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dbaascli dv off

dbaascliユーティリティのdv offサブコマンドは、データベース・デプロイメントでOracle Database Vaultを無効化するために使用します。

注意: このコマンドはデータベースを停止して再起動します。 このため、このコマンドを使用する前に、すべてのデータベース接続を閉じてください。

dbaascli dv off [cdb|pdb]

このユーティリティはユーザーに次の情報の入力を求めます。

  • Database Vaultオーナーのユーザー名

  • Database Vaultオーナーのパスワード

オプションを何も指定しない場合、このユーティリティはOracle Database 12cデータベース・デプロイメントのルート・コンテナ(CDB)およびすべての既存のプラガブル・データベース(PDB)でDatabase Vaultを無効にします。 このユーティリティは、CDBおよびすべてのPDBでDatabase Vault資格証明が同じであることを想定しています。

Oracle Database Vaultをインストールすると、Oracle Databaseが提供するいくつかのユーザーおよび役割からいくつかの権限が取り消されます。 Oracle Database Vaultを無効化してもこれらの権限は取り消されたままであることに注意してください。 詳細は、リリース12.212.1または11.2Oracle Database Vault管理者ガイド既存のユーザーおよびロールから取り消される権限を参照してください。

このサブコマンドのオプションは、次のとおりです。

オプション 説明

cdb

cdbオプションは、Oracle Database 12cデータベース・デプロイメントにおいて、ルート・コンテナ(CDB)でのみDatabase Vaultを無効化するために使用します。

pdb

pdbオプションは、Oracle Database 12cデータベース・デプロイメントにおいて、特定のPDBでDatabase Vaultを無効化するために使用します。 このオプションを使用すると、ユーティリティによりそのPDB名のユーザーを入力するよう求められます。