルであり、リソースまたは特定の情報のソース(データおよび機能)として表示される、ステートレスなサービスを作成するための設計ルールのセットを提供します。各リソースは一意のURI (Uniform Resource Identifier)で識別されます。RESTは、SOAPなどの追加メッセージング・レイヤーなしで、標準化されたインタフェース(HTTPなど)を介してデータを送信する単純なインタフェースです。
リソース・スコープ
Identity Management: OWSMのグローバル・ポリシー・アタッチメントの場合、リソース・スコープは、ポリシーを含むポリシー・セットが適用されるリソース内の場所を識別します。これは、ポリシー・セットのattachTo属性にマッピングされ、複数のポリシー・セットが存在する場合に競合の解決に使用されます。
リソース・タイプ
OWSM: OWSMのグローバル・ポリシー・アタッチメントの場合、リソース・タイプ(つまり、サブジェクト・タイプ)は、ポリシー・セットが適用されるエンドポイントのタイプを識別します。
ロール・マッピング・プロバイダ
WebLogic Server: サブジェクトがWebLogicリソースで操作を実行しようとしているときに、そのサブジェクトに格納されているプリンシパルに適用するセキュリティ・ロールを判断するWebLogicセキュリティ・フレームワーク・プロバイダ。通常、この操作ではWebLogicリソースへのアクセスを取得する必要があるので、ロール・マッピング・プロバイダは認可プロバイダと共に使用するのが一般的です。
ルート・アプリケーション・モジュール
JDeveloper/ADF: ビュー・オブジェクト・インスタンスだけでなく、1つ以上の他のアプリケーション・モジュール・インスタンスを(論理的に)含むOracle ADFアプリケーション・モジュール。最も外側のアプリケーション・モジュールが、ルート・アプリケーション・モジュールと呼ばれます。実行時、ルート・アプリケーション・モジュールが、トランザクション・オブジェクトを定義します。
行セット・イテレータ
JDeveloper/ADF: Oracle ADFアプリケーションに存在する現在のオブジェクトおよび現在の範囲情報のマネージャ。任意のビュー・オブジェクト・インスタンスのデフォルト行セットのデフォルト行セット・イテレータに直接バインドするイテレータ・バインディング。
SAMLトークン・プロファイル
Web Services: SAMLトークン・プロファイルは、Security Assertion Markup Language (SAML) Token Profile 1.1仕様に定義されており、WS-Security標準の中核を成すセットの一部です。SAMLアサーションをWebサービス・セキュリティにどのように使用するかを指定します。
SARファイル
SOA Suite: SOAアーカイブ・デプロイメント・ユニット。SARファイルは特別なJARファイルで、sca_という接頭辞が必要です。(たとえば、sca_OrderBookingComposite_rev1.0.jar。)SARファイルは、バインディング・コンポーネントやサービス・コンポーネント(BPELプロセス、ビジネス・ルール、ヒューマン・タスク、メディエータ・ルーティング・サービスなど)を、SOAコンポジット・アプリケーションにパッケージします。
Security Assertion Markup Language (SAML)
Web Services: Security Assertion Markup Language (SAML)仕様で定義されているとおり、セキュリティ・ドメイン間で認証および認可データを交換するためのXML標準。
セキュリティ・プロバイダ・データベース
WebLogic Server: 一部のセキュリティ・プロバイダでセキュリティ・サービスを提供するために使用される、ユーザー、グループ、セキュリティ・ポリシー、ロール、および資格証明が格納されたデータベース。セキュリティ・プロバイダ・データベースとしては、(WebLogic Serverセキュリティ・プロバイダで使用されるような)組込みLDAPサーバー、(サンプル・セキュリティ・プロバイダで使用されるような)プロパティ・ファイル、またはすでに使用している製品レベルの品質のデータベースを使用できます。
セキュリティ・レルム
WebLogic Server: スコープ・メカニズムとして機能するエンティティ。各セキュリティ・レルムは、構成済のセキュリティ・プロバイダ、ユーザー、グループ、ロール、セキュリティ・ポリシーで構成されます。1つのドメインに複数のセキュリティ・レルムを構成できますが、デフォルト(アクティブ)・セキュリティ・レルムになるのは1つのみです。
Security Service Provider Interfaces (SSPI)
WebLogic Server: カスタム・セキュリティ・プロバイダを開発し、WebLogic Serverセキュリティ・サービスと統合できるようにするWebLogic Serverパッケージのセット。これらのインタフェースは、WebLogicセキュリティ・プロバイダおよびカスタム・セキュリティ・プロバイダによって実装されます。WebLogicセキュリティ・フレームワークは、これらのインタフェースでメソッドを呼び出してセキュリティ操作を実行します。
シード済検索
JDeveloper/ADF: ADF Facesにおいて、基準がすでに決定されていて、ユーザーがそこから選択できる検索のことで、ユーザーが基準を追加してそれらの検索を保存することも可能です。
選択ステップ
Business Intelligence: 問合せの集計後に適用される値の選択。表示されているメンバーにのみ作用し、結果の集計値には作用しません。フィルタ同様、選択ステップは分析の結果を限定します。「分析」および「フィルタ」も参照してください。
セレクタ・ツリー
JDeveloper/ADF: スタイル・クラス、グローバル・セレクタ別名、セレクタおよび@ルールのリストを表示するADFスキン・エディタの機能で、ADF FacesやADFデータ視覚化コンポーネントの外観を変更するプロパティを構成できます。
サーバー側の@ルール
JDeveloper/ADF: ADFスキニング・フレームワークにより評価され、レンダリングするスタイル・プロパティが決定される@ルール。このカテゴリの@ルールには、@agent、@accessibility-profileおよび@localeがあります。
サービス・コンポーネント
SOA Suite: SOAコンポジット・アプリケーションのビジネス・ロジックまたは処理ルールを実装するコンポーネント。サービス・コンポーネントは、SOAコンポジット・アプリケーションの基礎単位です。サービス・コンポーネントには、BPELプロセス、ビジネス・ルール、ヒューマン・タスク、BPMNプロセス、メディエータ・ルーティング・サービスおよびspringが含まれます。
サービス・コンポーネント・アーキテクチャ(SCA)
SOA Suite: コンポジット・アプリケーションを形成するためのサービス詳細と相互運用性を提供します。SCAにより、ビジネス・ロジックを、すべてのSCA準拠アプリケーションに容易に統合できる再利用可能なサービス・コンポーネントとして表現できます。その結果、アプリケーションはSOAコンポジット・アプリケーションになります。
サービス・エンジン
SOA Suite: SOAコンポジット・アプリケーション(BPELプロセスなど)内の各サービス・コンポーネントのビジネス・ロジックを実行します。BPELプロセス、ヒューマン・ワークフロー、デシジョン・サービス、Oracle Mediator、BPMNプロセスおよびspring用のサービス・エンジンがあります。
サービス・インフラストラクチャ
SOA Suite: 内部メッセージ転送インフラストラクチャを提供して複数のコンポーネントを接続し、データ・フローを有効にします。サービス・インフラストラクチャには、サービス、サービス・コンポーネントおよび参照間のワイヤ接続に従ってメッセージをルーティングする役割があります。
サービス・リクエスト
Coherence Suite: タスクの完了に必要なラウンドトリップ。リクエストは、クライアントがタスクを開始したときに始まり、実行側のメンバー(サーバー)にリクエストを配信するための所要時間、タスクが受信されてサービス・キューに入れられてから実行が開始されるまでの間隔、タスクの実行時間、およびクライアントに結果を返信するための所要時間が含まれます。
サービス表
Fusion Middlewareコア: サービス・プロバイダがサービスに関するエンドポイント情報をパブリッシュでき、それらのサービスのクライアントがサービスの問合せとバインドを実行できるデータベース表。サービス表はデータベース・スキーマの単一の表です。パブリッシュされる各エンドポイントに対して1行あります。サービス表スキーマは、最初にOracle Fusion Applicationsのリポジトリ作成ユーティリティにより作成されます。
サービス・タスク
Coherence Suite: 1つ以上のメンバーで呼び出され実行されるオブジェクト。オブジェクトには、フィルタ、起動エージェント(エントリ・プロセッサおよびアグリゲータ)、単一パス・エージェント(Invocableオブジェクト)などがあります。
サービス対応アプリケーション・モジュール
JDeveloper/ADF: ADFアプリケーション・モジュールのことで、Oracle Fusion Webアプリケーションで外部Webサービスとして使用できるよう、サービス・インタフェース接続とともにパブリッシュされます。サービス・インタフェースは、アプリケーション・モジュールのビュー・オブジェクト・インスタンスをサービス・コンシューマが使用できるようにします。
サービス指向アーキテクチャ(SOA)
SOA Suite: ビジネス上の問題に対するソリューションを提供するために、エンタープライズ・アプリケーション統合の構築をサポートするエンタープライズ・アーキテクチャを提供します。SOAは、統合と再利用が容易で、柔軟かつ順応性のあるITインフラストラクチャを作成するモジュール型ビジネスのWebサービスとして、エンタープライズ・アプリケーションの開発を促進します。
サーブレット認証フィルタ
WebLogic Server: コンテナベースの認証にかわるJava EEフィルタ・オブジェクトの一意の実装。サーブレット認証フィルタは、ログインを実行するためのリモート・サイトへのリダイレクト、問合せ文字列からのログイン情報の抽出、およびブラウザとのログイン機能のネゴシエーションを実行して、クライアントを認証するための会話を制御します。
セッション・リーパー
Coherence Suite: Coherence*Webにおいて、セッションを終了する手段。セッション・リーパーが提供するサービスは、JVMのガベージ・コレクション(GC)機能に似ており、セッションのタイムアウト時に使用されていないと判断されたセッションを破棄する役目を担います。
共有アプリケーション・モジュール
JDeveloper/ADF: Oracle ADFアプリケーション全体の静的データを再利用する必要がある場合に、ビュー・オブジェクト・インスタンスをグループ化すること。たとえば、共有アプリケーション・モジュールでは、国リストなどの参照データにアクセスするビュー・インスタンスをグループ化できます。
SPNEGO (Simple and Protected GSS-API Negotiation)メカニズム
OWSM: クライアントとサービスの間で認証に使用するメソッドのネゴシエーションを可能にする標準。
単純トレリス
Business Intelligence: すべてが散布図の場合のように、すべて同じタイプで内部の可視化を表示するトレリス・ビュー。内部の可視化には、共通の軸が常に使用され、同期されたスケールとも呼ばれます。「同期されたスケール」、「トレリス」、「可視化」も参照してください。
スキン
WebCenter: WebCenter Portalで、ポータルのページ上で使用される様々なコンポーネントの色、フォントおよびその他の外観を定義するリソース。スキンによってユーザー・インタフェースの外観が変わりますが、アプリケーションの動作が変わることはありません。スキンを使用することで、個別のポータルに独自の個性を与えたり、または特定のブランド設定を適用したりして、組織に最適な外観を実現できるようになります。
レベル・スキップ階層
Business Intelligence: 一部のメンバーが特定の祖先レベルの値を持たない階層。たとえば、米国で、コロンビア特別区のワシントン市は州に属していません。州がなくても、国レベル(米国)からワシントン以下にユーザーが移動できることが期待されます。「階層」も参照してください。
スマート・リスト
JDeveloper/ADF: inputComboboxListOfValuesコンポーネントの値のドロップダウン・リストのサブセット。完全なリストに適用される追加のフィルタで、可能性の高い選択肢のみが表示されます。
スマート・ウォッチリスト
Business Intelligence: スマート・ウォッチリストとは、指定した基準に基づいた、特定のスコアカードに対するビューのことです。たとえば、スマート・ウォッチリストには、スコアカードのパフォーマンス上位10位までのKPI、または特定のビジネス所有者が所有するスコアカードのすべての目標、イニシアティブおよびKPIなどを表示できます。ウォッチリストおよびOracle Scorecard and Strategy Managementも参照してください。
SOAコンポジット・アプリケーション
単一のアプリケーションで設計とデプロイが行われるサービス・バインディング・コンポーネント、サービス・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントとのアセンブリ。コンポーネント同士が接続されるため、メッセージ通信が可能になります。コンポジットの詳細は、composite.xmlファイルに格納されています。
SOAインフラストラクチャ
SOA Suite: Oracle WebLogic Serverで実行されるJava EE準拠のアプリケーション。アプリケーションでは、SOAコンポジット・アプリケーションとそのライフサイクル、サービス・エンジンおよびバインディング・コンポーネントが管理されます。SOAコンポジット・アプリケーションをSOAインフラストラクチャ上の選択したパーティションにデプロイします。
SOAP Over JMSトランスポート
Web Services: 通常、Webサービスおよびクライアントは、接続プロトコルとしてSOAP over HTTP/Sを使用して通信します。SOAP over JMSトランスポートを使用すれば、WebサービスとクライアントがHTTP接続ではなくJMS宛先を使用して通信するようになるため、信頼性、スケーラビリティおよびサービス品質の面で利点があります。Webサービスの信頼性のあるメッセージングの場合と同様に、メソッド呼出しがまだキューに入っているときにサーバーが停止しても、再起動すればすぐに処理が行われます。クライアントは、Webサービスを呼び出す際にレスポンスを待機しないため、クライアントの実行は続行可能です。
SOAP with Attachments API for Java(SAAJ)
Web Services: SOAP with Attachments API for Java (SAAJ)仕様に定義されているように、SOAP 1.1仕様およびSOAP with Attachmentsノートに準拠するメッセージの生成と消費を行うために開発者が使用できる実装。
スパーク・グラフ
Business Intelligence: 他のミニグラフおよび数値と組み合せて、1つのトレンドを表す埋込みミニグラフ。スパーク・グラフはスパークとも呼ばれます。スパークには軸またはラベルは含まれず、周囲のコンテンツからコンテキストが取得されます。スパーク・グラフの各タイプには、1つのメジャーのみが存在します。このメジャーは非表示で、自分のみに対して相対的なスケールになります。スパーク・グラフには、スパーク折れ線、スパーク棒、スパーク面のいずれかのグラフ・サブタイプを指定できます。「マイクロチャート」も参照してください。
特殊色
JDeveloper/ADF: ADFスキンの色プロパティを定義するグローバル・セレクタ別名のカテゴリ。このカテゴリのグローバル・セレクタ別名は、色相値をアンカー・カラーから派生させず、他の色のアンカー・カラーでもありません。
スプリット・セッション状態モデル
Coherence Suite: Coherence*Webが使用するセッション状態モデル。このモデルは、トラディショナル・モデルを拡張したものですが、大きなセッション属性は独立した複数の物理エンティティに分離します。
SSPI MBean
WebLogic Server: WebLogicセキュリティ・プロバイダのMBeanタイプを生成するためにOracleで使用するインタフェースで、このインタフェースからカスタム・セキュリティ・プロバイダのMBeanタイプを生成します。Security Service Provider Interface (SSPI) MBeanは、構成の場合は必須で、管理の場合はオプションです。
スタンドアロン・ドメイン
Fusion Middlewareコア: Oracle HTTP Serverなどのシステム・コンポーネント用のコンテナ。ディレクトリ構造はOracle WebLogic Serverドメインに似ていますが、管理サーバーや管理対象サーバーは含まれません。スタンドアロン・ドメインには、同一タイプのシステム・コンポーネント(Oracle HTTP Serverなど)、またはタイプの混在したシステム・コンポーネントの1つ以上のインスタンスが含まれます。WebLogic管理フレームワークには、構成ウィザード、圧縮と解凍、WLSTおよびノード・マネージャなどのツールがあり、スタンドアロン・ドメインで操作できます。
スター・スキーマ
Business Intelligence: 履歴情報のディメンション分析を可能にするリレーショナル・スキーマ。スター・スキーマでは、論理ディメンション表と論理ファクト表の間に1対多関係があります。各スターは、1つのファクト表と正規化されていない表のセットで構成されます。
戦略貢献ホイール
Business Intelligence: スコアカードのコンポーネントで、これを使用すると、親目標に対する特定の目標またはKPIの貢献(または影響)を一連の同心円(ホイール図)の中で簡単に確認できます。目標とそれをサポートする子の目標、およびKPIを階層的に表示する場合に、戦略貢献ホイール図を使用します。「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
戦略マップ
Business Intelligence: スコアカードに定義された目標と目標の進捗を測定するKPIをパースペクティブによってどのように関係付けるかを示すスコアカードのコンポーネント。ここには、因果関係も示されます。「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
戦略ツリー
Business Intelligence: 目標とこれをサポートする子目標およびKPIがツリー図に階層状に表示されるスコアカードのコンポーネント。「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
構造ビュー
WebCenter Portal: WebCenter Portalのページ・エディタ・ビューで、ツリー構造内のレイアウト・コンポーネントへのアクセスを提供します。ここで、ページ・テンプレート、システム・ページおよびタスク・フローのデザインを細かく調整できます。
構造ウィンドウ
JDeveloper/ADF: 指定された構造に含まれているウィンドウのうち、アクティブなOracle JDeveloperのウィンドウで現在選択されているドキュメント内にあるデータの構造ビューの表示。これらのウィンドウには、ダイアグラム、エディタとビューア、プロパティ・ウィンドウが含まれます。
構造化属性
JDeveloper/ADF: データ制御において、Javaプリミティブ型(属性として示される)または任意のタイプのコレクションのいずれでもない戻りオブジェクト。構造化属性の例としてドメインがあります。これはアプリケーションのメンテナンスを簡素化するために開発者によって作成されたデータ型です。
構造化問合せ言語(structured query language: SQL)
Business Intelligence: データの問合せと変更のための標準的なプログラミング言語。「論理SQL」も参照してください。
サブジェクト領域
Business Intelligence: ビジネス・モデルに関するデータを編成および表示する、Oracle BIリポジトリのプレゼンテーション・レイヤー内のオブジェクト。プレゼンテーション・レイヤーの最上位レベルのオブジェクトで、プレゼンテーション・サービスでユーザーに表示されるデータのビューを表します。Oracle BIリポジトリのサブジェクト・エリアには、プレゼンテーション表、プレゼンテーション列およびプレゼンテーション階層が格納されます。プレゼンテーション・サービスでは、サブジェクト・エリアに、フォルダ、メジャー列、属性列、階層列およびレベルが含まれます。
同期されたスケール
Business Intelligence: (単純トレリスのみに該当)同期されたスケールとは、トレリス内のすべての可視化が同じスケールで表示される、つまり共通の軸を共有することです。共通の軸があれば、すべてのグラフ・マーカーを行と列で簡単に比較できます。単純トレリスおよび可視化も参照してください。
同期Webサービス
SOA Suite: 起動に対するレスポンスを即時に返します。BPELプロセス・サービス・コンポーネントは、パートナ・リンクを介して同期Webサービスに接続し、データを送信して、同一の同期起動でリプライを受信できます。
システム・コンポーネント
Fusion Middlewareコア: Javaアプリケーション・コンテナではデプロイされない管理可能なプロセス。システム・コンテナは、Oracle WebLogic Serverなどのアプリケーション・サーバーでは実行できません。Oracle HTTP Serverはシステム・コンポーネントの一例です。
システム・コンポーネント
Business Intelligence: Common Administration Model (CAM)で管理されるサーバー・プロセス(Javaアプリケーションではない)。
Tangosol Cluster Management Protocol (TCMP)
Coherence Suite: クラスタ・メンバーの検出、クラスタの管理、サービスのプロビジョニングおよびデータの伝送に使用するIPベースのプロトコル。デフォルトのTCMP構成では、UDP/IPユニキャストおよびマルチキャストが使用されます。ただし、TCMPは、UDP/IPユニキャストのみ、TCP/IP、SDP/IPおよびSSL over TCP/IPまたはSDP/IPを使用するように構成可能です。さらに、Exalogicシステムでは、IMB、LWMB、TMB、TMBS、SDMBまたはSDMBSなどの信頼できるメッセージ・バス・トランスポート・プロトコルを使用するよう、TCMPを構成できます。
ターゲット・コンポーネント
JDeveloper/ADF: ADF Facesにおいて、トリガー・コンポーネントと呼ばれる別のコンポーネントでイベントが発生すると、再レンダリングされるUIコンポーネント。
TCMP
Coherence Suite: Tangosol Cluster Management Protocol。クラスタ・メンバーの検出、クラスタの管理、サービスのプロビジョニングおよびデータの伝送に使用する、IPベースのプロトコル。デフォルトのTCMP構成では、UDP/IPユニキャストおよびマルチキャストが使用されます。ただし、TCMPは、UDP/IPユニキャストのみ、TCP/IP、SDP/IPおよびSSL over TCP/IPまたはSDP/IPを使用するように構成可能です。さらに、Exalogicシステムでは、IMB、LWMB、TMB、TMBS、SDMBまたはSDMBSなどの信頼できるメッセージ・バス・トランスポート・プロトコルを使用するよう、TCMPを構成できます。
TopLink Essentials
Toplink: オラクル社が開発し、オープン・ソース・コミュニティに寄贈したEJB 3.0 Java Persistence API (JPA)の参照実装。TopLink Essentialsでは、EJB 3.0参照実装にJPA 1.0の機能が組み込まれています。EclipseLinkが提供するTopLinkのJPA実装が後継です。
TopLink Grid
Coherence Suite: Oracle CoherenceとOracle TopLinkの統合で、ドメイン・モデルの一部またはすべてをCoherenceデータ・グリッドに格納でき、CoherenceをTopLinkの2次キャッシュとして使用することも可能です。
TopLink: EclipseLinkが提供するTopLink JPA実装と、インメモリー・データ・グリッドであるOracle Coherenceとを統合するための機能。TopLink Gridは、Oracle Coherenceを使用してJPAアプリケーションをスケーリングするための手段を提供します。アプリケーションは、Coherenceを分散共有(L2)キャッシュとして使用することから、Java Persistence問合せ言語(JPQL)の問合せをCoherenceに送ってグリッド全体でパラレル実行してデータベース負荷を削減することまで、様々な方法でスケーリングできます。
トラディショナル・セッション状態モデル
Coherence Suite: Coherence*Webが使用するモデルで、すべてのセッション状態が単一のエンティティとして保存されますが、属性は個別にシリアライズおよびデシリアライズされます。
変換
Business Intelligence: データベースから他の場所(他のデータベースの場合もある)に移動する際にデータに行われる処理。一部の変換は、通常、トランザクション・システムからデータ・ウェアハウス・システムへの移動時にデータに対して行われます。
SOA Suite: XSLTマップ・エディタを使用して、ソース・スキーマ要素をXSLマップ・ファイルのターゲット・スキーマ要素にマッピングする処理。
一時属性
JDeveloper/ADF: ADFビジネス・コンポーネント・エンティティ・オブジェクトまたはビュー・オブジェクトの属性で、データベース表などの基礎となるデータ・ソースからは導出されません。一時属性の値は、Groovy式を使用するかJavaコードを介して、その他の属性から導出されます。一時属性は、一時的な値ホルダーとして使用され、ビジネス・ロジックの実装にも使用されます。
一時プロセス
SOA Suite: プロセス実行時に中間デハイドレーション・ポイントを発生させないタイプのBPELプロセス。未処理のフォルトがある場合、またはプロセス実行時にシステム停止時間がある場合、一時プロセスのインスタンスはトレースをシステムに残しません。一時プロセスのインスタンスは、(正常終了または異常終了に関係なく)処理中に保存できません。一時プロセスは通常、短期間のリクエスト/レスポンス形式のプロセスです。Oracle JDeveloperで設計する同期プロセスは、一時プロセスの例です。
遷移コンポーネント
JDeveloper/ADF: ADF Facesで、コンポーネントのジオメトリ管理に関して、それ自体は拡大可能だが、子コンポーネントは拡大しないコンポーネント。遷移コンポーネントは、子を拡大するコンポーネントと拡大しないコンポーネントの間で常に使用する必要があります。
トレリス
Business Intelligence: 多次元データが、グリッド内の一連のセルとして表示され、各セルは特定のグラフ・タイプを使用するデータのサブセットを表しています。データは、グラフ、マイクロチャートおよび数値で表されます。トレリス・ビューには、単純トレリスと拡張トレリスの2つのサブタイプがあります。「トレリス」、「単純トレリス」、「可視化」も参照してください。
トリガー・コンポーネント
JDeveloper/ADF: ADF Facesにおいて、このUIコンポーネントでイベントが発生すると、別のコンポーネント(ターゲット・コンポーネントと呼ばれる)が再レンダリングされます。
trinidad-config.xmlファイル
JDeveloper/ADF: Fusion WebアプリケーションのADFスキンを決定する構成ファイル。アクセシビリティやローカリゼーションなど、アプリケーションのその他の機能も構成できます。
UIヒント
JDeveloper/ADF: エンティティ・オブジェクトとビュー・オブジェクトの属性のラベル・テキスト、ツールチップおよびフォーマット・マスクのヒントを定義するADFビジネス・コンポーネント・メタデータ。ビジネス・サービス・レイヤーに定義するUIヒントは、Oracle ADFクライアントのUIコンポーネントで使用できます。コントロール・ヒントと呼ばれることもあります。
非バランス型階層
Business Intelligence: リーフの深さが一様でない階層。たとえば、現在の月は日レベルでデータを持ち、前年は月レベルで、過去5年間は四半期レベルでデータを持つよう選択できます。「階層」も参照してください。
バインドなしタスクフロー
JDeveloper/ADF: アクティビティ、Oracle ADF制御フロー・ルールおよびユーザーがタスクを完了できるように作用するマネージドBeanのセット。バインドなしタスクフローには、エントリ・ポイントが1つ以上存在します。
ユニット・テスト
SOA Suite: 本番環境へのデプロイメントの前に、SOAコンポジット・アプリケーションとWebサービス・パートナ間の相互作用をシミュレートして、SOAコンポジット・アプリケーションのテストを自動化します。SOAコンポジット・アプリケーションに含まれているBPELプロセス・サービス・コンポーネントをテストするためのテスト・ケースを作成することもできます。このテストにより、本番環境へのデプロイメント準備が完了するまでに、プロセスとWebサービス・パートナの相互作用が期待どおりであるかを確認できます。
Universal Description, Discovery, and Integration (UDDI)
Web Services: Universal Description, Discovery, and Integration (UDDI)の仕様に定義されているように、Webサービスの記述、既知のレジストリへのWebサービスの登録、他の登録済Webサービスの検索を行うための標準。
アップグレード
Fusion Middlewareコア: 以前の主要バージョンから次の主要バージョンへ移行する処理。たとえば、Oracle Fusion Middleware 11gからOracle Fusion Middleware 12cへ移動するには、アップグレードが必要です。
アップグレード・アシスタント
Fusion Middlewareコア: Oracle Fusion Middleware 11gからOracle Fusion Middleware 12cのように、ある主要バージョンから別のバージョンへ、スキーマや構成情報をアップグレードするために使用するユーティリティ。
値バインディング
JDeveloper/ADF: データを表示するUIコンポーネントで使用されるバインディング。値のバインディングは、単純なテキスト・フィールドで使用する最も基本的なものから、リスト、表、ツリーでのUIコントロールのニーズをサポートするような、より高度なリスト、ツリーのバインディングまで、様々な種類があります。値バインディングのタイプには、属性、リスト、表、ツリー、グラフおよびボタンのバインディングがあります。
変数
Business Intelligence: 管理タスクを効率化したり、変化するデータ環境にあわせてメタデータの内容を動的に変更するために使用されるOracle BIリポジトリ内のオブジェクト。変数には次の種類があります。リポジトリ変数は、任意の時点で1つの値を持ちます。リポジトリ変数には、静的と動的の2種類があります。セッション変数は、各ユーザーのログイン時に作成され、値が割り当てられます。セッション変数には、システムとシステム以外の2種類があります。
変数イテレータ
JDeveloper/ADF: バインディング・コンテナのすべての変数を他のバインディングに公開するイテレータへのバインディング。コレクションごとにイテレータ・バインディングがありますが、1ページで使用されているすべての変数には、1つの変数イテレータ・バインディングしかありません。
変数プロンプト
Business Intelligence: ダッシュボードに表示する値を、ユーザーが変数プロンプトで指定された値から選択できます。変数プロンプトは列データに依存するのではなく、ユーザーが分析の列データを操作(加算や乗算など)できるようにします。「プロンプト」も参照してください。
ビュー・アクセッサ
JDeveloper/ADF: エンティティ・オブジェクト属性(またはビュー・オブジェクト)から、同じアプリケーション・ワークスペースの宛先ビュー・オブジェクトまたは共有ビュー・インスタンスをポイントするADFビジネス・コンポーネント・オブジェクト。ビュー・アクセッサにより、デフォルトですべての行を含む行セットがリンク先ビュー・オブジェクから戻されます。
ビュー基準
JDeveloper/ADF: Oracle ADFアプリケーションのビュー・オブジェクト・インスタンスの行セットをフィルタリングすることで、開発者が特定の使用方法に問合せを適合できるようにするADFビジネス・コンポーネント・オブジェクト。
ビュー・リンク
JDeveloper/ADF: 2つのビュー・オブジェクト間の関係を表すOracle ADFビジネス・コンポーネントで、通常は基礎となるデータベース表間の外部キー関係に基づきますが、そうでない場合もあります。
ビュー・リンク・アクセッサ
JDeveloper/ADF: Oracle ADFアプリケーションの詳細なコレクション行セットを返すために、実行時にマスター・コレクションが使用するアクセッサ属性を識別するOracle ADFビジネス・コンポーネント・オブジェクト。
ビュー・リンク一貫性
JDeveloper/ADF: Oracle ADFビジネス・コンポーネント・フレームワークによって提供される実行時ロジック。このロジックにより、あるビュー・オブジェクト・インスタンスに作成された新しい行が、同じエンティティ・オブジェクトに基づく、その他のビュー・インスタンスの行セットに自動的に追加されることが保証されます。この動作により、Oracle ADFクライアントでは、別のアプリケーション・ページの新しい行が、一貫して保留中のトランザクションに反映されます。
ビュー・オブジェクト
JDeveloper/ADF: SQL問合せを表し、その結果の使用を簡素化するADFビジネス・コンポーネント・オブジェクト。SQL問合せを使用し、ユーザー・インタフェースで表されるエンド・ユーザーのタスクが必要とする形に、データを結合、計画、フィルタ、ソートおよび集約します。
ビュー・スコープ
JDeveloper/ADF: ページ・ライフサイクルのADF定義のスコープ。このスコープのオブジェクトは、現在のビューのIDが変更されるまで使用できます。ビュー・スコープを使用して特定のページの値を保持します。JavaServer Facesのビュー・スコープとは異なり、ADF Facesのビュー・スコープに格納されるオブジェクトは、ページがリフレッシュされたり、同じビューIDにリダイレクトされても存続します。
仮想認証デバイス
Identity Management: パスワードまたはPINを入力するためのパーソナライズされたデバイス、あるいは認証資格証明を入力するためのデバイスで、保護されたWebアプリケーションとの対話の際にユーザーを保護します。仮想認証デバイスでは、認証資格証明の入力と送信のプロセスを強化し、ユーザーが有効なアプリケーションに対して認証していることを検証します。
仮想物理表
Business Intelligence: ストアド・プロシージャまたはSELECT文から作成される物理表。仮想表を作成することによって、Oracle BIサーバーおよびベースとなるデータベースに、高度な問合せリクエストの実行に適したメタデータが提供されます。
仮想静的グループ
Identity Management: 特別なタイプのグループで、外部のクライアントには静的グループのように見えますが、メンバーシップ情報をサーバーの別のグループ(動的グループなど)から取得します。
仮想化
Identity Management: ユーザーおよびアプリケーションが、データを移動せず、格納方法の技術的詳細を開示せずに様々なソースの大量のデータを表示、取得および操作できるようにするプロセス。
ビジョン・ステートメント
Business Intelligence: 組織が将来的にどうありたいかを表した、スコアカード内の簡潔なステートメントです。たとえば、南米ポリプロピレン市場で最も成功した企業になるなどです。「ミッション・ステートメント」および「Oracle Scorecard and Strategy Management」も参照してください。
可視化
Business Intelligence: Oracle BI EEの場合、可視化とは、トレリス・ビューのデータ・セル内に表示されるグラフの選択肢のことです。棒グラフ、散布図、スパーク・グラフなど、トレリス・ビューを作成する際には、多数の可視化の中から選択できます。「トレリス」も参照してください。
WARスコープのCoherenceクラスタ・メンバー
Coherence Suite: WebLogic Server以外のアプリケーション・サーバーのデプロイメントの場合、デプロイされた各Webアプリケーションがそれ自体のCoherenceメンバーになります。この構成でクラスタに作成されるCoherenceメンバーの数は最多(Coherenceを使用するデプロイ先WARファイルごとに1つずつ)となり、CoherenceライブラリがWebアプリケーションのクラスパスにデプロイされるため、ロードされるCoherenceクラスのコピーの数はデプロイ先WARファイルと同じ数になります。
ウォッチリスト
Business Intelligence: スコアカードの特定の観点に関係し、特定の目的のためにグループ化された、スコアカード・オブジェクト(つまり、イニシアティブ、目標およびKPI)をリストする表。たとえば、KPIウォッチリストやスマート・ウォッチリストなどの様々なタイプのウォッチリストがあります。KPIウォッチリスト、スマート・ウォッチリストおよびOracle Scorecard and Strategy Managementも参照してください。
ウォーターフォール・グラフ
Business Intelligence: 連続的および累積的に値が増加または減少する状況を可視化できるグラフ・タイプ。ウォーターフォール・グラフでは、各メジャーの全体に対する貢献度が色を使用した単純な書式で示され、ユーザーがそこに注目できるようになっています。
Webサービス
Web Services: Webサービスとは緩やかに結合された分散型の環境であり、企業が社内の異種アプリケーションを統合したり、インターネット上で顧客や取引先にビジネス機能を公開したりすることを可能にするものです。Webサービスへのアクセスは、XMLやHTTPなどの標準のWebプロトコルを使用して行われるため、Web上の多種多様で異なる種類のアプリケーション(通常、もともとXMLやHTTPを解釈可能)は、そのままWebサービスにアクセスして相互に通信できます。
Webサービス・エンドポイント
Web Services: Uniform Resource Identifier (URI)で指定されたWebサービス・アドレスで、Webサービスのインスタンスとの通信に使用されます。
Web Services Addressing (WS-Addressing)
Web Services: Web Services Addressing (WS-Addressing)の仕様で説明されているように、Webサービスおよびメッセージのアドレッシングを行うための、トランスポートに依存しないメカニズム。特に、この仕様では、Webサービスのエンドポイントを識別したり、メッセージ内のエンドポイントIDをエンド・ツー・エンドで保護したりするのに使用される多数のXML要素が定義されています。
Webサービス原子性トランザクション
Web Services: Webサービス原子性トランザクション・フレームワークは、Web Services Atomic Transaction (WS-Atomic Transaction)やWeb Services Coordination (WS-Coordination)の仕様をサポートすることで、WebSphere、Microsoft .NETなど、他の外部トランザクション処理システムとの相互運用を可能にします。これらの仕様は、一連の参加者の間で分散されたアクティビティを調整するための拡張フレームワークを定義するものです。
Web Services Definition Language (WSDL)
Web Services: Web Services Description Language (WSDL) 1.1の提出文書で説明されているように、SOAPベースのWebサービスを記述するためのモデルを提供する、XMLベースの言語。
Web Services Federation Language (WS-Federation)
Web Services: 別々のセキュリティ・レルムの連携を可能にするメカニズムのことで、あるレルムで管理されているリソースへのアクセスが、アイデンティティおよび属性が別のレルムで管理されているセキュリティ・プリンシパルに認可されます。Web Services Federation Language (WS-Federation)バージョン1.2の仕様に定義されているように、これには、レルム間のアイデンティティ、属性、認証および認可アサーションの仲介と、フェデレートされた申告のプライバシが含まれます。
Web Services Inspection Language (WS-Inspection)
Web Services: Web Services Inspection Language (WS-Inspection) 1.0の仕様で説明されているように、サイトの使用可能なサービスの検査を支援するXML形式を提供します。
Web Services Metadata Exchange (WS-MetadataExchange)
Web Services: Web Services Metadata Exchange (WS-MetadataExchange)の仕様で説明されているように、WS-Federationロードマップの一部で、Webサービス・エンドポイントに関するメタデータの取得を可能にします。
Webサービス・ポリシー
Web Services: メッセージを保護する必要性と保護する方法、メッセージを確実に送信する必要性と確実に送信する方法など、Webサービスの機能および要件を定義するXMLドキュメント。ポリシーは、Webサービスの機能または要件を表す複数のポリシー・アサーションとして表現されます。たとえば、ポリシー・アサーションは、Webサービスへのリクエストが暗号化されることを規定します。
Web Services Policy Attachment (WS-PolicyAttachment)
Web Services: Web Services Policy 1.5 - AttachmentおよびWeb Services Policy 1.2 - Attachment (WS-PolicyAttachment)の仕様に定義されているように、ポリシーを適用するサブジェクトにポリシーを関連付けるメカニズム。
Web Services Policy Framework (WS-Policy)
Web Services: Web Services Policy 1.5 - FrameworkおよびWeb Services Policy 1.2 - Framework (WS-Policy)の仕様に説明されているように、Webサービスのポリシーを記述して通信するための、汎用的なモデルおよび対応する構文。
Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging)
Web Services: ソフトウェア・コンポーネント、システム、またはネットワークに障害が発生した場合に、別々のサーバー・インスタンス上で動作する2つのエンドポイント(Webサービスおよびクライアント)が確実に通信するため実装。WS-ReliableMessagingは、Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging) 1.1と、Web Services Reliable Messaging Protocol (WS-ReliableMessaging) 1._0の仕様に定義されています。
Web Services Reliable Messaging Policy Assertion (WS-RM Policy)
Web Services: Web Services Reliable Messaging Policy Assertion (WS-RM Policy)の仕様に定義されているように、WS-PolicyおよびWS-ReliableMessagingで使用する信頼性のあるメッセージングのポリシー・アサーション。
Web Services Secure Conversation Language (WS-SecureConversation)
Web Services: WS-SecurityおよびWS-Policyモデル上に構築された標準であり、サービス間の通信を保護します。Web Services Secure Conversation Language (WS-SecureConversation)仕様では、安全な通信を可能にするための、セキュリティ・コンテキストの確立および共有メカニズムと、セキュリティ・コンテキストからのキーの導出メカニズムが定義されています。
Web Services Security (WS-Security)
Web Services: WS-Security 1.1 OASIS標準で説明されているように、メッセージの内容の整合性と機密性を確保するセキュアなWebサービスを構築する際に使用できるSOAP (SOAP11、SOAP12)の拡張機能の標準セット。
Web Services Security Policy (WS-SecurityPolicy)
Web Services: Web Services Security Policy (WS-SecurityPolicy) 1.3、1.2および1.1の仕様で定義されているように、WS-Policyフレームワークで使用するセキュリティ・ポリシー・アサーションのセット。
WebLogicコンポーネント
WebLogic Server: サーブレット、JavaServer Pages、Enterprise JavaBeansを含む、数多くのJava EEコンポーネント・テクノロジの1つ。WebLogic Serverアプリケーションを構築するには、必要に応じてこれらのサービスAPIを使用して、コンポーネントを作成し組み立てる必要があります。コンポーネントは、WebLogic ServerのWebコンテナまたはEJBコンテナ内で実行されます。Webコンポーネントは、ブラウザベースのJava EEアプリケーションに対してプレゼンテーション・ロジックを提供します。EJBコンポーネントは、ビジネスのオブジェクトやプロセスをカプセル化します。
WebLogicコンテナ
WebLogic Server: WebLogic Serverのコンポーネントのことで、Java EEの仕様で定義されているライフサイクルのサポートとサービスが組み込まれているため、作成するコンポーネントでは、基礎となるライフサイクルの詳細を処理する必要がありません。
WebLogicドメイン
Fusion Middlewareコア: 論理的に関連するOracle WebLogic Serverリソースのグループで、管理サーバーと、通常は1つ以上の管理対象サーバー、および1つの単位としてまとめて管理されている論理的に関連したリソースとサービスで構成されます。
WebLogic Java EEサービス
WebLogic Server: 標準のネットワーク・プロトコル、データベース・システム、メッセージング・システムへのアクセスなどを含む、数多くのJava EEサービスの1つ。WebLogic Serverアプリケーションを構築するには、必要に応じてこれらのサービスAPIを使用して、コンポーネントを作成し組み立てる必要があります。WebアプリケーションとEJBは、JDBC、JMS (Java Messaging Service)、およびJTA (Java Transaction API)などのJava EEアプリケーション・サービス上に構築されています。
WebLogic JDBCデータ・ソース
WebLogic Server: データベースへのアクセスおよびデータベース接続管理の手段。各データ・ソースには、データ・ソース作成時およびサーバー起動時に作成される、データベース接続のプールが含まれています。
WebLogic管理フレームワーク
Fusion Middlewareコア: 基本的な管理機能を必要とする複数のOracle Fusion Middleware製品に、種類の異なる管理機能を提供するフレームワーク。この機能には、共通のコマンド行、API、およびユーザー・インタフェースを介した開始、停止、構成設定、およびその他の、製品のライフサイクルにわたる基本的な各種操作が含まれます。WebLogic管理フレームワークは固有のWebLogic ServerおよびCoherence機能で構成されます。WebLogic管理フレームワークはJavaコンポーネントおよびシステム・コンポーネントを含めることができるWebLogic Serverドメインと、システム・コンポーネントが含まれるスタンドアロン・ドメインの両方を管理します。
WebLogicメッセージング・ブリッジ
WebLogic Server: 複数のWebLogic JMSの実装間、およびJMSと他のメッセージング製品間で相互運用できるようにするための転送メカニズム。
WebLogicリソース
WebLogic Server: イベント、サーブレット、JDBC接続プール、JMS宛先、JNDIコンテキスト、接続、ソケット、ファイル、エンタープライズ・アプリケーションやリソース(データベースなど)といった、WebLogic Serverからアクセス可能なエンティティ。
WebLogic Scripting Tool
WebLogic Server: アクティブまたは非アクティブなWebLogic Serverドメインの管理およびモニタリングに使用されるコマンド行スクリプト・インタフェース。
WebLogicセキュリティ・フレームワーク
WebLogic Server: セキュリティの施行を統合し、他のWebLogic Serverコンポーネントにセキュリティ・サービスとして提供するweblogic.security.serviceパッケージのインタフェース。
WebLogicセキュリティ・プロバイダ
WebLogic Server: アプリケーションにセキュリティ・サービス(認証、認可、監査、資格証明マッピングなど)を提供するために、WebLogic Serverセキュリティ・レルムが使用するソフトウェア・モジュール。セキュリティ・プロバイダは、実行時クラスとMBean(それぞれSSPIおよびMBeanタイプから作成される)で構成されます。セキュリティ・プロバイダは、WebLogic Serverに付属しているWebLogicセキュリティ・プロバイダか、またはカスタム・セキュリティ・プロバイダです。
WebLogicセキュリティ・サービス
WebLogic Server: WebLogic Serverのサブシステムで、WebLogicセキュリティ・フレームワーク、Security Service Provider Interfaces (SSPI)およびWebLogicセキュリティ・プロバイダという3つの主要なコンポーネントで構成されるセキュリティ・アーキテクチャを実装しています。
WebLogic Server
WebLogic Server: エンタープライズ対応のスケーラブルなJava Platform, Enterprise Edition (Java EE)アプリケーション・サーバー。WebLogic Serverインフラストラクチャは、様々な分散アプリケーションのデプロイメントをサポートしており、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいてアプリケーションを作成するための理想的な基盤です。
WebLogic Webサービス・ポリシー
Web Services: Oracle WebLogic Serverで指定されているWebサービス・ポリシー。可能な場合、WebLogic Webサービス・ポリシーよりもOWSMポリシーを使用することをお薦めします。同じWebサービスで、OWSMポリシーとWebLogic Webサービス・ポリシーを混在して使用することはできません。
ワイルドカードを使用したホスト名検証
WebLogic Server: デフォルトのWebLogic Serverホスト名検証と同様に機能するクラスですが、ワイルドカードを使用したホスト名検証では、証明書のSubject CommonName属性およびSubjectAlternativeName dnsName (SAN)証明書から取得されるホスト名にアスタリスク文字も使用できます。
ワイヤ
SOA Suite: ワイヤは、サービス・バインディング・コンポーネント、サービス・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントを完全なSOAコンポジット・アプリケーションに接続します。
WKA
Coherence Suite: Coherence Well Knownアドレス。クラスタ・メンバーがマルチキャストのかわりにユニキャストを使用してクラスタを検出し、それに参加できるようにする機能。マルチキャスト・ネットワーキングが望ましくないか使用できない環境やマルチキャストを適切にサポートするように構成されていない環境でWKAを使用することが普通です。WKAを有効にすると、すべてのクラスタでマルチキャスト通信が無効になります。
ライトビハインド・キャッシュ
Coherence Suite: キャッシュの更新技術。変更されたキャッシュ・エントリは、構成された遅延の後で、非同期的にデータ・ソースに書き込まれます。これは、キャッシュの挿入と更新にのみ適用されることに注意してください。データ・ソースからのキャッシュ・エントリの削除は、同期的に行われます。
ライトスルー・キャッシュ
Coherence Suite: キャッシュの更新技術。アプリケーションがキャッシュ内のデータの一部を更新する場合、その操作は、Coherenceがキャッシュ・ストア内をすべて確認し、基礎となるデータ・ソースにデータを正常に格納するまで完了しません。
WS-ReliableMessaging
Web Services: 「Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging)」を参照してください。
WS-RM Policy
Web Services: 「Web Services Reliable Messaging Policy Assertion (WS-RM Policy)」を参照してください
WS-SecureConversation
Web Services: 「Web Services Secure Conversation Language (WS-SecureConversation)」を参照してください。
WS-Trust
Web Services: WS-Trustの仕様に定義されているように、WS-Securityで作成された拡張機能であり、セキュリティ・トークンのリクエストおよび発行を行う際のフレームワークを提供し、信頼関係を仲介します。
XAトランザクション・サポート
SOA Suite: 同一のトランザクション内から複数のリソース(データベース、アプリケーション・サーバー、メッセージ・キュー、トランザクション・キャッシュなど)にアクセスできるようにします。