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Oracle® Fusion Middleware Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護
12c (12.2.1.1.0)
E77301-01
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4 セキュリティ・ストアについて

この章では、サポートされているセキュリティ・ストア・タイプ、アプリケーション・セキュリティのパッケージ要件、米国連邦情報処理標準(FIPS)のOPSSサポートについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

4.1 サポートされているファイル、LDAPおよびデータベースのストア

OPSSでは、次のリポジトリがサポートされています。

  • セキュリティ・ストアおよびキーストアの場合:

    • ファイルベース - XMLファイル

    • LDAPベース - Oracle Internet Directory

    • データベース・ベース

      • Oracle Database, Express Edition

      • Oracle Database, Standard Edition

      • Oracle Database, Standard Edition One

      • IBM DB2

      • Microsoft SQL Server

  • アイデンティティ・ストアの場合: Oracle WebLogic ServerでサポートされているLDAP認証プロバイダ。ファイル・アイデンティティ・ストアは、Java SEアプリケーションでのみサポートされます。

  • 監査ストアの場合:

    • ファイルベース - XMLファイル

    • データベース・ベース

      • Oracle Database, Express Edition

      • Oracle Database, Standard Edition

      • Oracle Database, Standard Edition One

      • IBM DB2

      • Microsoft SQL Server

サポートされているバージョンについては、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.htmlで「Oracle Fusion Middleware 12c Certifications」を参照してください。

Oracle Internet Directoryリリース10.1.4.3をOPSSとともに使用している場合は、Oracle Bug#8351672を修正するパッチが必要です。各種バージョンのOracle Internet Directoryに対するパッチのリストについては、LDAPセキュリティ・ストアの使用を参照してください。

4.2 パッケージ要件

アプリケーション・ポリシーはjazn-data.xmlファイルで指定し、アプリケーション資格証明はcwallet.ssoファイルで指定します。アプリケーションのエンタープライズ・アーカイブ(EAR)ファイルのMETA-INFディレクトリでこれらのファイルをパッケージ化します。通常はアプリケーションのデプロイ時に、ポリシーおよび資格証明をセキュリティ・ストアに移行します。

4.3 OPSSでのFIPSサポート

FIPS-140は、Oracle Fusion Middlewareスタック全体で有効です。FIPSの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』の「Oracle Fusion MiddlewareでのFIPS-140サポート」を参照してください。