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bkup_apiユーティリティでのオンデマンド・バックアップの作成

bkup_apiユーティリティを使用して、単一インスタンス・データベースをホストするデータベース・デプロイメントのオンデマンド・バックアップを作成できます。

  1. opcユーザーとして、計算ノードに接続します。

    詳細な手順は、「Secure Shell (SSH)経由での計算ノードへの接続」を参照してください。

  2. rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
    
  3. バックアップが現在の保持ポリシーに従うようにすることも、削除するまで持続する長期バックアップを作成することもできます。

    • 現在の保持ポリシーに従うバックアップを作成するには、次のbkup_apiコマンドを入力します。

      # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_start
      
      
    • 長期バックアップを作成するには、次のbkup_apiコマンドを入力します。

      # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_start --keep
      
  4. rootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit
    

デフォルトでは、バックアップにはタイムスタンプ・ベースのタグが付けられます。 カスタム・バックアップのタグを指定するには、bkup_apiコマンドに--tagオプションを追加します。たとえば、長期バックアップを作成してmonthlyタグを付けるには、次のコマンドを入力します。

# /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_start --keep --tag=monthly

bkup_api bkup_startコマンドを入力すると、bkup_apiユーティリティによってバックアップ・プロセスがバックグラウンドで開始されます。 バックアップ・プロセスの進捗を確認するには、次のbkup_apiコマンドを入力します。

# /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_status