Oracle Integration Cloud Serviceからエージェント・インストーラをダウンロードし、インストーラを実行してローカル環境内でオンプレミス・エージェントをインストールする必要があります。 インストール時に、Oracle Integration Cloud Serviceで生成したエージェント・グループ識別子にエージェントを関連付けます。 オンプレミス・エージェントのインストールが完了した後、パッチを適用する必要があります。
システム要件
本番環境でエージェント・インストーラを実行する前に、オンプレミス・ホストで次の前提条件を満たす必要があります。
必ずエージェント・グループを作成しておきます。 オンプレミス・エージェントのインストール時に、エージェント・グループ識別子を指定する必要があります。 詳細は、「エージェント・グループの作成」を参照してください。
JREバージョン1.7以上をインストールします。
JAVA_HOME
プロパティをJDKインストールの場所に設定します。 次に例を示します。
JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.7.0_79
オンプレミス・エージェントをLinux OELバージョン5または6のみにインストールします。
最小8GB(エージェントJVM専用のヒープ・サイズとして4GB)のメモリーを用意します。 オンプレミス・エージェント以外のプロセスをホストに含める場合は、8GBを超える物理メモリーを用意することをお薦めします。
ワーカー・スレッドの数を環境に適した値に設定します。 デフォルトで、オンプレミス・エージェントは3
に設定されています。 これは一部の負荷の低い環境とほとんどのデモ環境では十分である可能性があります。 ただし、負荷の高い環境では、エージェント・インスタンスに追加のチューニングが必要になる可能性があります。 CpiAgent.properties
ファイル内のagentWorkerThreads
を推奨値の40
に設定することで、オンプレミス・エージェントのインストールのホストで同時実行性を上げます。 この変更は、エージェントの再起動を必要とします。
agentWorkerThreads=40
このファイルの編集の詳細は、「プロパティ値の更新」を参照してください。
既存のOracle WebLogic Serverインストールが含まれる環境にはオンプレミス・エージェントをインストールしません。
インストール
オンプレミス・エージェント・インストーラをダウンロードおよび実行するには、次のようにします。
注意:
インストールの完了後にcloud-connectivity-agent-installer.bsx
エージェント・インストーラ・ファイルのコピーを保持することをお薦めします。Oracle Integration Cloud Serviceにログインします。
Integration Cloud Serviceのツールバーで「Designer」をクリックします。
「Designer Portal」で、「Agents」をクリックします。
Agent Groupsページが表示されます。 このページには、現在のエージェント・グループおよびエージェント・グループに関連付けられたオンプレミス・エージェントが表示されます。
「図GUID-CA56DDEA-B243-4A84-A0D1-89ACEB01483D-default.pngの説明」
「Download Agent Installer」をクリックします。
「Connectivity Agent」を選択します。
この選択により、Oracle Integration Cloud Serviceをオンプレミス環境に統合できるようになります。
オンプレミス・ホスト上のディレクトリの場所にファイルを保存するよう求められたら、「Save File」を選択します。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
cloud-connectivity-agent-installer.bsx
エージェント・インストーラ・ファイルを探します。
chmod +x cloud-connectivity-agent-installer.bsx
次のプロパティを指定してファイルを実行します。 オンプレミス・エージェントは、/tmp
が含まれるディレクトリ・パスにインストールしないでください。 プロパティ値を指定する場合はダッシュ(-
)の使用に注意してください。 このコマンドの出力が画面に表示されます。 トラブルシューティングを目的として、出力を出力ファイルにリダイレクトすることもできます。
./cloud-connectivity-agent-installer.bsx —h=https://ICS_host.us.oracle.com:port —u=weblogic —p=my_password —ad=agent_group_identifier
パラメータ | ステータス | 説明 | 補注 |
---|---|---|---|
-h |
必須 | Oracle Integration Cloud Serviceのホスト名およびポートを指定します。 例として、Oracle Integration Cloud Service PODからインストールする場合、指定するホストおよびポートは通常、Oracle Integration Cloud ServiceのURL (https://icsapps.integ.dc4.c1234.oraclecorp.com:443 など)です。 |
次の問題に注意してください。
|
-u |
必須 | Oracle Integration Cloud Serviceのユーザー名を指定します。 | |
-p |
必須 | Oracle Integration Cloud Serviceのパスワードを指定します。 | 注意:
|
-ad |
必須 | エージェント・グループの作成の「New Agent Group - Information」ダイアログでエージェント・グループを作成したときに「Identifier」フィールドで生成したエージェント・グループ識別子を指定します。 オンプレミス・エージェントをインストールする前にエージェント・グループを作成する必要があります。 | |
-ph |
オプション | アウトバウンド・プロキシのホスト名を指定します。 | オンプレミス・ホストにプロキシ・サーバーが含まれる場合、このプロパティを指定する必要があります。 エージェントは、DMZ内の任意のプロキシと連携できます。 |
-pp |
オプション | アウトバウンド・プロキシのホスト名ポートを指定します。 | オンプレミス・ホストにプロキシ・サーバーが含まれる場合、このプロパティを指定する必要があります。 |
すべてのオンプレミス・アダプタが登録されます。
Oracle WebLogic ServerとJavaデータベースがインストールされます。
Oracle WebLogic ServerとJRFドメインが作成されます。
オンプレミス・エージェントがデプロイされます。
インストールが完了すると、Oracle Integration Cloud Serviceと対話するためのエージェント・インスタンスが作成されます。 「Agent Groups」ページに移動し、エージェント数が1増えていることを確認することにより、エージェント・インスタンスが作成されたことを検証できます。 数字をクリックすると、エージェントに関する詳細が表示されます。 詳細は、「エージェント・グループの表示および編集」を参照してください。
問題のトラブルシューティング
エージェントがインストールされているホスト上でDerbyデータベース(DB)がすでに使用されている場合、次のエラーが表示されます。
2016-01-27 20:48:51,714 FINE [47] com.oracle.cie.domain.jdbc.DatasourceXBeanAspectHelper - prop str: user=dummy;portNumber=1527;databaseName=dummy;create=true;serverName=localhost url: jdbc:derby://localhost:1527/dummy;ServerName=localhost;databaseName=dummy 2016-01-27 20:48:51,714 FINE [47] com.oracle.cie.domain.jdbc.DatasourceXBeanAspectHelper - Selected DB ID/CAT: DerbyDerby's Driver (Type 4) Versions:Any 2016-01-27 20:48:51,714 FINE [47] com.oracle.cie.domain.jdbc.DatasourceXBeanAspectHelper - Selected DB vendor: Derby 2016-01-27 20:48:51,714 FINE [47] com.oracle.cie.domain.jdbc.DatasourceXBeanAspectHelper - adding normal datasource: opss-data-source 2016-01-27 20:48:51,714 FINE [47] com.oracle.cie.domain.jdbc.DatasourceXBeanAspectHelper - datasource: opss-data-source component name: OPSS Schema . . . . . .
Derbyデータベースが実行されているかどうか確認します。
ps -ef | grep "derby"
いずれかのプロセスが表示される場合、次のコマンドを実行してこれらを終了します。
ps -ef | grep "derby" | awk '{print $2}' | xargs kill -9
オンプレミス・エージェントのインストールが完了すると、次のメッセージが表示されます。
Agent installation completed Successfully. Agent Instance creation successful
このメッセージの表示後に次のエラー・メッセージが表示されることがありますが、無視しても問題ありません。 オンプレミス・エージェントのインストールは成功しました。 この問題はKSSストアの作成中に発生します。 KSSストアの作成が必要な場合は、後から手動でこのタスクを実行できます。
javax.naming.AuthenticationException: User: [...], failed to be authenticated. [Root exception is java.lang.SecurityException: User: ..., failed to be authenticated.] Problem invoking WLST - Traceback (innermost last): File "/private/downloads/ICS_1.6.15_Agent/selfextract.TKERY8/agentInstaller/./scrip ts/import_cert_kss.py", line 45, in ? File "<iostream>" line 19, in connect File "<iostream>" line 552, in raiseWLSTException WLSTException WLSTException: Error occurred while performing connect : User: ..., failed to be authenticated. : User: ..., failed to be authenticated. Use dumpStack() to view the full stacktrace :