この項では、Oracle Siebelアダプタの様々な機能について説明します。
Oracle Siebelアダプタのこれらの機能は、追加のソフトウェア要件なしにただちに使用できます。
包括的なSiebel接続
Oracle Siebelアダプタによって、Siebelへの双方向接続が実現します。 Oracle SiebelアダプタはJAVA Data Beanを使用して、公開済のWebサービス・リストを取得します。 ただし、ランタイム・アダプタはSiebel Webサービスを直接起動します。
簡易で使いやすいデザインタイム・グラフィカル・インタフェース
Oracle Siebelアダプタのデザインタイム・ツールによって、様々な公開済Webサービスを動的に参照できます。 デザインタイム・ツールを使用することで、何回かクリックするだけでAdapter Services as a Web Service(Webサービス型アダプタ・サービス)を公開し、迅速に導入することができます。 このイントロスペクションは動的であるため、すべてのカスタム書込みまたは拡張Siebelインタフェースおよびオブジェクトを使用できます。
標準のサポート
Oracle Siebelアダプタはオープン・スタンダードに基づいており、基礎となるSiebel機能をJCAおよびWebサービスとして公開します。 これらの標準インタフェースを使用して、Oracle Fusion Middleware製品コンポーネントをシームレスかつ迅速にSiebelシステムと統合できます。
Oracle Application Serverを使用した完全な管理
Oracle SiebelアダプタはOracle Application Server上にデプロイされ、これを利用して拡張性や高可用性を実現しています。 Oracle Application Serverによって、アダプタのライフサイクルを監視および管理できます。