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Secure Shell (SSH)経由での計算ノードへの接続

Oracle Database Exadata Cloud Machineに関連付けられたコンピュート・ノードのツール、ユーティリティ、およびその他のリソースにローカル・アクセスするには、セキュア・シェル(SSH)クライアント・ソフトウェアを使用してセキュアな接続を確立し、ユーザーoracleまたはユーザーopcとしてログインします。

無料で入手できるSSHクライアントがいくつかあります。 次以降の項で、UNIX、UNIX系およびWindowsプラットフォーム上のSSHクライアントを使用して、Exadata Cloud Machineに関連付けられた計算ノードに接続する方法を説明します。

UNIXおよびUNIX類似のプラットフォーム上での、sshユーティリティを使用した計算ノードへの接続

UNIXおよびUNIX類似プラットフォーム(Solaris、Linuxなど)には、SSHクライアントであるsshユーティリティが含まれています。

始める前に

sshユーティリティを使用して計算ノードに接続する前に、次のものが必要です。

  • 計算ノードのIPアドレス

    Oracle Database Exadata Cloud Machineのデータベース・デプロイメントに関連付けられたコンピュート・ノードのIPアドレスは、Oracle Database Cloud Service概要ページにリストされています。 「データベース・デプロイメントの詳細情報の表示」を参照してください。

  • デプロイメントに関連付けられた公開鍵と適合するSSH秘密鍵ファイル

手順

UNIXおよびUNIX類似のプラットフォーム上で、sshユーティリティを使用して計算ノードに接続する手順:
  1. コマンド・シェルで、秘密鍵ファイルのファイル・アクセス権限を、自分だけがアクセスできるように構成します。
    $ chmod 600 private-key-file
    

    private-key-fileは、デプロイメントに関連付けられた公開鍵と適合するSSH秘密鍵ファイルへのパスです。

  2. sshユーティリティを実行します。
    $ ssh -i private-key-file user-name@node-ip-address
    

    説明:

    • private-key-fileは、SSH秘密鍵ファイルへのパスです。

    • user-nameは、次のユーザーとして接続するオペレーティング・システム・ユーザーです。

      • 大部分の操作は、ユーザーoracleとして接続して実行します。このユーザーは計算ノードへのrootアクセス権を持っていません。

      • バックアップやパッチ適用など、計算ノードへのrootアクセス権を必要とする操作を実行するには、opcユーザーとして接続します。このユーザーは、sudoコマンドを使用して計算ノードへのrootアクセス権を取得できます。

    • node-ip-addressは、x.x.x.x形式の計算ノードのIPアドレスです。

  3. 初めて計算ノードに接続すると、sshユーティリティにより公開鍵の確認を求められます。 求められたら、yesと入力します。

Windows上でPuTTYプログラムを使用した計算ノードへの接続

PuTTYはWindows用のSSHクライアント・プログラムで、無料で入手できます。

始める前に

PuTTYプログラムを使用して計算ノードに接続する前に、次のものが必要です。

  • 計算ノードのIPアドレス

    Oracle Database Exadata Cloud Machineのデータベース・デプロイメントに関連付けられたコンピュート・ノードのIPアドレスは、Oracle Database Cloud Service概要ページにリストされています。 「データベース・デプロイメントの詳細情報の表示」を参照してください。

  • デプロイメントに関連付けられた公開鍵と適合するSSH秘密鍵ファイル この秘密鍵ファイルは、PuTTY .ppk形式である必要があります。 秘密鍵ファイルが当初Linuxプラットフォーム上で作成された場合、PuTTYgenプログラムを使用して.ppk形式に変換できます。

手順

Windows上でPuTTYプログラムを使用して計算ノードに接続する手順:
  1. PuTTYをダウンロードおよびインストールします。

    PuTTYをダウンロードするには、http://www.putty.org/に移動し、「You can download PuTTY here」リンクをクリックします。

  2. PuTTYプログラムを実行します。

    「PuTTY Configuration」ウィンドウに「Session」パネルが表示されます。

  3. 「Host Name (or IP address)」ボックスに、計算ノードのIPアドレスを入力します。
  4. 「Connection type」オプションがSSHに設定されていることを確認します。
  5. 「Category」ツリーで、必要に応じて「Connection」を展開し、「Data」をクリックします。

    「Data」パネルが表示されます。

  6. 「Auto-login username」ボックスに、接続に使用するユーザーを入力します。
    • 大部分の操作は、ユーザーoracleとして接続して実行します。このユーザーは計算ノードへのrootアクセス権を持っていません。

    • バックアップやパッチ適用など、計算ノードへのrootアクセス権を必要とする操作を実行するには、opcユーザーとして接続します。このユーザーは、sudoコマンドを使用して計算ノードへのrootアクセス権を取得できます。

  7. 「When username is not specified」オプションが「Prompt」に設定されていることを確認します。
  8. 「Category」ツリーで、「SSH」を展開し、「Auth」をクリックします。

    「Auth」パネルが表示されます。

  9. 「Private key file for authentication」ボックスの隣にある「Browse」ボタンをクリックします。 続いて、「Select private key file」ウィンドウで、デプロイメントに関連付けられた公開鍵に適合する秘密鍵ファイルに移動し、開きます。
  10. 「Category」ツリーで、「Session」をクリックします。

    「Session」パネルが表示されます。

  11. 「Saved Sessions」ボックスに、この接続構成の名前を入力します。 「Save」をクリックします。
  12. 「Open」をクリックすると、接続が開かれます。

    「PuTTY Configuration」ウィンドウが閉じられ、「PuTTY」ウィンドウが表示されます。

  13. 初めてVMに接続する場合、「PuTTY Security Alert」ウィンドウが表示され、公開鍵の確認を求めてきます。 「Yes」をクリックすると、接続が続行されます。