Oracle Big Data Cloud Machineコマンドライン・ユーティリティbda-oss-adminを使用して、クラスタのユーザーとリソースを管理します。
bda-oss-adminコマンドを発行するには、ノードにopcユーザーとして接続し、sudoコマンドを使用してrootユーザーに切り替える必要があります。 「Secure Shell(SSH)を使用したクラスタ・ノードへの接続」を参照してください。
構文
bda-oss-admin [options] subcommand [arguments]...
オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
--version |
bda-oss-adminのバージョンを表示 |
--cm-admin user_name |
Cloudera Manager管理者ユーザー名 |
--cm-passwd password |
Cloudera Manager管理者パスワード。 このコマンドは、パスワードが入力されていない場合は入力を要求します。 |
--b64-cm-passwd password |
Cloudera ManagerのパスワードはBase64でエンコードされています。 アップロードする前にデコードされます。 |
--cm-url url |
Cloudera ManagerのURL。例えば、https://servername.bigdata.oraclecloud.com:7183 |
|
|
パスワードはBase64でエンコードされています。 アップロードする前にデコードされます。 |
|
|
このコマンドのヘルプを表示します。 |
コマンド行で上記のオプションのいずれかを指定する場合、オプションはbda-oss-adminコマンドの直後およびそのサブコマンドの前に置く必要があります。 たとえば、このコマンドは有効です:
# bda-oss-admin --cm-passwd Welcome_123 list_swift_creds
ただし、--cm-passwdオプションはlist_swift_credsサブコマンドの後に置かれるため、次のコマンドは有効ではありません:
# bda-oss-admin list_swift_creds --cm-passwd Welcome_123
環境変数
コマンドラインでオプションとしてCloudera Managerの資格証明を設定する代わりに、環境変数として設定することができます。
| この環境変数... | このオプションに相当します... |
|---|---|
CM_ADMIN |
--cm-admin |
CM_PASSWORD |
--cm-passwd |
CM_URL |
--cm-url |
サブコマンド
| コマンド | タスク |
|---|---|
| add_bdcs_cp_extensions_mr | Oracle Big Data Cloud Machine classpath拡張機能をMapReduce構成に追加します。 |
| print_yarn_mapred_cp | YARN MapReduceのデフォルト・クラス・パスを表示します。 |
| remove_bdcs_cp_extensions_mr | MapReduce構成からOracle Big Data Cloud Machine classpath拡張を削除してください。 |
| restart_cluster | クラスタを再起動します(無効なサービスのみ)。 |