JMSリソース・アダプタをデプロイするときは、次に示した構成情報およびその他の考慮点に注意してください。:
セキュアなメソッドを使用した資格証明を設定するメソッドを提供するために、Java Connector Architectureコンテナを使用することをお薦めします。
詳細は、JMSリソース・アダプタ接続の保護を参照してください。
接続の遅延登録をサポートします。詳細は、トランザクションにおける接続の遅延登録を参照してください。
GlassfishのXAResource
タイムアウト値は、デフォルトでは30秒で、トランザクション・タイムアウトからは独立しています。これより長いXAResource
タイムアウトが必要な場合、Glassfishのシステム・プロパティserver-config.transaction-service.property.xaresource-txn-timeout
をトランザクション・タイムアウト値と同じ値に設定する必要があります。
Oracle GlassFish 3.1.xでは、アウトバウンド・メッセージ・ドリブンBean (MDB)接続がロールバックされたトランザクションにどのようにして関連付けられたままになるかに関する既知の問題があります。
アプリケーションがXA対応MDBのonMessage
メソッド内で、javax.ejb.MessageDrivenContext.setRollbackOnly
メソッドを使用する(つまり、XAでバックアップされたアウトバウンド接続ファクトリを使用する)場合、javax.transaction.xa.XAException: The resource already has an active association with a transaction
というメッセージを受信する場合があります。ロールバックおよびそれに関連付けられている接続が別のトランザクションで再使用されるために接続プールから取得された後、この例外がスローされます。有償版のOracle GlassFishを使用している場合は、OracleのGlassfishのサポート担当者にお問い合せください。オープン・ソース・バージョンを所有している場合は、http://java.net/jira/browse/GLASSFISH-19094
でパッチを入手できます。
Glassfish 3.1クラスタ環境にJMSリソース・アダプタをデプロイしている場合、ClassNotFoundException
例外を受け取ることがあります。この場合、wljmsra.rar
ファイルにパッケージされているwlthint3client.jar
ファイルを<
Glassfish_install_dir>/lib
ディレクトリにコピーします。詳細は、http://java.net/jira/browse/GLASSFISH-19111
を参照してください。
WARファイルのデプロイとアンデプロイを複数回行うと、次の例外を受け取る場合があります。
Failed to generate class for weblogic.messaging.dispatcher.FastDispatcherImpl_12120_WLStub
この例外を回避するには、GlassFish Serverを再起動します。
3.1.2および3.1.2.2リリースにおける新規製品機能のサマリーおよび既知の問題と制限の説明と回避策は、Oracle GlassFish Serverリリース・ノートのOracle GlassFish Server 3.1.2および3.1.2.2のリリース・ノートを参照してください。